JPH10203385A - 動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置 - Google Patents
動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置Info
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- JPH10203385A JPH10203385A JP9009307A JP930797A JPH10203385A JP H10203385 A JPH10203385 A JP H10203385A JP 9009307 A JP9009307 A JP 9009307A JP 930797 A JP930797 A JP 930797A JP H10203385 A JPH10203385 A JP H10203385A
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- Japan
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- load
- power steering
- steering device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプ回転数感応型動力舵取装置用流量制
御装置において、ポンプより吐出された圧力流体を操舵
負荷に応じても動力舵取装置に供給できるようにして、
一層の省エネルギー化を図るとともに、高速域での急転
舵時においても、安定した操舵感を得ることができるよ
うにする。 【解決手段】 ポンプ回転数増加に応じてポンプ吐出流
量が増加するポンプ3より吐出された圧力流体を、供給
通路中の固定絞り通路14を介して負荷に応じて車両の動
力舵取装置に供給し、余剰圧力流体を、バイパス通路7
の開度を調整する流量調整用スプール弁によりポンプ3
の吸入側3b に還流するようにした動力舵取装置用負荷
感応型流量制御装置1において、供給通路中の流量調整
用スプール弁より上流側とバイパス通路7とをつなぐ戻
り通路36中に負荷感知弁37を設け、該負荷感知弁37を固
定絞り通路14より後流側の圧力流体の圧力により作動さ
せて、前記戻り通路36を開閉調節するようにしたことを
特徴とする動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置であ
る。
御装置において、ポンプより吐出された圧力流体を操舵
負荷に応じても動力舵取装置に供給できるようにして、
一層の省エネルギー化を図るとともに、高速域での急転
舵時においても、安定した操舵感を得ることができるよ
うにする。 【解決手段】 ポンプ回転数増加に応じてポンプ吐出流
量が増加するポンプ3より吐出された圧力流体を、供給
通路中の固定絞り通路14を介して負荷に応じて車両の動
力舵取装置に供給し、余剰圧力流体を、バイパス通路7
の開度を調整する流量調整用スプール弁によりポンプ3
の吸入側3b に還流するようにした動力舵取装置用負荷
感応型流量制御装置1において、供給通路中の流量調整
用スプール弁より上流側とバイパス通路7とをつなぐ戻
り通路36中に負荷感知弁37を設け、該負荷感知弁37を固
定絞り通路14より後流側の圧力流体の圧力により作動さ
せて、前記戻り通路36を開閉調節するようにしたことを
特徴とする動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、車両の動力舵
取装置用負荷感応型流量制御装置に関し、特にポンプ回
転数感応型すなわちエンジン回転数感応型の動力舵取装
置用流量制御装置において、ポンプより吐出された圧力
流体を操舵負荷に応じても動力舵取装置に供給できるよ
うにして、一層の省エネルギー化を図るとともに、高速
域での急転舵時においても、安定した操舵感を得ること
ができるようにした動力舵取装置用負荷感応型流量制御
装置に関する。
取装置用負荷感応型流量制御装置に関し、特にポンプ回
転数感応型すなわちエンジン回転数感応型の動力舵取装
置用流量制御装置において、ポンプより吐出された圧力
流体を操舵負荷に応じても動力舵取装置に供給できるよ
うにして、一層の省エネルギー化を図るとともに、高速
域での急転舵時においても、安定した操舵感を得ること
ができるようにした動力舵取装置用負荷感応型流量制御
装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のポンプ回転数感応型動力舵取装置用
流量制御装置として、実開平7−28779号公報に記
載されたものがある。このものにおいては、図8に図示
されるように、流量制御装置01のケーシング02に、図示
されないエンジンからベルトによって駆動される油圧ポ
ンプ03が一体に組込まれ、該油圧ポンプ03の吐出流量
は、エンジンの回転数に比例して増減するようになって
いる。
流量制御装置として、実開平7−28779号公報に記
載されたものがある。このものにおいては、図8に図示
されるように、流量制御装置01のケーシング02に、図示
されないエンジンからベルトによって駆動される油圧ポ
ンプ03が一体に組込まれ、該油圧ポンプ03の吐出流量
は、エンジンの回転数に比例して増減するようになって
いる。
【0003】また、ケーシング02には、流量調整用スプ
ール04を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納
孔05が形成され、該スプール収納孔05に、軸方向へ所定
距離だけ離れて開口する吐出通路06とバイパス通路07と
が形成され、該吐出通路06は、油圧ポンプ03の吐出口03
a に連通されるとともに、該バイパス通路07は、油圧ポ
ンプ03の図示されない吸入口に連通されている。
ール04を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納
孔05が形成され、該スプール収納孔05に、軸方向へ所定
距離だけ離れて開口する吐出通路06とバイパス通路07と
が形成され、該吐出通路06は、油圧ポンプ03の吐出口03
a に連通されるとともに、該バイパス通路07は、油圧ポ
ンプ03の図示されない吸入口に連通されている。
【0004】さらに、図示されない動力舵取装置に圧油
を供給するための円筒状の圧油供給孔08は、スプール収
納孔05とその中心軸線をずらし、スプール収納孔05と平
行に形成され、該圧油供給孔08には、動力舵取装置に連
通するパイプを接続するためのコネクタ09が嵌着されて
いる。
を供給するための円筒状の圧油供給孔08は、スプール収
納孔05とその中心軸線をずらし、スプール収納孔05と平
行に形成され、該圧油供給孔08には、動力舵取装置に連
通するパイプを接続するためのコネクタ09が嵌着されて
いる。
【0005】さらにまた、スプール収納孔05は、流量調
整用スプール04により第1弁室010と第2弁室011 とに
仕切られ、第2弁室011 には、流量調整用スプール04を
押圧するスプリング012 が介装され、該スプリング012
のバネ力により流量調整用スプール04の先端がスプール
収納孔05の底面に当接した状態では、吐出通路06とバイ
パス通路07との連通が、第1弁室010 内において流量調
整用スプール04により遮断されるようになっている。
整用スプール04により第1弁室010と第2弁室011 とに
仕切られ、第2弁室011 には、流量調整用スプール04を
押圧するスプリング012 が介装され、該スプリング012
のバネ力により流量調整用スプール04の先端がスプール
収納孔05の底面に当接した状態では、吐出通路06とバイ
パス通路07との連通が、第1弁室010 内において流量調
整用スプール04により遮断されるようになっている。
【0006】また、スプール収納孔05の底部と圧油供給
孔08の上側部とは、固定オリフィス013 を有する固定絞
り通路014 で連通されるとともに、スプール収納孔05の
底部と圧油供給孔08の下側部とは、連通路015 で連通さ
れている。
孔08の上側部とは、固定オリフィス013 を有する固定絞
り通路014 で連通されるとともに、スプール収納孔05の
底部と圧油供給孔08の下側部とは、連通路015 で連通さ
れている。
【0007】さらに、圧油供給孔08内には、円筒状のア
ウタバレル(筒状バルブユニットケーシング)016 が嵌
合され、該アウタバレル016 の中心孔017 には、制御サ
ブスプール018 が摺動自在に嵌装され、キャップ019 で
中心孔017 が塞がれ、アウタバレル016 の中心孔017 内
にて、アウタバレル016 と制御サブスプール018 とにス
プリング020 が介装されており、スプリング020 のバネ
力により、制御サブスプール018 は、キャップ019 に押
付けられるようになっている。
ウタバレル(筒状バルブユニットケーシング)016 が嵌
合され、該アウタバレル016 の中心孔017 には、制御サ
ブスプール018 が摺動自在に嵌装され、キャップ019 で
中心孔017 が塞がれ、アウタバレル016 の中心孔017 内
にて、アウタバレル016 と制御サブスプール018 とにス
プリング020 が介装されており、スプリング020 のバネ
力により、制御サブスプール018 は、キャップ019 に押
付けられるようになっている。
【0008】さらにまた、アウタバレル016 の上先端部
合流部021 は平面状に欠除され、上基端部022 には、中
心孔017 と平行で、スプール収納孔05の第2弁室011 と
前記上先端部合流部021 とを連通する連通路024 の延長
線に指向した係止孔023 が形成されており、矩形状薄鋼
板を円筒状に形成したスプリングピン025 が、該係止孔
023 と連通路024 とに嵌挿されており、このスプリング
ピン025 により、アウタバレル016 は、圧油供給孔08内
で位置決めされるようになっている。
合流部021 は平面状に欠除され、上基端部022 には、中
心孔017 と平行で、スプール収納孔05の第2弁室011 と
前記上先端部合流部021 とを連通する連通路024 の延長
線に指向した係止孔023 が形成されており、矩形状薄鋼
板を円筒状に形成したスプリングピン025 が、該係止孔
023 と連通路024 とに嵌挿されており、このスプリング
ピン025 により、アウタバレル016 は、圧油供給孔08内
で位置決めされるようになっている。
【0009】しかも、アウタバレル016 の下部には、連
通路015 と中心孔017 とを連通させるための連通孔026
が設けられ、アウタバレル016 の上部には、アウタバレ
ル016 の中心孔017 と合流部021 とを連通させるための
2個の可変オリフィス孔027が周方向に並んで形成され
ている。そして、これらの可変オリフィス孔027 、中心
孔017 、連通孔026 により、可変オリフィス通路が形成
されるようになっている。
通路015 と中心孔017 とを連通させるための連通孔026
が設けられ、アウタバレル016 の上部には、アウタバレ
ル016 の中心孔017 と合流部021 とを連通させるための
2個の可変オリフィス孔027が周方向に並んで形成され
ている。そして、これらの可変オリフィス孔027 、中心
孔017 、連通孔026 により、可変オリフィス通路が形成
されるようになっている。
【0010】また、アウタバレル016 の中心孔017 内に
おいて、制御サブスプール018 とキャップ019 とに挟ま
れた制御油圧室028 と油圧ポンプ03の吐出口03a とは、
油通路029 、油通路03e で連通され、該制御油圧室028
には、第1弁室010 から連通孔026 を経て中心孔017 に
導かれる油圧P2 より高圧の油圧P1 が導入されるよう
になっている。
おいて、制御サブスプール018 とキャップ019 とに挟ま
れた制御油圧室028 と油圧ポンプ03の吐出口03a とは、
油通路029 、油通路03e で連通され、該制御油圧室028
には、第1弁室010 から連通孔026 を経て中心孔017 に
導かれる油圧P2 より高圧の油圧P1 が導入されるよう
になっている。
【0011】さらに、流量調整用スプール04内には、リ
リーフ案内弁030 が設けられており、合流部021 の圧力
が所定圧以上に上昇した場合、その上昇した圧力は、ス
プリングピン025 内に形成された絞り油路025aと連通路
024 とを経て第2弁室011 へ導かれ、リリーフ案内弁03
0 が開くことにより、流量調整用スプール04は左方へ移
動し、バイパス通路07を開放して、油圧ポンプ03から吐
出された油量をその吸入口に戻すことができるようにな
っている。
リーフ案内弁030 が設けられており、合流部021 の圧力
が所定圧以上に上昇した場合、その上昇した圧力は、ス
プリングピン025 内に形成された絞り油路025aと連通路
024 とを経て第2弁室011 へ導かれ、リリーフ案内弁03
0 が開くことにより、流量調整用スプール04は左方へ移
動し、バイパス通路07を開放して、油圧ポンプ03から吐
出された油量をその吸入口に戻すことができるようにな
っている。
【0012】前記従来のものは、前記のように構成され
ているので、油圧ポンプ03が停止して圧油を発生しない
状態では、流量調整用スプール04および制御サブスプー
ル018 は、スプリング012 およびスプリング020 のバネ
力で、図8に図示された位置に置かれており、吐出通路
06とバイパス通路07とは遮断されるとともに、可変オリ
フィス孔027 は開口されている。
ているので、油圧ポンプ03が停止して圧油を発生しない
状態では、流量調整用スプール04および制御サブスプー
ル018 は、スプリング012 およびスプリング020 のバネ
力で、図8に図示された位置に置かれており、吐出通路
06とバイパス通路07とは遮断されるとともに、可変オリ
フィス孔027 は開口されている。
【0013】この状態において、油圧ポンプ03が所定の
低速回転数Na以下で回転した場合には、油圧ポンプ03
で発生した圧油は、吐出通路06を介してスプール収納孔
05の第1弁室010 内に流入し、該第1弁室010 内の圧油
の一部は、固定オリフィス013 を有する固定絞り通路01
4 を介して合流部021 内に流入するとともに、第1弁室
010 内の圧油の残部は、連通路015 、連通孔026 、中心
孔017 および可変オリフィス孔027 を介して合流部021
内に流入し、その間第1弁室010 内の圧油圧力は上昇し
て、流量調整用スプール04は、スプリング012 に打勝っ
て左方へ移動するが、吐出通路06とバイパス通路07との
連通が遮断されたままとなるので、合流部021 内で合流
された圧油は、コネクタ09内の通路031 、図示されない
パイプを介して動力舵取装置に供給され、したがって、
図9の0−aに示されるように、油圧ポンプ03の回転数
に略比例した油量の圧油が動力舵取装置に供給される。
低速回転数Na以下で回転した場合には、油圧ポンプ03
で発生した圧油は、吐出通路06を介してスプール収納孔
05の第1弁室010 内に流入し、該第1弁室010 内の圧油
の一部は、固定オリフィス013 を有する固定絞り通路01
4 を介して合流部021 内に流入するとともに、第1弁室
010 内の圧油の残部は、連通路015 、連通孔026 、中心
孔017 および可変オリフィス孔027 を介して合流部021
内に流入し、その間第1弁室010 内の圧油圧力は上昇し
て、流量調整用スプール04は、スプリング012 に打勝っ
て左方へ移動するが、吐出通路06とバイパス通路07との
連通が遮断されたままとなるので、合流部021 内で合流
された圧油は、コネクタ09内の通路031 、図示されない
パイプを介して動力舵取装置に供給され、したがって、
図9の0−aに示されるように、油圧ポンプ03の回転数
に略比例した油量の圧油が動力舵取装置に供給される。
【0014】また、油圧ポンプ03が所定の低速回転数N
aを超え、これより大きな所定の回転数Nbに達するま
での中速回転域で回転した場合には、スプール収納孔05
