JPH102014A - ユニット式建物の玄関構造およびその形成方法 - Google Patents
ユニット式建物の玄関構造およびその形成方法Info
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- JPH102014A JPH102014A JP8152386A JP15238696A JPH102014A JP H102014 A JPH102014 A JP H102014A JP 8152386 A JP8152386 A JP 8152386A JP 15238696 A JP15238696 A JP 15238696A JP H102014 A JPH102014 A JP H102014A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上り框の高さを十分に確保でき、かつ、室内
空間を広くとることができるとともに、部材の共用化を
図ることができるユニット式建物の玄関構造およびその
形成方法の提供。 【解決手段】 上下階を有するユニット式建物10の上
階部分に玄関を形成するにあたって、下階ユニット11
に前記玄関の土間の床面を形成する床面材31を固定す
るとともに上階ユニット12の前記玄関の入口位置での
下梁20の設置を省くことにより、従来に比べ、土間の
床面の高さ位置を低く設定し、上り框34の高さの確保
を図った。
空間を広くとることができるとともに、部材の共用化を
図ることができるユニット式建物の玄関構造およびその
形成方法の提供。 【解決手段】 上下階を有するユニット式建物10の上
階部分に玄関を形成するにあたって、下階ユニット11
に前記玄関の土間の床面を形成する床面材31を固定す
るとともに上階ユニット12の前記玄関の入口位置での
下梁20の設置を省くことにより、従来に比べ、土間の
床面の高さ位置を低く設定し、上り框34の高さの確保
を図った。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式建物の
玄関構造およびその形成方法に関し、上下階を有するユ
ニット式建物の上階部分に玄関を形成する際に利用でき
る。
玄関構造およびその形成方法に関し、上下階を有するユ
ニット式建物の上階部分に玄関を形成する際に利用でき
る。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で生産された複数の建物ユ
ニットを現場で組み立てて建築される上下階を有するユ
ニット式建物の建築が行われている。このようなユニッ
ト式建物により二世帯住宅やアパート等を建てようとす
る場合には、上階部分を構成する上階ユニットに玄関を
形成する必要が生じることがある。
ニットを現場で組み立てて建築される上下階を有するユ
ニット式建物の建築が行われている。このようなユニッ
ト式建物により二世帯住宅やアパート等を建てようとす
る場合には、上階部分を構成する上階ユニットに玄関を
形成する必要が生じることがある。
【0003】一般に、ユニット式建物を構成する箱型の
建物ユニットは、上階ユニットおよび下階ユニット共
に、骨組みフレームとして、四隅に立設された柱と、こ
れらの柱の上端間に掛け渡された上梁と、下端間に掛け
渡された下梁とを備えた構成となっている。従って、ユ
ニット式建物の上階部分に玄関を形成する場合には、下
階ユニットの上に積み上げられた上階ユニットの下梁を
越えて出入りする玄関構造としなければならない。
建物ユニットは、上階ユニットおよび下階ユニット共
に、骨組みフレームとして、四隅に立設された柱と、こ
れらの柱の上端間に掛け渡された上梁と、下端間に掛け
渡された下梁とを備えた構成となっている。従って、ユ
ニット式建物の上階部分に玄関を形成する場合には、下
階ユニットの上に積み上げられた上階ユニットの下梁を
越えて出入りする玄関構造としなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような上階ユニットの下梁を越えて出入りする玄関構
造では、上階ユニットの下梁の存在によって、土間、あ
るいは土間から玄関ホールへの上り口に設けられる上り
框が設置上の制約を受けることになる。つまり、土間の
床面を形成する床面材は、通常、上階ユニットの下梁に
よって支持される構造となるため、土間の床面の高さ位
置を低く設定することは構造上限界があり、このため上
り框の高さを十分に確保することができないという問題
があった。また、このような状況で、上り框の高さを十
分に採ったとすると、玄関ホールの床面の高さ位置が高
くなってしまうため、室内の天井と床との間の高さ幅が
小さくなり、室内空間が狭くなってしまうという問題が
あった。
たような上階ユニットの下梁を越えて出入りする玄関構
造では、上階ユニットの下梁の存在によって、土間、あ
るいは土間から玄関ホールへの上り口に設けられる上り
框が設置上の制約を受けることになる。つまり、土間の
床面を形成する床面材は、通常、上階ユニットの下梁に
よって支持される構造となるため、土間の床面の高さ位
置を低く設定することは構造上限界があり、このため上
り框の高さを十分に確保することができないという問題
があった。また、このような状況で、上り框の高さを十
分に採ったとすると、玄関ホールの床面の高さ位置が高
くなってしまうため、室内の天井と床との間の高さ幅が
小さくなり、室内空間が狭くなってしまうという問題が
あった。
【0005】さらに、玄関を一階部分に形成する場合に
は、一階部分には建物の基礎があるため、これを利用し
て土間が形成される場合が多いが、二階以上の部分で
は、基礎に相当するものがないため、前述したように上
階ユニットの下梁によって土間の床面材を支持する構造
が採られている。このため、一階部分の玄関と二階以上
の部分の玄関では、土間の床面材の支持構造が異なるの
で、床面材として共通の部材を用いることができず、部
材の共用化によるコストダウンを図ることができないと
いう問題があった。
は、一階部分には建物の基礎があるため、これを利用し
て土間が形成される場合が多いが、二階以上の部分で
は、基礎に相当するものがないため、前述したように上
階ユニットの下梁によって土間の床面材を支持する構造
が採られている。このため、一階部分の玄関と二階以上
の部分の玄関では、土間の床面材の支持構造が異なるの
で、床面材として共通の部材を用いることができず、部
材の共用化によるコストダウンを図ることができないと
