JPH10202479A - ワーク位置決め方法および同位置決め装置 - Google Patents

ワーク位置決め方法および同位置決め装置

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JPH10202479A
JPH10202479A JP9011208A JP1120897A JPH10202479A JP H10202479 A JPH10202479 A JP H10202479A JP 9011208 A JP9011208 A JP 9011208A JP 1120897 A JP1120897 A JP 1120897A JP H10202479 A JPH10202479 A JP H10202479A
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tension
positioning
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祥一 高橋
Teruo Segawa
輝夫 瀬川
Kaoru Okuyama
馨 奥山
Setsuo Nakamura
節男 中村
Yukie Ueda
幸英 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンによって搬送されるワークに対する
作業位置での位置決め精度を向上させる。 【解決手段】 駆動側スプロケット3と被駆動側スプロ
ケット5とに掛け渡されたチェーン1に、ワークを保持
搬送するスラット7が装着されている。スラット7はガ
イドレール11にガイドされて移動可能である。駆動側
スプロケット3は、シリンダ37によりチェーン1の長
手方向沿って移動可能で、これによりチェーン1に対す
る張力付与が可能となる。ガイドレール11の側方に
は、位置決め部材25が配置され、チェーン1に対して
張力付与を解除した状態で、位置決め部材25に設けた
位置決めテーパピンが突出してスラット7に設けたテー
パ孔に挿入されてスラット7の位置決めがなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チェーン上に設
けたワーク保持搬送部材に保持されたワークに対し、チ
ェーン搬送方向の所定位置にて作業を行う際のワーク位
置決め方法および同位置決め装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、チェーン
によって搬送されるワークに対して所定位置にて作業を
行うときの位置決め精度を向上させることを目的として
いる。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、一対のスプロケット相互間に
掛け渡されたチェーンに、ワークを保持搬送するワーク
保持搬送部材が装着され、このワーク保持搬送部材に保
持されたワークに対して所定の作業を行うに際し、前記
ワークが所定の作業位置となるよう前記ワーク保持搬送
部材の位置決めを行う位置決め方法としてある。
【0004】上記したワーク位置決め方法によれば、ピ
ンの摩耗や温度変化などにより全長が変化するチェーン
によって搬送されるワーク保持搬送部材が、保持してい
るワークに対する所定の作業位置にて位置決め固定され
るので、この位置決め固定されたワークに対する作業
が、例えばロボットによる溶接作業の場合には、溶接精
度が向上する。
【0005】第2に、ワーク保持搬送部材は、チェーン
の搬送方向に沿って複数設けられ、この複数のワーク保
持搬送部材に対する位置決めを、一対のスプロケットの
いずれかの側から順次行う位置決め方法としてある。
【0006】上記したワーク位置決め方法によれば、複
数のワーク保持搬送部材に対し両端のいずれかのスプロ
ケット側から順次位置決めを行うことで、チェーンによ
る拘束が避けられる。
【0007】第3に、一対のスプロケット相互間に掛け
渡されたチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置に
て作業を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部
材を装着し、前記チェーンに対して張力を発生させる張
力発生機構を設け、この張力発生機構によるチェーンに
対する張力付与を解除した状態で、前記ワークが所定の
作業位置となるよう前記ワーク保持搬送部材の位置決め
を行う位置決め機構を設けた。
【0008】上記構成によれば、張力発生機構によりチ
ェーンに対する張力付与を解除した状態で、位置決め機
構によりワーク保持搬送部材の位置決めを行い、位置決
めされたワーク保持搬送部材に保持されているワーク
が、例えばロボットにより所定の溶接作業などを受け
る。
【0009】第4に、一対のスプロケット相互間に掛け
渡されたチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置に
て作業を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部
材を装着し、前記一対のスプロケットのうちの駆動側の
ものに、このスプロケットに対し駆動部からの動力を伝
達遮断可能なクラッチ機構を設け、このクラッチ機構に
よる前記スプロケットへの動力伝達を遮断してこのスプ
ロケットをフリーとした状態で、前記ワークが所定の作
業位置となるよう前記ワーク保持搬送部材の位置決めを
行う位置決め機構を設けた。
【0010】上記構成によれば、駆動側のスプロケット
がクラッチ機構により駆動部からの動力伝達を遮断され
た状態で、位置決め機構によりワーク保持搬送部材の位
置決めを行う。これにより、位置決め時には駆動側のス
プロケットがフリーとなるので、チェーンの拘束を受け
ずに済む。
【0011】第5に、ワーク保持搬送部材は、チェーン
の両サイドに設けたガイドレールに支持された状態で前
記チェーンの駆動により移動する構成である。
【0012】上記構成によれば、ワーク保持搬送部材
は、ガイドレールに支持されているので、上下方向の位
置ずれが回避されており、このため位置決め機構による
ワーク保持搬送部材に対する位置決めが容易となる。
【0013】第6に、位置決め機構は、ワーク保持搬送
部材の側方に設けた駆動手段と前記ワーク保持搬送部材
とのいずれか一方に設けたテーパピンと、他方に設けら
れて前記テーパピンが挿入されるテーパ孔部とで構成さ
れ、前記駆動手段は、この駆動手段に設けられた前記テ
ーパピンあるいはテーパ孔部を、前記ワーク保持搬送部
材側に向けて進退移動させるものである。
【0014】上記構成によれば、駆動手段が、この駆動
手段に設けられたテーパピンあるいはテーパ孔部を、ワ
ーク保持搬送部材側に向けて進出移動させることで、ワ
ーク保持搬送部材側のテーパ孔部あるいはテーパピンに
嵌合し、これによりワーク保持搬送部材が位置決めされ
る。
【0015】第7に、位置決め機構は、ワーク保持搬送
部材側に設けた被挟持部と、前記ワーク保持搬送部材の
側方に設けられて前記被挟持部を挟持固定する挟持アー
ム機構とから構成されている。
【0016】上記構成によれば、挟持アームが、ワーク
保持搬送部材側の被挟持部を挟持固定することで、ワー
ク保持搬送部材の位置決めがなされる。
【0017】第8に、一対のスプロケット相互間に掛け
渡されたチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置に
て作業を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部
材を装着し、このワーク保持搬送部材が、保持している
前記ワークに対する所定の作業位置となった状態で、こ
のワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にて、前記
チェーンに対して張力を付与して位置決めを行う。
【0018】上記したワーク位置決め方法によれば、ピ
ンの摩耗や温度変化などにより全長が変化するチェーン
が、ワーク保持搬送部材の搬送方向両側にて張力が付与
され、このときワーク保持搬送部材は、保持しているワ
ークに対する所定の作業位置にあって、その状態が張力
発生により維持されるので、ワークに対する作業が、例
えばロボットによる溶接作業の場合には、溶接精度が正
確なものなる。
【0019】第9に、一対のスプロケット相互間に掛け
渡されたチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置に
て作業を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部
材を装着し、このワーク保持搬送部材が、保持している
前記ワークに対する所定の作業位置となった状態を検出
する作業位置検出手段を設け、この作業位置検出手段が
前記ワーク保持搬送部材の所定の作業位置状態を検出し
たとき、前記ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側
間にて、前記チェーンに対して張力を付与する張力付与
機構を設けた。
【0020】上記構成によれば、ワーク保持搬送部材が
ワークに対する所定の作業位置となった状態を、作業位
置検出手段が検出すると、張力付与機構の動作により、
ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にてチェーン
に張力が発生し、これによりワークの所定の作業位置が
確保される。
【0021】第10に、張力付与機構は、チェーンに対
して上下方向の一方側に位置して相互に所定間隔をおい
て配置された一対のガイドスプロケットと、この各ガイ
ドスプロケットと反対側の前記チェーンの他方側で、か
つ各ガイドスプロケット相互間に位置してチェーンをガ
イドスプロケット側に押し付け可能な張力制御スプロケ
ットとを備え、前記各ガイドスプロケットおよび張力制
御スプロケットが、ワーク保持搬送部材のワーク搬送方
向両側にそれぞれ配置されている。
【0022】上記構成によれば、張力制御スプロケット
がチェーンをガイドスプロケット側に押し付けると、チ
ェーンは、ガイドスプロケットと張力制御スプロケット
との間に入り込んで、ワーク保持搬送部材のワーク搬送
方向両側の張力付与機構相互間で引っ張られて張力が発
生する。
【0023】第11に、ワーク保持搬送部材は、チェー
ンの両サイドに設けたガイドレールに支持された状態で
前記チェーンの駆動により移動する構成であり、張力付
与機構は、前記チェーンの上下方向の一方側に位置する
ガイドスプロケットと、このガイドスプロケットよりワ
ーク保持搬送部材側に位置し、前記チェーンに対しガイ
ドスプロケット側に押し付け可能な張力制御スプロケッ
トと備え、前記ガイドスプロケットおよび張力制御スプ
ロケットが、ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側
にそれぞれ配置されている。
【0024】上記構成によれば、張力制御スプロケット
がチェーンをガイドスプロケット側に押し付けると、チ
ェーンは、ガイドレールに支持されたワーク保持搬送部
材と張力制御スプロケットとの間で引っ張られて、ワー
ク保持搬送部材のワーク搬送方向両側の張力付与機構相
互間で張力が発生する。
【0025】第12に、張力制御スプロケットに、ガイ
ドスプロケット側に押し付け移動させるサーボモータを
設けるとともに、チェーンの弛みを検出する弛み検出手
段を設け、この弛み検出手段が検出したチェーンの弛み