の第1弁室010 内の圧油圧力P2 の上昇で、流量調整用
スプール04がさらに左方へ移動し、バイパス通路07が吐
出通路06と連通し、その連通開口面積が油圧ポンプ03の
吐出流量増加に対応して増大するため、図9のa−bに
示されるように、略一定流量の圧油が動力舵取装置に供
給される。以上のようにして、低・中速走行時における
動力舵取装置の操舵の軽快感が得られるようになってい
る。
aを超え、これより大きな所定の回転数Nbに達するま
での中速回転域で回転した場合には、スプール収納孔05
の第1弁室010 内の圧油圧力P2 の上昇で、流量調整用
スプール04がさらに左方へ移動し、バイパス通路07が吐
出通路06と連通し、その連通開口面積が油圧ポンプ03の
吐出流量増加に対応して増大するため、図9のa−bに
示されるように、略一定流量の圧油が動力舵取装置に供
給される。以上のようにして、低・中速走行時における
動力舵取装置の操舵の軽快感が得られるようになってい
る。
【0015】さらに、油圧ポンプ03が所定の中速回転数
Nbを越えると、制御油圧室028 内の圧油圧力P1 と中
心孔017 内の圧油圧力P2 との圧力差が拡大し、その圧
力差による制御サブスプール018 の左方向の押圧力がス
プリング020 のバネ力に打勝って、制御サブスプール01
8 が左方に移動すると、可変オリフィス孔027 の開口面
積が絞られ、第1弁室010 から連通路015 、連通孔026
、中心孔017 および可変オリフィス孔027 を介して合
流部021 に流入する圧油流量が低下するので、図9のb
−cに示されるように、油圧ポンプ03の回転数増加に対
応して動力舵取装置への供給油量は減少する。
Nbを越えると、制御油圧室028 内の圧油圧力P1 と中
心孔017 内の圧油圧力P2 との圧力差が拡大し、その圧
力差による制御サブスプール018 の左方向の押圧力がス
プリング020 のバネ力に打勝って、制御サブスプール01
8 が左方に移動すると、可変オリフィス孔027 の開口面
積が絞られ、第1弁室010 から連通路015 、連通孔026
、中心孔017 および可変オリフィス孔027 を介して合
流部021 に流入する圧油流量が低下するので、図9のb
−cに示されるように、油圧ポンプ03の回転数増加に対
応して動力舵取装置への供給油量は減少する。
【0016】さらにまた、油圧ポンプ03が所定の高速回
転数Ncに達すると、制御油圧室028 内の圧油圧力P1
と中心孔017 内の圧油圧力P2 との圧力差の増大で、制
御サブスプール018 が左方にさらに移動して、可変オリ
フィス孔027 が完全に閉塞され、動力舵取装置へは固定
絞り通路014 を通過した圧油のみが供給され、しかも、
第2弁室011 には、固定オリフィス013 を通過して圧力
がP4 に低下した合流部021 内の圧油が絞り油路025a、
連通路024 を経由して導入されるので、圧油圧力P2 と
P3 との圧力差がさらに増大して、流量調整用スプール
04がさらに左方へ移動し、バイパス通路07の還流流量が
再び増加し、かくして、図9のc−dに示されるよう
に、動力舵取装置への供給油量は、低水準の一定油量に
保持される。以上のようにして、高速走行時における動
力舵取装置の操舵の安定感が得られるようになってい
る。
転数Ncに達すると、制御油圧室028 内の圧油圧力P1
と中心孔017 内の圧油圧力P2 との圧力差の増大で、制
御サブスプール018 が左方にさらに移動して、可変オリ
フィス孔027 が完全に閉塞され、動力舵取装置へは固定
絞り通路014 を通過した圧油のみが供給され、しかも、
第2弁室011 には、固定オリフィス013 を通過して圧力
がP4 に低下した合流部021 内の圧油が絞り油路025a、
連通路024 を経由して導入されるので、圧油圧力P2 と
P3 との圧力差がさらに増大して、流量調整用スプール
04がさらに左方へ移動し、バイパス通路07の還流流量が
再び増加し、かくして、図9のc−dに示されるよう
に、動力舵取装置への供給油量は、低水準の一定油量に
保持される。以上のようにして、高速走行時における動
力舵取装置の操舵の安定感が得られるようになってい
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、従来の
ものは、動力舵取装置への圧油の供給が油圧ポンプ03の
回転数に依存してなされており、このため、油圧ポンプ
03の回転数が中・低速域にある場合においては、動力舵
取装置が転舵されて、操舵負荷がかかった状態にあろう
と、動力舵取装置が転舵されなくて、操舵負荷がかかっ
ていない状態にあろうと、該流量制御装置からは前記油
圧ポンプ03の回転数に依存した比較的高水準の所定量の
圧油が動力舵取装置へ供給されており、動力舵取装置が
転舵されなくて、操舵負荷がかかっていない状態にある
にもかかわらず、該比較的高水準の所定量の圧油が動力
舵取装置へ供給される分、該油圧ポンプ03は、動力を無
駄に消費していることになる。
ものは、動力舵取装置への圧油の供給が油圧ポンプ03の
回転数に依存してなされており、このため、油圧ポンプ
03の回転数が中・低速域にある場合においては、動力舵
取装置が転舵されて、操舵負荷がかかった状態にあろう
と、動力舵取装置が転舵されなくて、操舵負荷がかかっ
ていない状態にあろうと、該流量制御装置からは前記油
圧ポンプ03の回転数に依存した比較的高水準の所定量の
圧油が動力舵取装置へ供給されており、動力舵取装置が
転舵されなくて、操舵負荷がかかっていない状態にある
にもかかわらず、該比較的高水準の所定量の圧油が動力
舵取装置へ供給される分、該油圧ポンプ03は、動力を無
駄に消費していることになる。
【0018】また、油圧ポンプ03の回転数が高速域にあ
る場合においては、低水準の一定量の圧油が動力舵取装
置へ供給されているが、この場合においても、動力舵取
装置が急転舵されるような状況下においては、該動力舵
取装置にかなりの負荷がかかり、その転舵操作にひっか
かり感を感じることがある。しかしながら、このような
状況下においても、前記低水準の一定量の圧油しか動力
舵取装置へ供給されないため、該転舵操作のひっかかり
感は、依然として解消されない。
る場合においては、低水準の一定量の圧油が動力舵取装
置へ供給されているが、この場合においても、動力舵取
装置が急転舵されるような状況下においては、該動力舵
取装置にかなりの負荷がかかり、その転舵操作にひっか
かり感を感じることがある。しかしながら、このような
状況下においても、前記低水準の一定量の圧油しか動力
舵取装置へ供給されないため、該転舵操作のひっかかり
感は、依然として解消されない。
【0019】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、前記のような問題を解決した動力舵取装置用負荷感
応型流量制御装置であり、その請求項1に記載された発
明は、ポンプ回転数増加に応じてポンプ吐出流量が増加
するポンプより吐出された圧力流体を、供給通路中の固
定絞り通路を介して負荷に応じて車両の動力舵取装置に
供給し、余剰圧力流体を、バイパス通路の開度を調整す
る流量調整用スプール弁によりポンプの吸入側に還流す
るようにした動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置に
おいて、前記供給通路中の前記流量調整用スプール弁よ
り上流側と前記バイパス通路とをつなぐ戻り通路中に負
荷感知弁を設け、該負荷感知弁を前記固定絞り通路より
後流側の圧力流体の圧力により作動させて、前記戻り通
路を開閉調節するようにしたことを特徴とする動力舵取
装置用負荷感応型流量制御装置である。
は、前記のような問題を解決した動力舵取装置用負荷感
応型流量制御装置であり、その請求項1に記載された発
明は、ポンプ回転数増加に応じてポンプ吐出流量が増加
するポンプより吐出された圧力流体を、供給通路中の固
定絞り通路を介して負荷に応じて車両の動力舵取装置に
供給し、余剰圧力流体を、バイパス通路の開度を調整す
る流量調整用スプール弁によりポンプの吸入側に還流す
るようにした動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置に
おいて、前記供給通路中の前記流量調整用スプール弁よ
り上流側と前記バイパス通路とをつなぐ戻り通路中に負
荷感知弁を設け、該負荷感知弁を前記固定絞り通路より
後流側の圧力流体の圧力により作動させて、前記戻り通
路を開閉調節するようにしたことを特徴とする動力舵取
装置用負荷感応型流量制御装置である。
【0020】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、圧油供給通路中の流量調整用ス
プール弁より上流側(ポンプ吐出通路または吐出口)と
バイパス通路とをつなぐ戻り通路が、固定絞り通路より
後流側の圧力流体の圧力により作動する負荷感知弁によ
り開閉調節され、かつ、この固定絞り通路より後流側の
圧力流体の圧力は、動力舵取装置において必要とされる
パワーアシスト力(操舵負荷)を反映するものであるの
で、動力舵取装置にパワーアシストのための圧力流体が
必要とされるとき(操舵負荷が生じたとき) には、該負
荷を圧力流体の圧力変動として感知した負荷感知弁が該
戻り通路を閉じ、流量調整用スプール弁および固定絞り
通路を通った圧力流体は、その全量が動力舵取装置に供
給される。
に構成されているので、圧油供給通路中の流量調整用ス
プール弁より上流側(ポンプ吐出通路または吐出口)と
バイパス通路とをつなぐ戻り通路が、固定絞り通路より
後流側の圧力流体の圧力により作動する負荷感知弁によ
り開閉調節され、かつ、この固定絞り通路より後流側の
圧力流体の圧力は、動力舵取装置において必要とされる
パワーアシスト力(操舵負荷)を反映するものであるの
で、動力舵取装置にパワーアシストのための圧力流体が
必要とされるとき(操舵負荷が生じたとき) には、該負
荷を圧力流体の圧力変動として感知した負荷感知弁が該
戻り通路を閉じ、流量調整用スプール弁および固定絞り
通路を通った圧力流体は、その全量が動力舵取装置に供
給される。
【0021】また、動力舵取装置にパワーアシストのた
めの圧力流体が必要とされないとき(操舵負荷が生じな
いとき) には、負荷感知弁は圧力流体の圧力変動を感知
しないので、戻り通路が開いたままの状態とされ、流量
調整用スプール弁より上流側の圧力流体の一部が該戻り
通路を通ってバイパス通路に流入し、ポンプ吸入側に還
流されるので、その分動力舵取装置に供給される量が減
少される。
めの圧力流体が必要とされないとき(操舵負荷が生じな
いとき) には、負荷感知弁は圧力流体の圧力変動を感知
しないので、戻り通路が開いたままの状態とされ、流量
調整用スプール弁より上流側の圧力流体の一部が該戻り
通路を通ってバイパス通路に流入し、ポンプ吸入側に還
流されるので、その分動力舵取装置に供給される量が減
少される。
【0022】以上の結果、特にポンプ回転数の中・低速
域において、操舵負荷がないときには、圧力流体の供給
が削減されるので、ポンプ動力の無駄な消費が抑制され
て、省エネルギー化が図られる。また、ポンプ回転数の
高速域において、動力舵取装置が急転舵されて操舵負荷
が生じた時には、必要な圧力流体が供給されるので、操
舵のひっかかり感を感じるようなことがなくなり、安定
した操舵感が得られるようになる。
域において、操舵負荷がないときには、圧力流体の供給
が削減されるので、ポンプ動力の無駄な消費が抑制され
て、省エネルギー化が図られる。また、ポンプ回転数の
高速域において、動力舵取装置が急転舵されて操舵負荷
が生じた時には、必要な圧力流体が供給されるので、操
舵のひっかかり感を感じるようなことがなくなり、安定
した操舵感が得られるようになる。
【0023】さらに、固定絞り通路より後流側の圧力流
体の圧力は、動力舵取装置において必要とされるパワー
アシスト力(操舵負荷)を直接に反映するものであるの
で、該圧力流体の圧力により作動する負荷感知弁による
動力舵取装置への圧力流体の供給量制御が、例えば、固
定絞り通路より上流側の流量調整用スプール弁内の圧力
流体の圧力により作動する負荷感知弁による同様の制御
より、より正確に行われる。
体の圧力は、動力舵取装置において必要とされるパワー
アシスト力(操舵負荷)を直接に反映するものであるの
で、該圧力流体の圧力により作動する負荷感知弁による
動力舵取装置への圧力流体の供給量制御が、例えば、固
定絞り通路より上流側の流量調整用スプール弁内の圧力
流体の圧力により作動する負荷感知弁による同様の制御
より、より正確に行われる。
【0024】また、請求項2記載のように請求項1記載
の発明を構成することにより、負荷感知弁の構成が簡単
となる。
の発明を構成することにより、負荷感知弁の構成が簡単
となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に図示され
る本願の請求項1および請求項2記載の発明の一実施形
態について説明する。図1は、本実施形態における動力
舵取装置用負荷感応型流量制御装置の全体構成を説明す
るための図であって、一部を截断して示す図、図2はそ
の要部拡大図であって、いずれも該装置が静止状態にあ
る場合の図である。
る本願の請求項1および請求項2記載の発明の一実施形
態について説明する。図1は、本実施形態における動力
舵取装置用負荷感応型流量制御装置の全体構成を説明す
るための図であって、一部を截断して示す図、図2はそ
の要部拡大図であって、いずれも該装置が静止状態にあ
る場合の図である。
【0026】これらの図において、流量制御装置1のケ
ーシング2には、図示されないエンジンからベルトによ
って駆動される油圧ポンプ3が一体に組込まれ、該油圧
ポンプ3の吐出流量は、エンジンの回転数に比例して増
減するようになっている。
ーシング2には、図示されないエンジンからベルトによ
って駆動される油圧ポンプ3が一体に組込まれ、該油圧
ポンプ3の吐出流量は、エンジンの回転数に比例して増
減するようになっている。
【0027】また、ケーシング2には、流量調整用スプ
ール4を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納
孔5が形成され、該スプール収納孔5に、軸方向へ所定
距離だけ離れて開口する吐出通路6とバイパス通路7と
が形成され、該吐出通路6は、油圧ポンプ3の吐出口3
a に連通されるとともに、該バイパス通路7は、油圧ポ
ンプ3の吸入口3b に連通されている。
ール4を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納
孔5が形成され、該スプール収納孔5に、軸方向へ所定
距離だけ離れて開口する吐出通路6とバイパス通路7と
が形成され、該吐出通路6は、油圧ポンプ3の吐出口3
a に連通されるとともに、該バイパス通路7は、油圧ポ
ンプ3の吸入口3b に連通されている。
【0028】さらに、スプール収納孔5は、流量調整用
スプール4により第1弁室10と第2弁室11とに仕切ら
れ、第2弁室11には、流量調整用スプール4を押圧する
スプリング12が介装され、該スプリング12のバネ力によ
り流量調整用スプール4の先端がスプール収納孔5の底
面に当接した状態では、吐出通路6とバイパス通路7と
の連通が、第1弁室10内において流量調整用スプール4
により遮断されるようになっている。
スプール4により第1弁室10と第2弁室11とに仕切ら
れ、第2弁室11には、流量調整用スプール4を押圧する
スプリング12が介装され、該スプリング12のバネ力によ
り流量調整用スプール4の先端がスプール収納孔5の底
面に当接した状態では、吐出通路6とバイパス通路7と
の連通が、第1弁室10内において流量調整用スプール4
により遮断されるようになっている。
【0029】また、スプール収納孔5の底部と動力舵取
装置に圧油を供給する圧油供給管32とは、固定オリフィ
ス13を有する固定絞り通路14で連通されるとともに、ス
プール収納孔5の第2弁室11と圧油供給管32とは、絞り
油路33を有する連通路34で連通されている。
装置に圧油を供給する圧油供給管32とは、固定オリフィ
ス13を有する固定絞り通路14で連通されるとともに、ス
プール収納孔5の第2弁室11と圧油供給管32とは、絞り
油路33を有する連通路34で連通されている。
【0030】さらに、流量調整用スプール4内には、リ
リーフ案内弁30が設けられており、圧油供給管32内の圧
力が所定の圧力以上に上昇した場合、その上昇した圧力
は、連通路34と絞り油路33とを経て第2弁室11に導か
れ、リリーフ案内弁30が開くことにより、流量調整用ス
プール4は左方へ移動し、バイパス通路7を開放して、
油圧ポンプ3から吐出された油量をその吸入口3b に戻
すことができるようになっている。
リーフ案内弁30が設けられており、圧油供給管32内の圧
力が所定の圧力以上に上昇した場合、その上昇した圧力
は、連通路34と絞り油路33とを経て第2弁室11に導か
れ、リリーフ案内弁30が開くことにより、流量調整用ス
プール4は左方へ移動し、バイパス通路7を開放して、
油圧ポンプ3から吐出された油量をその吸入口3b に戻
すことができるようになっている。
【0031】このようにして、流量調整用スプール4、
スプール収納孔5、該スプール収納孔5に連通する前記
諸通路6、7、14、34、リリーフ案内弁30等により、流
量調整用スプール弁が構成されている。
スプール収納孔5、該スプール収納孔5に連通する前記
諸通路6、7、14、34、リリーフ案内弁30等により、流
量調整用スプール弁が構成されている。
【0032】さらに、流量調整用スプール弁より上流側
(流量調整用スプール弁の入口側に相当するポンプ吐出
通路6)とバイパス通路7とは、戻り通路36を介して連
通されており、該戻り通路36の途中には負荷感知弁37が
設けられ、該負荷感知弁37の作動により前記戻り通路36
が開閉調節されて、これにより、吐出通路6中の圧油の
一部が、戻り通路36を介してバイパス通路7に戻ること
ができるようになっている。
(流量調整用スプール弁の入口側に相当するポンプ吐出
通路6)とバイパス通路7とは、戻り通路36を介して連
通されており、該戻り通路36の途中には負荷感知弁37が
設けられ、該負荷感知弁37の作動により前記戻り通路36
が開閉調節されて、これにより、吐出通路6中の圧油の
一部が、戻り通路36を介してバイパス通路7に戻ること
ができるようになっている。
【0033】前記負荷感知弁37は、そのサブスプール収
納孔40内にサブスプール弁体41が収納されており、該サ
ブスプール弁体41により仕切られたサブスプール収納孔
40内の一方の制御油圧室42は、連通路47を介して連通路
34の絞り油路33より上流側に連通され、さらに該連通路
34を介して固定絞り通路14と圧油供給管32との接続部35
に連通されており、他方の油圧室43は、連通路48を介し
て戻り通路36の負荷感知弁37より下流側部分である連通
路39に連通され、さらに該連通路39を介してバイパス通
路7に連通されている。
納孔40内にサブスプール弁体41が収納されており、該サ
ブスプール弁体41により仕切られたサブスプール収納孔
40内の一方の制御油圧室42は、連通路47を介して連通路
34の絞り油路33より上流側に連通され、さらに該連通路
34を介して固定絞り通路14と圧油供給管32との接続部35
に連通されており、他方の油圧室43は、連通路48を介し
て戻り通路36の負荷感知弁37より下流側部分である連通
路39に連通され、さらに該連通路39を介してバイパス通
路7に連通されている。
【0034】また、負荷感知弁37のサブスプール収納孔
40には、吸入ポート44と吐出ポート45とが開口形成され
ており、該吸入ポート44は、戻り通路36の負荷感知弁37
より上流側部分である連通路38を介して吐出通路6に連
通され、該吐出ポート45は、前記連通路39を介してバイ
パス通路7に連通されている。
40には、吸入ポート44と吐出ポート45とが開口形成され
ており、該吸入ポート44は、戻り通路36の負荷感知弁37
より上流側部分である連通路38を介して吐出通路6に連
通され、該吐出ポート45は、前記連通路39を介してバイ
パス通路7に連通されている。
【0035】さらに、サブスプール弁体41には、環状溝
41a が形成されており、該サブスプール弁体41が図にお
いて上下に移動すると、該環状溝41a により、吸入ポー
ト44と吐出ポート45との連通が遮断もしくは開放される
ようになっている。該サブスプール弁体41は、油圧室43
に配されたスプリング46により、常時上方に付勢されて
いる。
41a が形成されており、該サブスプール弁体41が図にお
いて上下に移動すると、該環状溝41a により、吸入ポー
ト44と吐出ポート45との連通が遮断もしくは開放される
ようになっている。該サブスプール弁体41は、油圧室43
に配されたスプリング46により、常時上方に付勢されて
いる。
【0036】なお、連通路38には、固定オリフィス49が
設けられており、該固定オリフィス49により、吐出通路
6内の圧油の一部が略油圧ポンプ3の吸入圧にまで減圧
されて、戻り通路36を介しバイパス通路7を経て、該油
圧ポンプ3の吸入口3b に還流されるようになってい
る。
設けられており、該固定オリフィス49により、吐出通路
6内の圧油の一部が略油圧ポンプ3の吸入圧にまで減圧
されて、戻り通路36を介しバイパス通路7を経て、該油
圧ポンプ3の吸入口3b に還流されるようになってい
る。
【0037】負荷感知弁37は、前記のように構成されて
いるので、制御油圧室42内に接続部35内の圧油が導入さ
れて、その圧力(これは、圧油供給管32内の圧油の圧力
P4に等しい。)が所定の圧力以上になると、サブスプ
ール弁体41がスプリング46のバネ力に抗して図において
下方に移動し、環状溝41a により吸入ポート44と吐出ポ
ート45との連通が遮断されて、これにより、吐出通路6
とバイパス通路7との連通が遮断され、これらをつなぐ
戻り通路36を介してのポンプ吐出流体の還流が停止され
るようになっている。
いるので、制御油圧室42内に接続部35内の圧油が導入さ
れて、その圧力(これは、圧油供給管32内の圧油の圧力
P4に等しい。)が所定の圧力以上になると、サブスプ
ール弁体41がスプリング46のバネ力に抗して図において
下方に移動し、環状溝41a により吸入ポート44と吐出ポ
ート45との連通が遮断されて、これにより、吐出通路6
とバイパス通路7との連通が遮断され、これらをつなぐ
戻り通路36を介してのポンプ吐出流体の還流が停止され
るようになっている。
【0038】次に、本実施形態の作用について説明す
る。先ず、油圧ポンプ3が停止して圧油を発生していな
い状態では、流量調整用スプール4およびサブスプール
弁体41は、スプリング12およびスプリング46のバネ力に
より、図1および図2に図示された位置に置かれてお
り、吐出通路6とバイパス通路7との第1弁室10を介し
ての連通は遮断されるとともに、吐出通路6とバイパス
通路7との戻り通路36を介しての連通は開放されてい
る。
る。先ず、油圧ポンプ3が停止して圧油を発生していな
い状態では、流量調整用スプール4およびサブスプール
弁体41は、スプリング12およびスプリング46のバネ力に
より、図1および図2に図示された位置に置かれてお
り、吐出通路6とバイパス通路7との第1弁室10を介し
ての連通は遮断されるとともに、吐出通路6とバイパス
通路7との戻り通路36を介しての連通は開放されてい
る。
【0039】この状態において、油圧ポンプ3が、所定
の低速回転数Na(略アイドリング回転数)より小さい
所定の低速回転数Na´以下で回転した場合には、油圧
ポンプ3で発生した圧油は、吐出口3a から吐出通路6
内に流入するが、該吐出通路6内の圧油の一部が第1弁
室10内に流入し、さらにそこから固定オリフィス13を有
する固定絞り通路14を通って接続部35内に流入する。
の低速回転数Na(略アイドリング回転数)より小さい
所定の低速回転数Na´以下で回転した場合には、油圧
ポンプ3で発生した圧油は、吐出口3a から吐出通路6
内に流入するが、該吐出通路6内の圧油の一部が第1弁
室10内に流入し、さらにそこから固定オリフィス13を有
する固定絞り通路14を通って接続部35内に流入する。
【0040】ここで、該接続部35内の圧油の圧力P
4 は、未だサブスプール弁体41をスプリング46のバネ力
に抗して下方向に移動させるに至らず、したがって、吸
入ポート44と吐出ポート45とは連通しているので、吐出
通路6内の圧油の残部は、戻り通路36、バイパス通路7
を介して油圧ポンプ3の吸入口3b に還流されており、
吐出通路6内の圧油の一部のみが、前記のとおり、第1
弁室10、固定絞り通路14を通って接続部35内に流入し、
そこからさらに圧油供給管32を介して動力舵取装置に供
給されている。
4 は、未だサブスプール弁体41をスプリング46のバネ力
に抗して下方向に移動させるに至らず、したがって、吸
入ポート44と吐出ポート45とは連通しているので、吐出
通路6内の圧油の残部は、戻り通路36、バイパス通路7
を介して油圧ポンプ3の吸入口3b に還流されており、
吐出通路6内の圧油の一部のみが、前記のとおり、第1
弁室10、固定絞り通路14を通って接続部35内に流入し、
そこからさらに圧油供給管32を介して動力舵取装置に供
給されている。
【0041】この間、第1弁室10内の圧油の圧力P2 と
第2弁室11内の圧油の圧力P3 (この圧力は、連通路34
内に圧油の流れが生じないときには、接続部35内の圧油
の圧力P4 とほとんど等しい。)との圧力差も小さく
て、流量調整用スプール4をスプリング12のバネ力に抗
して左方向に移動させるにも至らず、したがって、吐出
通路6とバイパス通路7との第1弁室10を介しての連通
は遮断されたままであるので、前記圧油の一部は、その
全量が前記のようにして動力舵取装置に供給されている
(図3参照)。
第2弁室11内の圧油の圧力P3 (この圧力は、連通路34
内に圧油の流れが生じないときには、接続部35内の圧油
の圧力P4 とほとんど等しい。)との圧力差も小さく
て、流量調整用スプール4をスプリング12のバネ力に抗
して左方向に移動させるにも至らず、したがって、吐出
通路6とバイパス通路7との第1弁室10を介しての連通
は遮断されたままであるので、前記圧油の一部は、その
全量が前記のようにして動力舵取装置に供給されている
(図3参照)。
【0042】この結果、吐出通路6内の圧油の一部が第
1弁室10、固定絞り通路14、接続部35、圧油供給管32を
介して動力舵取装置に供給される量は、図7の0−a´
に示されるように、油圧ポンプ3の回転数の増大に比例
して増大する。
1弁室10、固定絞り通路14、接続部35、圧油供給管32を
介して動力舵取装置に供給される量は、図7の0−a´
に示されるように、油圧ポンプ3の回転数の増大に比例
して増大する。
【0043】次に、油圧ポンプ3が、所定の低速回転数
Na´を越えて回転した場合には、動力舵取装置の操舵
状態に応じて、次のように作用は異なる。すなわち、動
力舵取装置が操舵されず、操舵負荷が生じていない状況
下においては、接続部35内の圧油の圧力P4 は、油圧ポ
ンプ3の回転数に応じ、圧油を動力舵取装置とリザーバ
タンクとを結ぶ閉回路を循環させるに必要なだけの低い
圧力のままに止まっており、その増加の程度も緩慢であ
る。したがって、サブスプール弁体41は初期の状態を維
持し、吸入ポート44と吐出ポート45とは連通して、吐出
通路6内の圧油の残部は、戻り通路36、バイパス通路7
を介して油圧ポンプ3の吸入口3b に還流され、吐出通
路6内の圧油の一部のみが、第1弁室10、固定絞り通路
14、接続部35、圧油供給管32を介して動力舵取装置に供
給されている。
Na´を越えて回転した場合には、動力舵取装置の操舵
状態に応じて、次のように作用は異なる。すなわち、動
力舵取装置が操舵されず、操舵負荷が生じていない状況
下においては、接続部35内の圧油の圧力P4 は、油圧ポ
ンプ3の回転数に応じ、圧油を動力舵取装置とリザーバ
タンクとを結ぶ閉回路を循環させるに必要なだけの低い
圧力のままに止まっており、その増加の程度も緩慢であ
る。したがって、サブスプール弁体41は初期の状態を維
持し、吸入ポート44と吐出ポート45とは連通して、吐出
通路6内の圧油の残部は、戻り通路36、バイパス通路7
を介して油圧ポンプ3の吸入口3b に還流され、吐出通
路6内の圧油の一部のみが、第1弁室10、固定絞り通路
14、接続部35、圧油供給管32を介して動力舵取装置に供
給されている。
【0044】しかしながら、油圧ポンプ3の回転数の増
大に応じ上昇する第1弁室10内の圧油の圧力P2 と第2
弁室11内の圧油の圧力P3 との圧力差は急速に増大する
ので、流量調整用スプール4がスプリング12のバネ力に
抗して左方向に移動して、吐出通路6とバイパス通路7
との第1弁室10を介しての連通を開放させる(図4参
照)。
大に応じ上昇する第1弁室10内の圧油の圧力P2 と第2
弁室11内の圧油の圧力P3 との圧力差は急速に増大する
ので、流量調整用スプール4がスプリング12のバネ力に
抗して左方向に移動して、吐出通路6とバイパス通路7
との第1弁室10を介しての連通を開放させる(図4参
照)。
【0045】この結果、吐出通路6内の圧油の一部のさ
らにその一部は、第1弁室10からバイパス通路7を通っ
て油圧ポンプ3の吸入口3bに還流され、さらに残され
た圧油の一部のみが、第1弁室10から固定絞り通路14を
通って接続部35内に流入する。ここで、第1弁室10から
バイパス通路7を通って油圧ポンプ3の吸入口3bに還
流される量は、油圧ポンプ3の回転数の増大に比例して
増大するので、前記接続部35内に流入する圧油の量は、
油圧ポンプ3の回転数の増大に関わらず、略一定とな
る。
らにその一部は、第1弁室10からバイパス通路7を通っ
て油圧ポンプ3の吸入口3bに還流され、さらに残され
た圧油の一部のみが、第1弁室10から固定絞り通路14を
通って接続部35内に流入する。ここで、第1弁室10から
バイパス通路7を通って油圧ポンプ3の吸入口3bに還
流される量は、油圧ポンプ3の回転数の増大に比例して
増大するので、前記接続部35内に流入する圧油の量は、
油圧ポンプ3の回転数の増大に関わらず、略一定とな
る。
【0046】そして、該略一定の流入量の接続部35内の
圧油の全量が、圧油供給管32を経て動力舵取装置に供給
されることになる。このため、この動力舵取装置に供給
される圧油の量は、図7のa´−dに示されるように、
油圧ポンプ3の回転数の増大に関わらず、略一定の低水
準に維持される。
圧油の全量が、圧油供給管32を経て動力舵取装置に供給
されることになる。このため、この動力舵取装置に供給
される圧油の量は、図7のa´−dに示されるように、
油圧ポンプ3の回転数の増大に関わらず、略一定の低水
準に維持される。
【0047】これに対して、動力舵取装置が操舵され
て、操舵負荷が生じている状況下においては、その時の
油圧ポンプ3の回転数が所定の低速回転数Naに達する
までの低速回転域にある場合、接続部35内の圧油の圧力
P4 が上昇し、そこより固定絞り通路14を越えて上流側
の第1弁室10内の圧油の圧力P2 も上昇するが、第2弁
室11内の圧油の圧力P3 も上昇するので、第2弁室11内
の圧油の圧力P3 と第1弁室10内の圧油の圧力P2 との
圧力差は減少し、流量調整用スプール4は、スプリング
12に付勢されて右方向に移動して、吐出通路6とバイパ
ス通路7との第1弁室10を介しての連通を再び遮断す
る。
て、操舵負荷が生じている状況下においては、その時の
油圧ポンプ3の回転数が所定の低速回転数Naに達する
までの低速回転域にある場合、接続部35内の圧油の圧力
P4 が上昇し、そこより固定絞り通路14を越えて上流側
の第1弁室10内の圧油の圧力P2 も上昇するが、第2弁
室11内の圧油の圧力P3 も上昇するので、第2弁室11内
の圧油の圧力P3 と第1弁室10内の圧油の圧力P2 との
圧力差は減少し、流量調整用スプール4は、スプリング
12に付勢されて右方向に移動して、吐出通路6とバイパ
ス通路7との第1弁室10を介しての連通を再び遮断す
る。
【0048】他方、圧力上昇した接続部35内の圧油の圧
力P4 は、サブスプール弁体41をスプリング46のバネ力
に抗して下方向に移動させるに十分な大きさであるの
で、サブスプール弁体41は、該接続部35内に連通路34、
連通路47を介して連通する制御油圧室42内の圧油の圧力
P4 に押されて下方向に移動して、吸入ポート44と吐出
ポート45との連通を遮断し、これにより、吐出通路6と
バイパス通路7との戻り通路36を介しての連通を遮断す
る(図5参照)。
力P4 は、サブスプール弁体41をスプリング46のバネ力
に抗して下方向に移動させるに十分な大きさであるの
で、サブスプール弁体41は、該接続部35内に連通路34、
連通路47を介して連通する制御油圧室42内の圧油の圧力
P4 に押されて下方向に移動して、吸入ポート44と吐出
ポート45との連通を遮断し、これにより、吐出通路6と
バイパス通路7との戻り通路36を介しての連通を遮断す
る(図5参照)。
【0049】この結果、油圧ポンプ3で発生した圧油
は、その全量が吐出通路6、第1弁室10、固定絞り通路
14を通って接続部35内に流入し、そこから圧油供給管32
を経て動力舵取装置に供給されることとなり、しかも、
その供給油量は、図7のa´−aに示されるように、油
圧ポンプ3の回転数の増大に略比例して増大する。
は、その全量が吐出通路6、第1弁室10、固定絞り通路
14を通って接続部35内に流入し、そこから圧油供給管32
を経て動力舵取装置に供給されることとなり、しかも、
その供給油量は、図7のa´−aに示されるように、油
圧ポンプ3の回転数の増大に略比例して増大する。
【0050】そして、同状況下において、油圧ポンプ3
の回転数が所定の低速回転数Naを越えてさらに増大す
ると、第1弁室10内の圧油の圧力P2 がさらに上昇し、
第2弁室11内の圧油の圧力P3 との圧力差が増大するの
で、流量調整用スプール4は、スプリング12のバネ力に
抗して左方向に移動して、吐出通路6とバイパス通路7
との第1弁室10を介しての連通を開放させる(図6参
照)。
の回転数が所定の低速回転数Naを越えてさらに増大す
ると、第1弁室10内の圧油の圧力P2 がさらに上昇し、
第2弁室11内の圧油の圧力P3 との圧力差が増大するの
で、流量調整用スプール4は、スプリング12のバネ力に
抗して左方向に移動して、吐出通路6とバイパス通路7
との第1弁室10を介しての連通を開放させる(図6参
照)。
【0051】この結果、油圧ポンプ3で発生した圧油の
増加分は、第1弁室10からバイパス通路7を通って油圧
ポンプ3の吸入口3bに還流され、その量は油圧ポンプ
3の回転数の増大に比例して増大するので、第1弁室1
0、固定絞り通路14、接続部35、圧油供給管32を経て動
力舵取装置へ供給される圧油の量は、図7のa−eに示
されるように、油圧ポンプ3の回転数のさらなる増大に
関わらず、略一定の高水準に維持される。
増加分は、第1弁室10からバイパス通路7を通って油圧
ポンプ3の吸入口3bに還流され、その量は油圧ポンプ
3の回転数の増大に比例して増大するので、第1弁室1
0、固定絞り通路14、接続部35、圧油供給管32を経て動
力舵取装置へ供給される圧油の量は、図7のa−eに示
されるように、油圧ポンプ3の回転数のさらなる増大に
関わらず、略一定の高水準に維持される。
【0052】以上のような動力舵取装置の2つの異なる
操舵状況下において、操舵状態に変動が生じたとする
と、例えば、動力舵取装置が操舵されず、操舵負荷が生
じていない状態から、動力舵取装置が操舵されて、操舵
負荷が生じる状態に変動したとすると、その時の動力舵
取装置への圧油の供給量は、図7のa´−dに示される
量を越えて増大し、また、例えば、動力舵取装置が操舵
されて、操舵負荷が生じている状態から、動力舵取装置
が操舵されず、操舵負荷が生じない状態に変動したとす
ると、その時の動力舵取装置への圧油の供給量は、図7
のa´−a−eに示される量を越えて減少し、いずれの
状態変動の場合にあっても、動力舵取装置への圧油の供
給量は、その時の油圧ポンプ3の回転数と操舵負荷の大
きさに応じて、図7のa´−a−eに示される量を最大
とし、同a´−dに示される量を最小として、a´−a
−e−d−a´で囲まれる領域中のいずれかの点により
与えられることになる。
操舵状況下において、操舵状態に変動が生じたとする
と、例えば、動力舵取装置が操舵されず、操舵負荷が生
じていない状態から、動力舵取装置が操舵されて、操舵
負荷が生じる状態に変動したとすると、その時の動力舵
取装置への圧油の供給量は、図7のa´−dに示される
量を越えて増大し、また、例えば、動力舵取装置が操舵
されて、操舵負荷が生じている状態から、動力舵取装置
が操舵されず、操舵負荷が生じない状態に変動したとす
ると、その時の動力舵取装置への圧油の供給量は、図7
のa´−a−eに示される量を越えて減少し、いずれの
状態変動の場合にあっても、動力舵取装置への圧油の供
給量は、その時の油圧ポンプ3の回転数と操舵負荷の大
きさに応じて、図7のa´−a−eに示される量を最大
とし、同a´−dに示される量を最小として、a´−a
−e−d−a´で囲まれる領域中のいずれかの点により
与えられることになる。
【0053】これに対して、図8に図示される従来のポ
ンプ回転数感応型動力舵取装置用流量制御装置における
動力舵取装置への供給油量特性は、操舵負荷の有無に関
わらず、図9の0−a−b−c−dの折れ線により与え
られていたから、これを本実施形態における上記のよう
な供給油量特性と比較すると(図7および図9参照)、
油圧ポンプ3の回転数が所定の中速回転数Nb近傍の回
転数以下の中・低速域にある場合においては、操舵負荷
の減少に応じて、従来のものにおける特性値a´−a−
b−cより供給油量が減少することになり、ポンプ動力
の観点からみると、その供給油量の減少分だけ、無駄な
消費が抑制されて、省エネルギー化が図られることにな
る。
ンプ回転数感応型動力舵取装置用流量制御装置における
動力舵取装置への供給油量特性は、操舵負荷の有無に関
わらず、図9の0−a−b−c−dの折れ線により与え
られていたから、これを本実施形態における上記のよう
な供給油量特性と比較すると(図7および図9参照)、
油圧ポンプ3の回転数が所定の中速回転数Nb近傍の回
転数以下の中・低速域にある場合においては、操舵負荷
の減少に応じて、従来のものにおける特性値a´−a−
b−cより供給油量が減少することになり、ポンプ動力
の観点からみると、その供給油量の減少分だけ、無駄な
消費が抑制されて、省エネルギー化が図られることにな
る。
【0054】また、油圧ポンプ3の回転数が、高速回転
数Nc近傍の回転数を越えて高速域にある場合において
は、動力舵取装置が急転舵されて、操舵負荷が急増した
としても、該負荷の急増に対応して、従来のものにおけ
る特性値b−c−dより増大した量の圧油が動力舵取装
置に供給されるので、高速域における動力舵取装置の急
転舵時の転舵操作のひっかかり感が解消されることにな
る。
数Nc近傍の回転数を越えて高速域にある場合において
は、動力舵取装置が急転舵されて、操舵負荷が急増した
としても、該負荷の急増に対応して、従来のものにおけ
る特性値b−c−dより増大した量の圧油が動力舵取装
置に供給されるので、高速域における動力舵取装置の急
転舵時の転舵操作のひっかかり感が解消されることにな
る。
【0055】本実施形態においては、サブスプール収納
孔40内の一方の室である制御油圧室42を、連通路47、連
通路34を介して固定絞り通路14より後流側の接続部35に
連通したが、これに限定されず、固定絞り通路14に設け
られる固定オリフィス13より後流側の通路に連通される
のであればよく、このような場合も、本願の発明の実施
形態に含まれる。
孔40内の一方の室である制御油圧室42を、連通路47、連
通路34を介して固定絞り通路14より後流側の接続部35に
連通したが、これに限定されず、固定絞り通路14に設け
られる固定オリフィス13より後流側の通路に連通される
のであればよく、このような場合も、本願の発明の実施
形態に含まれる。
【0056】いずれの場合も、制御油圧室42に導入され
る圧油の圧力は、動力舵取装置において必要とされるパ
ワーアシスト力(操舵負荷)を直接に反映するものであ
るので、該圧油の圧力により作動する負荷感知弁37によ
る動力舵取装置への圧油の供給量の制御は、例えば、固
定オリフィス13より上流側の第1弁室10内の圧油の圧力
により作動する負荷感知弁37による同様の制御より、よ
り正確に行なわれる。
る圧油の圧力は、動力舵取装置において必要とされるパ
ワーアシスト力(操舵負荷)を直接に反映するものであ
るので、該圧油の圧力により作動する負荷感知弁37によ
る動力舵取装置への圧油の供給量の制御は、例えば、固
定オリフィス13より上流側の第1弁室10内の圧油の圧力
により作動する負荷感知弁37による同様の制御より、よ
り正確に行なわれる。
【0057】また、本実施形態においては、戻り通路36
の上流端(連通路38の上流端)を吐出通路6に接続した
が、これに換えて油圧ポンプ3の吐出口3a に接続して
もよい。さらに、戻り通路36の後流端(連通路39の後流
端)をバイパス通路7に接続したが、これに換えて油圧
ポンプ3の吸入口3b に接続してもよく、このような場
合も、本願の発明の実施形態に含まれる。
の上流端(連通路38の上流端)を吐出通路6に接続した
が、これに換えて油圧ポンプ3の吐出口3a に接続して
もよい。さらに、戻り通路36の後流端(連通路39の後流
端)をバイパス通路7に接続したが、これに換えて油圧
ポンプ3の吸入口3b に接続してもよく、このような場
合も、本願の発明の実施形態に含まれる。
【図1】本願の請求項1および請求項2記載の発明の実
施形態における動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置
の全体構成を説明するための図であって、その全体構成
の一部を截断して示す図である。
施形態における動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置
の全体構成を説明するための図であって、その全体構成
の一部を截断して示す図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の実施形態で、動力舵取装置用負荷感応型
流量制御装置の作動状態を示す図である。
流量制御装置の作動状態を示す図である。
【図4】図1の実施形態で、異なる作動状態を示す図3
におけると同様の図である。
におけると同様の図である。
【図5】図1の実施形態で、さらに異なる作動状態を示
す図3におけると同様の図である。
す図3におけると同様の図である。
【図6】図1の実施形態で、さらに異なる作動状態を示
す図3におけると同様の図である。
す図3におけると同様の図である。
【図7】図1の実施形態で、動力舵取装置用負荷感応型
流量制御装置の流量制御特性を従来のものと比較して示
す図である。
流量制御装置の流量制御特性を従来のものと比較して示
す図である。
【図8】従来例を示す図である。
【図9】従来例の流量制御特性を示す図である。
1…流量制御装置、2…ケーシング、3…油圧ポンプ、
3a …吐出口、3b …吸入口、4…流量調整用スプー
ル、5…スプール収納孔、6…吐出通路、7…バイパス
通路、10…第1弁室、11…第2弁室、12…スプリング、
13…固定オリフィス、14…固定絞り通路、30…リリーフ
案内弁、32…圧油供給管、33…絞り油路、34…連通路、
35…接続部、36…戻り通路、37…負荷感知弁、38…連通
路(上流側)、39…連通路(下流側)、40…サブスプー
ル収納孔、41…サブスプール弁体、41a …環状溝、42…
制御油圧室、43…油圧室、44…吸入ポート、45…吐出ポ
ート、46…スプリング、47…連通路、48…連通路、49…
固定オリフィス。
3a …吐出口、3b …吸入口、4…流量調整用スプー
ル、5…スプール収納孔、6…吐出通路、7…バイパス
通路、10…第1弁室、11…第2弁室、12…スプリング、
13…固定オリフィス、14…固定絞り通路、30…リリーフ
案内弁、32…圧油供給管、33…絞り油路、34…連通路、
35…接続部、36…戻り通路、37…負荷感知弁、38…連通
路(上流側)、39…連通路(下流側)、40…サブスプー
ル収納孔、41…サブスプール弁体、41a …環状溝、42…
制御油圧室、43…油圧室、44…吸入ポート、45…吐出ポ
ート、46…スプリング、47…連通路、48…連通路、49…
固定オリフィス。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポンプ回転数増加に応じてポンプ吐出流
量が増加するポンプより吐出された圧力流体を、供給通
路中の固定絞り通路を介して負荷に応じて車両の動力舵
取装置に供給し、余剰圧力流体を、バイパス通路の開度
を調整する流量調整用スプール弁によりポンプの吸入側
に還流するようにした動力舵取装置用負荷感応型流量制
御装置において、 前記供給通路中の前記流量調整用スプール弁より上流側
と前記バイパス通路とをつなぐ戻り通路中に負荷感知弁
を設け、該負荷感知弁を前記固定絞り通路より後流側の
圧力流体の圧力により作動させて、前記戻り通路を開閉
調節するようにしたことを特徴とする動力舵取装置用負
荷感応型流量制御装置。 - 【請求項2】 前記負荷感知弁は、サブスプール収納孔
内にサブスプール弁体が収納され、該サブスプール弁体
により仕切られるサブスプール収納孔内の一方の室は、
前記供給通路中の固定絞り通路より後流側に連通され、
他方の室は、前記バイパス通路に連通され、該サブスプ
ール弁体に形成された環状溝が前記戻り通路を開閉調節
するようにされたことを特徴とする請求項1記載の動力
舵取装置用負荷感応型流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9009307A JPH10203385A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9009307A JPH10203385A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203385A true JPH10203385A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11716823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9009307A Pending JPH10203385A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 動力舵取装置用負荷感応型流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203385A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001041321A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-02-13 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | 変速装置制御機構を備えた自動式変速装置に供給を行う方法及び自動式変速装置 |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP9009307A patent/JPH10203385A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001041321A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-02-13 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | 変速装置制御機構を備えた自動式変速装置に供給を行う方法及び自動式変速装置 |
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