JPH10204775A - 建材用セルローズファイバー - Google Patents
建材用セルローズファイバーInfo
- Publication number
- JPH10204775A JPH10204775A JP8359996A JP35999696A JPH10204775A JP H10204775 A JPH10204775 A JP H10204775A JP 8359996 A JP8359996 A JP 8359996A JP 35999696 A JP35999696 A JP 35999696A JP H10204775 A JPH10204775 A JP H10204775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cellulose fiber
- waste paper
- building materials
- large amount
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】故紙のリサイクルで得られるセルローズファイ
バーの優れた断熱性や施工性をそのまま生かして、更に
居住性を高める様々な機能を付与させる。 【構成】故紙を解織して得たセルローズ繊維上に炭粉を
更に大量付着させてバラ綿状に形成する。
バーの優れた断熱性や施工性をそのまま生かして、更に
居住性を高める様々な機能を付与させる。 【構成】故紙を解織して得たセルローズ繊維上に炭粉を
更に大量付着させてバラ綿状に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建造物などにおける断
熱材、或いは脱臭、吸音、防虫等の機能を有する建材と
して利用される。
熱材、或いは脱臭、吸音、防虫等の機能を有する建材と
して利用される。
【0002】
【従来の技術】建材などに使われている断熱材は甚だ多
岐にわたるが、その中で最近注目されているものの一つ
にセルローズファイバーがある。これは1970年代よ
り北米で住宅の天井吹込み用断熱材として急速に普及し
始め、わが国でも1978年に国産化されて以来、次第
に天井、壁、床などの断熱施工に使われるようになって
きたものである。
岐にわたるが、その中で最近注目されているものの一つ
にセルローズファイバーがある。これは1970年代よ
り北米で住宅の天井吹込み用断熱材として急速に普及し
始め、わが国でも1978年に国産化されて以来、次第
に天井、壁、床などの断熱施工に使われるようになって
きたものである。
【0003】このセルローズファイバーは、主に新聞故
紙を粗砕機や精砕機により綿状に解織し、ホウ素系防燃
剤(ホウ酸、ホウ砂)等を付加して、防燃性、防黴・防
菌性、防錆性、撥水性等の断熱材として必要な特性を人
為的に付与したものである。
紙を粗砕機や精砕機により綿状に解織し、ホウ素系防燃
剤(ホウ酸、ホウ砂)等を付加して、防燃性、防黴・防
菌性、防錆性、撥水性等の断熱材として必要な特性を人
為的に付与したものである。
【0004】このバラ綿状のセルローズファイバーを、
いわゆる吹込み工法(ルーズフィル工法)により天井裏
に100〜150mm厚程度吹き込んで堆積させたり、
或いは接着剤を併用して壁や床などに施工し、或いは吹
付け工法(スプレーオン工法)により風送されたセルロ
ーズファイバーと噴射された接着剤を同時に吹き付け、
20〜30mm厚の断熱層を工場や倉庫などの大型物件
の折板やデッキプレート等に形成して、断熱、吸音、結
露防止などに利用している。
いわゆる吹込み工法(ルーズフィル工法)により天井裏
に100〜150mm厚程度吹き込んで堆積させたり、
或いは接着剤を併用して壁や床などに施工し、或いは吹
付け工法(スプレーオン工法)により風送されたセルロ
ーズファイバーと噴射された接着剤を同時に吹き付け、
20〜30mm厚の断熱層を工場や倉庫などの大型物件
の折板やデッキプレート等に形成して、断熱、吸音、結
露防止などに利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなセルローズ
ファイバーは故紙再生利用でエコロジーにも添ったもの
であり、低コストで施工性がよく、均一な密度で仕上が
り、吸音性もあるので、甚だ望ましい断熱材であるとい
える。従ってその建築物における適用範囲は甚だ広く、
居住者に与える影響も大きなものとなる。その意味で
は、現在のセルローズファイバーは防燃などの薬品処理
以外はほぼ単体で使われているのみであり、それが居住
者に及ぼす作用も、それのもつ断熱や吸音の物性に留ま
るものであって、せっかくの広面積の施工空間が充分に
レベルアップされていないきらいがある。
ファイバーは故紙再生利用でエコロジーにも添ったもの
であり、低コストで施工性がよく、均一な密度で仕上が
り、吸音性もあるので、甚だ望ましい断熱材であるとい
える。従ってその建築物における適用範囲は甚だ広く、
居住者に与える影響も大きなものとなる。その意味で
は、現在のセルローズファイバーは防燃などの薬品処理
以外はほぼ単体で使われているのみであり、それが居住
者に及ぼす作用も、それのもつ断熱や吸音の物性に留ま
るものであって、せっかくの広面積の施工空間が充分に
レベルアップされていないきらいがある。
【0006】一方では、炭を建物の床、壁、天井などに
施工して居住性を向上させる方法が既に多くの実績をあ
げているが、この炭を施工することはかなり困難で特殊
な技術を要し、コストも嵩むなどの問題点があった。
施工して居住性を向上させる方法が既に多くの実績をあ
げているが、この炭を施工することはかなり困難で特殊
な技術を要し、コストも嵩むなどの問題点があった。
【0007】本発明はかかる現状から、施工性やコスト
などにおいてほとんど負担増となることなく、この両者
の特性を生かすことができるような望ましい建材を提供
することを課題とする。
などにおいてほとんど負担増となることなく、この両者
の特性を生かすことができるような望ましい建材を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】故紙を綿状に解織して得
られるセルローズ繊維(1)には、ごく僅かの印刷イン
キのカーボンブラックすなわち炭が若干のバインダーと
共に付着しているものの、その量は甚だ少なく、かつバ
インダーでカバーされている。本発明においてはこのセ
ルローズ繊維(1)上に、更に大量の炭粉(2)をくま
なく付着させるものである。
られるセルローズ繊維(1)には、ごく僅かの印刷イン
キのカーボンブラックすなわち炭が若干のバインダーと
共に付着しているものの、その量は甚だ少なく、かつバ
インダーでカバーされている。本発明においてはこのセ
ルローズ繊維(1)上に、更に大量の炭粉(2)をくま
なく付着させるものである。
【0009】この「大量」の意味は、新聞紙等に付着し
ているカーボン量の少なくとも2倍以上、望ましくは1
0倍以上であって、かつ特別なバインダーを要すること
なく炭粉が使用上支障をきたすほどに逸脱しない程度を
指す。
ているカーボン量の少なくとも2倍以上、望ましくは1
0倍以上であって、かつ特別なバインダーを要すること
なく炭粉が使用上支障をきたすほどに逸脱しない程度を
指す。
【0010】炭粉(2)の粒径はできるだけ細かいこと
が望ましく、木炭の粉砕物は勿論のこと活性炭や煤など
も全て該当する。
が望ましく、木炭の粉砕物は勿論のこと活性炭や煤など
も全て該当する。
【0011】現在、セルローズファイバーの製造プロセ
スは概ね乾式工程のみで行われており、防燃用のホウ酸
やホウ砂などのホウ素系化合物(3)も一般にこれが微
粒子となってセルローズ繊維(1)に付着した形となっ
ている。従って本発明の炭粉(2)はこのホウ素系化合
物(3)の粉末と混在する形で同様の製造ラインに組み
込めばよく、出来上がったセルローズファイバーの微細
構造の概念図は図1のようになる。
スは概ね乾式工程のみで行われており、防燃用のホウ酸
やホウ砂などのホウ素系化合物(3)も一般にこれが微
粒子となってセルローズ繊維(1)に付着した形となっ
ている。従って本発明の炭粉(2)はこのホウ素系化合
物(3)の粉末と混在する形で同様の製造ラインに組み
込めばよく、出来上がったセルローズファイバーの微細
構造の概念図は図1のようになる。
【0012】
【作用】本発明における炭粉(2)はセルロース繊維
(1)と甚だ親和性が良く、解織してバラ綿状に入り組
んだ無数のセルローズ繊維(1)の各表面には、かなり
大量な無数の炭粉(2)の粒子がくまなく付着して保持
されることになる。この炭粉(2)は炭粒子特有の吸着
性に富むものであり、様々な悪臭や有害ガス等を吸着す
る。その際、綿状のセルローズ繊維(1)の大量に空気
を抱え込んだ断熱性を全く阻害することがないばかり
か、その豊富な空隙が炭粉(2)の吸着性能を発揮する
のに甚だ適した形態をとることになる。
(1)と甚だ親和性が良く、解織してバラ綿状に入り組
んだ無数のセルローズ繊維(1)の各表面には、かなり
大量な無数の炭粉(2)の粒子がくまなく付着して保持
されることになる。この炭粉(2)は炭粒子特有の吸着
性に富むものであり、様々な悪臭や有害ガス等を吸着す
る。その際、綿状のセルローズ繊維(1)の大量に空気
を抱え込んだ断熱性を全く阻害することがないばかり
か、その豊富な空隙が炭粉(2)の吸着性能を発揮する
のに甚だ適した形態をとることになる。
【0013】また炭粉(2)は遠赤外線の理想的な放射
体であると同時に、電気の良導体でもあることから、高
圧線などから発する有害な電磁波を遮断する。
体であると同時に、電気の良導体でもあることから、高
圧線などから発する有害な電磁波を遮断する。
【0014】更に炭粉(2)は湿度の多いときには水分
を吸収し、乾燥した時にはこれを放出するという湿度調
整機能を有しているので、カビを防止し、建物の耐久性
を向上させる。これは浮遊・発散すると人体に有害とい
われる防黴剤を節約できることにつながる。
を吸収し、乾燥した時にはこれを放出するという湿度調
整機能を有しているので、カビを防止し、建物の耐久性
を向上させる。これは浮遊・発散すると人体に有害とい
われる防黴剤を節約できることにつながる。
【0015】なお、この炭粉(2)が鼠やゴキブリ等の
駆除に役立つのみでなく、白アリ防止にも甚だ有効であ
ることが判明した。すなわち、床下の布基礎上の隙間な
どに炭粉(2)を含んだセルローズファイバーを吹き付
けておくと、白アリは全く中へ進入することができず、
しかも床下の通気性を阻害することがない。
駆除に役立つのみでなく、白アリ防止にも甚だ有効であ
ることが判明した。すなわち、床下の布基礎上の隙間な
どに炭粉(2)を含んだセルローズファイバーを吹き付
けておくと、白アリは全く中へ進入することができず、
しかも床下の通気性を阻害することがない。
【0016】
【実施例】在来のセルローズファイバーの製造工程に従
い、新聞故紙を粉砕機にかけて粗砕した後、更に精砕機
及び解綿機で綿状に解織すると共に、粉末状のホウ酸、
ホウ砂、及び活性炭粉末をまぶすように混合、付着させ
る。これを製品貯蔵タンクを経て梱包機及びシール機で
密閉状に梱包する。施工は在来品と同様に吹込み、或い
は吹付け工法とする。また必要に応じ、マット状のプレ
カット品に加工し、一般住宅の壁等のはめ込み用とす
る。
い、新聞故紙を粉砕機にかけて粗砕した後、更に精砕機
及び解綿機で綿状に解織すると共に、粉末状のホウ酸、
ホウ砂、及び活性炭粉末をまぶすように混合、付着させ
る。これを製品貯蔵タンクを経て梱包機及びシール機で
密閉状に梱包する。施工は在来品と同様に吹込み、或い
は吹付け工法とする。また必要に応じ、マット状のプレ
カット品に加工し、一般住宅の壁等のはめ込み用とす
る。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、故紙リサイ
クルで得られるセルローズファイバーの優れた断熱性や
施工性を損なうことなく、炭のもつ吸着性などの長所を
甚だ適した形でこれに加えることができるから、建物の
広範囲にわたって両者のもつ様々な物性が相乗的に付与
されて居住性が著しく向上し、かつ有害な防黴剤や防虫
剤等が節約できるという効果がある。
クルで得られるセルローズファイバーの優れた断熱性や
施工性を損なうことなく、炭のもつ吸着性などの長所を
甚だ適した形でこれに加えることができるから、建物の
広範囲にわたって両者のもつ様々な物性が相乗的に付与
されて居住性が著しく向上し、かつ有害な防黴剤や防虫
剤等が節約できるという効果がある。
【図1】本発明の一部拡大概念図
1………セルローズ繊維 2………炭粉 3………ホウ素系化合物
Claims (1)
- 【請求項1】故紙を解織して得たセルローズ繊維上に炭
粉を更に大量付着させてバラ綿状に形成したことを特徴
とする建材用セルローズファイバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359996A JPH10204775A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | 建材用セルローズファイバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359996A JPH10204775A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | 建材用セルローズファイバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10204775A true JPH10204775A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=18467362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8359996A Pending JPH10204775A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | 建材用セルローズファイバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10204775A (ja) |
-
1996
- 1996-12-30 JP JP8359996A patent/JPH10204775A/ja active Pending
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