JPH10206708A - 一体型多心テープ積層心線 - Google Patents
一体型多心テープ積層心線Info
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- JPH10206708A JPH10206708A JP9005635A JP563597A JPH10206708A JP H10206708 A JPH10206708 A JP H10206708A JP 9005635 A JP9005635 A JP 9005635A JP 563597 A JP563597 A JP 563597A JP H10206708 A JPH10206708 A JP H10206708A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバテープ心線の積層体を一体化する
ことによる効果を享受しつつ、一体化のために積層体を
被覆しても積層体の体積増加が少なく、規格品のスロッ
トロッドの溝内に収容可能であるばかりでなく、従来の
標準的な光ファイバテープ心線の積層体に比べてもより
高密度な一体型の多心テープ積層心線を提供する。 【解決手段】 複数本の光ファイバ心線10を整列して
第1のUV硬化型樹脂11で一体に被覆してなる光ファ
イバテープ心線12を多層に積層するとともに、この光
ファイバテープ心線12の積層体を第1のUV硬化型樹
脂11よりも大きな所定のヤング率を有する第2のUV
硬化型樹脂13で一体に被覆してなることを特徴とする
一体型多心テープ積層心線。
ことによる効果を享受しつつ、一体化のために積層体を
被覆しても積層体の体積増加が少なく、規格品のスロッ
トロッドの溝内に収容可能であるばかりでなく、従来の
標準的な光ファイバテープ心線の積層体に比べてもより
高密度な一体型の多心テープ積層心線を提供する。 【解決手段】 複数本の光ファイバ心線10を整列して
第1のUV硬化型樹脂11で一体に被覆してなる光ファ
イバテープ心線12を多層に積層するとともに、この光
ファイバテープ心線12の積層体を第1のUV硬化型樹
脂11よりも大きな所定のヤング率を有する第2のUV
硬化型樹脂13で一体に被覆してなることを特徴とする
一体型多心テープ積層心線。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットロッドの
溝内に収納される光ファイバテープ心線を多層に積層し
てなる一体型多心テープ積層心線に関する。
溝内に収納される光ファイバテープ心線を多層に積層し
てなる一体型多心テープ積層心線に関する。
【0002】
【従来の技術】中継光ファイバケーブルとして代表的な
スロット型ケーブルは、図2に示されるように、複数本
(図の例では4本)の光ファイバ心線100を一列に整
列してその周囲をUV硬化型樹脂101で一体に被覆し
てなる多心の光ファイバテープ心線102を、プラスチ
ック製のケーブル部材であるスロットロッド103の溝
104内に所定枚(図の例では5枚)積層した状態で収
納し、更にスロットロッド103の外周を図示は省略さ
れる押え巻きテープ、ケーブルシースを順次巻装した構
成となっている。
スロット型ケーブルは、図2に示されるように、複数本
(図の例では4本)の光ファイバ心線100を一列に整
列してその周囲をUV硬化型樹脂101で一体に被覆し
てなる多心の光ファイバテープ心線102を、プラスチ
ック製のケーブル部材であるスロットロッド103の溝
104内に所定枚(図の例では5枚)積層した状態で収
納し、更にスロットロッド103の外周を図示は省略さ
れる押え巻きテープ、ケーブルシースを順次巻装した構
成となっている。
【0003】しかしながら、各光ファイバテープ心線1
