JPH10205920A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPH10205920A
JPH10205920A JP1111397A JP1111397A JPH10205920A JP H10205920 A JPH10205920 A JP H10205920A JP 1111397 A JP1111397 A JP 1111397A JP 1111397 A JP1111397 A JP 1111397A JP H10205920 A JPH10205920 A JP H10205920A
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JP
Japan
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heat transfer
sub
condenser
transfer tubes
refrigerant
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Application number
JP1111397A
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Inventor
Masahiro Ono
賢洋 小野
Hiroyuki Inaba
浩行 稲葉
Yoshitoshi Noda
圭俊 野田
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH10205920A publication Critical patent/JPH10205920A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B40/00Subcoolers, desuperheaters or superheaters
    • F25B40/02Subcoolers

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気圧縮式冷凍機の過冷却度の確保と安定化
とを図る。 【解決手段】 コンデンサ23とサブコンデンサ24と
を一体に組み合わせる。上記サブコンデンサ24に設け
たサブ伝熱管29、29の列数を、上記コンデンサ23
を構成する伝熱管27、27と上記サブ伝熱管29、2
9の列数とを合わせた全伝熱管27、29の列数の8〜
15%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るコンデンサ
は、自動車用空調機を構成する蒸気圧縮式冷凍機のコン
プレッサとエバポレータとの間に直列に組み込む。そし
て、コンプレッサで圧縮した冷媒を放熱し凝縮させた
後、エバポレータに送り出す。
【0002】
【従来の技術】自動車室内の冷房や除湿を行なう自動車
用空調機には、蒸気圧縮式冷凍機が組み込まれている。
図5は、特開平4−95522号公報に記載された、蒸
気圧縮式冷凍機の基本構成を示す回路図である。コンプ
レッサ1から吐出された高温・高圧のガス状冷媒は、コ
ンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を行なっ
て温度低下し、凝縮液化する。この結果生じた液状冷媒
は、一度リキッドタンク3に貯められてから、膨張弁4
を介してエバポレータ5に送られ、このエバポレータ5
内で蒸発する。エバポレータ5の温度は、蒸発潜熱を奪
われて低下する為、このエバポレータ5に空調用の空気
を流通させれば、この空気の温度を低下させると同時
に、この空気中に含まれる水蒸気を取り除く事ができ
る。エバポレータ5内で蒸発気化した冷媒は、上記コン
プレッサ1に吸引されて圧縮され、再び上記サイクルを
繰り返す。
【0003】この様な、自動車用空調機の蒸気圧縮式冷
凍機を構成するリキッドタンク3は従来一般的には、コ
ンデンサ2とは独立して造られたものを、このコンデン
サ2とエバポレータ5とを結ぶ配管の途中に接続してい
た。これに対して、リキッドタンク3をコンデンサ2と
一体に構成する構造も、例えば特開平4−103973
号公報に記載されている様に、従来から各種提案されて
いる。図6は、この公報に記載された構造を示してい
る。コンデンサ2は、互いに水平方向(図6の左右方
向)に離隔してそれぞれ鉛直方向(図6の上下方向)に
配置された1対のヘッダパイプ6a、6bを有する。こ
れら1対のヘッダパイプ6a、6bの間には、複数の扁
平伝熱管7、7を設けている。これら複数の扁平伝熱管
7、7は、互いに鉛直方向に離隔してそれぞれ水平方向
に配置している。そして、これら各扁平伝熱管7、7の
両端部は、それぞれ上記1対のヘッダパイプ6a、6b
を気密且つ液密に貫通させて、それぞれの内側流路をこ
れら各ヘッダパイプ6a、6bの内側に連通させてい
る。又、上下に隣り合う扁平伝熱管7、7同士の間に
は、金属薄板をジグザグに形成して成るコルゲート型の
フィン8、8を挟持する事により、コア部9を構成して
いる。このコア部9の上下両側には、それぞれサイドプ
レート10、11を設け、これら両サイドプレート1
0、11の両端部を、それぞれ上記ヘッダパイプ6a、
6bの上下両端部内側面に結合固定している。
【0004】この様に構成されるコンデンサ2は、上記
コア部9部分で、上記各扁平伝熱管7、7内を流れる冷
媒と各扁平伝熱管7、7外を流れる空気とを熱交換さ
せ、上記冷媒を凝縮液化させる。即ち、一方(図6の右
方)のヘッダパイプ6aの上部に設けた入口管12から
送り込まれたガス状冷媒は、このヘッダパイプ6aと他
方(図6の左方)のヘッダパイプ6bとの間を行き来し
つつ、上記コア部9を構成する扁平伝熱管7、7内を流
れ、その間に凝縮液化する。この結果生じた液状冷媒
は、上記一方のヘッダパイプ6aの下端部に溜り、冷媒
移送管13からリキッドタンク3に送り込まれる。
【0005】一方、リキッドタンク3は、上記一方のヘ
ッダパイプ6aの外側面に固定している。即ち、このリ
キッドタンク3を構成する円筒状のケース本体14を上
記ヘッダパイプ6aの側面に、ろう付け等により固定し
ている。このケース本体14の下端開口は底板15によ
り、上端開口は上板16により、それぞれ塞いでいる。
上記底板15には上記冷媒移送管13を貫通させ、この
冷媒移送管13を上記ケース本体14の中心部に挿入し
ている。従って、この冷媒移送管13の外周面と上記ケ
ース本体14の内周面との間には、円筒状の空間18が
形成される。又、上記冷媒移送管13の上端部で、上記
ケース本体14の上部に存在する部分には多数の小孔1
7、17を形成し、上記ヘッダパイプ6aからこの冷媒
移送管13内に送り込まれた液状冷媒を吐出自在として
いる。又、上記空間18の中間部には下側から順に、フ
ェルト等の多孔質材により造られた、塵芥等の異物を捕
集除去する為のフィルタ19と、シリカゲル、塩化カル
シウム等の乾燥剤20と、金網、パンチングメタル等の
多孔状の抑え板21とを、互いに直列に設けている。更
に、上記ケース本体14の下端部には出口管22を設け
て、上記空間18の下端部に溜った液状冷媒を取り出し
自在としている。
【0006】上述の様に構成されるコンデンサの使用時
(コンデンサを組み込んだ蒸気圧縮式冷凍機の運転時)
には、図6に矢印で示す様に流れる冷媒が、コンデンサ
2内で凝縮液化してからリキッドタンク3に送り込まれ
る。そして、このリキッドタンク3内で水分や異物を除
去された、清浄な冷媒が、上記出口管22から、エバポ
レータ5直前の膨張弁4(図5参照)に向けて送り出さ
れる。この様に構成され作用するコンデンサは、コンデ
ンサ2とリキッドタンク3とを一体的に取り扱える為、
エンジンルーム内部の限られた空間への設置が容易にな
り、しかもコンデンサ2とリキッドタンク3との耐振性
確保を独立して行なう必要がなくなるので、設置作業の
容易化を図れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来のコンデンサを組み込んだ蒸気圧
縮式冷凍機の場合、リキッドタンク3が別体か一体かに
関係なく、コンデンサ2により生じた液状冷媒を安定し
て、十分に冷却する(過冷却する)事が難しい。即ち、
従来構造の場合、蒸気圧縮式冷凍機を構成するコンプレ
ッサ1(図5参照)の運転状態が、このコンプレッサ1
を駆動するエンジン回転数の変動により変化する事に伴
い、上記液状冷媒に与えられる過冷却度が変化してしま
う。即ち、自動車が急加速等を行なわない通常走行時の
場合、上記エンジン回転数の変動により変化する過冷却
度は、膨張弁4に付属させた図示しない感温部の作用に
