JPH10204287A - 二色成形用樹脂組成物 - Google Patents
二色成形用樹脂組成物Info
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- JPH10204287A JPH10204287A JP9010893A JP1089397A JPH10204287A JP H10204287 A JPH10204287 A JP H10204287A JP 9010893 A JP9010893 A JP 9010893A JP 1089397 A JP1089397 A JP 1089397A JP H10204287 A JPH10204287 A JP H10204287A
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Abstract
面平滑性に優れ、二色成形用ナイロン樹脂組成物を提供
する。 【解決手段】(A)(a)ナイロン66、ナイロン6お
よびそれらを主成分とする共重合ナイロンの中から選ば
れた1種のナイ二色成形用樹脂組成物ロン樹脂98〜5
0重量%および(b)前記(a)成分以外のナイロン樹
脂2〜50重量%の混合物からなるナイロン樹脂100
重量部に対して、(B)平均繊維径5〜15μmのガラ
ス繊維10〜150重量部および(C)銅化合物0.0
1〜2重量部を含有してなることを特徴とする二色成形
用樹脂組成物。
Description
表面外観、寸法安定性、成形品の接着性が優れた二色成
形用樹脂組成物に関する。
性、耐熱性、強靱性、耐オイル・ガソリン性、耐磨耗性
などを利して、自動車、機械部品の分野で射出成形品と
して広範に利用されている。上記分野でのナイロン樹脂
の開発経緯は基本的には金属材料からの代替が主体であ
り、軽量化、防錆化などの利点の多い部品から実用化が
進んできた。更に最近はナイロン樹脂材料の高性能化お
よび成形加工技術の進展に伴って、大型且つ複雑形状
で、従来技術では樹脂化が困難とされてきた部品へのナ
イロン樹脂の適用が検討されるようになっている。この
ような難度の高い部品を樹脂化するためには射出成形や
押し出し成形、ブロー成形などの単独成形技術だけでは
不十分で、切削、接着、溶着などの後加工技術をを組み
合わせることが必要となる。しかし、従来のナイロン樹
脂材料は、このような後加工への適用性まで考慮したも
のとは言えず、たとえば2つ以上のパーツからなるガラ
ス繊維強化ナイロン樹脂成形品を二色成形法などによっ
て接着して用いる場合には、特に部品が大型の場合、接
着部分の強度が不十分であるという傾向があった。
に、成形流動性、成形品の表面平滑性、機械強度が高
く、従来のナイロン樹脂における問題点であった二色成
形品の接合部の接着性が高い樹脂組成物および成形品の
提供を課題とする。
の課題を解決すべく検討した結果、ガラス繊維強化ナイ
ロン樹脂においてマトリクス樹脂として特定の組成のナ
イロン樹脂2種以上を併用し、更に銅化合物を含むこと
により目的が達成されることを見出し本発明に到達し
た。即ち本発明は、 1.「(A)ナイロン樹脂100重量部、(B)ガラス
繊維10〜150重量部および(C)銅化合物0.01
〜2重量部を含有するものであって、 (A)ナイロン樹脂において (a)50重量%を超え98重量%以下、ナイロン6構
造単位を75重量%以上有するナイロン(a−1)であ
り、2〜50重量%が、前記(a−1)成分として配合
されるナイロン樹脂以外のナイロン(b)であることを
特徴とする二色成形用樹脂組成物。」 2.「(a−1)成分ナイロンがナイロン6構造単位を
98〜80重量%含有する共重合体である前記1記載の
二色成形用樹脂組成物。」 3.「(a−1)成分ナイロンがナイロン66構造単位
を2〜20重量%の範囲で含有する戦記2記載の二色成
形用樹脂組成物。」 4.「(A)ナイロン樹脂100重量部に対して、
(B)ガラス繊維10〜150重量部および(C)銅化
合物0.01〜2重量部を含有するものであって、 (A)ナイロン樹脂において、(a)50重量%を超え
98重量以下%が、ナイロン66構造単位を75重量%
以上有するナイロン(a−2)であり、(b)2重量%
を超え50重量%未満が、前記(a−2)成分として配
合されるナイロン樹脂以外のナイロンであることを特徴
とする二色成形用樹脂組成物。」 5.「(a−2)成分のナイロンがナイロン66構造単
位を98〜80重量%含有する共重合体である前記4記
載の二色成形用樹脂組成物。」 6.「(a−1)成分ナイロンがナイロン6構造単位を
2〜20重量%含有する前記5記載の二色成形用樹脂組
成物。」 7.「銅化合物が1価の銅化合物である前記いずれかの
二色成形用樹脂組成物。」 8.「1価の銅化合物がハロゲン化第1銅である前記い
ずれかのの二色成形用樹脂組成物。」 9.「前記いずれかの二色成形用樹脂組成物を用いて二
色成形することを特徴とする二色成形品の製造方法。」 10.「前記いずれかの二色成形用樹脂組成物から二色
成形された二色成形品。」であり、大きく分けると分
野、課題を同一とし、ナイロン6を主体とするもの、お
よび主にナイロン66を主体とするものの2つの発明か
らなる。
する。本発明において「重量」とは「質量」を意味す
る。
重量%が、ナイロン6構造単位、すなわちカプラミド構
造を75重量%以上、好ましくは80重量%以上有する
ナイロン(a−1)、またはナイロン66構造単位、す
なわちヘキサメチレンジアミン由来の構造およびアジピ
ン酸由来の構造の和を75重量%以上、好ましくは80
重量%以上有するナイロン(a−2)を必須成分とす
る。
体であることが可能で、共重合し得るポリアミド形成性
成分の例としては、6ーアミノカプロン酸(a−1の場
合を除く)、11ーアミノウンデカン酸、12ーアミノ
ドデカン酸、パラアミノメチル安息香酸などのアミノ
酸、εーアミノカプロラクタム(a−1の場合を除
く)、ωーラウロラクタムなどのラクタム、テトラメチ
レンジアミン、ヘキサメレンジアミン、2ーメチルペン
タメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデ
カメチレンジアミン、2,2,4ー/2,4,4ートリ
メチルヘキサメチレンジアミン、5ーメチルノナメチレ
ンジアミン、メタキシレンジアミン、パラキシリレンジ
アミン、1,3ービス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン、1,4ービス(アミノメチル)シクロヘキサン、1
ーアミノー3ーアミノメチルー3,5,5ートリメチル
シクロヘキサン、ビス(4ーアミノシクロヘキシル)メ
タン、ビス(3ーメチルー4ーアミノシクロヘキシル)
メタン、2,2ービス(4ーアミノシクロヘキシル)プ
ロパン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、アミノエ
チルピペラジンなどの脂肪族、脂環族、芳香族のジアミ
ン、およびアジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカン二酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、2ークロロテレフタル酸、2ーメチルテレフタル
酸、5ーメチルイソフタル酸、5ーナトリウムスルホイ
ソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロ
イソフタル酸などの脂肪族、脂環族、芳香族のジカルボ
ン酸が挙げられ、カプラミド構造またはヘキサメチレン
アジパミド構造相手となるこれら共重合成分の共重合量
は通常2〜20重量%、好ましくは4〜15重量%の範
囲である。この中でも特に有用な共重合ナイロン樹脂
は、200℃以上の融点を有する耐熱性や強度に優れた
ナイロン樹脂であり、具体的な例としては、(a−2)
のグループに属するものとして、以下それぞれナイロン
66構造単位が多いものであって、ポリヘキサメチレン
アジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミドコポ
リマー(ナイロン66/6T)、ポリヘキサメチレンア
ジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリ
マー(ナイロン66/6I)、ポリヘキサメチレンアジ
パミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘ
キサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン6
6/6T/6I)、ナイロン66/6コポリマーが例示
される。このなかでナイロン66/6コポリマーが好ま
しく使用される。
/20〜98/2、さらに85/15〜96/4の範囲
が好ましい。
として、以下それぞれナイロン6構造単位が多いもので
あって、ナイロン6/66コポリマーおよびナイロン6
/12コポリマーが例示される。これら2種のコポリマ
ーの共重合比としては6/(66または12)の重量比
が80/20〜98/2、さらに85/15〜96/4
の範囲が好ましい。
は特に制限がないが、1%の濃硫酸(98%)溶液中、
25℃で測定した相対粘度が、1.5〜5.0の範囲、
特に2.0〜4.0の範囲のものが好ましく使用され
る。
イロン以外のナイロン樹脂(b)が配合される。なお
(a)成分として(a−1)に定義されるポリアミドを
配合した場合、(b)成分として(a−2)成分に定義
される組成比を有するものを配合することができ、一方
(a)成分として(a−2)に定義されるナイロン樹脂
を配合した場合、(b)成分として(a−1)成分に定
義される組成比を有するものを配合することもできる。
ロン樹脂とは、アミノ酸、ラクタムあるいはジアミンと
ジカルボン酸からなる重合構造を主たる構成成分とする
ナイロンである。その主要構成成分の代表例としては、
6ーアミノカプロン酸、11ーアミノウンデカン酸、1
2ーアミノドデカン酸、パラアミノメチル安息香酸など
のアミノ酸、εーアミノカプロラクタム、ωーラウロラ
クタムなどのラクタム、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメレンジアミン、2ーメチルペンタメチレンジアミ
ン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミ
ン、2,2,4ー/2,4,4ートリメチルヘキサメチ
レンジアミン、5ーメチルノナメチレンジアミン、メタ
キシレンジアミン、パラキシリレンジアミン、1,3ー
ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,4ービス
(アミノメチル)シクロヘキサン、1ーアミノー3ーア
ミノメチルー3,5,5ートリメチルシクロヘキサン、
ビス(4ーアミノシクロヘキシル)メタン、ビス(3ー
メチルー4ーアミノシクロヘキシル)メタン、2,2ー
ビス(4ーアミノシクロヘキシル)プロパン、ビス(ア
ミノプロピル)ピペラジン、アミノエチルピペラジンな
どの脂肪族、脂環族、芳香族のジアミン、およびアジピ
ン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカ
ン二酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2ークロロテレ
フタル酸、2ーメチルテレフタル酸、5ーメチルイソフ
タル酸、5ーナトリウムスルホイソフタル酸、ヘキサヒ
ドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの脂
肪族、脂環族、芳香族のジカルボン酸が挙げられ、本発
明においては、これらの原料から誘導されるナイロンホ
モポリマーまたはコポリマーを前記(a)成分のナイロ
ンと同一でないとの条件の下に各々単独または混合物の
形で用いることができる。
脂(b)の具体的な例としては、以下、(a)成分とし
て配合される(aー1)または(a−2)と異なること
を条件として、ポリカプロアミド(ナイロン6)、ポリ
ヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリテト
ラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリヘキサメ
チレンセバカミド(ナイロン610)、ポリヘキサメチ
レンドデカミド(ナイロン612)、ポリヘキサメチレ
ンアジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミドコ
ポリマー(ナイロン66/6T)、ポリヘキサメチレン
アジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポ
リマー(ナイロン66/6I)、ポリヘキサメチレンア
ジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリ
ヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン
66/6T/6I)、ポリキシリレンアジパミド(ナイ
ロンXD6)が例示される。
がなく、1%の濃硫酸溶液中、25℃で測定した相対粘
度が、1.5〜5.0の範囲、特に2.0〜4.0の範
囲のものが好ましい。
記(a)および(b)成分のナイロン樹脂を併用するこ
とが二色成形時の接着部強度の高い製品を得る上で重要
である。併用によって二色成形時の接着部強度の高い製
品が得られる理由は明確ではないが、1種類のポリアミ
ドを樹脂組成物の固化・結晶化挙動が変化し、成形品接
着部の混和性が増すものと推定される。さらにその挙動
はナイロン6構造単位を多量成分とする(a-1)を配合す
る場合でも、ナイロン66構造単位を多量成分とする
(a-2)であって、これらが構造単位が異なっていて
も、これらは結晶性への寄与度が高いという観点から共
通の作用を有しているものと考えられる。
れるガラス繊維は、平均繊維径5〜15μmであること
が好ましく、その繊維長には特に制限はない。通常は押
し出し混練作業性の高いストランド長3mmのガラス繊
維が本発明の組成物の原料として使用できるが、ストラ
ンド長1mm以上のガラス繊維と繊維長20〜500μ
mのガラス繊維を混合物として原料に使用することもで
きる。また、ストランド長の異なるガラス繊維を2種以
上併用する際には、用いるガラス繊維の平均径が2μm
以上異なる種類のものを使用することも好ましい方法で
ある。
量はナイロン樹脂100重量部に対して10〜150重
量部の範囲であり、20〜80重量部の範囲が更に好ま
しい。
形品の強度が不足し、逆にガラス繊維の含有量が多いと
二色成形品の接合部の接着性低下が起こる傾向がある。
合物の具体的な例としては、塩化第一銅、塩化第二銅、
臭化第一銅、臭化第二銅、ヨウ化第一銅、ヨウ化第二
銅、硫酸第二銅、硝酸第二銅、リン酸銅、酢酸第一銅、
酢酸第二銅、サリチル酸第二銅、ステアリン酸第二銅、
安息香酸第二銅および前記無機ハロゲン化銅とキシリレ
ンジアミン、2ーメルカプトベンズイミダゾール、ベン
ズイミダゾールなどとの錯化合物などが挙げられる。な
かでも1価の銅化合物とりわけ1価のハロゲン化銅化合
物が好ましく、酢酸第1銅、ヨウ化第1銅などを特に好
適な銅化合物として例示できる。銅化合物の添加量は生
成する樹脂組成物の成形品を二色成形法で接着した際の
溶着部強度を向上せしめるに足る量であるが、これには
通常ナイロン樹脂100重量部に対して0.01〜2重
量部が求められ、さらに0.015〜1重量部の範囲で
あることが好ましい。銅化合物の添加量が少ないと二色
成形した際の溶着部強度が不足となる傾向があり、逆に
量が多いと溶融成形時に金属銅の遊離が起こり、着色に
より製品の価値を減ずることがある。本発明では銅化合
物と併用する形でハロゲン化アルカリを添加することも
可能である。このハロゲン化アルカリ化合物の例として
は、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、塩
化カリウム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、臭化ナト
リウムおよびヨウ化ナトリウムを挙げることができ、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムが特に好まししく、こ
れらを配合する場合、その和が、ナイロン樹脂100重
量部に対して0.02〜4重量部の範囲、さらに0.0
3〜3重量部の範囲であることが好ましい。
以外にも繊維状/非繊維状無機強化材を添加することも
可能であり、それら強化剤の具体例としては、炭素繊
維、チタン酸カリウィスカ、酸化亜鉛ウィスカ、硼酸ア
ルミウィスカ、アラミド繊維、アルミナ繊維、炭化珪素
繊維、セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ繊維、
金属繊維などの繊維状充填剤、ワラステナイト、ゼオラ
イト、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、パイロ
フィライト、ベントナイト、アスベスト、タルク、アル
ミナシリケートなどの珪酸塩、アルミナ、酸化珪素、酸
化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化
鉄などの金属化合物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バ
リウムなどの硫酸塩、水酸化マグネシウム、水酸化カル
シウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化物、ガラスビ
ーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素および
シリカなどの非繊維状充填剤が挙げられ、これらは中空
であってもよく、さらにはこれら充填剤を2種類以上併
用することも可能である。また、これら繊維状/非繊維
状充填材をイソシアネート系化合物、有機シラン系化合
物、有機チタネート系化合物、有機ボラン系化合物、エ
ポキシ化合物などのカップリング剤で予備処理して使用
することは、より優れた機械的強度を得る意味において
好ましい。
シ基、アミノ基、イソシアネート基、水酸基、メルカプ
ト基、ウレイド基の中から選ばれた少なくとも1種の官
能基を有するアルコキシシランの添加は、機械的強度、
靱性などの向上に有効である。かかる化合物の具体例と
しては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシシラン、
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメ
トキシシランなどのエポキシ基含有アルコキシシラン化
合物、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリエトキシシランなどのメルカ
プト基含有アルコキシシラン化合物、γ−ウレイドプロ
ピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリメ
トキシシシラン、γ−(2−ウレイドエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシランなどのウレイド基含有アルコ
キシシラン化合物、γ−イソシアナトプロピルトリエト
キシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−イソシアナトプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−イソシアナトプロピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−イソシアナトプロピルエチルジメトキシシラ
ン、γ−イソシアナトプロピルエチルジエトキシシラ
ン、γ−イソシアナトプロピルトリクロロシランなどの
イソシアナト基含有アルコキシシラン化合物、γ−(2
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランな
どのアミノ基含有アルコキシシラン化合物、γ−ヒドロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−ヒドロキシプロ
ピルトリエトキシシランなどの水酸基含有アルコキシシ
ラン化合物などなどが挙げられる。
は、タルク、カオリン、有機リン化合物、ポリエーテル
エーテルケトンなどの結晶核剤、次亜リン酸塩などの着
色防止剤、ヒンダードフェノール、ヒンダードアミンな
どの酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線防止剤、着色
剤、などの添加剤を添加することができる。
特定の方法に限定されないが、具体的且つ効率的な例と
して原料のナイロン樹脂、ガラス繊維および銅化合物の
混合物を単軸あるいは2軸の押出機、バンバリーミキサ
ー、ニーダーおよびミキシングロールなど公知の溶融混
練機に供給して用いるナイロン樹脂の融点に応じて22
0〜330℃の温度で溶融混練する方法などを挙げるこ
とができる。
に効果のある銅化合物の添加は上記溶融混練過程のいず
れでなされても良い。また、原料ナイロン樹脂の重合時
に予め添加されていてもよい。このようにして得られた
本発明のナイロン樹脂組成物は、耐熱性、成形製品表面
外観、寸法安定性、二色成形時の接着性が均衡して優れ
たものであり、二色成形として通常の2種以上の溶融樹
脂を同時に射出または押し出し成形する成形法における
と同様、射出成形や押し出し成形、ブロー成形で得られ
た成形品を射出成形金型内にインサートし、次いで新た
に射出成形を行って両者を接着せしめて用いる場合に特
に有用であり、この利点を生かしてたとえば自動車のイ
ンテークマニホールドなどの吸気系部品、オイルタンク
などの中空形状部品用などに好適に用いることができ
る。
説明する。また、実施例及び比較例中に示された配合割
合で%の値は重量%を意味する。
動性、成形品表面平滑性、接着強度の評価は、次の方法
により行った。 [材料強度]以下の標準方法に従って測定した。 引張強度 :ASTM D638 曲げ弾性率 :ASTM D790 [流動性]幅10mm、厚さ2mm、全長600mmの
渦巻き形状を有するスパイラルフロー測定金型を用い、
射出成形温度280℃、射出成形圧力30kgf/cm
2、金型温度80℃の条件下で材料を射出成形した際に
金型内を流れた距離を測定して流動性の指標とした。流
動長が長いほど流動性が良好であることを示す。 [表面平滑性]80x80x3mmの角板を射出成形
し、得られた成形品表面で蛍光灯の反射像の鮮明度を肉
眼観察し、平滑性の指標とした。 ◎:蛍光灯の反射像が明瞭に観察される。 ○:蛍光灯の反射像が不明瞭ながらも観察される。 △:蛍光灯の反射像が観察できない。 [接着強度測定]曲げ疲労測定用試験片を半割りした形
であり、図1に示す表面形状で厚さ10mmの試験片
を、以下説明する方法で得られた樹脂組成物を射出成形
法で成形した。この成形片1つを曲げ疲労試験片用金型
にインサートし、残りの部分を同じ樹脂組成物で新たに
射出成形し、図1の辺Aが接合部となる図2に示す形状
の成形品を得た。この成形品の引っ張り試験を行い、破
断強度を接着強度1の値とした。
個を、辺A同士が接触するように金型にインサートし、
図3に示すように、さらに辺Aを中心線として、新たに
厚さ1mm、幅10mmの帯状部Bを、同じ樹脂組成物
を用いて射出成形を行い、帯状部Bによって接着された
接着試験片を得た。得られた試験片について曲げ強度を
測定し、その値を接着強度2とした。
日本製鋼所製TEX30型2軸押し出し機を用いて行っ
た。相対粘度2.70のナイロン66/6共重合体(6
6/6=95/5%)50%、相対粘度2.45のナイ
ロン6樹脂20%、およびナイロン樹脂100重量部に
対して0.05重量部のヨウ化第1銅と0.2重量部の
ヨウ化カリウムをドライブレンドしてシリンダー温度2
80℃、スクリュー回転数150rpmの条件で運転中
の押し出し機のフィーダーに供給し、ついで押し出し機
先端部のサイドフィーダーから繊維径9μm、ストラン
ド長3mmのガラス繊維を供給して溶融混練を行い、押
し出しガットを冷却後ペレタイザーでペレット化した。
に射出成形して流動性、表面平滑性、材料強度、接着強
度などを測定した結果は表1に示すとおりであった。
6共重合体(66/6=95/5%)のみを70%用い
た以外は実施例1に記載した方法と全く同様に混練、ペ
レット化、射出成形、物性測定を行った。その結果は表
1に示すとおりであり、ここで得られた組成物は接着強
度が実施例1に示す本発明の組成物に比べて不足であっ
た。
脂のみを70%用いた以外は実施例1に記載した方法と
全く同様に混練、ペレット化、射出成形、物性測定を行
った。その結果は表1に示すとおりであり、ここで得ら
れた組成物は接着強度が実施例1に示す本発明の組成物
に比べて不足であった。
実施例1に記載した方法と全く同様に混練、ペレット
化、射出成形、物性測定を行った。その結果は表1に示
すとおりであり、ここで得られた組成物は接着強度が実
施例1に示す本発明の組成物に比べて不足であった。
び銅化合物の種類と配合量を変えた以外は実施例1に記
載した方法と全く同様の方法で溶融混練、ペレット化、
射出成形、物性測定を行い、表1に示す結果を得た。こ
こで得られた組成物も流動性、表面平滑性、接着強度の
優れた実用価値の高いものであった。
樹脂組成物から得られる二色成形品は流動性、表面平滑
性、接着強度に優れる。
形状を示す平面図
よび側面図
Claims (10)
- 【請求項1】(A)ナイロン樹脂100重量部、(B)
ガラス繊維10〜150重量部および(C)銅化合物
0.01〜2重量部を含有するものであって、 (A)ナイロン樹脂において (a)50重量%を超え98重量%以下が、ナイロン6
構造単位を75重量%以上有するナイロン(a−1)で
あり、2重量以上50重量%未満が、前記(a−1)成
分として配合されるナイロン樹脂以外のナイロン(b)
であることを特徴とする二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項2】(a−1)成分ナイロンがナイロン6構造
単位を98〜80重量%含有する共重合体である請求項
1記載の二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項3】(a−1)成分ナイロンがナイロン66構
造単位を2〜20重量%の範囲で含有する請求項2記載
の二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項4】(A)ナイロン樹脂100重量部に対し
て、(B)ガラス繊維10〜150重量部および(C)
銅化合物0.01〜2重量部を含有するものであって、 (A)ナイロン樹脂において、(a)50重量%を超え
98重量%以下が、ナイロン66構造単位を75重量%
以上有するナイロン(a−2)であり、(b)2重量%
以上50重量%未満が、前記(a−2)成分として配合
されるナイロン樹脂以外のナイロンであることを特徴と
する二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項5】(a−2)成分のナイロンがナイロン66
構造単位を98〜80重量%含有する共重合体である請
求項4記載の二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項6】(a−1)成分ナイロンがナイロン6構造
単位を2〜20重量%含有する請求項5記載の二色成形
用樹脂組成物。 - 【請求項7】銅化合物が1価の銅化合物である請求項1
〜6いずれかに記載の二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項8】1価の銅化合物がハロゲン化第1銅である
請求項7記載の二色成形用樹脂組成物。 - 【請求項9】請求項1〜8いずれかの二色成形用樹脂組
成物を用いて二色成形することを特徴とする二色成形品
の製造方法。 - 【請求項10】請求項1〜8いずれかの二色成形用樹脂
組成物から二色成形された二色成形品。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-01-24 JP JP1089397A patent/JP3633173B2/ja not_active Expired - Fee Related
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