JPH1020417A - 写真プリンタ及び露光制御方法 - Google Patents
写真プリンタ及び露光制御方法Info
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- JPH1020417A JPH1020417A JP8175267A JP17526796A JPH1020417A JP H1020417 A JPH1020417 A JP H1020417A JP 8175267 A JP8175267 A JP 8175267A JP 17526796 A JP17526796 A JP 17526796A JP H1020417 A JPH1020417 A JP H1020417A
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Landscapes
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一露光量での露光が指示された複数の画像
から適正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得率で得
る。 【解決手段】 ネガフィルムの磁気記録部に記録されて
いる情報を読み取り(200) 、読み取った情報に基づい
て、ネガフィルム中に同一露光量で露光すべき複数のネ
ガ画像が有ると判断した場合(212が肯定) には、前記複
数のネガ画像のうち共通露光量の演算に用いるネガ画像
として、露光量演算の精度が高いと推定される特定ネガ
画像を選択し(216) 、選択した特定ネガ画像の個別露光
量を演算し(218) 、特定ネガ画像の個別露光量の平均値
を共通露光量として演算する(220) 。そして、同一露光
量で露光すべきネガ画像については、前記共通露光量で
印画紙への露光を各々行う(278) 。
から適正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得率で得
る。 【解決手段】 ネガフィルムの磁気記録部に記録されて
いる情報を読み取り(200) 、読み取った情報に基づい
て、ネガフィルム中に同一露光量で露光すべき複数のネ
ガ画像が有ると判断した場合(212が肯定) には、前記複
数のネガ画像のうち共通露光量の演算に用いるネガ画像
として、露光量演算の精度が高いと推定される特定ネガ
画像を選択し(216) 、選択した特定ネガ画像の個別露光
量を演算し(218) 、特定ネガ画像の個別露光量の平均値
を共通露光量として演算する(220) 。そして、同一露光
量で露光すべきネガ画像については、前記共通露光量で
印画紙への露光を各々行う(278) 。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真プリンタ及び露
光制御方法に係り、特に、情報記録部を備えた写真フィ
ルムに記録されている画像を露光する露光制御方法、及
び該露光制御方法を適用可能な写真プリンタに関する。
光制御方法に係り、特に、情報記録部を備えた写真フィ
ルムに記録されている画像を露光する露光制御方法、及
び該露光制御方法を適用可能な写真プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、透明な磁気材料が塗布されて磁気
記録層が形成された写真フィルム(以下、APSフィル
ムと称する)が普及してきている。APSフィルムの磁
気記録層には、例えば撮影時の露出等の撮影条件を表す
情報等がカメラによって記録されるので、ラボ側で、磁
気記録層に記録された撮影条件を表す情報等に基づいて
フィルム画像に対する露光量を決定して写真プリントを
作成することにより、撮影条件等に応じた高品質の写真
プリントを得ることができる。また、APSフィルムの
磁気記録層には、例えばプリントアスペクト比やプリン
ト枚数等のように、ラボに対する様々な指示を記録する
ことも可能であり、前記様々な指示を磁気記録層を介し
てラボに伝達することも可能となっている。
記録層が形成された写真フィルム(以下、APSフィル
ムと称する)が普及してきている。APSフィルムの磁
気記録層には、例えば撮影時の露出等の撮影条件を表す
情報等がカメラによって記録されるので、ラボ側で、磁
気記録層に記録された撮影条件を表す情報等に基づいて
フィルム画像に対する露光量を決定して写真プリントを
作成することにより、撮影条件等に応じた高品質の写真
プリントを得ることができる。また、APSフィルムの
磁気記録層には、例えばプリントアスペクト比やプリン
ト枚数等のように、ラボに対する様々な指示を記録する
ことも可能であり、前記様々な指示を磁気記録層を介し
てラボに伝達することも可能となっている。
【0003】ところで、APSフィルムの磁気記録層に
は、ユーザによってFTPM(Fixed Time Printing Me
thod)信号が磁気記録される場合がある。FTPM信号
は、APSフィルムに記録されている全画像を同一の露
光量で露光することをラボに対して指示する信号であ
る。FTPM信号は、例えばAPSフィルムに記録され
た全画像が、身分証明書に貼付する人物写真や、商品サ
ンプルの写真等のように、写真プリントの仕上りが一定
であることが求められる画像である場合や、リバーサル
フィルムの撮影のように撮影の意図によって写真撮影時
の露出量を故意に変更する場合等に、ユーザによりカメ
ラ等を介して磁気記録層に記録される。
は、ユーザによってFTPM(Fixed Time Printing Me
thod)信号が磁気記録される場合がある。FTPM信号
は、APSフィルムに記録されている全画像を同一の露
光量で露光することをラボに対して指示する信号であ
る。FTPM信号は、例えばAPSフィルムに記録され
た全画像が、身分証明書に貼付する人物写真や、商品サ
ンプルの写真等のように、写真プリントの仕上りが一定
であることが求められる画像である場合や、リバーサル
フィルムの撮影のように撮影の意図によって写真撮影時
の露出量を故意に変更する場合等に、ユーザによりカメ
ラ等を介して磁気記録層に記録される。
【0004】APSフィルムの磁気記録層にFTPM信
号が記録されていた場合、ラボではAPSフィルムに記
録されている全画像を同一の露光量で複写材料に露光し
て写真プリントを作成する。しかしながら、FTPM信
号によってAPSフィルムの全画像を同一の露光量で露
光することが指示された場合に、全画像から各々適正な
仕上りの写真プリントを作成するために、全画像に対す
る露光量を具体的にどのようにして決定すればよいかに
ついては、明らかとはなっていなかった。
号が記録されていた場合、ラボではAPSフィルムに記
録されている全画像を同一の露光量で複写材料に露光し
て写真プリントを作成する。しかしながら、FTPM信
号によってAPSフィルムの全画像を同一の露光量で露
光することが指示された場合に、全画像から各々適正な
仕上りの写真プリントを作成するために、全画像に対す
る露光量を具体的にどのようにして決定すればよいかに
ついては、明らかとはなっていなかった。
【0005】同一の露光量での露光が指示された各画像
に対する露光制御方法として、一般的に考えられるの
は、予め固定的に定めた露光量により各画像を一定時間
で露光する、所謂タイマー露光である。
に対する露光制御方法として、一般的に考えられるの
は、予め固定的に定めた露光量により各画像を一定時間
で露光する、所謂タイマー露光である。
【0006】このタイマー露光では、各画像の主要部や
背景部の濃度等に拘らず同一露光量で各画像を露光する
ので、各画像から作成した各写真プリントの仕上りが各
画像の主要部や背景部の濃度等によってばらつくことは
ない(所謂被写体依存性がない)が、各画像を測光し各
画像の平均濃度に基づいて各画像毎に露光量を決定する
通常の露光制御方式と比較して、撮影に用いたカメラの
露出精度のばらつき、写真フィルムの感度のばらつき、
写真フィルムの現像処理のばらつきが露光量に反映され
ず、これらのばらつきが補正されないので、適正な仕上
りの写真プリントの得率が非常に低いという問題があ
る。
背景部の濃度等に拘らず同一露光量で各画像を露光する
ので、各画像から作成した各写真プリントの仕上りが各
画像の主要部や背景部の濃度等によってばらつくことは
ない(所謂被写体依存性がない)が、各画像を測光し各
画像の平均濃度に基づいて各画像毎に露光量を決定する
通常の露光制御方式と比較して、撮影に用いたカメラの
露出精度のばらつき、写真フィルムの感度のばらつき、
写真フィルムの現像処理のばらつきが露光量に反映され
ず、これらのばらつきが補正されないので、適正な仕上
りの写真プリントの得率が非常に低いという問題があ
る。
【0007】上記に関連して特開平 8-36226号公報に
は、撮影記録情報によって所定の条件を満たす情報を有
する画面を抽出してグループを形成し、グループ毎に焼
付条件を設定することで、迅速な焼付けとプリント品質
の向上を図る技術が記載されている。しかし、上記公報
には、画像のLATDや分割測光して得られた測光値を
用いて焼付条件を設定することは記載されているもの
の、グループ毎の焼付条件を具体的にどのように設定す
るかについては何ら記載されていない。
は、撮影記録情報によって所定の条件を満たす情報を有
する画面を抽出してグループを形成し、グループ毎に焼
付条件を設定することで、迅速な焼付けとプリント品質
の向上を図る技術が記載されている。しかし、上記公報
には、画像のLATDや分割測光して得られた測光値を
用いて焼付条件を設定することは記載されているもの
の、グループ毎の焼付条件を具体的にどのように設定す
るかについては何ら記載されていない。
【0008】一方、特開平4-319933号公報には、複数個
の測光素子で測光して露出を決定する機能を有するカメ
ラによって写真フィルムに撮影記録された画像を焼付け
るにあたり、複数の画像コマを測光し、全画像コマの測
光値の平均値に基づいて焼付露光量を求め、求めた焼付
露光量で前記複数の画像コマを焼付ける写真焼付方法が
記載されている。また特開平6-160996号公報には、写真
フィルムに記録されている画像を撮影条件に応じてグル
ープ分けし、各グループ毎の測光値(濃度値)の平均値
に基づいて、同一のグループに分類した画像を同一又は
類似の露光量で焼付ける写真焼付方法が開示されてい
る。
の測光素子で測光して露出を決定する機能を有するカメ
ラによって写真フィルムに撮影記録された画像を焼付け
るにあたり、複数の画像コマを測光し、全画像コマの測
光値の平均値に基づいて焼付露光量を求め、求めた焼付
露光量で前記複数の画像コマを焼付ける写真焼付方法が
記載されている。また特開平6-160996号公報には、写真
フィルムに記録されている画像を撮影条件に応じてグル
ープ分けし、各グループ毎の測光値(濃度値)の平均値
に基づいて、同一のグループに分類した画像を同一又は
類似の露光量で焼付ける写真焼付方法が開示されてい
る。
【0009】また、特開平4-320241号公報には、複数個
の測光素子で測光して露出を決定する機能を有するカメ
ラによって写真フィルムに撮影された画像を焼付けるに
あたり、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを
測光し、測光値の平均値に基づいて焼付露光量を決定
し、決定した焼付露光量で前記所定値以上の撮影倍率の
画像コマを焼付ける写真焼付方法が開示されている。
の測光素子で測光して露出を決定する機能を有するカメ
ラによって写真フィルムに撮影された画像を焼付けるに
あたり、所定値以上の撮影倍率で撮影された画像コマを
測光し、測光値の平均値に基づいて焼付露光量を決定
し、決定した焼付露光量で前記所定値以上の撮影倍率の
画像コマを焼付ける写真焼付方法が開示されている。
【0010】更に、特開平4-352148号公報には、複数個
の測光素子で測光し合焦時に露出を決定する機能を有す
るカメラによって写真フィルムに撮影記録された画像を
焼付けるにあたり、合焦させた測距エリアを主要被写体
が存在するエリアとし、複数の画像コマについて前記エ
リアを測光し測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求
め、求めた焼付露光量で複数の画像コマを印画紙に焼付
ける写真焼付方法が開示されている。
の測光素子で測光し合焦時に露出を決定する機能を有す
るカメラによって写真フィルムに撮影記録された画像を
焼付けるにあたり、合焦させた測距エリアを主要被写体
が存在するエリアとし、複数の画像コマについて前記エ
リアを測光し測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求
め、求めた焼付露光量で複数の画像コマを印画紙に焼付
ける写真焼付方法が開示されている。
【0011】上記公報に記載の技術では、何れも、高精
度に露出を決定することができるカメラで撮影された画
像の測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求めてい
る。
度に露出を決定することができるカメラで撮影された画
像の測光値の平均値に基づいて焼付露光量を求めてい
る。
【0012】また特開平 5-72647号公報、特開平 5-726
48号公報、特開平 5-72649号公報、特開平5-127270号公
報、特開平6-167756号公報には、適正な露出を決定する
ことが可能なカメラで撮影したフィルムの複数の画像コ
マを測光して全画像の測光値の平均値に対する各画像コ
マの画像濃度、又は撮影条件から求めた露光補正量に基
づいて焼付露光量を決定する方法が記載されている。
48号公報、特開平 5-72649号公報、特開平5-127270号公
報、特開平6-167756号公報には、適正な露出を決定する
ことが可能なカメラで撮影したフィルムの複数の画像コ
マを測光して全画像の測光値の平均値に対する各画像コ
マの画像濃度、又は撮影条件から求めた露光補正量に基
づいて焼付露光量を決定する方法が記載されている。
【0013】また、特開平6-208178号公報には、自動的
に露出を決定する機能を有するカメラで撮影された複数
の画像コマに共通したプリント濃度調整量と、前記画像
コマの測光値により各画像コマ毎に定まる色バランス調
整量と、に基づいて焼付露光量を決定する方法が記載さ
れている。
に露出を決定する機能を有するカメラで撮影された複数
の画像コマに共通したプリント濃度調整量と、前記画像
コマの測光値により各画像コマ毎に定まる色バランス調
整量と、に基づいて焼付露光量を決定する方法が記載さ
れている。
【0014】このように、写真フィルムに記録されてい
る全画像、或いはカメラの露出精度、測距精度を識別し
て選択した画像に対し、各画像の測光値の平均値に基づ
いて各画像に共通の露光量を決定したり、前記共通の露
光量に対して更に各種の補正を行って各画像の露光量を
決定することは従来より提案されている。
る全画像、或いはカメラの露出精度、測距精度を識別し
て選択した画像に対し、各画像の測光値の平均値に基づ
いて各画像に共通の露光量を決定したり、前記共通の露
光量に対して更に各種の補正を行って各画像の露光量を
決定することは従来より提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FTP
M信号によって同一露光量での露光が指示された複数の
画像に対し、上記のように各画像の測光値の平均値(濃
度値の平均値)に基づいて共通の露光量を決定して露光
したとすると、以下のような問題が発生する。
M信号によって同一露光量での露光が指示された複数の
画像に対し、上記のように各画像の測光値の平均値(濃
度値の平均値)に基づいて共通の露光量を決定して露光
したとすると、以下のような問題が発生する。
【0016】すなわち、撮影時にカメラによって決定さ
れた露出が正確であったとしても、各画像が比較的明る
い背景下で撮影された画像であった場合には、各画像か
ら得られる写真プリントは全て濃度の高い画像となり、
各画像が比較的暗い背景下で撮影された画像であった場
合には、各画像から得られる写真プリントは全て濃度の
低い画像となる、所謂濃度フェリアが発生する。また、
背景が特定の色に偏倚していた場合にはカラーフェリア
も発生する。
れた露出が正確であったとしても、各画像が比較的明る
い背景下で撮影された画像であった場合には、各画像か
ら得られる写真プリントは全て濃度の高い画像となり、
各画像が比較的暗い背景下で撮影された画像であった場
合には、各画像から得られる写真プリントは全て濃度の
低い画像となる、所謂濃度フェリアが発生する。また、
背景が特定の色に偏倚していた場合にはカラーフェリア
も発生する。
【0017】これを防止するためには、濃度フェリア
やカラーフェリアが発生しないように被写体を撮影す
る、測光値の平均値が濃度フェリアやカラーフェリア
の生じない値となるように、測光値の平均値の演算対象
としての画像に背景の異なる画像を含ませる、濃度フ
ェリアやカラーフェリアに対する補正量を各画像毎に演
算し、各画像毎に共通露光量を補正して露光する、の何
れかの対策を実施することが考えられる。
やカラーフェリアが発生しないように被写体を撮影す
る、測光値の平均値が濃度フェリアやカラーフェリア
の生じない値となるように、測光値の平均値の演算対象
としての画像に背景の異なる画像を含ませる、濃度フ
ェリアやカラーフェリアに対する補正量を各画像毎に演
算し、各画像毎に共通露光量を補正して露光する、の何
れかの対策を実施することが考えられる。
【0018】しかしながら、対策及び対策は撮影者
に依存する対策であり、FTPM信号によって同一露光
量での露光が指示された各画像が、例えば撮影者の不注
意等により、背景が比較的明るい又は比較的暗い画像で
あったり、背景が特定の色に偏倚していた場合には、濃
度フェリアやカラーフェリアが発生することは避けられ
ない。また、対策についてはFTPM信号によって同
一露光量での露光が指示された各画像を各々異なる露光
量で露光することになるので、FTPM信号によって同
一露光量での露光が指示されたにも拘らず、各画像から
得られたプリント画像の仕上りにばらつきが生ずる可能
性があり、ユーザの意図に反した仕上りとなる可能性が
高い。
に依存する対策であり、FTPM信号によって同一露光
量での露光が指示された各画像が、例えば撮影者の不注
意等により、背景が比較的明るい又は比較的暗い画像で
あったり、背景が特定の色に偏倚していた場合には、濃
度フェリアやカラーフェリアが発生することは避けられ
ない。また、対策についてはFTPM信号によって同
一露光量での露光が指示された各画像を各々異なる露光
量で露光することになるので、FTPM信号によって同
一露光量での露光が指示されたにも拘らず、各画像から
得られたプリント画像の仕上りにばらつきが生ずる可能
性があり、ユーザの意図に反した仕上りとなる可能性が
高い。
【0019】また、APSフィルムの磁気記録層には、
ユーザによってシリーズシーン信号が記録される場合も
ある。シリーズシーン信号は、APSフィルムに記録さ
れている画像のうち特定の複数の画像を同一の露光量で
露光することを指示する信号である。上記で説明したよ
うに、FTPM信号によって同一露光量での露光が指示
された各画像から適正な仕上りの写真プリントを高い得
率で得ることが困難である、という問題は、シリーズシ
ーン信号によって同一露光量での露光が指示された特定
の複数の画像についても同様に生ずる問題である。
ユーザによってシリーズシーン信号が記録される場合も
ある。シリーズシーン信号は、APSフィルムに記録さ
れている画像のうち特定の複数の画像を同一の露光量で
露光することを指示する信号である。上記で説明したよ
うに、FTPM信号によって同一露光量での露光が指示
された各画像から適正な仕上りの写真プリントを高い得
率で得ることが困難である、という問題は、シリーズシ
ーン信号によって同一露光量での露光が指示された特定
の複数の画像についても同様に生ずる問題である。
【0020】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、同一露光量での露光が指示された複数の画像から適
正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得率で得ることが
できる写真プリンタ及び露光制御方法を得ることが目的
である。
で、同一露光量での露光が指示された複数の画像から適
正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得率で得ることが
できる写真プリンタ及び露光制御方法を得ることが目的
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る写真プリンタは、画像が記
録された写真フィルムの情報記録部に記録されている情
報を読み取る読取手段と、前記写真フィルムに記録され
ている画像を測光する測光手段と、前記読取手段によっ
て読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルムに記
録されている画像の中から同一露光量で露光すべき複数
の画像を選択する選択手段と、前記選択手段によって選
択された複数の画像の各々を前記測光手段が測光した結
果に基づいて、前記選択された各画像の露光量を各々演
算し、第1の共通露光量として、前記選択された各画像
の露光量の平均値を演算する第1の露光量演算手段と、
前記第1の露光量演算手段によって演算された第1の共
通露光量で前記複数の画像を複写材料に各々露光する露
光制御手段と、を含んで構成している。
に請求項1記載の発明に係る写真プリンタは、画像が記
録された写真フィルムの情報記録部に記録されている情
報を読み取る読取手段と、前記写真フィルムに記録され
ている画像を測光する測光手段と、前記読取手段によっ
て読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルムに記
録されている画像の中から同一露光量で露光すべき複数
の画像を選択する選択手段と、前記選択手段によって選
択された複数の画像の各々を前記測光手段が測光した結
果に基づいて、前記選択された各画像の露光量を各々演
算し、第1の共通露光量として、前記選択された各画像
の露光量の平均値を演算する第1の露光量演算手段と、
前記第1の露光量演算手段によって演算された第1の共
通露光量で前記複数の画像を複写材料に各々露光する露
光制御手段と、を含んで構成している。
【0022】請求項1記載の発明では、読取手段が写真
フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取
り、前記読み取られた情報に基づいて、同一露光量で露
光すべき複数の画像を選択手段が選択する。なお、情報
記録部は写真フィルム自体に設けられていてもよいし、
論理的に写真フィルムと1対1で対応しているのであれ
ば、写真フィルムと別体(例えばメモリカード、フロッ
ピーディスク等)であってもよく、磁気的に情報が記録
されるものであっても、光学的に情報が記録されるもの
であってもよい。また、情報記録部に記録される情報は
FTPM信号やシリーズシーン信号であってもよいし、
撮影時の撮影倍率、被写体輝度等を表す撮影情報であっ
てもよい。選択手段では、例えばFTPM信号やシリー
ズシーン信号によって指定された複数の画像、或いは撮
影情報等に基づき類似画像と判断できる複数の画像を、
同一露光量で露光すべき画像として選択する。
フィルムの情報記録部に記録されている情報を読み取
り、前記読み取られた情報に基づいて、同一露光量で露
光すべき複数の画像を選択手段が選択する。なお、情報
記録部は写真フィルム自体に設けられていてもよいし、
論理的に写真フィルムと1対1で対応しているのであれ
ば、写真フィルムと別体(例えばメモリカード、フロッ
ピーディスク等)であってもよく、磁気的に情報が記録
されるものであっても、光学的に情報が記録されるもの
であってもよい。また、情報記録部に記録される情報は
FTPM信号やシリーズシーン信号であってもよいし、
撮影時の撮影倍率、被写体輝度等を表す撮影情報であっ
てもよい。選択手段では、例えばFTPM信号やシリー
ズシーン信号によって指定された複数の画像、或いは撮
影情報等に基づき類似画像と判断できる複数の画像を、
同一露光量で露光すべき画像として選択する。
【0023】第1の露光量演算手段では、選択された各
画像を測光手段が測光した結果に基づいて、選択された
各画像の露光量を各々演算する。この各画像の露光量
は、各画像を測光した結果に基づいて各々演算するの
で、個々の画像に対する露光量を演算する際の露光量決
定方法として従来より提案されている種々の方法(例え
ば画像中の主要部濃度やその他の画像特徴量に基づき、
複写画像上で主要部の濃度が適正となるように、また色
については画像中の高彩度の測光点を除く中性色に近い
測光値の平均値等から求めて、グレイの被写体がグレイ
に再現されるように露光量を決定する方法等)を適用す
ることができ、例えば各画像の背景が比較的明るい、比
較的暗い、或いは特定の色に偏倚している等により、各
画像の全体的な濃度や色バランスが偏倚している場合で
あっても、画像中の主要部の濃度及び色が適正となり、
濃度フェリアやカラーフェリアの発生を防止できる露光
量を高い確率で得ることができる。
画像を測光手段が測光した結果に基づいて、選択された
各画像の露光量を各々演算する。この各画像の露光量
は、各画像を測光した結果に基づいて各々演算するの
で、個々の画像に対する露光量を演算する際の露光量決
定方法として従来より提案されている種々の方法(例え
ば画像中の主要部濃度やその他の画像特徴量に基づき、
複写画像上で主要部の濃度が適正となるように、また色
については画像中の高彩度の測光点を除く中性色に近い
測光値の平均値等から求めて、グレイの被写体がグレイ
に再現されるように露光量を決定する方法等)を適用す
ることができ、例えば各画像の背景が比較的明るい、比
較的暗い、或いは特定の色に偏倚している等により、各
画像の全体的な濃度や色バランスが偏倚している場合で
あっても、画像中の主要部の濃度及び色が適正となり、
濃度フェリアやカラーフェリアの発生を防止できる露光
量を高い確率で得ることができる。
【0024】また、画像を測光した結果に基づいて露光
量を演算するので、写真フィルムへの画像の撮影記録に
用いたカメラの露出精度、写真フィルムの感度、写真フ
ィルムに対する現像処理等にばらつきがあったとして
も、このばらつきが露光量に反映され、前記ばらつきを
補正できる適正な露光量が得られる。
量を演算するので、写真フィルムへの画像の撮影記録に
用いたカメラの露出精度、写真フィルムの感度、写真フ
ィルムに対する現像処理等にばらつきがあったとして
も、このばらつきが露光量に反映され、前記ばらつきを
補正できる適正な露光量が得られる。
【0025】また第1の露光量演算手段では、選択され
た各画像の各々の露光量の平均値を第1の共通露光量と
して演算する。前述したように、各画像の露光量とし
て、各画像の全体的な濃度や色バランスが偏倚している
ことによる影響を排除できる露光量を高い確率で得るこ
とができるので、各画像の露光量の平均値である第1の
共通露光量についても、選択された各画像の全体的な濃
度や色バランスが偏倚していることによる影響が排除さ
れる。
た各画像の各々の露光量の平均値を第1の共通露光量と
して演算する。前述したように、各画像の露光量とし
て、各画像の全体的な濃度や色バランスが偏倚している
ことによる影響を排除できる露光量を高い確率で得るこ
とができるので、各画像の露光量の平均値である第1の
共通露光量についても、選択された各画像の全体的な濃
度や色バランスが偏倚していることによる影響が排除さ
れる。
【0026】そして露光制御手段では、第1の露光量演
算手段によって演算された第1の共通露光量で複数の画
像を複写材料に各々露光するので、同一露光量での露光
が指示された複数の画像から、濃度フェリアやカラーフ
ェリアが発生せず、カメラの露出精度や写真フィルムの
感度、現像処理のばらつきの影響を受けない適正かつ一
定の仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
算手段によって演算された第1の共通露光量で複数の画
像を複写材料に各々露光するので、同一露光量での露光
が指示された複数の画像から、濃度フェリアやカラーフ
ェリアが発生せず、カメラの露出精度や写真フィルムの
感度、現像処理のばらつきの影響を受けない適正かつ一
定の仕上りの複写画像を高い得率で得ることができる。
【0027】ところで、個々の画像に対する露光量演算
の精度(複写画像が適正な仕上りとなる適正な露光量が
得られる確率)は、各画像の画像内容等によって変化
し、例えば背景部分の濃度が極端に高い又は低い、或い
は背景部分が特定の色に偏倚している等のように濃度フ
ェリアやカラーフェリアの生じ易い画像に対しては、露
光量演算の精度が若干低下し、演算された露光量が適正
な露光量とは若干異なる値となる。従って、選択手段に
よって選択された各画像を、請求項1に記載した第1の
共通露光量で露光したとしても、前記各画像の画像内容
が略一定でかつ濃度フェリアやカラーフェリアの生じ易
い画像であった等の場合には、適正な仕上りの複写画像
の得率が低下する可能性がある。
の精度(複写画像が適正な仕上りとなる適正な露光量が
得られる確率)は、各画像の画像内容等によって変化
し、例えば背景部分の濃度が極端に高い又は低い、或い
は背景部分が特定の色に偏倚している等のように濃度フ
ェリアやカラーフェリアの生じ易い画像に対しては、露
光量演算の精度が若干低下し、演算された露光量が適正
な露光量とは若干異なる値となる。従って、選択手段に
よって選択された各画像を、請求項1に記載した第1の
共通露光量で露光したとしても、前記各画像の画像内容
が略一定でかつ濃度フェリアやカラーフェリアの生じ易
い画像であった等の場合には、適正な仕上りの複写画像
の得率が低下する可能性がある。
【0028】このため請求項2記載の発明に係る写真プ
リンタは、画像が記録された写真フィルムの情報記録部
に記録されている情報を読み取る読取手段と、前記写真
フィルムに記録されている画像を測光する測光手段と、
前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前
記写真フィルムに記録されている画像の中から同一露光
量で露光すべき複数の画像を選択する選択手段と、前記
選択手段によって選択された複数の画像の各々を前記測
光手段が測光した結果に基づいて、前記選択された各画
像の露光量を各々演算し、第1の共通露光量として、前
記選択された各画像の露光量の平均値を演算する第1の
露光量演算手段と、前記第1の露光量演算手段によって
演算された第1の共通露光量を記憶する記憶手段と、第
2の共通露光量として、第1の露光量演算手段によって
演算された第1の共通露光量と、第1の露光量演算手段
によって過去に演算されて前記記憶手段に記憶されてい
る第1の共通露光量と、の平均値又は重み付け平均値を
演算する第2の露光量演算手段と、前記第2の露光量演
算手段によって演算された第2の共通露光量で前記複数
の画像を複写材料に各々露光する露光制御手段と、を含
んで構成している。
リンタは、画像が記録された写真フィルムの情報記録部
に記録されている情報を読み取る読取手段と、前記写真
フィルムに記録されている画像を測光する測光手段と、
前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前
記写真フィルムに記録されている画像の中から同一露光
量で露光すべき複数の画像を選択する選択手段と、前記
選択手段によって選択された複数の画像の各々を前記測
光手段が測光した結果に基づいて、前記選択された各画
像の露光量を各々演算し、第1の共通露光量として、前
記選択された各画像の露光量の平均値を演算する第1の
露光量演算手段と、前記第1の露光量演算手段によって
演算された第1の共通露光量を記憶する記憶手段と、第
2の共通露光量として、第1の露光量演算手段によって
演算された第1の共通露光量と、第1の露光量演算手段
によって過去に演算されて前記記憶手段に記憶されてい
る第1の共通露光量と、の平均値又は重み付け平均値を
演算する第2の露光量演算手段と、前記第2の露光量演
算手段によって演算された第2の共通露光量で前記複数
の画像を複写材料に各々露光する露光制御手段と、を含
んで構成している。
【0029】請求項2記載の発明では、第1の露光量演
算手段によって演算された第1の共通露光量が記憶手段
に記憶されるので、第1の露光量演算手段で第1の共通
露光量を演算する毎に、これが記憶手段に蓄積されるこ
とになる。なお、記憶手段に記憶する情報は第1の共通
露光量そのものに限定されるものではなく、例えば選択
手段によって選択された各画像毎の露光量等のように、
第1の共通露光量を導出可能な情報を記憶することによ
り、間接的に第1の共通露光量を記憶するようにしても
よい。
算手段によって演算された第1の共通露光量が記憶手段
に記憶されるので、第1の露光量演算手段で第1の共通
露光量を演算する毎に、これが記憶手段に蓄積されるこ
とになる。なお、記憶手段に記憶する情報は第1の共通
露光量そのものに限定されるものではなく、例えば選択
手段によって選択された各画像毎の露光量等のように、
第1の共通露光量を導出可能な情報を記憶することによ
り、間接的に第1の共通露光量を記憶するようにしても
よい。
【0030】また第2の露光量演算手段では、第2の共
通露光量として、第1の露光量演算手段によって演算さ
れた第1の共通露光量と、第1の露光量演算手段によっ
て過去に演算されて記憶手段に記憶されている第1の共
通露光量と、の平均値又は重み付け平均値を演算する。
通露光量として、第1の露光量演算手段によって演算さ
れた第1の共通露光量と、第1の露光量演算手段によっ
て過去に演算されて記憶手段に記憶されている第1の共
通露光量と、の平均値又は重み付け平均値を演算する。
【0031】このように、過去に演算されて記憶手段に
蓄積された第1の共通露光量を用いて最終的な露光量
(第2の共通露光量)を演算することによって、選択手
段によって選択された各画像から演算した第1の共通露
光量の値が、第2の共通露光量に影響を及ぼす度合いが
軽減されるので、選択手段によって選択された各画像の
画像内容が略一定でかつ濃度フェリアやカラーフェリア
の生じ易い画像であった等の場合にも、適正な仕上りの
複写画像の得率を向上させることができる。
蓄積された第1の共通露光量を用いて最終的な露光量
(第2の共通露光量)を演算することによって、選択手
段によって選択された各画像から演算した第1の共通露
光量の値が、第2の共通露光量に影響を及ぼす度合いが
軽減されるので、選択手段によって選択された各画像の
画像内容が略一定でかつ濃度フェリアやカラーフェリア
の生じ易い画像であった等の場合にも、適正な仕上りの
複写画像の得率を向上させることができる。
【0032】なお、記憶手段に記憶する第1の共通露光
量は、請求項3に記載したように、読取手段によって読
み取られた情報に含まれる、写真フィルムへの画像の撮
影記録に用いたカメラを識別する情報に応じて分類して
記憶するようにしてもよい。この場合、第2の露光量演
算手段は、過去に演算されて記憶手段に記憶されている
第1の共通露光量のうち、同一のカメラ又は同一のカメ
ラ種のカメラにより写真フィルムに撮影記録された画像
から演算した第1の共通露光量を用いて第2の共通露光
量を演算することが好ましい。
量は、請求項3に記載したように、読取手段によって読
み取られた情報に含まれる、写真フィルムへの画像の撮
影記録に用いたカメラを識別する情報に応じて分類して
記憶するようにしてもよい。この場合、第2の露光量演
算手段は、過去に演算されて記憶手段に記憶されている
第1の共通露光量のうち、同一のカメラ又は同一のカメ
ラ種のカメラにより写真フィルムに撮影記録された画像
から演算した第1の共通露光量を用いて第2の共通露光
量を演算することが好ましい。
【0033】カメラは、その機種毎に露出決定方式が異
なっており、露出精度は露出決定方式に依存する。これ
に対し、請求項3において、同一のカメラ種のカメラに
より写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第
1の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算するよ
うにした場合には、同一のカメラ種のカメラにより写真
フィルムに撮影記録された画像から演算した第1の共通
露光量が記憶手段に記憶・蓄積されていくに伴って、第
2の共通露光量として、前記カメラ種のカメラの露出精
度に応じた適正な露光量が演算されることになるので、
適正な仕上りの複写画像の得率を更に向上させることが
できる。
なっており、露出精度は露出決定方式に依存する。これ
に対し、請求項3において、同一のカメラ種のカメラに
より写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第
1の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算するよ
うにした場合には、同一のカメラ種のカメラにより写真
フィルムに撮影記録された画像から演算した第1の共通
露光量が記憶手段に記憶・蓄積されていくに伴って、第
2の共通露光量として、前記カメラ種のカメラの露出精
度に応じた適正な露光量が演算されることになるので、
適正な仕上りの複写画像の得率を更に向上させることが
できる。
【0034】一方、同一のカメラにより写真フィルムに
撮影記録された画像は、同一の撮影者によって撮影記録
された画像であると判断できる。また、撮影者自身が露
出を設定して画像の撮影記録を行う場合、撮影記録され
た画像には、撮影者固有の露出設定の傾向が反映され
る。これに対し、請求項3において、同一のカメラによ
り写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第1
の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算するよう
にした場合には、同一のカメラによって写真フィルムに
撮影記録された画像から演算した第1の共通露光量(す
なわち同一の撮影者によって写真フィルムに撮影記録さ
れた画像から演算した第1の共通露光量)が記憶手段に
記憶・蓄積されていくに伴って、第2の共通露光量とし
て、複写画像が撮影者の露出設定の傾向に応じた略一定
の仕上りとなる露光量が得られることになる。
撮影記録された画像は、同一の撮影者によって撮影記録
された画像であると判断できる。また、撮影者自身が露
出を設定して画像の撮影記録を行う場合、撮影記録され
た画像には、撮影者固有の露出設定の傾向が反映され
る。これに対し、請求項3において、同一のカメラによ
り写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第1
の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算するよう
にした場合には、同一のカメラによって写真フィルムに
撮影記録された画像から演算した第1の共通露光量(す
なわち同一の撮影者によって写真フィルムに撮影記録さ
れた画像から演算した第1の共通露光量)が記憶手段に
記憶・蓄積されていくに伴って、第2の共通露光量とし
て、複写画像が撮影者の露出設定の傾向に応じた略一定
の仕上りとなる露光量が得られることになる。
【0035】このように、同一の撮影者によって写真フ
ィルムに撮影記録された画像から得られる複写画像の仕
上りが略一定となるので、撮影者の撮影意図や好みに合
った仕上りの複写画像を得ることができると共に、複写
画像の仕上りに基づいて撮影者が自身の露出設定の傾向
を認識し(自動的に露出を決定するカメラを用いている
場合には、該カメラの露出精度等を認識できる)、意図
した仕上りの複写画像が得られるように画像の撮影記録
時の露出設定に反映することも可能となる。
ィルムに撮影記録された画像から得られる複写画像の仕
上りが略一定となるので、撮影者の撮影意図や好みに合
った仕上りの複写画像を得ることができると共に、複写
画像の仕上りに基づいて撮影者が自身の露出設定の傾向
を認識し(自動的に露出を決定するカメラを用いている
場合には、該カメラの露出精度等を認識できる)、意図
した仕上りの複写画像が得られるように画像の撮影記録
時の露出設定に反映することも可能となる。
【0036】なお、写真フィルムはフィルム種毎に感度
等の特性が異なっており、用途等に応じて撮影者がフィ
ルム種の異なる写真フィルムを使い分けることが多いこ
とを考慮すると、請求項4に記載したように、記憶手段
が、第1の共通露光量を、読取手段によって読み取られ
た情報に含まれる写真フィルムへの画像の撮影記録に用
いたカメラを識別する情報、及び写真フィルムのフィル
ム種に応じて分類して記憶し、第2の露光量演算手段
が、過去に演算されて記憶手段に記憶されている第1の
共通露光量のうち、同一のカメラにより同一フィルム種
の写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第1
の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算すること
が好ましい。
等の特性が異なっており、用途等に応じて撮影者がフィ
ルム種の異なる写真フィルムを使い分けることが多いこ
とを考慮すると、請求項4に記載したように、記憶手段
が、第1の共通露光量を、読取手段によって読み取られ
た情報に含まれる写真フィルムへの画像の撮影記録に用
いたカメラを識別する情報、及び写真フィルムのフィル
ム種に応じて分類して記憶し、第2の露光量演算手段
が、過去に演算されて記憶手段に記憶されている第1の
共通露光量のうち、同一のカメラにより同一フィルム種
の写真フィルムに撮影記録された画像から演算した第1
の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算すること
が好ましい。
【0037】なお、写真フィルムのフィルム種は、写真
フィルムの情報記録部にフィルム種を表す情報が記録さ
れている場合には、情報記録部から読み取った情報に基
づいて判別できる。また、写真フィルムを収納するカー
トリッジ等に、フィルム種を表す情報が例えばバーコー
ドやDXコード等の形態で記録されている場合には、該
情報をカートリッジ等から読み取ることによってフィル
ム種を判別することができる。
フィルムの情報記録部にフィルム種を表す情報が記録さ
れている場合には、情報記録部から読み取った情報に基
づいて判別できる。また、写真フィルムを収納するカー
トリッジ等に、フィルム種を表す情報が例えばバーコー
ドやDXコード等の形態で記録されている場合には、該
情報をカートリッジ等から読み取ることによってフィル
ム種を判別することができる。
【0038】請求項4の発明では、同一のカメラ(すな
わち同一の撮影者)によって撮影記録された画像から演
算した第1の共通露光量を、更に写真フィルムのフィル
ム種毎に分類して記憶し、同一の撮影者によって同一フ
ィルム種の写真フィルムに撮影記録された画像から演算
した第1の共通露光量のみを用いて第2の共通露光量を
演算するので、同一の撮影者によって同一フィルム種の
写真フィルムに撮影記録された画像から得られる複写画
像の仕上りが高い精度で一定となる。従って、撮影者の
撮影意図や好みにより合致した仕上りの複写画像を得る
ことができると共に、複写画像の仕上りに基づいて撮影
者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上りの
複写画像が得られるように画像の撮影記録時の露出設定
に反映することを更に容易に行うことができる。
わち同一の撮影者)によって撮影記録された画像から演
算した第1の共通露光量を、更に写真フィルムのフィル
ム種毎に分類して記憶し、同一の撮影者によって同一フ
ィルム種の写真フィルムに撮影記録された画像から演算
した第1の共通露光量のみを用いて第2の共通露光量を
演算するので、同一の撮影者によって同一フィルム種の
写真フィルムに撮影記録された画像から得られる複写画
像の仕上りが高い精度で一定となる。従って、撮影者の
撮影意図や好みにより合致した仕上りの複写画像を得る
ことができると共に、複写画像の仕上りに基づいて撮影
者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上りの
複写画像が得られるように画像の撮影記録時の露出設定
に反映することを更に容易に行うことができる。
【0039】なお、請求項2乃至請求項4において、記
憶手段を複数台の写真プリンタと通信回線等を介して接
続し、記憶手段に記憶されている情報を、複数台の写真
プリンタで共用してもよい。ここでいう複数台の写真プ
リンタは、同一ラボ内に設置されている写真プリンタの
みであっても、異なるラボに設置されている写真プリン
タを含んでいてもよい。
憶手段を複数台の写真プリンタと通信回線等を介して接
続し、記憶手段に記憶されている情報を、複数台の写真
プリンタで共用してもよい。ここでいう複数台の写真プ
リンタは、同一ラボ内に設置されている写真プリンタの
みであっても、異なるラボに設置されている写真プリン
タを含んでいてもよい。
【0040】また記憶手段を、請求項5に記載したよう
に、ユーザ毎に用意され、ユーザに所持される記憶媒体
を含んで構成し、第1の共通露光量を、複写材料への画
像の露光を行う写真フィルムと共にユーザから渡されて
装置本体に装着された記憶媒体に記憶するようにしても
よい。なお、ここでいうユーザは、撮影者であっても処
理依頼者であってもよい。この場合、第2の露光量演算
手段は、過去に演算されて前記装着された記憶媒体に記
憶されている第1の共通露光量を用いて第2の共通露光
量を演算することが好ましい。
に、ユーザ毎に用意され、ユーザに所持される記憶媒体
を含んで構成し、第1の共通露光量を、複写材料への画
像の露光を行う写真フィルムと共にユーザから渡されて
装置本体に装着された記憶媒体に記憶するようにしても
よい。なお、ここでいうユーザは、撮影者であっても処
理依頼者であってもよい。この場合、第2の露光量演算
手段は、過去に演算されて前記装着された記憶媒体に記
憶されている第1の共通露光量を用いて第2の共通露光
量を演算することが好ましい。
【0041】これにより、同一ユーザから渡された写真
フィルムに撮影記録されている画像から演算した第1の
共通露光量のみを用いて第2の共通露光量が演算される
ことになるので、同一のユーザから渡された写真フィル
ムに撮影記録されている画像から得られる複写画像の仕
上りが略一定となり、撮影意図や好みに合った仕上りの
複写画像の得率が更に向上する。また、各記憶媒体に記
憶されている各ユーザ毎の第1の共通露光量を、通信回
線等を介して接続されていない写真プリンタ同士であっ
ても共用することができると共に、第2の共通露光量の
演算に際し、過去に同一ユーザから渡された写真フィル
ムに撮影記録された画像から演算した第1の共通露光量
を判別する必要もなくなる。
フィルムに撮影記録されている画像から演算した第1の
共通露光量のみを用いて第2の共通露光量が演算される
ことになるので、同一のユーザから渡された写真フィル
ムに撮影記録されている画像から得られる複写画像の仕
上りが略一定となり、撮影意図や好みに合った仕上りの
複写画像の得率が更に向上する。また、各記憶媒体に記
憶されている各ユーザ毎の第1の共通露光量を、通信回
線等を介して接続されていない写真プリンタ同士であっ
ても共用することができると共に、第2の共通露光量の
演算に際し、過去に同一ユーザから渡された写真フィル
ムに撮影記録された画像から演算した第1の共通露光量
を判別する必要もなくなる。
【0042】請求項6記載の発明は、請求項1又は請求
項2の発明において、前記選択手段は、前記読取手段に
よって読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルム
に記録されている画像の中から同一露光量で露光すべき
複数の画像を選択する第1の選択手段と、前記第1の選
択手段によって選択された複数の画像の中から、露光量
を決定するための特定画像を選択する第2の選択手段
と、から成り、前記第1の露光量演算手段は、前記第2
の選択手段によって選択された特定画像を前記測光手段
が測光した結果に基づいて、前記特定画像の露光量及び
第1の共通露光量を演算することを特徴としている。
項2の発明において、前記選択手段は、前記読取手段に
よって読み取られた情報に基づいて、前記写真フィルム
に記録されている画像の中から同一露光量で露光すべき
複数の画像を選択する第1の選択手段と、前記第1の選
択手段によって選択された複数の画像の中から、露光量
を決定するための特定画像を選択する第2の選択手段
と、から成り、前記第1の露光量演算手段は、前記第2
の選択手段によって選択された特定画像を前記測光手段
が測光した結果に基づいて、前記特定画像の露光量及び
第1の共通露光量を演算することを特徴としている。
【0043】前述のように、個々の画像に対する露光量
演算の精度は各画像の画像内容等によって変化し、濃度
フェリアやカラーフェリアの生じ易い画像に対しては露
