JPH10200508A - 無線システムの端末装置及びサーチ方法 - Google Patents

無線システムの端末装置及びサーチ方法

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JPH10200508A
JPH10200508A JP9004990A JP499097A JPH10200508A JP H10200508 A JPH10200508 A JP H10200508A JP 9004990 A JP9004990 A JP 9004990A JP 499097 A JP499097 A JP 499097A JP H10200508 A JPH10200508 A JP H10200508A
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frequency
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Tetsuya Naruse
哲也 成瀬
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA方式の携帯電話システムで、復調出
力が得れなくなっときのサーチ時間を短縮できるように
する。 【解決手段】 次候補となる符号を蓄えれる次候補メモ
リ93が設けられる。復調出力が得られなくなった場合
には、次候補メモリ93に次候補となる符号が蓄えられ
ている場合には、この符号を基に部分的にサーチして、
復調を試みる。復調できれば、この符号で復調を行な
い、復調できない場合にのみ、サーチャで全位相に対し
てサーチを行う。これにより、復調出力が得れなくなっ
ときのサーチ時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA(Code
Division Multiple Accesss)方式のセルラ電話システ
ムに用いて好適な無線システムの端末装置及びそのサー
チ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、擬似ランダム符号を拡散符号とし
て用いて送信信号の搬送波をスペクトラム拡散して送信
し、拡散符号の符号系列のパターンや位相を異ならせる
ことにより、多次元接続を可能にしたCDMA方式のセ
ルラ電話システムが注目されている。
【0003】CDMA方式では、通信方式として、スペ
クトラム拡散方式が用いられている。スペクトラム拡散
方式では、送信時に、搬送波が送信データにより一次変
調され、更に、この一次変調された搬送波に対してPN
(Pseudorandom Noise)符号が乗じられ、搬送波がPN
符号により変調される。一次変調としては、例えば、平
衡QPSK変調が用いられる。PN符号はランダム符号
であるから、このように搬送波がPN符号により変調を
受けると、その周波数スペクトラムが広げられる。
【0004】そして、受信時には、送信側と同一のPN
符号が乗じられる。受信時に、送信時と同一のPN符号
で、その位相が合致していると、逆拡散が行われ、一次
変調出力が得られる。この一次変調出力を復調すること
により、受信データが得られる。
【0005】スペクトラム拡散方式では、受信時に信号
を逆拡散するためには、そのパターンのみならず、その
位相についても、送信側と同一のPN符号が必要があ
る。したがって、PN符号のパターンや位相を変えるこ
とにより、多次元接続が可能となる。このように、拡散
符号の符号系列のパターンや位相を異ならせることによ
り多次元接続を可能にしたものがCDMA方式と呼ばれ
ている。
【0006】セルラ電話システムとして、従来より、F
DMA(Frequency Division Multiple Accesss )方式
やTDMA(Time Division Multiple Accesss)方式が
用いられている。ところが、FDMA方式やTDMA方
式では、利用者数の急激な増大に対して対処することが
困難になってきている。
【0007】つまり、FDMA方式は、異なる周波数の
チャンネルを用いて多次元接続を行うものであり、アナ
ログ方式のセルラ電話システムでは、専ら、FDMA方
式が用いられている。
【0008】ところが、FDMA方式では、周波数利用
効率が悪く、利用者数の急激な増大に対して、チャンネ
ル数が不足しがちである。チャンネル数を増大するため
に、チャンネル間隔を狭くすると、隣接チャンネルの影
響が受けやすくなったり、音質の劣化が生じる。
【0009】TDMA方式は、送信データを時間圧縮す
ることより、利用時間を分割し、同一の周波数を共有す
るようにしたもので、TDMA方式は、ディジタル方式
のセルラ電話システムとして、現在、広く普及してい
る。TDMA方式は、FDMA方式だけの場合に比べ
て、周波数利用効率が改善されるものの、チャンネル数
には限界があり、利用者の急激な増大とともに、チャン
ネル数の不足が危惧されている。
【0010】これに対して、CDMA方式では、耐干渉
性が優れており、隣接チャンネルの影響を受けにくい。
このため、周波数利用効率が上がり、より多チャンネル
化が図れる。
【0011】また、FDAM方式やTDMA方式では、
マルチパスによるフェージングの影響を受けやすい。
【0012】つまり、図5に示すように、基地局201
から携帯端末202に届く信号には、基地局201から
の電波が携帯端末202に直接届くパスP1の他に、基
地局201からの電波がビル203Aを反射して携帯端
末202に届くパスP2や、基地局201からの電波が
ビル203Bを反射して携帯端末202に届くパスP3
等、複数のパスがある。
【0013】基地局201からの電波が携帯端末202
に直接届くパスP1に比べて、基地局201からの電波
がビル203Aや203Bを反射して携帯端末202に
届くパスP2及びP3は遅れが生じる。したがって、図
6に示すように、携帯端末102には、異なるタイミン
グでパスP1からの信号S1、パスP2からの信号S
2、パスP3からの信号S3が到達する。これら、複数
のパスP1、P2、P3からの信号S1、S2、S3が
干渉し合うと、フェージングが発生する。FDAM方式
やTDMA方式では、このようなマルチパスによるフェ
ージングの影響が問題となっている。
【0014】これに対して、CDMA方式では、ダイバ
シティRAKE方式を採用することにより、マルチパス
によるフェージングの影響を軽減できると共に、S/N
比の向上を図ることができる。
【0015】ダイバシティRAKE方式では、上述のよ
うな複数のパスの信号S1、S2、S3に対して、図7
に示すように、複数のパスからの信号を夫々受信できる
受信機221A、221B、221Cが用意される。そ
して、タイミング検出器222で、各パスにおける符号
が捕捉され、この符号が各パスP1、P2、P3の受信
機221A、221B、221Cに設定される。複数の
受信機221A、221B、221Cにより、複数のパ
スP1、P2、P3の信号が夫々復調され、これらの受
信出力がを合成回路222で合成される。
【0016】スペクトラム拡散方式では、各パスによる
干渉を受けずらい。そして、このように、複数のパスP
1、P2、P3からの受信出力を夫々復調し、これら複
数のパスからの復調出力を合成すれば、信号強度が大き
くなり、S/N比の向上が図れると共に、マルチパスに
よるフェージングの影響が軽減できる。
【0017】上述の例では、説明のために、3つの受信
機221A、221B、221Cと、タイミング検出器
222とによりダイバシティRAKE方式の構成を示し
たが、ダイバシティRAKE方式のセルラ電話端末で
は、通常、図8に示すように、各パスの復調出力を得る
ためのフィンガ251A、251B、251Cと、マル
チパスの信号を検出するためのサーチャ252と、各パ
スの復調データを合成するためのデータコンバイナ25
3とが設けられる。
【0018】図8において、入力端子250に、中間周
波数に変換されたスペクトラム拡散信号の受信信号が供
給される。この信号が準同期検波回路255に供給され
る。準同期検波回路255は乗算回路で、準同期検波回
路255で、入力端子250からの信号とPLLシンセ
サイザ256の出力とが乗算される。PLLシンセサイ
ザ256の出力は、周波数コンバイナ257の出力によ
り制御され、準同期検波回路255で受信信号が直交検
波される。
【0019】準同期検波回路255の出力は、A/Dコ
ンバータ258に供給される。A/Dコンバータ258
で、この信号がディジタル信号に変換される。この際、
A/Dコンバータ258のサンプリング周波数は、スペ
クトラム拡散に使われるPN符号の周波数よりも十分高
い周波数に設定され、所謂オーバーサンプリングが行わ
れる。
【0020】A/Dコンバータ258の出力は、フィン
ガ251A、251B、251Cに供給されると共に、
サーチャ252に供給される。フィンガ251A、25
1B、251Cは、各パスにおける信号を逆拡散し、同
期捕捉し、データを復調すると共に、周波数誤差を検出
するものである。
【0021】サーチャ252は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ251A、251B、251Cに設定する
各パスの符号を決定するものである。すなわち、サーチ
ャ252は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行
う逆拡散回路を備えている。そして、コントローラ25
8の制御の基に、PN符号の位相を動かし、受信符号と
の相関を求める。この設定された符号と受信符号との相
関により、各パスの符号が決定される。
【0022】サーチャ252の出力がコントローラ25
8に供給される。コントローラ258は、サーチャ25
2の出力に基づいて、各フィンガ251A、251B、
251Cに対するPN符号の位相を設定する。フィンガ
251A、251B、251Cは、これに基づいて、P
N符号の位相を設定し、受信信号の逆拡散を行い、そし
て、各パスにおける受信信号を復調する。
【0023】フィンガ251A、251B、251Cで
復調されたデータは、データコンバイナ253に供給さ
れる。データコンバイナ253で、各パスの受信信号か
合成される。この合成された信号が出力端子259から
出力される。
【0024】また、フィンガ251A、251B、25
1Cで、周波数誤差が検出される。この周波数誤差が周
波数コンバイナ257に供給される。この周波数コンバ
イナ257の出力により、PLLシンセサイザ256の
発振周波数が制御される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】CDMA方式のセルラ
電話システムでは、セルと呼ばれる複数のエリアごとに
基地局が配置されており、各セル毎に、基地局からの符
号の位相が異なっている。例えば、携帯端末を自動車等
の移動体で使用しているような場合には、移動体がセル
の外に出ると、今までの基地局からの電波が届かなくな
り、復調出力が得られなくなる。また、セル内にあって
も、ビル等の障害物があると、基地局からの電波が届か
なくなり、復調出力が得られなくなることがある。従来
では、このように、復調出力が得られなくなった場合に
は、サーチャ252でPN符号を初期位相から全位相に
渡ってシフトさせ、全位相に渡ってサーチして、受信符
号を捕捉した後、その符号を各フィンガ251A、25
1B、251Cに設定するようにしている。このため、
復調出力が得られなくなった場合のサーチ時間が長くな
るという問題がある。
【0026】したがって、この発明の目的は、復調出力
が得れなくなっときのサーチ時間を短縮できる無線シス
テムの端末装置及びそのサーチ方法を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明は、拡散符号に
より送信信号をスペクトラム拡散して送信し、拡散符号
の符号系列のパターンや位相を異ならせることにより、
多次元接続を可能とした無線システムの端末装置におい
て、マルチパスとなっている受信信号から個々のパスを
検索するサーチャと、検索されたパスの夫々の受信信号
を逆拡散してデータを復調する複数のフィンガと、複数
のフィンガの出力を合成するコンバイナとを有し、次候
補となる符号及び/又は周波数を記憶しておき、復調出
力が得られなくなった場合に、次候補となる符号及び/
又は周波数があるときには、候補となる符号及び/又は
周波数とするようにしたことを特徴とする無線システム
の端末装置である。
【0028】この発明は、拡散符号により送信信号をス
ペクトラム拡散して送信し、拡散符号の符号系列のパタ
ーンや位相を異ならせることにより、多次元接続を可能
とした無線システムのサーチ方法において、次候補とな
る符号及び/又は周波数を記憶しておき、復調出力が得
られなくなった場合に、次候補となる位相があるときに
は、候補となる符号及び/又は周波数とするようにした
ことを特徴とする無線システムのサーチ法である。
【0029】次候補となる符号を蓄えれる次候補メモリ
が設けられ、復調出力が得られなくなった場合には、こ
の次候補メモリに蓄えられている次候補となる符号に設
定されて、サーチが行われる。これにより、復調出力が
得れなくなっときのサーチ時間を短縮できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるCDMA方式の携帯電話システムの携帯端末の一
例を示すものである。この携帯端末では、受信方式とし
て、複数のパスからの信号を同時に受信し、これらを合
成するようにしたダイバシティRAKE方式が採用され
ている。
【0031】図1において、送信時には、マイクロホン
1に音声信号が入力される。この音声信号は、A/Dコ
ンバータ2に供給され、A/Dコンバータ2によりアナ
ログ音声信号がディジタル音声信号に変換される。A/
Dコンバータ2の出力が音声圧縮回路3に供給される。
【0032】音声圧縮回路3は、ディジタル音声信号を
圧縮符号化するものである。圧縮符号化方式としては、
種々のものが提案されているが、例えばQCELP(Qu
alcomm Code Excited Linear Coding )のような、話者
の声の性質や、通信路の混雑状況により、複数の符号化
速度が選択できるものを用いることができる。QCEL
Pでは、話者の声の性質や通信路の混雑状況によって4
通りの符号化速度(9.6kbps、4.8kbps、
2.4kbps、1.2kbps)が選択でき、通話品
質を保つのに最低限の速度で符号化が行えるようになっ
ている。勿論、音声圧縮方式は、これに限定されるもの
ではない。
【0033】音声圧縮回路3の出力が畳込み符号化回路
4に供給される。畳込み符号化回路4により、送信デー
タに対して、畳込み符号のエラー訂正コードが付加され
る。畳込み符号化回路4の出力がインターリーブ回路5
に供給される。インターリーブ回路5により、送信デー
タがインターリーブされる。インターリーブ回路5の出
力がスペクトラム拡散回路6に供給される。
【0034】スペクトラム拡散回路6により、搬送波が
一次変調され、更に、PN符号で拡散される。すなわ
ち、例えば平衡QPSK変調により、送信データの一次
変調が行われ、更に、PN符号が乗じられる。PN符号
はランダム符号であるから、このようにPN符号を乗じ
ると、搬送波の周波数帯域が広げられ、スペクトラム拡
散が行われる。なお、送信データの変調方式としては、
例えば平衡QPSK変調を用いられているが、種々のも
のが提案されており、他の変調方式を用いるようにして
も良い。
【0035】スペクトラム拡散回路6の出力は、バンド
パスフィルタ7を介して、D/Aコンバータ8に供給さ
れる。D/Aコンバータ8の出力がRF回路9に供給さ
れる。
【0036】RF回路9には、PLLシンセサイザ11
から局部発振信号が供給される。RF回路9により、D
/Aコンバータ8の出力とPLLシンセサイザ11から
の局部発振信号とが乗じられ、送信信号の周波数が所定
の周波数に変換される。RF回路9の出力が送信アンプ
10に供給され、電力増幅された後、アンテナ12に供
給される。そして、アンテナ12からの電波が基地局に
向けて送られる。
【0037】受信時には、基地局からの電波がアンテナ
12により受信される。この基地局からの電波は、建物
等の反射を受けるため、マルチパスを形成して、携帯端
末のアンテナ12に到達する。また、携帯端末を自動車
等で使用する場合には、ドップラー効果により、受信信
号の周波数が変化することがある。
【0038】アンテナ12からの受信出力は、RF回路
20に供給される。RF回路20には、PLLシンセサ
イザ11から局部発振信号が供給される。RF回路20
により、受信信号が所定周波数の中間周波数信号に変換
される。
【0039】RF回路20の出力が中間周波回路21を
介して、準同期検波回路22に供給される。準同期検波
回路22には、PLLシンセサイザ23の出力が供給さ
れる。PLLシンセサイザ23からの出力信号の周波数
は、周波数コンバイナ32の出力により制御されてい
る。準同期検波回路22により、受信信号が直交検波さ
れる。
【0040】準同期検波回路22の出力は、A/Dコン
バータ24に供給される。A/Dコンバータ24によ
り、準同期検波回路22の出力がディジタル化される。
このとき、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数
は、スペクトラム拡散に使われているPN符号の周波数
よりも高い周波数に設定されており、所謂オーバーサン
プリングとされている。A/Dコンバータ24の出力が
フィンガ25A、25B、25Cに供給されると共に、
サーチャ28に供給される。
【0041】前述したように、受信時には、マルチパス
の信号が受信される。フィンガ25A、25B、25C
は、夫々、これらマルチパスの受信信号にPN符号を乗
算して逆拡散を行い、逆拡散出力からデータを復調す
る。更に、フィンガ25A、25B、25Cからは、各
パスでの受信信号レベルと、各パスでの周波数誤差が出
力される。
【0042】サーチャ28は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ25A、25B、25Cに設定する各パス
の符号を決定するものである。すなわち、サーチャ28
は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散
回路を備えている。そして、コントローラ29の制御の
基に、PN符号の位相を動かし、受信符号との相関を求
める。この設定された符号と受信符号との相関値によ
り、各パスの符号が決定される。コントローラ29によ
り決定された符号がフィンガ25A、25B、25Cに
設定される。
【0043】フィンガ25A、25B、25Cにより復
調された各パスの受信データは、データコンバイナ30
に供給される。データコンバイナ30により、各パスの
受信データが合成される。このデータコンバイナ30の
出力がAGC回路33に供給される。
【0044】また、フィンガ25A、25B、25Cに
より、各パスにおける信号強度が求められる。フィンガ
25A、25B、25Cからの各パスにおける信号強度
は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)
コンバイナ31に供給される。RSSIコンバイナ31
により、各パスにおける信号強度が合成される。このR
SSIコンバイナ31の出力がAGC回路33に供給さ
れ、受信データの信号レベルが一定となるように、AG
C回路33のゲインが制御される。
【0045】また、フィンガ25A、25B、25Cか
らの各パスにおける周波数誤差が周波数コンバイナ32
に供給される。周波数コンバイナ32により、各パスに
おける周波数誤差が合成される。この周波数コンバイナ
32の出力がPLLシンセサイザ11及び23に供給さ
れ、周波数誤差に応じて、PLLシンセサイザ11及び
23の周波数が制御される。
【0046】AGC回路33の出力がデインターリーブ
回路34に供給される。デインターリーブ回路34によ
り、送信側のインターリーブに対応して、受信データが
デインターリーブされる。デインターリーブ回路34の
出力がビタビ復号回路35に供給される。ビタビ復号回
路35は、軟判定と最尤復号とにより、畳込み符号を復
号するものである。ビタビ復号回路35により、エラー
訂正処理が行われる。このビタビ復号回路35の出力が
音声伸長回路36に供給される。
【0047】音声伸長回路36により、例えばQCEL
Pにより圧縮符号化されて送られてきた音声信号が伸長
され、ディジタル音声信号が復号される。このディジタ
ル音声信号がD/Aコンバータ37に供給される。D/
Aコンバータ37によりディジタル音声信号がアナログ
音声信号に戻される。このアナログ音声信号がスピーカ
38に供給される。
【0048】図2は、この発明が適用された携帯電話端
末におけるサーチャ28の構成を示すものである。図2
において、入力端子51に、A/Dコンバータ24(図
1)からのディジタル信号が供給される。前述したよう
に、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数は、P
N符号の周波数よりも高い周波数とされており、オーバ
サンプリングとなっている。この入力端子51からのデ
ィジタル信号がデシメート回路52に供給され、デシメ
ート回路52で、入力端子51からの信号がデシメート
される。デシメート回路52の出力が乗算回路53に供
給される。
【0049】PN符号発生回路54からは、送信側で拡
散したのと同様のPN符号が発生される。PN符号発生
回路54からのPN符号の位相は、コントローラ29に
より設定可能とされる。PN符号発生回路54からのP
N符号が乗算回路53に供給される。
【0050】乗算回路53により、デシメート回路52
の出力と、PN符号発生回路54からのPN符号とが乗
算される。これにより、入力端子51からの受信信号が
逆拡散される。受信符号とPN符号発生回路54からの
符号とのパターン及び位相が一致すると、受信信号の逆
拡散が成立し、乗算回路53からの出力レベルが大きく
なる。乗算回路53の出力がバンドパスフィルタ56を
介してレベル検出回路57に供給される。レベル検出回
路57により、乗算回路53の出力レベルが検出され
る。
【0051】レベル検出回路57の出力が加算回路58
に供給される。加算回路58で、レベル検出回路57の
出力が所定回数、例えば64回分累積加算される。この
ように、レベル検出回路57の出力レベルを累積加算し
た値から、PN符号発生回路54に設定されている符号
と、受信符号との相関値が得られる。この加算回路58
の出力は、メモリ59に供給されると共に、最高値検出
回路60に供給される。最高値検出回路60により、相
関値の最高値が求められ、この相関値の最高値が最高値
メモリ61に保存される。
【0052】PN符号発生回路54からのPN符号の位
相は、コントローラ29の制御の基に、所定チップ(例
えばチップ或いは1/2チップ)ごとに動かされる。そ
して、各位相ごとに、加算回路58の出力から相関値が
求められる。この相関値がメモリ59に蓄えられる。そ
して、PN符号の1周期分の設定が終了したら、相関値
の大きい順に例えば3つの位相が選択され、これがフィ
ンガ25A、25B、25C(図1)に設定される。こ
のように、相関値の大きい順に例えば3つの位相を選択
して3つのパスを設定する際に、最高値メモリ61に保
持されている最高値が用いられる。
【0053】図3は、この発明が適用された携帯電話端
末におけるフィンガ25A、25B、25Cの構成を示
すものである。図3において、入力端子71に、A/D
コンバータ24(図1)からのディジタル信号が供給さ
れる。前述したように、A/Dコンバータ24のサンプ
リング周波数は、PN符号の周波数よりも高い周波数と
されており、オーバーサンプリングとなっている。
【0054】この入力端子71からのディジタル信号が
デシメート回路72、73、74に供給される。デシメ
ート回路72には、クロック制御回路75からのクロッ
クが遅延回路76を介して供給され、デシメート回路7
3には、クロック制御回路75からのクロックがそのま
ま供給され、デシメート回路74には、クロック制御回
路75からのクロックが遅延回路76、77を介して供
給される。遅延回路76及び77は、1/2チップ分の
遅延量を有している。デシメート回路72、73、74
で、入力端子71からのディジタル信号がデシメートさ
れる。
【0055】デシメート回路72、73、74の出力が
乗算回路78、79、80に夫々供給される。乗算回路
78、79、80には、PN符号発生回路81からのP
N符号が供給される。PN符号発生回路81からは、送
信側で拡散したのと同様のPN符号が発生される。
【0056】乗算回路78により、デシメート回路72
の出力とPN符号発生回路81の出力とが乗算される。
受信符号とPN符号発生回路81からの符号のパターン
及び位相が合致していれば、乗算回路78からは逆拡散
出力が得られる。この乗算回路78の出力がバンドパス
フィルタ82を介して復調回路83に供給される。
【0057】復調回路83で受信信号が復調され、復調
回路83からは、復調データが出力される。この復調デ
ータが出力端子84から出力される。また、復調回路8
1で、受信信号の信号レベルが検出される。この信号レ
ベルが信号が出力端子85から出力される。また、復調
回路81で、周波数誤差が検出される。この周波数誤差
が出力端子86から出力される。
【0058】乗算回路79及び80により、デシメート
回路73及び74の出力とPN符号発生回路81の出力
とが乗算される。デシメート回路73には、クロック制
御回路75からのクロックがそのまま供給され、デシメ
ート回路74には、クロック制御回路75からのクロッ
クが1チップ分遅延されて供給されているので、デシメ
ート回路72の出力をセンタ位相とすると、デシメート
回路73及び74からは、夫々、1/2チップ分位相が
進んだ出力及び1/2チップ分位相が遅れた出力が得ら
れる。乗算回路79及び80により、1/2チップ進ん
だ及び遅れた位相の受信符号と、PN符号発生回路81
の符号とが乗算され、1/2チップ進んだ及び遅れた位
相の逆拡散出力が得られる。この乗算回路79及び80
の出力は、DLL(Delay Locked Loop )を構成するの
に用いられる。
【0059】すなわち、乗算回路79及び80の出力
は、バンドパスフィルタ87及び88を夫々介して、レ
ベル検出回路89及び90に夫々供給される。レベル検
出回路89及び90からは、1/2チップ進んだ及び遅
れた位相の逆拡散出力レベルが得られる。レベル検出回
路89及び90の出力が減算回路91に供給される。
【0060】減算回路91で、1/2チップ進んだ位相
の逆拡散出力レベルと、1/2チップ遅れた位相の逆拡
散出力レベルとが比較される。この比較出力は、ループ
フィルタ92を介して、クロック制御回路75に供給さ
れる。クロック制御回路75で、減算回路91の出力が
ゼロになるように、デシメート回路72〜74に与えら
れるクロックが制御される。
【0061】例えば、A/Dコンバータ24で8倍のオ
ーバーサンプリングをしたとし、デシメート回路72〜
74で1/8にデシメートする場合、デシメート回路7
2〜74からは、8サンプル毎に信号が出力される。減
算回路91の出力から、今までのタイミングでは遅過ぎ
ると判断されるような場合には、8サンプルおきに出力
していたタイミングが、7サンプルおきに出力されるよ
うに制御される。これにより、位相が進められたことに
なる。
【0062】PN符号発生回路81には、コントローラ
39から初期符号データが供給される。この初期符号デ
ータは、サーチャ28で検出されたパスに基づいて設定
される。その後の符号の変動に対しては、上述のDLL
ループが働き、受信符号が捕捉される。
【0063】この例では、次の候補となる符号を蓄えれ
る次候補メモリ93が設けられる。この次候補メモリ9
3には、復調出力が得られなくなったときに、次の候補
となる符号が蓄えられる。次の候補となる符号として
は、 (1) 通信により得られた隣接する基地局に対応する符号
や周波数 (2) 隣接する基地局間の符号のオフセットに対応する位
相だけ現在の符号の位相から離れた符号、又は隣接する
基地局間の周波数オフセットに対応する周波数だけ現在
の周波数から離れた周波数 (3) 過去に接続したことのある基地局に対応する符号や
周波数 等が考えられる。
【0064】すなわち、例えば、携帯端末が自動車等の
移動体に設けられ、この移動体が隣接するセルに移った
ような場合には、次の符号は、隣接するセルの基地局の
符号に設定すれば良いことになる。
【0065】したがって、隣接する基地局の符号が予め
通信により得られていれば、この符号の符号が次候補の
符号として次候補メモリ93に蓄えられる。
【0066】隣接する基地局の符号が予め通信により得
られていない場合には、隣接基地局の符号の位相は、所
定のオフセットに対応する位相だけ離れているので、隣
接する基地局間の符号のオフセットに対応する位相だけ
現在の符号の位相から離れた符号が、次候補の符号とし
て次候補メモリ93に蓄えられる。
【0067】また、ビル影等で一時的に復調出力がえら
れないような場合や、セルの境界にあるような場合に
は、次の符号は、過去に接続したことのある基地局の符
号に設定すれば良いことになる。したがって、過去に接
続したことのある基地局の符号が次候補の符号として次
候補メモリ93に蓄えられる。
【0068】なお、設定周波数についても、符号の位相
と同様なことが言える。また、これらの符号には、優先
順位を付け、この優先順位に従って、次候補の符号を用
いるようにしても良い。
【0069】このように、この例では、次の候補となる
符号を蓄えれる次候補メモリ93が設けられる。この次
候補メモリ93に蓄えられる次候補の符号情報を用いる
ことにより、復調出力が得られない場合のサーチ処理を
高速化できる。
【0070】図4のこのときの処理を示すものである。
フィンガ25A、25B、25Cから復調出力が得られ
なくなった場合には、次候補メモリ93に次候補の符号
情報が蓄えられているかどうかが判断される(ステップ
ST1)。次候補メモリ93に次候補の符号情報が蓄え
られている場合には、この符号情報でサーチが行われ
(ステップST2)、サーチ結果によりえられた位相の
符号がフィンガ25A、5B、25Cに設定される。設
定された符号と受信符号との誤差がDLLで引き込める
範囲内であれば、受信信号が逆拡散され、フィンガ25
A、25B、25Cから復調出力が得られる。フィンガ
25A、25B、25Cから復調出力が得られるかどう
かが判断され(ステップST3)、復調出力が得られれ
ば、その符号で復調が続けられる(ステップST4)。
【0071】ステップST3で復調出力が得られない場
合、又はステップST1で次候補がないと判断された場
合には、サーチャ28により、初期位相から全位相に渡
って、サーチが行われる(ステップST5)。サーチャ
でのサーチが終了したら、サーチャ28で捕捉された符
号に基づいて、フィンガ25A、25B、25Cに符号
が設定され、この符号で部分サーチが行われる(ステッ
プST6)。設定された符号と受信符号との誤差がDL
Lで引き込める範囲内であれば、受信信号が逆拡散さ
れ、フィンガ25A、25B、25Cから復調出力が得
られる。復調出力が得られれば、その符号で復調が続け
られる(ステップST4)。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、次の候補となる符号
を蓄えれる次候補メモリが設けられ、復調出力が得られ
なくなった場合には、この次候補メモリに蓄えられてい
る次の候補となる符号を基に、サーチが行われる。これ
により、復調出力が得れなくなっときのサーチ時間を短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末の全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末におけるサーチャの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末におけるフィンガの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末における復調出力が得られなくなっ場合の処理の一
例を示すフローチャートである。
【図5】マルチパスの説明に用いる略線図である。
【図6】マルチパスの説明に用いる波形図である。
【図7】ダイバシティRAKE方式の説明に用いるブロ
ック図である。
【図8】ダイバシティRAKE方式の受信機の一例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
25A、25B、25C・・・フィンガ、28・・・サ
ーチャ、29・・・コントローラ、93・・・次候補メ
モリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散符号により送信信号をスペクトラム
    拡散して送信し、拡散符号の符号系列のパターンや位相
    を異ならせることにより、多次元接続を可能とした無線
    システムの端末装置において、 マルチパスとなっている受信信号から個々のパスを検索
    するサーチャと、 上記検索されたパスの夫々の受信信号を逆拡散してデー
    タを復調する複数のフィンガと、 上記複数のフィンガの出力を合成するコンバイナとを有
    し、 次候補となる符号及び/又は周波数を記憶しておき、復
    調出力が得られなくなった場合に、上記次候補となる符
    号及び/又は周波数があるときには、上記候補となる符
    号及び/又は周波数とするようにしたことを特徴とする
    無線システムの端末装置。
  2. 【請求項2】 上記次候補となる符号及び/又は周波数
    は、通信により得られた隣接する基地局に対応する符号
    及び/又は周波数である請求項1記載の無線システムの
    端末装置。
  3. 【請求項3】 上記次の候補となる符号及び/又は周波
    数は、過去に接続したことのある基地局に対応する符号
    及び/又は周波数である請求項1記載の無線システムの
    端末装置。
  4. 【請求項4】 上記次の候補となる符号及び/又は周波
    数は、隣接する基地局間の符号及び/又は周波数のオフ
    セットに対応する位相及び/又は周波数だけ現在の符号
    の位相及び/又は周波数から離れた位相の符号及び/又
    は周波数である請求項1記載の無線システムの端末装
    置。
  5. 【請求項5】 拡散符号により送信信号をスペクトラム
    拡散して送信し、拡散符号の符号系列のパターンや位相
    を異ならせることにより、多次元接続を可能とした無線
    システムのサーチ方法において、 次候補となる符号及び/又は周波数を記憶しておき、復
    調出力が得られなくなった場合に、上記次候補となる位
    相があるときには、上記候補となる符号及び/又は周波
    数とするようにしたことを特徴とする無線システムのサ
    ーチ方法。
  6. 【請求項6】 上記次候補となる符号及び/又は周波数
    は、通信により得られた隣接する基地局に対応する符号
    及び/又は周波数である請求項5記載の無線システムの
    サーチ方法。
  7. 【請求項7】 上記次候補となる符号及び/又は周波数
    は、過去に接続したことのある基地局に対応する符号及
    び/又は周波数である請求項5記載の無線システムのサ
    ーチ方法。
  8. 【請求項8】 上記次の候補となる符号及び/又は周波
    数は、隣接する基地局間の符号及び/又は周波数のオフ
    セットに対応する位相及び/又は周波数だけ現在の符号
    の位相及び/又は周波数から離れた位相の符号及び/又
    は周波数である請求項5記載の無線システムのサーチ方
    法。
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