JPH10202829A - 捺染装置 - Google Patents

捺染装置

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JPH10202829A
JPH10202829A JP9008794A JP879497A JPH10202829A JP H10202829 A JPH10202829 A JP H10202829A JP 9008794 A JP9008794 A JP 9008794A JP 879497 A JP879497 A JP 879497A JP H10202829 A JPH10202829 A JP H10202829A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小ロット生産に好適な小型な捺染装置を提供
する。 【解決手段】 少なくとも捺染用のスクリーン12を備
え、格納位置に上下に積段状に配置される複数の捺染ユ
ニット2と、複数の捺染ユニット2を格納位置とその前
側の使用位置とに夫々独立に前後方向にスライド駆動す
るスライド手段3と、使用位置の下方に配置され、単位
長さの被捺染布4を広げた状態で敷設可能なテーブル5
と、使用位置に移動させた捺染ユニット2とテーブル5
とを上下方向に相対移動させて接近離間させ、最接近位
置において該捺染ユニット2のスクリーン12をテーブ
ル5上の被捺染布4に密着させる昇降手段6とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも捺染用
のスクリーンを備えた捺染ユニットを上下に複数積段状
に配置した小型な捺染装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の捺染装置では、図10に示すよう
に、スクリーン及びスキージを備えた複数の捺染ユニッ
ト100を、同一平面内に直列状に一定間隔おきに配置
させ、長尺な反物状の被捺染布101を、センタリング
装置102で幅方向に位置調整しながら、捺染ユニット
100の下方へ順次ピッチ送りして、被捺染布101に
対して捺染処理を順次施し、捺染した被捺染布101を
乾燥装置103に搬入して乾燥処理するように構成した
ものが広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような捺
染装置では、捺染装置全体が被捺染布の送り方向に対し
て、例えば30mもの大型なものとなり、小規模な染工
場では設置できないという問題があった。しかも、この
種の捺染装置では、捺染から乾燥までを自動的に且つ高
速に行うことが可能であるが、捺染枚数が少ないとスク
リーンの交換等のセッティッグ作業が煩雑になり稼働率
が大幅に低下するので、例えば2000枚以下の小ロッ
トの捺染作業には適しておらず、このような小ロット生
産は、結局は小規模な染工場で手作業で行っているのが
実情である。本発明の目的は、小ロット生産に好適な小
型な捺染装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】請求項1に係
る捺染装置は、少なくとも捺染用のスクリーンを備え、
格納位置に上下に積段状に配置される複数の捺染ユニッ
トと、複数の捺染ユニットを格納位置とその前側の使用
位置とに夫々独立に前後方向にスライド駆動するスライ
ド手段と、使用位置の下方に配置され、単位長さの被捺
染布を広げた状態で敷設可能なテーブルと、使用位置に
移動させた捺染ユニットとテーブルとを上下方向に相対
移動させて接近離間させ、最接近位置において該捺染ユ
ニットのスクリーンをテーブル上の被捺染布に密着させ
る昇降手段とを備えたものである。つまり、この捺染装
置では、捺染ユニットを使用位置へ移動させるととも
に、使用位置へ移動させた捺染ユニットとテーブルとを
昇降手段により相対的に上下移動させて接近させ、該捺
染ユニットのスクリーンを被捺染布に密着させた状態
で、スキージを用いてテーブルにセットした被捺染布に
