JPH10203367A - 無絶縁軌道回路装置 - Google Patents
無絶縁軌道回路装置Info
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- JPH10203367A JPH10203367A JP2575097A JP2575097A JPH10203367A JP H10203367 A JPH10203367 A JP H10203367A JP 2575097 A JP2575097 A JP 2575097A JP 2575097 A JP2575097 A JP 2575097A JP H10203367 A JPH10203367 A JP H10203367A
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Abstract
での軌道回路による受信レベルの変動にに影響されずに
軌道回路境界の検出精度を高める。 【解決手段】軌道回路1Tの列車進出側境界点の送信端
には整合変成器7を介して送信器1を接続し、列車進入
側の受信端には若干の距離を隔てて2個所の受電点5
a,5bを設け、各受電点5a,5bには整合変成器8
a,8bを介して1台の受信器4を接続している。受信
器4は列車進出側の第1の受信点5aで検出した電圧V
1と列車進入側の第2の受信点5bで検出した電圧V2
の比電圧Kv=V2/V1を演算し,比電圧Kvがしき
い値Thに達したら、列車の位置が目標とする列車接近
位置になったと判定する。
Description
−ルを走行する列車を検知する無絶縁軌道回路装置、特
に境界検出特性の向上に関するものである。
道回路は、軌条絶縁に代わる境界構成が欠かせず、この
境界構成として各種の方式が使用されている。この無絶
縁軌道回路において、送信端は構成が単純で伝送効率が
良い電圧送電を採用しており、受信端はレ−ル間の電圧
を検出する電圧受電方式と、レ−ル電流を検出する電流
受電方式及びレ−ル間の電圧とレ−ル電流を検出する電
圧電流受電方式が採用されている。
1から送信端2のレ−ル3間に電圧を送電し、受信器4
では受信端5の若干離れた2個所の受電点5a,5bの
電圧V1,V2を検出し、検出した電圧V1,V2の差
Vr=V1−K・V2から列車6を検知する2電圧受電
方式が提案されている(特開平4−90964号公
報)。ここでKの値を0<K<1範囲で適切に選ぶこと
により、図5の列車検知特性図に示すように、第1の受
電点5aで検出した電圧Vrと第2の受電点5bで検出
した電圧V2との電圧差Vr=V1−K・V2は列車6
までの距離に比較的無関係な検出値を得ることができ、
列車6の軌道回路への進入検知を第1の受電点5aと第
2の受電点5b間で行うことができる。したがって2個
所の受電点5a,5b間の距離を適当に定めれば実用上
要求される境界検出の精度を満足することが可能であ
る。
ように2個所の受電点5a,5bで検出した電圧の差を
検出していると、送信器1の出力変動あるいは送信端2
から受信端5までの軌道回路による受信レベルの変動に
対して比例した値が検出されるため、これらの変動量に
対する制限を設ける必要がある。特に軌道回路の場合に
は雨水による漏れ電流が激しいため受信レベルの変動は
大幅になる場合がある。これに対応するためには軌道回
路の制御距離を短くして受信レベルの変動を防ぐ必要が
あり、軌道回路の制御距離を長くすることはできなかっ
た。
が開放等により電圧が検出できなくなると差電圧Vrは
「0」か増大となり、増大した場合には使用条件のもと
で起こり得る受信レベル変動の最大値との選別が難し
く、単純な判断では列車の検知が困難になる。
されたものであり、受信レベルの変動等に影響されずに
軌道回路境界の検出精度を高めることができる無絶縁軌
道回路を得ることを目的とするものである。
道回路装置は、軌道回路の列車進出側境界点の送信端に
電力を送る送信器と、軌道回路の列車進入側の受信端に
は若干の距離を隔てて設けられた2個所の受電点と、各
受電点の電圧から列車の有無を検知する受信器とを有
し、受信器は第1の受電点の電圧V1と第2の受電点V
2との比電圧Kv=V2/V1を演算し、演算した比電
圧Kvにより列車が軌道回路の境界に達したことを検知
することを特徴とする。
は、軌道回路の列車進出側境界点の送信端には整合変成
器を介して送信器が接続され、列車進入側の受信端には
若干の距離を隔てて2個所の受電点が設けられ、各受電
点には整合変成器を介して1台の受信器が接続されてい
る。
部及び演算部を有する。割算器は列車進出側の第1の受
信点で検出した電圧V1と列車進入側の第2の受信点で
検出した電圧V2の比電圧Kv=V2/V1を演算して
比電圧判定部に送る。比電圧判定部は逐次送られる比電
圧Kvとあらかじめ定められたしきい値Thとを比較
し、比電圧Kvがしきい値Thに達したら、列車の位置
が目標とする列車接近位置になったと判定し、演算部に
列車が軌道回路の進入側の接近点に達したことを示す信
号を送る。信号判別部は第2の受信点で検出した電圧V
2の受信レベルの減衰を判別し、電圧V2の受信レベル
が常時受信レベルより一定限度減衰したら、列車が軌道
回路に進入したと判定し、列車進入信号を演算部に送
る。演算部は列車が軌道回路の接近点に達したことを示
す信号と列車進入信号が送られると軌道リレ−を制御し
て軌道回路に列車ありとする。
ック図である。図に示すように、軌道回路1Tの列車進
出側境界点の送信端2には整合変成器7を介して送信器
1が接続されている。また列車進入側の受信端5には若
干の距離L2を隔てて2個所の受電点5a,5bが設け
られ、受電点5a,5bには整合変成器8a,8bを介
して受信器4が接続されている。この第1の受電点5a
の受電インピ−ダンスZL1は第2の受電点5bの受電
インピ−ダンスZLより大きくしてある。
算器42と比電圧判別部43と信号判別部44及び演算
部45を有する。帯域ろ波器41a,41bは整合変成
器8a,8bから送られる列車検知信号を通して割算器
42に送り、帯域ろ波器41bからの列車検知信号は信
号判別部44にも送られる。割算器42は第1の受電点
5aで受信した列車検知信号の受信レベルを示す電圧V
1と第2の受電点5bで受信した列車検知信号の受信レ
ベルを示す電圧V2との比Kv=V2/V1を演算す
る。比電圧判別部43は割算器42で演算した比電圧K
vから列車6が目標とする接近位置に達したか否を判別
する。信号判別部44は第2の受電点5bで受信した列
車検知信号から送信器2から送られる信号の判別を行う
とともに常時受信レベルに対する信号レベルの減衰判別
を行う。演算部45は比電圧判別部43の判別結果と信
号判別部44の判別結果により列車6の有無を示す軌道
リレ−9を制御する。
置の動作を説明するにあたり、まず動作原理を説明す
る。
電点5aと第2の受電点5bとの間のレ−ルインピ−ダ
ンスをZ2、第2の受電点5bと列車6の位置までのレ
−ルインピ−ダンスをZ1、第1の受電点5aの受電イ
ンピ−ダンスをZL1、第2の受電点5bの受電インピ
イ−ダンスをZL、送信端2と第1の受電点5aに流れ
る電流をI1、第1の受電点5aと第2の受電点5bの
間に流れる電流をI2とする。ここで第1の受電点5a
の受電インピ−ダンスZL1が第2の受電点5bの受電
インピイ−ダンスZLより大きく設定してあるから、送
信端2と第1の受電点5aに流れる電流をI1と第1の
受電点5aと第2の受電点5bの間に流れる電流をI2
はほぼ等しくなり、第1の受電点5aで検出した電圧V
1と第2の受電点5bで検出した電圧V2及び電圧比K
v=V2/V1はそれぞれ下記(1)式と(2)式及び
(3)式で表わせる。
ンスZLとレ−ルインピ−ダンスZ1がZL>Z1のと
きに、第2の受電点5bにおけるインピ−ダンスZLと
インピ−ダンスZ1の並列インピ−ダンスはほぼ下記
(4)式に示すようにZ1となり、(3)式で示す比電
圧Kvは下記(5)式で示すようにインピ−ダンスZ1
とインピ−ダンスZ2だけで定まる。ここで単位長さ当
りのレ−ルインピ−ダンスを一定とすると、インピ−ダ
ンスZ1は列車6の位置と第2の受電点5bとの距離L
1で定まり、インピ−ダンスZ2は第1の受電点5aと
第2の受電点5bとの距離L2で定まり、比電圧Kvは
(5)式で示すように距離L1と距離L2で定まり、他
の要因は含まれなくなる。
れていてL1≫L2のとき、(5)式で示す比電圧Kv
は送信器1の送信出力変動や軌道回路1Tの漏れ変動等
に無関係にKv=1になる。列車6が第2の受電点5b
に近づくにしたがってL1≫L2の関係がくずれ初め、
比電圧Kvは図3の列車検知特性図に示すように徐々に
減少し、列車6が第2の受電点5bに達すると比電圧K
vはKv=0になる。この比電圧Kvの変化を検知する
ことにより列車6が軌道回路1Tの境界に達したことを
検知することができる。
受信端5に設けられた受信器4の割算器42は帯域ろ波
器41a送られる第1の受信点5aで検出した電圧V1
と第2の受信点5bで検出した電圧V2の比電圧Kv=
V2/V1を演算して比電圧判定部43に送る。比電圧
判定部43は、図3に示すように、逐次送られる比電圧
Kvとあらかじめ定められたしきい値Thとを比較し、
比電圧Kvがしきい値Thに達したら、列車6の位置が
目標とする列車接近位置Lになったと判定し、演算部4
5に列車が軌道回路1Tの接近点に達したことを示す信
号を送る。一方、信号判別部44は第2の受信点5bで
検出した電圧V2の受信レベルの減衰を判別し、電圧V
2の受信レベルが常時受信レベルより一定限度減衰した
ら、列車6が軌道回路1Tに進入したと判定し、列車進
入信号を演算部45に送る。演算部45は列車が軌道回
路1Tの接近点に達したことを示す信号と列車進入信号
が送られると両信号の論理積により軌道リレ−9を制御
して、軌道回路1Tに列車ありとする。
達したことを列車6の位置と第2の受電点5bとの距離
L1と第1の受電点5aと第2の受電点5bとの距離L
2で定まる比電圧Kvの値の変化で検知するようにした
から、列車6が軌道回路1Tの境界に達したことを送信
器1の出力変動あるいは送信端2から受信端5までの軌
道回路1Tによる受信レベルの変動に影響されずに検知
することができるとともに検知誤差を極めて少なくする
ことができる。
態になり、電圧V1を検出できないときには、比電圧K
vが無限大となり、通常のレベルと大きく変わるから、
