JPH102034A - 防音材の装着工法及び防音材固定鋲 - Google Patents

防音材の装着工法及び防音材固定鋲

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JPH102034A
JPH102034A JP8174144A JP17414496A JPH102034A JP H102034 A JPH102034 A JP H102034A JP 8174144 A JP8174144 A JP 8174144A JP 17414496 A JP17414496 A JP 17414496A JP H102034 A JPH102034 A JP H102034A
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JP
Japan
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seat plate
adhesive
pin
fixing
soundproof material
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JP8174144A
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English (en)
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Yoshio Kobayashi
義雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の壁面や天井面に板状の防音材を固定す
るのに使用する固定鋲に関し、壁面ないし天井面に固定
鋲を貼着したあと直ちに防音材を取り付けることを可能
にして、作業コストの低減と工期の短縮を図る。 【解決手段】 座板1にピン2を植立した固定鋲10を
用い、座板1の反ピン側の面20を防音材30を取り付
けようとする壁面ないし天井面に接着し、ピン1に防音
材30を刺入して固定する。この発明の防音材固定鋲
は、防音材を取り付けようとする壁面ないし天井面20
に接着される座板1と、この座板を貫通して反接着面側
に突出する防音材保持ピン2と、座板1のピン突出側の
面に貼着された座板1より面積の大きな粘着シート3
と、粘着シート3の座板の周囲に延在する部分の粘着面
に貼着された剥離紙33とを備えている。座板の接着面
12に接着剤を塗布するとともに、剥離紙33を剥がし
て壁面に接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の壁面や天
井面にグラスウールなどで板状に形成した防音材(断熱
のために用いることもあるがこの明細書では防音材と総
称する)を装着するための工法及びその工法に使用する
固定鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物全体の空調設備や給湯設備を備えて
いる建築物では、建物の一部に機械室を設けて冷暖房装
置やボイラなどの機械を設置するのが普通である。これ
らの機械は騒音を発生するので、機械室外へ洩らさない
ために、機械室の壁面や天井面に防音材を装着する。こ
のような箇所に使用される防音材は、通常グラスウール
又はロックウールを厚さ数10mmの板状に成形したも
ので、一辺90cm前後のものを壁面や天井面に並べて
添設していくことにより装着される。
【0003】機械室の壁面や天井面は通常コンクリート
面であるが、金属板面や石膏ボード面であることもあ
る。このような壁面や天井面に上述したような構造の防
音材を固定するために、図4に示すような固定鋲が用い
られている。この鋲は正方形に切った金属製の座板1の
中心に釘状のピン2を頭まで刺し通した構造で、座板1
にはいくつかの小孔11が設けられている。防音材を装
着するときは、固定鋲10の座板1の接着面12に接着
剤を塗布し、図5に示すように機械室の壁面ないし天井
面20にたとえば30cm間隔で貼り付けていき、接着
剤が乾いたあと、壁面ないし天井面20に防音材30を
押し当ててピン2を刺入し、防音材30を貫通したピン
2の先端にキャップ21を固定することにより、防音材
30を押さえて固定する。固定鋲の座板に設けた小孔1
1は、接着剤の乾燥を早めるためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固定鋲10を壁面ない
し天井面20に貼着するための接着剤は、安価で乾燥の
遅い一液性の接着剤と、高価であるが乾燥の速い二液性
の接着剤とが用いられている。遅乾性接着剤を用いた場
合は、乾燥に略24時間かかるため、小さな工事現場で
は、壁面ないし天井面全体に固定鋲を取り付けた後、接
着剤が乾くまでの間、待ち時間が生じてしまう。壁面な
いし天井面全体への固定鋲の取付けに一日以上かかる大
きな作業現場でも、作業が高所作業となるときは、固定
鋲の取付けと防音材の取付けとの時間をおいた二度の作
業のために、足場を二度設置しなければならないという
