JPH10201623A - 業務用炊飯機およびその運転方法 - Google Patents

業務用炊飯機およびその運転方法

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JPH10201623A
JPH10201623A JP9009687A JP968797A JPH10201623A JP H10201623 A JPH10201623 A JP H10201623A JP 9009687 A JP9009687 A JP 9009687A JP 968797 A JP968797 A JP 968797A JP H10201623 A JPH10201623 A JP H10201623A
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    • A47J27/00Cooking-vessels
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    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0802Control mechanisms for pressure-cookers

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  • Food Science & Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯コースを設定可能で該コースの時刻を予
約可能とした業務用炊飯機を提供する。 【解決手段】 設定ボタン(設定スイッチ)の操作で炊
飯モード(炊飯コース)を設定してからでないと予約ボ
タン(予約スイッチ)が操作できない電気的インターロ
ック手段を制御部に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用炊飯機およ
びその運転方法に係り、レストラン、寿し屋、食堂等の
多量炊飯を行うに利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】多量炊飯を行う業務用炊飯機として、特
許第2509384号公報で開示の技術があり、所謂
「ライスロボ(登録商標)」として市場にて活躍してい
ることは当業界において周知である。この従来の業務用
炊飯機は、炊飯モード(炊飯コース)を設定する設定ボ
タン(設定スイッチ)と、予約時刻を設定する予約ボタ
ン(予約スイッチ)と、炊飯開始を設定するスタートボ
タン(スタートスイッチ)と、を表示パネルに備え、前
記各ボタン(スイッチ)を操作することで制御部をマイ
コン処理して運転するものであった。
【0003】ここで炊飯モード(炊飯コース)とは、お
米の計量から炊き上がりまでを自動的に1回又は2回行
う自動1回又は2回のモード(コース)と、計量から炊
飯機内での浸しまでを自動で行い、いつでも炊飯できる
準備(点火OK)を行う炊飯準備モード(コース)と、
予備の炊飯機等で一度に沢山のご飯を炊飯するときに使
用される計量から洗米完了までを自動で行う洗米モード
(コース)をいい(以下同じ)、業者(使用者)が購客
の状況等を総合的に判断して各コースを設定するもので
ある。
【0004】また、予約時刻を設定するとは、必要な予
約時刻(今日、明日、明後日等の日の設定とそれらの時
刻設定をいう)、例えば、自動一回モードのときは炊き
上がり時刻、自動二回モードのときは一回目の運転の炊
き上がり時刻、炊飯準備モードのときは炊飯機の点火O
K時刻、洗米モードのときは洗米完了の時刻をそれぞれ
設定するものである(以下同じ)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の業務用
炊飯機では、炊飯モードの設定(選択)ができるととも
に、予約運転も可能であることから、業者の省力化、省
エネルギー化等に寄与し、健全な経営体勢ができるもの
であった。しかしながら、予約運転を行う場合、まず電
源スイッチを入れて本体の時計を確認してから予約ボタ
ン(スイッチ)を操作してから設定ボタン(スイッチ)
でモードを設定する運転となっていた。
【0006】それ故、モード設定(前記の自動1回、2
回、炊飯準備、洗米)にはそれぞれ時間差(洗米<炊飯
準備<自動で時間差がある)があって、予約準備すると
き、モード設定するには、時間的余裕がない(予約でき
ない)ことがあり、このようなときには、予約を解消し
て別の予約時刻を設定しなおすという操作の煩しさがあ
った。
【0007】そこで本発明では、即時スタート運転、予
約運転を行う場合であっても、まず、炊飯モード(炊飯
コース)を設定してからでないと運転できないようにし
て操作の煩しさ(設定途中で元に戻る操作)を解消する
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、炊飯モード
(炊飯コース)を設定する設定ボタン(設定スイッチ)
と、予約時刻を設定する予約ボタン(予約スイッチ)
と、炊飯開始を設定するスタートボタン(スタートスイ
ッチ)と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッ
チ)を操作することで制御部をマイコン処理して運転す
る業務用炊飯機において、前述の目的を達成するため
に、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本発明に係る運転方法は、設定
ボタン(設定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯コー
ス)を設定してからでないと予約ボタン(予約スイッ
チ)が操作できないようにしていることを特徴とするも
のであり、このような構成を採用したことによって、予
約運転の前に必ずコース(自動、炊飯準備、洗米)の設
定内容を表示(確認)することから誤ったコース設定に
よる予約運転をすることがないし、自動炊き上り、炊飯
準備完了、洗米完了の時刻(日時)を予約できるのであ
る。
【0010】また、本発明に係る運転方法は、予約ボタ
ンを操作して予約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯
モード(炊飯コース)の作業時間を加算して予約時刻ま
での時間が短い時には予約不能のメッセージを行うこと
により、予約時刻を確実に判断できるのである。ここ
で、メッセージとは、「予約時間に余裕がありません」
という文字表示を初め、音、光による報告(警報)をい
い、これらを併せて行うものであっても良い。
【0011】また、予約の設定が終了するとスタートボ
タン(スイッチ)を操作することで「予約完了」を表示
すること(文字表示、音、光による表示)ことが望まし
い。更に本発明に係る業務用炊飯機は、設定ボタン(設
定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)が操作で
きない電気的インターロック手段を制御部に備えている
ことによって前述の運転が確実にできるのであり、電気
的インターロック手段を組込んだとしても部品コストは
差程高くなく、性能向上に寄与するのである。
【0012】ここで電気的インターロック手段は電気
(電子を含む)回路であって制御部(制御回路)に簡単
に組み込み可能であり、また、設定ボタン(スイッチ)
をまず操作したときは該インターロックは機能しないこ
とはいうまでもない。また、以上において設定ボタン
(スイッチ)とはコース設定ボタン(スイッチ)とコー
ス選択ボタン(スイッチ)を意味するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明すると、炊飯機1の全体を側面視で
示している図1および正面視(前面視)で示している図
2において、該炊飯機1は本体フレーム2を有し、該フ
レーム2の下部に単輪、具体的にはキャスタ3が設けら
れていて移動自在であり、所定位置に据付けたときは、
車輪をロック可能としている。
【0014】本体フレーム2の上部に貯米部4、貯米部
4の下方に洗米部5、洗米部5の下方に炊飯部6が縦方
向に並べて備えられている。貯米部4は、漏斗形の貯米
タンク7を備え、該タンク7の下部には計量ドラム8が
備えられ、該ドラム8はモータ9によって横軸廻りに回
転駆動されてその回転数によって炊飯量を計量可能であ
る。
【0015】貯米タンク7はその上部に開閉自在な蓋1
0を有し、この蓋10を開いて米が補給可能であり、該
タンクの内部には米の量を検出するセンサーが設けられ
ているとともに、モータ9にはその回転量(数)を検出
する汁量センサーが設けられている。貯米部4は本体フ
レーム2の上部で略箱形に構成されていてその前面(正
面)には開閉自在な表示パネル11が備えられていて、
この表示パネル11の前面に図3〜図8に示す平面ディ
スプレイによる画面部12と操作部13とを有する制御
部14が備えられており、この制御部14についての詳
細は後述する。
【0016】洗米部5は計量ドラム8から供給された計
量米を受け入れて洗う漏斗形の洗米タンク15を備え、
該タンク15の下部には排米口を有し、該排米口は上下
動することで開閉自在な円錐形で示している排米弁16
を備えている。排米弁16は、洗米タンク15の中心
(軸心)上に配した弁棒17の下部に備えられていて、
該弁棒17をその上部に備えたモータ、カム等からなる
弁駆動体(図示せず)によって上下動することで排米弁
16によって排米口を開閉自在である。
【0017】弁棒17には中空軸が套嵌されていて、こ
の中空軸に攪拌棒18を備えており、モータ、ベベルギ
ヤ等の攪拌駆動体(図示せず)によって中空軸をその軸
心廻りに回転駆動することで攪拌棒18によって洗米タ
ンク15内で計量米を洗米可能としている。洗米部5に
はタンク15の上部に給水ノズル19を備え、このノズ
ル19は電磁弁20を有する配管系21を介して水道蛇
口等の圧力水源に接続されていて、洗米に必要な水量の
調整、炊飯に必要な水加減等が調整可能である。
【0018】更に、洗米タンク15の下部には排水ジャ
ケット22を備え、このジャケット22には開閉自在な
排水弁を内蔵した排水ボックス23を有する排水装置に
接続されていて、洗米後の汚水等は機外に放出可能であ
る。炊飯部6は本体フレーム2の下部において前後に引
出し自在とされた架台24上に載置されていて、ガス、
電気等のコンロ部25と、外釜26およびこの外釜26
に挿脱自在な内釜27を備え、この内釜27に洗米部5
によって洗米されかつザル上げされた米を水加減して受
入れ可能である。
【0019】内釜27はフタ28によって炊飯中は圧力
下に保持可能であり、この実施例ではフタ28を炊飯機
1に残して炊飯部6を取出し可能としており、このため
フタ28には駆動モータ29によって開閉自在なシャッ
タ装置30を有し、このシャッタ装置30を有するフタ
28は開閉レバー31の上下動でリンク32を介して上
下動可能であり、これらは、従来例と同様であり、コン
ロ部25は手動着火と自動着火が選択可能とされてい
る。
【0020】図3〜図8を参照すると画面部12と操作
部13とを有する制御部14の詳細が例示してあり、画
面部12には、図3に示した自動炊飯を設定する設定表
示部33と、図4〜図6に示した自動炊飯の流れを表示
する工程表示部34および図7および図8に示した予約
表示部35と図9および図10に示したメンテナンス表
示部35Aに全面切換可能である。
【0021】操作部13は予約ボタン(スイッチ)3
6、設定ボタン(スイッチ)37、取消ボタン(スイッ
チ)38、スタートボタン(スイッチ)39を画面部1
2の下方位置で横並べして配置しているとともに、選択
ボタン(スイッチ)40およびメンテナンスボタン(ス
イッチ)41を画面部12の右側方位置(左側方位置で
も可)に配置し、ここに、操作部13を操作中に、画面
部12がオペレータ(作業者)の腕,手等によって目隠
しされるのを防止しているのであり、また、操作部13
には、図2で示しているメインスイッチ42を含むもの
である。
【0022】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するようになっており、前記設定ボタン(設定ス
イッチ)37の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)36が操
作できない電気的インターロック手段(図示せず)を制
御部14に備えている。
【0023】画面部12は図では横長長方形であって、
設定表示部33は、その上段左欄に「コースの設定」等
の文字表示部33A,上段右欄に「運転中か否か」の文
字表示部33Bを備え、中段左欄には上から下にかけて
「炊飯量」、「水加減」、「洗い方」、「モード」、
「ザル上」、「むらし」の各文字表示部33Cを備え、
これに対応して中段右欄に「炊飯量(図では 4.5升と
1.8Lのリットル表示」、「水加減量の多少」、洗い方
は「軽く、普通、念入」、モードは「自動1回、自動2
回、準備、洗米」、ザル上げむらしはそれぞれ時間表示
等の文字表示部33Dとされており、下段には次の作業
の指示(メッセージ)表示部(図では、「設定後、スタ
ートまたは予約を押す」を指示している)33Eがそれ
ぞれ区画されており、これら表示部はいずれも平面ディ
スプレイ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズ
マディスプレイパネル(PDP)等とされている。
【0024】選択ボタン40はその中心に選択主ボタン
40A、その上下に上下切換選択ボタン40B,40
C、その左右に、左右増減切換選択ボタン40D,40
Fを有している。すなわち、操作部13における設定ボ
タン37をオンにすると、画面部12は設定表示部33
になり、この設定表示部33において選択ボタン40を
オンにすることによってコースの設定が選択される。
【0025】炊飯量を設定するには選択ボタン40のオ
ンによってまず「炊飯量」が表示されるので、その炊飯
量を増減するときは左右増減選択ボタン40D,40E
を操作することで希望(設定)した炊飯量が表示部33
Dの上段に文字表示され、次に、切換選択ボタン40C
をオンすれば表示部33Cは「水加減」を表示し、つい
で左右増減切換ボタン40D,40Eを操作することで
水加減量が設定され、以下、同じ要領で「洗い方」、
「モード」、「ザル上」「むらし」とボタン40Cを操
作して切換えるとともにボタン40D,40Eをその都
度操作することで炊飯が希望通りに設定され、最後にメ
ッセージが表示部33Eに文字表示されるのである。
【0026】なお、設定を途中で変更するときは、ボタ
ン40Bを操作し、表示部33Cを順次切換えて例えば
「洗い方」を選択し、「軽く」から「念入」にボタン4
0Eに変更して下段へと進むのであり、この表示におい
て文字部分を枠囲いして表示しても反転表示しても良
く、いずれにしても設定コースの各部を個々に表示する
のである。
【0027】表示部33Eでメッセージが表示される
と、スタートボタン39または予約ボタン36をオンす
ることによって、画面部12は図2〜図6に示す工程表
示部34又は図7及び図8で示す予約表示部35に全面
切換可能であるとともにメンテナンスボタン41を操作
するとメンテナンス表示部35Aに全面切換可能であ
る。
【0028】図4に示した工程表示部34は、自動2回
で4升を設定したものであり、図5に示した工程表示部
34Bは手動着火を設定したものであり、図6に示した
工程表示部34Cは洗米準備を設定したものであり、い
ずれの表示部においても画面上段には設定表示欄34
C、画面中段左欄には工程の流れ表示欄34Dと炊飯機
の全体形状を描いた図形表示部34Eと画面下段にはメ
ッセージ表示部34Fを有し、図形表示部34Eにはそ
れぞれの工程中をランプ表示する表示部34Gを有し、
このランプ表示部34Gは工程の流れを白黒反転で表示
(工程中は黒色で、工程外は白色で表示)し、これに対
応して表示欄34Dの工程文字を白黒反転表示又は枠囲
い表示(文字の周りを囲む表示)し、工程の異常は例え
ば点滅表示等させるのである。
【0029】例えば、図4では工程の流れのひとつであ
る「洗米」の文字を枠囲いするとともに洗米相当部を黒
色表示しているのであり、図5では「炊飯」の文字を枠
囲いするとともに炊飯相当部を黒色表示しているのであ
り、図6では「準備完了」の文字を枠囲いするとともに
完了相当部を黒色表示しているのである。すなわち、設
定ボタン37をオンにして設定表示部33を画面部12
に液晶等で現出させ、選択スイッチ40を操作して炊飯
工程を炊飯量等から順次設定し、スタートボタン39を
操作すると図4では図示の通り自動2回で4升の計量か
ら炊上りまでの工程を示した工程表示部34に全面切換
えられ、設定表示部33で手動着火を設定したときは図
5に示す工程表示部34Aが、設定表示部33で洗米準
備を設定したときは図6に示す工程表示部34Bがそれ
ぞれ全面切換で液晶等にて表示されるのである。
【0030】設定ボタン37を操作してから予約ボタン
36を操作すると、画面部12は図7に示す設定表示部
35と全面切換えられ、この状態で選択ボタン40を操
作することで図7に例示した文字が液晶等で表示され、
図では明日の12時30分に予約したものを例示してい
る。このとき、予約時間に余裕がないときにスタートボ
タン39を操作すると、時分表示部に最短時間を表示す
るとともにメッセージ表示部(図7の下段)に「時間に
余裕がありません」の文字によるメッセージを表示する
とともに音、光による警報を行うのであり、予約時間に
余裕があるとき(予約可能なとき)にスタートボタン3
9を操作すると図8に示す予約設定表示部を図示の如く
文字表示するのであり、このとき、取消ボタン38を操
作すると予約設定画面(図7の画面)に戻り、例えば1
0秒間表示し、この間に選択ボタン40によって再度予
約を設定できるのである。
【0031】また、メンテナンスボタン41を操作する
と画面部12は図9に示すメンテナンス表示部35Aに
処理する部分を表示(図では残米処理を文字囲いしてい
る)し、処理終了又は10秒間表示して表示を消すとと
もに図10で示すように現在時刻設定表示部35Aに全
面切換えられ、時刻は選択ボタン40で設定され、スタ
ートボタン39を操作するとその時刻は確定されるので
ある。
【0032】すなわち、本発明に係る表示装置を有する
炊飯機の運転方法は、まず最初に設定ボタン37を操作
してコースの設定を行い、つまり、ボタン37を押して
設定表示部33を画面部12に現出して選択ボタン40
によってコースを設定してから予約ボタン36を操作し
て図7の表示画面部35を現出して選択ボタン39で予
約時間等を選択して図8に示す画面部35を現出してか
ら、スタートボタン39を操作して予約完了するととも
に工程表示部34に全面切換えて運転するのであり、こ
れによれば、作業完了(炊上り(自動炊飯)、準備完了
(洗米準備)、洗米完了(洗米)のモード選択で時間に
差がある)の時間を予約できるし、また、予約前にコー
スの設定内容を表示することとなって誤ったコース設定
による予約をすることもないのである。
【0033】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するもので設定ボタン(設定スイッチ)37の操
作で炊飯モード(炊飯コース)を設定してからでないと
予約ボタン(予約スイッチ)36が操作できないように
しているのであり、また、予約ボタン36を操作して予
約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯モード(炊飯コ
ース)の作業時間を加算して予約時刻までの時間が短い
時には予約不能のメッセージを行うのである。
【0034】ここで、メッセージは文字表示でも音、光
での警告でもよい。図11を図12を参照してスタート
から終了までのフロー(工程)を説明すると、まずオペ
レータがメインスイッチ42を入れると制御部14のマ
イコン装置がスイッチオンされて以下のフローで制御さ
れる。まず本発明では設定ボタン37をオンすると画面
部12には図3に示した表示部33が現出され、選択ス
イッチ40の操作でまずコースの設定を行う。
【0035】予約をするときは予約ボタン36を押して
予約時刻をセットし、予約しないときは、スタートボタ
ン39を押す(現在時刻セット等はメンテナンススイッ
チ41等で別途行う)。スタートボタン39を押すと画
面部12は図4〜図6の工程表示部34,34B,34
Cに全面的に切換えられ、選択スイッチ40で設定した
コースが表示され、予約ボタン36を押しているときは
予約工程に入り、所定の設定時刻になると計量工程に進
み、予約ボタン36を操作していないときは直ちに計量
工程に進み、設定通りの計量を行う。
【0036】計量工程では、選定された炊飯量にしたが
って、所定量の米が、貯米タンク7から計量部8を介し
て洗米タンク15に排出される。計量部8に於いては、
排出した米の量を記憶し、積算し、メンテナンススイッ
チ41による別途の工程で炊飯量表示部にそのトータル
炊飯量(1日または1週間等の所定期間のトータル量)
を表示可能としている。
【0037】計量工程が終わると、洗米、研米、オーバ
ーフロー工程に進む。洗米工程は、シャワー供給管21
から所定量の水を散水しつつ、攪拌手段18により洗米
タンク15内の米をかき混ぜ、洗う工程である。このと
き排水装置23の開閉弁は開かれており排水されてい
る。研米工程は、給水を止めて攪拌手段18を回転させ
る工程である。
【0038】オーバーフロー工程は、排水装置23の開
閉弁を閉じ、シャワー供給管21から洗米タンク15に
給水しつつ、攪拌手段18で米をかき混ぜ、オーバーフ
ロー排水管23Aから排水を行い、最後に排水装置23
の開閉弁を開いて洗米タンク15内の水を全部排水する
工程である。前記洗米工程と研米工程は複数回行われ、
オーバーフロー工程は最後に1回行われる。これらの工
程は、洗い方の選定によって左右され、所定の時間が経
過したかまたは所定の水量が供給されたかで制御され
る。
【0039】上記工程が終了すると、洗米モードか否か
が判断される。即ち、選択ボタン40によって「洗米」
が選択されていない場合は、ざる上げ工程に進む。ざる
上げ工程は、洗米タンク15内に於いて、水を切った状
態で米を所定時間保持する工程である。保持する時間は
タイマーセットボタンによってセットされた時間であ
る。ざる上げ待機中残り時間が表示部に表示される。
【0040】設定表示部33で選択ボタン40によって
「炊飯準備」を選定している場合、このざる上げ工程で
一旦処理が中段され、図6で示すように空(から)の内
釜と交換して下さいのメッセージを出し、次のシャッタ
ー開工程に進まない。「炊飯自動」モードが選択されて
いる場合は、次のシャッター開工程に自動的に進む。
【0041】前記モードが「洗米」の場合、前記ざる上
げ工程を飛ばして、シャッター開工程に進む。シャッタ
ー開工程は、シャッター30を開いて蓋28の開口部を
開放する工程である。シャッター30が開くと、次の水
加減工程に進む。
【0042】水加減工程は、選択ボタン40で選定した
制御された水の量がシャワー供給管21から洗米タンク
15に給水される工程である。次に、弁開工程に進む。
この工程は排米部の排米弁16を開き、洗米タンク15
内の米と水を、炊飯部6の内釜27に排出する工程であ
る。そして次の弁閉工程により、排米弁16が閉めら
れ、次のシャッター閉工程によってシャッター30が蓋
28の開口部を密閉する。
【0043】洗米モードが選択されている場合は、以上
の工程で終了となる。洗米モードでない場合、即ち炊飯
自動モードの場合は、洗米完了工程に進む。この工程
は、案内ブザー等を鳴らしてオペレータに洗米完了を知
らせる工程である。そして、次に浸し工程に進む。この
工程は、所定時間経過後に案内ブザー等を鳴らしてオペ
レータに知らせる工程である。
【0044】自動炊飯を設定しているときは自動着火の
信号で炊飯開始し、炊飯工程、むらし工程、炊上りとな
り終了し、表示部34には「ご飯を取り出して下さい」
のメッセージを表示する。一方、手動着火を設定してい
るときは、図5の表示部34Aとなっていて手動着火の
メッセージ(図5では「炊飯機に点火して下さい」のメ
ッセージ)を出し、点火すると、その後は、炊飯工程、
蒸らし工程、炊上り工程と進み、全工程を終了する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、炊飯モード(コース)
に時間差があっても、該コースを事前に予約することが
できてその予約に当って操作の煩しさもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯機の全体を示す側面図である。
【図2】炊飯機の全体を示す正面図である。
【図3】設定表示部と操作部とを示す前面図である。
【図4】自動炊飯を設定した工程表示部と操作部を示す
前面図である。
【図5】手動着火の工程表示部の前面図である。
【図6】洗米準備の工程表示部の前面図である。
【図7】予約設定表示部の前面図である。
【図8】予約工程表示部の前面図である。
【図9】メンテナンス設定表示部の前面図である。
【図10】メンテナンスを設定した工程の前面図であ
る。
【図11】フロー前半部を示す図である。
【図12】フロー後半部を示す図である。
【符号の説明】
1 炊飯機 12 画面部 13 操作部 14 画面部 33 設定表示部 34 工程表示部 36 予約ボタン(スイッチ) 37 設定ボタン(スイッチ) 39 スタートボタン(スイッチ) 40 選択ボタン(スイッチ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 業務用炊飯機およびその運転方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用炊飯機およ
びその運転方法に係り、レストラン、寿し屋、食堂等の
多量炊飯を行うに利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】多量炊飯を行う業務用炊飯機として、特
許第2509384号公報で開示の技術があり、所謂
「ライスロボ(登録商標)」として市場にて活躍してい
ることは当業界において周知である。この従来の業務用
炊飯機は、炊飯モード(炊飯コース)を設定する設定ボ
タン(設定スイッチ)と、予約時刻を設定する予約ボタ
ン(予約スイッチ)と、炊飯開始を設定するスタートボ
タン(スタートスイッチ)と、を表示パネルに備え、前
記各ボタン(スイッチ)を操作することで制御部をマイ
コン処理して運転するものであった。
【0003】ここで炊飯モード(炊飯コース)とは、お
米の計量から炊き上がりまでを自動的に1回又は2回行
う自動1回又は2回のモード(コース)と、計量から炊
飯機内での浸しまでを自動で行い、いつでも炊飯できる
準備(点火OK)を行う炊飯準備モード(コース)と、
予備の炊飯機等で一度に沢山のご飯を炊飯するときに使
用される計量から洗米完了までを自動で行う洗米モード
(コース)をいい(以下同じ)、業者(使用者)が購客
の状況等を総合的に判断して各コースを設定するもので
ある。
【0004】また、予約時刻を設定するとは、必要な予
約時刻(今日、明日、明後日等の日の設定とそれらの時
刻設定をいう)、例えば、自動一回モードのときは炊き
上がり時刻、自動二回モードのときは一回目の運転の炊
き上がり時刻、炊飯準備モードのときは炊飯機の点火O
K時刻、洗米モードのときは洗米完了の時刻をそれぞれ
設定するものである(以下同じ)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の業務用
炊飯機では、炊飯モードの設定(選択)ができるととも
に、予約運転も可能であることから、業者の省力化、省
エネルギー化等に寄与し、健全な経営体勢ができるもの
であった。しかしながら、予約運転を行う場合、まず電
源スイッチを入れて本体の時計を確認してから予約ボタ
ン(スイッチ)を操作してから設定ボタン(スイッチ)
でモードを設定する運転となっていた。
【0006】それ故、モード設定(前記の自動1回、2
回、炊飯準備、洗米)にはそれぞれ時間差(洗米<炊飯
準備<自動で時間差がある)があって、予約準備すると
き、モード設定するには、時間的余裕がない(予約でき
ない)ことがあり、このようなときには、予約を解消し
て別の予約時刻を設定しなおすという操作の煩しさがあ
った。
【0007】そこで本発明では、即時スタート運転、予
約運転を行う場合であっても、まず、炊飯モード(炊飯
コース)を設定してからでないと運転できないようにし
て操作の煩しさ(設定途中で元に戻る操作)を解消する
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、炊飯モード
(炊飯コース)を設定する設定ボタン(設定スイッチ)
と、予約時刻を設定する予約ボタン(予約スイッチ)
と、炊飯開始を設定するスタートボタン(スタートスイ
ッチ)と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッ
チ)を操作することで制御部をマイコン処理して運転す
る業務用炊飯機において、前述の目的を達成するため
に、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本発明に係る運転方法は、設定
ボタン(設定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯コー
ス)を設定してからでないと予約ボタン(予約スイッ
チ)又はスタートボタン(スタートスイッチ)が操作で
きないようにしていることを特徴とするものであり、こ
のような構成を採用したことによって、予約運転又は即
時スタート運転の前に必ずコース(自動、炊飯準備、洗
米)の設定内容を表示(確認)することから誤ったコー
ス設定による予約運転又はスタート運転をすることがな
いし、自動炊き上り、炊飯準備完了、洗米完了の時刻
(日時)を予約できるのである。
【0010】また、本発明に係る運転方法は、予約ボタ
ンを操作して予約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯
モード(炊飯コース)の作業時間を加算して予約時刻ま
での時間が短い時には予約不能のメッセージを行うこと
により、予約時刻を確実に判断できるのである。ここ
で、メッセージとは、「予約時間に余裕がありません」
という文字表示を初め、音、光による報告(警報)をい
い、これらを併せて行うものであっても良い。
【0011】また、予約の設定が終了するとスタートボ
タン(スイッチ)を操作することで「予約完了」を表示
すること(文字表示、音、光による表示)ことが望まし
い。更に本発明に係る業務用炊飯機は、設定ボタン(設
定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)又はスタ
ートボタン(スタートスイッチ)が操作できない電気的
インターロック手段を制御部に備えていることによって
前述の運転が確実にできるのであり、電気的インターロ
ック手段を組込んだとしても部品コストは差程高くな
く、性能向上に寄与するのである。
【0012】ここで電気的インターロック手段は電気
(電子を含む)回路であって制御部(制御回路)に簡単
に組み込み可能であり、また、設定ボタン(スイッチ)
をまず操作したときは該インターロックは機能しないこ
とはいうまでもない。また、以上において設定ボタン
(スイッチ)とはコース設定ボタン(スイッチ)とコー
ス選択ボタン(スイッチ)を意味するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明すると、炊飯機1の全体を側面視で
示している図1および正面視(前面視)で示している図
2において、該炊飯機1は本体フレーム2を有し、該フ
レーム2の下部に輪、具体的にはキャスタ3が設けら
れていて移動自在であり、所定位置に据付けたときは、
車輪をロック可能としている。
【0014】本体フレーム2の上部に貯米部4、貯米部
4の下方に洗米部5、洗米部5の下方に炊飯部6が縦方
向に並べて備えられている。貯米部4は、漏斗形の貯米
タンク7を備え、該タンク7の下部には計量ドラム8が
備えられ、該ドラム8はモータ9によって横軸廻りに回
転駆動されてその回転数によって炊飯量を計量可能であ
る。
【0015】貯米タンク7はその上部に開閉自在な蓋1
0を有し、この蓋10を開いて米が補給可能であり、該
タンクの内部には米の量を検出するセンサーが設けられ
ているとともに、モータ9にはその回転量(数)を検出
する量センサーが設けられている。貯米部4は本体フ
レーム2の上部で略箱形に構成されていてその前面(正
面)には開閉自在な表示パネル11が備えられていて、
この表示パネル11の前面に図3〜図8に示す平面ディ
スプレイによる画面部12と操作部13とを有する制御
部14が備えられており、この制御部14についての詳
細は後述する。
【0016】洗米部5は計量ドラム8から供給された計
量米を受け入れて洗う漏斗形の洗米タンク15を備え、
該タンク15の下部には排米口を有し、該排米口は上下
動することで開閉自在な円錐形で示している排米弁16
を備えている。排米弁16は、洗米タンク15の中心
(軸心)上に配した弁棒17の下部に備えられていて、
該弁棒17をその上部に備えたモータ、カム等からなる
弁駆動体(図示せず)によって上下動することで排米弁
16によって排米口を開閉自在である。
【0017】弁棒17には中空軸が套嵌されていて、こ
の中空軸に攪拌棒18を備えており、モータ、ベベルギ
ヤ等の攪拌駆動体(図示せず)によって中空軸をその軸
心廻りに回転駆動することで攪拌棒18によって洗米タ
ンク15内で計量米を洗米可能としている。洗米部5に
はタンク15の上部に給水ノズル19を備え、このノズ
ル19は電磁弁20を有する配管系21を介して水道蛇
口等の圧力水源に接続されていて、洗米に必要な水量の
調整、炊飯に必要な水加減等が調整可能である。
【0018】更に、洗米タンク15の下部には排水ジャ
ケット22を備え、このジャケット22には開閉自在な
排水弁を内蔵した排水ボックス23を有する排水装置に
接続されていて、洗米後の汚水等は機外に放出可能であ
る。炊飯部6は本体フレーム2の下部において前後に引
出し自在とされた架台24上に載置されていて、ガス、
電気等のコンロ部25と、外釜26およびこの外釜26
に挿脱自在な内釜27を備え、この内釜27に洗米部5
によって洗米されかつザル上げされた米を水加減して受
入れ可能である。
【0019】内釜27はフタ28によって炊飯中は圧力
下に保持可能であり、この実施例ではフタ28を炊飯機
1に残して炊飯部6を取出し可能としており、このため
フタ28には駆動モータ29によって開閉自在なシャッ
タ装置30を有し、このシャッタ装置30を有するフタ
28は開閉レバー31の上下動でリンク32を介して上
下動可能であり、これらは、従来例と同様であり、コン
ロ部25は手動着火と自動着火が選択可能とされてい
る。
【0020】図3〜図8を参照すると画面部12と操作
部13とを有する制御部14の詳細が例示してあり、画
面部12には、図3に示した自動炊飯を設定する設定表
示部33と、図4〜図6に示した自動炊飯の流れを表示
する工程表示部34および図7および図8に示した予約
表示部35と図9および図10に示したメンテナンス表
示部35Aに全面切換可能である。
【0021】操作部13は予約ボタン(スイッチ)3
6、設定ボタン(スイッチ)37、取消ボタン(スイッ
チ)38、スタートボタン(スイッチ)39を画面部1
2の下方位置で横並べして配置しているとともに、選択
ボタン(スイッチ)40およびメンテナンスボタン(ス
イッチ)41を画面部12の右側方位置(左側方位置で
も可)に配置し、ここに、操作部13を操作中に、画面
部12がオペレータ(作業者)の腕,手等によって目隠
しされるのを防止しているのであり、また、操作部13
には、図2で示しているメインスイッチ42を含むもの
である。
【0022】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するようになっており、前記設定ボタン(設定ス
イッチ)37の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)36又は
スタートボタン(スタートスイッチ)39が操作できな
い電気的インターロック手段(図示せず)を制御部14
に備えている。
【0023】画面部12は図では横長長方形であって、
設定表示部33は、その上段左欄に「コースの設定」等
の文字表示部33A,上段右欄に「運転中か否か」の文
字表示部33Bを備え、中段左欄には上から下にかけて
「炊飯量」、「水加減」、「洗い方」、「モード」、
「ザル上」、「むらし」の各文字表示部33Cを備え、
これに対応して中段右欄に「炊飯量(図では 4.5升と
1.8Lのリットル表示」、「水加減量の多少」、洗い方
は「軽く、普通、念入」、モードは「自動1回、自動2
回、準備、洗米」、ザル上げむらしはそれぞれ時間表示
等の文字表示部33Dとされており、下段には次の作業
の指示(メッセージ)表示部(図では、「設定後、スタ
ートまたは予約を押す」を指示している)33Eがそれ
ぞれ区画されており、これら表示部はいずれも平面ディ
スプレイ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズ
マディスプレイパネル(PDP)等とされている。
【0024】選択ボタン40はその中心に選択主ボタン
40A、その上下に上下切換選択ボタン40B,40
C、その左右に、左右増減切換選択ボタン40D,40
Fを有している。すなわち、操作部13における設定ボ
タン37をオンにすると、画面部12は設定表示部33
になり、この設定表示部33において選択ボタン40を
オンにすることによってコースの設定が選択される。
【0025】炊飯量を設定するには選択ボタン40のオ
ンによってまず「炊飯量」が表示されるので、その炊飯
量を増減するときは左右増減選択ボタン40D,40E
を操作することで希望(設定)した炊飯量が表示部33
Dの上段に文字表示され、次に、切換選択ボタン40C
をオンすれば表示部33Cは「水加減」を表示し、つい
で左右増減切換ボタン40D,40Eを操作することで
水加減量が設定され、以下、同じ要領で「洗い方」、
「モード」、「ザル上」「むらし」とボタン40Cを操
作して切換えるとともにボタン40D,40Eをその都
度操作することで炊飯が希望通りに設定され、最後にメ
ッセージが表示部33Eに文字表示されるのである。
【0026】なお、設定を途中で変更するときは、ボタ
ン40Bを操作し、表示部33Cを順次切換えて例えば
「洗い方」を選択し、「軽く」から「念入」にボタン4
0Eに変更して下段へと進むのであり、この表示におい
て文字部分を枠囲いして表示しても反転表示しても良
く、いずれにしても設定コースの各部を個々に表示する
のである。
【0027】表示部33Eでメッセージが表示される
と、スタートボタン39または予約ボタン36をオンす
ることによって、画面部12は図2〜図6に示す工程表
示部34又は図7及び図8で示す予約表示部35に全面
切換可能であるとともにメンテナンスボタン41を操作
するとメンテナンス表示部35Aに全面切換可能であ
る。
【0028】図4に示した工程表示部34は、自動2回
で4升を設定したものであり、図5に示した工程表示部
34Bは手動着火を設定したものであり、図6に示した
工程表示部34Cは洗米準備を設定したものであり、い
ずれの表示部においても画面上段には設定表示欄34
C、画面中段左欄には工程の流れ表示欄34Dと炊飯機
の全体形状を描いた図形表示部34Eと画面下段にはメ
ッセージ表示部34Fを有し、図形表示部34Eにはそ
れぞれの工程中をランプ表示する表示部34Gを有し、
このランプ表示部34Gは工程の流れを白黒反転で表示
(工程中は黒色で、工程外は白色で表示)し、これに対
応して表示欄34Dの工程文字を白黒反転表示又は枠囲
い表示(文字の周りを囲む表示)し、工程の異常は例え
ば点滅表示等させるのである。
【0029】例えば、図4では工程の流れのひとつであ
る「洗米」の文字を枠囲いするとともに洗米相当部を黒
色表示しているのであり、図5では「炊飯」の文字を枠
囲いするとともに炊飯相当部を黒色表示しているのであ
り、図6では「準備完了」の文字を枠囲いするとともに
完了相当部を黒色表示しているのである。すなわち、設
定ボタン37をオンにして設定表示部33を画面部12
に液晶等で現出させ、選択スイッチ40を操作して炊飯
工程を炊飯量等から順次設定し、スタートボタン39を
操作すると図4では図示の通り自動2回で4升の計量か
ら炊上りまでの工程を示した工程表示部34に全面切換
えられ、設定表示部33で手動着火を設定したときは図
5に示す工程表示部34Aが、設定表示部33で洗米準
備を設定したときは図6に示す工程表示部34Bがそれ
ぞれ全面切換で液晶等にて表示されるのである。
【0030】設定ボタン37を操作してから予約ボタン
36を操作すると、画面部12は図7に示す設定表示部
35と全面切換えられ、この状態で選択ボタン40を操
作することで図7に例示した文字が液晶等で表示され、
図では明日の12時30分に予約したものを例示してい
る。このとき、予約時間に余裕がないときにスタートボ
タン39を操作すると、時分表示部に最短時間を表示す
るとともにメッセージ表示部(図7の下段)に「時間に
余裕がありません」の文字によるメッセージを表示する
とともに音、光による警報を行うのであり、予約時間に
余裕があるとき(予約可能なとき)にスタートボタン3
9を操作すると図8に示す予約設定表示部を図示の如く
文字表示するのであり、このとき、取消ボタン38を操
作すると予約設定画面(図7の画面)に戻り、例えば1
0秒間表示し、この間に選択ボタン40によって再度予
約を設定できるのである。
【0031】また、メンテナンスボタン41を操作する
と画面部12は図9に示すメンテナンス表示部35Aに
処理する部分を表示(図では残米処理を文字囲いしてい
る)し、処理終了又は10秒間表示して表示を消すとと
もに図10で示すように現在時刻設定表示部35Aに全
面切換えられ、時刻は選択ボタン40で設定され、スタ
ートボタン39を操作するとその時刻は確定されるので
ある。
【0032】すなわち、本発明に係る表示装置を有する
炊飯機の運転方法は、まず最初に設定ボタン37を操作
してコースの設定を行い、つまり、ボタン37を押して
設定表示部33を画面部12に現出して選択ボタン40
によってコースを設定してから予約ボタン36を操作し
て図7の表示画面部35を現出して選択ボタン39で予
約時間等を選択して図8に示す画面部35を現出してか
ら、スタートボタン39を操作して予約完了するととも
に工程表示部34に全面切換えて運転するのであり、こ
れによれば、作業完了(炊上り(自動炊飯)、準備完了
(洗米準備)、洗米完了(洗米)のモード選択で時間に
差がある)の時間を予約できるし、また、予約前にコー
スの設定内容を表示することとなって誤ったコース設定
による予約をすることもないのである。
【0033】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するもので設定ボタン(設定スイッチ)37の操
作で炊飯モード(炊飯コース)を設定してからでないと
予約ボタン(予約スイッチ)36が操作できないように
しているのであり、また、予約ボタン36を操作して予
約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯モード(炊飯コ
ース)の作業時間を加算して予約時刻までの時間が短い
時には予約不能のメッセージを行うのである。
【0034】ここで、メッセージは文字表示でも音、光
での警告でもよい。図11を図12を参照してスタート
から終了までのフロー(工程)を説明すると、まずオペ
レータがメインスイッチ42を入れると制御部14のマ
イコン装置がスイッチオンされて以下のフローで制御さ
れる。まず本発明では設定ボタン37をオンすると画面
部12には図3に示した表示部33が現出され、選択ス
イッチ40の操作でまずコースの設定を行う。
【0035】予約をするときは予約ボタン36を押して
予約時刻をセットし、予約しないときは、スタートボタ
ン39を押す(現在時刻セット等はメンテナンススイッ
チ41等で別途行う)。スタートボタン39を押すと画
面部12は図4〜図6の工程表示部34,34B,34
Cに全面的に切換えられ、選択スイッチ40で設定した
コースが表示され、予約ボタン36を押しているときは
予約工程に入り、所定の設定時刻になると計量工程に進
み、予約ボタン36を操作していないときは直ちに計量
工程に進み、設定通りの計量を行う。
【0036】計量工程では、選定された炊飯量にしたが
って、所定量の米が、貯米タンク7から計量部8を介し
て洗米タンク15に排出される。計量部8に於いては、
排出した米の量を記憶し、積算し、メンテナンススイッ
チ41による別途の工程で炊飯量表示部にそのトータル
炊飯量(1日または1週間等の所定期間のトータル量)
を表示可能としている。
【0037】計量工程が終わると、洗米、研米、オーバ
ーフロー工程に進む。洗米工程は、シャワー供給管21
から所定量の水を散水しつつ、攪拌手段18により洗米
タンク15内の米をかき混ぜ、洗う工程である。このと
き排水装置23の開閉弁は開かれており排水されてい
る。研米工程は、給水を止めて攪拌手段18を回転させ
る工程である。
【0038】オーバーフロー工程は、排水装置23の開
閉弁を閉じ、シャワー供給管21から洗米タンク15に
給水しつつ、攪拌手段18で米をかき混ぜ、オーバーフ
ロー排水管23Aから排水を行い、最後に排水装置23
の開閉弁を開いて洗米タンク15内の水を全部排水する
工程である。前記洗米工程と研米工程は複数回行われ、
オーバーフロー工程は最後に1回行われる。これらの工
程は、洗い方の選定によって左右され、所定の時間が経
過したかまたは所定の水量が供給されたかで制御され
る。
【0039】上記工程が終了すると、洗米モードか否か
が判断される。即ち、選択ボタン40によって「洗米」
が選択されていない場合は、ざる上げ工程に進む。ざる
上げ工程は、洗米タンク15内に於いて、水を切った状
態で米を所定時間保持する工程である。保持する時間は
タイマーセットボタンによってセットされた時間であ
る。ざる上げ待機中残り時間が表示部に表示される。
【0040】設定表示部33で選択ボタン40によって
「炊飯準備」を選定している場合、このざる上げ工程で
一旦処理が中段され、図6で示すように空(から)の内
釜と交換して下さいのメッセージを出し、次のシャッタ
ー開工程に進まない。「炊飯自動」モードが選択されて
いる場合は、次のシャッター開工程に自動的に進む。
【0041】前記モードが「洗米」の場合、前記ざる上
げ工程を飛ばして、シャッター開工程に進む。シャッタ
ー開工程は、シャッター30を開いて蓋28の開口部を
開放する工程である。シャッター30が開くと、次の水
加減工程に進む。
【0042】水加減工程は、選択ボタン40で選定した
制御された水の量がシャワー供給管21から洗米タンク
15に給水される工程である。次に、弁開工程に進む。
この工程は排米部の排米弁16を開き、洗米タンク15
内の米と水を、炊飯部6の内釜27に排出する工程であ
る。そして次の弁閉工程により、排米弁16が閉めら
れ、次のシャッター閉工程によってシャッター30が蓋
28の開口部を密閉する。
【0043】洗米モードが選択されている場合は、以上
の工程で終了となる。洗米モードでない場合、即ち炊飯
自動モードの場合は、洗米完了工程に進む。この工程
は、案内ブザー等を鳴らしてオペレータに洗米完了を知
らせる工程である。そして、次に浸し工程に進む。この
工程は、所定時間経過後に案内ブザー等を鳴らしてオペ
レータに知らせる工程である。
【0044】自動炊飯を設定しているときは自動着火の
信号で炊飯開始し、炊飯工程、むらし工程、炊上りとな
り終了し、表示部34には「ご飯を取り出して下さい」
のメッセージを表示する。一方、手動着火を設定してい
るときは、図5の表示部34Aとなっていて手動着火の
メッセージ(図5では「炊飯機に点火して下さい」のメ
ッセージ)を出し、点火すると、その後は、炊飯工程、
蒸らし工程、炊上り工程と進み、全工程を終了する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、即時スタート運転又は
予約運転を行う場合であっても、まず、炊飯モード(炊
飯コース)を設定してからでないと運転できないように
しているので操作の煩わしさもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯機の全体を示す側面図である。
【図2】炊飯機の全体を示す正面図である。
【図3】設定表示部と操作部とを示す前面図である。
【図4】自動炊飯を設定した工程表示部と操作部を示す
前面図である。
【図5】手動着火の工程表示部の前面図である。
【図6】洗米準備の工程表示部の前面図である。
【図7】予約設定表示部の前面図である。
【図8】予約工程表示部の前面図である。
【図9】メンテナンス設定表示部の前面図である。
【図10】メンテナンスを設定した工程の前面図であ
る。
【図11】フロー前半部を示す図である。
【図12】フロー後半部を示す図である。
【符号の説明】 1 炊飯機 12 画面部 13 操作部 14 画面部 33 設定表示部 34 工程表示部 36 予約ボタン(スイッチ) 37 設定ボタン(スイッチ) 39 スタートボタン(スイッチ) 40 選択ボタン(スイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯モード(炊飯コース)を設定する設
    定ボタン(設定スイッチ)と、予約時刻を設定する予約
    ボタン(予約スイッチ)と、炊飯開始を設定するスター
    トボタン(スタートスイッチ)と、を表示パネルに備
    え、前記各ボタン(スイッチ)を操作することで制御部
    をマイコン処理して運転する業務用炊飯機において、 設定ボタン(設定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯
    コース)を設定してからでないと予約ボタン(予約スイ
    ッチ)が操作できないようにしていることを特徴とする
    業務用炊飯機の運転方法。
  2. 【請求項2】 予約ボタンを操作して予約時刻を設定す
    るとき、現在時刻に炊飯モード(炊飯コース)の作業時
    間を加算して予約時刻までの時間が短い時には予約不能
    のメッセージを行うことを特徴とする請求項1記載の業
    務用炊飯機の運転方法。
  3. 【請求項3】 炊飯モード(炊飯コース)を設定する設
    定ボタン(設定スイッチ)と、予約時刻を設定する予約
    ボタン(設定スイッチ)と、炊飯開始を設定するスター
    トボタン(スタートスイッチ)と、を表示パネルに備
    え、前記各ボタン(スイッチ)を操作することで制御部
    をマイコン処理して運転する業務用炊飯機において、 設定ボタン(設定スイッチ)の操作で炊飯モード(炊飯
    コース)を設定してからでないと予約ボタン(予約スイ
    ッチ)が操作できない電気的インターロック手段を制御
    部に備えていることを特徴とする業務用炊飯機。
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