JPH1020452A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH1020452A
JPH1020452A JP17809296A JP17809296A JPH1020452A JP H1020452 A JPH1020452 A JP H1020452A JP 17809296 A JP17809296 A JP 17809296A JP 17809296 A JP17809296 A JP 17809296A JP H1020452 A JPH1020452 A JP H1020452A
Authority
JP
Japan
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film
lens
unit
brownie
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP17809296A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kameyama
信行 亀山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP17809296A priority Critical patent/JPH1020452A/ja
Publication of JPH1020452A publication Critical patent/JPH1020452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に山などの雄大な風景を、ブローニーフイ
ルムの取扱に悩まされることなく、大きな画面サイズで
簡単に撮影する。 【解決手段】 ユニット本体2には、パトローネが収納
されるフイルム巻取り室と、パトローネから引き出され
た未露光のブローニーフイルムが製造時にロール状に収
納されるフイルムロール収納室とが横長の6cm×4.
5cm判に対応したアパーチャを挟んで上下に配置され
ている。撮影レンズ3は、F16,f=48mmでピン
ト位置のピークが15mに合わされており、2.4mか
ら無限遠までピントが合う。ブローニーフイルムはIS
O400でシャッタ速度が1/160秒であり、約12
LVから17LVの被写体が手ぶれなく適正露出にな
る。1コマ撮影する毎に、露光済みのブローニーフイル
ムがパトローネ内に巻き取られる。全てのコマが撮影さ
れたらそのまま現像所に提出すると、現像済みのネガと
プリント写真とがユーザに返却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローニーフイル
ムを用いたレンズ付きフイルムユニットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】誰でも手軽に撮影が楽しめるように、簡
単な露光機構を備えるとともに、予め未露光の写真フイ
ルムとパトローネとが製造時に装填され、面倒なフイル
ム装填及びフイルム巻戻し操作を不要にしたレンズ付き
フイルムユニット,例えば「スーパー写ルンです」(商
品名)等が本出願人より製造販売されている。このよう
なレンズ付きフイルムユニットには、国際標準規格IS
Oの1007−1979年で規定された135タイプの
パトローネ付き写真フイルム(35mmフイルム)が装
填されている。
【0003】一方、より良い画質を求めるハイアマチュ
ア層を中心にブローニーフイルム(Brownie film ;幅
6cmのロールフイルムの俗称)を用いた中判カメラが根
強い人気をもっている。これは、ブローニーフイルムの
画面サイズが、例えば6cm×4.5cm判(実画面寸
法:56mm×41.5mm)の場合、35mmフイル
ムの画面サイズ(36mm×24mm)の約2.7倍の
面積比を有し、大サイズのプリント写真でも画質が劣化
しないためである。特に山などの雄大な風景写真では、
大サイズに引き伸ばすことが多く、画面サイズの大きな
中判カメラが有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
付きフイルムユニットやコンパクトカメラで写真の楽し
みを知り、更に画質の良い写真を撮ってみたいと思う人
がいても、中判カメラは高価な上、一般に取扱が難しい
という欠点がある。この取扱を難しくしている最大の原
因は、ブローニーフイルムの装填作業である。ブローニ
ーフイルムは、裏面もしくは両端に遮光紙が設けられた
帯状の写真フイルムをスプールの周りに巻き付けただけ
のものであるから、止め用の紙テープを破いた直後から
巻緩みが発生する可能性があり、巻緩みが発生すれば、
直ちに曝光する。したがって、紙テープを破いた直後か
ら装填終了時まで、常にブローニーフイルムが巻緩まな
いように手で補助しながら装填作業を進める必要があ
る。このように、ブローニーフイルムの装填作業は、慣
れた人でも神経を使う面倒な作業であるため、気軽に中
判カメラを購入して写真を撮ってみるという訳にはいか
なかった。
【0005】本発明は、ブローニーフイルムの取扱に悩
まされることなく、画面サイズの大きな写真を簡単に撮
影でき、特に山などの雄大な風景を撮影するのに適した
レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、撮影レン
ズと簡易な露光機構を組み込んだユニット本体に、未露
光の写真フイルムをロール状に収納するフイルムロール
収納室と、前記露光機構により露光された写真フイルム
を巻き取って収納するフイルム巻取り室とが設けられた
レンズ付きフイルムユニットにおいて、前記写真フイル
ムとして幅約6cmのブローニーフイルムを用い、前記
フイルム巻取り室とフイルムロール収納室とを横長のア
パーチャを挟んで縦方向に配置したものである。
【0007】また、前記アパーチャを6cm×4.5c
m判に対応したサイズとしたものである。また、前記撮
影レンズを焦点距離48mm前後の広角レンズとしたも
のである。また、前記撮影レンズは、無限遠がピント範
囲の端になるようにピント位置のピークを中距離と無限
遠との中間距離にしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフイルムユニ
ットを前方から示す図1及び図2において、レンズ付き
フイルムユニット1のユニット本体2には、予めパトロ
ーネ付きのブローニーフイルムが装填され露光機構等が
組み込まれている。ユニット本体2の前部2aは、後部
2bから突き出た形状になっており、この前面には撮影
レンズ3が設けられ、傾斜した上面にはシャッタボタン
4が設けられている。また、後部2bの側面中央部に
は、ファインダ5が側方に突出して設けられ、横長の対
物レンズ5aが前面に露呈されている。また、ユニット
本体2の側面には、フイルムカウンタ窓6が設けられて
いる。
【0009】レンズ付きフイルムユニット1を背面側か
ら示す図3において、後部2bの背面側右上隅には、1
コマの撮影毎に一方向に回転操作される巻上げノブ7が
設けられている。また、後部2bの側面中央部には、フ
ァインダ5の接眼レンズ5bが設けられている。なお、
後部2bの側面には、後述するフイルム巻取り室の蓋8
と、フイルムロール収納室の蓋9とが設けられている。
【0010】ユニット本体2は、図4に示すように、本
体基部12,露光ユニット13,パトローネ15付きの
ブローニーフイルム16,前カバー17及び後カバー1
8とから構成されている。ブローニーフイルム16は、
ベースとしてガラス転移温度より僅かに低い温度でアニ
ーリングした厚み90μmのポリエチレンナフタレート
(以下A−PENという)を用いたブローニーサイズ
(幅が約6cm)の写真フイルムであり、この一端部が
パトローネ15内に回動自在に収納されたスプール24
に固定されている。また、パトローネ15のフイルム出
入口には周知の遮光用テレンプが貼着されている。
【0011】本体基部12には、光軸L上に配置された
アパーチャ20の両側に、パトローネ15を収納するフ
イルム巻取り室21と、暗室内にてパトローネ15から
引き出した未露光のブローニーフイルム16をロール状
に巻いたフイルムロール16aを収納するフイルムロー
ル収納室22とが形成されている。なお、アパーチャ2
0の画面サイズは横方向に長い、例えば56mm×4
1.5mmのいわゆる6cm×4.5cm判になってい
る。
【0012】フイルム巻取り室21の底部には、円形開
口21aが形成されており、ここから巻上げノブ7のキ
ー軸が挿入され、スプール24に係合される。また、円
形開口21aの脇には、巻上げノブ7のローレットギア
7aに係合して巻上げノブ7の逆転を阻止する逆転防止
爪26が本体基部12と一体に形成されている。
【0013】露光ユニット13のメカベース31には、
光軸L上の前方に設けられた露光開口32と、これと垂
直な側面に設けられた3本の軸33,34,35とが形
成されている。露光開口32の前方には、撮影レンズ3
を保持するレンズホルダ37が取り付けられ、これとメ
カベース31との間にはシャッタ羽根38がバネ39に
よって反時計方向に付勢された状態で回動自在に取り付
けられている。
【0014】軸33には、シャッタ駆動レバー41と撮
影枚数表示板42とが回転自在に挿入される。また、軸
34には、巻止めレバー45が回転自在に挿入される。
軸35には、回転体46が挿入される。この回転体46
は、図面上では便宜上互いに分離した状態で描いてある
が、シャッタチャージカム47,駒止めカム48,ギア
49,カウンタ送り用の一歯ギア50を一体成形したも
のである。そして、軸33〜35の各頂部は、最後に共
通の止め板51で抜け止めされる。なお、シャッタ駆動
レバー41は、図示せぬ圧縮ねじりバネで左ネジ進行方
向に付勢され、また巻止めレバー45は、図示せぬ圧縮
ねじりバネによって時計方向に付勢されている。また、
ギア49には、巻上げノブ7のローレットギア7aが噛
合している。
【0015】露光ユニット13がチャージ状態のときに
は、図5に示すように、シャッタ駆動レバー41の垂直
突起41aが巻止めレバー45の垂直突起45aの側面
に当接してロックされているとともに、巻止めレバー4
5の突起45bが駒止めカム48の溝48aに入り込ん
で巻上げ操作が阻止されている。この状態からシャッタ
ボタン4を押し下げると、シャッタボタン4の下部に形
成されたレリーズレバー4aの先端が巻止めレバー45
のアーム部45cを押圧して巻止めレバー45を反時計
方向に回動する。これにより、垂直突起41a,45a
の係合が解除され、次の瞬間、シャッタ駆動レバー41
が反時計方向に回動してシャッタ羽根38の爪部38a
を蹴飛ばし、シャッタ羽根38が揺動して露光開口32
が開閉される。
【0016】シャッタ駆動レバー41は、シャッタ羽根
38の爪部38aを蹴飛ばした後、爪部38aを乗り越
えた位置(図5で爪部38aの左側)まで回動し、垂直
突起41aの前面(図面の上側の面)が垂直突起45a
の背面(図面の下側の面)に係合して巻止めレバー45
の時計方向への復帰を阻止する。この状態では、駒止め
カム48の溝48aから巻止めレバー45の突起45b
が抜けているから、巻上げノブ7が操作可能になる。
【0017】巻上げノブ7を操作してブローニーフイル
ム16の巻上げを開始すると、ギア49を介してシャッ
タチャージカム47が回転する。シャッタチャージカム
47の回転に伴い、シャッタチャージカム47の外周面
がシャッタ駆動レバー41の突起部41bと当接してシ
ャッタ駆動レバー41を時計方向へ回動させる。これに
より、シャッタ駆動レバー41がチャージ位置に向かっ
て回動され、圧縮ねじりバネの作用により、シャッタ羽
根38の爪部38aの斜面を乗り越える。
【0018】シャッタチャージカム47が1回転する直
前に垂直突起41aの前面と垂直突起45aの背面との
係合が外れ、巻止めレバー45が時計方向に回動して、
丁度1回転してきた駒止めカム48の溝48aに突起4
5bが落ち込み、巻止めカム48がロックされ、1コマ
分のフイルム送りが完了する。これと同時に、シャッタ
駆動レバー41の突起部41bがシャッタチャージカム
47の凹部47aに入るため、シャッタ駆動レバー41
が反時計方向へ回動されようとするが、垂直突起41a
が巻止めレバー45の垂直突起45aに当接してシャッ
タ駆動レバー41はチャージ位置にロックされ、図5に
示すシャッタチャージ状態になる。また、回転体46の
1回転に伴って一歯ギア50が1回転されるから、これ
に噛合した撮影枚数表示板42が1歯分送られ、ブロー
ニーフイルム16の撮影可能な残りコマ数に対応した数
字がフイルムカウンタ窓10に表示される。
【0019】このように巻止めカム48が1回転する間
にブローニーフイルム16の1コマ送りが行われるが、
巻止めカム48を1回転させるために必要な巻上げノブ
7の回転角度は一定している。すなわち、スプール24
の回転角度は一定しており、フイルム巻上げが進むにつ
れてスプール24の巻径が徐々に太くなるから、1回の
巻上げ操作で送られるブローニーフイルム16の長さが
徐々に長くなる。しかしながら、ブローニーフイルム1
6のベースフイルムとして厚みの薄いPENを用いると
ともに、スプール24の径を十分に太くしておくことに
より、15枚撮り程度では第1コマと最終コマとで、コ
マ間隔に大きな差は生じない。例えば、フイルム厚みを
現行ロールフイルムJ120(JIS K7512−1
961)より30%減の100μmとし、スプール24
の径を22mmとすると、15枚撮りの第1コマと最終
コマの各コマ間隔の差は、4.3mm程度となって問題
はない。
【0020】本実施形態のレンズ付きフイルムユニット
1は、主な撮影対象を日中,晴天時の風景,例えば山等
の雄大な風景とするから、撮影レンズ3を焦点距離
(f)が例えば48mm(24mm×36mmの画面サ
イズにおけるf=30mmに相当)の広角レンズとし、
ストロボ装置は装着していない。また、撮影レンズ3の
Fナンバーは例えばF16とし、また、手ブレ防止のた
め、シャッタ速度を約1/160秒とした。そして、ブ
ローニーフイルム16としてフイルム感度がISO40
0のものを使用し、撮影レンズ3のセット距離を15m
とすると、図6の実線で囲んだ斜線の範囲αに示すよう
に、2.4mから無限遠までの被写体にピントが合うと
ともに、フイルムラチチュードを想定して約12LVか
ら17LVの光量値を有する被写体が適正露出になる。
なお、ピントが合うとは、許容錯乱円が無限遠で0.0
1mm以下,近距離側で0.05mm以下としている。
【0021】また、撮影レンズ3のFナンバーをF2
2,シャッタ速度を約1/160秒,ブローニーフイル
ム16のフイルム感度をISO800としたときには、
撮影レンズ3のセット距離を10mとすると、図6の破
線で囲んだ範囲βに示すように、1.7mから無限遠ま
での被写体にピントが合うとともに、フイルムラチチュ
ードを想定して約12LVから17LVの光量値を有す
る被写体が適正露出になる。なお、一点鎖線で囲んだ範
囲γは、参考のために示したもので、本出願人より製造
販売されている135タイプの写真フイルムを装填した
ストロボ付きのレンズ付きフイルムユニット「スーパー
写ルンです」(商品名)の場合である。
【0022】前カバー17には、フイルムカウンタ窓1
0の他、撮影レンズ3を露呈する開口17a,巻上げノ
ブ7等を露呈する切欠17bが形成され、またシャッタ
ボタン4を受け入れる溝17c及びレリーズレバー4a
が貫通される孔17dが形成されている。なお、シャッ
タボタン4は両端部に形成された一対の爪4bが溝17
cの両端部に形成された一対の孔17eに係合して抜け
落ちないようになっている。また、一対の爪4bの長さ
は、シャッタボタン4のレリーズストロークに対応した
長さになっている。そして、レリーズレバー4aの先端
が時計方向に付勢された巻止めレバー45のアーム部4
5cに当接しているから、シャッタボタン4は常に押下
方向と反対の方向へ付勢されている。
【0023】後カバー18の中央部には、単玉レンズで
ある撮影レンズ3の像面湾曲に対応して湾曲された圧板
部18aが形成され、この左右には、フイルム巻取り室
21,フイルムロール収納室22の各背面側を光密に閉
じる蓋部18b,18cが連設されている。そして、蓋
部18b,18cの側部には、薄く形成されたヒンジ部
を介し、前記蓋8,9が連設されている。現像処理時に
は、蓋8をプルトップ式に開けることによって、ユニッ
ト本体2を分解することなく、撮影済みのブローニーフ
イルム16を収納したパトローネ15をフイルム巻取り
室21から回収することができる。
【0024】このように構成されたレンズ付きフイルム
ユニット1を使用するには、まず巻上げノブ7を操作し
てブローニーフイルム16の1コマ目をアパーチャ20
にセットする。そして、ファインダ5を覗いて山等の風
景を被写体としてフレーミングする。
【0025】シャッタボタン4を押し下げると、レリー
ズレバー4aの先端が巻止めレバー45のアーム部45
cを押圧する。巻止めレバー45が回動され、シャッタ
駆動レバー41のロックが外れると、シャッタ駆動レバ
ー41は高速で回動し、シャッタ羽根38を揺動させ
る。露光開口32が約1/160秒のシャッタ速度で開
閉され、アパーチャ20にセットされた1コマ目のブロ
ーニーフイルム16に被写体画像が露光される。以下、
巻上げノブ7の操作によるフイルム巻上げ及びシャッタ
ボタン4の押下操作を繰り返してブローニーフイルム1
6の全コマに露光を与える。
【0026】最後のコマを撮影し終えたら、巻上げノブ
7を連続操作してブローニーフイルム16の全部をパト
ローネ15内に収納し、このままレンズ付きフイルムユ
ニット1を現像取扱店に提出する。レンズ付きフイルム
ユニット1は、現像取扱店から現像所に集められ、ユニ
ット本体2の蓋8が治具を使ってプルトップ式に開けら
れる。この後、使用済みのブローニーフイルム16がパ
トローネ15内に完全に収納された状態でフイルム巻取
り室21から取り出される。この作業は、ブローニーフ
イルム16がパトローネ15内に光密に収納されている
から、明室内で効率よく行うことができる。
【0027】フイルム巻取り室21から取り出されたパ
トローネ付きのブローニーフイルム16は、自動現像機
にかけられて現像処理される。この後、ブローニーフイ
ルム16は、従来の135タイプのレンズ付きフイルム
ユニットと同様に同時プリントされる。なお、ブローニ
ーフイルム16が取り出された後のユニット本体2は、
検査工程に搬送され、異常がない露光ユニット13やフ
ァインダレンズはリユースされ、他のプラスチック製部
品は溶融,ペレット化し、成形材料としてリサイクルさ
れる。
【0028】別の実施形態を示す図7において、レンズ
付きフイルムユニット71は、前記ファインダ5の代わ
りに、引出し式のスポーツファインダ73を設けたもの
である。このスポーツファインダ73は、相対する位置
に対物窓73a,接眼窓73bを形成したコ字型フレー
ム74の前板74a,後板74bをユニット本体75の
後部75aに形成した水平方向の溝76,77にスライ
ド自在に組み込んだものである。前板74aと溝76,
後板74bと溝77との各間には、例えば爪係合による
簡易な抜け止め機構と使用位置におけるクリックストッ
プ機構とが設けられている。このような構成により、コ
字型フレーム74の頂部74cを後部75aの側面に密
着するように押しつければ、レンズ付きフイルムユニッ
ト71をコンパクトに携帯でき、またコ字型フレーム7
4の頂部74cを保持して引き出せば、直ちに撮影が可
能となる。
【0029】以上説明した実施形態では、パトローネ付
きのブローニーフイルムを用いたが、本発明はこれに限
定されず、例えば一般に市販されている裏紙付きのブロ
ーニーフイルム(120タイプ)等を用いてもよい。こ
の場合には、例えばフイルム巻取り室にフイルム押さえ
用のバネ板等を設け、露光済みのブローニーフイルムに
巻緩みが発生しないようにすればよい。また、フイルム
巻取り室とフイルムロール収納室とをアパーチャを挟ん
でフイルム巻取り室が上側になるように縦方向に配置し
たが、フイルムロール収納室が上側になるように配置し
てもよい。
【0030】また、撮影レンズとして焦点距離48mm
の広角レンズを用いたが、さらに画角が広い広角レンズ
を用いてもよい。また、撮影レンズのピント範囲を可能
なかぎり広くとるために中距離と無限遠との中間距離に
ピントピークがくるようにしたが、例えばピントピーク
が無限遠になるようにしてもよい。
【0031】また、前述のスポーツファインダは、引出
し式としたが、折り畳み式としてもよい。この折り畳み
式では、例えば対物窓を形成した前板と接眼窓を形成し
た後板を別々に厚みの薄いヒンジ部を介してユニット本
体と一体成形し、起立位置と倒伏位置でそれぞれ位置決
めされるようにストッパ等を設けるのがよい。
【0032】また、ブローニーフイルムは、15枚撮り
のものを用いたが、例えば30枚撮りとしてもよい。ま
た、ユニット本体の外側を紙箱等の外装体で覆うように
してもよい。この場合には、ユニット本体の全体を覆っ
てもよく、部分的に覆ってもよい。また、外装体には、
撮影レンズ,ファインダ,シャッタボタン,巻上げノブ
等を外部に露呈する孔や切欠を形成するのはもちろんで
ある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フイルム装填及び巻戻しが不要なレンズ付きフイルムユ
ニットの写真フイルムとして幅約6cmのブローニーフ
イルムを用いたから、ブローニーフイルムの取扱に悩ま
されることなく、画面サイズの大きな写真を簡単に撮影
でき、しかもフイルム巻取り室とフイルムロール収納室
とを横長のアパーチャを挟んで縦方向に配置したから、
通常に構えた状態で画面が横長になり、山などの雄大な
風景を撮影するのに最適なレンズ付きフイルムユニット
を提供できる。
【0034】また、アパーチャを6cm×4.5cm判
に対応したサイズとしたから、フイルム送りを縦方向に
したときに横長の画面になって風景写真に最適とするこ
とができるとともに、135タイプの写真フイルムの場
合に比べて約2.7倍の面積比で高画質の写真を撮るこ
とができる。また、撮影レンズを焦点距離48mm前後
の広角レンズとしたから、広い画角と深い被写界深度が
得られ、雄大な風景写真の撮影に最適となる。また、無
限遠がピント範囲の端になるように撮影レンズのピント
位置のピークを中距離と無限遠との中間距離にしたの
で、ピントの合う範囲を大きくとることができ、風景写
真はもちろん多人数の集合写真等も高画質で撮影でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットをファイ
ンダ側の前方から観た外観斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットを巻上げノブ側の
前方から観た外観斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットを後方から観た外
観斜視図である。
【図4】ユニット本体の分解斜視図である。
【図5】露光ユニットの露光機構とフイルム給送機構の
要部を示す説明図である。
【図6】本実施形態の適正露出になる光量値(Light Va
lue )とピントが合う被写体距離範囲との総合的な範囲
を示す説明図である。
【図7】レンズ付きフイルムユニットの別の実施形態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1,71 レンズ付きフイルムユニット 2,75 ユニット本体 3 撮影レンズ 4 シャッタボタン 5,73 ファインダ 7 巻上げノブ 12 本体基部 13 露光ユニット 15 パトローネ 16 ブローニーフイルム 20 アパーチャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズと簡易な露光機構を組み込ん
    だユニット本体に、未露光の写真フイルムをロール状に
    収納するフイルムロール収納室と、前記露光機構により
    露光された写真フイルムを巻き取って収納するフイルム
    巻取り室とが設けられたレンズ付きフイルムユニットに
    おいて、 前記写真フイルムとして幅約6cmのブローニーフイル
    ムを用い、前記フイルム巻取り室とフイルムロール収納
    室とを横長のアパーチャを挟んで縦方向に配置したこと
    を特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記アパーチャは、6cm×4.5cm
    判に対応したサイズであることを特徴とする請求項1記
    載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記撮影レンズは、焦点距離48mm前
    後の広角レンズであることを特徴とする請求項1または
    2記載のレンズ付きフイルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記撮影レンズは、無限遠がピント範囲
    の端になるようにピント位置のピークを中距離と無限遠
    との中間距離にしたことを特徴とする請求項1ないし3
    いずれか記載のレンズ付きフイルムユニット。
JP17809296A 1996-07-08 1996-07-08 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH1020452A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17809296A JPH1020452A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 レンズ付きフイルムユニット

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JP17809296A JPH1020452A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 レンズ付きフイルムユニット

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