比電圧Kvの値を確認することにより、第1の受電点5
aの故障状態も検知することができる。また第2の受電
点5bが開放等の故障状態になり、電圧V2を検出でき
ないときには、比電圧Kvが「0」になり、安全側に動
作することができる。
軌道回路の境界に達したことを列車の位置と第2の受電
点との距離と第1の受電点と第2の受電点との距離で定
まる比電圧Kvの値の変化で検知するようにしたから、
列車が軌道回路の境界に達したことを送信器の出力変動
あるいは送信端から受信端までの軌道回路による受信レ
ベルの変動に影響されずに検知することができるととも
に検知誤差を極めて少なくすることができる。
を検知する境界検知特性が軌道回路の漏れ変動に無関係
であるから、長い制御距離の軌道回路を構成することが
できる。
故障等も容易に判断することができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 軌道回路の列車進出側境界点の送信端に
電力を送る送信器と、軌道回路の列車進入側の受信端に
は若干の距離を隔てて設けられた2個所の受電点と、各
受電点の電圧から列車の有無を検知する受信器とを有
し、 受信器は第1の受電点の電圧V1と第2の受電点V2と
の比電圧Kv=V2/V1を演算し、演算した比電圧K
vにより列車が軌道回路の境界に達したことを検知する
ことを特徴とする無絶縁軌道回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2575097A JP2891679B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 無絶縁軌道回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2575097A JP2891679B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 無絶縁軌道回路装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203367A true JPH10203367A (ja) | 1998-08-04 |
| JP2891679B2 JP2891679B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=12174519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2575097A Expired - Fee Related JP2891679B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 無絶縁軌道回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891679B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ297033B6 (cs) * | 2003-07-16 | 2006-08-16 | Azd Praha S. R. O. | Zpusob bezpecného vyhodnocení volnosti kolejovéhoobvodu a zapojení kolejového obvodu k provádení tohoto zpusobu |
| JP2007125910A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 列車制御装置 |
| CN101428636B (zh) | 2007-11-07 | 2011-08-10 | 独立行政法人铁道建设运输设施整备支援机构 | 无绝缘轨道电路用保安器 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP2575097A patent/JP2891679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ297033B6 (cs) * | 2003-07-16 | 2006-08-16 | Azd Praha S. R. O. | Zpusob bezpecného vyhodnocení volnosti kolejovéhoobvodu a zapojení kolejového obvodu k provádení tohoto zpusobu |
| JP2007125910A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 列車制御装置 |
| CN101428636B (zh) | 2007-11-07 | 2011-08-10 | 独立行政法人铁道建设运输设施整备支援机构 | 无绝缘轨道电路用保安器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2891679B2 (ja) | 1999-05-17 |
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