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、上り框の高さを十分に確
保でき、かつ、室内空間を広くとることができるととも
に、部材の共用化を図ることができるユニット式建物の
玄関構造およびその形成方法を提供することにある。
保でき、かつ、室内空間を広くとることができるととも
に、部材の共用化を図ることができるユニット式建物の
玄関構造およびその形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット式建物
の玄関構造は、図面を参照して説明すると、工場で生産
された複数の建物ユニットを現場で組み立てて建築され
る上下階を有するユニット式建物10,40,70の上
階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関構造にお
いて、下階ユニット11,41,71に前記玄関の土間
の床面を形成する床面材31,61,91を固定すると
ともに、上階ユニット12,42,72の前記玄関の入
口位置での下梁20,50,80の設置を省いたことを
特徴とする。
の玄関構造は、図面を参照して説明すると、工場で生産
された複数の建物ユニットを現場で組み立てて建築され
る上下階を有するユニット式建物10,40,70の上
階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関構造にお
いて、下階ユニット11,41,71に前記玄関の土間
の床面を形成する床面材31,61,91を固定すると
ともに、上階ユニット12,42,72の前記玄関の入
口位置での下梁20,50,80の設置を省いたことを
特徴とする。
【0008】このような本発明のユニット式建物の玄関
構造のより具体的な態様としては、次のような構造のも
のが挙げられる。一の態様として、前記床面材31が、
前記土間の屋外側に前記土間と連続して設けられる上階
部分の玄関ポーチの床面を前記土間の床面と一体的に形
成している構造のものが挙げられる。また、別の態様と
して、前記床面材61が、前記下階ユニット41の上面
の区画内に収まる面積を有し、かつ前記下階ユニット4
1の上面位置よりも上側の位置に固定されている構造の
ものが挙げられる。そして、さらに別の態様として、前
記床面材91が、前記下階ユニット71の上面の区画内
に収まる面積を有し、かつ前記下階ユニット71の上面
位置よりも下側の位置に固定されている構造のものが挙
げられる。
構造のより具体的な態様としては、次のような構造のも
のが挙げられる。一の態様として、前記床面材31が、
前記土間の屋外側に前記土間と連続して設けられる上階
部分の玄関ポーチの床面を前記土間の床面と一体的に形
成している構造のものが挙げられる。また、別の態様と
して、前記床面材61が、前記下階ユニット41の上面
の区画内に収まる面積を有し、かつ前記下階ユニット4
1の上面位置よりも上側の位置に固定されている構造の
ものが挙げられる。そして、さらに別の態様として、前
記床面材91が、前記下階ユニット71の上面の区画内
に収まる面積を有し、かつ前記下階ユニット71の上面
位置よりも下側の位置に固定されている構造のものが挙
げられる。
【0009】このような本発明においては、上階ユニッ
ト12,42,72の玄関の入口位置での下梁20,5
0,80の設置を省いたので、上階ユニット12,4
2,72の下梁20,50,80の存在によって土間や
上り框34,64,94が設計上の制約を受けることは
なくなるため、従来に比べ、土間の床面の高さ位置を低
く設定できるようになり、上り框34,64,94の高
さHが十分に確保されるとともに、このように上り框3
4,64,94の高さHを十分に確保したとしてもそれ
によって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くな
ってしまうという不都合を生じることはない。
ト12,42,72の玄関の入口位置での下梁20,5
0,80の設置を省いたので、上階ユニット12,4
2,72の下梁20,50,80の存在によって土間や
上り框34,64,94が設計上の制約を受けることは
なくなるため、従来に比べ、土間の床面の高さ位置を低
く設定できるようになり、上り框34,64,94の高
さHが十分に確保されるとともに、このように上り框3
4,64,94の高さHを十分に確保したとしてもそれ
によって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くな
ってしまうという不都合を生じることはない。
【0010】また、土間の床面材31,61,91は、
下階ユニット11,41,71に固定されて確実に支持
されるため、従来において土間の床面材を支持していた
上階ユニット12,42,72の玄関の入口位置の下梁
20,50,80が省かれても、土間は確実に形成され
る。
下階ユニット11,41,71に固定されて確実に支持
されるため、従来において土間の床面材を支持していた
上階ユニット12,42,72の玄関の入口位置の下梁
20,50,80が省かれても、土間は確実に形成され
る。
【0011】さらに、上階ユニット12,42,72の
下梁20,50,80が省かれることから、二階以上の
部分の土間を形成する床面材31,61,91と、一階
部分の土間を形成する床面材との部材の共通化を図るこ
とが可能となり、建築コストの低減が図られ、これらに
より前記目的が達成される。
下梁20,50,80が省かれることから、二階以上の
部分の土間を形成する床面材31,61,91と、一階
部分の土間を形成する床面材との部材の共通化を図るこ
とが可能となり、建築コストの低減が図られ、これらに
より前記目的が達成される。
【0012】また、本発明のユニット式建物の玄関の形
成方法は、以上に述べた本発明のユニット式建物の玄関
構造を構築するための方法であり、図面を参照して説明
すると、工場で生産された複数の建物ユニットを現場で
組み立てて建築される上下階を有するユニット式建物1
0の上階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関の
形成方法において、予め工場で前記玄関の入口位置での
下梁20の設置を省いた上階ユニット12を形成してお
き、その後、現場で下階ユニット11を設置してからそ
の上に前記上階ユニット12を設置した後に前記玄関の
土間の床面を形成する床面材31を前記下階ユニット1
1に固定することを特徴とする。
成方法は、以上に述べた本発明のユニット式建物の玄関
構造を構築するための方法であり、図面を参照して説明
すると、工場で生産された複数の建物ユニットを現場で
組み立てて建築される上下階を有するユニット式建物1
0の上階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関の
形成方法において、予め工場で前記玄関の入口位置での
下梁20の設置を省いた上階ユニット12を形成してお
き、その後、現場で下階ユニット11を設置してからそ
の上に前記上階ユニット12を設置した後に前記玄関の
土間の床面を形成する床面材31を前記下階ユニット1
1に固定することを特徴とする。
【0013】このような方法で上階部分の玄関を形成し
た場合には、土間の床面材31の大きさ(面積)が下階
ユニット11の上面の区画内に収まらない玄関構造であ
っても、確実に構築できるようになる。また、土間の床
面材61,91の大きさが下階ユニット41,71の上
面の区画内に収まる玄関構造についても、この方法によ
り形成してもよい。
た場合には、土間の床面材31の大きさ(面積)が下階
ユニット11の上面の区画内に収まらない玄関構造であ
っても、確実に構築できるようになる。また、土間の床
面材61,91の大きさが下階ユニット41,71の上
面の区画内に収まる玄関構造についても、この方法によ
り形成してもよい。
【0014】さらに、別の方法を挙げると、本発明のユ
ニット式建物の玄関の形成方法は、工場で生産された複
数の建物ユニットを現場で組み立てて建築される上下階
を有するユニット式建物40,70の上階部分に玄関を
形成するユニット式建物の玄関の形成方法において、予
め工場で前記玄関の入口位置での下梁50,80の設置
を省いた上階ユニット42,72を形成しておくととも
に前記玄関の土間の床面を形成する床面材61,91を
下階ユニット41,71に固定しておき、その後、現場
で前記下階ユニット41,71を設置してからその上に
前記上階ユニット42,72を設置することを特徴とす
る。
ニット式建物の玄関の形成方法は、工場で生産された複
数の建物ユニットを現場で組み立てて建築される上下階
を有するユニット式建物40,70の上階部分に玄関を
形成するユニット式建物の玄関の形成方法において、予
め工場で前記玄関の入口位置での下梁50,80の設置
を省いた上階ユニット42,72を形成しておくととも
に前記玄関の土間の床面を形成する床面材61,91を
下階ユニット41,71に固定しておき、その後、現場
で前記下階ユニット41,71を設置してからその上に
前記上階ユニット42,72を設置することを特徴とす
る。
【0015】このような方法は、土間の床面材61,9
1の大きさ(面積)が下階ユニット41,71の上面の
区画内に収まる玄関構造について適用されるものであ
り、このような方法で上階部分の玄関を形成した場合に
は、予め工場で土間の床面材61,91を下階ユニット
41,71に固定しておくので、現場施工の簡易化、工
期短縮が図られる。
1の大きさ(面積)が下階ユニット41,71の上面の
区画内に収まる玄関構造について適用されるものであ
り、このような方法で上階部分の玄関を形成した場合に
は、予め工場で土間の床面材61,91を下階ユニット
41,71に固定しておくので、現場施工の簡易化、工
期短縮が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図1および図2には、第一実施形態の
ユニット式建物10の玄関構造の分解斜視図および縦断
面図が示されている。ユニット式建物10は、例えば二
世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が形成される建
物であり、下階部分を構成する下階ユニット11と、こ
の直上に積み上げて配置されて上階部分を構成する上階
ユニット12と、上階部分の玄関を形成するための玄関
構成体30とを備えている。また、ユニット式建物10
を構成する他の建物ユニットは図示を省略されている。
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図1および図2には、第一実施形態の
ユニット式建物10の玄関構造の分解斜視図および縦断
面図が示されている。ユニット式建物10は、例えば二
世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が形成される建
物であり、下階部分を構成する下階ユニット11と、こ
の直上に積み上げて配置されて上階部分を構成する上階
ユニット12と、上階部分の玄関を形成するための玄関
構成体30とを備えている。また、ユニット式建物10
を構成する他の建物ユニットは図示を省略されている。
【0017】下階ユニット11の骨組みフレームは、四
隅に立設された柱13と、これらの柱13の上端間に掛
け渡された上梁14と、下端間に掛け渡された下梁15
と、上梁14間に掛け渡された中間梁16とを備えて構
成されている。上階ユニット12の骨組みフレームは、
四隅に立設された柱17と、図中手前側の二本の柱17
の中間位置に設けられた中間柱18と、これらの柱17
および中間柱18の上端間に掛け渡された上梁19と、
下端間に掛け渡された下梁20と、中間柱18の上端と
上梁19との間に掛け渡された中間梁21と、中間柱1
8の下端と下梁20との間に掛け渡された中間梁22と
を備えて構成されている。そして、下梁20は、上階ユ
ニット12の下面の周囲の全周に渡っては設けられてお
らず、玄関の入口に相当する位置には、下梁20は設け
られていない。これらの下階ユニット11および上階ユ
ニット12の骨組みフレームは、中空角柱状の鋼材や断
面C字状のチャンネル鋼材などにより形成されている。
隅に立設された柱13と、これらの柱13の上端間に掛
け渡された上梁14と、下端間に掛け渡された下梁15
と、上梁14間に掛け渡された中間梁16とを備えて構
成されている。上階ユニット12の骨組みフレームは、
四隅に立設された柱17と、図中手前側の二本の柱17
の中間位置に設けられた中間柱18と、これらの柱17
および中間柱18の上端間に掛け渡された上梁19と、
下端間に掛け渡された下梁20と、中間柱18の上端と
上梁19との間に掛け渡された中間梁21と、中間柱1
8の下端と下梁20との間に掛け渡された中間梁22と
を備えて構成されている。そして、下梁20は、上階ユ
ニット12の下面の周囲の全周に渡っては設けられてお
らず、玄関の入口に相当する位置には、下梁20は設け
られていない。これらの下階ユニット11および上階ユ
ニット12の骨組みフレームは、中空角柱状の鋼材や断
面C字状のチャンネル鋼材などにより形成されている。
【0018】玄関構成体30は、上階部分の玄関の土間
の床面とこれに連続する玄関ポーチの床面とを一体的に
形成する軽量気泡コンクリート製の床面材31と、この
床面材31の周囲の一部分に立設された手摺壁32とを
備えている。従って、玄関構成体30をユニット式建物
10に設置した状態では、床面材31のうち土間の床面
を形成するための部分31Aが、下階ユニット11およ
び上階ユニット12の内部に収まり、一方、床面材31
のうち玄関ポーチの床面を形成するための部分31B
が、下階ユニット11および上階ユニット12の側面位
置から屋外側に突出するようになっている。
の床面とこれに連続する玄関ポーチの床面とを一体的に
形成する軽量気泡コンクリート製の床面材31と、この
床面材31の周囲の一部分に立設された手摺壁32とを
備えている。従って、玄関構成体30をユニット式建物
10に設置した状態では、床面材31のうち土間の床面
を形成するための部分31Aが、下階ユニット11およ
び上階ユニット12の内部に収まり、一方、床面材31
のうち玄関ポーチの床面を形成するための部分31B
が、下階ユニット11および上階ユニット12の側面位
置から屋外側に突出するようになっている。
【0019】手摺壁32は、床面材31のうちの玄関ポ
ーチ形成用部分31Bに固定されている。この固定は、
予め工場で行うことが望ましい。また、図1中二点鎖線
で示すように玄関ポーチ形成用部分31Bを支持するフ
レーム33を玄関構成体30として予め工場で床面材3
1と一体化しておいてもよく、手摺壁32はこのような
フレーム33に固定するようにしてもよい。また、玄関
ポーチ形成用部分31Bの周囲のうち手摺壁32が設け
られていない位置には、下階部分に至る図示されない階
段が接続されるようになっている。
ーチ形成用部分31Bに固定されている。この固定は、
予め工場で行うことが望ましい。また、図1中二点鎖線
で示すように玄関ポーチ形成用部分31Bを支持するフ
レーム33を玄関構成体30として予め工場で床面材3
1と一体化しておいてもよく、手摺壁32はこのような
フレーム33に固定するようにしてもよい。また、玄関
ポーチ形成用部分31Bの周囲のうち手摺壁32が設け
られていない位置には、下階部分に至る図示されない階
段が接続されるようになっている。
【0020】床面材31のうちの土間形成用部分31A
の上側には、図中二点鎖線で示すように上り框34が設
けられる。なお、上り框34の設置位置や設置方向は、
図示の場合に限定されるものではなく、玄関のバリエー
ションに応じて任意の設置位置や設置方向としてよい。
また、これに伴って玄関ホールの床面を形成するパーテ
ィクルボード35の配置も任意である(図2中二点鎖線
参照)。これらの上り框34やパーティクルボード35
は、玄関構成体30として予め工場で床面材31と一体
化しておいてもよく、あるいは現場で取り付けるように
してもよい。
の上側には、図中二点鎖線で示すように上り框34が設
けられる。なお、上り框34の設置位置や設置方向は、
図示の場合に限定されるものではなく、玄関のバリエー
ションに応じて任意の設置位置や設置方向としてよい。
また、これに伴って玄関ホールの床面を形成するパーテ
ィクルボード35の配置も任意である(図2中二点鎖線
参照)。これらの上り框34やパーティクルボード35
は、玄関構成体30として予め工場で床面材31と一体
化しておいてもよく、あるいは現場で取り付けるように
してもよい。
【0021】下階ユニット11の上梁14および中間梁
16には、床面材31の土間形成用部分31Aを支持す
るための逆L字断面形状の支持部材36が固定されてい
る。この支持部材36には、床面材31がボルト締めに
より取り付けられるようになっており、床面材31を支
持部材36に取り付けた状態では、床面材31は下階ユ
ニット11の上面位置よりも上側の位置に固定されるよ
うになっている。また、上階ユニット12の下梁20の
うち玄関奥側に位置する部分には、床面材31の端面に
埋め込まれたボルト37Bを通すボルト穴37Aが設け
られた取付用部材37が固定され、これにより主に床面
材31の水平方向の固定が行われるようになっている。
16には、床面材31の土間形成用部分31Aを支持す
るための逆L字断面形状の支持部材36が固定されてい
る。この支持部材36には、床面材31がボルト締めに
より取り付けられるようになっており、床面材31を支
持部材36に取り付けた状態では、床面材31は下階ユ
ニット11の上面位置よりも上側の位置に固定されるよ
うになっている。また、上階ユニット12の下梁20の
うち玄関奥側に位置する部分には、床面材31の端面に
埋め込まれたボルト37Bを通すボルト穴37Aが設け
られた取付用部材37が固定され、これにより主に床面
材31の水平方向の固定が行われるようになっている。
【0022】このような第一実施形態においては、以下
のようにしてユニット式建物10の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット11、
下梁20の設置を一部省いた上階ユニット12、および
床面材31を含む玄関構成体30を形成しておく。次
に、これらの下階ユニット11、上階ユニット12、お
よび玄関構成体30を建築現場までトラック等により運
ぶ。
のようにしてユニット式建物10の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット11、
下梁20の設置を一部省いた上階ユニット12、および
床面材31を含む玄関構成体30を形成しておく。次
に、これらの下階ユニット11、上階ユニット12、お
よび玄関構成体30を建築現場までトラック等により運
ぶ。
【0023】そして、現場において、下階ユニット11
を設置してからその上に上階ユニット12を設置する。
その後、フレーム33を下階ユニット11の上梁14に
固定してから、玄関構成体30を取り付ける。なお、フ
レーム33が玄関構成体30として予め工場で床面材3
1と一体化されている場合には、これらを一体的に取り
付ける。
を設置してからその上に上階ユニット12を設置する。
その後、フレーム33を下階ユニット11の上梁14に
固定してから、玄関構成体30を取り付ける。なお、フ
レーム33が玄関構成体30として予め工場で床面材3
1と一体化されている場合には、これらを一体的に取り
付ける。
【0024】このような第一実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、上階ユニット12の玄関の
入口位置での下梁20の設置を省いたので、上階ユニッ
ト12の下梁20の存在によって土間や上り框34が設
計上の制約を受けることはなくなるため、従来に比べ、
土間の床面の高さ位置を低く設定できる。このため、上
り框34の高さ寸法Hを十分に確保できるとともに、こ
のように上り框34の高さ寸法Hを十分に確保したとし
てもそれによって室内の床面の高さ(パーティクルボー
ド35の高さ位置)が上がって室内空間が狭くなってし
まうという不都合を生じることはない。
うな効果がある。すなわち、上階ユニット12の玄関の
入口位置での下梁20の設置を省いたので、上階ユニッ
ト12の下梁20の存在によって土間や上り框34が設
計上の制約を受けることはなくなるため、従来に比べ、
土間の床面の高さ位置を低く設定できる。このため、上
り框34の高さ寸法Hを十分に確保できるとともに、こ
のように上り框34の高さ寸法Hを十分に確保したとし
てもそれによって室内の床面の高さ(パーティクルボー
ド35の高さ位置)が上がって室内空間が狭くなってし
まうという不都合を生じることはない。
【0025】また、床面材31は、支持部材36を介し
て下階ユニット11に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット12の玄関の入口位置における下梁20が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
て下階ユニット11に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット12の玄関の入口位置における下梁20が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
【0026】さらに、上階ユニット12の下梁20が省
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材31と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材31と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
【0027】[第二実施形態]図3および図4には、第
二実施形態のユニット式建物40の玄関構造の分解斜視
図および縦断面図が示されている。ユニット式建物40
は、例えば二世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が
形成される建物であり、下階部分を構成する下階ユニッ
ト41と、この直上に積み上げて配置されて上階部分を
構成する上階ユニット42とを備えている。また、ユニ
ット式建物40を構成する他の建物ユニットは図示を省
略されている。
二実施形態のユニット式建物40の玄関構造の分解斜視
図および縦断面図が示されている。ユニット式建物40
は、例えば二世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が
形成される建物であり、下階部分を構成する下階ユニッ
ト41と、この直上に積み上げて配置されて上階部分を
構成する上階ユニット42とを備えている。また、ユニ
ット式建物40を構成する他の建物ユニットは図示を省
略されている。
【0028】下階ユニット41の骨組みフレームは、前
記第一実施形態の場合と同様に、柱43、上梁44、下
梁45、および中間梁46を備えて構成されている。上
階ユニット42の骨組みフレームは、前記第一実施形態
の場合と同様に、柱47、中間柱48、上梁49、下梁
50、および中間梁51,52を備えて構成されてい
る。そして、下梁50は、上階ユニット42の下面の周
囲の全周に渡っては設けられておらず、玄関の入口に相
当する位置には、下梁50は設けられていない。
記第一実施形態の場合と同様に、柱43、上梁44、下
梁45、および中間梁46を備えて構成されている。上
階ユニット42の骨組みフレームは、前記第一実施形態
の場合と同様に、柱47、中間柱48、上梁49、下梁
50、および中間梁51,52を備えて構成されてい
る。そして、下梁50は、上階ユニット42の下面の周
囲の全周に渡っては設けられておらず、玄関の入口に相
当する位置には、下梁50は設けられていない。
【0029】下階ユニット41の上梁44および中間梁
46には、逆L字断面形状の支持部材66を介して上階
部分の土間の床面を形成する軽量気泡コンクリート製の
床面材61がボルト締めにより固定されている。この床
面材61は、下階ユニット41の上面の区画内に収まる
面積を有し、下階ユニット41の上面位置よりも上側の
位置に固定されている。
46には、逆L字断面形状の支持部材66を介して上階
部分の土間の床面を形成する軽量気泡コンクリート製の
床面材61がボルト締めにより固定されている。この床
面材61は、下階ユニット41の上面の区画内に収まる
面積を有し、下階ユニット41の上面位置よりも上側の
位置に固定されている。
【0030】床面材61の上側には、図中二点鎖線で示
すように上り框64が設けられる。なお、上り框64の
設置位置や設置方向は、図示の場合に限定されるもので
はなく、玄関のバリエーションに応じて任意の設置位置
や設置方向としてよい。また、これに伴って玄関ホール
の床面を形成するパーティクルボードの配置も任意であ
る。これらの上り框64やパーティクルボードは、工場
で取り付けてもよく、現場で取り付けてもよい。
すように上り框64が設けられる。なお、上り框64の
設置位置や設置方向は、図示の場合に限定されるもので
はなく、玄関のバリエーションに応じて任意の設置位置
や設置方向としてよい。また、これに伴って玄関ホール
の床面を形成するパーティクルボードの配置も任意であ
る。これらの上り框64やパーティクルボードは、工場
で取り付けてもよく、現場で取り付けてもよい。
【0031】このような第二実施形態においては、以下
のようにしてユニット式建物40の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット41に
床面材61を固定しておくとともに、下梁50の設置を
一部省いた上階ユニット42を形成しておく。次に、こ
れらの下階ユニット41および上階ユニット42を建築
現場までトラック等により運ぶ。その後、現場におい
て、下階ユニット41を設置してからその上に上階ユニ
ット42を設置する。
のようにしてユニット式建物40の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット41に
床面材61を固定しておくとともに、下梁50の設置を
一部省いた上階ユニット42を形成しておく。次に、こ
れらの下階ユニット41および上階ユニット42を建築
現場までトラック等により運ぶ。その後、現場におい
て、下階ユニット41を設置してからその上に上階ユニ
ット42を設置する。
【0032】このような第二実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、前記第一実施形態の場合と
同様に、上階ユニット42の玄関の入口位置での下梁5
0の設置を省いたので、従来に比べ、土間の床面の高さ
位置を低く設定できる。このため、上り框64の高さ寸
法Hを十分に確保できるとともに、このように上り框6
4の高さ寸法Hを十分に確保したとしてもそれによって
室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなってしま
うという不都合を生じることはない。
うな効果がある。すなわち、前記第一実施形態の場合と
同様に、上階ユニット42の玄関の入口位置での下梁5
0の設置を省いたので、従来に比べ、土間の床面の高さ
位置を低く設定できる。このため、上り框64の高さ寸
法Hを十分に確保できるとともに、このように上り框6
4の高さ寸法Hを十分に確保したとしてもそれによって
室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなってしま
うという不都合を生じることはない。
【0033】また、床面材61は、支持部材66を介し
て下階ユニット41に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット42の玄関の入口位置における下梁50が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
て下階ユニット41に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット42の玄関の入口位置における下梁50が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
【0034】さらに、上階ユニット42の下梁50が省
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材61と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材61と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
【0035】そして、床面材61は、予め工場において
下階ユニット41に固定されるので、現場作業を削減で
き、建築工期の短縮を図ることができる。
下階ユニット41に固定されるので、現場作業を削減で
き、建築工期の短縮を図ることができる。
【0036】[第三実施形態]図5および図6には、第
三実施形態のユニット式建物70の玄関構造の分解斜視
図および縦断面図が示されている。ユニット式建物70
は、例えば二世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が
形成される建物であり、下階部分を構成する下階ユニッ
ト71と、この直上に積み上げて配置されて上階部分を
構成する上階ユニット72とを備えている。また、ユニ
ット式建物70を構成する他の建物ユニットは図示を省
略されている。
三実施形態のユニット式建物70の玄関構造の分解斜視
図および縦断面図が示されている。ユニット式建物70
は、例えば二世帯住宅やアパート等の上階部分に玄関が
形成される建物であり、下階部分を構成する下階ユニッ
ト71と、この直上に積み上げて配置されて上階部分を
構成する上階ユニット72とを備えている。また、ユニ
ット式建物70を構成する他の建物ユニットは図示を省
略されている。
【0037】下階ユニット71の骨組みフレームは、前
記第一、第二実施形態の場合と同様に、柱73、上梁7
4、下梁75、および中間梁76を備えて構成されてい
る。上階ユニット72の骨組みフレームは、前記第一、
第二実施形態の場合と同様に、柱77、中間柱78、上
梁79、下梁80、および中間梁81,82を備えて構
成されている。そして、下梁80は、上階ユニット72
の下面の周囲の全周に渡っては設けられておらず、玄関
の入口に相当する位置には、下梁80は設けられていな
い。
記第一、第二実施形態の場合と同様に、柱73、上梁7
4、下梁75、および中間梁76を備えて構成されてい
る。上階ユニット72の骨組みフレームは、前記第一、
第二実施形態の場合と同様に、柱77、中間柱78、上
梁79、下梁80、および中間梁81,82を備えて構
成されている。そして、下梁80は、上階ユニット72
の下面の周囲の全周に渡っては設けられておらず、玄関
の入口に相当する位置には、下梁80は設けられていな
い。
【0038】下階ユニット71の上梁74および中間梁
76には、L字断面形状の支持部材96を介して上階部
分の土間の床面を形成する軽量気泡コンクリート製の床
面材91がボルト締めにより固定されている。この床面
材91は、下階ユニット71の上面の区画内に収まる面
積を有し、下階ユニット71の上面位置よりも下側の位
置に固定されている。
76には、L字断面形状の支持部材96を介して上階部
分の土間の床面を形成する軽量気泡コンクリート製の床
面材91がボルト締めにより固定されている。この床面
材91は、下階ユニット71の上面の区画内に収まる面
積を有し、下階ユニット71の上面位置よりも下側の位
置に固定されている。
【0039】床面材91の上側には、図中二点鎖線で示
すように上り框94が設けられる。なお、上り框94の
設置位置や設置方向は、図示の場合に限定されるもので
はなく、玄関のバリエーションに応じて任意の設置位置
や設置方向としてよい。また、これに伴って玄関ホール
の床面を形成するパーティクルボードの配置も任意であ
る。これらの上り框94やパーティクルボードは、工場
で取り付けてもよく、現場で取り付けてもよい。
すように上り框94が設けられる。なお、上り框94の
設置位置や設置方向は、図示の場合に限定されるもので
はなく、玄関のバリエーションに応じて任意の設置位置
や設置方向としてよい。また、これに伴って玄関ホール
の床面を形成するパーティクルボードの配置も任意であ
る。これらの上り框94やパーティクルボードは、工場
で取り付けてもよく、現場で取り付けてもよい。
【0040】このような第三実施形態においては、以下
のようにしてユニット式建物70の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット71に
床面材91を固定しておくとともに、下梁80の設置を
一部省いた上階ユニット72を形成しておく。次に、こ
れらの下階ユニット71および上階ユニット72を建築
現場までトラック等により運ぶ。その後、現場におい
て、下階ユニット71を設置してからその上に上階ユニ
ット72を設置する。
のようにしてユニット式建物70の上階部分の玄関を形
成する。先ず、予め工場において、下階ユニット71に
床面材91を固定しておくとともに、下梁80の設置を
一部省いた上階ユニット72を形成しておく。次に、こ
れらの下階ユニット71および上階ユニット72を建築
現場までトラック等により運ぶ。その後、現場におい
て、下階ユニット71を設置してからその上に上階ユニ
ット72を設置する。
【0041】このような第三実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、前記第一、第二実施形態の
場合と同様に、上階ユニット72の玄関の入口位置での
下梁80の設置を省いたので、従来に比べ、土間の床面
の高さ位置を低く設定できる。このため、上り框94の
高さ寸法Hを十分に確保できるとともに、このように上
り框94の高さ寸法Hを十分に確保したとしてもそれに
よって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなっ
てしまうという不都合を生じることはない。
うな効果がある。すなわち、前記第一、第二実施形態の
場合と同様に、上階ユニット72の玄関の入口位置での
下梁80の設置を省いたので、従来に比べ、土間の床面
の高さ位置を低く設定できる。このため、上り框94の
高さ寸法Hを十分に確保できるとともに、このように上
り框94の高さ寸法Hを十分に確保したとしてもそれに
よって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなっ
てしまうという不都合を生じることはない。
【0042】また、床面材91は、支持部材96を介し
て下階ユニット71に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット72の玄関の入口位置における下梁80が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
て下階ユニット71に固定されて確実に支持されるた
め、従来において土間の床面材を支持していた上階ユニ
ット72の玄関の入口位置における下梁80が省かれて
も、土間を確実に形成することができる。
【0043】さらに、上階ユニット72の下梁80が省
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材91と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
かれることから、二階以上の部分の土間を形成する床面
材91と、一階部分の土間を形成する床面材との部材の
共通化を図ることができ、建築コストの低減を図ること
ができる。
【0044】そして、床面材91は、予め工場において
下階ユニット71に固定されるので、現場作業を削減で
き、建築工期の短縮を図ることができる。
下階ユニット71に固定されるので、現場作業を削減で
き、建築工期の短縮を図ることができる。
【0045】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記第
二、第三実施形態では、床面材61,91は、予め工場
で下階ユニット41,71に固定されるものとなってい
たが、現場で取り付けるものとしてもよい。しかし、予
め工場で固定しておくことが、現場作業を削減できると
いう点で好ましい。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記第
二、第三実施形態では、床面材61,91は、予め工場
で下階ユニット41,71に固定されるものとなってい
たが、現場で取り付けるものとしてもよい。しかし、予
め工場で固定しておくことが、現場作業を削減できると
いう点で好ましい。
【0046】また、前記各実施形態の下階ユニット1
1,41,71と上階ユニット12,42,72とは、
一階部分と二階部分とを構成する建物ユニットに限定さ
れるものではなく、二階部分と三階部分とを構成する建
物ユニット、あるいはそれ以上の上下階を構成する建物
ユニットとしてもよく、要するに上下に配置される建物
ユニットであればよい。
1,41,71と上階ユニット12,42,72とは、
一階部分と二階部分とを構成する建物ユニットに限定さ
れるものではなく、二階部分と三階部分とを構成する建
物ユニット、あるいはそれ以上の上下階を構成する建物
ユニットとしてもよく、要するに上下に配置される建物
ユニットであればよい。
【0047】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、上
階ユニットの玄関の入口位置での下梁の設置を省き、か
つ、土間を形成する床面材を下階ユニットに固定したの
で、従来に比べ、土間の床面の高さ位置を低く設定でき
るため、上り框の高さを十分に確保できるとともに、こ
のように上り框の高さを十分に確保したとしてもそれに
よって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなっ
てしまうという不都合を生じることはないうえ、二階以
上の部分の土間を形成する床面材と一階部分の土間を形
成する床面材との部材の共通化を図ることができるとい
う効果がある。
階ユニットの玄関の入口位置での下梁の設置を省き、か
つ、土間を形成する床面材を下階ユニットに固定したの
で、従来に比べ、土間の床面の高さ位置を低く設定でき
るため、上り框の高さを十分に確保できるとともに、こ
のように上り框の高さを十分に確保したとしてもそれに
よって室内の床面の高さが上がって室内空間が狭くなっ
てしまうという不都合を生じることはないうえ、二階以
上の部分の土間を形成する床面材と一階部分の土間を形
成する床面材との部材の共通化を図ることができるとい
う効果がある。
【図1】本発明の第一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】第一実施形態の縦断面図。
【図3】本発明の第二実施形態を示す分解斜視図。
【図4】第二実施形態の縦断面図。
【図5】本発明の第三実施形態を示す分解斜視図。
【図6】第三実施形態の縦断面図。
10,40,70 ユニット式建物 11,41,71 下階ユニット 12,42,72 上階ユニット 20,50,80 上階ユニットの下梁 31,61,91 土間の床面を形成する床面材 34,64,94 上り框
Claims (6)
- 【請求項1】 工場で生産された複数の建物ユニットを
現場で組み立てて建築される上下階を有するユニット式
建物の上階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関
構造において、下階ユニットに前記玄関の土間の床面を
形成する床面材を固定するとともに、上階ユニットの前
記玄関の入口位置での下梁の設置を省いたことを特徴と
するユニット式建物の玄関構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載したユニット式建物の玄
関構造において、前記床面材は、前記土間の屋外側に前
記土間と連続して設けられる上階部分の玄関ポーチの床
面を前記土間の床面と一体的に形成していることを特徴
とするユニット式建物の玄関構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載したユニット式建物の玄
関構造において、前記床面材は、前記下階ユニットの上
面の区画内に収まる面積を有し、前記下階ユニットの上
面位置よりも上側の位置に固定されていることを特徴と
するユニット式建物の玄関構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載したユニット式建物の玄
関構造において、前記床面材は、前記下階ユニットの上
面の区画内に収まる面積を有し、前記下階ユニットの上
面位置よりも下側の位置に固定されていることを特徴と
するユニット式建物の玄関構造。 - 【請求項5】 工場で生産された複数の建物ユニットを
現場で組み立てて建築される上下階を有するユニット式
建物の上階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関
の形成方法において、予め工場で前記玄関の入口位置で
の下梁の設置を省いた上階ユニットを形成しておき、そ
の後、現場で下階ユニットを設置してからその上に前記
上階ユニットを設置した後に前記玄関の土間の床面を形
成する床面材を前記下階ユニットに固定することを特徴
とするユニット式建物の玄関の形成方法。 - 【請求項6】 工場で生産された複数の建物ユニットを
現場で組み立てて建築される上下階を有するユニット式
建物の上階部分に玄関を形成するユニット式建物の玄関
の形成方法において、予め工場で前記玄関の入口位置で
の下梁の設置を省いた上階ユニットを形成しておくとと
もに前記玄関の土間の床面を形成する床面材を下階ユニ
ットに固定しておき、その後、現場で前記下階ユニット
を設置してからその上に前記上階ユニットを設置するこ
とを特徴とするユニット式建物の玄関の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152386A JPH102014A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ユニット式建物の玄関構造およびその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152386A JPH102014A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ユニット式建物の玄関構造およびその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102014A true JPH102014A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15539390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8152386A Withdrawn JPH102014A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | ユニット式建物の玄関構造およびその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102014A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8328712B2 (en) | 2009-03-23 | 2012-12-11 | Olympus Medical Systems Corp. | Image processing system, external device and image processing method |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152386A patent/JPH102014A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8328712B2 (en) | 2009-03-23 | 2012-12-11 | Olympus Medical Systems Corp. | Image processing system, external device and image processing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |