JPH10205452A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
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- JPH10205452A JPH10205452A JP30724497A JP30724497A JPH10205452A JP H10205452 A JPH10205452 A JP H10205452A JP 30724497 A JP30724497 A JP 30724497A JP 30724497 A JP30724497 A JP 30724497A JP H10205452 A JPH10205452 A JP H10205452A
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Abstract
塞するカバー部材と吐出弁形成板との間に設けられたメ
タルガスケットのシール性を損なうことなくリテーナの
変形を防止することのできる圧縮機を提供することを課
題とする。 【解決手段】 吐出ポート29を有するバルブプレート
23,24と圧縮室11を有するシリンダブロック2,
3との間に金属製の吐出弁形成板28を設ける。また、
さらに、吐出弁形成板28と吐出室20を有するハウジ
ング16,18との間にリテーナが一体的に形成された
メタルガスケット32を設ける。そして、ハウジング1
6,18から円筒状壁36を突出させ、この先端にリテ
ーナ33の基端部を規制する規制部34を設ける。
Description
等に用いられる圧縮機に関する。
て、斜板式と称される圧縮機が知られている。この斜板
式圧縮機は、例えば、特開昭59−113278号公報
に示されるように、シリンダブロックの内部に円筒状の
圧縮室を設け、この圧縮室に収容された流体圧縮部材と
してのピストンにより被圧縮流体を圧縮するようになっ
ている。また、斜板式圧縮機はシリンダブロックの圧縮
室を閉塞するカバー部材としてのハウジングを備えてお
り、このハウジングとシリンダブロックとの間には、ハ
ウジング内に形成された吸入室から圧縮室に被圧縮流体
を吸入する吸入ポートと、ピストンにより圧縮された被
圧縮流体をハウジング内に形成された吐出室に吐出する
吐出ポートとを有するバルブプレートが介装されてい
る。また、上述した斜板式圧縮機はバルブプレートとハ
ウジングとの間に金属製の吐出弁形成板を備えており、
この吐出弁形成板とハウジングとの間に介装された板状
のメタルガスケットにより吐出弁形成板とハウジングと
の間を気密にシールしている。
複数の吐出弁が前述の金属製の吐出弁形成板として一体
的に形成されているため、吐出ポートから吐出する被圧
縮流体の圧力が高い場合には、リード式吐出弁が吐出弁
形成板の弾性限度を越えて変形することがある。従っ
て、このような吐出弁の変形等を防止するために、従来
の圧縮機では吐出弁を挟んで吐出ポートと対向する側に
リテーナを設け、このリテーナで吐出弁の開度を吐出弁
形成板の弾性範囲内に規制していた。
うな圧縮機では、吐出弁の開度を規制するリテーナが前
述のメタルガスケットとして一体に形成されているが、
このメタルガスケットの厚さが極めて薄いため、吐出ポ
ートから吐出した被圧縮流体がリテーナに繰り返し当た
ると、リテーナが吐出弁から離れる方向に変形し、吐出
弁の開度を吐出弁形成板の弾性範囲内に規制できなくな
る虞れがあった。そこで、このようなリテーナの変形を
防止する対策として吐出弁形成板とハウジングとの間に
介装されたメタルガスケットの厚さを厚くすることが考
えられるが、メタルガスケットの厚さを厚くすると、メ
タルガスケットのシール性が損なわれるという問題があ
った。この発明は、このような問題を解決するために成
されたもので、シリンダブロックの圧縮室を閉塞するカ
バー部材と吐出弁形成板との間に設けられたメタルガス
ケットのシール性を損なうことなくリテーナの変形を防
止することのできる圧縮機を提供することを目的とす
る。
ための手段として、請求項1に係る発明は、圧縮室を有
するシリンダブロックと、前記圧縮室に収容された流体
圧縮部材と、前記シリンダブロックに接合され、前記流
体圧縮部材により圧縮された流体を受け入れる吐出室を
有するカバー部材と、前記流体圧縮部材により圧縮され
た流体を前記吐出室に吐出する吐出ポートを有し、前記
カバー部材と前記シリンダブロックとの間に設けられた
バルブプレートと、前記吐出ポートを開閉するリード式
吐出弁を形成し、前記バルブプレートと前記ハウジング
との間に設けられた金属製の吐出弁形成板と、この吐出
弁形成板と前記カバー部材との間に設けられた板状のメ
タルガスケットと、このメタルガスケットに形成され、
前記吐出弁の開度を規制するリテーナとを備えた圧縮機
において、前記リテーナの基端部に対応する位置に前記
カバー部材の内面から円筒状壁を突出させ、その先端に
前記リテーナの基端部の変形を規制する規制部を設けた
ことを特徴とする。このように構成すると、吐出ポート
から吐出ガスが吐出される際に、リテーナに吐出ガスに
よる力が作用しても、リテーナの基端部の変形がカバー
部材に設けられた規制部により規制され、その変形が防
止される。また、変形防止のためにリテーナを構成する
メタルガスケットの厚さを厚くする必要がなくなるの
で、カバー部材と吐出弁形成板との間に設けられるメタ
ルガスケットのシール性を損なうことなくリテーナの変
形を防止することができる。
縮機において、前記規制部は、前記リテーナの基端部の
上面に略沿った形状に形成されていることを特徴とす
る。このように構成すると、吐出ガス吐出時にリテーナ
が変形して規制されるとしても、リテーナ基端部の上面
が規制部に局部的に接触しないので、リテーナの摩耗が
抑制される。
縮機において、前記規制部は、前記リテーナの基端部の
円弧状と略同一の円弧状に形成されていることを特徴と
する。このように構成すると、吐出時にリテーナが持ち
上げれても、リテーナの基端部の上面が規制部と略均等
に当接するので、リテーナの摩耗が抑制される。
は3記載の圧縮機において、前記規制部は、前記円筒状
壁の外周面と前記円筒状壁の端面とが円弧状の面で結ば
れていることを特徴とする。このように構成すると、リ
テーナの基端部が規制部に押圧されたときに、リテーナ
上面と規制部下面との間に隙間ができるので、メタルガ
スケットが劣化しても、メタルガスケットが吐出室には
み出すことがなく変形が防止される。
この発明の一実施形態について説明する。図2はこの発
明の一実施形態に係る圧縮機の断面図であり、同図に示
すように、圧縮機1はアルミニウムまたはアルミニウム
合金等からなるフロント側シリンダブロック2およびリ
ヤ側シリンダブロック3を備えている。これらのフロン
ト側シリンダブロック2およびリヤ側シリンダブロック
3は端面同士を突き合わせて接合されており、その接合
部にはシールリング4が介装されている。また、フロン
ト側シリンダブロック2およびリヤ側シリンダブロック
3は中心部に貫通孔5をそれぞれ有しており、これらの
貫通孔5には駆動軸6が挿入されている。この駆動軸6
はフロント側シリンダブロック2の貫通孔5に嵌着され
たラジアルベアリング7とリヤ側シリンダブロック3の
貫通孔5に嵌着されたラジアルベアリング8とにより回
転自在に支持されており、駆動軸6の軸方向中央部に
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等からなる斜
板9が装着されている。
9aを有しており、このボス部9aとフロント側シリン
ダブロック2およびリヤ側シリンダブロック3との間に
は、斜板9を駆動軸6の軸方向中央部に回転可能に挟持
する一対のスラストベアリング10が設けられている。
また、斜板9はボス部9aの外周に円形状の斜板部9b
を有しており、この斜板部9bは駆動軸6の軸方向に所
定の角度で傾斜している。
側シリンダブロック3の内部には、複数の圧縮室(シリ
ンダボア)11が貫通孔5を中心とする所定円周上に等
間隔に設けられている。これらの圧縮室11は円筒状を
なしており、各圧縮室11にはアルミニウムまたはアル
ミニウム合金等からなる両頭型のピストン12が収容さ
れている。
リヤ側円柱部12bとの間に前後一対の斜板係合部12
cを有しており、これらの斜板係合部12cには、球面
状のシュー受け座13が相対向して形成されている。そ
して、シュー受け座13には半球形状のシュー14が揺
動自在に係合しており、これらのシュー14は駆動軸6
の回転に伴って斜板9の斜板部9bを摺動するようにな
っている。
側の面にはカバー部材としてのフロントハウジング16
がシールリング15を介して接合され、また、リヤ側シ
リンダブロック3のリヤ側の面にはカバー部材としての
リヤハウジング18がシールリング17を介して接合さ
れている。これらのフロントハウジング16およびリヤ
ハウジング18はアルミニウム合金等により形成されて
いる。また、これらハウジング16および18は、それ
ぞれ内面から突出した同軸の二つの円筒状壁35、36
を有している。そして、この各ハウジングの内部におい
て、外周側の円筒状壁35の外側に吸入室19が形成さ
れ、更に、円筒状壁35、36間に環状の吐出室20が
形成されている。なお、リヤハウジング18はリヤ側シ
リンダブロック3との接合側端面に複数のネジ穴21を
有しており、これらのネジ穴21には締付ボルト22が
フロントハウジング側から螺嵌されている。
ハウジング16との間にはフロント側バルブプレート2
3が介装され、またリヤ側シリンダブロック3とリヤハ
ウジング18との間にはリヤ側バルブプレート24が介
装されている。これらのバルブプレート23,24とフ
ロント側シリンダブロック2およびリヤ側シリンダブロ
ック3との間には金属からなる吸入弁形成板25(図1
参照)が介装されており、各吸入弁形成板25にはバル
ブプレート23,24に設けられた吸入ポート26を開
閉する吸入弁27が形成されている。
トハウジング16およびリヤハウジング18との間に
は、吐出弁形成板28がそれぞれ設けられている(図1
参照)。これらの吐出弁形成板28は吸入弁形成板25
と同様に金属からなり、各吐出弁形成板28にはバルブ
プレート23,24に設けられた吐出ポート29を開閉
する吐出弁30が形成されている。なお、吸入弁形成板
25とフロント側シリンダブロック2およびリヤ側シリ
ンダブロック3との間にはガスケット31が介装されて
いる。
6およびリヤハウジング18との間には金属薄板の両面
にシール材をコーティングしてなる板状のメタルガスケ
ット32が設けられ(図1参照)、これらのメタルガス
ケット32には、吐出弁30の開度を規制するリテーナ
33が一体に形成されている。
く、最内側の環状部32a、中間位置の環状部32bお
よび最外側の環状部32cとを有している。これら三つ
の環状部32a、32b、32cは吸入室19および吐
出室20の境界壁をそれぞれシールし、さらに、最内側
の環状部32aは、吐出弁形成板を所定位置に保持する
機能をも有している。また、上記三つの環状部32a、
32b、32cは複数の半径方向のリブ331、33
2、333、334および吐出弁30の開度を規制する
リテーナ33により互いに連結されている。また、各リ
テーナ33は、各吐出弁30を挟んで吐出ポート29と
対向するように配置されている。
ら見たときに、最内側の環状部32aと中間位置の環状
部32bとの間に延びており、最内側の環状部32a側
から側方外側へ緩やかな傾斜を有する傾斜部33aを以
て始まり、中間位置の環状部32bに対し急な傾斜を有
する傾斜部33bを以て終わるように構成されている。
そして、このリテーナ33は、緩やかな傾斜を有する傾
斜部33aによりリード式吐出弁30の開度を規制して
いる。リテーナ33の緩やかな傾斜を有する傾斜部33
aの基端部は、図1に示されているように規制部34に
より吐出弁形成板28側に押圧されている。
された主表面部34aと、円筒状壁36の端面と外周面
とを連結する円弧状の中間表面部34bからなる。この
中間表面部34bは、図1に示されるように半径rの円
弧に形成されている。一方、主表面部34aは、吐出作
用時にリテーナ33の過剰な変形を押さえるものである
が、リテーナ33の許容範囲内での変形時に当接するこ
とができれば良い。したがって、主表面部34aは、吐
出ガスのガス圧が作用していないときには、リテーナ3
3の緩やかな傾斜を有する傾斜部33aの上面との間に
わずかな隙間が生ずるように設定されていても良い。
に、緩やかな傾斜を有する傾斜部33aの基端部の上面
が規制部34の主表面部34aに局部的に当接すること
のないように、主表面部34aがリテーナ33の傾斜部
33aの上面に沿うように形成されているのが好まし
い。理想的には、リテーナ33の傾斜部33aの基端部
の上面が略円弧状に形成されており、吐出時リテーナ3
3が持ち上げられるときに、各リテーナが規制部34の
主表面部34aに均等に当接できるように、主表面部3
4aが傾斜部33aの基端部の上面と略同一の円弧Rに
形成されていることが望ましい。加えて、中間表面部3
4bが前記のように構成されていることにより、リテー
ナ33の傾斜部33aと規制部34との間に円筒状壁3
6の外周側に漸次拡大する隙間が形成される。このた
め、メタルガスケット32のシール材が劣化しても前記
隙間からシール材が吐出室20にはみ出すことがなく、
またリテーナ33の不測の変形を防止できる。
ーナ33の傾斜部33aの基端部が規制部34の主表面
部34aにより吐出弁形成板28側に押圧されているた
め、吐出ポート29から吐出する被圧縮流体によりリテ
ーナ33が吐出弁30から離れる方向に変形することが
抑制される。従って、吐出弁形成板28とフロントハウ
ジング16およびリヤハウジング18との間に介装され
たメタルガスケット32の厚さを厚くする必要がないの
で、メタルガスケット32のシール性を損なうことなく
リテーナ33の変形を防止することができる。
を斜板式圧縮機に適用した場合について説明したが、斜
板式圧縮機以外の圧縮機、例えば、クランク式の往復動
型圧縮機、ロータリー式圧縮機、スクロール型圧縮機等
についても適用可能である。
明によれば、シリンダブロックの圧縮室を閉塞するカバ
ー部材と吐出弁形成板との間に設けられたメタルガスケ
ットのシール性を損なうことなくリテーナの変形を防止
することができる。請求項2に係る発明によれば、上述
した効果に加えて、吐出作用時にリテーナが規制された
とき、リテーナの上面が規制部に局部的に当たらないの
で、リテーナの摩耗を抑制することができる。請求項3
に係る発明によれば、請求項2に係る発明の効果に加え
て、吐出時にリテーナが持ち上げられても、リテーナの
上面が規制部に均等に当接するので、リテーナの摩耗を
抑制することができる。請求項4に係る発明では、メタ
ルガスケットのシール材が吐出室にはみ出すことがな
く、メタルガスケットの劣化によるリテーナの変形を防
止することができる。
断面図である。
を説明するための断面図である。
ウジングを示す図である。
る。
ブロック、6…駆動軸、9…斜板、11…圧縮室、12
…ピストン、14…シュー、16…カバー部材としての
フロントハウジング、18…カバー部材としてのリヤハ
ウジング、19…吸入室、20…吐出室、23…フロン
ト側バルブプレート、24…リヤ側バルブプレート、2
6…吸入ポート、27…吸入弁、28…吐出弁形成板、
29吐出ポート、30…吐出弁、32…メタルガスケッ
ト、33…リテーナ、33a…リテーナの緩やかな傾斜
を有する傾斜部、33b…リテーナの急な傾斜を有する
傾斜部、34…規制部、34a… 主表面部、34b…
中間表面部。
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮室を有するシリンダブロックと、前
記圧縮室に収容された流体圧縮部材と、前記シリンダブ
ロックに接合され、前記流体圧縮部材により圧縮された
流体を受け入れる吐出室を有するカバー部材と、前記流
体圧縮部材により圧縮された流体を前記吐出室に吐出す
る吐出ポートを有し、前記カバー部材と前記シリンダブ
ロックとの間に設けられたバルブプレートと、前記吐出
ポートを開閉するリード式吐出弁を形成し、前記バルブ
プレートと前記ハウジングとの間に設けられた金属製の
吐出弁形成板と、この吐出弁形成板と前記カバー部材と
の間に設けられた板状のメタルガスケットと、このメタ
ルガスケットに形成され、前記吐出弁の開度を規制する
リテーナとを備えた圧縮機において、 前記リテーナの基端部に対応する位置に前記カバー部材
の内面から円筒状壁を突出させ、その先端に前記リテー
ナの基端部の変形を規制する規制部を設けたことを特徴
とする圧縮機。 - 【請求項2】 前記規制部は、前記リテーナの基端部の
上面に略沿った形状に形成されていることを特徴とする
請求項1記載の圧縮機。 - 【請求項3】 前記規制部は、前記リテーナの基端部の
円弧状と略同一の円弧状に形成されていることを特徴と
する請求項2記載の圧縮機。 - 【請求項4】 前記規制部は、前記円筒状壁の外周面と
前記円筒状壁の端面とが円弧状の面で結ばれていること
を特徴とする請求項1、2または3記載の圧縮機。
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| JP30724497A JP3757580B2 (ja) | 1996-11-25 | 1997-11-10 | 圧縮機 |
Publications (2)
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| JP3757580B2 JP3757580B2 (ja) | 2006-03-22 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP (1) | JP3757580B2 (ja) |
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