基づいて膨張弁4の開度を制御する事により、一定に保
っている。ところが、自動車が急加速を行なう等によ
り、コンプレッサ1の運転速度が急上昇した場合、この
膨張弁4の開度調節が上記コンプレッサ1の運転状態の
変化に追従できない為に、上記液状冷媒に与えられる過
冷却度が不安定になる。この様な場合、上記膨張弁4が
十分に開かない状態のまま、上記コンプレッサ1から上
記コンデンサ2へ送られる冷媒の流量が急激に増加する
為、このコンデンサ2内の圧力が急激に上昇する。これ
に伴い、上記コンプレッサ1の背圧が増加して、コンプ
レッサ1の仕事量が増加する。従って、このコンプレッ
サ1の吐出温度が上昇する為、冷媒流量が増加する事と
相まって、十分な過冷却度を得られなくなる。
【0008】又、蒸気圧縮式冷凍機内の冷媒充填量が過
少の場合には、リキッドタンク3内に溜る液状の冷媒が
不足し、この蒸気圧縮式冷凍機の冷却サイクルが不安定
になって、このサイクル内の圧力及び温度がハンチング
する。本発明のコンデンサは、上述の様な事情に鑑み
て、エンジン回転数の変化及び冷媒充填量の影響を少な
くして、このコンデンサを組み込んだ蒸気圧縮式冷凍機
により構成する自動車用熱交換器の性能向上を図るべく
発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のサブコンデンサ
一体コンデンサは、次の〜の要件を満たす。 コンデンサは、その一部にサブコンデンサを一体に
設けている。 上記コンデンサと上記サブコンデンサとの間にリキ
ッドタンクを、冷媒の流れ方向に関して直列に接続す
る。 上記コンデンサは、互いに間隔をあけて配置された
左右1対のヘッダパイプと、上下方向に互いに間隔をあ
けて配置され、それぞれが上記1対のヘッダパイプの下
端部を除く部分同士を連通する複数本の伝熱管と、上下
に隣り合う伝熱管同士の間に配置されたフィンとを備え
る。 上記サブコンデンサは、上記1対のヘッダパイプの
下端部同士を連通する複数本のサブ伝熱管と、上下に隣
り合うサブ伝熱管同士の間に配置されたサブフィンとを
備える。 上記サブ伝熱管の列数は、上記伝熱管と上記サブ伝
熱管とを合わせた全伝熱管の列数の8〜15%としてい
る。
【0010】
【作用】上述の様に構成される本発明のコンデンサは、
次の様に作用して、コンプレッサから吐出された冷媒を
凝縮し、過冷却してから、エバポレータに向けて送り出
す。先ず、コンプレッサからコンデンサに送り込まれた
ガス状冷媒は、このコンデンサを構成する伝熱管を通過
する間に凝縮液化して徐々に液状冷媒となり、次いで一
方のヘッダパイプ側に設けたリキッドタンクに送り込ま
れる。リキッドタンクに送り込まれた液状冷媒は、この
リキッドタンク内を通過する間に冷媒中に混入した異物
や水分を除去されてから、サブコンデンサに送り込まれ
る。サブコンデンサに送り込まれた液状冷媒は、このコ
ンデンサを構成するサブ伝熱管を通過する間に過冷却さ
れた後、エバポレータに向けて送り出される。
【0011】特に、本発明のコンデンサの場合は、その
一部にサブコンデンサを設ける事により、サブコンデン
サ一体型とした構造で、このサブコンデンサを構成する
サブ伝熱管の列数を、上記コンデンサを構成する伝熱管
と上記サブ伝熱管とを合わせた全伝熱管の列数の8〜1
5%に規制している。この為、このコンデンサを組み込
んだ蒸気圧縮式冷凍機により得られる過冷却度を確保
し、更に安定させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明の実施の形態の
第1例を示している。本例のコンデンサは、図1に略示
する様に、コンデンサ23とサブコンデンサ24とリキ
ッドタンク25とを、同図に矢印で示す冷媒の流れ方向
に関して、上流側から下流側に向け互いに直列に配置し
て成る。このうちのサブコンデンサ24を上記コンデン
サ23の下側に、リキッドタンク25を側方に、それぞ
れ設ける事により、サブコンデンサ及びリキッドタンク
一体型としている。
【0013】上記コンデンサ23及びサブコンデンサ2
4はそれぞれ、互いに間隔をあけて配置された左右1対
のヘッダパイプ26a、26bを含んで構成される。そ
して、上記1対のヘッダパイプ26a、26bの一部で
下端部を除く部分により上記コンデンサ23を構成し、
これら1対のヘッダパイプ26a、26bの下端部によ
り上記サブコンデンサ24を構成している。
【0014】上記コンデンサ23を構成すべく、上記左
右1対のヘッダパイプ26a、26bの一部で下端部を
除く部分の内側面同士の間には、複数本の伝熱管27、
27を、上下方向に亙り互いに等間隔に配置している。
この為に各伝熱管27、27の両端部は、上記ヘッダパ
イプ26a、26bの内側面に等間隔に設けられた図示
しない挿入孔を通じて、それぞれ上記各ヘッダパイプ2
6a、26bの内側に、気密・液密を保持した状態で挿
入している。又、これら各伝熱管27、27は、上下に
間隔をあけた状態で互いに平行に配置しており、上下に
隣り合う伝熱管27、27同士の間には、コルゲート型
のフィン28、28を設けている。
【0015】又、上記サブコンデンサ24は、上記1対
のヘッダパイプ26a、26bの下端部内側面同士の間
に、後述する複数本のサブ伝熱管29、29を設けて成
る。各サブ伝熱管29、29の両端部は、上記ヘッダパ
イプ26a、26bの下端部内側面に等間隔に設けられ
た図示しない挿入孔を通じて、それぞれ上記各ヘッダパ
イプ26a、26bの下端部内側に、気密・液密を保持
した状態で挿入している。そして、これらサブ伝熱管2
9、29は、上下に間隔をあけた状態で互いに平行に配
置しており、上下に隣り合うサブ伝熱管29、29同士
の間には、サブフィンに相当する、コルゲート型のフィ
ン28、28を設けている。又、最上段に配置されたサ
ブ伝熱管29の上面と、上記複数本の伝熱管27、27
のうちで最下段に配置された伝熱管27の下面との間に
も、同様のフィン28を設けている。
【0016】尚、図示は省略したが、上記コンデンサ2
3の上端部及び上記サブコンデンサ24の下端部には、
これらコンデンサ23及びサブコンデンサ24の補強を
図ると共に、本発明のコンデンサを車両に取り付ける為
に利用する、サイドプレートを設ける。又、上記ヘッダ
パイプ26a、26b同士の間に設けられた、各伝熱管
27、27同士の間隔と、各サブ伝熱管29、29同士
の間隔とは同じにしている。更に、これら各伝熱管2
7、27及び各サブ伝熱管29、29の断面形状、長さ
寸法も同じにしている。
【0017】又、図示の例の場合には、上記1対のヘッ
ダパイプ26a、26bの中間部内側にそれぞれ複数枚
の仕切り板30a、30bを設け、これら1対のヘッダ
パイプ26a、26bの内側を複数の室31a〜31f
に、気密・液密に仕切っている。そして、上記コンデン
サ23を流通する冷媒が、ヘッダパイプ26aとヘッダ
パイプ26bとの間で行き来しつつ流れ、リキッドタン
ク25を通過してから、更にサブコンデンサ24を通っ
て、ヘッダパイプ26aからヘッダパイプ26bに向け
て流れる様にしている。そして、上記1対のヘッダパイ
プ26a、26bのうち、他方(図1の左方)のヘッダ
パイプ26bの下端部外側壁で、コンデンサ23とサブ
コンデンサ24とを構成する部分に掛け渡す様に、出入
口一体コネクタ32を設けている。そして、コンプレッ
サ1(図5参照)から吐出された高温・高圧のガス状冷
媒を上記出入口一体コネクタ32に設けた入口孔35か
らコンデンサ23内に送り込み自在とすると共に、コン
デンサ23内で凝縮液化された液状冷媒を上記出入口一
体コネクタ32に設けた出口孔36から、エバポレータ
5(図5参照)へ向け送り出し自在としている。又、一
方(図1の右方)のヘッダパイプ26aには、その外側
面に沿って、上下両端を塞がれた筒状のリキッドタンク
25を結合固定している。そして、上記一方のヘッダパ
イプ26aとリキッドタンク25との結合部の上端部で
上記コンデンサ23を構成する室31dと対向する位置
に通孔33を、同じく下端部で上記サブコンデンサ24
を構成する室31eと対向する位置に通孔34を、それ
ぞれ設けている。又、上記リキッドタンク25の内部空
間の中間部には、シリカゲル、塩化カルシウム等の乾燥
剤20を、この乾燥剤20の上側に設けた金網、パンチ
ングメタル等の多孔状の抑え板21と、この乾燥剤20
の下側に設けたフェルト等の多孔質材により造られた、
塵芥等の異物を捕集除去する為のフィルタ19との間で
挟持する事により設けている。尚、本発明のコンデンサ
の場合、上記リキッドタンク25内でガス状冷媒と液状
冷媒とが分離されれば良く、必ずしもリキッドタンク2
5内に乾燥剤20等を設ける必要はない。但し、その場
合には、この乾燥剤20等は冷凍サイクルの別の位置に
設ける。
【0018】そして、本発明のコンデンサは、上記サブ
コンデンサ24に設けたサブ伝熱管29、29の列数
を、上記コンデンサ23を構成する伝熱管27、27と
上記サブ伝熱管29、29の列数とを合わせた全伝熱管
27、29の列数の8〜15%に規制している。例え
ば、上記全伝熱管27、29の列数が27列の場合に
は、上記サブ伝熱管29、29の列数は、3〜4列であ
る。
【0019】上述の様に構成される本例のコンデンサを
蒸気圧縮式冷凍機に組み込む場合には、上記他方のヘッ
ダパイプ26bの下端部外側壁に設けた出入口一体コネ
クタ32の入口孔35に、コンプレッサ1(図5)に通
じる冷媒配管の下流端を、同じく出口孔36にエバポレ
ータ5(図5)に通じる冷媒配管の上流端を、それぞれ
接続する。この状態で上記コンプレッサ1を運転する
と、本発明のコンデンサは、このコンプレッサ1から吐
出された冷媒を凝縮液化し、過冷却してから、エバポレ
ータ5に送り出す。
【0020】上記入口孔35から上記コンデンサ23の
室31aに送り込まれたガス状冷媒は、このコンデンサ
23を構成する複数本の伝熱管27、27を、1対のヘ
ッダパイプ26a、26b同士の間を行き来しつつ流れ
る。そして上記ガス状冷媒はこの間に、これら各伝熱管
27、27及びフィン28、28の間を通過する空気と
の間で熱交換を行ないながら凝縮液化して、順次液状冷
媒となる。そして、上記コンデンサ23の室31dに送
り込まれた液状冷媒は、この室31dと上記リキッドタ
ンク25との間に設けられた通孔33を通じて、このリ
キッドタンク25の内側上部に送り込まれる。この様に
してリキッドタンク25内に送り込まれた液状冷媒は、
このリキッドタンク25内を流下する間に、混入した異
物や水分を除去される。そして、上記リキッドタンク2
5の底部と前記サブコンデンサ24の室31eとの間に
設けられた通孔34を通じて、上記サブコンデンサ24
に送り込まれる。この液状冷媒は、このサブコンデンサ
24を構成するサブ伝熱管29、29を通過する間に、
これら各サブ伝熱管29、29及びフィン28、28の
間を通過する空気との間で熱交換を行なって過冷却され
る。そして、この様にして過冷却された液状冷媒は、上
記サブコンデンサ24の室31fから上記出口孔36を
通じて、エバポレータ5に向けて送り出される。
【0021】特に、本発明のコンデンサの場合には、サ
ブコンデンサ24を構成するサブ伝熱管29、29の列
数を適切に規制している為、蒸気圧縮式冷凍機の性能を
最大限引き出せる。図2は、上記サブ伝熱管29、29
の列数を種々変えたコンデンサを蒸気圧縮式冷凍機に組
み込んで、上記コンプレッサ1の吐出温度を測定した、
第一の実験の結果を示している。この第一の実験、並び
に後述する第二の実験での全体列数とは、上記伝熱管2
7、27の列数と、上記サブ伝熱管29、29の列数と
を合計したものである。尚、第一、第二の実験は、この
全体列数を27列として行なった。尚、第一の実験の結
果を表している図2に示した点Aは、サブ伝熱管29、
29の列数が0、即ち、図6に示した様な、サブコンデ
ンサ無しの従来構造に対応したものである。この様な条
件で行ない、図2にその結果を示した第一の実験から分
かる様に、サブ伝熱管29、29の列数の上記全体列数
に対する比率を、8〜15%(全体列数が27列の場合
にサブ伝熱管の列数が3〜4列)の範囲に規制すれば、
上記コンプレッサ1の吐出温度を、サブコンデンサ無し
の構造よりも低くできる。即ち、上記コンプレッサ1の
吐出温度は自動車の急加速等の場合に上昇するが、上記
サブ伝熱管29、29の列数の上記全体列数に対する比
率を8〜15%の範囲に規制する事により、上記コンプ
レッサ1の吐出温度を極力低くできる。そして、その
分、コンデンサ23及びサブコンデンサ24の負担を軽
減して、膨張弁4を介してエバポレータ5(図5)に送
る冷媒の過冷却度を確保できる。この様に、本発明のコ
ンデンサは、上記コンプレッサ1の吐出温度を低くでき
る事により、このコンデンサを組み込んだ蒸気圧縮式冷
凍機の過冷却度を確保して、蒸気圧縮式冷凍機を組み込
んだ自動車用空調機の性能向上を図れる。
【0022】次に、本発明のコンデンサの、サブコンデ
ンサ24を構成するサブ伝熱管29、29の列数を種々