光量演算の精度が若干低下するので、選択手段によって
選択された画像に、濃度フェリアやカラーフェリアの生
じ易い画像が含まれていた等の場合には、適正な仕上り
の複写画像の得率が低下する可能性がある。これに対し
請求項6の発明は、写真フィルムに記録されている画像
の中から、第1の選択手段によって同一露光量で露光す
べき複数の画像が選択されると共に、第1の選択手段に
よって選択された複数の画像の中から、第2の選択手段
によって、露光量を決定するための特定画像が更に選択
される。
演算の精度は各画像の画像内容等によって変化し、濃度
フェリアやカラーフェリアの生じ易い画像に対しては露
光量演算の精度が若干低下するので、選択手段によって
選択された画像に、濃度フェリアやカラーフェリアの生
じ易い画像が含まれていた等の場合には、適正な仕上り
の複写画像の得率が低下する可能性がある。これに対し
請求項6の発明は、写真フィルムに記録されている画像
の中から、第1の選択手段によって同一露光量で露光す
べき複数の画像が選択されると共に、第1の選択手段に
よって選択された複数の画像の中から、第2の選択手段
によって、露光量を決定するための特定画像が更に選択
される。
【0044】これにより、第2の選択手段が、例えば主
要部と背景部の濃度が著しく異なる(この場合、濃度フ
ェリアが生じ易い)等のように、適正な仕上りが得られ
る露光量が得られる確率が低いと推定される画像を除外
して、露光量を決定するための特定画像を選択すること
により、第1の共通露光量として、濃度フェリアやカラ
ーフェリアの発生を防止できる適正な露光量を更に高い
確率で得ることができる。従って、適正な仕上りの複写
画像の得率を更に向上させることができる。
要部と背景部の濃度が著しく異なる(この場合、濃度フ
ェリアが生じ易い)等のように、適正な仕上りが得られ
る露光量が得られる確率が低いと推定される画像を除外
して、露光量を決定するための特定画像を選択すること
により、第1の共通露光量として、濃度フェリアやカラ
ーフェリアの発生を防止できる適正な露光量を更に高い
確率で得ることができる。従って、適正な仕上りの複写
画像の得率を更に向上させることができる。
【0045】請求項7記載の発明は、請求項1又は請求
項2の発明において、画像を表示するための表示手段
と、前記写真フィルムに記録されている画像を撮像する
撮像手段と、前記撮像手段による撮像によって得られた
画像信号と、前記第1の露光量演算手段又は前記第2の
露光量演算手段によって演算された共通露光量に基づい
て、前記選択された複数の画像を前記共通露光量で複写
材料に各々露光して得られる複写画像を各々推定し、推
定した複数の画像を前記表示手段に表示させる表示制御
手段と、共通露光量を修正する情報を入力するための第
1の入力手段と、前記第1の入力手段を介して入力され
た情報に基づいて、前記露光制御手段が前記複数の画像
を各々露光する際に用いる共通露光量を修正する露光量
修正手段と、を更に備えたことを特徴としている。
項2の発明において、画像を表示するための表示手段
と、前記写真フィルムに記録されている画像を撮像する
撮像手段と、前記撮像手段による撮像によって得られた
画像信号と、前記第1の露光量演算手段又は前記第2の
露光量演算手段によって演算された共通露光量に基づい
て、前記選択された複数の画像を前記共通露光量で複写
材料に各々露光して得られる複写画像を各々推定し、推
定した複数の画像を前記表示手段に表示させる表示制御
手段と、共通露光量を修正する情報を入力するための第
1の入力手段と、前記第1の入力手段を介して入力され
た情報に基づいて、前記露光制御手段が前記複数の画像
を各々露光する際に用いる共通露光量を修正する露光量
修正手段と、を更に備えたことを特徴としている。
【0046】請求項7の発明では、写真フィルムに記録
されている画像が撮像手段によって撮像され、表示制御
手段では、撮像によって得られた画像信号と、第1の露
光量演算手段又は第2の露光量演算手段によって演算さ
れた共通露光量に基づいて、選択手段によって選択され
た複数の画像を前記共通露光量で複写材料に各々露光し
て得られる複写画像を各々推定し、推定した複数の画像
を表示手段に表示させる。これにより、表示手段には第
1の露光量演算手段又は第2の露光量演算手段によって
演算された最終的な共通露光量で露光を行ったときの複
写画像が推定されて表示され、オペレータが複写画像の
仕上りを事前に検定することが可能となる。
されている画像が撮像手段によって撮像され、表示制御
手段では、撮像によって得られた画像信号と、第1の露
光量演算手段又は第2の露光量演算手段によって演算さ
れた共通露光量に基づいて、選択手段によって選択され
た複数の画像を前記共通露光量で複写材料に各々露光し
て得られる複写画像を各々推定し、推定した複数の画像
を表示手段に表示させる。これにより、表示手段には第
1の露光量演算手段又は第2の露光量演算手段によって
演算された最終的な共通露光量で露光を行ったときの複
写画像が推定されて表示され、オペレータが複写画像の
仕上りを事前に検定することが可能となる。
【0047】また、請求項7の発明では、共通露光量を
修正する情報を入力するための第1の入力手段が設けら
れており、露光量修正手段では、第1の入力手段を介し
て入力された情報に基づき、露光制御手段が複数の画像
を各々露光する際に用いる共通露光量を修正する。これ
により、表示手段に表示された画像を検定したオペレー
タが共通露光量を修正すべきと判断した場合には、第1
の入力手段を介して共通露光量を修正する情報を入力す
れば、露光量修正手段によって共通露光量が修正される
ことになる。
修正する情報を入力するための第1の入力手段が設けら
れており、露光量修正手段では、第1の入力手段を介し
て入力された情報に基づき、露光制御手段が複数の画像
を各々露光する際に用いる共通露光量を修正する。これ
により、表示手段に表示された画像を検定したオペレー
タが共通露光量を修正すべきと判断した場合には、第1
の入力手段を介して共通露光量を修正する情報を入力す
れば、露光量修正手段によって共通露光量が修正される
ことになる。
【0048】従って、第1の露光量演算手段又は第2の
露光量演算手段によって演算された共通露光量が、複写
画像の仕上りが適正となる適正な露光量と異なっていた
としても、複写画像の仕上りが適正となるように前記共
通露光量を修正することができるので、適正な仕上りの
複写画像の得率を更に向上させることができる。
露光量演算手段によって演算された共通露光量が、複写
画像の仕上りが適正となる適正な露光量と異なっていた
としても、複写画像の仕上りが適正となるように前記共
通露光量を修正することができるので、適正な仕上りの
複写画像の得率を更に向上させることができる。
【0049】ところで、選択手段によって選択された複
数の画像の各々に対し、第1の露光量演算手段又は第2
の露光量演算手段によって演算された共通露光量で露光
を行った場合、各複写画像が全て適正な仕上りになると
は限らず、画像によっては共通露光量を微修正して露光
した方が適正な仕上りが得られる場合も生じ得る。上記
を考慮すると、請求項8に記載したように、選択された
複数の画像のうち特定の画像の露光量を修正する情報を
入力するための第2の入力手段を更に備え、露光制御手
段は、前記特定の画像の露光時には、第2の入力手段を
介して入力された情報に基づいて前記共通露光量を修正
して複写材料に露光することが好ましい。
数の画像の各々に対し、第1の露光量演算手段又は第2
の露光量演算手段によって演算された共通露光量で露光
を行った場合、各複写画像が全て適正な仕上りになると
は限らず、画像によっては共通露光量を微修正して露光
した方が適正な仕上りが得られる場合も生じ得る。上記
を考慮すると、請求項8に記載したように、選択された
複数の画像のうち特定の画像の露光量を修正する情報を
入力するための第2の入力手段を更に備え、露光制御手
段は、前記特定の画像の露光時には、第2の入力手段を
介して入力された情報に基づいて前記共通露光量を修正
して複写材料に露光することが好ましい。
【0050】請求項8の発明では、表示手段に表示され
た画像を検定したオペレータが、特定の画像の露光量を
例えば微修正すべきと判断した場合に、第2の入力手段
を介して前記特定の画像の露光量を微修正する情報を入
力すれば、前記特定の画像の露光時に、露光制御手段に
よって共通露光量が微修正されて複写材料への露光が行
われることになる。従って、適正な仕上りの複写画像の
得率を更に向上させることができる。
た画像を検定したオペレータが、特定の画像の露光量を
例えば微修正すべきと判断した場合に、第2の入力手段
を介して前記特定の画像の露光量を微修正する情報を入
力すれば、前記特定の画像の露光時に、露光制御手段に
よって共通露光量が微修正されて複写材料への露光が行
われることになる。従って、適正な仕上りの複写画像の
得率を更に向上させることができる。
【0051】請求項9記載の発明は、請求項1又は請求
項2の発明において、前記第1の露光量演算手段が前記
選択手段によって選択された各画像について各々演算す
る露光量のうちの何れかを修正する情報を入力するため
の第3の入力手段を更に備え、第1の露光量演算手段
は、前記選択手段によって選択された各画像のうち前記
第3の入力手段を介して露光量を修正する情報が入力さ
れた画像について、演算した露光量を前記入力された情
報に基づいて修正した後に第1の共通露光量を演算する
ことを特徴としている。
項2の発明において、前記第1の露光量演算手段が前記
選択手段によって選択された各画像について各々演算す
る露光量のうちの何れかを修正する情報を入力するため
の第3の入力手段を更に備え、第1の露光量演算手段
は、前記選択手段によって選択された各画像のうち前記
第3の入力手段を介して露光量を修正する情報が入力さ
れた画像について、演算した露光量を前記入力された情
報に基づいて修正した後に第1の共通露光量を演算する
ことを特徴としている。
【0052】請求項9記載の発明では、第1の露光量演
算手段が選択手段によって選択された各画像について各
々演算する露光量のうちの何れかを修正する情報が第3
の入力手段を介して入力される。なお、上記の情報を入
力することで、何れの画像の露光量をどのように修正す
るかについては、例えば写真フィルムに記録されている
画像をオペレータが事前に検定し、その結果に基づいて
オペレータが定めることができる。
算手段が選択手段によって選択された各画像について各
々演算する露光量のうちの何れかを修正する情報が第3
の入力手段を介して入力される。なお、上記の情報を入
力することで、何れの画像の露光量をどのように修正す
るかについては、例えば写真フィルムに記録されている
画像をオペレータが事前に検定し、その結果に基づいて
オペレータが定めることができる。
【0053】また請求項7の発明と同様に、写真フィル
ムに記録されている画像を撮像し、撮像によって得られ
た画像信号と、第1の露光量演算手段によって各画像毎
に演算された露光量と、に基づいて、各画像を前記露光
量で複写材料に各々露光して得られる複写画像を各々推
定し、推定した複数の画像を表示手段に表示し、表示し
た画像をオペレータに検定させるようにしてもよい。ま
た単に、撮像によって得られた信号に基づいて、写真フ
ィルムに記録されている画像を表示手段に表示し、表示
した画像をオペレータに検定させるようにしてもよい。
この場合、オペレータは表示手段に表示された画像を検
定した結果に基づいて、何れの画像の露光量をどのよう
に修正するかを定めることができる。
ムに記録されている画像を撮像し、撮像によって得られ
た画像信号と、第1の露光量演算手段によって各画像毎
に演算された露光量と、に基づいて、各画像を前記露光
量で複写材料に各々露光して得られる複写画像を各々推
定し、推定した複数の画像を表示手段に表示し、表示し
た画像をオペレータに検定させるようにしてもよい。ま
た単に、撮像によって得られた信号に基づいて、写真フ
ィルムに記録されている画像を表示手段に表示し、表示
した画像をオペレータに検定させるようにしてもよい。
この場合、オペレータは表示手段に表示された画像を検
定した結果に基づいて、何れの画像の露光量をどのよう
に修正するかを定めることができる。
【0054】そして請求項9の発明では、第1の露光量
演算手段が、前記選択された各画像のうち第3の入力手
段を介して露光量を修正する情報が入力された画像につ
いて、演算した露光量を前記入力された情報に基づいて
修正した後に第1の共通露光量を演算するので、第1の
露光量として、撮影者の意図した適正な仕上りの複写画
像を高い得率で得られる露光量を得ることができる。
演算手段が、前記選択された各画像のうち第3の入力手
段を介して露光量を修正する情報が入力された画像につ
いて、演算した露光量を前記入力された情報に基づいて
修正した後に第1の共通露光量を演算するので、第1の
露光量として、撮影者の意図した適正な仕上りの複写画
像を高い得率で得られる露光量を得ることができる。
【0055】請求項10記載の発明は、請求項1又は請
求項2の発明は、前記第1の露光量演算手段は、前記選
択手段によって選択された各画像について、前記測光手
段による測光結果から求まる各画像毎の平均濃度に基づ
いて基本露光量を求め、基本露光量を補正して各画像毎
の露光量を演算し、前記各画像毎の平均濃度又は基本露
光量を表す情報を保持する保持手段と、前記保持手段に
保持されている情報に基づき、露光量修正量として、前
記第1の露光量演算手段又は第2の露光量演算手段で演
算された共通露光量と、前記各画像毎の基本露光量と、
の露光量差を求める露光量修正量演算手段と、前記露光
量修正量演算手段によって演算された露光量修正量を表
す情報を写真フィルムの情報記録部に記録する書込手段
と、を更に備えたことを特徴としている。
求項2の発明は、前記第1の露光量演算手段は、前記選
択手段によって選択された各画像について、前記測光手
段による測光結果から求まる各画像毎の平均濃度に基づ
いて基本露光量を求め、基本露光量を補正して各画像毎
の露光量を演算し、前記各画像毎の平均濃度又は基本露
光量を表す情報を保持する保持手段と、前記保持手段に
保持されている情報に基づき、露光量修正量として、前
記第1の露光量演算手段又は第2の露光量演算手段で演
算された共通露光量と、前記各画像毎の基本露光量と、
の露光量差を求める露光量修正量演算手段と、前記露光
量修正量演算手段によって演算された露光量修正量を表
す情報を写真フィルムの情報記録部に記録する書込手段
と、を更に備えたことを特徴としている。
【0056】請求項10の発明では、第1の露光量演算
手段が、各画像毎の平均濃度に基づいて基本露光量を求
め、基本露光量を補正して各画像毎の露光量を演算して
おり、各画像毎の平均濃度又は基本露光量を表す情報は
保持手段によって保持される。また露光量修正量演算手
段は、保持手段に保持されている情報に基づき、露光量
修正量として、第1の露光量演算手段又は第2の露光量
演算手段で演算された共通露光量(すなわち最終的な共
通露光量)と、各画像毎の基本露光量と、の露光量差を
求め、露光量修正量演算手段によって演算された露光量
修正量を表す情報は、書込手段によって写真フィルムの
情報記録部に記録される。
手段が、各画像毎の平均濃度に基づいて基本露光量を求
め、基本露光量を補正して各画像毎の露光量を演算して
おり、各画像毎の平均濃度又は基本露光量を表す情報は
保持手段によって保持される。また露光量修正量演算手
段は、保持手段に保持されている情報に基づき、露光量
修正量として、第1の露光量演算手段又は第2の露光量
演算手段で演算された共通露光量(すなわち最終的な共
通露光量)と、各画像毎の基本露光量と、の露光量差を
求め、露光量修正量演算手段によって演算された露光量
修正量を表す情報は、書込手段によって写真フィルムの
情報記録部に記録される。
【0057】これにより、写真フィルムに記録されてい
る画像の露光を、期間を隔てて再度行う場合であって
も、前記画像を測光した結果に基づいて基本露光量を演
算すると共に、過去に露光を行った際に写真フィルムの
情報記録部に記録された露光量修正量を表す情報を読み
取り、演算した基本露光量を前記露光量修正量によって
修正することにより、複写画像の仕上りが、過去に露光
を行った際と略同一となるように露光量を演算すること
が可能となる。
る画像の露光を、期間を隔てて再度行う場合であって
も、前記画像を測光した結果に基づいて基本露光量を演
算すると共に、過去に露光を行った際に写真フィルムの
情報記録部に記録された露光量修正量を表す情報を読み
取り、演算した基本露光量を前記露光量修正量によって
修正することにより、複写画像の仕上りが、過去に露光
を行った際と略同一となるように露光量を演算すること
が可能となる。
【0058】請求項11記載の発明に係る露光制御方法
は、画像が記録された写真フィルムの情報記録部に記録
されている情報を読み取り、前記読み取った情報に基づ
いて、前記写真フィルムに記録されている画像の中から
同一露光量で露光すべき複数の画像を選択すると共に、
前記写真フィルムに記録されている画像を測光し、前記
選択した複数の画像の各々を測光した結果に基づいて、
前記選択した各画像の露光量を各々演算し、共通露光量
として、前記選択した各画像の露光量の平均値を演算
し、前記演算した共通露光量で前記複数の画像を各々露
光する。
は、画像が記録された写真フィルムの情報記録部に記録
されている情報を読み取り、前記読み取った情報に基づ
いて、前記写真フィルムに記録されている画像の中から
同一露光量で露光すべき複数の画像を選択すると共に、
前記写真フィルムに記録されている画像を測光し、前記
選択した複数の画像の各々を測光した結果に基づいて、
前記選択した各画像の露光量を各々演算し、共通露光量
として、前記選択した各画像の露光量の平均値を演算
し、前記演算した共通露光量で前記複数の画像を各々露
光する。
【0059】請求項11の発明では、画像が記録された
写真フィルムの情報記録部に記録されている情報に基づ
いて、同一露光量で露光すべき複数の画像を選択し、選
択した各画像の露光量の平均値を共通露光量として演算
し、該共通露光量で前記複数の画像を各々露光するの
で、請求項1の発明と同様に、同一露光量での露光が指
示された複数の画像から適正かつ一定の仕上りの複写画
像を高い得率で得ることができる。
写真フィルムの情報記録部に記録されている情報に基づ
いて、同一露光量で露光すべき複数の画像を選択し、選
択した各画像の露光量の平均値を共通露光量として演算
し、該共通露光量で前記複数の画像を各々露光するの
で、請求項1の発明と同様に、同一露光量での露光が指
示された複数の画像から適正かつ一定の仕上りの複写画
像を高い得率で得ることができる。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。
施形態の一例を詳細に説明する。
【0061】〔第1実施形態〕図1には本発明の写真プ
リンタとしての写真焼付装置10が示されている。写真
焼付装置10は、ネガフィルムNに記録された画像を焼
付けるための露光光を射出する光源12を備えている。
光源12の光射出側には、露光光路に対し互いに独立に
進退移動可能なC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イ
エロー)の3枚のフィルタから成る色補正フィルタ1
4、色補正フィルタ14を透過した光を拡散する拡散ボ
ックス16が順に配置されている。色補正フィルタ14
はドライバ50を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、制御装置86によって3枚のフ
ィルタの移動が各々制御される。
リンタとしての写真焼付装置10が示されている。写真
焼付装置10は、ネガフィルムNに記録された画像を焼
付けるための露光光を射出する光源12を備えている。
光源12の光射出側には、露光光路に対し互いに独立に
進退移動可能なC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イ
エロー)の3枚のフィルタから成る色補正フィルタ1
4、色補正フィルタ14を透過した光を拡散する拡散ボ
ックス16が順に配置されている。色補正フィルタ14
はドライバ50を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、制御装置86によって3枚のフ
ィルタの移動が各々制御される。
【0062】また、拡散ボックス16の上方側にはネガ
フィルムNの搬送路が形成されており、光源12の光軸
から若干離間した位置には、ネガフィルムNを搬送する
搬送ローラ対18が設けられている。搬送ローラ対18
はモータ52の駆動軸に連結されており、モータ52の
駆動力が伝達されることにより回転し、ネガフィルムN
を搬送する。モータ52はドライバ54を介して制御装
置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装
置86によって駆動が制御される。また拡散ボックス1
6の上方側には、光源12の光軸に一致する位置にネガ
マスク20が配置されている。
フィルムNの搬送路が形成されており、光源12の光軸
から若干離間した位置には、ネガフィルムNを搬送する
搬送ローラ対18が設けられている。搬送ローラ対18
はモータ52の駆動軸に連結されており、モータ52の
駆動力が伝達されることにより回転し、ネガフィルムN
を搬送する。モータ52はドライバ54を介して制御装
置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御装
置86によって駆動が制御される。また拡散ボックス1
6の上方側には、光源12の光軸に一致する位置にネガ
マスク20が配置されている。
【0063】本実施形態に係る写真焼付装置10には、
ネガフィルムNとして、フィルムの乳剤層形成面と反対
側の面に全面に亘って透明な磁性材料が塗布されて磁気
層が形成され、図2に示すように、画像記録範囲外に情
報を磁気記録するための磁気トラック98(本発明の情
報記録部に相当)が形成されたネガフィルム100がセ
ットされる。
ネガフィルムNとして、フィルムの乳剤層形成面と反対
側の面に全面に亘って透明な磁性材料が塗布されて磁気
層が形成され、図2に示すように、画像記録範囲外に情
報を磁気記録するための磁気トラック98(本発明の情
報記録部に相当)が形成されたネガフィルム100がセ
ットされる。
【0064】ネガフィルム100の磁気トラック98に
は、フィルム種を表す情報が予め磁気記録されている。
また磁気トラック98には、カメラによる画像の撮影記
録時に、カメラによって、被写体輝度、撮影倍率、スト
ロボ発光条件、撮影日時、撮影時刻等の撮影情報、前記
カメラを識別する情報が磁気記録される。更に磁気トラ
ック98には、ネガフィルム100に撮影記録した画像
中に、同一露光量で露光すべき画像が存在している場合
には、カメラを介してユーザによって、FTPM信号又
はシリーズシーン信号(詳細は後述)が磁気トラック9
8に磁気記録される。
は、フィルム種を表す情報が予め磁気記録されている。
また磁気トラック98には、カメラによる画像の撮影記
録時に、カメラによって、被写体輝度、撮影倍率、スト
ロボ発光条件、撮影日時、撮影時刻等の撮影情報、前記
カメラを識別する情報が磁気記録される。更に磁気トラ
ック98には、ネガフィルム100に撮影記録した画像
中に、同一露光量で露光すべき画像が存在している場合
には、カメラを介してユーザによって、FTPM信号又
はシリーズシーン信号(詳細は後述)が磁気トラック9
8に磁気記録される。
【0065】また、ネガマスク20を挟んでネガフィル
ムNの搬送路に沿った両側には、ネガフィルム100の
磁気トラック98に対応して読取ヘッド22及び書込ヘ
ッド24が配置されている。なお、読取ヘッド22は本
発明の読取手段に対応している。読取ヘッド22は増幅
器58、アナログ−デジタル変換器(以下、A/D変換
器という)60を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、ネガフィルム100の磁気トラ
ック98に磁気記録された情報を読み取ることによって
読取ヘッド22から出力された信号は、増幅器58で増
幅され、A/D変換器60でデジタルデータに変換され
て制御装置86に入力される。
ムNの搬送路に沿った両側には、ネガフィルム100の
磁気トラック98に対応して読取ヘッド22及び書込ヘ
ッド24が配置されている。なお、読取ヘッド22は本
発明の読取手段に対応している。読取ヘッド22は増幅
器58、アナログ−デジタル変換器(以下、A/D変換
器という)60を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、ネガフィルム100の磁気トラ
ック98に磁気記録された情報を読み取ることによって
読取ヘッド22から出力された信号は、増幅器58で増
幅され、A/D変換器60でデジタルデータに変換され
て制御装置86に入力される。
【0066】また、書込ヘッド24は増幅器62、デジ
タル−アナログ変換器(以下、D/A変換器という)6
4を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続さ
れている。制御装置86から、ネガフィルム100の磁
気トラック98に書込むべき情報が出力されると、該情
報がD/A変換器64によってアナログ信号に変換さ
れ、増幅器62によって増幅された後に書込ヘッド24
に供給されることにより、前記情報が磁気トラック98
に磁気記録される。
タル−アナログ変換器(以下、D/A変換器という)6
4を介して制御装置86の入出力ポート86Eに接続さ
れている。制御装置86から、ネガフィルム100の磁
気トラック98に書込むべき情報が出力されると、該情
報がD/A変換器64によってアナログ信号に変換さ
れ、増幅器62によって増幅された後に書込ヘッド24
に供給されることにより、前記情報が磁気トラック98
に磁気記録される。
【0067】ネガマスク20の上方には、ネガフィルム
Nを透過した光を2方向に分配する分配用プリズム26
が配置されている。分配用プリズム26によって2方向
に分配された一方の光の光軸(露光光軸)上には、露光
レンズ28、ブラックシャッタ30が順に配置されてい
る。ブラックシャッタ30はドライバ68を介して制御
装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御
装置86によって開閉が制御される。
Nを透過した光を2方向に分配する分配用プリズム26
が配置されている。分配用プリズム26によって2方向
に分配された一方の光の光軸(露光光軸)上には、露光
レンズ28、ブラックシャッタ30が順に配置されてい
る。ブラックシャッタ30はドライバ68を介して制御
装置86の入出力ポート86Eに接続されており、制御
装置86によって開閉が制御される。
【0068】ブラックシャッタ30の上方には印画紙P
の搬送路が形成されており、露光光軸から若干離間した
位置には、印画紙Pを搬送する搬送ローラ対32が設け
られている。搬送ローラ対32はモータ70の駆動軸に
連結されており、モータ70の駆動力が伝達されること
により回転し、印画紙Pを搬送する。モータ70はドラ
イバ72を介して制御装置86の入出力ポート86Eに
接続されており、制御装置86によって駆動が制御され
る。ブラックシャッタ30の上方でかつ露光光軸に一致
する位置にはペーパマスク34が配置されている。
の搬送路が形成されており、露光光軸から若干離間した
位置には、印画紙Pを搬送する搬送ローラ対32が設け
られている。搬送ローラ対32はモータ70の駆動軸に
連結されており、モータ70の駆動力が伝達されること
により回転し、印画紙Pを搬送する。モータ70はドラ
イバ72を介して制御装置86の入出力ポート86Eに
接続されており、制御装置86によって駆動が制御され
る。ブラックシャッタ30の上方でかつ露光光軸に一致
する位置にはペーパマスク34が配置されている。
【0069】また、分配用プリズム26によって分配さ
れた他方の光が射出される側には、分配用プリズム26
から入射された光を更に2方向に分配する分配用プリズ
ム36が配置されており、分配用プリズム36によって
分配された一方の光の光軸上には結像レンズ38、測光
器40が順に配置されている。
れた他方の光が射出される側には、分配用プリズム26
から入射された光を更に2方向に分配する分配用プリズ
ム36が配置されており、分配用プリズム36によって
分配された一方の光の光軸上には結像レンズ38、測光
器40が順に配置されている。
【0070】測光器40はマトリクス状に配列された多
数の受光素子を備えている。測光器40の受光面には、
ネガフィルムN上の画像記録領域を透過した光が入射さ
れ、ネガフィルムNを多数個に分割しR、G、Bの各成
分色に分解して測光する。測光器40は増幅器78、A
/D変換器80を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、測光器40から出力された測光
結果を表す信号は、増幅器78で増幅され、A/D変換
器80でデジタルデータに変換されて制御装置86に入
力される。なお、測光器40及び結像レンズ38は本発
明の測光手段に対応している。
数の受光素子を備えている。測光器40の受光面には、
ネガフィルムN上の画像記録領域を透過した光が入射さ
れ、ネガフィルムNを多数個に分割しR、G、Bの各成
分色に分解して測光する。測光器40は増幅器78、A
/D変換器80を介して制御装置86の入出力ポート8
6Eに接続されており、測光器40から出力された測光
結果を表す信号は、増幅器78で増幅され、A/D変換
器80でデジタルデータに変換されて制御装置86に入
力される。なお、測光器40及び結像レンズ38は本発
明の測光手段に対応している。
【0071】分配用プリズム36によって分配された他
方の光の光軸上には、結像レンズ42、撮像用CCDセ
ンサ44が順に配置されている。撮像用CCDセンサ4
4にはネガフィルムNの画像記録領域を透過した光が入
射され、ネガフィルムN上の画像記録領域を多数画素に
分割し、各画素をR、G、Bの各成分色に分解して撮像
する。撮像用CCDセンサ44は増幅器82、A/D変
換器84を介して制御装置86の入出力ポート86Eに
接続されており、撮像用CCDセンサ44から出力され
た撮像信号は、増幅器82で増幅され、A/D変換器8
4でデジタルデータに変換されて制御装置86に入力さ
れる。撮像用CCDセンサ44は請求項7に記載の撮像
手段に対応している。
方の光の光軸上には、結像レンズ42、撮像用CCDセ
ンサ44が順に配置されている。撮像用CCDセンサ4
4にはネガフィルムNの画像記録領域を透過した光が入
射され、ネガフィルムN上の画像記録領域を多数画素に
分割し、各画素をR、G、Bの各成分色に分解して撮像
する。撮像用CCDセンサ44は増幅器82、A/D変
換器84を介して制御装置86の入出力ポート86Eに
接続されており、撮像用CCDセンサ44から出力され
た撮像信号は、増幅器82で増幅され、A/D変換器8
4でデジタルデータに変換されて制御装置86に入力さ
れる。撮像用CCDセンサ44は請求項7に記載の撮像
手段に対応している。
【0072】制御装置86は、CPU86A、ROM8
6B、RAM86C、画像メモリ86D及び入出力ポー
ト86Eを備えており、これらがバスを介して互いに接
続されて構成されている。入出力ポート86Eには、L
CD又はCRTから成るディスプレイ88と、オペレー
タが各種情報を入力するためのテンキー等のキーボード
90と、が接続されている。なお、ディスプレイ88は
請求項7に記載の表示手段に対応しており、キーボード
90は請求項7に記載の第1の入力手段及び請求項8に
記載の第2の入力手段に対応している。
6B、RAM86C、画像メモリ86D及び入出力ポー
ト86Eを備えており、これらがバスを介して互いに接
続されて構成されている。入出力ポート86Eには、L
CD又はCRTから成るディスプレイ88と、オペレー
タが各種情報を入力するためのテンキー等のキーボード
90と、が接続されている。なお、ディスプレイ88は
請求項7に記載の表示手段に対応しており、キーボード
90は請求項7に記載の第1の入力手段及び請求項8に
記載の第2の入力手段に対応している。
【0073】次に本第1実施形態の作用として、写真焼
付装置10にネガフィルム100がセットされると制御
装置86のCPU86Aで実行される写真焼付処理につ
いて、図3のフローチャートを参照して説明する。
付装置10にネガフィルム100がセットされると制御
装置86のCPU86Aで実行される写真焼付処理につ
いて、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0074】ステップ200ではモータ52を介して搬
送ローラ対18を駆動し、ネガフィルム100を所定方
向に搬送すると共に、ネガフィルム100の磁気トラッ
ク98に磁気記録されている情報を読取ヘッド22によ
って読み取る。読取ヘッド22によって読み取られた情
報は、増幅器58、A/D変換器60を介してデジタル
データに変換されて制御装置86に入力され、制御装置
86のRAM86C等に記憶される。
送ローラ対18を駆動し、ネガフィルム100を所定方
向に搬送すると共に、ネガフィルム100の磁気トラッ
ク98に磁気記録されている情報を読取ヘッド22によ
って読み取る。読取ヘッド22によって読み取られた情
報は、増幅器58、A/D変換器60を介してデジタル
データに変換されて制御装置86に入力され、制御装置
86のRAM86C等に記憶される。
【0075】次のステップ203では、光源12を点灯
させると共にモータ52を介して搬送ローラ対18を駆
動し、ネガフィルム100を所定方向と逆方向に搬送す
る。ステップ204では、測光位置(光源12の光軸に
一致する位置)にネガ画像が到達したか否か判定する。
判定が否定された場合にはステップ203へ戻り、ネガ
フィルム100の搬送を継続する。ステップ204の判
定が肯定されると、ステップ206でネガフィルム10
0の搬送を停止し、ネガ画像を測光位置に位置決めす
る。
させると共にモータ52を介して搬送ローラ対18を駆
動し、ネガフィルム100を所定方向と逆方向に搬送す
る。ステップ204では、測光位置(光源12の光軸に
一致する位置)にネガ画像が到達したか否か判定する。
判定が否定された場合にはステップ203へ戻り、ネガ
フィルム100の搬送を継続する。ステップ204の判
定が肯定されると、ステップ206でネガフィルム10
0の搬送を停止し、ネガ画像を測光位置に位置決めす
る。
【0076】ステップ208では、測光位置に位置決め
したネガ画像を測光器40によって測光し、測光器40
から増幅器78、A/D変換器80を介して入力される
データを、ネガ画像の各画素毎の濃度値を表す測光デー
タに変換し、RAM86C等に記憶する。ステップ21
0では、ネガフィルム100の全てのネガ画像が測光位
置を通過したか否か判定する。判定が否定された場合に
はステップ202へ戻り、未測光のネガ画像に対する位
置決め、測光を繰り返す。ネガフィルム100の全ての
ネガ画像に対する測光を完了してステップ210の判定
が肯定されると、ステップ212へ移行する。
したネガ画像を測光器40によって測光し、測光器40
から増幅器78、A/D変換器80を介して入力される
データを、ネガ画像の各画素毎の濃度値を表す測光デー
タに変換し、RAM86C等に記憶する。ステップ21
0では、ネガフィルム100の全てのネガ画像が測光位
置を通過したか否か判定する。判定が否定された場合に
はステップ202へ戻り、未測光のネガ画像に対する位
置決め、測光を繰り返す。ネガフィルム100の全ての
ネガ画像に対する測光を完了してステップ210の判定
が肯定されると、ステップ212へ移行する。
【0077】ステップ212では、ステップ200で磁
気トラック98から読み取った情報に基づいて、ネガフ
ィルム100に記録されている各ネガ画像の中に、同一
露光量で露光すべきネガ画像が有るか否か判定する。こ
の判定は、例えば以下のようにして行うことができる。
気トラック98から読み取った情報に基づいて、ネガフ
ィルム100に記録されている各ネガ画像の中に、同一
露光量で露光すべきネガ画像が有るか否か判定する。こ
の判定は、例えば以下のようにして行うことができる。
【0078】すなわち、ユーザが、ネガフィルム100
に記録されている全てのネガ画像を同一露光量で露光す
ることを所望している場合、ユーザによって磁気トラッ
ク98にFTPM信号が磁気記録される。このため、磁
気トラック98から読み取った情報にFTPM信号が含
まれていた場合には、同一露光量で露光すべきネガ画像
が有ると判断する(ステップ212の判定が肯定)と共
に、ネガフィルム100の全てのネガ画像を、同一露光
量で露光すべきネガ画像と判断する。
に記録されている全てのネガ画像を同一露光量で露光す
ることを所望している場合、ユーザによって磁気トラッ
ク98にFTPM信号が磁気記録される。このため、磁
気トラック98から読み取った情報にFTPM信号が含
まれていた場合には、同一露光量で露光すべきネガ画像
が有ると判断する(ステップ212の判定が肯定)と共
に、ネガフィルム100の全てのネガ画像を、同一露光
量で露光すべきネガ画像と判断する。
【0079】またユーザが、ネガフィルム100に記録
されているネガ画像のうちの一部(一連のネガ画像)を
同一露光量で露光することを所望している場合、ユーザ
によって磁気トラック98に、前記一連のネガ画像の先
頭及び末尾の画像に対応してシリーズシーン信号が磁気
記録される。このため、磁気トラック98から読み取っ
た情報にシリーズシーン信号が含まれていた場合には、
同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断する(ス
テップ212の判定が肯定)と共に、シリーズシーン信
号の記録位置より判断できる一連のネガ画像を、同一露
光量で露光すべきネガ画像と判断する。
されているネガ画像のうちの一部(一連のネガ画像)を
同一露光量で露光することを所望している場合、ユーザ
によって磁気トラック98に、前記一連のネガ画像の先
頭及び末尾の画像に対応してシリーズシーン信号が磁気
記録される。このため、磁気トラック98から読み取っ
た情報にシリーズシーン信号が含まれていた場合には、
同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断する(ス
テップ212の判定が肯定)と共に、シリーズシーン信
号の記録位置より判断できる一連のネガ画像を、同一露
光量で露光すべきネガ画像と判断する。
【0080】更に、磁気トラック98にFTPM信号や
シリーズシーン信号等の指示信号が磁気記録されていな
い場合であっても、磁気トラック98に磁気記録されて
いる撮影情報等の他の情報に基づいて、同一露光量で露
光すべきネガ画像が有るか否かを自動的に判定すること
も可能である。
シリーズシーン信号等の指示信号が磁気記録されていな
い場合であっても、磁気トラック98に磁気記録されて
いる撮影情報等の他の情報に基づいて、同一露光量で露
光すべきネガ画像が有るか否かを自動的に判定すること
も可能である。
【0081】例えば1本のネガフィルムに、撮影時刻の
差が小さく、ストロボ発光条件、撮影倍率、被写体輝度
等が同一又は近似している複数の画像が存在していた場
合、これらの画像は類似のシーンを撮影した画像、すな
わち同一露光量で露光すべき画像である可能性が非常に
高い。また、ステップ208におけるネガ画像に対する
測光によって得られた測光データより求まるネガ画像の
画像特徴量(例えば画面平均濃度等)が近似していた場
合には、同一露光量で露光すべきネガ画像である確度は
更に高いと判断できる。
差が小さく、ストロボ発光条件、撮影倍率、被写体輝度
等が同一又は近似している複数の画像が存在していた場
合、これらの画像は類似のシーンを撮影した画像、すな
わち同一露光量で露光すべき画像である可能性が非常に
高い。また、ステップ208におけるネガ画像に対する
測光によって得られた測光データより求まるネガ画像の
画像特徴量(例えば画面平均濃度等)が近似していた場
合には、同一露光量で露光すべきネガ画像である確度は
更に高いと判断できる。
【0082】上記のように、ネガフィルム100に記録
されている各ネガ画像の撮影条件や画像特徴量を比較
し、これらが近似しているネガ画像が複数存在していた
場合に、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断
し(ステップ212の判定が肯定)、撮影条件や画像特
徴量が近似している複数のネガ画像を、同一露光量で露
光すべきネガ画像と判断するようにしてもよい。
されている各ネガ画像の撮影条件や画像特徴量を比較
し、これらが近似しているネガ画像が複数存在していた
場合に、同一露光量で露光すべきネガ画像が有ると判断
し(ステップ212の判定が肯定)、撮影条件や画像特
徴量が近似している複数のネガ画像を、同一露光量で露
光すべきネガ画像と判断するようにしてもよい。
【0083】なおステップ212において、同一露光量
で露光すべきネガ画像が有ると判断した場合の、同一露
光量で露光すべきネガ画像の選択は、本発明の選択手段
(より詳しくは請求項6に記載の第1の選択手段)に対
応している。
で露光すべきネガ画像が有ると判断した場合の、同一露
光量で露光すべきネガ画像の選択は、本発明の選択手段
(より詳しくは請求項6に記載の第1の選択手段)に対
応している。
【0084】ステップ212の判定が肯定された場合に
はステップ216へ移行し、ステップ212で同一露光
量で露光すべきと判断した複数のネガ画像から、該複数
のネガ画像に対して共通に用いる露光量(以下、共通露
光量という)の演算に用いる特定ネガ画像を選択する。
このステップ216も本発明の選択手段(より詳しくは
請求項6に記載の第2の選択手段)に対応する処理であ
り、例えば以下に記載した選択方法や選択方法を適
用して行うことができる。
はステップ216へ移行し、ステップ212で同一露光
量で露光すべきと判断した複数のネガ画像から、該複数
のネガ画像に対して共通に用いる露光量(以下、共通露
光量という)の演算に用いる特定ネガ画像を選択する。
このステップ216も本発明の選択手段(より詳しくは
請求項6に記載の第2の選択手段)に対応する処理であ
り、例えば以下に記載した選択方法や選択方法を適
用して行うことができる。
【0085】主要部抽出精度に基づく選択方法 一般に、個々のネガ画像に対する露光量である個別露光
量は、ネガ画像の画面平均濃度等に基づいて求まる基本
露光量と、濃度フェリアやカラーフェリア等が生じない
ように基本露光量を補正するための露光補正量と、の和
として演算される(詳細は後述)。露光補正量について
は従来より種々の演算方法が提案されているが、ネガ画
像中の主要部(例えば人物の顔に相当する領域等)を抽
出し、抽出した主要部の色、濃度等に基づいて露光補正
量を演算する演算方法を適用した場合、露光補正量とし
て適正な値が設定されるか否かは、ネガ画像に対する主
要部の抽出精度に依存する。
量は、ネガ画像の画面平均濃度等に基づいて求まる基本
露光量と、濃度フェリアやカラーフェリア等が生じない
ように基本露光量を補正するための露光補正量と、の和
として演算される(詳細は後述)。露光補正量について
は従来より種々の演算方法が提案されているが、ネガ画
像中の主要部(例えば人物の顔に相当する領域等)を抽
出し、抽出した主要部の色、濃度等に基づいて露光補正
量を演算する演算方法を適用した場合、露光補正量とし
て適正な値が設定されるか否かは、ネガ画像に対する主
要部の抽出精度に依存する。
【0086】従って、各ネガ画像から適正な値の個別露
光量が演算されるか否かは、各ネガ画像に対する主要部
抽出精度を判定することで推定可能である。ネガ画像に
対する主要部の抽出精度は、ネガ画像の構成の複雑度に
よって変化する(構成の複雑度が低い方が主要部の抽出
精度が高い)ことが本願発明者によって既に明らかとな
っているので(特願平7-307097号、特願平8-7699号参
照)、共通露光量の演算に用いる特定ネガ画像として
は、主要部抽出精度が高いと推定されるネガ画像、すな
わち構成の複雑度が比較的低いネガ画像を選択すればよ
い。そして、ネガ画像の構成の複雑度は、本願出願人が
既に特願平7-307097号、特願平8-7699号で提案している
ように、以下に記載した何れかの判定方法により判定す
ることができる。
光量が演算されるか否かは、各ネガ画像に対する主要部
抽出精度を判定することで推定可能である。ネガ画像に
対する主要部の抽出精度は、ネガ画像の構成の複雑度に
よって変化する(構成の複雑度が低い方が主要部の抽出
精度が高い)ことが本願発明者によって既に明らかとな
っているので(特願平7-307097号、特願平8-7699号参
照)、共通露光量の演算に用いる特定ネガ画像として
は、主要部抽出精度が高いと推定されるネガ画像、すな
わち構成の複雑度が比較的低いネガ画像を選択すればよ
い。そして、ネガ画像の構成の複雑度は、本願出願人が
既に特願平7-307097号、特願平8-7699号で提案している
ように、以下に記載した何れかの判定方法により判定す
ることができる。
【0087】(顔領域に関する特徴量に基づく複雑度の
判定)同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の各々に
対し、周知の顔領域抽出処理(詳細は後述)を行い、顔
領域抽出処理によって抽出された顔領域に関する特徴量
に基づいて、各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。顔
領域に関する特徴量としては、例えば抽出された顔領域
の数、抽出された顔領域のサイズの分布(サイズのばら
つき度合い)、抽出された各顔領域の平均濃度の分布
(平均濃度のばらつき度合い)の何れかを用いることが
できる。また、上記の顔領域に関する複数の特徴量を組
み合わせて、画像の構成の複雑度を判定してもよい。
判定)同一露光量で露光すべき複数のネガ画像の各々に
対し、周知の顔領域抽出処理(詳細は後述)を行い、顔
領域抽出処理によって抽出された顔領域に関する特徴量
に基づいて、各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。顔
領域に関する特徴量としては、例えば抽出された顔領域
の数、抽出された顔領域のサイズの分布(サイズのばら
つき度合い)、抽出された各顔領域の平均濃度の分布
(平均濃度のばらつき度合い)の何れかを用いることが
できる。また、上記の顔領域に関する複数の特徴量を組
み合わせて、画像の構成の複雑度を判定してもよい。
【0088】(色の分布に基づく複雑度の判定)例とし
て図4に示すように、RとGの色差を横軸、GとBの色
差を縦軸にとった色座標に対し、色座標の原点の周囲の
領域を、色座標の原点で座標軸と交差しする複数本の
軸、及び各々色座標の原点を中心とする複数個の同心状
の円により複数個の領域に分割する。そして、同一露光
量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが表す各画
素のR、G、B毎の濃度値に基づいて、ネガ画像中の各
画素の色を前記色座標上に点をプロットし、1個以上の
点がプロットされた領域の数をカウントし、カウント値
に基づいて各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
て図4に示すように、RとGの色差を横軸、GとBの色
差を縦軸にとった色座標に対し、色座標の原点の周囲の
領域を、色座標の原点で座標軸と交差しする複数本の
軸、及び各々色座標の原点を中心とする複数個の同心状
の円により複数個の領域に分割する。そして、同一露光
量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが表す各画
素のR、G、B毎の濃度値に基づいて、ネガ画像中の各
画素の色を前記色座標上に点をプロットし、1個以上の
点がプロットされた領域の数をカウントし、カウント値
に基づいて各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
【0089】(画素間の濃度差に基づく複雑度の判定)
同一露光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが
表す各画素の濃度値に基づいて、ネガ画像中の隣接する
画素間の濃度差を、所定のラインに沿って前記ライン上
の各画素について順に演算する。そして、ラインに沿っ
た濃度差の変化が、図5(A)に示すように比較的滑ら
かか、図5(B)に示すように複雑に変化しているかを
識別するための特徴量(例えば濃度差の分散、濃度差の
絶対値をラインに沿って積算した値、濃度差をラインに
沿って微分して得られた微分値の絶対値をラインに沿っ
て積算した値、前記微分値の符号が変化している箇所の
数をラインに沿ってカウントした値等)を求める。上記
処理を画像中の全ライン或いは所定間隔で選択した複数
のラインについて各々行い、各ライン毎に求めた前記特
徴量を総合して各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
同一露光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが
表す各画素の濃度値に基づいて、ネガ画像中の隣接する
画素間の濃度差を、所定のラインに沿って前記ライン上
の各画素について順に演算する。そして、ラインに沿っ
た濃度差の変化が、図5(A)に示すように比較的滑ら
かか、図5(B)に示すように複雑に変化しているかを
識別するための特徴量(例えば濃度差の分散、濃度差の
絶対値をラインに沿って積算した値、濃度差をラインに
沿って微分して得られた微分値の絶対値をラインに沿っ
て積算した値、前記微分値の符号が変化している箇所の
数をラインに沿ってカウントした値等)を求める。上記
処理を画像中の全ライン或いは所定間隔で選択した複数
のラインについて各々行い、各ライン毎に求めた前記特
徴量を総合して各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
【0090】(画素間の濃度差、色差より抽出した背景
部に基づく複雑度の判定)同一露光量で露光すべき各ネ
ガ画像毎に、測光データが表す各画素のR、G、B毎の
濃度値に基づいて、隣接する画素との濃度差、色差を演
算し、濃度差及び色差が所定値未満であった場合には前
記画素との類似性が高いと判定し前記画素に隣接する画
素を対象として上記処理を行うことを繰り返し、濃度差
及び色差が所定値以上であった場合は隣接する画素の類
似性が低いと判断して処理を終了することを、ネガ画像
の周縁部から画像の中心部へ向けて順に行う。そして、
類似性が高いと判断した画素から成る、画像の周縁部に
接している領域を、画像の背景に相当する背景部として
抽出し、抽出した背景部の面積に基づいて各ネガ画像の
構成の複雑度を判定する。
部に基づく複雑度の判定)同一露光量で露光すべき各ネ
ガ画像毎に、測光データが表す各画素のR、G、B毎の
濃度値に基づいて、隣接する画素との濃度差、色差を演
算し、濃度差及び色差が所定値未満であった場合には前
記画素との類似性が高いと判定し前記画素に隣接する画
素を対象として上記処理を行うことを繰り返し、濃度差
及び色差が所定値以上であった場合は隣接する画素の類
似性が低いと判断して処理を終了することを、ネガ画像
の周縁部から画像の中心部へ向けて順に行う。そして、
類似性が高いと判断した画素から成る、画像の周縁部に
接している領域を、画像の背景に相当する背景部として
抽出し、抽出した背景部の面積に基づいて各ネガ画像の
構成の複雑度を判定する。
【0091】(画像分割に基づく複雑度の判定)同一露
光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが表す各
画素のR、G、B毎の濃度値に基づいて、ネガ画像を複
数の領域に分割する。このネガ画像の分割は、測光デー
タに基づいて色相値(及び彩度値)についてのヒストグ
ラムを求め、求めたヒストグラムを山毎に分割し、各画
素が分割した山の何れに属するかを判断して各画素を分
割した山に対応する群に分け、各群毎に画像を複数の領
域に分割する、所謂クラスタ分析を適用することができ
る。また、濃度値の微分等により画像中のエッジ(輪郭
線)を検出し、検出した輪郭線に基づいてネガ画像の分
割を行ったり、先の背景部抽出で説明した判定を画像全
面に亘って実行し、判定結果に基づいて、互いに類似性
が高いと判断した画素のみから成る複数の領域にネガ画
像を分割するようにしてもよい。そして、上記の分割に
より得られた領域の数、各領域の面積の平均値等に基づ
いて各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光データが表す各
画素のR、G、B毎の濃度値に基づいて、ネガ画像を複
数の領域に分割する。このネガ画像の分割は、測光デー
タに基づいて色相値(及び彩度値)についてのヒストグ
ラムを求め、求めたヒストグラムを山毎に分割し、各画
素が分割した山の何れに属するかを判断して各画素を分
割した山に対応する群に分け、各群毎に画像を複数の領
域に分割する、所謂クラスタ分析を適用することができ
る。また、濃度値の微分等により画像中のエッジ(輪郭
線)を検出し、検出した輪郭線に基づいてネガ画像の分
割を行ったり、先の背景部抽出で説明した判定を画像全
面に亘って実行し、判定結果に基づいて、互いに類似性
が高いと判断した画素のみから成る複数の領域にネガ画
像を分割するようにしてもよい。そして、上記の分割に
より得られた領域の数、各領域の面積の平均値等に基づ
いて各ネガ画像の構成の複雑度を判定する。
【0092】(ヒストグラムの形状に基づく複雑度の判
定)同一露光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光デー
タが表す各画素の濃度値に基づいて、各画素の濃度値に
ついてのヒストグラムを求める。そして、求めたヒスト
グラムの形状が、図6の(A)に示すように山及び谷の
数が少ない形状に近いか、図6(B)に示すように多数
の山及び谷が存在し、各山のピークにおける高さも低い
形状に近いかを識別するための特徴量(例えば山や谷の
数、各山のピークにおける高さの平均値等)を求め、該
特徴量に基づいて各ネガ画像の構成の複雑度を判定す
る。
定)同一露光量で露光すべき各ネガ画像毎に、測光デー
タが表す各画素の濃度値に基づいて、各画素の濃度値に
ついてのヒストグラムを求める。そして、求めたヒスト
グラムの形状が、図6の(A)に示すように山及び谷の
数が少ない形状に近いか、図6(B)に示すように多数
の山及び谷が存在し、各山のピークにおける高さも低い
形状に近いかを識別するための特徴量(例えば山や谷の
数、各山のピークにおける高さの平均値等)を求め、該
特徴量に基づいて各ネガ画像の構成の複雑度を判定す
る。
【0093】なお、複雑度判定方法は上記に限定される
ものではなく、上述した複雑度判定方法を組み合わせて
複雑度を判定してもよい。
ものではなく、上述した複雑度判定方法を組み合わせて
複雑度を判定してもよい。
【0094】露光補正量に基づく選択方法 先にも述べたように個別露光量は、ネガ画像の画面平均
濃度等に基づいて求まる基本露光量と、該基本露光量に
対する露光補正量との和として演算される。この露光補
正量による補正量は、ネガ画像中の主要部の濃度や色バ
ランスと、ネガ画像の全体的な濃度や色バランスと、の
偏差が大きくなるに従って大きくなるが、露光補正量に
よる補正量が大きくなるに伴って、露光補正量の演算方
法にも依存するが露光補正量による補正の精度が低下
し、個別露光量を用いて露光した際の適正な仕上りのプ
リント画像の得率も低下することが知られている。
濃度等に基づいて求まる基本露光量と、該基本露光量に
対する露光補正量との和として演算される。この露光補
正量による補正量は、ネガ画像中の主要部の濃度や色バ
ランスと、ネガ画像の全体的な濃度や色バランスと、の
偏差が大きくなるに従って大きくなるが、露光補正量に
よる補正量が大きくなるに伴って、露光補正量の演算方
法にも依存するが露光補正量による補正の精度が低下
し、個別露光量を用いて露光した際の適正な仕上りのプ
リント画像の得率も低下することが知られている。
【0095】一方、露光補正量による補正量が0又は0
に近い値となるネガ画像は、濃度フェリアやカラーフェ
リアのない標準的なシーンを撮影記録した画像であり、
プリント画像が適正な仕上りとなる適正な値の個別露光
量が得られる確率が非常に高い。このため、各ネガ画像
から適正な値の個別露光量が演算されるか否かは、各ネ
ガ画像に対する露光補正量による補正の程度に基づいて
推定可能である。
に近い値となるネガ画像は、濃度フェリアやカラーフェ
リアのない標準的なシーンを撮影記録した画像であり、
プリント画像が適正な仕上りとなる適正な値の個別露光
量が得られる確率が非常に高い。このため、各ネガ画像
から適正な値の個別露光量が演算されるか否かは、各ネ
ガ画像に対する露光補正量による補正の程度に基づいて
推定可能である。
【0096】また露光補正量は、その演算方法にもよる
が、画面中心部の平均濃度や最大濃度、画像周辺部の平
均濃度、画面全体の平均濃度、最大濃度、最小濃度、画
像中の肌色部分の濃度や色バランス、画像中の中性色部
分の濃度、或いは顔領域抽出処理等によって抽出された
顔領域の濃度や色バランス等の画像特徴量に基づいて演
算される。
が、画面中心部の平均濃度や最大濃度、画像周辺部の平
均濃度、画面全体の平均濃度、最大濃度、最小濃度、画
像中の肌色部分の濃度や色バランス、画像中の中性色部
分の濃度、或いは顔領域抽出処理等によって抽出された
顔領域の濃度や色バランス等の画像特徴量に基づいて演
算される。
【0097】従って、上記のような画像特徴量を求めて
露光補正量を演算し、演算した露光補正量による補正量
が0又は0に近いネガ画像を、各ネガ画像に対する共通
露光量の演算に用いる特定ネガ画像として選択すること
ができる。この選択方法によれば、ネガフィルムに記録
されているネガ画像が、同一シーンに対し露出を段階的
に変更して撮影する、所謂ブラケット露光により撮影記
録されたネガ画像であった等の場合に、共通露光量の演
算に用いる特定ネガ画像として、明らかに露出アンダの
ネガ画像や、明らかに露出オーバのネガ画像を除外して
選択することができる。
露光補正量を演算し、演算した露光補正量による補正量
が0又は0に近いネガ画像を、各ネガ画像に対する共通
露光量の演算に用いる特定ネガ画像として選択すること
ができる。この選択方法によれば、ネガフィルムに記録
されているネガ画像が、同一シーンに対し露出を段階的
に変更して撮影する、所謂ブラケット露光により撮影記
録されたネガ画像であった等の場合に、共通露光量の演
算に用いる特定ネガ画像として、明らかに露出アンダの
ネガ画像や、明らかに露出オーバのネガ画像を除外して
選択することができる。
【0098】なお、共通露光量の演算に用いる特定画像
の選択方法は、上記に限定されるものではなく、個別露
光量として適正な露光量が演算される確率が高いと推定
されるネガ画像を選択する方法、或いは個別露光量とし
て適正な露光量が演算される確率が低いと推定されるネ
ガ画像を除去する方法であれば、任意の方法を適用でき
ることは言うまでもない。また、ステップ216におい
て、選択する特定ネガ画像の数は複数であることが望ま
しいが、1個であってもよい。
の選択方法は、上記に限定されるものではなく、個別露
光量として適正な露光量が演算される確率が高いと推定
されるネガ画像を選択する方法、或いは個別露光量とし
て適正な露光量が演算される確率が低いと推定されるネ
ガ画像を除去する方法であれば、任意の方法を適用でき
ることは言うまでもない。また、ステップ216におい
て、選択する特定ネガ画像の数は複数であることが望ま
しいが、1個であってもよい。
【0099】上記のようにして共通露光量の演算に用い
る特定ネガ画像の選択を行うとステップ218へ移行
し、個別露光量で露光すべきネガ画像、及び同一露光量
で露光すべきネガ画像のうちステップ216で選択した
ネガ画像の各々に対し、個別露光量Eの演算を行う。な
お本実施形態では、個別露光量Eを次の(1)式に従っ
て演算する。
る特定ネガ画像の選択を行うとステップ218へ移行
し、個別露光量で露光すべきネガ画像、及び同一露光量
で露光すべきネガ画像のうちステップ216で選択した
ネガ画像の各々に対し、個別露光量Eの演算を行う。な
お本実施形態では、個別露光量Eを次の(1)式に従っ
て演算する。
【0100】 logEj =Sj ・(DNj −Dj )+Kj +DX+DYj …(1) 但し、DNは基準複写画像の画面平均濃度、Dは各ネガ
画像の画面平均濃度、Sはスロープ係数、Kは定数、D
Xは露光濃度補正量、DYjは露光色補正量、jはR、
G、Bの何れかを表す。なお、スロープ係数Sの値はネ
ガフィムNの種類及び透過濃度Dに応じて定まり、定数
Kの値は印画紙Pの種類、写真焼付装置の種類、引伸し
倍率、ネガフィルムの特性等に応じて定まる。
画像の画面平均濃度、Sはスロープ係数、Kは定数、D
Xは露光濃度補正量、DYjは露光色補正量、jはR、
G、Bの何れかを表す。なお、スロープ係数Sの値はネ
ガフィムNの種類及び透過濃度Dに応じて定まり、定数
Kの値は印画紙Pの種類、写真焼付装置の種類、引伸し
倍率、ネガフィルムの特性等に応じて定まる。
【0101】(1)式の露光量演算式において、露光補
正量DX、DYj以外の項によって演算される露光量を
基本露光量と称している。露光色補正量DYjは、例え
ば多数の画像から高彩度の画素を除去する等によって各
々選択した画素の平均濃度、或いは所定の基準に従って
各画素の重み係数を定めて演算した多数の画像の各画素
の濃度値の重み付き平均値等と、画面平均濃度Djとの
差である。
正量DX、DYj以外の項によって演算される露光量を
基本露光量と称している。露光色補正量DYjは、例え
ば多数の画像から高彩度の画素を除去する等によって各
々選択した画素の平均濃度、或いは所定の基準に従って
各画素の重み係数を定めて演算した多数の画像の各画素
の濃度値の重み付き平均値等と、画面平均濃度Djとの
差である。
【0102】一方、露光濃度補正量DXは写真プリント
中の主要部に相当する領域が適正な濃度及び色となるよ
うに基本露光量を補正するための補正量であり、例えば
前記測光データより演算できるネガ画像中の主要部に相
当する領域と相関の高い複数の画像特徴量を用いて統計
的に決定することができる。
中の主要部に相当する領域が適正な濃度及び色となるよ
うに基本露光量を補正するための補正量であり、例えば
前記測光データより演算できるネガ画像中の主要部に相
当する領域と相関の高い複数の画像特徴量を用いて統計
的に決定することができる。
【0103】具体的には、特開昭52-23936号公報や特開
昭54-28131号公報に記載されているように、前記測光デ
ータより主要部に相当する領域と相関の高い画像特徴量
として、濃度の最大値、最小値、測光領域全面の平均濃
度、ネガ画像の中心部の平均濃度、ネガ画像の周縁部の
平均濃度、ネガ画像の各画素の濃度差等を演算し、演算
した画像特徴量に基づいて露光濃度補正量DXを統計的
に決定する演算方法を適用することができる。また、ネ
ガ画像中の濃度が最大の部分又はハイライト部又はシャ
ドー部が、写真プリント上で適正な濃度及び色となるよ
うに露光濃度補正量DXを演算するようにしてもよい。
昭54-28131号公報に記載されているように、前記測光デ
ータより主要部に相当する領域と相関の高い画像特徴量
として、濃度の最大値、最小値、測光領域全面の平均濃
度、ネガ画像の中心部の平均濃度、ネガ画像の周縁部の
平均濃度、ネガ画像の各画素の濃度差等を演算し、演算
した画像特徴量に基づいて露光濃度補正量DXを統計的
に決定する演算方法を適用することができる。また、ネ
ガ画像中の濃度が最大の部分又はハイライト部又はシャ
ドー部が、写真プリント上で適正な濃度及び色となるよ
うに露光濃度補正量DXを演算するようにしてもよい。
【0104】また、ネガ画像中の主要部に相当する領域
(例えばネガ画像中に存在する人物の顔に相当する顔領
域)を抽出し、該領域の写真プリント上における濃度及
び色が適正となるように露光濃度補正量DXを演算する
ようにしてもよい。顔領域の抽出方法として、例えば特
開昭 52-156624号公報、特開昭 52-156625号公報、特開
昭53-12330号公報、特開昭 53-145620号公報、特開昭 5
3-145621号公報、特開昭 53-145622号公報等に記載され
ているように、ネガ画像の測光によって得られた測光デ
ータに基づき、各画素が色座標上で肌色の範囲内に含ま
れているか否か判定し、肌色の範囲内と判断した画素の
クラスタ(群)が存在している領域を顔領域として抽出
することができる。
(例えばネガ画像中に存在する人物の顔に相当する顔領
域)を抽出し、該領域の写真プリント上における濃度及
び色が適正となるように露光濃度補正量DXを演算する
ようにしてもよい。顔領域の抽出方法として、例えば特
開昭 52-156624号公報、特開昭 52-156625号公報、特開
昭53-12330号公報、特開昭 53-145620号公報、特開昭 5
3-145621号公報、特開昭 53-145622号公報等に記載され
ているように、ネガ画像の測光によって得られた測光デ
ータに基づき、各画素が色座標上で肌色の範囲内に含ま
れているか否か判定し、肌色の範囲内と判断した画素の
クラスタ(群)が存在している領域を顔領域として抽出
することができる。
【0105】また、特開平4-346333号公報に記載されて
いるように、ネガ画像の測光によって得られた測光デー
タに基づいて色相値(及び彩度値)についてのヒストグ
ラムを求め、求めたヒストグラムを山毎に分割し、各画
素点が分割した山の何れに属するかを判断して各画素を
分割した山に対応する群に分け、各群毎にネガ画像を複
数の領域に分割し、該複数の領域のうち人物の顔に相当
する領域を推定し、推定した領域を顔領域として抽出す
るようにしてもよい。
いるように、ネガ画像の測光によって得られた測光デー
タに基づいて色相値(及び彩度値)についてのヒストグ
ラムを求め、求めたヒストグラムを山毎に分割し、各画
素点が分割した山の何れに属するかを判断して各画素を
分割した山に対応する群に分け、各群毎にネガ画像を複
数の領域に分割し、該複数の領域のうち人物の顔に相当
する領域を推定し、推定した領域を顔領域として抽出す
るようにしてもよい。
【0106】更に、特願平6-265850号、特願平6-266598
号に記載されているように、ネガ画像の測光によって得
られた測光データに基づいてネガ画像中に存在する人物
の各部に特有の形状パターン(例えば頭部の輪郭、顔の
輪郭、顔の内部構造、胴体の輪郭等を表す形状パター
ン)の何れか1つを探索し、検出した形状パターンの大
きさ、向き、検出した形状パターンが表す人物の所定部
分と人物の顔との位置関係に応じて、人物の顔に相当す
ると推定される領域を設定する。また、検出した形状パ
ターンと異なる他の形状パターンを探索し、先に設定し
た領域の、人物の顔としての整合性を求めて顔領域とし
て抽出するようにしてもよい。
号に記載されているように、ネガ画像の測光によって得
られた測光データに基づいてネガ画像中に存在する人物
の各部に特有の形状パターン(例えば頭部の輪郭、顔の
輪郭、顔の内部構造、胴体の輪郭等を表す形状パター
ン)の何れか1つを探索し、検出した形状パターンの大
きさ、向き、検出した形状パターンが表す人物の所定部
分と人物の顔との位置関係に応じて、人物の顔に相当す
ると推定される領域を設定する。また、検出した形状パ
ターンと異なる他の形状パターンを探索し、先に設定し
た領域の、人物の顔としての整合性を求めて顔領域とし
て抽出するようにしてもよい。
【0107】また、ネガ画像の測光によって得られた測
光データに基づき、各画素が、色座標上で明らかに背景
に属する特定の色(例えば空や海の青、芝生や木の緑
等)の範囲内に含まれているか否か判定し、前記特定の
色範囲内と判断した画素のクラスタ(群)が存在してい
る領域を画像中の非主要部に相当する領域と判断して除
去し、残った領域を主要部に相当する領域(顔領域)と
して抽出してもよいし、或いは特願平6-265850号、特願
平6-266598号に記載されているように、前述のようにし
てネガ画像を複数の領域に分割した後に、各領域毎に非
主要部領域としての特徴量(輪郭に含まれる直線部分の
比率、線対称度、凹凸数、画像外縁との接触率、領域内
の濃度コントラスト、領域内の濃度の変化パターンの有
無等)を求め、求めた特徴量に基づいて各領域が非主要
部領域か否か判定し非主要部と判断した領域を除去し、
残った領域を主要部領域(顔候補領域)として抽出する
ようにしてもよい。
光データに基づき、各画素が、色座標上で明らかに背景
に属する特定の色(例えば空や海の青、芝生や木の緑
等)の範囲内に含まれているか否か判定し、前記特定の
色範囲内と判断した画素のクラスタ(群)が存在してい
る領域を画像中の非主要部に相当する領域と判断して除
去し、残った領域を主要部に相当する領域(顔領域)と
して抽出してもよいし、或いは特願平6-265850号、特願
平6-266598号に記載されているように、前述のようにし
てネガ画像を複数の領域に分割した後に、各領域毎に非
主要部領域としての特徴量(輪郭に含まれる直線部分の
比率、線対称度、凹凸数、画像外縁との接触率、領域内
の濃度コントラスト、領域内の濃度の変化パターンの有
無等)を求め、求めた特徴量に基づいて各領域が非主要
部領域か否か判定し非主要部と判断した領域を除去し、
残った領域を主要部領域(顔候補領域)として抽出する
ようにしてもよい。
【0108】なお、上述した露光濃度補正量DXの演算
方法は単なる一例であり、上述した演算方法以外に、従
来より周知の種々の演算方法を適用可能であることは言
うまでもない。
方法は単なる一例であり、上述した演算方法以外に、従
来より周知の種々の演算方法を適用可能であることは言
うまでもない。
【0109】ステップ220では、同一露光量で露光す
べきネガ画像のうちステップ216で選択したネガ画像
についてステップ218で各々演算した個別露光量Eの
平均値を、共通露光量E0 (本発明の第1の共通露光
量)として演算し、ステップ270へ移行する。なお、
ステップ216で選択したネガ画像の数が1個であった
場合には、該ネガ画像について演算した個別露光量Eを
共通露光量E0 として設定する。また、共通露光量E0
は本発明の第1の共通露光量に対応しており、ステップ
218、220は本発明の第1の露光量演算手段に対応
している。
べきネガ画像のうちステップ216で選択したネガ画像
についてステップ218で各々演算した個別露光量Eの
平均値を、共通露光量E0 (本発明の第1の共通露光
量)として演算し、ステップ270へ移行する。なお、
ステップ216で選択したネガ画像の数が1個であった
場合には、該ネガ画像について演算した個別露光量Eを
共通露光量E0 として設定する。また、共通露光量E0
は本発明の第1の共通露光量に対応しており、ステップ
218、220は本発明の第1の露光量演算手段に対応
している。
【0110】一方、ステップ212において、ネガフィ
ルム100に同一露光量で露光すべきネガ画像が無いと
判断された場合(ステップ212の判定が否定された場
合)には、ステップ214でネガフィルム100の全て
のネガ画像に対し、先のステップ218と同様にして個
別露光量を各々演算した後にステップ270へ移行す
る。
ルム100に同一露光量で露光すべきネガ画像が無いと
判断された場合(ステップ212の判定が否定された場
合)には、ステップ214でネガフィルム100の全て
のネガ画像に対し、先のステップ218と同様にして個
別露光量を各々演算した後にステップ270へ移行す
る。
【0111】ステップ270ではネガフィルム100を
所定方向に搬送し、ステップ272ではネガ画像が露光
位置(光源12の光軸に一致する位置:測光位置と同一
位置)に到達したか否か判定する。判定が否定された場
合にはステップ270に戻り、ネガフィルム100の搬
送を継続する。ネガ画像が露光位置に到達するとステッ
プ272の判定が肯定され、ステップ274でネガフィ
ルム100の搬送を停止する。
所定方向に搬送し、ステップ272ではネガ画像が露光
位置(光源12の光軸に一致する位置:測光位置と同一
位置)に到達したか否か判定する。判定が否定された場
合にはステップ270に戻り、ネガフィルム100の搬
送を継続する。ネガ画像が露光位置に到達するとステッ
プ272の判定が肯定され、ステップ274でネガフィ
ルム100の搬送を停止する。
【0112】次のステップ276では、露光位置に位置
決めしたネガ画像が、同一露光量で露光すべきネガ画像
か否か判定する。判定が肯定された場合にはステップ2
78へ移行し、色補正フィルタ14及びブラックシャッ
タ30の作動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ
画像を先のステップ220で演算した共通露光量E0で
印画紙Pに焼付けた後にステップ282へ移行する。こ
のステップ278は本発明の露光制御手段に対応してい
る。また、ステップ276の判定が否定された場合に
は、色補正フィルタ14及びブラックシャッタ30の作
動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ画像を先の
ステップ218で演算した該ネガ画像に対応する個別露
光量Eで印画紙Pに焼付けた後に、ステップ282へ移
行する。
決めしたネガ画像が、同一露光量で露光すべきネガ画像
か否か判定する。判定が肯定された場合にはステップ2
78へ移行し、色補正フィルタ14及びブラックシャッ
タ30の作動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ
画像を先のステップ220で演算した共通露光量E0で
印画紙Pに焼付けた後にステップ282へ移行する。こ
のステップ278は本発明の露光制御手段に対応してい
る。また、ステップ276の判定が否定された場合に
は、色補正フィルタ14及びブラックシャッタ30の作
動を制御して、露光位置に位置決めしたネガ画像を先の
ステップ218で演算した該ネガ画像に対応する個別露
光量Eで印画紙Pに焼付けた後に、ステップ282へ移
行する。
【0113】ステップ282では、ネガフィルム100
に記録されている全てのネガ画像が露光位置を通過した
か、すなわち全てのネガ画像に対して印画紙Pへの焼付
けを行ったか否か判定する。判定が否定された場合には
ステップ270へ戻り、全てのネガ画像を印画紙Pに焼
付ける迄の間、ステップ270〜282を繰り返す。全
てのネガ画像を印画紙Pに焼付けると、ステップ282
の判定が肯定されてステップ284へ移行し、ネガフィ
ルム100を所定方向と逆方向に搬送した後に処理を終
了する。
に記録されている全てのネガ画像が露光位置を通過した
か、すなわち全てのネガ画像に対して印画紙Pへの焼付
けを行ったか否か判定する。判定が否定された場合には
ステップ270へ戻り、全てのネガ画像を印画紙Pに焼
付ける迄の間、ステップ270〜282を繰り返す。全
てのネガ画像を印画紙Pに焼付けると、ステップ282
の判定が肯定されてステップ284へ移行し、ネガフィ
ルム100を所定方向と逆方向に搬送した後に処理を終
了する。
【0114】このように、本第1実施形態では、同一露
光量で露光すべき複数のネガ画像に対し、適正な個別露
光量を演算できると推定される特定ネガ画像を前記複数
のネガ画像から選択し、選択した特定ネガ画像に対して
個別露光量を演算し、個別露光量の平均値(第1の共通
露光量)で前記複数のネガ画像を印画紙Pに露光するよ
うにしたので、同一露光量で露光すべきと判定した複数
のネガ画像から、適正かつ一定の仕上り(主要部濃度が
一定)のプリント画像を高い得率で得ることができる。
光量で露光すべき複数のネガ画像に対し、適正な個別露
光量を演算できると推定される特定ネガ画像を前記複数
のネガ画像から選択し、選択した特定ネガ画像に対して
個別露光量を演算し、個別露光量の平均値(第1の共通
露光量)で前記複数のネガ画像を印画紙Pに露光するよ
うにしたので、同一露光量で露光すべきと判定した複数
のネガ画像から、適正かつ一定の仕上り(主要部濃度が
一定)のプリント画像を高い得率で得ることができる。
【0115】なお、上記では同一の露光量で露光すべき
複数のネガ画像の中から、共通露光量の演算に用いる特
定ネガ画像を選択するようにしていたが、これに限定さ
れるものではなく、同一の露光量で露光すべき複数のネ
ガ画像の各々について個別露光量を演算し、演算した個
別露光量の重み付き平均値を演算するようにしてもよ
い。この場合、各個別露光量に対する重み係数は、精度
が高いと推定される個別露光量の重みが大きくなり、精
度が低いと推定される個別露光量の重みが小さくなるよ
うに定めることができる。
複数のネガ画像の中から、共通露光量の演算に用いる特
定ネガ画像を選択するようにしていたが、これに限定さ
れるものではなく、同一の露光量で露光すべき複数のネ
ガ画像の各々について個別露光量を演算し、演算した個
別露光量の重み付き平均値を演算するようにしてもよ
い。この場合、各個別露光量に対する重み係数は、精度
が高いと推定される個別露光量の重みが大きくなり、精
度が低いと推定される個別露光量の重みが小さくなるよ
うに定めることができる。
【0116】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下、本第2実施形態の作用
として本第2実施形態に係る写真焼付処理について、図
7のフローチャートを参照し、第1実施形態で説明した
写真焼付処理と異なる部分についてのみ説明する。
態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下、本第2実施形態の作用
として本第2実施形態に係る写真焼付処理について、図
7のフローチャートを参照し、第1実施形態で説明した
写真焼付処理と異なる部分についてのみ説明する。
【0117】図7に示すように、本第2実施形態ではス
テップ220において、同一露光量で露光すべきネガ画
像のうちステップ216で選択したネガ画像についてス
テップ218で各々演算した個別露光量Eの平均値を、
第1の共通露光量E01として演算した後に、ステップ2
22へ移行する。また本第2実施形態では、RAM86
Cがバックアップ電源に接続され、記憶内容を書換え可
能な不揮発性の記憶手段とされている。後述するよう
に、本第2実施形態では、ステップ220で演算した第
1の共通露光量E01をRAM86Cに記憶・蓄積してお
り、ステップ222では、過去に演算されてRAM86
Cに記憶・蓄積されている多数の第1の共通露光量E01
をRAM86Cから取り込む。
テップ220において、同一露光量で露光すべきネガ画
像のうちステップ216で選択したネガ画像についてス
テップ218で各々演算した個別露光量Eの平均値を、
第1の共通露光量E01として演算した後に、ステップ2
22へ移行する。また本第2実施形態では、RAM86
Cがバックアップ電源に接続され、記憶内容を書換え可
能な不揮発性の記憶手段とされている。後述するよう
に、本第2実施形態では、ステップ220で演算した第
1の共通露光量E01をRAM86Cに記憶・蓄積してお
り、ステップ222では、過去に演算されてRAM86
Cに記憶・蓄積されている多数の第1の共通露光量E01
をRAM86Cから取り込む。
【0118】次のステップ224では、同一露光量で露
光すべき各ネガ画像に対する露光量(第2の共通露光量
E02)として、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01と、ステップ222でRAM86Cから取り込
んだ多数の第1の共通露光量E01と、の重み付き平均値
を演算する。なお、重み係数は、例えばステップ220
で演算した第1の共通露光量E01と、RAM86Cから
取り込んだ第1の共通露光量E01とに対し、それぞれ
0.5とすることができる。更に、磁気トラック98に
記録された撮影情報の内容や、ネガ画像の撮影記録に用
いられたカメラの種類、画像濃度等の画像特徴量の平均
値からの偏差、或いはRAM86Cに記憶されている第
1の共通露光量の数等に応じて変更することができる。
このステップ224は請求項2に記載の第2の露光量演
算手段に対応している。
光すべき各ネガ画像に対する露光量(第2の共通露光量
E02)として、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01と、ステップ222でRAM86Cから取り込
んだ多数の第1の共通露光量E01と、の重み付き平均値
を演算する。なお、重み係数は、例えばステップ220
で演算した第1の共通露光量E01と、RAM86Cから
取り込んだ第1の共通露光量E01とに対し、それぞれ
0.5とすることができる。更に、磁気トラック98に
記録された撮影情報の内容や、ネガ画像の撮影記録に用
いられたカメラの種類、画像濃度等の画像特徴量の平均
値からの偏差、或いはRAM86Cに記憶されている第
1の共通露光量の数等に応じて変更することができる。
このステップ224は請求項2に記載の第2の露光量演
算手段に対応している。
【0119】次のステップ226では、ステップ220
で演算した第1の共通露光量E01をRAM86Cに記憶
した後に、ステップ270へ移行する。そして本第2実
施形態では、ステップ278において、先のステップ2
22で演算した第2の共通露光量E02を用いて、同一露
光量で露光すべき各ネガ画像の露光を行う。
で演算した第1の共通露光量E01をRAM86Cに記憶
した後に、ステップ270へ移行する。そして本第2実
施形態では、ステップ278において、先のステップ2
22で演算した第2の共通露光量E02を用いて、同一露
光量で露光すべき各ネガ画像の露光を行う。
【0120】このように、同一露光量で露光すべき複数
のネガ画像に対する露光量として、過去に演算した多数
の第1の共通露光量E01との重み付き平均値(第2の共
通露光量E02)を用いることにより、ネガフィルム10
0に記録されている同一露光量で露光すべき複数のネガ
画像が、略同一の画像内容でかつ全体的に濃度フェリア
やカラーフェリアの生じ易い画像である等の場合であっ
ても、適正な仕上りの写真プリントを得ることができ
る。
のネガ画像に対する露光量として、過去に演算した多数
の第1の共通露光量E01との重み付き平均値(第2の共
通露光量E02)を用いることにより、ネガフィルム10
0に記録されている同一露光量で露光すべき複数のネガ
画像が、略同一の画像内容でかつ全体的に濃度フェリア
やカラーフェリアの生じ易い画像である等の場合であっ
ても、適正な仕上りの写真プリントを得ることができ
る。
【0121】なお、ステップ224において重み付き平
均値を演算することに代えて、単なる平均値を演算する
ようにしてもよい。
均値を演算することに代えて、単なる平均値を演算する
ようにしてもよい。
【0122】〔第3実施形態〕次に本発明の第3実施形
態について説明する。なお、本第3実施形態は第1実施
形態及び第2実施形態と同一の構成であるので、各部分
に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第
3実施形態の作用として本第3実施形態に係る写真焼付
処理について、図8のフローチャートを参照し、第2実
施形態で説明した写真焼付処理と異なる部分についての
み説明する。
態について説明する。なお、本第3実施形態は第1実施
形態及び第2実施形態と同一の構成であるので、各部分
に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第
3実施形態の作用として本第3実施形態に係る写真焼付
処理について、図8のフローチャートを参照し、第2実
施形態で説明した写真焼付処理と異なる部分についての
み説明する。
【0123】図8に示すように、本第3実施形態ではス
テップ200でネガフィルム100を搬送し、磁気トラ
ック98に磁気記録されている情報を読み取った後に、
磁気トラック98から読み取った情報に基づいて、ステ
ップ202でネガフィルム100のフィルム種及びネガ
フィルム100への画像の撮影記録に用いたカメラを判
別する。
テップ200でネガフィルム100を搬送し、磁気トラ
ック98に磁気記録されている情報を読み取った後に、
磁気トラック98から読み取った情報に基づいて、ステ
ップ202でネガフィルム100のフィルム種及びネガ
フィルム100への画像の撮影記録に用いたカメラを判
別する。
【0124】また本第3実施形態では、後述するよう
に、ステップ220で演算した第1の共通露光量E
01を、ステップ202で判別したネガフィルム100の
フィルム種及び画像の撮影記録に用いたカメラと対応さ
せてRAM86Cに蓄積記憶している。次のステップ2
22では、RAM86Cに多数個蓄積記憶されている第
1の共通露光量E01のうち、ステップ202で判別した
カメラと同一のカメラにより、ステップ202で判別し
たフィルム種と同一フィルム種のネガフィルム100に
撮影記録されたネガ画像から過去に演算されて蓄積記憶
されている多数の第1の共通露光量E01をRAM86C
から取り込む。
に、ステップ220で演算した第1の共通露光量E
01を、ステップ202で判別したネガフィルム100の
フィルム種及び画像の撮影記録に用いたカメラと対応さ
せてRAM86Cに蓄積記憶している。次のステップ2
22では、RAM86Cに多数個蓄積記憶されている第
1の共通露光量E01のうち、ステップ202で判別した
カメラと同一のカメラにより、ステップ202で判別し
たフィルム種と同一フィルム種のネガフィルム100に
撮影記録されたネガ画像から過去に演算されて蓄積記憶
されている多数の第1の共通露光量E01をRAM86C
から取り込む。
【0125】次のステップ224では、第2実施形態と
同様に、同一露光量で露光すべき各ネガ画像に対する露
光量(第2の共通露光量E02)として、ステップ220
で演算した第1の共通露光量E01と、ステップ222で
RAM86Cから取り込んだ多数の第1の共通露光量E
01と、の重み付き平均値を演算する。そして、次のステ
ップ226で、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01を、ステップ201で判別したフィルム種及び
撮影に用いたカメラと対応させてRAM86Cに記憶し
た後に、ステップ270へ移行する。そして本第3実施
形態では、先のステップ222で演算した第2の共通露
光量E02を用いて、同一露光量で露光すべき各ネガ画像
の露光を行う(ステップ278)。
同様に、同一露光量で露光すべき各ネガ画像に対する露
光量(第2の共通露光量E02)として、ステップ220
で演算した第1の共通露光量E01と、ステップ222で
RAM86Cから取り込んだ多数の第1の共通露光量E
01と、の重み付き平均値を演算する。そして、次のステ
ップ226で、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01を、ステップ201で判別したフィルム種及び
撮影に用いたカメラと対応させてRAM86Cに記憶し
た後に、ステップ270へ移行する。そして本第3実施
形態では、先のステップ222で演算した第2の共通露
光量E02を用いて、同一露光量で露光すべき各ネガ画像
の露光を行う(ステップ278)。
【0126】このように、同一露光量で露光すべき複数
のネガ画像に対する露光量として、過去に演算した多数
の第1の共通露光量E01との重み付き平均値(第2の共
通露光量E02)を用いることにより、ネガフィルム10
0に記録されている同一露光量で露光すべき複数のネガ
画像が、略一定の画像内容でかつ全体的に濃度フェリア
やカラーフェリアの生じ易い画像である等の場合であっ
ても、適正な仕上りの写真プリントを得ることができ
る。
のネガ画像に対する露光量として、過去に演算した多数
の第1の共通露光量E01との重み付き平均値(第2の共
通露光量E02)を用いることにより、ネガフィルム10
0に記録されている同一露光量で露光すべき複数のネガ
画像が、略一定の画像内容でかつ全体的に濃度フェリア
やカラーフェリアの生じ易い画像である等の場合であっ
ても、適正な仕上りの写真プリントを得ることができ
る。
【0127】また、本第3実施形態でRAM86Cから
取り込んでいる第1の共通露光量E 01は、同一のカメラ
により、同一フィルム種のネガフィルムに撮影記録され
たネガ画像から過去に演算した第1の共通露光量E01で
あり、画像の撮影記録に用いたカメラが同一であること
から、前記ネガ画像は、印画紙Pへの露光を行うネガ画
像と同一の撮影者によって撮影記録されたものであると
判断できる。従って、本第3実施形態では同一の撮影者
によってネガフィルムに撮影記録されたネガ画像から演
算した第1の共通露光量のみを用いて第2の共通露光量
E02を演算しているので、第2の共通露光量E02とし
て、写真プリントが撮影者の露出設定の傾向に応じた略
一定の仕上りとなる露光量が得られることになる。
取り込んでいる第1の共通露光量E 01は、同一のカメラ
により、同一フィルム種のネガフィルムに撮影記録され
たネガ画像から過去に演算した第1の共通露光量E01で
あり、画像の撮影記録に用いたカメラが同一であること
から、前記ネガ画像は、印画紙Pへの露光を行うネガ画
像と同一の撮影者によって撮影記録されたものであると
判断できる。従って、本第3実施形態では同一の撮影者
によってネガフィルムに撮影記録されたネガ画像から演
算した第1の共通露光量のみを用いて第2の共通露光量
E02を演算しているので、第2の共通露光量E02とし
て、写真プリントが撮影者の露出設定の傾向に応じた略
一定の仕上りとなる露光量が得られることになる。
【0128】また、同一の撮影者によってネガフィルム
100に撮影記録された画像から得られる写真プリント
の仕上りを略一定とすることができるので、撮影者の撮
影意図や好みに合った仕上りの写真プリントを得ること
ができると共に、写真プリントの仕上りに基づいて撮影
者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上りの
写真プリントが得られるように画像の撮影記録時の露出
設定に反映することも可能となる。
100に撮影記録された画像から得られる写真プリント
の仕上りを略一定とすることができるので、撮影者の撮
影意図や好みに合った仕上りの写真プリントを得ること
ができると共に、写真プリントの仕上りに基づいて撮影
者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上りの
写真プリントが得られるように画像の撮影記録時の露出
設定に反映することも可能となる。
【0129】なお、上記では同一のカメラによって撮影
記録された画像は、同一の撮影者によって撮影記録され
た画像である可能性が高い、との経験則に基づいて、画
像の撮影記録に用いたカメラより撮影者を識別するよう
にしていたが、撮影者を同定可能な情報(例えば撮影者
名、撮影者のID等)が磁気記録部に磁気記録される場
合には、該情報を用いて撮影者を判別するようにしても
よい。
記録された画像は、同一の撮影者によって撮影記録され
た画像である可能性が高い、との経験則に基づいて、画
像の撮影記録に用いたカメラより撮影者を識別するよう
にしていたが、撮影者を同定可能な情報(例えば撮影者
名、撮影者のID等)が磁気記録部に磁気記録される場
合には、該情報を用いて撮影者を判別するようにしても
よい。
【0130】また、上記では同一のカメラにより同一フ
ィルム種のネガフィルムに撮影記録されたネガ画像から
演算した第1の共通露光量E01のみを用いて第2の共通
露光量E02を演算していたが、同一のカメラによりネガ
フィルムに撮影記録されたネガ画像から演算した第1の
共通露光量E01を、ネガフィルムのフィルム種毎に区別
することなく用いて演算するようにしてもよい。
ィルム種のネガフィルムに撮影記録されたネガ画像から
演算した第1の共通露光量E01のみを用いて第2の共通
露光量E02を演算していたが、同一のカメラによりネガ
フィルムに撮影記録されたネガ画像から演算した第1の
共通露光量E01を、ネガフィルムのフィルム種毎に区別
することなく用いて演算するようにしてもよい。
【0131】また、ネガ画像の撮影記録に用いた個々の
カメラを区別することなく、同一のカメラ種のカメラで
撮影記録されたネガ画像から演算した第1の共通露光量
E01を用いて第2の共通露光量E02を演算するようにし
てもよい。
カメラを区別することなく、同一のカメラ種のカメラで
撮影記録されたネガ画像から演算した第1の共通露光量
E01を用いて第2の共通露光量E02を演算するようにし
てもよい。
【0132】〔第4実施形態〕次に本発明の第4実施形
態について説明する。なお、本第4実施形態は第1実施
形態乃至第3実施形態と同一の構成であるので、各部分
に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第
4実施形態の作用として本第3実施形態に係る写真焼付
処理について、図9のフローチャートを参照し、第1実
施形態で説明した写真焼付処理と異なる部分についての
み説明する。
態について説明する。なお、本第4実施形態は第1実施
形態乃至第3実施形態と同一の構成であるので、各部分
に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、本第
4実施形態の作用として本第3実施形態に係る写真焼付
処理について、図9のフローチャートを参照し、第1実
施形態で説明した写真焼付処理と異なる部分についての
み説明する。
【0133】本第4実施形態では、ネガ画像を測光位置
に位置決めし(ステップ206)、位置決めしたネガ画
像を測光(ステップ208)した後に、ステップ209
において、位置決めしたネガ画像を撮像用CCDセンサ
44によって撮像する。そして、撮像用CCDセンサ4
4より増幅器82、A/D変換器84を介して入力され
るネガ画像データを画像メモリ86Dに記憶する。従っ
て、本第4実施形態では各ネガ画像に対して測光及び撮
像が行われることになる。
に位置決めし(ステップ206)、位置決めしたネガ画
像を測光(ステップ208)した後に、ステップ209
において、位置決めしたネガ画像を撮像用CCDセンサ
44によって撮像する。そして、撮像用CCDセンサ4
4より増幅器82、A/D変換器84を介して入力され
るネガ画像データを画像メモリ86Dに記憶する。従っ
て、本第4実施形態では各ネガ画像に対して測光及び撮
像が行われることになる。
【0134】また本第4実施形態では、ステップ220
で共通露光量E0 を演算した後に、ステップ230にお
いて、先のステップ209の撮像によって得られた各ネ
ガ画像の画像データの各々を、ステップ218で演算し
た各ネガ画像に対応する露光量(個別露光量E又は共通
露光量E0 )に従って補正し、更に補正した画像データ
をネガ−ポジ変換する。上記のようにして得られた画像
データ(シミュレーション画像データという)は、ネガ
フィルム100の各ネガ画像を、ステップ218で演算
した対応する露光量(個別露光量E又は共通露光量
E0 )で露光し、現像等の処理を行うことによって得ら
れる写真プリント画像を推定(シミュレーション)した
結果に相当する。
で共通露光量E0 を演算した後に、ステップ230にお
いて、先のステップ209の撮像によって得られた各ネ
ガ画像の画像データの各々を、ステップ218で演算し
た各ネガ画像に対応する露光量(個別露光量E又は共通
露光量E0 )に従って補正し、更に補正した画像データ
をネガ−ポジ変換する。上記のようにして得られた画像
データ(シミュレーション画像データという)は、ネガ
フィルム100の各ネガ画像を、ステップ218で演算
した対応する露光量(個別露光量E又は共通露光量
E0 )で露光し、現像等の処理を行うことによって得ら
れる写真プリント画像を推定(シミュレーション)した
結果に相当する。
【0135】ステップ230では、各シミュレーション
画像データが表す各シミュレーション画像を、個別露光
量で露光するネガ画像に対応するシミュレーション画像
と、共通露光量で露光するネガ画像に対応するシミュレ
ーション画像と、が容易に識別できるようにディスプレ
イ88に表示し、更に表示したシミュレーション画像の
検定を要請するメッセージをディスプレイ88に表示す
る。このステップ230は、請求項7に記載の表示制御
手段に対応している。
画像データが表す各シミュレーション画像を、個別露光
量で露光するネガ画像に対応するシミュレーション画像
と、共通露光量で露光するネガ画像に対応するシミュレ
ーション画像と、が容易に識別できるようにディスプレ
イ88に表示し、更に表示したシミュレーション画像の
検定を要請するメッセージをディスプレイ88に表示す
る。このステップ230は、請求項7に記載の表示制御
手段に対応している。
【0136】ディスプレイ88にシミュレーション画像
及び前述のメッセージが表示されると、オペレータは表
示されたシミュレーション画像の各部の濃度や色等を検
定し、全てのシミュレーション画像が適正であれば検定
合格を表す情報をキーボード90を介して入力する。ま
た、適正でないシミュレーション画像があり、該シミュ
レーション画像が個別露光量で露光するネガ画像に対応
する画像であった場合には、オペレータは前記ネガ画像
に対する個別露光量の修正を指示する情報をキーボード
90を介して入力する。
及び前述のメッセージが表示されると、オペレータは表
示されたシミュレーション画像の各部の濃度や色等を検
定し、全てのシミュレーション画像が適正であれば検定
合格を表す情報をキーボード90を介して入力する。ま
た、適正でないシミュレーション画像があり、該シミュ
レーション画像が個別露光量で露光するネガ画像に対応
する画像であった場合には、オペレータは前記ネガ画像
に対する個別露光量の修正を指示する情報をキーボード
90を介して入力する。
【0137】また、適正でないシミュレーション画像が
あり、該シミュレーション画像が共通露光量で露光する
ネガ画像に対応する画像であった場合には、オペレータ
は共通露光量で露光するネガ画像に対応する全てのシミ
ュレーション画像のうち適正なシミュレーション画像の
割合が充分に高いか否か判定し、前記割合が低いと判断
したときに、前記割合が高くなるように共通露光量の修
正を指示する情報をキーボード90を介して入力する。
あり、該シミュレーション画像が共通露光量で露光する
ネガ画像に対応する画像であった場合には、オペレータ
は共通露光量で露光するネガ画像に対応する全てのシミ
ュレーション画像のうち適正なシミュレーション画像の
割合が充分に高いか否か判定し、前記割合が低いと判断
したときに、前記割合が高くなるように共通露光量の修
正を指示する情報をキーボード90を介して入力する。
【0138】次のステップ232ではオペレータによる
検定結果を判定しており、露光量の修正を指示する情報
が入力されるとステップ234へ移行し、修正対象の露
光量が、共通露光量か個別露光量かを判定する。修正対
象露光量が共通露光量であると判断した場合にはステッ
プ236へ移行し、入力された修正情報に基づいて共通
露光量を修正した後にステップ230へ戻る。このステ
ップ236は請求項7に記載の露光量修正手段に対応し
ている。これにより、共通露光量で露光するネガ画像に
対応するシミュレーション画像は、修正した共通露光量
に応じて一様に修正されてディスプレイ88に再表示さ
れることになる。
検定結果を判定しており、露光量の修正を指示する情報
が入力されるとステップ234へ移行し、修正対象の露
光量が、共通露光量か個別露光量かを判定する。修正対
象露光量が共通露光量であると判断した場合にはステッ
プ236へ移行し、入力された修正情報に基づいて共通
露光量を修正した後にステップ230へ戻る。このステ
ップ236は請求項7に記載の露光量修正手段に対応し
ている。これにより、共通露光量で露光するネガ画像に
対応するシミュレーション画像は、修正した共通露光量
に応じて一様に修正されてディスプレイ88に再表示さ
れることになる。
【0139】一方、ステップ234において、修正対象
露光量が、個別露光量で露光する特定のネガ画像の個別
露光量であると判断した場合にはステップ238へ移行
し、入力された修正情報に基づいて前記ネガ画像に対応
する個別露光量を修正した後にステップ230へ戻る。
これにより、個別露光量で露光する前記特定のネガ画像
に対応するシミュレーション画像が、修正した個別露光
量に応じて修正されてディスプレイ88に再表示され
る。
露光量が、個別露光量で露光する特定のネガ画像の個別
露光量であると判断した場合にはステップ238へ移行
し、入力された修正情報に基づいて前記ネガ画像に対応
する個別露光量を修正した後にステップ230へ戻る。
これにより、個別露光量で露光する前記特定のネガ画像
に対応するシミュレーション画像が、修正した個別露光
量に応じて修正されてディスプレイ88に再表示され
る。
【0140】そして、オペレータから検定結果が合格
(OK)であることを表す情報が入力されると、ステッ
プ232からステップ270へ移行し、先に説明した実
施形態と同様にしてネガ画像の露光を行う。これによ
り、ステップ220で演算された共通露光量が、適正な
仕上りの写真プリントの得率の低い不適切な露光量であ
ったとしても、前記得率が向上するように共通露光量が
修正されることになり、同一露光量で露光すべき複数の
ネガ画像から適正な仕上りの写真プリントが得られる得
率が向上する。
(OK)であることを表す情報が入力されると、ステッ
プ232からステップ270へ移行し、先に説明した実
施形態と同様にしてネガ画像の露光を行う。これによ
り、ステップ220で演算された共通露光量が、適正な
仕上りの写真プリントの得率の低い不適切な露光量であ
ったとしても、前記得率が向上するように共通露光量が
修正されることになり、同一露光量で露光すべき複数の
ネガ画像から適正な仕上りの写真プリントが得られる得
率が向上する。
【0141】なお、本第4実施形態では、ネガフィルム
100に同一露光量で露光すべきネガ画像が存在してい
なかった場合(ステップ212の判定が否定)にも、ス
テップ215において、先に説明したステップ230〜
238と同様にしてプリント画像の推定、検定処理を行
って、何れかのネガ画像に対する個別露光量が不適切で
あればこれを修正した後に、ステップ270以降でネガ
画像の露光を行う。
100に同一露光量で露光すべきネガ画像が存在してい
なかった場合(ステップ212の判定が否定)にも、ス
テップ215において、先に説明したステップ230〜
238と同様にしてプリント画像の推定、検定処理を行
って、何れかのネガ画像に対する個別露光量が不適切で
あればこれを修正した後に、ステップ270以降でネガ
画像の露光を行う。
【0142】なお、上記では同一露光量で露光すべき各
ネガ画像に対する露光量を修正する必要が生じた場合、
共通露光量を修正することによって前記各ネガ画像に対
する露光量を一様に修正するようにしていたが、同一露
光量で露光すべき各ネガ画像のうちの特定のネガ画像に
ついて、写真プリントの仕上りが、同一露光量で露光す
べき他のネガ画像から得られる写真プリントの仕上りと
殆ど差異の生じない範囲内で、露光量の微修正を可能と
してもよい。
ネガ画像に対する露光量を修正する必要が生じた場合、
共通露光量を修正することによって前記各ネガ画像に対
する露光量を一様に修正するようにしていたが、同一露
光量で露光すべき各ネガ画像のうちの特定のネガ画像に
ついて、写真プリントの仕上りが、同一露光量で露光す
べき他のネガ画像から得られる写真プリントの仕上りと
殆ど差異の生じない範囲内で、露光量の微修正を可能と
してもよい。
【0143】これは図10に示すように、ステップ23
4において修正対象露光量が、共通露光量で露光する各
ネガ画像のうちの特定のネガ画像に対する露光量であっ
た場合に、ステップ240で入力された修正情報を記憶
すると共に、前記特定のネガ画像に対する露光量を修正
情報に応じて修正することによって実現できる。この場
合、前記特定のネガ画像に対応するシミュレーション画
像のみが、前記修正情報に応じて修正されて再表示され
ることになる。
4において修正対象露光量が、共通露光量で露光する各
ネガ画像のうちの特定のネガ画像に対する露光量であっ
た場合に、ステップ240で入力された修正情報を記憶
すると共に、前記特定のネガ画像に対する露光量を修正
情報に応じて修正することによって実現できる。この場
合、前記特定のネガ画像に対応するシミュレーション画
像のみが、前記修正情報に応じて修正されて再表示され
ることになる。
【0144】そしてステップ279では、露光位置に位
置決めされているネガ画像が、修正情報が入力されたネ
ガ画像であった場合に、共通露光量を前記修正情報によ
って更に修正した後に、修正した共通露光量を用いてネ
ガ画像の露光を行う。なお上記におけるステップ279
は、請求項8に記載の露光制御手段に対応している。こ
れにより、同一露光量で露光すべきネガ画像中に、ステ
ップ220で演算された共通露光量、又はステップ23
6で修正された共通露光量では適正な仕上りの写真プリ
ントが得られないネガ画像が有ったとしても、該ネガ画
像から適正な仕上りの写真プリントを得ることが可能と
なる。
置決めされているネガ画像が、修正情報が入力されたネ
ガ画像であった場合に、共通露光量を前記修正情報によ
って更に修正した後に、修正した共通露光量を用いてネ
ガ画像の露光を行う。なお上記におけるステップ279
は、請求項8に記載の露光制御手段に対応している。こ
れにより、同一露光量で露光すべきネガ画像中に、ステ
ップ220で演算された共通露光量、又はステップ23
6で修正された共通露光量では適正な仕上りの写真プリ
ントが得られないネガ画像が有ったとしても、該ネガ画
像から適正な仕上りの写真プリントを得ることが可能と
なる。
【0145】なお、上記ではネガフィルム100の全て
のネガ画像のシミュレーション画像を同時に表示する場
合を説明したが、これに限定されるものではなく、1個
ずつ又は数個ずつ表示するようにしてもよい。この場
合、共通露光量を決定した後のシミュレーション画像の
再表示は、画像メモリ86D等に記憶されている画像デ
ータを用いて行ってもよいし、再度撮像を行って得られ
た画像データを用いて行ってもよい。
のネガ画像のシミュレーション画像を同時に表示する場
合を説明したが、これに限定されるものではなく、1個
ずつ又は数個ずつ表示するようにしてもよい。この場
合、共通露光量を決定した後のシミュレーション画像の
再表示は、画像メモリ86D等に記憶されている画像デ
ータを用いて行ってもよいし、再度撮像を行って得られ
た画像データを用いて行ってもよい。
【0146】〔第5実施形態〕次に本発明の第5実施形
態について説明する。なお、第1実施形態乃至第4実施
形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
態について説明する。なお、第1実施形態乃至第4実施
形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0147】図11には、本第5実施形態に係る写真焼
付装置10Aが示されている。写真焼付装置10Aは、
制御装置86の入出力ポート86Eにメモリカード装填
装置104が接続されている。メモリカード装填装置1
04は、情報を磁気的又は電気的に記憶すると共に記憶
内容を書換え可能な不揮発性の記憶媒体であるメモリカ
ード106(請求項5に記載の記憶媒体に対応)を装填
可能とされており、メモリカード106に対してデータ
の読出し及び書込みが可能とされている。なおメモリカ
ード装填装置104及びメモリカード106は、請求項
5に記載の記憶手段に対応している。
付装置10Aが示されている。写真焼付装置10Aは、
制御装置86の入出力ポート86Eにメモリカード装填
装置104が接続されている。メモリカード装填装置1
04は、情報を磁気的又は電気的に記憶すると共に記憶
内容を書換え可能な不揮発性の記憶媒体であるメモリカ
ード106(請求項5に記載の記憶媒体に対応)を装填
可能とされており、メモリカード106に対してデータ
の読出し及び書込みが可能とされている。なおメモリカ
ード装填装置104及びメモリカード106は、請求項
5に記載の記憶手段に対応している。
【0148】メモリカード106は、ラボに対して焼付
け等の写真処理等を依頼する各ユーザに対応して多数枚
用意されており、各ユーザに各々所持されている。各ユ
ーザはDPE受付店等において、ネガフィルム等にメモ
リカード106を添付して写真処理を依頼する。写真焼
付装置10Aでは、或るネガフィルムに対して写真焼付
処理を実行する際に、前記ネガフィルムと共にユーザか
ら渡されたメモリカード106がメモリカード装填装置
104に装填されるようになっている。
け等の写真処理等を依頼する各ユーザに対応して多数枚
用意されており、各ユーザに各々所持されている。各ユ
ーザはDPE受付店等において、ネガフィルム等にメモ
リカード106を添付して写真処理を依頼する。写真焼
付装置10Aでは、或るネガフィルムに対して写真焼付
処理を実行する際に、前記ネガフィルムと共にユーザか
ら渡されたメモリカード106がメモリカード装填装置
104に装填されるようになっている。
【0149】次に本第5実施形態の作用として、本第5
実施形態に係る写真焼付処理について図12のフローチ
ャートを参照し、先に説明した各実施形態と異なる部分
についてのみ説明する。
実施形態に係る写真焼付処理について図12のフローチ
ャートを参照し、先に説明した各実施形態と異なる部分
についてのみ説明する。
【0150】本第5実施形態では、ステップ220で第
1の共通露光量E01を演算した後に、ステップ250へ
移行する。本第5実施形態では、後述するように第1の
共通露光量E01を演算する毎に、演算した第1の共通露
光量E01をメモリカード装填装置104を介してメモリ
カード106に記憶する。従って、メモリカード106
には、該メモリカード106を所持しているユーザが過
去に写真処理を依頼したネガフィルム100に記録され
ているネガ画像から演算した多数の第1の共通露光量E
01が記憶・蓄積されている。このため、ステップ250
ではメモリカード106に記憶されている多数の第1の
共通露光量E01を、メモリカード装填装置104を介し
て取り込む。
1の共通露光量E01を演算した後に、ステップ250へ
移行する。本第5実施形態では、後述するように第1の
共通露光量E01を演算する毎に、演算した第1の共通露
光量E01をメモリカード装填装置104を介してメモリ
カード106に記憶する。従って、メモリカード106
には、該メモリカード106を所持しているユーザが過
去に写真処理を依頼したネガフィルム100に記録され
ているネガ画像から演算した多数の第1の共通露光量E
01が記憶・蓄積されている。このため、ステップ250
ではメモリカード106に記憶されている多数の第1の
共通露光量E01を、メモリカード装填装置104を介し
て取り込む。
【0151】次のステップ252では、同一露光量で露
光すべき各ネガ画像に対する露光量(第2の共通露光量
E02)として、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01と、ステップ250でメモリカード106から
取り込んだ多数の第1の共通露光量E01と、の重み付き
平均値を演算する。そして、次のステップ254で、ス
テップ220で演算した第1の共通露光量E01を、メモ
リカード装填装置104を介してメモリカード106に
書込んだ後にステップ270へ移行する。
光すべき各ネガ画像に対する露光量(第2の共通露光量
E02)として、ステップ220で演算した第1の共通露
光量E01と、ステップ250でメモリカード106から
取り込んだ多数の第1の共通露光量E01と、の重み付き
平均値を演算する。そして、次のステップ254で、ス
テップ220で演算した第1の共通露光量E01を、メモ
リカード装填装置104を介してメモリカード106に
書込んだ後にステップ270へ移行する。
【0152】このように、本第5実施形態ではメモリカ
ード106に記憶されている第1の共通露光量、すなわ
ち同一のユーザによって持ち込まれたネガフィルムに撮
影記録されていたネガ画像から演算した第1の共通露光
量のみを用いて第2の共通露光量E02を演算しているの
で、同一のユーザから渡されたネガフィルムに撮影記録
されているネガ画像から得られる写真プリントの仕上り
を略一定とすることができる。また、メモリカード10
6に記憶されている各ユーザ毎の第1の共通露光量E01
を、通信回線等を介して接続されていない写真焼付装置
同士であっても共用することができる。
ード106に記憶されている第1の共通露光量、すなわ
ち同一のユーザによって持ち込まれたネガフィルムに撮
影記録されていたネガ画像から演算した第1の共通露光
量のみを用いて第2の共通露光量E02を演算しているの
で、同一のユーザから渡されたネガフィルムに撮影記録
されているネガ画像から得られる写真プリントの仕上り
を略一定とすることができる。また、メモリカード10
6に記憶されている各ユーザ毎の第1の共通露光量E01
を、通信回線等を介して接続されていない写真焼付装置
同士であっても共用することができる。
【0153】なお、第5実施形態ではユーザから写真処
理が依頼される度に、演算した第1の共通露光量E01を
メモリカード106に毎回書込むようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、例えばユーザから書込み
禁止の指示等があった場合には、メモリカード106へ
の第1の共通露光量E01の書込みを行わないようにして
もよい。また、メモリカード106をユーザに所持させ
る代わりに、写真焼付装置が設置されているラボ側で管
理するようにしてもよい。
理が依頼される度に、演算した第1の共通露光量E01を
メモリカード106に毎回書込むようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、例えばユーザから書込み
禁止の指示等があった場合には、メモリカード106へ
の第1の共通露光量E01の書込みを行わないようにして
もよい。また、メモリカード106をユーザに所持させ
る代わりに、写真焼付装置が設置されているラボ側で管
理するようにしてもよい。
【0154】また、第5実施形態では記憶媒体として、
情報を磁気的又は電気的に記憶するメモリカード106
を用いていたが、これに限定されるものではなく、紙等
のシート状の記録媒体(露光記録シート)を用い、第1
の共通露光量を印字する等によって記録するようにして
もよい。この場合、露光記録シートに記録された第1の
共通露光量の取込みは、オペレータが手動で入力する
か、又は読取装置によって自動的に読み取ることによっ
て行うことができる。
情報を磁気的又は電気的に記憶するメモリカード106
を用いていたが、これに限定されるものではなく、紙等
のシート状の記録媒体(露光記録シート)を用い、第1
の共通露光量を印字する等によって記録するようにして
もよい。この場合、露光記録シートに記録された第1の
共通露光量の取込みは、オペレータが手動で入力する
か、又は読取装置によって自動的に読み取ることによっ
て行うことができる。
【0155】〔第6実施形態〕次に本発明の第6実施形
態について説明する。なお、本第6実施形態は第5実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下、本第6実施形態の作用
を説明する。
態について説明する。なお、本第6実施形態は第5実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下、本第6実施形態の作用
を説明する。
【0156】フィルム現像機で現像等の処理が行われた
ネガフィルムは、写真焼付装置にセットされて印画紙へ
のネガ画像の露光が行われる前に、オペレータがネガ画
像を検定する検定工程が行われることが一般的である。
本第6実施形態では、メモリカード106として、写真
焼付装置10にセットされたネガフィルム100の各ネ
ガ画像に対する検定工程における検定結果を表す情報、
具体的には前記各画像のうちオペレータにより露光量の
修正が必要と判断されたネガ画像について、オペレータ
が指示した露光量の修正量を表す情報(露光量修正情
報)が記録されたメモリカード106がメモリカード装
填装置104に装填される。
ネガフィルムは、写真焼付装置にセットされて印画紙へ
のネガ画像の露光が行われる前に、オペレータがネガ画
像を検定する検定工程が行われることが一般的である。
本第6実施形態では、メモリカード106として、写真
焼付装置10にセットされたネガフィルム100の各ネ
ガ画像に対する検定工程における検定結果を表す情報、
具体的には前記各画像のうちオペレータにより露光量の
修正が必要と判断されたネガ画像について、オペレータ
が指示した露光量の修正量を表す情報(露光量修正情
報)が記録されたメモリカード106がメモリカード装
填装置104に装填される。
【0157】次に本第6実施形態に係る写真焼付処理に
ついて、図13のフローチャートを参照し、第1実施形
態で説明した写真焼付処理と異なる部分についてのみ説
明する。本第6実施形態では、まずステップ198でメ
モリカード装填装置104により、メモリカード104
に記録されている露光量修正情報を読み取る。また、本
第6実施形態では、ネガ画像を測光位置に位置決めし
(ステップ206)、ネガ画像の測光を行った後に、ス
テップ300で測光結果に基づき(1)式に従って個別
露光量Eを演算すると共に、演算した個別露光量Eを、
基本露光量と露光補正量(露光濃度補正量DX及び露光
色補正量DYj)とに分けてRAM86Cに記憶させ
る。
ついて、図13のフローチャートを参照し、第1実施形
態で説明した写真焼付処理と異なる部分についてのみ説
明する。本第6実施形態では、まずステップ198でメ
モリカード装填装置104により、メモリカード104
に記録されている露光量修正情報を読み取る。また、本
第6実施形態では、ネガ画像を測光位置に位置決めし
(ステップ206)、ネガ画像の測光を行った後に、ス
テップ300で測光結果に基づき(1)式に従って個別
露光量Eを演算すると共に、演算した個別露光量Eを、
基本露光量と露光補正量(露光濃度補正量DX及び露光
色補正量DYj)とに分けてRAM86Cに記憶させ
る。
【0158】次のステップ302では、先のステップ1
98で読み取った露光量修正情報に基づいて、現在測光
位置に位置決めしているネガ画像に対して露光量の修正
が指示されているか否か判定する。判定が否定された場
合にはステップ210へ移行するが、判定が肯定された
場合には、ステップ304で露光量修正情報が表す修正
指示に応じて個別露光量Eを修正した後にステップ21
0へ移行する。このように、本第6実施形態ではネガ画
像を位置決めする毎に個別露光量の演算を行うと共に、
検定工程でオペレータによって露光量の修正が必要と判
断された画像についてはオペレータの指示に従って個別
露光量の修正が行われる。
98で読み取った露光量修正情報に基づいて、現在測光
位置に位置決めしているネガ画像に対して露光量の修正
が指示されているか否か判定する。判定が否定された場
合にはステップ210へ移行するが、判定が肯定された
場合には、ステップ304で露光量修正情報が表す修正
指示に応じて個別露光量Eを修正した後にステップ21
0へ移行する。このように、本第6実施形態ではネガ画
像を位置決めする毎に個別露光量の演算を行うと共に、
検定工程でオペレータによって露光量の修正が必要と判
断された画像についてはオペレータの指示に従って個別
露光量の修正が行われる。
【0159】上記より明らかなように、本第6実施形態
に係るメモリカード装填装置104及びメモリカード1
06は請求項9に記載の第3の入力手段に対応してい
る。また、ステップ302、304は請求項9に記載の
第1の露光量演算手段の一部を構成しており、露光量修
正情報に基づいて個別露光量の修正が行われたネガ画像
が、ステップ216で露光量の演算に用いる特定ネガ画
像として選択された場合には、ステップ220で該ネガ
画像の修正後の個別露光量を用いて共通露光量E 0 の演
算が行われることになる。これにより、共通露光量とし
て、適正な仕上りの写真プリントを高い得率で得られる
露光量を得ることができる。
に係るメモリカード装填装置104及びメモリカード1
06は請求項9に記載の第3の入力手段に対応してい
る。また、ステップ302、304は請求項9に記載の
第1の露光量演算手段の一部を構成しており、露光量修
正情報に基づいて個別露光量の修正が行われたネガ画像
が、ステップ216で露光量の演算に用いる特定ネガ画
像として選択された場合には、ステップ220で該ネガ
画像の修正後の個別露光量を用いて共通露光量E 0 の演
算が行われることになる。これにより、共通露光量とし
て、適正な仕上りの写真プリントを高い得率で得られる
露光量を得ることができる。
【0160】また、本第6実施形態では、ステップ22
0で共通露光量E0 の演算を行った後に、ステップ31
0で、同一露光量で露光すべき各ネガ画像の基本露光量
と、共通露光量E0 と、の露光量差を、前記各ネガ画像
に対する露光量修正量として各々演算する。このステッ
プ310は請求項10に記載の露光量補正量演算手段に
対応している。
0で共通露光量E0 の演算を行った後に、ステップ31
0で、同一露光量で露光すべき各ネガ画像の基本露光量
と、共通露光量E0 と、の露光量差を、前記各ネガ画像
に対する露光量修正量として各々演算する。このステッ
プ310は請求項10に記載の露光量補正量演算手段に
対応している。
【0161】そして、ネガフィルム100に記録されて
いる全てのネガ画像の印画紙Pへの露光が終了すると、
ステップ284でネガフィルム100を所定方向と逆方
向に搬送すると共に、次のステップ320では書込ヘッ
ド24の配設位置を通過しているネガ画像が同一露光量
で露光すべきネガ画像か否か判定する。判定が否定され
た場合にはステップ324へ移行するが、判定が肯定さ
れた場合にはステップ322において、先のステップ3
10で演算した露光量修正量を書込ヘッド24によって
磁気トラック98に磁気記録した後にステップ324へ
移行する。ステップ324ではネガフィルム100を所
定方向と逆方向に全て搬送したか否か判定する。判定が
否定された場合にはステップ284に戻り、ステップ2
84以降の処理を繰り返す。
いる全てのネガ画像の印画紙Pへの露光が終了すると、
ステップ284でネガフィルム100を所定方向と逆方
向に搬送すると共に、次のステップ320では書込ヘッ
ド24の配設位置を通過しているネガ画像が同一露光量
で露光すべきネガ画像か否か判定する。判定が否定され
た場合にはステップ324へ移行するが、判定が肯定さ
れた場合にはステップ322において、先のステップ3
10で演算した露光量修正量を書込ヘッド24によって
磁気トラック98に磁気記録した後にステップ324へ
移行する。ステップ324ではネガフィルム100を所
定方向と逆方向に全て搬送したか否か判定する。判定が
否定された場合にはステップ284に戻り、ステップ2
84以降の処理を繰り返す。
【0162】このように、本第6実施形態では、RAM
86Cが請求項10に記載の保持手段に対応しており、
書込ヘッド24が請求項10に記載の書込手段に対応し
ている。上記により、ネガ画像の焼増し等のように、期
間を隔ててネガ画像の露光を再度行う場合であっても、
ネガ画像を測光した結果に基づいて基本露光量を演算す
ると共に、磁気トラック98に磁気記録された露光量修
正量を表す情報を読み取り、演算した基本露光量を前記
露光量修正量によって修正することにより、写真プリン
トの仕上りが過去に露光を行った際と略同一となるよう
に、露光量を演算することが可能となる。
86Cが請求項10に記載の保持手段に対応しており、
書込ヘッド24が請求項10に記載の書込手段に対応し
ている。上記により、ネガ画像の焼増し等のように、期
間を隔ててネガ画像の露光を再度行う場合であっても、
ネガ画像を測光した結果に基づいて基本露光量を演算す
ると共に、磁気トラック98に磁気記録された露光量修
正量を表す情報を読み取り、演算した基本露光量を前記
露光量修正量によって修正することにより、写真プリン
トの仕上りが過去に露光を行った際と略同一となるよう
に、露光量を演算することが可能となる。
【0163】なお、第6実施形態ではメモリカード装填
装置104及びメモリカード106を介して露光量修正
情報が写真焼付装置10に入力される態様を説明した
が、これに限定されるものではなく、キーボードを介し
て写真焼付装置10に入力したり、或いはネガフィルム
100の磁気トラック98及び読取ヘッド22を介して
写真焼付装置10に入力するようにしてもよい。
装置104及びメモリカード106を介して露光量修正
情報が写真焼付装置10に入力される態様を説明した
が、これに限定されるものではなく、キーボードを介し
て写真焼付装置10に入力したり、或いはネガフィルム
100の磁気トラック98及び読取ヘッド22を介して
写真焼付装置10に入力するようにしてもよい。
【0164】また、上記では第1の共通露光量として個
別露光量Eの平均値を用いていたが、これに代えてネガ
画像中の主要画像部を透過した光による露光量(主要画
像部を透過した露光量Es)の平均値を用いてもよい。
一般に個別露光量Eは、主要画像部を透過した露光量E
sが一定値となるように設定され、主要画像部を透過し
た露光量Esが一定値であれば、写真プリント上におけ
る主要部の濃度も一定となるが、現実には主要画像部が
正確には決定されないため、写真プリント上における主
要部濃度にはばらつきがある。第1の共通露光量として
主要画像部を透過した露光量Esの平均値を用いること
は、露光量演算の精度を向上させるのに有効である。主
要画像部を透過した露光量Esは、以下の(2)式によ
って求めることができる。
別露光量Eの平均値を用いていたが、これに代えてネガ
画像中の主要画像部を透過した光による露光量(主要画
像部を透過した露光量Es)の平均値を用いてもよい。
一般に個別露光量Eは、主要画像部を透過した露光量E
sが一定値となるように設定され、主要画像部を透過し
た露光量Esが一定値であれば、写真プリント上におけ
る主要部の濃度も一定となるが、現実には主要画像部が
正確には決定されないため、写真プリント上における主
要部濃度にはばらつきがある。第1の共通露光量として
主要画像部を透過した露光量Esの平均値を用いること
は、露光量演算の精度を向上させるのに有効である。主
要画像部を透過した露光量Esは、以下の(2)式によ
って求めることができる。
【0165】 logEs=logE−Ds …(2) 但し、Ds:主要画像濃度 また、上記では写真フィルムとしてネガフィルムを例に
説明したが、これに限定されるものではなく、リバーサ
ルフィルム等の他の写真フィルムを適用することも可能
である。
説明したが、これに限定されるものではなく、リバーサ
ルフィルム等の他の写真フィルムを適用することも可能
である。
【0166】更に、上記では写真フィルムを透過した光
を印画紙に照射することにより画像の露光を行う、所謂
アナログ式の写真焼付装置を例に説明したが、これに限
定されるものではなく、画像に応じて変調したレーザ光
によって画像を走査露光する方式や、液晶パネルやCR
T等の表示手段に画像を表示し、表示手段を透過した光
又は表示手段から射出される光によって画像を露光する
方式(所謂デジタルプリント方式)の写真プリンタに適
用可能である。また複写材料として、印画紙以外に普通
紙やOHPシート等を適用することも可能である。
を印画紙に照射することにより画像の露光を行う、所謂
アナログ式の写真焼付装置を例に説明したが、これに限
定されるものではなく、画像に応じて変調したレーザ光
によって画像を走査露光する方式や、液晶パネルやCR
T等の表示手段に画像を表示し、表示手段を透過した光
又は表示手段から射出される光によって画像を露光する
方式(所謂デジタルプリント方式)の写真プリンタに適
用可能である。また複写材料として、印画紙以外に普通
紙やOHPシート等を適用することも可能である。
【0167】また、上記では記憶手段の記憶媒体として
バックアップ電源に接続されたRAM86C、メモリカ
ード106を例に説明したが、前記記憶媒体としては記
憶内容を書換え可能な不揮発性の記憶媒体であればよ
く、EEPROM、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光磁気ディスク等を適用することも可能である。
バックアップ電源に接続されたRAM86C、メモリカ
ード106を例に説明したが、前記記憶媒体としては記
憶内容を書換え可能な不揮発性の記憶媒体であればよ
く、EEPROM、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光磁気ディスク等を適用することも可能である。
【0168】更に、本発明は1本の写真フィルム中に、
同一露光量で露光すべき画像のグループが複数混在して
いた場合(例えばシリーズシーン信号によって指示され
た画像のグループと類似のシーンを撮影記録した画像の
グループが混在している等の場合)にも適用可能であ
り、また複数本の写真フィルムに亘って同一露光量での
露光が指示された場合にも適用可能である。また本発明
を適用して同一又は類似の露光量で露光する画像は、例
えば科学、医学、工業目的の写真画像や、短時間又は長
期間に亘って撮影した画像(例えば定点観測による自然
変化の撮影等)、同一条件下で撮影された複数の画像等
であってもよい。
同一露光量で露光すべき画像のグループが複数混在して
いた場合(例えばシリーズシーン信号によって指示され
た画像のグループと類似のシーンを撮影記録した画像の
グループが混在している等の場合)にも適用可能であ
り、また複数本の写真フィルムに亘って同一露光量での
露光が指示された場合にも適用可能である。また本発明
を適用して同一又は類似の露光量で露光する画像は、例
えば科学、医学、工業目的の写真画像や、短時間又は長
期間に亘って撮影した画像(例えば定点観測による自然
変化の撮影等)、同一条件下で撮影された複数の画像等
であってもよい。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
11記載の発明は、一定露光量での露光が指示された複
数の画像から適正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得
率で得ることができる、という優れた効果を有する。
11記載の発明は、一定露光量での露光が指示された複
数の画像から適正かつ一定の仕上りの複写画像を高い得
率で得ることができる、という優れた効果を有する。
【0170】請求項2記載の発明は、一定露光量での露
光が指示された複数の画像からの、適正な仕上りの複写
画像の得率を向上させることができる、という優れた効
果を有する請求項3記載の発明において、同一のカメラ
種のカメラにより写真フィルムに撮影記録された画像か
ら演算した第1の共通露光量を用いて第2の共通露光量
を演算するようにした場合には、上記効果に加え、適正
な仕上りの複写画像の得率をカメラ単位で向上させるこ
とができる、という効果を有する。また、同一のカメラ
により写真フィルムに撮影記録された画像から演算した
第1の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算する
ようにした場合には、上記効果に加え、同一の撮影者に
よって写真フィルムに撮影記録された画像から得られる
複写画像の仕上りが略一定となり、撮影者が自身の露出
設定の傾向を認識し、意図した仕上りの複写画像が得ら
れるように画像の撮影記録時の露出設定に反映すること
ができる、という効果を有する。
光が指示された複数の画像からの、適正な仕上りの複写
画像の得率を向上させることができる、という優れた効
果を有する請求項3記載の発明において、同一のカメラ
種のカメラにより写真フィルムに撮影記録された画像か
ら演算した第1の共通露光量を用いて第2の共通露光量
を演算するようにした場合には、上記効果に加え、適正
な仕上りの複写画像の得率をカメラ単位で向上させるこ
とができる、という効果を有する。また、同一のカメラ
により写真フィルムに撮影記録された画像から演算した
第1の共通露光量を用いて第2の共通露光量を演算する
ようにした場合には、上記効果に加え、同一の撮影者に
よって写真フィルムに撮影記録された画像から得られる
複写画像の仕上りが略一定となり、撮影者が自身の露出
設定の傾向を認識し、意図した仕上りの複写画像が得ら
れるように画像の撮影記録時の露出設定に反映すること
ができる、という効果を有する。
【0171】請求項4記載の発明は、上記効果に加え、
撮影者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上
りの複写画像が得られるように画像の撮影記録時の露出
設定に反映することを更に容易に行うことができる、と
いう効果を有する。
撮影者が自身の露出設定の傾向を認識し、意図した仕上
りの複写画像が得られるように画像の撮影記録時の露出
設定に反映することを更に容易に行うことができる、と
いう効果を有する。
【0172】請求項5記載の発明は、上記効果に加え、
撮影意図や好みに合った仕上りの複写画像の得率が更に
向上する、という効果を有する。
撮影意図や好みに合った仕上りの複写画像の得率が更に
向上する、という効果を有する。
【0173】請求項6乃至請求項8記載の発明は、上記
効果に加え、適正な仕上りの複写画像の得率を更に向上
させることができる、という効果を有する。
効果に加え、適正な仕上りの複写画像の得率を更に向上
させることができる、という効果を有する。
【0174】請求項9記載の発明は、上記効果に加え、
第1の露光量として、適正な仕上りの複写画像が得られ
る露光量から共通露光量を求めることにより、撮影者の
意図した仕上りの複写画像が得られる、という効果を有
する。
第1の露光量として、適正な仕上りの複写画像が得られ
る露光量から共通露光量を求めることにより、撮影者の
意図した仕上りの複写画像が得られる、という効果を有
する。
【0175】請求項10記載の発明は、上記効果に加
え、写真フィルムに記録されている画像の露光を期間を
隔てて再度行う場合であっても、複写画像の仕上りが、
過去に露光を行った際と略同一となるように露光量を演
算することが可能となる、という効果を有する。
え、写真フィルムに記録されている画像の露光を期間を
隔てて再度行う場合であっても、複写画像の仕上りが、
過去に露光を行った際と略同一となるように露光量を演
算することが可能となる、という効果を有する。
【図1】第1乃至第4実施形態に係る写真焼付装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】ネガフィルムの平面図である。
【図3】第1実施形態に係る写真焼付処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】画像の色の分布に基づいて画像の構成の複雑度
を判定する場合に用いる色座標の一例を示す線図であ
る。
を判定する場合に用いる色座標の一例を示す線図であ
る。
【図5】(A)は構成の複雑度が低い画像、(B)は構
成の複雑度が高い画像について、所定のライン上に隣接
する画素間の濃度差を順に演算した結果の一例を各々示
す線図である。
成の複雑度が高い画像について、所定のライン上に隣接
する画素間の濃度差を順に演算した結果の一例を各々示
す線図である。
【図6】(A)は構成の複雑度が低い画像、(B)は構
成の複雑度が高い画像について求めた濃度ヒストグラム
の一例を各々示す線図である。
成の複雑度が高い画像について求めた濃度ヒストグラム
の一例を各々示す線図である。
【図7】第2実施形態に係る写真焼付処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】第3実施形態に係る写真焼付処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】第4実施形態に係る写真焼付処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】第4実施形態に係る写真焼付処理の他の例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図11】第5実施形態に係る写真焼付装置の概略構成
図である。
図である。
【図12】第5実施形態に係る写真焼付処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】第6実施形態に係る写真焼付処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
10 写真焼付装置 14 色補正フィルタ 30 ブラックシャッタ 40 測光器 86 制御装置 86C RAM 98 磁気トラック 100 ネガフィルム 104 メモリカード装填装置 106 メモリカード
Claims (11)
- 【請求項1】 画像が記録された写真フィルムの情報記
録部に記録されている情報を読み取る読取手段と、 前記写真フィルムに記録されている画像を測光する測光
手段と、 前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前
記写真フィルムに記録されている画像の中から同一露光
量で露光すべき複数の画像を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された複数の画像の各々を前
記測光手段が測光した結果に基づいて、前記選択された
各画像の露光量を各々演算し、第1の共通露光量とし
て、前記選択された各画像の露光量の平均値を演算する
第1の露光量演算手段と、 前記第1の露光量演算手段によって演算された第1の共
通露光量で前記複数の画像を複写材料に各々露光する露
光制御手段と、 を含む写真プリンタ。 - 【請求項2】 画像が記録された写真フィルムの情報記
録部に記録されている情報を読み取る読取手段と、 前記写真フィルムに記録されている画像を測光する測光
手段と、 前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前
記写真フィルムに記録されている画像の中から同一露光
量で露光すべき複数の画像を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された複数の画像の各々を前
記測光手段が測光した結果に基づいて、前記選択された
各画像の露光量を各々演算し、第1の共通露光量とし
て、前記選択された各画像の露光量の平均値を演算する
第1の露光量演算手段と、 前記第1の露光量演算手段によって演算された第1の共
通露光量を記憶する記憶手段と、 第2の共通露光量として、第1の露光量演算手段によっ
て演算された第1の共通露光量と、第1の露光量演算手
段によって過去に演算されて前記記憶手段に記憶されて
いる第1の共通露光量と、の平均値又は重み付け平均値
を演算する第2の露光量演算手段と、 前記第2の露光量演算手段によって演算された第2の共
通露光量で前記複数の画像を複写材料に各々露光する露
光制御手段と、 を含む写真プリンタ。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、前記第1の共通露光量
を、前記読取手段によって読み取られた情報に含まれる
前記写真フィルムへの画像の撮影記録に用いたカメラを
識別する情報に応じて分類して記憶し、 前記第2の露光量演算手段は、過去に演算されて前記記
憶手段に記憶されている第1の共通露光量のうち、同一
のカメラ又は同一のカメラ種のカメラにより写真フィル
ムに撮影記録された画像から演算した第1の共通露光量
を用いて第2の共通露光量を演算することを特徴とする
請求項2記載の写真プリンタ。 - 【請求項4】 前記記憶手段は、前記第1の共通露光量
を、前記読取手段によって読み取られた情報に含まれる
前記写真フィルムへの画像の撮影記録に用いたカメラを
識別する情報、及び前記写真フィルムのフィルム種に応
じて分類して記憶し、 前記第2の露光量演算手段は、過去に演算されて前記記
憶手段に記憶されている第1の共通露光量のうち、同一
のカメラにより同一フィルム種の写真フィルムに撮影記
録された画像から演算した第1の共通露光量を用いて第
2の共通露光量を演算することを特徴とする請求項2記
載の写真プリンタ。 - 【請求項5】 前記記憶手段は、ユーザ毎に用意され、
ユーザに所持される記憶媒体を含んで構成されると共
に、前記第1の共通露光量を、複写材料への画像の露光
を行う写真フィルムと共にユーザから渡されて装置本体
に装着された記憶媒体に記憶し、 第2の露光量演算手段は、過去に演算されて前記装着さ
れた記憶媒体に記憶されている第1の共通露光量を用い
て第2の共通露光量を演算することを特徴とする請求項
2記載の写真プリンタ。 - 【請求項6】 前記選択手段は、 前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前
記写真フィルムに記録されている画像の中から同一露光
量で露光すべき複数の画像を選択する第1の選択手段
と、 前記第1の選択手段によって選択された複数の画像の中
から、露光量を決定するための特定画像を選択する第2
の選択手段と、 から成り、 前記第1の露光量演算手段は、前記第2の選択手段によ
って選択された特定画像を前記測光手段が測光した結果
に基づいて、前記特定画像の露光量及び第1の共通露光
量を演算することを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の写真プリンタ。 - 【請求項7】 画像を表示するための表示手段と、 前記写真フィルムに記録されている画像を撮像する撮像
手段と、 前記撮像手段による撮像によって得られた画像信号と、
前記第1の露光量演算手段又は前記第2の露光量演算手
段によって演算された共通露光量に基づいて、前記選択
された複数の画像を前記共通露光量で複写材料に各々露
光して得られる複写画像を各々推定し、推定した複数の
画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、 共通露光量を修正する情報を入力するための第1の入力
手段と、 前記第1の入力手段を介して入力された情報に基づい
て、前記露光制御手段が前記複数の画像を各々露光する
際に用いる共通露光量を修正する露光量修正手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の写真プリンタ。 - 【請求項8】 前記選択された複数の画像のうち特定の
画像の露光量を修正する情報を入力するための第2の入
力手段を更に備え、 前記露光制御手段は、前記特定の画像の露光時には、前
記第2の入力手段を介して入力された情報に基づいて前
記共通露光量を修正して複写材料に露光することを特徴
とする請求項7記載の写真プリンタ。 - 【請求項9】 前記第1の露光量演算手段が前記選択手
段によって選択された各画像について各々演算する露光
量のうちの何れかを修正する情報を入力するための第3
の入力手段を更に備え、 第1の露光量演算手段は、前記選択手段によって選択さ
れた各画像のうち前記第3の入力手段を介して露光量を
修正する情報が入力された画像について、演算した露光
量を前記入力された情報に基づいて修正した後に第1の
共通露光量を演算することを特徴とする請求項1又は請
求項2記載の写真プリンタ。 - 【請求項10】 前記第1の露光量演算手段は、前記選
択手段によって選択された各画像について、前記測光手
段による測光結果から求まる各画像毎の平均濃度に基づ
いて基本露光量を求め、基本露光量を補正して各画像毎
の露光量を演算し、 前記各画像毎の平均濃度又は基本露光量を表す情報を保
持する保持手段と、 前記保持手段に保持されている情報に基づき、露光量修
正量として、前記第1の露光量演算手段又は第2の露光
量演算手段で演算された共通露光量と、前記各画像毎の
基本露光量と、の露光量差を求める露光量修正量演算手
段と、 前記露光量修正量演算手段によって演算された露光量修
正量を表す情報を写真フィルムの情報記録部に記録する
書込手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の写真プリンタ。 - 【請求項11】 画像が記録された写真フィルムの情報
記録部に記録されている情報を読み取り、前記読み取っ
た情報に基づいて、前記写真フィルムに記録されている
画像の中から同一露光量で露光すべき複数の画像を選択
すると共に、 前記写真フィルムに記録されている画像を測光し、 前記選択した複数の画像の各々を測光した結果に基づい
て、前記選択した各画像の露光量を各々演算し、 共通露光量として、前記選択した各画像の露光量の平均
値を演算し、 前記演算した共通露光量で前記複数の画像を各々露光す
る露光制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175267A JPH1020417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 写真プリンタ及び露光制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175267A JPH1020417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 写真プリンタ及び露光制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020417A true JPH1020417A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15993170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8175267A Pending JPH1020417A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 写真プリンタ及び露光制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020417A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7894687B2 (en) | 2005-09-26 | 2011-02-22 | Fujifilm Corporation | Method and an apparatus for correcting images |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8175267A patent/JPH1020417A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7894687B2 (en) | 2005-09-26 | 2011-02-22 | Fujifilm Corporation | Method and an apparatus for correcting images |
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