JPH10199661A - ヒーター装置及びその製造方法 - Google Patents
ヒーター装置及びその製造方法Info
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- JPH10199661A JPH10199661A JP1482297A JP1482297A JPH10199661A JP H10199661 A JPH10199661 A JP H10199661A JP 1482297 A JP1482297 A JP 1482297A JP 1482297 A JP1482297 A JP 1482297A JP H10199661 A JPH10199661 A JP H10199661A
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Landscapes
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セラミック基板にヒーターと熱電対を埋め込
むものにおいて、生産性、温度測定精度を向上させ経時
劣化のないヒーター装置を提供する。 【解決手段】 セラミックスの基板(1)にヒーター
(2)と熱電対(3)を印刷して埋設させる。熱電対
(3)の負の脚をPt、正の脚をPtとRhとの混合体
又は合金のペーストをグリーンシートに印刷し、次い
で、焼成する。
むものにおいて、生産性、温度測定精度を向上させ経時
劣化のないヒーター装置を提供する。 【解決手段】 セラミックスの基板(1)にヒーター
(2)と熱電対(3)を印刷して埋設させる。熱電対
(3)の負の脚をPt、正の脚をPtとRhとの混合体
又は合金のペーストをグリーンシートに印刷し、次い
で、焼成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測温機能付きヒータ
ー装置とその製造法に関し、特に詳述すれば、自動車の
排ガス中に直接曝される車載用酸素センサやNOx セン
サのためのヒーター装置とその製造法に関する。
ー装置とその製造法に関し、特に詳述すれば、自動車の
排ガス中に直接曝される車載用酸素センサやNOx セン
サのためのヒーター装置とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】測温機能を付与したヒーター装置の考え
方は既に、特開昭54−137141号公報に示される
如く一般化されている。しかしながら、ヒーターを基板
と同時焼成し気密性を高めた構造を実現できる埋設型の
温度センサには制限があった。従来の技術ではこれを達
成できる温度センサとして、セラミックサーミスター、
Pt系の熱電対素線、Ptなどの測温抵抗体(ヒーター
自体の抵抗を用いることも含む)の埋め込み方式しか報
告されていない。まさに前出の特開昭54−13714
1号公報はこの測温抵抗体の埋め込み方式である。
方は既に、特開昭54−137141号公報に示される
如く一般化されている。しかしながら、ヒーターを基板
と同時焼成し気密性を高めた構造を実現できる埋設型の
温度センサには制限があった。従来の技術ではこれを達
成できる温度センサとして、セラミックサーミスター、
Pt系の熱電対素線、Ptなどの測温抵抗体(ヒーター
自体の抵抗を用いることも含む)の埋め込み方式しか報
告されていない。まさに前出の特開昭54−13714
1号公報はこの測温抵抗体の埋め込み方式である。
【0003】しかしながら、これらの温度センサでは次
のような問題がある。即ちセラミックサーミスターでは
その温度特性が対数リニアでしかなく温度精度が非常に
悪いという本質的な問題を持っている。 Pt線等の熱電
対を埋め込む方式では非常にハンドリングが難しく生産
性が悪い。更にマイクロ化を行う上では限界がある。測
温抵抗体を埋め込む方式においては、温度測定点が測温
体全域に渡ってしまう(測定域ではない導体部も温度と
して含まれる)ので実際の温度精度が悪い。またセラミ
ックサーミスターも同様であるが、測温抵抗体の抵抗自
体が経時劣化して変化してしまう本質的な問題を持って
いる。
のような問題がある。即ちセラミックサーミスターでは
その温度特性が対数リニアでしかなく温度精度が非常に
悪いという本質的な問題を持っている。 Pt線等の熱電
対を埋め込む方式では非常にハンドリングが難しく生産
性が悪い。更にマイクロ化を行う上では限界がある。測
温抵抗体を埋め込む方式においては、温度測定点が測温
体全域に渡ってしまう(測定域ではない導体部も温度と
して含まれる)ので実際の温度精度が悪い。またセラミ
ックサーミスターも同様であるが、測温抵抗体の抵抗自
体が経時劣化して変化してしまう本質的な問題を持って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、特に車
載用ガスセンサなどに用いるヒーター等の使用環境が過
酷であることから、本発明は、測定精度及び信頼性を必
要とされる用途においても、ヒーターを基板と一体で焼
成でき、長期に渡って安定である生産性の高いヒーター
装置及びその製造方法を提供することを解決すべき課題
とする。
載用ガスセンサなどに用いるヒーター等の使用環境が過
酷であることから、本発明は、測定精度及び信頼性を必
要とされる用途においても、ヒーターを基板と一体で焼
成でき、長期に渡って安定である生産性の高いヒーター
装置及びその製造方法を提供することを解決すべき課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題に鑑
み、我々は以下のような手段で課題を解決した。即ち、
本発明は、(1) 絶縁性セラミック基板の層間にヒーター
として印刷導体が埋設されており、該ヒーター基板の所
定の加熱部温度を測定するためのPtを+(正)極、P
tとRhのとの合金を−(負)極とした側温体としての
印刷熱電対が基板内にヒーターと接触することなく埋設
された構造であることを特徴とする測温機能付きヒータ
ー装置、(2) 該熱電対とヒーターとの間に絶縁体として
のセラミック層が設けられていることを特徴とする測温
機能付きヒーター装置、(3) ヒーターの近傍にグランド
電位に接続された集電体導体パターンが印刷形成された
ヒーター装置、(4) 前項記載の印刷熱電対において、 −
(負)極のPtとRhの合金組成比が10〜30wt%
Rhである熱電対材料を用いたヒーター装置を提供する
ことで課題を解決するものである。
み、我々は以下のような手段で課題を解決した。即ち、
本発明は、(1) 絶縁性セラミック基板の層間にヒーター
として印刷導体が埋設されており、該ヒーター基板の所
定の加熱部温度を測定するためのPtを+(正)極、P
tとRhのとの合金を−(負)極とした側温体としての
印刷熱電対が基板内にヒーターと接触することなく埋設
された構造であることを特徴とする測温機能付きヒータ
ー装置、(2) 該熱電対とヒーターとの間に絶縁体として
のセラミック層が設けられていることを特徴とする測温
機能付きヒーター装置、(3) ヒーターの近傍にグランド
電位に接続された集電体導体パターンが印刷形成された
ヒーター装置、(4) 前項記載の印刷熱電対において、 −
(負)極のPtとRhの合金組成比が10〜30wt%
Rhである熱電対材料を用いたヒーター装置を提供する
ことで課題を解決するものである。
【0006】一方、本発明は、その製造方法において
は、(5) 前記の印刷熱電対形成材料において、−(負)
極のPtとRhの粉末 ペーストをそれぞれ所定の組比
で混合したペーストを作製し、それをセラミックグリー
ンシート上に印刷し、ラミネート後一体焼成してPtと
Rhの合金にすることを特徴とする製造方法、(6) 前記
の印刷熱電対形成材料において、−(負)極のPtとR
hが所定の組比で合金化された合金粉からなるペースト
を作製し、それをセラミックグリーンシート上に印刷
し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金にする
ことを特徴とする製造方法を提供するものである。
は、(5) 前記の印刷熱電対形成材料において、−(負)
極のPtとRhの粉末 ペーストをそれぞれ所定の組比
で混合したペーストを作製し、それをセラミックグリー
ンシート上に印刷し、ラミネート後一体焼成してPtと
Rhの合金にすることを特徴とする製造方法、(6) 前記
の印刷熱電対形成材料において、−(負)極のPtとR
hが所定の組比で合金化された合金粉からなるペースト
を作製し、それをセラミックグリーンシート上に印刷
し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金にする
ことを特徴とする製造方法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】セラミック基板の中に測温体を埋
め込む方式は、基板を作るセラミックグリーンシートに
ヒーター及び測温体の厚膜を印刷形成し、別のグリーン
シートをラミネート圧着後一体焼成するものである。通
常用いられるセラミック材料はアルミナや窒化珪素の絶
縁体材料が一般的である。車載用ガスセンサでは、セン
サ材料にイオン伝導体であるジルコニアを用いる場合が
多いので、それに直接ヒーターを張り合わせる場合に
は、ジルコニアを基板として用いることもある。その場
合にはとくにヒーターや熱電対とジルコニア基板との間
にアルミナなどの印刷絶縁層を別途形成するとよい。
め込む方式は、基板を作るセラミックグリーンシートに
ヒーター及び測温体の厚膜を印刷形成し、別のグリーン
シートをラミネート圧着後一体焼成するものである。通
常用いられるセラミック材料はアルミナや窒化珪素の絶
縁体材料が一般的である。車載用ガスセンサでは、セン
サ材料にイオン伝導体であるジルコニアを用いる場合が
多いので、それに直接ヒーターを張り合わせる場合に
は、ジルコニアを基板として用いることもある。その場
合にはとくにヒーターや熱電対とジルコニア基板との間
にアルミナなどの印刷絶縁層を別途形成するとよい。
【0008】アルミナなどの絶縁材からなる基板を作る
場合には、その絶縁抵抗が重要である。即ち、ヒーター
に印加される電圧がその近傍に設置される熱電対の起電
力に影響を及ぼすからである。アルミナなどの絶縁体も
高温になると絶縁性が低下し、ヒーターからのリーク電
流が発生する。通常熱電対の起電力を測定する信号電流
は非常に微弱であり、わずかなリーク電流でも影響が大
きい。従ってアルミナ等はできるだけ高純度のものが要
求される。一方、本発明の構造でこの問題を解決するこ
とが可能である。これは、ヒーターと熱電対を別層に配
置しリーク電流を遮断する方式である。この方式はヒー
ターや熱電対を印刷形成する上でも有利となる。
場合には、その絶縁抵抗が重要である。即ち、ヒーター
に印加される電圧がその近傍に設置される熱電対の起電
力に影響を及ぼすからである。アルミナなどの絶縁体も
高温になると絶縁性が低下し、ヒーターからのリーク電
流が発生する。通常熱電対の起電力を測定する信号電流
は非常に微弱であり、わずかなリーク電流でも影響が大
きい。従ってアルミナ等はできるだけ高純度のものが要
求される。一方、本発明の構造でこの問題を解決するこ
とが可能である。これは、ヒーターと熱電対を別層に配
置しリーク電流を遮断する方式である。この方式はヒー
ターや熱電対を印刷形成する上でも有利となる。
【0009】これらの基板材としてのグリーンシート上
にヒーター及び熱電対をスクリーン印刷法により形成す
ることが容易にできる。ヒーター材としてはPt、W等
のペーストを用いるのが一般的である。ヒーターを抵抗
測温体として用いる場合には抵抗値の劣化変動が直接温
度精度に影響する。現状としては、焼結防止材としてア
ルミナ粉等を添加するが、本発明においては余程の変化
量でない限り原理的に問題とはならないので長期に渡っ
て安定である。
にヒーター及び熱電対をスクリーン印刷法により形成す
ることが容易にできる。ヒーター材としてはPt、W等
のペーストを用いるのが一般的である。ヒーターを抵抗
測温体として用いる場合には抵抗値の劣化変動が直接温
度精度に影響する。現状としては、焼結防止材としてア
ルミナ粉等を添加するが、本発明においては余程の変化
量でない限り原理的に問題とはならないので長期に渡っ
て安定である。
【0010】熱電対としては、耐熱性、特にグリーンシ
ート焼成温度に耐える材料としてPt系熱電対が有望で
ある。このなかでPtを+(正)極、Pt−Rhの合金
を−(負)極とする印刷された熱電対は本発明の請求範
囲内のものである。Pt−RhはRh組成で起電力が大
きく変動する。そのため所定の組成に制御でき、且つ完
全に合金化し、熱電対接点が形成されなければならな
い。
ート焼成温度に耐える材料としてPt系熱電対が有望で
ある。このなかでPtを+(正)極、Pt−Rhの合金
を−(負)極とする印刷された熱電対は本発明の請求範
囲内のものである。Pt−RhはRh組成で起電力が大
きく変動する。そのため所定の組成に制御でき、且つ完
全に合金化し、熱電対接点が形成されなければならな
い。
【0011】本発明ではその方法として、Pt粉とRh
粉の混合ペーストを印刷する方式、及びPt−Rhの合
金粉ペーストを印刷する方式で解決した。熱電対は+
(正)極の純Pt導体及び−(負)極のPt−Rh合金
の導体が測温部で接点を持たないといけない。+(正)
極のPt導体はPt純度を高めたペーストを用いればよ
い。一方、−(負)極のPt−Rh合金導体の組成は製
造方法に依存する。そこで本発明においては−(負)極
のため2つの方法がとられた。
粉の混合ペーストを印刷する方式、及びPt−Rhの合
金粉ペーストを印刷する方式で解決した。熱電対は+
(正)極の純Pt導体及び−(負)極のPt−Rh合金
の導体が測温部で接点を持たないといけない。+(正)
極のPt導体はPt純度を高めたペーストを用いればよ
い。一方、−(負)極のPt−Rh合金導体の組成は製
造方法に依存する。そこで本発明においては−(負)極
のため2つの方法がとられた。
【0012】第一の方法はPt粉とRh粉を所定の重量
組成比となるよう混合し、 その混合粉のペーストをグリ
ーンシートに印刷した。グリーンシート上に印刷された
熱電対を挟むようにもう一枚のグリーンシートをラミネ
ート圧着し、1300℃以上でシート焼成を行う。この
焼成課程において−極のPt−Rh混合粉は完全に合金
化し、接点の形成も良好となる。
組成比となるよう混合し、 その混合粉のペーストをグリ
ーンシートに印刷した。グリーンシート上に印刷された
熱電対を挟むようにもう一枚のグリーンシートをラミネ
ート圧着し、1300℃以上でシート焼成を行う。この
焼成課程において−極のPt−Rh混合粉は完全に合金
化し、接点の形成も良好となる。
【0013】第二の方法は−(負)極に初めから合金化
されたPt−Rh粉のペーストを用いる方式である。こ
の合金粉は溶液からの析出にて作製されるが、析出時に
すでに合金化されている。これを印刷形成後にグリーン
シート焼成を行う。この方法においては焼成時の組成変
動が混合方式に比べて小さくなる点で有利である。これ
は、 単体Rhでは大気焼成において600℃以上で酸化
反応を生じ蒸発し易くなるためである。一方、すでに合
金化されてある粉では粒子表面にあるRh元素の量が元
々少ないため高温焼成時の酸化蒸発は著しく減少する。
されたPt−Rh粉のペーストを用いる方式である。こ
の合金粉は溶液からの析出にて作製されるが、析出時に
すでに合金化されている。これを印刷形成後にグリーン
シート焼成を行う。この方法においては焼成時の組成変
動が混合方式に比べて小さくなる点で有利である。これ
は、 単体Rhでは大気焼成において600℃以上で酸化
反応を生じ蒸発し易くなるためである。一方、すでに合
金化されてある粉では粒子表面にあるRh元素の量が元
々少ないため高温焼成時の酸化蒸発は著しく減少する。
【0014】また、熱電対−(負) 極のRh組成に関し
ては、Rhが多いほど熱電対起電力は大きくなるが、3
0%以上のRhを添加しても発生起電力はそれほど大き
くならず飽和する。そのため、 高価なRhを必要以上に
添加することは不経済となる。一方、添加Rh量が10
%以下にすると発生起電は急激に低下する。そのため温
度分解能が低下し、更にRh組成の変動に起電力が敏感
になるため製造上の管理あるいは経時安定性にも問題が
生じ易くなる。従って、印刷熱電対−(負) 極のRh組
成は、好ましくは15〜25wt%にすることが必要であ
る。
ては、Rhが多いほど熱電対起電力は大きくなるが、3
0%以上のRhを添加しても発生起電力はそれほど大き
くならず飽和する。そのため、 高価なRhを必要以上に
添加することは不経済となる。一方、添加Rh量が10
%以下にすると発生起電は急激に低下する。そのため温
度分解能が低下し、更にRh組成の変動に起電力が敏感
になるため製造上の管理あるいは経時安定性にも問題が
生じ易くなる。従って、印刷熱電対−(負) 極のRh組
成は、好ましくは15〜25wt%にすることが必要であ
る。
【0015】以下に実施例を示して本発明の例を詳細に
説明する。
説明する。
【実施例1】アルミナ基板1にヒーター2と熱電対3を
埋め込んだ本発明における基本的なヒーター基板の実施
例を述べる。本実施例において、2種類のヒーター用基
板構造を作製した。まず第一の構造のヒーター装置(構
造−1) について述べる。アルミナグリーンシートとし
て純度99.5%、厚み300μm のものを用いた。基板
1となるこのアルミナシートの片面にまずヒーター2と
熱電対3をスクリーン印刷にて形成した。ヒーターとし
ては通常グレードのPtペーストを使用した。自然乾燥
を1時間挟んで、ヒーター2と同様にしてスクリーン印
刷で+(正)極の高純度Ptペーストを印刷し、自然乾
燥を1時間行った。その後−(負)極のPt−Rh(1
3wt%配合)のペーストを+(正)極と接点を持つよ
うにアライメントし印刷を行った。このPt−Rhペー
ストはPt粉とRh粉とを混合したペーストである。ペ
ーストの組成は主に有機結合材とそれを溶かす有機溶剤
とからなり、大気焼成時にはこれら有機物質は全てガス
化してしまう。その後、なにも印刷してないアルミナシ
ート4を用意し、Ptのリード線5を挿入後、シート
1、4を重ね合わせラミネータにて加熱圧着を行った。
そのラミネートシートを大気焼成炉にて1580℃で5
時間焼成を行った(図2参照)。
埋め込んだ本発明における基本的なヒーター基板の実施
例を述べる。本実施例において、2種類のヒーター用基
板構造を作製した。まず第一の構造のヒーター装置(構
造−1) について述べる。アルミナグリーンシートとし
て純度99.5%、厚み300μm のものを用いた。基板
1となるこのアルミナシートの片面にまずヒーター2と
熱電対3をスクリーン印刷にて形成した。ヒーターとし
ては通常グレードのPtペーストを使用した。自然乾燥
を1時間挟んで、ヒーター2と同様にしてスクリーン印
刷で+(正)極の高純度Ptペーストを印刷し、自然乾
燥を1時間行った。その後−(負)極のPt−Rh(1
3wt%配合)のペーストを+(正)極と接点を持つよ
うにアライメントし印刷を行った。このPt−Rhペー
ストはPt粉とRh粉とを混合したペーストである。ペ
ーストの組成は主に有機結合材とそれを溶かす有機溶剤
とからなり、大気焼成時にはこれら有機物質は全てガス
化してしまう。その後、なにも印刷してないアルミナシ
ート4を用意し、Ptのリード線5を挿入後、シート
1、4を重ね合わせラミネータにて加熱圧着を行った。
そのラミネートシートを大気焼成炉にて1580℃で5
時間焼成を行った(図2参照)。
【0016】
【実施例2】次に第二の構造を持つヒーター装置(構造
−2) について述べる。構造−1の場合と同じアルミナ
グリーンシート及び印刷ペーストを用いた。アルミナシ
ート6には通常グレードのPtペーストを用いたヒータ
ー2のみを印刷形成した。アルミナシート7にはヒータ
ー加熱部に相当する位置にアライメントして、高純度P
tペーストの+(正)極及びPt−Rhの−(負)極の
接点を持つ熱電対3を印刷形成した。なにも印刷してな
いアルミナシート4を構造−1と同様に用意し、それぞ
れシート6、7、8の順に重ね合わせラミネータにて加
熱圧着を行った。このラミネートシートの焼成は構造−
1のサンプルと同一バッチで行った。
−2) について述べる。構造−1の場合と同じアルミナ
グリーンシート及び印刷ペーストを用いた。アルミナシ
ート6には通常グレードのPtペーストを用いたヒータ
ー2のみを印刷形成した。アルミナシート7にはヒータ
ー加熱部に相当する位置にアライメントして、高純度P
tペーストの+(正)極及びPt−Rhの−(負)極の
接点を持つ熱電対3を印刷形成した。なにも印刷してな
いアルミナシート4を構造−1と同様に用意し、それぞ
れシート6、7、8の順に重ね合わせラミネータにて加
熱圧着を行った。このラミネートシートの焼成は構造−
1のサンプルと同一バッチで行った。
【0017】このようにして焼き上がったヒーター装置
(構造−1及び構造−2) の熱電対特性を次のようにし
て測定した。まず作製されたヒーター用装置の熱電対側
の表面にK熱電対(素線)を無機接着材にて固定した。
この際K熱電対の接点以外が短絡しないように注意して
固定した。このK熱電対付きヒーター装置を電気炉中に
セットし、このK熱電対出力を電気炉温度制御に用い
た。この時のヒーター装置中の印刷熱電対出力と基板表
面温度(K熱電対による温度)との関係を図6に示す。
構造−1、構造−2に関わりなく本実施例はPt−Rh
(13%)の標準起電力(R熱電対の標準起電力:図中
の鎖線) に殆ど一致している。このことより、本発明に
よる印刷熱電対自体は市販のPt/Pt−Rh熱電対素
線と同様な起電力特性を有することが判る。実際、X線
回折用の別サンプルで解析した結果、Pt−Rh(13
%)ペーストの1580℃焼成でPtとRhが完全に固
溶(合金化)しているのが確認された。
(構造−1及び構造−2) の熱電対特性を次のようにし
て測定した。まず作製されたヒーター用装置の熱電対側
の表面にK熱電対(素線)を無機接着材にて固定した。
この際K熱電対の接点以外が短絡しないように注意して
固定した。このK熱電対付きヒーター装置を電気炉中に
セットし、このK熱電対出力を電気炉温度制御に用い
た。この時のヒーター装置中の印刷熱電対出力と基板表
面温度(K熱電対による温度)との関係を図6に示す。
構造−1、構造−2に関わりなく本実施例はPt−Rh
(13%)の標準起電力(R熱電対の標準起電力:図中
の鎖線) に殆ど一致している。このことより、本発明に
よる印刷熱電対自体は市販のPt/Pt−Rh熱電対素
線と同様な起電力特性を有することが判る。実際、X線
回折用の別サンプルで解析した結果、Pt−Rh(13
%)ペーストの1580℃焼成でPtとRhが完全に固
溶(合金化)しているのが確認された。
【0018】実施例1と2で作製された各ヒーター装置
(構造−1及び構造−2)について実際にヒーター電圧
を印加し、基板表面温度と基板に埋設されている印刷熱
電対の起電力特性とを比較した。図7にその結果を示
す。図中の鎖線はPt−Rh(13%)の標準起電力
(R熱電対の標準起電力) を示す。ヒーター通電時の印
刷熱電対起電力は無通電時に比べて低下することが判
る。更にヒーター構造の違いによりその影響の受ける度
合いが異なっている。即ち、ヒーターと同一面上にある
印刷熱電対よりも絶縁層を積層して形成されたものの方
が影響の度合いが著しく小さい。このサンプルについて
ヒーター通電時の印刷熱電対に流れ込むヒーターリーク
電流を実際に測定した結果、リーク電流の大きい方が起
電力の低下が大きいという対応が取れた。従って、ヒー
ター装置の実使用場面を考えると、印刷熱電対とヒータ
ー間の絶縁性が非常に重要となってくるのは明らかであ
る。但し、これはあくまでも市販熱電対の標準起電力と
比較した場合であって、作り込みや作動条件が一定であ
れば特に標準起電力には囚われない。
(構造−1及び構造−2)について実際にヒーター電圧
を印加し、基板表面温度と基板に埋設されている印刷熱
電対の起電力特性とを比較した。図7にその結果を示
す。図中の鎖線はPt−Rh(13%)の標準起電力
(R熱電対の標準起電力) を示す。ヒーター通電時の印
刷熱電対起電力は無通電時に比べて低下することが判
る。更にヒーター構造の違いによりその影響の受ける度
合いが異なっている。即ち、ヒーターと同一面上にある
印刷熱電対よりも絶縁層を積層して形成されたものの方
が影響の度合いが著しく小さい。このサンプルについて
ヒーター通電時の印刷熱電対に流れ込むヒーターリーク
電流を実際に測定した結果、リーク電流の大きい方が起
電力の低下が大きいという対応が取れた。従って、ヒー
ター装置の実使用場面を考えると、印刷熱電対とヒータ
ー間の絶縁性が非常に重要となってくるのは明らかであ
る。但し、これはあくまでも市販熱電対の標準起電力と
比較した場合であって、作り込みや作動条件が一定であ
れば特に標準起電力には囚われない。
【0019】
【実施例3】実施例1、実施例2におけるヒーター装置
に図8に示す集電体8を形成し、構造−3とした。集電
体8は通常グレードのPtペーストのスクリーン印刷を
用いてあり、このパターンはグランド電位に落とし込ま
れている。構造−3は、ヒーター2と集電体8を有する
基板1と、印刷電熱体3を有する基板7とおよび単なる
基板4とを積層した構造である。実施例2と同様にヒー
ターを通電加熱して基板表面温度と印刷熱電対起電力と
を比較した。その結果、図9から明らかなようにPt−
Pt/Rh(13wt%)熱電対の標準起電力に非常に一
致したものが得られた。即ち、ヒーターのリーク電流を
低減させることが正確な起電力を得る上で非常に重要で
あることが言える。
に図8に示す集電体8を形成し、構造−3とした。集電
体8は通常グレードのPtペーストのスクリーン印刷を
用いてあり、このパターンはグランド電位に落とし込ま
れている。構造−3は、ヒーター2と集電体8を有する
基板1と、印刷電熱体3を有する基板7とおよび単なる
基板4とを積層した構造である。実施例2と同様にヒー
ターを通電加熱して基板表面温度と印刷熱電対起電力と
を比較した。その結果、図9から明らかなようにPt−
Pt/Rh(13wt%)熱電対の標準起電力に非常に一
致したものが得られた。即ち、ヒーターのリーク電流を
低減させることが正確な起電力を得る上で非常に重要で
あることが言える。
【0020】実施例1で用いた−(負)極PtーRh混
合粉ペーストのRh組成比を変化させて印刷熱電対の起
電力特性を調べた。Rhの組成比の調整はPtーRh
(50wt%)ペーストと高純度Ptペーストの混合を瑪
瑙乳鉢を用いて混練することで行った。ヒーター装置構
造は構造−1を用いたが通電加熱は行わず、全て電気炉
中での起電力特性を測定した。基板には前実施例と同様
にK熱電対が取り付けられている。図10に印刷熱電対
−(負)極のRh組成比と起電力との関係を示す。ここ
で明らかなように10%以下で起電力は急激に減少する
が20%を過ぎるころから起電力は次第に飽和する傾向
にある。また、各組成でのX線解析用サンプルでは、全
てPtとRhは合金化されており、Rhの添加量と結晶
格子定数はリニアな関係にあることでも確認された。
合粉ペーストのRh組成比を変化させて印刷熱電対の起
電力特性を調べた。Rhの組成比の調整はPtーRh
(50wt%)ペーストと高純度Ptペーストの混合を瑪
瑙乳鉢を用いて混練することで行った。ヒーター装置構
造は構造−1を用いたが通電加熱は行わず、全て電気炉
中での起電力特性を測定した。基板には前実施例と同様
にK熱電対が取り付けられている。図10に印刷熱電対
−(負)極のRh組成比と起電力との関係を示す。ここ
で明らかなように10%以下で起電力は急激に減少する
が20%を過ぎるころから起電力は次第に飽和する傾向
にある。また、各組成でのX線解析用サンプルでは、全
てPtとRhは合金化されており、Rhの添加量と結晶
格子定数はリニアな関係にあることでも確認された。
【0021】実施例1〜3で用いた印刷熱電対−(負)
極用ペーストは全て、Pt粉とRh粉との混合ペースト
を用いてある。本実施例では新たに作製したPt−Rh
合金粉とを用いて印刷熱電対を形成してRh組成の製造
上の安定性を調べた。Rh組成比はともに15.0%を目
標とした。混合方式のペーストでは実施例3と同様な方
法でRh組成を調整した。合金方式のペーストはRh組
成比15%の合金粉を直接共沈法で作製した。いずれの
方式においても、製造誤差があるため15.0%にはなら
ない。そこで出来合いのペーストを高温焼成前後で組成
分析することで、Rh組成比の変化率で比較した。ペー
スト中には結合材などの有機物質が多く含まれるため、
ペーストを700℃の大気雰囲気で焼成し、完全に有機
物質を酸化除去した。これを1650℃で5時間の大気
雰囲気焼成にかけた。この1650℃焼成の前後のPt
とRhの組成比をICP分析で調べた。表1にRh組成
の分析結果を示す。
極用ペーストは全て、Pt粉とRh粉との混合ペースト
を用いてある。本実施例では新たに作製したPt−Rh
合金粉とを用いて印刷熱電対を形成してRh組成の製造
上の安定性を調べた。Rh組成比はともに15.0%を目
標とした。混合方式のペーストでは実施例3と同様な方
法でRh組成を調整した。合金方式のペーストはRh組
成比15%の合金粉を直接共沈法で作製した。いずれの
方式においても、製造誤差があるため15.0%にはなら
ない。そこで出来合いのペーストを高温焼成前後で組成
分析することで、Rh組成比の変化率で比較した。ペー
スト中には結合材などの有機物質が多く含まれるため、
ペーストを700℃の大気雰囲気で焼成し、完全に有機
物質を酸化除去した。これを1650℃で5時間の大気
雰囲気焼成にかけた。この1650℃焼成の前後のPt
とRhの組成比をICP分析で調べた。表1にRh組成
の分析結果を示す。
【0022】
【表1】
【0023】即ち、混合方式のペーストでは高温焼成時
にRhの蒸発が合金型に比して発生し易いと考えられ
る。勿論、シート焼成雰囲気の酸素濃度を減少させた雰
囲気焼成方法はこのRh蒸発を防ぐことは容易に想像で
きる。これにより、製造上合金方式の印刷ペーストを用
いるとRh組成比の変動を著しく低減できる。勿論、合
金方式により作製された印刷熱電対は正常な起電力特性
を示した。
にRhの蒸発が合金型に比して発生し易いと考えられ
る。勿論、シート焼成雰囲気の酸素濃度を減少させた雰
囲気焼成方法はこのRh蒸発を防ぐことは容易に想像で
きる。これにより、製造上合金方式の印刷ペーストを用
いるとRh組成比の変動を著しく低減できる。勿論、合
金方式により作製された印刷熱電対は正常な起電力特性
を示した。
【0024】自動車排気ガス中で使用される状況を考慮
すると、本発明は以下の効果を奏する。 (1) セラミックグリーンシートを用いて、ヒーター及び
熱電対をその上に直接印刷形成でき、かつ一体焼成する
ことが可能となる。 (2) セラミックシートでラミネートする構造で簡単に気
密性が得られ、ヒーター及び熱電対の劣化が起こりにく
い。 (3) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷で形成できヒ
ーター装置自体のマイクロ化が可能となる。 (4) 温度測定域を非常に微少部とすることができ、測温
部を容易に特定することができる。このため温度測定の
精度が大幅に向上できる。 (5) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷方式で作製で
きるため、安価で生産性の高い製造が可能となる。
すると、本発明は以下の効果を奏する。 (1) セラミックグリーンシートを用いて、ヒーター及び
熱電対をその上に直接印刷形成でき、かつ一体焼成する
ことが可能となる。 (2) セラミックシートでラミネートする構造で簡単に気
密性が得られ、ヒーター及び熱電対の劣化が起こりにく
い。 (3) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷で形成できヒ
ーター装置自体のマイクロ化が可能となる。 (4) 温度測定域を非常に微少部とすることができ、測温
部を容易に特定することができる。このため温度測定の
精度が大幅に向上できる。 (5) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷方式で作製で
きるため、安価で生産性の高い製造が可能となる。
【図1】本発明によるヒーターと熱電対とを印刷した例
の平面図である。
の平面図である。
【図2】本発明による基板を積層した例の正面図であ
る。
る。
【図3】本発明による基板にヒーターを印刷した例の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明による基板に熱電対を印刷した例の平面
図である。
図である。
【図5】ヒーターと熱電対を印刷していない基板の平面
図である。
図である。
【図6】本発明の電気炉中(ヒーター基板無通電)での
埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示す図である。
埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示す図である。
【図7】本発明のヒーター基板通電での埋め込み印刷熱
電対の起電力出力特性を示す図である。
電対の起電力出力特性を示す図である。
【図8】本発明によるヒーター基板用アルミナシート構
造を示す平面図である。
造を示す平面図である。
【図9】図8に示す集電体を組み込んだヒーター基板の
電気炉中での埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示
す図である。
電気炉中での埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示
す図である。
【図10】印刷熱電対−(負)極のRh組成と熱電対の
起電力出力特性(600℃及び600 ℃での測定値)を示す図
である。
起電力出力特性(600℃及び600 ℃での測定値)を示す図
である。
1、4、6、7 基板 2 ヒーター 3 熱電対 5 端子 8 集電体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ヒーター装置及びその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測温機能付きヒータ
ー装置とその製造法に関し、特に詳述すれば、自動車の
排ガス中に直接曝される車載用酸素センサやNOxセン
サのためのヒーター装置とその製造法に関する。
ー装置とその製造法に関し、特に詳述すれば、自動車の
排ガス中に直接曝される車載用酸素センサやNOxセン
サのためのヒーター装置とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】測温機能を付与したヒーター装置の考え
方は既に、特開昭54−137141号公報に示される
如く一般化されている。しかしながら、ヒーターを基板
と同時焼成し気密性を高めた構造を実現できる埋設型の
温度センサには制限があった。従来の技術ではこれを達
成できる温度センサとして、セラミックサーミスター、
Pt系の熱電対素線、Ptなどの測温抵抗体(ヒーター
自体の抵抗を用いることも含む)の埋め込み方式しか報
告されていない。まさに前出の特開昭54−13714
1号公報はこの測温抵抗体の埋め込み方式である。
方は既に、特開昭54−137141号公報に示される
如く一般化されている。しかしながら、ヒーターを基板
と同時焼成し気密性を高めた構造を実現できる埋設型の
温度センサには制限があった。従来の技術ではこれを達
成できる温度センサとして、セラミックサーミスター、
Pt系の熱電対素線、Ptなどの測温抵抗体(ヒーター
自体の抵抗を用いることも含む)の埋め込み方式しか報
告されていない。まさに前出の特開昭54−13714
1号公報はこの測温抵抗体の埋め込み方式である。
【0003】しかしながら、これらの温度センサでは次
のような問題がある。即ちセラミックサーミスターでは
その温度特性が対数リニアでしかなく温度精度が非常に
悪いという本質的な問題を持っている。Pt線等の熱電
対を埋め込む方式では非常にハンドリングが難しく生産
性が悪い。更にマイクロ化を行う上では限界がある。測
温抵抗体を埋め込む方式においては、温度測定点が測温
体全域に渡ってしまう(測定域ではない導体部も温度と
して含まれる)ので実際の温度精度が悪い。またセラミ
ックサーミスターも同様であるが、測温抵抗体の抵抗自
体が経時劣化して変化してしまう本質的な問題を持って
いる。
のような問題がある。即ちセラミックサーミスターでは
その温度特性が対数リニアでしかなく温度精度が非常に
悪いという本質的な問題を持っている。Pt線等の熱電
対を埋め込む方式では非常にハンドリングが難しく生産
性が悪い。更にマイクロ化を行う上では限界がある。測
温抵抗体を埋め込む方式においては、温度測定点が測温
体全域に渡ってしまう(測定域ではない導体部も温度と
して含まれる)ので実際の温度精度が悪い。またセラミ
ックサーミスターも同様であるが、測温抵抗体の抵抗自
体が経時劣化して変化してしまう本質的な問題を持って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、特に車
載用ガスセンサなどに用いるヒーター等の使用環境が過
酷であることから、本発明は、測定精度及び信頼性を必
要とされる用途においても、ヒーターを基板と一体で焼
成でき、長期に渡って安定である生産性の高いヒーター
装置及びその製造方法を提供することを解決すべき課題
とする。
載用ガスセンサなどに用いるヒーター等の使用環境が過
酷であることから、本発明は、測定精度及び信頼性を必
要とされる用途においても、ヒーターを基板と一体で焼
成でき、長期に渡って安定である生産性の高いヒーター
装置及びその製造方法を提供することを解決すべき課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題に鑑
み、我々は以下のような手段で課題を解決した。即ち、
本発明は、(1) 絶縁性セラミック基板の層間にヒータ
ーとして印刷導体が埋設されており、該ヒーター基板の
所定の加熱部温度を測定するためのPtを−(負)、P
tとRhのとの合金を+(正)極とした測温体としての
印刷熱電対が基板内にヒーターと接触することなく埋設
された構造であることを特徴とする測温機能付きヒータ
ー装置、(2) 該熱電対とヒーターとの間に絶縁体とし
てのセラミック層が設けられていることを特徴とする測
温機能付きヒーター装置、(3) ヒーターの近傍にグラ
ンド電位に接続された集電体導体パターンが印刷形成さ
れたヒーター装置、(4) 前項記載の印刷熱電対におい
て、+(正)極のPtとRhの合金組成比が10〜30
wt%Rhである熱電対材料を用いたヒーター装置を提
供することで課題を解決するものである。
み、我々は以下のような手段で課題を解決した。即ち、
本発明は、(1) 絶縁性セラミック基板の層間にヒータ
ーとして印刷導体が埋設されており、該ヒーター基板の
所定の加熱部温度を測定するためのPtを−(負)、P
tとRhのとの合金を+(正)極とした測温体としての
印刷熱電対が基板内にヒーターと接触することなく埋設
された構造であることを特徴とする測温機能付きヒータ
ー装置、(2) 該熱電対とヒーターとの間に絶縁体とし
てのセラミック層が設けられていることを特徴とする測
温機能付きヒーター装置、(3) ヒーターの近傍にグラ
ンド電位に接続された集電体導体パターンが印刷形成さ
れたヒーター装置、(4) 前項記載の印刷熱電対におい
て、+(正)極のPtとRhの合金組成比が10〜30
wt%Rhである熱電対材料を用いたヒーター装置を提
供することで課題を解決するものである。
【0006】一方、本発明は、その製造方法において
は、(5) 前記の印刷熱電対形成材料において、+
(正)極のPtとRhの粉末ペーストをそれぞれ所定の
組比で混合したペーストを作製し、それをセラミックグ
リーンシート上に印刷し、ラミネート後一体焼成してP
tとRhの合金にすることを特徴とする製造方法、(6)
前記の印刷熱電対形成材料において、+(正)極のP
tとRhが所定の組比で合金化された合金粉からなるペ
ーストを作製し、それをセラミックグリーンシート上に
印刷し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金に
することを特徴とする製造方法を提供するものである。
は、(5) 前記の印刷熱電対形成材料において、+
(正)極のPtとRhの粉末ペーストをそれぞれ所定の
組比で混合したペーストを作製し、それをセラミックグ
リーンシート上に印刷し、ラミネート後一体焼成してP
tとRhの合金にすることを特徴とする製造方法、(6)
前記の印刷熱電対形成材料において、+(正)極のP
tとRhが所定の組比で合金化された合金粉からなるペ
ーストを作製し、それをセラミックグリーンシート上に
印刷し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金に
することを特徴とする製造方法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】セラミック基板の中に測温体を埋
め込む方式は、基板を作るセラミックグリーンシートに
ヒーター及び測温体の厚膜を印刷形成し、別のグリーン
シートをラミネート圧着後一体焼成するものである。通
常用いられるセラミック材料はアルミナや窒化珪素の絶
縁体材料が一般的である。車載用ガスセンサでは、セン
サ材料にイオン伝導体であるジルコニアを用いる場合が
多いので、それに直接ヒーターを張り合わせる場合に
は、ジルコニアを基板として用いることもある。その場
合にはとくにヒーターや熱電対とジルコニア基板との間
にアルミナなどの印刷絶縁層を別途形成するとよい。
め込む方式は、基板を作るセラミックグリーンシートに
ヒーター及び測温体の厚膜を印刷形成し、別のグリーン
シートをラミネート圧着後一体焼成するものである。通
常用いられるセラミック材料はアルミナや窒化珪素の絶
縁体材料が一般的である。車載用ガスセンサでは、セン
サ材料にイオン伝導体であるジルコニアを用いる場合が
多いので、それに直接ヒーターを張り合わせる場合に
は、ジルコニアを基板として用いることもある。その場
合にはとくにヒーターや熱電対とジルコニア基板との間
にアルミナなどの印刷絶縁層を別途形成するとよい。
【0008】アルミナなどの絶縁材からなる基板を作る
場合には、その絶縁抵抗が重要である。即ち、ヒーター
に印加される電圧がその近傍に設置される熱電対の起電
力に影響を及ぼすからである。アルミナなどの絶縁体も
高温になると絶縁性が低下し、ヒーターからのリーク電
流が発生する。通常熱電対の起電力を測定する信号電流
は非常に微弱であり、わずかなリーク電流でも影響が大
きい。従ってアルミナ等はできるだけ高純度のものが要
求される。一方、本発明の構造でこの問題を解決するこ
とが可能である。これは、ヒーターと熱電対を別層に配
置しリーク電流を遮断する方式である。この方式はヒー
ターや熱電対を印刷形成する上でも有利となる。
場合には、その絶縁抵抗が重要である。即ち、ヒーター
に印加される電圧がその近傍に設置される熱電対の起電
力に影響を及ぼすからである。アルミナなどの絶縁体も
高温になると絶縁性が低下し、ヒーターからのリーク電
流が発生する。通常熱電対の起電力を測定する信号電流
は非常に微弱であり、わずかなリーク電流でも影響が大
きい。従ってアルミナ等はできるだけ高純度のものが要
求される。一方、本発明の構造でこの問題を解決するこ
とが可能である。これは、ヒーターと熱電対を別層に配
置しリーク電流を遮断する方式である。この方式はヒー
ターや熱電対を印刷形成する上でも有利となる。
【0009】これらの基板材としてのグリーンシート上
にヒーター及び熱電対をスクリーン印刷法により形成す
ることが容易にできる。ヒーター材としてはPt、W等
のペーストを用いるのが一般的である。ヒーターを抵抗
測温体として用いる場合には抵抗値の劣化変動が直接温
度精度に影響する。現状としては、焼結防止材としてア
ルミナ粉等を添加するが、本発明においては余程の変化
量でない限り原理的に問題とはならないので長期に渡っ
て安定である。
にヒーター及び熱電対をスクリーン印刷法により形成す
ることが容易にできる。ヒーター材としてはPt、W等
のペーストを用いるのが一般的である。ヒーターを抵抗
測温体として用いる場合には抵抗値の劣化変動が直接温
度精度に影響する。現状としては、焼結防止材としてア
ルミナ粉等を添加するが、本発明においては余程の変化
量でない限り原理的に問題とはならないので長期に渡っ
て安定である。
【0010】熱電対としては、耐熱性、特にグリーンシ
ート焼成温度に耐える材料としてPt系熱電対が有望で
ある。このなかでPtを−(負)極、Pt−Rhの合金
を+(正)極とする印刷された熱電対は本発明の請求範
囲内のものである。Pt−RhはRh組成で起電力が大
きく変動する。そのため所定の組成に制御でき、且つ完
全に合金化し、熱電対接点が形成されなければならな
い。
ート焼成温度に耐える材料としてPt系熱電対が有望で
ある。このなかでPtを−(負)極、Pt−Rhの合金
を+(正)極とする印刷された熱電対は本発明の請求範
囲内のものである。Pt−RhはRh組成で起電力が大
きく変動する。そのため所定の組成に制御でき、且つ完
全に合金化し、熱電対接点が形成されなければならな
い。
【0011】本発明ではその方法として、Pt粉とRh
粉の混合ペーストを印刷する方式、及びPt−Rhの合
金粉ペーストを印刷する方式で解決した。熱電対は−
(負)極の純Pt導体及び+(正)極のPt−Rh合金
の導体が測温部で接点を持たないといけない。−(負)
極のPt導体はPt純度を高めたペーストを用いればよ
い。一方、+(正)極のPt−Rh合金導体の組成は製
造方法に依存する。そこで本発明においては+(正)極
のため2つの方法がとられた。
粉の混合ペーストを印刷する方式、及びPt−Rhの合
金粉ペーストを印刷する方式で解決した。熱電対は−
(負)極の純Pt導体及び+(正)極のPt−Rh合金
の導体が測温部で接点を持たないといけない。−(負)
極のPt導体はPt純度を高めたペーストを用いればよ
い。一方、+(正)極のPt−Rh合金導体の組成は製
造方法に依存する。そこで本発明においては+(正)極
のため2つの方法がとられた。
【0012】第一の方法はPt粉とRh粉を所定の重量
組成比となるよう混合し、その混合粉のペーストをグリ
ーンシートに印刷した。グリーンシート上に印刷された
熱電対を挟むようにもう一枚のグリーンシートをラミネ
ート圧着し、1300℃以上でシート焼成を行う。この
焼成課程において−極のPt−Rh混合粉は完全に合金
化し、接点の形成も良好となる。
組成比となるよう混合し、その混合粉のペーストをグリ
ーンシートに印刷した。グリーンシート上に印刷された
熱電対を挟むようにもう一枚のグリーンシートをラミネ
ート圧着し、1300℃以上でシート焼成を行う。この
焼成課程において−極のPt−Rh混合粉は完全に合金
化し、接点の形成も良好となる。
【0013】第二の方法は+(正)極に初めから合金化
されたPt−Rh粉のペーストを用いる方式である。こ
の合金粉は溶液からの析出にて作製されるが、析出時に
すでに合金化されている。これを印刷形成後にグリーン
シート焼成を行う。この方法においては焼成時の組成変
動が混合方式に比べて小さくなる点で有利である。これ
は、単体Rhでは大気焼成において600℃以上で酸化
反応を生じ蒸発し易くなるためである。一方、すでに合
金化されてある粉では粒子表面にあるRh元素の量が元
々少ないため高温焼成時の酸化蒸発は著しく減少する。
されたPt−Rh粉のペーストを用いる方式である。こ
の合金粉は溶液からの析出にて作製されるが、析出時に
すでに合金化されている。これを印刷形成後にグリーン
シート焼成を行う。この方法においては焼成時の組成変
動が混合方式に比べて小さくなる点で有利である。これ
は、単体Rhでは大気焼成において600℃以上で酸化
反応を生じ蒸発し易くなるためである。一方、すでに合
金化されてある粉では粒子表面にあるRh元素の量が元
々少ないため高温焼成時の酸化蒸発は著しく減少する。
【0014】また、熱電対+(正)極のRh組成に関し
ては、Rhが多いほど熱電対起電力は大きくなるが、3
0%以上のRhを添加しても発生起電力はそれほど大き
くならず飽和する。そのため、高価なRhを必要以上に
添加することは不経済となる。一方、添加Rh量が10
%以下にすると発生起電は急激に低下する。そのため温
度分解能が低下し、更にRh組成の変動に起電力が敏感
になるため製造上の管理あるいは経時安定性にも問題が
生じ易くなる。従って、印刷熱電対+(正)極のRh組
成は、好ましくは15〜25wt%にすることが必要であ
る。
ては、Rhが多いほど熱電対起電力は大きくなるが、3
0%以上のRhを添加しても発生起電力はそれほど大き
くならず飽和する。そのため、高価なRhを必要以上に
添加することは不経済となる。一方、添加Rh量が10
%以下にすると発生起電は急激に低下する。そのため温
度分解能が低下し、更にRh組成の変動に起電力が敏感
になるため製造上の管理あるいは経時安定性にも問題が
生じ易くなる。従って、印刷熱電対+(正)極のRh組
成は、好ましくは15〜25wt%にすることが必要であ
る。
【0015】
【実施例】以下に実施例を示して本発明の例を詳細に説
明する。 (実施例1)アルミナ基板1にヒーター2と熱電対3を
埋め込んだ本発明における基本的なヒーター基板の実施
例を述べる。本実施例において、2種類のヒーター用基
板構造を作製した。まず第一の構造のヒーター装置(構
造−1)について述べる。アルミナグリーンシートとし
て純度99.5%、厚み300μmのものを用いた。基板
1となるこのアルミナシートの片面にまずヒーター2と
熱電対3をスクリーン印刷にて形成した。ヒーターとし
ては通常グレードのPtペーストを使用した。自然乾燥
を1時間挟んで、ヒーター2と同様にしてスクリーン印
刷で−(負)極の高純度Ptペーストを印刷し、自然乾
燥を1時間行った。その後+(正)極のPt−Rh(1
3wt%配合)のペーストを−(負)極と接点を持つよ
うにアライメントし印刷を行った。このPt−Rhペー
ストはPt粉とRh粉とを混合したペーストである。ペ
ーストの組成は主に有機結合材とそれを溶かす有機溶剤
とからなり、大気焼成時にはこれら有機物質は全てガス
化してしまう。その後、なにも印刷してないアルミナシ
ート4を用意し、Ptのリード線5を挿入後、シート
1、4を重ね合わせラミネータにて加熱圧着を行った。
そのラミネートシートを大気焼成炉にて1580℃で5
時間焼成を行った(図2参照)。
明する。 (実施例1)アルミナ基板1にヒーター2と熱電対3を
埋め込んだ本発明における基本的なヒーター基板の実施
例を述べる。本実施例において、2種類のヒーター用基
板構造を作製した。まず第一の構造のヒーター装置(構
造−1)について述べる。アルミナグリーンシートとし
て純度99.5%、厚み300μmのものを用いた。基板
1となるこのアルミナシートの片面にまずヒーター2と
熱電対3をスクリーン印刷にて形成した。ヒーターとし
ては通常グレードのPtペーストを使用した。自然乾燥
を1時間挟んで、ヒーター2と同様にしてスクリーン印
刷で−(負)極の高純度Ptペーストを印刷し、自然乾
燥を1時間行った。その後+(正)極のPt−Rh(1
3wt%配合)のペーストを−(負)極と接点を持つよ
うにアライメントし印刷を行った。このPt−Rhペー
ストはPt粉とRh粉とを混合したペーストである。ペ
ーストの組成は主に有機結合材とそれを溶かす有機溶剤
とからなり、大気焼成時にはこれら有機物質は全てガス
化してしまう。その後、なにも印刷してないアルミナシ
ート4を用意し、Ptのリード線5を挿入後、シート
1、4を重ね合わせラミネータにて加熱圧着を行った。
そのラミネートシートを大気焼成炉にて1580℃で5
時間焼成を行った(図2参照)。
【0016】(実施例2)次に第二の構造を持つヒータ
ー装置(構造−2)について述べる。構造−1の場合と
同じアルミナグリーンシート及び印刷ペーストを用い
た。アルミナシート6には通常グレードのPtペースト
を用いたヒーター2のみを印刷形成した。アルミナシー
ト7にはヒーター加熱部に相当する位置にアライメント
して、高純度Ptペーストの−(負)極及びPt−Rh
の+(正)極の接点を持つ熱電対3を印刷形成した。な
にも印刷してないアルミナシート4を構造−1と同様に
用意し、それぞれシート6、7、8の順に重ね合わせラ
ミネータにて加熱圧着を行った。このラミネートシート
の焼成は構造−1のサンプルと同一バッチで行った。
ー装置(構造−2)について述べる。構造−1の場合と
同じアルミナグリーンシート及び印刷ペーストを用い
た。アルミナシート6には通常グレードのPtペースト
を用いたヒーター2のみを印刷形成した。アルミナシー
ト7にはヒーター加熱部に相当する位置にアライメント
して、高純度Ptペーストの−(負)極及びPt−Rh
の+(正)極の接点を持つ熱電対3を印刷形成した。な
にも印刷してないアルミナシート4を構造−1と同様に
用意し、それぞれシート6、7、8の順に重ね合わせラ
ミネータにて加熱圧着を行った。このラミネートシート
の焼成は構造−1のサンプルと同一バッチで行った。
【0017】このようにして焼き上がったヒーター装置
(構造−1及び構造−2)の熱電対特性を次のようにし
て測定した。まず作製されたヒーター用装置の熱電対側
の表面にK熱電対(素線)を無機接着材にて固定した。
この際K熱電対の接点以外が短絡しないように注意して
固定した。このK熱電対付きヒーター装置を電気炉中に
セットし、このK熱電対出力を電気炉温度制御に用い
た。この時のヒーター装置中の印刷熱電対出力と基板表
面温度(K熱電対による温度)との関係を図6に示す。
構造−1、構造−2に関わりなく本実施例はPt−Rh
(13%)の標準起電力(R熱電対の標準起電力:図中
の鎖線)に殆ど一致している。このことより、本発明に
よる印刷熱電対自体は市販のPt/Pt−Rh熱電対素
線と同様な起電力特性を有することが判る。実際、X線
回折用の別サンプルで解析した結果、Pt−Rh(13
%)ペーストの1580℃焼成でPtとRhが完全に固
溶(合金化)しているのが確認された。
(構造−1及び構造−2)の熱電対特性を次のようにし
て測定した。まず作製されたヒーター用装置の熱電対側
の表面にK熱電対(素線)を無機接着材にて固定した。
この際K熱電対の接点以外が短絡しないように注意して
固定した。このK熱電対付きヒーター装置を電気炉中に
セットし、このK熱電対出力を電気炉温度制御に用い
た。この時のヒーター装置中の印刷熱電対出力と基板表
面温度(K熱電対による温度)との関係を図6に示す。
構造−1、構造−2に関わりなく本実施例はPt−Rh
(13%)の標準起電力(R熱電対の標準起電力:図中
の鎖線)に殆ど一致している。このことより、本発明に
よる印刷熱電対自体は市販のPt/Pt−Rh熱電対素
線と同様な起電力特性を有することが判る。実際、X線
回折用の別サンプルで解析した結果、Pt−Rh(13
%)ペーストの1580℃焼成でPtとRhが完全に固
溶(合金化)しているのが確認された。
【0018】実施例1と2で作製された各ヒーター装置
(構造−1及び構造−2)について実際にヒーター電圧
を印加し、基板表面温度と基板に埋設されている印刷熱
電対の起電力特性とを比較した。図7にその結果を示
す。図中の鎖線はPt−Rh(13%)の標準起電力
(R熱電対の標準起電力)を示す。ヒーター通電時の印
刷熱電対起電力は無通電時に比べて低下することが判
る。更にヒーター構造の違いによりその影響の受ける度
合いが異なっている。即ち、ヒーターと同一面上にある
印刷熱電対よりも絶縁層を積層して形成されたものの方
が影響の度合いが著しく小さい。このサンプルについて
ヒーター通電時の印刷熱電対に流れ込むヒーターリーク
電流を実際に測定した結果、リーク電流の大きい方が起
電力の低下が大きいという対応が取れた。従って、ヒー
ター装置の実使用場面を考えると、印刷熱電対とヒータ
ー間の絶縁性が非常に重要となってくるのは明らかであ
る。但し、これはあくまでも市販熱電対の標準起電力と
比較した場合であって、作り込みや作動条件が一定であ
れば特に標準起電力には囚われない。
(構造−1及び構造−2)について実際にヒーター電圧
を印加し、基板表面温度と基板に埋設されている印刷熱
電対の起電力特性とを比較した。図7にその結果を示
す。図中の鎖線はPt−Rh(13%)の標準起電力
(R熱電対の標準起電力)を示す。ヒーター通電時の印
刷熱電対起電力は無通電時に比べて低下することが判
る。更にヒーター構造の違いによりその影響の受ける度
合いが異なっている。即ち、ヒーターと同一面上にある
印刷熱電対よりも絶縁層を積層して形成されたものの方
が影響の度合いが著しく小さい。このサンプルについて
ヒーター通電時の印刷熱電対に流れ込むヒーターリーク
電流を実際に測定した結果、リーク電流の大きい方が起
電力の低下が大きいという対応が取れた。従って、ヒー
ター装置の実使用場面を考えると、印刷熱電対とヒータ
ー間の絶縁性が非常に重要となってくるのは明らかであ
る。但し、これはあくまでも市販熱電対の標準起電力と
比較した場合であって、作り込みや作動条件が一定であ
れば特に標準起電力には囚われない。
【0019】(実施例3)実施例1、実施例2における
ヒーター装置に図8に示す集電体8を形成し、構造−3
とした。集電体8は通常グレードのPtペーストのスク
リーン印刷を用いてあり、このパターンはグランド電位
に落とし込まれている。構造−3は、ヒーター2と集電
体8を有する基板1と、印刷電熱体3を有する基板7と
および単なる基板4とを積層した構造である。実施例2
と同様にヒーターを通電加熱して基板表面温度と印刷熱
電対起電力とを比較した。その結果、図9から明らかな
ようにPt−Pt/Rh(13wt%)熱電対の標準起電
力に非常に一致したものが得られた。即ち、ヒーターの
リーク電流を低減させることが正確な起電力を得る上で
非常に重要であることが言える。
ヒーター装置に図8に示す集電体8を形成し、構造−3
とした。集電体8は通常グレードのPtペーストのスク
リーン印刷を用いてあり、このパターンはグランド電位
に落とし込まれている。構造−3は、ヒーター2と集電
体8を有する基板1と、印刷電熱体3を有する基板7と
および単なる基板4とを積層した構造である。実施例2
と同様にヒーターを通電加熱して基板表面温度と印刷熱
電対起電力とを比較した。その結果、図9から明らかな
ようにPt−Pt/Rh(13wt%)熱電対の標準起電
力に非常に一致したものが得られた。即ち、ヒーターの
リーク電流を低減させることが正確な起電力を得る上で
非常に重要であることが言える。
【0020】実施例1で用いた+(正)極Pt−Rh混
合粉ペーストのRh組成比を変化させて印刷熱電対の起
電力特性を調べた。Rhの組成比の調整はPt−Rh
(50wt%)ペーストと高純度Ptペーストの混合を瑪
瑙乳鉢を用いて混練することで行った。ヒーター装置構
造は構造−1を用いたが通電加熱は行わず、全て電気炉
中での起電力特性を測定した。基板には前実施例と同様
にK熱電対が取り付けられている。図10に印刷熱電対
+(正)極のRh組成比と起電力との関係を示す。ここ
で明らかなように10%以下で起電力は急激に減少する
が20%を過ぎるころから起電力は次第に飽和する傾向
にある。また、各組成でのX線解析用サンプルでは、全
てPtとRhは合金化されており、Rhの添加量と結晶
格子定数はリニアな関係にあることでも確認された。
合粉ペーストのRh組成比を変化させて印刷熱電対の起
電力特性を調べた。Rhの組成比の調整はPt−Rh
(50wt%)ペーストと高純度Ptペーストの混合を瑪
瑙乳鉢を用いて混練することで行った。ヒーター装置構
造は構造−1を用いたが通電加熱は行わず、全て電気炉
中での起電力特性を測定した。基板には前実施例と同様
にK熱電対が取り付けられている。図10に印刷熱電対
+(正)極のRh組成比と起電力との関係を示す。ここ
で明らかなように10%以下で起電力は急激に減少する
が20%を過ぎるころから起電力は次第に飽和する傾向
にある。また、各組成でのX線解析用サンプルでは、全
てPtとRhは合金化されており、Rhの添加量と結晶
格子定数はリニアな関係にあることでも確認された。
【0021】実施例1〜3で用いた印刷熱電対+(正)
極用ペーストは全て、Pt粉とRh粉との混合ペースト
を用いてある。本実施例では新たに作製したPt−Rh
合金粉とを用いて印刷熱電対を形成してRh組成の製造
上の安定性を調べた。Rh組成比はともに15.0%を
目標とした。混合方式のペーストでは実施例3と同様な
方法でRh組成を調整した。合金方式のペーストはRh
組成比15%の合金粉を直接共沈法で作製した。いずれ
の方式においても、製造誤差があるため15.0%には
ならない。そこで出来合いのペーストを高温焼成前後で
組成分析することで、Rh組成比の変化率で比較した。
ペースト中には結合材などの有機物質が多く含まれるた
め、ペーストを700℃の大気雰囲気で焼成し、完全に
有機物質を酸化除去した。これを1650℃で5時間の
大気雰囲気焼成にかけた。この1650℃焼成の前後の
PtとRhの組成比をICP分析で調べた。表1にRh
組成の分析結果を示す。
極用ペーストは全て、Pt粉とRh粉との混合ペースト
を用いてある。本実施例では新たに作製したPt−Rh
合金粉とを用いて印刷熱電対を形成してRh組成の製造
上の安定性を調べた。Rh組成比はともに15.0%を
目標とした。混合方式のペーストでは実施例3と同様な
方法でRh組成を調整した。合金方式のペーストはRh
組成比15%の合金粉を直接共沈法で作製した。いずれ
の方式においても、製造誤差があるため15.0%には
ならない。そこで出来合いのペーストを高温焼成前後で
組成分析することで、Rh組成比の変化率で比較した。
ペースト中には結合材などの有機物質が多く含まれるた
め、ペーストを700℃の大気雰囲気で焼成し、完全に
有機物質を酸化除去した。これを1650℃で5時間の
大気雰囲気焼成にかけた。この1650℃焼成の前後の
PtとRhの組成比をICP分析で調べた。表1にRh
組成の分析結果を示す。
【0022】
【表1】
【0023】即ち、混合方式のペーストでは高温焼成時
にRhの蒸発が合金型に比して発生し易いと考えられ
る。勿論、シート焼成雰囲気の酸素濃度を減少させた雰
囲気焼成方法はこのRh蒸発を防ぐことは容易に想像で
きる。これにより、製造上合金方式の印刷ペーストを用
いるとRh組成比の変動を著しく低減できる。勿論、合
金方式により作製された印刷熱電対は正常な起電力特性
を示した。
にRhの蒸発が合金型に比して発生し易いと考えられ
る。勿論、シート焼成雰囲気の酸素濃度を減少させた雰
囲気焼成方法はこのRh蒸発を防ぐことは容易に想像で
きる。これにより、製造上合金方式の印刷ペーストを用
いるとRh組成比の変動を著しく低減できる。勿論、合
金方式により作製された印刷熱電対は正常な起電力特性
を示した。
【0024】自動車排気ガス中で使用される状況を考慮
すると、本発明は以下の効果を奏する。 (1) セラミックグリーンシートを用いて、ヒーター及
び熱電対をその上に直接印刷形成でき、かつ一体焼成す
ることが可能となる。 (2) セラミックシートでラミネートする構造で簡単に
気密性が得られ、ヒーター及び熱電対の劣化が起こりに
くい。 (3) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷で形成でき
ヒーター装置自体のマイクロ化が可能となる。 (4) 温度測定域を非常に微少部とすることができ、測
温部を容易に特定することができる。このため温度測定
の精度が大幅に向上できる。 (5) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷方式で作製
できるため、安価で生産性の高い製造が可能となる。
すると、本発明は以下の効果を奏する。 (1) セラミックグリーンシートを用いて、ヒーター及
び熱電対をその上に直接印刷形成でき、かつ一体焼成す
ることが可能となる。 (2) セラミックシートでラミネートする構造で簡単に
気密性が得られ、ヒーター及び熱電対の劣化が起こりに
くい。 (3) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷で形成でき
ヒーター装置自体のマイクロ化が可能となる。 (4) 温度測定域を非常に微少部とすることができ、測
温部を容易に特定することができる。このため温度測定
の精度が大幅に向上できる。 (5) ヒーター及び熱電対がスクリーン印刷方式で作製
できるため、安価で生産性の高い製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒーターと熱電対とを印刷した例
の平面図である。
の平面図である。
【図2】本発明による基板を積層した例の正面図であ
る。
る。
【図3】本発明による基板にヒーターを印刷した例の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明による基板に熱電対を印刷した例の平面
図である。
図である。
【図5】ヒーターと熱電対を印刷していない基板の平面
図である。
図である。
【図6】本発明の電気炉中(ヒーター基板無通電)での
埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示す図である。
埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示す図である。
【図7】本発明のヒーター基板通電での埋め込み印刷熱
電対の起電力出力特性を示す図である。
電対の起電力出力特性を示す図である。
【図8】本発明によるヒーター基板用アルミナシート構
造を示す平面図である。
造を示す平面図である。
【図9】図8に示す集電体を組み込んだヒーター基板の
電気炉中での埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示
す図である。
電気炉中での埋め込み印刷熱電対の起電力出力特性を示
す図である。
【図10】印刷熱電対+(正)極のRh組成と熱電対の
起電力出力特性(600℃及び600℃での測定値)を
示す図である。
起電力出力特性(600℃及び600℃での測定値)を
示す図である。
【符号の説明】 1、4、6、7 基板 2 ヒーター 3 熱電対 5 端子 8 集電体
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
Claims (8)
- 【請求項1】 ヒーターとしての印刷導体が絶縁性セラ
ミックスの基板に埋設されており、該ヒーター基板の所
定の加熱部温度を測定するためのPtを+(正)極、P
tとRhのとの混合体又は合金を−(負)極とした側温
体としての印刷熱電対が基板内にヒーターと接触するこ
となく埋設されたヒーター装置。 - 【請求項2】 該熱電対とヒーターとの間に絶縁体とし
てのセラミック層が設けられていることを特徴とする請
求項1記載の測温機能付きヒーター装置。 - 【請求項3】 印刷ヒーターの近傍にグランド電位に接
続された集電体導体パターンが印刷形成された請求項1
記載のヒーター装置。 - 【請求項4】 熱電対において、−(負)極のPtとR
hの合金組成比が10〜30wt%Rhである請求項1
記載のヒーター装置。 - 【請求項5】 基板がジルコニアからなり、ヒーターと
熱電対とをジルコニア基板に設けた印刷絶縁層に印刷埋
設させる請求項1記載のヒーター装置。 - 【請求項6】 絶縁性セラミックスの基板にヒーターと
しての印刷導体が埋設され、該ヒーターを抵抗側温体と
して用いるヒーター装置。 - 【請求項7】 ヒーターと該ヒーターとは離間して配さ
れる熱電対とを有し、熱電対の−(負)極のPtとRh
の粉末ペーストをそれぞれ所定の組成比で混合したペー
ストを作製し、それをセラミックグリーンシート上に印
刷し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金にす
ることを特徴とするヒーター装置の製造方法。 - 【請求項8】 ヒーターと該ヒーターとは離間して配さ
れる熱電対とを有し、熱電対の−(負)極のPtとRh
が所定の組成比で合金化された合金粉からなるペースト
を作製し、それをセラミックグリーンシート上に印刷
し、ラミネート後一体焼成してPtとRhの合金にする
ことを特徴とするヒーター装置の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1482297A JPH10199661A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ヒーター装置及びその製造方法 |
| EP98300219A EP0853239A3 (en) | 1997-01-13 | 1998-01-12 | Gas sensor and heater unit |
| CA 2226786 CA2226786A1 (en) | 1997-01-13 | 1998-01-13 | Gas sensor and heater unit for use therein |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1482297A JPH10199661A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ヒーター装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10199661A true JPH10199661A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11871742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1482297A Pending JPH10199661A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ヒーター装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10199661A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017900A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒーティングシステム |
| WO2012017901A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒータ及びヒーティングシステム |
| WO2012017902A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒーティングシステム |
| CN109709194A (zh) * | 2019-03-13 | 2019-05-03 | 常州君堃电子有限公司 | 氮氧化物氨气一体式传感器 |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP1482297A patent/JPH10199661A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017900A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒーティングシステム |
| WO2012017901A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒータ及びヒーティングシステム |
| WO2012017902A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | タカタ株式会社 | ヒーティングシステム |
| JP2012035717A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Takata Corp | ヒーティングシステム |
| JP2012035716A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Takata Corp | ヒータ及びヒーティングシステム |
| JP2012035715A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Takata Corp | ヒーティングシステム |
| US9067518B2 (en) | 2010-08-05 | 2015-06-30 | Takata Corporation | Heating system |
| US9114747B2 (en) | 2010-08-05 | 2015-08-25 | Takata Corporation | Heating system |
| US9132758B2 (en) | 2010-08-05 | 2015-09-15 | Takata Corporation | Heater and heating system |
| CN109709194A (zh) * | 2019-03-13 | 2019-05-03 | 常州君堃电子有限公司 | 氮氧化物氨气一体式传感器 |
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