JPH10200349A - 低雑音増幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナ - Google Patents
低雑音増幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナInfo
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- JPH10200349A JPH10200349A JP9015888A JP1588897A JPH10200349A JP H10200349 A JPH10200349 A JP H10200349A JP 9015888 A JP9015888 A JP 9015888A JP 1588897 A JP1588897 A JP 1588897A JP H10200349 A JPH10200349 A JP H10200349A
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雑音指数が小さく、しかも所定の電力利得が
得られる低雑音増幅装置50を提供する。 【解決手段】 増幅回路10a,10b…10nの増幅
素子を雑音指数が最小となるバイアス条件に設定し、こ
れらの増幅回路10a,10b…10nを並列接続す
る。増幅された出力の合成が所定の電力利得となるよう
に、増幅回路10a,10b…10nの並列接続する個
数を設定する。
得られる低雑音増幅装置50を提供する。 【解決手段】 増幅回路10a,10b…10nの増幅
素子を雑音指数が最小となるバイアス条件に設定し、こ
れらの増幅回路10a,10b…10nを並列接続す
る。増幅された出力の合成が所定の電力利得となるよう
に、増幅回路10a,10b…10nの並列接続する個
数を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用のアンテナ
等の微弱な受信信号を増幅するための低雑音増幅装置お
よび該増幅装置を備えた車載用アンテナに関するもので
ある。
等の微弱な受信信号を増幅するための低雑音増幅装置お
よび該増幅装置を備えた車載用アンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車載用のAM/FMアンテナとしては、
一般的に突出状態でその突出長さが約1mとなる電動式
アンテナが汎用されている。かかる電動式アンテナは、
テレスコープ状の多段ロッドアンテナの先端ロッドの基
端にラック部材の先端が連結され、このラック部材のラ
ックに噛合するピニオンギアがモータ駆動装置により駆
動回転されるように構成されている。そこで、モータ駆
動装置の駆動により、アンテナが突出しまたは引き込ま
れる。
一般的に突出状態でその突出長さが約1mとなる電動式
アンテナが汎用されている。かかる電動式アンテナは、
テレスコープ状の多段ロッドアンテナの先端ロッドの基
端にラック部材の先端が連結され、このラック部材のラ
ックに噛合するピニオンギアがモータ駆動装置により駆
動回転されるように構成されている。そこで、モータ駆
動装置の駆動により、アンテナが突出しまたは引き込ま
れる。
【0003】従来の電動式アンテナでは、アンテナの突
出長さが約1mであるために、ラック部材も約1m程度
必要であり、アンテナの引き込み状態ではこのラック部
材はドラムに適宜に巻き取られて、装置全体の小型化が
図られている。
出長さが約1mであるために、ラック部材も約1m程度
必要であり、アンテナの引き込み状態ではこのラック部
材はドラムに適宜に巻き取られて、装置全体の小型化が
図られている。
【0004】そこで、ラック部材は巻き取るための可撓
性を備えていなければならない。一方で、アンテナを突
出させるべく先端ロッドを押し上げるためには、ラック
部材が座屈してはならない。この結果、ラック部材の材
質として、適宜な可撓性と耐座屈性を具備するものでな
ければならず、材質や寸法が制約される。しかも、アン
テナを突出している駆動の途中にて過大な負荷が加わっ
た場合には、ラック部材が座屈する虞があるという不具
合があった。
性を備えていなければならない。一方で、アンテナを突
出させるべく先端ロッドを押し上げるためには、ラック
部材が座屈してはならない。この結果、ラック部材の材
質として、適宜な可撓性と耐座屈性を具備するものでな
ければならず、材質や寸法が制約される。しかも、アン
テナを突出している駆動の途中にて過大な負荷が加わっ
た場合には、ラック部材が座屈する虞があるという不具
合があった。
【0005】また、約1mも突出したアンテナにあって
は、障害物と接触して破損する危険性が高いとともに、
車体から長いアンテナが突出することは、外観的には必
らずしも望ましいものでない。
は、障害物と接触して破損する危険性が高いとともに、
車体から長いアンテナが突出することは、外観的には必
らずしも望ましいものでない。
【0006】発明者らは、上述の従来の電動アンテナの
不具合は、アンテナの突出長さが約1mと物理的に長い
ことに起因するとの点に着目し、鋭意研究を重ねた結
果、アンテナ実効長としては約1mで従来と同様である
が、ヘリカルコイル等を用いて物理的長さを例えば約1
5cmと極めて短かくし得る電動式アンテナを構成する
ことができた。
不具合は、アンテナの突出長さが約1mと物理的に長い
ことに起因するとの点に着目し、鋭意研究を重ねた結
果、アンテナ実効長としては約1mで従来と同様である
が、ヘリカルコイル等を用いて物理的長さを例えば約1
5cmと極めて短かくし得る電動式アンテナを構成する
ことができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記ヘリカルコイル等
を用いてアンテナ実効長は同じであるが物理的長さを短
かくしたアンテナにあっては、約1mのアンテナ実効長
が1/4波長に相当していて共振し得るFM帯の信号に
対しては、アンテナ特性が格別に損なわれることはな
い。しかしながら、約1m程度では1/1000波長以
下に相当しているAM帯の信号に対しては、物理的長さ
が短かくなった分だけ受信電力の減少を生じる。しか
も、AM帯の信号に対して、出力インピーダンスは著し
く増大し、整合不良による信号減衰が生じる。
を用いてアンテナ実効長は同じであるが物理的長さを短
かくしたアンテナにあっては、約1mのアンテナ実効長
が1/4波長に相当していて共振し得るFM帯の信号に
対しては、アンテナ特性が格別に損なわれることはな
い。しかしながら、約1m程度では1/1000波長以
下に相当しているAM帯の信号に対しては、物理的長さ
が短かくなった分だけ受信電力の減少を生じる。しか
も、AM帯の信号に対して、出力インピーダンスは著し
く増大し、整合不良による信号減衰が生じる。
【0008】かかる理由から、AM帯の信号の微弱なア
ンテナ出力を大きな利得で増幅する増幅装置が必要とな
る。しかるに、従来用いられている増幅装置にあって
は、利得を大きくとることにより雑音指数が悪化し、実
用に供し得ないという不具合が生ずる。
ンテナ出力を大きな利得で増幅する増幅装置が必要とな
る。しかるに、従来用いられている増幅装置にあって
は、利得を大きくとることにより雑音指数が悪化し、実
用に供し得ないという不具合が生ずる。
【0009】本発明の目的は、上述の事情に鑑みてなさ
れたもので、雑音指数を悪化させることなしに、微弱な
信号を大きな利得で増幅することのできるようにした低
雑音増幅装置を提供することにある。また、かかる低雑
音増幅装置を備えて、微弱なアンテナ出力を所定の電力
にまで増幅して出力することのできるようにした車載用
アンテナを提供することにある。
れたもので、雑音指数を悪化させることなしに、微弱な
信号を大きな利得で増幅することのできるようにした低
雑音増幅装置を提供することにある。また、かかる低雑
音増幅装置を備えて、微弱なアンテナ出力を所定の電力
にまで増幅して出力することのできるようにした車載用
アンテナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の低雑音増幅装置は、増幅回路を形成する
増幅素子を雑音指数が最小となるバイアス条件に設定
し、複数の前記増幅回路の出力の合成が所定の電力利得
となる個数だけ前記増幅回路を並列接続して構成されて
いる。
めに、本発明の低雑音増幅装置は、増幅回路を形成する
増幅素子を雑音指数が最小となるバイアス条件に設定
し、複数の前記増幅回路の出力の合成が所定の電力利得
となる個数だけ前記増幅回路を並列接続して構成されて
いる。
【0011】そして、被増幅信号が与えられる信号入力
端と複数の前記増幅回路の間に整合を図るための入力イ
ンピーダンス整合回路を設け、複数の前記増幅回路と信
号出力端の間に複数の前記増幅回路の出力を合成するた
めの出力合成回路を設けて構成しても良い。
端と複数の前記増幅回路の間に整合を図るための入力イ
ンピーダンス整合回路を設け、複数の前記増幅回路と信
号出力端の間に複数の前記増幅回路の出力を合成するた
めの出力合成回路を設けて構成しても良い。
【0012】さらに、複数の前記増幅回路と前記入力イ
ンピーダンス整合回路および前記出力合成回路をシール
ドケース内に組み込んで構成することもできる。
ンピーダンス整合回路および前記出力合成回路をシール
ドケース内に組み込んで構成することもできる。
【0013】また、本発明の車載用アンテナは、突出お
よび引き込み自在のアンテナのアンテナ給電点に、請求
項1記載の低雑音増幅装置の信号入力端を接続し、この
低雑音増幅装置を前記アンテナを突出および引き込む駆
動装置を収納するアンテナケース内に収納して構成され
ている。
よび引き込み自在のアンテナのアンテナ給電点に、請求
項1記載の低雑音増幅装置の信号入力端を接続し、この
低雑音増幅装置を前記アンテナを突出および引き込む駆
動装置を収納するアンテナケース内に収納して構成され
ている。
【0014】そして、前記アンテナケース内を仕切り部
材によって前記駆動装置を収納する空間と前記低雑音増
幅装置を収納する空間とに区分して構成しても良い。
材によって前記駆動装置を収納する空間と前記低雑音増
幅装置を収納する空間とに区分して構成しても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の低
雑音増幅装置のブロック回路図である。図2は、増幅回
路に用いられるトランジスタ素子のコレクタ電流対雑音
指数および電力利得特性の一例を示す。図3は、本発明
の低雑音増幅装置の一例の具体的回路図である。図4
は、図1の低雑音増幅装置を用いた車載用アンテナの概
要図であり、(a)はアンテナを突出した状態を示す図
であり、(b)はアンテナを引き込んだ状態を示す図で
ある。図5は、低雑音増幅装置をアンテナケース内に組
み込んだ車載用アンテナのケース蓋を取り除いた図であ
る。
1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の低
雑音増幅装置のブロック回路図である。図2は、増幅回
路に用いられるトランジスタ素子のコレクタ電流対雑音
指数および電力利得特性の一例を示す。図3は、本発明
の低雑音増幅装置の一例の具体的回路図である。図4
は、図1の低雑音増幅装置を用いた車載用アンテナの概
要図であり、(a)はアンテナを突出した状態を示す図
であり、(b)はアンテナを引き込んだ状態を示す図で
ある。図5は、低雑音増幅装置をアンテナケース内に組
み込んだ車載用アンテナのケース蓋を取り除いた図であ
る。
【0016】まず、低雑音増幅装置につき、図1ないし
図3を参照して説明する。本発明の低雑音増幅装置50
は、図1に示すごとく、低雑音の複数の増幅回路10
a,10b,…10nが並列接続される。そして、増幅
回路10a,10b,…10nの入力端の結合点と被増
幅信号が与えられる信号入力端12との間に入力インピ
ーダンス整合回路14が介装される。また、増幅回路1
0a,10b,…10nの出力端がそれぞれ出力合成回
路16に接続され、出力合成回路16より合成出力が信
号出力端18に出力される。ここで、入力インピーダン
ス整合回路14は、アンテナの出力インピーダンス等と
複数の増幅回路10a,10b,…10nが並列接続さ
れて形成される入力インピーダンスとの整合を図るため
のものである。
図3を参照して説明する。本発明の低雑音増幅装置50
は、図1に示すごとく、低雑音の複数の増幅回路10
a,10b,…10nが並列接続される。そして、増幅
回路10a,10b,…10nの入力端の結合点と被増
幅信号が与えられる信号入力端12との間に入力インピ
ーダンス整合回路14が介装される。また、増幅回路1
0a,10b,…10nの出力端がそれぞれ出力合成回
路16に接続され、出力合成回路16より合成出力が信
号出力端18に出力される。ここで、入力インピーダン
ス整合回路14は、アンテナの出力インピーダンス等と
複数の増幅回路10a,10b,…10nが並列接続さ
れて形成される入力インピーダンスとの整合を図るため
のものである。
【0017】ところで、増幅回路を形成する増幅素子と
しては、トランジスタ素子や電界効果トランジスタ素子
等が用いられる。そして、例えばトランジスタ素子のコ
レクタ電流対雑音指数および電力利得特性は、図2に示
すごときものである。図2に示されることは、雑音指数
NFが最小となるコレクタ電流Icと電力利得Gaが最
大となるコレクタ電流Icは一致しない、ということで
ある。そこで、大きな電力利得Gaで増幅回路を動作さ
せるならば、その雑音指数NFは悪化する。また、最小
の雑音指数NFで増幅回路を動作させるならば、その電
力利得Gaは十分に大きなものが得られない。
しては、トランジスタ素子や電界効果トランジスタ素子
等が用いられる。そして、例えばトランジスタ素子のコ
レクタ電流対雑音指数および電力利得特性は、図2に示
すごときものである。図2に示されることは、雑音指数
NFが最小となるコレクタ電流Icと電力利得Gaが最
大となるコレクタ電流Icは一致しない、ということで
ある。そこで、大きな電力利得Gaで増幅回路を動作さ
せるならば、その雑音指数NFは悪化する。また、最小
の雑音指数NFで増幅回路を動作させるならば、その電
力利得Gaは十分に大きなものが得られない。
【0018】上述のトランジスタ素子の特性に鑑みて、
本発明の低雑音増幅装置50にあっては、まず増幅回路
を最小の雑音指数NFとなるコレクタ電流Icとなるよ
うに設定される。すなわち、最小の雑音指数NFとなる
ように、トランジスタ素子のバイアス条件が設定され
る。そして、かかる増幅回路が複数個並列接続され、そ
の合成出力が所望の電力となるようにその個数が設定さ
れる。この結果、最小の雑音指数NFでしかも所望の電
力利得Gaが得られる低雑音増幅装置50を得ることが
できることとなる。
本発明の低雑音増幅装置50にあっては、まず増幅回路
を最小の雑音指数NFとなるコレクタ電流Icとなるよ
うに設定される。すなわち、最小の雑音指数NFとなる
ように、トランジスタ素子のバイアス条件が設定され
る。そして、かかる増幅回路が複数個並列接続され、そ
の合成出力が所望の電力となるようにその個数が設定さ
れる。この結果、最小の雑音指数NFでしかも所望の電
力利得Gaが得られる低雑音増幅装置50を得ることが
できることとなる。
【0019】図3の回路図は、図1のブロック回路図を
具体化したものであって、2つの増幅回路を並列接続し
たものである。信号入力端子12がN1ターンの単巻ト
ランスT1の一端に接続され、この単巻トランスT1の他
端は接地される。そして、単巻トランスT1のN2ターン
の箇所に、2つの増幅回路の入力端の結合点が接続され
る。この単巻トランスT1は、入力インピーダンス整合
回路14として作用する。また、結合点は、コンデンサ
CL1とCL2をそれぞれに介して増幅回路を形成するト
ランジスタTr1とTr2のベースに接続される。これら
の増幅回路は、トランジスタTr1とTr2のエミッタが
エミッタ抵抗RE1とRE2を介して接地されるいわゆる
エミッタ接地型の増幅回路である。そして、ベースは、
電源+Bの電圧がバイアス抵抗RA1−1,RA1−
2,RB1とRA2−1,RA2−2,RB2等により
分圧されて雑音指数NFが最小となる適宜なバイアス電
圧に設定される。さらに、トランジスタTr1とTr2の
コレクタは、コンデンサCo1とCo2を介して出力端と
され、これらの出力端が抵抗R1とR2を介して結合され
る。この結合点は、抵抗Rcを介して接地されるととも
に、抵抗RDを介して信号出力端子18に接続される。
抵抗R1,R2,Rc,Rbは出力合成回路16として作
用し、2つの増幅回路の出力を合成して、信号出力端子
18に所定の電力の信号を出力させるものである。
具体化したものであって、2つの増幅回路を並列接続し
たものである。信号入力端子12がN1ターンの単巻ト
ランスT1の一端に接続され、この単巻トランスT1の他
端は接地される。そして、単巻トランスT1のN2ターン
の箇所に、2つの増幅回路の入力端の結合点が接続され
る。この単巻トランスT1は、入力インピーダンス整合
回路14として作用する。また、結合点は、コンデンサ
CL1とCL2をそれぞれに介して増幅回路を形成するト
ランジスタTr1とTr2のベースに接続される。これら
の増幅回路は、トランジスタTr1とTr2のエミッタが
エミッタ抵抗RE1とRE2を介して接地されるいわゆる
エミッタ接地型の増幅回路である。そして、ベースは、
電源+Bの電圧がバイアス抵抗RA1−1,RA1−
2,RB1とRA2−1,RA2−2,RB2等により
分圧されて雑音指数NFが最小となる適宜なバイアス電
圧に設定される。さらに、トランジスタTr1とTr2の
コレクタは、コンデンサCo1とCo2を介して出力端と
され、これらの出力端が抵抗R1とR2を介して結合され
る。この結合点は、抵抗Rcを介して接地されるととも
に、抵抗RDを介して信号出力端子18に接続される。
抵抗R1,R2,Rc,Rbは出力合成回路16として作
用し、2つの増幅回路の出力を合成して、信号出力端子
18に所定の電力の信号を出力させるものである。
【0020】かかる構成からなる低雑音増幅装置50
は、シールドケース20内に組み込まれる。図3では、
全体を1つの区画からなるシールドケース20に組み込
んでいるが、必要があればシールドケース20内を複数
に区画し、各増幅回路と入力インピーダンス整合回路1
4および出力合成回路16をそれぞれ別々の区画に組み
込むようにしても良い。
は、シールドケース20内に組み込まれる。図3では、
全体を1つの区画からなるシールドケース20に組み込
んでいるが、必要があればシールドケース20内を複数
に区画し、各増幅回路と入力インピーダンス整合回路1
4および出力合成回路16をそれぞれ別々の区画に組み
込むようにしても良い。
【0021】次に、上述の低雑音増幅装置を備えた車載
用アンテナにつき図4および図5を参照して説明する。
アンテナ30としてヘリカルコイルが用いられ、その基
端に直線状部分が設けられている。ヘリカルコイルの部
分にはカバー32が被せられており、コイルのピッチ等
の変動が生じないように構成されている。そして、ヘリ
カルコイルの部分の基端に、ラック部材34の先端が連
接され、アンテナ30とラック部材34が一直線上に一
体として配列される。このアンテナ30とラック部材3
4が一体としてアンテナケース36に対して直線方向に
移動可能に構成され、アンテナ30が突出した状態(図
4(a))と引き込まれた状態(図4(b))に設定で
きるものとされる。アンテナケース36内には、ラック
部材34のラックに噛合するピニオンギア38を有する
モータ駆動装置が組み込まれ、この駆動装置の駆動によ
りアンテナ30が突出と引き込み状態とに設定される。
さらに、アンテナ30が突出した状態で、ヘリカルコイ
ルの基端に設けられた直線状部分に、導電材からなる給
電舌片40が弾接するようになされ、アンテナ給電点と
される。そのうえ、アンテナケース36内で給電舌片4
0近くに低雑音増幅装置50が組み込まれ、その信号入
力端子12が給電舌片40にケーブル等を介することな
しに接続される。なお、アンテナケース36内には、低
雑音増幅装置50が収納される増幅装置用空間36aが
モータ駆動装置が収納される空間とは別に仕切り部材に
よって区画されて別個に設けられる。しかも、増幅装置
用空間36aは、適宜に水密構造とされ、雨水の侵入が
ないように構成される。なお、車載用アンテナにおける
アンテナ30を突出および引き込み状態とする機構は、
既に出願されている特願平8−114297号に詳記さ
れている。
用アンテナにつき図4および図5を参照して説明する。
アンテナ30としてヘリカルコイルが用いられ、その基
端に直線状部分が設けられている。ヘリカルコイルの部
分にはカバー32が被せられており、コイルのピッチ等
の変動が生じないように構成されている。そして、ヘリ
カルコイルの部分の基端に、ラック部材34の先端が連
接され、アンテナ30とラック部材34が一直線上に一
体として配列される。このアンテナ30とラック部材3
4が一体としてアンテナケース36に対して直線方向に
移動可能に構成され、アンテナ30が突出した状態(図
4(a))と引き込まれた状態(図4(b))に設定で
きるものとされる。アンテナケース36内には、ラック
部材34のラックに噛合するピニオンギア38を有する
モータ駆動装置が組み込まれ、この駆動装置の駆動によ
りアンテナ30が突出と引き込み状態とに設定される。
さらに、アンテナ30が突出した状態で、ヘリカルコイ
ルの基端に設けられた直線状部分に、導電材からなる給
電舌片40が弾接するようになされ、アンテナ給電点と
される。そのうえ、アンテナケース36内で給電舌片4
0近くに低雑音増幅装置50が組み込まれ、その信号入
力端子12が給電舌片40にケーブル等を介することな
しに接続される。なお、アンテナケース36内には、低
雑音増幅装置50が収納される増幅装置用空間36aが
モータ駆動装置が収納される空間とは別に仕切り部材に
よって区画されて別個に設けられる。しかも、増幅装置
用空間36aは、適宜に水密構造とされ、雨水の侵入が
ないように構成される。なお、車載用アンテナにおける
アンテナ30を突出および引き込み状態とする機構は、
既に出願されている特願平8−114297号に詳記さ
れている。
【0022】かかる構成の車載用アンテナにあっては、
アンテナ30が突出した状態で受信される信号が微弱で
あっても、アンテナ30の基端より直ちに低雑音増幅装
置50に与えられて、低い雑音指数NFで所定の電力ま
で増幅される。もって、アンテナ30の物理的長さが極
めて短かくても、AM帯の信号に対して十分に実用に耐
える感度の増幅信号を出力し得る。そして、低雑音増幅
装置50をアンテナケース36内に組み込むとともにシ
ールドケース20を用いることで、信号経路および回路
において雑音が混入する虞がなく、雑音指数NFが良好
なものとされている。
アンテナ30が突出した状態で受信される信号が微弱で
あっても、アンテナ30の基端より直ちに低雑音増幅装
置50に与えられて、低い雑音指数NFで所定の電力ま
で増幅される。もって、アンテナ30の物理的長さが極
めて短かくても、AM帯の信号に対して十分に実用に耐
える感度の増幅信号を出力し得る。そして、低雑音増幅
装置50をアンテナケース36内に組み込むとともにシ
ールドケース20を用いることで、信号経路および回路
において雑音が混入する虞がなく、雑音指数NFが良好
なものとされている。
【0023】なお、上記実施例にあっては、増幅回路を
形成する増幅素子としてトランジスタ素子を用いて説明
したが、これに限られず電界効果トランジスタ素子を用
いても良いことは勿論である。そして、トランジスタ素
子や電界効果トランジスタ素子が多段に接続されるもの
であっても良い。さらに、増幅回路を集積回路で形成す
るために、必要によりトランジスタ素子と電界効果トラ
ンジスタ素子の混成であっても良い。そしてさらに、本
発明の低雑音増幅装置50は、極めて物理的長さの短か
いアンテナに適応されるだけでなく、従来の物理的長さ
が約1mのアンテナに用いても良いことは容易に理解さ
れるであろう。
形成する増幅素子としてトランジスタ素子を用いて説明
したが、これに限られず電界効果トランジスタ素子を用
いても良いことは勿論である。そして、トランジスタ素
子や電界効果トランジスタ素子が多段に接続されるもの
であっても良い。さらに、増幅回路を集積回路で形成す
るために、必要によりトランジスタ素子と電界効果トラ
ンジスタ素子の混成であっても良い。そしてさらに、本
発明の低雑音増幅装置50は、極めて物理的長さの短か
いアンテナに適応されるだけでなく、従来の物理的長さ
が約1mのアンテナに用いても良いことは容易に理解さ
れるであろう。
【0024】また、車載用アンテナとして上記実施例で
は、AM帯とFM帯の2信号を受信するものを説明した
が、これに限られず、波長の異なる複数の帯域の信号を
受信するものに適用しても良い。例えば、AM帯とFM
帯の信号と自動車無線電話信号、若しくはAM帯の信号
と携帯電話信号とを受信する車載用アンテナであっても
良い。いずれも場合にも、波長の最も短かい帯域の信号
が共振し得るアンテナ実効長とすれば良い。
は、AM帯とFM帯の2信号を受信するものを説明した
が、これに限られず、波長の異なる複数の帯域の信号を
受信するものに適用しても良い。例えば、AM帯とFM
帯の信号と自動車無線電話信号、若しくはAM帯の信号
と携帯電話信号とを受信する車載用アンテナであっても
良い。いずれも場合にも、波長の最も短かい帯域の信号
が共振し得るアンテナ実効長とすれば良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低雑音増
幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナは構成
されているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナは構成
されているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0026】請求項1記載の低雑音増幅装置にあって
は、雑音指数が最小となるバイアス条件に設定した増幅
回路を所定の電力利得となるように複数個並列接続して
構成したので、装置全体として雑音指数が小さくしかも
所望の電力利得が得られる。
は、雑音指数が最小となるバイアス条件に設定した増幅
回路を所定の電力利得となるように複数個並列接続して
構成したので、装置全体として雑音指数が小さくしかも
所望の電力利得が得られる。
【0027】そして、請求項2記載の低雑音増幅装置に
あっては、入力インピーダンス整合回路と出力合成回路
を設けることで、整合不良による信号入力の減衰等を生
ずることがなく効率的に増幅回路に信号を与えることが
できるとともに、複数の増幅回路の出力が1つに合成さ
れて信号出力端に出力される。
あっては、入力インピーダンス整合回路と出力合成回路
を設けることで、整合不良による信号入力の減衰等を生
ずることがなく効率的に増幅回路に信号を与えることが
できるとともに、複数の増幅回路の出力が1つに合成さ
れて信号出力端に出力される。
【0028】さらに、請求項3記載の低雑音増幅装置に
あっては、シールドケース内に回路が組み込まれている
ので、外部から雑音が混入する虞がなく、小さな雑音指
数を保持できる。
あっては、シールドケース内に回路が組み込まれている
ので、外部から雑音が混入する虞がなく、小さな雑音指
数を保持できる。
【0029】また、請求項4記載の車載用アンテナにあ
っては、アンテナケース内に請求項1の低雑音増幅装置
を収納させたので、アンテナ出力を直ちに低雑音増幅装
置の信号入力端に与えることができ、その信号経路へ外
部から雑音の混入がない。そこで、小さな雑音指数を容
易に保持できる。
っては、アンテナケース内に請求項1の低雑音増幅装置
を収納させたので、アンテナ出力を直ちに低雑音増幅装
置の信号入力端に与えることができ、その信号経路へ外
部から雑音の混入がない。そこで、小さな雑音指数を容
易に保持できる。
【0030】そして、請求項5記載の車載用アンテナに
あっては、アンテナケース内を仕切り部材によって区分
した空間に低雑音増幅装置を収納するので、この空間を
水密構造とすることで容易に低雑音増幅装置を雨水に晒
されないようにすることができる。
あっては、アンテナケース内を仕切り部材によって区分
した空間に低雑音増幅装置を収納するので、この空間を
水密構造とすることで容易に低雑音増幅装置を雨水に晒
されないようにすることができる。
【図1】本発明の低雑音増幅装置のブロック回路図であ
る。
る。
【図2】増幅回路に用いられるトランジスタ素子のコレ
クタ電流対雑音指数および電力利得特性の一例を示す。
クタ電流対雑音指数および電力利得特性の一例を示す。
【図3】本発明の低雑音増幅装置の一例の具体的回路図
である。
である。
【図4】図1の低雑音増幅装置を用いた車載用アンテナ
の概要図であり、(a)はアンテナを突出した状態を示
す図であり、(b)はアンテナを引き込んだ状態を示す
図である。
の概要図であり、(a)はアンテナを突出した状態を示
す図であり、(b)はアンテナを引き込んだ状態を示す
図である。
【図5】低雑音増幅装置をアンテナケース内に組み込ん
だ車載用アンテナのケース蓋を取り除いた図である。
だ車載用アンテナのケース蓋を取り除いた図である。
【符号の説明】 10a,10b,10n 増幅回路 12 信号入力端 14 入力インピーダンス整合回路 16 出力合成回路 18 信号出力端 20 シールドケース 30 アンテナ 34 ラック部材 36 アンテナケース 36a 増幅装置用空間 38 ピニオンギア 40 給電舌片 50 低雑音増幅装置 Tr1,Tr2 トランジスタ素子 RA1−1,RA1−2,RB1,RA2−1,RA2
−2,RB1,RE1, RE2,R1,R2,Rc,RD
抵抗
−2,RB1,RE1, RE2,R1,R2,Rc,RD
抵抗
Claims (5)
- 【請求項1】 増幅回路を形成する増幅素子を雑音指数
が最小となるバイアス条件に設定し、複数の前記増幅回
路の出力の合成が所定の電力利得となる個数だけ前記増
幅回路を並列接続して構成したことを特徴とする低雑音
増幅装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の低雑音増幅装置におい
て、被増幅信号が与えられる信号入力端と複数の前記増
幅回路の間に整合を図るための入力インピーダンス整合
回路を設け、複数の前記増幅回路と信号出力端の間に複
数の前記増幅回路の出力を合成するための出力合成回路
を設けて構成したことを特徴とする低雑音増幅装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の低雑音増幅装置におい
て、複数の前記増幅回路と前記入力インピーダンス整合
回路および前記出力合成回路をシールドケース内に組み
込んで構成したことを特徴とする低雑音増幅装置。 - 【請求項4】 突出および引き込み自在のアンテナのア
ンテナ給電点に、請求項1記載の低雑音増幅装置の信号
入力端を接続し、この低雑音増幅装置を前記アンテナを
突出および引き込む駆動装置を収納するアンテナケース
内に収納して構成したことを特徴とする車載用アンテ
ナ。 - 【請求項5】 請求項4記載の車載用アンテナにおい
て、前記アンテナケース内を仕切り部材によって前記駆
動装置を収納する空間と前記低雑音増幅装置を収納する
空間とに区分して構成したことを特徴とする車載用アン
テナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015888A JPH10200349A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 低雑音増幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015888A JPH10200349A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 低雑音増幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10200349A true JPH10200349A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11901340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9015888A Pending JPH10200349A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 低雑音増幅装置および該増幅装置を備えた車載用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10200349A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100602140B1 (ko) * | 2000-04-05 | 2006-07-19 | 가부시끼가이샤 도시바 | 고주파회로 및 통신시스템 |
| JP2015115960A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド | 半導体デバイス及び製造方法 |
| US10375833B2 (en) | 2014-11-21 | 2019-08-06 | Nxp Usa, Inc. | Methods of manufacturing packaged electronic devices with top terminations |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP9015888A patent/JPH10200349A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100602140B1 (ko) * | 2000-04-05 | 2006-07-19 | 가부시끼가이샤 도시바 | 고주파회로 및 통신시스템 |
| JP2015115960A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド | 半導体デバイス及び製造方法 |
| US10476442B2 (en) | 2013-12-12 | 2019-11-12 | Nxp Usa, Inc. | Semiconductor package having an isolation wall to reduce electromagnetic coupling |
| US10375833B2 (en) | 2014-11-21 | 2019-08-06 | Nxp Usa, Inc. | Methods of manufacturing packaged electronic devices with top terminations |
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