JPH10203134A - 車両用空気調和装置のヒータユニット - Google Patents
車両用空気調和装置のヒータユニットInfo
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- JPH10203134A JPH10203134A JP1141997A JP1141997A JPH10203134A JP H10203134 A JPH10203134 A JP H10203134A JP 1141997 A JP1141997 A JP 1141997A JP 1141997 A JP1141997 A JP 1141997A JP H10203134 A JPH10203134 A JP H10203134A
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- Japan
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- air
- air passage
- heater core
- hot air
- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フルクール時におけるベント風への温風の混
入を防止して急冷効果を高めると共に、エアミックス特
性の向上および通気抵抗の低減の両立を図ることができ
る「車両用空気調和装置のヒータユニット」を提供す
る。 【解決手段】 第1のガイド部32aおよび第2のガイ
ド部32b並びにこれらの間に位置する回動軸33を一
体的に備え、回動軸33のまわりで回動することにより
温風通路13を開閉し得る可動ガイド32を設けた。そ
して、可動ガイド32により温風通路13を全閉とした
場合には、第1のガイド部32aは内壁30b側の温風
通路13を閉鎖すると共に第2のガイド部32bはヒー
タコア11側の温風通路13を閉鎖し、第1のガイド部
32aが内壁30b側の温風通路13を中間開度に開い
た場合には、第2のガイド部32bは、ヒータコア11
側の温風通路13を中間開度に開くと共にその先端が冷
風通路14内に進入することを特徴とする。
入を防止して急冷効果を高めると共に、エアミックス特
性の向上および通気抵抗の低減の両立を図ることができ
る「車両用空気調和装置のヒータユニット」を提供す
る。 【解決手段】 第1のガイド部32aおよび第2のガイ
ド部32b並びにこれらの間に位置する回動軸33を一
体的に備え、回動軸33のまわりで回動することにより
温風通路13を開閉し得る可動ガイド32を設けた。そ
して、可動ガイド32により温風通路13を全閉とした
場合には、第1のガイド部32aは内壁30b側の温風
通路13を閉鎖すると共に第2のガイド部32bはヒー
タコア11側の温風通路13を閉鎖し、第1のガイド部
32aが内壁30b側の温風通路13を中間開度に開い
た場合には、第2のガイド部32bは、ヒータコア11
側の温風通路13を中間開度に開くと共にその先端が冷
風通路14内に進入することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空気調和装
置のヒータユニットに関する。
置のヒータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両用空気調和装置のヒータユ
ニット10内には、図2(A)に示すように、エンジン
冷却水が循環するヒータコア11が迂回路を有するよう
に設けられ、ヒータコア11を通過した空気を混合室1
2へ導く温風通路13と、ヒータコア11を迂回した空
気を混合室12へ導く冷風通路14とが形成されてい
る。ヒータコア11は、ユニットケース30の空気流入
口30aを通って流入した空気(以下、「流入空気」と
もいう)の流れFに対して傾斜して配置されている。ま
た、温風通路13は、ヒータコア11を通過した空気の
流れを略直交する方向に変えて、当該空気を混合室12
へ導くように構成されている。
ニット10内には、図2(A)に示すように、エンジン
冷却水が循環するヒータコア11が迂回路を有するよう
に設けられ、ヒータコア11を通過した空気を混合室1
2へ導く温風通路13と、ヒータコア11を迂回した空
気を混合室12へ導く冷風通路14とが形成されてい
る。ヒータコア11は、ユニットケース30の空気流入
口30aを通って流入した空気(以下、「流入空気」と
もいう)の流れFに対して傾斜して配置されている。ま
た、温風通路13は、ヒータコア11を通過した空気の
流れを略直交する方向に変えて、当該空気を混合室12
へ導くように構成されている。
【0003】温風通路13を通過する空気量と冷風通路
14を通過する空気量との比率を調節して車室内に吹き
出す空気の温度を制御するために、ヒータコア11前面
の空気流入面11aには、ミックスドア15が回動自在
に設けられている。
14を通過する空気量との比率を調節して車室内に吹き
出す空気の温度を制御するために、ヒータコア11前面
の空気流入面11aには、ミックスドア15が回動自在
に設けられている。
【0004】図2(B)に示すように、ミックスドア1
5がフルクール位置FCに移動すると、ヒータコア11
の空気流入面11aが閉じられて、図示しないクーラユ
ニットから流下した冷風は、冷風通路14および混合室
12を経て、ベント吹出口16に流れる。
5がフルクール位置FCに移動すると、ヒータコア11
の空気流入面11aが閉じられて、図示しないクーラユ
ニットから流下した冷風は、冷風通路14および混合室
12を経て、ベント吹出口16に流れる。
【0005】一方、図2(C)に示すように、ミックス
ドア15がフルホット位置FHに移動すると、冷風通路
14が閉じられ、クーラユニットから流下した冷風は、
ヒータコア11を通過して温風となり、温風通路13お
よび混合室12を経て、フット吹出口17などに流れ
る。
ドア15がフルホット位置FHに移動すると、冷風通路
14が閉じられ、クーラユニットから流下した冷風は、
ヒータコア11を通過して温風となり、温風通路13お
よび混合室12を経て、フット吹出口17などに流れ
る。
【0006】また、図2(A)に示したように、ミック
スドア15がフルクール位置FCおよびフルホット位置
FH以外の任意位置に移動すると、クーラユニットから
流下した冷風は、ミックスドア15の開度に応じた比率
で温風通路13および冷風通路14に分岐して流れ、温
風と冷風とが混合室12で混合された後、車室内の所定
位置に吹き出される。このときヒータコア11を通過し
た温風は、ユニットケース30に固定して形成されたエ
アミックスガイド19によりUターンする形となり、冷
風と衝突することによって空気の混合を良くしている。
スドア15がフルクール位置FCおよびフルホット位置
FH以外の任意位置に移動すると、クーラユニットから
流下した冷風は、ミックスドア15の開度に応じた比率
で温風通路13および冷風通路14に分岐して流れ、温
風と冷風とが混合室12で混合された後、車室内の所定
位置に吹き出される。このときヒータコア11を通過し
た温風は、ユニットケース30に固定して形成されたエ
アミックスガイド19によりUターンする形となり、冷
風と衝突することによって空気の混合を良くしている。
【0007】なお、図中符号「20」は、車室内に吹き
出される空気温度をミックスドア15の移動に対してリ
ニアに変化させるために、温風通路13に突出するよう
に設けられた温調ガイドを示している。これを設けてい
るのは、この温調ガイド20が無いと、ヒータコア11
の存在のためこれを通過する温風側の方が冷風側より通
気抵抗が大きいので、ミックスドア15をフルクール位
置FCから開いていっても温風通路13に風があまり流
れず、車室内に吹き出される空気温度が上昇していかな
いからである。
出される空気温度をミックスドア15の移動に対してリ
ニアに変化させるために、温風通路13に突出するよう
に設けられた温調ガイドを示している。これを設けてい
るのは、この温調ガイド20が無いと、ヒータコア11
の存在のためこれを通過する温風側の方が冷風側より通
気抵抗が大きいので、ミックスドア15をフルクール位
置FCから開いていっても温風通路13に風があまり流
れず、車室内に吹き出される空気温度が上昇していかな
いからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用空気
調和装置には種々の空調モードがあるが、例えば車室内
を急冷するフルクールモードの場合には、図2(B)に
示すように、ミックスドア15がフルクール位置FCに
回動してヒータコア11へ流れる空気を遮断すると共に
乗員の上半身に向かって冷風を供給するベント吹出口1
6を全開する。
調和装置には種々の空調モードがあるが、例えば車室内
を急冷するフルクールモードの場合には、図2(B)に
示すように、ミックスドア15がフルクール位置FCに
回動してヒータコア11へ流れる空気を遮断すると共に
乗員の上半身に向かって冷風を供給するベント吹出口1
6を全開する。
【0009】しかしながら、このようなフルクールモー
ドの場合でも、エンジン冷却水が循環しているヒータコ
ア11内は温水で満たされた状態であるので、ヒータコ
ア11の後面側の空気は、対流によって、ヒータコア1
1の後面に接触して加熱されている。そして、冷風がベ
ント吹出口16に向けて図中矢印C方向に流下すると、
ヒータコア11の後面側で暖められた空気の一部が前記
冷風の流れに吸引され、ベント吹出口16に向けて図中
矢印H方向に流れ込んでしまう。このため、ベント吹出
口16から吹き出される空気(以下、「ベント風」とも
いう)の温度が例えば約1℃上昇し、冷房能力を低下さ
せる虞れがあった。この場合に、ヒータコア11への温
水の供給を停止するウォータバルブをヒータコア11の
配管22に設け、フルクール時にはウォータバルブ21
を閉塞してヒータコア11の熱交換能力を低下させるこ
とにより温風自体を発生させないことも考えられるが、
ヒータコア11内に溜まった温水によりヒータコア11
の後面側の空気が依然加熱されると共に、ウォータバル
ブおよびこれを制御するための部品等が必要でコスト高
となる問題がある。
ドの場合でも、エンジン冷却水が循環しているヒータコ
ア11内は温水で満たされた状態であるので、ヒータコ
ア11の後面側の空気は、対流によって、ヒータコア1
1の後面に接触して加熱されている。そして、冷風がベ
ント吹出口16に向けて図中矢印C方向に流下すると、
ヒータコア11の後面側で暖められた空気の一部が前記
冷風の流れに吸引され、ベント吹出口16に向けて図中
矢印H方向に流れ込んでしまう。このため、ベント吹出
口16から吹き出される空気(以下、「ベント風」とも
いう)の温度が例えば約1℃上昇し、冷房能力を低下さ
せる虞れがあった。この場合に、ヒータコア11への温
水の供給を停止するウォータバルブをヒータコア11の
配管22に設け、フルクール時にはウォータバルブ21
を閉塞してヒータコア11の熱交換能力を低下させるこ
とにより温風自体を発生させないことも考えられるが、
ヒータコア11内に溜まった温水によりヒータコア11
の後面側の空気が依然加熱されると共に、ウォータバル
ブおよびこれを制御するための部品等が必要でコスト高
となる問題がある。
【0010】一方、車室内を急速暖房するフルホットモ
ードの場合には、図2(C)に示すように、ミックスド
ア15がフルホット位置FHに回動して冷風通路14を
閉じると共に乗員の足下に向かって温風を供給するフッ
ト吹出口17などを開く。
ードの場合には、図2(C)に示すように、ミックスド
ア15がフルホット位置FHに回動して冷風通路14を
閉じると共に乗員の足下に向かって温風を供給するフッ
ト吹出口17などを開く。
【0011】しかしながら、このようなフルホットモー
ドの場合には、温風は、温調時に冷風および温風の空気
の混合すなわちエアミックス特性を良くするためのエア
ミックスガイド19によって、図中破線矢印方向にS字
状に流れることを強いられ、ヒータコア11を通過する
ときの通気抵抗にさらに付加的な通気抵抗を与える結果
となってしまうという問題があった。
ドの場合には、温風は、温調時に冷風および温風の空気
の混合すなわちエアミックス特性を良くするためのエア
ミックスガイド19によって、図中破線矢印方向にS字
状に流れることを強いられ、ヒータコア11を通過する
ときの通気抵抗にさらに付加的な通気抵抗を与える結果
となってしまうという問題があった。
【0012】しかも、エアミックスガイド19による上
記の付加的な通気抵抗は、リニアな温調特性を保つため
の温風側と冷風側との通気抵抗のバランスに影響を及ぼ
し、温風側の通気抵抗が増える分、温調ガイド20によ
る冷風側の通気抵抗を増さなければならず、したがって
上記フルホットモードの場合のみならずフルクールモー
ドの場合の通気抵抗をも高めてしまうこととなる。
記の付加的な通気抵抗は、リニアな温調特性を保つため
の温風側と冷風側との通気抵抗のバランスに影響を及ぼ
し、温風側の通気抵抗が増える分、温調ガイド20によ
る冷風側の通気抵抗を増さなければならず、したがって
上記フルホットモードの場合のみならずフルクールモー
ドの場合の通気抵抗をも高めてしまうこととなる。
【0013】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、本発明の目的は、フル
クール時におけるベント風への温風の混入を防止して急
冷効果を高めると共に、エアミックス特性の向上および
通気抵抗の低減の両立を図ることができる車両用空気調
和装置のヒータユニットを提供することにある。
するためになされたものであり、本発明の目的は、フル
クール時におけるベント風への温風の混入を防止して急
冷効果を高めると共に、エアミックス特性の向上および
通気抵抗の低減の両立を図ることができる車両用空気調
和装置のヒータユニットを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、空気流入口を通って流入す
る空気の流れに対して傾斜して配置されたヒータコア
と、前記ヒータコアを通過する空気を混合室へ導く温風
通路と、前記ヒータコアを迂回する空気を前記混合室へ
導く冷風通路と、前記温風通路を通過する空気量と前記
冷風通路を通過する空気量との比率を調節するために前
記ヒータコアの前面に設けられたミックスドアと、前記
混合室の空気を車室内の乗員の上半身に向けて供給する
ために前記混合室に設けられたベント吹出口と、前記混
合室の空気を車室内の乗員の足下に向けて供給するため
に前記混合室に設けられたフット吹出口と、を備えた車
両用空気調和装置のヒータユニットにおいて、第1のガ
イド部および第2のガイド部並びにこれらの間に位置す
る回動軸を一体的に備え、前記回動軸のまわりで回動す
ることにより前記温風通路を開閉し得る可動ガイドを有
し、前記可動ガイドにより前記温風通路を全閉とした場
合には、前記第1のガイド部は内壁側の前記温風通路を
閉鎖すると共に前記第2のガイド部は前記ヒータコア側
の前記温風通路を閉鎖し、前記第1のガイド部が前記内
壁側の前記温風通路を中間開度に開いた場合には、前記
第2のガイド部は、前記ヒータコア側の前記温風通路を
中間開度に開くと共にその先端が前記冷風通路内に進入
することを特徴とする。
の請求項1に記載の発明は、空気流入口を通って流入す
る空気の流れに対して傾斜して配置されたヒータコア
と、前記ヒータコアを通過する空気を混合室へ導く温風
通路と、前記ヒータコアを迂回する空気を前記混合室へ
導く冷風通路と、前記温風通路を通過する空気量と前記
冷風通路を通過する空気量との比率を調節するために前
記ヒータコアの前面に設けられたミックスドアと、前記
混合室の空気を車室内の乗員の上半身に向けて供給する
ために前記混合室に設けられたベント吹出口と、前記混
合室の空気を車室内の乗員の足下に向けて供給するため
に前記混合室に設けられたフット吹出口と、を備えた車
両用空気調和装置のヒータユニットにおいて、第1のガ
イド部および第2のガイド部並びにこれらの間に位置す
る回動軸を一体的に備え、前記回動軸のまわりで回動す
ることにより前記温風通路を開閉し得る可動ガイドを有
し、前記可動ガイドにより前記温風通路を全閉とした場
合には、前記第1のガイド部は内壁側の前記温風通路を
閉鎖すると共に前記第2のガイド部は前記ヒータコア側
の前記温風通路を閉鎖し、前記第1のガイド部が前記内
壁側の前記温風通路を中間開度に開いた場合には、前記
第2のガイド部は、前記ヒータコア側の前記温風通路を
中間開度に開くと共にその先端が前記冷風通路内に進入
することを特徴とする。
【0015】この車両用空気調和装置のヒータユニット
にあっては、フルクール時のようにミックスドアがヒー
タコアの前面を全閉にしたときに、可動ガイドによりヒ
ータコア以降の温風通路を遮蔽すると、ヒータコアの後
面に接触して暖められた空気が温風通路から混合室へ流
下するのが阻止され、冷風のみがベント吹出口へ導かれ
る。一方、温調時のようにミックスドアが中間位置に移
動したときに、可動ガイドを、内壁側およびヒータコア
側の温風通路がそれぞれ中間開度に開く位置に回動する
と、ヒータコアを通過した温風は温風通路から混合室に
向けて流下し、温可動ガイドにより2つに分けられるこ
とにより、可動ガイドの前後で温風と冷風との混合が行
われる。したがって、空気混合のためのスペースを大き
くとることができ、エアミックス特性の向上が図られ
る。しかも、この温調時に、可動ガイドの第2のガイド
部は、その先端が冷風通路内に進入し、これにより、冷
風通路を温調時に狭くすることができるので、温風側の
通気抵抗とのバランスをとるための冷風側の通気抵抗と
なる機能を果たす。結果的に、温調ガイドを小さくする
か、あるいは省略することも可能となると共に、フルク
ール時の通過抵抗の低減が図られる。さらに、フルホッ
ト時のようにミックスドアがヒータコアの空気流入面を
全開したときに、可動ガイドを、その第1のガイド部が
内壁側の温風通路を全開する位置に回動すると、空気混
合のための固定したエアミックスガイドが設けられてい
ないので、ヒータコアを通過した温風は温風通路から混
合室に向けて何ら支障なくスムーズに流下する。これに
よりフルホット時の通気抵抗が大幅に低減され、風量の
増加を図ることができる。
にあっては、フルクール時のようにミックスドアがヒー
タコアの前面を全閉にしたときに、可動ガイドによりヒ
ータコア以降の温風通路を遮蔽すると、ヒータコアの後
面に接触して暖められた空気が温風通路から混合室へ流
下するのが阻止され、冷風のみがベント吹出口へ導かれ
る。一方、温調時のようにミックスドアが中間位置に移
動したときに、可動ガイドを、内壁側およびヒータコア
側の温風通路がそれぞれ中間開度に開く位置に回動する
と、ヒータコアを通過した温風は温風通路から混合室に
向けて流下し、温可動ガイドにより2つに分けられるこ
とにより、可動ガイドの前後で温風と冷風との混合が行
われる。したがって、空気混合のためのスペースを大き
くとることができ、エアミックス特性の向上が図られ
る。しかも、この温調時に、可動ガイドの第2のガイド
部は、その先端が冷風通路内に進入し、これにより、冷
風通路を温調時に狭くすることができるので、温風側の
通気抵抗とのバランスをとるための冷風側の通気抵抗と
なる機能を果たす。結果的に、温調ガイドを小さくする
か、あるいは省略することも可能となると共に、フルク
ール時の通過抵抗の低減が図られる。さらに、フルホッ
ト時のようにミックスドアがヒータコアの空気流入面を
全開したときに、可動ガイドを、その第1のガイド部が
内壁側の温風通路を全開する位置に回動すると、空気混
合のための固定したエアミックスガイドが設けられてい
ないので、ヒータコアを通過した温風は温風通路から混
合室に向けて何ら支障なくスムーズに流下する。これに
よりフルホット時の通気抵抗が大幅に低減され、風量の
増加を図ることができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の車両用空気調和装置のヒータユニットにお
いて、前記第2のガイド部は、前記第1のガイド部が前
記内壁側の前記温風通路を全開にした場合に、前記温風
通路から前記フット吹出口に至る空気流通経路から離間
する方向に、前記第1のガイド部に対して曲げられてい
ることを特徴とする。
項1に記載の車両用空気調和装置のヒータユニットにお
いて、前記第2のガイド部は、前記第1のガイド部が前
記内壁側の前記温風通路を全開にした場合に、前記温風
通路から前記フット吹出口に至る空気流通経路から離間
する方向に、前記第1のガイド部に対して曲げられてい
ることを特徴とする。
【0017】この車両用空気調和装置のヒータユニット
にあっては、第1のガイド部が内壁側の温風通路を全開
にする例えばフルホット時に、第2のガイド部が温風通
路からフット吹出口に至る空気流通経路の通気抵抗とな
るのを軽減する。
にあっては、第1のガイド部が内壁側の温風通路を全開
にする例えばフルホット時に、第2のガイド部が温風通
路からフット吹出口に至る空気流通経路の通気抵抗とな
るのを軽減する。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1または請求項2に記載の車両用空気調和装置のヒー
タユニットにおいて、前記ヒータコアにエンジン冷却水
を給排水する系統には、ウォータバルブが設けられてい
ないことを特徴とする。
項1または請求項2に記載の車両用空気調和装置のヒー
タユニットにおいて、前記ヒータコアにエンジン冷却水
を給排水する系統には、ウォータバルブが設けられてい
ないことを特徴とする。
【0019】この車両用空気調和装置のヒータユニット
にあっては、ヒータコアにエンジン冷却水を給排水する
系統にウォータバルブが設けられていない、いわゆるウ
ォータバルブレス構造のヒータユニットに適用して最適
なものであり、この場合であっても、上記と同様にし
て、フルクール時には、ヒータコアの後面に接触して暖
められた空気が温風通路から混合室へ流下するのが阻止
される。
にあっては、ヒータコアにエンジン冷却水を給排水する
系統にウォータバルブが設けられていない、いわゆるウ
ォータバルブレス構造のヒータユニットに適用して最適
なものであり、この場合であっても、上記と同様にし
て、フルクール時には、ヒータコアの後面に接触して暖
められた空気が温風通路から混合室へ流下するのが阻止
される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0021】図1(A)〜(C)は、本発明の実施の形
態である車両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦
断面図であり、図2(A)〜(C)に示される部材と共
通する部材には同一の符号を示してある。
態である車両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦
断面図であり、図2(A)〜(C)に示される部材と共
通する部材には同一の符号を示してある。
【0022】車両用空気調和装置のヒータユニット10
0は、図示しないインテークユニットおよびクーラユニ
ットに接続され、インテークユニットにより取り込まれ
た外気または内気は、クーラユニットに内蔵されたエバ
ポレータを通過して冷却除湿された後、ヒータユニット
100内に導かれる。ヒータユニット100のユニット
ケース30内には、ヒータコア11が迂回路を有するよ
うに設けられ、このヒータコア11にはエンジンの冷却
水(温水)が循環し、当該ヒータコア11を通過する空
気との間で熱交換することにより空気を加熱する。ヒー
タコア11は、ユニットケース30の空気流入口30a
を通って流入した空気の流れFに対して傾斜して配置さ
れている。エンジン冷却水を給排水する系統22にはウ
ォータバルブが設けられておらず、本実施の形態のヒー
タユニット100は、いわゆるウォータバルブレス構造
のヒータユニットである。
0は、図示しないインテークユニットおよびクーラユニ
ットに接続され、インテークユニットにより取り込まれ
た外気または内気は、クーラユニットに内蔵されたエバ
ポレータを通過して冷却除湿された後、ヒータユニット
100内に導かれる。ヒータユニット100のユニット
ケース30内には、ヒータコア11が迂回路を有するよ
うに設けられ、このヒータコア11にはエンジンの冷却
水(温水)が循環し、当該ヒータコア11を通過する空
気との間で熱交換することにより空気を加熱する。ヒー
タコア11は、ユニットケース30の空気流入口30a
を通って流入した空気の流れFに対して傾斜して配置さ
れている。エンジン冷却水を給排水する系統22にはウ
ォータバルブが設けられておらず、本実施の形態のヒー
タユニット100は、いわゆるウォータバルブレス構造
のヒータユニットである。
【0023】図1(A)に示すように、ヒータコア11
の近傍には、ヒータコア11を通過して混合室12へ流
下する温風通路13が形成され、また、ヒータコア11
を迂回してそのまま混合室12へ流下する冷風通路14
が形成されている。温風通路13は、ヒータコア11を
通過した空気の流れを略直交する方向に変えて、当該空
気を混合室12へ導くように構成されている。ヒータコ
ア11の前面であって、温風通路13と冷風通路14と
の分岐点には、ミックスドア15が回動可能に設けられ
ており、このミックスドア15の開度によって温風通路
13へ流れる空気量と冷風通路14へ流れる空気量との
比率が調節される。
の近傍には、ヒータコア11を通過して混合室12へ流
下する温風通路13が形成され、また、ヒータコア11
を迂回してそのまま混合室12へ流下する冷風通路14
が形成されている。温風通路13は、ヒータコア11を
通過した空気の流れを略直交する方向に変えて、当該空
気を混合室12へ導くように構成されている。ヒータコ
ア11の前面であって、温風通路13と冷風通路14と
の分岐点には、ミックスドア15が回動可能に設けられ
ており、このミックスドア15の開度によって温風通路
13へ流れる空気量と冷風通路14へ流れる空気量との
比率が調節される。
【0024】ユニットケース30に形成された混合室1
2には、車室内の乗員の上半身に向けて調和空気を供給
するためのベント吹出口16と、車室内の乗員の足下に
向けて調和空気を吹き出すためのフット吹出口17と、
フロントガラスの内面に向けて調和空気を供給するため
の図示しないデフロスト吹出口とが形成されている。ま
た、これらのベント吹出口16、フット吹出口17およ
びデフロスト吹出口には、それぞれ図示しないベントド
ア、フットドアおよびデフロストドアが設けられてお
り、吹出モードに応じて上記各吹出口を開閉することが
できるように構成されている。
2には、車室内の乗員の上半身に向けて調和空気を供給
するためのベント吹出口16と、車室内の乗員の足下に
向けて調和空気を吹き出すためのフット吹出口17と、
フロントガラスの内面に向けて調和空気を供給するため
の図示しないデフロスト吹出口とが形成されている。ま
た、これらのベント吹出口16、フット吹出口17およ
びデフロスト吹出口には、それぞれ図示しないベントド
ア、フットドアおよびデフロストドアが設けられてお
り、吹出モードに応じて上記各吹出口を開閉することが
できるように構成されている。
【0025】本実施の形態である車両用空気調和装置の
ヒータユニット100では、図2に示すようなユニット
ケース30に固定して形成されたエアミックスガイドは
設けられておらず、これに代えて、温風通路13を開閉
し得る可動ガイド32が設けられている。この可動ガイ
ド32は、第1のガイド部32aおよび第2のガイド部
32bを備え、また、これらのガイド部32a,32b
の間に位置する回動軸33を有しており、この回動軸3
3のまわりに回動可能となっている。すなわち可動ガイ
ド32は、これら2つのガイド部32a,32bと回動
軸33とが一体となったいわゆるバタフライ式の構成と
されている。
ヒータユニット100では、図2に示すようなユニット
ケース30に固定して形成されたエアミックスガイドは
設けられておらず、これに代えて、温風通路13を開閉
し得る可動ガイド32が設けられている。この可動ガイ
ド32は、第1のガイド部32aおよび第2のガイド部
32bを備え、また、これらのガイド部32a,32b
の間に位置する回動軸33を有しており、この回動軸3
3のまわりに回動可能となっている。すなわち可動ガイ
ド32は、これら2つのガイド部32a,32bと回動
軸33とが一体となったいわゆるバタフライ式の構成と
されている。
【0026】図1(B)に示すように、可動ガイド32
が温風通路13を全閉とする位置に回動される場合に
は、第1のガイド部32aは、ユニットケース30の内
壁30b側の温風通路13を閉鎖し、第2のガイド部3
2bは、ヒータコア11側の温風通路13を閉鎖するよ
うに構成されている。
が温風通路13を全閉とする位置に回動される場合に
は、第1のガイド部32aは、ユニットケース30の内
壁30b側の温風通路13を閉鎖し、第2のガイド部3
2bは、ヒータコア11側の温風通路13を閉鎖するよ
うに構成されている。
【0027】つまり、図1(B)に示したフルクール時
のように、ミックスドア15がヒータコア11の空気流
入面11aを全閉にするフルクール位置FCに回動した
ときには、可動ガイド32によって、ヒータコア11以
降の温風通路13が遮蔽される。
のように、ミックスドア15がヒータコア11の空気流
入面11aを全閉にするフルクール位置FCに回動した
ときには、可動ガイド32によって、ヒータコア11以
降の温風通路13が遮蔽される。
【0028】ところで、取り入れた空気をエバポレータ
で冷却した後、この冷風をヒータコア11を通過させな
いでそのままベント吹出口16に導く上記フルクールモ
ードにおいては、ミックスドア15でヒータコア11の
前面を全閉状態にするとともに、ベントドアを回動して
ベント吹出口16を全開状態にする。この場合、ヒータ
コア11以降の温風通路13と混合室12とが連通した
ままでは、対流によってヒータコア11の後面に接触し
て加熱された温風が冷風に吸引されて混合室12に流れ
込んでしまう。
で冷却した後、この冷風をヒータコア11を通過させな
いでそのままベント吹出口16に導く上記フルクールモ
ードにおいては、ミックスドア15でヒータコア11の
前面を全閉状態にするとともに、ベントドアを回動して
ベント吹出口16を全開状態にする。この場合、ヒータ
コア11以降の温風通路13と混合室12とが連通した
ままでは、対流によってヒータコア11の後面に接触し
て加熱された温風が冷風に吸引されて混合室12に流れ
込んでしまう。
【0029】しかしながら、本実施の形態のように、ミ
ックスドア15がヒータコア11の空気流入面11aを
全閉したときに、可動ガイド32によってヒータコア1
1以降の温風通路13を遮蔽しておけば、ヒータコア1
1後面に接触して暖められた温風が、冷風通路14を流
れる冷風に吸引されて混合室12に混入することがな
く、急冷効果を高めることができる。
ックスドア15がヒータコア11の空気流入面11aを
全閉したときに、可動ガイド32によってヒータコア1
1以降の温風通路13を遮蔽しておけば、ヒータコア1
1後面に接触して暖められた温風が、冷風通路14を流
れる冷風に吸引されて混合室12に混入することがな
く、急冷効果を高めることができる。
【0030】このようにしてフルクール時でもエンジン
冷却水が常時流れているヒータコア11から放熱される
熱を遮断することができ、ベント風の温度上昇に与える
影響が少なくなり、目標とする所定の冷房能力を発揮す
ることができる。また、ヒータコア11へ流れ込む温水
の供給を停止するウォータバルブが設置されている場合
にはこれを廃止することもでき、低コスト化を図ること
ができる。
冷却水が常時流れているヒータコア11から放熱される
熱を遮断することができ、ベント風の温度上昇に与える
影響が少なくなり、目標とする所定の冷房能力を発揮す
ることができる。また、ヒータコア11へ流れ込む温水
の供給を停止するウォータバルブが設置されている場合
にはこれを廃止することもでき、低コスト化を図ること
ができる。
【0031】一方、図1(A)に示した温調時のよう
に、ミックスドア15がフルクール位置FCおよびフル
ホット位置FH以外の任意位置に移動したときには、可
動ガイド32は、図示のように内壁30b側およびヒー
タコア11側の温風通路13をそれぞれ中間開度に開く
位置に回動される。可動ガイド32がヒータコア11以
降の温風通路13を遮蔽するのはフルクール時のみであ
るため、ミックスドア15の開度を調節してエバポレー
タを通過した空気を温風通路13と冷風通路14とに分
岐させたときには、ヒータコア11を通過した温風は温
風通路13から混合室12に向けて流下する。そして、
温風通路13を流下する温風は、可動ガイド32により
2つに分けられることにより、可動ガイド32の前後で
温風と冷風との混合が行われる。したがって、空気混合
のためのスペースを大きくとることができ、エアミック
ス特性の向上を図ることができる。これにより、温風通
路13を通過した温風と冷風通路14を通過した冷風と
が混合室12で好適に混合されて所望の温度となった調
和空気をベント吹出口16から車室内へ供給することが
できる。
に、ミックスドア15がフルクール位置FCおよびフル
ホット位置FH以外の任意位置に移動したときには、可
動ガイド32は、図示のように内壁30b側およびヒー
タコア11側の温風通路13をそれぞれ中間開度に開く
位置に回動される。可動ガイド32がヒータコア11以
降の温風通路13を遮蔽するのはフルクール時のみであ
るため、ミックスドア15の開度を調節してエバポレー
タを通過した空気を温風通路13と冷風通路14とに分
岐させたときには、ヒータコア11を通過した温風は温
風通路13から混合室12に向けて流下する。そして、
温風通路13を流下する温風は、可動ガイド32により
2つに分けられることにより、可動ガイド32の前後で
温風と冷風との混合が行われる。したがって、空気混合
のためのスペースを大きくとることができ、エアミック
ス特性の向上を図ることができる。これにより、温風通
路13を通過した温風と冷風通路14を通過した冷風と
が混合室12で好適に混合されて所望の温度となった調
和空気をベント吹出口16から車室内へ供給することが
できる。
【0032】図1(A)に示したように、可動ガイド3
2は、その第1のガイド部32aが内壁30b側の温風
通路13を中間開度に開いた場合に、第2のガイド部3
2bは、ヒータコア11側の温風通路13を中間開度に
開くと共にその先端が冷風通路14内に進入するように
なっており、このために可動ガイド32は「く」の字形
状を呈している。これにより、冷風通路14を温調時に
狭くすることができるので、従来の温調ガイド20(図
2参照)と同じように温風側の通気抵抗とのバランスを
とるための冷風側の通気抵抗となる機能を果たす。した
がって結果的に、温調ガイド21は、図2に示したもの
よりも小さくすることができ、さらには省略することも
可能となると共に、フルクール時の通過抵抗の低減を図
ることができる。
2は、その第1のガイド部32aが内壁30b側の温風
通路13を中間開度に開いた場合に、第2のガイド部3
2bは、ヒータコア11側の温風通路13を中間開度に
開くと共にその先端が冷風通路14内に進入するように
なっており、このために可動ガイド32は「く」の字形
状を呈している。これにより、冷風通路14を温調時に
狭くすることができるので、従来の温調ガイド20(図
2参照)と同じように温風側の通気抵抗とのバランスを
とるための冷風側の通気抵抗となる機能を果たす。した
がって結果的に、温調ガイド21は、図2に示したもの
よりも小さくすることができ、さらには省略することも
可能となると共に、フルクール時の通過抵抗の低減を図
ることができる。
【0033】さらに、図1(C)に示したフルホット時
のように、ミックスドア15がヒータコア11の空気流
入面11aを全開にするフルホット位置FHに回動した
ときには、可動ガイド32は、その第1のガイド部32
aが内壁30b側の温風通路13を全開するようになっ
ている。前述したように可動ガイド32によって良好な
エアミックス特性が得られるのでユニットケース30の
フット吹出口17の手前にエアミックスガイドを設ける
必要がなく、したがって、ヒータコア11を通過した温
風は温風通路13から混合室12に向けて何ら支障なく
スムーズに流下する。これにより、フルホット時の通気
抵抗が大幅に低減され、風量の増加を図ることができ
る。
のように、ミックスドア15がヒータコア11の空気流
入面11aを全開にするフルホット位置FHに回動した
ときには、可動ガイド32は、その第1のガイド部32
aが内壁30b側の温風通路13を全開するようになっ
ている。前述したように可動ガイド32によって良好な
エアミックス特性が得られるのでユニットケース30の
フット吹出口17の手前にエアミックスガイドを設ける
必要がなく、したがって、ヒータコア11を通過した温
風は温風通路13から混合室12に向けて何ら支障なく
スムーズに流下する。これにより、フルホット時の通気
抵抗が大幅に低減され、風量の増加を図ることができ
る。
【0034】しかも、可動ガイド32の第2のガイド部
32bは、第1のガイド部32aが内壁30b側の温風
通路13を全開にした場合に、温風通路13からフット
吹出口17に至る空気流通経路から離間する方向に、第
1のガイド部32aに対して曲げられている。これによ
り、図1(C)に示したようなフルホット時に、第2の
ガイド部32bが温風通路13からフット吹出口17に
至る空気流通経路の通気抵抗となるのが軽減され、通気
抵抗の一層の低減が可能となる。
32bは、第1のガイド部32aが内壁30b側の温風
通路13を全開にした場合に、温風通路13からフット
吹出口17に至る空気流通経路から離間する方向に、第
1のガイド部32aに対して曲げられている。これによ
り、図1(C)に示したようなフルホット時に、第2の
ガイド部32bが温風通路13からフット吹出口17に
至る空気流通経路の通気抵抗となるのが軽減され、通気
抵抗の一層の低減が可能となる。
【0035】また、上記のように、フルクール時やフル
ホット時のような高風量が要求されるモードでの通気抵
抗が低減されるため、ヒータユニット100に送る空気
を取り込むための送風機のブロワモータの低容量小型化
が可能となる。
ホット時のような高風量が要求されるモードでの通気抵
抗が低減されるため、ヒータユニット100に送る空気
を取り込むための送風機のブロワモータの低容量小型化
が可能となる。
【0036】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。例えば、上述した実施の形態では、可動ガ
イド32はミックスドア15と連動するように構成した
が、本発明はこれに限定されることなく、単独で可動ガ
イド32の作動を行わせることも可能である。このよう
にすれば、ミックスドア15の開度に応じて任意に可動
ガイド32の位置を設定することが可能となり、温調の
ためのエアミックス特性の最適化を図ることができる。
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。例えば、上述した実施の形態では、可動ガ
イド32はミックスドア15と連動するように構成した
が、本発明はこれに限定されることなく、単独で可動ガ
イド32の作動を行わせることも可能である。このよう
にすれば、ミックスドア15の開度に応じて任意に可動
ガイド32の位置を設定することが可能となり、温調の
ためのエアミックス特性の最適化を図ることができる。
【0037】また、本発明は、ヒータコアにエンジン冷
却水を給排水する系統にウォータバルブが設けられてい
る車両用空気調和装置のヒータユニットに対しても勿論
適用することができる。
却水を給排水する系統にウォータバルブが設けられてい
る車両用空気調和装置のヒータユニットに対しても勿論
適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の車両
用空気調和装置のヒータユニットによれば、フルクール
時に、ヒータコアの後面に接触して暖められた空気が温
風通路から混合室へ流下するのを完全に阻止することが
でき、フルクール時における急冷効果が高まる。しか
も、エアミックス特性の向上および通気抵抗の低減の両
立を図ることができる。さらに、フルクール時やフルホ
ット時の高風量が要求されるモードでの通気抵抗が低減
されるため、ヒータユニットに送る空気を取り込むため
の送風機用のモータの小型化が可能となる。
用空気調和装置のヒータユニットによれば、フルクール
時に、ヒータコアの後面に接触して暖められた空気が温
風通路から混合室へ流下するのを完全に阻止することが
でき、フルクール時における急冷効果が高まる。しか
も、エアミックス特性の向上および通気抵抗の低減の両
立を図ることができる。さらに、フルクール時やフルホ
ット時の高風量が要求されるモードでの通気抵抗が低減
されるため、ヒータユニットに送る空気を取り込むため
の送風機用のモータの小型化が可能となる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、フル
ホット時における通気抵抗の一層の低減が可能となる。
ホット時における通気抵抗の一層の低減が可能となる。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、ヒー
タコアにエンジン冷却水を給排水する系統にウォータバ
ルブが設けられていない、いわゆるウォータバルブレス
構造のヒータユニットに適用して顕著な効果を発揮す
る。この場合であっても、上記と同様にして、フルクー
ル時には、ヒータコアから常時放熱されている熱を遮断
して、目標とする所定の冷房能力を確保することが可能
となる。
タコアにエンジン冷却水を給排水する系統にウォータバ
ルブが設けられていない、いわゆるウォータバルブレス
構造のヒータユニットに適用して顕著な効果を発揮す
る。この場合であっても、上記と同様にして、フルクー
ル時には、ヒータコアから常時放熱されている熱を遮断
して、目標とする所定の冷房能力を確保することが可能
となる。
【図1】 図1(A)〜(C)は、本発明の実施の形態
である車両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦断
面図であり、(A)は温調時を、(B)はフルクール時
を、(C)はフルホット時を示す図である。
である車両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦断
面図であり、(A)は温調時を、(B)はフルクール時
を、(C)はフルホット時を示す図である。
【図2】 図2(A)〜(C)は、それぞれ、従来の車
両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦断面図であ
る。
両用空気調和装置のヒータユニットを示す縦断面図であ
る。
10,100…ヒータユニット、 11…ヒータコア、 12…混合室、 13…温風通路、 14…冷風通路、 15…ミックスドア、 16…ベント吹出口、 17…フット吹出口、 20,21…温調リブ、 22…エンジン冷却水の給排水系統、 30…ユニットケース、 30a…空気流入口、 30b…内壁、 32…可動ガイド、 32a…第1のガイド部、 32b…第2のガイド部、 33…回動軸。
Claims (3)
- 【請求項1】 空気流入口(30a) を通って流入する空気
の流れ(F) に対して傾斜して配置されたヒータコア(11)
と、前記ヒータコア(11)を通過する空気を混合室(12)へ
導く温風通路(13)と、前記ヒータコア(11)を迂回する空
気を前記混合室(12)へ導く冷風通路(14)と、前記温風通
路(13)を通過する空気量と前記冷風通路(14)を通過する
空気量との比率を調節するために前記ヒータコア(11)の
前面に設けられたミックスドア(15)と、前記混合室(12)
の空気を車室内の乗員の上半身に向けて供給するために
前記混合室(12)に設けられたベント吹出口(16)と、前記
混合室(12)の空気を車室内の乗員の足下に向けて供給す
るために前記混合室(12)に設けられたフット吹出口(17)
と、を備えた車両用空気調和装置のヒータユニットにお
いて、 第1のガイド部(32a) および第2のガイド部(32b) 並び
にこれらの間に位置する回動軸(33)を一体的に備え、前
記回動軸(33)のまわりで回動することにより前記温風通
路(13)を開閉し得る可動ガイド(32)を有し、 前記可動ガイド(32)により前記温風通路(13)を全閉とし
た場合には、前記第1のガイド部(32a) は内壁(30b) 側
の前記温風通路(13)を閉鎖すると共に前記第2のガイド
部(32b) は前記ヒータコア(11)側の前記温風通路(13)を
閉鎖し、 前記第1のガイド部(32a) が前記内壁(30b) 側の前記温
風通路(13)を中間開度に開いた場合には、前記第2のガ
イド部(32b) は、前記ヒータコア(11)側の前記温風通路
(13)を中間開度に開くと共にその先端が前記冷風通路(1
4)内に進入することを特徴とする車両用空気調和装置の
ヒータユニット。 - 【請求項2】 前記第2のガイド部(32b) は、前記第1
のガイド部(32a) が前記内壁(30b) 側の前記温風通路(1
3)を全開にした場合に、前記温風通路(13)から前記フッ
ト吹出口(17)に至る空気流通経路から離間する方向に、
前記第1のガイド部(32a) に対して曲げられていること
を特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置のヒー
タユニット。 - 【請求項3】 前記ヒータコア(11)にエンジン冷却水を
給排水する系統(22)には、ウォータバルブが設けられて
いないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の車両用空気調和装置のヒータユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141997A JPH10203134A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 車両用空気調和装置のヒータユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141997A JPH10203134A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 車両用空気調和装置のヒータユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203134A true JPH10203134A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11777545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1141997A Pending JPH10203134A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 車両用空気調和装置のヒータユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017065101A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調ユニット |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1141997A patent/JPH10203134A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017065101A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調ユニット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060314 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060502 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |