JPH10199800A - オプティカルインテグレータを備える照明光学装置 - Google Patents
オプティカルインテグレータを備える照明光学装置Info
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- JPH10199800A JPH10199800A JP9013301A JP1330197A JPH10199800A JP H10199800 A JPH10199800 A JP H10199800A JP 9013301 A JP9013301 A JP 9013301A JP 1330197 A JP1330197 A JP 1330197A JP H10199800 A JPH10199800 A JP H10199800A
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- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70008—Production of exposure light, i.e. light sources
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不連続な変化を伴わずに光の強度を調節でき
る照明光学装置を提供する。 【解決手段】 複数の光源像を形成するオプティカルイ
ンテグレータ123と;前記オプティカルインテグレー
タの光路に配置されて所定の広がりの光通過領域を有す
る光学フィルタ162とを備え;該フィルタの光通過領
域は、連続的に光透過率が変化するように構成され;前
記光路と重なる領域を前記光通過領域内で選択できるよ
うに構成されている照明光学装置。光学フィルタの光通
過領域は連続的に光透過率が変化するように構成され、
光学フィルタにおける装置の光路と重なる領域を前記光
通過領域内で選択できるように構成されているので、選
択する領域により光透過率が定まり、しかもその光透過
率を時間的に連続的に変化させることができる。
る照明光学装置を提供する。 【解決手段】 複数の光源像を形成するオプティカルイ
ンテグレータ123と;前記オプティカルインテグレー
タの光路に配置されて所定の広がりの光通過領域を有す
る光学フィルタ162とを備え;該フィルタの光通過領
域は、連続的に光透過率が変化するように構成され;前
記光路と重なる領域を前記光通過領域内で選択できるよ
うに構成されている照明光学装置。光学フィルタの光通
過領域は連続的に光透過率が変化するように構成され、
光学フィルタにおける装置の光路と重なる領域を前記光
通過領域内で選択できるように構成されているので、選
択する領域により光透過率が定まり、しかもその光透過
率を時間的に連続的に変化させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オプティカルイン
テグレータを備える照明光学装置に関し、特に液晶表示
基板等を製造するためのリソグラフィ工程において使用
される投影露光装置の照明系に適用して好適な照明光学
装置に関する。
テグレータを備える照明光学装置に関し、特に液晶表示
基板等を製造するためのリソグラフィ工程において使用
される投影露光装置の照明系に適用して好適な照明光学
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、テレビ等の表示素子と
して、液晶表示基板が多用されるようになった。この液
晶表示基板は、ガラス基板上に透明薄膜電極をフォトリ
ソグラフィの手法で所望の形状にパターニングして作ら
れる。このフォトリソグラフィの為の装置として、マス
ク上に形成された原画パターンを投影光学系を介してガ
ラス基板上のフォトレジスト層に露光する投影光学装置
が用いられている。
して、液晶表示基板が多用されるようになった。この液
晶表示基板は、ガラス基板上に透明薄膜電極をフォトリ
ソグラフィの手法で所望の形状にパターニングして作ら
れる。このフォトリソグラフィの為の装置として、マス
ク上に形成された原画パターンを投影光学系を介してガ
ラス基板上のフォトレジスト層に露光する投影光学装置
が用いられている。
【0003】また、最近では液晶表示基板の大面積化が
要求されており、それに伴って上記の投影露光装置にお
いても露光領域の拡大が望まれている。この露光領域の
拡大の手段として、複数の投影光学系を備えた走査型露
光装置が提案されている。即ち、複数の照明光学系をも
つ照明光学装置を設け、各照明光学系から射出した光束
でマスクを照明し、照明されたマスクの像を複数の投影
光学系のそれぞれを介してガラス基板上の投影領域に投
影する。そして、マスクとガラス基板とを同期して投影
光学系に対して、走査することによって、マスク上のパ
ターン領域の全面をガラス基板上に転写する。
要求されており、それに伴って上記の投影露光装置にお
いても露光領域の拡大が望まれている。この露光領域の
拡大の手段として、複数の投影光学系を備えた走査型露
光装置が提案されている。即ち、複数の照明光学系をも
つ照明光学装置を設け、各照明光学系から射出した光束
でマスクを照明し、照明されたマスクの像を複数の投影
光学系のそれぞれを介してガラス基板上の投影領域に投
影する。そして、マスクとガラス基板とを同期して投影
光学系に対して、走査することによって、マスク上のパ
ターン領域の全面をガラス基板上に転写する。
【0004】上記の如き走査型露光装置に必要な複数の
照明光学装置においては、露光量制御を正確、且つ容易
に行う為、各照明領域の照度が揃っていることと、マス
クとガラス基板の走査中、各照射領域の光強度は一定で
あることが望まれる。この為、本出願人は、特開平7−
153683号において、複数の投影光学系のそれぞれ
に配置された照明光学系からの光束を検出し、最低の照
度が得られる照明光学系の強度に他の照明光学系の照度
を合わせるように制御することにより、常に全ての照明
領域で均一な照度得ることが出来る露光装置を提案し
た。
照明光学装置においては、露光量制御を正確、且つ容易
に行う為、各照明領域の照度が揃っていることと、マス
クとガラス基板の走査中、各照射領域の光強度は一定で
あることが望まれる。この為、本出願人は、特開平7−
153683号において、複数の投影光学系のそれぞれ
に配置された照明光学系からの光束を検出し、最低の照
度が得られる照明光学系の強度に他の照明光学系の照度
を合わせるように制御することにより、常に全ての照明
領域で均一な照度得ることが出来る露光装置を提案し
た。
【0005】この従来技術では、楕円鏡を有する光源、
コリメータレンズ系、フライアイレンズ、コンデンサレ
ンズ系によって構成される照明光学系と、マスク、投影
光学系、基板がこの順に配置された光学系が、複数並列
に配列されており、その各光学系について光源とコリメ
ータレンズ系との間に、各照明光学系の光束の強度を調
節するためのNDフィルタが設けられている。NDフィ
ルタは透過率が異なるものが複数用意されており、さら
にこのNDフィルタを駆動するフィルタ駆動装置が備え
られている。各照明光学系の光束の強度が揃うように、
前記複数のNDフィルタを挿入・退避させるようになっ
ている。
コリメータレンズ系、フライアイレンズ、コンデンサレ
ンズ系によって構成される照明光学系と、マスク、投影
光学系、基板がこの順に配置された光学系が、複数並列
に配列されており、その各光学系について光源とコリメ
ータレンズ系との間に、各照明光学系の光束の強度を調
節するためのNDフィルタが設けられている。NDフィ
ルタは透過率が異なるものが複数用意されており、さら
にこのNDフィルタを駆動するフィルタ駆動装置が備え
られている。各照明光学系の光束の強度が揃うように、
前記複数のNDフィルタを挿入・退避させるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような露光装置
によれば、NDフィルター制御時に不連続な光強度変化
を伴う。また、不連続な光強度変化を低減するために、
例えばNDフィルタの組み合わせ枚数を増やすことも考
えられるが、この場合、装置全体が巨大化してしまう。
一方、照明光学装置全体の小型化と省電力化の目的で光
供給部を独立させ、その他の照明光学系部へ多分岐ラン
ダムライトガイドにて光束を等分分岐させることが考え
られているが、各照明光学系と投影光学系の透過率のバ
ラツキや多分岐ランダムライトガイドを構成している光
ファイバーの断線、その他製造バラツキ等の原因によ
り、各照射領域の光強度を十分に揃えることは出来ず、
この場合も上記の様な調光手段は不可欠である。
によれば、NDフィルター制御時に不連続な光強度変化
を伴う。また、不連続な光強度変化を低減するために、
例えばNDフィルタの組み合わせ枚数を増やすことも考
えられるが、この場合、装置全体が巨大化してしまう。
一方、照明光学装置全体の小型化と省電力化の目的で光
供給部を独立させ、その他の照明光学系部へ多分岐ラン
ダムライトガイドにて光束を等分分岐させることが考え
られているが、各照明光学系と投影光学系の透過率のバ
ラツキや多分岐ランダムライトガイドを構成している光
ファイバーの断線、その他製造バラツキ等の原因によ
り、各照射領域の光強度を十分に揃えることは出来ず、
この場合も上記の様な調光手段は不可欠である。
【0007】そこで本発明は、不連続な変化を伴わずに
光の強度を調節できる照明光学装置を提供することを目
的としている。
光の強度を調節できる照明光学装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による照明光学装置は、図1に
示すように、光源からの光に基づいて複数の光源像を形
成するオプティカルインテグレータ123と;前記オプ
ティカルインテグレータの前記光源側の光路に配置され
て所定の広がりの光通過領域を有する、例えば図2に示
すような光学フィルタ162とを備え;前記光学フィル
タの光通過領域は、該光通過領域内において連続的に光
透過率が変化するように構成され;前記光学フィルタに
おける前記光路と重なる領域が、前記光通過領域の一部
であり;前記光路と重なる領域を前記光通過領域内で選
択できるように構成されていることを特徴とする。
に、請求項1に係る発明による照明光学装置は、図1に
示すように、光源からの光に基づいて複数の光源像を形
成するオプティカルインテグレータ123と;前記オプ
ティカルインテグレータの前記光源側の光路に配置され
て所定の広がりの光通過領域を有する、例えば図2に示
すような光学フィルタ162とを備え;前記光学フィル
タの光通過領域は、該光通過領域内において連続的に光
透過率が変化するように構成され;前記光学フィルタに
おける前記光路と重なる領域が、前記光通過領域の一部
であり;前記光路と重なる領域を前記光通過領域内で選
択できるように構成されていることを特徴とする。
【0009】ここで、連続的に光透過率が変化するよう
に構成された光学フィルタは、図2のような短冊状の遮
光パターンを形成したものの他、光通過領域内に複数の
点状の遮光パターンを粗から密に分布するように配した
フィルタ、複数の点状の遮光パターンを一定の密度で、
少しづつ各点の大きさを変化させて配したフィルタ、光
通過領域内に光透過率を連続的に変化させた薄膜を塗布
したフィルタ、光通過領域内において光透過率を連続的
に変化させたNDフィルタ等、該領域内で光透過率が位
置的に連続的に変化するいずれのフィルタであってもよ
い。
に構成された光学フィルタは、図2のような短冊状の遮
光パターンを形成したものの他、光通過領域内に複数の
点状の遮光パターンを粗から密に分布するように配した
フィルタ、複数の点状の遮光パターンを一定の密度で、
少しづつ各点の大きさを変化させて配したフィルタ、光
通過領域内に光透過率を連続的に変化させた薄膜を塗布
したフィルタ、光通過領域内において光透過率を連続的
に変化させたNDフィルタ等、該領域内で光透過率が位
置的に連続的に変化するいずれのフィルタであってもよ
い。
【0010】このように構成すると、光学フィルタの光
通過領域は光通過領域内において連続的に光透過率が変
化するように構成され、光学フィルタにおける装置の光
路と重なる領域を前記光通過領域内で選択できるように
構成されているので、選択する領域により光透過率が定
まり、しかもその光透過率を時間的に連続的に変化させ
ることができる。
通過領域は光通過領域内において連続的に光透過率が変
化するように構成され、光学フィルタにおける装置の光
路と重なる領域を前記光通過領域内で選択できるように
構成されているので、選択する領域により光透過率が定
まり、しかもその光透過率を時間的に連続的に変化させ
ることができる。
【0011】請求項2に係る発明による照明光学装置
は、請求項1に記載の発明に加えて、図1に示すよう
に、前記光源からの光を前記オプティカルインテグレー
タへ導くためのリレー光学系をさらに備え;前記光学フ
ィルタは、前記リレー光学系と前記オプティカルインテ
グレータとの間の光路中に配置されることを特徴とす
る。
は、請求項1に記載の発明に加えて、図1に示すよう
に、前記光源からの光を前記オプティカルインテグレー
タへ導くためのリレー光学系をさらに備え;前記光学フ
ィルタは、前記リレー光学系と前記オプティカルインテ
グレータとの間の光路中に配置されることを特徴とす
る。
【0012】このように構成すると、光学フィルタがリ
レー光学系と前記オプティカルインテグレータとの間の
光路中、即ちオプティカルインテグレータよりも光源側
に配置されるので、マスク上の照射領域での照度分布均
一性が高まる。
レー光学系と前記オプティカルインテグレータとの間の
光路中、即ちオプティカルインテグレータよりも光源側
に配置されるので、マスク上の照射領域での照度分布均
一性が高まる。
【0013】請求項3に係る発明による照明光学装置
は、請求項1、請求項2に記載の発明に加えて、前記オ
プティカルインテグレータは、前記複数の光源像に対応
する複数の光学要素を第1のピッチで配列して構成さ
れ;前記光学フィルタは、前記第1のピッチの方向とほ
ぼ直交する方向に光透過率が連続的に変化し、前記第1
のピッチ方向に第2のピッチで周期的に光透過率が変化
するように構成されていることを特徴とする。ここで、
周期は1を含んでもよい。
は、請求項1、請求項2に記載の発明に加えて、前記オ
プティカルインテグレータは、前記複数の光源像に対応
する複数の光学要素を第1のピッチで配列して構成さ
れ;前記光学フィルタは、前記第1のピッチの方向とほ
ぼ直交する方向に光透過率が連続的に変化し、前記第1
のピッチ方向に第2のピッチで周期的に光透過率が変化
するように構成されていることを特徴とする。ここで、
周期は1を含んでもよい。
【0014】このように構成すると、光学フィルタは、
周期的に光透過率が変化するように構成されているの
で、設計が比較的容易になる。
周期的に光透過率が変化するように構成されているの
で、設計が比較的容易になる。
【0015】請求項4に係る発明による照明光学装置
は、請求項3に記載の発明に加えて、前記第1のピッチ
をP0、前記第2のピッチをPf、前記第1のピッチ方向
における前記光学要素の個数をM、前記光学フィルタと
前記オプティカルインテグレータとの間に介在する光学
系の倍率をβ、0を含む正の整数をk、前記Mの、1を
除く素因数にて素因数分解されることのない、M未満の
正の整数をiとするとき、 Pf=(M/(M・k+i))・P0/β を満足するように構成されていることを特徴とする。こ
こで、倍率βは1であってもよい。
は、請求項3に記載の発明に加えて、前記第1のピッチ
をP0、前記第2のピッチをPf、前記第1のピッチ方向
における前記光学要素の個数をM、前記光学フィルタと
前記オプティカルインテグレータとの間に介在する光学
系の倍率をβ、0を含む正の整数をk、前記Mの、1を
除く素因数にて素因数分解されることのない、M未満の
正の整数をiとするとき、 Pf=(M/(M・k+i))・P0/β を満足するように構成されていることを特徴とする。こ
こで、倍率βは1であってもよい。
【0016】このように構成すると、オプティカルイン
テグレータを構成する光学要素と光学フィルタの周期性
とが干渉しあうことがなく、照明光の不均一を招くこと
がない。
テグレータを構成する光学要素と光学フィルタの周期性
とが干渉しあうことがなく、照明光の不均一を招くこと
がない。
【0017】請求項5に係る発明による走査型投影露光
装置は、所定のパターンが設けられたマスクを載置し、
所定の走査方向に沿って移動可能な第1のステージと;
基板を載置し、前記所定の走査方向に祖手前記第1のス
テージと同期して移動可能な第2のステージと;前記所
定のパターン像を前記基板上に形成するための投影光学
系と;請求項3または請求項4に記載の照明光学系とを
備え;前記光学フィルタの光透過率が変化する方向は、
前記第1と第2のステージの移動する方向と対応するこ
とを特徴とする。
装置は、所定のパターンが設けられたマスクを載置し、
所定の走査方向に沿って移動可能な第1のステージと;
基板を載置し、前記所定の走査方向に祖手前記第1のス
テージと同期して移動可能な第2のステージと;前記所
定のパターン像を前記基板上に形成するための投影光学
系と;請求項3または請求項4に記載の照明光学系とを
備え;前記光学フィルタの光透過率が変化する方向は、
前記第1と第2のステージの移動する方向と対応するこ
とを特徴とする。
【0018】この場合、光学フィルタの光透過率が変化
する方向が前記第1と第2のステージの移動する方向と
対応するように構成されているので、オプティカルイン
テグレータを構成する光学要素の、前記光透過率が変化
する方向におけるピッチを小さくすれば非常に小さく抑
えることができるとは言うものの、必ず傾向として生じ
る光強度の傾斜の影響を除去することができる。
する方向が前記第1と第2のステージの移動する方向と
対応するように構成されているので、オプティカルイン
テグレータを構成する光学要素の、前記光透過率が変化
する方向におけるピッチを小さくすれば非常に小さく抑
えることができるとは言うものの、必ず傾向として生じ
る光強度の傾斜の影響を除去することができる。
【0019】請求項6に係る発明による照明装置組立体
は、1以上の光源と;複数の、請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の照明光学装置と;前記光源の数と同数
のそれぞれが該光源に接続された入射端と、前記照明光
学系の数と同数のそれぞれが前記照明光学系に接続され
た出射端とを有するライトガイドとを備える。
は、1以上の光源と;複数の、請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の照明光学装置と;前記光源の数と同数
のそれぞれが該光源に接続された入射端と、前記照明光
学系の数と同数のそれぞれが前記照明光学系に接続され
た出射端とを有するライトガイドとを備える。
【0020】このようにすると、光強度を連続的に変化
させることのできる照明装置組立体を提供できる。
させることのできる照明装置組立体を提供できる。
【0021】請求項7に係る発明による光学フィルタ
は、複数の光源像を形成するオプティカルインテグレー
タを備えた照明光学系の照明光の光路中に設けて用いら
れる光学フィルターにおいて;前記光学フィルタの光が
通過する領域内に、幅を変化させた短冊状の遮光パター
ンを形成することによって、連続的に光透過率が変化す
るように構成される。
は、複数の光源像を形成するオプティカルインテグレー
タを備えた照明光学系の照明光の光路中に設けて用いら
れる光学フィルターにおいて;前記光学フィルタの光が
通過する領域内に、幅を変化させた短冊状の遮光パター
ンを形成することによって、連続的に光透過率が変化す
るように構成される。
【0022】このような光学フィルタは、幅を変化させ
た短冊状の遮光パターンを形成しているので、設計・製
造が容易で確実に光透過率を領域内で位置的に連続的に
変化させることができる。
た短冊状の遮光パターンを形成しているので、設計・製
造が容易で確実に光透過率を領域内で位置的に連続的に
変化させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一または類似符号を
付し、重複した説明は省略する。
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一または類似符号を
付し、重複した説明は省略する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態を示
す。本実施の形態は、本発明の照明光学装置を半導体素
子、又は、液晶表示素子製造用の露光装置の照明系に適
用したものである。図1において、g線(436n
m)、i線(365nm)、又はh線(407nm)等
の光束を出力する水銀ランプ等の光源111が楕円鏡1
12の第1焦点位置に配置されて、光源装置110が構
成されている。
す。本実施の形態は、本発明の照明光学装置を半導体素
子、又は、液晶表示素子製造用の露光装置の照明系に適
用したものである。図1において、g線(436n
m)、i線(365nm)、又はh線(407nm)等
の光束を出力する水銀ランプ等の光源111が楕円鏡1
12の第1焦点位置に配置されて、光源装置110が構
成されている。
【0025】この光源装置110の光路中に、照明手段
120を構成するコリメータレンズ121、オプティカ
ルインテグレータ123、コンデンサレンズ125がこ
の順に配置され、レチクル(マスク)R1を照射するよ
うに照明光学装置が構成されている。
120を構成するコリメータレンズ121、オプティカ
ルインテグレータ123、コンデンサレンズ125がこ
の順に配置され、レチクル(マスク)R1を照射するよ
うに照明光学装置が構成されている。
【0026】この照明光学装置内には、さらにコリメー
タレンズ121とオプティカルインテグレータ123の
入射面B1との間に光学フィルタ162が挿入・配置さ
れ、コンデンサレンズ125と照射面たるレチクルR1
の位置との間には、ハーフミラー126が、照明手段1
20から外部に光束の一部を取り出せるように、この実
施の形態では照明手段120の光軸に対して約45度の
角度をもって配置されている。そしてハーフミラー12
6で反射された光束の結像面の位置には、ディテクタ1
40が置かれている。
タレンズ121とオプティカルインテグレータ123の
入射面B1との間に光学フィルタ162が挿入・配置さ
れ、コンデンサレンズ125と照射面たるレチクルR1
の位置との間には、ハーフミラー126が、照明手段1
20から外部に光束の一部を取り出せるように、この実
施の形態では照明手段120の光軸に対して約45度の
角度をもって配置されている。そしてハーフミラー12
6で反射された光束の結像面の位置には、ディテクタ1
40が置かれている。
【0027】また、オプティカルインテグレータ123
の射出面C1の位置には、円形開口絞り124が設けら
れている。
の射出面C1の位置には、円形開口絞り124が設けら
れている。
【0028】さらに上記のように照射されたレチクルR
1上の露光パターンを基板(図1には表面のみ図示)W
1上に投影露光するための投影光学系が、レチクルR1
と基板露光面W1との間に設けられている。
1上の露光パターンを基板(図1には表面のみ図示)W
1上に投影露光するための投影光学系が、レチクルR1
と基板露光面W1との間に設けられている。
【0029】次にこの装置の作用を説明する。図1にお
いて、光源111から出力された光束は、楕円鏡112
の集光作用により楕円鏡112の第2焦点位置A1に光
源像を形成する。楕円鏡112の第2焦点位置A1に光
源像から射出された光束は、コリメータレンズ121に
よって平行光束に変換され、オプティカルインテグレー
タ123の入射面B1に入射する。オプティカルインテ
グレータ123は、図8(a)に示されている矩形状の
断面形状を有する要素レンズ123Aを、(b)に示さ
れるように、要素レンズ123Aの光軸123Xに垂直
な方向に並列に束ねて構成されている。
いて、光源111から出力された光束は、楕円鏡112
の集光作用により楕円鏡112の第2焦点位置A1に光
源像を形成する。楕円鏡112の第2焦点位置A1に光
源像から射出された光束は、コリメータレンズ121に
よって平行光束に変換され、オプティカルインテグレー
タ123の入射面B1に入射する。オプティカルインテ
グレータ123は、図8(a)に示されている矩形状の
断面形状を有する要素レンズ123Aを、(b)に示さ
れるように、要素レンズ123Aの光軸123Xに垂直
な方向に並列に束ねて構成されている。
【0030】この要素レンズ123Aは、その焦点距離
と、硝路長が一致するように構成されているので、その
入射側面に入射したコリメータレンズ121からの平行
光束は、集光され各要素レンズの射出面に光源像を形成
する。即ち、図1において、オプティカルインテグレー
タ123の射出面C1には、要素レンズ123Aの配列
に従って、複数の光源像が形成される。
と、硝路長が一致するように構成されているので、その
入射側面に入射したコリメータレンズ121からの平行
光束は、集光され各要素レンズの射出面に光源像を形成
する。即ち、図1において、オプティカルインテグレー
タ123の射出面C1には、要素レンズ123Aの配列
に従って、複数の光源像が形成される。
【0031】オプティカルインテグレータ123の射出
面C1に形成された複数の光源像からの光束は、この直
後におかれた円形開口絞り124により円形断面形状を
有する光束に変換されて、コンデンサーレンズ125に
入射する。コンデンサーレンズ125のほぼ後側焦点位
置に被照射面R1がおかれている為、オプティカルイン
テグレータ123の各要素レンズ123Aの入射面B1
と被照射面R1とは、ほぼ共役な関係で結ばれる。した
がって、オプティカルインテグレータ123の射出面C
1に形成された複数の2次光源面像からの光束は、重畳
的に被照射面R1を照射する。
面C1に形成された複数の光源像からの光束は、この直
後におかれた円形開口絞り124により円形断面形状を
有する光束に変換されて、コンデンサーレンズ125に
入射する。コンデンサーレンズ125のほぼ後側焦点位
置に被照射面R1がおかれている為、オプティカルイン
テグレータ123の各要素レンズ123Aの入射面B1
と被照射面R1とは、ほぼ共役な関係で結ばれる。した
がって、オプティカルインテグレータ123の射出面C
1に形成された複数の2次光源面像からの光束は、重畳
的に被照射面R1を照射する。
【0032】また、前述のようにオプティカルインテグ
レータ123と被照射面R1との間には、ハーフミラー
126が設けられ、光束の一部をディテクタ140に導
く。このディテクタ140は常時この導かれた光束の強
度を検出しており、その強度に応じた信号a1を発信す
る。また、信号a1を受信して処理する信号処理装置1
50が設けられており、得られた信号a1を入力され
る。
レータ123と被照射面R1との間には、ハーフミラー
126が設けられ、光束の一部をディテクタ140に導
く。このディテクタ140は常時この導かれた光束の強
度を検出しており、その強度に応じた信号a1を発信す
る。また、信号a1を受信して処理する信号処理装置1
50が設けられており、得られた信号a1を入力され
る。
【0033】信号処理装置150は信号a1に基づき、
被照射面R1に照射されている光束の強度を算出し、こ
の値が常に等しくなる様、信号b1をコリメータレンズ
121とオプティカルインテグレータ123との間に配
置されるフィルタ162を駆動するフィルタ駆動装置1
61に入力する。
被照射面R1に照射されている光束の強度を算出し、こ
の値が常に等しくなる様、信号b1をコリメータレンズ
121とオプティカルインテグレータ123との間に配
置されるフィルタ162を駆動するフィルタ駆動装置1
61に入力する。
【0034】フィルタ駆動装置161は、図2に示され
るような透過率可変フィルタ162が光路中を移動でき
るように構成されている。透過率可変フィルター162
には、遮光パターンが形成されているが、それは、例え
ば図2の162Aのような、そのパターン巾が徐々に変
化(但し単調に、本実施の形態では直線的に)する短冊
状のパターンであり、このパターンが並列に複数本並べ
られることにより構成されている。これは、例えば平行
平面硝子の上に短冊状の遮光パターンを形成して作られ
る。
るような透過率可変フィルタ162が光路中を移動でき
るように構成されている。透過率可変フィルター162
には、遮光パターンが形成されているが、それは、例え
ば図2の162Aのような、そのパターン巾が徐々に変
化(但し単調に、本実施の形態では直線的に)する短冊
状のパターンであり、このパターンが並列に複数本並べ
られることにより構成されている。これは、例えば平行
平面硝子の上に短冊状の遮光パターンを形成して作られ
る。
【0035】このフィルタは、図2に示すように透過率
可変フィルタ162が受ける光束の位置をパターンの長
手方向に変化させれば、光束の透過率を連続的に変化さ
せることが可能となる。これを、調光手段として用いる
ことができる。
可変フィルタ162が受ける光束の位置をパターンの長
手方向に変化させれば、光束の透過率を連続的に変化さ
せることが可能となる。これを、調光手段として用いる
ことができる。
【0036】フィルタ駆動装置161は信号処理装置1
50より入力された信号b1を基に、透過率可変フィル
タ162を変位させ、光束の透過率を制御する。
50より入力された信号b1を基に、透過率可変フィル
タ162を変位させ、光束の透過率を制御する。
【0037】ところで投影露光装置では、高い解像度で
パターンを被露光基板W1に露光するため、マスクR1
上の照射領域での照度分布均一性を高める必要があるの
は前述の通りである。ところが、透過率可変フィルタ1
62を通過した直後の光束断面は、透過率可変フィルタ
162のパターン形状に従い短冊状の光量分布を呈す
る。この為、マスク上の照射領域での照度分布均一性へ
の配慮として、透過率可変フィルタ162はオプティカ
ルインテグレータ123よりも光源111側に配置され
るのが望ましい。
パターンを被露光基板W1に露光するため、マスクR1
上の照射領域での照度分布均一性を高める必要があるの
は前述の通りである。ところが、透過率可変フィルタ1
62を通過した直後の光束断面は、透過率可変フィルタ
162のパターン形状に従い短冊状の光量分布を呈す
る。この為、マスク上の照射領域での照度分布均一性へ
の配慮として、透過率可変フィルタ162はオプティカ
ルインテグレータ123よりも光源111側に配置され
るのが望ましい。
【0038】このようなフィルタを用いることにより、
均一性が高く且つ連続的に照度を変えることのできる照
明光学装置が得られる。しかしながら、透過率可変フィ
ルタ162をコリメーターレンズ121とオプティカル
インテグレータ123との間に挿入した場合に、さらに
次のような点に配慮することによって、さらにマスク上
の照射領域での照度分布均一性を高めることができる。
均一性が高く且つ連続的に照度を変えることのできる照
明光学装置が得られる。しかしながら、透過率可変フィ
ルタ162をコリメーターレンズ121とオプティカル
インテグレータ123との間に挿入した場合に、さらに
次のような点に配慮することによって、さらにマスク上
の照射領域での照度分布均一性を高めることができる。
【0039】以下図3により、遮光パターンとオプティ
カルインテグレータとの関係を説明する。図3におい
て、光軸をx軸、紙面上下方向即ちx軸に直角な方向に
y軸、紙面鉛直方向にz軸を採る。ここに於いて、オプ
ティカルインテグレータは、図8に示すように、その長
方形断面を持つ要素レンズがy方向にM個、z方向にN
個、縦横に配列されて構成されているとする。また、透
過率可変フィルタは、その短冊状のパターンがz方向に
伸びているように配置し、同じパターンが周期的にy方
向に等間隔で並列に並んでいるものとする。図3は、x
-y面と平行な関係にある平面(z=z0)でオプティカ
ルインテグレータと透過率可変フィルタを含む光学系を
切断したときの切断図であり、この時の透過率可変フィ
ルタのパターンの巾をw(z=z0におけるパターン
巾)、パターンのピッチをpとする。ここでは説明を簡
単にする為、この平面(z=z0)内を通る光線のみを
考察の対象とし、透過率可変フィルタ162に入射する
光束の強度は一様(W0mw/cm2(ミリワット/c
m2))であるとするなど、単純なモデルにて説明す
る。
カルインテグレータとの関係を説明する。図3におい
て、光軸をx軸、紙面上下方向即ちx軸に直角な方向に
y軸、紙面鉛直方向にz軸を採る。ここに於いて、オプ
ティカルインテグレータは、図8に示すように、その長
方形断面を持つ要素レンズがy方向にM個、z方向にN
個、縦横に配列されて構成されているとする。また、透
過率可変フィルタは、その短冊状のパターンがz方向に
伸びているように配置し、同じパターンが周期的にy方
向に等間隔で並列に並んでいるものとする。図3は、x
-y面と平行な関係にある平面(z=z0)でオプティカ
ルインテグレータと透過率可変フィルタを含む光学系を
切断したときの切断図であり、この時の透過率可変フィ
ルタのパターンの巾をw(z=z0におけるパターン
巾)、パターンのピッチをpとする。ここでは説明を簡
単にする為、この平面(z=z0)内を通る光線のみを
考察の対象とし、透過率可変フィルタ162に入射する
光束の強度は一様(W0mw/cm2(ミリワット/c
m2))であるとするなど、単純なモデルにて説明す
る。
【0040】透過率可変フィルタ162の遮光パターン
部162A(図2)の透過率を0%、パターンの蒸着さ
れていない部分162Bの透過率を100%とし、透過
率可変フィルタ162上の全ての点で、開口数NAの光
束が入射しているものとする。さらに、透過率可変フィ
ルタ162の下面とオプティカルインテグレータ123
の入射面との間の距離をDZとすると、オプティカルイ
ンテグレータの入射面における光束の強度分布W(y)は
例えば図4のグラフに示されるようになることが容易に
分かる。図4に於いては、p=5mm、w=2mm、D
Z=100mm、NA=0.07としてある。図4のグ
ラフによれば、オプティカルインテグレータ123の入
射面における光束の強度は周期的に変化し、そのピッチ
(P)は、P=5mm、最大光量Wmaxは0.64W0m
w/cm2、最小光量Wminは0.57W0mw/cm2とな
っている。
部162A(図2)の透過率を0%、パターンの蒸着さ
れていない部分162Bの透過率を100%とし、透過
率可変フィルタ162上の全ての点で、開口数NAの光
束が入射しているものとする。さらに、透過率可変フィ
ルタ162の下面とオプティカルインテグレータ123
の入射面との間の距離をDZとすると、オプティカルイ
ンテグレータの入射面における光束の強度分布W(y)は
例えば図4のグラフに示されるようになることが容易に
分かる。図4に於いては、p=5mm、w=2mm、D
Z=100mm、NA=0.07としてある。図4のグ
ラフによれば、オプティカルインテグレータ123の入
射面における光束の強度は周期的に変化し、そのピッチ
(P)は、P=5mm、最大光量Wmaxは0.64W0m
w/cm2、最小光量Wminは0.57W0mw/cm2とな
っている。
【0041】オプティカルインテグレータ123の入射
面に入射した光束は、オプティカルインテグレータ12
3の作用により、オプティカルインテグレータの要素レ
ンズ123Aの断面寸法(ξ×η)に分割され、被照射
面に重畳的に照射される。
面に入射した光束は、オプティカルインテグレータ12
3の作用により、オプティカルインテグレータの要素レ
ンズ123Aの断面寸法(ξ×η)に分割され、被照射
面に重畳的に照射される。
【0042】このとき、被照射面上の光束強度の均一性
が最も悪くなるのは、容易に想像される様に、W(y)の
ピッチとオプティカルインテグレータの要素レンズ12
3Aのピッチが一致するか、もしくは、その比(ξ/
P)が整数となる場合である。例えば、オプティカルイ
ンテグレータの入射面B1に入射する光束の強度が、図
4のように表され、W(y)のピッチとオプティカルイン
テグレータの要素レンズ123Aのピッチが一致する場
合、つまりP=p=ξ=5mmのときの被照射面上の光
量分布W’(y)は、オプティカルインテグレータの要素
レンズの入射面B1と被照射面との倍率を等倍(+1
倍)とすると、図5のようになる(w=2mm、DZ=
100mm、NA=0.07)。このときの光束強度均
一性(U=[〈W’(y)の最大値〉-〈W’(y)の最小
値〉]/[〈W’(y)の最大値〉+〈W’(y)の最小
値〉])は、U=5.9%になる。
が最も悪くなるのは、容易に想像される様に、W(y)の
ピッチとオプティカルインテグレータの要素レンズ12
3Aのピッチが一致するか、もしくは、その比(ξ/
P)が整数となる場合である。例えば、オプティカルイ
ンテグレータの入射面B1に入射する光束の強度が、図
4のように表され、W(y)のピッチとオプティカルイン
テグレータの要素レンズ123Aのピッチが一致する場
合、つまりP=p=ξ=5mmのときの被照射面上の光
量分布W’(y)は、オプティカルインテグレータの要素
レンズの入射面B1と被照射面との倍率を等倍(+1
倍)とすると、図5のようになる(w=2mm、DZ=
100mm、NA=0.07)。このときの光束強度均
一性(U=[〈W’(y)の最大値〉-〈W’(y)の最小
値〉]/[〈W’(y)の最大値〉+〈W’(y)の最小
値〉])は、U=5.9%になる。
【0043】ここで、P(=p)とξとの関係を上記の
ものから外せば、この光束強度均一性を改善できると期
待される。例えば、オプティカルインテグレータの入射
面B1に入射する光束の強度分布W(y)が図4のように
表され(P=p=5mm、w=2mm、DZ=100m
m、NA=0.07)、オプティカルインテグレータの
要素レンズ123Aの外径をξ=5.5mmとし配列個
数をM=7個とすると、被照射面上での光束強度均一性
の値はU=2.5%となる。
ものから外せば、この光束強度均一性を改善できると期
待される。例えば、オプティカルインテグレータの入射
面B1に入射する光束の強度分布W(y)が図4のように
表され(P=p=5mm、w=2mm、DZ=100m
m、NA=0.07)、オプティカルインテグレータの
要素レンズ123Aの外径をξ=5.5mmとし配列個
数をM=7個とすると、被照射面上での光束強度均一性
の値はU=2.5%となる。
【0044】しかし、近年光束強度均一性として要請さ
れている値として、これをさらに改善するために、本発
明による透過率可変フィルタの実施の形態を以下説明す
る。このような実施の形態によれば、不連続な光束の強
度の変化を伴うこと無く、常に全ての照射領域で等しい
光強度を得ることが可能で、且つ被照射面上での光束強
度均一性を損なうことのない調光手段を持つ照明光学装
置が提供される。
れている値として、これをさらに改善するために、本発
明による透過率可変フィルタの実施の形態を以下説明す
る。このような実施の形態によれば、不連続な光束の強
度の変化を伴うこと無く、常に全ての照射領域で等しい
光強度を得ることが可能で、且つ被照射面上での光束強
度均一性を損なうことのない調光手段を持つ照明光学装
置が提供される。
【0045】本発明による光学フィルタの実施の形態で
ある、透過率可変フィルタ162の遮光パターン162
Aは、オプティカルインテグレータ123の要素レンズ
123Aの断面寸法をξ×η、配列数をM×Nとし、透
過率可変フィルタ162の遮光パターンピッチをpとす
ると、以下の条件を満たす様設定されている。
ある、透過率可変フィルタ162の遮光パターン162
Aは、オプティカルインテグレータ123の要素レンズ
123Aの断面寸法をξ×η、配列数をM×Nとし、透
過率可変フィルタ162の遮光パターンピッチをpとす
ると、以下の条件を満たす様設定されている。
【0046】
【数1】 ここで、kは、0を含む正の整数、iは、1を除く素因
数にて素因数分解されることのない、M未満の正の整
数、βは、光学フィルタ162とオプティカルインテグ
レータ123との間に介在する光学系の倍率とする。こ
こで、介在するのはβ=1の光学系であってもよく、ま
た光学系が介在しないときは言うまでもなく1である。
以下、分かり易いようにβ=1の場合で説明する。
数にて素因数分解されることのない、M未満の正の整
数、βは、光学フィルタ162とオプティカルインテグ
レータ123との間に介在する光学系の倍率とする。こ
こで、介在するのはβ=1の光学系であってもよく、ま
た光学系が介在しないときは言うまでもなく1である。
以下、分かり易いようにβ=1の場合で説明する。
【0047】この条件を満たす時、被照射面R1上に照
射される光束の強度均一性が最も良好に保たれる。この
理由を図3に基づき、以下に説明する。図3において、
光軸をx軸、紙面上下方向即ちx軸に直角な方向にy
軸、紙面鉛直方向にz軸をとる。ここに於いて、オプテ
ィカルインテグレータ123は、その長方形断面を持つ
要素レンズ123Aがy方向にM個、z方向にN個、縦
横に配列されて構成されているとする。また、透過率可
変フィルタ162は、その短冊状のパターンがz方向に
伸びているように配置し、同じパターンがy方向に等間
隔でy方向に並列に並んでいるものとする。図3はx-
y面と平行な関係にある平面(z=z0)で光学系を切
断したときの切断図であり、この時の透過率可変フィル
タ162のパターンの巾をw(z=z0におけるパター
ン巾)、パターンのピッチをpとする。説明を簡単にす
る為、この平面(z=z0)内を通る光線のみを考察の
対象し、透過率可変フィルタ162に入射する光束の強
度は一様(W0mw/cm2)であるとするなど、単純な
モデルにて説明する。
射される光束の強度均一性が最も良好に保たれる。この
理由を図3に基づき、以下に説明する。図3において、
光軸をx軸、紙面上下方向即ちx軸に直角な方向にy
軸、紙面鉛直方向にz軸をとる。ここに於いて、オプテ
ィカルインテグレータ123は、その長方形断面を持つ
要素レンズ123Aがy方向にM個、z方向にN個、縦
横に配列されて構成されているとする。また、透過率可
変フィルタ162は、その短冊状のパターンがz方向に
伸びているように配置し、同じパターンがy方向に等間
隔でy方向に並列に並んでいるものとする。図3はx-
y面と平行な関係にある平面(z=z0)で光学系を切
断したときの切断図であり、この時の透過率可変フィル
タ162のパターンの巾をw(z=z0におけるパター
ン巾)、パターンのピッチをpとする。説明を簡単にす
る為、この平面(z=z0)内を通る光線のみを考察の
対象し、透過率可変フィルタ162に入射する光束の強
度は一様(W0mw/cm2)であるとするなど、単純な
モデルにて説明する。
【0048】透過率可変フィルタ162のパターン部の
透過率を0%、パターンの蒸着されていない部分の透過
率を100%とし、透過率可変フィルタ162上の全て
の点で、開口数NAの光束が入射しているものとする。
さらに、透過率可変フィルタ162の下面とオプティカ
ルインテグレータ123の入射面B1との間の距離をD
Zとすると、オプティカルインテグレータ123の入射
面B1における光束の強度分布W(y)は、
透過率を0%、パターンの蒸着されていない部分の透過
率を100%とし、透過率可変フィルタ162上の全て
の点で、開口数NAの光束が入射しているものとする。
さらに、透過率可変フィルタ162の下面とオプティカ
ルインテグレータ123の入射面B1との間の距離をD
Zとすると、オプティカルインテグレータ123の入射
面B1における光束の強度分布W(y)は、
【0049】
【数2】 と表すことができる。ここで[a]はガウスの記号を表
し、aを実数とした時aを越えない最大の整数を与え
る。数2は例えば図4のグラフのように表すことが出来
る(p=5mm、w=2mm、DZ=100mm、NA
=0.07としたとき)。数2のf(ζ)は{0≦ζ<
P}の範囲で定義されており、W(y)はf(ζ)をピッチ
P(=p)で周期的に並べることにより成り立ってい
る。(但し、0≦f(ζ)≦1)φ0は、オプティカル
インテグレータ123と透過率可変フィルタ162との
相対位置関係によってきまる補正の定数で、{0≦φ0
<P}である。
し、aを実数とした時aを越えない最大の整数を与え
る。数2は例えば図4のグラフのように表すことが出来
る(p=5mm、w=2mm、DZ=100mm、NA
=0.07としたとき)。数2のf(ζ)は{0≦ζ<
P}の範囲で定義されており、W(y)はf(ζ)をピッチ
P(=p)で周期的に並べることにより成り立ってい
る。(但し、0≦f(ζ)≦1)φ0は、オプティカル
インテグレータ123と透過率可変フィルタ162との
相対位置関係によってきまる補正の定数で、{0≦φ0
<P}である。
【0050】一般にW(y)の最大値と最小値は以下の様
になる。
になる。
【0051】
【数3】
【数4】 但し、
【0052】
【数5】 である。
【0053】オプティカルインテグレータ123の入射
面B1に入射した光束はオプティカルインテグレータ1
23の要素レンズ123Aの断面形状に従って分割さ
れ、被照射面R1上で重ね合わされる。したがって、被
照射面R1での光束強度分布W'(y)は、被照射面R
1上の点をオプティカルインテグレータ123の入射面
B1における共役点(複数あるうちの一つ)と同じにと
れば、
面B1に入射した光束はオプティカルインテグレータ1
23の要素レンズ123Aの断面形状に従って分割さ
れ、被照射面R1上で重ね合わされる。したがって、被
照射面R1での光束強度分布W'(y)は、被照射面R
1上の点をオプティカルインテグレータ123の入射面
B1における共役点(複数あるうちの一つ)と同じにと
れば、
【0054】
【数6】 となる。f(ζ)は{0≦ζ<P}の範囲を境界条件を
満たしながら任意(但し連続に)の形をとって構わない
とすると、上式W'(y)がyに少しでも依存しない様
にするためには、以下の関係に着目する。
満たしながら任意(但し連続に)の形をとって構わない
とすると、上式W'(y)がyに少しでも依存しない様
にするためには、以下の関係に着目する。
【0055】
【数7】
【0056】上の数7は、Mが十分大きくなければなら
ないが、f(ζ)の対ζの特性が際立ったもので無い限
り、(6)式のW'(y)のyに対する依存性は緩和さ
れることが期待される。このとき、
ないが、f(ζ)の対ζの特性が際立ったもので無い限
り、(6)式のW'(y)のyに対する依存性は緩和さ
れることが期待される。このとき、
【0057】
【数8】 (ここで、kは0を含む正の整数である) なる関係が成り立つ必要がある。同様の考察にて、例え
ば、Mが奇数のときは以下の関係を満たす場合も含まれ
る。
ば、Mが奇数のときは以下の関係を満たす場合も含まれ
る。
【0058】
【数9】 (ここで、kは0を含む正の整数である) このような考察を進めてゆくと、数8や数9は次の関係
式に包括される。
式に包括される。
【0059】
【数10】 (ここで、kは0を含む正の整数、iはMの素因数(1
は除く)にて素因数分解されることのないM未満の正の
整数である) これは、数1(β=1の場合)と一致する。
は除く)にて素因数分解されることのないM未満の正の
整数である) これは、数1(β=1の場合)と一致する。
【0060】例として、オプティカルインテグレータ1
23の入射面に図4の様な強度分布をもつ光束(p=5
mm、w=2mm、DZ=100mm、NA=0.0
7)が入射したとき、数1及び数10を満たすように、
オプティカルインテグレータ123の配列を7個(M=
7)、要素レンズの断面寸法を15.714(i=1、
k=3として数1及び数10に代入)としたときの被照
射面R1上での光束強度均一性の値(数6を利用する)
は、U=0.1%程度となる。
23の入射面に図4の様な強度分布をもつ光束(p=5
mm、w=2mm、DZ=100mm、NA=0.0
7)が入射したとき、数1及び数10を満たすように、
オプティカルインテグレータ123の配列を7個(M=
7)、要素レンズの断面寸法を15.714(i=1、
k=3として数1及び数10に代入)としたときの被照
射面R1上での光束強度均一性の値(数6を利用する)
は、U=0.1%程度となる。
【0061】以上、一例として勾配のある短冊状の遮光
パターンを有する平行平面硝子を挙げたが、ドットパタ
ーンの疎密や、金属膜などの膜厚の勾配により透過率勾
配を表現した光学部材によっても同様の効果を得ること
ができる。
パターンを有する平行平面硝子を挙げたが、ドットパタ
ーンの疎密や、金属膜などの膜厚の勾配により透過率勾
配を表現した光学部材によっても同様の効果を得ること
ができる。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態につき図
6を参照して説明する。本実施の形態は、本発明の照明
光学装置を半導体素子、または液晶表示素子製造用の露
光装置の照明系に適用したものである。
6を参照して説明する。本実施の形態は、本発明の照明
光学装置を半導体素子、または液晶表示素子製造用の露
光装置の照明系に適用したものである。
【0063】図6の照明光学装置は、図1に示した第1
の実施の形態の場合の、光源装置110と照明光学系1
20を、楕円鏡112の第2焦点A1で分離して、その
間にライトガイド220を挿入して構成した装置であ
る。
の実施の形態の場合の、光源装置110と照明光学系1
20を、楕円鏡112の第2焦点A1で分離して、その
間にライトガイド220を挿入して構成した装置であ
る。
【0064】具体的には、例えば3つの光源211a〜
211c(211cは不図示)と楕円鏡212a〜21
2c(212cは不図示)を備えている。本第2の実施
の形態例では、それぞれが同じ構成を有しているが、こ
れらが異なる構成を呈していてもよく、またその数は3
つに限るものではない。これら3つの光源211a〜2
11cと楕円鏡212a〜212cの各々の組は第1実
施例の光源111、及び楕円鏡112と同様な構成を示
しており、したがって光源211a〜211cからの光
束は楕円鏡212a〜212cの第2焦点の位置A21
〜A23(A23は不図示)にて再び集光し、ここに各
々の光源像を形成する。
211c(211cは不図示)と楕円鏡212a〜21
2c(212cは不図示)を備えている。本第2の実施
の形態例では、それぞれが同じ構成を有しているが、こ
れらが異なる構成を呈していてもよく、またその数は3
つに限るものではない。これら3つの光源211a〜2
11cと楕円鏡212a〜212cの各々の組は第1実
施例の光源111、及び楕円鏡112と同様な構成を示
しており、したがって光源211a〜211cからの光
束は楕円鏡212a〜212cの第2焦点の位置A21
〜A23(A23は不図示)にて再び集光し、ここに各
々の光源像を形成する。
【0065】位置A21〜A23に形成された光源像か
らの光束は、同じく位置A21〜A23に、入射端が置
かれているライトガイド220に入射する。ライトガイ
ド220は、光源の個数(本実施の形態では3つ)と同
数の入射端と、照明手段の個数(本実施の形態では4
つ)と同数の射出端を有し、その間でライトガイドを構
成する光ファイバーはランダムに入り交じるように作ら
れているので、各入射端から入射した3つの光源からの
光束を4つの射出端へ、ほぼ均等に分配する機能を有し
ている。
らの光束は、同じく位置A21〜A23に、入射端が置
かれているライトガイド220に入射する。ライトガイ
ド220は、光源の個数(本実施の形態では3つ)と同
数の入射端と、照明手段の個数(本実施の形態では4
つ)と同数の射出端を有し、その間でライトガイドを構
成する光ファイバーはランダムに入り交じるように作ら
れているので、各入射端から入射した3つの光源からの
光束を4つの射出端へ、ほぼ均等に分配する機能を有し
ている。
【0066】そして、ライトガイド220の各射出端よ
り以降には照明手段230a〜230d(230dは不
図示)が配置され、ライトガイド220はそれぞれに光
束を供給している。したがって、ライトガイド220の
各射出端面B21〜B24にはそれぞれ2次光源面が実
質的に形成される。
り以降には照明手段230a〜230d(230dは不
図示)が配置され、ライトガイド220はそれぞれに光
束を供給している。したがって、ライトガイド220の
各射出端面B21〜B24にはそれぞれ2次光源面が実
質的に形成される。
【0067】照明手段230a〜230dは第1の実施
の形態の光源像の形成されるA1面と被照射面R1との
間の光学系と同様な構成を有しており、互いに並列に配
置されている。したがって、ライトガイド220の各射
出端面B21〜B24に形成された2次光源面からの各
々の光束は、コリメータレンズにより平行光束に変換さ
れ、またオプティカルインテグレータの作用を受けて、
むらのない光強度分布に変換され、それぞれ被照射面R
2上の複数の被照射領域を照明する。
の形態の光源像の形成されるA1面と被照射面R1との
間の光学系と同様な構成を有しており、互いに並列に配
置されている。したがって、ライトガイド220の各射
出端面B21〜B24に形成された2次光源面からの各
々の光束は、コリメータレンズにより平行光束に変換さ
れ、またオプティカルインテグレータの作用を受けて、
むらのない光強度分布に変換され、それぞれ被照射面R
2上の複数の被照射領域を照明する。
【0068】また、オプティカルインテグレータと被照
射面R2との間には、それぞれハーフミラーが設けら
れ、各々の光束の一部をディテクタ250a〜250d
(250dは不図示)に導く点も、図1の場合と同様で
ある。ディテクタ250a〜250dは常時これら導か
れた光束の強度を検出し、得られた信号a21〜a24
を信号処理装置260(図1の150に対応)に入力す
る。信号処理装置260は信号a21〜a24に基づき
被照射面R2に照射されている照明手段230a〜23
0dの各々の光束の強度を算出し、この値が常に等しく
なる様、信号b21〜b24をコリメータレンズとオプ
ティカルインテグレータの間に配置されるフィルタ駆動
装置271a〜271d(271dは不図示)に入力す
る。
射面R2との間には、それぞれハーフミラーが設けら
れ、各々の光束の一部をディテクタ250a〜250d
(250dは不図示)に導く点も、図1の場合と同様で
ある。ディテクタ250a〜250dは常時これら導か
れた光束の強度を検出し、得られた信号a21〜a24
を信号処理装置260(図1の150に対応)に入力す
る。信号処理装置260は信号a21〜a24に基づき
被照射面R2に照射されている照明手段230a〜23
0dの各々の光束の強度を算出し、この値が常に等しく
なる様、信号b21〜b24をコリメータレンズとオプ
ティカルインテグレータの間に配置されるフィルタ駆動
装置271a〜271d(271dは不図示)に入力す
る。
【0069】フィルタ駆動装置271a〜271dは、
第1の実施の形態と同様、図2の如き透過率可変フィル
タ272a〜272d(272dは不図示)が光路中を
移動できる様に構成されている。したがって、フィルタ
駆動装置271a〜271dの各々は、照明手段230
a〜230dの各々の光束の透過率を連続的に変化させ
ることが可能となる。
第1の実施の形態と同様、図2の如き透過率可変フィル
タ272a〜272d(272dは不図示)が光路中を
移動できる様に構成されている。したがって、フィルタ
駆動装置271a〜271dの各々は、照明手段230
a〜230dの各々の光束の透過率を連続的に変化させ
ることが可能となる。
【0070】フィルタ駆動装置271a〜271dは信
号処理装置260より入力された信号b21〜b24を
基に、透過率可変フィルタ271a〜271dを変位さ
せ、光束の透過率を制御する。このとき、透過率可変フ
ィルタ271a〜271dの遮光パターンのピッチp
は、オプティカルインテグレータの要素レンズの断面寸
法及びその配列数との関係が、数10の条件を満たすよ
うに設定されているのは第2の実施の形態と同様であ
る。この条件を満たす時、被照射面R2上に照射される
照明手段230a〜230dの各々からの光束の強度均
一性が最も良好に保たれる。
号処理装置260より入力された信号b21〜b24を
基に、透過率可変フィルタ271a〜271dを変位さ
せ、光束の透過率を制御する。このとき、透過率可変フ
ィルタ271a〜271dの遮光パターンのピッチp
は、オプティカルインテグレータの要素レンズの断面寸
法及びその配列数との関係が、数10の条件を満たすよ
うに設定されているのは第2の実施の形態と同様であ
る。この条件を満たす時、被照射面R2上に照射される
照明手段230a〜230dの各々からの光束の強度均
一性が最も良好に保たれる。
【0071】図7は、本発明の第3の実施の形態を示
す。これは、図1の第1の実施の形態の照明光学装置を
並列に並べて構成した装置である。本図の露光装置は、
たとえば3組の投影光学系を有し、これに対応して照明
光学系も320a、320b、320cと3組用意され
ている。集光手段としての楕円鏡312aは、その第1
焦点位置に光源311aが配置されており、この光源3
11aから射出された光束を楕円鏡312aの第2焦点
位置A31に集光させ、ここに光源像を形成させる。こ
の光源像からの光束は、照明光学系320aを構成する
コリメーターレンズ321aにより平行光束に変換され
オプティカルインテグレータ323aに入射する。この
オプティカルインテグレータ323aは、複数の光学要
素レンズを縦横に並列に配置することにより構成されて
いる。
す。これは、図1の第1の実施の形態の照明光学装置を
並列に並べて構成した装置である。本図の露光装置は、
たとえば3組の投影光学系を有し、これに対応して照明
光学系も320a、320b、320cと3組用意され
ている。集光手段としての楕円鏡312aは、その第1
焦点位置に光源311aが配置されており、この光源3
11aから射出された光束を楕円鏡312aの第2焦点
位置A31に集光させ、ここに光源像を形成させる。こ
の光源像からの光束は、照明光学系320aを構成する
コリメーターレンズ321aにより平行光束に変換され
オプティカルインテグレータ323aに入射する。この
オプティカルインテグレータ323aは、複数の光学要
素レンズを縦横に並列に配置することにより構成されて
いる。
【0072】オプティカルインテグレータ323aの入
射端B31に入射した光束は集光されオプティカルイン
テグレータの射出端C31に複数の光源像を形成する。
オプティカルインテグレータ323aの射出端C31に
形成された複数の光源像からの光束は、コンデンサーレ
ンズ325aに入射する。コンデンサーレンズ325a
に入射した光束は集光され、被照射面R3上の原画パタ
ーンを重畳的に均一照明する。
射端B31に入射した光束は集光されオプティカルイン
テグレータの射出端C31に複数の光源像を形成する。
オプティカルインテグレータ323aの射出端C31に
形成された複数の光源像からの光束は、コンデンサーレ
ンズ325aに入射する。コンデンサーレンズ325a
に入射した光束は集光され、被照射面R3上の原画パタ
ーンを重畳的に均一照明する。
【0073】マスクR3上の原画パターンを通過した光
束により投影光学系330aは、感光基板W3上に対応
する被照射面R3上の原画パターンを転写させる。他の
2組の照明光学系320b、320cと投影光学系33
0b、330cにおいても同様である。
束により投影光学系330aは、感光基板W3上に対応
する被照射面R3上の原画パターンを転写させる。他の
2組の照明光学系320b、320cと投影光学系33
0b、330cにおいても同様である。
【0074】また、照明手段320aには、たとえばハ
ーフミラー326aが配置され、ディテクタ340aに
照明手段320aの光束の一部を導いている。ディテク
タ340aは、入射された光束の強度を検出し、得られ
た情報をもとに信号a31を信号処理手段350に送信
する。他の照明手段320b、320cについても同様
にして、それぞれの信号a32、a33が信号処理手段
350に送信される。
ーフミラー326aが配置され、ディテクタ340aに
照明手段320aの光束の一部を導いている。ディテク
タ340aは、入射された光束の強度を検出し、得られ
た情報をもとに信号a31を信号処理手段350に送信
する。他の照明手段320b、320cについても同様
にして、それぞれの信号a32、a33が信号処理手段
350に送信される。
【0075】一方各照明光学系の光束の強度を調節する
ための透過率可変フィルタ362aが、コリメートレン
ズ321aとオプティカルインテグレータ323aとの
間に設けられており、このフィルタ362aを駆動す
る、フィルタ駆動装置361aを備えられている。他の
照明手段320b、320cについても同様である。
ための透過率可変フィルタ362aが、コリメートレン
ズ321aとオプティカルインテグレータ323aとの
間に設けられており、このフィルタ362aを駆動す
る、フィルタ駆動装置361aを備えられている。他の
照明手段320b、320cについても同様である。
【0076】信号処理手段350は入力された信号a3
1〜a33をもとに、照明手段320a〜320cの光
束の強度を算出する。この結果から、全ての照明光学系
の光束の強度が揃う様に、各照明手段320a〜320
cにそれぞれ挿入されているフィルタ駆動装置361a
〜361cに信号b31〜b33を送信する。
1〜a33をもとに、照明手段320a〜320cの光
束の強度を算出する。この結果から、全ての照明光学系
の光束の強度が揃う様に、各照明手段320a〜320
cにそれぞれ挿入されているフィルタ駆動装置361a
〜361cに信号b31〜b33を送信する。
【0077】各フィルタ駆動装置361a〜361bは
信号処理手段350の指令をもとに、全ての照明光学系
の光束の強度が揃う様に、所望の透過率が得られる様透
過率可変フィルタを出し入れすべく駆動して、それぞれ
対応する照明光学系の光束を調節する。上記の如きフィ
ードバック制御を行うことより、常に全ての照明領域で
均一な照度得ることが出来る露光装置を提供できる。
信号処理手段350の指令をもとに、全ての照明光学系
の光束の強度が揃う様に、所望の透過率が得られる様透
過率可変フィルタを出し入れすべく駆動して、それぞれ
対応する照明光学系の光束を調節する。上記の如きフィ
ードバック制御を行うことより、常に全ての照明領域で
均一な照度得ることが出来る露光装置を提供できる。
【0078】以上のように、遮光パターンの周期方向の
光強度は、均一に設定することができるが、周期方向に
直角な方向即ち透過率が連続的に変化する方向には、必
ず一定の方向に光強度の勾配ができる。しかしながら、
走査型の光学装置例えば走査型投影露光装置等では、走
査の方向を前記光強度の勾配の方向に合わせれば、勾配
の影響は全く受けずにすむ。また、オプティカルインテ
グレータの要素レンズの前記光強度の勾配の方向の断面
寸法ηを小さくする、即ち同方向の要素レンズの数Nを
大きくすることで、前記勾配を実質的にゼロに近づける
ことができる。
光強度は、均一に設定することができるが、周期方向に
直角な方向即ち透過率が連続的に変化する方向には、必
ず一定の方向に光強度の勾配ができる。しかしながら、
走査型の光学装置例えば走査型投影露光装置等では、走
査の方向を前記光強度の勾配の方向に合わせれば、勾配
の影響は全く受けずにすむ。また、オプティカルインテ
グレータの要素レンズの前記光強度の勾配の方向の断面
寸法ηを小さくする、即ち同方向の要素レンズの数Nを
大きくすることで、前記勾配を実質的にゼロに近づける
ことができる。
【0079】光学フィルタの、遮光パターンの前記周期
は1の場合もあり得る。
は1の場合もあり得る。
【0080】また、図2に示す光学フィルタでは遮光パ
ターンは硝子板の一端で幅ゼロ、他端で最高幅になるよ
うに形成されているが、高透過率側に遮光パターンが全
く無い領域を、遮光パターンの長手方向に所定の長さだ
け設け、その端から幅ゼロで幅が徐々に広がって行く遮
光パターンが始まるように形成してもよい。
ターンは硝子板の一端で幅ゼロ、他端で最高幅になるよ
うに形成されているが、高透過率側に遮光パターンが全
く無い領域を、遮光パターンの長手方向に所定の長さだ
け設け、その端から幅ゼロで幅が徐々に広がって行く遮
光パターンが始まるように形成してもよい。
【0081】以上一つの例として、勾配のある短冊状の
遮光パターンを有する平行平面硝子を挙げたが、ドット
パターンの疎密や、金属膜厚の勾配により透過率勾配を
表現した光学部材によってもやはり同様の効果を得るこ
とができる。
遮光パターンを有する平行平面硝子を挙げたが、ドット
パターンの疎密や、金属膜厚の勾配により透過率勾配を
表現した光学部材によってもやはり同様の効果を得るこ
とができる。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による照明光
学装置によれば、連続的に透過率を変化させることの可
能なフィルタを用いて調光するので、不連続な光束の強
度の変化を伴うこと無く、常に全ての照射領域で等しい
光強度を得ることが可能である。
学装置によれば、連続的に透過率を変化させることの可
能なフィルタを用いて調光するので、不連続な光束の強
度の変化を伴うこと無く、常に全ての照射領域で等しい
光強度を得ることが可能である。
【0083】また、短冊状の遮光パターンが並列に列せ
られた平行平面硝子にて調光を行う際も、遮光パターン
のピッチとオプティカルインテグレータの要素レンズの
配列ピッチを最適なものに合わせる為、被照射面上での
光束強度均一性を損なうことのない調光手段を持つ照明
光学装置を提供することが出来る。
られた平行平面硝子にて調光を行う際も、遮光パターン
のピッチとオプティカルインテグレータの要素レンズの
配列ピッチを最適なものに合わせる為、被照射面上での
光束強度均一性を損なうことのない調光手段を持つ照明
光学装置を提供することが出来る。
【図1】本発明の第1の実施の形態である照明光学装置
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態である光学フィルタのパ
ターンの例を示す図である。
ターンの例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態である照明光学装置のオ
プティカルインテグレータと透過率可変フィルタとの関
係を示す図である。
プティカルインテグレータと透過率可変フィルタとの関
係を示す図である。
【図4】本発明の実施例であり、遮光パターンが所定の
ピッチを有するときの、オプティカルインテグレータの
入射面における光束の強度分布を示す図である。
ピッチを有するときの、オプティカルインテグレータの
入射面における光束の強度分布を示す図である。
【図5】本発明の実施例であり、図4に対応する被照射
面上の光束の強度分布を示す図である。
面上の光束の強度分布を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である照明光学装置
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態である照明光学装置
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図8】本発明に用いるオプティカルインテグレータを
説明する図である。
説明する図である。
【符号の説明】 111 光源 112 楕円鏡 120 照明光学系 123 オプティカルインテグレータ 123A オプティカルインテグレータの要素レンズ 125 コンデンサレンズ 126 ハーフミラー 130 投影光学系 140 ディテクタ 150 信号処理装置 161 フィルタ駆動装置 162 透過率可変フィルタ 220 オプティカルガイド R1、R2、R3 レチクル W1、W2、W3 基板
Claims (7)
- 【請求項1】 光源からの光に基づいて複数の光源像を
形成するオプティカルインテグレータと;前記オプティ
カルインテグレータの前記光源側の光路に配置されて所
定の広がりの光通過領域を有する光学フィルタとを備
え;前記光学フィルタの光通過領域は、該光通過領域内
において連続的に光透過率が変化するように構成され;
前記光学フィルタにおける前記光路と重なる領域が、前
記光通過領域の一部であり;前記光路と重なる領域を前
記光通過領域内で選択できるように構成されていること
を特徴とする;照明光学装置。 - 【請求項2】 前記光源からの光を前記オプティカルイ
ンテグレータへ導くためのリレー光学系をさらに備え;
前記光学フィルタは、前記リレー光学系と前記オプティ
カルインテグレータとの間の光路中に配置されることを
特徴とする;請求項1に記載の照明光学装置。 - 【請求項3】 前記オプティカルインテグレータは、前
記複数の光源像に対応する複数の光学要素を第1のピッ
チで配列して構成され;前記光学フィルタは、前記第1
のピッチの方向とほぼ直交する方向に光透過率が連続的
に変化し、前記第1のピッチ方向に第2のピッチで周期
的に光透過率が変化するように構成されていることを特
徴とする;請求項1または請求項2に記載の照明光学装
置。 - 【請求項4】 前記第1のピッチをP0、前記第2のピ
ッチをPf、前記第1のピッチ方向における前記光学要
素の個数をM、前記光学フィルタと前記オプティカルイ
ンテグレータとの間に介在する光学系の倍率をβ、0を
含む正の整数をk、前記Mの、1を除く素因数にて素因
数分解されることのない、M未満の正の整数をiとする
とき、 Pf=(M/(M・k+i))・P0/β を満足するように構成されていることを特徴とする;請
求項3に記載の照明光学装置。 - 【請求項5】 所定のパターンが設けられたマスクを載
置し、所定の走査方向に沿って移動可能な第1のステー
ジと;基板を載置し、前記所定の走査方向に祖手前記第
1のステージと同期して移動可能な第2のステージと;
前記所定のパターン像を前記基板上に形成するための投
影光学系と;請求項3または請求項4に記載の照明光学
装置とを備え;前記光学フィルタの光透過率が変化する
方向は、前記第1と第2のステージの移動する方向と対
応することを特徴とする;走査型投影露光装置。 - 【請求項6】 1以上の光源と;複数の、請求項1乃至
請求項4のいずれかに記載の照明光学装置と;前記光源
の数と同数のそれぞれが該光源に接続された入射端と、
前記照明光学系の数と同数のそれぞれが前記照明光学装
置に接続された出射端とを有するライトガイドとを備え
る;照明光学装置組立体。 - 【請求項7】 複数の光源像を形成するオプティカルイ
ンテグレータを備えた照明光学装置の照明光の光路中に
設けて用いられる光学フィルターにおいて;前記光学フ
ィルタの光が通過する領域内に、幅を変化させた短冊状
の遮光パターンを形成することによって、連続的に光透
過率が変化するように構成された;光学フィルター。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013301A JPH10199800A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | オプティカルインテグレータを備える照明光学装置 |
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