JP2000224786A - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/40—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the arrangement of the magnet circuits
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Abstract
という奇数極回転子の特徴を維持したまま、振動を発生
し易いという奇数極回転子の問題点を解決し、振動を抑
制した小型モータを提供することを目的としている。 【解決手段】 本発明は、シャフト7上に積層コア8か
ら構成される奇数個の突極磁極、該突極磁極に多極巻き
した巻線9、及び整流子10を取り付けた回転子を有し
ている。この突極磁極のそれぞれが、アーム部16と、
アーム部16の先端に両側に対称の羽根部17とを有し
ている。積層コア8の各板厚をu、コアの径をD、羽根
部17のつけ根における径方向厚みをtとしたときに、
羽根部17の径方向厚みtを、コア径Dに対する比とし
て5.5%を上限とし、かつ板厚uを下限とする範囲内
の厚さにしたものである。これによって、大きなトルク
を維持したまま、振動を抑制することができる。
Description
し、特に、振動を抑制し、共振のピークを発生させない
小型モータに関する。
磁極としてマグネットを用いる小型モータが、自動車電
装品等の駆動用として用いられている。このような小型
モータの回転子側磁極としては、奇数極或いは偶数極の
いずれのものも用いられている。例えば、図8に示すよ
うに、左右に位置する2極の固定子側磁極を構成するマ
グネット1に対して、回転子側に奇数極、例えば図示し
たように5極の積層コア8により構成される磁極を有す
る小型モータにおいて、2極のマグネット磁極に対し
て、図8に示すように、1つの回転子磁極がX軸上に位
置するとき、5極の回転子磁極は、Y軸を中心とした左
右対称にはならない。しかし、さらに回転が進み、図9
に示すように、1つの回転子磁極がY軸に一致すると
き、Y軸を中心として左右対称になる。このように、奇
数極回転子は、固定子側磁極から見て、回転に応じて、
対称、或いは非対称を繰り返すことになるので、振動の
観点からは有利な構成とはいえない。
して、回転子を、偶数極、例えば6極に構成すると、回
転子のどの回転位置においても、左右対称となるから、
偶数極回転子は、振動の観点からは有利な構成であると
いえる。しかし、奇数極、或いは偶数極をそれぞれ有す
る小型モータを、事実上同一の条件(モータサイズ、電
圧、電流等)にして比較した場合、奇数極回転子のモー
タの方が、大きなトルクを得ることができるということ
が従来より知られている。また、偶数極の場合は、コギ
ングが問題になることもある。
なトルクを必要とする利用分野において必要性があり、
かつ、同時に奇数極回転子モータの問題点である振動を
抑制することが求められているが、従来、振動を抑制す
るという観点で、積層コアの形状は考慮されていなかっ
た。即ち、図8及び図9に示す従来の積層コアの形状
は、回転子突極磁極を構成するアーム部16の幅、羽根
部17の厚みt、或いは隣接する羽根部17間の距離に
ついては、振動抑制の観点で考慮されていなかった。
クを得ることができるという奇数極回転子の特徴を維持
したまま、振動を発生し易いという奇数極回転子の問題
点を解決し、振動を抑制した小型モータを提供すること
を目的としている。
マグネット1を内周面に取り付けた有底中空筒状のケー
ス2と、該ケース2の開口部を閉じるように嵌着されか
つブラシを取り付けたケース蓋5と、シャフト7上に積
層コア8から構成される奇数個の突極磁極、該突極磁極
に多極巻きした巻線9、及び整流子10を取り付けた回
転子とから構成されている。この突極磁極のそれぞれ
が、アーム部16と、アーム部16の先端において一体
につながる両側に対称の羽根部17とを有している。積
層コア8は、ケイ素鋼板からプレス加工により打ち抜か
れるが、その1枚の板厚をu、コアの径をD、羽根部1
7のつけ根における径方向厚みをtとしたときに、径方
向厚みtを、コア径Dに対する比として5.5%を上限
とし、かつ板厚uを下限とする範囲内にある厚さにした
ものである。これによって、大きなトルクを維持したま
ま、振動を抑制することができる。
の隣接する先端間の距離vを巻線の線径の1.2倍以
上、かつ、[距離v/外径D×極数]が0.22以下に
することによりさらに振動を抑制することができる。
7の幅wのコア径Dに対する比を、0.14〜0.16
にすることにより、さらに振動を抑制することができ
る。
上半分を断面で示す縦断面図であり、また、図2は、回
転子側及び固定子側の磁極の配置を示すため、図1に示
した小型モータを横断面で示す図である。マグネット1
は、金属材料により有底中空筒状に形成されたケース2
の内周面に取り付けられている。このケース2の開口部
は、ケース蓋5が嵌着されてそれによって閉じられてい
る。ケース蓋5の中央部には、シャフト7のための軸受
け6が収容される。シャフト7の他端は、有底中空筒状
のケース2の底部中央に設けられた軸受け3によって支
持されている。
発明の特徴とする形状を有する積層コア8と、該積層コ
ア8上に巻いた巻線9と、整流子10とが備えられて、
小型モータの回転子を構成している。また、本発明の巻
線9は、多極巻に巻かれている。巻線9は、奇数極では
5極以上においては通常、整流子上で切り替わる電圧及
び電流の変動を極力小さくするために2極、或いは3極
等の多極の回りに巻線する多極巻が行われるが、このよ
うな多極巻は、広い角度範囲をカバーすることになるの
で、磁束の変動が滑らかとなり、振動の点からも有利な
構成となっている。
のように、ケース蓋5に支持されると共に、ブラシに接
続された入力端子11が電気的接続のためにケース蓋5
を貫通して外部に突出している。
る積層コアを例示する図である。また、図4は、図3に
示した積層コアに2極巻きした巻線9を整流子10の側
から見た図である。積層コア8は、通常のように、ケイ
素鋼板から所定の形状にプレス加工により打ち抜いて積
層することにより構成されている。この積層コア8は、
中央にシャフト7が挿入されるシャフト用穴14を有す
る環状部15から、突極磁極数だけのアームが径方向に
延びている。アームの先端には、左右対称に羽根部17
が形成されている。この積層コアのコア径をD、羽根部
17のつけ根(アームにつながる部分)における径方向
羽根厚みをtとする。このつけ根には、機械的強度を増
すために通常、”R”が設けられているが、この羽根厚
みtは、”R”を除いた厚みである。
同様な図であるが、突極磁極が7極に構成され、かつ巻
線が3極の回りに巻かれている点でのみ相違している。
それ故、詳細な説明は省略するが、いずれにしても、本
発明は、奇数極の突極磁極を有し、かつ巻線が多極巻き
される小型モータに適用することができる。
は、その積層コアの形状に特徴を有している。第一に、
羽根部17の厚みtを可能な限り薄く構成することによ
り、振動を抑制することができる。第二に、1つの羽根
部先端と、それに隣接する隣の磁極の羽根部先端との距
離vを可能な限り狭くすることにより、振動を抑制する
ことができる。第三に、アーム幅wを最適値に選択する
ことにより振動を抑制することができる。
mのコアに対して、羽根厚みを変化させた場合の共振
を、加速度Gで測定した結果を表1に示す。また、この
グラフを図7に示す。この結果、羽根厚/外径を5.5
%以下にすることにより、振動を十分に抑制できること
がわかった。
り制限を受ける。積層コアは、例えば、0.35mm或
いは0.5mmの板厚uのケイ素鋼板より打ち抜いて作
成されるが、この板厚uより薄い幅で精度よく打ち抜く
ことは、一度抜きでは難しく、また、二度抜き以上では
プレス工数が増加し、製品としてもシャフト水平方向強
度が低くなる。それ故、羽根厚みtは、使用されるケイ
素鋼板の、少なくとも板厚u以上、望ましくは、その
1.5倍以上とすることにより精度よく打ち抜き可能と
なる。
化させて、共振(G)を測定したところ、先端間の距離
vを狭くする方が、共振(G)を抑える効果のあること
がわかった。上記表2は、距離vを変化させた場合の、
モータ共振の原因となるX方向、及びY方向の磁気力を
測定した結果である。本来、モータは、軸の回りに対称
であって、X方向、Y方向のいずれの方向においても磁
気力が作用しないのが理想である。が、可能な限り小さ
い値にすることでも共振は低減できる。
力は小さくなっている。しかし、最低限巻線の線径以上
の間隔をあけなければ、巻線をすることができない。要
するに、先端間の距離vは、巻線に支障のない範囲でで
きるだけ狭くすることが望ましい。距離vを、線径の
1.2倍以上、かつ、[距離v/外径D×極数]が0.
22以下にすることにより、十分に共振を抑制すること
ができた。
(G)を測定したところ、アーム幅wを広くする方が、
共振(G)を抑える効果のあることがわかった。しか
し、そのコア形状から理解できるように、アーム幅wを
広くすると、巻線のためのスペースが減少するため、十
分なトルクを得ることができない。共振を十分に抑える
ことのできる範囲で、アーム幅wを狭くすることが、高
トルクを得るという観点で望ましい。アーム幅/外径
を、0.14〜0.16にすることにより、振動を抑制
し、かつ十分高トルクを得ることができる。
型モータのX方向、Y方向磁気力を測定した結果を示す
と共に、従来構成と比較するものである。表3に見られ
るように、本発明は、磁気力をかなり改善したものであ
ることがわかる。
を、コア外径Dに対する比として5.5%を上限とし、
かつ板厚uを下限とする範囲内にある厚さにしたことに
より、大きなトルクを得ることができるという奇数極回
転子の特徴を維持したまま、振動を抑制することができ
るという効果を生じる。
端間の距離vを、巻線の線径の1.2倍以上、かつ、
[距離v/外径D×極数]が0.22以下にすることに
より、さらに振動を抑制することができる。
ア径Dに対する比を、0.14〜0.16にすることに
より、さらに振動を抑制することができる。
断面図である。
め、図1に示した小型モータを横断面で示す図である。
例示する図である。
流子とは反対の側から見た図である。
成された図である。
成され、かつ巻線が3極の回りに巻かれた図である。
で測定した結果をグラフにして示す図である。
転子磁極と2極のマグネット磁極の配置を示す図であ
る。
よりも回転が進んだ状態を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】マグネットを内周面に取り付けた有底中空
筒状のケースと、該ケースの開口部を閉じるように嵌着
されかつブラシを取り付けたケース蓋と、シャフト上に
積層コアから構成される奇数個の突極磁極、該突極磁極
に多極巻きした巻線、及び整流子を取り付けた回転子と
から成る小型モータにおいて、 前記突極磁極のそれぞれが、アーム部と、アーム部先端
において一体につながる両側に対称の羽根部とを有し、 板厚uのケイ素鋼板からプレス加工により打ち抜かれる
コアの外径をD、羽根部のつけ根における径方向厚みを
tとしたときに、この径方向厚みtを、コア外径Dに対
する比として5.5%を上限とし、かつ板厚uを下限と
する範囲内の厚さにした、ことを特徴とする小型モー
タ。 - 【請求項2】前記羽根部の隣接する先端間の距離vを、
巻線の線径の1.2倍以上、かつ、[距離v/外径D×
極数]が0.22以下にしたことを特徴とする請求項1
に記載の小型モータ。 - 【請求項3】前記アーム部の幅wのコア径Dに対する比
を、0.14〜0.16にしたことを特徴とする請求項
1又は2に記載の小型モータ。
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