JPH10199990A - 着目ゲート出力の特性抽出方法 - Google Patents
着目ゲート出力の特性抽出方法Info
- Publication number
- JPH10199990A JPH10199990A JP9015973A JP1597397A JPH10199990A JP H10199990 A JPH10199990 A JP H10199990A JP 9015973 A JP9015973 A JP 9015973A JP 1597397 A JP1597397 A JP 1597397A JP H10199990 A JPH10199990 A JP H10199990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- output
- waveform
- input
- rounding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のゲートが連結されたLSI内部での着
目ゲート出力の抽出方法であって、実波形に近い遅延を
得ることができる出力の特性抽出方法を提供する。同時
に、出力波形なまりについても、実波形に近いなまりを
得ることができる出力の特性抽出方法を提供する。 【解決手段】 複数のゲートが連結されたLSI内部で
の着目ゲート出力の抽出方法であって、各ゲートの遅延
時間tpdと各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまり
slewとを入力波形なまりslew値に依存した式に
当てはめ、回路入力側から着目ゲートに至る各ゲートの
遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりと
を、順次、入力電圧側から求めることにより、着目ゲー
トの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまりSle
wを求める。
目ゲート出力の抽出方法であって、実波形に近い遅延を
得ることができる出力の特性抽出方法を提供する。同時
に、出力波形なまりについても、実波形に近いなまりを
得ることができる出力の特性抽出方法を提供する。 【解決手段】 複数のゲートが連結されたLSI内部で
の着目ゲート出力の抽出方法であって、各ゲートの遅延
時間tpdと各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまり
slewとを入力波形なまりslew値に依存した式に
当てはめ、回路入力側から着目ゲートに至る各ゲートの
遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりと
を、順次、入力電圧側から求めることにより、着目ゲー
トの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまりSle
wを求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,MOS(Meta
l Oxide Semiconductor)型の半
導体集積回路設計における、複数のゲートが連結された
LSI内部での着目ゲート出力の抽出方法であって、特
に、信号の遅延、波形なまりについて、実波形との誤差
を実用レベルで少なくした出力波形の特性抽出方法に関
する。
l Oxide Semiconductor)型の半
導体集積回路設計における、複数のゲートが連結された
LSI内部での着目ゲート出力の抽出方法であって、特
に、信号の遅延、波形なまりについて、実波形との誤差
を実用レベルで少なくした出力波形の特性抽出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高性能化と軽薄短小の
傾向から、ASICに代表される種々のLSIには、ま
すます高集積化、高機能化が求められるようになってき
た。上記ASIC等のLSIは、一般には、機能、論理
設計、回路設計、レイアウト設計等を経て、フオトマス
クパターン用のパターンを作製し、これを用いてフオト
マスクを作製した後、フオトマスクのパターンをウエハ
上に縮小投影露光等により転写して、半導体素子作製プ
ロセスを行うという長い工程を経て作製されるものであ
る。このように工程が長い為、できるだけ早い工程にお
いて、遅延時間を含めた精確な波形を求めておくことが
要求されることがある。特に、論理回路ライブラリの開
発においては、LSIの性能向上の点から遅延時間を含
めた精確な波形を求めておくことは不可欠で、一般に
は、SPICE(Simulation Progra
m with Integrated Circuit
Emphasis)ソフトを用い、入力波形としてラ
ンプ波形(線型波形)を用い、これに対応する出力波形
を求めて遅延時間等を検証している。
傾向から、ASICに代表される種々のLSIには、ま
すます高集積化、高機能化が求められるようになってき
た。上記ASIC等のLSIは、一般には、機能、論理
設計、回路設計、レイアウト設計等を経て、フオトマス
クパターン用のパターンを作製し、これを用いてフオト
マスクを作製した後、フオトマスクのパターンをウエハ
上に縮小投影露光等により転写して、半導体素子作製プ
ロセスを行うという長い工程を経て作製されるものであ
る。このように工程が長い為、できるだけ早い工程にお
いて、遅延時間を含めた精確な波形を求めておくことが
要求されることがある。特に、論理回路ライブラリの開
発においては、LSIの性能向上の点から遅延時間を含
めた精確な波形を求めておくことは不可欠で、一般に
は、SPICE(Simulation Progra
m with Integrated Circuit
Emphasis)ソフトを用い、入力波形としてラ
ンプ波形(線型波形)を用い、これに対応する出力波形
を求めて遅延時間等を検証している。
【0003】ここで、簡単にSPICEのソフトを用い
た入出力波形の遅延時間等の検証について簡単に説明し
ておく。図5(a)に示す、NAND素子は、図5
(b)に示す真理値表のように機能が表現され、入力I
1、I2が変化し、出力が1から0、ないし0から1へ
と変化する場合がある。そして、例えば、入力I1、I
2がともに1で出力が0の状態から、入力I1のみが0
に変化し、出力が1に変化する際、入力I1の変化に対
して出力O1が1に変化するが、入力I1と出力O1と
には時間にズレが生じる。即ち、入力I1と出力O1と
には遅延時間が発生する。また、入出波形も矩形波とな
らず矩形波から変形した形となる。ここでは、以降、図
6(a)に示すように、波形610、620をそれぞれ
実波形の入力波形、出力波形とした場合、入力が出力値
VDDの1/2になった時点から出力が出力値VDDの1/
2になるまでの時間を遅延時間tpd(timeof
propagation delay)と言い、入力、
出力について、それぞれ出力値がHigh側閾電圧に達
し、Low側閾電圧に達するまでの時間、ないしLow
側閾電圧に達し、High側閾電圧に達するまでの時間
を波形の変形具合を表す量として波形ナマリと言う。
尚、図6においては、縦軸を出力値に対する%表示とし
ており、ここでは便宜上、入力の出力値と出力の出力値
はともにVDDとしている。High側閾電圧としては出
力電圧の70〜90%、Low側閾電圧としては出力電
圧の10〜30%が好ましい。一般には、図6(b)に
示すように、論理素子における入力の変化に対応する出
力の変化は、入力としてランプ入力(線型入力)630
を用い、これに対応する出力640をSPICEのソフ
トから求めていた。しかし、出力波形のナマリ、遅延時
間等、実波形と比較した場合、実用レベルでは、誤差が
大きく問題となっていた。尚、ここで言う実波形とは、
MOS形半導体素子について、動作特性から厳密に近似
計算して求めた波形を言っている。入出力波形の検証に
おいては、実波形を用いるのは、困難で従来は、図6
(b)に示すランプ波形430を用いていた。
た入出力波形の遅延時間等の検証について簡単に説明し
ておく。図5(a)に示す、NAND素子は、図5
(b)に示す真理値表のように機能が表現され、入力I
1、I2が変化し、出力が1から0、ないし0から1へ
と変化する場合がある。そして、例えば、入力I1、I
2がともに1で出力が0の状態から、入力I1のみが0
に変化し、出力が1に変化する際、入力I1の変化に対
して出力O1が1に変化するが、入力I1と出力O1と
には時間にズレが生じる。即ち、入力I1と出力O1と
には遅延時間が発生する。また、入出波形も矩形波とな
らず矩形波から変形した形となる。ここでは、以降、図
6(a)に示すように、波形610、620をそれぞれ
実波形の入力波形、出力波形とした場合、入力が出力値
VDDの1/2になった時点から出力が出力値VDDの1/
2になるまでの時間を遅延時間tpd(timeof
propagation delay)と言い、入力、
出力について、それぞれ出力値がHigh側閾電圧に達
し、Low側閾電圧に達するまでの時間、ないしLow
側閾電圧に達し、High側閾電圧に達するまでの時間
を波形の変形具合を表す量として波形ナマリと言う。
尚、図6においては、縦軸を出力値に対する%表示とし
ており、ここでは便宜上、入力の出力値と出力の出力値
はともにVDDとしている。High側閾電圧としては出
力電圧の70〜90%、Low側閾電圧としては出力電
圧の10〜30%が好ましい。一般には、図6(b)に
示すように、論理素子における入力の変化に対応する出
力の変化は、入力としてランプ入力(線型入力)630
を用い、これに対応する出力640をSPICEのソフ
トから求めていた。しかし、出力波形のナマリ、遅延時
間等、実波形と比較した場合、実用レベルでは、誤差が
大きく問題となっていた。尚、ここで言う実波形とは、
MOS形半導体素子について、動作特性から厳密に近似
計算して求めた波形を言っている。入出力波形の検証に
おいては、実波形を用いるのは、困難で従来は、図6
(b)に示すランプ波形430を用いていた。
【0004】この為、従来はSPICEのソフトから求
められた出力に予め適当と判断される数値(ゲタとも言
う)を加減するという方法で対応していたが、種々の回
路に対し一様な扱いは難しく、基本的な問題解決とはは
なっておらず、その対応が求められていた。このような
状況のもと、MOS型トランジスタからなる半導体集積
回路設計における論理素子レベルでの出力波形の生成方
法および、論理素子レベルでの出力波形の特性抽出方法
において、出力波形の遅延情報、ナマリ情報等を得るた
めに、MOS(Metal Oxide Semico
nductor)トランジスタにより形成される回路に
ついて、論理素子レベルで、SPICE(Simula
tion Program with Integra
ted Circuit Emphasis)ソフトを
用いて入力波形から出力波形を得る出力波形の生成方法
において、入力電圧として、実波形入力の波形ナマリか
ら求めた指数波形を用いることも本出願人により提案さ
れている。
められた出力に予め適当と判断される数値(ゲタとも言
う)を加減するという方法で対応していたが、種々の回
路に対し一様な扱いは難しく、基本的な問題解決とはは
なっておらず、その対応が求められていた。このような
状況のもと、MOS型トランジスタからなる半導体集積
回路設計における論理素子レベルでの出力波形の生成方
法および、論理素子レベルでの出力波形の特性抽出方法
において、出力波形の遅延情報、ナマリ情報等を得るた
めに、MOS(Metal Oxide Semico
nductor)トランジスタにより形成される回路に
ついて、論理素子レベルで、SPICE(Simula
tion Program with Integra
ted Circuit Emphasis)ソフトを
用いて入力波形から出力波形を得る出力波形の生成方法
において、入力電圧として、実波形入力の波形ナマリか
ら求めた指数波形を用いることも本出願人により提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、L
SI内部での着目ゲートの出力(電圧波形)は、このよ
うにして求められた指数波形とは異なっているため、こ
のようにして求めた指数波形を用いた場合、負荷容量が
小さい回路(ゲート)が連続すると過小の(数%)遅延
が算出され、負荷容量が大きい回路(ゲート)が連続す
ると過大の(数%)遅延が算出されることとなり、問題
となっていた。本発明は、これに対応しようとするもの
で、複数のゲートが連結されたLSI内部での電圧波形
の抽出方法であって、実波形に近い遅延を得ることがで
きる出力の抽出方法を提供しようとするものであり、同
時に、出力波形なまりについても、実波形に近いなまり
を得ることができる出力波形の抽出方法を提供しようと
するものである。
SI内部での着目ゲートの出力(電圧波形)は、このよ
うにして求められた指数波形とは異なっているため、こ
のようにして求めた指数波形を用いた場合、負荷容量が
小さい回路(ゲート)が連続すると過小の(数%)遅延
が算出され、負荷容量が大きい回路(ゲート)が連続す
ると過大の(数%)遅延が算出されることとなり、問題
となっていた。本発明は、これに対応しようとするもの
で、複数のゲートが連結されたLSI内部での電圧波形
の抽出方法であって、実波形に近い遅延を得ることがで
きる出力の抽出方法を提供しようとするものであり、同
時に、出力波形なまりについても、実波形に近いなまり
を得ることができる出力波形の抽出方法を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着目ゲート出力
の特性抽出方法は、複数のゲートが連結されたLSI内
部での着目ゲート出力の抽出方法であって、各ゲートの
遅延時間tpdと各ゲートの次段ゲートへの入力波形な
まりslewとを下記(1)式、(2)式に当てはめ、
回路入力から出力特性を抽出する着目ゲートに至る各ゲ
ートの遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形な
まりとを、順次、回路入力側から求めることにより、着
目ゲートの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまり
Slewを求めることを特徴とするものである。 (1) tpd=t0+Ksi×S+(Ks0×S+K
cl+RO)×CO (2)slew=s0+Ssi×S+(Ss0×S+S
cl+R)×C 但し、R、Cは着目ゲートと前段のゲート間の配線負荷
抵抗、配線負荷容量で、Sは着目ゲートへの入力波形な
まり(即ち前段のslew)、RO、COは着目ゲート
の出力配線負荷抵抗、出力負荷容量であり、t0、Ks
i、Ks0、Kcl、s0、Ssi、Ss0はパラメー
タである。
の特性抽出方法は、複数のゲートが連結されたLSI内
部での着目ゲート出力の抽出方法であって、各ゲートの
遅延時間tpdと各ゲートの次段ゲートへの入力波形な
まりslewとを下記(1)式、(2)式に当てはめ、
回路入力から出力特性を抽出する着目ゲートに至る各ゲ
ートの遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形な
まりとを、順次、回路入力側から求めることにより、着
目ゲートの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまり
Slewを求めることを特徴とするものである。 (1) tpd=t0+Ksi×S+(Ks0×S+K
cl+RO)×CO (2)slew=s0+Ssi×S+(Ss0×S+S
cl+R)×C 但し、R、Cは着目ゲートと前段のゲート間の配線負荷
抵抗、配線負荷容量で、Sは着目ゲートへの入力波形な
まり(即ち前段のslew)、RO、COは着目ゲート
の出力配線負荷抵抗、出力負荷容量であり、t0、Ks
i、Ks0、Kcl、s0、Ssi、Ss0はパラメー
タである。
【0007】
【作用】本発明の着目ゲート出力の特性抽出方法は、こ
のような構成にすることにより、複数のゲートが連結さ
れたLSI内部での着目ゲート出力の抽出方法におい
て、着目する箇所において、実波形に近い遅延を得るこ
とができる出力波形の抽出方法の提供を可能としてい
る。同時に、出力波形なまりについても、実波形に近い
なまりを得ることができる出力波形の抽出方法の提供を
可能としている。具体的には、各ゲートの遅延時間tp
dと各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりslew
とを下記(1)式、(2)式に当てはめ、回路入力から
出力を抽出する着目ゲートの出力電圧に至る各ゲートの
遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりと
を、順次、回路入力側から求めることにより、着目ゲー
トの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまりSle
wを求めることによりこれを達成している。
のような構成にすることにより、複数のゲートが連結さ
れたLSI内部での着目ゲート出力の抽出方法におい
て、着目する箇所において、実波形に近い遅延を得るこ
とができる出力波形の抽出方法の提供を可能としてい
る。同時に、出力波形なまりについても、実波形に近い
なまりを得ることができる出力波形の抽出方法の提供を
可能としている。具体的には、各ゲートの遅延時間tp
dと各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりslew
とを下記(1)式、(2)式に当てはめ、回路入力から
出力を抽出する着目ゲートの出力電圧に至る各ゲートの
遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりと
を、順次、回路入力側から求めることにより、着目ゲー
トの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまりSle
wを求めることによりこれを達成している。
【0008】ここで、各ゲートの遅延時間tpdと次段
ゲートへの入力波形なまりslewとを前記(1)式、
(2)式に当てはめられることを簡単に説明しておく。
一般に負荷容量COと遅延tpdとの関係は、図3
(a)に示すように直線的に表現される。即ち、 tpd=t0+Req×C0 (3) と表現されるが、同時に、図3(b)に示すように、入
力波形なまりslewを変えると遅延tpdも変化する
ことも知られている。この傾向はSPICEシミュレー
ションとも良く合う。図3(b)ではCO=0の点にお
いても変化するとともに、傾き自体も、入力波形なまり
slewに依存して変化している。これより、入力波形
のなまりslewの項をtpdの式(3)に組み入れる
ことにより、より実波形に近い遅延を得ることができ、
前記(1)式を得ることができる。尚、式(3)自体に
ついては、図3(c)(イ)に示す回路において、負荷
容量COを変化させることにより得ることができる。
ゲートへの入力波形なまりslewとを前記(1)式、
(2)式に当てはめられることを簡単に説明しておく。
一般に負荷容量COと遅延tpdとの関係は、図3
(a)に示すように直線的に表現される。即ち、 tpd=t0+Req×C0 (3) と表現されるが、同時に、図3(b)に示すように、入
力波形なまりslewを変えると遅延tpdも変化する
ことも知られている。この傾向はSPICEシミュレー
ションとも良く合う。図3(b)ではCO=0の点にお
いても変化するとともに、傾き自体も、入力波形なまり
slewに依存して変化している。これより、入力波形
のなまりslewの項をtpdの式(3)に組み入れる
ことにより、より実波形に近い遅延を得ることができ、
前記(1)式を得ることができる。尚、式(3)自体に
ついては、図3(c)(イ)に示す回路において、負荷
容量COを変化させることにより得ることができる。
【0009】また、入力波形なまりslewについて
も、図3(C)(ロ)に示す回路からも分かるように、
負荷容量Cの一次式になることが分かり、且つ、出力波
形なまりは、入力波形なまりにより変化することも同様
に得られ、これより、前記(2)式を得ることができ
る。
も、図3(C)(ロ)に示す回路からも分かるように、
負荷容量Cの一次式になることが分かり、且つ、出力波
形なまりは、入力波形なまりにより変化することも同様
に得られ、これより、前記(2)式を得ることができ
る。
【0010】これより、前記(1)式、(2)式に従
い、順次、入力電圧から着目ゲート出力の抽出する最終
ゲートの出力電圧に至る各ゲートの遅延時間と出力波形
なまりを求めることにより、最終ゲートの出力波形の遅
延時間Tpdと出力波形なまりSlewを求めることが
できる。更に、なまりSlewが負荷容量の一次式であ
ることより、結局、最終ゲートの出力波形を、なまりS
lewから指数波形で表現できる。
い、順次、入力電圧から着目ゲート出力の抽出する最終
ゲートの出力電圧に至る各ゲートの遅延時間と出力波形
なまりを求めることにより、最終ゲートの出力波形の遅
延時間Tpdと出力波形なまりSlewを求めることが
できる。更に、なまりSlewが負荷容量の一次式であ
ることより、結局、最終ゲートの出力波形を、なまりS
lewから指数波形で表現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1(a)に基づいて説
明する。図1(a)は本発明の着目ゲート出力の特性抽
出方法のフロー図で、図1(b)は、複数のゲートが連
結されたLSI内部での着目するゲートを説明するため
の図である。本発明の着目ゲート出力の特性抽出方法
は、複数のゲートが連結されたLSI内部での着目ゲー
ト出力の抽出方法であって、各ゲートの遅延時間tpd
と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりslewと
を下記(1)式、(2)式に当てはめ、着目するゲート
において、実波形に近い遅延を得るとするものであり、
同時に、出力波形なまりについても、実波形に近いなま
りを得ようとするものである。 (1) tpd=t0+Ksi×S+(Ks0×S+K
cl+RO)×CO (2)slew=s0+Ssi×S+(Ss0×S+S
cl+R)×C 但し、R、Cは着目ゲートと前段のゲート間の配線負荷
抵抗、配線負荷容量で、Sは着目ゲートへの入力波形な
まり(即ち前段のslew)、RO、COは着目ゲート
の出力配線負荷抵抗、出力負荷容量であり、t0、Ks
i、Ks0、Kcl、s0、Ssi、Ss0はパラメー
タである。尚、図1(b)に示すように、回路への入力
電圧は、順次、ゲートG1、ゲートG2、ゲートGnを
経て、着目するゲートGへと伝達される。先ず、回路へ
の入力電圧は第1段目ゲートG1へ伝達され、ゲートG
1から出力され、第2段目ゲートG2へ伝達されるが、
回路入力の電圧波形のslewを用い、ゲートG1の遅
延時間tpd1と次段ゲートG2への入力波形なまりs
lew1を上記(1)式、(2)式から求める。次い
で、次段ゲートG2についても、求められた入力波形な
まりslew1を用い、(1)式、(2)式から、ゲー
トG2の遅延時間tpd2と次段ゲートG3への入力波
形なまりslew2を求める。このようにして、順次ゲ
ートGnについて、求められたその入力波形なまりsl
ew(n−1)を用い、ゲートGnの遅延時間tpdn
と次段ゲートGn+1への入力波形なまりslewnを
求める。着目するゲートGに至までこれを繰り返し、求
められた着目ゲートGの入力波形なまりを用い、(1)
式、(2)式から着目ゲートGの遅延時間Tpdと出力
波形なまりSlewを求める。
明する。図1(a)は本発明の着目ゲート出力の特性抽
出方法のフロー図で、図1(b)は、複数のゲートが連
結されたLSI内部での着目するゲートを説明するため
の図である。本発明の着目ゲート出力の特性抽出方法
は、複数のゲートが連結されたLSI内部での着目ゲー
ト出力の抽出方法であって、各ゲートの遅延時間tpd
と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまりslewと
を下記(1)式、(2)式に当てはめ、着目するゲート
において、実波形に近い遅延を得るとするものであり、
同時に、出力波形なまりについても、実波形に近いなま
りを得ようとするものである。 (1) tpd=t0+Ksi×S+(Ks0×S+K
cl+RO)×CO (2)slew=s0+Ssi×S+(Ss0×S+S
cl+R)×C 但し、R、Cは着目ゲートと前段のゲート間の配線負荷
抵抗、配線負荷容量で、Sは着目ゲートへの入力波形な
まり(即ち前段のslew)、RO、COは着目ゲート
の出力配線負荷抵抗、出力負荷容量であり、t0、Ks
i、Ks0、Kcl、s0、Ssi、Ss0はパラメー
タである。尚、図1(b)に示すように、回路への入力
電圧は、順次、ゲートG1、ゲートG2、ゲートGnを
経て、着目するゲートGへと伝達される。先ず、回路へ
の入力電圧は第1段目ゲートG1へ伝達され、ゲートG
1から出力され、第2段目ゲートG2へ伝達されるが、
回路入力の電圧波形のslewを用い、ゲートG1の遅
延時間tpd1と次段ゲートG2への入力波形なまりs
lew1を上記(1)式、(2)式から求める。次い
で、次段ゲートG2についても、求められた入力波形な
まりslew1を用い、(1)式、(2)式から、ゲー
トG2の遅延時間tpd2と次段ゲートG3への入力波
形なまりslew2を求める。このようにして、順次ゲ
ートGnについて、求められたその入力波形なまりsl
ew(n−1)を用い、ゲートGnの遅延時間tpdn
と次段ゲートGn+1への入力波形なまりslewnを
求める。着目するゲートGに至までこれを繰り返し、求
められた着目ゲートGの入力波形なまりを用い、(1)
式、(2)式から着目ゲートGの遅延時間Tpdと出力
波形なまりSlewを求める。
【0012】
【実施例】更に、実施例を挙げ本発明を説明する。図4
に示す、インバータを3段連結した回路について、図2
に、(1)式に示す遅延tpdを用いた本発明の方式の
場合と、(3)式に示す入力なまりslewを考慮しな
い遅延tpdを用いた従来方式の場合について、その入
出力波形を示し、遅延を比較した。尚、同時にSPIC
Eのシミレーションによって求めた波形を実波形として
示してある。図2(a)は入力が緩やかで、出力が急峻
な場合であり、図2(b)は入力が緩やかで、出力が緩
やかな場合である。図2(a)、図2(b)のいずれ
も、本発明の方式の場合、出力50%において、SPI
CEのシミレーション結果(実波形)と良く一致してい
ることが分かり、これより、本発明の方式の方が、従来
方式の比べ、実波形によく一致していることが分かる。
尚、図では示さないが、入力が急峻で、出力が急峻な場
合で、および入力が急峻で、出力が緩やかな場合につい
ては、両者とも出力50%において、SPICEのシミ
レーション結果(実波形)と良く一致していることが分
かり、両者の差は殆ど見られなかった。
に示す、インバータを3段連結した回路について、図2
に、(1)式に示す遅延tpdを用いた本発明の方式の
場合と、(3)式に示す入力なまりslewを考慮しな
い遅延tpdを用いた従来方式の場合について、その入
出力波形を示し、遅延を比較した。尚、同時にSPIC
Eのシミレーションによって求めた波形を実波形として
示してある。図2(a)は入力が緩やかで、出力が急峻
な場合であり、図2(b)は入力が緩やかで、出力が緩
やかな場合である。図2(a)、図2(b)のいずれ
も、本発明の方式の場合、出力50%において、SPI
CEのシミレーション結果(実波形)と良く一致してい
ることが分かり、これより、本発明の方式の方が、従来
方式の比べ、実波形によく一致していることが分かる。
尚、図では示さないが、入力が急峻で、出力が急峻な場
合で、および入力が急峻で、出力が緩やかな場合につい
ては、両者とも出力50%において、SPICEのシミ
レーション結果(実波形)と良く一致していることが分
かり、両者の差は殆ど見られなかった。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のように、複数のゲート
が連結されたLSIにおいて、実波形と良く一致したL
SI内部での着目ゲート出力の特性抽出が可能とてい
る。即ち、実波形に近い遅延を得ることができる出力の
抽出方法の提供を可能と、且つ実波形に近い出力波形な
まりを得ることを可能としている。
が連結されたLSIにおいて、実波形と良く一致したL
SI内部での着目ゲート出力の特性抽出が可能とてい
る。即ち、実波形に近い遅延を得ることができる出力の
抽出方法の提供を可能と、且つ実波形に近い出力波形な
まりを得ることを可能としている。
【図1】実施の形態を示したフロー図
【図2】実施例の入出力波形を示した図
【図3】本発明の基本的な考え方を説明するための図
【図4】実施例において使用した回路を説明するための
図
図
【図5】NAND回路の図
【図6】波形のナマリを説明するための図
I1、I2 入力 O1 出力 610 入力波形 620 出力波形 630 ランプ入力(線型入力) 640 出力波形 Ts1 入力波形のナマリ Ts2 出力波形のナマリ tpd 遅延時間
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のゲートが連結されたLSI内部で
の着目ゲート出力の抽出方法であって、各ゲートの遅延
時間tpdと各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまり
slewとを下記(1)式、(2)式に当てはめ、回路
入力から出力特性を抽出する着目ゲートに至る各ゲート
の遅延時間と各ゲートの次段ゲートへの入力波形なまり
とを、順次、回路入力側から求めることにより、着目ゲ
ートの出力波形の遅延時間Tpdと出力波形なまりSl
ewを求めることを特徴とする着目ゲート出力の特性抽
出方法。 (1) tpd=t0+Ksi×S+(Ks0×S+K
cl+RO)×CO (2)slew=s0+Ssi×S+(Ss0×S+S
cl+R)×C 但し、R、Cは着目ゲートと前段のゲート間の配線負荷
抵抗、配線負荷容量で、Sは着目ゲートへの入力波形な
まり、RO、COは着目ゲートの出力配線負荷抵抗、出
力負荷容量であり、t0、Ksi、Ks0、Kcl、s
0、Ssi、Ss0はパラメータである。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015973A JPH10199990A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 着目ゲート出力の特性抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015973A JPH10199990A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 着目ゲート出力の特性抽出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10199990A true JPH10199990A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11903661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9015973A Withdrawn JPH10199990A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 着目ゲート出力の特性抽出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10199990A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011034480A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Renesas Electronics Corp | ジッタ算出装置、ジッタ算出方法、及びジッタ算出プログラム |
| JP2011097314A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Nec Corp | 多相クロック発生回路 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP9015973A patent/JPH10199990A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011034480A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Renesas Electronics Corp | ジッタ算出装置、ジッタ算出方法、及びジッタ算出プログラム |
| US8428907B2 (en) | 2009-08-05 | 2013-04-23 | Renesas Electronics Corporation | Jitter calculating device, jitter calculating method and jitter calculating program |
| JP2011097314A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Nec Corp | 多相クロック発生回路 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6047247A (en) | Method of estimating degradation with consideration of hot carrier effects | |
| JP2005513626A (ja) | 混在する領域クロック用のクロックツリーシンセシス | |
| JPWO2001082145A1 (ja) | クロストーク解析方法、それを用いた電子回路装置の設計乃至製造方法、及びそのための電子回路ライブラリの記録媒体 | |
| US6219630B1 (en) | Apparatus and method for extracting circuit, system and method for generating information for simulation, and netlist | |
| CN115293082B (zh) | 时序预测模型的训练、预测方法、装置、设备及存储介质 | |
| US6871329B2 (en) | Design system of integrated circuit and its design method and program | |
| JPH10199990A (ja) | 着目ゲート出力の特性抽出方法 | |
| US8161445B2 (en) | Logic transformation and gate placement to avoid routing congestion | |
| US7562266B2 (en) | Method and device for verifying timing in a semiconductor integrated circuit | |
| JP3092664B2 (ja) | 設計支援方法 | |
| US7747972B2 (en) | Methods and apparatuses for timing analysis of electronic circuits | |
| JP2985833B2 (ja) | クロック分配方式及び方法 | |
| JPH07202670A (ja) | デコーダ回路 | |
| JP2001357093A (ja) | 回路シミュレーション方法、回路シミュレーション装置、及び記憶媒体 | |
| US6598213B1 (en) | Static timing analysis validation tool for ASIC cores | |
| JPH0618617A (ja) | 集積回路クロックド素子動作検証方法 | |
| US7051305B1 (en) | Delay estimation using edge specific miller capacitances | |
| JPH10105596A (ja) | 論理素子レベルでの出力波形の生成方法および出力波形の特性抽出方法 | |
| JP3153201B2 (ja) | 半導体集積回路のシミュレーション方法ならびに装置 | |
| JP2000082089A (ja) | Lsiの設計におけるタイミング検証方法 | |
| JP3251250B2 (ja) | クロックスキュー低減方法及びクロックスキュー低減方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
| JP2732326B2 (ja) | 論理回路のパスディレイの計算方式及び計算装置 | |
| JP2000357740A (ja) | 半導体集積回路設計方法 | |
| TWI260542B (en) | Method for reducing standard delay format file size | |
| JP2006031297A (ja) | 半導体集積回路における特性検証用ネットリストの生成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |