JPH10203391A - 作業車両の旋回制御装置 - Google Patents
作業車両の旋回制御装置Info
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- JPH10203391A JPH10203391A JP9015155A JP1515597A JPH10203391A JP H10203391 A JPH10203391 A JP H10203391A JP 9015155 A JP9015155 A JP 9015155A JP 1515597 A JP1515597 A JP 1515597A JP H10203391 A JPH10203391 A JP H10203391A
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Abstract
テアリング軸の途中にこの回転数を変更する変速ギヤ等
を設け、オペレータの操向操作量に対し操向輪の操向量
を変更する技術が有った。しかしながら、このような操
向輪の操向量を変更するものは、大回り旋回など不必要
時に装置が作動すると車両が大きく操向されるのでかえ
って操作性を損なうという課題が有った。 【解決手段】 ステアリングハンドル18の操作をパワ
ーステアリング装置1を介してトラクタの前輪2,2へ
伝達するとともに、パワーステアリング装置1の入力回
路には、この前輪2,2の操向量を変更する切替制御弁
3を設ける。そして、前記前輪2,2の操向量を前輪切
角センサにより検出し、この検出値によりコントローラ
20で操向速度を演算する。この操向速度が小回り旋回
と想定される所定速度を超えるときにだけ、前記切替制
御弁3へ通電を行いオペレータのステアリングハンドル
18の操作量に対する前輪2,2の操向量を増大する。
Description
用、或は運搬用の作業車両の旋回時の制御装置の構成に
関する。
操作をパワーステアリング装置を介して操向輪へ伝達す
るとともに、この操向輪の操向量を変更可能な操向量変
更手段を有する作業車両があった。例えば、特開平7−
323848号公報に示された農用トラクタは、パワー
ステアリング装置に入力するステアリング軸の途中にこ
の軸の回転数を変更する変速ギヤを設け、操作レバーに
よってこの変速ギヤを切り替える構成となっている。こ
れにより、作業時には、変速ギヤを切り替えて少ないス
テアリングハンドル操作で前輪を大きく操向可能にし、
作業の省力化を図っている。
を行っていると常に少ないステアリング操作で前輪が操
向されるので、旋回終了時の条合わせや旋回半径の大き
な旋回時に緩やかに操向操作をしても、トラクタがふら
ついて操向し難いという課題があった。
な課題に対し、次のような手段を講じた。即ち、オペレ
ータの操向操作をパワーステアリング装置1を介して操
向輪2へ伝達するとともに、このオペレータの操向操作
量に対する操向輪2の操向量を変更可能な操向量変更手
段3を有する作業車両において、前記オペレータの操作
量に基づき、或は操向輪2の操向量に基づき操向速度を
検出する操向速度検出手段4と、操向量変更手段3の状
態を変更する切替手段5を設け、前記操向速度が所定速
度を超えると前記切替手段5によりオペレータの操作量
に対する操向輪2の操向量を増大することを特徴とする
作業車両の旋回制御装置。
旋回制御装置は、作業中の旋回でも大回り旋回と、小回
り旋回とを操作速度検出手段4により判別して、操向操
作速度が所定速度を超えるとき、即ち小回り旋回時にだ
け、切替手段5により操向量変更手段の状態を変更して
オペレータの操向操作量に対する前輪2の操向量を増大
する。これにより、小回り旋回、大回り旋回をランダム
に必要とする作業や、また、旋回終了時に作業車両の進
行方向を調整するときにその都度、オペレータ自身の操
向量変更手段の切り替えを必要としないので車両の操作
性を向上し、作業時間の短縮化を図ることができる。
る農用トラクタ(以下トラクタ10)について説明す
る。トラクタ10には、ボンネット11内部にエンジン
12を設け、このエンジン12よりクラッチハウジン
グ、ミッションケース13、リヤミッションケース14
を一体に連結して主枠を構成している。また、車体の前
部左右に操向輪である前輪2,2を設け、後部左右に後
輪16,16を設け、エンジン12の回転動力を、変速
装置で減速して後輪16,16、あるいは前後輪2,
2,16,16へ伝達する構成となっている。
スト17を設け、これにステアリングハンドル18を突
出して設けている。そして、ステアリングハンドル18
の回転操作により後述するパワーステアリング装置1を
介して前輪2,2を操向する構成となっている。また、
この前輪2,2には、前輪切角センサ4を設け、オペレ
ータの操向量を角度として検出するとともに、後述する
制御部であるコントローラ20では、単位時間あたりの
操舵角度を検出することで操向操作速度を演算する構成
となっている。
縦席21を設け、この操縦席21の側方には作業機22
の昇降位置を変更するポジションレバー23や、前記変
速装置を切り替える変速レバー24を突出して設けてい
る。このポジションレバー23の回動基部には、オペレ
ータの操作位置を検出するポテンショメータ25を設
け、このレバー23の操作角度に応じてリフトアーム4
2,42を回動し作業機22を昇降する構成となってい
る。また、変速レバー24の回動基部には、この変速レ
バー24が高速位置に操作されると「入」となる高速位
置検出スイッチ28を設けている。
旋回制御装置の作動を「入」「切」する制御スイッチ2
6を設け、操縦席21下方のリヤミッションケース14
には車体の前後左右の傾斜を検出する傾斜検出手段であ
るスロープセンサ27を設けている。そして、前記セン
サ25…やスイッチ26,28は、操縦席21下方に設
けたコントローラ20に接続されている。
記リヤミッションケース14の後上部には、作業機昇降
用シリンダ40を内蔵するシリンダーケース41を設
け、前記シリンダ40のピストンを伸縮することでケー
ス41の両側部に設けたリフトアーム42,42を上下
回動する構成となっている。また、リヤミッションケー
ス14後部には、トップリンク43と左右ロアリンク4
4,44とからなる三点リンク機構を設け、これに作業
機22を連結する構成となっている。
ってトラクタ10の背面から突出するPTO軸45から
ユニバーサルジョイント46を介して動力を作業機22
側へ伝達し、耕耘爪47…を有する耕耘軸48を回転す
ることで、圃場を耕起する構成となっている。前記パワ
ーステアリング装置1は、前輪2,2を操向するパワー
ステアリング用シリンダ32とこれを駆動する油圧回路
などから構成されている。詳細に説明すると、前記ステ
アリングハンドル18の回転操作は、ステアリング軸1
9を介して操舵ユニット30に入力している。そして、
ステアリング軸19の回転に応じて、ポンプ31の油圧
力が分流弁9を介して操舵ユニット30へ入力され、こ
のポンプ31の油圧力をパワーステアリング用シリンダ
32へ伝達する構成となっている。このパワーステアリ
ング用シリンダ32のピストン先端部は、右側の前輪2
のナックルアーム33に接続され、更にこのナックルア
ーム33と左側の前輪2のナックルアーム34とをタイ
ロッド35で連結して左右前輪2,2を操向する構成と
なっている。また、前記分流弁9にて分岐された回路
は、操向量変更手段である切替制御弁3に接続され、こ
の切替制御弁3の出力側回路を操舵ユニット31とパワ
ーステアリング用シリンダ32のとの間の油圧回路に接
続している。そして、切替制御弁3のソレノイド3Lを
励磁すると、油圧室36Lに切り替わり前輪2,2の切
角が左側に切れ、また切替制御弁3のコイル3Rに励磁
すると、油圧室36Rに切り替わり前輪2,2の切角が
右側に切れる構成となっている。
圧油を分流弁9にて分岐して、操舵ユニット30と切替
制御弁3から並列してパワーステアリング用シリンダ3
2へ入力可能に設けたので、オペレータのステアリング
操作は、常にパワーステアリング用シリンダ32へ伝達
され、また切替制御弁3の切り替わり時は、前輪2,2
の操向量をオペレ−タの操作量に対して増大可能に操向
する構成となっている。
イッチの信号を処理するCPUと、前記信号を一時記憶
するRAMと、この発明の旋回制御装置の制御プログラ
ムを格納したROM等を有する構成となっており、入力
部には、制御スイッチ26と前輪切角センサ4とポテン
ショメータ25と高速位置検出スイッチ28とスロープ
センサ27とが接続されている。また、出力部には、リ
フトアーム42,42を昇降する切替制御弁のソレノイ
ド50,51と、パワーステアリング用シリンダ32へ
の油量を送る切替制御弁3のソレノイド3L,3Rが接
続されている。
いて図2、3のフローチャートに基づいて説明する。最
初に図2により旋回制御装置の作動可能条件について説
明する。トラクタ10の電源系統を「入」とすると、コ
ントローラ20は、各種センサやスイッチ類の接続状態
や設定状態を読み込む(STEP1)。そして、前記制
御スイッチ26が「入」であるかを判定し(STEP
2)、続けて高速位置検出スイッチ28「切」であるか
を判定し(STEP3)し、更にスロープセンサ27の
検出角度が一定以上の傾斜角度以下であるかどうかを判
定して(STEP4)、これらの判定がすべてYESで
あるときに、この旋回制御装置が作動可能となる。これ
により、高速走行状態や急傾斜地で旋回制御の作動が行
われ、トラクタ10が転倒しないように図られている。
の別形態としては、ドップラ式の対地センサ、或いは車
輪の駆動軸の回転により高速走行状態を検出する構成と
してもよい。これにより、変速位置が低速位置で、下り
の傾斜地やエンジン回転数アップ等により高速走行とな
る状態を検出することができる。つぎに、図3に基づい
て旋回制御装置の作動について説明する。
と、この操向角度が一定角度以上かどうか、即ちトラク
タ10が旋回状態にはいったかどうかが判定される。こ
こでYESであればSTEP2へ進み、前記切替制御弁
のソレノイド50に通電出力を行って作業機22を上昇
する。これと共に、前輪2,2の操向速度を演算して、
この速度が小回り旋回、即ち急旋回と想定される設定速
度以上かどうかを判定する(STEP3)。ここでYE
Sでれば、前記切替制御弁3のソレノイド3R,或はソ
レノイド3Lに通電を行って、操向中の前輪2,2を更
に同じ方向へ切れるように油室36R、或は油室36L
に切り替える。
ステアリングハンドル18の操作角度(θs)の対応関
係は、例えば図6のグラフ(実線)のように設定する。
ここでは、ステアリングハンドル18の一回転(角度2
π)に対応する前輪切れ角度までに操向速度を演算し、
この間に前記所定速度を超えた検出結果を検出したとき
には、その後のステアリングハンドル18の操作は、約
1.5回転(角度3π)で前輪2,2をロック位置まで
操向する構成としている。これにより、通常時のステア
リング操作(一点鎖線)のときよりも少ないステアリン
グ操作で、前輪2,2を大きく切ることができるので、
旋回時のステアリング操作時間と操作量が軽減される。
また、旋回を小回り旋回と大回り旋回がランダムに必要
とされる圃場を作業しても、小回り旋回時にだけ旋回制
御装置が作動するので、不必要時に前輪2,2が過剰に
操向してトラクタ10の操作性を損なうことが無い。
増大した状態は、旋回を終えてステアリングハンドル1
8を直進状態に戻し、前輪切角センサ44が中立域復帰
を検出するとき、(図7では、ステアリング角度が2π
に対応する位置)前記切替制御弁3のソレノイド3L
(3R)への通電を停止して、通常のパワーステアリン
グの作動状態に戻す。
ときには、ステアリングハンドル18の回転軸19にス
テアリング切角センサを設け、これにより操作角度を検
出して、コントローラにより操作速度を演算する構成と
する。また、前記切替制御弁3に替えて比例圧力制御弁
や可変オリフィスを設け、図7のグラフにように旋回時
の前輪2,2の切角度を無段階に増加する構成としても
良い。これにより、前記切替制御弁3が切り替わって急
激に前輪2,2が切れるときの衝撃や、操作時の違和感
を緩和してトラクタ10の操作性を向上することができ
る。
圧機構による操向量変更手段に替えて、図8のようにギ
ヤ式の操向量変更手段に構成しても良い。ここでは、前
記ステアリング軸19と操舵ユニット30の間に同軸1
9の回転速を変速するシンクロメッシュギヤ式変速装置
3’を設け、高速ギヤ54と低速ギヤ55とを有するシ
ンクロクラッチ56を切替手段である電気モータ5’に
より同軸16方向にスライドして、ステアリング軸19
の回転を変速して操舵ユニット30へ入力する構成とし
ている。即ち、通常操向時にはシンクロクラッチ56を
図例下側へスライドして、前記ステアリング軸19の回
転を、ギヤ組54−入力軸57と伝達して操舵ユニット
30へ入力する。また、コントローラ20により急旋回
と想定される所定速度以上の操作速度を検出したときに
は、シンクロクラッチ56を図例上側へスライドして、
前記ステアリング軸19の回転を、ギヤ組55−増速軸
58−入力軸57と伝達して操舵ユニット30へ入力す
る。
ステアリング操作のときよりも少ないステアリング操作
で、前輪2,2を大きく切ることができるので、操作時
間と操作量が軽減される。また、旋回を小回り旋回と大
回り旋回がランダムに必要とされる圃場を作業しても、
小回り旋回時にだけ旋回制御装置が作動するので、不必
要時に前輪2,2が過剰に操向してトラクタ10の操作
性を損なうことが無い。また、油圧機構による構成と比
較してこのギヤ式旋回制御装置は、部品設置スペースを
コンパクトに構成することができ、また部品点数の削減
により生産コストを抑制することができる。
対応する部材の符号を付すが、この符号により、この発
明をこの実施の形態に限るものではない。
ーチャート。
ト。
の関係を示す図。
グ操作角度と前輪の切角の関係を示す図。
より切り替えたときのコントローラの接続を示すブロッ
ク図。
Claims (1)
- 【請求項1】 オペレータの操向操作をパワーステアリ
ング装置1を介して操向輪2へ伝達するとともに、この
オペレータの操向操作量に対する操向輪2の操向量を変
更可能な操向量変更手段3を有する作業車両において、
前記オペレータの操作量に基づき、或は操向輪2の操向
量に基づき操向速度を検出する操向速度検出手段4と、
操向量変更手段3の状態を変更する切替手段5を設け、
前記操向速度が所定速度を超えると前記切替手段5によ
りオペレータの操作量に対する操向輪2の操向量を増大
することを特徴とする作業車両の旋回制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1515597A JP3692679B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 作業車両の旋回制御装置 |
| KR1019970061496A KR100256290B1 (ko) | 1997-01-29 | 1997-11-20 | 작업차량의 선회제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1515597A JP3692679B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 作業車両の旋回制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203391A true JPH10203391A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3692679B2 JP3692679B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=11880916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1515597A Expired - Fee Related JP3692679B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 作業車両の旋回制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3692679B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247288A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 作業車 |
| JP2009234474A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kubota Corp | 作業機のステアリング構造 |
| JP2012254705A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置及び荷役車両 |
| CN110539796A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-06 | 中联重机股份有限公司 | 车辆转向控制方法及系统 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1515597A patent/JP3692679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247288A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 作業車 |
| JP2009234474A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kubota Corp | 作業機のステアリング構造 |
| JP2012254705A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置及び荷役車両 |
| CN110539796A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-06 | 中联重机股份有限公司 | 车辆转向控制方法及系统 |
| CN110539796B (zh) * | 2019-09-12 | 2021-06-08 | 中联农业机械股份有限公司 | 车辆转向控制方法及系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3692679B2 (ja) | 2005-09-07 |
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