JPH10204156A - ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法 - Google Patents
ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法Info
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- JPH10204156A JPH10204156A JP650597A JP650597A JPH10204156A JP H10204156 A JPH10204156 A JP H10204156A JP 650597 A JP650597 A JP 650597A JP 650597 A JP650597 A JP 650597A JP H10204156 A JPH10204156 A JP H10204156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、生分解性プラスチックとし
て食品包装用フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリバ
リーシステム等に使用される重量平均分子量50,00
0以上のポリヒドロキシカルボン酸の製造方法を提供す
ることである。 【解決手段】 本発明は、ヒドロキシカルボン酸もしく
はそのオリゴマーを蒸留して得られるヒドロキシカルボ
ン酸またはそのラクチド類を主成分とする混合物を重縮
合触媒存在下、脱水重縮合することを特徴とするポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造方法を提供する。
て食品包装用フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリバ
リーシステム等に使用される重量平均分子量50,00
0以上のポリヒドロキシカルボン酸の製造方法を提供す
ることである。 【解決手段】 本発明は、ヒドロキシカルボン酸もしく
はそのオリゴマーを蒸留して得られるヒドロキシカルボ
ン酸またはそのラクチド類を主成分とする混合物を重縮
合触媒存在下、脱水重縮合することを特徴とするポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造方法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリヒドロキシカル
ボン酸、特に重量平均分子量50,000以上のポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造法に関する。該ポリヒドロキ
シカルボン酸は生分解性プラスチックとして食品包装用
フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリバリーシステム
等に使用される。
ボン酸、特に重量平均分子量50,000以上のポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造法に関する。該ポリヒドロキ
シカルボン酸は生分解性プラスチックとして食品包装用
フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリバリーシステム
等に使用される。
【0002】
【従来の技術】乳酸、グリコール酸等のヒドロキシカル
ボン酸を重合してポリヒドロキシカルボン酸を製造する
方法としては、ヒドロキシカルボン酸のラクチド類(ラ
クチド、グリコリド等)の開環重合による方法とヒドロ
キシカルボン酸を直接脱水重縮合する方法とが知られて
いる。
ボン酸を重合してポリヒドロキシカルボン酸を製造する
方法としては、ヒドロキシカルボン酸のラクチド類(ラ
クチド、グリコリド等)の開環重合による方法とヒドロ
キシカルボン酸を直接脱水重縮合する方法とが知られて
いる。
【0003】ラクチド類の開環重合による方法では、U
SP2,703,316 、USP2,758,987に記載されているよ
うに高分子量のポリヒドロキシカルボン酸が製造される
が、該方法では高純度のラクチド類が必要とされ、工程
数が多く、煩雑であり、工業的な製造方法としては、必
ずしも満足されるものではない。一方、ヒドロキシカル
ボン酸を直接脱水重縮合する方法は、工程数が少なく、
収率も高く、コストが低く工業的には優れた方法であ
る。例えば、特開昭61−28521号公報は、乳酸及
び/またはグリコール酸を無機固体酸触媒の存在下また
は不存在下に重縮合させることにより、重量平均分子量
5,000以上、通常5,000〜30,000の乳酸
もしくはグリコール酸の重合体または共重合体を製造す
る方法を開示している。しかし、重量平均分子量3万以
下の重合体または共重合体は、生分解性プラスチックと
しては物性的に不満足である。
SP2,703,316 、USP2,758,987に記載されているよ
うに高分子量のポリヒドロキシカルボン酸が製造される
が、該方法では高純度のラクチド類が必要とされ、工程
数が多く、煩雑であり、工業的な製造方法としては、必
ずしも満足されるものではない。一方、ヒドロキシカル
ボン酸を直接脱水重縮合する方法は、工程数が少なく、
収率も高く、コストが低く工業的には優れた方法であ
る。例えば、特開昭61−28521号公報は、乳酸及
び/またはグリコール酸を無機固体酸触媒の存在下また
は不存在下に重縮合させることにより、重量平均分子量
5,000以上、通常5,000〜30,000の乳酸
もしくはグリコール酸の重合体または共重合体を製造す
る方法を開示している。しかし、重量平均分子量3万以
下の重合体または共重合体は、生分解性プラスチックと
しては物性的に不満足である。
【0004】特開平6−65360号公報は、実質的に
水の非存在下で、ヒドロキシカルボン酸またはそのオリ
ゴマーを有機溶媒を含む反応混合物中で脱水縮合反応
し、重量平均分子量が15,000以上、通常5,00
0〜200,000であるポリヒドロキシカルボン酸を
製造する方法を開示している。しかし、該方法において
は、生成した水と共に留出する有機溶媒を脱水して反応
系内に戻す操作が煩雑である。
水の非存在下で、ヒドロキシカルボン酸またはそのオリ
ゴマーを有機溶媒を含む反応混合物中で脱水縮合反応
し、重量平均分子量が15,000以上、通常5,00
0〜200,000であるポリヒドロキシカルボン酸を
製造する方法を開示している。しかし、該方法において
は、生成した水と共に留出する有機溶媒を脱水して反応
系内に戻す操作が煩雑である。
【0005】さらに、ヒドロキシカルボン酸またはその
オリゴマーをもちいて有機溶媒中で脱水重縮合する方法
においても、原料の乳酸または乳酸を含むヒドロキシカ
ルボン酸中の不純物が高分子量化を阻害することが知ら
れており、高純度の原料を用いることによる高分子量化
が提案されている。特開平7−2987号公報は、L−
ラクチドを加水分解して得られる乳酸を用いることによ
り、重量平均分子量120,000〜340,000の
ポリヒドロキシカルボン酸を得ている。しかしながら、
該方法は、L−ラクチドの段階での精製により不純物を
除いており、この方法ではラクチドの開環重合法に比べ
てかえって工程が長くなり工業的な製造法とはいえな
い。
オリゴマーをもちいて有機溶媒中で脱水重縮合する方法
においても、原料の乳酸または乳酸を含むヒドロキシカ
ルボン酸中の不純物が高分子量化を阻害することが知ら
れており、高純度の原料を用いることによる高分子量化
が提案されている。特開平7−2987号公報は、L−
ラクチドを加水分解して得られる乳酸を用いることによ
り、重量平均分子量120,000〜340,000の
ポリヒドロキシカルボン酸を得ている。しかしながら、
該方法は、L−ラクチドの段階での精製により不純物を
除いており、この方法ではラクチドの開環重合法に比べ
てかえって工程が長くなり工業的な製造法とはいえな
い。
【0006】特開平6−279577号公報は、アセト
アルデヒドを原料のヒドロキシカルボン酸に対して0.
3モル%以下、また、特開平7−133344号公報に
おいては、メタノール、エタノール、酢酸、ピルビン
酸、フマル酸、乳酸メチル、乳酸エチル等を原料のヒド
ロキシカルボン酸に対して合計0.3モル%以下にした
ヒドロキシカルボン酸を原料として使用することによ
り、重量平均分子量50,000以上のポリヒドロキシ
カルボン酸を得る方法を開示しているが、原料のヒドロ
キシカルボン酸についての具体的な精製法については記
述されていない。
アルデヒドを原料のヒドロキシカルボン酸に対して0.
3モル%以下、また、特開平7−133344号公報に
おいては、メタノール、エタノール、酢酸、ピルビン
酸、フマル酸、乳酸メチル、乳酸エチル等を原料のヒド
ロキシカルボン酸に対して合計0.3モル%以下にした
ヒドロキシカルボン酸を原料として使用することによ
り、重量平均分子量50,000以上のポリヒドロキシ
カルボン酸を得る方法を開示しているが、原料のヒドロ
キシカルボン酸についての具体的な精製法については記
述されていない。
【0007】また、WO95/28432はヒドロキシ
カルボン酸またはそのオリゴマーを酸化アルミニウム5
〜40重量%含有するケイ酸アルミニウムの存在下に重
縮合させ重量平均分子量50,000以上のポリヒドロ
キシカルボン酸を製造する方法を開示している。しかし
ながら、この方法により得られるポリヒドロキシカルボ
ン酸は、色相の点において、やや問題がある。
カルボン酸またはそのオリゴマーを酸化アルミニウム5
〜40重量%含有するケイ酸アルミニウムの存在下に重
縮合させ重量平均分子量50,000以上のポリヒドロ
キシカルボン酸を製造する方法を開示している。しかし
ながら、この方法により得られるポリヒドロキシカルボ
ン酸は、色相の点において、やや問題がある。
【0008】上記したように、従来、生分解性プラスチ
ックとして優れた性能を持ち、かつ高品質なポリヒドロ
キシカルボン酸を簡易に製造する方法は知られていな
い。
ックとして優れた性能を持ち、かつ高品質なポリヒドロ
キシカルボン酸を簡易に製造する方法は知られていな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヒド
ロキシカルボン酸を直接脱水重縮合することにより、生
分解性プラスチックとして優れた性質を有する重量平均
分子量50,000以上のポリヒドロキシカルボン酸を
製造する方法を提供する。
ロキシカルボン酸を直接脱水重縮合することにより、生
分解性プラスチックとして優れた性質を有する重量平均
分子量50,000以上のポリヒドロキシカルボン酸を
製造する方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒドロキシカ
ルボン酸もしくはそのオリゴマーを蒸留して得られるヒ