面倒がある。
【0005】小さな作業場での接着剤の乾燥待ち時間を
なくすために、速乾性の接着剤が用いられる。しかし速
乾性の接着剤は、遅乾性のものに比べてコストが10倍
以上するうえ、二液を混合した後放置しておくと短時間
で硬化してしまうため、特に硬化の速い夏場等において
は、少しずつ練り合わせながら使用しなければならない
ので、非常に煩雑である。
【0006】この発明は、上述のような問題を解決する
ため、壁面ないし天井面に固定鋲を貼着したあと直ちに
防音材を取り付けることを可能にして、防音材装着作業
の作業コストを低減するとともに、工期を短縮すること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の防音材の装着
工法は、座板1にピン2を植立した固定鋲10を用い、
座板1の反ピン側の面20を防音材30を取り付けよう
とする壁面ないし天井面に接着することにより当該壁面
ないし天井面に植立状態としたピン1に防音材30を刺
入して固定する、防音材の装着工法において、固定鋲1
0を壁面ないし天井面20に接着するに際し、座板1の
反ピン側の面20に接着剤を塗布するとともに、座板1
のピン側の面に座板1の周縁から外側に延在する大きさ
の粘着シート3を貼着して、座板の接着面12を壁面な
いし天井面20に押接するとともに、粘着テープ3の延
在部32を壁面ないし天井面20に密着させて固定鋲1
0を固定することを特徴とするものである。
【0008】この場合において、粘着シート3として固
定鋲の座板の小孔11に対応する位置に透孔31を備え
たものを用いるのが好ましい。
【0009】またこの発明の防音材固定鋲は、防音材を
取り付けようとする壁面ないし天井面20に接着される
座板1と、この座板を貫通して反接着面側に突出する防
音材保持ピン2と、座板1のピン突出側の面に貼着され
た座板1より面積の大きな粘着シート3と、粘着シート
3の座板の周囲に延在する部分の粘着面に貼着された剥
離紙33とを備えているものである。
【0010】更に上記構成の座板1を小孔11を備えた
ものとし、粘着シート3は座板の小孔に対応する位置に
透孔31を備えたものとすることができる。
【0011】
【作用】この発明の防音材固定鋲は、座板の接着面12
に接着剤を塗布するとともに、粘着シートの剥離紙33
を剥離し、座板の接着面12を壁面ないし天井面(以下
総称して壁面と言う)に押接するとともに、粘着シート
3の座板の周囲に延在する部分32をヘラ等を用いて壁
面に密着させることにより、接着剤が乾くまでの間、粘
着シート3で固定鋲10を一時的に壁面に固定すること
ができるから、接着剤の乾燥を待つことなく、直ちに防
音材30を取り付けることが可能である。
【0012】この発明の防音材固定鋲を使用しない場合
においても、この発明の方法を使用することにより、同
様に防音材固定鋲を粘着シート3で接着剤が乾燥するま
での間一時的に壁面に固定することができるから、防音
材の取付けを直ちに行うことができる。
【0013】従ってこの発明の方法および/またはこの
発明の防音材固定鋲を用いることにより、遅乾性の接着
剤を用いた場合でも、接着剤の乾燥を待たずに壁面に固
定鋲を取り付けた後直ちに防音材を取り付けていくこと
ができるから、接着剤の乾燥待ちや面倒な二液性接着剤
の練り合わせ作業が不要となり、防音材の装着作業を短
時間で能率良くかつ低コストで行うことが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び2は、この発明の防音材
固定鋲の一実施例を示した図である。座板1は正方形の
金属板で、その中央に釘状のピン2が頭まで貫通されて
固定されており、座板1には接着剤の乾燥を促進するた
めの小孔11が複数個設けられている。
【0015】座板1のピン突出側の面には、座板1より
面積の大きな正方形の粘着シート3が、その中央をピン
2に刺入した状態で添設されている。この粘着シートは
シート基材がアルミ箔で、その座板1側を向いた面には
粘着剤層が設けてあり、さらにその粘着剤層の上に剥離
紙が貼着されている。粘着シート3の一隅には、図1に
示すように、剥離紙33とシート基体34とを分離した
部分が設けてあり、作業者はこの部分から剥離紙を剥が
すことができる。
【0016】粘着シート3の座板1に添設される部分に
は、座板の小孔11と対応させた位置に透孔31が設け
てある。粘着シート3が座板1に添設されている部分の
剥離紙は、予め除去しておくのがより好ましいが、必須
ではない。剥離紙33をシート基体34から剥がしたと
き、剥離紙を座板1の周縁のエッジで切断することがで
きるし、必要があれば、剥離紙に切り取るためのミシン
目を入れておくこともできる。この固定鋲を流通したり
貯蔵したりするときは、粘着シート3の周囲の延在部分
32を座板の接着面12側に折り畳んでおくと、嵩張ら
なくて便利である。
【0017】図3はこの発明の固定鋲を用いたこの発明
の方法の一実施例を示したものである。固定鋲10を壁
面20に取り付けるときは、粘着シート3を折り畳まれ
ていれば拡げて、粘着シートの剥離紙を剥離し、座板の
接着面12に接着剤を塗布する。そして座板の接着面を
防音材を取り付けようとする壁面に押し付けるととも
に、粘着シートの座板の周囲に延在している部分を上か
らヘラ40等で擦って壁面20に密着させる。このよう
にして壁面20に1枚の防音材30を取り付けるのに必
要な固定鋲を取り付けたら、直ちに防音材30を取り付
けた固定鋲のピン2に刺入して壁面20に添設し、防音
材30の表面に突出したピンの先端にキャップ21を固
定して、防音材30を壁面20とキャップ21とで挟持
して固定する。
【0018】このようにして、防音材1枚ごとに、固定
鋲の取付けと防音材の固定とを、同時に行っていくこと
ができるから、接着剤の乾燥待ち時間が不要であり、遅
乾性の接着剤を用いれば充分であるから、コストも安
く、接着剤を練り合わせる手数も省け、高所作業であっ
ても、足場を一度組めば全作業を終了することができる
ので、足場を二度組まなければならないという手数も省
ける。
【0019】なお以上の実施例では、粘着シート3とし
て座板と相似形の正方形のものを使用したが、粘着テー
プによる固定鋲の一時的な保持機能は、座板の上半部分
においてより有効に発揮されるから、矩形の粘着テープ
を座板の上半部分に添設する構造も可能であり、またテ
ープ状の粘着テープをピンを取り囲むように座板に井桁
状に添着する態様も可能である。さらに座板1の形状自
体、正方形に限定されるものではなく、矩形や十字形な
どを有利な形状として挙げることができる。また粘着シ
ートとしては、シート基材が伸縮性を備えていないもの
であることが望ましく、基材として金属箔を用いた粘着
シートが特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定鋲の一実施例を示す斜視図
【図2】固定鋲の一実施例を示す断面側面図
【図3】装着工法の一実施例を示す説明図
【図4】従来の固定鋲の斜視図
【図5】従来の装着工法を示す説明図
【符号の説明】 1 座板 2 ピン 3 粘着シート 10 固定鋲 20 壁面ないし天井面 30 防音材 31 透孔 32 延在部 33 剥離部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板(1) にピン(2) を植立した固定鋲(1
    0)を用い、座板(1)の反ピン側の面(20)を防音材(30)を
    取り付けようとする壁面ないし天井面に接着することに
    より当該壁面ないし天井面に植立状態としたピン(1) に
    防音材(30)を刺入して固定する、防音材の装着工法にお
    いて、固定鋲(10)を壁面ないし天井面(20)に接着するに
    際し、座板(1) の反ピン側の面(20)に接着剤を塗布する
    とともに、座板(1) のピン側の面に座板(1) の周縁から
    外側に延在する大きさの粘着シート(3) を貼着して、座
    板の接着面(12)を壁面ないし天井面(20)に押接するとと
    もに、粘着テープ(3) の延在部(32)を壁面ないし天井面
    (20)に密着させて固定鋲(10)を固定することを特徴とす
    る、防音材の装着工法。
  2. 【請求項2】 粘着シート(3) が固定鋲の座板の小孔(1
    1)に対応する位置に透孔(31)を備えたものである、請求
    項1記載の防音材の装着工法。
  3. 【請求項3】 防音材を取り付けようとする壁面ないし
    天井面(20)に接着される座板(1) と、この座板を貫通し
    て反接着面側に突出する防音材保持ピン(2)と、座板(1)
    のピン突出側の面に貼着された座板(1) より面積の大
    きな粘着シート(3) と、粘着シート(3) の座板の周囲に
    延在する部分の粘着面に貼着された剥離紙(33)とを備え
    ている、防音材固定鋲。
  4. 【請求項4】 座板(1) は小孔(11)を備え、粘着シート
    (3) は座板の小孔に対応する位置に透孔(31)を備えてい
    る、請求項3記載の防音材固定鋲。
JP8174144A 1996-06-12 1996-06-12 防音材の装着工法及び防音材固定鋲 Pending JPH102034A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017197936A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社ノーリツ 壁パネルの製造方法
JP2021001504A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 大成建設株式会社 吸音材保持構造およびその構築方法
JP2021095759A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 大成建設株式会社 音低減構造及び音低減方法

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