JPH10206081A - オープンラック型蒸発装置の熱交換パネル - Google Patents
オープンラック型蒸発装置の熱交換パネルInfo
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- JPH10206081A JPH10206081A JP1280597A JP1280597A JPH10206081A JP H10206081 A JPH10206081 A JP H10206081A JP 1280597 A JP1280597 A JP 1280597A JP 1280597 A JP1280597 A JP 1280597A JP H10206081 A JPH10206081 A JP H10206081A
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 title 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/026—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
- F28F9/027—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes
- F28F9/0273—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes with multiple holes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2225/00—Reinforcing means
- F28F2225/08—Reinforcing means for header boxes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、下部ヘッダータンクのボーイ
ング現象に基づく応力の発生を確実に防止することがで
きるようにする。 【解決手段】 上部ヘッダータンクと下部ヘッダータン
ク2とそれらを互いに連結するチューブ群3とから熱交
換パネルが構成され、下部ヘッダータンク2中にはほぼ
全長にわたって延びる分散管4が挿入され、下部ヘッダ
ータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに対向する分散
管4の外周面との間に微小間隙21が形成され、下部ヘ
ッダータンク2の上部には分散管4の上面板との間に空
間20が形成されるとともに、分散管4の上面板にはほ
ぼ全長にわたって貫通穴44が形成され、上記分散管4
は下部ヘッダータンク2の入口側に流入口が開口し、液
化ガスはこの流入口から貫通穴44を通って上記空間2
0に流されるように構成されている。
ング現象に基づく応力の発生を確実に防止することがで
きるようにする。 【解決手段】 上部ヘッダータンクと下部ヘッダータン
ク2とそれらを互いに連結するチューブ群3とから熱交
換パネルが構成され、下部ヘッダータンク2中にはほぼ
全長にわたって延びる分散管4が挿入され、下部ヘッダ
ータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに対向する分散
管4の外周面との間に微小間隙21が形成され、下部ヘ
ッダータンク2の上部には分散管4の上面板との間に空
間20が形成されるとともに、分散管4の上面板にはほ
ぼ全長にわたって貫通穴44が形成され、上記分散管4
は下部ヘッダータンク2の入口側に流入口が開口し、液
化ガスはこの流入口から貫通穴44を通って上記空間2
0に流されるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液化ガスを気化
するためのオープンラック型蒸発装置の熱交換パネルに
関するものである。
するためのオープンラック型蒸発装置の熱交換パネルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液化ガスを気化するためのオープ
ンラック型蒸発装置の熱交換パネルは、上部ヘッダータ
ンクと下部ヘッダータンクとそれらを互いに連結する多
数のフィンチューブが並列配置されてなるフィンチュー
ブ群とからなり、この熱交換パネルは互いに平行に所定
の間隔をもって複数個並置され、各熱交換パネルの下部
ヘッダータンクの一端部にはマニホールドが接続され、
このマニホールドに対して液化ガス供給配管が連結管を
介して接続されてオープンラック型蒸発装置が構成され
ている。すなわち、図5に示すように、上部ヘッダータ
ンク1と下部ヘッダータンク2とそれらを互いに連結す
る多数のフィンチューブ30が並列配置されてなるフィ
ンチューブ群3とから熱交換パネル33が構成され、こ
の熱交換パネル33は図面に直角方向に互いに平行に複
数個並置され、各熱交換パネル33の下部ヘッダータン
ク2の一端部には図示しないマニホールドが接続され、
このマニホールドに対して液化ガス供給配管が連結管を
介して接続されている。そしてこの熱交換パネル33の
上部両面に海水などの熱媒体を散水器によって散水し、
熱交換パネル33の外表面に沿って流下させることによ
り内部を流れる液化ガスとの間で熱交換を行なわせるよ
うにしている。
ンラック型蒸発装置の熱交換パネルは、上部ヘッダータ
ンクと下部ヘッダータンクとそれらを互いに連結する多
数のフィンチューブが並列配置されてなるフィンチュー
ブ群とからなり、この熱交換パネルは互いに平行に所定
の間隔をもって複数個並置され、各熱交換パネルの下部
ヘッダータンクの一端部にはマニホールドが接続され、
このマニホールドに対して液化ガス供給配管が連結管を
介して接続されてオープンラック型蒸発装置が構成され
ている。すなわち、図5に示すように、上部ヘッダータ
ンク1と下部ヘッダータンク2とそれらを互いに連結す
る多数のフィンチューブ30が並列配置されてなるフィ
ンチューブ群3とから熱交換パネル33が構成され、こ
の熱交換パネル33は図面に直角方向に互いに平行に複
数個並置され、各熱交換パネル33の下部ヘッダータン
ク2の一端部には図示しないマニホールドが接続され、
このマニホールドに対して液化ガス供給配管が連結管を
介して接続されている。そしてこの熱交換パネル33の
上部両面に海水などの熱媒体を散水器によって散水し、
熱交換パネル33の外表面に沿って流下させることによ
り内部を流れる液化ガスとの間で熱交換を行なわせるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
フィンチューブ群3の外表面を流下した熱媒体が下部ヘ
ッダータンク2の上半分の外周面に沿って流れたのち落
下することになり、このため下部ヘッダータンク2の下
半分の外周面に沿って流れる量はわずかになること、お
よび流下した熱媒体は徐々に熱が奪われて下方ほど熱交
換が行なわれにくくなること、さらには下部ヘッダータ
ンク2の内部に供給される液化ガスは運転開始時に下側
内周面に低温の液体、上側内周面にそれより高温のガス
が接触することになるなどの理由から下部ヘッダータン
ク2は下側と上側との間に温度差が生じることになる。
そしてこの温度差によって下部ヘッダータンク2は破線
で示すように上向きに凸の弓なりに曲がる現象、いわゆ
るボーイング現象が生じ、これによってフィンチューブ
群3の下端部に大きな応力が発生し、装置の寿命が低下
するという問題がある。
フィンチューブ群3の外表面を流下した熱媒体が下部ヘ
ッダータンク2の上半分の外周面に沿って流れたのち落
下することになり、このため下部ヘッダータンク2の下
半分の外周面に沿って流れる量はわずかになること、お
よび流下した熱媒体は徐々に熱が奪われて下方ほど熱交
換が行なわれにくくなること、さらには下部ヘッダータ
ンク2の内部に供給される液化ガスは運転開始時に下側
内周面に低温の液体、上側内周面にそれより高温のガス
が接触することになるなどの理由から下部ヘッダータン
ク2は下側と上側との間に温度差が生じることになる。
そしてこの温度差によって下部ヘッダータンク2は破線
で示すように上向きに凸の弓なりに曲がる現象、いわゆ
るボーイング現象が生じ、これによってフィンチューブ
群3の下端部に大きな応力が発生し、装置の寿命が低下
するという問題がある。
【0004】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、簡単な構成で、下部ヘ
ッダータンクのボーイング現象に基づく応力の発生を確
実に防止することができるオープンラック型蒸発装置の
熱交換パネルを提供するものである。
するためになされたものであり、簡単な構成で、下部ヘ
ッダータンクのボーイング現象に基づく応力の発生を確
実に防止することができるオープンラック型蒸発装置の
熱交換パネルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上部
ヘッダータンクと下部ヘッダータンクとそれらを互いに
連結する多数のフィンチューブが並列配置されてなるチ
ューブ群とから熱交換パネルが構成され、上記下部ヘッ
ダータンク中には分散管が挿入され、この分散管は下部
ヘッダータンクのほぼ全長にわたって延び、かつ下部ヘ
ッダータンクのほぼ下半分の内周面とそれに対向する分
散管の外周面との間に微小間隙が形成され、下部ヘッダ
ータンクの上部には分散管の上面板との間に空間が形成
されるとともに、分散管の上面板にはほぼ全長にわたっ
て開口部が形成され、上記分散管は下部ヘッダータンク
の入口側に流入口が開口し、液化ガスはこの流入口から
上記上面板の開口部を通って上記空間に流されるように
構成されているものである。
ヘッダータンクと下部ヘッダータンクとそれらを互いに
連結する多数のフィンチューブが並列配置されてなるチ
ューブ群とから熱交換パネルが構成され、上記下部ヘッ
