JPH10212801A - 屋根パネルの棟部側吊り構造 - Google Patents
屋根パネルの棟部側吊り構造Info
- Publication number
- JPH10212801A JPH10212801A JP9015533A JP1553397A JPH10212801A JP H10212801 A JPH10212801 A JP H10212801A JP 9015533 A JP9015533 A JP 9015533A JP 1553397 A JP1553397 A JP 1553397A JP H10212801 A JPH10212801 A JP H10212801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- hanging
- roof panel
- suspension
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根パネルを、小屋組の屋根面へ施工する際
に棟部側の吊りに使用される棟部側吊り構造を提供す
る。 【解決手段】 ユニット化された屋根パネル3の少なく
とも棟部側に吊り金具係止部材20が設けられ、該吊り
金具係止部材20に吊り用孔部が設けられ、同吊り金具
係止部材20の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物29
は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤー
26などに止着されており、前記吊り用孔部の孔と止め
ピン30で連結され、同止めピン30は地上側から操作
するロープ36などを介して抜き外し操作が可能であ
り、止めピン30の抜き外しによって吊り金具係止部材
20と棟部吊り金物29とは離脱する。
に棟部側の吊りに使用される棟部側吊り構造を提供す
る。 【解決手段】 ユニット化された屋根パネル3の少なく
とも棟部側に吊り金具係止部材20が設けられ、該吊り
金具係止部材20に吊り用孔部が設けられ、同吊り金具
係止部材20の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物29
は、横断面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤー
26などに止着されており、前記吊り用孔部の孔と止め
ピン30で連結され、同止めピン30は地上側から操作
するロープ36などを介して抜き外し操作が可能であ
り、止めピン30の抜き外しによって吊り金具係止部材
20と棟部吊り金物29とは離脱する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、垂木、野地板を
はじめ屋根葺き材まで仕上げたユニット部材としての屋
根パネルを、先行して構築された小屋組の屋根面へ、全
て地上側からのクレーン等による吊り込み作業として施
工する手段、換言すれば、小屋組の屋根面上へ作業員が
登る必要もなく施工する手段として棟部側の吊りに使用
される棟部側吊り構造の技術分野に属する。
はじめ屋根葺き材まで仕上げたユニット部材としての屋
根パネルを、先行して構築された小屋組の屋根面へ、全
て地上側からのクレーン等による吊り込み作業として施
工する手段、換言すれば、小屋組の屋根面上へ作業員が
登る必要もなく施工する手段として棟部側の吊りに使用
される棟部側吊り構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築を可能な限り工場生産化する
目的で建築部材のユニット化、機能複合化がめざましく
進展している。屋根構造に関しても、垂木、野地板をは
じめ屋根葺き材その他の必要関連部品の全てを仕上げた
ユニット部材としての屋根パネルが種々公知である。ま
た、こうした屋根パネルの吊り具、吊り構造も種々開発
されている(例えば特開平5−214771号、特開平
5−222773号、特開平6−10463号、特開平
6−136957号、特許第2510794号などを参
照)。
目的で建築部材のユニット化、機能複合化がめざましく
進展している。屋根構造に関しても、垂木、野地板をは
じめ屋根葺き材その他の必要関連部品の全てを仕上げた
ユニット部材としての屋根パネルが種々公知である。ま
た、こうした屋根パネルの吊り具、吊り構造も種々開発
されている(例えば特開平5−214771号、特開平
5−222773号、特開平6−10463号、特開平
6−136957号、特許第2510794号などを参
照)。
【0003】上述した各従来技術の開発目標は、屋根パ
ネルを安全に吊り込むこと、及び屋根パネルの特に軟弱
な屋根葺き材などを損傷させないこと等々に重点がある
と理解される。しかしながら、これらの従来技術では、
屋根職人が小屋組の上に上り吊り込んだ屋根パネルから
吊り金物を取り外す作業、及び屋根パネルと屋根パネル
の間の雨仕舞いのため接合部の処理を行う必要があっ
た。
ネルを安全に吊り込むこと、及び屋根パネルの特に軟弱
な屋根葺き材などを損傷させないこと等々に重点がある
と理解される。しかしながら、これらの従来技術では、
屋根職人が小屋組の上に上り吊り込んだ屋根パネルから
吊り金物を取り外す作業、及び屋根パネルと屋根パネル
の間の雨仕舞いのため接合部の処理を行う必要があっ
た。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】建物の屋根の構築に
関しては、不順な天候に左右されない施工を行うため、
1日で完成できることが是非にも望まれる。また、その
施工に際しては屋根の上に屋根職人が登って作業するこ
とを不要にし、特別な技術や職方(屋根職人)を必要と
せず、一般作業員による施工が出来ることも強く望まれ
ている。
関しては、不順な天候に左右されない施工を行うため、
1日で完成できることが是非にも望まれる。また、その
施工に際しては屋根の上に屋根職人が登って作業するこ
とを不要にし、特別な技術や職方(屋根職人)を必要と
せず、一般作業員による施工が出来ることも強く望まれ
ている。
【0005】こうした開発目標を達成するためには、屋
根パネルを、葺き材のほか止水、水切り等の必要関連部
品の全てが一枚のパネルにユニット化された構成にする
ことが肝要である。そして、同屋根パネルの吊り込みと
吊り金物に関しては、吊り金物は用済み後に地上からの
簡単な操作で屋根パネルから離脱させることができ、し
かも敷設された屋根パネルの接合部や棟部分の完全な雨
仕舞いのために別途接合部材等を取り付ける必要がない
構造が望まれる。
根パネルを、葺き材のほか止水、水切り等の必要関連部
品の全てが一枚のパネルにユニット化された構成にする
ことが肝要である。そして、同屋根パネルの吊り込みと
吊り金物に関しては、吊り金物は用済み後に地上からの
簡単な操作で屋根パネルから離脱させることができ、し
かも敷設された屋根パネルの接合部や棟部分の完全な雨
仕舞いのために別途接合部材等を取り付ける必要がない
構造が望まれる。
【0006】本発明の目的は、上記の開発目標を達成す
るに足る、屋根パネルの棟部側吊り構造を提供すること
である。
るに足る、屋根パネルの棟部側吊り構造を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1記載の発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネル3の
少なくとも棟部側に吊り金具係止部材20が設けられ、
該吊り金具係止部材20に吊り用孔部が設けられている
こと、前記吊り金具係止部材20の棟部側へ着脱自在な
棟部吊り金物29は、横断面が溝形状の部材であり、ク
レーンのワイヤー26などに止着されており、前記吊り
用孔部の孔と止めピン30で連結されること、前記止め
ピン30は地上側から操作するロープ36などを介して
抜き外し操作が可能であり、止めピン30の抜き外しに
よって吊り金具係止部材20と棟部吊り金物29とは離
脱することを特徴とする。
めの手段として、請求項1記載の発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、ユニット化された屋根パネル3の
少なくとも棟部側に吊り金具係止部材20が設けられ、
該吊り金具係止部材20に吊り用孔部が設けられている
こと、前記吊り金具係止部材20の棟部側へ着脱自在な
棟部吊り金物29は、横断面が溝形状の部材であり、ク
レーンのワイヤー26などに止着されており、前記吊り
用孔部の孔と止めピン30で連結されること、前記止め
ピン30は地上側から操作するロープ36などを介して
抜き外し操作が可能であり、止めピン30の抜き外しに
よって吊り金具係止部材20と棟部吊り金物29とは離
脱することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、請求項1に記載した吊り用孔部は
筒体28であり、吊り金具係止部材20の棟側端部の下
面部に設けられていることを特徴とする。請求項3に記
載した発明に係る屋根パネルの棟部側吊り構造は、請求
項1に記載した棟部吊り金物29に、吊り金具係止部材
20の外端にのみ当接する当て金29aが設けられてい
ることを特徴とする。
の棟部側吊り構造は、請求項1に記載した吊り用孔部は
筒体28であり、吊り金具係止部材20の棟側端部の下
面部に設けられていることを特徴とする。請求項3に記
載した発明に係る屋根パネルの棟部側吊り構造は、請求
項1に記載した棟部吊り金物29に、吊り金具係止部材
20の外端にのみ当接する当て金29aが設けられてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載した発明に係る屋根パネル
の棟部側吊り構造は、請求項1に記載した止めピン30
は、先端部に抜け止め用弾性部材31が設けられている
ことを特徴とする。請求項5に記載した発明に係る屋根
パネルの棟部側吊り構造は、請求項1に記載した止めピ
ン30の抜き外し操作は、棟部吊り金物29の下端へ嵌
めて反力をとるピン抜き外し用工具を使用して行うこと
を特徴とする。
の棟部側吊り構造は、請求項1に記載した止めピン30
は、先端部に抜け止め用弾性部材31が設けられている
ことを特徴とする。請求項5に記載した発明に係る屋根
パネルの棟部側吊り構造は、請求項1に記載した止めピ
ン30の抜き外し操作は、棟部吊り金物29の下端へ嵌
めて反力をとるピン抜き外し用工具を使用して行うこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施形態及び実施例】本願発明は、一例として
図1に各構成要素を分解状態で示した、ユニット化屋根
パネル3による屋根の構築に好適に実施される。小屋組
1は先行して構築する。その屋根面の母屋2の上に複数
のユニット化屋根パネル3を予め決められた順序で規則
的に吊り込み位置決め固定し、どの後に棟に棟包み4、
4′をやはり吊り込んで設置する。ユニット化屋根パネ
ル3は、垂木5、野地板6のほか屋根葺き材7(金属
瓦)まで仕上げたユニット部材として構成され(図2参
照)、図1の例では屋根の棟から軒先まで連続した長さ
にユニット化されている。
図1に各構成要素を分解状態で示した、ユニット化屋根
パネル3による屋根の構築に好適に実施される。小屋組
1は先行して構築する。その屋根面の母屋2の上に複数
のユニット化屋根パネル3を予め決められた順序で規則
的に吊り込み位置決め固定し、どの後に棟に棟包み4、
4′をやはり吊り込んで設置する。ユニット化屋根パネ
ル3は、垂木5、野地板6のほか屋根葺き材7(金属
瓦)まで仕上げたユニット部材として構成され(図2参
照)、図1の例では屋根の棟から軒先まで連続した長さ
にユニット化されている。
【0011】図2は、前記屋根パネル3の軒先側と棟側
の双方をクレーンのワイヤー26(又はロープ、チエン
などの場合を含む。以下同じ。)で吊り、小屋組1の屋
根面の傾斜に沿う姿勢とした吊り状態を示している。屋
根パネル3の軒先側の吊りには軒先部吊り金物22を使
用し、薄鋼板などから成る屋根葺き材7を傷つけないよ
うにパネル端縁から長く突き出た位置を吊る。棟側の吊
りには棟部吊り金物29を使用し、やはり薄鋼板などか
ら成る屋根葺き材7や野地板6を傷つけない態様で吊
る。軒先部吊り金物22及び棟部吊り金物29はそれぞ
れ、クレーンのワイヤー26の端末へシャックル27に
よって止着されており、クレーン作業において繰り返し
使用が可能とされている。
の双方をクレーンのワイヤー26(又はロープ、チエン
などの場合を含む。以下同じ。)で吊り、小屋組1の屋
根面の傾斜に沿う姿勢とした吊り状態を示している。屋
根パネル3の軒先側の吊りには軒先部吊り金物22を使
用し、薄鋼板などから成る屋根葺き材7を傷つけないよ
うにパネル端縁から長く突き出た位置を吊る。棟側の吊
りには棟部吊り金物29を使用し、やはり薄鋼板などか
ら成る屋根葺き材7や野地板6を傷つけない態様で吊
る。軒先部吊り金物22及び棟部吊り金物29はそれぞ
れ、クレーンのワイヤー26の端末へシャックル27に
よって止着されており、クレーン作業において繰り返し
使用が可能とされている。
【0012】上記の各吊り金物22と29を使用するた
めに、吊り金具係止部材20として使用するC形鋼等の
補強用軽量形鋼が、屋根パネル3の垂木5の側面に沿っ
て同垂木の略全長に、又は必要な部分にのみ必要な長さ
に付設され、軒先側及び棟側の吊り金具係止部材が形成
されている。前記補強用軽量形鋼は、棟部吊り金物29
を使用する棟部側にのみ吊り金具係止部材20として必
要な長さに付設して実施する場合のほか、屋根パネルの
垂木自体をC形鋼などの部材で構成し、垂木自体を吊り
金具係止部材として使用する実施例もある。吊り金具係
止部材20は、その横断面がC形状のものに限らず、角
形であっても使用できる。さらに他の横断面形状の部材
でも使用可能である。
めに、吊り金具係止部材20として使用するC形鋼等の
補強用軽量形鋼が、屋根パネル3の垂木5の側面に沿っ
て同垂木の略全長に、又は必要な部分にのみ必要な長さ
に付設され、軒先側及び棟側の吊り金具係止部材が形成
されている。前記補強用軽量形鋼は、棟部吊り金物29
を使用する棟部側にのみ吊り金具係止部材20として必
要な長さに付設して実施する場合のほか、屋根パネルの
垂木自体をC形鋼などの部材で構成し、垂木自体を吊り
金具係止部材として使用する実施例もある。吊り金具係
止部材20は、その横断面がC形状のものに限らず、角
形であっても使用できる。さらに他の横断面形状の部材
でも使用可能である。
【0013】ちなみに、図2に示した軒先部吊り金物2
2は、軒先側吊り金具係止部材20の溝内へ挿入し、同
吊り金具係止部材22の先端部に突設した抜け止め突起
21を軒先部吊り金物22の掛け止め孔23へ嵌めてロ
ックする。更に板バネ24が軒先部吊り金物22を起こ
す作用によって前記のロック状態が常時安全に保持され
る。一方、軒先部吊り金物22の先端部の孔18へ止着
したロープ19を地上側から強く引き下げることによっ
て前記抜け止め突起21が掛け止め孔23から外れ、更
に軒先部吊り金物22を吊り金具係止部材20から抜き
外すことができる。
2は、軒先側吊り金具係止部材20の溝内へ挿入し、同
吊り金具係止部材22の先端部に突設した抜け止め突起
21を軒先部吊り金物22の掛け止め孔23へ嵌めてロ
ックする。更に板バネ24が軒先部吊り金物22を起こ
す作用によって前記のロック状態が常時安全に保持され
る。一方、軒先部吊り金物22の先端部の孔18へ止着
したロープ19を地上側から強く引き下げることによっ
て前記抜け止め突起21が掛け止め孔23から外れ、更
に軒先部吊り金物22を吊り金具係止部材20から抜き
外すことができる。
【0014】請求項1記載の発明は、請求項2〜5記載
の発明を包括する内容である。この発明に係る屋根パネ
ルの棟部側吊り構造の実施形態として、上記のようにユ
ニット化された屋根パネル3の棟部側の吊り金具係止部
材20の側端部には、その下面部に、吊り用孔部を形成
する筒体28が溶接等の手段で略水平方向(棟の方向)
に取り付けられている(図2、図3)。一方、クレーン
のワイヤー26に止着されて前記吊り金具係止部材20
の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物29を用意する。該
棟部吊り金物29は、図3に示したように上記吊り金具
係止部材20が嵌まる大きさの横断面が溝形状の長い部
材で構成され、その上部がシャックル27とボルト止め
されており、垂直な姿勢で使用する。この棟部吊り金物
29は前記筒体28の孔と水平方向の止めピン30で連
結して吊り作業が行われる。なお、筒体(又はピン孔)
を棟部吊り金物29のウエブに対し直角な向きに設けて
実施することもできる。前記止めピン30は、先端部に
安全用として抜け止め用のバネ板31(又は、コイル状
スプリング等の弾性材。以下同じ。)が常時筒体28の
孔径より大径に膨んでいる状態に設置されている。棟部
吊り金物29は、図2のように屋根パネル3を吊った際
に硬度、剛性の大きい補強用軽量形鋼20の外端にのみ
当接する当て金29aを備え、もって吊り作業時に軟弱
な野地板6、止水板14などを棟部吊り金物29で傷つ
ける心配のない構成とされている。なお、本実施例の吊
り金具係止部材20に筒体28を溶接等の手段で取り付
ける場合のほかに、同吊り金具係止部材20自体に直接
止めピン30を貫通させる孔を設けても良い。
の発明を包括する内容である。この発明に係る屋根パネ
ルの棟部側吊り構造の実施形態として、上記のようにユ
ニット化された屋根パネル3の棟部側の吊り金具係止部
材20の側端部には、その下面部に、吊り用孔部を形成
する筒体28が溶接等の手段で略水平方向(棟の方向)
に取り付けられている(図2、図3)。一方、クレーン
のワイヤー26に止着されて前記吊り金具係止部材20
の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物29を用意する。該
棟部吊り金物29は、図3に示したように上記吊り金具
係止部材20が嵌まる大きさの横断面が溝形状の長い部
材で構成され、その上部がシャックル27とボルト止め
されており、垂直な姿勢で使用する。この棟部吊り金物
29は前記筒体28の孔と水平方向の止めピン30で連
結して吊り作業が行われる。なお、筒体(又はピン孔)
を棟部吊り金物29のウエブに対し直角な向きに設けて
実施することもできる。前記止めピン30は、先端部に
安全用として抜け止め用のバネ板31(又は、コイル状
スプリング等の弾性材。以下同じ。)が常時筒体28の
孔径より大径に膨んでいる状態に設置されている。棟部
吊り金物29は、図2のように屋根パネル3を吊った際
に硬度、剛性の大きい補強用軽量形鋼20の外端にのみ
当接する当て金29aを備え、もって吊り作業時に軟弱
な野地板6、止水板14などを棟部吊り金物29で傷つ
ける心配のない構成とされている。なお、本実施例の吊
り金具係止部材20に筒体28を溶接等の手段で取り付
ける場合のほかに、同吊り金具係止部材20自体に直接
止めピン30を貫通させる孔を設けても良い。
【0015】ところで、屋根パネル3の吊り込み作業に
おいて、屋根の最も高い棟部に位置する前記棟部吊り金
物29を、地上側からの操作として止めピン30を抜
き、棟部吊り金物29を屋根パネルから離脱させるため
の手段として、図4に示した止めピン抜き外し用工具が
使用される。小屋組1の床側から作業員が手に持って棟
部の前記棟部吊り金物29の下端へ楽に届く長さで軽量
な管体32の上端に、前記棟部吊り金物29の下端へ嵌
めて反力をとることが可能な上向きの溝状をなす金具3
3が取り付けられている。更に前記金具33から側方へ
腕34が突き出され、この腕34にロープガイド35が
設けられている。地上で屋根パネル3の吊り込み準備を
する際、補強用軽量形鋼20と棟部吊り金物29を連結
したピン30の基端の環部に、十分に長い操作用ロープ
36(ワイヤー、チエン等を含む。以下同じ。)を結合
して予め用意する。そして、屋根パネル3を小屋組1へ
の吊り込み棟部吊り金物29を離脱させるときは、地上
側の作業員が図4のピン抜き外し用工具を手で持ち上
げ、屋根パネル3と共に屋根パネル相互間の棟部隙間か
ら下りてきたロープ36をロープガイド35の上に掛
け、金具33を棟部吊り金物29の下端へ差し込んで反
力を十分に確保した上で同ロープ36を強く引く。する
と、ロープガイド35を経由することで水平方向に屈曲
しピン30と一連の水平部を形成するロープ36の引張
力で、抜け止め用板バネ31の作用に打ち勝って同ピン
30を引き抜くことが出来、棟部吊り金物29を補強用
軽量形鋼20から離脱させられる。
おいて、屋根の最も高い棟部に位置する前記棟部吊り金
物29を、地上側からの操作として止めピン30を抜
き、棟部吊り金物29を屋根パネルから離脱させるため
の手段として、図4に示した止めピン抜き外し用工具が
使用される。小屋組1の床側から作業員が手に持って棟
部の前記棟部吊り金物29の下端へ楽に届く長さで軽量
な管体32の上端に、前記棟部吊り金物29の下端へ嵌
めて反力をとることが可能な上向きの溝状をなす金具3
3が取り付けられている。更に前記金具33から側方へ
腕34が突き出され、この腕34にロープガイド35が
設けられている。地上で屋根パネル3の吊り込み準備を
する際、補強用軽量形鋼20と棟部吊り金物29を連結
したピン30の基端の環部に、十分に長い操作用ロープ
36(ワイヤー、チエン等を含む。以下同じ。)を結合
して予め用意する。そして、屋根パネル3を小屋組1へ
の吊り込み棟部吊り金物29を離脱させるときは、地上
側の作業員が図4のピン抜き外し用工具を手で持ち上
げ、屋根パネル3と共に屋根パネル相互間の棟部隙間か
ら下りてきたロープ36をロープガイド35の上に掛
け、金具33を棟部吊り金物29の下端へ差し込んで反
力を十分に確保した上で同ロープ36を強く引く。する
と、ロープガイド35を経由することで水平方向に屈曲
しピン30と一連の水平部を形成するロープ36の引張
力で、抜け止め用板バネ31の作用に打ち勝って同ピン
30を引き抜くことが出来、棟部吊り金物29を補強用
軽量形鋼20から離脱させられる。
【0016】以上要するに、棟部吊り金物29は、クレ
ーンのワイヤー26に取付けられて繰り返し使用が可能
であり、屋根パネル3に対しては着脱自在な構成であ
る。そして、屋根パネル3を小屋組1の上に吊り込み位
置決め固定した後には、作業員が屋根に登る必要もな
く、全て地上側からの操作として屋根パネル3から離脱
させられることが大きな特長である。
ーンのワイヤー26に取付けられて繰り返し使用が可能
であり、屋根パネル3に対しては着脱自在な構成であ
る。そして、屋根パネル3を小屋組1の上に吊り込み位
置決め固定した後には、作業員が屋根に登る必要もな
く、全て地上側からの操作として屋根パネル3から離脱
させられることが大きな特長である。
【0017】
【本発明が奏する効果】本発明に係る屋根パネルの棟部
吊り構造によれば、葺き材のほか止水、水切り等の必要
関連部品の全てを一枚のパネルにユニット化した構成の
屋根パネルを対象にして、軟弱な葺き材等を一切傷つけ
ない吊り込み作業が出来る。そして、屋根パネルの吊り
込み設置を行った後に無用となった棟部吊り金物は、地
上からロープを引く等の簡単な操作で手際よく簡単、確
実に屋根パネルから離脱させることができる。従って、
屋根の施工に際して屋根の上に屋根職人が登って作業す
ることは全く無用であり、省人化と作業能率の向上、及
び作業員の安全性の向上に寄与する。しかも当該吊り構
造を実施しても雨仕舞い等の後処置が必要となる不都合
も発生しないから、この意味からも作業効率が良く、ひ
いては1日で屋根を完成する目標の達成を容易に可能な
らしめる。
吊り構造によれば、葺き材のほか止水、水切り等の必要
関連部品の全てを一枚のパネルにユニット化した構成の
屋根パネルを対象にして、軟弱な葺き材等を一切傷つけ
ない吊り込み作業が出来る。そして、屋根パネルの吊り
込み設置を行った後に無用となった棟部吊り金物は、地
上からロープを引く等の簡単な操作で手際よく簡単、確
実に屋根パネルから離脱させることができる。従って、
屋根の施工に際して屋根の上に屋根職人が登って作業す
ることは全く無用であり、省人化と作業能率の向上、及
び作業員の安全性の向上に寄与する。しかも当該吊り構
造を実施しても雨仕舞い等の後処置が必要となる不都合
も発生しないから、この意味からも作業効率が良く、ひ
いては1日で屋根を完成する目標の達成を容易に可能な
らしめる。
【図1】屋根の構成要素を分解状態で示した斜視図であ
る。
る。
【図2】屋根パネルの吊り状態を示した側面図である。
【図3】図2の3−3線矢視図である。
【図4】止めピン抜き外し工具の使用状態を示した立面
図である。
図である。
3 屋根パネル 20 吊り金具係止部材 28 筒体(吊り用孔) 29 棟部吊り金物 26 ワイヤー 30 止めピン 36 ロープ 29a 当て金 31 抜け止め用バネ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 用稲 都世志 東京都江東区木場二丁目8番3号 株式会 社ニッケンビルコン内 (72)発明者 本橋 修一 東京都江東区木場二丁目8番3号 株式会 社ニッケンビルコン内
Claims (5)
- 【請求項1】 ユニット化された屋根パネルの少なくと
も棟部側に吊り金具係止部材が設けられ、該吊り金具係
止部材に吊り用孔部が設けられていること、前記吊り金
具係止部材の棟部側へ着脱自在な棟部吊り金物は、横断
面が溝形状の部材であり、クレーンのワイヤーなどに止
着されており、前記吊り用孔部の孔と止めピンで連結さ
れること、 前記止めピンは地上側から操作するロープなどを介して
抜き外し操作が可能であり、止めピンの抜き外しによっ
て吊り金具係止部材と棟部吊り金物とは離脱することを
特徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載した吊り用孔部は筒体で
あり、吊り金具係止部材の棟側端部の下面部に設けられ
ていることを特徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構
造。 - 【請求項3】 請求項1に記載した棟部吊り金物に、吊
り金具係止部材の外端にのみ当接する当て金が設けられ
ていることを特徴とする、屋根パネルの棟部側吊り構
造。 - 【請求項4】 請求項1に記載した止めピンは、先端部
に抜け止め用弾性部材が設けられていることを特徴とす
る、屋根パネルの棟部側吊り構造。 - 【請求項5】 請求項1に記載した止めピンの抜き外し
操作は、棟部吊り金物の下端へ嵌めて反力をとるピン抜
き外し用工具を使用して行うことを特徴とする、屋根パ
ネルの棟部側吊り構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015533A JPH10212801A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015533A JPH10212801A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10212801A true JPH10212801A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11891458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9015533A Withdrawn JPH10212801A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 屋根パネルの棟部側吊り構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10212801A (ja) |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP9015533A patent/JPH10212801A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10212801A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| WO1998020215A1 (en) | Safety rail system | |
| KR20160030137A (ko) | 갱폼의 하부 케이지 고정 및 해체를 위한 안전시스템 | |
| JPH10219838A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| JPH1025868A (ja) | 屋根パネルの施工方法及び屋根パネルの吊り構造 | |
| JP3225395B2 (ja) | ユニット式金属瓦屋根とユニット式金属瓦屋根セット及び施工方法 | |
| JP2004324404A (ja) | 建築工事用安全索の案内装置及びこれを用いた安全索取付構造 | |
| JP4047151B2 (ja) | 屋根上作業用安全装置 | |
| JP3842789B2 (ja) | 屋根作業用安全具及び安全構造 | |
| JP2598251Y2 (ja) | 建築パネルの吊り具 | |
| JP2602190Y2 (ja) | 簡易足場屋根 | |
| JPH10183919A (ja) | 屋根パネルの軒先側吊り構造 | |
| JPH0533618Y2 (ja) | ||
| JPH10205048A (ja) | 屋根パネルの棟部側吊り構造 | |
| JP2002327540A (ja) | 屋根上作業のための安全構造及び安全用具 | |
| JP2525752Y2 (ja) | 建築現場転落防止具 | |
| JP2767728B2 (ja) | 横葺き屋根の施工法 | |
| JP2510794B2 (ja) | 屋根パネル用玉掛具 | |
| KR0130721Y1 (ko) | 지붕의 동판 후레싱 보호용 로크걸이 카바 | |
| JP2794105B2 (ja) | ビル用吊り金具 | |
| JP3079222B2 (ja) | 野縁組付方法 | |
| JPH04302646A (ja) | 屋根パネル | |
| JP2534194Y2 (ja) | 屋根パネル用吊り具 | |
| JP2553091Y2 (ja) | 屋根パネル吊下装置 | |
| JP3302837B2 (ja) | 親綱用固定金具を備えた屋根棟構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |