JPH10205048A - 屋根パネルの棟部側吊り構造 - Google Patents
屋根パネルの棟部側吊り構造Info
- Publication number
- JPH10205048A JPH10205048A JP9008840A JP884097A JPH10205048A JP H10205048 A JPH10205048 A JP H10205048A JP 9008840 A JP9008840 A JP 9008840A JP 884097 A JP884097 A JP 884097A JP H10205048 A JPH10205048 A JP H10205048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- ridge
- suspension
- retaining
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 96
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 75
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 8
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根パネルを、小屋組の屋根面へ施工する際
に棟部側の吊りに使用される棟部側吊り構造を提供す
る。 【解決手段】 ユニット化された屋根パネルの少なくと
も棟部側に吊り金具係止部材を設け、該吊り金具係止部
材に掛け止め孔を設ける。前記吊り金具係止部材の棟部
側へ着脱自在な棟部吊り金物は、横断面が溝形状部材で
あり、クレーンのワイヤーなどに止着されており、溝内
の下部に前記吊り金具係止部材の吊り受け部が設けら
れ、該吊り受け部の上端に前記掛け止め孔へ嵌まる掛け
止め突起が設けられている。吊り金具係止部材が棟部吊
り金物の吊り受け部に支持され、掛け止め孔へ掛け止め
突起が嵌まった状態を保持する抜け止め機構も設けられ
ている。抜け止め機構は地上側から操作するロープ等を
介して解除操作が可能であり、抜け止め機構の解除によ
って吊り金具係止部材と棟部吊り金物とは離脱する。
に棟部側の吊りに使用される棟部側吊り構造を提供す
る。 【解決手段】 ユニット化された屋根パネルの少なくと
も棟部側に吊り金具係止部材を設け、該吊り金具係止部
材に掛け止め孔を設ける。前記吊り金具係止部材の棟部
側へ着脱自在な棟部吊り金物は、横断面が溝形状部材で
あり、クレーンのワイヤーなどに止着されており、溝内
の下部に前記吊り金具係止部材の吊り受け部が設けら
れ、該吊り受け部の上端に前記掛け止め孔へ嵌まる掛け
止め突起が設けられている。吊り金具係止部材が棟部吊
り金物の吊り受け部に支持され、掛け止め孔へ掛け止め
突起が嵌まった状態を保持する抜け止め機構も設けられ
ている。抜け止め機構は地上側から操作するロープ等を
介して解除操作が可能であり、抜け止め機構の解除によ
って吊り金具係止部材と棟部吊り金物とは離脱する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、垂木、野地板を
はじめ屋根葺き材まで仕上げたユニット部材としての屋
根パネルを、先行して構築された小屋組の屋根面へ、全
て地上側からのクレーン等による吊り込み作業として施
工する手段、換言すれば、小屋組の屋根面上へ作業員が
登る必要もなく施工する手段として棟部側の吊りに使用
される棟部側吊り構造の技術分野に属する。
はじめ屋根葺き材まで仕上げたユニット部材としての屋
根パネルを、先行して構築された小屋組の屋根面へ、全
て地上側からのクレーン等による吊り込み作業として施
工する手段、換言すれば、小屋組の屋根面上へ作業員が
登る必要もなく施工する手段として棟部側の吊りに使用
される棟部側吊り構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築を可能な限り工場生産化する
目的で建築部材のユニット化、機能複合化がめざましく
進展している。屋根構造に関しても、垂木、野地板をは
じめ屋根葺き材その他の必要関連部品の全てを仕上げた
ユニット部材としての屋根パネルが種々公知である。ま
た、こうした屋根パネルの吊り具、吊り構造も種々開発
されている(例えば特開平5ー214771号、特開平
5ー222773号、特開平6ー10463号、特開平
6ー136957号、特許第2510794号などを参
照)。
目的で建築部材のユニット化、機能複合化がめざましく
進展している。屋根構造に関しても、垂木、野地板をは
じめ屋根葺き材その他の必要関連部品の全てを仕上げた
ユニット部材としての屋根パネルが種々公知である。ま
た、こうした屋根パネルの吊り具、吊り構造も種々開発
されている(例えば特開平5ー214771号、特開平
5ー222773号、特開平6ー10463号、特開平
6ー136957号、特許第2510794号などを参
照)。
【0003】上述した各従来技術の開発目標は、屋根パ
ネルを安全に吊り込むこと、及び屋根パネルの特に軟弱
な屋根葺き材などを損傷させないこと等々に重点がある
と理解される。しかしながら、これらの従来技術では、
屋根職人が小屋組の上に上り吊り込んだ屋根パネルから
吊り金物を取り外す作業、及び屋根パネルと屋根パネル
の間の雨仕舞いのため接合部の処理を行う必要があっ
た。
ネルを安全に吊り込むこと、及び屋根パネルの特に軟弱
な屋根葺き材などを損傷させないこと等々に重点がある
と理解される。しかしながら、これらの従来技術では、
屋根職人が小屋組の上に上り吊り込んだ屋根パネルから
吊り金物を取り外す作業、及び屋根パネルと屋根パネル
の間の雨仕舞いのため接合部の処理を行う必要があっ
た。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】建物の屋根の構築に
関しては、不順な天候に左右されない施工を行うため、
1日で完成できることが是非にも望まれる。また、その
施工に際しては屋根の上に屋根職人が登って作業するこ
とを不要にし、特別な技術や職方(屋根職人)を必要と
せず、一般作業員による施工が出来ることも強く望まれ
ている。
関しては、不順な天候に左右されない施工を行うため、
1日で完成できることが是非にも望まれる。また、その
施工に際しては屋根の上に屋根職人が登って作業するこ
とを不要にし、特別な技術や職方(屋根職人)を必要と
せず、一般作業員による施工が出来ることも強く望まれ
ている。
【0005】こうした開発目標を達成するためには、屋
根パネルを、葺き材のほか止水、水切り等の必要関連部
品の全てが一枚のパネルにユニット化された構成にする
ことが肝要である。そして、同屋根パネルの吊り込みと
吊り金物に関しては、吊り金物は用済み後に地上からの
簡単な操作で屋根パネルから離脱させることができ、し
かも敷設された屋根パネルの接合部や棟部分の完全な雨
仕舞いのために別途接合部材等を取り付ける必要がない
構造が望まれる。本発明の目的は、上記の開発目標を達
成するに足る、屋根パネルの棟部側吊り構造を提供する
ことである。
根パネルを、葺き材のほか止水、水切り等の必要関連部
品の全てが一枚のパネルにユニット化された構成にする
ことが肝要である。そして、同屋根パネルの吊り込みと
吊り金物に関しては、吊り金物は用済み後に地上からの
簡単な操作で屋根パネルから離脱させることができ、し
かも敷設された屋根パネルの接合部や棟部分の完全な雨
仕舞いのために別途接合部材等を取り付ける必要がない
構造が望まれる。本発明の目的は、上記の開発目標を達
成するに足る、屋根パネルの棟部側吊り構造を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1記載の発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネルの少
なくとも棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り
金具係止部材に掛け止め孔が設けられていること、前記
吊り金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物
は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤー
などに止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係止
部材の吊り受け部が設けられ、該吊り受け部の上端に前
記掛け止め孔へ嵌まる掛け止め突起が設けられているこ
と、前記吊り金具係止部材が棟部吊り金物の吊り受け部
に支持され、掛け止め孔へ掛け止め突起が嵌まった状態
を保持する抜け止め機構が設けられていること、前記抜
