JPH10201818A - プラスチックフィルム製複室容器 - Google Patents
プラスチックフィルム製複室容器Info
- Publication number
- JPH10201818A JPH10201818A JP9007182A JP718297A JPH10201818A JP H10201818 A JPH10201818 A JP H10201818A JP 9007182 A JP9007182 A JP 9007182A JP 718297 A JP718297 A JP 718297A JP H10201818 A JPH10201818 A JP H10201818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- oxygen
- plastic film
- layer
- gas barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
亘って防止可能な長期保存効果を奏する複室容器を提供
する。 【解決手段】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器の少なくとも
一室に酸素により変質しやすい粉末剤を収納し、該室を
ガスバリア性外装フィルムにより密着包装し、該外装フ
ィルムの少なくとも1部をガスバリア層の内側に酸素吸
収性樹脂層を有するプラスチックフィルム積層材から構
成することを特徴とするプラスチックフィルム製複室容
器。
Description
物質等の酸素によって変質しやすい粉末剤を、酸化分解
を起させずに長期間安定に保存可能とする、ガスバリア
性外装フィルムに外装されてなるプラスチックフィルム
製複室容器に関する。
粉末剤は、酸素の影響を除くためにガラス製容器に収容
するのが一般的であったが、本願人らは、先にかかる抗
生物質等を可撓性プラスチックフィルム容器(バッグ)
に収容し、更に酸素の悪影響を回避するために、該容器
本体をガスバリア性外装容器で外装(包装)し且つ上記
本体容器と外装容器との空間部に脱酸素剤を収容させて
流通させる手段(複室容器)を提供した(特開平4−3
64850号公報)。
段の採用では、製品の製造に、脱酸素剤収納工程が必須
となり、そのための製品コストを上昇させる余分の繁雑
な操作が必要となり、また該脱酸素剤の収納もれ等の起
こる危険が懸念されたり、脱酸素剤の保存条件によって
は、酸素吸収能にバラツキが生じる虞があり、更なる改
善が要望された。
代わって、それに見られる弊害を解消し得、しかも充分
な長期保存効果、殊に抗生物質等の粉末剤の酸化分解を
長期に亘って防止可能な新しい複室容器を提供する点に
ある。
下記特定の複室容器により達成されることを見出し、こ
こに本発明を完成するに至った。
用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室に区画された
プラスチックフィルム製容器の少なくとも一室に酸素に
より変質しやすい粉末剤を収納し、該室をガスバリア性
外装フィルムにより密着包装し、該外装フィルムの少な
くとも一部をガスバリア層の内側に酸素吸収性樹脂層を
有するプラスチックフィルム積層材から構成することを
特徴とするプラスチックフィルム製複室容器、及び用時
連通可能な隔壁機構を有する複数の室に区画されたプラ
スチックフィルム製容器の少なくとも一室に酸素により
変質しやすい粉末剤を収納し、少なくとも該室を酸素吸
収性樹脂層を有するプラスチックフィルム積層材で構成
し且つ該室をガスバリア性外装フィルムにより密着包装
したことを特徴とするプラスチックフィルム製複室容器
が提供される。
機構を有する2室に区画された、吊り具部分を有するプ
ラスチックフィルム製バッグの吊り具部分に隣接する一
室に酸素により変質しやすい粉末剤を収納し、該室及び
吊り具部分をガスバリア性外装フィルムにより被覆し、
該室及び吊り具部分をガスバリア性外装フィルムにより
被覆し、該室又は吊り具部分に対するガスバリア性外装
フィルムの内側に酸素吸収性樹脂層を形成させることを
特徴とするプラスチックフィルム製複室バッグ、及び用
時連通可能な隔壁機構を有する2室に区画された、吊り
具部分を有するプラスチックフィルム製バッグの吊り具
部分に隣接する一室に酸素により変質しやすい粉末剤を
収納し、該吊り具部分を酸素吸収性樹脂層を有するプラ
スチックフィルム積層材から構成し且つ酸素により変質
しやすい粉末剤を収納した室と吊り具部分をガスバリア
性外装フィルムにより密着包装したことを特徴とするプ
ラスチックフィルム製複室バッグが提供される。
使用されるまで、酸素による粉末剤の劣化を防止し、確
実にその安定性を保証し得るものである。また、製造
時、輸送時、保管時、廃棄時に極めて利便性を有するも
のである。
チックフィルムで構成されているのがよく、特にポリオ
レフィン製可撓性バッグ形態であるのが好ましい。該容
器の複室間を用時連通可能とする隔壁機構としては、特
に限定されるものではなく、公知の各種の機構をいずれ
も採用することができる。その具体例としては、例えば
イージーピールオープン性を有するシール(特開平2−
4671号公報、実開平5−5138号公報等参照)
や、仕切り部に溶着された中空の栓(特公昭63−20
550号公報等参照)や、外側から挟み込んだクリップ
(特開昭63−309263号公報等参照)を隔離手段
とするものを例示できる。之等はいずれも使用時に外部
からの操作により該隔離手段を破壊乃至開口して複室を
連通させることができ、これによって内容物を外気にさ
らすことなく容易に混合できるものであり好ましい。
よって変質しやすい成分を含むものが少なくとも一室に
収容されているものであれば特に制限はなく、該酸素に
よって変質しやすい成分を含むものの例としては、例え
ば抗生物質等の抗生剤、抗癌剤、ステロイド剤、血栓溶
解剤、ビタミン剤等を挙げることができる。
ては、酸素によって変質しやすい粉末剤が収納されてい
る特定の室の全体を完全に覆うようにして、表裏の両側
にそれぞれガスバリア性外装フィルムを重ね合わせた状
態で、その周縁部が容器本体と接着されてなり、該ガス
バリア性外装フィルムの少なくとも1枚がガスバリア層
の内側に酸素吸収性樹脂層を有するプラスチックフィル
ム積層材から構成されるものを挙げることができる。
しては、例えば、(1)外装フィルムがその最内層に酸
素透過性シーラント層を有するもの、(2)外装フィル
ムを構成するプラスチックフィルム積層材がその最外層
に保護層を有するもの、(3)外装フィルムを構成する
プラスチックフィルム積層材がその最外層にガスバリア
性プラスチックフィルム層を有し、該層がシリカ蒸着ポ
リエチレンテレフタレート樹脂層をシリカ蒸着面を内側
にして配置されたもの、(4)保護層がポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレン又はポリアミド層であ
り、ガスバリア層がポリビニルアルコール、エチレン・
ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン又はア
ルミニウム層であるもの、(5)酸素吸収性樹脂内層が
鉄、鉄化合物又は亜硫酸塩を混合されたポリオレフィン
樹脂層であるもの、等を例示できる。
形態としては、該容器が用時連通可能な隔壁機構を有す
る2室に区画された、吊り具部分を有するプラスチック
フィルム製バッグであり、吊り具部分に隣接する室に酸
素により変質しやすい粉末剤を収納し、該室及び吊り具
部分をガスバリア性外装フィルムにより密着被覆し、該
吊り具部分のガスバリア層の内側に酸素吸収性樹脂層を
形成させたものを例示できる。
き詳述すれば、本発明複室容器本体は、下記素材を利用
して製造できる。
プラスチックフィルム素材から構成できる。該素材の具
体例としては、例えばポリプロピレン、直鎖状低密度ポ
リエチレン、エチレン・α−オレフィン系エラストマ
ー、電子線架橋されたエチレン・酢酸ビニル共重合体等
及び之等の混合樹脂等を例示できる。また之等は多層と
して用いることもできる。本発明複室容器の隔壁機構が
イージーピールオープン性を有するシールである場合
は、直接シールに関与する樹脂が少なくとも2種のポリ
オレフィン系樹脂からなる樹脂混合物であるのが好まし
い。上記容器本体の酸素透過率は、通常1000ml/
m2 ・24hr・25μ・atm以上であるのが適当で
ある。上記容器本体は、前述したように可撓性バッグ形
態に成形されるのが好ましく、その製造は、一般的方
法、例えばインフレーションフィルムにより製造する方
法、Tダイフィルムにより製造する方法、ブロー成形法
等により行なうことができる。
段としては、イージーピールオープン性を有するシール
を施しておき、使用時に外部からの操作でシール部を剥
離させ連通させる方法、仕切り部に中空の栓を溶着して
おき使用時に外側から栓を折ることによって連通させる
方法、隔壁部を一部開通させておき外側からこの開通部
分をクリップで挾み込んで隔離しておき使用時にこのク
リップを撤去することにより連通させる方法等が好適に
用いられる。
構成する外装フィルムは、ガスバリア性であることを必
須とする。該ガスバリア性外装フィルムの素材は、後記
するガスバリア層と同様であり、これは多層とすること
もできる。その酸素透過率は、通常10ml/m2 ・2
4hr・25μ・atm以下、好ましくは1ml/m2
・24hr・25μ・atm以下とされるのがよい。
される、ガスバリア層の内側に酸素吸収性樹脂層を有す
るプラスチックフィルム積層材及び吊り具部分又は酸素
により変質しやすい粉末剤を収納した室を構成する酸素
吸収性樹脂層を有するプラスチックフィルム積層材とし
ては、以下のものを利用できる。
収性物質を分散させた合成樹脂層とするのが適当であ
る。該層に利用される酸素吸収性物質としては、例えば
鉄、亜鉛、酸化第一鉄、塩化ナトリウム−鉄等の金属系
のものや、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等
の亜硫酸塩、ピロガロール、アスコルビン酸等の有機系
のもの等の各種公知の酸素吸収物質でよく、之等の内で
は特に鉄や亜硫酸ナトリウムは、安全性や安定性が保証
されており好ましい。また上記亜硫酸ナトリウムは、そ
の利用によって積層材の透明性を維持させることができ
る利点がある。
分散量は、使用する酸素吸収性物質の種類やその酸素吸
収能に応じて最適量を適宜決定できるが、通常酸素吸収
性樹脂層中に1〜90重量%程度の酸素吸収性物質が混
入される量とすることでき、上記最適量はこの範囲から
選ぶことができる。
利用して成形される積層材の層構成、各層の厚さ、その
外装フィルムとしての利用の態様、該積層材にて外装さ
れる容器自体、該容器本体と外装フィルムとの間の空間
部容積、該容器本体に収容される粉末剤の種類等に応じ
て適宜決定できる。
して成形される積層材全体の約20〜90%程度とされ
るのが好ましい。
成樹脂としては、酸素透過性の樹脂を用いるのがよく、
特にポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー、無
水マレイン酸変性ポリエチレン等のポリオレフィンは、
可撓性、成形性、他の層を構成する樹脂との親和性等の
面で有利である。
し、そこに上記酸素吸収性物質を混合することにより製
造できる。
置されるガスバリア層は、一般に酸素透過率が10ml
/m2 ・24hr・25μ・atm以下、好ましくは1
ml/m2 ・24hr・25μ・atm以下であるのが
よく、これはより具体的には、ポリビニルアルコール、
エチレン−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等
のフィルム及び之等のフィルムにシリカを蒸着したも
の、アルミニウムフィルム、アルミラミネートフィルム
等を素材とすることができ、更に之等各フィルムを積層
したものであってもよい。特に、該ガスバリア層を積層
材の最外層に配置する場合は、上記シリカ蒸着フィルム
をそのシリカ蒸着面を内側にして配置するのが好まし
い。
の酸素透過性の程度に応じて適宜決定でき、特に限定さ
れるものではないが、一般には、形成される積層材の全
体の3〜30%程度の範囲とするのが好ましい。
ことができる。該方法としては、例えばドライラミネー
ト法、ホットメルトラミネート法、エキストルージョン
ラミネート法、コーティング法(溶液型又はエマルジョ
ン型)、共押出インフレーション法、共押出Tダイ法、
ホットプレス法等の各種方法を例示できる。之等各方法
は、隣接する各層の接着性により適宜選択してその単一
法を採用しても、また2種以上の方法を組合せて採用す
ることができる。更に、ホットプレス法を採用する場合
は、積層材各層の接着性を高めるために、各層間に別の
樹脂層、例えばポリエチレン等の接着性樹脂層を介在さ
せることもできる。
記酸素吸収性樹脂層とそれより外側に配置されたガスバ
リア層との2層とし、更に之等に最内層としてのシーラ
ント層を設けることもできる。該シーラント層を構成す
る樹脂としては、熱溶着が容易で酸素透過性を兼ね備え
る例えばポリエチレン(中、低密度)やポリプロピレン
が好適である。
ル、エチレン−ビニルアルコール共重合体等の吸湿性樹
脂やアルミニウムを用いる場合は、最外層に之等ガスバ
リア層の保護層を設けるのが好ましい。該保護層を構成
する樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリアミド等を例示することがで
き、之等は未延伸フィルム、二軸延伸フィルムのいずれ
でもよい。
該層の厚さは、之等を適宜選択することにより、得られ
る積層材を利用した外装フィルムの可撓性乃至剛性を適
当なものに変更することができる。
方法としては、例えば下記のような方法を例示すること
ができる。
には該吊り具部分と該室)の表裏の両側にそれぞれガス
バリア層が外側になるようにして、2枚のガスバリア性
外装フィルムと容器本体とを重ね合わせ、該外装フィル
ムの周縁部を容器本体とヒートシールすることにより、
複室容器の特定室を外装する方法が挙げられる。
ィルムは、同材質であってもよく異材質であってもよ
い。容器本体と外装フィルムは密着させるのが好ましい
が、間に空間部が存在していてもよく、該空間部を窒素
等の不活性ガスで置換してもよい。
場合には、吊り具部分にのみ又は吊り具部分と該室を酸
素吸収性樹脂層で形成し、その外側にガスバリア層を有
する外装フィルムを重ね合わせて周縁部をヒートシール
することも可能である。尚、この場合、酸素吸収性樹脂
層は、特に合成樹脂層である必要はなく、酸素吸収性物
質を適当な袋状物に収容したシート状形態等であること
ができ、かかるシートを用いる場合、その固定のために
特定室と吊り具部分との間を点状にヒートシールするの
が好ましい。
し、他方の室には液剤、例えば5%ブドウ糖液、生理食
塩水、注射用蒸留水等を収容する場合、その製造は、例
えば以下の如くして実施できる。即ち、前記方法に従い
製造した複室容器の一室に液剤を充填し、118℃、4
0分の条件で高圧上記滅菌を行なう。このとき、粉末剤
を収容する室は密封状態としておく。上記滅菌終了後、
粉末剤を収容する室を開封し、無菌条件下に粉末剤を充
填して密封する。かくして、所望の本発明複室容器製品
を得ることができる。
発明の複室容器の製造例を実施例として挙げ、次いでそ
の効果を示す試験例を挙げる。
ルムの製造 平均粒子径15μの還元鉄粉末10g、平均粒子径8μ
の塩化ナトリウム粉末0.5g及び溶融直鎖状低密度ポ
リエチレン(LLDPE;密度0.910、三井石油化
学社製)50gを、ラボプラストミル(東洋精機社製)
により窒素ガス雰囲気中で混和し、プレス成形機により
厚さ50μのフィルムを成形した。
0.920、三井石油化学社製、30μ)とのホットプ
レス積層フィルムとアルミフィルム(7μ、酸素透過率
=0.05ml/m2 ・24hr・25μ・atm)及
びポリエチレンテレフタレートフィルム(12μ)と
を、この順序でポリウレタン系接着剤により接着して、
図1に示す層構造の厚さ約110μの積層フィルムを得
た。
フタレートの保護層、(2)はアルミのガスバリア層、
(3)は酸素吸収性樹脂層及び(4)はLLDPEのシ
ーラント層である。
ールで構成される2室からなるポリエチレン製バッグ
(大塚製薬工場社製、酸素透過率=8000ml/m2
・24hr・25μ・atm)の上室(吊り具部分を含
む)の片面を完全に覆うようにして、上記(1)で得ら
れた外装フィルムをLLDPE層を内側にして容器本体
と密着するように重ね合わせ、外装フィルムの周縁部を
容器本体とヒートシールにより融着させた。
して、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレート(12
μ、尾池工業社製)/ポリエチレンテレフタレート(1
2μ)/LLDPE(40μ)で構成されるガスバリア
性フィルムをLLDPE層を内側にして容器本体と密着
するように重ね合わせ、同様にして容器本体とヒートシ
ールにより融着して、特定の室が外装された複室容器を
得た。
器の製造 上記(2)で得た複室バッグの下室に5%ブドウ糖液1
00ccを充填し、該バッグを密封後、118℃、40
分間加熱滅菌を行なった。
室(外装された室)を開封後、ここにセファゾリン2g
力価となるようにセファゾリンナトリウムを充填し、密
封して、図2(正面図)及び図3(断面図)に示す本発
明最終製品を得た。
(6)は外装されていない室を、(7)は容器本体を、
(8)は酸素吸収性樹脂層を有する外装フィルムを、
(9)は粉末剤(抗生剤)を、(10)は液剤(5%ブ
ドウ糖)を、(11)は吊り具部分を、それぞれ示す。
留水を収容した複室容器の製造 上記(3)において、下室の輸液剤に代えて、生理食塩
水及び注射用蒸留水のそれぞれを用いて、同様にして1
18℃、40分間加熱滅菌後、一室に抗生剤、他室に生
理食塩水又は注射用蒸留水を充填した本発明最終製品を
得た。
ーピールオープン性を有するシールで構成される2室か
らなるポリエチレン製バッグ(大塚製薬工場社製、酸素
透過率=8000ml/m2・24hr・25μ・at
m)の吊り具部に、実施例1における酸素吸収性樹脂層
をポリウレタン系接着剤により接着し、またガスバリア
性外装フィルムとして実施例1において酸素吸収性樹脂
層を除いたものを使用して、同様にして図4に示す本発
明最終製品を得た。
わりにLLDPEを用いることの他は、実施例1と同様
にして最終製品を得た。
で、118℃、40分間加熱滅菌して、最終製品を得
た。
製品を、40℃、相対湿度75%の条件で保存し、製造
直後、1ケ月後、3ケ月後及び6ケ月後の各粉末剤の色
調を判定した。その結果を表1に示す。
の利用によれば、抗生剤は6ケ月後でも殆ど着色が認め
られず、長期保存安定性に優れているのに対して、比較
例1のものは、経時的に酸化分解を受け、6ケ月保存後
の粉末は肉眼でも着色が認められることが判明した。
用いるガスバリア性外装フィルムの層構成を示す概略断
面図である。
正面図である。
縦断面図である。
ある。
Claims (14)
- 【請求項1】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器の少なくとも
一室に酸素により変質しやすい粉末剤を収納し、該室を
ガスバリア性外装フィルムにより密着包装し、該外装フ
ィルムの少なくとも1部をガスバリア層の内側に酸素吸
収性樹脂層を有するプラスチックフィルム積層材から構
成することを特徴とするプラスチックフィルム製複室容
器。 - 【請求項2】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器の少なくとも
一室に酸素により変質しやすい粉末剤を収納し、少なく
とも該室を酸素吸収性樹脂層を有するプラスチックフィ
ルム積層材で構成し且つ該室をガスバリア性外装フィル
ムにより密着包装したことを特徴とするプラスチックフ
ィルム製複室容器。 - 【請求項3】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器が、ガス透過
性プラスチックフィルムから構成される請求項1又は2
に記載の複室容器。 - 【請求項4】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器が、ポリオレ
フィン製可撓性バッグである請求項1〜3のいずれかに
記載の複室容器。 - 【請求項5】隔壁機構が、イージーピールオープン性を
有するシール、仕切り部に溶着された中空栓又は外側か
ら挟み込んだクリップから選ばれるものである請求項1
〜4のいずれかに記載の複室容器。 - 【請求項6】酸素により変質しやすい粉末剤が抗生物質
を含むものである請求項1〜5のいずれかに記載の複室
容器。 - 【請求項7】用時連通可能な隔壁機構を有する複数の室
に区画されたプラスチックフィルム製容器の少なくとも
一室が、2枚のガスバリア性外装フィルムで密着被覆さ
れ、該ガスバリア性外装フィルムの少なくとも1枚がガ
スバリア層の内側に酸素吸収性樹脂層を有するプラスチ
ックフィルム積層材から構成されるものである請求項1
〜6のいずれかに記載の複室容器。 - 【請求項8】外装フィルムがその最内層に密着外装のた
めの酸素透過性シーラント層を有するものである請求項
1〜7のいずれかに記載の複室容器。 - 【請求項9】外装フィルムがその最外層に保護層を有す
るものである請求項1〜8のいずれかに記載の複室容
器。 - 【請求項10】外装フィルムがその最外層にガスバリア
層を有し、該層が保護層としてのシリカ蒸着ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂層を、シリカ蒸着面を内側にして
配置されたものである請求項1〜8のいずれかに記載の
複室容器。 - 【請求項11】保護層がポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン又はポリアミド層であり、ガスバリア層
がポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール
共重合体、ポリ塩化ビニリデン又はアルミニウム層であ
る請求項9に記載の複室容器。 - 【請求項12】酸素吸収性樹脂内層が鉄、鉄化合物又は
亜硫酸塩を混合されたポリオレフィン樹脂層である請求
項1〜11のいずれかに記載の複室容器。 - 【請求項13】用時連通可能な隔壁機構を有する2室に
区画された、吊り具部分を有するプラスチックフィルム
製バッグの吊り具部分に隣接する一室に酸素により変質
しやすい粉末剤を収納し、該室及び吊り具部分をガスバ
リア性外装フィルムにより被覆し、該室又は吊り具部分
に対するガスバリア性外装フィルムの内側に酸素吸収性
樹脂層を形成させることを特徴とするプラスチックフィ
ルム製複室バッグ。 - 【請求項14】用時連通可能な隔壁機構を有する2室に
区画された、吊り具部分を有するプラスチックフィルム
製バッグの吊り具部分に隣接する一室に酸素により変質
しやすい粉末剤を収納し、該吊り具部分を酸素吸収性樹
脂層を有するプラスチックフィルム積層材から構成し且
つ酸素により変質しやすい粉末剤を収納した室と吊り具
部分をガスバリア性外装フィルムにより密着包装したこ
とを特徴とするプラスチックフィルム製複室バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00718297A JP3700039B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | プラスチックフィルム製複室容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00718297A JP3700039B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | プラスチックフィルム製複室容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10201818A true JPH10201818A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3700039B2 JP3700039B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=11658932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00718297A Expired - Fee Related JP3700039B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | プラスチックフィルム製複室容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3700039B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005040489A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Fuji Seal International Inc | 輸液バッグ及びその包装体 |
| JP2005304911A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Inter Medic Kk | 医療用複室容器及びその製造方法 |
| WO2008102514A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | 複室バッグ |
| JPWO2006118034A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2008-12-18 | 株式会社大塚製薬工場 | 薬液容器収容体およびその製造方法 |
| JP2012218377A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
| JP2012218378A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
| US9901513B2 (en) | 2006-10-27 | 2018-02-27 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Drug solution having reduced dissolved oxygen content, method of producing the same and drug solution containing unit having reduced dissolved oxygen content |
| JP2019127294A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 凸版印刷株式会社 | 複室容器用保護フィルム、複室容器、および、複室容器の製造方法 |
| JPWO2019065135A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2020-09-24 | 富士フイルム株式会社 | バッグ把持用クリップ、容器及び撹拌方法 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP00718297A patent/JP3700039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005040489A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Fuji Seal International Inc | 輸液バッグ及びその包装体 |
| JP2005304911A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Inter Medic Kk | 医療用複室容器及びその製造方法 |
| JPWO2006118034A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2008-12-18 | 株式会社大塚製薬工場 | 薬液容器収容体およびその製造方法 |
| JP2011212505A (ja) * | 2005-04-28 | 2011-10-27 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 薬液容器収容体およびその製造方法 |
| US8465819B2 (en) | 2005-04-28 | 2013-06-18 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Drug solution container package and method for manufacturing the same |
| US9901513B2 (en) | 2006-10-27 | 2018-02-27 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Drug solution having reduced dissolved oxygen content, method of producing the same and drug solution containing unit having reduced dissolved oxygen content |
| WO2008102514A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | 複室バッグ |
| JP2012218377A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
| JP2012218378A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Fujifilm Corp | 積層フィルムおよび輸液バック |
| JPWO2019065135A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2020-09-24 | 富士フイルム株式会社 | バッグ把持用クリップ、容器及び撹拌方法 |
| JP2019127294A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 凸版印刷株式会社 | 複室容器用保護フィルム、複室容器、および、複室容器の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3700039B2 (ja) | 2005-09-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3079403B2 (ja) | 複室容器 | |
| US4537305A (en) | Package for storage of medical container | |
| JP3419139B2 (ja) | 可撓性複室容器 | |
| US5129894A (en) | Package units for medical purposes | |
| CN100506184C (zh) | 用于用电子束辐照法消毒的传输载体 | |
| KR100209830B1 (ko) | 다수의 챔버를 갖는 저장용기 | |
| US6113927A (en) | Package and packaging method for aqueous liquid materials | |
| US6531197B2 (en) | Desiccant barrier container | |
| ES2239318T3 (es) | Utilizacion de una pelicula de sellado que evita la contaminacion en el embalaje medico. | |
| JPS58192552A (ja) | 薬液を収容してなる合成樹脂製医療用バッグを収納した包装容器 | |
| WO1992008434A1 (fr) | Recipient a plusieurs chambres | |
| JP3700039B2 (ja) | プラスチックフィルム製複室容器 | |
| JPH04364850A (ja) | 複室容器 | |
| JP2006193196A (ja) | 包装材料及びこれを用いた輸液バッグの外装袋 | |
| JP3882860B2 (ja) | 注ぎ口付き脱酸素性容器及び液状又は半液状物質の充填方法 | |
| JPH0638831B2 (ja) | 医療用容器 | |
| US8025977B2 (en) | Multilayer film | |
| JP5239121B2 (ja) | インジケーター付積層遮光フィルム及び外装袋 | |
| JP4385689B2 (ja) | ピンホールの発生を抑制した積層体およびその積層体を用いた輸液バッグ包装体 | |
| JP2005096853A (ja) | 吸湿包装材及びこれを用いた包装容器 | |
| JP3070596U (ja) | 複室容器 | |
| JPH0683340U (ja) | 内容物透視性と保存性とを有する外包袋 | |
| JP4156270B2 (ja) | 脱酸素包装用内装フィルム | |
| JPH0767936A (ja) | 輸液容器 | |
| JPH07155361A (ja) | プラスチック製複室輸液容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050202 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050401 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050615 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050627 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080722 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |