JPH10205547A - 自在継手用ヨーク - Google Patents
自在継手用ヨークInfo
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- JPH10205547A JPH10205547A JP945897A JP945897A JPH10205547A JP H10205547 A JPH10205547 A JP H10205547A JP 945897 A JP945897 A JP 945897A JP 945897 A JP945897 A JP 945897A JP H10205547 A JPH10205547 A JP H10205547A
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- Japan
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- yoke
- arms
- universal joint
- virtual
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Abstract
れる構造を、大型化せず安価に実現する。 【解決手段】 ヨーク14bを構成する1対の腕部3
a、3aは、軸受カップ10を嵌合する為の円孔4を形
成した先端部を円弧部16、16とし、中間部を平坦部
18、18とする。この構成により、円孔4からの軸受
カップ10の抜け出しを防止し、且つ、1対のヨーク1
4a、14bの腕部3a、3a同士が干渉しにくくでき
る。
Description
ークは、同一直線上に存在しない1対の回転軸の端部同
士を連結して、これら両回転軸同士の間で回転力の伝達
を可能とする自在継手を構成するヨークに関する。
グシャフト及び中間軸等の複数本の回転軸を、1乃至複
数個の自在継手を介して互いに直列に連結する事により
構成している。この様な場合に使用する自在継手として
従来から、十字軸により1対のヨーク同士を変位自在に
連結して成る、カルダン継手と呼ばれる自在継手が、広
く使用されている。又、この様な自在継手を構成するヨ
ークを、鋼板等、十分な剛性を有する金属板に塑性加工
を施す事により造る事も、例えば特公昭47−5005
3号公報、特公平3−75772号公報、実開平4−2
7221号公報、実公昭59−8014号公報等に記載
されている様に、従来から広く行なわれている。
来構造の第1例を示している。この第1例のヨーク1
は、基部2と、この基部2の軸方向一端縁から延出した
1対の腕部3、3とから成る。このうちの基部2は、上
記ヨーク1を固定すべき回転軸の端部を挿入する為、円
周方向1個所を不連続とした欠円筒状に形成しており、
不連続部には、互いに対向する1対のフランジ5、6を
設けている。そして、一方のフランジ6に、ボルト(図
示せず)の杆部を挿通する為の通孔7を、他方のフラン
ジ5に、上記ボルトの杆部を螺合させる為、上記通孔7
と同心のねじ孔8を、それぞれ形成している。
軸方向一端縁で直径方向反対側位置から、上記基部2の
軸方向に延出している。これら各腕部3、3は、互いに
対向する面を円筒状の凹面としている。又、これら各腕
部3、3の先端部には、互いに同心の円孔4、4を形成
している。上記ヨーク1と十字軸9とを組み合わせて自
在継手を構成する場合には、上記各円孔4、4内に軸受
カップ10、10を圧入する。これら各軸受カップ1
0、10は、ラジアルニードル軸受の外輪として機能
し、上記ヨーク1に対して十字軸9を、揺動変位自在に
結合支持する。
加工を施す事により造った自在継手用ヨークの従来構造
の第2〜3例を示している。このうち、図13に示した
第2例のヨーク1aは、基部2aを断面U字形に形成し
ている。この様なヨーク1aにその端部を結合する回転
軸は、少なくとも端部の断面形状を小判形として、結合
時にヨーク1aと回転軸とが相対回転しない様にしてい
る。尚、この図13に示した第2例の構造の場合には、
フランジ5に形成した通孔11にナット12を圧入固定
する事により、ボルトを螺合する為のねじ孔を構成して
いる。又、図14に示した第3例のヨーク1bは、基部
2bを円筒状に形成している。この様なヨーク1bと回
転軸の端部とを結合するには、この回転軸の端部を上記
基部2bに、直接、又は弾性筒27(本発明の実施の形
態を示す図10参照)を介して、締まりばめで圧入嵌合
する。この様な第2〜3例のヨークを構成する腕部3、
3の先端部にも、上述の図12に示した第1例のヨーク
1と同様に、軸受カップ10(図12)を嵌合固定する
為の円孔4、4を形成している。
し、或は特公平47−50053号公報に記載されてい
る様に、1対の腕部3、3の互いに対向する面を円筒状
の凹面とした構造の場合には、これら各腕部3、3の断
面係数が大きく、十分な強度を確保できる反面、十字軸
9を介して互いに結合される1対のヨークの腕部3、3
同士が干渉し易くなる。この結果、これら1対のヨーク
の中心軸同士の交差角度である、自在継手のジョイント
角を大きくできない。近年、衝突事故の際にステアリン
グコラムが運転者の側に突き上げられる事を防止する
為、自動車用操舵装置に組み込む自在継手のジョイント
角を大きくして、衝突事故の際にこの自在継手部分が折
れ曲がり易くする設計が増えている。この様な設計を可
能にする為には、自在継手のジョイント角を少しでも大
きくする必要があり、改良が望まれている。
報に記載されている様に、1対の腕部を平坦にした場合
には、十字軸を介して互いに結合される1対のヨークの
腕部同士が干渉しにくくして、自在継手のジョイント角
を大きくできる。但し、この公報に記載された自在継手
用ヨーク(公報の第1〜3図参照)の場合には、1対の
腕部のほぼ全体が平坦である為、これら各腕部の断面係
数が小さい。従って、十分な強度を確保する為には、自
在継手用ヨークを構成する金属板の厚さ寸法を大きくし
なければならず、重量並びに製作費が嵩んでしまう。
昭59−8014号公報に記載されている様に、1対の
腕部の一部で軸受カップを嵌合する為の円孔を形成した
部分を、互いに近づき合う方向に変形させた構造の場合
には、ジョイント角の確保とコスト低減とが難しい。即
ち、これら各公報に記載された構造の場合には、前記図
12〜14に記載し、或は特公平47−50053号公
報に記載されている構造に比べれば大きなジョイント角
を実現できるが、車両によっては依然として不十分な場
合が考えられる。又、厚肉鋼板等、大きな剛性を有する
金属板製のヨークを構成する1対の腕部の一部を変形さ
せる為には大型のプレス装置が必要になる等、設備費が
嵩み、やはりコストが嵩む原因となる。本発明は、この
様な事情に鑑みて、十分な強度を確保しつつ、大きなジ
ョイント角を得られ、しかも安価な自在継手用ヨークを
実現すべく発明したものである。
クは、前述した従来の自在継手用ヨークと同様に、金属
板に塑性加工を施す事により造られ、回転軸の端部を結
合固定する為の基部と、この基部の軸方向一端縁で直径
方向反対側位置から上記基部の軸方向に延出した1対の
腕部と、これら両腕部の先端部に形成された、互いに同
心の円孔とを備える。特に、本発明の自在継手用ヨーク
に於いては、上記各腕部の先端寄り部分で上記各円孔の
近傍部分は、互いに対向する面を円筒状の凹面とした断
面円弧状の円弧部であり、上記各腕部の中間部は互いに
平行な平坦部である。更に、上記各円孔の中心同士を結
ぶ仮想直線である第一の中心軸を含み上記回転軸の中心
である第二の中心軸に直交する第一の仮想平面を考え、
この第一の仮想平面と上記第一の中心軸部分で35度の
交差角度を持って交差する第二の仮想平面を考え、上記
第一の中心軸よりも上記基部寄り部分で上記第二の仮想
平面と上記各円孔の周縁とが交差する仮想交点を考えた
場合に、この仮想交点が上記各平坦部よりも上記各円弧
部寄り部分に存在する。
な強度を確保しつつ、大きなジョイント角を得られ、し
かも安価な自在継手用ヨークを得られる。先ず、十字軸
を揺動自在に支持する部分であり、回転力の伝達時にこ
の十字軸から捩り方向の荷重を受ける、1対の腕部の先
端寄り部分を構成する円弧部は、変形しにくく、上記十
字軸を支持する為の軸受カップとの実質的嵌合長さも十
分に確保できる。従って、回転力の伝達時に各腕部の先
端部に形成した円孔から軸受カップが脱落しにくくし
て、自在継手用ヨークの実質的強度を確保できる。
心軸同士が交差した状態で、これら両ヨーク同士の間で
回転力の伝達を行なった場合に、最も近づき合う部分で
ある、各腕部の中間部を平坦部としているので、1対の
ヨークの腕部同士が互いに干渉しにくくなる。従って、
ジョイント角の大きな自在継手を得られる。しかも、各
部の曲げ加工を比較的容易に行なえる形状であり、特に
大型のプレス装置を使用しなくても造れる為、製作費が
嵩む事もない。
の第1例を示している。自在継手13を構成する1対の
ヨーク14a、14bの何れにも、本発明を実施してい
る。このうち、一方(図1〜2の左方)のヨーク14a
は、ステアリングシャフト等の回転軸15の端部に、溶
接により固定している。これに対して、他方のヨーク1
4bは、図示しない別の回転軸の端部に対し、着脱自在
としている。即ち、この他方のヨーク14bは、基部2
と、この基部2の軸方向一端縁から延出した1対の腕部
3a、3aとから成る。このうちの基部2は、前述の図
12〜13に示した従来構造の場合と同様に、上記他方
のヨーク14bを固定すべき別の回転軸の端部を挿入す
る為、円周方向1個所を不連続とした欠円筒状に形成し
て、内径を拡収自在としている。そして、不連続部に
は、互いに対向する1対のフランジ5、6を設けてい
る。又、一方のフランジ5に、ボルト(図示せず)の杆
部を挿通する為の通孔7を形成すると共に、他方のフラ
ンジ6に形成した通孔11にナット12を圧入固定する
事により、上記ボルトを螺合する為のねじ孔を設けてい
る。尚、上記基部2の内周面と上記別の回転軸の端部外
周面とは、互いにセレーション係合自在としている。
2の軸方向一端縁で直径方向反対側位置から上記基部2
の軸方向に延出している。尚、本発明の特徴点である、
これら各腕部3a、3aの形状は、上記一方のヨーク1
4aと他方のヨーク14bとで、基本的に同じである。
そこで、以下の説明は、上記他方のヨーク14bを中心
に説明する。上記各腕部3a、3aの先端部には、互い
に同心の円孔4、4を形成している。前記自在継手13
の組立時にこれら各円孔4、4には、軸受カップ10、
10を内嵌固定し、十字軸9の端部を揺動変位自在に支
持する。これら各円孔4、4内に軸受カップ10、10
を内嵌した後、これら各円孔4、4の外端開口周縁部を
直径方向内方に塑性変形させてかしめ部22、22を形
成し、上記各軸受カップ10、10が上記各円孔4、4
から外方に抜け出る事を防止する。以上の構成は、従来
から知られている自在継手用ヨークと同様である。
(14a)の場合には、上記各腕部3a、3aの先端寄
り部分で上記各円孔4、4の近傍部分を、互いに対向す
る面を円筒状の凹面とした、断面円弧状の円弧部16、
16としている。図示の例では、互いに対向する1対の
腕部3a、3aの先端部に設けた円弧部16、16を、
ほぼ単一円筒空間内に配置している。
ち、上記各円弧部16、16と、前記基部2の軸方向先
端部(図1〜3の左端部)に連続する連続部17、17
との間部分は、互いに平行な平坦部18、18としてい
る。これら各平坦部18、18の外側面19、19、即
ち互いに反対側の面は、図1、2、3、4、6から明ら
かな通り、上記両円弧部16、16の外側面の円周方向
中央部で、互いに最も離れた部分と同一平面上に位置す
る。これに対して、上記各平坦部18、18の内側面2
0、20、即ち互いに対向する面は、やはり図3、4、
6から明らかな通り、上記両円弧部16、16の内側面
の円周方向中央部で、互いに最も離れた部分と同一平面
上に位置する。尚、上記各円弧部16、16の基端部と
上記各平坦部18、18の先端部とは、傾斜段部23、
23により互いに連続させている。又、上記内側面2
0、20の幅方向両端縁部には面取り部21、21を設
けて、これら両内側面20、20の幅寸法W20を、上記
各平坦部18、18全体の幅寸法W18よりも小さく(W
20<W18)している。尚、これら各面取り部21、21
を形成する作業は、プレス加工、鍛造加工等の塑性加工
によっても、或は切削加工によっても良い。
場合には、上記円弧部16、16と傾斜段部23、23
と平坦部18、18との、ヨーク14bの軸方向(図1
〜3の左右方向)に亙る寸法を、前記各円孔4、4の大
きさとの関係で、次の様に規制している。即ち、上記各
円孔4、4の中心同士を結ぶ仮想直線(図1の点O4を
通過して、図1の紙面に直交する直線)である第一の中
心軸を含み、前記基部2に先端部を結合固定する前記別
の回転軸の中心である第二の中心軸に直交する第一の仮
想平面(図1の鎖線αを含み、図1の紙面に直角方向に
存在する面)を考える。次に、この第一の仮想平面と上
記第一の中心軸部分で35度の交差角度を持って交差す
る第二の仮想平面(図1の鎖線βを含み、図1の紙面に
直角方向に存在する面)を考える。次に、上記第一の中
心軸よりも上記基部2寄り部分(図1の右寄り部分)で
上記第二の仮想平面と上記各円孔4の周縁とが交差する
仮想交点Pを考える。そして、この仮想交点Pが上記各
平坦部18、18よりも上記各円弧部16、16寄り部
分に存在する様に、即ち、上記仮想交点Pが、上記円弧
部16、16又は傾斜段部23、23に存在する様に、
上記各部16、23、18、4の大きさを規制してい
る。
4b(14a)により構成する、自在継手13の場合に
は、ヨーク14a、14bを構成する各腕部3a、3a
の先端部に形成した各円孔4、4から軸受カップ10、
10が抜け出る事を防止できる。即ち、これら各円孔
4、4を形成した上記各腕部3a、3aの先端部の断面
係数が大きいので、これら各円孔4、4を形成した部分
が変形しにくい。又、これら各円孔4、4を形成した部
分である円弧部16、16の断面が湾曲している事に基
づき、ヨーク14a、14bを構成する金属板の厚さ寸
法が同じ場合でも、上記各円孔4、4と軸受カップ1
0、10との嵌合長さを大きくできる。この結果、十分
な強度、即ち、上記各軸受カップ10、10の上記各円
孔4、4からの抜けにくさを確保できる。
ジョイント角を得られる。即ち、この自在継手13を構
成する1対のヨーク14a、14bの中心軸同士が交差
した状態で、これら両ヨーク14a、14b同士の間で
回転力の伝達を行なった場合には、上記各腕部3a、3
aの中間部の幅方向両端部内側縁同士が最も近づき合
う。本発明のヨーク14a、14bの場合には、この様
に最も近づき合う部分である、上記各腕部の中間部を平
坦部18、18としているので、上記1対のヨーク14
a、14bの腕部3a、3a同士が互いに干渉しにくく
なる。特に、本例の場合には、上記最も近づき合う上記
各腕部3a、3aの中間部の幅方向両端部内側縁であ
る、上記各平坦部18、18の幅方向両端縁部に面取り
部21、21を設けている為、上記腕部3a、3a同士
をより干渉しにくくできる。従って、ジョイント角の大
きな自在継手を得られる。
も近づき合う上記各平坦部18、18の幅寸法並びにこ
れら各平坦部18、18と基部2とを連続させる連続部
17、17の幅寸法W18(図1)を小さくし、これら両
平坦部18、18同士の間隔寸法D18(図2)を大きく
すれば良い。但し、これら各寸法W18、D18は、必要と
する強度を確保する為、或は自在継手13の大型化を防
止する面から規制を受ける。従って、上記幅寸法W18が
大きく、上記間隔寸法D18が小さいにも拘らず、大きな
ジョイント角を得られる形状が好ましい。本発明の自在
継手用ヨークは、この様な形状を実現するものである。
尚、前記面取り部21、21は、上記幅寸法W18を確保
しつつ、干渉防止の面からの幅寸法W18´を小さくで
き、間隔寸法D18´(図6)を小さくできる為、強度保
持とジョイント角の確保とを両立させる面から好まし
い。
部の曲げ加工を比較的容易に行なえる形状である。即
ち、前述の実開平4−27221号公報、実公昭59−
8014号公報に記載された構造の様に、腕部の一部を
大きな曲率で曲げる必要がない。従って、特に大型のプ
レス装置を使用しなくても造れる為、製作費が嵩む事も
ない。
第2例を示している。本例の場合には、ヨーク24の基
部2´に設けた1対のフランジ5a、6aを、それぞれ
上記ヨーク24を構成する金属板の端縁部を180度折
り返す事により厚肉に形成している。そして、一方のフ
ランジ5aに、ボルト(図示せず)の杆部を挿通する為
の通孔7を、他方のフランジ6aに、上記ボルトの杆部
を螺合させる為、上記通孔7と同心のねじ孔8を、それ
ぞれ形成している。その他の構成及び作用は、上述した
第1例の場合と同様である。
例を示している。本例の場合には、1対の腕部3a、3
aの中間部の幅方向両端部内側縁である、各平坦部1
8、18の幅方向両端縁部に、上述した第1例の場合の
様な面取り部21、21を設けていない。従って、本例
の場合には、上述の第1例の場合に比べれば、上記腕部
3a、3a同士が干渉し易いが、従来構造に比べれば、
ジョイント角の確保と捩り強度の確保とを高次元で両立
できる。その他の構成及び作用は、上述した第1例の場
合と同様である。
4例を示している。本例の場合には、他方(図10の左
方)のヨーク25は、ピン26と弾性筒27とを介し
て、回転軸15の端部に、若干の変位自在に支持してい
る。この為、上記ヨーク25の基部2b´の直径方向反
対側2個所位置には、上記ピン26の両端部を遊合させ
る為の円孔28を形成している。尚、円孔28の内径寸
法とピン24の外径寸法との差は、ステアリング装置に
加えられる振動を吸収する為のものである。この様な本
例の構造の場合には、上記ヨーク25と回転軸15との
間で振動が伝わるのを防止し、車輪側で発生した振動が
ステアリングホイールに伝わり、運転者に不快感を与え
る事を防止できる。その他の構成及び作用は、前述した
第1例の場合と同様である。
為、本発明者が行なった実験の結果を示している。実験
は、従来品と、本発明品と、試作品と、試作品との
4種類の試料(ヨーク)を、形状以外の条件を同じにし
てそれぞれ複数個ずつ造り、それぞれの捩り強度とジョ
イント角の大きさとを比較する事で行なった。尚、捩り
強度とは、当該試料を組み込んだ自在継手に捩り方向の
荷重を加え、この自在継手が破損に至る荷重の大きさを
言う。又、ジョイント角とは、当該自在継手を構成する
1対のヨーク同士が互いに干渉する事なくこれら両ヨー
ク同士を変位させ得るジョイント角の最大値を言う。
尚、総ての試料に就いて、使用材料は熱間圧延軟鋼板と
し、板厚は6.0mmとし、1対の腕部の外側面同士の間
隔D19(図4参照)は41mmとした。
50053号公報に記載された、或は図12に示す様
な、1対の腕部3、3を、それぞれの全長に亙って湾曲
させた形状のものである。この従来品のジョイント角は
凡そ45度であった。又、上記本発明品とは、上述した
図1〜6に示す様な形状のものである。この本発明品の
ジョイント角は、凡そ60度であった。尚、本発明品の
場合、上述の条件でジョイント角を60度にする為に
は、例えば幅寸法W18´を21mm、間隔寸法D18´を3
1mmとした場合で、前記平坦部18、18の幅寸法W18
(W18´)を、図1に鎖線αで表した第一の仮想平面か
ら前記連続部17の基端部までの距離L17の0.6倍以
上{W18(W18´)≧0.6L17}にする。本発明品に
属する試料は、この条件を満足し、ジョイント角が60
度となったものである。又、上記試作品とは、前述の
特公平3−75772号公報に記載された様な、1対の
腕部を、それぞれの全長に亙って平坦にしたものであ
る。この試作品のジョイント角は凡そ55度であっ
た。更に、試作品とは、特公昭47−50053号公
報に記載された形状で、ジョイント角を60度にできる
様に、1対の腕部の中間部の幅寸法を小さくしたもので
ある。
により構成した自在継手の捩り強度を表す、図11の記
載から明らかな様に、本発明の自在継手用ヨークにより
構成した自在継手は、大きなジョイント角を確保して、
しかも大きな捩り強度を得られる。尚、図11に横軸と
平行に記載した直線γは、一般的な乗用車の自動車用操
舵装置に組み込む自在継手に要求される捩り強度(必要
強度)を表している。尚、試作品は、1対の腕部が外
側に少し曲がっただけで、各腕部の先端部に形成した円
孔から軸受カップが抜け出す傾向になり、必要強度の確
保が難しかった。又、試作品は、1対の腕部の変形量
が多くなり、やはり各円孔から軸受カップが抜け出す傾
向になり、必要強度の確保が難しかった。
べた通り構成され作用し、十分な強度を確保しつつ、大
きなジョイント角を得られ、しかも安価な自在継手用ヨ
ークを得られるので、例えば運転者保護を有効に図れ、
しかも安価な自動車用操舵装置の設計の容易化を図れ
る。
の側面図。
と同方向から見た図。
様の図。
様の図。
結果を示すグラフ。
ており、(a)は平面図、(b)は(a)のE−E断面
図、(c)は(a)の下方から見た側面図。
(b)は(a)の右方から見た図、(c)は同じく下方
から見た側面図。
(b)は(a)の右方から見た側面図、(c)は(b)
の上方から見た側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属板に塑性加工を施す事により造ら
れ、回転軸の端部を結合固定する為の基部と、この基部
の軸方向一端縁で直径方向反対側位置から上記基部の軸
方向に延出した1対の腕部と、これら両腕部の先端部に
形成された、互いに同心の円孔とを備えた自在継手用ヨ
ークに於いて、上記各腕部の先端寄り部分で上記各円孔
の近傍部分は、互いに対向する面を円筒状の凹面とした
断面円弧状の円弧部であり、上記各腕部の中間部は互い
に平行な平坦部であり、上記各円孔の中心同士を結ぶ仮
想直線である第一の中心軸を含み上記回転軸の中心であ
る第二の中心軸に直交する第一の仮想平面を考え、この
第一の仮想平面と上記第一の中心軸部分で35度の交差
角度を持って交差する第二の仮想平面を考え、上記第一
の中心軸よりも上記基部寄り部分で上記第二の仮想平面
と上記各円孔の周縁とが交差する仮想交点を考えた場合
に、この仮想交点が上記各平坦部よりも上記各円弧部寄
り部分に存在する事を特徴とする自在継手用ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00945897A JP3661327B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 自在継手用ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00945897A JP3661327B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 自在継手用ヨーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205547A true JPH10205547A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3661327B2 JP3661327B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=11720852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00945897A Expired - Fee Related JP3661327B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 自在継手用ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3661327B2 (ja) |
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