け止め機構は地上側から操作するロープ等を介して解除
操作が可能であり、抜け止め機構の解除によって吊り金
具係止部材と棟部吊り金物とは離脱することを特徴とす
る。
めの手段として、請求項1記載の発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネルの少
なくとも棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り
金具係止部材に掛け止め孔が設けられていること、前記
吊り金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物
は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤー
などに止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係止
部材の吊り受け部が設けられ、該吊り受け部の上端に前
記掛け止め孔へ嵌まる掛け止め突起が設けられているこ
と、前記吊り金具係止部材が棟部吊り金物の吊り受け部
に支持され、掛け止め孔へ掛け止め突起が嵌まった状態
を保持する抜け止め機構が設けられていること、前記抜
け止め機構は地上側から操作するロープ等を介して解除
操作が可能であり、抜け止め機構の解除によって吊り金
具係止部材と棟部吊り金物とは離脱することを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
た屋根パネルの棟部側吊り構造における棟部吊り金物の
吊り受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中
央部に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り
受け部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持される
こと、抜け止め機構として、前記掛け止め突起と並列し
て掛け止め孔へ嵌まる上端部が吊り金具係止部材にロッ
クする鉤形状に形成された抜け止め部材が棟部吊り金物
に回動可能に設置され、該抜け止め部材はバネ等の弾性
材によって前記のロック状態を維持する方向への回転作
用力を受けており、抜け止め部材に地上から操作するロ
ープ等がロック解除方向への回転を付与可能に接続され
ていることを特徴とする。
た屋根パネルの棟部側吊り構造における棟部吊り金物の
吊り受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中
央部に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り
受け部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持される
こと、抜け止め機構として、前記掛け止め突起と並列し
て掛け止め孔へ嵌まる上端部が吊り金具係止部材にロッ
クする鉤形状に形成された抜け止め部材が棟部吊り金物
に回動可能に設置され、該抜け止め部材はバネ等の弾性
材によって前記のロック状態を維持する方向への回転作
用力を受けており、抜け止め部材に地上から操作するロ
ープ等がロック解除方向への回転を付与可能に接続され
ていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載した棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上
向きに凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛
け止め突起が上向きに設けられていることを特徴とす
る。請求項4記載の発明は、請求項1に記載した屋根パ
ネルの棟部側吊り構造において、棟部吊り金物の吊り受
け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部に
掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け部
の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されること、
抜け止め機構として、溝形状をなす棟部吊り金物のウエ
ブ下部に縦長のスリットが形成され、該スリットを通じ
てウエブと垂直な方向へ回動する抜け止め部材が設けら
れ、その上端部は棟部吊り金物の吊り受け部に支持され
た吊り金具係止部材をロックする鉤形状に形成されてお
り、該抜け止め部材はバネ等の弾性材によって前記のロ
ック状態を維持する方向への回転作用力を受けており、
抜け止め部材に地上から操作するロープ等がロック解除
方向への回転を付与可能に接続されていることを特徴と
する。
記載した棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上
向きに凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛
け止め突起が上向きに設けられていることを特徴とす
る。請求項4記載の発明は、請求項1に記載した屋根パ
ネルの棟部側吊り構造において、棟部吊り金物の吊り受
け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部に
掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け部
の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されること、
抜け止め機構として、溝形状をなす棟部吊り金物のウエ
ブ下部に縦長のスリットが形成され、該スリットを通じ
てウエブと垂直な方向へ回動する抜け止め部材が設けら
れ、その上端部は棟部吊り金物の吊り受け部に支持され
た吊り金具係止部材をロックする鉤形状に形成されてお
り、該抜け止め部材はバネ等の弾性材によって前記のロ
ック状態を維持する方向への回転作用力を受けており、
抜け止め部材に地上から操作するロープ等がロック解除
方向への回転を付与可能に接続されていることを特徴と
する。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項4に記載し
た棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上向きに
凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛け止め
突起が上向きに設けられていることを特徴とする。請求
項6記載の発明は、請求項1に記載した屋根パネルの棟
部側吊り構造において、棟部吊り金物の吊り受け部の上
端は水平乃至山形状に形成され、その中央部に掛け止め
突起が上向きに設けられており、該吊り受け部の上に吊
り金具係止部材が回動可能に支持されること、抜け止め
機構として、前記棟部吊り金物の吊り受け部の上に支持
された吊り金具係止部材よりも上方の位置に、前記吊り
金具係止部材を下向きに押してロックする抜け止め部材
が棟部吊り金物に上下動が可能に設けられ、該抜け止め
部材はバネ等の弾性材によって前記のロック状態を維持
する方向への作用力を受けており、前記弾性材の作用力
よりも強い力で地上側から引下げ操作するロープ等が棟
部吊り金物の下部に接続されていることを特徴とする。
た棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上向きに
凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛け止め
突起が上向きに設けられていることを特徴とする。請求
項6記載の発明は、請求項1に記載した屋根パネルの棟
部側吊り構造において、棟部吊り金物の吊り受け部の上
端は水平乃至山形状に形成され、その中央部に掛け止め
突起が上向きに設けられており、該吊り受け部の上に吊
り金具係止部材が回動可能に支持されること、抜け止め
機構として、前記棟部吊り金物の吊り受け部の上に支持
された吊り金具係止部材よりも上方の位置に、前記吊り
金具係止部材を下向きに押してロックする抜け止め部材
が棟部吊り金物に上下動が可能に設けられ、該抜け止め
部材はバネ等の弾性材によって前記のロック状態を維持
する方向への作用力を受けており、前記弾性材の作用力
よりも強い力で地上側から引下げ操作するロープ等が棟
部吊り金物の下部に接続されていることを特徴とする。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項1に記載し
た屋根パネルの棟部側吊り構造において、棟部吊り金物
の吊り受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その
中央部に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊
り受け部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持され
ること、抜け止め機構として、前記棟部吊り金物の吊り
受け部の上に支持された吊り金具係止部材よりも上方の
位置に同吊り金具係止部材のピン孔へ抜き差し自在な抜
け止めピンがロープなどに吊って昇降自在に設けられ、
棟部吊り金物の溝内の下部に前記吊り受け部上に支持さ
れた吊り金具係止部材と同方向への回動が可能に取付け
られた支持腕に前記ロープの案内滑車が設けられ、該案
内滑車を折り返したロープは地上側から操作可能な長さ
に設置されており、前記支持腕に前記抜け止めピンの案
内筒が固定されていることを特徴とする。
た屋根パネルの棟部側吊り構造において、棟部吊り金物
の吊り受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その
中央部に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊
り受け部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持され
ること、抜け止め機構として、前記棟部吊り金物の吊り
受け部の上に支持された吊り金具係止部材よりも上方の
位置に同吊り金具係止部材のピン孔へ抜き差し自在な抜
け止めピンがロープなどに吊って昇降自在に設けられ、
棟部吊り金物の溝内の下部に前記吊り受け部上に支持さ
れた吊り金具係止部材と同方向への回動が可能に取付け
られた支持腕に前記ロープの案内滑車が設けられ、該案
内滑車を折り返したロープは地上側から操作可能な長さ
に設置されており、前記支持腕に前記抜け止めピンの案
内筒が固定されていることを特徴とする。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項7に記載し
た棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上向きに
凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛け止め
突起が上向きに設けられていること、支持腕には該支持
腕の回動の円弧に近似な円弧形状の横案内部材が取付け
られ、棟部吊り金物のフランジ部には前記横案内部材の
横移動を許容するスリットが設けられていること、抜け
止めピンの先端部には吊り金具係止部材のピン孔の口径
より大径の抜け止めバネが取付けられていることを特徴
とする。
た棟部吊り金物の吊り受け部の上端は中央部が上向きに
凸の円弧形状に形成され、該円弧形状の中央に掛け止め
突起が上向きに設けられていること、支持腕には該支持
腕の回動の円弧に近似な円弧形状の横案内部材が取付け
られ、棟部吊り金物のフランジ部には前記横案内部材の
横移動を許容するスリットが設けられていること、抜け
止めピンの先端部には吊り金具係止部材のピン孔の口径
より大径の抜け止めバネが取付けられていることを特徴
とする。
【0012】請求項9記載の発明に係る屋根パネルの棟
部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネルの少なく
とも棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り金具
係止部材にピン通し孔が設けられていること、前記吊り
金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物は、横
断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤーなどに
止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係止部材の
吊り受け部が設けられ、該吊り受け部には上下方向にピ
ン受け孔が設けられていること、前記吊り金具係止部材
が棟部吊り金物の吊り受け部に支持された状態を保持す
る機構として、吊り受け部に支持された吊り金具係止部
材の上方からそのピン通し孔及び吊り受け部のピン受け
孔へ抜き差し自在な抜け止めピンがロープなどに吊られ
て昇降自在に設けられており、前記ロープは棟部吊り金
物の上部に取り付けた案内滑車を折り返して地上側から
操作可能な長さに設けられていること、前記抜け止めピ
ンの先端部に前記ピン受け孔の口径よりも大径の抜け止
めバネが設けられていることを特徴とする。
部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネルの少なく
とも棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り金具
係止部材にピン通し孔が設けられていること、前記吊り
金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物は、横
断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤーなどに
止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係止部材の
吊り受け部が設けられ、該吊り受け部には上下方向にピ
ン受け孔が設けられていること、前記吊り金具係止部材
が棟部吊り金物の吊り受け部に支持された状態を保持す
る機構として、吊り受け部に支持された吊り金具係止部
材の上方からそのピン通し孔及び吊り受け部のピン受け
孔へ抜き差し自在な抜け止めピンがロープなどに吊られ
て昇降自在に設けられており、前記ロープは棟部吊り金
物の上部に取り付けた案内滑車を折り返して地上側から
操作可能な長さに設けられていること、前記抜け止めピ
ンの先端部に前記ピン受け孔の口径よりも大径の抜け止
めバネが設けられていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施形態及び実施例】本願発明は、一例として
図1に各構成要素を分解状態で示した、ユニット化屋根
パネル3による屋根の構築に好適に実施される。小屋組
1は先行して構築する。その屋根面の母屋2の上に複数
のユニット化屋根パネル3を予め決められた順序で規則
的に吊り込み位置決め固定し、その後に棟に棟包み4、
4′をやはり吊り込んで設置する。ユニット化屋根パネ
ル3は、垂木5、野地板6のほか屋根葺き材7(金属
瓦)まで仕上げたユニット部材として構成され(図2参
照)、図1の例では屋根の棟から軒先まで連続した長さ
にユニット化されている。
図1に各構成要素を分解状態で示した、ユニット化屋根
パネル3による屋根の構築に好適に実施される。小屋組
1は先行して構築する。その屋根面の母屋2の上に複数
のユニット化屋根パネル3を予め決められた順序で規則
的に吊り込み位置決め固定し、その後に棟に棟包み4、
4′をやはり吊り込んで設置する。ユニット化屋根パネ
ル3は、垂木5、野地板6のほか屋根葺き材7(金属
瓦)まで仕上げたユニット部材として構成され(図2参
照)、図1の例では屋根の棟から軒先まで連続した長さ
にユニット化されている。
【0014】図2は、前記屋根パネル3の軒先側と棟側
の双方をクレーンのワイヤー26(又はロープ、チェン
などの場合を含む。以下同じ。)で吊り、小屋組1の屋
根面の傾斜に沿う姿勢とした吊り状態を示している。屋
根パネル3の軒先側の吊りには軒先部吊り金物22を使
用し、薄鋼板などから成る屋根葺き材7を傷つけないよ
うにパネル端縁から長く突き出た位置を吊る。棟側の吊
りには棟部吊り金物29を使用し、やはり薄鋼板などか
ら成る屋根葺き材7や野地板6を傷つけない態様で吊
る。軒先部吊り金物22及び棟部吊り金物29はそれぞ
れ、クレーンのワイヤー26の端末へシャックル27に
よって止着されており、クレーン作業において繰り返し
使用が可能とされている。
の双方をクレーンのワイヤー26(又はロープ、チェン
などの場合を含む。以下同じ。)で吊り、小屋組1の屋
根面の傾斜に沿う姿勢とした吊り状態を示している。屋
根パネル3の軒先側の吊りには軒先部吊り金物22を使
用し、薄鋼板などから成る屋根葺き材7を傷つけないよ
うにパネル端縁から長く突き出た位置を吊る。棟側の吊
りには棟部吊り金物29を使用し、やはり薄鋼板などか
ら成る屋根葺き材7や野地板6を傷つけない態様で吊
る。軒先部吊り金物22及び棟部吊り金物29はそれぞ
れ、クレーンのワイヤー26の端末へシャックル27に
よって止着されており、クレーン作業において繰り返し
使用が可能とされている。
【0015】上記の各吊り金物22と29を使用するた
めに、吊り金具係止部材20として使用するC形鋼等の
補強用軽量形鋼が、屋根パネル3の垂木5の側面に沿っ
て同垂木の略全長に、又は必要な部分にのみ必要な長さ
に付設され、軒先側及び棟側の吊り金具係止部材が形成
されている。前記補強用軽量形鋼は棟部吊り金物29を
使用する棟部側にのみ吊り金具係止部材20として必要
な長さに付設して実施する場合のほか、屋根パネルの垂
木自体をC形鋼などの部材で構成し、垂木自体を吊り金
具係止部材として使用する実施例もある。吊り金具係止
部材20は、その横断面がC形状のものに限らず、角形
であっても使用できる。さらに他の横断面形状の部材で
も使用可能である。
めに、吊り金具係止部材20として使用するC形鋼等の
補強用軽量形鋼が、屋根パネル3の垂木5の側面に沿っ
て同垂木の略全長に、又は必要な部分にのみ必要な長さ
に付設され、軒先側及び棟側の吊り金具係止部材が形成
されている。前記補強用軽量形鋼は棟部吊り金物29を
使用する棟部側にのみ吊り金具係止部材20として必要
な長さに付設して実施する場合のほか、屋根パネルの垂
木自体をC形鋼などの部材で構成し、垂木自体を吊り金
具係止部材として使用する実施例もある。吊り金具係止
部材20は、その横断面がC形状のものに限らず、角形
であっても使用できる。さらに他の横断面形状の部材で
も使用可能である。
【0016】ちなみに、図2に示した軒先部吊り金物2
2は、軒先側吊り金具係止部材20の溝内へ挿入し、同
吊り金具係止部材22の先端部に突設した抜け止め突起
21を軒先部吊り金物22の掛け止め孔23へ嵌めてロ
ックする。更に板バネ24が軒先部吊り金物22を起こ
す作用によって前記のロック状態が常時保持される。一
方、軒先部吊り金物22の先端部の孔18へ止着したロ
ープ19を地上側から強く引き下げることによって前記
抜け止め突起21が掛け止め孔23から外れ、更に軒先
部吊り金物22を吊り金具係止部材20から抜き外すこ
とができる。
2は、軒先側吊り金具係止部材20の溝内へ挿入し、同
吊り金具係止部材22の先端部に突設した抜け止め突起
21を軒先部吊り金物22の掛け止め孔23へ嵌めてロ
ックする。更に板バネ24が軒先部吊り金物22を起こ
す作用によって前記のロック状態が常時保持される。一
方、軒先部吊り金物22の先端部の孔18へ止着したロ
ープ19を地上側から強く引き下げることによって前記
抜け止め突起21が掛け止め孔23から外れ、更に軒先
部吊り金物22を吊り金具係止部材20から抜き外すこ
とができる。
【0017】請求項1記載の発明は、請求項2〜8記載
の発明を包括する内容である。この発明に係る屋根パネ
ルの棟部側吊り構造の実施形態として、上記のようにユ
ニット化された屋根パネル3の棟部側の吊り金具係止部
材20に掛け止め孔25を設ける(図3Bを参照)。但
し、掛け止め孔25は、図示例のように吊り金具係止部
材20の壁に直接設ける場合のほか、同吊り金具係止部
材20へ付設した他の部材に間接的に設けて実施する場
合を含む。
の発明を包括する内容である。この発明に係る屋根パネ
ルの棟部側吊り構造の実施形態として、上記のようにユ
ニット化された屋根パネル3の棟部側の吊り金具係止部
材20に掛け止め孔25を設ける(図3Bを参照)。但
し、掛け止め孔25は、図示例のように吊り金具係止部
材20の壁に直接設ける場合のほか、同吊り金具係止部
材20へ付設した他の部材に間接的に設けて実施する場
合を含む。
【0018】一方、クレーンのワイヤー26に止着され
て前記吊り金具係止部材20の棟部側へ着脱自在な棟部
吊り金物29が用意される。該棟部吊り金物29は横断
面が溝形状の長い部材で構成され、垂直な姿勢で使用さ
れる。その溝内の下部に吊り金具係止部材20の吊り受
け部10を設け、吊り受け部10の上端に前記吊り金具
係止部材20の掛け止め孔25へ嵌める掛け止め突起1
1が設けられる(図4参照)。前記吊り金具係止部材2
0を棟部吊り金物29の吊り受け部10に支持させ、且
つ掛け止め孔25へ掛け止め突起11を嵌めた状態で棟
側の支持が行われる。そして、前記の支持状態を保持す
る抜け止め機構が設けられている。この抜け止め機構は
地上側から操作するロープ16等(ワイヤー、チェンな
どを含む。以下同じ。)を介して解除操作が可能に構成
されている。抜け止め機構の解除によって吊り金具係止
部材20と棟部吊り金物29とが離脱する。
て前記吊り金具係止部材20の棟部側へ着脱自在な棟部
吊り金物29が用意される。該棟部吊り金物29は横断
面が溝形状の長い部材で構成され、垂直な姿勢で使用さ
れる。その溝内の下部に吊り金具係止部材20の吊り受
け部10を設け、吊り受け部10の上端に前記吊り金具
係止部材20の掛け止め孔25へ嵌める掛け止め突起1
1が設けられる(図4参照)。前記吊り金具係止部材2
0を棟部吊り金物29の吊り受け部10に支持させ、且
つ掛け止め孔25へ掛け止め突起11を嵌めた状態で棟
側の支持が行われる。そして、前記の支持状態を保持す
る抜け止め機構が設けられている。この抜け止め機構は
地上側から操作するロープ16等(ワイヤー、チェンな
どを含む。以下同じ。)を介して解除操作が可能に構成
されている。抜け止め機構の解除によって吊り金具係止
部材20と棟部吊り金物29とが離脱する。
【0019】更に具体的に、請求項2記載の発明を、図
3と図4に示した実施例で説明すると、C形鋼の如き補
強用軽量形鋼で形成した吊り金具係止部材20の棟側端
部の下側フランジに、その幅方向に長いスリット形状の
掛け止め孔25が設けられている(図3B)。棟部吊り
金物29は、図2のようにクレーンのワイヤー26の先
端へシャックル27で止着して用意され、前記吊り金具
係止部材20の棟部側へ着脱自在に構成される。図4中
の符号9はシャックル取付け孔である。棟部吊り金物2
9は横断面が溝形状の部材で構成され、その溝内の下部
に吊り金具係止部材20の吊り受け部10を設け、この
吊り受け部10の上端中央部に前記吊り金具係止部材2
0の掛け止め孔25へ嵌める掛け止め突起11が設けら
れている。図3Aの場合、前記吊り受け部10は、突き
当たり12が吊り金具係止部材20の上端へ当たって垂
直な吊り姿勢とされる棟部吊り金物29に対し、最終的
に屋根の傾斜角度に傾けて支持される吊り金具係止部材
20と略直角な向きに傾斜した板状部材で構成されてい
る。該吊り受け部10の上端は、図4のように正面方向
に見ると中央が高い山形状に形成されており、その中央
部に掛け止め突起11が上向きに設けられている。
3と図4に示した実施例で説明すると、C形鋼の如き補
強用軽量形鋼で形成した吊り金具係止部材20の棟側端
部の下側フランジに、その幅方向に長いスリット形状の
掛け止め孔25が設けられている(図3B)。棟部吊り
金物29は、図2のようにクレーンのワイヤー26の先
端へシャックル27で止着して用意され、前記吊り金具
係止部材20の棟部側へ着脱自在に構成される。図4中
の符号9はシャックル取付け孔である。棟部吊り金物2
9は横断面が溝形状の部材で構成され、その溝内の下部
に吊り金具係止部材20の吊り受け部10を設け、この
吊り受け部10の上端中央部に前記吊り金具係止部材2
0の掛け止め孔25へ嵌める掛け止め突起11が設けら
れている。図3Aの場合、前記吊り受け部10は、突き
当たり12が吊り金具係止部材20の上端へ当たって垂
直な吊り姿勢とされる棟部吊り金物29に対し、最終的
に屋根の傾斜角度に傾けて支持される吊り金具係止部材
20と略直角な向きに傾斜した板状部材で構成されてい
る。該吊り受け部10の上端は、図4のように正面方向
に見ると中央が高い山形状に形成されており、その中央
部に掛け止め突起11が上向きに設けられている。
【0020】従って、前記吊り金具係止部材20を棟部
吊り金物29の吊り受け部10に支持させ、且つ掛け止
め孔25へ掛け止め突起11を嵌めた状態で棟側の支持
が行われる際、吊り金具係止部材20は山形状をなす吊
り受け部10の上縁に沿って図4に指示した矢印F方向
へある程度の回動が可能に支持され、もってクレーンの
ワイヤー26による屋根パネル3の吊り支持に若干の自
在性、融通性を持つ構成とされている。吊り支持部10
の上縁は、例えば図6に示したように積極的に上向きに
凸の円弧状に設けると一層好都合である。但し、水平形
状に設けて実施しても支障はない。
吊り金物29の吊り受け部10に支持させ、且つ掛け止
め孔25へ掛け止め突起11を嵌めた状態で棟側の支持
が行われる際、吊り金具係止部材20は山形状をなす吊
り受け部10の上縁に沿って図4に指示した矢印F方向
へある程度の回動が可能に支持され、もってクレーンの
ワイヤー26による屋根パネル3の吊り支持に若干の自
在性、融通性を持つ構成とされている。吊り支持部10
の上縁は、例えば図6に示したように積極的に上向きに
凸の円弧状に設けると一層好都合である。但し、水平形
状に設けて実施しても支障はない。
【0021】溝形状の部材で構成される棟部吊り金物2
9の溝の内幅は、少なくとも吊り金具係止部材20の前
記回動を許容し得る大きさとされる。この構成は以下の
各実施例に共通する。吊り金具係止部材20を棟部吊り
金物29の吊り受け部10に支持させた状態を常時安全
に保持する抜け止め機構は次のように設けられている。
9の溝の内幅は、少なくとも吊り金具係止部材20の前
記回動を許容し得る大きさとされる。この構成は以下の
各実施例に共通する。吊り金具係止部材20を棟部吊り
金物29の吊り受け部10に支持させた状態を常時安全
に保持する抜け止め機構は次のように設けられている。
【0022】図3、図4の抜け止め機構は、前記掛け止
め突起11と並列して吊り金具係止部材20の掛け止め
孔25へ嵌まる上端部13aを同掛け止め孔25の縁に
引っ掛けてロックする鉤形状(図4参照)に形成された
板状の抜け止め部材13は、棟部吊り金物29における
前記吊り受け部10の前面へ支軸14によって回動可能
に取付けられている。該抜け止め部材13は捩じりコイ
ルバネ15等の弾性材によって前記のロック状態を常時
保持する方向への回転作用力を受けている。この抜け止
め部材13の基端側は前記上端部13aとは逆の向きに
曲げられ、該基端部に地上から操作するロープ16等が
前記ロックを解除する方向への回転を付与可能に接続さ
れている。
め突起11と並列して吊り金具係止部材20の掛け止め
孔25へ嵌まる上端部13aを同掛け止め孔25の縁に
引っ掛けてロックする鉤形状(図4参照)に形成された
板状の抜け止め部材13は、棟部吊り金物29における
前記吊り受け部10の前面へ支軸14によって回動可能
に取付けられている。該抜け止め部材13は捩じりコイ
ルバネ15等の弾性材によって前記のロック状態を常時
保持する方向への回転作用力を受けている。この抜け止
め部材13の基端側は前記上端部13aとは逆の向きに
曲げられ、該基端部に地上から操作するロープ16等が
前記ロックを解除する方向への回転を付与可能に接続さ
れている。
【0023】よってこの抜け止め機構は、地上側から作
業員がロープ16を引っ張って抜け止め材13を解除操
作することが可能である。抜け止め材13を解除したま
まクレーンのワイヤー26を少し緩めて下げ、棟部吊り
金物29をその自重作用と共に下げることにより、掛け
止め突起11が掛け止め孔25から抜け外れ、棟部吊り
金物29は吊り金具係止部材20から容易に離脱する。
業員がロープ16を引っ張って抜け止め材13を解除操
作することが可能である。抜け止め材13を解除したま
まクレーンのワイヤー26を少し緩めて下げ、棟部吊り
金物29をその自重作用と共に下げることにより、掛け
止め突起11が掛け止め孔25から抜け外れ、棟部吊り
金物29は吊り金具係止部材20から容易に離脱する。
【0024】次に、請求項4記載の発明の実施例を、図
5、図6により説明する。本実施例の場合、棟部吊り金
物29の吊り受け部10は、棟部吊り金物29と平行な
向きに固定した板状部材で形成されている(図5)。吊
り受け部10の上端中央部は上向きに凸の円弧形状に形
成され、その中央に掛け止め突起11が上向きに設けら
れている(図6)。該吊り受け部10の上に吊り金具係
止部材20が回動可能に支持される。
5、図6により説明する。本実施例の場合、棟部吊り金
物29の吊り受け部10は、棟部吊り金物29と平行な
向きに固定した板状部材で形成されている(図5)。吊
り受け部10の上端中央部は上向きに凸の円弧形状に形
成され、その中央に掛け止め突起11が上向きに設けら
れている(図6)。該吊り受け部10の上に吊り金具係
止部材20が回動可能に支持される。
【0025】抜け止め機構としては、溝形状をなす棟部
吊り金物29のウエブ下部、更に具体的には吊り受け部
10の背後の中央部位に縦長のスリット17が形成さ
れ、該スリット17を通じてウエブと垂直な方向へ回動
する抜け止め部材13が、前記スリット17の縁に立て
た軸受け8、8に軸28を通して取付けられている。こ
の抜け止め部材13の上端部13aは,棟部吊り金物2
9の吊り受け部10に支持された吊り金具係止部材20
のフランジ端部へ引っ掛かってロックする鉤形状に形成
されている(図5)。抜け止め部材13は、軸28へ巻
いて取り付けた捩じりコイルバネ15等の弾性材によっ
て前記のロック状態を常時保持する方向(図5の矢印G
方向)への回転作用力を受けている。抜け止め部材13
の基端部は先端部13aとは逆向きに曲げられ、この基
端部に作業員が地上から操作するロープ16等が前記ロ
ックを解除する方向への回転を付与可能に接続されてい
る。
吊り金物29のウエブ下部、更に具体的には吊り受け部
10の背後の中央部位に縦長のスリット17が形成さ
れ、該スリット17を通じてウエブと垂直な方向へ回動
する抜け止め部材13が、前記スリット17の縁に立て
た軸受け8、8に軸28を通して取付けられている。こ
の抜け止め部材13の上端部13aは,棟部吊り金物2
9の吊り受け部10に支持された吊り金具係止部材20
のフランジ端部へ引っ掛かってロックする鉤形状に形成
されている(図5)。抜け止め部材13は、軸28へ巻
いて取り付けた捩じりコイルバネ15等の弾性材によっ
て前記のロック状態を常時保持する方向(図5の矢印G
方向)への回転作用力を受けている。抜け止め部材13
の基端部は先端部13aとは逆向きに曲げられ、この基
端部に作業員が地上から操作するロープ16等が前記ロ
ックを解除する方向への回転を付与可能に接続されてい
る。
【0026】上記の抜け止め機構は、地上側から作業員
がロープ16を強く引っ張って抜け止め部材13を解除
方向へ回動させる操作をする。抜け止め部材13を解除
させたまま棟部吊り金物29を吊ったクレーンのワイヤ
ーを少し緩めると、棟部吊り金物29は自重作用と共に
下がり、掛け止め突起11が掛け止め孔25から抜け外
れて同棟部吊り金物29は吊り金具係止部材20から離
脱する。
がロープ16を強く引っ張って抜け止め部材13を解除
方向へ回動させる操作をする。抜け止め部材13を解除
させたまま棟部吊り金物29を吊ったクレーンのワイヤ
ーを少し緩めると、棟部吊り金物29は自重作用と共に
下がり、掛け止め突起11が掛け止め孔25から抜け外
れて同棟部吊り金物29は吊り金具係止部材20から離
脱する。
【0027】上記の実施例において、棟部吊り金物29
の吊り受け部10の上端は水平乃至山形状に形成した構
成で実施することもできる。次に、請求項6記載の発明
の実施例を、図7〜図10に基づいて説明する。本実施
例の場合、棟部吊り金物29の吊り受け部10の上端は
水平状に形成され、その中央部に掛け止め突起11が上
向きに設けられている(図8)。該吊り受け部10の上
に吊り金具係止部材20が支持される。
の吊り受け部10の上端は水平乃至山形状に形成した構
成で実施することもできる。次に、請求項6記載の発明
の実施例を、図7〜図10に基づいて説明する。本実施
例の場合、棟部吊り金物29の吊り受け部10の上端は
水平状に形成され、その中央部に掛け止め突起11が上
向きに設けられている(図8)。該吊り受け部10の上
に吊り金具係止部材20が支持される。
【0028】抜け止め機構としては、前記棟部吊り金物
29の吊り受け部10の上に支持された吊り金具係止部
材20よりも上方の位置に、前記吊り金具係止部材20
の上側フランジを下向きに押して抜け止め作用をする押
しピン30が棟部吊り金物29の上部に水平に固定して
設けた支持板31に上下動が可能に設けられている。押
しピン30は抜け止め用の頭部13aと緩衝ゴム32を
備え、先端側にはバネ受け33を有し、支持板31とバ
ネ受け33との間に設置した圧縮用のコイルバネ33に
より前記の抜け止め状態を保持する方向への作用力を受
けている。
29の吊り受け部10の上に支持された吊り金具係止部
材20よりも上方の位置に、前記吊り金具係止部材20
の上側フランジを下向きに押して抜け止め作用をする押
しピン30が棟部吊り金物29の上部に水平に固定して
設けた支持板31に上下動が可能に設けられている。押
しピン30は抜け止め用の頭部13aと緩衝ゴム32を
備え、先端側にはバネ受け33を有し、支持板31とバ
ネ受け33との間に設置した圧縮用のコイルバネ33に
より前記の抜け止め状態を保持する方向への作用力を受
けている。
【0029】本実施例の場合、前記押しピン30のコイ
ルバネ34の作用力よりも強い力で地上側から棟部吊り
金物29を引下げ操作するロープ35(ワイヤー、チェ
ン等を含む。以下同じ。)は、棟部吊り金物29の下部
の通孔36に接続されている。地上側の作業員がコイル
バネ34の作用力よりも強い力で前記ロープ35を引下
げ操作すると、屋根上に納まって相対的静止を保つ吊り
金具係止部材20に対して、棟部吊り金物29が図7か
ら図9の状態へと下降して、吊り受け部10の掛け止め
突起11が掛け止め孔25から抜け外れる。従って、図
9の状態において、棟部吊り金物29を反時計廻り方向
へ少し回動させることにより、棟部吊り金物29は吊り
金具係止部材20から容易に離脱する。
ルバネ34の作用力よりも強い力で地上側から棟部吊り
金物29を引下げ操作するロープ35(ワイヤー、チェ
ン等を含む。以下同じ。)は、棟部吊り金物29の下部
の通孔36に接続されている。地上側の作業員がコイル
バネ34の作用力よりも強い力で前記ロープ35を引下
げ操作すると、屋根上に納まって相対的静止を保つ吊り
金具係止部材20に対して、棟部吊り金物29が図7か
ら図9の状態へと下降して、吊り受け部10の掛け止め
突起11が掛け止め孔25から抜け外れる。従って、図
9の状態において、棟部吊り金物29を反時計廻り方向
へ少し回動させることにより、棟部吊り金物29は吊り
金具係止部材20から容易に離脱する。
【0030】なお、本実施例の場合も、吊り受け部10
の上端は山形状に、又は上向きに凸の円弧形状に設けて
実施することも出来る。次に、請求項7に記載した発明
の実施例を、図10と図11に基づいて説明する。本実
施例の場合も、棟部吊り金物29の吊り受け部10の上
縁は中央部分を上向きに凸の円弧形状に形成され、その
中央部に掛け止め突起11が上向きに設けられている。
該吊り受け部10の上に吊り金具係止部材20が回動可
能な状態に支持され、掛け止め突起11は吊り金具係止
部材20の掛け止め孔25へ嵌められる。
の上端は山形状に、又は上向きに凸の円弧形状に設けて
実施することも出来る。次に、請求項7に記載した発明
の実施例を、図10と図11に基づいて説明する。本実
施例の場合も、棟部吊り金物29の吊り受け部10の上
縁は中央部分を上向きに凸の円弧形状に形成され、その
中央部に掛け止め突起11が上向きに設けられている。
該吊り受け部10の上に吊り金具係止部材20が回動可
能な状態に支持され、掛け止め突起11は吊り金具係止
部材20の掛け止め孔25へ嵌められる。
【0031】抜け止め機構としては、前記のように棟部
吊り金物29の吊り受け部10の上に支持された吊り金
具係止部材20よりも少し上方の位置に、同吊り金具係
止部材20の上側フランジを貫通する形に設けられたピ
ン孔37へ抜き差し自在な抜け止めピン38がロープ3
9に吊って昇降自在に設けられている。その前提とし
て、棟部吊り金物29の溝内の下部に、前記吊り受け部
10の上に支持された吊り金具係止部材20と同方向
(図11の矢印F方向)への回動が可能に軸ボルト40
で取付けられた上下方向に細長い支持腕41の上端部に
前記ロープ39の案内滑車42が設けられており、該案
内滑車42を折り返したロープ39は地上側から操作可
能な長さに設置されている。また、前記支持腕41にお
いて、吊り受け部10の上に支持された吊り金具係止部
材20よりも少し上方の位置に、該支持腕が前記軸ボル
ト40を中心として行う回動の円弧に近似な円弧形状
(弓形)の横案内部材44が固着して設けられ、該横案
内部材44の前部中央の位置に前記抜け止めピン38を
通す案内筒43が固定されている。棟部吊り金物29の
フランジ部の前記横案内部材44が回動する位置に同横
案内部材44の横移動を許容するスリット45が設けら
れている。
吊り金物29の吊り受け部10の上に支持された吊り金
具係止部材20よりも少し上方の位置に、同吊り金具係
止部材20の上側フランジを貫通する形に設けられたピ
ン孔37へ抜き差し自在な抜け止めピン38がロープ3
9に吊って昇降自在に設けられている。その前提とし
て、棟部吊り金物29の溝内の下部に、前記吊り受け部
10の上に支持された吊り金具係止部材20と同方向
(図11の矢印F方向)への回動が可能に軸ボルト40
で取付けられた上下方向に細長い支持腕41の上端部に
前記ロープ39の案内滑車42が設けられており、該案
内滑車42を折り返したロープ39は地上側から操作可
能な長さに設置されている。また、前記支持腕41にお
いて、吊り受け部10の上に支持された吊り金具係止部
材20よりも少し上方の位置に、該支持腕が前記軸ボル
ト40を中心として行う回動の円弧に近似な円弧形状
(弓形)の横案内部材44が固着して設けられ、該横案
内部材44の前部中央の位置に前記抜け止めピン38を
通す案内筒43が固定されている。棟部吊り金物29の
フランジ部の前記横案内部材44が回動する位置に同横
案内部材44の横移動を許容するスリット45が設けら
れている。
【0032】従って、抜け止めピン38が吊り金具係止
部材20のピン孔37へ嵌まった状態は案内筒43の拘
束作用によって保持され、吊り金具係止部材20が矢印
F方向へ回動する動作は、軸ボルト40を中心に回動す
る支持腕41と共に横案内部材44がスリット45中を
摺動する作用によって安定に保持される。抜け止めピン
38がピン孔37から不用意に抜け外れる事故を防ぐた
め、抜け止めピン38の先端部に、ピン孔37の口径よ
りも大径に膨らんだ抜け止めバネ46が取付けられてい
る。
部材20のピン孔37へ嵌まった状態は案内筒43の拘
束作用によって保持され、吊り金具係止部材20が矢印
F方向へ回動する動作は、軸ボルト40を中心に回動す
る支持腕41と共に横案内部材44がスリット45中を
摺動する作用によって安定に保持される。抜け止めピン
38がピン孔37から不用意に抜け外れる事故を防ぐた
め、抜け止めピン38の先端部に、ピン孔37の口径よ
りも大径に膨らんだ抜け止めバネ46が取付けられてい
る。
【0033】従って、作業員がロープ39を地上側から
引下げ操作すると、前記抜け止めバネ46を縮めつつ抜
け止めピン38が吊り金具係止部材20のピン孔37か
ら引き抜かれる。その後に棟部吊り金物29を吊るクレ
ーンのワイヤーを緩めると、自重作用と共に棟部吊り金
物29が下がり、吊り受け部10の掛け止め突起11が
掛け止め孔25から抜け外れ、棟部吊り金物29は吊り
金具係止部材20から離脱する。
引下げ操作すると、前記抜け止めバネ46を縮めつつ抜
け止めピン38が吊り金具係止部材20のピン孔37か
ら引き抜かれる。その後に棟部吊り金物29を吊るクレ
ーンのワイヤーを緩めると、自重作用と共に棟部吊り金
物29が下がり、吊り受け部10の掛け止め突起11が
掛け止め孔25から抜け外れ、棟部吊り金物29は吊り
金具係止部材20から離脱する。
【0034】なお、本実施例の場合も、吊り受け部10
の上端は水平乃至山形状に設けて実施することも出来
る。次に、請求項9記載の発明を、図12、図13に示
した実施例に基づいて説明する。本実施例の場合、ユニ
ット化された屋根パネルの棟部側に設けた吊り金具係止
部材20の下側フランジにピン通し孔47が設けられ、
このピン通し孔47へ後述の抜け止めピン38を上方か
ら下ろして抜き差しする作業に邪魔な範囲の上側フラン
ジが部分的に切除されている。
の上端は水平乃至山形状に設けて実施することも出来
る。次に、請求項9記載の発明を、図12、図13に示
した実施例に基づいて説明する。本実施例の場合、ユニ
ット化された屋根パネルの棟部側に設けた吊り金具係止
部材20の下側フランジにピン通し孔47が設けられ、
このピン通し孔47へ後述の抜け止めピン38を上方か
ら下ろして抜き差しする作業に邪魔な範囲の上側フラン
ジが部分的に切除されている。
【0035】前記吊り金具係止部材20の棟部側へ着脱
自在な棟部吊り金物29は、やはり横断面が溝形状の部
材で、クレーンのワイヤーなどに止着されるものであ
る。溝内の下部に前記吊り金具係止部材20の吊り受け
部10が設けられ、該吊り受け部10には上下方向に貫
通するピン受け孔48が設けられている。前記吊り金具
係止部材20が棟部吊り金物29の吊り受け部10の上
に支持された状態を保持する外れ防止機構(又は保持機
構)としては、吊り受け部10に支持された吊り金具係
止部材20の上方からそのピン通し孔47及び吊り受け
部10のピン受け孔48へ抜き差し自在な抜け止めピン
38がロープ39に吊られて昇降自在に設けられてい
る。前記ロープ39は棟部吊り金物29の上部に回転自
在に取り付けた案内滑車42を折り返して地上側から操
作可能な長さに設けられている。前記抜け止めピン38
の先端部には前記ピン受け孔48の口径よりも大径に膨
らんだ抜け止めバネ46が設けられている。
自在な棟部吊り金物29は、やはり横断面が溝形状の部
材で、クレーンのワイヤーなどに止着されるものであ
る。溝内の下部に前記吊り金具係止部材20の吊り受け
部10が設けられ、該吊り受け部10には上下方向に貫
通するピン受け孔48が設けられている。前記吊り金具
係止部材20が棟部吊り金物29の吊り受け部10の上
に支持された状態を保持する外れ防止機構(又は保持機
構)としては、吊り受け部10に支持された吊り金具係
止部材20の上方からそのピン通し孔47及び吊り受け
部10のピン受け孔48へ抜き差し自在な抜け止めピン
38がロープ39に吊られて昇降自在に設けられてい
る。前記ロープ39は棟部吊り金物29の上部に回転自
在に取り付けた案内滑車42を折り返して地上側から操
作可能な長さに設けられている。前記抜け止めピン38
の先端部には前記ピン受け孔48の口径よりも大径に膨
らんだ抜け止めバネ46が設けられている。
【0036】従って、地上側の作業員がロープ39を引
下げ操作すると、前記抜け止めバネ46を縮めつつ抜け
止めピン38が吊り受け部10のピン受け孔48及び吊
り金具係止部材20のピン通し孔47から引き抜かれ、
棟部吊り金物29は吊り金具係止部材20から離脱可能
となる。なお、本実施例の場合も、吊り受け部10の上
端は山形状又は上向きに凸の円弧形状に設けて実施する
ことも出来る。また、吊り受け部10に上向きの掛け止
め突起を設け、吊り金具係止部材20に掛け止め孔を設
けた構成で実施することもできる。
下げ操作すると、前記抜け止めバネ46を縮めつつ抜け
止めピン38が吊り受け部10のピン受け孔48及び吊
り金具係止部材20のピン通し孔47から引き抜かれ、
棟部吊り金物29は吊り金具係止部材20から離脱可能
となる。なお、本実施例の場合も、吊り受け部10の上
端は山形状又は上向きに凸の円弧形状に設けて実施する
ことも出来る。また、吊り受け部10に上向きの掛け止
め突起を設け、吊り金具係止部材20に掛け止め孔を設
けた構成で実施することもできる。
【0037】
【本発明が奏する効果】本発明に係る屋根パネルの棟部
側吊り構造によれば、葺き材のほか止水、水切り等の必
要関連部品の全てを一枚のパネルにユニット化した構成
の屋根パネルを対象にして、軟弱な葺き材等を一切傷つ
けない吊り込み作業ができる。そして、屋根パネルの吊
り込み設置を行った後に無用となった棟部吊り金物は、
地上からロープを引く等の簡単な操作で手際良く簡単、
確実に屋根パネルから離脱させることができる。従っ
て、屋根の施工に際して屋根の上に屋根職人が登って作
業することは全く無用であり、省人化と作業能率の向
上、及び作業員の安全性の向上に寄与する。しかも当該
吊り構造を実施しても雨仕舞い等の後処置が必要となる
不都合も発生しないから、この意味からも作業効率が良
く、ひいては1日で屋根を完成する目標の達成を容易に
可能ならしめる。
側吊り構造によれば、葺き材のほか止水、水切り等の必
要関連部品の全てを一枚のパネルにユニット化した構成
の屋根パネルを対象にして、軟弱な葺き材等を一切傷つ
けない吊り込み作業ができる。そして、屋根パネルの吊
り込み設置を行った後に無用となった棟部吊り金物は、
地上からロープを引く等の簡単な操作で手際良く簡単、
確実に屋根パネルから離脱させることができる。従っ
て、屋根の施工に際して屋根の上に屋根職人が登って作
業することは全く無用であり、省人化と作業能率の向
上、及び作業員の安全性の向上に寄与する。しかも当該
吊り構造を実施しても雨仕舞い等の後処置が必要となる
不都合も発生しないから、この意味からも作業効率が良
く、ひいては1日で屋根を完成する目標の達成を容易に
可能ならしめる。
【図1】屋根の構成要素を分解状態で示した斜視図であ
る。
る。
【図2】屋根パネルの吊り状態を示した側面図である。
【図3】Aは本発明に係る棟部側吊り構造の第1実施例
を示した垂直な断面図、Bは吊り金具係止部材のフラン
ジに設けた掛け止め孔を示した底面図である。
を示した垂直な断面図、Bは吊り金具係止部材のフラン
ジに設けた掛け止め孔を示した底面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本発明に係る棟部側吊り構造の第2実施例を示
した垂直断面図である。
した垂直断面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明に係る棟部側吊り構造の第3実施例を示
した垂直断面図である。
した垂直断面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】棟部吊り金物を吊り金具係止部材から離脱させ
る作業の説明図である。
る作業の説明図である。
【図10】本発明に係る棟部側吊り構造の第4実施例を
示した垂直断面図である。
示した垂直断面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】本発明に係る棟部側吊り構造の第5実施例を
示した垂直断面図である。
示した垂直断面図である。
【図13】図12の正面図である。
3 屋根パネル 20 吊り金具係止部材 25 掛け止め孔 29 棟部吊り金物 26 クレーンのワイヤー 10 吊り受け部 11 掛け止め突起 16 ロープ 13 抜け止め部材 15 捩じりコイルバネ 17 スリット 30 押しピン(抜け止め部材) 34 コイルバネ 35 ロープ 38 抜け止めピン 37 ピン孔 39 ロープ 41 支持腕 42 案内滑車 43 案内筒 47 ピン通し孔 46 抜け止めバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 用稲 都世志 東京都江東区木場二丁目8番3号 株式会 社ニッケンビルコン内 (72)発明者 本橋 修一 東京都江東区木場二丁目8番3号 株式会 社ニッケンビルコン内
Claims (9)
- 【請求項1】 ユニット化された屋根パネルの少なくと
も棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り金具係
止部材に掛け止め孔が設けられていること、 前記吊り金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金
物は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤ
ーなどに止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係
止部材の吊り受け部が設けられ、該吊り受け部の上端に
前記掛け止め孔へ嵌まる掛け止め突起が設けられている
こと、 前記吊り金具係止部材が棟部吊り金物の吊り受け部に支
持され、掛け止め孔へ掛け止め突起が嵌まった状態を保
持する抜け止め機構が設けられていること、 前記抜け止め機構は地上側から操作するロープ等を介し
て解除操作が可能であり、抜け止め機構の解除によって
吊り金具係止部材と棟部吊り金物とは離脱することを特
徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部
に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け
部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されるこ
と、 抜け止め機構として、前記掛け止め突起と並列して掛け
止め孔へ嵌まる上端部が吊り金具係止部材にロックする
鉤形状に形成された抜け止め部材が棟部吊り金物に回動
可能に設置され、該抜け止め部材はバネ等の弾性材によ
って前記のロック状態を維持する方向への回転作用力を
受けており、抜け止め部材に地上から操作するロープ等
がロック解除方向への回転を付与可能に接続されている
ことを特徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載した棟部吊り金物
の吊り受け部の上端は中央部が上向きに凸の円弧形状に
形成され、該円弧形状の中央に掛け止め突起が上向きに
設けられていることを特徴とする、屋根パネルの棟部側
吊り構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部
に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け
部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されるこ
と、 抜け止め機構として、溝形状をなす棟部吊り金物のウエ
ブ下部に縦長のスリットが形成され、該スリットを通じ
てウエブと垂直な方向へ回動する抜け止め部材が設けら
れ、その上端部は棟部吊り金物の吊り受け部に支持され
た吊り金具係止部材をロックする鉤形状に形成されてお
り、該抜け止め部材はバネ等の弾性材によって前記のロ
ック状態を維持する方向への回転作用力を受けており、
抜け止め部材に地上から操作するロープ等がロック解除
方向への回転を付与可能に接続されていることを特徴と
する、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項5】 請求項4に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は中央部が上向きに凸の円弧形状に形成さ
れ、該円弧形状の中央に掛け止め突起が上向きに設けら
れていることを特徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構
造。 - 【請求項6】 請求項1に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部
に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け
部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されるこ
と、 抜け止め機構として、前記棟部吊り金物の吊り受け部の
上に支持された吊り金具係止部材よりも上方の位置に、
前記吊り金具係止部材を下向きに押してロックする抜け
止め部材が棟部吊り金物に上下動が可能に設けられ、該
抜け止め部材はバネ等の弾性材によって前記のロック状
態を維持する方向への作用力を受けており、前記弾性材
の作用力よりも強い力で地上側から引下げ操作するロー
プ等が棟部吊り金物の下部に接続されていることを特徴
とする、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項7】 請求項1に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は水平乃至山形状に形成され、その中央部
に掛け止め突起が上向きに設けられており、該吊り受け
部の上に吊り金具係止部材が回動可能に支持されるこ
と、 抜け止め機構として、前記棟部吊り金物の吊り受け部の
上に支持された吊り金具係止部材よりも上方の位置に同
吊り金具係止部材のピン孔へ抜き差し自在な抜け止めピ
ンがロープなどに昇降自在に吊って設けられ、棟部吊り
金物の溝内の下部に前記吊り受け部上に支持された吊り
金具係止部材と同方向への回動が可能に取付けられた支
持腕に前記ロープの案内滑車が設けられ、該案内滑車を
折り返したロープは地上側から操作可能な長さに設置さ
れており、前記支持腕に前記抜け止めピンの案内筒が固
定されていることを特徴とする、屋根パネルの棟部側吊
り構造。 - 【請求項8】 請求項7に記載した棟部吊り金物の吊り
受け部の上端は中央部が上向きに凸の円弧形状に形成さ
れ、該円弧形状の中央に掛け止め突起が上向きに設けら
れていること、支持腕には該支持腕の回動の円弧に近似
な円弧形状の横案内部材が取付けられ、棟部吊り金物の
フランジ部には前記横案内部材の横移動を許容するスリ
ットが設けられていること、抜け止めピンの先端部には
吊り金具係止部材のピン孔の口径より大径の抜け止めバ
ネが取付けられていることを特徴とする、屋根パネルの
棟部側吊り構造。 - 【請求項9】 ユニット化された屋根パネルの少なくと
も棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り金具係
止部材にピン通し孔が設けられていること、 前記吊り金具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金
物は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤ
ーなどに止着されており、溝内の下部に前記吊り金具係
止部材の吊り受け部が設けられ、該吊り受け部には上下
方向にピン受け孔が設けられていること、 前記吊り金具係止部材が棟部吊り金物の吊り受け部に支
持された状態を保持する機構として、吊り受け部に支持
された吊り金具係止部材の上方からそのピン通し孔及び
吊り受け部のピン受け孔へ抜き差し自在な抜け止めピン
がロープなどに吊られて昇降自在に設けられており、前
記ロープは棟部吊り金物の上部に取り付けた案内滑車を
折り返して地上側から操作可能な長さに設けられている
こと、前記抜け止めピンの先端部に前記ピン受け孔の口
径よりも大径の抜け止めバネが設けられていることを特
徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008840A JPH10205048A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008840A JPH10205048A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205048A true JPH10205048A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11703983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9008840A Withdrawn JPH10205048A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205048A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112962986A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-06-15 | 河北洺安金属制品有限公司 | 一种用于预制装配式建筑垂直面的多点斜撑装置 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP9008840A patent/JPH10205048A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112962986A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-06-15 | 河北洺安金属制品有限公司 | 一种用于预制装配式建筑垂直面的多点斜撑装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5664391A (en) | Roof anchor and hanging scaffold system | |
| JP4741002B2 (ja) | クライミング型枠のための関節式クライミングプレート | |
| JPH10205048A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| KR20160030137A (ko) | 갱폼의 하부 케이지 고정 및 해체를 위한 안전시스템 | |
| JP3299727B2 (ja) | 軒補強金具、軒構造及び軒の形成方法 | |
| KR200408267Y1 (ko) | 비계의 안전망 설치용 접이식 지지대 | |
| US12371912B2 (en) | System and method for supporting workers and material on a sloped roof | |
| JP3439196B2 (ja) | 吊足場 | |
| JPH10219838A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| JP2004324404A (ja) | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 | |
| NZ566777A (en) | Ladder steady and gutter bracket | |
| JP3225395B2 (ja) | ユニット式金属瓦屋根とユニット式金属瓦屋根セット及び施工方法 | |
| JP2602190Y2 (ja) | 簡易足場屋根 | |
| JPH10212801A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| JPH10183919A (ja) | 屋根パネルの軒先側吊り構造 | |
| JP2004183203A (ja) | 屋根上作業用安全装置 | |
| JP2001316074A (ja) | 吊り荷の吊り治具およびその使用方法 | |
| JP3921214B2 (ja) | 組立式テントの樋構造およびテント用樋の取付部材 | |
| JPH10266578A (ja) | 建物施工用テントシートおよびそのテントシートの使用方法 | |
| GB2409230A (en) | Ladder for ridged roof | |
| JP3018786U (ja) | 屋根上作業のための安全柵用金具 | |
| JP2892551B2 (ja) | 屋根パネル体の吊り下げ構造 | |
| JPH0635280U (ja) | 建築パネルの吊り具 | |
| JP2022032405A (ja) | 建築時または補修時用の防雨養生の設置方法 | |
| JPH10280693A (ja) | 仮設テントの補強用梁材吊持用冶具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |