JPH10199664A - 電熱板補護シート - Google Patents

電熱板補護シート

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JPH10199664A
JPH10199664A JP1793097A JP1793097A JPH10199664A JP H10199664 A JPH10199664 A JP H10199664A JP 1793097 A JP1793097 A JP 1793097A JP 1793097 A JP1793097 A JP 1793097A JP H10199664 A JPH10199664 A JP H10199664A
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JP
Japan
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electric heating
heating plate
sheet
plate protection
sheets
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Pending
Application number
JP1793097A
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English (en)
Inventor
Yasuo Fukuchi
保雄 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
Original Assignee
Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性、施工性に優れるとともに、施工後の
耐熱性や耐水性においても優れた効果を有する電熱板補
護シート、及びこの電熱板補護シートを用いた雪氷融解
用電熱装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電熱板を補護するシートとして、ポリプ
ロピレンを50%以上配合した無定形高分子ポリマーを
用いたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に積雪地域にお
いて用いられる雪氷融解用電熱装置及びこの装置に用い
られる電熱板補護シートに関する。
【0002】
【従来の技術】積雪地域では、多くの屋根はトタンを用
いることによって、降雪に対処しているが、軒先では氷
やつららとなって雪が屋根から落ちにくくなり、雪の重
みで家屋が潰れたり、あるいは家屋が変形してしまう等
の問題を生じている。そこで、通常は屋根の軒先のトタ
ンとのじ板との間に氷や雪を融解するための電熱板を配
設している。しかし、電熱板は、氷などと直接接する
と、ショートや漏電の恐れがあるために、従来において
は、加硫したゴムシートで外周を覆っている。この加硫
ゴムシートとしては、一般屋上防水用として用いられ
る、エチレンプロピレンターポリマー(EPT)とブチ
ルゴム(IIR)とをベースポリマーとした硫黄架橋の
高弾性シートを用いている。また、この加硫ゴムシート
で電熱板を覆う際に用いる接着剤としては、耐熱性と耐
水性を有するクロロプレン系接着剤を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来にお
いて用いられている加硫ゴムシートは、その製造工程に
おいて粉体を混練りするために粉体が玉になったり、あ
るいは異物が混入することによってピンホールを生じて
しまう問題があり、また現在の製造方法では加工工程が
多いために高価となってしまうという問題を有してい
る。また、加硫ゴムシートは、軟質であるために電熱板
の変形を生じやすく、電熱板の変形によって熱効率を低
下させてしまうという問題も有している。また、接着剤
として用いるクロロプレン系接着剤は、吸水性であるた
めに漏電を生じてしまう問題を有している。さらに、こ
のクロロプレン系接着剤は、有機溶剤を用いるために室
内での加工作業においては危険性を有するとともに、塗
布むらなどの不都合も有する。
【0004】そこで本発明は、上記従来の問題点を解消
し、加工性、施工性に優れるとともに、施工後の耐熱性
や耐水性においても優れた効果を有する電熱板補護シー
ト、及びこの電熱板補護シートを用いた雪氷融解用電熱
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
電熱板補護シートは、電熱板を補護するシートとして、
ポリプロピレンを50%以上配合した無定形高分子ポリ
マーを用いたことを特徴とする。請求項2記載の本発明
の電熱板補護シートは、請求項1に記載の電熱板補護シ
ートにおいて、前記無定形高分子ポリマーシートの一方
の面に、アルミ箔又はアルミ蒸着フィルムをラミネート
したことを特徴とする。請求項3記載の本発明の雪氷融
解用電熱装置は、請求項1に記載の電熱板補護シートを
2枚用いて電熱板を間に挟み込み、前記電熱板補護シー
ト同士を外周部において熱融着し、前記電熱板を前記電
熱板補護シートで密封したことを特徴とする。請求項4
記載の本発明の雪氷融解用電熱装置は、請求項2に記載
の電熱板補護シートを構成する前記無定形高分子ポリマ
ーシートの他方の面を電熱板と接する内表面として、2
枚の電熱板補護シートを用いて電熱板を間に挟み込み、
前記電熱板補護シート同士を外周部において熱融着し、
前記電熱板を前記電熱板補護シートで密封したことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の電熱板補護シートは、電
熱板を補護するシートとして、ポリプロピレンを50%
以上配合した無定形高分子ポリマーを用いている。この
無定形高分子ポリマーシートは、分子構造が無定形であ
るため、方向性を持たず熱収縮することがない。従っ
て、例えば150℃中に500時間放置しても性能変化
を生じない。一方、この無定形高分子ポリマーシート
は、230℃以上では溶解するために熱融着が可能であ
り、接合のための接着剤を用いることなく好みの形状で
接合できる。従って、本発明の雪氷融解用電熱装置は、
電熱板補護シートを2枚用いて電熱板を間に挟み込み、
この電熱板補護シート同士を外周部において熱融着し、
電熱板を電熱板補護シートで密封している。また、本発
明の電熱板補護シートは、無定形高分子ポリマーシート
の一方の面に、アルミ箔又はアルミ蒸着フィルムをラミ
ネートしている。このようにアルミ材を用いることによ
って、電熱板で発生した熱を効率よく雪氷に伝えること
ができる。また、アルミ材の導電性を利用してアースと
して用いることもできる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づい
て説明する。図1は同実施例における雪氷融解用電熱装
置を示す斜視図、図2は同装置のA−A線断面図であ
る。図に示すように雪氷融解用電熱装置は、2枚の電熱
板補護シート10A、10Bとその間に密封された電熱
板20から構成されている。2枚の電熱板補護シート1
0A、10Bは、その外周部を熱融着によって接合され
ている。図中30は熱融着部である。電熱板20に設け
られた電極40は、電熱板補護シート10A、10Bか
ら導出されている。
【0008】ここで、2枚の電熱板補護シート10A、
10Bは、それぞれ0.6mmの厚さのキャステイング
ポリプロピレン(CPP)シート11に、厚さ7μmの
アルミ箔12をラミネートしたものである。なお、図に
示すように、2枚の電熱板補護シート10A、10B
は、それぞれ、アルミ箔12が外表面となるように接合
されている。キャステイングポリプロピレンシート11
としては、D型を用いる。JIS硬度計(JISK63
01)で比較すると、従来用いられていた加硫ゴムシー
トはA型で55〜65の硬さであるのに対し、本実施例
で用いるキャステイングポリプロピレンシートはD型で
60〜70の硬さを有する。このように、キャステイン
グポリプロピレンシートは、硬さと腰があるために、図
1に示すように巻き取り状態から巻き戻した場合にもよ
れることなく直線的に巻き戻すことが可能である。な
お、本実施例のように、キャステイングポリプロピレン
シート11に、アルミ箔12をラミネートする場合に
は、キャステイングポリプロピレンシート11にあらか
じめコロナ処理とプライマー処理を施しておくことがア
ルミ箔12の剥離防止のためには好ましい。
【0009】上記実施例では、キャステイングポリプロ
ピレンシートに、アルミ箔をラミネートする場合につい
て説明したが、ポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムにアルミ蒸着したものをキャステイングポリプ
ロピレンシートにラミネートしたものでもよい。例え
ば、12μmの厚さのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムにアルミ蒸着したものを0.4mmの厚さのキャス
テイングポリプロピレンシートにラミネートしたもの、
7μmの厚さのポリエチレンテレフタレートフィルムに
アルミ蒸着したものを0.8mmの厚さのキャステイン
グポリプロピレンシートにラミネートしたものが適して
いる。キャステイングポリプロピレンシートに、アルミ
箔をラミネートする場合には、大ロット生産に適する
が、ポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミ蒸着
したものをキャステイングポリプロピレンシートにラミ
ネートする場合には、小ロット生産に適している。
【0010】なお、アルミ蒸着面を、キャステイングポ
リプロピレンシートとポリエチレンテレフタレートフィ
ルムとの間に配置するか、あるいは外表面に配置するか
については、施工上の取扱い方や用途に応じて決定する
ことができる。例えば外表面に導電性が必要である場合
には、アルミ蒸着面を外表面に配置すればよい。ポリエ
チレンテレフタレートフィルムは、厚さを12μm以下
とすることが好ましい。すなわち、厚さが12μm以下
であれば、抗張力は2kg/cm以下、伸張率100%
以下となり、キャステイングポリプロピレンの5%以下
の物性値となる。従って、ポリエチレンテレフタレート
フィルムが、キャステイングポリプロピレンの耐寒衝撃
性やその他の性能に影響を及ぼすことはない。
【0011】次に熱効率についての実験結果について説
明する。90℃の湯を100cc入りで開口部が直径6
0mmのビーカーに60cc入れ、この開口部を100
×100mm2 の試験片で蓋をし、1分後の表面温度を
測定した。試験片としては、0.8mmの厚さの加硫ゴ
ムシート、0.4mmの厚さのキャステイングポリプロ
ピレンシート、0.4mmの厚さのキャステイングポリ
プロピレンシート(ただし12μmの厚さのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムにアルミ蒸着したものをラミ
ネートしたもの)、0.8mmの厚さのキャステイング
ポリプロピレンシートを用いた。1分後の表面温度は、
0.8mmの厚さの加硫ゴムシートが60℃、0.4m
mの厚さのキャステイングポリプロピレンシートが62
℃、0.4mmの厚さのキャステイングポリプロピレン
シート(ただし12μmの厚さのポリエチレンテレフタ
レートフィルムにアルミ蒸着したものをラミネートした
もの)が64℃、0.8mmの厚さのキャステイングポ
リプロピレンシートが61℃〜62℃となった。上記結
果より、アルミ材をラミネートしなくてもキャステイン
グポリプロピレンシートだけでも5%前後の熱効率の向
上を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、加工性、施工性
に優れるとともに、施工後の耐熱性や耐水性においても
優れた効果を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による雪氷融解用電熱装置の
斜視図
【図2】図1のA−A線による断面図
【符号の説明】
10A 電熱板補護シート 10B 電熱板補護シート 11 キャステイングポリプロピレンシート(無定形
高分子ポリマーシート) 12 アルミ箔 20 電熱板 30 熱融着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電熱板を補護するシートとして、ポリプ
    ロピレンを50%以上配合した無定形高分子ポリマーを
    用いたことを特徴とする電熱板補護シート。
  2. 【請求項2】 前記無定形高分子ポリマーシートの一方
    の面に、アルミ箔又はアルミ蒸着フィルムをラミネート
    したことを特徴とする請求項1に記載の電熱板補護シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電熱板補護シートを2
    枚用いて電熱板を間に挟み込み、前記電熱板補護シート
    同士を外周部において熱融着し、前記電熱板を前記電熱
    板補護シートで密封したことを特徴とする雪氷融解用電
    熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電熱板補護シートを構
    成する前記無定形高分子ポリマーシートの他方の面を電
    熱板と接する内表面として、2枚の電熱板補護シートを
    用いて電熱板を間に挟み込み、前記電熱板補護シート同
    士を外周部において熱融着し、前記電熱板を前記電熱板
    補護シートで密封したことを特徴とする雪氷融解用電熱
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2453769A (en) * 2007-10-18 2009-04-22 Gkn Aerospace Services Ltd Mounting an aircraft leading edge ice protection system.

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