変えてそれぞれを蒸気圧縮式冷凍機に組み込み、上記サ
ブコンデンサ24で5℃の過冷却度を確保する為に必要
な冷媒充填量を測定した、第二の実験の結果を、図3に
示している。自動車室内の空気を冷却する上記エバポレ
ータ5の性能は、上記過冷却度を5〜10℃の範囲に規
制する事により高い値を示す事が知られている。即ち、
過冷却度が5℃未満の場合には、エバポレータ5内での
冷媒の過熱度が過大になる為、エバポレータ5の温度を
十分に低くできない。反対に、過冷却度が10℃を越え
ると、必要な過熱度を確保する為、エバポレータ5内に
送り込む冷媒量を少なくせざるを得ず、やはりエバポレ
ータ5の温度を十分に低くできない。この様に、エバポ
レータ5の性能に影響を及ぼす過冷却度は、蒸気圧縮式
冷凍機内の冷媒充填量に従って大きくなる。逆に、この
5℃の過冷却度を確保する為に必要な冷媒充填量を少な
くできれば、上記冷媒充填量が少ない場合でも、蒸気圧
縮式冷凍機の圧力、温度がハンチングする事なく、蒸気
圧縮式冷凍機の性能の安定化を図れる。
【0023】上記第二の実験の結果を表している図3の
点Bは、上記サブ伝熱管29、29の列数が0、即ち、
前述した図6で示したサブコンデンサ無しの従来構造に
対応したものである。この図3に示した第二の実験の結
果から分かる様に、上記サブ伝熱管29、29の上記全
体列数に対する比率を5%以上とすれば、上述した5℃
の過冷却度を確保する為に必要な冷媒充填量が、サブコ
ンデンサ無しの構造よりも少なくできる。従って、上記
サブ伝熱管29、29の上記全体列数に対する比率を5
%以上とすれば、冷媒充填量が少ない場合でも、この蒸
気圧縮式冷凍機の冷却サイクルの安定化を図れる。
【0024】上述した第一、第二の実験の結果から明ら
かな通り、本発明のコンデンサは、サブ伝熱管の列数
の、伝熱管とサブ伝熱管とを合わせた全伝熱管の列数に
対する比率を、8〜15%に規制した事により、エンジ
ン回転数の変化及び冷媒充填量の影響を受けにくくし
て、必要とする過冷却度を確保し易くできる。
【0025】次に、図4は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。前述の図1に示した第1例の場合は、
リキッドタンク25をヘッダパイプ26a、26b(図
1参照)のうちの一方のヘッダパイプ26aの側方に接
続している、所謂リキッドタンク付コンデンサであった
が、本発明のコンデンサの場合には、必ずしもリキッド
タンクはコンデンサ及びサブコンデンサと一体でなくと
もよい。そこで、図4に示した第2例のコンデンサの場
合、リキッドタンク25aは、コンデンサ23a及びサ
ブコンデンサ24aと別体に設けている。
【0026】そして、前述した第1例の場合と同じく、
上記サブコンデンサ24aを、上記コンデンサ23aの
下側に設ける事により、サブコンデンサ一体型としてい
る。上記コンデンサ23a及びサブコンデンサ24aを
構成する1対のヘッダパイプ38a、38bの中間部内
側には、それぞれ複数枚の仕切り板30a、30aを設
けている。そして、これら1対のヘッダパイプ38a、
38bの内側を複数の室31a〜31fに、気密・液密
に仕切っている。又、上記1対のヘッダパイプ38a、
38bのうち、他方(図4の左方)のヘッダパイプ38
bの上下端部外側壁で、コンデンサ23aを構成する上
側の室31aに対応する部分に入口ブロック39を、サ
ブコンデンサ24aを構成する室31fに対応する部分
に出口ブロック40を、それぞれ設けている。そして、
コンプレッサ1(図5)から吐出された高温・高圧のガ
ス状冷媒を上記入口ブロック39に設けた図示しない入
口孔からコンデンサ23a内に送り込み自在としてい
る。又、コンデンサ23a内で凝縮液化された液状冷媒
を上記出口ブロック40に設けた図示しない出口孔か
ら、エバポレータ5(図5)に向け送り出し自在として
いる。又、上記1対のヘッダパイプ38a、38bのう
ち、一方(図4の右方)のヘッダパイプ38aの下部外
側壁で、コンデンサ23aを構成する下側の室31dに
対応する部分に接続ブロック41aを、サブコンデンサ
を構成する室31eに対応する部分に接続ブロック41
bを、それぞれ設けている。
【0027】そして、これら接続ブロック41a、41
bに、第一の冷媒配管42の上流端、第二の冷媒配管4
3の下流端を、それぞれ接続している。そして、上記第
一の冷媒配管42の下流端は、コンデンサ23a及びサ
ブコンデンサ24aと別体で設けたリキッドタンク25
aの上部内側に気密・液密に貫通して挿入し、上記コン
デンサ23a内で凝縮液化された液状冷媒を、このリキ
ッドタンク25aに送り込み自在としている。又、上記
第二の冷媒配管43の上流端は、上記リキッドタンク2
5aの下部内側に気密・液密に貫通して挿入し、このリ
キッドタンク25aの下部に溜った液状冷媒を送り出し
自在としている。
【0028】そして、本例のサブコンデンサの場合も前
述した第1例と同様に、上記サブコンデンサ24aに設
けた図示しないサブ伝熱管の列数を、上記コンデンサ2
3aを構成する図示しない伝熱管と上記サブ伝熱管の列
数とを合わせた全伝熱管の列数の8〜15%に規制して
いる。
【0029】このように構成される本例のコンデンサ
が、前記コンプレッサ1から吐出された冷媒を凝縮液化
し、過冷却して前記エバポレータ5に送り出す作用、及
び上記サブ伝熱管の列数を適切に規制した事により、蒸
気圧縮式冷凍機の性能を最大限に引き出せる事は、前述
した第1例の場合と同様である。
【0030】尚、上述した本発明のコンデンサの各例に
於いて、コンデンサ27、27及びサブコンデンサ2
9、29の間隔及び形状・寸法を同じにしている為、製
造コストの低廉化及び組立性の向上も図れる。
【0031】
【発明の効果】本発明のコンデンサは、以上に述べた通
り構成され作用するので、このコンデンサを組み込んだ
蒸気圧縮式冷凍機により構成した自動車用熱交換器の性
能向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す略斜視図。
【図2】サブ伝熱管の列数の全伝熱管の列数に対する比
率と、コンプレッサの吐出温度との関係を示す線図。
【図3】サブ伝熱管の列数の全伝熱管の列数に対する比
率と、5℃の過冷却度を確保する為に必要な冷媒充填量
との関係を示す線図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す略図
【図5】コンデンサ及びリキッドタンクが組み込まれる
蒸気圧縮式冷凍機の回路図。
【図6】従来のコンデンサの1例を示す部分縦断正面
図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 リキッドタンク 4 膨張弁 5 エバポレータ 6a、6b ヘッダパイプ 7 扁平伝熱管 8 フィン 9 コア部 10、11 サイドプレート 12 入口管 13 冷媒移送管 14 ケース本体 15 底坂 16 上板 17 小孔 18 空間 19 フィルタ 20 乾燥剤 21 抑え板 22 出口管 23、23a コンデンサ 24、24a サブコンデンサ 25、25a リキッドタンク 26a、26b ヘッダパイプ 27 伝熱管 28 フィン 29 サブ伝熱管 30a、30b 仕切り板 31a〜31f 室 32 出入口一体コネクタ 33、34 通孔 35 入口孔 36 出口孔 38a、38b ヘッダパイプ 39 入口ブロック 40 出口ブロック 41a、41b 接続ブロック 42 第一の冷媒配管 43 第二の冷媒配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の〜の要件を満たすコンデンサ。 コンデンサは、その一部にサブコンデンサを一体に
    設けている。 上記コンデンサと上記サブコンデンサとの間にリキ
    ッドタンクを、冷媒の流れ方向に関して直列に接続す
    る。 上記コンデンサは、互いに間隔をあけて配置された
    左右1対のヘッダパイプと、上下方向に互いに間隔をあ
    けて配置され、それぞれが上記1対のヘッダパイプの下
    端部を除く部分同士を連通する複数本の伝熱管と、上下
    に隣り合う伝熱管同士の間に配置されたフィンとを備え
    る。 上記サブコンデンサは、上記1対のヘッダパイプの
    下端部同士を連通する複数本のサブ伝熱管と、上下に隣
    り合うサブ伝熱管同士の間に配置されたサブフィンとを
    備える。 上記サブ伝熱管の列数は、上記伝熱管と上記サブ伝
    熱管とを合わせた全伝熱管の列数の8〜15%としてい
    る。
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