JPH10205288A - セグメントの継手構造 - Google Patents
セグメントの継手構造Info
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- JPH10205288A JPH10205288A JP9011691A JP1169197A JPH10205288A JP H10205288 A JPH10205288 A JP H10205288A JP 9011691 A JP9011691 A JP 9011691A JP 1169197 A JP1169197 A JP 1169197A JP H10205288 A JPH10205288 A JP H10205288A
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- pin
- locking
- joint structure
- segments
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメント接合作業の効率化,作業性,およ
び品質の向上を図ることのできるセグメントの継手構造
を提供することを課題とする。 【解決手段】 互いに接合されるセグメント1,1の、
一方のセグメント1の端面に断面視矩形のピン2を突設
し、他方のセグメント1の端面にピン穴3を形成した構
成とし、さらに、ピン2には係止段部5を形成し、ピン
穴3には、係止段部5に係合する係止凸部12を有した
係止部材8,8と、各係止部材8をピン2側に付勢する
ゴム板からなる付勢部材9とを備える構成とした。
び品質の向上を図ることのできるセグメントの継手構造
を提供することを課題とする。 【解決手段】 互いに接合されるセグメント1,1の、
一方のセグメント1の端面に断面視矩形のピン2を突設
し、他方のセグメント1の端面にピン穴3を形成した構
成とし、さらに、ピン2には係止段部5を形成し、ピン
穴3には、係止段部5に係合する係止凸部12を有した
係止部材8,8と、各係止部材8をピン2側に付勢する
ゴム板からなる付勢部材9とを備える構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】トンネルを構築する際に、セ
グメントどうしを接合するときに用いて好適なセグメン
トの継手構造に関するものである。
グメントどうしを接合するときに用いて好適なセグメン
トの継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにシールド工法は、外形円筒
状のスキンプレートを有するシールド掘削機の前部に設
けられたカッタ装置で地山を掘削しつつ、スキンプレー
ト内で、環状体を所定厚さおよび所定角度に分割してな
るセグメントを組み立て、さらにこのセグメントの前端
に反力をとってシールド掘削機内部の推進ジャッキを伸
長させることで地中にトンネルを構築していく工法であ
る。
状のスキンプレートを有するシールド掘削機の前部に設
けられたカッタ装置で地山を掘削しつつ、スキンプレー
ト内で、環状体を所定厚さおよび所定角度に分割してな
るセグメントを組み立て、さらにこのセグメントの前端
に反力をとってシールド掘削機内部の推進ジャッキを伸
長させることで地中にトンネルを構築していく工法であ
る。
【0003】従来、このようなシールド工法等におい
て、掘削した坑内でセグメントを組み立てるに際して
は、隣接するセグメントどうしをボルト・ナットで接合
する継手構造が用いられている。
て、掘削した坑内でセグメントを組み立てるに際して
は、隣接するセグメントどうしをボルト・ナットで接合
する継手構造が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のセグメントの継手構造には、以下のよう
な問題が存在する。まず、ボルト・ナットの締付け作業
は人力で行っているため、能率が悪く時間がかかり、工
期短縮化の妨げとなっている。しかも人力作業では締め
付け力を均一にすることが困難であり、セグメント継手
部の品質向上の妨げにもなっている。また、その接合作
業は、シールド機のテールシール内の狭い空間で行わな
ければならず、作業性が悪いという問題がある。本発明
は、以上のような点を考慮してなされたもので、セグメ
ント接合作業の効率化,作業性,および品質の向上を図
ることのできるセグメントの継手構造を提供することを
課題とする。
たような従来のセグメントの継手構造には、以下のよう
な問題が存在する。まず、ボルト・ナットの締付け作業
は人力で行っているため、能率が悪く時間がかかり、工
期短縮化の妨げとなっている。しかも人力作業では締め
付け力を均一にすることが困難であり、セグメント継手
部の品質向上の妨げにもなっている。また、その接合作
業は、シールド機のテールシール内の狭い空間で行わな
ければならず、作業性が悪いという問題がある。本発明
は、以上のような点を考慮してなされたもので、セグメ
ント接合作業の効率化,作業性,および品質の向上を図
ることのできるセグメントの継手構造を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
トンネルを覆工するため互いに接合されるセグメント
の、一方の側のセグメントの端面に、ピンが突出するよ
う設けられ、他方の側のセグメントの端面には、前記ピ
ンが挿入されるピン穴が形成された構成とされ、前記ピ
ンにはその外周面に係止段部が形成され、前記ピン穴に
は、前記係止段部に係合する係止部を有した係止部材が
前記ピンを挟み込むよう複数配設されて、前記各係止部
材にはこれを前記ピン側に付勢する付勢部材が備えられ
ていることを特徴としている。
トンネルを覆工するため互いに接合されるセグメント
の、一方の側のセグメントの端面に、ピンが突出するよ
う設けられ、他方の側のセグメントの端面には、前記ピ
ンが挿入されるピン穴が形成された構成とされ、前記ピ
ンにはその外周面に係止段部が形成され、前記ピン穴に
は、前記係止段部に係合する係止部を有した係止部材が
前記ピンを挟み込むよう複数配設されて、前記各係止部
材にはこれを前記ピン側に付勢する付勢部材が備えられ
ていることを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載のセ
グメントの継手構造において、前記付勢部材がゴムから
なることを特徴としている。
グメントの継手構造において、前記付勢部材がゴムから
なることを特徴としている。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のセグメントの継手構造において、前記ピンが断面
視矩形とされ、前記係止部材が該ピンの互いに対向する
二面に配設されていることを特徴としている。
記載のセグメントの継手構造において、前記ピンが断面
視矩形とされ、前記係止部材が該ピンの互いに対向する
二面に配設されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るセグメントの
継手構造の実施の形態の一例を、図1ないし図4を参照
して説明する。
継手構造の実施の形態の一例を、図1ないし図4を参照
して説明する。
【0009】図1に示すように、各セグメント1は、こ
れを組み付けたときに切羽側となる一方の端面1aの周
方向の長さが、坑口側となる他方の端面1bよりも短く
設定されている。このような各セグメント1は、構築す
べきトンネルが連続する方向において一方の端面1aに
は、ピン2が複数(例えば2本)設けられ、他方の端面
1bには、ピン穴3がピン2と同数設けられた概略構成
となっている。
れを組み付けたときに切羽側となる一方の端面1aの周
方向の長さが、坑口側となる他方の端面1bよりも短く
設定されている。このような各セグメント1は、構築す
べきトンネルが連続する方向において一方の端面1aに
は、ピン2が複数(例えば2本)設けられ、他方の端面
1bには、ピン穴3がピン2と同数設けられた概略構成
となっている。
【0010】ピン2は、セグメント1の径方向(厚さ方
向)に長い断面視長方形(矩形)となっている。図2に
示すように、このピン2は、その基部2aがセグメント
1の一方の端面1aにアンカー筋4と一体に埋設され、
セグメント1の一方の端面1aから所定寸法突出する先
端部2bは、その断面積が先端部2b側から漸次大きく
なるようテーパ形状とされている。
向)に長い断面視長方形(矩形)となっている。図2に
示すように、このピン2は、その基部2aがセグメント
1の一方の端面1aにアンカー筋4と一体に埋設され、
セグメント1の一方の端面1aから所定寸法突出する先
端部2bは、その断面積が先端部2b側から漸次大きく
なるようテーパ形状とされている。
【0011】また、このピン2の先端部2bから所定寸
法の位置には、その二面に、ピン2の軸線と直交する方
向に延在する溝状の係止段部5が形成されている。この
係止段部5の先端部2b側は傾斜面5aとされている。
法の位置には、その二面に、ピン2の軸線と直交する方
向に延在する溝状の係止段部5が形成されている。この
係止段部5の先端部2b側は傾斜面5aとされている。
【0012】一方、ピン穴3は、ケーシング7内に、係
止部材8と付勢部材9とが配設された構成となってい
る。
止部材8と付勢部材9とが配設された構成となってい
る。
【0013】ケーシング7は、箱状をなしており、アン
カー筋10と一体にセグメント1の他方の端面1b側に
埋設されている。図2および図3に示すように、このケ
ーシング7は、セグメント1の他方の端面1bと面一と
された継手板7aを有しており、この継手板7aには、
前記ピン2(図2参照)を挿入するための矩形の開口部
11が形成されている。
カー筋10と一体にセグメント1の他方の端面1b側に
埋設されている。図2および図3に示すように、このケ
ーシング7は、セグメント1の他方の端面1bと面一と
された継手板7aを有しており、この継手板7aには、
前記ピン2(図2参照)を挿入するための矩形の開口部
11が形成されている。
【0014】図2に示したように、係止部材8は、二枚
一対で、ピン2の係止段部5が形成された二面と対向す
るよう設けられている。図3に示したように、各係止部
材8は、セグメント1の厚さ方向(ピン2の断面長手方
向)におけるケーシング7の内寸と略同寸を有した板状
で、ケーシング7内で、ここに挿入されるピン2(図2
参照)の断面短手方向(セグメント1の周方向)に移動
自在とされている。
一対で、ピン2の係止段部5が形成された二面と対向す
るよう設けられている。図3に示したように、各係止部
材8は、セグメント1の厚さ方向(ピン2の断面長手方
向)におけるケーシング7の内寸と略同寸を有した板状
で、ケーシング7内で、ここに挿入されるピン2(図2
参照)の断面短手方向(セグメント1の周方向)に移動
自在とされている。
【0015】図2に示したように、各係止部材8の先端
部には、ピン2の係止段部5に対応した形状の係止凸部
12が形成されている。この係止凸部12は、基端部側
がピン2の傾斜面5aに対応した傾斜面12aとされ、
さらにセグメント1の端面1b側の角がピン2の挿入を
容易とするため面取りされている。
部には、ピン2の係止段部5に対応した形状の係止凸部
12が形成されている。この係止凸部12は、基端部側
がピン2の傾斜面5aに対応した傾斜面12aとされ、
さらにセグメント1の端面1b側の角がピン2の挿入を
容易とするため面取りされている。
【0016】前記付勢部材9は、例えば、所定厚さを有
した板状のゴム板からなり、各係止部材8とケーシング
7の側面7bとの間に介装されている。各付勢部材9
は、その両面が、係止部材8とケーシング7の側面7b
とに接着されている。
した板状のゴム板からなり、各係止部材8とケーシング
7の側面7bとの間に介装されている。各付勢部材9
は、その両面が、係止部材8とケーシング7の側面7b
とに接着されている。
【0017】このゴム板からなる付勢部材9の弾性によ
り、係止部材8,8は、これらが互いに離間する方向に
移動したときに、元の位置に戻るよう付勢される構造と
なっている。
り、係止部材8,8は、これらが互いに離間する方向に
移動したときに、元の位置に戻るよう付勢される構造と
なっている。
【0018】さらにケーシング7内には、その後面7c
と係止部材8,8との間に、例えば薄いゴム板13が配
設されており、ピン2と係止部材8とが嵌合するときの
係止部材8の動きをスムーズにするとともに、ケーシン
グ7の継手板7aと係止部材8との間に隙間を作らない
よう、係止部材8を継手板7a側に押し付る構造となっ
ている。
と係止部材8,8との間に、例えば薄いゴム板13が配
設されており、ピン2と係止部材8とが嵌合するときの
係止部材8の動きをスムーズにするとともに、ケーシン
グ7の継手板7aと係止部材8との間に隙間を作らない
よう、係止部材8を継手板7a側に押し付る構造となっ
ている。
【0019】図4に示すように、このようなピン2とピ
ン穴3とを備えたセグメント1どうしを接合するには、
一方のセグメント1側のピン穴3の開口部11に、他方
のセグメント1側のピン2を挿入させるようにする。す
ると、開口部11からケーシング7内に挿入されたピン
2は、その先端部2bが係止部材8,8にあたってこれ
を押し広げ、付勢部材9,9は圧縮変形する。そして、
ピン2の先端部2bが係止部材8,8の係止凸部12,
12を通過すると、付勢部材9,9の圧縮が解放されそ
の弾性により、係止部材8,8が元の位置に戻る方向に
付勢されて各係止凸部12とピン2の係止段部5とが係
合する。これにより、セグメント1,1どうしが接合さ
れるようになっている。
ン穴3とを備えたセグメント1どうしを接合するには、
一方のセグメント1側のピン穴3の開口部11に、他方
のセグメント1側のピン2を挿入させるようにする。す
ると、開口部11からケーシング7内に挿入されたピン
2は、その先端部2bが係止部材8,8にあたってこれ
を押し広げ、付勢部材9,9は圧縮変形する。そして、
ピン2の先端部2bが係止部材8,8の係止凸部12,
12を通過すると、付勢部材9,9の圧縮が解放されそ
の弾性により、係止部材8,8が元の位置に戻る方向に
付勢されて各係止凸部12とピン2の係止段部5とが係
合する。これにより、セグメント1,1どうしが接合さ
れるようになっている。
【0020】このようにしてピン2がピン穴3に挿入さ
れることによって互いに接合されたセグメント1,1
は、引張力に対しては、ピン2の係止段部5とピン穴3
の係止凸部12との係合により抵抗し、またせん断力に
対しては、ピン2とピン穴3の継手板7aとによって抵
抗するようになっている。
れることによって互いに接合されたセグメント1,1
は、引張力に対しては、ピン2の係止段部5とピン穴3
の係止凸部12との係合により抵抗し、またせん断力に
対しては、ピン2とピン穴3の継手板7aとによって抵
抗するようになっている。
【0021】上記継手構造を有したセグメント1を組み
付けるに際しては、例えば、シールド掘削機(図示な
し)の推進ジャッキを用いる。すなわち、図示しない組
み付け装置等で所定の位置に保持したセグメント1を、
推進ジャッキの伸長により、先に組付けの完了したセグ
メント1に向けて押し出す。そして先に組み付けたセグ
メント1のピン穴3に、推進ジャッキで押し出したセグ
メント1のピン2を挿入することによって、セグメント
1どうしを接合する。
付けるに際しては、例えば、シールド掘削機(図示な
し)の推進ジャッキを用いる。すなわち、図示しない組
み付け装置等で所定の位置に保持したセグメント1を、
推進ジャッキの伸長により、先に組付けの完了したセグ
メント1に向けて押し出す。そして先に組み付けたセグ
メント1のピン穴3に、推進ジャッキで押し出したセグ
メント1のピン2を挿入することによって、セグメント
1どうしを接合する。
【0022】上述したセグメント1の継手構造では、互
いに接合されるセグメント1,1の、一方のセグメント
1の端面に断面視矩形のピン2が突設され、他方のセグ
メント1の端面にピン穴3が形成された構成とされ、さ
らに、ピン2には係止段部5が形成され、ピン穴3に
は、係止段部5に係合する係止凸部12を有した係止部
材8,8と、各係止部材8をピン2側に付勢するゴム板
からなる付勢部材9とが備えられた構成となっている。
これにより、セグメント1を組み付けるに際しては、組
み付けるべきセグメント1のピン2を、先に組み付けの
完了したセグメント1のピン穴3に単に挿入するのみ
で、ピン2の係止段部5とピン穴3の係止部材8とが係
合して、セグメント1,1どうしを密に接合することが
できる。このようにして、従来のようにボルト・ナット
を用いることなく、セグメント1,1どうしをワンタッ
チで容易かつ確実に、さらに均一に接合することができ
るので、工期の短縮化およびセグメント継手部の品質向
上を図ることができる。さらには、狭い空間で接合作業
を行う必要もないので、作業性を向上するとともに安全
性を向上させることができる。
いに接合されるセグメント1,1の、一方のセグメント
1の端面に断面視矩形のピン2が突設され、他方のセグ
メント1の端面にピン穴3が形成された構成とされ、さ
らに、ピン2には係止段部5が形成され、ピン穴3に
は、係止段部5に係合する係止凸部12を有した係止部
材8,8と、各係止部材8をピン2側に付勢するゴム板
からなる付勢部材9とが備えられた構成となっている。
これにより、セグメント1を組み付けるに際しては、組
み付けるべきセグメント1のピン2を、先に組み付けの
完了したセグメント1のピン穴3に単に挿入するのみ
で、ピン2の係止段部5とピン穴3の係止部材8とが係
合して、セグメント1,1どうしを密に接合することが
できる。このようにして、従来のようにボルト・ナット
を用いることなく、セグメント1,1どうしをワンタッ
チで容易かつ確実に、さらに均一に接合することができ
るので、工期の短縮化およびセグメント継手部の品質向
上を図ることができる。さらには、狭い空間で接合作業
を行う必要もないので、作業性を向上するとともに安全
性を向上させることができる。
【0023】加えて、このような継手構造では、シール
ド掘削機(図示なし)の推進ジャッキでセグメント1を
押すことによって、これを先に組み付けの完了したセグ
メント1に接合するようにしたので、セグメント1の組
み付け作業の自動化を図り、作業人員を低減させること
もできる。
ド掘削機(図示なし)の推進ジャッキでセグメント1を
押すことによって、これを先に組み付けの完了したセグ
メント1に接合するようにしたので、セグメント1の組
み付け作業の自動化を図り、作業人員を低減させること
もできる。
【0024】なお、上記実施の形態において、ピン2、
ピン穴3の材質,外径寸法等については、本願発明の主
旨を逸脱しない範囲内であれば、適宜最適なものを採用
すればよいのであって、上記のものに何ら拘束されるも
のではない。また、付勢部材9としても、弾性を有して
係止部材8を付勢することができるのであれば、例えば
スプリング等他のものを採用してもよい。また、セグメ
ント1自体についても、その外形形状や材質を何ら問う
ものではない。加えて、上記実施の形態では、先に組み
付けの完了したセグメント1のピン穴3に、組み付ける
べきセグメント1のピン2を挿入する形態としたが、こ
れに限定するものではなく、組付けの完了したセグメン
ト1のピン2を、組み付けるセグメント1のピン穴3に
挿入する形態としてもよい。さらに、上記実施の形態に
おいては、本発明に係るセグメントの継手構造を、シー
ルド工法で構築するトンネルのセグメントに適用する構
成としたが、もちろん、セグメントを用いるのであれば
シールド工法以外の工法にも適用することが可能であ
り、それによって上記と同様の効果を得ることができ
る。
ピン穴3の材質,外径寸法等については、本願発明の主
旨を逸脱しない範囲内であれば、適宜最適なものを採用
すればよいのであって、上記のものに何ら拘束されるも
のではない。また、付勢部材9としても、弾性を有して
係止部材8を付勢することができるのであれば、例えば
スプリング等他のものを採用してもよい。また、セグメ
ント1自体についても、その外形形状や材質を何ら問う
ものではない。加えて、上記実施の形態では、先に組み
付けの完了したセグメント1のピン穴3に、組み付ける
べきセグメント1のピン2を挿入する形態としたが、こ
れに限定するものではなく、組付けの完了したセグメン
ト1のピン2を、組み付けるセグメント1のピン穴3に
挿入する形態としてもよい。さらに、上記実施の形態に
おいては、本発明に係るセグメントの継手構造を、シー
ルド工法で構築するトンネルのセグメントに適用する構
成としたが、もちろん、セグメントを用いるのであれば
シールド工法以外の工法にも適用することが可能であ
り、それによって上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るセ
グメントの継手構造によれば、互いに接合されるセグメ
ントの、一方のセグメントの端面にピンが突設され、他
方のセグメントの端面にピン穴が形成された構成とさ
れ、ピンには係止段部が形成され、ピン穴には、係止段
部に係合する係止部を有した係止部材と、各係止部材を
ピン側に付勢する付勢部材とが備えられた構成となって
いる。また、請求項2に係るセグメントの継手構造によ
れば、付勢部材がゴム板からなる構成となっている。さ
らに、請求項3に係るセグメントの継手構造によれば、
ピンが断面視矩形とされ、係止部材がピンの二面に配設
された構成となっている。これにより、セグメントを組
み付けるに際しては、組み付けるべきセグメントまたは
先に組み付けの完了したセグメントのうち、いずれか一
方のセグメントのピンを、他方のセグメントのピン穴に
挿入することにより、ピンの係止段部とピン穴の係止部
とが係合して、セグメントどうしを密に接合することが
できる。このようにして、従来のようにボルト・ナット
を用いることなく、セグメントどうしを人手を介さずに
ワンタッチで接合することができるので、セグメント接
合作業を容易かつ確実に行うことができ、さらにその接
合強度を均一にすることができ、その結果、工期の短縮
化およびセグメント継手部の品質向上を図ることができ
る。さらには、狭い空間で接合作業を行う必要もないの
で、作業性を向上するとともに安全性を向上させること
ができる。加えて、このような継手構造では、組み付け
るセグメントを、先に組み付けの完了したセグメントに
向けて押すだけでよく、これには例えばシールド掘削機
の推進ジャッキを用いることもでき、これによってもセ
グメントの組み付け作業の省力化を図ることが可能であ
る。
グメントの継手構造によれば、互いに接合されるセグメ
ントの、一方のセグメントの端面にピンが突設され、他
方のセグメントの端面にピン穴が形成された構成とさ
れ、ピンには係止段部が形成され、ピン穴には、係止段
部に係合する係止部を有した係止部材と、各係止部材を
ピン側に付勢する付勢部材とが備えられた構成となって
いる。また、請求項2に係るセグメントの継手構造によ
れば、付勢部材がゴム板からなる構成となっている。さ
らに、請求項3に係るセグメントの継手構造によれば、
ピンが断面視矩形とされ、係止部材がピンの二面に配設
された構成となっている。これにより、セグメントを組
み付けるに際しては、組み付けるべきセグメントまたは
先に組み付けの完了したセグメントのうち、いずれか一
方のセグメントのピンを、他方のセグメントのピン穴に
挿入することにより、ピンの係止段部とピン穴の係止部
とが係合して、セグメントどうしを密に接合することが
できる。このようにして、従来のようにボルト・ナット
を用いることなく、セグメントどうしを人手を介さずに
ワンタッチで接合することができるので、セグメント接
合作業を容易かつ確実に行うことができ、さらにその接
合強度を均一にすることができ、その結果、工期の短縮
化およびセグメント継手部の品質向上を図ることができ
る。さらには、狭い空間で接合作業を行う必要もないの
で、作業性を向上するとともに安全性を向上させること
ができる。加えて、このような継手構造では、組み付け
るセグメントを、先に組み付けの完了したセグメントに
向けて押すだけでよく、これには例えばシールド掘削機
の推進ジャッキを用いることもでき、これによってもセ
グメントの組み付け作業の省力化を図ることが可能であ
る。
【図1】 本発明に係るセグメントの継手構造を適用し
たセグメントの一例を示す図であって、(a)坑口側と
なる端面から見た側面図、(b)トンネル内側となる面
から見た図、(c)切羽側となる端面から見た側面図で
ある。
たセグメントの一例を示す図であって、(a)坑口側と
なる端面から見た側面図、(b)トンネル内側となる面
から見た図、(c)切羽側となる端面から見た側面図で
ある。
【図2】 前記セグメントを示す断面図である。
【図3】 前記セグメントのピン穴を示す側面図であ
る。
る。
【図4】 図1で示したセグメントどうしを接合した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
1 セグメント 2 ピン 3 ピン穴 5 係止段部 8 係止部材 9 付勢部材 12 係止凸部(係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 啓明 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 宮沢 和夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 トンネルを覆工するため互いに接合され
るセグメントの、一方の側のセグメントの端面に、ピン
が突出するよう設けられ、他方の側のセグメントの端面
には、前記ピンが挿入されるピン穴が形成された構成と
され、 前記ピンにはその外周面に係止段部が形成され、 前記ピン穴には、前記係止段部に係合する係止部を有し
た係止部材が前記ピンを挟み込むよう複数配設されて、
前記各係止部材にはこれを前記ピン側に付勢する付勢部
材が備えられていることを特徴とするセグメントの継手
構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のセグメントの継手構造に
おいて、前記付勢部材がゴムからなることを特徴とする
セグメントの継手構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のセグメントの継
手構造において、前記ピンが断面視矩形とされ、前記係
止部材が該ピンの互いに対向する二面に配設されている
ことを特徴とするセグメントの継手構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011691A JPH10205288A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | セグメントの継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011691A JPH10205288A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | セグメントの継手構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205288A true JPH10205288A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11785063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9011691A Withdrawn JPH10205288A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | セグメントの継手構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205288A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044248A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Minoru Yamamoto | セグメントの接合構造 |
| CN111042830A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-21 | 广州铁路职业技术学院(广州铁路机械学校) | 一种推入自锁式的管片连接件及管片连接结构 |
| CN116856957A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-10-10 | 山东大学 | 一种快速插锁型管片环间连接系统及方法 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP9011691A patent/JPH10205288A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044248A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Minoru Yamamoto | セグメントの接合構造 |
| CN111042830A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-21 | 广州铁路职业技术学院(广州铁路机械学校) | 一种推入自锁式的管片连接件及管片连接结构 |
| CN116856957A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-10-10 | 山东大学 | 一种快速插锁型管片环间连接系统及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |