JPH10199634A - Zifコネクタ - Google Patents

Zifコネクタ

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JPH10199634A
JPH10199634A JP9004516A JP451697A JPH10199634A JP H10199634 A JPH10199634 A JP H10199634A JP 9004516 A JP9004516 A JP 9004516A JP 451697 A JP451697 A JP 451697A JP H10199634 A JPH10199634 A JP H10199634A
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Takuya Takahashi
拓也 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性が良く,軸受部が高温、熱衝撃に対し
て変形しないこと。 【解決手段】 ベース50に設けられているアクチュエ
ータ70と、第1のリンク90と、第2のリンク100
と、スライダ80と、相手側コネクタ10と嵌離自在に
嵌合するハウジング60とを有し、前記第1及び第2の
リンク90、100は、ハウジング60とアクチュエー
タ70に連結され、前記ベース50の収容部54には前
記スライダ80の縦溝部81に組み込まれている縦壁部
51に前記第2のリンク100に設けた円柱状突起10
2が回動可能に嵌め込まれる軸受部51aが形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ZIF(Zero
Insertion Force;ゼロ インサーシ
ョン フォース)コネクタに属し、特に、コネクタの嵌
合、離脱操作をトグル機構を応用して行うZIFコネク
タに属する。
【0002】
【従来の技術】従来のトグル機構を応用したZIFコネ
クタは、図9乃至図12に示すように、略棒杆状のベー
ス150及び相手側コネクタと嵌脱自在に嵌合するハウ
ジング160と、ベース150の長手方向に沿ってベー
ス150に複数適宜な間隔でそれぞれ配列されたコンタ
クト130,140と、長手方向に沿ってベース150
に移動自在に設けられているアクチュエータ170と、
第1のリンク200と、第2のリンク190と、スライ
ダ180とを有している。
【0003】このZIFコネクタは、図13(a)〜図
13(d)に例示したように、プリント基板等の基板2
20にそのコンタクト130,140を半田付けする等
して取り付けられる。
【0004】また、図14、図15、及び図16(a)
〜図16(d)に、ZIFコネクタに接続される相手側
コネクタを示した。この相手側コネクタは、インシュレ
ータ210と、このインシュレータ210に長手方向に
沿って複数適宜な間隔で配列されたコンタクト220と
から構成される。この相手側コネクタは、図16(a)
〜図16(d)に示したように、プリント基板等の基板
215にそのコンタクト220を半田付けする等して取
り付けられる。
【0005】次に、図17乃至図20も参照しつつZI
Fコネクタを更に詳しく説明する。第1及び第2のリン
ク200,190は、それぞれハウジング160とアク
チュエータ170とに回動可能に連結されている。即
ち、第1のリンク200には、その一端に丸穴204
が、またその他端に円柱状突起201,202が形成さ
れている。そして、第1のリンク200の一端は、その
丸穴204をハウジング160に形成された円柱状突起
161に嵌合することで、ハウジング160に回動自在
に連結される。
【0006】また、第2のリンク190は、その一端に
フランジ部195と丸穴194が、またその他端には円
柱状突起191,192、並びにフランジ部195と反
対側に位置するフランジ部193が形成されている。第
2のリンク190の一端は、その丸穴194を第1のリ
ンク200の他端の円柱状突起201に嵌合することで
第1のリンク200の他端に回動自在に連結されてい
る。また第2のリンク190の他端は、円柱状突起19
1,192によってアクチュエータ170に回動自在に
連結されている。
【0007】第1のリンク200とハウジング160と
の連結点、つまり円柱状突起161の中心点と、第2の
リンク190とアクチュエータ170との間の連結点、
つまり円柱状突起191の中心点とを結ぶ線は、ベース
150の長手方向と実質的に平行である。
【0008】スライダ180は、ベース150の長手方
向に移動自在に設けられており、つまりコネクタの接続
と離脱を行うための駆動方向に移動可能である。そし
て、このスライダ180の移動によって、第1及び第2
のリンク200,190間の連結部分が相手側コネクタ
の嵌合方向に沿って移動し、ベース150(ハウジング
160)に対してアクチュエータ170が移動してコネ
クタ同士が接続される。
【0009】また、接続状態において、逆方向にスライ
ダ180を移動させることで、コネクタ同士の接続が解
かれ、離脱が行われる。
【0010】また、スライダ180は、ZIFコネクタ
の厚さ方向の両側に偏心溝であるカム溝181を有して
いる。このカム溝181は、スライダ180が長手方向
に移動する際に、第1のリンク200と第2のリンク1
90との間の連結部分、つまり円柱状突起201,20
2と係合して、この円柱状突起201,202を第1の
リンク200とハウジング160との間の連結点である
円柱状突起161の中心点を中心として回動させるよう
に形成されている。
【0011】より具体的には、スライダ180内には、
図9において下側から組合わされたリンク200,19
0が挿入されて、第1のリンク200の円柱状突起20
1,202がカム溝181内に嵌入する。そして、カム
溝181は、図10及び図11に示すように、第1のリ
ンク200の円柱状突起201,202を、スライダ1
80のスライド移動、つまり図19において左右方向の
スライド移動によって上下に移動させる。
【0012】また、カム溝181には、長手方向両側
に、円柱状突起201,202を上下に移動させないス
トレート部が構成されている。従って、この間に円柱状
突起201,202が位置している時には、円柱状突起
201,202の移動がなく、その位置に保持される。
これにより、アクチュエータ170の位置を嵌脱位置
(図17に示す状態で、相手側コネクタを嵌脱できる位
置)、或いは接続位置(図19に示す状態で、相手側コ
ネクタと接続している位置)に係止できるように成って
いる。
【0013】更に、第1のリンク200の第2のリンク
190側の他端部には、他の部分よりも薄肉な略円板状
のフランジ部205が形成されている。また、第2のリ
ンク190の第1のリンク200側の一端部にも他の部
分よりも薄肉な略円板状のフランジ部195が形成され
ている。
【0014】ここで、図20において、各寸法a〜d
は、a<b、c<dの関係になっている。そして、第1
のリンク200のフランジ先端面205aと第2のリン
ク190の円弧面196aとは、ベース150の長手方
向で互いに関節のように摺接する。同様に、第1のリン
ク200の円弧面206aと第2のリンク190のフラ
ンジ先端面195aとは、ベース150の長手方向で互
いに関節のように摺接する。これにより、アクチュエー
タ170の駆動時において、これらフランジ先端面19
5a,205aと、円弧面196a,206aとは、第
1のリンク200と第2のリンク190との間の連結部
である円柱状突起201,202をスライダ180によ
って回動させる際に生じるアクチュエータ170の駆動
力を受ける。
【0015】つまり、この場合、アクチュエータ170
の駆動力の全ては、第1のリンク200の他端部に設け
られたフランジ部205と、第2のリンク190の一端
部に設けられたフランジ部195とで受けられる。これ
により、第1のリンク200と第2のリンク190とを
回動自在に連結する円柱状突起201と丸穴194に
は、アクチュエータ170の駆動力が加わることがな
い。
【0016】この結果、この駆動力が円柱状突起20
1、及び丸穴194に加わることがなく、このため、円
柱状突起201を細くすることができる。尚、第1のリ
ンク200とハウジング160、及び第2のリンク19
0とアクチュエータ170とも同様な構造により接続す
る構成としてある。
【0017】また、アクチュエータ170には、第2の
リンク190の円柱状突起191,192との連結部1
71が形成されている。このアクチュエータ170は、
後述するように、これを長手方向に移動する際に、コン
タクト130,140と直接または間接的に係合してコ
ンタクト130,140の少なくとも一部を長手方向に
沿って弾性変形させる。
【0018】以上のように構成される実施例のZIFコ
ネクタでは、図18のように相手側コネクタを嵌合・接
続させた状態において、ハウジング160に対して、ア
クチュエータ170を移動させる。これにより、アクチ
ュエータ170がコンタクト130,140の一部を押
し、このためコンタクト130、140の一部が弾性変
形して相手側コネクタのコンタクト220と圧接して、
コンタクト同士が接続される。
【0019】ここで、円柱状突起201,202の上下
方向の移動量と、アクチュエータ170の移動量との関
係は、図21に示したように、ある領域を越えた場合に
は円柱状突起201,202の移動にかかわらずアクチ
ュエータ170の移動量はわずかである。このため、本
実施例のZIFコネクタでは、コネクタの操作回数が多
い時でも、カム溝181と円柱状突起201,202と
の摺動によるこの摺動部分の摩耗はあるものの、この摩
耗の影響は図21において円柱状突起201,202の
上下方向の移動量が多少少なくなるだけであり、アクチ
ュエータ170の移動量にはほとんど影響しない。
【0020】また、コンタクト130、140は、アク
チュエータ170の移動量にしたがってアクチュエータ
170を押す力が増す構造である。ここで、アクチュエ
ータ170の移動量に対する円柱状突起201,202
を押す力(荷重)の変化は図22のように後半部分で低
下する特性である。このため、アクチュエータ170の
移動のためのスライダ180の操作力を小さくすること
ができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したように、ハウジング160に円柱状突起(軸
部)161を持ち、第1のリンク200と嵌め合わされ
て回転し、第1のリンク200の他端が第2のリンク1
90に嵌め合わされ、第2のリンク190の他端がアク
チュエータ170に設けられている連結部171に嵌め
合わされるので、ハウジング160の円柱状突起161
に多大な力が加わり、高温、熱衝撃時に軸受部が変形な
どを起こしやすいという問題がある。
【0022】また、組み立て時においては、ハウジング
160、アクチュエータ170、第1のリンク200、
第2のリンク190、及びスライダ180を組み合わせ
てベース150に組み合わせる構造であることから、第
1及び第2のリンク200、190のみでそれぞれが組
み合わされているために、ベース150にセットすると
きに不安定であって組み立て性に問題がある。
【0023】したがって、第1及び第2のリンク20
0、190によって保持する保持構造は、ハウジング1
60の円柱状突起161の強度や組み立て性に問題があ
った。
【0024】それ故に、本発明の課題は、リンクの回転
軸に位置決め保持を可能とした組み立て性に優れた構造
であるZIFコネクタを提供することにある。
【0025】また、本発明の他の課題は、軸受部が受け
る力に対して十分な強度、肉厚寸法をもつ構造とするこ
とができ、高温、熱衝撃に対して変形などのでにくい軸
受部を得ることができるZIFコネクタを提供すること
にある。
【0026】
【課題を解決するための手段】発明によれば、ベース
と、該ベースの長手方向に沿って複数配列された導電性
のコンタクトと、前記ベースに前記長手方向に沿って移
動自在に設けられ、前記コンタクトの少なくとも一部を
前記長手方向に沿って弾性変形させるアクチュエータ
と、該アクチュエータに連結したスライダと、相手側コ
ネクタと嵌脱自在に嵌合するハウジングと、一端側を前
記アクチュエータに回動自在に連結された第1のリンク
と、一端側が前記第1のリンクの他端側に回動自在に連
結され、他端側を前記スライダに連結された第2のリン
クとを備えているZIFコネクタにおいて、前記ベース
の一端側に形成した収容部と、該収容部内で前記ベース
の前記長手方向に沿って移動自在に前記スライダが設け
られ、該スライダは縦溝部と、該縦溝部を構成する一対
の側壁部にそれぞれ形成したカム溝とを有し、該カム溝
は前記スライダが前記長手方向に沿って移動する際に、
前記第1のリンクと前記第2のリンクとの間の連結部分
を前記第1のリンクと前記スライダとの間の連結点を中
心にして回動させるように形成されており、前記収容部
には前記縦溝部に組み込まれている縦壁部が形成されて
おり、該縦壁部には前記第2のリンクの他端に設けられ
ている軸部が回動可能に嵌め込まれる軸受部が形成され
ていることを特徴とするZIFコネクタが得られる。
【0027】また、本発明によれば、前記ハウジングは
その一端側に箱部を有し、該箱部の一端側の内側には保
持壁部が形成されており、該保持壁部は前記スライダが
前記収容部に収容されている状態で前記スライダの前記
縦溝部に入り込みかつ前記軸受部上から前記第2のリン
クの前記軸部を位置決め保持するよう保持突起が形成さ
れていることを特徴とするZIFコネクタが得られる。
【0028】また、本発明によれば、前記軸受部はU字
状に切り欠けられている形状であることを特徴とするZ
IFコネクタが得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明のZIFコネクタの
一実施の形態例を説明する。図1乃至図3に本発明の一
実施の形態例におけるZIFコネクタを示した。本実施
の形態例のZIFコネクタは、略棒杆状のベース50、
及び相手側コネクタ10と嵌脱自在に嵌合するハウジン
グ60と、ベース50の長手方向に沿ってベース50に
複数適宜な間隔でそれぞれ配列された複数のコンタクト
30,40と、長手方向に沿ってベース50に移動自在
に設けられているアクチュエータ70と、第1のリンク
90と、第2のリンク100と、スライダ80とを有し
ている。
【0030】ベース50、ハウジング60、アクチュエ
ータ70、第1及び第2のリンク90,100、並びに
スライダ80は、例えば絶縁性の合成樹脂材によってで
作られる。また、コンタクト30,40は、例えば導電
性の金属片により作られる。このZIFコネクタは、図
13に例示したプリント基板等の基板220と同様な基
板にコンタクト30,40を半田付けする等して取り付
けられる。
【0031】また、本実施の形態例のZIFコネクタに
接続される相手側コネクタ10は、相手インシュレータ
10aと、この相手インシュレータ10aに長手方向に
沿って複数適宜な間隔で配列された複数の相手コンタク
ト20とから構成される。相手インシュレータ10a
は、例えば絶縁性の合成樹脂材によって作られる。ま
た、相手コンタクト20は、例えば導電性の金属片によ
り作られる。この相手側コネクタ10は、図16に例示
した基板215と同様に、基板にコンタクト20を半田
付けする等して取り付けられる。
【0032】次に、図4乃至図8をも参照しつつ、本実
施の形態例のZIFコネクタを更に詳しく説明する。第
1及び第2のリンク90,100は、それぞれハウジン
グ60とアクチュエータ70とに回動可能に連結されて
いる。即ち、第1のリンク90には、その一端のフラン
ジ部90aに円柱状突起91が、またその他端のフラン
ジ部90bに一対の円柱状突起92,93が設けられて
いる。そして、第1のリンク90の一端の円柱状突起9
1は、アクチュエータ70の一端側の板部に形成されて
いる長孔71に嵌め込まれて回動自在に連結される。
【0033】また、第2のリンク100はその一端のフ
ランジ部100aに丸穴101が、またその他端のフラ
ンジ部100bには円柱状突起(軸部)102が形成さ
れている。第2のリンク100の一端は、その丸穴10
1を第1のリンク90の他端の円柱状突起92,93の
うちの一方の円柱状突起92に嵌合することで第1のリ
ンク90の他端に回動自在に連結されている。また第2
のリンク100の他端は、スライダ80に形成されてい
る縦溝部81の奥部へ入り込んでいる。
【0034】スライダ80は、ハウジング60の一側に
形成されている箱部61に組み込まれ、箱部61の上板
に形成されている窓部61a上の突き出しているノブ部
82を有している。また、スライダ80はベース50の
長手方向に移動自在に設けられている。つまりコネクタ
の接続と離脱を行うための駆動方向にノブ部82を操作
することによって移動可能である。そして、スライダ8
0の移動によって、第1及び第2のリンク90,100
間の連結部分が相手側コネクタ10の嵌合方向に沿って
移動し、ベース50に対してアクチュエータ70が移動
してコネクタ及び相手側コネクタ10が接続される。ま
た、接続状態において、逆方向にスライダ80を移動さ
せることで、ZIFコネクタ及び相手側コネクタ10の
接続が解かれ離脱が行われる。
【0035】また、スライダ80は、縦溝部81を構成
している一対の側壁部にZIFコネクタの厚さ方向の両
側に形成した偏心溝であるカム溝83を有している。こ
のカム溝83は、スライダ80が長手方向に移動する際
に、第1のリンク90と第2のリンク100との間の連
結部分、つまり円柱状突起92、93と係合して、この
円柱状突起92、93を第1のリンク90とアクチュエ
ータ70との間の連結点である円柱状突起91の中心点
を中心として回動させるように形成されている。
【0036】より具体的には、スライダ80の縦溝部8
1には、図3及び図6において下側から組合わされた第
1及び第2のリンク90,100が挿入されて、第1の
リンク90の円柱状突起92,93がカム溝83内に嵌
入する。
【0037】そして、カム溝83は、第1のリンク90
の円柱状突起92,93を、スライダ80のスライド移
動、つまり図2及び図3において左右方向のスライド移
動によって上下に移動させる。また、カム溝83には、
長手方向の両側に円柱状突起92,93を上下に移動さ
せないストレート部81a,81bが構成されている。
【0038】従って、この間に円柱状突起92,93が
位置している時には、円柱状突起92,93の移動がな
く、その位置に保持される。これにより、アクチュエー
タ70の位置を嵌脱位置(図3に示す状態で相手側コネ
クタ10を嵌脱できる位置)、或いは接続位置に係止で
きるように成っている。
【0039】ベース50は、図3、図7及び図8に示す
ように、その一端側にスライダ80を上方から収容する
ための収容部54を有している。収容部54にはスライ
ダ80が収容部54の底面に設置されたときに、スライ
ダ80の縦溝部81に入り込むように底面上にのびてい
る縦壁部51が設けられている。縦壁部51にはスライ
ダ80が収容部54に収容された状態で、第2のリンク
100の一端側の円柱状突起102が係合する軸受部5
1aが形成されている。縦壁部51には軸受部51aが
略U字形状に切り欠けられて形成されている。
【0040】スライダ80に組み付けられた第1及び第
2のリンク90,100は、収容部54に収容するとき
に、縦壁部51の軸受部51aに第2のリンク100の
円柱状突起102を嵌め込む。アクチュエータ70の長
孔71に第1のリンク90の一端側の円柱状突起91が
嵌め込まれている。
【0041】なお、ハウジング60には箱部61aの一
端側の内側に保持壁部62が形成されている。保持壁部
62はスライダ80が収容部54に収容されている状態
でスライダ80の縦溝部81にノブ部82の後方から入
り込んでいる。保持壁部62にはその先端部分に軸受部
51a上から第2のリンク100の円柱状突起102を
挟み込むように保持突起62aが形成されている。この
保持突起62aは第2のリンク100の円柱状突起10
2を軸受部51aに位置決めするとともに保持する役目
を果たしている。また、ベース50に軸受部51aを設
けることで、軸受部51aが第2のリンク100の円柱
状突起102によって受ける力に対して十分な強度、及
び肉厚寸法をもつ構造となる。
【0042】更に、第1のリンク90のフランジ部90
a,90bは第1のリンク90の板厚寸法よりも薄い寸
法に作られているとともに両先端面が円弧形状に作られ
ている。また、第2のリンク100のフランジ部100
a,100bも同様に第2のリンク100の板厚寸法よ
りも薄い寸法に作られているとともに両先端面が円弧形
状に作られている。
【0043】ここで、第2のリンク90の一端側のフラ
ンジ部100aの先端面と第2のリンク100の円弧面
94とは、ベース50の長手方向で互いに関節のように
摺接する。同様に、第1のリンク90の一端側の円弧面
95とアクチュエータ70の板部に形成されている円弧
面71aとは、ベース50の長手方向で互いに関節のよ
うに摺接する。これにより、アクチュエータ70の駆動
時において、第1のリンク90と第2のリンク100と
の間の連結部分である円柱状突起92、93をスライダ
80によって回動させる際に生じるアクチュエータ70
の駆動力を受ける。
【0044】この場合、アクチュエータ70の駆動力の
全ては、第1のリンク90の他端部に設けられたフラン
ジ部90bと、このフランジ部90bの板薄部90c、
並びに第2のリンク100の一端部に設けられたフラン
ジ部100aで受けられる。これにより、第1のリンク
90と第2のリンク100とを回動自在に連結する円柱
状突起92と丸穴101には、アクチュエータ70の駆
動力が加わることがない。
【0045】この結果、この駆動力が円柱状突起92、
及び丸穴101に加わることがなく、このため、円柱状
突起92、93を細くすることができる。
【0046】また、アクチュエータ70は、長手方向に
移動する際に、相手コンタクト20と直接または間接的
に係合してコンタクト30,40の少なくとも一部を長
手方向に沿って弾性変形させる役目を果たす。
【0047】以上のように構成されるZIFコネクタで
は、図3のように相手側コネクタ10を嵌合・接続させ
た状態において、ハウジング60に対して、アクチュエ
ータ70を移動させる。これにより、アクチュエータ7
0がコンタクト30,40の一部を押し、このためコン
タクト30、40の一部が弾性変形して相手側コネクタ
とのコンタクト20と圧接して、コンタクト同士が接続
される。
【0048】ここで、円柱状突起92,93の上下方向
の移動量と、アクチュエータ70の移動量との関係は、
ある領域を越えた場合には円柱状突起92,93の移動
にかかわらずアクチュエータ70の移動量はわずかであ
る。このため、本実施の形態例のZIFコネクタでは、
コネクタの操作回数が多い時でも、カム溝81と円柱状
突起92,93との摺動によるこの摺動部分の摩耗はあ
るものの、この摩耗の影響は円柱状突起92,93の上
下方向の移動量が多少、少なくなるだけであることから
アクチュエータ70の移動量にはほとんど影響しない。
【0049】また、本実施の形態例のコンタクトは、ア
クチュエータ70の移動量にしたがってアクチュエータ
70を押す力が増す構造である。ここで、アクチュエー
タ70の移動量に対する円柱状突起92,93を押す力
(荷重)の変化は後半部分で低下する特性である。この
ため、アクチュエータ70の移動のためのスライダ80
の操作力を小さくすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上、実施の形態例で説明したように、
本発明のZIFコネクタによれば、ベースにスライダが
収容された状態で、ベースの縦壁部に、第2のリンクの
円柱状突起が係合する軸受部を形成していることから、
軸受部が第2のリンクの円柱状突起によって受ける力に
対して十分な強度、及び肉厚寸法をもつようにできる。
【0051】また、ハウジングに保持壁部を形成し、保
持壁部の先端部分に軸受部上から第2のリンクの円柱状
突起を挟み込むようにしていることから、保持突起が第
2のリンクの円柱状突起を軸受部に位置決めするととも
に保持することができる。
【0052】したがって、上述した構成によって、軸受
部が高温、熱衝撃に対して変形することなく、さらにハ
ウジング、ベース、スラーダ、第1及び第2のリンク及
びアクチュエータの組み立てにおける組立て性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のZIFコネクタの一実施の形態例を示
す分解斜視図である。
【図2】本発明のZIFコネクタの一実施の形態例を示
す斜視図である。
【図3】本発明のZIFコネクタの一実施の形態例を要
部を断面した状態で示した縦断面図である。
【図4】図3に示した第1及び第2のリンクの斜視図で
ある。
【図5】図3に示した第1及び第2のリンク、スライダ
の斜視図である。
【図6】図3に示した第1及び第2のリンク、スライ
ダ、アクチュエータを示した斜視図である。
【図7】図3に示したZIFコネクタにおいてベースを
断面した状態で示した分解斜視図である。
【図8】図7に示したZIFコネクタを組立てた状態を
断面で示した斜視図である。
【図9】従来のZIFコネクタの分解斜視図である。
【図10】図9の一部を拡大して示した分解斜視図であ
る。
【図11】図9に示すZIFコネクタにおける解放状態
の斜視図である。
【図12】図9に示すZIFコネクタにおける接続状態
の斜視図である。
【図13】図9に示すZIFコネクタ及びそれに適合さ
れる基板を示し、(a)はZIFコネクタの平面図、
(b)は同じく正面図、(c)は同じく側面図、(d)
は基板の説明図である。
【図14】図9に示すZIFコネクタの相手側コネクタ
の斜視図である。
【図15】図14に示す相手側コネクタの分解斜視図で
ある。
【図16】図14に示す相手側コネクタ及びそれに適合
する基板を示し、(a)は相手側コネクタの平面図、
(b)は同じく正面図、(c)は同じく側面図、(d)
は基板の説明図である。
【図17】図9に示すコネクタと図14に示す相手側コ
ネクタとの接続前の状態を示した部分の縦断面図であ
る。
【図18】図9に示すコネクタと図14に示す相手側コ
ネクタとの接続状態を示した部分横断面図である。
【図19】図9に示すコネクタと図14に示す相手側コ
ネクタとの接続状態を示した部分の縦断面図である。
【図20】図9に示すコネクタと図14に示す相手側コ
ネクタとの接続状態を示した部分水平断面図である。
【図21】図9に示すZIFコネクタにおける円筒状突
起の上下方向の移動量とアクチュエータの移動量の関係
を示したグラフである。
【図22】図1に示すZIFコネクタにおけるアクチュ
エータの移動量とアクチュエータの移動量および円筒状
突起を押す力との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
30,40,130,140,220 コンタクト 50,150 ベース 51 縦壁部 51a 軸受部 54 収容部 60,160 ハウジング 62 保持壁部 62a 保持突起 70,170 アクチュエータ 80,180 スライダ 83,181 カム溝 90,200 第1のリンク 90a,90b,100a,100b,193,195
フランジ部 92,93,102,161,201,202 円柱
状突起 100,190 第2のリンク 101,194,204 丸穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、該ベースの長手方向に沿って
    複数配列された導電性のコンタクトと、前記ベースに前
    記長手方向に沿って移動自在に設けられ、前記コンタク
    トの少なくとも一部を前記長手方向に沿って弾性変形さ
    せるアクチュエータと、該アクチュエータに連結したス
    ライダと、相手側コネクタと嵌脱自在に嵌合するハウジ
    ングと、一端側を前記アクチュエータに回動自在に連結
    された第1のリンクと、一端側が前記第1のリンクの他
    端側に回動自在に連結され、他端側を前記スライダに連
    結された第2のリンクとを備えているZIFコネクタに
    おいて、 前記ベースの一端側に形成した収容部と、該収容部内で
    前記ベースの前記長手方向に沿って移動自在に前記スラ
    イダが設けられ、該スライダは縦溝部と、該縦溝部を構
    成する一対の側壁部にそれぞれ形成したカム溝とを有
    し、該カム溝は前記スライダが前記長手方向に沿って移
    動する際に、前記第1のリンクと前記第2のリンクとの
    間の連結部分を前記第1のリンクと前記スライダとの間
    の連結点を中心にして回動させるように形成されてお
    り、前記収容部には前記縦溝部に組み込まれている縦壁
    部が形成されており、該縦壁部には前記第2のリンクの
    他端に設けられている軸部が回動可能に嵌め込まれる軸
    受部が形成されていることを特徴とするZIFコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のZIFコネクタにおい
    て、前記ハウジングはその一端側に箱部を有し、該箱部
    の一端側の内側には保持壁部が形成されており、該保持
    壁部は前記スライダが前記収容部に収容されている状態
    で前記スライダの前記縦溝部に入り込みかつ前記軸受部
    上から前記第2のリンクの前記軸部を位置決め保持する
    よう保持突起が形成されていることを特徴とするZIF
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のZIFコネクタにおい
    て、前記軸受部はU字状に切り欠けられている形状であ
    ることを特徴とするZIFコネクタ。
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