02はケーブル製造時に相互の接着等は行われることな
く、撚り込み時に積層され、その状態を保持した状態で
ケーブルとされるのが一般的である。そのため、各光フ
ァイバテープ心線102はケーブル製造時にスロットロ
ッド103の溝104内で積層崩れを起こしたり、長手
方向において光ファイバテープ心線102にうねりを生
じて、伝送損失特性を低下させて製品品質を低下させる
ことがあった。このようなことは、心線数、即ち積層枚
数が増加するほど確率は高くなり、伝送損失特性におい
て重要な問題となる。また、ケーブル化のために、光フ
ァイバテープ心線102の積層枚数と同数のサプライボ
ビンセット、送り出し装置の配線、線通し作業、張力設
定等の作業を行う必要があり、200心、300心と心
線数が増加していくと、ケーブル製造のための作業工数
が増大して、製品歩留りの低下、ひいては製造コストの
増加を招く。
02はケーブル製造時に相互の接着等は行われることな
く、撚り込み時に積層され、その状態を保持した状態で
ケーブルとされるのが一般的である。そのため、各光フ
ァイバテープ心線102はケーブル製造時にスロットロ
ッド103の溝104内で積層崩れを起こしたり、長手
方向において光ファイバテープ心線102にうねりを生
じて、伝送損失特性を低下させて製品品質を低下させる
ことがあった。このようなことは、心線数、即ち積層枚
数が増加するほど確率は高くなり、伝送損失特性におい
て重要な問題となる。また、ケーブル化のために、光フ
ァイバテープ心線102の積層枚数と同数のサプライボ
ビンセット、送り出し装置の配線、線通し作業、張力設
定等の作業を行う必要があり、200心、300心と心
線数が増加していくと、ケーブル製造のための作業工数
が増大して、製品歩留りの低下、ひいては製造コストの
増加を招く。
【0004】上記の問題を解決するために、実開平5−
73611号公報には、個々の光ファイバテープ心線1
02の片面もしくは両面に凹凸を設け、凹凸を嵌合させ
て積層し、更に光ファイバテープ心線102の間と表面
をUV硬化型樹脂で被覆してユニット化した光ファイバ
ユニットが記載されている。
73611号公報には、個々の光ファイバテープ心線1
02の片面もしくは両面に凹凸を設け、凹凸を嵌合させ
て積層し、更に光ファイバテープ心線102の間と表面
をUV硬化型樹脂で被覆してユニット化した光ファイバ
ユニットが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開平5−73611号公報に記載されている光ファイバ
ユニットでは、積層崩れによる伝送損失特性の低下、よ
り作業性の向上による歩留り増加には効果が期待される
ものの、光ファイバケーブルとした場合は、従来品に比
べ逆に幾つかの基本特性の問題が発生する可能性があ
る。即ち、図2の構成において光ファイバテープ心線1
02を一体化した場合、光ケーブルの接続や分岐に際し
て、各光ファイバテープ心線102を一体化しているU
V硬化型樹脂を剥離してから各光テープファイバ心線1
00毎に取り出して接続、分岐作業を行うが、この時光
ファイバテープ心線102を構成するUV硬化型樹脂1
01と一体化のためのUV硬化型樹脂の硬度(一般的に
ヤング率で表される)が同じか近い値であると、一体化
のためのUV硬化型樹脂を被覆しUV硬化した時に、既
に硬化しているUV硬化型樹脂101の表面との密着力
が強くなりすぎて一体化のためのUV硬化型樹脂の剥離
作業性が低下する。このため、光ファイバテープ心線1
02を構成するUV硬化型樹脂101と一体化のための
UV硬化型樹脂の硬度に差を持たせる方が剥離作業性は
向上する。この場合、一般的には機械的強度の点で一体
化のためのUV硬化型樹脂の硬度が高い方が有利であ
り、光ファイバテープ心線102を構成するUV硬化型
樹脂101よりも硬度を高くして差を持たせることが考
えられるが、あまり一体化のためのUV硬化型樹脂の硬
度が高すぎると、一体型積層テープ心線ユニットとして
の曲げ、れじれ特性が低下してスロットロッド撚り込み
工程での伝送損失特性の低下につながるため、その上限
は制限されなくてはならない。しかしながら、これらの
点についての検討は前記実開平5−73611号では行
われていない。
開平5−73611号公報に記載されている光ファイバ
ユニットでは、積層崩れによる伝送損失特性の低下、よ
り作業性の向上による歩留り増加には効果が期待される
ものの、光ファイバケーブルとした場合は、従来品に比
べ逆に幾つかの基本特性の問題が発生する可能性があ
る。即ち、図2の構成において光ファイバテープ心線1
02を一体化した場合、光ケーブルの接続や分岐に際し
て、各光ファイバテープ心線102を一体化しているU
V硬化型樹脂を剥離してから各光テープファイバ心線1
00毎に取り出して接続、分岐作業を行うが、この時光
ファイバテープ心線102を構成するUV硬化型樹脂1
01と一体化のためのUV硬化型樹脂の硬度(一般的に
ヤング率で表される)が同じか近い値であると、一体化
のためのUV硬化型樹脂を被覆しUV硬化した時に、既
に硬化しているUV硬化型樹脂101の表面との密着力
が強くなりすぎて一体化のためのUV硬化型樹脂の剥離
作業性が低下する。このため、光ファイバテープ心線1
02を構成するUV硬化型樹脂101と一体化のための
UV硬化型樹脂の硬度に差を持たせる方が剥離作業性は
向上する。この場合、一般的には機械的強度の点で一体
化のためのUV硬化型樹脂の硬度が高い方が有利であ
り、光ファイバテープ心線102を構成するUV硬化型
樹脂101よりも硬度を高くして差を持たせることが考
えられるが、あまり一体化のためのUV硬化型樹脂の硬
度が高すぎると、一体型積層テープ心線ユニットとして
の曲げ、れじれ特性が低下してスロットロッド撚り込み
工程での伝送損失特性の低下につながるため、その上限
は制限されなくてはならない。しかしながら、これらの
点についての検討は前記実開平5−73611号では行
われていない。
【0006】更に、光ファイバテープ心線102の積層
体の全外面をUV硬化型樹脂で被覆するため、従来と同
サイズの光ファイバテープ心線102を用いた場合積層
体全体としての体積が増大する。一方、スロットロッド
103の溝104の深さや幅は規格化されている場合が
多いため、積層体の全幅が増すことにより溝104内に
納まらなかったり、積層体の高さが増すことによりスロ
ットロッド103の表面から突出したりすることもあ
る。そのため、特別なスロットロッド103を必要とし
たり、積層枚数を減ずる等の対策を講じなければなら
ず、コストの増加や伝送量の低下を招くことにもなる。
体の全外面をUV硬化型樹脂で被覆するため、従来と同
サイズの光ファイバテープ心線102を用いた場合積層
体全体としての体積が増大する。一方、スロットロッド
103の溝104の深さや幅は規格化されている場合が
多いため、積層体の全幅が増すことにより溝104内に
納まらなかったり、積層体の高さが増すことによりスロ
ットロッド103の表面から突出したりすることもあ
る。そのため、特別なスロットロッド103を必要とし
たり、積層枚数を減ずる等の対策を講じなければなら
ず、コストの増加や伝送量の低下を招くことにもなる。
【0007】本発明は上記の状況に鑑みてなされたもの
であり、光ファイバテープ心線の積層体を一体化するこ
とによる効果を享受しつつ、一体化のために積層体を被
覆しても積層体の体積増加が少なく、規格品のスロット
ロッドの溝内に収容可能であるばかりでなく、従来の標
準的な光ファイバテープ心線の積層体に比べてもより高
密度な一体型の多心テープ積層心線を提供することを目
的とする。
であり、光ファイバテープ心線の積層体を一体化するこ
とによる効果を享受しつつ、一体化のために積層体を被
覆しても積層体の体積増加が少なく、規格品のスロット
ロッドの溝内に収容可能であるばかりでなく、従来の標
準的な光ファイバテープ心線の積層体に比べてもより高
密度な一体型の多心テープ積層心線を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明
の、複数本の光ファイバ心線を整列して第1のUV硬化
型樹脂で一体に被覆してなる光ファイバテープ心線を多
層に積層するとともに、この光ファイバテープ心線の積
層体を前記第1のUV硬化型樹脂よりも大きな所定のヤ
ング率を有する第2のUV硬化型樹脂で一体に被覆して
なることを特徴とする一体型多心テープ積層心線によっ
て達成される。
の、複数本の光ファイバ心線を整列して第1のUV硬化
型樹脂で一体に被覆してなる光ファイバテープ心線を多
層に積層するとともに、この光ファイバテープ心線の積
層体を前記第1のUV硬化型樹脂よりも大きな所定のヤ
ング率を有する第2のUV硬化型樹脂で一体に被覆して
なることを特徴とする一体型多心テープ積層心線によっ
て達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一体型多心テープ
積層心線に関して図面に基づいて説明する。図1は、本
発明の一体型多心テープ積層心線の一実施形態を示す断
面図である。図示されるように、本発明の一体型多心テ
ープ積層心線は、複数本(図の例では4本)の光ファイ
バ心線10を一列に整列してその周囲を第1のUV硬化
型樹脂11で一体に被覆してなる多心の光ファイバテー
プ心線12を、複数枚(図の例では5枚)積層し、更に
この積層体全体を第2のUV硬化型樹脂13で被覆して
一体化した構成となっている。
積層心線に関して図面に基づいて説明する。図1は、本
発明の一体型多心テープ積層心線の一実施形態を示す断
面図である。図示されるように、本発明の一体型多心テ
ープ積層心線は、複数本(図の例では4本)の光ファイ
バ心線10を一列に整列してその周囲を第1のUV硬化
型樹脂11で一体に被覆してなる多心の光ファイバテー
プ心線12を、複数枚(図の例では5枚)積層し、更に
この積層体全体を第2のUV硬化型樹脂13で被覆して
一体化した構成となっている。
【0010】ここで、第1のUV硬化型樹脂11と第2
のUV硬化型樹脂13とは、そのヤング率において第2
のUV硬化型樹脂13の方が大きくなるように設定され
ている。第1のUV硬化型樹脂11のヤング率は、従来
より光ファイバテープ心線12を構成するUV硬化型樹
脂のヤング率と同等で構わないが、本発明においてはこ
の第1のUV硬化型樹脂11の外側をさらに第1のUV
硬化型樹脂11よりもヤング率の大きな第2のUV硬化
型樹脂13で更に被覆する構成であるため、従来よりも
第1のUV硬化型樹脂11による被膜層厚みを少なくす
ることができる。第1のUV硬化型樹脂11のヤング率
と第2のUV硬化型樹脂13のヤング率は、両者間で適
宜相対的に設定可能であるが、光ファイバケーブルとし
ての実用的な特性を考慮すると、第1のUV硬化型樹脂
11のヤング率は50〜80(kg/mm2 ,23℃)
であり、第2のUV硬化型樹脂のヤング率は90〜10
0(kg/mm2 ,23℃)であることが好ましい。
尚、これらUV硬化型樹脂は、上記のヤング率の範囲を
満足するものであれば、樹脂の種類や組成、分子量等に
おいて特に制限されるものではなく、また定法に従い上
記のヤング率の範囲に調整したり、市場から入手するこ
ともできる。例えば、第1のUV硬化型樹脂としてJS
R製R3041(ヤング率:51kg/mm2 )を、第
2のUV硬化型樹脂としてJSR製R3059(ヤング
率:93kg/mm2 )を市場から容易に入手すること
ができる。
のUV硬化型樹脂13とは、そのヤング率において第2
のUV硬化型樹脂13の方が大きくなるように設定され
ている。第1のUV硬化型樹脂11のヤング率は、従来
より光ファイバテープ心線12を構成するUV硬化型樹
脂のヤング率と同等で構わないが、本発明においてはこ
の第1のUV硬化型樹脂11の外側をさらに第1のUV
硬化型樹脂11よりもヤング率の大きな第2のUV硬化
型樹脂13で更に被覆する構成であるため、従来よりも
第1のUV硬化型樹脂11による被膜層厚みを少なくす
ることができる。第1のUV硬化型樹脂11のヤング率
と第2のUV硬化型樹脂13のヤング率は、両者間で適
宜相対的に設定可能であるが、光ファイバケーブルとし
ての実用的な特性を考慮すると、第1のUV硬化型樹脂
11のヤング率は50〜80(kg/mm2 ,23℃)
であり、第2のUV硬化型樹脂のヤング率は90〜10
0(kg/mm2 ,23℃)であることが好ましい。
尚、これらUV硬化型樹脂は、上記のヤング率の範囲を
満足するものであれば、樹脂の種類や組成、分子量等に
おいて特に制限されるものではなく、また定法に従い上
記のヤング率の範囲に調整したり、市場から入手するこ
ともできる。例えば、第1のUV硬化型樹脂としてJS
R製R3041(ヤング率:51kg/mm2 )を、第
2のUV硬化型樹脂としてJSR製R3059(ヤング
率:93kg/mm2 )を市場から容易に入手すること
ができる。
【0011】前述したように第1のUV硬化型樹脂11
の外側をヤング率の大きな第2のUV硬化型樹脂13で
被覆しているため、第1のUV硬化型樹脂11の厚さを
必要最小限の機械的強度を損なわない範囲で従来の樹脂
よりも薄くすることが可能になる。このような薄肉化に
より、光ファイバテープ心線12の積層体全体として積
層高さを減ずることが可能となり、スロットロッドの溝
(図示略)に収容できる光ファイバテープ心線12の積
層枚数を増加させることができ、光ファイバの高密度化
を可能にする。即ち、従来の代表的な4心の光ファイバ
テープ心線と比較して、本発明では厚さで0.09mm
(±0.02mm)、テープ幅で0.04mm(±0.
05mm)小型化しても光ファイバケーブルとしての実
用面での問題はなく、これを積層した場合本発明による
光ファイバテープ心線12を6枚積層した高さは、従来
の光ファイバテープ心線を5枚積層した高さと同等もし
くはそれ以下となり、スロットロッドの同一溝内に一枚
多く光ファイバテープ心線12を収納することができ
る。また、この薄肉化により、光ファイバテープ心線1
2の積層体全体を第2のUV硬化型樹脂13で被覆した
としても、規格品のスロットロッドの溝内に十分収容可
能な大きさに抑えることができる。
の外側をヤング率の大きな第2のUV硬化型樹脂13で
被覆しているため、第1のUV硬化型樹脂11の厚さを
必要最小限の機械的強度を損なわない範囲で従来の樹脂
よりも薄くすることが可能になる。このような薄肉化に
より、光ファイバテープ心線12の積層体全体として積
層高さを減ずることが可能となり、スロットロッドの溝
(図示略)に収容できる光ファイバテープ心線12の積
層枚数を増加させることができ、光ファイバの高密度化
を可能にする。即ち、従来の代表的な4心の光ファイバ
テープ心線と比較して、本発明では厚さで0.09mm
(±0.02mm)、テープ幅で0.04mm(±0.
05mm)小型化しても光ファイバケーブルとしての実
用面での問題はなく、これを積層した場合本発明による
光ファイバテープ心線12を6枚積層した高さは、従来
の光ファイバテープ心線を5枚積層した高さと同等もし
くはそれ以下となり、スロットロッドの同一溝内に一枚
多く光ファイバテープ心線12を収納することができ
る。また、この薄肉化により、光ファイバテープ心線1
2の積層体全体を第2のUV硬化型樹脂13で被覆した
としても、規格品のスロットロッドの溝内に十分収容可
能な大きさに抑えることができる。
【0012】本発明の一体型多心テープ積層心線は上記
の如く構成されるが、更に積層体を構成する各々の光フ
ァイバテープ心線12をその積層位置に応じて伸び張力
を調整して付与した状態で積層することが望ましい。即
ち、図2に示される如く、複数枚の光ファイバテープ心
線102を積層してスロットロッド103の溝104内
に撚り込む場合、溝104の底部に接する最下層光ファ
イバテープ心線102aを最大とし、上方に位置するも
のほど小さくなるように伸び張力を調整して付与した状
態で積層するのが一般的である。これは、溝104に収
納した時の各光ファイバテープ心線102の伸び量が最
下層で最も小さく、上方に向かうほど順次大きくなるた
めである。そこで、最下層の光ファイバテープ心線10
2a(もしくは最上層の光ファイバテープ心線)の伸び
量を基準として、各光ファイバテープ心線102に予め
収納時の各光ファイバテープ心線102の伸び量の差に
見合った伸び張力を下記式から計算して付与し、一体型
テープ積層心線としてから撚り込むことで、スロットロ
ッド収納時の積層状態における各光ファイバテープ10
2の伸び量を等しくすることができる。
の如く構成されるが、更に積層体を構成する各々の光フ
ァイバテープ心線12をその積層位置に応じて伸び張力
を調整して付与した状態で積層することが望ましい。即
ち、図2に示される如く、複数枚の光ファイバテープ心
線102を積層してスロットロッド103の溝104内
に撚り込む場合、溝104の底部に接する最下層光ファ
イバテープ心線102aを最大とし、上方に位置するも
のほど小さくなるように伸び張力を調整して付与した状
態で積層するのが一般的である。これは、溝104に収
納した時の各光ファイバテープ心線102の伸び量が最
下層で最も小さく、上方に向かうほど順次大きくなるた
めである。そこで、最下層の光ファイバテープ心線10
2a(もしくは最上層の光ファイバテープ心線)の伸び
量を基準として、各光ファイバテープ心線102に予め
収納時の各光ファイバテープ心線102の伸び量の差に
見合った伸び張力を下記式から計算して付与し、一体型
テープ積層心線としてから撚り込むことで、スロットロ
ッド収納時の積層状態における各光ファイバテープ10
2の伸び量を等しくすることができる。
【0013】
【数1】
【0014】式中、dはスロットロッドの外径(m
m),Pは溝のピッチ(mm)、aは光ファイバテープ
心線の厚さ(mm)、bは溝の深さ(mm)、πは円周
率、Iは光ファイバテープ心線の積層枚数、εx はケー
プル撚り後の歪み(%)、ES はスロットロッドのヤン
グ率(kg/mm2 )、SS はスロットロッドの断面積
(mm2 )、TS はスロットロッドの張力(Kg)、E
t は光ファイバテープ心線のヤング率(kg/m
m2 )、St は光ファイバテープ心線の断面積(m
m2 )である。このように個々の伸び量が調整されて積
層された光ファイバテープ心線102の積層体は、積層
体全体としての伸び量も均一になり、スロットロッド収
納時における伝送特性を安定化させることができる。
m),Pは溝のピッチ(mm)、aは光ファイバテープ
心線の厚さ(mm)、bは溝の深さ(mm)、πは円周
率、Iは光ファイバテープ心線の積層枚数、εx はケー
プル撚り後の歪み(%)、ES はスロットロッドのヤン
グ率(kg/mm2 )、SS はスロットロッドの断面積
(mm2 )、TS はスロットロッドの張力(Kg)、E
t は光ファイバテープ心線のヤング率(kg/m
m2 )、St は光ファイバテープ心線の断面積(m
m2 )である。このように個々の伸び量が調整されて積
層された光ファイバテープ心線102の積層体は、積層
体全体としての伸び量も均一になり、スロットロッド収
納時における伝送特性を安定化させることができる。
【0015】本発明においても、上記に従ってスロット
ロッドの溝内に収納した際に溝底部に最も近くなる光フ
ァイバテープ心線(例えば、図1において符号12aで
示される光ファイバテープ心線)を最大とし、最上層に
位置する光ファイバテープ心線(図1において符号12
bで示される光ファイバテープ心線)に向かって順次小
さくなるように伸び張力を付与した状態で積層し、第2
のUV硬化型樹脂13で一体化することが好ましい。
ロッドの溝内に収納した際に溝底部に最も近くなる光フ
ァイバテープ心線(例えば、図1において符号12aで
示される光ファイバテープ心線)を最大とし、最上層に
位置する光ファイバテープ心線(図1において符号12
bで示される光ファイバテープ心線)に向かって順次小
さくなるように伸び張力を付与した状態で積層し、第2
のUV硬化型樹脂13で一体化することが好ましい。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、光ファイバテープ心線の積層体を一体化することに
よる効果、即ち光ファイバケーブル製造時における光フ
ァイバテープ心線のスロットロッドの溝内での積層崩れ
の防止や製造に際しての作業工数の削減による製造コス
トの低減等を享受しつつ、光ファイバテープ心線を高密
度でスロットロッドに収納でき、伝送量を大幅に増加さ
せることができる。
ば、光ファイバテープ心線の積層体を一体化することに
よる効果、即ち光ファイバケーブル製造時における光フ
ァイバテープ心線のスロットロッドの溝内での積層崩れ
の防止や製造に際しての作業工数の削減による製造コス
トの低減等を享受しつつ、光ファイバテープ心線を高密
度でスロットロッドに収納でき、伝送量を大幅に増加さ
せることができる。
【図1】本発明の一体型多心テープ積層心線の一実施形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】従来の光ファイバテープ心線を積層した光ファ
イバケーブルの要部断面図である。
イバケーブルの要部断面図である。
10 光ファイバ心線 11 第1のUV硬化型樹脂 12 光ファイバテープ心線 13 第2のUV硬化型樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本の光ファイバ心線を整列して第1
のUV硬化型樹脂で一体に被覆してなる光ファイバテー
プ心線を多層に積層するとともに、この光ファイバテー
プ心線の積層体を前記第1のUV硬化型樹脂よりも大き
なヤング率を有する第2のUV硬化型樹脂で一体に被覆
してなることを特徴とする一体型多心テープ積層心線。 - 【請求項2】 前記第1のUV硬化型樹脂のヤング率が
50〜80(kg/mm2 ,23℃)であり、前記第2
のUV硬化型樹脂のヤング率が90〜100(kg/m
m2 ,23℃)であることを特徴とする請求項1記載の
一体型多心テープ積層心線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005635A JPH10206708A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 一体型多心テープ積層心線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005635A JPH10206708A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 一体型多心テープ積層心線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206708A true JPH10206708A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11616613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9005635A Pending JPH10206708A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 一体型多心テープ積層心線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206708A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1184185A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-26 | Fujikura Ltd | 光ファイバユニットを用いた光ファイバケーブル |
| KR20000050474A (ko) * | 1999-01-11 | 2000-08-05 | 윤종용 | 다층 리본광섬유 및 그 제작방법 |
| WO2004025346A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | The Furukawa Electric Co.,Ltd. | 低偏波モード分散特性の光ファイバテープ心線及びその心線の動的粘弾性測定法 |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP9005635A patent/JPH10206708A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1184185A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-26 | Fujikura Ltd | 光ファイバユニットを用いた光ファイバケーブル |
| KR20000050474A (ko) * | 1999-01-11 | 2000-08-05 | 윤종용 | 다층 리본광섬유 및 그 제작방법 |
| WO2004025346A1 (ja) * | 2002-09-11 | 2004-03-25 | The Furukawa Electric Co.,Ltd. | 低偏波モード分散特性の光ファイバテープ心線及びその心線の動的粘弾性測定法 |
| US7209614B2 (en) | 2002-09-11 | 2007-04-24 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber tape of low polarization mode dispersion characteristic and method for measuring dynamic viscoelasticity of the optical fiber tape |
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