JPH10206637A - 光学素子用フィルム - Google Patents
光学素子用フィルムInfo
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- JPH10206637A JPH10206637A JP9038272A JP3827297A JPH10206637A JP H10206637 A JPH10206637 A JP H10206637A JP 9038272 A JP9038272 A JP 9038272A JP 3827297 A JP3827297 A JP 3827297A JP H10206637 A JPH10206637 A JP H10206637A
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Abstract
素子用フィルムおよび該フィルムを利用した液晶表示素
子用補償フィルム並びに該フィルムを組み込んだツイス
テッドネマチック型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 一官能性の構造単位を高分子鎖の片末端
または両末端に有し、かつ光学的に正の一軸性を示す液
晶性高分子から実質的に形成され、該液晶性高分子が液
晶状態において形成したネマチックハイブリッド配向を
固定化せしめたフィルムを用いる。
Description
性を示す液晶性高分子の配向を固定化した光学素子用フ
ィルムおよび該フィルムを利用した液晶表示素子用補償
フィルム並びに該フィルムを組み込んだツイステッドネ
マチック型液晶表示装置に関する。
いたアクティブ駆動のツイステッドネマチック型液晶表
示装置(以下TN−LCDと略称する)は、薄型、軽
量、低消費電力というLCD本来の特長に加えて、正面
から見た場合CRTに匹敵する画質を有するために、ノ
ートパソコン、携帯用テレビ、携帯用情報端末などの表
示装置として広く普及している。しかしながら、従来の
TN−LCDにおいては、液晶分子の持つ屈折率異方性
のため斜めから見たときに表示色が変化するあるいは表
示コントラストが低下するという視野角の問題が本質的
に避けられず、その改良が強く望まれており、改良のた
めの様々な試みがなされている。一つの画素を分割して
それぞれの画素への印可電圧を一定の比で変える方法
(ハーフトーングレースケール法)、一つの画素を分割
してそれぞれの画素での液晶分子の立ち上がり方向を変
える方法(ドメイン分割法)、液晶に横電界をかける方
法(IPS法),垂直配向させた液晶を駆動する方法
(VA液晶法)、あるいはベンド配向セルと光学補償板
を組み合わせる方法(OCB法)などが提案され、開発
・試作されている。しかしながらこれらの方法は一定の
効果はあるものの、配向膜、電極、液晶配向などを変え
なければならず、そのための製造技術確立および製造設
備の新設が必要となり、結果として製造の困難さとコス
ト高を招いている。
来のTN−LCDに光学補償フィルムを組み込むことで
視野角を拡大させる方法がある。この方法はTN−LC
D製造設備の改良・増設が不要でコスト的に優れてお
り、簡便に使用できる利点があるため注目されており多
くの提案がある。 ノーマリーホワイト(NW)モード
のTN−LCDに視野角問題が発生する原因は、電圧を
印可した黒表示時のセル中の液晶の配向状態にある。こ
の場合液晶はほぼ垂直配向しており光学的に正の一軸性
となっている。したがって視野角を広げるための光学補
償フィルムとしては,液晶セルの黒表示時の正の一軸性
を補償するために,光学的に負の一軸性を示すフィルム
を用いる提案がなされている。またセル中の液晶が、黒
表示時においても、配向膜界面付近ではセル界面と平行
もしくは傾いた配向をしていることに着目し、光学軸が
傾いた負の一軸性のフィルムを用いて補償することによ
って、さらに視野角拡大効果を高める方法も提案されて
いる。
0166号公報にはらせん軸が傾いたコレステリックフ
ィルムを用いた光学補償フィルムおよびそれを用いたL
CDが提案されている。しかしながららせん軸が傾いた
コレステリックフィルムを製造することは困難であり、
実際にもこれら公報中にはらせん軸を傾けるための方法
がまったく記載されていない。また特開平5−2495
47、6−331979号公報には光軸が傾いた負の一
軸補償器を用いたLCDが提案されており、具体的な実
施様態としては多層薄膜補償器を用いている。さらに特
開平7−146409、8−5837号公報などにおい
て光軸が傾いた負の一軸性補償フィルムとしてディスコ
チック液晶を傾斜配向させた光学補償フィルム及びそれ
を用いたLCDが提案されている。しかしながらディス
コチック液晶は化学構造が複雑であり合成が煩雑であ
る。また低分子液晶であるためにフィルム化する場合光
架橋などの複雑なプロセスを必要とし、工業的製造に困
難が伴い結果的にコスト高となる。
性を有する液晶性高分子を用いた配向フィルムも提案さ
れている。例えば特開平7−140326号公報におい
て、ねじれチルト配向した液晶性高分子フィルムからな
るLCD用補償板が提案されており、LCDの視野角拡
大に用いられている。該液晶性高分子フィルムは、二官
能性のモノマー単位からなる液晶性高分子化合物(組成
物)を用いているが、工業的規模で製造されている二官
能性のモノマーの入手には制限があり、またチルト配向
に加えてねじれ配向を同時に導入することは工業的には
容易ではない。また特開平7−198942、7−18
1324号公報には、類似技術として,ネマチック液晶
性高分子を光軸が板面と交差するように配向させたフィ
ルムからなる視角補償板及びそれを用いたLCDが提案
されている。しかしながらこの場合も光軸を単純に傾斜
させた補償板を用いているため、視野角拡大効果が十分
とは言えない。
技術の課題点に鑑み,液晶化合物の原料の入手が容易で
あり、フィルムの原料となる液晶化合物の製造およびフ
ィルム自体の製造が簡単な液晶性高分子に着目した。さ
らに液晶性高分子からなる従来の光学補償フィルムの欠
点であった,性能をあげるためのねじれの導入などの煩
雑さを避け、かつ単純な傾斜配向フィルムでは得られな
い視野角拡大効果を実現するために、鋭意検討を重ねた
結果遂に本発明を完成した。
は、一官能性の構造単位を高分子鎖の片末端または両末
端に有し、かつ光学的に正の一軸性を示す液晶性高分子
から実質的に形成され、該液晶性高分子が液晶状態にお
いて形成したネマチックハイブリッド配向を固定化せし
めたことを特徴とする光学素子用フィルムに関する。ま
た本発明の第2は、一官能性の構造単位を高分子鎖の片
末端または両末端に有し、かつ光学的に正の一軸性を示
す液晶性高分子から実質的に形成され、該液晶性高分子
が液晶状態において形成したネマチックハイブリッド配
向を固定化せしめたことを特徴とする液晶表示素子用補
償フィルムに関するさらに本発明の第3は、電極を備え
た一対の透明基板とネマチック液晶とからなる駆動用液
晶セルと、該基板の上下に配置された上側偏光板、下側
偏光板を少なくとも備えたツイステッドネマチック型液
晶表示装置であって、該基板と上側もしくは下側偏光板
のうちどちらか一方の間または該基板と上側および下側
偏光板のそれぞれの間に請求項2記載の液晶表示素子用
補償フィルムを少なくとも1枚組み込んだことを特徴と
するツィステッドネマチック型液晶表示装置に関する。
く説明する。本発明の補償フィルムは、TN−LCDの
視野角依存性を大幅に改良するものである。まず、補償
の対象となるTN−LCDについて説明する。TN−L
CDは駆動方式で分類すれば、単純マトリクス方式、能
動素子を電極として用いるTFT(Thin Film
Trasistor)電極、MIM(Metal I
nsulator Metal、あるいはTFD;Th
inFilm Diode)電極を用いるアクティブマ
トリクス方式等のように細分化できる。本発明の補償フ
ィルムはいずれの駆動方式に対しても効果を有する。
尚、公知の技術であるハーフトーングレースケール方式
(画素分割方式),ドメイン分割方式は,LCDの視野
角拡大を液晶セル側から行おうという試みで考えられた
ものである。このような視野角がある程度改善されたL
CDに対しても本発明の補償フィルムは、有効に作用し
更なる視野角拡大効果が可能となる。
ネマチックハイブリッド配向状態を固定化したものであ
る。本発明でいうネマチックハイブリッド配向とは、液
晶性高分子がネマチック配向しており,このときの液晶
性高分子のダイレクターとフィルム平面のなす角がフィ
ルム上面と下面とで異なった配向形態を言う。したがっ
て、上面界面近傍と下面界面近傍とで該ダイレクターと
フィルム平面との成す角度が異なっていることから、該
フィルムの上面と下面との間では該角度が連続的に変化
しているものといえる。
ハイブリッド配向状態を固定化したフィルムであるがた
め、液晶性高分子のダイレクターがフィルムの膜厚方向
のすべての場所において異なる角度を向いている。した
がって本発明の補償フィルムは、フィルムという構造体
として見た場合、もはや光軸は存在しない。次いで、本
発明の液晶性高分子の必須構造単位である一官能性の構
造単位について説明する。 本発明で言う一官能性の構
造単位とは、炭素数3〜20の長鎖アルキル基または炭
素数2〜15の長鎖フルオロアルキル基などを有し、モ
ノアルコール、モノカルボン酸などの官能性部位を一つ
有する化合物から誘導される単位を言う。該構造単位を
一般式で表すと次のようになる。
一または異なっていても良い。R1およびR2は、炭素
数3〜20の長鎖アルキル基または炭素数2〜15の長
鎖フルオロアルキル基を表す。具体的には、
できる。またXは、水素、フッ素、塩素などのハロゲン
などである。またiは、0または1である。またjは、
0または1である。またkは、0または1である。さら
にaは0または1、bは0または1である。但しa+b
≠0である。上記のモノアルコール、モノカルボン酸お
よびこれらの機能性誘導体より形成される本発明の一官
能性構造単位として、
ができる。上記に例示した一官能性の構造単位から選ば
れる1種または2種によって高分子鎖の片末端または両
末端を構成する。なお両末端に該構造単位を有する際に
は、両末端の単位が同一である必要はない。上記一官能
性の構造単位は、本発明の液晶表示素子用補償フィルム
にとって重要である。補償フィルムにとって、任意の光
学パラメーターに設定することが重要となるが、本発明
の補償フィルムでは該構造単位の種類、組み合わせなど
によってその光学パラメーターを所望の値に設定するこ
とができる。この特性によって本補償フィルムは、TN
−LCDに対して従来にない優れた視野角補償効果を発
現するものである。
する。本発明の一官能性の構造単位を有し、かつ光学的
に正の一軸性を示す液晶性高分子は、液晶相としてネマ
チック相を持つものである。さらに配向基板上において
液晶転移点を越える温度では、ネマチックハイブリッド
配向を形成し、該配向形態を損なうことなくガラス状態
で固定化できるものであることが必須である。
て、 片末端または両末端に1種もしくは2種の先に説明
した一官能性の構造単位を有し、かつ光学的に正の一軸
性を示す液晶性高分子、具体的には、該構造単位を有す
るホメオトロピック配向性の主鎖型液晶性高分子化合物
または少なくとも1種の該液晶性高分子化合物を含有す
る液晶性高分子組成物、 該構造単位を有する1種または複数種のホメオトロ
ピック配向性の液晶性高分子と、該液晶性高分子とは異
なる液晶性高分子を1種もしくは複数種および/または
液晶性を示さない高分子を1種または複数種を少なくと
も含有する組成物、などが挙げられる。以下、順に説明
する。
2種の一官能性の構造単位を有し、かつホメオトロピッ
ク配向性を示す液晶性高分子について説明する。ホメオ
トロピック配向とは、ダイレクターが基板平面に略垂直
な配向状態をいう。このホメオトロピック配向性液晶性
高分子が、本発明のネマチックハイブリッド配向を実現
するための必須成分である。液晶性高分子がホメオトロ
ピック配向性であるか否かの判定は、基板上に液晶性高
分子層を形成し、その配向状態を判定することで行う。
この判定に用いることのできる基板としては特に限定は
ないが、例としてはガラス基板(具体的には、ソーダガ
ラス、カリガラス、ホウ珪酸ガラスあるいはクラウンガ
ラス、フリントガラスといった光学ガラスなど)、液晶
性高分子の液晶温度において耐熱性のあるプラスチック
フィルムまたはシート、例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテル
イミド、ポリアミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリケトンサルファイド、ポリエー
テルスルフォンなどを挙げることができる。上記に例示
した基板は、酸、アルコール類、洗剤などで表面を清浄
にした後に用いる。さらに上記の該配向性の判定は、シ
リコン処理、ラビング処理、一軸延伸処理などの表面処
理を施していない基板上において行わねばならない。
もしくは2種の一官能性の構造単位を有し、かつホメオ
トロピック配向性を示す液晶性高分子とは、これら適当
な表面処理を施していない基板上に液晶性高分子の膜を
形成し、該液晶性高分子が液晶状態を示す温度で熱処理
したとき、これら例示した基板の内少なくともどれか1
種類の基板上でホメオトロピック配向するものを該液晶
性高分子と本発明では定義する。ただし、液晶性高分子
によっては液晶−等方相転移点付近の温度で特異的にホ
メオトロピック配向するものがある。したがって通常、
上記の如き熱処理操作は、液晶−等方相転移点より15
℃以下、好ましくは20℃以下の温度で行うことが望ま
しい。片末端または両末端に1種もしくは2種の一官能
性の構造単位を有し、かつホメオトロピック配向性を示
す液晶性高分子について具体的に説明する。本発明に用
いることができる該液晶性高分子としては、片末端また
は両末端に1種もしくは2種の一官能性の構造単位を有
し、かつ上記の如き性質を有するものであれば特に制限
されない。本発明に用いられる液晶性高分子がホメオト
ロピック配向性を示すためには、上述にて説明した一官
能性の構造単位を有すること、および分子量が適当なこ
とが重要である。
一官能性の構造単位を有する例えばポリエステル,ポリ
イミド,ポリアミド,ポリカーボネート,ポリエステル
イミド等の主鎖型液晶性高分子である。これらの中でも
特に合成の容易さ,フィルム化の容易さおよび得られた
フィルムの物性の安定性などから液晶性ポリエステルが
好ましい。該液晶性ポリエステルの主鎖形成成分として
は、ジカルボン酸単位、ジオール単位およびオキシカル
ボン酸単位などの二官能性構造単位や該単位以外の多官
能性の構造単位など特に制限はない。しかしながら本発
明の如く液晶表示素子用補償フィルムとして用いる場合
には、該主鎖中にオルソ置換芳香族単位を構造単位とし
て有する液晶性ポリエステルがより好ましい。具体的に
は次に示すようなカテコール単位、サリチル酸単位、フ
タル酸単位、2,3−ナフタレンジオール単位、2,3
−ナフタレンジカルボン酸単位およびこれらのベンゼン
環に置換基を有するものなどを挙げることができる。
メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基tert
−ブチル基またはフェニル基を示す。またkは0〜2で
ある。) 以下に本発明に用いられるホメオトロピック配向性を示
す液晶性高分子の具体的な構造例を示す。
0〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10)好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/(n+o)=20/10〜0/10、好ましくは
15/10〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 l/m=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/(n+o)=20/10〜0/10、好ましくは1
5/10〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/(m+n)=20/10〜0/10、好ましくは
15/10〜5/10 iは2〜12の整数を示す。k,l,m,n,oはそれ
ぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/(m+n)=20/10〜0/10、好ましくは
15/10〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/m=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/m=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/m=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 iは2〜12の整数を示す。k,l,m,n,oはそれ
ぞれモル組成比を示す。
0〜10/95 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 (l+m)/o=20/10〜1/10、好ましくは
15/10〜5/10k,l,m,n,oはそれぞれモ
ル組成比を示す。
しくは 40/80〜10/95 k/l=100/0〜0/100、好ましくは 90/
10〜10/90 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
40/80〜10/95 k/l=100/0〜0/100、好ましくは 90/
10〜10/90 o/p=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 m/n=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,o,pはそれぞれモル組成比を示す。
式3〕、〔構造式4〕、〔構造式9〕、〔構造式1
1〕、〔構造式16〕、〔構造式20〕、〔構造式2
2〕、〔構造式23〕および〔構造式25〕の液晶性ポ
リエステルが好ましい。以上説明したホメオトロピック
配向性の液晶性高分子は、1種単独または少なくとも1
種の該液晶性高分子を含有する組成物として本発明に用
いることができる。なお組成物として用いる際、構造単
位の異なった該液晶性高分子を複数種含有した組成物で
あっても、上述の性質を有する組成物であれば何ら問題
なく本発明に用いることができる。良好なホメオトロピ
ック配向性を示すためには先に述べたように該液晶性高
分子の分子量も重要である。該液晶性高分子の分子量
は、各種溶媒中、たとえばフェノール/テトラクロロエ
タン(60/40(重量比))混合溶媒中、30℃で測
定した対数粘度が通常0.04〜1.5が好ましく、さ
らに好ましくは0.06〜1.0の範囲である。対数粘
度が0.04より小さい場合、補償フィルムの機械的強
度が弱くなり好ましくない。また、1.5より大きい場
合、ホメオトロピック配向性が失われる恐れがある。ま
た液晶状態において粘性が高くなりすぎる恐れがあり、
ホメオトロピック配向したとしても配向に要する時間が
長くなる可能性がある。
されるものではない。当該分野で公知の重合法で合成す
ることができる。例えば液晶性ポリエステル合成を例に
取れば,溶融重合法あるいは対応するジカルボン酸の酸
クロライドを用いる酸クロライド法で合成することがで
きる。
て、一官能性の構造単位は、先に説明したモノアルコー
ル、モノカルボン酸化合物およびこれらの機能性誘導
体、具体的にはアセチル化物、ハロゲン化物などとして
重合反応に供される。該一官能性構造単位の液晶性高分
子、具体的には液晶性ポリエステルに占める含有率は、
ヒドロキシカルボン酸構造単位を除いた残りの構成成分
量中、モル分率で2/201から80/240の範囲で
ある。より好ましくは、10/205から20/220
の範囲である。一官能性構造単位の含有率が、2/21
0(モル分率)より小さい場合には、液晶性ポリエステ
ルがホメオトロピック配向性を示さない恐れがある。ま
た、一官能性構造単位の含有率が80/240より大き
い場合には、液晶性ポリエステルの分子量が所望の値ま
で上がらない恐れがある。また補償フィルムを作製した
場合、該フィルムの機械的強度が弱くなり好ましくな
い。なお、一官能性の構造単位の含有率は、モノマー成
分の仕込み量に応じたものである。
ク配向性の液晶性高分子に,他の液晶性高分子化合物
(または組成物)または液晶性を示さない高分子化合物
(または組成物)を加えた液晶性高分子組成物を用いる
こともできる。該組成物を用いることにより, 組成比の調節でネマチックハイブリッド配向の平均
チルト角を自在に制御することができる、 ネマチックハイブリッド配向の安定化を図ることが
できる、などの利点がある。なお組成物として用いる際
には、上記にて説明したホメオトロピック配向性の液晶
性高分子を5重量%以上含有することが望ましい。5重
量%より少ないと、本発明のネマチックハイブリッド配
向が得られない恐れがある。
加える高分子化合物(または組成物)としては、液晶性
を示さない各種の高分子を用いることもできるが、ホメ
オトロピック配向性液晶性高分子との相溶性の観点か
ら、同じく液晶性高分子を用いることが好ましい。用い
られる液晶性高分子の種類としては、主鎖型の液晶性高
分子、例えばポリエステル、ポリイミド、ポリアミド、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエステルイミド
等があげられる。また側鎖型の液晶性高分子、例えばポ
リアクリレート、ポリメタクリレート、ポリシロキサ
ン、ポリマロネート等も例示できる。ホメオトロピック
配向性液晶性高分子との相溶性を有するものならば特に
限定されないが、なかでも先に例示した(〔化4〕)オ
ルソ置換芳香族単位を主鎖に有する液晶性ポリエステル
が最も好ましい。さらにこれら液晶性高分子は、ホモジ
ニアス、チルト配向またはそれ以外の配向性など、いず
れの配向性を示すものであっても特に構わないが、なか
でもホモジニアス配向性の液晶性高分子(組成物)がよ
り好ましい。ホモジニアス配向性の判定は、ホメオトロ
ピック配向性の判定と同様に、シリコン処理、ラビング
処理、一軸延伸処理などの表面処理を施していない該基
板を用いて行う。該基板上に液晶性高分子層を形成し、
その配向状態によってホモジニアス配向性を示すか否か
の判定を行う。以下にホモジニアス配向性を示す液晶性
高分子の具体的な構造例を示す。
25〜25/75 k,l,mはそれぞれモル組成比を示す。
15/10〜0/10m/n=100/0〜0/10
0、好ましくは 98/2〜2/98 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
0〜0/10 k,l,m,n,はそれぞれモル組成比を示す。
5〜5/95 m/l=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
5〜5/95 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
0〜0/10 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
90〜0/100 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 n/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,nはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/m=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 m/n=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 l/o=20/10〜0/10、好ましくは 15/1
0〜5/10 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
20/90〜0/100 l/m=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 n/o=100/0〜0/100、好ましくは 95/
5〜5/95 k,l,m,n,oはそれぞれモル組成比を示す。
フェノール/テトラクロロエタン(60/40(重量
比))混合溶媒中、30℃で測定した対数粘度が通常
0.05から3.0が好ましく、さらに好ましくは0.
07から2.0の範囲である。対数粘度が0.05より
小さい場合、補償フィルムの機械的強度が弱くなる恐れ
がある。また、3.0より大きい場合、ホメオトロピッ
ク配向を阻害する、あるいは液晶形成時の粘性が高くな
りすぎ、配向に要する時間が長くなる、といった恐れが
あるので望ましくない。上記の液晶性高分子の合成法
は、特に制限されるものではない。本発明に用いること
ができる液晶性高分子は、当該分野で公知の重合法で合
成することができる。例えばポリエステル合成を例にと
れば,溶融重合法あるいは対応するジカルボン酸の酸ク
ロライドを用いる酸クロライド法で合成することができ
る。以上説明した片末端または両末端に1種もしくは2
種の一官能性の構成単位を有し、かつ正の一軸性を示す
液晶性高分子を用いて、配向基板上で均一にネマチック
ハイブリッド配向し、該配向形態を固定化せしめた本発
明の光学素子用フィルムを得るには、以下に説明する配
向基板および各工程を踏むことが本発明において好まし
い。
の如く、該液晶性高分子を用いてネマチックハイブリッ
ド配向を得るためには、該液晶性高分子層の上下を異な
る界面で挟むことが望ましく、上下を同じ界面で挟んだ
場合には、該液晶性高分子層の上下界面における配向が
同一となってしまい、本発明のネマチックハイブリッド
配向を得ることが困難となってしまう。具体的な態様と
しては、一枚の配向基板と空気界面とを利用し、正の一
軸性の液晶性高分子層の下界面を配向基板に、また該液
晶性高分子層の上界面を空気に接するようにする。上下
に界面の異なる配向基板を用いることもできるが、製造
プロセス上、一枚の配向基板と空気界面とを利用する方
が望ましい。
液晶分子の傾く向き(ダイレクターの配向基板への投
影)を規定できるように、異方性を有していることが望
ましい。配向基板が、全く液晶の傾く向きを規定できな
い場合には、無秩序な方位に傾いた配向形態しか得るこ
とができない(ダイレクターを該基板へ投影したベクト
ルが無秩序になる)。
て、具体的には面内の異方性を有しているものが望まし
く、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリ
エーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエ
ーテルケトン、ポリケトンサルファイド、ポリエーテル
スルフォン、ポリスルフォン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリフェニレンオキサイド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポ
リアリレート、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリプロピレン、セルロース系プラスチックス、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂などのプラスチックフィルム基
板および一軸延伸プラスチックフィルム基板、表面にス
リット状の溝を付けたアルミ、鉄、銅などの金属基板、
表面をスリット状にエッチング加工したアルカリガラ
ス、ホウ珪酸ガラス、フリントガラスなどのガラス基
板、などである。
ム基板にラビング処理を施したラビングプラスチックフ
ィルム基板、またはラビング処理を施したプラスチック
薄膜、例えばラビングポリイミド膜、ラビングポリビニ
ルアルコール膜などを有する上記各種基板、さらに酸化
珪素の斜め蒸着膜などを有する上記各種基板なども用い
ることができる。上記各種配向基板において、本発明の
液晶性高分子をネマチックハイブリッド配向に形成せし
めるのに好適な該基板としては、ラビングポリイミド膜
を有する各種基板、ラビングポリイミド基板、ラビング
ポリエーテルエーテルケトン基板、ラビングポリエーテ
ルケトン基板、ラビングポリエーテルスルフォン基板、
ラビングポリフェニレンサルファイド基板、ラビングポ
リエチレンテレフタレート基板、ラビングポリエチレン
ナフタレート基板、ラビングポリアリレート基板、セル
ロース系プラスチック基板を挙げることができる。
ムの上面と下面とでは、正の一軸性の液晶性高分子のダ
イレクターとフィルム平面とのなす角度が異なる。該基
板側のフィルム面は、その配向処理の方法や正の一軸性
の液晶性高分子の種類によって0度以上50度以下また
は60度以上90度以下のどちらかの角度範囲に調節で
きる。通常、配向基板に接したフィルムの界面近傍の該
液晶性高分子のダイレクターとフィルム平面とのなす角
度を0度以上50度以下の角度範囲に調整する方が製造
プロセス上望ましい。本発明の光学素子用フィルムは、
上記の如き配向基板上に均一に正の一軸性の液晶性高分
子を塗布し、次いで均一配向過程、配向形態の固定化過
程を経て得られる。該液晶性高分子の配向基板への塗布
は、通常正の一軸性の液晶性高分子を各種溶媒に溶解し
た溶液状態または該液晶性高分子を溶融した溶融状態で
行うことができる。製造プロセス上、正の一軸性の液晶
性高分子を溶媒に溶解した該溶液を用いて塗布する、溶
液塗布が望ましい。
性高分子を溶媒に溶かし、所定濃度の溶液を調製する。
フィルムの膜厚(正の一軸性の液晶性高分子より形成さ
れる層の膜厚)は、該液晶性高分子を基板に塗布する段
階で決まるため、精密に濃度、塗布膜の膜厚などの制御
をする必要がある。
分子の種類(組成比など)によって一概には言えない
が、通常はクロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭
素、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロ
エチレン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼン、オ
ルソジクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、フ
ェノール、パラクロロフェノールなどのフェノール類、
べンゼン、トルエン、キシレン、メトキシベンゼン、
1,2−ジメトキベンゼンなどの芳香族炭化水素類、ア
セトン、酢酸エチル、tert−ブチルアルコール、グ
リセリン、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、エチルセルソルブ、ブ
チルセルソルブ、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピ
ロリドン、ピリジン、トリエチルアミン、テトラヒドロ
フラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、ブチロニ
トリル、二硫化炭素など、およびこれらの混合溶媒、例
えばハロゲン化炭化水素類とフェノール類との混合溶媒
などが用いられる。
高分子の溶解性や最終的に目的とする補償フィルムの膜
厚に依存するため一概には言えないが、通常3〜50重
量%の範囲で使用され、好ましくは7〜30重量%の範
囲である。上記の溶媒を用いて所望の濃度に調整した正
の一軸性の液晶性高分子溶液を、次に上述にて説明した
配向基板上に塗布する。塗布の方法としては、スピンコ
ート法、ロールコート法、ダイコート法、プリント法、
浸漬引き上げ法、カーテンコート法などを採用できる。
塗布後、溶媒を除去し、配向基板上に膜厚の均一な液晶
性高分子の層を形成させる。溶媒除去条件は、特に限定
されず、溶媒がおおむね除去でき、正の一軸性の液晶性
高分子の層が流動したり、流れ落ちたりさえしなければ
良い。通常、室温での乾燥、乾燥炉での乾燥、温風や熱
風の吹き付けなどを利用して溶媒を除去する。この塗布
・乾燥工程の段階は、先ず基板上に均一に液晶性高分子
の層を形成させることが目的であり、該液晶性高分子
は、まだネマチックハイブリッド配向を形成していな
い。次の熱処理工程により、モノドメインなネマチック
ハイブリッド配向を完成させる。
向を形成するにあたって、正の一軸性の液晶性高分子の
粘性は、界面効果による配向を助ける意味で低い方が良
く、従って熱処理温度は高い方が望ましい。また液晶性
高分子によっては、得られる平均チルト角が熱処理温度
により異なることがある。その場合には、目的に応じた
平均チルト角を得るために熱処理温度を設定する必要が
ある。例えば、あるチルト角を有する配向を得るために
比較的低い温度で熱処理を行う必要が生じた場合、低い
温度では液晶性高分子の粘性が高く、配向に要する時間
が長くなる。そのような場合には、一旦高温で熱処理
し、モノドメインな配向を得た後に、段階的、もしくは
徐々に熱処理の温度を目的とする温度まで下げる方法が
有効となる。いずれにせよ、用いる正の一軸性の液晶性
高分子の特性に従い、ガラス転移点以上の温度で熱処理
する事が好ましい。熱処理温度は、通常50℃から30
0℃の範囲が好適で、特に100℃から260℃の範囲
が好適である。また配向基板上において、正の一軸性の
液晶性高分子が十分な配向をするために必要な熱処理時
間は、用いる該液晶性高分子の種類(例えば組成比な
ど)、熱処理温度によって異なるため一概にはいえない
が、通常10秒から120分の範囲が好ましく、特に3
0秒から60分の範囲が好ましい。10秒より短い場合
は配向が不十分となる恐れがある。また120分より長
い場合は、生産性が低下する恐れがあり望ましくない。
このようにして、まず液晶状態で配向基板上全面にわた
って均一なネマチックハイブリッド配向を得ることがで
きる。
において、正の一軸性の液晶性高分子をネマチックハイ
ブリッド配向させるために磁場や電場を利用しても特に
構わない。しかし、熱処理しつつ磁場や電場を印加した
場合、印加中は均一な場の力が液晶性高分子に働くため
に、該液晶のダイレクターは一定の方向を向きやすくな
る。すなわち、本発明の如くダイレクターがフィルムの
膜厚方向によって異なる角度を形成しているネマチック
ハイブリッド配向は得られ難くなる。一旦ネマチックハ
イブリッド配向以外、例えばホメオトロピック、ホモジ
ニアス、チルト配向またはそれ以外の配向を形成させた
後、場の力を取り除けば熱的に安定なネマチックハイブ
リッド配向を得ることができるが、プロセス上特にメリ
ットはない。
状態において形成したネマチックハイブリッド配向を、
次に該液晶性高分子の液晶転移点以下の温度に冷却する
ことにより、該配向の均一性を全く損なわずに固定化で
きる。一般的にネマチック相より低温部にスメクチック
相または結晶相を持っている液晶性高分子を用いた場
合、液晶状態におけるネマチック配向は冷却することに
よって壊れてしまう恐れがある。本発明においては、 ネマチック相を示す温度領域より下の温度において
スメクチック相または結晶相を全く有しない、 潜在的に結晶相またはスメクチック相を有していて
も冷却時にはスメクチック相または結晶相が現れない性
質を持ち、かつ 光学素子用フィルムの使用温度範囲において流動性
がなく外場や外力を加えても配向形態が変化しない、と
いった性質を有する液晶性高分子を用いるため、スメク
チック相あるいは結晶相への相転移による配向形態の破
壊は起こらず、完全にモノドメインなネマチックハイブ
リッド配向を固定化できる。
あれば特に制限はない。たとえば液晶転移点より10℃
低い温度において冷却することにより、均一なネマチッ
クハイブリッド配向を固定化することができる。冷却の
手段は、特に制限はなく、熱処理工程における加熱雰囲
気中から液晶転移点以下の雰囲気中、例えば室温中に出
すだけで固定化される。また、生産の効率を高めるため
に、空冷、水冷などの強制冷却、除冷を行ってもよい。
ただし正の一軸性の液晶性高分子によっては、冷却速度
によって得られる平均チルト角が若干異なることがあ
る。このような該液晶性高分子を使用し、厳密にこの角
度を制御する必要が生じた際には、冷却操作も適宜冷却
条件を考慮して行うことが好ましい。
リッド配向のフィルム膜厚方向における角度制御につい
て説明する。本補償フィルムでは、フィルム界面近傍に
おける正の一軸性液晶性高分子のダイレクターとフィル
ム平面との成す角度の絶対値が、該フィルムの上面また
は下面の一方においては、0度以上50度以下の範囲
内、また当該面の反対面では60度以上90度以下の範
囲である。使用する正の一軸性液晶性高分子の種類(組
成など)、配向基板、熱処理条件などを適宜選択するこ
とにより所望の角度にそれぞれ制御することができる。
また、ネマチックハイブリッド配向を固定化した後で
も、例えばフィルム表面を均一に削る、溶剤に浸してフ
ィルム表面を均一に溶かす、などといった方法を用いる
ことにより所望の角度に制御することができる。なおこ
の際に用いられる溶剤は、正の一軸性液晶性高分子の種
類(組成など)、配向基板の種類によって適宜選択す
る。 以上の工程によって得られる本発明の光学素子用
フィルムは、ネマチックハイブリッド配向という配向形
態を均一に配向・固定化したものである。また、該配向
を形成しているので、該フィルムの上下は等価ではな
く、また面内方向にも異方性がある。したがって該フィ
ルムを液晶表示素子用補償フィルムとして利用し、該フ
ィルムをLCDに配置することによって様々な特性を引
き出すことが可能となる。
用補償フィルムとして用いる方法にについて詳細に説明
する。本発明の補償フィルムを実際にツイステッドネマ
チック型液晶セルに配置する場合、該フィルムの使用形
態として 上述の配向基板を該フィルムから剥離して、補償フィ
ルム単体で用いる、 配向基板上に形成したそのままの状態で用いる、 配向基板とは異なる別の基板に補償フィルムを積層し
て用いる、ということが可能である。フィルム単体とし
て用いる場合には、配向基板を補償フィルムとの界面
で、ロールなどを用いて機械的に剥離する方法、構造材
料すべてに対する貧溶媒に浸漬した後機械的に剥離する
方法、貧溶媒中で超音波をあてて剥離する方法、配向基
板と該フィルムとの熱膨張係数の差を利用して温度変化
を与えて剥離する方法、配向基板そのもの、または配向
基板上の配向膜を溶解除去する方法などによって、フィ
ルム単体を得る。剥離性は、用いる正の一軸性液晶性高
分子の種類(組成など)と配向基板との密着性によって
異なるため、その系に最も適した方法を採用すべきであ
る。なお補償フィルム単体で用いる場合、膜厚によって
は自己支持性のないことがあるが、その際には光学性質
上好ましい基板、例えばポリメタクリレート、ポリカー
ボネート、ポリビニルアルコール、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリスルフォン、ポリアリレート、ポリイミド、
アモルファスポリオレフィン、トリアセチルセルロース
などのプラスチック基板上に接着剤または粘着剤を介し
て固定して用いるほうが、補償フィルムの強度、信頼性
などのために望ましい。
ィルムを用いる場合について説明する。配向基板が透明
で光学的に等方であるか、あるいは配向基板がTN−L
CDにとって必要な部材である場合には、そのまま目的
とする補償素子としてTN−LCDに組み込むことがで
きる。さらに配向基板上で正の一軸性の液晶性高分子を
配向固定化して得られた本発明の補償フィルムを該基板
から剥離して、光学用途により適した別の基板上に積層
する。すなわち、該フィルムと配向基板とは異なる別の
基板とから少なくとも構成される積層体を補償素子とし
てTN−LCDに組み込むことができる。
イブリッド配向を得るために必要なものではあるが、T
N−LCDに対して好ましくない影響を与えるような該
基板を用いた場合、その基板を配向固定化後の補償フィ
ルムから除去して用いることができる。具体的には次の
ような方法を採ることができる。目的とするTN−LC
Dに組み込む液晶表示素子に適した基板(以下、第2の
基板という)と配向基板上の補償フィルムとを、例えば
接着剤または粘着剤を用いて貼りつける。次いで、配向
基板を本発明の補償フィルムとの界面で剥離し、補償フ
ィルムを液晶表示素子に適した第2の基板側に転写して
補償素子を得ることができる。転写に用いられる第2の
基板としては、適度な平面性を有するものであれば特に
限定されないが、ガラス基板や透明で光学的等方性を有
するプラスチックフィルムが好ましく用いられる。かか
るプラスチックフィルムの例としては、ポリメチルメタ
クリレート、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエ
ーテルスルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
アリレート、アモルファスポリオレフィン、トリアセチ
ルセルロースあるいはエポキシ樹脂などをあげることが
できる。なかでもポリメチルメタクリレート、ポリカー
ボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルフォン、
トリアセチルセルロースなどが好ましく用いられる。ま
た光学的に異方性であっても、TN−LCDにとって必
要な部材である場合には、光学的異方性フィルムも用い
ることができる。このような例としては、ポリカーボネ
ートやポリスチレンなどのプラスチックフィルムを延伸
して得られる位相差フィルム、偏光フィルムなどがあ
る。
液晶セルそのものを挙げることができる。液晶セルは、
上下2枚の電極付きガラスまたはプラスチック基板を用
いており、この上下いずれか、あるいは両面のガラスま
たはプラスチック基板上に本発明の補償フィルムを転写
すれば、本補償フィルムの組み込みがすでに達成された
ことになる。また液晶セルを形成するガラスまたはプラ
スチック基板そのものを配向基板として本補償フィルム
を製造することももちろん可能である。 以上説明した
第2の基板は、正の一軸性の液晶性高分子の配向制御能
を実質的に持つ必要はない。また、第2の基板と該フィ
ルムとの間に配向膜などは必要としない。転写に用いら
れる第2の基板と、本発明の補償フィルムとを貼り付け
る接着剤または粘着剤は、光学グレードのものであれば
特に制限はないが、アクリル系、エポキシ系、エチレン
−酢酸ビニル共重合体系、ゴム系、ウレタン系、および
これらの混合系などを用いることができる。また接着剤
としては、熱硬化型、光硬化型、電子線硬化型などのい
ずれの接着剤でも光学的等方性を有していれば問題なく
使用することができる。
した第2の基板への転写は、接着後配向基板を該フィル
ムとの界面で剥離することにより行える。剥離の方法
は、上述でも説明したが、ロールなどを用いて機械的に
剥離する方法、構造材料すべてに対する貧溶媒に浸漬し
たのち機械的に剥離する方法、貧溶媒中で超音波をあて
て剥離する方法、配向基板と該フィルムとの熱膨張係数
の差を利用して温度変化を与えて剥離する方法、配向基
板そのもの、または配向基板上の配向膜を溶解除去する
方法などを例示することができる。剥離性は、用いる正
の一軸性液晶性高分子の種類(組成など)と配向基板と
の密着性によって異なるため、その系にもっとも適した
方法を採用すべきである。また本発明の補償フィルム
は、表面保護、強度増加、環境信頼性向上などの目的の
ために透明プラスチックフィルムなどの保護層を設ける
こともできる。
TN−LCDに対して特に優れた視野角補償効果をも
つ。本補償フィルムが、各種TN−LCDに対してより
好適な補償効果を発現するための該フィルムの膜厚は、
対象とするTN−LCDの方式や種々の光学パラメータ
ーに依存するので一概には言えないが、通常0.1μm
以上20μm以下の範囲であり、より好ましくは0.2
μm以上10μm以下の範囲、特に好ましくは0.3μ
以上5μm以下の範囲である。膜厚が0.1μm未満の
時は、十分な補償効果が得られない恐れがある。また膜
厚が20μmを越えるとディスプレーの表示が不必要に
色づく恐れがある。ただし、本発明の補償フィルムの性
能をより高く引き出すためには、補償フィルムの光学パ
ラメーターや軸配置をさらに詳細に考慮することが望ま
しい。以下個々に説明する。 先ず、フィルムの法線方
向から見た場合の面内の見かけのリターデーション値に
ついて説明する。ネマチックハイブリッド配向したフィ
ルムでは、ダイレクターに平行な方向の屈折率(以下n
eと呼ぶ)と垂直な方向の屈折率(以下noと呼ぶ)が
異なっている。neからnoを引いた値を見かけ上の複
屈折率とした場合、見かけ上のリターデーション値は見
かけ上の複屈折率と絶対膜厚との積で与えられる。この
見かけ上のリターデーション値は、エリプソメトリー等
の偏光光学測定により容易に求めることができる。本発
明の補償フィルムの見かけ上のリターデーション値は、
550nmの単色光に対して、通常5nmから500n
mの範囲、より好ましくは10nmから300nmの範
囲、特に好ましくは15nmから150nmの範囲であ
る。見かけのリターデーション値が5nm未満の時は、
実質的にホメオトロピック配向と何ら変わることはなく
十分な視野角拡大効果が得られない恐れがある。また、
500nmより大きい場合は、斜めから見たときに液晶
ディスプレーに不必要な色付きが生じる恐れがある。
る。ネマチックハイブリッド配向のフィルムの膜厚方向
におけるダイレクターの角度範囲は、フィルム界面での
正の一軸性の液晶性高分子のダイレクターと該ダイレク
ターのフィルム界面への投影成分がなす鋭角側の角度
が、フィルムの上面または下面の一方においては、通常
60度以上90度以下の角度をなし、当該面の反対面に
おいては、通常0度以上50度以下である。より好まし
くは一方の角度の絶対値が80度以上90度以下、他方
の角度の絶対値が0度以上30度以下である。
発明においては、正の一軸性の液晶性高分子のダイレク
ターと該ダイレクターの基板平面への投影成分とのなす
角度の膜厚方向での平均値を平均チルト角と定義する。
平均チルト角は、クリスタルローテーション法を応用し
て求めることができる。本発明の補償フィルムの平均チ
ルト角は、10度から60度範囲にあり、好ましくは2
0度から50度の範囲にある。平均チルト角が10度よ
り小さい場合、あるいは60度より大きい場合には、一
定の視野角拡大効果は認められるが満足できる効果が得
られない恐れがある。
Dの視野角拡大のために用いるときの配置について具体
的に説明する。本補償フィルムの配置位置は偏光板と液
晶セルとの間であればよく、1枚または複数枚の補償フ
ィルムを配置することができる。本発明では、1枚また
は2枚の補償フィルムを用いて視野角補償を行うことが
実用上好ましい。3枚以上の補償フィルムを用いても、
視野角補償は可能であるが、コストアップに繋がるため
あまり好ましいとはいえない。具体的な配置位置を例示
すると以下のようになる。ただし、これらはあくまで代
表的な配置位置であり本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
ように定義する。光学的に正の一軸性を示す液晶性高分
子のダイレクターとフィルム平面との成す角度が鋭角側
で60度以上90度以下の角度を成している面をb面と
する。該角度が鋭角側で0度以上50度以下の角度を成
している面をc面とする。次いで本補償フィルムのチル
ト方向をを以下のように定義する。補償フィルムのb面
から液晶層を通してc面を見た場合、ダイレクターとダ
イレクターのc面への投影成分がなす角度が鋭角となる
方向でかつ投影成分と平行な方向を本補償フィルムのチ
ルト方向と定義する。次いで液晶セルのプレチルト方向
を以下のように定義する。通常液晶セル界面では、駆動
用の低分子液晶はセル界面に対して平行ではなくある角
度もって傾いている。これをプレチルト角と言う。セル
界面の液晶のダイレクターとダイレクターの界面への投
影成分とがなす角度が鋭角である方向で,かつダイレク
ターの投影成分と平行な方向を液晶セルのプレチルト方
向と定義する。
枚をTN−LCDに用いる場合について説明する。補償
フィルムは偏光板と液晶セルの間に配置し、セルの上面
側でも良いし下面側でも良い。なお、補償フィルムのチ
ルト方向と隣接しない液晶セル界面でのセルの液晶のプ
レチルト方向がおおむね一致することが好ましい。チル
ト方向とプレチルト方向のなす角度は0度から15度の
範囲が好ましく、より好ましくは0度から10度の範囲
であり、特に好ましくは0度から5度の範囲である。両
者のなす角度が15度以上のの場合十分な視野角補償効
果が得られない恐れがある。次に、本補償フィルム2枚
をTN−LCDに用いる場合について説明する。2枚の
補償フィルムは、上下一対の偏光板に挟まれた液晶セル
の上面または下面に配置する。配置する際は、2枚の補
償フィルムが同じ側にあっても良いし、上下に各1枚づ
つあっても良い。また2枚の補償フィルムは、同一のパ
ラメータで合っても良いし、異なるものでも良い。
晶セルの上下に分けて配置する場合、それぞれの補償フ
ィルムを上述の1枚のみを使用する場合と同様の配置に
することが好ましい。すなわち、それぞれの補償フィル
ム中の液晶性高分子のチルト方向と隣接しない液晶セル
界面でのセル液晶のプレチルト方向がおおむね一致する
ことが好ましい。チルト方向とプレチルト方向のなす角
度は0度から15度の範囲が好ましく、より好ましくは
0度から10度の範囲であり、特に好ましくは0度から
5度の範囲である。また2枚の補償フィルムを液晶セル
の上面あるいは下面のどちらか一方に配置する場合、液
晶セルに近い側の補償フィルムを1枚の補償フィルムを
用いる場合と同様の配置にする。すなわち、補償フィル
ムのチルト方向と隣接しない液晶セル界面でのネマチッ
ク液晶のプレチルト方向がおおむね一致するように配置
することが好ましい。チルト方向とプレチルト方向のな
す角度は0度から15度の範囲が好ましく、より好まし
くは0度から10度の範囲であり、特に好ましくは0度
から5度の範囲である。2枚目の補償フィルムは1枚目
の補償フィルムと偏光板の間に配置することになるが、
1枚目の補償フィルムに隣接した液晶セル界面でのネマ
チック液晶のプレチルト方向と2枚目の補償フィルムの
チルト方向がおおむね一致するように配置することが好
ましい。
ハイブリッド配向をもつために、補償フィルムの上下は
等価ではない。したがって該補償フィルムを液晶セルに
装着する場合、どちらの面を液晶セルに近い方にするか
によって補償効果に多少の違いが見られる。本発明の補
償フィルムを実際にTN−LCDに組み込む際には、液
晶性高分子のダイレクターがフィルム平面となす角がよ
り大きい面(該角度が60度以上90度以下である面)
を液晶セルに近く、偏光板から遠くなるように配置する
方がより望ましい。最後に偏光板の配置について説明す
る。通常、TN−LCDでは上下偏光板の透過軸が互い
に直交するように配置する場合と平行になるように配置
する場合がある。さらに、上下偏光板の透過軸が互いに
直交する場合は、偏光板の透過軸と偏光板に近側の液晶
セルのラビング方向が平行な場合または垂直な場合また
は45度の角度をなす場合がある。本発明の補償フィル
ム上に偏光板を装着する場合、偏光板の配置は上記のど
の配置であっても視野角拡大効果は得られるが、上下偏
光板の透過軸が互いに直交しかつ偏光板の透過軸と偏光
板に近い側の液晶セルのラビング方向が平行になる配置
が最も好ましい。
IM素子を用いたTN−LCDの視野角改善に絶大な効
果が有り、他のモードのLCD、すなわちSTN(Su
per Twisted Nematic)−LCD、
ECB(Electrically Controll
ed Birefringence)−LCD、OMI
(Optical Mode Interferenc
e)−LCD、OCB(Optically Comp
ensated Birefringence)−LC
D、HAN(Hybrid Aligned Nema
tic)−LCD、IPS(In Plane Swi
tching)−LCDなどの色補償あるいは視野角特
性改良にも有効である。また、液晶化合物の原料の入手
し易さ、フィルムの原料となる液晶化合物の製造および
フィルム自体の製造が簡単であることから、その工業的
利用価値は非常に大きい。
制限されるものではない。なお実施例で用いた各分析法
は以下の通りである。 (1)液晶性高分子の組成の決定 ポリマーを重水素化クロロホルムまたは重水素化トリフ
ルオロ酢酸に溶解し、400MHzの1H−NMR(日
本電子製JNM−GX400)で測定し決定した。 (2)対数粘度の測定 ウベローデ型粘度計を用い、フェノール/テトラクロロ
エタン(60/40重量比)混合溶媒中、30℃で測定
した。 (3)液晶相系列の決定 DSC(Perkin Elmer DSC−7)測定
および光学顕微鏡(オリンパス光学(株)製BH2偏光
顕微鏡)観察により決定した。 (4)屈折率の測定 アッベ屈折計(アタゴ(株)製Type−4)により屈
折率を測定した。 (5)偏光解析 (株)溝尻光学工業製エリプソメーターDVA−36V
WLDを用いて行った。(6)膜厚測定 SLOAN製SURFACE TEXTURE ANA
LYSIS SY−STEM Dektak 3030
STを用いた。また、干渉波測定(日本分光(株)製
紫外・可視・近赤外分光光度計V−570)と屈折率の
データから膜厚を求める方法も併用した。
95mmol、ヒドロキノンジアセテート50mmo
l、3−メチルカテコールジアセテート50mmol、
および酢酸ナトリウム100mgを用いて窒素雰囲気
下、270℃で12時間重合を行った。次に得られた反
応生成物をテトラクロロエタンに溶解したのち、メタノ
ールで再沈殿を行って精製し、液晶性ポリエステル(式
(1))22.0gを得た。この液晶性ポリエステルの
対数粘度は0.15、液晶相としてネマチック相をも
ち、等方相−液晶相転移温度は240℃、ガラス転移点
は75℃であった。 この液晶性ポリエステルを用い1
0wt%のフェノール/テトラクロロエタン混合溶媒
(6/4重量比)溶液を調製した。この溶液を、ソーダ
ガラス板上に、バーコート法により塗布し、乾燥し、1
90℃で30分熱処理したのち、室温下で冷却・固定化
した。膜厚15μmの均一に配向した液晶性フィルムを
得た。コノスコープ観察したところ高分子液晶は正の一
軸性構造を持つことがわかり、このポリマーがホメオト
ロピック配向性を持つことがわかった。
wt%テトラクロロエタン溶液を調製し、ラビングポリ
イミド膜を有するガラス上にスピンコート法により塗布
し、乾燥し、190℃で20分間熱処理したのち、空冷
し固定化した結果、光学素子用フィルムを得た。得られ
た基板上のフィルムは透明で配向欠陥はなく均一で膜厚
は1.55μmであった。図1、図2に示した光学測定
系を用いて、該フィルムを基板のラビング方向に傾けて
いき、リターデーション値を測定した。その結果、図3
のような左右非対称でかつリターデーション値が0にな
る角度がない結果が得られた。この結果から、液晶性ポ
リエステルのダイレクターが基板に対して傾いており均
一チルト配向(ダイレクターと基板表面のなす角が膜厚
方向で一定な配向状態)ではないことが分かった。
け、それぞれ一定時間クロロホルムを3wt%含むメタ
ノール溶液に浸漬し、液晶層上面より溶出させた。浸漬
時間を15秒、30秒、1分、2分、5分とした場合
に、溶出せずに残った液晶層の膜厚は、それぞれ1.3
5μm、1.10μm、0.88μm、0.56μm、
0.37μmであった。図1、図2の光学系を用いてθ
=0度の場合のリターデーション値(正面リターデーシ
ョン値)を測定し、図4の膜厚とリターデーション値の
関係を得た。図4から分かるように膜厚とリターデーシ
ョン値は直線関係にはなく、このことからも均一チルト
配向ではないことが分かった。図中の点線は均一チルト
配向したフィルムのおいて観測される直線である。次
に、式(1)の液晶性ポリエステルをラビングポリイミ
ド膜を有する高屈折率ガラス基板(屈折率は1.84)
上に、上記と同様な方法を用いて配向・固定化し、補償
フィルムを作製し、これを用いて屈折率測定を行った。
屈折計のプリズム面にガラス基板が接するように置き、
補償フィルムの基板界面側が空気界面側より下にくるよ
うに配置した場合、フィルム面内の屈折率には異方性が
有りラビング方向に垂直な面内の屈折率は1.55、平
行な面内の屈折率は1.70であり、膜厚方向の屈折率
は試料の方向によらず1.55で一定であった。このこ
とから、ガラス基板側では液晶性ポリエステルを構成す
る棒状の液晶分子が基板に対して平行に平面配向してい
ることが分かった。次に屈折率計のプリズム面に光学素
子用フィルムの空気界面側が接するように配置した場
合、面内の屈折率には異方性がなく屈折率は1.55で
一定で、膜厚方向の屈折率は試料の方向によらず1.7
0で一定であった。このことから、空気界面側では液晶
性ポリエステルを構成する棒状の液晶分子が基板平面に
対して垂直に配向していることが分かった。以上のこと
より、正の一軸性の液晶性高分子より形成された光学素
子用フィルムがネマチックハイブリッド配向を形成し、
ラビングによる基板界面の規制力および空気界面の規制
力により、図5に示したように配向していることが判明
した。
角度をより正確に求めるため、以下の操作を行った。
上記のラビングポリイミド膜を有する高屈折ガラス基板
上に形成された光学素子用フィルムの上に、もう一枚ラ
ビングポリイミド膜を有するガラス基板をかぶせ密着さ
せた。すなわち補償フィルムを2枚のラビングポリイミ
ド膜で挟んだ構成にした。この時、上下のラビング膜の
ラビング方向が互いの180度になるように配置した。
この状態で190℃で30分間熱処理した。こうして得
られた試料について屈折率測定および偏光解析を行っ
た。屈折率測定の結果、光学素子用フィルムの上下に関
して同じ値が得られ、該フィルム面内の屈折率はラビン
グ方向に垂直な面内では1.55で平行な面内では1.
70、該フィルムの膜厚方向では1.55であった。こ
のことから基板の界面付近では補償フィルムの上下とも
にダイレクターが基板平面に対して略平行であることが
分かった。さらに偏光解析の結果、屈折率構造はほぼ正
の一軸性であり、クリスタルローテーション法に基づき
詳細な解析を行った結果、基板界面付近では、わずかに
ダイレクターの傾きがあり、基板平面とダイレクターの
なす角度は約3度であった。また、ダイレクターの傾く
向きはラビング方向と一致していた(光学素子用フィル
ムのチルト方向とラビング方向とは一致する)。以上の
ことより、基板界面におけるダイレクターの方位は、液
晶性高分子と配向基板界面の相互作用によってほぼ決ま
ると考えると、前述の一枚の配向基板上に形成された光
学素子用フィルムのネマチックハイブリッド配向におけ
る基板界面でのダイレクターの方位は3度であると推定
される。
テルを合成した。該液晶性ポリエステルの対数粘度は、
0.16、液晶相としてネマチック相をもち、等方相−
液晶相転移温度は220℃、ガラス転移点は100℃で
あった。実施例1と同様の配向性試験を行った結果、こ
の液晶性ポリエステルがホメオトロピック配向性を示し
正の一軸性であることがわかった。式(2)のポリマー
の7wt%のクロロホルム溶液を調製した。溶液をラビ
ングポリイミド膜を有するガラスにスピンコート法によ
り塗布し、乾燥し、250℃で30分間熱処理したの
ち、冷却し固定化した。基板上の補償フィルムは透明で
配向欠陥はなく均一で膜厚は0.40μm、膜厚方向の
平均チルト角は45度でった。各光学素子の軸配置は図
6に示した配置で、補償フィルムの空気界面側が液晶セ
ルに近い側になるように、液晶セルの上下に液晶性光学
フィルムを各1枚づつ配置した。使用した液晶セルは液
晶材料としてZLI−4792を用い、セルパラメータ
はセルギャップ4.8μm、ねじれ角90度(左ねじ
れ)、プレチルト角4度である。液晶セルに対して、3
00Hzの矩形波で電圧を印加した。白表示0V、黒表
示6Vの透過率の比(白表示)/(黒表示)をコントラ
スト比として、全方位からのコントラスト比測定を浜松
ホトニクス(株)製FFP光学系DVS−3000を用
いて行い、等コントラスト曲線を描いた。その結果を図
7に示す。図6の配置において白表示と黒表示の透過率
の差を8等分するような電圧を液晶セルに印加し横方向
(0度−180度方向)での階調特性について(株)ト
プコン社製色彩輝度計BM−5を用いて測定した。結果
を図8に示す。
を装着しない状態で偏光板液晶セルに対するの配置は図
6と同じにし、実施例2と同様な方法により全方位での
コントラスト比測定、横方向(0度−180度方向)で
の階調特性の測定を行った。結果を図9、図10に示
す。
式(3)の液晶性ポリエステルの対数粘度は0.12、
液晶相としてネマチック相をもち、等方相−液晶相転移
温度は200℃、ガラス転移点は90℃であった。実施
例1と同様の配向性試験を行った結果、式(3)の液晶
性ポリエステルがホメオトロピック配向性を示し、正の
一軸性であることが分かった。式(4)の液晶性ポリエ
ステルの対数粘度は0.15、液晶相としてネマチック
相をもち、等方相−液晶相転移温度は300℃以上であ
った。該液晶性ポリエステルの10wt%のフェノール
/テトラクロロエタン混合溶媒(6/4重量比)溶液を
調製し、各種配向性試験用基板に、スクリーン印刷法に
より塗布したのち乾燥し、230℃で10分間熱処理を
行った。基板として、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラス、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリイミドフィ
ルム、ポリエーテルイミドフィルム、ポリエーテルエー
テルケトンフィルム、ポリエーテルスルフォンフィルム
を用いたが、いずれの基板上でも液晶相の顕微鏡観察に
よりシュリーレン組織がみられ、このポリマーがホモジ
ニアス配向性であることがわかった。式(3)、式
(4)の液晶性ポリエステルを20:80の重量比で含
有する液晶性ポリエステルの5wt%テトラクロロエタ
ン溶液を調製した。実施例2と同一の条件で塗布、乾
燥、熱処理を行い補償フィルムを得た。該補償フィルム
の膜厚0.50μmであった。このフィルムの膜厚方向
の平均チルト角は30度であった。実施例2と同様の方
法により全方位からのコントラスト比測定を行った。そ
の結果を図11に示す。
式(5)の液晶性ポリエステルの対数粘度は0.15、
液晶相としてネマチック相をもち、等方相−液晶相転移
温度は220℃、ガラス転移点は100℃であった。実
施例1と同様の配向性試験を行った結果、式(5)の液
晶性ポリエステルがホメオトロピック配向性を示し、正
の一軸性であることが分かった。式(6)の液晶性ポリ
エステルの対数粘度は0.18、液晶相としてネマチッ
ク相をもち、等方相−液晶相転移温度は200℃であっ
た。実施例3と同様の配向性試験を行った結果、式
(6)の液晶性ポリエステルが、ホモジニアス配向性で
あることがわかった。式(5)、式(6)の液晶性ポリ
エステルを25:75の重量比で含有する液晶性ポリエ
ステルの5wt%テトラクロロエタン溶液を調製した。
実施例2と同一の条件で塗布、乾燥、熱処理を行い補償
フィルムを得た。該補償フィルムの膜厚0.48μmで
あった。このフィルムの膜厚方向の平均チルト角は28
度であった。実施例2と同様の方法により全方位からの
コントラスト比測定を行い、実施例3と同様の結果を得
た。
式(7)の液晶性ポリエステルの対数粘度は0.20、
液晶相としてネマチック相をもち等方相−液晶相転移温
度は220℃であった。式(8)の液晶性ポリエステル
の対数粘度は0.21、液晶相としてネマチック相をも
ち等方相−液晶相転移温度は190℃であった。実施例
1と同様の配向性試験を行った結果、式(7)、式
(8)の液晶性ポリエステルはともにホメオトロピック
配向性を示し、光学的に正の一軸性であることが分かっ
た。式(7)、式(8)のポリマーを90:10の重量
比で含有するの4wt%のフェノール/テトラクロロエ
タン混合溶媒(6/4重量比)溶液を調製した。ラビン
グ処理した幅40cmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上にロールコート法により長さ10mにわたって
塗布し、120℃の熱風で乾燥したのち、180℃で2
0分間熱処理を行い冷却、固定化した。得られた補償フ
ィルムの表面に粘着剤を有するトリアセチルセルロース
フィルムを該粘着剤を介して貼り合わせ、次いでポリエ
チレンテレフタレートフィルムを剥離し、補償フィルム
をトリアセチルセルロースフィルムに転写した。補償フ
ィルムの膜厚は0.60μm、膜厚方向の平均チルト角
は35度であった。各光学素子の軸配置は図6に示した
配置で、液晶性光学フィルムのトリアセチルセルロース
フィルムが液晶セルに近い側にくるように、液晶セルの
上下に補償フィルムを各一枚づつ配置した。実施例2と
同様の方法により全方位でのコントラスト比測定を行っ
た。結果を図12に示す。
た。式(9)の液晶性ポリエステルの対数粘度は0.1
0、液晶相としてネマチック相をもち等方相−液晶相転
移温度は180℃であった。実施例1と同様の配向性試
験を行った結果、式(9)の液晶性ポリエステルが、ホ
メオトロピック配向性を示し、光学的に正の一軸性であ
ることが分かった。式(10)の液晶性ポリエステルの
対数粘度は0.18、液晶相としてネマチック相をも
ち、等方相一液晶相転移温度は300℃以上であった。
実施例3と同様の配向性試験を行った結果、式(10)
の液晶性ポリエステルが、ホモジニアス配向性であるこ
とがわかった。式(9)、式(10)のポリマーを5
0:50の重量比で含有するの8wt%のN−メチル−
2−ピロリドン溶液を調製した。ラビング処理した幅4
0cmのポリエーテルエーテルケトン上にダイコート法
により長さ10mにわたって塗布し、120℃の熱風で
乾燥したのち、220℃で10分間熱処理を行い冷却、
固定化した。得られた補償フィルムの表面に粘着剤を有
するトリアセチルセルロースフィルムを該粘着剤を介し
て貼り合わせ、次いでポリエーテルエーテルケトンフィ
ルムを剥離し、補償フィルムをトリアセチルセルロース
フィルムに転写した。補償フィルムの膜厚は0.62μ
m、膜厚方向の平均チルト角は37度であった。各光学
素子の軸配置は図6に示した配置で、液晶性光学フィル
ムのトリアセチルセルロースフィルムが液晶セルに近い
側にくるように、液晶セルの上下に補償フィルムを各一
枚づつ配置した。実施例2と同様の方法により全方位で
のコントラスト比測定を行い、実施例5と同様の結果を
得た。
ポリエステルの対数粘度は0.25、液晶相としてネマ
チック相をもち等方相−液晶相転移温度は190℃であ
った。実施例1と同様の配向性試験を行った結果、該液
晶性ポリエステルがホメオトロピック配向性を示し、光
学的に正の一軸性であることが分かった。該液晶性ポリ
エステルの15wt%のクロロホルム溶液し、ダイコー
ト法によりラビングポリイミド膜を有する40cm幅の
ポリアリレートフィルム上に長さ10mにわたって塗布
し、100℃の熱風乾燥を行い、200℃で5分間熱処
理を行い補償フィルムを得た。該補償フィルムの膜厚は
0.62μm、膜厚方向の平均チルト角は35度であっ
た。 Sony製液晶カラーテレビXTL−610の偏
光板を剥がし、補償フィルムの空気界面側が液晶セルに
近い側に来るように、液晶セルの上下に各1枚づつ補償
フィルムを貼り合わせた。その後、偏光板を上下1枚ず
つポリアリレートフィルムに貼り合わせた。各光学素子
の軸配置は図6に示した配置と同じなるようにした。実
施例2と同様な方法により全方位でのコントラスト比を
測定した。その結果を図13に示す。
に補償フィルムを装着していない場合の全方位でのコン
トラスト比を測定した。結果を図14に示す。
ポリエステルの対数粘度は0.21、液晶相としてネマ
チック相をもち等方相−液晶相転移温度は180℃であ
った。実施例1と同様の配向性試験を行った結果、該液
晶性ポリエステルがホメオトロピック配向性を示し、光
学的に正の一軸性であることが分かった。該液晶性10
wt%のフェノール/テトラクロロエタン混合溶媒(6
/4重量比)溶液を調製し、ロールコート法によりによ
りラビング処理した幅40cmのポリイミドフィルムに
長さ10mにわたって塗工し、120℃の熱風乾燥、2
20℃で5分間熱処理を行い補償フィルムを得た。次い
で、紫外線硬化型接着剤を補償フィルムの表面に塗り、
接着剤を介してポリビニルアルコールフィルムを貼り合
わせた。紫外線を照射し接着剤を硬化させたのち、ポリ
イミドフィルムを剥離しポリビニルアルコールフィルム
に補償フィルムを転写した。該補償フィルムの膜厚は
0.58μm、膜厚方向の平均チルト角は35度であっ
た。Casio製液晶カラーテレビVM−101偏光板
を剥がし、補償フィルムの空気界面側が液晶セルに近い
側に来るように、液晶セルの上下に各1枚づつ補償フィ
ルムを貼り合わせた。その後、偏光板を上下1枚ずつポ
リエーテルスルフォンに貼り合わせた。各光学素子の軸
配置は図6示した配置と同じになるようにした。実施例
2と同様な方法により全方位でのコントラスト比を測定
した。その結果を図15に示す。
に補償フィルムを装着していない場合の全方位でのコン
トラスト比を測定した。結果を図16に示す。
光学測定系の配置図を示す。
光学測定系の試料および偏光板の軸方位の関係を示す。
て傾けて測定した見かけのリターデーション値と試料の
傾き角の関係を示す。
厚と試料の正面での見かけのリターデーション値の測定
結果を示す。
る。
す。
す。
Claims (3)
- 【請求項1】 一官能性の構造単位を高分子鎖の片末端
または両末端に有し、かつ光学的に正の一軸性を示す液
晶性高分子から実質的に形成され、該液晶性高分子が液
晶状態において形成したネマチックハイブリッド配向を
固定化せしめたことを特徴とする光学素子用フィルム。 - 【請求項2】 一官能性の構造単位を高分子鎖の片末端
または両末端に有し、かつ光学的に正の一軸性を示す液
晶性高分子から実質的に形成され、該液晶性高分子が液
晶状態において形成したネマチックハイブリッド配向を
固定化せしめたことを特徴とする液晶表示素子用補償フ
ィルム。 - 【請求項3】 電極を備えた一対の透明基板とネマチッ
ク液晶とからなる駆動用液晶セルと、該基板の上下に配
置された上側偏光板、下側偏光板を少なくとも備えたツ
イステッドネマチック型液晶表示装置であって、該基板
と上側もしくは下側偏光板のうちどちらか一方の間また
は該基板と上側および下側偏光板のそれぞれの間に請求
項2記載の液晶表示素子用補償フィルムを少なくとも1
枚組み込んだことを特徴とするツィステッドネマチック
型液晶表示装置。
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