JPH10201821A - 医療用容器 - Google Patents

医療用容器

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JPH10201821A
JPH10201821A JP9025786A JP2578697A JPH10201821A JP H10201821 A JPH10201821 A JP H10201821A JP 9025786 A JP9025786 A JP 9025786A JP 2578697 A JP2578697 A JP 2578697A JP H10201821 A JPH10201821 A JP H10201821A
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JP
Japan
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mother liquor
medical container
liquid
solution
storage chamber
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JP9025786A
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Hiroyuki Shichi
宏幸 志知
Keinosuke Isono
啓之介 磯野
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

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  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 腎障害、下痢、嘔吐等の生じることがなく、
また投与時のPH値も高く維持できる輸液用剤、透析液
用剤、及び臓器保存剤等の医療用剤が充填された医療用
容器を提供、及びアシドーシス等の電解質異常等を起こ
すことのない輸液用剤、透析液用剤、及び臓器保存剤等
の医療用剤が充填された医療用容器を提供。 【構成】 透明性及び可撓性の壁を有する樹脂素材から
なり、内部に母液とPH調整液とが分けて充填される医
療用容器であって、上記母液とPH調整液とは隔離シー
ル部で隔離されたそれぞれの収納室に充填され、上記隔
離シール部は該収納室内の昇圧によって少なくとも一部
を剥離開放しうるピールシール部で形成されていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟な可撓性壁を有す
る樹脂製容器であって、輸液、透析液、臓器保存液等を
収納した医療用容器に関するものであり、特に、患者へ
の適用に際して従来から問題となっている電解質異常、
例えば、肝障害者等に見られるアシドーシス症状の緩和
や輸液時の嘔吐、悪寒等を軽減することができる輸液、
透析液、臓器保存液等を提供すると共に、これ等の主要
成分の保存性を高めることができる医療用容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、輸液、透析液及び臓器保存液の医
療用関係の電解質溶液等は柔軟な樹脂製の容器に充填さ
れて提供されている。このような医療用容器には二枚の
樹脂シートを重ね互いの周縁を熱シールして成形したも
の、射出成形したもの、ブロー成形したもの等がある。
また医療用容器には排出口が形成され、医療用容器が輸
液容器であれば排出口には点滴針等が刺通される。また
高カロリー輸液用剤が充填された医療用容器において
は、二室に分割した容器が提案されている(特開昭63
−19149号公報)。高カロリー輸液用剤中には糖類
とアミノ酸とが含まれるものがあり、かかる医療用容器
ではこれらの溶液を別々の室に収納している。これは、
糖類とアミノ酸を一緒にして高圧蒸気滅菌処理すると、
メイラード反応により変色を起こすからである。このよ
うな医療用容器の互いに隣接する室と室とは隔離シール
部により隔離され、隔離シール部は室を外側から押圧し
て室内を昇圧したときに剥離開放しうるようになってい
る。従って、製造時及び保存時は糖類溶液とアミノ酸溶
液とは区分して収納され、その使用の際には、容器本体
を圧迫するだけで容易に両液を混ぜ、完全な糖類−アミ
ノ酸溶液からなる高カロリー輸液用剤を提供できるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
医療用容器は以下の点で問題が見られる。医療用剤であ
る頻用電解質維持液用剤、血漿増量剤及び高カロリー輸
液用剤には電解質の他に、糖類、例えば、グルコース、
フルクトース、キシリトース、ソルビトース等が1〜5
0重量%の範囲で含まれる。更にはアミノ酸等も添加さ
れている。透析液や保存液においてもこのような糖類が
添加されている。しかし、このような糖類が添加された
医療用剤のPH値が6.0以上であれば、上述の医療用
容器に充填して蒸気滅菌した場合、液剤中の糖類が直ぐ
に変色したり、また保存期間中に変色したりすることが
ある。このため、PH値を5.5以下、特に、5.0以
下に維持して医療用剤等を調整して医療用容器に収納
し、滅菌処理を行っている。しかしながら、PH値を
5.5以下に、特にPH値を5.0以下にした医療用剤
を提供すると、投与患者又は適用患者が下痢、嘔吐、腎
障害等を起こす原因となり、患者に軽度の負担、場合に
よっては重度の負担がかかることがある。
【0004】また、人体の血漿中の重炭酸濃度は、通常
24mEq/L程度である。輸液により重炭酸を直接体
内に投与する場合、また血液透析や腹膜透析により間接
的に投与する場合等には、それぞれの溶液の重炭酸濃度
を血漿中の濃度に合わせて調合することが望ましい。し
かし、輸液用剤等は上述のように樹脂製の医療用容器内
に充填されて、通常高圧蒸気滅菌等により完全に滅菌し
た状態で病院に提供される。このため、予め重炭酸を容
器内のPH値の低い又は中性の母液中に調合しておく
と、重炭酸は高圧蒸気滅菌時に殆ど炭酸ガスに分解す
る。また、従来のプラスチックの医療用容器に重炭酸を
充填して高圧蒸気滅菌をしなくても、PH値の低い又は
中性の溶液内では、重炭酸は炭酸ガスに分解して消失し
易くなる。このため、輸液用剤や透析液等には重炭酸が
用いられず、体内でこれに替わるものが添加されてい
る。血漿中等の重炭酸濃度を一定に保つためには、重炭
酸に替わるものとしてアセテート又はラクテート等が調
合されている。しかしながら、従来の輸液用剤等に多量
のアセテート等を用いた場合、アセテート等は直ぐに体
内で分解されない患者、例えば肝障害のある患者がいる
ため、患者の体内はアシドーシスの傾向が見られる。
【0005】従って、本発明は、腎障害、下痢、嘔吐等
の生じることがなく、また投与時のPH値も高く維持で
きる輸液用剤、透析液用剤、及び臓器保存剤等の医療用
剤が充填された医療用容器を提供することを目的とす
る。本発明はまた、アシドーシス等の電解質異常等を起
こすことのない輸液用剤、透析液用剤、及び臓器保存剤
等の医療用剤が充填された医療用容器を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明性及び可
撓性の壁を有する樹脂素材からなり、内部に母液とPH
調整液とが分けて充填される医療用容器であって、上記
母液とPH調整液とは隔離シール部で隔離されたそれぞ
れの収納室に充填され、上記隔離シール部は該収納室内
の昇圧によって少なくとも一部を剥離開放しうるピール
シール部で形成されていることを特徴とする医療用容器
を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0007】上記医療用容器は可撓性壁を有する。可撓
性壁は撓むことにより医療用容器内の容積が容易に変化
するものであれば良い。また、医療用容器壁は内容物の
確認できる程度に透明性を有する。後述するように、医
療用容器の使用に際して母液とPH調整液とが容器内で
混合されるため、その混合状態を確認する上で必要とな
るからである。上記医療用容器は樹脂素材からなり、イ
ンフレーションフィルム、チューブ、シート及びフィル
ムから成形したもの、押出成形、射出成形、又はブロー
成形したものである。医療用容器の樹脂素材としてはポ
リオレフィン系樹脂、塩化ビニル、塩化ビニリデン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹
脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリアクリル酸系樹
脂、ポリアミド系樹脂等の汎用樹脂である。また樹脂容
器は単層又は多層で形成されていても良い。更に最内層
は融点の異なる樹脂のブレンド物であることが望まし
い。かかるブレンド物は、後述の完全シール部とピール
シール部との異なるシール部形成が容易になる。ブレン
ド物としては特に、ポリエチレンとポリプロピレンのブ
レンド物が望ましい。また樹脂容器材は単層であれ、多
層であれ、水蒸気、及びガスのバリアー性層が設けられ
ていることが望ましい。このようなバリアー層は、アル
ミニウム等の金属層、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−
ビニルアルコール等がある。
【0008】上記医療用容器内には母液とPH調整液と
が分けて充填される。母液は輸液、透析液、臓器保存液
に用いられる成分であり、例えば、ナトリウム、カリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、クロール、リン等、そ
の他の人体に存在する無機電解質、酢酸、乳酸、クエン
酸等、その他の人体に存在する有機電解質等であり、ま
た、電解質の他に糖類、アミノ酸、蛋白質、脂肪等のエ
ネルギー、必要により生理活性物質、ビタミン等も含ま
れる。尚、母液は医療用容器に無菌的に充填しても良い
が、医療用容器の収納室に液密収容した後、蒸気滅菌処
理されたものであることが望ましい。かかる滅菌処理に
より、母液の滅菌が確実になされ、患者への安全な投与
ができるからである。PH調整液は、上記電解質を構成
する無機塩又は有機塩のアルカリ性溶液である。PH調
整液はPH値が8.0以上であることが望ましい。ま
た、これらのPH調整液が母液に溶解したとき、本来の
輸液用剤、透析液用剤、及び臓器保存液用剤が構成され
る。従って、本発明では母液中の電解質成分の一部がP
H調整液として分離して医療用容器に収納される。PH
調整液として具体的には、燐酸ナトリウム、燐酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、重炭酸ナトリ
ウム、重炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の無機塩溶液、又は酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
乳酸ナトリウム、乳酸カリウム、クエン酸ナトリウム、
クエン酸カリウム等の有機塩溶液である。
【0009】上記母液とPH調整液とは隔離シール部で
隔離されたそれぞれの収納室に充填され、上記隔離シー
ル部は該収納室内の昇圧によって少なくとも一部を剥離
開放しうるピールシール部で形成される。上記ピールシ
ール部は弱シール部とも称され、外部から室或いは容器
を圧迫し、内部が一定の昇圧状態になったときに剥離す
るシール部である。上記ピールシール部の剥離強度は、
室内の圧が0.01〜1.0Kgf/cm2、特に、
0.05〜0.5Kgf/cm2の昇圧で剥離する強度
が望ましい。上記範囲を下回る強度であれば、製造、運
搬、保存時等の隔離状態を保つための安全性に欠ける。
上記範囲を上回る強度であれば、用時に室と室同士の連
通操作を容易にすることができなくなるおそれがある。
上記PH調整液が収納される収納室には上記排出口が形
成されている。輸液用或いは腹膜透析用の医療用容器で
あれば、排出口は点滴用等の針が刺通される構造となっ
ている。また、その他に臓器保存液用の医療用容器であ
れば、通常のキャップ等で液密に閉じた排出口となって
いる。
【0010】次に、本発明に係る医療用容器の製造方法
を説明する。先ず、上記樹脂素材を用いて可撓性の容器
本体を成形し、PH調整液を充填後、隔離シール部を形
成して一の収納室に確実にPH調整液を密封収納すると