ドロキシカルボン酸またはそのラクチド類を主成分とす
る混合物を重縮合の原料とすることを特徴とするポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造方法を提供する。
ルボン酸もしくはそのオリゴマーを蒸留して得られるヒ
ドロキシカルボン酸またはそのラクチド類を主成分とす
る混合物を重縮合の原料とすることを特徴とするポリヒ
ドロキシカルボン酸の製造方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、ポリヒドロキシ
カルボン酸としては、ヒドロキシカルボン酸の重合体及
びヒドロキシカルボン酸の共重合体を包含する。本発明
に使用されるヒドロキシカルボン酸としては、炭素数2
〜6の脂肪族ヒドロキシカルボン酸、例えば乳酸、グリ
コール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸等があげ
られるが、好ましくは乳酸があげられる。これらは単独
または2種類以上の混合物として用いてもよい。ヒドロ
キシカルボン酸の形態としてはD体とL体、それぞれ単
独であってもよいし、D体とL体の混合物であってもよ
い。
カルボン酸としては、ヒドロキシカルボン酸の重合体及
びヒドロキシカルボン酸の共重合体を包含する。本発明
に使用されるヒドロキシカルボン酸としては、炭素数2
〜6の脂肪族ヒドロキシカルボン酸、例えば乳酸、グリ
コール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸等があげ
られるが、好ましくは乳酸があげられる。これらは単独
または2種類以上の混合物として用いてもよい。ヒドロ
キシカルボン酸の形態としてはD体とL体、それぞれ単
独であってもよいし、D体とL体の混合物であってもよ
い。
【0012】共重合体を製造する場合、2種類以上のヒ
ドロキシカルボン酸を任意に混合するか、ヒドロキシカ
ルボン酸とヒドロキシカルボン酸の環状化合物を混合す
ればよく、例えば、乳酸等のヒドロキシカルボン酸とγ
−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等のヒドロキシ
カルボン酸の環状化合物を混合すればよい。また、共重
合体としては、乳酸を含むものが好ましい。
ドロキシカルボン酸を任意に混合するか、ヒドロキシカ
ルボン酸とヒドロキシカルボン酸の環状化合物を混合す
ればよく、例えば、乳酸等のヒドロキシカルボン酸とγ
−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等のヒドロキシ
カルボン酸の環状化合物を混合すればよい。また、共重
合体としては、乳酸を含むものが好ましい。
【0013】本発明の製造法におけるラクチド類として
は、使用されるヒドロキシカルボン酸の環状二量体であ
るラクチド、グリコリド等があげられる。本発明に使用
されるヒドロキシカルボン酸の形状としては、固体、水
溶液等があげられる。乳酸の場合は、通常、市販の50
〜90重量%水溶液が用いられる。
は、使用されるヒドロキシカルボン酸の環状二量体であ
るラクチド、グリコリド等があげられる。本発明に使用
されるヒドロキシカルボン酸の形状としては、固体、水
溶液等があげられる。乳酸の場合は、通常、市販の50
〜90重量%水溶液が用いられる。
【0014】本発明の製造法の重縮合の原料は、ヒドロ
キシカルボン酸またはそのオリゴマーを蒸留することに
より得ることができる。蒸留形式としては、単蒸留、連
続蒸留等があげられる。本発明の製造法における蒸留操
作としては、市販の乳酸水溶液を蒸留する場合を例にあ
げて、以下に説明する。まず、乳酸水溶液を蒸留前に1
20〜150℃で5〜10時間、脱水操作を行い、あら
かじめ共存する水を除去する。このとき、乳酸の一部は
オリゴマー化を起こしたり、環化反応を起こし、ラクチ
ドを生成するが特に問題とはならない。さらに、これを
130〜200℃、好ましくは、140〜160℃まで
加熱し、徐々に減圧として、最終的に減圧度0.1〜2
0mmHg、好ましくは、0.5〜5mmHgとする。
この蒸留操作により、乳酸を主成分とした混合物が得ら
れる。得られた混合物は重縮合反応の原料に用いること
ができる。
キシカルボン酸またはそのオリゴマーを蒸留することに
より得ることができる。蒸留形式としては、単蒸留、連
続蒸留等があげられる。本発明の製造法における蒸留操
作としては、市販の乳酸水溶液を蒸留する場合を例にあ
げて、以下に説明する。まず、乳酸水溶液を蒸留前に1
20〜150℃で5〜10時間、脱水操作を行い、あら
かじめ共存する水を除去する。このとき、乳酸の一部は
オリゴマー化を起こしたり、環化反応を起こし、ラクチ
ドを生成するが特に問題とはならない。さらに、これを
130〜200℃、好ましくは、140〜160℃まで
加熱し、徐々に減圧として、最終的に減圧度0.1〜2
0mmHg、好ましくは、0.5〜5mmHgとする。
この蒸留操作により、乳酸を主成分とした混合物が得ら
れる。得られた混合物は重縮合反応の原料に用いること
ができる。
【0015】この蒸留後の残査に対して5〜20重量%
の水を添加し、100〜150℃で解重合させた後に、
この留分を140〜160℃に加熱し、徐々に1〜20
mmHgとすることにより、ラクチドを主成分とした混
合物が得られ、この混合物は重縮合の原料に使用でき
る。また、乳酸水溶液にラクチド化触媒を添加し、水の
除去、オリゴマーの製造後に150〜250℃、好まし
くは150〜200℃、1〜20mmHg、好ましくは
1〜10mmHgの条件下、分解蒸留を行う事により、
ラクチドを主成分とした混合物が得られ、これを重縮合
の原料として用いることができる。ラクチド化触媒とし
ては例えば、亜鉛、スズ、アンチモン等の金属、あるい
はそれらの塩または水酸化物、酸化物等があげられる。
その使用量は、上記の乳酸水溶液に対し0.0001〜
10重量%が用いられる。
の水を添加し、100〜150℃で解重合させた後に、
この留分を140〜160℃に加熱し、徐々に1〜20
mmHgとすることにより、ラクチドを主成分とした混
合物が得られ、この混合物は重縮合の原料に使用でき
る。また、乳酸水溶液にラクチド化触媒を添加し、水の
除去、オリゴマーの製造後に150〜250℃、好まし
くは150〜200℃、1〜20mmHg、好ましくは
1〜10mmHgの条件下、分解蒸留を行う事により、
ラクチドを主成分とした混合物が得られ、これを重縮合
の原料として用いることができる。ラクチド化触媒とし
ては例えば、亜鉛、スズ、アンチモン等の金属、あるい
はそれらの塩または水酸化物、酸化物等があげられる。
その使用量は、上記の乳酸水溶液に対し0.0001〜
10重量%が用いられる。
【0016】得られるポリ乳酸の光学純度を低下させた
い場合は、ラクチド化触媒をアルカリ金属系化合物、ア
ルカリ土類金属系化合物とし、180〜250℃、1〜
10mmHgの条件下、オリゴマーの分解蒸留を行う。
また、上記の方法で得られる低光学純度のラクチドを主
成分とする混合物と、通常の手法により得られた混合物
を適当な比率で混ぜ、縮合反応を行うことにより、所望
の光学純度のポリ乳酸を得ることができる。
い場合は、ラクチド化触媒をアルカリ金属系化合物、ア
ルカリ土類金属系化合物とし、180〜250℃、1〜
10mmHgの条件下、オリゴマーの分解蒸留を行う。
また、上記の方法で得られる低光学純度のラクチドを主
成分とする混合物と、通常の手法により得られた混合物
を適当な比率で混ぜ、縮合反応を行うことにより、所望
の光学純度のポリ乳酸を得ることができる。
【0017】また、乳酸以外のヒドロキシカルボン酸の
蒸留操作についても、上記した乳酸の蒸留操作に準じ
て、実施することができる。上記のように蒸留して得ら
れたヒドロキシカルボン酸またはラクチド類を主成分と
する混合物を重縮合の原料として、重縮合触媒の存在
下、脱水重縮合することによりポリヒドロキシカルボン
酸を得ることができる。
蒸留操作についても、上記した乳酸の蒸留操作に準じ
て、実施することができる。上記のように蒸留して得ら
れたヒドロキシカルボン酸またはラクチド類を主成分と
する混合物を重縮合の原料として、重縮合触媒の存在
下、脱水重縮合することによりポリヒドロキシカルボン
酸を得ることができる。
【0018】重縮合触媒としては、スズ等があげられ、
特開平6−65360号公報記載の方法に準じて、有機
溶媒存在下、重縮合を行うことができる。また、好まし
くは、重縮合触媒として無機固体酸触媒を用いる。無機
固体酸としては、例えば、ケイ酸アルミニウム、シリカ
ゲル、ゼオライト、酸化アルミニウム、ケイ酸マグネシ
ウム、活性白土、酸性白土、アルミナボリア、ベントナ
イト、カオリン、タルク、ケイ酸塩等があげられる。こ
れらは単独でも、2種以上混合しても使用できる。無機
固体酸を用いた重縮合方法としては、WO95/284
32記載の方法に準じて実施する事ができる。
特開平6−65360号公報記載の方法に準じて、有機
溶媒存在下、重縮合を行うことができる。また、好まし
くは、重縮合触媒として無機固体酸触媒を用いる。無機
固体酸としては、例えば、ケイ酸アルミニウム、シリカ
ゲル、ゼオライト、酸化アルミニウム、ケイ酸マグネシ
ウム、活性白土、酸性白土、アルミナボリア、ベントナ
イト、カオリン、タルク、ケイ酸塩等があげられる。こ
れらは単独でも、2種以上混合しても使用できる。無機
固体酸を用いた重縮合方法としては、WO95/284
32記載の方法に準じて実施する事ができる。
【0019】また、より好ましくは、重縮合触媒として
無機固体酸触媒とアルカリ金属系化合物触媒またはアル
カリ土類金属系化合物触媒を組み合わせて用いる。アル
カリ金属系化合物またはアルカリ土類金属系化合物触媒
としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属またはマグネシウム、カルシウム等のアルカリ土
類金属の炭酸塩、重炭酸塩などの無機塩、乳酸、グリコ
ール酸等のヒドロキシカルボン酸塩、酢酸等の有機酸
塩、酸化物、水酸化物等が用いられる。アルカリ金属系
化合物またはアルカリ土類金属系化合物触媒は反応液中
に溶解したアルカリ金属またはアルカリ土類金属が10
〜10000ppm好ましくは10〜3000ppmと
なるように添加されるか、あらかじめ無機固体酸触媒に
加えておいて、反応時に溶出させて上記濃度にする方法
がとられる。
無機固体酸触媒とアルカリ金属系化合物触媒またはアル
カリ土類金属系化合物触媒を組み合わせて用いる。アル
カリ金属系化合物またはアルカリ土類金属系化合物触媒
としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属またはマグネシウム、カルシウム等のアルカリ土
類金属の炭酸塩、重炭酸塩などの無機塩、乳酸、グリコ
ール酸等のヒドロキシカルボン酸塩、酢酸等の有機酸