染糊を滲出させて捺染を行い、その後捺染ユニット及び
テーブルを相対的に離間させて、捺染ユニットをもとの
格納位置へ退避させる。こうして、所望の捺染ユニット
を順次使用位置へ移動させて、被捺染布に対して必要な
捺染を順次行うことになる。
【0005】ここで、請求項2記載のように、捺染ユニ
ットがスキージ及びそれをスライド駆動する駆動手段を
備えることが好ましい。この場合には、スクリーンを被
捺染布に密着させた状態で、スキージを移動させて自動
的に捺染を行うことが可能となる。また、請求項3記載
のように、被捺染布を乾燥するための乾燥装置を設け、
被捺染布をテーブルから乾燥装置内へ搬入するための搬
送手段を設けることが好ましい。つまり、被捺染布は、
捺染後における乾燥のために大きなスペースを必要とす
るので、乾燥装置を設けることで、乾燥スペースを小さ
くし且つ迅速に被捺染布を乾燥させることが可能とな
る。また、請求項4記載のように、乾燥装置を格納位置
の下方に設けることで、格納位置の下方のデッドスペー
スを有効活用して乾燥装置を配置させることも考えられ
る。
【0006】昇降手段は、請求項5記載のように、テー
ブルを昇降させて、使用位置の捺染ユニットのスクリー
ンを被捺染布に密着させる方式のものと、請求項6記載
のように、使用位置へ移動させた捺染ユニットを昇降さ
せて、該捺染ユニットのスクリーンに被捺染布を密着さ
せる方式のものとが考えられる。請求項5記載のように
テーブルを昇降させる場合には、捺染ユニットを使用位
置或いは格納位置へ移動させている間に、テーブルを昇
降させることが可能となり、捺染ユニット及びテーブル
を効率良く移動させることが可能となる。また、請求項
6記載のように捺染ユニットを昇降させる場合には、テ
ーブル自体は昇降しないので、テーブル上にてなされる
捺染作業を容易に確認することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1、図2に示すように、
捺染装置1は、捺染装置1の後部内に上下に一定間隔あ
けて積段状に設けた捺染ユニット2と、複数の捺染ユニ
ット2を図1に仮想線で図示の使用位置と実線で図示の
格納位置とに前後方向に夫々独立にスライド駆動するス
ライド手段3と、使用位置の下方に配置され、単位長さ
の被捺染布4を広げた状態で敷設可能なテーブル5と、
テーブル5を昇降するための昇降手段6と、捺染ユニッ
ト2の下方に配置された乾燥装置7と、乾燥装置7内へ
被捺染布4を搬入するための搬送手段8と、テーブル5
上に被捺染布4を敷設するための給布手段9とを備えて
いる。尚、図例では捺染ユニット2を3台積段したが、
3台以外の複数台積段するように構成してもよいし、積
段した複数の捺染ユニット2のうちの所望の捺染ユニッ
ト2を用いて捺染を行うことも可能である。
【0008】捺染ユニット2は、枠状フレーム10の内
側の下端部にスクリーン12を張った版枠11を着脱可
能に固定し、枠状フレーム10の内側にスクリーン12
上をスライドする1対のスキージ13を左右に一定間隔
あけて設け、この1対のスキージ13を駆動手段により
左右にスライド駆動させるようにした一般的な構成のも
のである。そして、この捺染ユニット2では、左右のス
キージ13間に染糊を供給するとともに、スクリーン1
2の下面に被捺染布4を密着させた状態で、1対のスキ
ージ13を左右方向にスライドさせることで、スクリー
ン12の上面に染糊を略均一に塗布して、スクリーン1
2を通して被捺染布4に染糊を滲出させ、被捺染布4を
捺染するように構成されている。駆動手段としては、歯
付きベルトやボールスクリューやワイヤーやチェーン等
を介して、電動モータによりスキージ13をスライドさ
せるように構成したものを採用することが可能である。
【0009】スライド手段3について説明すると、捺染
装置1の機枠の左右両側部には複数の捺染ユニット2の
左右両側を夫々支持するための伸縮自在な多段式のスラ
イドガイド15が設けられるとともに、歯付きベルトや
ボールスクリューやワイヤーやチェーン等とそれを駆動
するための電動モータとを備えた図示外の駆動手段が設
けられ、捺染ユニット2は、駆動手段でスライドガイド
15を伸縮させることにより、使用位置と格納位置とに
夫々独立にスライド駆動される。このように、多段式の
スライドガイド15を用いて捺染ユニット2を使用位置
と格納位置とに亙って移動させるので、使用位置におけ
る機器の構成が簡素化され、使用位置における版枠11
の交換作業や捺染装置1のメンテナンス等が円滑に行え
ることになる。但し、スライドガイド15に代えて、単
なるガイドレールを格納位置の後端部から使用位置の前
端部まで設け、使用位置における捺染ユニット2の位置
精度を高めるように構成してもよい。
【0010】テーブル5の左右両側部には後方へ延びる
アーム16が設けられ、昇降手段6では、このアーム1
6を前後1対のガイドロッド17を介して上下方向に案
内するとともに、ガイドロッド17間に設けたスクリュ
ー軸18を介して電動モータにより昇降させることで、
テーブル5全体を昇降するように構成されている。但
し、ラックピニオンやチェーンやワイヤー等を動力伝達
手段として構成した昇降手段でテーブル5を昇降させる
ことも可能である。また、アーム16を省略してテーブ
ル5の両側に昇降手段6を配置させることも可能であ
る。
【0011】搬送手段8について説明すると、乾燥装置
7のハウジング20の右部の上面には左右1対のブラケ
ット21が設けられ、左右のブラケット21には前方へ
延びる伸縮自在な多段式のスライドガイド22が夫々設
けられ、スライドガイド22の下側には被捺染布4の左
右の側縁を把持するための把持手段23を有する可動ア
ーム24が設けられ、スライドガイド15の前端部には
可動アーム24を昇降するためのエアシリンダや電磁ソ
レノイドなどからなるアーム昇降手段25が設けられて
いる。把持手段23は被捺染布4の側縁を摘んで把持す
るための開閉可能な爪を有するものを用いることが考え
られる。但し、被捺染布4は染糊によりテーブル5上面
に密着して、被捺染布4の側縁を爪で把持し難くなるの
で、被捺染布4のうちの爪で把持される部分が捺染され
ないように、つまり爪で把持される部分がテーブル5に
密着しないように構成したり、テーブル5に密着した被
捺染布4の側縁をテーブル5上面に対して出没可能なピ
ン等で突き上げて、被捺染布4の側縁をピン等によりテ
ーブル5から強制的に引き離してもよい。
【0012】被捺染布4の長さに応じて把持手段23の
位置を調整するため、左側のブラケット21はハウジン
グ20に固定され、右側のブラケット21はガイドレー
ル26を介して左右方向に移動自在に設けられ、右側の
ブラケット21を左右方向に移動させて左右の把持手段
23の間隔を調整するように構成されている。右側のブ
ラケット21を左右方向へ駆動するための手段として
は、図例のように、直列状に螺合させた伸縮可能なロッ
ド27を用い、ロッド27の左端部を左側のブラケット
21に固定し、右端部を右側のブラケット21に設けた
電動モータ28に接続して、電動モータ28でロッド2
7を回転させることで、ロッド27を伸縮させて、右側
のブラケット21を左右方向に移動させてもよいし、ラ
ックピニオンやスクリュー軸等を介して右側のブラケッ
ト21を直接的に移動させてもよい。尚、右側のブラケ
ット21を固定的に設け、左側のブラケット21を左右
に移動自在に構成し、左右の把持手段23の間隔を調整
してもよいし、両ブラケット21を夫々左右方向に移動
させて把持手段23の間隔を調整してもよい。また、右
側の把持手段23付近にテーブル5上へ敷設した被捺染
布4を単位長さにカッティングするためのカッターを設
けてもよい。
【0013】乾燥装置7のハウジング20の前面の上部
には被捺染布4をハウジング20内に取り込むための開
口30が形成され、被捺染布4は左右の可動アーム24
で把持した状態で開口30からハウジング20内に搬入
される。尚、符号31は、開口30を開閉するための蓋
板であり、可動アーム24の後端部で押されて開くよう
に構成され、ハウジング20内に対する被捺染布4の搬
入時以外においては閉鎖されている。ハウジング20内
では、搬入された被捺染布4を上下に一定間隔おきに複
数枚略平行に展開保持し、新たな被捺染布4が搬入され
る毎に展開保持した被捺染布4を順次下側へ移動させ、
展開させた状態で染糊を乾燥させることになる。そし
て、最も下側の乾燥した被捺染布4は、その下側に順次
積層状にストックすることになる。但し、乾燥装置7自
体の構成は本発明とは直接関係しないので、その詳細な
説明を省略する。
【0014】給布手段9について説明すると、図2に示
すように、被捺染布4は捺染装置1の右側に折り畳んだ
状態でセットされ、複数のローラを介してセンタリング
した状態でテーブル5側へ案内され、その先端部はテー
ブル5上面の右端部に設けた挟持手段32に保持されて
いる。そして、テーブル5の上側を走行する図示外の敷
設手段によりテーブル5上に繰り出されて敷設されるこ
とになる。但し、搬送手段8及び給布手段9は、図例以
外の構成のものを用いてもよい。
【0015】次に、捺染装置1の作動について説明す
る。先ず、テーブル5上に被捺染布4を敷設して所定の
単位長さにカッティングする。次に、図3に示すよう
に、上段の捺染ユニット2を仮想線で図示の格納位置か
ら実線で図示の使用位置へ移動させるとともに、テーブ
ル5を仮想線で図示の下降位置から実線で図示の上段の
捺染ユニット2に対応する位置まで上昇させて、スクリ
ーン12を被捺染布4に密着させる。そして、この状態
でスキージ13を左右方向に移動させて、被捺染布4に
染糊を滲出させ、被捺染布4を捺染する。次に、図4に
示すように、テーブル5を中段の捺染ユニット2に対応
する実線で図示の位置へ移動させて、上段の捺染ユニッ
ト2のスクリーン12から被捺染布4を引き離した状態
で、図5に示すように、上段の捺染ユニット2を格納位
置へ移動させるとともに、中段の捺染ユニット2を使用
位置へ移動させ、テーブル5を上昇させて被捺染布4を
中段の捺染ユニット2のスクリーン12に密着させ、前
記と同様にスキージ13を左右方向に移動させて、被捺
染布4に染糊を滲出させ、被捺染布4を捺染する。こう
して、下段の捺染ユニット2に関しても、上段や中段の
捺染ユニット2と同様に使用位置へ移動させ、スクリー
ン12を被捺染布4に密着させて捺染することになる。
但し、捺染ユニット2の使用位置への繰り出す順序は任
意に設定することが可能である。
【0016】次に、被捺染布4を乾燥装置7へ搬入する
ため、図6に示すように、テーブル5を下降位置へ移動
させてから、搬送手段8の左右の可動アーム24を使用
位置へ移動させ、更にアーム昇降手段25により可動ア
ーム24を下方へ移動させて、把持手段23によりテー
ブル5上の被捺染布4の左右両側縁を把持する。次に、
図7に実線で示すように、可動アーム24を実線で図示
の位置まで上昇させてテーブル5から被捺染布4を引き
離した状態で、仮想線で図示のように、可動アーム24
を後退させて被捺染布4を可動アーム24とともに乾燥
装置7内へ搬入し、被捺染布4を乾燥装置7に受け渡
す。こうして、被捺染布4を乾燥装置7に搬入してか
ら、可動アーム24を下段の捺染ユニット2のスライド
ガイド15と乾燥装置7のハウジング20間のもとの位
置へ復帰させることになる。一方、被捺染布4は、乾燥
装置7内にて展開保持した状態で乾燥することになる。
そして、前述の作業を繰り返して行い、複数の被捺染布
4を順次捺染することになる。
【0017】以上のように、この捺染装置1では、複数
の捺染ユニット2を積段状に配置させているので、捺染
装置1全体を大幅にコンパクトに構成することが可能と
なる。また、乾燥装置7を捺染ユニット2の下側のデッ
ドスペースを有効活用して設置するので、乾燥装置7の
設置スペースを別途設ける必要もない。更に、被捺染布
4は、側方から捺染装置1に供給するので、捺染装置1
の操作の邪魔になることもない。
【0018】次に、捺染装置1の構成を部分的に変更し
た他の実施例について説明する。尚、前記実施例と同一
の部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略す
る。図8に示す捺染装置35では、乾燥装置7と3台の
捺染ユニット2とが上下に配置されており、テーブル5
Aを固定的に設置して、捺染ユニット2を昇降させるこ
とで、スクリーン12をテーブル5A上に敷設した被捺
染布4に密着させるように構成したものである。捺染ユ
ニット2を昇降させるための昇降手段として、捺染ユニ
ット2の左右両側方にはスクリュー軸36を介して昇降
駆動される昇降板37が設けられ、3台の捺染ユニット
2はスライドガイド15を介して昇降板37に取付けら
れており、スクリュー軸36を回転させることで3台の
捺染ユニット2が同時に昇降するように構成されてい
る。つまり、所望の捺染ユニット2を使用位置へ移動さ
せた状態で、3台の捺染ユニット2を下降させること
で、該所望の捺染ユニット2のスクリーン12を被捺染
布4に密着させ、この状態でスキージ13をスライドさ
せて被捺染布4を捺染することになる。
【0019】搬送手段8Aは、把持手段23を設けた可
動アーム24を左右のスライドガイド22の下側におい
てその前端部に夫々固定し、左右のスライドガイド22
をスクリュー軸38で昇降させるように構成したもの
で、左右のスライドガイド22により可動アーム24を
前進させた状態で、スライドガイド22を下降させて、
テーブル5A上に敷設した被捺染布4の側縁を把持手段
23により把持させ、この状態でスライドガイド22を
上昇させた後、可動アーム24を後退させて乾燥装置7
内に被捺染布4を搬入するように構成されている。
【0020】図9に示す捺染装置40は、スキージ13
の操作を手動で行うように構成した半自動の捺染装置
で、捺染ユニット2Aは版枠11のみから構成され、左
右のスライドガイド15上にセットされて、スライドガ
イド15を介して使用位置と格納位置とに前後方向にス
ライド駆動されるように構成されている。テーブル5B
は昇降不能な固定式のテーブルで構成されており、テー
ブル5の中央下部には版枠11を昇降させるための昇降
ロッド41及びスクュー軸43を有する昇降手段42が
設けられている。そして、昇降ロッド41を上昇させた
状態で所望の版枠11をスライドガイド15により使用
位置へ移動させ、スライドガイド15から昇降ロッド4
1に版枠11を受け渡して、版枠11を下降させること
で、版枠11のスクリーン12がテーブル5上に敷設し
た被捺染布4に密着し、この状態でスキージにより被捺
染布4を捺染することになる。こうして、複数のスクリ
ーン12を用いて順次捺染した被捺染布4は、搬送手段
8で乾燥装置7内へ搬入して乾燥することになる。尚、
捺染装置1、35、40において乾燥装置7及び搬送手
段8、8Aを省略し、捺染した被捺染布4を自然乾燥す
るように構成することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る捺染装置によれば、少なく
ともスクリーンを備えた捺染ユニットを上下に積段状に
配置させ、必要な捺染ユニットを使用位置へ移動させて
被捺染布を捺染するので、捺染装置全体をコンパクトに
構成することが可能となる。しかも、スライド手段及び
昇降手段により、捺染ユニットのスクリーンをテーブル
上の被捺染布に対して自動的に密着させることが可能と
なる。
【0022】また、捺染ユニットにスキージ及びそれを
スライド駆動する駆動手段を具備させると、スクリーン
を被捺染布に密着させた状態でスキージを移動させ、テ
ーブルにセットした被捺染布に染糊を滲出させて自動的
に捺染することが可能となる。更に、被捺染布を乾燥す
るための乾燥装置を設け、被捺染布をテーブルから乾燥
装置内へ搬入するための搬送手段を設けると、乾燥スペ
ースを小さくしつつ迅速に被捺染布を乾燥させることが
可能となる。また、格納位置の下方に乾燥装置を設ける
ことで、格納位置の下方のデッドスペースを有効活用し
て乾燥装置を配置させ、捺染装置が大型になることを防
止しつつ乾燥装置を設置することが可能となる。
【0023】昇降手段によりテーブルを昇降させて、使
用位置の捺染ユニットのスクリーンを被捺染布に密着さ
せる場合には、捺染ユニットを前後移動させている間
に、テーブルを昇降させて、捺染ユニット及びテーブル
を効率良く移動させることが可能となり、捺染装置の処
理能力を向上することが可能となる。また、昇降手段に
より使用位置へ移動させた捺染ユニットを昇降させて、
該捺染ユニットのスクリーンを被捺染布に密着させる場
合には、捺染作業の確認が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る捺染装置の側面図
【図2】 同捺染装置の正面図
【図3】 同捺染装置の作動説明図
【図4】 同捺染装置の作動説明図
【図5】 同捺染装置の作動説明図
【図6】 同捺染装置の作動説明図
【図7】 同捺染装置の作動説明図
【図8】 他の構成の捺染装置の側面図
【図9】 他の構成の捺染装置の側面図
【図10】 従来の捺染装置の正面図
【符号の説明】
1 捺染装置 2 捺染ユニット 3 スライド手段 4 被捺染布 5 テーブル 6 昇降手段 7 乾燥装置 8 搬送手段 9 給布手段 10 枠状フレーム 11 版枠 12 スクリーン 13 スキージ 15 スライドガイド 16 アーム 17 ガイドロッド 18 スクリュー軸 20 ハウジング 21 ブラケット 22 スライドガイド 23 把持手段 24 可動アーム 25 アーム昇降手段 26 ガイドレール 27 ロッド 28 電動モータ 30 開口 31 蓋板 32 挟持手段 35 捺染装置 36 スクリュー軸 37 昇降板 5A テーブル 8A 搬送手段 40 捺染装置 41 昇降ロッド 42 昇降手段 43 スクリュー軸 2B 捺染ユニット 5B テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも捺染用のスクリーンを備え、
    格納位置に上下に積段状に配置される複数の捺染ユニッ
    トと、 前記複数の捺染ユニットを格納位置とその前側の使用位
    置とに夫々独立に前後方向にスライド駆動するスライド
    手段と、 使用位置の下方に配置され、単位長さの被捺染布を広げ
    た状態で敷設可能なテーブルと、 使用位置に移動させた捺染ユニットとテーブルとを上下
    方向に相対移動させて接近離間させ、最接近位置におい
    て該捺染ユニットのスクリーンをテーブル上の被捺染布
    に密着させる昇降手段と、 を備えたことを特徴とする捺染装置。
  2. 【請求項2】 捺染ユニットがスキージ及びそれをスラ
    イド駆動する駆動手段を備えた請求項1記載の捺染装
    置。
  3. 【請求項3】 被捺染布を乾燥するための乾燥装置を設
    け、被捺染布をテーブルから乾燥装置内へ搬入するため
    の搬送手段を設けた請求項1又は2記載の捺染装置。
  4. 【請求項4】 乾燥装置を格納位置の下方に設けた請求
    項3記載の捺染装置。
  5. 【請求項5】 昇降手段によりテーブルを昇降させて、
    使用位置の捺染ユニットのスクリーンを被捺染布に密着
    させる請求項1〜4のいずれか1項記載の捺染装置。
  6. 【請求項6】 使用位置へ移動させた捺染ユニットを昇
    降手段により昇降させて、該捺染ユニットのスクリーン
    を被捺染布に密着させる請求項1〜4のいずれか1項記
    載の捺染装置。
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CN110588153A (zh) * 2019-10-08 2019-12-20 杭州宾戈科技有限公司 一种鞋面面料生产自动上料干燥印花装置
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