ダータンク中には分散管が挿入され、この分散管は下部
ヘッダータンクのほぼ全長にわたって延び、かつ下部ヘ
ッダータンクのほぼ下半分の内周面とそれに対向する分
散管の外周面との間に微小間隙が形成され、下部ヘッダ
ータンクの上部には分散管の上面板との間に空間が形成
されるとともに、分散管の上面板にはほぼ全長にわたっ
て開口部が形成され、上記分散管は下部ヘッダータンク
の入口側に流入口が開口し、液化ガスはこの流入口から
上記上面板の開口部を通って上記空間に流されるように
構成されているものである。
【0006】この構成では、運転開始時に下部ヘッダー
タンクの下側に溜る液体を分散管に受け持たせ、分散管
のみが下部ヘッダータンク内で曲がるようにして、フィ
ンチューブが連結されている下部ヘッダータンクには曲
がりが生じないようにしているために、運転開始時にフ
ィンチューブの下部に応力が作用するのを確実に防止す
ることができる。
タンクの下側に溜る液体を分散管に受け持たせ、分散管
のみが下部ヘッダータンク内で曲がるようにして、フィ
ンチューブが連結されている下部ヘッダータンクには曲
がりが生じないようにしているために、運転開始時にフ
ィンチューブの下部に応力が作用するのを確実に防止す
ることができる。
【0007】請求項2の発明は、上記構成において上記
分散管の上面の開口部は、ほぼ全長にわたって均一に形
成された多数の微小な貫通穴からなるものである。この
構成では、上記作用効果に加え、分散管からの液化ガス
をその上方の空間に全長にわたって均一に供給し、フィ
ンチューブに均一に液化ガスを供給することができる。
分散管の上面の開口部は、ほぼ全長にわたって均一に形
成された多数の微小な貫通穴からなるものである。この
構成では、上記作用効果に加え、分散管からの液化ガス
をその上方の空間に全長にわたって均一に供給し、フィ
ンチューブに均一に液化ガスを供給することができる。
【0008】請求項3の発明は、上記構成において上記
下部ヘッダータンクのほぼ下半分の内周面と対向する分
散管の外周面は、下部ヘッダータンクの内周面の半周よ
り大きく形成されているものである。この構成では、上
記作用効果に加え、下部ヘッダータンク内に挿入された
状態では上下方向には動かないように拘束されており、
したがって分散管を拘束するための特別の手段は必要な
いという利点がある。
下部ヘッダータンクのほぼ下半分の内周面と対向する分
散管の外周面は、下部ヘッダータンクの内周面の半周よ
り大きく形成されているものである。この構成では、上
記作用効果に加え、下部ヘッダータンク内に挿入された
状態では上下方向には動かないように拘束されており、
したがって分散管を拘束するための特別の手段は必要な
いという利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2において、下部ヘ
ッダータンク2と図示しない上部ヘッダータンクとそれ
らを互いに連結する多数のフィンチューブ30が並列配
置されてなるフィンチューブ群3とから熱交換パネルが
構成され、この熱交換パネルは互いに平行に所定の間隔
をもって複数個並置され、各熱交換パネルの下部ヘッダ
ータンク2の一端部には各下部ヘッダータンク2に対し
て直交方向に延びる管からなるマニホールド7が接続さ
れいる。上記下部ヘッダータンク2中には分散管4が挿
入され、この分散管4は下部ヘッダータンク2のほぼ全
長にわたって延び、かつ横断面形状において外周板42
と上面板41とによって半円筒状に形成されている。上
記下部ヘッダータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに
対向する分散管4の外周面(外周板42)との間にはス
ペーサ5が挿入され、これによって両者間に微小間隙2
1が形成され、この微小間隙21は1mm程度の小さな
隙間に設定されている。また上記下部ヘッダータンク2
の上部には分散管4の上面板41との間に横断面形状半
円状の空間20が形成され、この空間20のマニホール
ド7側の端部には仕切り板48が形成されている。この
仕切り板48は下部ヘッダータンク2の内周面の全周に
接するように設けられ、したがって上記微小間隙21の
端部もマニホールド7との間を仕切るように形成されて
いる。またこの分散管4の上面板41には、ほぼ全長に
わたって多数の微小な貫通穴(開口部)44が均一に形
成され、これによって分散管4からの液化ガスをその上
方の空間20に全長にわたって均一に供給し、フィンチ
ューブ30に均一に液化ガスを供給するようにしてい
る。また上記分散管4は下部ヘッダータンク2の入口側
に流入口47が開口し、液化ガスはこの流入口47から
上記上面板41の開口部44を通って上記空間20に流
されるように構成されている。
ッダータンク2と図示しない上部ヘッダータンクとそれ
らを互いに連結する多数のフィンチューブ30が並列配
置されてなるフィンチューブ群3とから熱交換パネルが