塩、酸化物、水酸化物等が用いられる。アルカリ金属系
化合物またはアルカリ土類金属系化合物触媒は反応液中
に溶解したアルカリ金属またはアルカリ土類金属が10
〜10000ppm好ましくは10〜3000ppmと
なるように添加されるか、あらかじめ無機固体酸触媒に
加えておいて、反応時に溶出させて上記濃度にする方法
がとられる。
【0020】無機固体酸触媒にアルカリ金属系化合物触
媒またはアルカリ土類金属系化合物触媒を組み合わせて
用いる方法としては、例えば、次の方法がある。 (1)無機固体酸触媒をアルカリ金属系化合物またはア
ルカリ土類金属系化合物触媒の炭酸塩、重炭酸塩、水酸
化物等の水溶液で処理し、アルカリ金属系化合物触媒ま
たは、アルカリ土類系金属触媒を無機個体酸触媒に担持
させたものの中で、後記の実施例1と同様な金属溶出確
認試験で金属溶出が確認されたものを用いる方法。 (2)無機固体酸触媒の中ですでにアルカリ金属系化合
物触媒または、アルカリ土類金属系触媒を含有し、かつ
後記の実施例1と同様な金属溶出確認試験で金属溶出が
確認されたものは、前記(1)の処理を行うことなく、
そのまま用いることができる。その触媒例としては、ゼ
オライトが用いられる。 (3)原料溶液の無機固体酸触媒とアルカリ金属系触媒
またはアルカリ土類金属系化合物触媒の炭酸塩、重炭酸
塩、ヒドロキシカルボン酸塩、酢酸塩、水酸化物、酸化
物等を添加するか、無機固体酸触媒を添加した反応液に
アルカリ金属系化合物触媒またはアルカリ土類金属系触
媒の炭酸塩、重炭酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩、酢酸
塩、水酸化物、酸化物等を添加する方法。
媒またはアルカリ土類金属系化合物触媒を組み合わせて
用いる方法としては、例えば、次の方法がある。 (1)無機固体酸触媒をアルカリ金属系化合物またはア
ルカリ土類金属系化合物触媒の炭酸塩、重炭酸塩、水酸
化物等の水溶液で処理し、アルカリ金属系化合物触媒ま
たは、アルカリ土類系金属触媒を無機個体酸触媒に担持
させたものの中で、後記の実施例1と同様な金属溶出確
認試験で金属溶出が確認されたものを用いる方法。 (2)無機固体酸触媒の中ですでにアルカリ金属系化合
物触媒または、アルカリ土類金属系触媒を含有し、かつ
後記の実施例1と同様な金属溶出確認試験で金属溶出が
確認されたものは、前記(1)の処理を行うことなく、
そのまま用いることができる。その触媒例としては、ゼ
オライトが用いられる。 (3)原料溶液の無機固体酸触媒とアルカリ金属系触媒
またはアルカリ土類金属系化合物触媒の炭酸塩、重炭酸
塩、ヒドロキシカルボン酸塩、酢酸塩、水酸化物、酸化
物等を添加するか、無機固体酸触媒を添加した反応液に
アルカリ金属系化合物触媒またはアルカリ土類金属系触
媒の炭酸塩、重炭酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩、酢酸
塩、水酸化物、酸化物等を添加する方法。
【0021】無機固体酸触媒は、蒸留後のヒドロキシカ
ルボン酸及びラクチド類に対して0.03〜10重量
%,好ましくは0.5〜7重量%、より好ましくは1〜
5重量%が、1〜数回に分けて使用される。触媒は、固
体のまま、もしくは適当な溶媒(例えばトルエン、キシ
レン等)に溶解、分散したものを重縮合の原料に添加し
てもよいし、反応の途中で適宜、反応系に添加してもよ
い。
ルボン酸及びラクチド類に対して0.03〜10重量
%,好ましくは0.5〜7重量%、より好ましくは1〜
5重量%が、1〜数回に分けて使用される。触媒は、固
体のまま、もしくは適当な溶媒(例えばトルエン、キシ
レン等)に溶解、分散したものを重縮合の原料に添加し
てもよいし、反応の途中で適宜、反応系に添加してもよ
い。
【0022】重縮合の原料がヒドロキシカルボン酸を主
成分とする混合物の場合は、重縮合反応の前に常圧、窒
素気流下、120〜180℃で5〜10時間、反応を行
いオリゴマーを製造する。また、重縮合の原料がラクチ
ド類を主成分する混合物の場合は、重縮合反応の前に常
圧、窒素気流下、120〜180℃に加熱して、重縮合
の原料を加熱溶融させる。
成分とする混合物の場合は、重縮合反応の前に常圧、窒
素気流下、120〜180℃で5〜10時間、反応を行
いオリゴマーを製造する。また、重縮合の原料がラクチ
ド類を主成分する混合物の場合は、重縮合反応の前に常
圧、窒素気流下、120〜180℃に加熱して、重縮合
の原料を加熱溶融させる。
【0023】重縮合反応は、160〜250℃、好まし
くは180〜240℃、より好ましくは180〜220
℃、0.05〜40mmHg,好ましくは0.1〜25
mmHgで5〜50時間、好ましくは10〜30時間行
う。反応後、溶融状態で得た後、室温まで冷却し、固体
化したヒドロキシカルボン酸重合体を得る。
くは180〜240℃、より好ましくは180〜220
℃、0.05〜40mmHg,好ましくは0.1〜25
mmHgで5〜50時間、好ましくは10〜30時間行
う。反応後、溶融状態で得た後、室温まで冷却し、固体
化したヒドロキシカルボン酸重合体を得る。
【0024】本発明の製造方法の重縮合反応は連続操作
でも、回分操作でも行うことができる。また、重縮合反
応系より回収したラクチド類を原料へ循環させてもよ
い。本発明の製造方法により得られるポリヒドロキシカ
ルボン酸の重量平均分子量は、触媒の種類及び量、反応
温度、反応圧力、反応時間により種々のものが得られる
が、通常、約50,000〜300,000である。ま
た、該ポリヒドロキシカルボン酸は、良好な色相を示
す。
でも、回分操作でも行うことができる。また、重縮合反
応系より回収したラクチド類を原料へ循環させてもよ
い。本発明の製造方法により得られるポリヒドロキシカ
ルボン酸の重量平均分子量は、触媒の種類及び量、反応
温度、反応圧力、反応時間により種々のものが得られる
が、通常、約50,000〜300,000である。ま
た、該ポリヒドロキシカルボン酸は、良好な色相を示
す。
【0025】以下、実施例により本発明を説明するが、
もとより本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
もとより本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0026】
【実施例】実施例において、乳酸重合体の重量平均分子
量、ならびに引張破壊強さおよび引張破壊伸びの測定は
次の方法で行った。 (1)乳酸重合体の重量平均分子量の測定 乳酸重合体をクロロホルムに溶解し、0.2重量%クロ
ロホルム溶液にした後、分子量既知の基準ポリスチレン
を用いたゲルパーミエーション・クロマトグラフィー
(GPC)により測定した。GPCカラムは、TOSO
H G−5000、TOSOH G−3000、TOS
OH G−1000[東ソー(株)]を直列に連結して
使用し、カラム保持温度を40℃とし、測定を行った。
量、ならびに引張破壊強さおよび引張破壊伸びの測定は
次の方法で行った。 (1)乳酸重合体の重量平均分子量の測定 乳酸重合体をクロロホルムに溶解し、0.2重量%クロ
ロホルム溶液にした後、分子量既知の基準ポリスチレン
を用いたゲルパーミエーション・クロマトグラフィー
(GPC)により測定した。GPCカラムは、TOSO
H G−5000、TOSOH G−3000、TOS
OH G−1000[東ソー(株)]を直列に連結して
使用し、カラム保持温度を40℃とし、測定を行った。
【0027】(2)乳酸重合体の引張破壊強さ、引張破
壊伸びの測定 乳酸重合体をクロロホルムに溶解した後、キャスト法で
フィルム(厚み50〜100μm)を作った。このフィ
ルムからJIS K−7127に準拠し、2号試験片を
作成し、引張強度1mm/分で引張破壊強さおよび引張
破壊伸びを測定した。
壊伸びの測定 乳酸重合体をクロロホルムに溶解した後、キャスト法で
フィルム(厚み50〜100μm)を作った。このフィ
ルムからJIS K−7127に準拠し、2号試験片を
作成し、引張強度1mm/分で引張破壊強さおよび引張
破壊伸びを測定した。
【0028】実施例1 90重量%のL−乳酸水溶液[ステイレー(Stale
y)社製]540.0gを、撹拌装置、リービッヒ冷却
管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、3回窒素置
換を行った後、徐々に減圧しながら昇温し外温150℃
とした。さらに、最終的に1mmHgまで減圧にした。
氷水で冷やした受器に留出してくる乳酸を主成分とする
混合物286.0g(回収率53%)を得た。残査とし
て141.4gが反応器に残った。
y)社製]540.0gを、撹拌装置、リービッヒ冷却
管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、3回窒素置
換を行った後、徐々に減圧しながら昇温し外温150℃
とした。さらに、最終的に1mmHgまで減圧にした。
氷水で冷やした受器に留出してくる乳酸を主成分とする
混合物286.0g(回収率53%)を得た。残査とし
て141.4gが反応器に残った。
【0029】得られた乳酸を主成分とする混合物をアセ
トンに溶かし、BTB(ブロムチモールブルー)を指示
薬とし、0.1N−KOH/エタノール溶液で滴定を行
った。乳酸分は乳酸オリゴマーとして重合度1.19相
当のものであった。この乳酸を主成分とする混合物25
0.0gを、窒素気流下、140℃、5時間反応させ、
乳酸オリゴマー208.5gを得た。上記と同様に滴定
を行い重合度を測定したところ、重合度は3.39であ
った。
トンに溶かし、BTB(ブロムチモールブルー)を指示
薬とし、0.1N−KOH/エタノール溶液で滴定を行
った。乳酸分は乳酸オリゴマーとして重合度1.19相
当のものであった。この乳酸を主成分とする混合物25
0.0gを、窒素気流下、140℃、5時間反応させ、
乳酸オリゴマー208.5gを得た。上記と同様に滴定
を行い重合度を測定したところ、重合度は3.39であ
った。
【0030】このオリゴマー21.46gに合成ケイ酸
アルミニウム[富田製薬(株)](注1)0.43gを
加え、200℃まで昇温し、30分かけて徐々に20m
mHgまで減圧し、200±5℃で1時間撹拌させ、そ
の後、徐々に1mmHgまで減圧し、200±5℃で9
時間撹拌した。室温まで冷却し、固体化した乳白色のポ
リ乳酸11.43gを得た。
アルミニウム[富田製薬(株)](注1)0.43gを
加え、200℃まで昇温し、30分かけて徐々に20m
mHgまで減圧し、200±5℃で1時間撹拌させ、そ
の後、徐々に1mmHgまで減圧し、200±5℃で9
時間撹拌した。室温まで冷却し、固体化した乳白色のポ
リ乳酸11.43gを得た。
【0031】 乳酸重合体の重量平均分子量 83,000 (注1)合成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]
2.0gをオリゴマー100gに加えた後、窒素雰囲気
下、80℃で24時間撹拌した。その後、クロロホルム
を加えた後、ろ紙でろ過し、さらに、0.1μmメンブ
ランフィルターでろ過した。ろ液が透明であることを確
認した後、ろ液(乳酸オリゴマー)中に溶出したアルカ
リ金属をIPC(誘導結合型高周波プラズマ)[装置:
UOP−1MARK−II京都光研(株)]で定量し
た。その結果、ろ液よりナトリウム490ppmが検出
された。また、以下の実施例、比較例においても上記と
同様の合成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]を使
用した。
2.0gをオリゴマー100gに加えた後、窒素雰囲気
下、80℃で24時間撹拌した。その後、クロロホルム
を加えた後、ろ紙でろ過し、さらに、0.1μmメンブ
ランフィルターでろ過した。ろ液が透明であることを確
認した後、ろ液(乳酸オリゴマー)中に溶出したアルカ
リ金属をIPC(誘導結合型高周波プラズマ)[装置:
UOP−1MARK−II京都光研(株)]で定量し
た。その結果、ろ液よりナトリウム490ppmが検出
された。また、以下の実施例、比較例においても上記と
同様の合成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]を使
用した。
【0032】実施例2 90重量%のL−乳酸水溶液[和光純薬(株)]90.
2gとスズ(Sn)粉末0.31gを撹拌装置、ディー
ンスターク管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、
3回窒素置換を行った後、窒素気流下で10℃/分で外
温150℃に昇温し、徐々に減圧にして、27mmHg
として乳酸オリゴマーを得た。
2gとスズ(Sn)粉末0.31gを撹拌装置、ディー
ンスターク管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、
3回窒素置換を行った後、窒素気流下で10℃/分で外
温150℃に昇温し、徐々に減圧にして、27mmHg
として乳酸オリゴマーを得た。
【0033】その後、内温を163〜181℃で、5〜
6mmHgの条件で分解蒸留し、ラクチドを主成分とす
る混合物43.1gを得た。ラクチドを主成分とする混
合物をガスクロマトグラフィーで分析したところ以下の
分析値であった。 乳酸 2.7% メソラクチド 3.1% L,Dラクチド 93.0% 乳酸直鎖2量体 1.2% この混合物20.0gを100mlの反応容器に添加し
た後、撹拌しつつ150℃で3時間加熱溶融した。これ
に合成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]0.4g
を加え、195±5℃まで昇温し、30分かけて徐々に
減圧にし、20mmHgとして、1時間、撹拌させた。
さらに、これを30分かけて徐々に減圧度を上げ、1m
mHgとして、195±5℃で10時間、撹拌した。室
温まで冷却し、乳白色の乳酸重合体14.1gを得た。
6mmHgの条件で分解蒸留し、ラクチドを主成分とす
る混合物43.1gを得た。ラクチドを主成分とする混
合物をガスクロマトグラフィーで分析したところ以下の
分析値であった。 乳酸 2.7% メソラクチド 3.1% L,Dラクチド 93.0% 乳酸直鎖2量体 1.2% この混合物20.0gを100mlの反応容器に添加し
た後、撹拌しつつ150℃で3時間加熱溶融した。これ
に合成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]0.4g
を加え、195±5℃まで昇温し、30分かけて徐々に
減圧にし、20mmHgとして、1時間、撹拌させた。
さらに、これを30分かけて徐々に減圧度を上げ、1m
mHgとして、195±5℃で10時間、撹拌した。室
温まで冷却し、乳白色の乳酸重合体14.1gを得た。
【0034】 乳酸重合体の重量平均分子量 102,000 引張破壊強さ 295kg/cm2 引張破壊伸び 8%
【0035】比較例1 90重量%のL−乳酸水溶液[ステイレー(Stale
y)社製]250gを、撹拌装置、ディーンスターク
管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、3回窒素置
換を行った後、窒素気流下、150℃とし、留出する水
を除去しながら、常圧下、6時間濃縮し、乳酸オリゴマ
ーを得た。この乳酸オリゴマーを実施例1と同様に重合
度を測定したところ、重合度5.04であった。
y)社製]250gを、撹拌装置、ディーンスターク
管、窒素導入管を備えた反応容器に添加し、3回窒素置
換を行った後、窒素気流下、150℃とし、留出する水
を除去しながら、常圧下、6時間濃縮し、乳酸オリゴマ
ーを得た。この乳酸オリゴマーを実施例1と同様に重合
度を測定したところ、重合度5.04であった。
【0036】得られた乳酸オリゴマー20.81gに合
成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]0.42gを
加え、実施例1と同様に重縮合反応を実施した。その結
果、固体化した黒色の乳酸重合体を得た。 乳酸重合体の重量平均分子量 10,000
成ケイ酸アルミニウム[富田製薬(株)]0.42gを
加え、実施例1と同様に重縮合反応を実施した。その結
果、固体化した黒色の乳酸重合体を得た。 乳酸重合体の重量平均分子量 10,000
【0037】
【発明の効果】本発明により、生分解性プラスチックと
して食品包装用フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリ
バリーシステム等に使用される重量平均分子量50,0
00以上のポリヒドロキシカルボン酸が製造できる。
して食品包装用フィルム、飲料用ボトル、ドラッグデリ
バリーシステム等に使用される重量平均分子量50,0
00以上のポリヒドロキシカルボン酸が製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 耕司 愛知県一宮市大江2−3−4
Claims (6)
- 【請求項1】 ヒドロキシカルボン酸もしくはそのオリ
ゴマーを蒸留して得られるヒドロキシカルボン酸または
そのラクチド類を主成分とする混合物を重縮合の原料と
して、重縮合触媒の存在下、重縮合することを特徴とす
るポリヒドロキシカルボン酸の製造方法。 - 【請求項2】 ヒドロキシカルボン酸が乳酸である請求
項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 重縮合の原料が、乳酸水溶液を蒸留して
得られる乳酸を主成分とする混合物である請求項2記載
の製造方法。 - 【請求項4】 重縮合の原料が、乳酸水溶液よりそのオ
リゴマーを製造後、これを分解蒸留して得られるラクチ
ドを主成分とする混合物である請求項2記載の製造方
法。 - 【請求項5】 重縮合触媒が無機固体酸触媒とアルカリ
金属系化合物またはアルカリ土類金属系化合物触媒との
組み合わせである請求項1〜4いずれかに記載の製造方
法。 - 【請求項6】 ポリヒドロキシカルボン酸の重量平均分
子量が50,000〜300,000である請求項1〜
5いずれかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP650597A JPH10204156A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP650597A JPH10204156A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10204156A true JPH10204156A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11640300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP650597A Withdrawn JPH10204156A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10204156A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7132383B2 (en) | 2000-09-12 | 2006-11-07 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Polymerization catalyst for polyester, polyester produced with the same, and process for producing polyester |
| JP2014193895A (ja) * | 1999-03-22 | 2014-10-09 | Purac Biochem Bv | 乳酸の産業規模での精製方法 |
| CN116396163A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-07-07 | 东莞理工学院 | 一种固体酸催化剂一步催化合成(r)-3-羟基丁酸低聚物的方法 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP650597A patent/JPH10204156A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014193895A (ja) * | 1999-03-22 | 2014-10-09 | Purac Biochem Bv | 乳酸の産業規模での精製方法 |
| US7132383B2 (en) | 2000-09-12 | 2006-11-07 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Polymerization catalyst for polyester, polyester produced with the same, and process for producing polyester |
| CN116396163A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-07-07 | 东莞理工学院 | 一种固体酸催化剂一步催化合成(r)-3-羟基丁酸低聚物的方法 |
| CN116396163B (zh) * | 2023-03-29 | 2025-12-02 | 东莞理工学院 | 一种固体酸催化剂一步催化合成(r)-3-羟基丁酸低聚物的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |