JPH10205870A - 給気ダンパー装置 - Google Patents

給気ダンパー装置

Info

Publication number
JPH10205870A
JPH10205870A JP1396297A JP1396297A JPH10205870A JP H10205870 A JPH10205870 A JP H10205870A JP 1396297 A JP1396297 A JP 1396297A JP 1396297 A JP1396297 A JP 1396297A JP H10205870 A JPH10205870 A JP H10205870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
damper device
damper
ventilation path
damper blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1396297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunori Okada
鉄則 岡田
Shigeaki Mori
成明 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1396297A priority Critical patent/JPH10205870A/ja
Publication of JPH10205870A publication Critical patent/JPH10205870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失の少ない薄型化の可能な給気ダンパ
ー装置を得る。 【解決手段】 通風路1を形成する通風路形成体2に設
けられた軸支部9により通風路1における中心線方向へ
の摺動を可能に支持され、通常はバネ3による付勢力に
より通風路1の室内側開口部を閉止する位置に保持さ
れ、室内外の圧力差による背圧に応じて通風路1の室内
側開口部から離反してその通風路1を開放するダンパー
翼4を備え、室内側が通風可能に構成された着脱可能の
化粧グリル5で被冠される差圧作動式の給気ダンパー装
置について、そのダンパー翼4の中央を通風路1の室内
側開口部から室外側に嵌入する突球面14に形成し、こ
の突球面14による室内側の球面状凹部18の中央に、
回転操作によりバネ3を伸縮させてダンパー翼4の作動
圧を調整する軸22の回転操作部21を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内外の圧力差に
より通風路を開閉して外気を室内に供給する差圧作動式
の給気ダンパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の給気ダンパー装置は、排気
送風機等の運転により室内が負圧環境になることを外気
の自動的な給気によって防止する装置であり、例えば実
公平7―31076号公報に示されているような構成の
ものが多い。即ち、図9に示すように、室内外を連通す
る通気ダクト等(図示しない)の室内側に室内外を連絡
する通気路を形成する通気路形成体50を備えている。
通気路形成体50には、その通気路の室内側開口部の前
面を間隔をおいて隠蔽するカバー体51が装着されてい
る。このカバー体51の室内側開口部に面する中央に
は、通気路中にその中心線上において延び出した軸部材
52が取付けられている。
【0003】この軸部材52の自由端側には通気路の室
内側開口部を開閉するダンパー翼53が抜け止めされて
遊嵌されている。軸部材52の基部側にはバネ54が巻
装され、このバネ54のバネ力が常時ダンパー翼53に
かけられている。ダンパー翼53はこのバネ力により軸
部材52の自由端側に押され、通常は通気路の室内側開
口部を閉止している。バネ54は、荷重―撓み特性が下
方凸曲線の非線形バネ特性の圧縮バネが用いられ、ダン
パー翼53の開き初めにおけるバネ54の抵抗を小さ
く、最大開度の状態での閉止側への付勢力が大きくなる
ようになっている。ダンパー翼53は室内側が負圧にな
るとバネ54の付勢力に抗して軸部材52上をカバー体
51側に移動して、通気路の室内側開口部を開放し、室
内外の圧力差が解消すればバネ54の付勢力で戻り通気
路の室内側開口部を閉止する。
【0004】この給気ダンパー装置では、そのバネ54
の特性によりダンパー翼53の開きがスムーズに進行
し、閉じ側へは迅速に閉動作する特徴がある。また、軸
部材52に設けられたナット等の調整手段55によりバ
ネ54に必要な初期荷重を与えることができるようにも
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の給
気ダンパー装置においては、ダンパー翼53の開放動作
線上にバネ54や調整手段55が設けられているため、
カバー体51の裏面までの間をダンパー翼53の移動量
として構成することが難しく、室内側への突出量の大き
な装置となる。また、外気の吹出方向を規定するべくダ
ンパー翼53を中央が室内側へ湾曲した形状にしている
ため、圧力損失が大きくなるといった問題点や、ダンパ
ー翼53の開き初めにおけるバネ54の抵抗を小さく設
定しているため、ダンパー翼53の動作が敏感になり、
外風等の僅かな作用でダンパー翼53が開いたり閉じた
りする脈動を起こすといった問題点もある。
【0006】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、圧力
損失の少ない薄型化の可能な給気ダンパー装置を得るこ
とであり、ダンパー翼の脈動を防止できる給気ダンパー
装置を得ることであり、その給気ダンパー装置の機能の
向上を推進することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室内外を連絡する通風路を形成す
る通風路形成体に設けられた軸支部により通風路におけ
る中心線方向への摺動を可能に支持され、通常はバネに
よる付勢力により通風路の室内側開口部を閉止する位置
に保持され、室内外の圧力差による背圧に応じて通風路
の室内側開口部から離反してその通風路を開放するダン
パー翼を備え、室内側が通風可能に構成された着脱可能
の化粧グリルで被冠される差圧作動式の給気ダンパー装
置について、そのダンパー翼の中央を通風路の室内側開
口部から室外側に嵌入する突球面形状に形成し、この突
球面による室内側の球面状凹部の中央に、回転操作によ
りバネを伸縮させてダンパー翼の作動圧を調整する作動
圧調整手段の回転操作部を配設する手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段におけるダンパー翼の軸支
部と、ダンパー翼の摺動部分との接触を点接触に近い低
摩擦の接触関係にする手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける、ダンパー翼に通常は退離し、回転によりダンパ
ー翼の室内側に当ってその開放動を強制的に規制するク
ランク状の閉鎖保持アームを備え、そのダンパー翼の室
内側の球面状凹部の周囲にその球面状凹部の凹みに相当
する高さのリブを井桁状に形成し、このリブに閉鎖時の
閉鎖保持アームが当接するようにする手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る前記手段における閉鎖保持アームを
化粧グリルに設けるとともに、化粧グリルの一側に凹部
を設けて閉鎖保持アームの一端に設けた回転操作部を回
転操作可能に収納する手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1〜請求項4までのいずれかに係る前記手段
における軸支部を、通風路内に通風路形成体に一体のリ
ブにより支持させ、このリブを挟みながらダンパー翼と
ともに摺動する回転防止構造をそのダンパー翼に一体に
設ける手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る前記手段
におけるダンパー翼の開動作の初動に対して抵抗機能を
果たし、ダンパー翼の脈動を規制する安定化手段を備え
る手段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項1〜請求項6までのいずれかに係る前記手段
における軸支部やバネ並びにダンパー翼の軸支部に軸支
される部分により構成される摺動部分全体を着脱可能の
カバーで被う手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項1〜請求項7までのいずれかに係る前記手段
における軸支部に、バネの伸縮に伴う偏心を防止し伸縮
を円滑にするバネガイドを設ける手段を採用する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図6はこの実施の形態1の給気ダ
ンパー装置を示したものである。この給気ダンパー装置
は、室内外を連通する給気ダクト等(図示しない)の室
内側開口部に嵌合装着され、室内外を連絡する通風路1
を形成する通風路形成体2(図2参照)と、通常はバネ
3による付勢力により通風路1の室内側開口部を閉止す
る位置に保持され、室内外の圧力差による背圧に応じて
通風路1の室内側開口部から離反してその通風路1を開
放するダンパー翼4(図4,5参照)と、室内側が通風
可能に構成され、通風路形成体2の前面全体を被冠する
着脱可能の化粧グリル5(図3,6参照)とから構成さ
れている。
【0016】通風路形成体2はプラスチックの一体成形
物で構成され、給気ダクト等に内嵌合させることにより
通風路1を形成する両端の開口した円形の筒部6と、こ
の筒部6の室内側端の外周に張り出し、室内側の壁面に
取付ける取付構造を備えた方形の取付フランジ7と、筒
部6の中心に筒部6の内壁から一体に突出した数本の薄
肉のリブ8により支持された軸支部9とから構成されて
いる。軸支部9は、リブ8と結合した外筒10と、この
外筒10の中心に外筒10と隙間をもって一体に形成さ
れた円筒状の軸受部11とからなる。外筒10は筒部6
の室外側端より室外側に長く突出していて、その室内側
端は軸受部11との結合部により閉塞し、室外側端は開
放している。外筒10と軸受部11との間のリング状の
隙間は、バネガイド12としてこの部分に装着されるバ
ネ3の伸縮に伴う偏心を防止し、バネ3の伸縮を円滑に
する。軸受部11は外筒10の中心において筒部6とほ
ぼ同じ長さの両端の開放した円筒として形成されてい
る。
【0017】ダンパー翼4は、通風路形成体2の筒部6
の室内側の開口端を閉止できる大きさの平面形状が略円
形のプラスチックの湾曲盤として形成されている。ダン
パー翼4の外周は基本的には円をなす曲線であるが、そ
の上下の一部は図4に示すように弦をなす直線13とな
っている。ダンパー翼4の外周部は室内側も室外側も平
面に構成され、その室内側の面が通風路形成体2の取付
フランジ7における通風路1の室内側の開口部の口縁部
分に密接する。ダンパー翼4の中央部分は、通風路1の
室内側の開口部から室外側に嵌入する突球面14に形成
され、その突球面14の中心には通風路形成体2の軸受
部11に摺動可能に嵌合しうる軸受部11とほぼ同等の
長さの摺動筒部15が室外側に向って一体に突出してい
る。
【0018】この摺動筒部15の外周面には図5に示す
ように球面をなす多数の小突起16が形成され、軸受部
11に対して点接触に近い低摩擦の接触関係が維持され
る。ダンパー翼4の突球面14の外周近傍には、通風路
形成体2のリブ8の一つを挟むように跨ぐ円柱状に一体
成形された回転防止構造としての二本のアーム17が背
面側に突出している(図1参照)。ダンパー翼4の突球
面14により形成される室内側の球面状凹部18の外周
部近傍には、球面状凹部18の周囲を囲むように球面状
凹部18の凹みに相当する高さのリブ19が図4に示す
ように井桁状に形成されている。ダンパー翼4の室外側
の面にはパッキンを兼ねる断熱材20が貼設され、冬季
等において冷たい外気の給気時においても結露の発生が
防止されている。
【0019】上記ダンパー翼4は、通風路形成体2の軸
受部11に室内側からその摺動筒部15を嵌め込むこと
により通風路形成体2の室内側に、中心線方向に摺動で
きる状態に組付けられる。この状態のダンパー翼4は、
リブ8を跨ぐ円柱状のアーム17により回転が規制され
ている。ダンパー翼4の中心には一端に回転操作部21
を持つ作動圧調整手段としての軸22が、その回転操作
部21を球面状凹部18の中央にして回転可能に挿通さ
れている。回転操作部21は球面状凹部18の凹みの深
さに収まり、突出しない大きさに構成されている。この
軸22は、組付状態において通風路形成体2の外筒10
の室外側端より突出する長さをもち、その室外側の端部
寄りの一部にはネジが刻まれ、袋ナット23がネジ嵌め
されている。袋ナット23は軸端において抜止めされ、
通風路形成体2の外筒10の室外側端から外筒10内に
摺動可能に回り止めされて嵌め込まれている。袋ナット
23の袋側は軸支部9のバネガイド12と同様にバネ3
の偏心を防ぐバネガイド12として構成され、このバネ
ガイド12間に圧縮状態でバネ3が装着される。
【0020】外筒10の内部はダンパー翼4を摺動させ
る摺動部分であり、この摺動部分全体は外筒10を室外
側から被冠する一端の閉止したコップ形のカバー24に
より図1に示すように被われている。このカバー24は
開口端側に外方に張出す取付部を備え、この取付部にお
いて通風路形成体2のリブ8の基部にネジ25により締
め固定されている。なお、外筒10の室外側端の外周に
はカバー24の内面に当る半径方向に突出した位置決め
突起26が形成されていて、この位置決め突起26によ
りカバー24のがたつきが防止されている。
【0021】化粧グリル5は、通風路形成体2及びダン
パー翼4を室内側において被冠し被うものであり、通風
路形成体2の取付フランジ7を囲む角形の薄形容器状に
プラスチックで形成され、取付フランジ7の外周部に周
側壁により係脱可能に掛止め装着されている。この化粧
グリル5の周側壁には通風孔27がそれぞれ開設されて
いる。各通風孔27には内側において、化粧グリル5の
内面に形成されたリブ28を利用して一連の帯状のフィ
ルタ29が装着されている(図6参照)。化粧グリル5
の前面の内側には、外気が冷たいときでも化粧グリル5
に結露が発生しないように断熱材20が貼設されてい
る。
【0022】また、化粧グリル5の上下の側壁の内側中
央には、上下の側壁を跨ぐように、ダンパー翼4に通常
は退離し、回転によりダンパー翼4の室内側に当ってそ
の開放動を強制的に規制するクランク状の閉鎖保持アー
ム30が図1に示すように回転可能に支持されている。
この閉鎖保持アーム30の下端部には回転操作するため
の回転操作部31が装着されていて、化粧グリル5の下
側の側壁の中央の一部に形成された凹部32に図3に示
すように回転操作可能に収納されている。閉鎖保持アー
ム30の閉鎖機能時の状態は、通風路形成体2の取付フ
ランジ7に形成されている固定板33に閉鎖保持アーム
30が当接し回転が規制されることにより保持される。
【0023】上記構成の給気ダンパー装置は、気密度の
高い住宅の室内外を連通する給気ダクトに室内側から通
風路形成体2の筒部6を挿入し、その取付フランジ7に
おいて内壁面にネジ付けし、室内側に化粧グリル5を装
着することにより機能する。即ち、ダンパー翼4は、通
常においてはバネ3の付勢力により筒部6の室内側の開
口部を閉止する位置に保持されており、当該室内の気密
性も保持されている。換気等の要請から排気送風機等が
運転され、室内が負圧化してゆき室内外の空気の圧力差
によるダンパー翼4の室外側にかかる背圧が、バネ3の
付勢力に勝るようになると、ダンパー翼4が筒部6の室
内側の開口部から室内側に退離する方向に移動し、通風
路1を開放して外気を室内へ供給する。外気の供給によ
り室内外の空気の圧力差が解消されると、バネ3の付勢
力によりダンパー翼4は引き戻され筒部6の室内側の開
口部を閉止する。
【0024】上記のような基本動作において、この実施
の形態1の給気ダンパー装置ではダンパー翼4の室外側
が突球面14に形成されているので外気の室内側への流
れがスムーズで、圧力損失が少なく速やかな給気が可能
である。ダンパー翼4の作動圧の調整は、ダンパー翼4
の球面状凹部18の中央にある回転操作部21を操作し
て軸22を回転させ、バネ3を伸縮させることにより行
なうことができる。この作動圧の調整操作は、化粧グリ
ル5を外し、露出した回転操作部21を回すだけでよく
必要に応じ随時行なうことができる。作動圧を調整する
回転操作部21はダンパー翼4の球面状凹部18に収め
込まれているので、化粧グリル5の前面とダンパー翼4
との間の寸法をその分小さくしてもダンパー翼4の可動
範囲を確保することができ、化粧グリル5の薄型化によ
り室内側への突出量を小さくすることができる。
【0025】ダンパー翼4の開閉動作には、バネ3の伸
縮と、軸受部11と摺動筒部15との摺動を伴うが、バ
ネ3は両端部分の外周がそれぞれバネガイド12により
保持され、伸縮に伴う偏心が防止されているので、その
伸縮は円滑であり、また、軸受部11と摺動筒部15と
の摺動は、両者の接触が小突起16により点接触に近く
なっているのでこれもまた円滑である。このようにバネ
3の伸縮と軸受部11と摺動筒部15との摺動が共に円
滑であることは、ダンパー翼4の開閉動作が円滑である
ことに他ならない。そして、この摺動部分全体はカバー
24で被われているので、外気とともに入り込む砂埃等
の塵埃の付着によりその機能が阻害されることもなく、
長期にわたり安定に機能する。また、カバー24は外筒
10端に外気が衝突することを防止しており、外気を円
滑に流れ込ませる機能も果たす。
【0026】化粧グリル5に設けられた閉鎖保持アーム
30は、ダンパー翼4の開放動を強制的に規制し閉止状
態を維持するものである。ダンパー翼4は、室内が負圧
にならなくてもバネ3の付勢力に勝る背圧が作用すると
開動作するため、台風の際や強風の際にも開放してしま
う。このような時には、化粧グリル5の下部の凹部32
に配設された回転操作部31を操作して閉鎖保持アーム
30のクランク部分を立上げてダンパー翼4を室内側か
ら押え付けてダンパー翼4を開放動しないようにするこ
とができる。このとき、クランク部分はダンパー翼4の
井桁状のリブ19の上下に対向する部分に当り、井桁状
のリブ19を押え付ける構成であり、リブ19によりダ
ンパー翼4に均等に押え力が加わるのでしっかりした閉
止状態となる(図5の破線参照)。また、球面状凹部1
8にこれを囲むように井桁状にリブ19を形成したこと
によりダンパー翼4を薄肉化してもダンパー翼4として
必要な剛性が得られる利点もある。なお、閉鎖保持アー
ム30の解除は回転操作部31によりクランク部分を化
粧グリル5側に倒伏させればよい。
【0027】閉鎖保持アーム30の回転操作部31は化
粧グリル5に形成された凹部32に収められていて、突
出していないため化粧グリル5のこの部分の清掃が引っ
掛りもなくしやすい。化粧グリル5の平面積を大きくす
ることなく、凹部32を設けるとダンパー翼4の少なく
とも下部は図3に示すように弦状の直線13にして後退
させる必要があり、ダンパー翼4に回転方向についての
姿勢の制約ができるが、リブ8を跨ぐ回転防止用のアー
ム17によりダンパー翼4の回転が規制され回転方向に
ついての姿勢が維持されている。また、アーム17はダ
ンパー翼4の摺動筒部15から離れた位置にあり、ダン
パー翼4の摺動筒部15の摺動をより円滑にする機能も
果たしている。
【0028】実施の形態2.図7,8はこの実施の形態
2の給気ダンパー装置を示したものである。この給気ダ
ンパー装置は、実施の形態1で示した給気ダンパー装置
にダンパー翼の動作を安定化させる安定化手段を設けた
ものであり、基本的な構成は実施の形態1のものと同じ
である。従って、実施の形態1のものと同じ部分は実施
の形態1のものと同一の符号を用い、それらについての
説明は省略する。
【0029】ダンパー翼4にバネ3の付勢力に勝るよう
な外風が脈動的に作用するような状況では、ダンパー翼
4も脈動し開閉動作を繰り返すことになり、これに伴う
短い周期の開閉音が発生し耳ざわりである。そこで、こ
の実施の形態2の給気ダンパー装置では、ダンパー翼4
の開動作の初動及び閉動作の終りの時点において抵抗機
能を果たす安定化手段を備え付け、ダンパー翼4の脈動
を防止している。安定化手段としては、図7に示すよう
な磁力により抵抗機能を果たす永久磁石34の対、又は
永久磁石34と鉄片の対による構成、或いは図8に示す
ような機械的に抵抗機能を果たす樹脂製又は金属製のキ
ャッチャー35の対による構成が採用される。即ち、ダ
ンパー翼4の取付フランジ7に面する円周上に鉄片又は
永久磁石34又はキャッチャー35を配設し、閉止状態
のダンパー翼4を取付フランジ7に磁力又は機械力によ
り吸着させている。
【0030】安定化手段の抵抗機能は、4mmH2O程
度の外風圧が作用してもダンパー翼4が開動作しない程
度に設定されている。安定化手段は、一旦、ダンパー翼
4が開動作して取付フランジ7から離反すれば機能しな
いので、ダンパー翼4の開動作の初動及び閉動作の終り
の時点において機能することになり、中間時点は機能し
ない。これにより、ダンパー翼4の外風による脈動防止
機能を付与することができる。これ以外の機能及び利点
は実施の形態1のものと同じである。
【0031】
【発明の効果】以上、実施の形態での説明からも明らか
なように、請求項1の発明によれば圧力損失の少ない薄
型化の可能な給気ダンパー装置が得られる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに、ダンパー翼の動作が円滑になる。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに、簡素な構成
でダンパー翼を確実かつ安定に閉止状態におくことがで
きる。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項3に係る
前記効果とともに化粧グリルの清掃が容易になり、外観
も向上する。
【0035】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4までのいずれかに係る前記効果とともに、簡素な構
成でダンパー翼を安定した状態で動作させることができ
る。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5までのいずれかに係る前記効果とともに、ダンパー
翼の外風による脈動を防止することができる。
【0037】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項6までのいずれかに係る前記効果とともに、摺動部分
の機能を長期にわたり保全することができる。
【0038】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7までのいずれかに係る前記効果とともに、バネの伸
縮が円滑になり、ダンパー翼の動作が円滑になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の給気ダンパー装置を示す縦断
面図である。
【図2】 実施の形態1の給気ダンパー装置の通風路形
成体の断面図である。
【図3】 実施の形態1の給気ダンパー装置を一部を破
断して示す正面図である。
【図4】 実施の形態1の給気ダンパー装置のダンパー
翼の正面図である。
【図5】 実施の形態1の給気ダンパー装置のダンパー
翼を一部を破断して示す側面図である。
【図6】 実施の形態1の給気ダンパー装置の化粧グリ
ルを示す背面図である。
【図7】 実施の形態2の給気ダンパー装置を示す縦断
面図である。
【図8】 実施の形態2の他の給気ダンパー装置を示す
縦断面図である。
【図9】 従来の給気ダンパー装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 通風路、 2 通風路形成体、 3 バネ、 4
ダンパー翼、 5 化粧グリル、 8 リブ、 9 軸
支部、 11 軸受部、 12 バネガイド、14 突
球面、 15 摺動筒部、 16 小突起、 17 ア
ーム、 18球面状凹部、 19 リブ、 21 回転
操作部、 22 軸、 24 カバー、 30 閉鎖保
持アーム、 31 回転操作部、 32 凹部、 34
永久磁石。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内外を連絡する通風路を形成する通風
    路形成体に設けられた軸支部により上記通風路における
    中心線方向への摺動を可能に支持され、通常はバネによ
    る付勢力により上記通風路の室内側開口部を閉止する位
    置に保持され、室内外の圧力差による背圧に応じて上記
    通風路の室内側開口部から離反してその通風路を開放す
    るダンパー翼を備え、室内側が通風可能に構成された着
    脱可能の化粧グリルで被冠される差圧作動式の給気ダン
    パー装置であって、上記ダンパー翼の中央を上記通風路
    の室内側開口部から室外側に嵌入する突球面形状に形成
    し、この突球面による室内側の球面状凹部の中央に、回
    転操作により上記バネを伸縮させてダンパー翼の作動圧
    を調整する作動圧調整手段の回転操作部を配設した給気
    ダンパー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の給気ダンパー装置であ
    って、ダンパー翼の軸支部と、ダンパー翼の摺動部分と
    の接触を点接触に近い低摩擦の接触関係にした給気ダン
    パー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の給気ダンパー装置であって、通常はダンパー翼から退
    離し、回転によりダンパー翼の室内側に当ってその開放
    動を強制的に規制するクランク状の閉鎖保持アームを備
    えるとともに、上記ダンパー翼の室内側の球面状凹部の
    周囲にその球面状凹部の凹みに相当する高さのリブを井
    桁状に形成し、このリブに閉鎖時の上記閉鎖保持アーム
    が当接するようにした給気ダンパー装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の給気ダンパー装置であ
    って、閉鎖保持アームを化粧グリルに設けるとともに、
    化粧グリルの一側に凹部を設けて上記閉鎖保持アームの
    一端に設けた回転操作部を回転操作可能に収納した給気
    ダンパー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4までのいずれかに記
    載の給気ダンパー装置であって、軸支部を通風路内に通
    風路形成体に一体のリブにより支持させ、このリブを挟
    みながらダンパー翼とともに摺動する回転防止構造をそ
    のダンパー翼に一体に設けた給気ダンパー装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5までのいずれかに記
    載の給気ダンパー装置であって、ダンパー翼の開動作の
    初動に対して抵抗機能を果たし、ダンパー翼の脈動を規
    制する安定化手段を備えた給気ダンパー装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6までのいずれかに記
    載の給気ダンパー装置であって、軸支部やバネ並びにダ
    ンパー翼の軸支部により軸支される部分により構成され
    る摺動部分全体を着脱可能のカバーで被った給気ダンパ
    ー装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7までのいずれかに記
    載の給気ダンパー装置であって、バネの伸縮に伴う偏心
    を防止し伸縮を円滑にするバネガイドを軸支部に設けた
    給気ダンパー装置。
JP1396297A 1997-01-28 1997-01-28 給気ダンパー装置 Pending JPH10205870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396297A JPH10205870A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 給気ダンパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396297A JPH10205870A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 給気ダンパー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10205870A true JPH10205870A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11847845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1396297A Pending JPH10205870A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 給気ダンパー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10205870A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5046408A (en) Hooded exhaust vent
US4523434A (en) Air ventilator
JPH0599466A (ja) パイプ用換気扇
JP3653977B2 (ja) 給気調節装置
EP1508701B1 (en) Self-opening air extractor
JP2612998B2 (ja) 換気扇
US5303897A (en) Arrangement in valve dampers
JPH068424Y2 (ja) 外壁用給気ダンパ装置
CN210082893U (zh) 一种香薰盒以及香薰装置
JPH0419384Y2 (ja)
JPS6311537Y2 (ja)
CN219572236U (zh) 一种便于安装的室内空调罩壳组件
EP1426694B1 (en) Device for a valve
JP3488062B2 (ja) 天井埋込形換気扇
JPS592408Y2 (ja) 換気扇
JP2753077B2 (ja) パイプ用ファン
JPS5829806Y2 (ja) 風向変更装置
JPH0119001Y2 (ja)
JPH018907Y2 (ja)
JPH0714751Y2 (ja) ダンパー装置
JPH0229275Y2 (ja)
WO2018179186A1 (ja) ダクト用換気扇
JPS63178727U (ja)
JPH0625782Y2 (ja) 換気装置
JPH02147304U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20040716

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050202

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050621

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02