量に応じて前記サーボモータを駆動させる制御手段を設
けた。
【0026】上記構成によれば、弛み検出手段が、チェ
ーンの弛みを検出すると、制御手段はこの弛み量に応じ
てサーボモータを駆動して張力制御スプロケットをガイ
ドスプロケット側に押し付ける。
【0027】第13に、弛み検出手段は、チェーンのピ
ン相互間のピッチを検出するものである。
【0028】上記構成によれば、チェーンはピンの摩耗
により全長が伸びて弛むので、このピン相互間のピッチ
を検出することで、弛み量が検出される。
【0029】第14に、弛み検出手段は、チェーンに設
けた基準位置に対する下方への撓み量を検出するもので
ある。
【0030】上記構成によれば、チェーンが弛むこと
で、チェーンに設けた基準位置が下方に変位し、この変
位した位置を検出することで、弛み量が検出される。
【0031】第15に、弛み検出手段は、ワーク保持搬
送部材に設けられてワークに対する所定の作業位置に対
応する基準位置に対する搬送方向のずれ量を検出するも
のである。
【0032】上記構成によれば、チェーンが弛むこと
で、ワーク保持搬送部材に設けた基準位置が、ワークに
対する所定の作業位置に対して搬送方向にずれ、このず
れ量を検出することで、弛み量が検出される。
【0033】第16に、張力制御スプロケットは、チェ
ーンに対して張力を付与する際に回転動作をロックさせ
るブレーキ機構を備えている。
【0034】上記構成によれば、張力制御スプロケット
を、ブレーキ機構によりロックした状態で、ガイドスプ
ロケット側に押し付けることで、チェーンは確実に張力
が発生する。
【0035】
【発明の効果】第1の発明によれば、ピンの摩耗や温度
変化などにより全長が変化するチェーンによって搬送さ
れるワーク保持搬送部材が、保持しているワークに対す
る所定の作業位置にて位置決め固定されるので、この位
置決め固定されたワークに対する作業を、精度よく行う
ことができる。
【0036】第2の発明によれば、複数のワーク保持搬
送部材に対し両端のいずれかのスプロケット側から順次
位置決めを行うことで、チェーンによる拘束を避けるこ
とができ、位置決めを容易に行うことができる。
【0037】第3の発明によれば、チェーンに取付られ
たワーク保持搬送部材に対し、チェーンに対する張力付
与を解除した状態で位置決めを行うので、位置決め作業
が容易かつ確実にできる。
【0038】第4の発明によれば、駆動側のスプロケッ
トがクラッチ機構により駆動部からの動力伝達を遮断さ
れた状態で、位置決め機構によりワーク保持搬送部材の
位置決めを行う構成としたので、チェーンの位置決め時
に、駆動側のスプロケットがフリーとなり、チェーンの
拘束を受けることなく位置決めを行うことができる。
【0039】第5の発明によれば、ワーク保持搬送部材
を、ガイドレールに支持される構成とすることで、上下
方向の位置ずれを回避しているので、位置決め機構によ
るワーク保持搬送部材に対する位置決めを容易に行うこ
とができる。
【0040】第6の発明によれば、ワーク保持搬送部材
に対する位置決めは、駆動手段側のテーパピンあるいは
テーパ孔部と、ワーク保持搬送部材側のテーパ孔部ある
いはテーパピンとが相互に嵌合することでなされるの
で、確実に行うことができる。
【0041】第7の発明によれば、挟持アームが、ワー
ク保持搬送部材側の被挟持部を挟持固定することで、ワ
ーク保持搬送部材の位置決めを行うことができる。
【0042】第8の発明によれば、ピンの摩耗や温度変
化などにより全長が変化するチェーンが、ワーク保持搬
送部材の搬送方向両側にて張力が付与され、このときワ
ーク保持搬送部材は、保持しているワークに対する所定
の作業位置にあって、その状態が張力発生により維持さ
れるので、ワークに対する作業を精度よく行うことがで
きる。
【0043】第9の発明によれば、ワーク保持搬送部材
がワークに対する所定の作業位置となった状態で、ワー
ク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にてチェーンに張
力を付与するので、ワークに対する所定の作業位置を確
保することができる。
【0044】第10の発明によれば、張力制御スプロケ
ットをガイドスプロケット側に押し付けることで、ワー
ク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にてチェーンに張
力を付与することができる。
【0045】第11の発明によれば、張力制御スプロケ
ットをガイドスプロケット側に押し付けることで、チェ
ーンは、ガイドレールに支持されたワーク保持搬送部材
と張力制御スプロケットとの間で引っ張られて、ワーク
保持搬送部材のワーク搬送方向両側の張力付与機構相互
間にて張力を発生させることができる。
【0046】第12の発明によれば、チェーンの弛み量
に応じて最適な張力が得られるので、位置決め精度をよ
り向上させることができる。
【0047】第13の発明によれば、チェーンのピン相
互間のピッチを検出することで、ピンの摩耗によるチェ
ーンの伸びが把握でき、弛み量が検出できることにな
る。
【0048】第14の発明によれば、チェーンが弛むこ
とで、チェーンに設けた基準位置が下方に変位し、この
位置を検出することで、弛み量を検出することができ
る。
【0049】第15の発明によれば、チェーンが弛むこ
とで、ワーク保持搬送部材に設けた基準位置が、ワーク
に対する所定の作業位置に対して搬送方向にずれ、この
ずれ量を検出することで、弛み量を検出することができ
る。
【0050】第16の発明によれば、張力制御スプロケ
ットを、ブレーキ機構によりロックした状態で、ガイド
スプロケット側に押し付ける構成としたので、チェーン
に対して確実に張力を発生させることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0052】図1は、この発明の実施の一形態を示すワ
ーク位置決め装置を備えたチェーンコンベアの全体構成
を示す概略的な平面図、図2は、図1に示したチェーン
コンベアの正面図である。チェーン1は、図中で左側端
部に配置された駆動側スプロケット3と、同右側端部に
配置された被駆動側スプロケット5との間に掛け渡され
て図2中で矢印A方向に移動するもので、このチェーン
1上には、ワーク保持搬送部材としてのスラット7が複
数装着されている。
【0053】スラット7は、例えば図3に示すような自
動車のボディサイドアウタなどのワークWを、上部に備
えたクランプ部9によりクランプ保持する。クランプ部
9によって保持されたワークWは、チェーン1の移動に
伴って移動するが、所定の作業位置にて停止した状態
で、チェーンコンベアの側方に配置された溶接ロボット
により、フロント部品Wfとリア部品Wrとの相互の溶接
接合作業や、各部品Wf,Wrに対する図示しないインナ
部品の溶接接合作業が、それぞれの作業位置にてなされ
る。
【0054】チェーン1の両サイドには、ガイドレール
11が搬送方向に沿って延長配置され、スラット7はこ
のガイドレール11にガイドされて移動する。スラット
7は、図3の要部の拡大された斜視図である図4およ
び、図4における搬送方向に対し直角に切った断面図で
ある図5に示すように、水平板13の両側部に設けた左
右の各側板15に、ガイドレール11を上下から挟むよ
うに4つのローラからなるカムフォロア17が取り付け
られている。
【0055】水平板13の下面には、図5に示すよう
に、チェーン取付部19の上端が固定され、チェーン取
付部19の下端には、図5のB−B断面図である図6に
示すように、アタッチメント21を介してチェーン1が
装着されている。チェーン取付部19とアタッチメント
21とは、ピン23により回動可能となっている。
【0056】ガイドレール11の両側方には、図3およ
び図4では省略してあるが、図1に示すように、スラッ
ト7の位置決めを行う位置決め部材25が設置されてい
る。この位置決め部材25は、スラット7に保持された
ワークWが所定の作業位置となる状態で、スラット7に
対して位置決めを行うもので、その詳細を図7に示す。
図7(a)は平面図で、図7(b)は図7(a)のC矢
視図である。
【0057】位置決め部材25は、駆動手段としてのエ
アシリンダ27と、エアシリンダ27の動作によりスラ
ット7に向けて進退移動するテーパピン29とを備えて
いる。一方、スラット7における側板15のガイドレー
ル11より上部側のカムフォロア17相互間には、突出
部31が形成され、この突出部31の端面には、テーパ
孔部31aが形成され、テーパ孔部31aに前記位置決
め部材25側のテーパピン29が挿入されることで、位
置決めがなされる。上記位置決め部材25とテーパ孔部
31とで位置決め機構を構成している。
【0058】上記チェーン1が巻き掛けられた駆動側ス
プロット3は、図2に示すように、張力発生機構33に
連結されており、この張力発生機構33によりチェーン
1に対して張力の付与および解除がなされる。張力発生
機構33は、駆動側スプロケット3が取り付けられたス
ライド部35と、このスライド部35を図2中で左右方
向にスライド移動させる張力発生用の油圧シリンダ37
とを備えている。
【0059】スライド部35は、ベース39上にてリニ
アガイドレール41を介してスライドするもので、底板
43と、底板43上に下端が固定され、上端に駆動側ス
プロケット3が回転可能に取り付けられる一対の取付板
45とを備えている。一方、油圧シリンダ37は、シリ
ンダ本体47から突出したロッド49の先端が、底板4
3に固定された取付ブラケット51に固定されており、
油圧シリンダ37の動作に伴うスライド部35の進退移
動により、チェーン1に対する張力付与および張力解除
がなされる。
【0060】また、図1に示すように、底板43上に
は、駆動側スプロケット3を駆動するモータ53が設置
されており、このモータ53と駆動側スプロケット3と
の間には、モータ53の動力を駆動側スプロケット3に
伝達遮断するクラッチ機構55が設けられている。
【0061】次に、上記したワーク位置決め装置の動作
を説明する。図3に示すワークWは、スラット7上に固
定保持されてチェーン1の駆動による搬送されるが、こ
のときチェーン1は、張力発生機構33により張力が付
与されている。つまり、張力発生用の油圧シリンダ37
のロッド49がシリンダ本体47内に引き込まれてスラ
イド部35が図1および図2中で左方向にスライド移動
した状態である。
【0062】チェーン1の駆動により、ワークWが所定
の作業位置まで搬送されたら、この位置のスラット7
(ここでは図1中で被駆動側スプロケット5側のスラッ
ト7とする)を、例えば図示しないセンサで検出してモ
ータ53を停止させ、チェーン1の駆動を停止させる。
この停止時では、センサで検出したスラット7に対し駆
動側スプロケット3側の各スラット7は、規定の位置決
め位置より搬送方向前方側に、チェーン1の伸び量に応
じてオーバランした位置で停止することになる。
【0063】この状態で、油圧シリンダ37のロッド4
9を前進させてスライド部35を図1および図2中で右
方向に移動させ、チェーン1の張力を解除し、チェーン
1に弛みを持たせておく。これと同時に、クラッチ機構
55によりモータ53と駆動側スプロケット3との動力
伝達を遮断し、駆動側スプロケット3をフリーな状態と
する。この状態で、図7に示す位置決め部材25におけ
るエアシリンダ27を動作させ、テーパピン29を突出
させてスラット7側のテーパ孔31aに挿入し、スラッ
ト7を両側から位置決め固定する。
【0064】このように、ワークWに対する所定の作業
位置にてワークWを保持するスラット7を位置決め固定
するので、チェーン1がピンの摩耗や温度変化などによ
り全長が変化した場合であっても、所定の作業位置の位
置決めを精度よく行え、チェーンコンベアの側方に配置
したロボットによる、例えば図3に示すようなボディサ
イドに対する溶接作業を高精度に行うことが可能とな
る。
【0065】また、スラット7が、テーパピン29とテ
ーパ孔部31aとの嵌合により両サイドから挟持固定さ
れた状態となっているので、ワークWは溶接作業を受け
る際に振動が発生しにくく、より高精度な溶接が行え
る。さらに、溶接作業中は、スラット7が、上記したよ
うに位置決め機構により固定されている上、ガイドレー
ル11に支持されているので、チェーン1には負荷が掛
からず、チェーン1の高寿命化が達成される。
【0066】図1に示すように、スラット7が複数設け
られて、チェーン1の停止時にそれぞれのスラット7上
のワークWが所定の作業位置にある場合には、図8の模
式図で示すように、チェーン1の端部(ここでは被駆動
側スプロケット5側の端部)のものから駆動側スプロケ
ット3ものに向かって順に位置決めを行う。このよう
に、チェーン1の端部からスラット7を順次位置決めし
ていくことで、チェーン1は伸び分が順次手繰り寄せら
れる形となり、駆動側スプロケット3がフリーとなって
いることも相俟って、チェーン1の張りによる不具合は
起こらず、位置決め作業が確実になされる。
【0067】また、複数のスラット7に対し、位置決め
が必要な作業工程のみの位置決めも、必要に応じて行う
ことができ、搬送ラインの多様化に対応可能である。さ
らに、スラット7は、ガイドレール11に支持されるこ
とにより、上下方向の位置ずれはほとんどなく、したが
って位置決め動作は、チェーン1の伸びによる搬送方向
に対して行うだけであるので、容易である。
【0068】なお、スラット7は、上記したガイドレー
ル11に支持させず、チェーン1に直接支持させる構成
であっても構わない。
【0069】図9は、スラット7に対する位置決め機構
の他の例を示している。同図(a)は平面図で、同図
(b)は(a)のD−D矢視断面図である。この例は、
スラット7の側板15に矩形状の被挟持部となるロッド
57が突出固定され、このロッド57をガイドレール1
1の側方に配置した挟持アーム機構59により挟持固定
してスラット7を位置決め固定するものである。挟持ア
ーム機構59とロッド57とで位置決め機構を構成して
いる。
【0070】挟持アーム機構59は、長アーム61およ
び短アーム63の各先端側部の固定部61a,63aで
ロッド57を挟持固定するもので、各アーム61,63
の基端側には、ピニオン65,67が固定ピン69,7
1を介してそれぞれ固定されている。固定ピン69,7
1は、外部の図示しない回転支持部に回転支持され、ピ
ニオン65,67およびアーム61,63を上記回動支
持部に対してそれぞれ回動支持する。各ピニオン65,
67相互間には、エアシリンダ73によって図中で左右
方向に移動可能で、上下両側部に歯部を備えて各ピニオ
ン65,67に歯合するラック75が配置されている。
【0071】上記エアシリンダ73の動作により、ラッ
ク75が、図9の状態から右方向に移動することで、ピ
ニオン65が図中で左回りに回転する一方、ピニオン6
7が右回りに回転し、これに伴って各アーム61,63
が互いに離れる方向に回動して図9中で二点鎖線で示す
位置となる。逆に、ラック75が図中で左方向に移動す
ると、上記とは逆の動作によって、各アーム61,63
によりロッド57を挟持固定し、スラット7が搬送方向
の所定の作業位置にて位置決めされることになる。
【0072】図10は、図1および図2に示した張力発
生機構の別の例を示している。この張力発生機構77
は、チェーン1の長さ方向に沿ってほぼ等間隔に複数設
けられており、チェーン1に対して下方から、上下動可
能なスプロケット79により張力付与および解除を行う
ものである。上記スプロケット79は、支持板81の上
端に回転可能に取り付けられており、支持板81は、外
部に固定された左右一対の支持ブラケット83に対し、
リニアガイドレール85を介して上下動可能である。
【0073】支持板81の下部側には直線状のリンク部
材87の上端が、リンク部材87の下端にはベルクラン
ク89の一端がそれぞれ回動可能に連結されている。上
記ベルクランク89は、他端がエアシリンダ91のロッ
ド先端が回転可能に取り付けられ、中央の屈曲部が外部
に固定された取付ブラケット93に回転可能に取り付け
られ、エアシリンダ91の動作により、ベルクランク8
9、リンク部材87および取付板81を介してスプロケ
ット79が上下動する。
【0074】スプロケット79を上昇させることで、チ
ェーン1に張力が付与され、この状態でスラット7の搬
送を行う。スラット7の位置決めを行う際には、スプロ
ケット79を下降させ、チェーン1を弛ませた状態で行
う。
【0075】図11は、スラット7の位置決めを、スラ
ット7が所定の作業位置で停止した状態で、その搬送方
向前後に設けた張力付与機構95により、チェーン1に
対して張力を付与することで行うようにしたものであ
る。スラット7の所定の作業位置での停止は、スラット
7の側方に設けた作業位置検出手段を構成する図示しな
いセンサがスラット7を検出することで行う。このスラ
ット7も、前述した実施の形態である図5と同様に、ガ
イドレール11にガイドされて移動するとともに、下端
がチェーン1に連結されている。
【0076】張力付与機構95は、チェーン1の上方側
にて相互に所定間隔をおいて固定配置された回転可能な
一対のガイドスプロケット97と、この各ガイドスプロ
ケット97に対しチェーン1の下方側で、かつ各ガイド
スプロケット97相互間に位置してチェーン1を上方に
押し付け移動可能な張力制御スプロケット99とを備え
ている。図11は、張力制御スプロケット99が上方に
移動してチェーン1をガイドスプロケット97側に押し
付けている状態を示している。
【0077】図12は、張力付与機構95における張力
制御スプロケット99側の詳細を示すもので、前記図1
1のE−E線の断面図に相当する。支持板101には、
軸受103が固定され、この軸受103に回転可能に支
持された支持軸105に張力制御スプロケット99が固
定されている。また、上記支持板101の軸受103と
反対側には、支持軸105の回転動作をロックするブレ
ーキ機構106が装着されている。
【0078】張力制御スプロケット99を支持板101
とともに上下動させる上下動駆動機構107は、ボール
ネジ部109と、外部に固定されているサーボモータ1
11とから構成されている。ボールネジ部109と支持
板101とは支持アーム113で連結固定され、この支
持アーム113は、外部に固定されているリニアガイド
レール115に対して上下動可能に支持されている。
【0079】図13は、張力付与機構95におけるガイ
ドスプロケット97側の詳細を示すもので、前記図11
のF−F線の断面図に相当する。外部に固定されたほぼ
L字状の支持ブラケット117には軸受119が固定さ
れ、この軸受119に回転可能に支持された支持軸12
1にガイドスプロケット97が固定されている。
【0080】上記した図11の位置決め装置において
は、スラット7がチェーン1の駆動により、保持するワ
ークWを搬送する際には、サーボモータ111を駆動し
てボールネジ部109および支持アーム113を介して
張力制御スプロケット99を、支持板101とともに図
11の位置から下降させ、チェーン1への張力付与を解
除するとともに、ブレーキ機構106も解除して張力制
御スプロケット99の回転をフリーにしておく。張力付
与を解除した状態の張力制御スプロケット99は、、ガ
イドスプロケット97とともに、チェーン1に対して噛
み合った状態とし、チェーンガイドの役目を果たす。
【0081】ワークWを搬送するスラット7が所定の作
業位置に移動したことを図示しないセンサが検出する
と、チェーン1の駆動が停止し、この状態で、サーボモ
ータ111を駆動して張力制御スプロケット99を上昇
させて図11の状態とする。このとき、ブレーキ機構1
06を作動させて張力制御スプロケット99の回転動作
をロックさせておく。これにより、二つの張力付与機構
95相互間におけるチェーン1には張力が発生し、所定
の作業位置にて停止しているスラット7の位置決めがな
される。
【0082】上記した図11の位置決め装置は、チェー
ン1の駆動中でも、張力制御スプロケット99がチェー
ン1を支持しているので、駆動力がチェーン1の全長に
わたり分散されてチェーン1の駆動および停止時での弛
みに起因した衝撃が緩和され、チェーン1の寿命が延び
るものとなる。
【0083】図14は、図11の変形例で、センサによ
り検出されて所定の作業位置で停止しているスラット7
の位置決めを行うに際し、二つの張力付与機構123相
互間のチェーン1に対して張力を付与するという作業は
図11と同様である。ここでの張力付与機構123は、
ガイドスプロケット97を、張力制御スプロケット99
に対して外側のもの一つとしたものであり、張力制御ス
ップロケット99およびガイドスプロケット97周辺の
それぞれの支持構造は、前述した図12および図13と
同様である。
【0084】張力付与機構123相互間のチェーン1に
対して張力を付与する作業は、張力制御スプロケット9
9をブレーキ機構106によりロックさせた状態で上昇
させるが、このとき、張力制御スプロケット99とスラ
ット7の下部に取り付けられたチェーン取付部19との
間でチェーン1に張力が付与される。したがってこの場
合には、スラット7がガイドレール11に支持されてい
る必要があるので、ワークを搬送するスラット7はチェ
ーン1に固定されるだけの構成では成り立たず、ガイド
レール11は不可欠なものとなる。
【0085】なお、図11および図14において、ガイ
ドスプロケット97をチェーン1の下部側に、張力制御
スプロケット99をチェーン1の上部側にそれぞれ配置
し、張力制御スプロケット99を下方に移動させて張力
を発生させるような構成としても構わない。
【0086】上記図11および図14における一対の張
力付与機構95および123は、前述した図1の実施の
形態のように、スラット7が複数設けられてそれぞれの
スラット7について位置決めを行う場合には、それぞれ
のスラット7について張力付与機構95および123を
設ける。また、張力付与機構95および123相互間の
距離は、できる限り短くすることで、張力を付与する部
分のチェーン1のピン摩耗による伸び量が少なくなり、
位置決め精度も向上する。
【0087】上記図11および図14におけるようなチ
ェーン1に張力を付与する際には、チェーン1のピンの
摩耗などによる弛み量に応じて張力制御スプロケット9
9の上昇量を制御することで、より確実な位置決めが可
能となる。そこで、図15に示すように、チェーン1の
上部側にレーザ光源125を、下部側にCCDカメラ1
27をそれぞれ配置し、これらによりチェーン1のピン
1a相互間の寸法Lを検出することで、ピン1aの摩耗
によるチェーン1の伸び、すなわち弛み量を把握し、こ
の弛み量に応じてサーボモータ111による張力制御ス
プロケット99の上昇量を制御するものとする。
【0088】上記レーザ光源125とCCDカメラ12
7とで弛み検出手段を構成しており、この弛み検出手段
の検出値に応じてサーボモータ111を制御する制御手
段としては、図示していないが、例えばマイクロコンピ
ュータで構成される制御回路とする。
【0089】図16は、チェーン1の弛み量を、チェー
ン1に設けた基準マークKの、弛み前の位置と弛み後の
位置との上下寸法差Sを、図示しない視覚センサで検出
することで把握するようにしたものである。
【0090】図17は、スラット7に設けた基準マーク
Mの、所定の作業位置に対する搬送方向のずれ量Nを、
図示しない視覚センサで検出して、チェーン1の弛みを
把握するようにしたものである。
【0091】上記図15ないし図17における弛み量検
出は、単独で用いてもよいし、全てを用いてサーボモー
タ111にフィードバックしてもよい。
【0092】なお、上記図11および図14における張
力付与機構95,123では、スプロケット97,99
を使用したが、スプロケットに代えてガイドシューを使
用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示すワーク位置決め
装置を備えたチェーンコンベアの全体構成を示す概略的
な平面図である。
【図2】図1に示したチェーンコンベアの正面図であ
る。
【図3】図1のチェーンコンベア上にワークが保持され
ている状態を示す斜視図である。
【図4】図3における要部の拡大された斜視図である。
【図5】図4のスラットにおける搬送方向に対して直角
に切った断面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】(a)は図4におけるスラットに対する位置決
め機構を示す平面図、(b)は(a)のC矢視図であ
る。
【図8】図1のチェーンコンベアにおける位置決め動作
を示す動作説明図である。
【図9】(a)は位置決め機構の他の例を示す平面図、
(b)は(a)のD矢視図である。
【図10】図1および図2に示した張力発生機構の他の
例を示す正面図である。
【図11】この発明の他の実施の形態を示すワーク位置
決め装置を備えたチェーンコンベアの要部の正面図であ
る。
【図12】図11の拡大されたE−E線矢視断面図であ
る。
【図13】図11の拡大されたF−F線矢視断面図であ
る。
【図14】図11の変形例を示すチェーンコンベアの要
部の正面図である。
【図15】チェーンの弛み量の把握を、ピン相互間の寸
法を検出することで行うようにした例を示す説明図であ
る。
【図16】チェーンの弛み量の把握を、チェーンに設け
た基準マークの下方への変位量を検出することで行うよ
うにした例を示す説明図である。
【図17】チェーンの弛み量の把握を、スラットに設け
た基準マークの搬送方向のずれ量を検出することで行う
ようにした例を示す説明図である。
【符号の説明】
W ワーク 1 チェーン 1a ピン 3 駆動側スプロケット 5 被駆動側スプロケット 11 ガイドレール 7 スラット(ワーク保持搬送部材) 25 位置決め部材(位置決め機構) 27 エアシリンダ(駆動手段) 29 テーパピン 31a テーパ孔部(位置決め機構) 33,77 張力発生機構 55 クラッチ機構 57 ロッド(被挟持部,位置決め機構) 59 挟持アーム機構(位置決め機構) 95,123 張力付与機構 97 ガイドスプロケット 99 張力制御スプロケット 111 サーボモータ 125 レーザ光源(弛み検出手段) 127 CCD(弛み検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 節男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 上田 幸英 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のスプロケット相互間に掛け渡され
    たチェーンに、ワークを保持搬送するワーク保持搬送部
    材が装着され、このワーク保持搬送部材に保持されたワ
    ークに対して所定の作業を行うに際し、前記ワークが所
    定の作業位置となるよう前記ワーク保持搬送部材の位置
    決めを行うことを特徴とするワーク位置決め方法。
  2. 【請求項2】 ワーク保持搬送部材は、チェーンの搬送
    方向に沿って複数設けられ、この複数のワーク保持搬送
    部材に対する位置決めを、一対のスプロケットのいずれ
    かの側から順次行うことを特徴とする請求項1記載のワ
    ーク位置決め方法。
  3. 【請求項3】 一対のスプロケット相互間に掛け渡され
    たチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置にて作業
    を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部材を装
    着し、前記チェーンに対して張力を発生させる張力発生
    機構を設け、この張力発生機構によるチェーンに対する
    張力付与を解除した状態で、前記ワークが所定の作業位
    置となるよう前記ワーク保持搬送部材の位置決めを行う
    位置決め機構を設けたことを特徴とするワーク位置決め
    装置。
  4. 【請求項4】 一対のスプロケット相互間に掛け渡され
    たチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置にて作業
    を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部材を装
    着し、前記一対のスプロケットのうちの駆動側のもの
    に、このスプロケットに対し駆動部からの動力を伝達遮
    断可能なクラッチ機構を設け、このクラッチ機構による
    前記スプロケットへの動力伝達を遮断してこのスプロケ
    ットをフリーとした状態で、前記ワークが所定の作業位
    置となるよう前記ワーク保持搬送部材の位置決めを行う
    位置決め機構を設けたことを特徴とするワーク位置決め
    装置。
  5. 【請求項5】 ワーク保持搬送部材は、チェーンの両サ
    イドに設けたガイドレールに支持された状態で前記チェ
    ーンの駆動により移動する構成であることを特徴とする
    請求項3または4記載のワーク位置決め装置。
  6. 【請求項6】 位置決め機構は、ワーク保持搬送部材の
    側方に設けた駆動手段と前記ワーク保持搬送部材とのい
    ずれか一方に設けたテーパピンと、他方に設けられて前
    記テーパピンが挿入されるテーパ孔部とで構成され、前
    記駆動手段は、この駆動手段に設けられた前記テーパピ
    ンあるいはテーパ孔部を、前記ワーク保持搬送部材側に
    向けて進退移動させるものであることを特徴とする請求
    項3または4記載のワーク位置決め装置。
  7. 【請求項7】 位置決め機構は、ワーク保持搬送部材側
    に設けた被挟持部と、前記ワーク保持搬送部材の側方に
    設けられて前記被挟持部を挟持固定する挟持アーム機構
    とから構成されていることを特徴とする請求項3または
    4記載のワーク位置決め装置。
  8. 【請求項8】 一対のスプロケット相互間に掛け渡され
    たチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置にて作業
    を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部材を装
    着し、このワーク保持搬送部材が、保持している前記ワ
    ークに対する所定の作業位置となった状態で、このワー
    ク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にて、前記チェー
    ンに対して張力を付与して位置決めを行うことを特徴と
    するワーク位置決め方法。
  9. 【請求項9】 一対のスプロケット相互間に掛け渡され
    たチェーンに、このチェーンの所定の搬送位置にて作業
    を受けるワークを保持搬送するワーク保持搬送部材を装
    着し、このワーク保持搬送部材が、保持している前記ワ
    ークに対する所定の作業位置となった状態を検出する作
    業位置検出手段を設け、この作業位置検出手段が前記ワ
    ーク保持搬送部材の所定の作業位置状態を検出したと
    き、前記ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側間に
    て、前記チェーンに対して張力を付与する張力付与機構
    を設けたことを特徴とするワーク位置決め装置。
  10. 【請求項10】 張力付与機構は、チェーンに対して上
    下方向の一方側に位置して相互に所定間隔をおいて配置
    された一対のガイドスプロケットと、この各ガイドスプ
    ロケットと反対側の前記チェーンの他方側で、かつ各ガ
    イドスプロケット相互間に位置してチェーンをガイドス
    プロケット側に押し付け可能な張力制御スプロケットと
    を備え、前記各ガイドスプロケットおよび張力制御スプ
    ロケットが、ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側
    にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項9記
    載のワーク位置決め装置。
  11. 【請求項11】 ワーク保持搬送部材は、チェーンの両
    サイドに設けたガイドレールに支持された状態で前記チ
    ェーンの駆動により移動する構成であり、張力付与機構
    は、前記チェーンの上下方向の一方側に位置するガイド
    スプロケットと、このガイドスプロケットよりワーク保
    持搬送部材側に位置し、前記チェーンに対しガイドスプ
    ロケット側に押し付け可能な張力制御スプロケットと備
    え、前記ガイドスプロケットおよび張力制御スプロケッ
    トが、ワーク保持搬送部材のワーク搬送方向両側にそれ
    ぞれ配置されていることを特徴とする請求項9記載のワ
    ーク位置決め装置。
  12. 【請求項12】 張力制御スプロケットに、ガイドスプ
    ロケット側に押し付け移動させるサーボモータを設ける
    とともに、チェーンの弛みを検出する弛み検出手段を設
    け、この弛み検出手段が検出したチェーンの弛み量に応
    じて前記サーボモータを駆動させる制御手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項10または11記載のワーク位置
    決め装置。
  13. 【請求項13】 弛み検出手段は、チェーンのピン相互
    間のピッチを検出するものであることを特徴とする請求
    項12記載のワーク位置決め装置。
  14. 【請求項14】 弛み検出手段は、チェーンに設けた基
    準位置に対する下方への撓み量を検出するものであるこ
    とを特徴とする請求項12記載のワーク位置決め装置。
  15. 【請求項15】 弛み検出手段は、ワーク保持搬送部材
    に設けられてワークに対する所定の作業位置に対応する
    基準位置に対する搬送方向のずれ量を検出するものであ
    ることを特徴とする請求項12記載のワーク位置決め装
    置。
  16. 【請求項16】 張力制御スプロケットは、チェーンに
    対して張力を付与する際に回転動作をロックさせるブレ
    ーキ機構を備えていることを特徴とする請求項10また
    は11記載のワーク位置決め装置。
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