ともに他の収納室を形成し、他の収納室に母液を充填す
る。隔離シール部に於けるピールシール部の形成は、そ
れ自体公知の方法を採用することができる。例えば、容
器本体の内層の樹脂の融点又はピカット軟化温度に基づ
いてヒートシール温度、ヒート時間等の条件を設定する
ことにより、隔離シール部の上記剥離強度を得ることが
できる。収納室に上記母液を液密に充填した後、容器本
体と共に上記母液およびPH調整液を蒸気滅菌処理す
る。滅菌温度は100〜140℃、特に、105℃〜1
20℃の範囲で高圧蒸気滅菌を行うことが望ましい。滅
菌温度が上記範囲以下では母液の滅菌処理が十分になさ
れないおそれがあり、また滅菌時間がかかり過ぎる不具
合がある。上記範囲を上回る滅菌温度では、容器自体が
軟化して変形し、また隔離シール部の剥離強度を変えて
その機能を失わせるおそれがある。
【0011】このように構成した医療用容器にあって
は、PH調整液をアルカリ性にして、母液のPH値をで
きるだけ低くしている。このため、母液は蒸気滅菌時、
及びその後の保存時においても変色、変質等を起こすお
それがない。特に、糖類等が含まれていても変色、変質
が生じにくい。一方、その使用に際しては、収納室を外
側から押圧することにより、隔離シール部が剥離開放し
PH調整液が母液に無菌的操作で混合する。このため、
母液のPH値が上昇して最適値となるので、これを患者
に投与或いは適用しても下痢、嘔吐、腎障害等を起こす
おそれが少なくなる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の医
療用容器において、上記PH調整液が、重炭酸塩又は炭
酸塩のアルカリ性溶液からなることを特徴とする。PH
調整液は、上述の無機塩、有機塩であっても良いが、重
炭酸塩又は炭酸塩を含むことにより、以下の作用効果が
更に生じる。医療用剤が輸液や腹膜透析液の場合、かか
る重炭酸塩溶液等を少なくともPH8.0以上のPH調
整液とすることにより、重炭酸が直接液内に含まれるこ
ととなる。従来、長く保存する医療用容器において、こ
のような重炭酸の添加した輸液用剤が提案されたもの
の、保存中、重炭酸は中性又は酸性の低PH値の母液中
に存在するため炭酸ガスに容易に変化して消失を起こ
す。このため、かかる電解質を含む医療用容器は未だ明
確な提供がなされていない。しかしながら、本発明にあ
っては、重炭酸が主要な母液の収納室から分かれて他の
収納室に充填され、また主要母液中の塩の一部を、重炭
酸のアルカリ性塩溶液として割り当て、重炭酸は炭酸ガ
スとして分解するのを防止した状態で収納室に充填され
る。このため、殆どの重炭酸が分解せずに存在させるこ
とができる。従って、このような重炭酸を含む医療用容
器が提供されることとなり、かかる医療用容器の使用に
より肝障害の患者であっても体内でのPH値が維持さ
れ、従来のものと相違してアシドーシス等の電解質異常
を生じることがない。また、重炭酸の電解質量の添加割
合に応じて酢酸や乳酸等の電解質を少なくなくできるた
め、体内に直接重炭酸が作用し、体内中の重炭酸濃度を
一定とすることができる。母液に重炭酸塩溶液を溶解し
たとき、その重炭酸の電解質濃度は1〜40mEq/
L、特に、5〜30mEq/Lとなることが望ましい。
上記範囲を下回る場合は、重炭酸により上記アシドーシ
ス等に対する効果が十分に達成されなおそれがある。ま
た、上記範囲を上回れば、アルカリローシスのおそれが
生じる。また、請求項2記載の発明は重炭酸塩溶液の添
加により、投与輸液剤のPH値を最適値まで高めること
ができる。このような医療用剤は、通常の透析液及び臓
器保存液にも十分に適用できるものである。更に、母液
にカルシウムイオンが存在しても、重炭酸溶液との緩慢
な混合であれば、沈殿を生じがたい。
【0013】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
医療用容器において、上記母液が輸液成分又は透析液成
分であり、上記母液のPH値が5.5以下であり、上記
母液に上記PH調整液を混合したときのPH値が6.0
〜8.5となることを特徴とする。PH調整液をアルカ
リ性溶液とし、上記母液に含まれるべき塩基を少なくし
て上記母液のPH値を5.5以下、より好ましくは5.
0〜2.0の範囲とすることにより、特に母液中に存在
する糖類等が高圧蒸気滅菌中に変色等の変質を起こすお
それが少なくなる。上記母液に上記PH調整液を混合し
たときの輸液剤又は透析液剤のPH値が6.0〜8.
5、より好ましくは、6.5〜7.5の範囲とすること
により、患者への投与或いは適用の際に、患者に下痢や
嘔吐や腎障害や感染症等の併発のおそれが極めて少なく
なる。請求項4記載の本発明は、請求項3記載の医療用
容器において、上記母液成分は更に複数の収納室に区分
されて収納されていることを特徴とする。糖類及びアミ
ノ酸等を一緒に投与することを必要とする高カロリー輸
液においては、糖類の溶液とアミノ酸との溶液を分けて
蒸気滅菌する必要がある。このため、上記のように母液
成分を更に分けて収納することが望まれる場合がある。
そして、この場合、高カロリー輸液においては、糖溶液
を含む母液成分のPH値を低くして、ブドウ糖溶液を安
定に維持することができる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
医療用容器において、上記PH調整液の収納室の外側が
ガスバリアー性壁で液密に覆われていることを特徴とす
る。ガスバリアー性壁とは酸素又は炭酸ガスの透過性が
全くない、又は難透過性の壁である。ガスバリアー性壁
は、酸素で30(cc/100in2/mil/24hr・1at
m:25℃)以下、炭酸ガスで50(cc/100in2/mi
l/24hr・1atm:25℃)以下であることが望まし
い。全く透過しないガスバリアー性壁としては、アルミ
ニウム等の金属をラミネートした樹脂壁がある。難透過
性のガスバリアー性壁としては具体的に、ポリ3フッ化
エチレン、ナイロン6、ポリエステル(PET)、エチ
レンビニルアルコール、ポリビニルアルコール、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリイミド等の層を含
む樹脂壁がある。ガスバリアー性壁で液密に覆われると
は、少なくともPH調整液の収納室の外側が液密に覆わ
れていることであり、この場合、他の収納室が覆われい
ても良い。このようにPH調整液の収納室の外側がガス
バリアー性壁で覆われていると、オートクレーブ滅菌処
理時およびその後の保存時にPH調整液中の重炭酸が若
干の分解を生じても、その後、ガスバリアー壁内に炭酸
ガスが滞留し、それ以上の分解を極力防止するため、更
にPH調整液中の重炭酸塩の分解を防止する。
【0015】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
医療用容器において、上記PH調整液の収納室及び上記
母液の収納室が上記ガスバリアー性壁で液密に覆われ、
上記ガスバリアー性壁は上記隔離シール部の形成部分で
液密に仕切られていることを特徴とする。ガスバリアー
性壁は上記壁と同様であり、上記隔離シール部の形成部
分で液密に仕切られるとは、かかる部分でガスバリアー
性壁の内層が隔離シール部付近の外層に液密に密着さ
れ、容器の外側もガスバリアー性壁の室と室とに仕切ら
れていることである。そして、またガスバリアー性壁の
内層を外層に密着する構造としては、熱溶着シールされ
る場合や、外部に仕切り用のクリップ等の仕切り手段で
押圧されて密着されるものである。この場合の熱溶着シ
ールは剥離不能なシール部でもピールシール部でも良い
が、両者が完全に仕切られるものである。かかる仕切り
により、上記PH調整液の収納室が完全にガスバリアー
性壁で覆われることとなり、また、母液の収納室も覆う
ことからガスバリアー性壁を医療用容器の包装材とする
ことができる。
【0016】請求項7記載の本発明は、請求項5又は6
記載の医療用容器において、上記PH調整液の収納室の
外側とガスバリアー性壁との間に脱酸素剤が収容されて
いることを特徴とする。脱酸素剤はPH調整液の収納室
の外側とガスバリアー性壁との間に存する酸素を除脱す
るもの、或いは酸素を除脱して炭酸ガスを発生するもの
である。特に、炭酸ガスを発生しながら酸素を除脱する
脱酸素剤が望ましい。このような炭酸ガス発生型脱酸素
剤組成物としては、還元性有機物質−炭酸塩−水からな
る組成物、鉄を主剤とする脱酸素剤−炭酸水素塩−酸性
物質−水からなる組成物、亜二チオン酸塩−炭酸水素塩
−炭酸塩−水からなる組成物等が例示できる。中でも還
元性有機物質を用いるものが望ましく、還元性物質とし
てはカテコール、アスコルビン酸および/又はその塩、
エリソルビン酸および/又はその塩等が使用される。特
に、酸素吸収量、酸素吸収速度、炭酸ガス発生速度、炭
酸ガス発生量等の調節が容易な、及びこれに基づく酸素
濃度、炭酸ガス濃度の調節が容易なアスコルビン酸およ
び/又はその塩からなる組成物が望ましい。脱酸素剤が
収納室の外側とガスバリアー性壁との間に存在させる
と、オートクレーブ処理時及びその後の保存において、
重炭酸塩溶液であるPH調整液の分解を極力抑えること
ができる。
【0017】請求項8記載の本発明は、上記PH調整液
の収納室の壁がガスバリアー性壁で形成されていること
を特徴とする。ガスバリアー性壁は上述のガスバリアー
性壁の素材と同様である。但し、ガスバリアー性壁は容
器壁の一部となることから、内容物が確認できる程度の
透明壁であることが望ましい。このため、完全なガスバ
リアー性を有する金属のラミネート材を用いる場合に
は、金属のラミネート層が使用時に剥離可能となってい
る素材を用いることが望ましい。このようなガスバリア
ー性壁を有する収納室にあっては、製造時及び保存時に
おいて、重炭酸溶液であるPH調整液の分解を極力抑え
ることができる。
【0018】請求項9記載の本発明は、上記請求項5、
請求項7又は請求項8の何れかの記載の医療用容器の製
造方法において、医療用容器をオートクレーブ滅菌処理
して製造することを特徴とする。ガスバリアー性壁でP
H調整液の収納室が保護されていることから、オートク
レーブ滅菌処理時においてもアルカリ性の重炭酸溶液は
炭酸ガスを発生して直ぐに分解することはない。このた
め、医療用容器に完全な滅菌処理を施しながら、且つ輸
液、透析液、臓器保存液についての好ましい医療用剤を
提供することができる。
【0019】
【実施態様】以下、本発明に係る医療用容器の好ましい
実施態様を添付図面を参照しながら詳述する。図1は本
発明に係る医療用容器の第一実施態様の正面図である。
図2は第一実施態様の医療用容器のPH調整液の収容室
の断面図である。図3は第一実施態様の医療用容器の使
用に際しての正面図である。図4は本発明に係る医療用
容器の第二実施態様の正面図である。図5は第二実施態
様の医療用容器の容器本体の正面図である。図6は第二
実施態様の医療用容器に用いられる包装体の断面図であ
る。図7は本発明に係る第三実施態様の医療用容器の正
面図である。
【0020】本実施態様に係る医療用容器1は、図1〜
図3に示す如く可撓性壁を有する樹脂素材からなり、内
部に母液3とPH調整液4とが分けて充填される。医療
用容器1は、母液3とPH調整液4とは隔離シール部5
で隔離されたそれぞれの収納室6、7に充填され、隔離
シール部5は収納室7内の昇圧によって少なくとも一部
を剥離開放しうるピールシール部で形成されている。上
記PH調整液4が、重炭酸塩のアルカリ性溶液からな
る。上記母液3が輸液成分であり、母液3のPH値が
5.5以下であり、母液3に上記PH調整液4を混合し
たときのPH値が6.0〜8.5となる。上記PH調整
液4の収納室6の壁10がガスバリアー性壁で形成され
ている。上記医療用容器1の製造方法において、医療用
容器1をオートクレーブ滅菌処理して製造する。
【0021】第一実施態様に係る医療用容器1を更に詳
しく説明すると、医療用容器1は図1及び図2に示す如
く、インフレーション成形した透明で柔軟な可撓性樹脂
シートを所定の大きさに裁断して裁断端部1A、1Bが
熱溶着シールされて成形されている。図2に示す如く容
器1の壁10であるかかる樹脂シートは三層構造となっ
ており、肉厚が250μmである。内層11は厚み50
μmの直鎖状低密度ポリエチレンとポリプロピレンとの
ブレンド物であり、中間層12は厚みが40μmの塩化
ビニリデンであり、外層13は厚み160μmの低密度
ポリエチレンからなる。中間層12の塩化ビニリデンは
ガスバリアー性を有し、かかる塩化ビニリデン層は、炭
酸ガスで12(cc/100in2/mil/24hr・1atm:
25℃:50%RH)である。直鎖状低密ポリエチレン
は融点が126℃で、ポリプロピレンは融点が160℃
である。また、内層は直鎖状低密度ポリエチレンとポリ
プロピレンとを65:35の割合でブレンドしたもので
ある。端部シール部1A、1Bは固着シール部で殆ど剥
離せず、剥離しようとするとシートの破断が生じる非剥
離シール部である。医療用容器1は隔離シール部5によ
ってPH調整液4の収納室6と母液3の収納室7により
区分されている。隔離シール部5は剥離開封可能なシー
ル部として形成され、母液3の収納室7を0.2Kgf
/cm2以上で圧迫した時に剥離開封する。端部シール
部1Aには排出口2が設けられている。排出口2は樹脂
製の排出ポートと排出ポートの開口を閉止するゴム栓と
からなり、ゴム栓に点滴用針が刺通されるようになって
いる。
【0022】図2に示す如く、本実施態様の医療用容器
1には母液3とPH調整液4と混ぜた輸液用剤9が収容
され、輸液用剤9は電解質維持液であり、不感蒸泄、尿
中排泄により生理的水分や電解質の補充に使用されるも
のであり、経口摂取不能で、嘔吐、下痢、異常発汗等の
異常経路からの体液喪失が続いていない患者等に適用さ
れる。母液3とPH調整液4と混ぜた輸液用剤9は、浸
透圧が血漿の1/2〜2/3の低張であり、電解質中の
Naが30〜60mEq/Lの範囲で含まれ、Kが10
〜30mEq/Lの範囲で含まれ、Clが20〜50m
Eq/Lの範囲で含まれる。また、その他の電解質とし
て、重炭酸が24mEq/Lの範囲で含有され、アセテ
ート又はラクテートの濃度は、24mEq/L以下、特
に重症肝障害者には、15〜0mEq/Lの範囲で含ま
れる。また、輸液用剤9は、カロリー補給も必要とする
ため、糖類が1〜15重量%の範囲で含まれる。糖類の
含有量が上記範囲を下回ればカロリー補給の意義が失わ
れ、上記範囲を上回れば、通常の静脈投与をすると、血
管壁に障害を与えるおそれがある。更に、本実施態様の
輸液用剤9は、そのPH値が6.5〜7.5の範囲にあ
る。
【0023】図1に示す如く、医療用容器1における収
納室6にはPH調整液4が収納され、PH調整液4は重
炭酸ナトリウム溶液からなる。重炭酸ナトリウム溶液は
アルカリ性剤であり、PH値は8.5〜9.5になる。
重炭酸ナトリウムとしては日本薬局方に基づく重曹粉末
である。重炭酸ナトリウムは輸液用剤9全体に24mE
q/Lが用いられ、且つ医療用容器1に液が1000m
L収納されることから、炭酸水素ナトリウムは、2.0
2gの容量で収納室6に収納される。一方、母液3は、
輸液用剤9の成分から重炭酸ナトリウム24ミリmol
を差し引いた溶液として収納室7に収納される。従っ
て、母液3にはナトリウム塩が少なく調整され、母液3
のPH値は4.0〜5.0の範囲となっている。また、
母液3及びPH調整液4は医療用容器1と共にオートク
レーブ滅菌処理が成されている。
【0024】次に、本実施態様の医療用容器1の製造方
法について簡単に説明する。先ず、インフレション成形
した上記樹脂シートを所定の長さに裁断し、樹脂シート
の中間部に隔離シール部5を形成する。隔離シール部5
のヒートシール温度は140℃で12秒間行う。かかる
ヒートシール温度条件では樹脂シートの内層11のポリ
プロピレンが十分に溶融しないため剥離可能なシール部
として形成される。次に、裁断された一端部1Aを熱溶
着シールする。ヒートシール温度は170℃で、5秒間
行い、剥離不能な固着シール部とする。かかる熱溶着シ
ールの際に排出口2を取り付ける。次に、裁断された他
端部1Bから上記PH調整液4を充填して他端部1Aを
熱溶着シールする。ヒートシール温度は170℃で、5
秒間行う。これにより、PH調整液4を収納室6に液密
に収納することができる。母液3を排出口2から充填
し、排出口2内にゴム栓を取付ける。これにより、母液
3を収納室7に液密に収納することができる。母液3及
びPH調整液4を容器1本体と共にオートクレーブ滅菌
処理する。滅菌温度を115℃で行う。
【0025】このように構成された本実施態様の医療用
容器1にあっては、収納室7の母液3はPH値が4.0
〜5.0であるため、その製造時、及び保存時において
糖類等の変色、変質を起こすおそれがない。医療用容器
1を使用する場合、先ず、収納室7を押圧して隔離シー
ル部5を剥離開放し、収納室6と収納室7とを連通す
る。これにより、母液3中にPH調整液4が混合し、医
療用容器1内に輸液用剤9が生じる。次に、排出口2の
ゴム栓に点滴用針を刺通し、患者に点滴を行う。従っ
て、母液3とPH調整液4とを混合した輸液用剤9は、
PH値が6.5〜7.5であるため、患者に投与しても
下痢、嘔吐、腎障害等を起こすおそれが少なくなる。ま
た、PH調整液4が混合する際に、母液3中にカルシウ
ムイオンが存在しても、PH調整液4が重炭酸イオンと
なっているため、混合時に沈殿を起こすおそれが少な
い。更に、重炭酸塩溶液等をPH調整液4とすることに
より、輸液用剤9に重炭酸を電解質として含めることが
できる。また、保存時、重炭酸はPH調整液4として母
液3とは区別して存在するため、長期間安定な状態に置
くことができ、従来のように、母液に存在するために炭
酸ガスに容易に変化して消失を起こすおそれがない。従
って、このような重炭酸を含む医療用容器1の使用によ
り、患者は、体内でのPH値が維持され、従来のものと
相違してアシドーシス等の電解質異常を生じることがな
い。また、重炭酸の電解質量の添加割合に応じて酢酸や
乳酸等の電解質を少なくなくできるため、体内に直接重
炭酸が作用し、体内中の重炭酸濃度を一定とすることが
できる。
【0026】次に、本発明に係る医療用容器の第二実施
態様を図4〜図6に従って説明する。図4〜図6に示す
如く、本実施態様の医療用容器21は循環系での透析
液、即ち糖を含んだ電解質溶液からなり、腹腔内に注入
される腹膜透析液の医療用容器である。そして、医療用
容器21は、包装体22を具備しており、可撓性壁を有
する樹脂素材からなり且つ排出口20、20を具備し、
母液23とPH調整液24とが分けて充填される。母液
23とPH調整液24とは隔離シール部25で隔離され
たそれぞれの収納室26、27に充填され、隔離シール
部25は収納室26、27内の昇圧によって少なくとも
一部を剥離開放しうるピールシール部25Aで形成さ
れ、また、PH調整液24が収納される収納室27に排
出口20、20が形成されている。上記PH調整液24
が、重炭酸塩のアルカリ性溶液からなる。上記母液23
が透析液成分であり、母液23のPH値が5.5以下で
あり、母液23にPH調整液24を混合したときのPH
値が6.0〜8.5となる。上記PH調整液23の収納
室27の外側がガスバリアー性壁31、32で液密に覆
われ、またPH調整液24の収納室27及び母液23の
収納室26がガスバリアー性壁31、32で液密に覆わ
れ、ガスバリアー性壁31、32は仕切りシール部34
が形成され隔離シール部5の形成部分で液密に仕切られ
ている。上記PH調整液24の収納室27の外側とガス
バリアー性壁31、32との間に脱酸素剤35が収容さ
れている。
【0027】本実施態様に係る腹膜透析液の医療用容器
21を更に詳しく説明すると、容器21は、急性或いは
慢性腹膜透析用の透析液を含む腹膜透析液用容器であ
る。また、医療用容器21予め包装体22を具備し、包
装体22で液密に覆われている。容器21は、内層と外
層とからなる厚さ200μmの樹脂シートが所定の大き
さに裁断して形成されたものである。内層は直鎖状低密
度ポリエチレンとポリプロピレンとのブレンド物であ
り、外層は直鎖状低密度ポリエチレンである。裁断した
シートは2枚に重ねられ、2枚のシートは熱溶着により
所定の四方が完全に固着シールされ、非剥離状態の周縁
シール部28及び一部に隔離シール部25が形成され
る。隔離シール部25の中央部にはピールシール部25
Aが形成されている。
【0028】母液23とPH調整液24とが混合した腹
膜透析液は、電解質に重炭酸を15mEq/Lの濃度範
囲で含み、且つpHが6.0〜7.5の範囲である。ま
た、PH調整液24は酢酸ナトリウム及び重炭酸ナトリ
ウムの溶液であり、糖質を含んだ母液23に配合される
電解質は、Na+ を90〜150mEq/Lの濃度範
囲で、Ca2+ を0〜6mEq/Lの濃度範囲で、Mg
2+ を0〜3mEq/Lの濃度範囲で、Cl- を90〜
135mEq/Lの濃度範囲で含み、液浸透圧が300
〜680mOsm/lである。PH調整液24は、酢酸
ナトリウムが20ミリmol以下、重炭酸ナトリウムが
30ミリmolで用いられている。母液23は収納室2
6に2000mL収納され、PH値が5.5以下に維持
され、母液23は収納室26内でオートクレーブ滅菌処
理されている。オートクレーブ滅菌処理温度は110℃
である。PH調整液24もPH値が8.0以上に維持さ
れて収納室27に収納されてオートクレーブ滅菌処理さ
れている。
【0029】医療用容器21は包装体22に液密に収納
されている。包装体22は二枚の樹脂シート31、32
からなり、樹脂シート31、32同士は、周縁33が熱
溶着シールされている。また、包装体22は仕切りシー
ル部34が形成され、仕切りシール部34は医療用容器
21の隔離シール部25に形成されている。包装体22
はかかる仕切りシール部34の仕切りにより包装体22
内が二室36、37に区分されている。従って、区分室
36には容器21の母液23の収納室26部分が液密に
配され、区分室37には容器21のPH調整液24の収
納室27部分が液密に配されている。区分室37内に脱
酸素剤35が配され、脱酸素剤35は炭酸ガス発生型脱
酸素剤である。また、周縁33のシール部及び仕切りシ
ール部34は剥離可能のピールシール部で形成され、使
用時に樹脂シート31、及び32が完全に分離されて包
装体22が開封されるようになっている。そして、包装
体22のコーナー38には剥離開封用の分離口が形成さ
れている。樹脂シート31、32は、内層41が厚み1
00μmの直鎖状低密度ポリエチレンとポリプロピレン
とのブレンド物で、外層43が厚み12μmのポリエチ
レンテレフタレートで、また、内層41と外層43との
間に中間層42が形成され、中間層42は、延伸ナイロ
ン:15μm/ポリ塩化ビニリデン:15μm/延伸ナ
イロン:15μmで形成される。直鎖状低密ポリエチレ
ンは融点が126℃で、ポリプロピレンは融点が160
℃である。また、内層16は直鎖状低密度ポリエチレン
とポリプロピレンとを65:35の割合でブレンドした
ものである。中間層42により樹脂シート31、32は
30(cc/100in2/mil/24hr・1atm:25℃)
以下の酸素難透過性膜となっている。
【0030】次に、第二実施態様の医療用容器21の製
造方法を簡単に説明する。医療用容器21は図5に示す
如く上述の裁断シートの周縁28及び隔離シール部25
の一部を熱溶着シールして容器本体を成形する。かかる
熱溶着シールはシール温度が170℃の完全熱溶着シー
ルである。また、かかる熱溶着シールの際に排出口20
のポートを取付ける。排出口20のポートから上記母液
23を収納室26に充填し、隔離シール部25を再び熱
溶着シールしてピールシール部25Aを形成する。かか
る熱溶着シールはシール温度が140℃の剥離可能なピ
ールシールである。次に、排出口20のポートから上記
PH調整液24を収納室26に充填する。充填後、排出
口20のポートにキャップをして液密に閉じる。次に、
包装体22用の二枚の樹脂シート31、32の間に医療
用容器21を挿入し、樹脂シート31、32の周縁33
を熱溶着シールして互いに接着して包装体22とする。
かかる周縁33の接着はピールシール部とする。尚、周
縁33のシール前に上記脱酸素剤35を包装体22内に
挿入する。また、包装体22のコーナー38に一部剥離
させた開封用の分離口を形成する。次に、包装体22内
において脱酸素剤35を医療用容器21の収納室27側
に移動させ、医療用容器21の隔離シール部25の外側
で、包装体22に仕切りシール部34を形成する。仕切
りシール部34もピールシール部に形成する。包装体2
2に医療用容器21を収容した状態で、温度110℃で
オートクレーブ滅菌処理して、医療用容器21内の母液
23及びPH調整液24を滅菌して医療用容器21を製
造する。
【0031】このように構成された本実施態様の腹膜透
析液の医療用容器21では、収納室27が外側にガスバ
リアー性壁31、32を有した包装体22に覆われるた
め、またその包装体22内に炭酸ガス発生型の脱酸素剤
35が存在するため、オートクレーブ滅菌時、保存時に
PH調整液24中の重炭酸塩溶液が第一実施態様と同様
に容器21外へと消失するおそれがない。腹膜透析液の
医療用容器21の使用に際しては、包装体22を簡単に
取り外すことができ、収納室26を押圧すると、収納室
26と収納室27が連通される。母液23とPH調整液
24とが混合され、容器21内で腹膜用透析液ができ
る。母液23と混合したとき、PH調整液24は母液2
3のPH値を上昇させ、結局、容器21内に、無菌的に
PH調整された腹膜透析液が家庭内でも提供されること
となる。患者に適用する場合は、容器21の排出口20
にカテーテル等の連通針が刺通され、カテーテルは患者
の腹腔内に接続される。そして、容器21内の透析液が
腹腔内に流入して透析が行われる。この場合、透析液中
の重炭酸の濃度が、患者側の体液中の濃度に合わせてあ
るため、体液から重炭酸が透析液中に流出して、アシド
ーシスを起こすことがない。また、重炭酸の濃度を調整
することにより、アルカローシス等も防止し、電解質異
常を起こすことがない。また医療用容器21は、PH調
整液24の収納室27に排出口20が設けられ、必ず隔
離シール部25を剥離開放して母液23とPH調整液2
4とを混合しなければ、患者に点滴できないので、隔離
シール部25を剥離開放しないで母液23のみを患者に
適用するミスを生じることはない。上記実施態様では、
医療用容器21の充填物を腹膜用透析液とした。しか
し、本発明では、かかる透析液に限る必要はなく、人工
腎臓用環流液、人工腎臓用透析液、人工腎臓補充液等に
も有用に適用することができる。
【0032】次に、本発明に係る医療用容器の第三実施
態様を図7に従って詳説する。図7に示す医療用容器5
1は体内の投与液として用いられる電解質液が収容され
た医療用容器、特に高張糖質液からなり、中心静脈経路
より投与される高カロリー輸液剤の医療用容器である。
かかる医療用容器51は、第二実施態様の医療用容器と
同様な素材からなるインフレーションフィルムより、第
一実施態様の医療用容器1と同様な手法により成形され
る。医療用容器51内は3つの室52、53、54に分
かれ、室52と室53と及び室53と室54との隔離シ
ール部55、56の全部はピールシール部で形成され、
第一室52には第一母液61が収納され、第二室53に
は第二母液62が収納され、また、排出口57が設けら
れた第三室54にはPH調整液63が収納されている。
第一母液61、第二母液62及びPH調整液63は容器
51と共にオートクレーブ滅菌処理がなされている。第
一母液61、第二母液62及びPH調整液63が混合す
ると高カロリー輸液用剤となる。高カロリー輸液用剤は
中心静脈から投与され、糖質が10乃至50重量%、特
に15乃至30重量%の範囲で含まれる高カロリー輸液
剤である。かかる輸液剤は、腸管などの大量切除、小腸
病変、重症下痢症などの患者に栄養補給を目的として行
われる。糖質は、主にブドウ糖が用いられるが、ブドウ
糖の他には、フルクトース、キシリトース、ソルビトー
ス等も用いられる。高カロリー輸液用剤には、糖質の他
に適宜電解質が含有され、電解質としては、Na(ナト
リウム)、K(カリウム)、Cl(クロール)、Ca
(カルシウム)、Mg(マグネシウム)等が挙げられ
る。また、必要により、Zn(亜鉛)、P(リン)、F
e(鉄)、Cu(銅)等の微量金属類、及びクエン酸、
グルコン酸、酢酸(アセテート類)、乳酸(ラクテート
類)等の有機酸も添加される。これらの電解質及び有機
酸は、塩酸塩、乳酸塩、酢酸塩、硫酸塩、リン酸塩、グ
ルコン酸塩、グリセロリン酸塩として用いられ、Caに
あっては、グリセロリン酸塩として用いられる。また、
沈殿などを生じないようにP供給を十分にするために、
多価アルコール又は糖のリン酸エステルなどが用いられ
る。Naは0〜160、特に20〜80mEq/Lの範
囲濃度で用いられる。Kは0〜80、特に10〜70m
Eq/Lの範囲濃度で用いられる。Clは0〜160、
特に20〜80mEq/Lの範囲濃度で用いられる。C
aは0〜20、特に4〜15mEq/Lの範囲濃度で用
いられる。Mgは0〜25、特に6〜20mEq/Lの
範囲濃度で用いられる。Pは0〜500、特に120〜
350mg/Lの範囲濃度で用いられる。Znは0〜4
0、特に5〜30μmolの範囲濃度で用いられる。高
カロリー輸液用剤には、アセテート又はラクテート等の
電解質の替わりに重炭酸が24mEq/Lの濃度で含有
される。かかる高カロリー輸液用剤のPH値は6.5〜
7.5となっている。また、高カロリー輸液用剤には、
糖質以外に、三大栄養素であるアミノ酸製剤が含まれて
いる。
【0033】第一母液61は上記糖質と電解質との母液
成分からなる。但し、PH調整液63である重炭酸ナト
リウム溶液が第三室54に充填されるため、輸液用剤か
ら重炭酸ナトリウムが除かれたものである。このため、
第一母液61のPH値は5.0以下となっている。第二
母液62はアミノ酸製剤である。アミノ酸製剤として
は、必須アミノ酸(E)と非必須アミノ酸(N)とが配
合され、その配合比はほぼ1程度に維持される。またア
ミノ酸投与は十分量の糖質と併用投与することが必要で
あり、アミノ酸中の窒素1gに対する投与カロリー量の
割合は150〜200を目標としている。また、肝性昏
睡に陥った患者には分岐鎖アミノ酸製剤が投与される。
アミノ酸製剤は、輸液剤中に0.5〜15、特に1〜1
0重量%で含有することが望ましい。アミノ酸は、グリ
シン、L−アラニン、L−プロリン、L−アスパラギン
酸、L−セリン、L−チロシン、L−グルタミン酸、L
−システイン、L−ロイシン、L−イソロイシン、L−
バリン、L−リジン、L−メチオニン、L−フェニルア
ラニン、L−トレオニン、L−トリプトファン、L−ア
ルギニン、L−ヒスチジン等がある。アミノ酸は、遊離
アミノ酸だけでなく、その無機塩類、有機塩類、生体内
で加水分解可能なエステル、2以上のペプチド等のよう
にダイマーとして使用される場合もある。PH調整液6
3は第一実施態様と同様に重炭酸ナトリウム溶液が充填
されている。
【0034】医療用容器51には部分包装がなされ、医
療用容器51の収納室54の外側は包装体71で液密に
覆われている。包装体71は二枚の樹脂シートを張り合
わせて形成され、一旦、三方の周縁72が完全熱溶着シ
ールされて一端を開口端73した袋状に形成される。そ
して、開口端73から医療用容器51の収納室54が脱
酸素剤74と共に入れられ、開口端73は液密に完全熱
溶着シールされている。かかる樹脂シートは、分離可能
な外層(PET:12μm+AL:9μm+ONY:1
5μm)と、中間層(ONY:15μm+PVDC:1
5μm+ONY:15μm)と、内層(LLDPE:1
00μm)とからなる。尚、PETはポリエチレンテレ
フタレートであり、ONYは延伸ナイロンであり、PV
DCはポリ塩化ビニリデンであり、LLDPEは上述直
鎖状低密ポリエチレンである。かかる樹脂シートはアル
ミニウムの外層により炭酸ガス及び酸素の非透過性とな
っており、また、外層27を分離した樹脂シ−トは、中
間層のポリ塩化ビニリデン層により酸素難透過性膜とな
っている。
【0035】このように構成される医療用容器51にお
いては、第一実施態様と同様な作用効果を奏する他に、
糖類とアミノ酸類とが区分して配されるため、メイラー
ド反応を起こすことがない。また、包装体71は製造
時、特に蒸気滅菌時に完全な非ガス透過性を有し、使用
時にアルミニウムの外層の分離により透明包装体となる
ので、PH調整液54は蒸気滅菌時及び保存時において
の分解などが殆ど抑えられる。また医療用容器51は、
PH調整液63の収納室54に排出口57が設けられ、
必ず隔離シール部55、56を剥離開放して母液61、
62とPH調整液63とを混合しなければ、患者に点滴
できないので、隔離シール部56を剥離開放しないで母
液61、62のみを患者に適用するミスを生じることは
ない。上記各実施態様では、医療用容器を輸液用剤或い
は透析液に用いたが、臓器保存液等に用いても良い。上
記各実施態様では、インフレーション樹脂シートから容
器本体を成形したが、可撓性で透明性を有する限り、ブ
ロー成形物、射出成形物、真空成形物等であっても良
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る医療用
容器によれば、透明性及び可撓性の壁を有する樹脂素材
からなり、内部に母液とPH調整液とが分けて充填され
る医療用容器であって、上記母液とPH調整液とは隔離
シール部で隔離されたそれぞれの収納室に充填され、上
記隔離シール部は該収納室内の昇圧によって少なくとも
一部を剥離開放しうるピールシール部で形成されている
ので、腎障害、下痢、嘔吐等の生じることがなく、また
投与時のPH値も高く維持できる輸液用剤、透析液用
剤、及び臓器保存剤等の医療用剤が充填された医療用容
器とすることができる。また、アシドーシス等の電解質
異常等を起こすことのない輸液用剤、透析液用剤、及び
臓器保存剤等の医療用剤が充填された医療用容器とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る医療用容器の第一実施態様
の正面図である。
【図2】図2は第一実施態様の医療用容器のPH調整液
の収容室の断面図である。
【図3】図3は第一実施態様の医療用容器の使用に際し
ての正面図である。
【図4】図4は本発明に係る医療用容器の第二実施態様
の正面図である。
【図5】図5は第二実施態様の医療用容器の容器本体の
正面図である。
【図6】図6は第二実施態様の医療用容器に用いられる
包装体の断面図である。
【図7】図7は本発明に係る第三実施態様の医療用容器
の正面図である。
【符号の説明】 1 医療用容器 1A、1B 端縁シール部 2 排出口 3 母液 4 PH調整液 5 隔離シール部 6、7 収納室

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明性及び可撓性の壁を有する樹脂素材
    からなり、内部に母液とPH調整液とが分けて充填され
    る医療用容器であって、 上記母液とPH調整液とは隔離シール部で隔離されたそ
    れぞれの収納室に充填され、上記隔離シール部は該収納
    室内の昇圧によって少なくとも一部を剥離開放しうるピ
    ールシール部で形成されていることを特徴とする医療用
    容器。
  2. 【請求項2】 上記PH調整液が、重炭酸塩又は炭酸塩
    のアルカリ性溶液からなることを特徴とする請求項1記
    載の医療用容器。
  3. 【請求項3】 上記母液が輸液成分又は透析液成分であ
    り、上記母液のPH値が5.5以下であり、上記母液に
    上記PH調整液を混合したときのPH値が6.0〜8.
    5となることを特徴とする請求項1又は2記載の医療用
    容器。
  4. 【請求項4】 上記母液成分は更に複数の収納室に区分
    されて収納されていることを特徴とする請求項3記載の
    医療用容器。
  5. 【請求項5】 上記PH調整液の収納室の外側がガスバ
    リアー性壁で液密に覆われていることを特徴とする請求
    項2記載の医療用容器。
  6. 【請求項6】 上記PH調整液の収納室及び上記母液の
    収納室が上記ガスバリアー性壁で液密に覆われ、上記ガ
    スバリアー性壁は上記隔離シール部の形成部分で液密に
    仕切られていることを特徴とする請求項5記載の医療用
    容器。
  7. 【請求項7】 上記PH調整液の収納室の外側とガスバ
    リアー性壁との間に脱酸素剤が収容されていることを特
    徴とする請求項5又は6記載の医療用容器。
  8. 【請求項8】 上記PH調整液の収納室の壁がガスバリ
    アー性壁で形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の医療用容器。
  9. 【請求項9】 上記請求項5、請求項7又は請求項8の
    何れかの記載の医療用容器の製造方法において、医療用
    容器をオートクレーブ滅菌処理して製造することを特徴
    とする医療用容器の製造方法。
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