構成され、この熱交換パネルは互いに平行に所定の間隔
をもって複数個並置され、各熱交換パネルの下部ヘッダ
ータンク2の一端部には各下部ヘッダータンク2に対し
て直交方向に延びる管からなるマニホールド7が接続さ
れいる。上記下部ヘッダータンク2中には分散管4が挿
入され、この分散管4は下部ヘッダータンク2のほぼ全
長にわたって延び、かつ横断面形状において外周板42
と上面板41とによって半円筒状に形成されている。上
記下部ヘッダータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに
対向する分散管4の外周面(外周板42)との間にはス
ペーサ5が挿入され、これによって両者間に微小間隙2
1が形成され、この微小間隙21は1mm程度の小さな
隙間に設定されている。また上記下部ヘッダータンク2
の上部には分散管4の上面板41との間に横断面形状半
円状の空間20が形成され、この空間20のマニホール
ド7側の端部には仕切り板48が形成されている。この
仕切り板48は下部ヘッダータンク2の内周面の全周に
接するように設けられ、したがって上記微小間隙21の
端部もマニホールド7との間を仕切るように形成されて
いる。またこの分散管4の上面板41には、ほぼ全長に
わたって多数の微小な貫通穴(開口部)44が均一に形
成され、これによって分散管4からの液化ガスをその上
方の空間20に全長にわたって均一に供給し、フィンチ
ューブ30に均一に液化ガスを供給するようにしてい
る。また上記分散管4は下部ヘッダータンク2の入口側
に流入口47が開口し、液化ガスはこの流入口47から
上記上面板41の開口部44を通って上記空間20に流
されるように構成されている。
【0010】上記分散管4は、図2に示すように下部ヘ
ッダータンク2の内周面の半周より大きく形成されてい
るために、下部ヘッダータンク2内に挿入された状態で
は上下方向には動かないように拘束されており、したが
って分散管4を拘束するための特別の手段は必要ないと
いう利点がある。
ッダータンク2の内周面の半周より大きく形成されてい
るために、下部ヘッダータンク2内に挿入された状態で
は上下方向には動かないように拘束されており、したが
って分散管4を拘束するための特別の手段は必要ないと
いう利点がある。
【0011】図3は分散管の別の例を示し、この分散管
6は基本的構成は上記同様であり、すなわち下部ヘッダ
ータンク2のほぼ全長にわたって延び、かつ下部ヘッダ
ータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに対向する分散
管6の外周面(外周板62)との間にはスペーサ5が挿
入されて両者間に微小間隙21が形成されている。また
分散管6の上面板61の中央部には長さ方向に延びる逆
U字形の凸部65が形成され、この凸部65と上記下部
ヘッダータンク2の内周面との間には一対の支持棒69
が取付けられ、これによって分散管6の上下方向の動き
を阻止している。すなわち、上記分散管6は、下部ヘッ
ダータンク2の内周面の半周より小さく形成されている
ために、下部ヘッダータンク2内に挿入された状態では
上下方向に移動可能な状態であり、このため上記支持棒
69によって上下方向に動かないように拘束している。
また下部ヘッダータンク2の上部には分散管6の上面板
61との間に横断面形状が半円状の空間22が形成さ
れ、この空間22のマニホールド7側の端部には上記同
様の仕切りが形成されている。またこの分散管6の上面
板61には、ほぼ全長にわたって多数の微小な貫通穴
(開口部)64が形成されている。
6は基本的構成は上記同様であり、すなわち下部ヘッダ
ータンク2のほぼ全長にわたって延び、かつ下部ヘッダ
ータンク2のほぼ下半分の内周面とそれに対向する分散
管6の外周面(外周板62)との間にはスペーサ5が挿
入されて両者間に微小間隙21が形成されている。また
分散管6の上面板61の中央部には長さ方向に延びる逆
U字形の凸部65が形成され、この凸部65と上記下部
ヘッダータンク2の内周面との間には一対の支持棒69
が取付けられ、これによって分散管6の上下方向の動き
を阻止している。すなわち、上記分散管6は、下部ヘッ
ダータンク2の内周面の半周より小さく形成されている
ために、下部ヘッダータンク2内に挿入された状態では
上下方向に移動可能な状態であり、このため上記支持棒
69によって上下方向に動かないように拘束している。
また下部ヘッダータンク2の上部には分散管6の上面板
61との間に横断面形状が半円状の空間22が形成さ
れ、この空間22のマニホールド7側の端部には上記同
様の仕切りが形成されている。またこの分散管6の上面
板61には、ほぼ全長にわたって多数の微小な貫通穴
(開口部)64が形成されている。
【0012】上記装置の運転は、図示しない供給源から
液化ガスを液体状態でマニホールドに送り込むことによ
り行なう。これによってマニホールドからの液化ガスは
下部ヘッダータンク2を通ってフィンチューブ群3にガ
スとして送り出され、一方熱交換パネル33の上部両外
面に海水などの熱媒体を散水器によって散水し、熱交換
パネル33の外表面に沿って流下させることにより内部
を流れる液化ガスとの間で熱交換を行なわせる。
液化ガスを液体状態でマニホールドに送り込むことによ
り行なう。これによってマニホールドからの液化ガスは
下部ヘッダータンク2を通ってフィンチューブ群3にガ
スとして送り出され、一方熱交換パネル33の上部両外
面に海水などの熱媒体を散水器によって散水し、熱交換
パネル33の外表面に沿って流下させることにより内部
を流れる液化ガスとの間で熱交換を行なわせる。
【0013】この運転の開始時には、マニホールド7に
送り込まれた液化ガスは、図4(a)に示すように下側
が低温の液体70、上側がそれより高温のガス71とな
り、この液体70は下部ヘッダータンク2中の分散管4
中に送り込まれて分散管4中でも下側が液体70、上側
がガス71となる。またガス71は分散管4の上面の貫
通穴44から上側の空間20中に送られ、微小間隙21
中もガス71によって満たされることになる。この微小
間隙21は下部ヘッダータンク2の管壁を通して外部か
ら熱が与えられるために、分散管4の内側より高い温度
になる。このように分散管4は下側が低温で、下側と上
側との間に温度差が生じることになるために、分散管4
は幅方向中央部が盛り上がるように弓なりに曲がること
になる。
送り込まれた液化ガスは、図4(a)に示すように下側
が低温の液体70、上側がそれより高温のガス71とな
り、この液体70は下部ヘッダータンク2中の分散管4
中に送り込まれて分散管4中でも下側が液体70、上側
がガス71となる。またガス71は分散管4の上面の貫
通穴44から上側の空間20中に送られ、微小間隙21
中もガス71によって満たされることになる。この微小
間隙21は下部ヘッダータンク2の管壁を通して外部か
ら熱が与えられるために、分散管4の内側より高い温度
になる。このように分散管4は下側が低温で、下側と上
側との間に温度差が生じることになるために、分散管4
は幅方向中央部が盛り上がるように弓なりに曲がること
になる。
【0014】これに対し、下部ヘッダータンク2はその
全内周面にガスが接することになるために、温度差に基
づく曲がりが生じることはなく、下部ヘッダータンク2
内の分散管4が曲がるだけであるから、フィンチューブ
30の下部に応力が作用することはない。このように運
転開始時に下部ヘッダータンク2の下側に溜る液体を分
散管4に受け持たせ、分散管4のみが下部ヘッダータン
ク2内で曲がるようにして、フィンチューブが連結され
ている下部ヘッダータンク2には曲がりが生じないよう
にしているために、運転開始時にフィンチューブの下部
に応力が作用するのを確実に防止することができる。
全内周面にガスが接することになるために、温度差に基
づく曲がりが生じることはなく、下部ヘッダータンク2
内の分散管4が曲がるだけであるから、フィンチューブ
30の下部に応力が作用することはない。このように運
転開始時に下部ヘッダータンク2の下側に溜る液体を分
散管4に受け持たせ、分散管4のみが下部ヘッダータン
ク2内で曲がるようにして、フィンチューブが連結され
ている下部ヘッダータンク2には曲がりが生じないよう
にしているために、運転開始時にフィンチューブの下部
に応力が作用するのを確実に防止することができる。
【0015】液化ガスの供給が続くと、図4(b)に示
すように、マニホールド7中の液体70の量も増加し、
分散管4中はすべて液体70で満たされるようになる。
この状態では、分散管4は全体が低温になって下側と上
側との温度差がなくなるために分散管4も曲がらなくな
る。この際、分散管4の上面の貫通穴44からあふれた
液体70が微小間隙21中に入り込むおそれがあるが、
この部分に入り込んだ液体70は下部ヘッダータンク2
の管壁を通して外部から熱が与えられるために、速やか
に気化することになり、このため下部ヘッダータンク2
も上側と下側との温度差による曲がりが生じることはな
い。
すように、マニホールド7中の液体70の量も増加し、
分散管4中はすべて液体70で満たされるようになる。
この状態では、分散管4は全体が低温になって下側と上
側との温度差がなくなるために分散管4も曲がらなくな
る。この際、分散管4の上面の貫通穴44からあふれた
液体70が微小間隙21中に入り込むおそれがあるが、
この部分に入り込んだ液体70は下部ヘッダータンク2
の管壁を通して外部から熱が与えられるために、速やか
に気化することになり、このため下部ヘッダータンク2
も上側と下側との温度差による曲がりが生じることはな
い。
【0016】さらに運転が進んで通常運転状態になる
と、図4(c)に示すように、マニホールド7内は液体
70によって満たされ、下部ヘッダータンク2中も全体
が液体70で満たされ、上下の温度差による曲がりの問
題は生じない。なお、図4(a)〜(c)は図1,2の
装置について示しているが、図3の装置についても作用
効果は上記のものと同様である。
と、図4(c)に示すように、マニホールド7内は液体
70によって満たされ、下部ヘッダータンク2中も全体
が液体70で満たされ、上下の温度差による曲がりの問
題は生じない。なお、図4(a)〜(c)は図1,2の
装置について示しているが、図3の装置についても作用
効果は上記のものと同様である。
【0017】
【発明の効果】請求項1の構成では、運転開始時に下部
ヘッダータンクの下側に溜る液体を分散管に受け持た
せ、分散管のみが下部ヘッダータンク内で曲がるように
して、フィンチューブが連結されている下部ヘッダータ
ンクには曲がりが生じないようにしているために、運転
開始時にフィンチューブの下部に応力が作用するのを確
実に防止することができる。
ヘッダータンクの下側に溜る液体を分散管に受け持た
せ、分散管のみが下部ヘッダータンク内で曲がるように
して、フィンチューブが連結されている下部ヘッダータ
ンクには曲がりが生じないようにしているために、運転
開始時にフィンチューブの下部に応力が作用するのを確
実に防止することができる。
【0018】請求項2の構成では、上記作用効果に加
え、分散管からの液化ガスをその上方の空間に全長にわ
たって均一に供給し、フィンチューブに均一に液化ガス
を供給することができる。
え、分散管からの液化ガスをその上方の空間に全長にわ
たって均一に供給し、フィンチューブに均一に液化ガス
を供給することができる。
【0019】請求項3の構成では、上記作用効果に加
え、下部ヘッダータンク内に挿入された状態では上下方
向には動かないように拘束されており、したがって分散
管を拘束するための特別の手段は必要ないという利点が
ある。
え、下部ヘッダータンク内に挿入された状態では上下方
向には動かないように拘束されており、したがって分散
管を拘束するための特別の手段は必要ないという利点が
ある。
【図1】この発明の実施形態を示す熱交換パネルの下部
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】分散管の他の例を示す図2相当図である。
【図4】(a)(b)(c)は、図1の構成において運
転開始状態の液化ガスの供給過程を示す説明図である。
転開始状態の液化ガスの供給過程を示す説明図である。
【図5】従来の熱交換パネルの正面図である。
2 下部ヘッダータンク 3 フィンチューブ群 4,6 分散管 5 スペーサ 7 マニホールド 20 空間 21 微小間隙 30 フィンチューブ 41 分散管の上面板 44 貫通穴(開口部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒瀬 克夫 大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式 会社神戸製鋼所大阪支社内 (72)発明者 塚本 彰夫 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 久角 喜徳 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 高田 昌典 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 山崎 恭士 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 下川床 隆幸 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 上部ヘッダータンクと下部ヘッダータン
クとそれらを互いに連結する多数のフィンチューブが並
列配置されてなるチューブ群とから熱交換パネルが構成
され、上記下部ヘッダータンク中には分散管が挿入さ
れ、この分散管は下部ヘッダータンクのほぼ全長にわた
って延び、かつ下部ヘッダータンクのほぼ下半分の内周
面とそれに対向する分散管の外周面との間に微小間隙が
形成され、下部ヘッダータンクの上部には分散管の上面
板との間に空間が形成されるとともに、分散管の上面板
にはほぼ全長にわたって開口部が形成され、上記分散管
は下部ヘッダータンクの入口側に流入口が開口し、液化
ガスはこの流入口から上記上面板の開口部を通って上記
空間に流されるように構成されていることを特徴とする
オープンラック型蒸発装置の熱交換パネル。 - 【請求項2】 上記分散管の上面の開口部は、ほぼ全長
にわたって均一に形成された多数の微小な貫通穴からな
ることを特徴とする請求項1記載のオープンラック型蒸
発装置の熱交換パネル。 - 【請求項3】 上記下部ヘッダータンクのほぼ下半分の
内周面と対向する分散管の外周面は、下部ヘッダータン
クの内周面の半周より大きく形成されていることを特徴
とする請求項1記載のオープンラック型蒸発装置の熱交
換パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1280597A JPH10206081A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | オープンラック型蒸発装置の熱交換パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1280597A JPH10206081A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | オープンラック型蒸発装置の熱交換パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206081A true JPH10206081A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11815617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1280597A Withdrawn JPH10206081A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | オープンラック型蒸発装置の熱交換パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206081A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057952A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-03-13 | Denso Corp | 熱交換器 |
| EP2079974A4 (en) * | 2006-10-13 | 2011-02-23 | Carrier Corp | METHOD AND APPARATUS FOR IMPROVING FLUID DISTRIBUTION IN A HEAT EXCHANGER |
| EP2079973A4 (en) * | 2006-10-13 | 2011-03-09 | Carrier Corp | MULTI-PASS HEAT EXCHANGERS HAVING RETURN COLLECTORS HAVING DISTRIBUTED REPORTING PARTS |
| EP2299224A3 (en) * | 2009-09-16 | 2014-09-03 | Sanhua Holding Group Co., Ltd. | Heat exchanger with headers and distribution tube |
| CN109620713A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-16 | 周仲瑜 | 一种排烟系统 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP1280597A patent/JPH10206081A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057952A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-03-13 | Denso Corp | 熱交換器 |
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| EP2079973A4 (en) * | 2006-10-13 | 2011-03-09 | Carrier Corp | MULTI-PASS HEAT EXCHANGERS HAVING RETURN COLLECTORS HAVING DISTRIBUTED REPORTING PARTS |
| US8225853B2 (en) | 2006-10-13 | 2012-07-24 | Carrier Corporation | Multi-pass heat exchangers having return manifolds with distributing inserts |
| EP2299224A3 (en) * | 2009-09-16 | 2014-09-03 | Sanhua Holding Group Co., Ltd. | Heat exchanger with headers and distribution tube |
| CN109620713A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-16 | 周仲瑜 | 一种排烟系统 |
| CN109620713B (zh) * | 2019-01-28 | 2024-05-17 | 周仲瑜 | 一种排烟系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |