JPH10203218A - ヘッドレスト - Google Patents
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- JPH10203218A JPH10203218A JP9010620A JP1062097A JPH10203218A JP H10203218 A JPH10203218 A JP H10203218A JP 9010620 A JP9010620 A JP 9010620A JP 1062097 A JP1062097 A JP 1062097A JP H10203218 A JPH10203218 A JP H10203218A
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一体発泡成形操作の作業性を向上させ、か
つ、外観を見苦しくないようにする。 【解決手段】 発泡性合成樹脂原料の発泡によって形成
されるパッド材2およびこのパッド材2を被覆する袋状
の表皮3からなるヘッドレスト本体と、基端側が上記パ
ッド材2に埋設され、かつ、先端側の一対のポールがヘ
ッドレスト本体から外部に突出したポール部材4とから
なり、一対のポール42間の表皮3に、上記発泡性合成
樹脂原料を表皮3内に導入するための切り込み部34が
形成され、この切り込み部34には、互いに対向した縁
部の裏側に第1係合プレート51と第2係合プレート5
2とがそれぞれ取り付けられ、第1および第2係合プレ
ート51,52は、上記切り込み部34が閉止された状
態で相互に係合し、かつ、発泡過程の発泡性合成樹脂原
料が上記切り込み部から漏洩しないように形状設定され
ている。
つ、外観を見苦しくないようにする。 【解決手段】 発泡性合成樹脂原料の発泡によって形成
されるパッド材2およびこのパッド材2を被覆する袋状
の表皮3からなるヘッドレスト本体と、基端側が上記パ
ッド材2に埋設され、かつ、先端側の一対のポールがヘ
ッドレスト本体から外部に突出したポール部材4とから
なり、一対のポール42間の表皮3に、上記発泡性合成
樹脂原料を表皮3内に導入するための切り込み部34が
形成され、この切り込み部34には、互いに対向した縁
部の裏側に第1係合プレート51と第2係合プレート5
2とがそれぞれ取り付けられ、第1および第2係合プレ
ート51,52は、上記切り込み部34が閉止された状
態で相互に係合し、かつ、発泡過程の発泡性合成樹脂原
料が上記切り込み部から漏洩しないように形状設定され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックの頂
部に取り付けられるヘッドレストに関するものである。
部に取り付けられるヘッドレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなヘッドレスト1
00が知られている。このヘッドレスト100は、合成
樹脂製の発泡体からなるパッド材101と、このパッド
材101の表面を被覆する袋状の表皮102と、上記パ
ッド材101に基端側が埋設され、かつ、先端側の一対
のポール104が表皮102を貫通して外部に突出され
たU字形状のポール部材103とからなっている。
00が知られている。このヘッドレスト100は、合成
樹脂製の発泡体からなるパッド材101と、このパッド
材101の表面を被覆する袋状の表皮102と、上記パ
ッド材101に基端側が埋設され、かつ、先端側の一対
のポール104が表皮102を貫通して外部に突出され
たU字形状のポール部材103とからなっている。
【0003】このようなヘッドレスト100は、所定の
金型の下型内に表皮102を装入した後、表皮102内
にポール部材103の基端側を装填し、先端側の一対の
ポール104を表皮底面102a(図5はヘッドレスト
100を上下逆転させた状態の図であるため、表皮底面
102aが紙面の上方に示されている)から外方に突出
させた状態で下型のキャビティを上型によって閉止し、
ついで表皮102内に発泡性合成樹脂原料(発泡原料)
を注入して所定の発泡処理を施す、いわゆる一体発泡成
形法によって製造される。
金型の下型内に表皮102を装入した後、表皮102内
にポール部材103の基端側を装填し、先端側の一対の
ポール104を表皮底面102a(図5はヘッドレスト
100を上下逆転させた状態の図であるため、表皮底面
102aが紙面の上方に示されている)から外方に突出
させた状態で下型のキャビティを上型によって閉止し、
ついで表皮102内に発泡性合成樹脂原料(発泡原料)
を注入して所定の発泡処理を施す、いわゆる一体発泡成
形法によって製造される。
【0004】このような一体発泡成形法を採用すること
により、表皮102内で発泡原料が発泡して多孔質のパ
ッド材101になってポール部材103の基端側がこの
パッド材101に埋設されるとともに、パッド材101
が表皮102に覆われたヘッドレスト100が得られ
る。
により、表皮102内で発泡原料が発泡して多孔質のパ
ッド材101になってポール部材103の基端側がこの
パッド材101に埋設されるとともに、パッド材101
が表皮102に覆われたヘッドレスト100が得られ
る。
【0005】下型に装着された表皮102内に発泡原料
を注入するために、表皮底面102aには、長手方向の
略全長に亘る切れ目状の開口102bが設けられてい
る。そして、この開口102bを押し広げて発泡原料を
表皮102内に注入してから、開口102bの一方の縁
部を裏側に折り重ね、ついで他方の縁部に積層した状態
で下型に上型を装着し、ついで加熱等による所定の発泡
処理が施される。
を注入するために、表皮底面102aには、長手方向の
略全長に亘る切れ目状の開口102bが設けられてい
る。そして、この開口102bを押し広げて発泡原料を
表皮102内に注入してから、開口102bの一方の縁
部を裏側に折り重ね、ついで他方の縁部に積層した状態
で下型に上型を装着し、ついで加熱等による所定の発泡
処理が施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のようなヘッドレスト100においては、表皮102内
に発泡原料を注入した後の、互いに対向した縁部を重ね
合わせて行う開口102bの閉止操作が面倒であり、作
業性が劣るという問題点を有していた。
のようなヘッドレスト100においては、表皮102内
に発泡原料を注入した後の、互いに対向した縁部を重ね
合わせて行う開口102bの閉止操作が面倒であり、作
業性が劣るという問題点を有していた。
【0007】また、開口102bの閉止状態が安定しな
いため、発泡処理時の発泡原料の膨張によって表皮10
2内にパッド材101が形成したとき、開口102bの
対向縁部が確実に相互に当接した状態になるとは限ら
ず、ときには隙間の形成で内部のパッド材101が表皮
102表面に漏れ出ることも多く、これによってヘッド
レスト100の不良率が大きくなるという問題点を有し
ていた。
いため、発泡処理時の発泡原料の膨張によって表皮10
2内にパッド材101が形成したとき、開口102bの
対向縁部が確実に相互に当接した状態になるとは限ら
ず、ときには隙間の形成で内部のパッド材101が表皮
102表面に漏れ出ることも多く、これによってヘッド
レスト100の不良率が大きくなるという問題点を有し
ていた。
【0008】さらに、たとえ開口102bからのパッド
材101の漏洩が起こらなかった場合でも、得られたヘ
ッドレスト100の表皮底面102aには、開口102
bの互いに対向した縁部が重ね合わされて形成した段差
が存在しているため、ヘッドレスト100の外観が見苦
しくなり、商品価値が低下するという問題点を有してい
た。
材101の漏洩が起こらなかった場合でも、得られたヘ
ッドレスト100の表皮底面102aには、開口102
bの互いに対向した縁部が重ね合わされて形成した段差
が存在しているため、ヘッドレスト100の外観が見苦
しくなり、商品価値が低下するという問題点を有してい
た。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、一体発泡成形操作の作業性
が向上し、かつ、外観が見苦しくないヘッドレストを提
供することを目的としている。
ためになされたものであり、一体発泡成形操作の作業性
が向上し、かつ、外観が見苦しくないヘッドレストを提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ヘッドレストは、発泡性合成樹脂原料の発泡によって形
成されるパッド材およびこのパッド材を被覆する袋状の
表皮からなるヘッドレスト本体と、基端側が上記パッド
材に埋設され、かつ、先端側の一対のポールがヘッドレ
スト本体から外部に突出したポール材とからなるヘッド
レストにおいて、上記一対のポール間の表皮に、上記発
泡性合成樹脂原料を表皮内に導入するための切り込み部
が形成され、この切り込み部には、互いに対向した縁部
の裏側に第1係合プレートと第2係合プレートとがそれ
ぞれ取り付けられ、第1および第2係合プレートは、上
記切り込み部が閉止された状態で相互に係合し、かつ、
発泡過程の発泡性合成樹脂原料が上記切り込み部から漏
洩しないように形状設定されていることを特徴とするも
のである。
ヘッドレストは、発泡性合成樹脂原料の発泡によって形
成されるパッド材およびこのパッド材を被覆する袋状の
表皮からなるヘッドレスト本体と、基端側が上記パッド
材に埋設され、かつ、先端側の一対のポールがヘッドレ
スト本体から外部に突出したポール材とからなるヘッド
レストにおいて、上記一対のポール間の表皮に、上記発
泡性合成樹脂原料を表皮内に導入するための切り込み部
が形成され、この切り込み部には、互いに対向した縁部
の裏側に第1係合プレートと第2係合プレートとがそれ
ぞれ取り付けられ、第1および第2係合プレートは、上
記切り込み部が閉止された状態で相互に係合し、かつ、
発泡過程の発泡性合成樹脂原料が上記切り込み部から漏
洩しないように形状設定されていることを特徴とするも
のである。
【0011】このヘッドレストによれば、一体発泡成形
法によるヘッドレストの製造時に、内部にポール部材の
基端側が装着された表皮を金型の下型に形成されたキャ
ビティ内に装填した後、切り込み部の開口を介して発泡
性合成樹脂原料(発泡原料)を表皮内に注入し、ついで
第1係合プレートと第2係合プレートとを相互に係合す
ることにより、切り込み部は閉止された状態になる。
法によるヘッドレストの製造時に、内部にポール部材の
基端側が装着された表皮を金型の下型に形成されたキャ
ビティ内に装填した後、切り込み部の開口を介して発泡
性合成樹脂原料(発泡原料)を表皮内に注入し、ついで
第1係合プレートと第2係合プレートとを相互に係合す
ることにより、切り込み部は閉止された状態になる。
【0012】この状態で、下型のキャビティを上型で閉
止して加熱等による所定の発泡処理を施すことにより、
表皮内の発泡原料が発泡して増容し、これによって表皮
内に多孔質の発泡体からなるパッド材が形成され、パッ
ド材内にポール部材のフレーム部が埋設されるととも
に、パッド材の外面が表皮によって覆われたヘッドレス
トが得られる。
止して加熱等による所定の発泡処理を施すことにより、
表皮内の発泡原料が発泡して増容し、これによって表皮
内に多孔質の発泡体からなるパッド材が形成され、パッ
ド材内にポール部材のフレーム部が埋設されるととも
に、パッド材の外面が表皮によって覆われたヘッドレス
トが得られる。
【0013】そして、第1係合プレートと第2係合プレ
ートとを相互に係合させるという簡単な操作で切り込み
部の開口を閉止することができるため、従来のように表
皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて閉止操作が容
易であり、一体発泡成形操作の作業性が向上する。
ートとを相互に係合させるという簡単な操作で切り込み
部の開口を閉止することができるため、従来のように表
皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて閉止操作が容
易であり、一体発泡成形操作の作業性が向上する。
【0014】また、両係合プレートを係合することによ
り、切り込み部は発泡過程の発泡原料が漏洩しないよう
に確実に閉止されるため、従来のように表皮の縁部同士
を重ね合わせるだけの場合は、開口の閉止状態が確実で
はなく、発泡処理時に生成した発泡体の一部が不完全な
閉止部分から外部に漏れ出て表皮の表面を汚染するとい
う不都合が発生せず、これによってヘッドレスト製造時
の不良率の低減に寄与することができる。
り、切り込み部は発泡過程の発泡原料が漏洩しないよう
に確実に閉止されるため、従来のように表皮の縁部同士
を重ね合わせるだけの場合は、開口の閉止状態が確実で
はなく、発泡処理時に生成した発泡体の一部が不完全な
閉止部分から外部に漏れ出て表皮の表面を汚染するとい
う不都合が発生せず、これによってヘッドレスト製造時
の不良率の低減に寄与することができる。
【0015】さらに、切り込み部の開口が両係合プレー
トの係合によって閉止した状態で、切り込み部の一方の
端縁と他方の端縁とを当接させることができ、これによ
ってこの部分の表皮が面一になり、従来の表皮の縁部同
士を積層する方式の場合はこの部分に段差が生じて外観
が見苦しくなるという不都合が解消され、ヘッドレスト
の見栄えがよくなって商品価値を高めることが可能にな
る。
トの係合によって閉止した状態で、切り込み部の一方の
端縁と他方の端縁とを当接させることができ、これによ
ってこの部分の表皮が面一になり、従来の表皮の縁部同
士を積層する方式の場合はこの部分に段差が生じて外観
が見苦しくなるという不都合が解消され、ヘッドレスト
の見栄えがよくなって商品価値を高めることが可能にな
る。
【0016】本発明の請求項2記載のヘッドレストは、
請求項1記載のヘッドレストにおいて、上記第1係合プ
レートは中央部が長手方向に切り欠かれた平面視で蟻溝
状の係合凹部を有しているとともに、上記第2係合プレ
ートは上記係合凹部に嵌まり込んで抜け止め状態になる
係合凸部を有していることを特徴とするものである。
請求項1記載のヘッドレストにおいて、上記第1係合プ
レートは中央部が長手方向に切り欠かれた平面視で蟻溝
状の係合凹部を有しているとともに、上記第2係合プレ
ートは上記係合凹部に嵌まり込んで抜け止め状態になる
係合凸部を有していることを特徴とするものである。
【0017】このヘッドレストによれば、第1係合プレ
ートの係合凹部に第2係合プレートの係合凸部を嵌め合
わせることにより、係合凸部は蟻溝状の係合凹部に嵌ま
り込んで、抜け止めされた状態になる。このように第1
係合プレートに蟻溝状の係合凹部を設けることによっ
て、第1係合プレートと第2係合プレートとの係合構造
が、簡単でかつ確実に係合し得るものになる。
ートの係合凹部に第2係合プレートの係合凸部を嵌め合
わせることにより、係合凸部は蟻溝状の係合凹部に嵌ま
り込んで、抜け止めされた状態になる。このように第1
係合プレートに蟻溝状の係合凹部を設けることによっ
て、第1係合プレートと第2係合プレートとの係合構造
が、簡単でかつ確実に係合し得るものになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るヘッドレス
ト1の一実施形態を示す一部切欠き斜視図であり、図2
は、図1のA−A線断面図である。これらの図において
は、ヘッドレスト1は通常の使用状態を上下逆転させて
示している。ヘッドレスト1は、合成樹脂製の発泡体か
らなるパッド材2と、このパッド材2の表面を被覆する
表皮3と、上記パッド材2に一部が埋設されたポール部
材4とからなる基本構成を有している。
ト1の一実施形態を示す一部切欠き斜視図であり、図2
は、図1のA−A線断面図である。これらの図において
は、ヘッドレスト1は通常の使用状態を上下逆転させて
示している。ヘッドレスト1は、合成樹脂製の発泡体か
らなるパッド材2と、このパッド材2の表面を被覆する
表皮3と、上記パッド材2に一部が埋設されたポール部
材4とからなる基本構成を有している。
【0019】上記表皮3は、袋状に形成された袋体31
と、この袋体31の開口部分を閉止するように縫着され
た底布32(図1および図2においては、底布32が紙
面の上方に位置している)とからなっている。上記表皮
3の底布32には、長手方向に一対の挿通孔33が穿設
されているとともに、これら一対の挿通孔33間に直線
状の切り込み部34が設けられている。
と、この袋体31の開口部分を閉止するように縫着され
た底布32(図1および図2においては、底布32が紙
面の上方に位置している)とからなっている。上記表皮
3の底布32には、長手方向に一対の挿通孔33が穿設
されているとともに、これら一対の挿通孔33間に直線
状の切り込み部34が設けられている。
【0020】上記ポール部材4は、棒状体をU字形状に
折り曲げることによって形成され、基端側の折れ曲がり
部分であるフレーム部41がパッド材2に埋設されてい
るとともに、先端側の一対のポール42が表皮3に穿設
された上記一対の挿通孔33を貫通して外部に突出され
ている。これらのポール42は、図略のシートバックの
頂部に設けられた装着孔に差し込まれることにより、シ
ートに取り付けられるようになっている。そして、上記
パッド材2と、表皮3と、ポール部材4のフレーム部4
1とでヘッドレスト本体が形成されている。
折り曲げることによって形成され、基端側の折れ曲がり
部分であるフレーム部41がパッド材2に埋設されてい
るとともに、先端側の一対のポール42が表皮3に穿設
された上記一対の挿通孔33を貫通して外部に突出され
ている。これらのポール42は、図略のシートバックの
頂部に設けられた装着孔に差し込まれることにより、シ
ートに取り付けられるようになっている。そして、上記
パッド材2と、表皮3と、ポール部材4のフレーム部4
1とでヘッドレスト本体が形成されている。
【0021】上記切り込み部34には、互いに対向する
縁部の裏面側のそれぞれに、互いに対応した一対の係合
プレート5が縫着によって取り付けられている。図3
は、係合プレート5の第1実施形態を示す斜視図であ
り、(イ)は係合前の状態、(ロ)は係合後の状態をそ
れぞれ示している。図3に示すように、係合プレート5
は、切り込み部34の一方の縁部の裏面側に縫着された
第1係合プレート51と、他方の縁部に縫着された第2
係合プレート52とからなっている。これらの係合プレ
ート51,52は、ポリプロピレン製の薄板をプレス処
理で型抜きすることによって製造されている。なお、係
合プレート5がポリプロピレン製であることに限定され
るものではなく、他の種類の合成樹脂製の薄板を用いて
もよい。
縁部の裏面側のそれぞれに、互いに対応した一対の係合
プレート5が縫着によって取り付けられている。図3
は、係合プレート5の第1実施形態を示す斜視図であ
り、(イ)は係合前の状態、(ロ)は係合後の状態をそ
れぞれ示している。図3に示すように、係合プレート5
は、切り込み部34の一方の縁部の裏面側に縫着された
第1係合プレート51と、他方の縁部に縫着された第2
係合プレート52とからなっている。これらの係合プレ
ート51,52は、ポリプロピレン製の薄板をプレス処
理で型抜きすることによって製造されている。なお、係
合プレート5がポリプロピレン製であることに限定され
るものではなく、他の種類の合成樹脂製の薄板を用いて
もよい。
【0022】上記第1係合プレート51は、中央部が長
手方向に切り欠かれた平面視で蟻溝状の係合凹部53を
有しているとともに、上記第2係合プレート52は上記
係合凹部53に嵌まり込んで抜け止め状態になる係合凸
部54を有している。
手方向に切り欠かれた平面視で蟻溝状の係合凹部53を
有しているとともに、上記第2係合プレート52は上記
係合凹部53に嵌まり込んで抜け止め状態になる係合凸
部54を有している。
【0023】具体的には、係合凹部53の底部の長さ寸
法d1は、入口部の長さ寸法d2よりも大きく寸法設定
され、これによって係合凹部53の両側部には互いに対
向する方向に突出した平面視で三角形状の一対の第1爪
片55が形成されているとともに、上記係合凸部54の
先端側の長さ寸法d3は、基端側の長さ寸法d4よりも
大きく設定され、これによって係合凸部54には、互い
に反対側に向かって突出した平面視で三角形状の第2爪
片56が形成されている。そして、係合凹部53の底部
の長さ寸法d1と、係合凸部54の基端側の長さ寸法d
4とは略同一に寸法設定されている。
法d1は、入口部の長さ寸法d2よりも大きく寸法設定
され、これによって係合凹部53の両側部には互いに対
向する方向に突出した平面視で三角形状の一対の第1爪
片55が形成されているとともに、上記係合凸部54の
先端側の長さ寸法d3は、基端側の長さ寸法d4よりも
大きく設定され、これによって係合凸部54には、互い
に反対側に向かって突出した平面視で三角形状の第2爪
片56が形成されている。そして、係合凹部53の底部
の長さ寸法d1と、係合凸部54の基端側の長さ寸法d
4とは略同一に寸法設定されている。
【0024】また、切り込み部34の一方の縁部は、そ
の端縁が係合凹部53の底部の端縁に一致するように第
1係合プレート51に縫着されているとともに、切り込
み部34の他方の縁部は、その端縁が一対の第2爪片5
6の根本部分を結ぶ直線に一致するように第2係合プレ
ート52に縫着されている。
の端縁が係合凹部53の底部の端縁に一致するように第
1係合プレート51に縫着されているとともに、切り込
み部34の他方の縁部は、その端縁が一対の第2爪片5
6の根本部分を結ぶ直線に一致するように第2係合プレ
ート52に縫着されている。
【0025】従って、図3の(イ)に示す状態におい
て、第2係合プレート52を若干湾曲させた状態で係合
凸部54を上から係合凹部53に嵌め込むことによっ
て、一対の第2爪片56が一対の第1爪片55に係合
し、これによって図3の(ロ)に示すように、第1係合
プレート51と第2係合プレート52とが相互に係合さ
れ、切り込み部34の開口が確実に閉止された状態にな
る。
て、第2係合プレート52を若干湾曲させた状態で係合
凸部54を上から係合凹部53に嵌め込むことによっ
て、一対の第2爪片56が一対の第1爪片55に係合
し、これによって図3の(ロ)に示すように、第1係合
プレート51と第2係合プレート52とが相互に係合さ
れ、切り込み部34の開口が確実に閉止された状態にな
る。
【0026】そして、切り込み部34が閉止された状態
で、図3の(ロ)に示すように、切り込み部34の一方
の端縁と、他方の端縁とが互いに当接した状態になり、
これによって底布32は面一状態になり、外観が見苦し
くなくなる。
で、図3の(ロ)に示すように、切り込み部34の一方
の端縁と、他方の端縁とが互いに当接した状態になり、
これによって底布32は面一状態になり、外観が見苦し
くなくなる。
【0027】第1実施形態の係合プレート5の構成によ
れば、一体発泡成形法によるヘッドレスト1の製造時
に、内部にポール部材4のフレーム部41を装着した表
皮3を図略の金型の下型に形成されたキャビティ内に装
填した後、図3の(イ)に示す開放状態の切り込み部3
4の開口を介して発泡原料を表皮3内に注入し、ついで
第1係合プレート51と第2係合プレート52とを相互
に係合することにより、図3の(ロ)および図1に示す
ように、切り込み部34を閉止された状態にすることが
できる。
れば、一体発泡成形法によるヘッドレスト1の製造時
に、内部にポール部材4のフレーム部41を装着した表
皮3を図略の金型の下型に形成されたキャビティ内に装
填した後、図3の(イ)に示す開放状態の切り込み部3
4の開口を介して発泡原料を表皮3内に注入し、ついで
第1係合プレート51と第2係合プレート52とを相互
に係合することにより、図3の(ロ)および図1に示す
ように、切り込み部34を閉止された状態にすることが
できる。
【0028】この状態で、下型のキャビティを上型で閉
止して加熱等による所定の発泡処理を施すと、表皮3内
の発泡原料が発泡して増容し、これによって表皮3内に
多孔質の発泡体からなるパッド材2が形成され、パッド
材2内にポール部材4のフレーム部41が埋設されると
ともに、パッド材2の外面が表皮3によって覆われたヘ
ッドレスト1が得られる。
止して加熱等による所定の発泡処理を施すと、表皮3内
の発泡原料が発泡して増容し、これによって表皮3内に
多孔質の発泡体からなるパッド材2が形成され、パッド
材2内にポール部材4のフレーム部41が埋設されると
ともに、パッド材2の外面が表皮3によって覆われたヘ
ッドレスト1が得られる。
【0029】そして、第1係合プレート51と第2係合
プレート52とを相互に係合させるという簡単な操作で
切り込み部34を閉止することができるため、従来のよ
うに表皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて閉止操
作が容易であり、一体発泡成形操作の作業性が向上す
る。
プレート52とを相互に係合させるという簡単な操作で
切り込み部34を閉止することができるため、従来のよ
うに表皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて閉止操
作が容易であり、一体発泡成形操作の作業性が向上す
る。
【0030】また、両係合プレート51,52を係合す
ることにより、切り込み部34の開口は確実に閉止され
るため、従来のように表皮の縁部同士を重ね合わせるだ
けの場合は、開口の閉止状態が確実ではないため、発泡
処理時に生成した発泡体の一部が不完全な閉止部分から
外部に漏れ出て表皮の表面を汚染するという不都合が発
生せず、これによってヘッドレスト1を製造するときの
不良率の低減に寄与することができる。
ることにより、切り込み部34の開口は確実に閉止され
るため、従来のように表皮の縁部同士を重ね合わせるだ
けの場合は、開口の閉止状態が確実ではないため、発泡
処理時に生成した発泡体の一部が不完全な閉止部分から
外部に漏れ出て表皮の表面を汚染するという不都合が発
生せず、これによってヘッドレスト1を製造するときの
不良率の低減に寄与することができる。
【0031】さらに、切り込み部34の開口が両係合プ
レート51,52の係合によって閉止されると、切り込
み部34の一方の端縁と他方の端縁とが当接した状態に
なるため、この部分の表皮3が面一になり、従来の表皮
の縁部同士を積層する方式の場合はこの部分に段差が生
じて外観が見苦しくなるという不都合が解消され、これ
によってヘッドレスト1の見栄えがよくなって商品価値
を高めることが可能になる。
レート51,52の係合によって閉止されると、切り込
み部34の一方の端縁と他方の端縁とが当接した状態に
なるため、この部分の表皮3が面一になり、従来の表皮
の縁部同士を積層する方式の場合はこの部分に段差が生
じて外観が見苦しくなるという不都合が解消され、これ
によってヘッドレスト1の見栄えがよくなって商品価値
を高めることが可能になる。
【0032】図4は、係合プレート5aの第2実施形態
を示す斜視図である。第2実施形態の係合プレート5a
は、第1係合プレート51aの係合凹部53の中央部に
外方に向けて突設された先広がりの補助凸部53aを有
しているとともに、第2係合プレート52aの係合凸部
54には、上記補助凸部53aに対応した蟻溝状の補助
凹部54aが設けられている。補助凸部53aの根本側
の括れ部の長さ寸法は、補助凹部54aの底部の長さ寸
法に等しく寸法設定され、これによって補助凸部53a
の括れ部を補助凹部54aに係合させた状態で外れ止め
されるようになっている。その他の構成は第1実施形態
のものと同様である。
を示す斜視図である。第2実施形態の係合プレート5a
は、第1係合プレート51aの係合凹部53の中央部に
外方に向けて突設された先広がりの補助凸部53aを有
しているとともに、第2係合プレート52aの係合凸部
54には、上記補助凸部53aに対応した蟻溝状の補助
凹部54aが設けられている。補助凸部53aの根本側
の括れ部の長さ寸法は、補助凹部54aの底部の長さ寸
法に等しく寸法設定され、これによって補助凸部53a
の括れ部を補助凹部54aに係合させた状態で外れ止め
されるようになっている。その他の構成は第1実施形態
のものと同様である。
【0033】このように、補助凸部53aおよび補助凹
部54aを設けることにより、第1係合プレート51と
第2係合プレート52との係合がより確実に行われ、特
に切り込み部34の長さ寸法が大きいときには、切り込
み部34の開口を確実に閉止する上で有効である。
部54aを設けることにより、第1係合プレート51と
第2係合プレート52との係合がより確実に行われ、特
に切り込み部34の長さ寸法が大きいときには、切り込
み部34の開口を確実に閉止する上で有効である。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のヘッドレストに
よれば、一対のポール間の表皮に、上記発泡性合成樹脂
原料を表皮内に導入するための切り込み部を設け、この
切り込み部には、互いに対向した縁部の裏側に第1係合
プレートと第2係合プレートとをそれぞれ取り付け、第
1および第2係合プレートは、上記切り込み部が閉止さ
れた状態で相互に係合し、かつ、発泡過程の発泡性合成
樹脂原料が上記切り込み部から漏洩しないように形状設
定したため、第1係合プレートと第2係合プレートとを
相互に係合させるという簡単な操作で表皮に設けられた
切り込み部を容易にかつ確実に閉止することができ、従
来のように表皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて
一体発泡成形操作の作業性を向上させることができる。
よれば、一対のポール間の表皮に、上記発泡性合成樹脂
原料を表皮内に導入するための切り込み部を設け、この
切り込み部には、互いに対向した縁部の裏側に第1係合
プレートと第2係合プレートとをそれぞれ取り付け、第
1および第2係合プレートは、上記切り込み部が閉止さ
れた状態で相互に係合し、かつ、発泡過程の発泡性合成
樹脂原料が上記切り込み部から漏洩しないように形状設
定したため、第1係合プレートと第2係合プレートとを
相互に係合させるという簡単な操作で表皮に設けられた
切り込み部を容易にかつ確実に閉止することができ、従
来のように表皮の縁部同士を重ね合わせる場合に比べて
一体発泡成形操作の作業性を向上させることができる。
【0035】また、両係合プレートを係合することによ
り、切り込み部の開口は確実に閉止されるため、従来の
ように表皮の縁部同士を重ね合わせるだけの場合は、開
口の閉止状態が確実ではなく、発泡処理時に生成した発
泡体の一部が不完全な閉止部分から外部に漏れ出て表皮
の表面を汚染するという不都合が発生せず、これによっ
てヘッドレストを製造時の不良率の低減を図ることがで
きる。
り、切り込み部の開口は確実に閉止されるため、従来の
ように表皮の縁部同士を重ね合わせるだけの場合は、開
口の閉止状態が確実ではなく、発泡処理時に生成した発
泡体の一部が不完全な閉止部分から外部に漏れ出て表皮
の表面を汚染するという不都合が発生せず、これによっ
てヘッドレストを製造時の不良率の低減を図ることがで
きる。
【0036】さらに、切り込み部の開口が両係合プレー
トの係合によって閉止されると、切り込み部の一方の端
縁と他方の端縁とが当接した状態になるため、この部分
の表皮が面一になり、従来の表皮の縁部同士を積層する
方式の場合はこの部分に段差が生じて外観が見苦しくな
るという不都合が解消され、これによってヘッドレスト
の見栄えがよくなって商品価値を高めることができる。
トの係合によって閉止されると、切り込み部の一方の端
縁と他方の端縁とが当接した状態になるため、この部分
の表皮が面一になり、従来の表皮の縁部同士を積層する
方式の場合はこの部分に段差が生じて外観が見苦しくな
るという不都合が解消され、これによってヘッドレスト
の見栄えがよくなって商品価値を高めることができる。
【0037】本発明の請求項2記載のヘッドレストによ
れば、第1係合プレートには中央部が長手方向に切り欠
かれた平面視で蟻溝状の係合凹部を設け、第2係合プレ
ートには上記係合凹部に嵌まり込んで抜け止め状態にな
る係合凸部を設けたため、第1係合プレートの係合凹部
に第2係合プレートをの係合凸部を嵌め合わせることに
より、係合凸部は蟻溝状の係合凹部に嵌まり込んで、抜
け止めされた状態にすることができる。このように第1
係合プレートに蟻溝状の係合凹部を設けることによっ
て、第1係合プレートと第2係合プレートとの係合構造
が、簡単でかつ確実に係合し得るものにすることがで
き、製造コストの低減化を図る上で有効である。
れば、第1係合プレートには中央部が長手方向に切り欠
かれた平面視で蟻溝状の係合凹部を設け、第2係合プレ
ートには上記係合凹部に嵌まり込んで抜け止め状態にな
る係合凸部を設けたため、第1係合プレートの係合凹部
に第2係合プレートをの係合凸部を嵌め合わせることに
より、係合凸部は蟻溝状の係合凹部に嵌まり込んで、抜
け止めされた状態にすることができる。このように第1
係合プレートに蟻溝状の係合凹部を設けることによっ
て、第1係合プレートと第2係合プレートとの係合構造
が、簡単でかつ確実に係合し得るものにすることがで
き、製造コストの低減化を図る上で有効である。
【図1】本発明に係るヘッドレスト1の一実施形態を示
す一部切欠き斜視図である。
す一部切欠き斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】係合プレート5の第1実施形態を示す斜視図で
あり、(イ)は係合前の状態、(ロ)は係合後の状態を
それぞれ示している。
あり、(イ)は係合前の状態、(ロ)は係合後の状態を
それぞれ示している。
【図4】係合プレートの第2実施形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来のヘッドレストを例示する一部切欠き斜視
図である。
図である。
1 ヘッドレスト 2 パッド材 3 表皮 31 袋体 32 底布 33 挿通孔 4 ポール部材 41 フレーム部 42 ポール 5 係合プレート 51,51a 第1係合プレート 52,52a 第2係合プレート 53 係合凹部 53a 補助凸部 54 係合凸部 54a 補助凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡性合成樹脂原料の発泡によって形成
されるパッド材およびこのパッド材を被覆する袋状の表
皮からなるヘッドレスト本体と、基端側が上記パッド材
に埋設され、かつ、先端側の一対のポールがヘッドレス
ト本体から外部に突出したポール材とからなるヘッドレ
ストにおいて、上記一対のポール間の表皮に、上記発泡
性合成樹脂原料を表皮内に導入するための切り込み部が
形成され、この切り込み部には、互いに対向した縁部の
裏側に第1係合プレートと第2係合プレートとがそれぞ
れ取り付けられ、第1および第2係合プレートは、上記
切り込み部が閉止された状態で相互に係合し、かつ、発
泡過程の発泡性合成樹脂原料が上記切り込み部から漏洩
しないように形状設定されていることを特徴とするヘッ
ドレスト。 - 【請求項2】 上記第1係合プレートは中央部が長手方
向に切り欠かれた平面視で蟻溝状の係合凹部を有してい
るとともに、上記第2係合プレートは上記係合凹部に嵌
まり込んで抜け止め状態になる係合凸部を有しているこ
とを特徴とする請求項1記載のヘッドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9010620A JPH10203218A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9010620A JPH10203218A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | ヘッドレスト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203218A true JPH10203218A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11755278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9010620A Withdrawn JPH10203218A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | ヘッドレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203218A (ja) |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP9010620A patent/JPH10203218A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |