JPH1020673A - 現像ローラ及び現像器 - Google Patents
現像ローラ及び現像器Info
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- JPH1020673A JPH1020673A JP17365496A JP17365496A JPH1020673A JP H1020673 A JPH1020673 A JP H1020673A JP 17365496 A JP17365496 A JP 17365496A JP 17365496 A JP17365496 A JP 17365496A JP H1020673 A JPH1020673 A JP H1020673A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体として製造コストの安い感光体ドラム
を使用できるソフトタイプの現像ローラであって、構造
が簡単で製造コストが安いものを得る。 【解決手段】 芯金22とこの芯金22の外周部に弾性
層23を設けることにより現像ローラ20を形成し、弾
性層23を少なくとも弾性材料24と磁性材料25とを
混合して形成する。
を使用できるソフトタイプの現像ローラであって、構造
が簡単で製造コストが安いものを得る。 【解決手段】 芯金22とこの芯金22の外周部に弾性
層23を設けることにより現像ローラ20を形成し、弾
性層23を少なくとも弾性材料24と磁性材料25とを
混合して形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一成分磁性トナー
を使用する電子写真方式の画像形成装置において用いら
れる現像ローラ及び現像器に関する。
を使用する電子写真方式の画像形成装置において用いら
れる現像ローラ及び現像器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一成分磁性トナーを使用する画像
形成装置では様々な形式の現像ローラ及び現像器が使用
されている。その現像ローラ及び現像器の構造を図7な
いし図9に基づいて説明する。
形成装置では様々な形式の現像ローラ及び現像器が使用
されている。その現像ローラ及び現像器の構造を図7な
いし図9に基づいて説明する。
【0003】図7は、画像形成部の構造を示すものであ
る。感光体ベルト1の周囲に、帯電器2、現像器3、転
写器4、クリーニングブレード5、除電器6が配置され
ている。現像器3内には、一成分磁性トナーを磁力で吸
着する現像ローラ7と、現像ローラ7の外周面に当接さ
れてこの現像ローラ7に吸着されたトナーの薄層化と摩
擦帯電とを行うドクターブレード8とが設けられてい
る。前記現像ローラ7は図8に示すように、金属で形成
した芯金9と、芯金9の外周部に設けた樹脂で形成した
表層10とからなる。この表層10は1mm程度の厚さ
に形成され、その中にはフェライトなどの磁性材料が含
まれ、等ピッチに磁化されている。
る。感光体ベルト1の周囲に、帯電器2、現像器3、転
写器4、クリーニングブレード5、除電器6が配置され
ている。現像器3内には、一成分磁性トナーを磁力で吸
着する現像ローラ7と、現像ローラ7の外周面に当接さ
れてこの現像ローラ7に吸着されたトナーの薄層化と摩
擦帯電とを行うドクターブレード8とが設けられてい
る。前記現像ローラ7は図8に示すように、金属で形成
した芯金9と、芯金9の外周部に設けた樹脂で形成した
表層10とからなる。この表層10は1mm程度の厚さ
に形成され、その中にはフェライトなどの磁性材料が含
まれ、等ピッチに磁化されている。
【0004】このようなハードタイプの現像ローラ7を
使用する場合にはソフトタイプの感光体ベルト1を用い
ることにより、感光体ベルト1上の静電潜像への一成分
磁性トナーの付着を、現像ローラ7と感光体ベルト1と
の間に過大な押し付け力を発生させることなく、かつ、
そのときの摩擦により感光体ベルト1を損傷させること
なく行わせる。
使用する場合にはソフトタイプの感光体ベルト1を用い
ることにより、感光体ベルト1上の静電潜像への一成分
磁性トナーの付着を、現像ローラ7と感光体ベルト1と
の間に過大な押し付け力を発生させることなく、かつ、
そのときの摩擦により感光体ベルト1を損傷させること
なく行わせる。
【0005】しかし、感光体ベルト1は製造コストが高
い。また、感光体ベルト1の走行性を安定させるために
は様々な部品を必要とし、この点も画像形成部全体の製
造コストを高くする一因となっている。
い。また、感光体ベルト1の走行性を安定させるために
は様々な部品を必要とし、この点も画像形成部全体の製
造コストを高くする一因となっている。
【0006】そこで、製造コストの安いハードタイプの
感光体ドラムを使用できるようにしたソフトタイプの現
像ローラが特開平3−259278号公報に示されてい
る。この現像ローラ11は図9に示すように、中心部に
芯金12を有し、この芯金12の外周に弾性層13と磁
力発生層14とを同心円状に配設している。弾性層13
は、天然ゴムやシリコンゴムなどを用いて0.5mm以
上の厚さに形成している。磁力発生層14は、鉄やニッ
ケルなどを含む磁性材料を用い、0.1mm以下の厚さ
に形成している。このようなソフトタイプの現像ローラ
11を使用すれば、製造コストの安いハードタイプの感
光体ドラムを使用でき、画像形成部全体の製造コストを
安くすることができる。
感光体ドラムを使用できるようにしたソフトタイプの現
像ローラが特開平3−259278号公報に示されてい
る。この現像ローラ11は図9に示すように、中心部に
芯金12を有し、この芯金12の外周に弾性層13と磁
力発生層14とを同心円状に配設している。弾性層13
は、天然ゴムやシリコンゴムなどを用いて0.5mm以
上の厚さに形成している。磁力発生層14は、鉄やニッ
ケルなどを含む磁性材料を用い、0.1mm以下の厚さ
に形成している。このようなソフトタイプの現像ローラ
11を使用すれば、製造コストの安いハードタイプの感
光体ドラムを使用でき、画像形成部全体の製造コストを
安くすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示した
現像ローラ11は、硬くて薄い磁力発生層14を軟らか
い弾性層13に接着するときの接着性が悪い。また、芯
金12の外周に弾性層13と磁力発生層14とを二層構
造に形成するため、製造コストが高くなる。さらに、現
像ローラ11として軟らかさを保つために磁力発生層1
4を0.1mm以下の厚さにしているため、磁力発生層
14に含まれる磁性材料を十分に増やすことができず、
十分な磁力を得ることができない。
現像ローラ11は、硬くて薄い磁力発生層14を軟らか
い弾性層13に接着するときの接着性が悪い。また、芯
金12の外周に弾性層13と磁力発生層14とを二層構
造に形成するため、製造コストが高くなる。さらに、現
像ローラ11として軟らかさを保つために磁力発生層1
4を0.1mm以下の厚さにしているため、磁力発生層
14に含まれる磁性材料を十分に増やすことができず、
十分な磁力を得ることができない。
【0008】そこで本発明は、感光体として製造コスト
の安い感光体ドラムを使用できるソフトタイプの現像ロ
ーラであって、構造が簡単で製造コストが安く、かつ、
十分な磁力を得ることができる現像ローラ及びその現像
ローラを用いた現像器を提供することを目的とする。
の安い感光体ドラムを使用できるソフトタイプの現像ロ
ーラであって、構造が簡単で製造コストが安く、かつ、
十分な磁力を得ることができる現像ローラ及びその現像
ローラを用いた現像器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一成分磁性トナーを磁力で吸着して搬送し、この一成分
磁性トナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させる現
像ローラにおいて、芯金とこの芯金の外周部に設けた弾
性層とを有し、この弾性層を少なくとも弾性材料と磁性
材料とを混合して形成した。従って、弾性層から磁力が
発生するため、芯金の外周部に弾性層を設けるだけでよ
く、構造が簡単で製造コストが安くなる。また、弾性層
を十分な厚さに形成することができ、この弾性層の中に
十分な量の磁性材料を混合させることができ、一成分磁
性トナーを搬送するために必要な磁力を十分に確保する
ことができる。
一成分磁性トナーを磁力で吸着して搬送し、この一成分
磁性トナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させる現
像ローラにおいて、芯金とこの芯金の外周部に設けた弾
性層とを有し、この弾性層を少なくとも弾性材料と磁性
材料とを混合して形成した。従って、弾性層から磁力が
発生するため、芯金の外周部に弾性層を設けるだけでよ
く、構造が簡単で製造コストが安くなる。また、弾性層
を十分な厚さに形成することができ、この弾性層の中に
十分な量の磁性材料を混合させることができ、一成分磁
性トナーを搬送するために必要な磁力を十分に確保する
ことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、弾性層内の磁性材料の密度を内周部に比べ
て外周部を密にした。従って、弾性層内に磁性材料を均
一に混合させる場合に比べて弾性層内に混合させる弾性
材料の総量を少なくしても、一成分磁性トナーを搬送す
るために必要な磁力を十分に確保することができる。
明において、弾性層内の磁性材料の密度を内周部に比べ
て外周部を密にした。従って、弾性層内に磁性材料を均
一に混合させる場合に比べて弾性層内に混合させる弾性
材料の総量を少なくしても、一成分磁性トナーを搬送す
るために必要な磁力を十分に確保することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、弾性層の外周面に表面保護層を被覆
した。従って、表面保護層を被覆することにより、現像
ローラの耐久性を向上させ、バイアス電圧のリークや弾
性層内に含まれる添加剤のしみ出しなどを防止できる。
載の発明において、弾性層の外周面に表面保護層を被覆
した。従って、表面保護層を被覆することにより、現像
ローラの耐久性を向上させ、バイアス電圧のリークや弾
性層内に含まれる添加剤のしみ出しなどを防止できる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、表面保護層の厚みを0.1mm以下とし
た。従って、表面保護層を設けることによる現像ローラ
表面の磁力の低下を抑えることができ、現像ローラ表面
の磁力をトナー搬送に必要な値に維持することができ
る。
明において、表面保護層の厚みを0.1mm以下とし
た。従って、表面保護層を設けることによる現像ローラ
表面の磁力の低下を抑えることができ、現像ローラ表面
の磁力をトナー搬送に必要な値に維持することができ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載の発明において、JIS規格K6301のA
型硬度計で計測した弾性層のゴム硬度を70度以下にし
た。従って、現像ローラの外周部が硬いことが原因とな
る画像濃度の低下と地肌汚れとを防止できる。
又は4記載の発明において、JIS規格K6301のA
型硬度計で計測した弾性層のゴム硬度を70度以下にし
た。従って、現像ローラの外周部が硬いことが原因とな
る画像濃度の低下と地肌汚れとを防止できる。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4又は5記載の発明において、弾性層の電気抵抗値
を1010Ω・cm以下にした。従って、弾性層の電気抵
抗値が高すぎることが原因となる画像濃度の低下を防止
できる。
3、4又は5記載の発明において、弾性層の電気抵抗値
を1010Ω・cm以下にした。従って、弾性層の電気抵
抗値が高すぎることが原因となる画像濃度の低下を防止
できる。
【0015】請求項7記載の発明は、一成分磁性トナー
を磁力で吸着して搬送し、この一成分磁性トナーを感光
体ドラム上の静電潜像に付着させる現像ローラを有する
現像器において、請求項1ないし6のいずれか一記載の
現像ローラを用いた。従って、請求項1ないし6のいず
れか一記載の現像ローラを用いた現像器で現像すること
により、それぞれの請求項で説明したのと同じ効果が得
られる。
を磁力で吸着して搬送し、この一成分磁性トナーを感光
体ドラム上の静電潜像に付着させる現像ローラを有する
現像器において、請求項1ないし6のいずれか一記載の
現像ローラを用いた。従って、請求項1ないし6のいず
れか一記載の現像ローラを用いた現像器で現像すること
により、それぞれの請求項で説明したのと同じ効果が得
られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。レーザービームなどの
照射により静電潜像が形成される感光体ドラム15の周
囲には、帯電器16、現像器17、転写器18、クリー
ニングユニット19等が配置されている。前記現像器1
7内には、一成分磁性トナーを磁力で吸着する現像ロー
ラ20と、現像ローラ20の外周面に当接されてこの現
像ローラ20に吸着されたトナーの薄層化と摩擦帯電と
を行うドクターブレード21とが設けられている。
ないし図3に基づいて説明する。レーザービームなどの
照射により静電潜像が形成される感光体ドラム15の周
囲には、帯電器16、現像器17、転写器18、クリー
ニングユニット19等が配置されている。前記現像器1
7内には、一成分磁性トナーを磁力で吸着する現像ロー
ラ20と、現像ローラ20の外周面に当接されてこの現
像ローラ20に吸着されたトナーの薄層化と摩擦帯電と
を行うドクターブレード21とが設けられている。
【0017】前記現像ローラ20は、金属で形成した芯
金22と、芯金22の外周部に固着された弾性層23と
により形成されている。弾性層23は、弾性材料24の
中に磁性材料25を混合させることにより形成されてい
る。
金22と、芯金22の外周部に固着された弾性層23と
により形成されている。弾性層23は、弾性材料24の
中に磁性材料25を混合させることにより形成されてい
る。
【0018】弾性材料24としては、シリコンゴム、ウ
レタンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジ
エンゴム、天然ゴム等を用いる。磁性材料25として
は、鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等を用いる。弾
性層23の形態としては、ゴム、発泡体、スポンジ等と
する。
レタンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジ
エンゴム、天然ゴム等を用いる。磁性材料25として
は、鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等を用いる。弾
性層23の形態としては、ゴム、発泡体、スポンジ等と
する。
【0019】前記弾性層23のゴム硬度に関して、JI
S規格K6301のA型硬度計で計測したゴム硬度を7
0度以下にした。また、弾性層23の電気抵抗値を10
10Ω・cm以下にした。
S規格K6301のA型硬度計で計測したゴム硬度を7
0度以下にした。また、弾性層23の電気抵抗値を10
10Ω・cm以下にした。
【0020】このような構成において、画像形成時に
は、感光体ドラム15と現像ローラ20とがそれぞれ矢
印方向へ回転駆動され、現像器17内の一成分磁性トナ
ーが現像ローラ20の外周面に吸着される。一成分磁性
トナーを吸着した現像ローラ20が回転することによ
り、吸着された一成分磁性トナーはドクターブレード2
1により薄層化され、かつ、摩擦帯電される。現像ロー
ラ20の表面に吸着されて摩擦帯電された一成分磁性ト
ナーは、現像ローラ20の回転に伴って感光体ドラム1
5とのニップ部まで搬送され、感光体ドラム15上に形
成された静電潜像に付着する。静電潜像に一成分磁性ト
ナーが付着することによりトナー像が形成され、このト
ナー像は転写器18に対向する位置で記録紙(図示せ
ず)に転写される。
は、感光体ドラム15と現像ローラ20とがそれぞれ矢
印方向へ回転駆動され、現像器17内の一成分磁性トナ
ーが現像ローラ20の外周面に吸着される。一成分磁性
トナーを吸着した現像ローラ20が回転することによ
り、吸着された一成分磁性トナーはドクターブレード2
1により薄層化され、かつ、摩擦帯電される。現像ロー
ラ20の表面に吸着されて摩擦帯電された一成分磁性ト
ナーは、現像ローラ20の回転に伴って感光体ドラム1
5とのニップ部まで搬送され、感光体ドラム15上に形
成された静電潜像に付着する。静電潜像に一成分磁性ト
ナーが付着することによりトナー像が形成され、このト
ナー像は転写器18に対向する位置で記録紙(図示せ
ず)に転写される。
【0021】現像ローラ20はその外周部が弾性を有す
る弾性層23で形成されているため、芯金22の外周部
に弾性層23を設けるだけでよく、構造が簡単になると
ともに製造コストが安くなる。さらに、現像ローラ20
はその外周部に位置する弾性層23が弾性を有するの
で、安価なハードタイプの感光体ドラム15を用いるこ
とができ、画像形成部全体の製造コストを安くすること
ができる。
る弾性層23で形成されているため、芯金22の外周部
に弾性層23を設けるだけでよく、構造が簡単になると
ともに製造コストが安くなる。さらに、現像ローラ20
はその外周部に位置する弾性層23が弾性を有するの
で、安価なハードタイプの感光体ドラム15を用いるこ
とができ、画像形成部全体の製造コストを安くすること
ができる。
【0022】弾性層23の厚さについては、何らの制限
を受けることなく十分な厚さに設定することができる。
このため、弾性層23の中に十分な量の磁性材料25を
混合させることができ、一成分磁性トナーを搬送するた
めに必要な磁力を十分に確保することができる。
を受けることなく十分な厚さに設定することができる。
このため、弾性層23の中に十分な量の磁性材料25を
混合させることができ、一成分磁性トナーを搬送するた
めに必要な磁力を十分に確保することができる。
【0023】JIS規格K6301のA型硬度計で計測
した弾性層23のゴム硬度が70度以上になると、地肌
汚れの発生が目視できるようになる。この原因について
は明確になっていないが、ゴム硬度が低い領域では、ト
ナー帯電が十分に行われると同時に現像ローラ20への
トナー吸着が十分に行われるのに対し、ゴム硬度が高い
領域では、トナー帯電が不十分になると同時に現像ロー
ラ20へのトナー吸着量が減少するためと推定される。
従って、A型硬度計で計測した弾性層23のゴム硬度を
70度以下にすることにより、画像濃度の低下と地肌汚
れとを防止でき、良好な画像を形成することができる。
した弾性層23のゴム硬度が70度以上になると、地肌
汚れの発生が目視できるようになる。この原因について
は明確になっていないが、ゴム硬度が低い領域では、ト
ナー帯電が十分に行われると同時に現像ローラ20への
トナー吸着が十分に行われるのに対し、ゴム硬度が高い
領域では、トナー帯電が不十分になると同時に現像ロー
ラ20へのトナー吸着量が減少するためと推定される。
従って、A型硬度計で計測した弾性層23のゴム硬度を
70度以下にすることにより、画像濃度の低下と地肌汚
れとを防止でき、良好な画像を形成することができる。
【0024】図3は、弾性層23の電気抵抗値を変えて
黒ベタ画像を出力した場合の画像濃度を示すグラフであ
る。電気抵抗値が1010Ω・cmを越えると画像濃度は
急激に低下する。これは、弾性層23の電気抵抗値が高
くなることで現像バイアス電圧が不足し、感光体ドラム
15上の静電潜像に対する一成分磁性トナーの付着が不
良になるためである。そこで、弾性層23の電気抵抗値
を1010Ω・cm以下とすることにより、適正な画像濃
度を得ることができる。
黒ベタ画像を出力した場合の画像濃度を示すグラフであ
る。電気抵抗値が1010Ω・cmを越えると画像濃度は
急激に低下する。これは、弾性層23の電気抵抗値が高
くなることで現像バイアス電圧が不足し、感光体ドラム
15上の静電潜像に対する一成分磁性トナーの付着が不
良になるためである。そこで、弾性層23の電気抵抗値
を1010Ω・cm以下とすることにより、適正な画像濃
度を得ることができる。
【0025】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図4
に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において説
明した部分と同じ部分は同じ符号を付けて説明する(以
下、同様)。本実施の形態の現像ローラ26は、金属で
形成した芯金22と、芯金22の外周部に固着された弾
性層27により形成されている。弾性層27は、弾性材
料24の中に磁性材料25を混合させることにより形成
されている。但し、磁性材料25は弾性層27内に均一
に混合されているのではなく、弾性層27の内周部に比
べて外周部の密度が高くなるように混合されている。磁
性材料25の密度を弾性層27の外周部で高くする方法
としては、現像ローラ26の成形時に使用する金型に磁
力を持たせ、この磁力で磁性材料25を弾性層27の外
周部側に移動させる方法や、現像ローラ26の成形時に
遠心分離方式で磁性材料25を弾性層27の外周部側に
移動させる方法がある。
に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において説
明した部分と同じ部分は同じ符号を付けて説明する(以
下、同様)。本実施の形態の現像ローラ26は、金属で
形成した芯金22と、芯金22の外周部に固着された弾
性層27により形成されている。弾性層27は、弾性材
料24の中に磁性材料25を混合させることにより形成
されている。但し、磁性材料25は弾性層27内に均一
に混合されているのではなく、弾性層27の内周部に比
べて外周部の密度が高くなるように混合されている。磁
性材料25の密度を弾性層27の外周部で高くする方法
としては、現像ローラ26の成形時に使用する金型に磁
力を持たせ、この磁力で磁性材料25を弾性層27の外
周部側に移動させる方法や、現像ローラ26の成形時に
遠心分離方式で磁性材料25を弾性層27の外周部側に
移動させる方法がある。
【0026】このような構成において、磁性材料25は
弾性層27内の外周部において密度が高くなっているた
め、弾性層23内に磁性材料25を均一に混合させた図
2の現像ローラ20と比べて弾性層27内に混合させる
弾性材料25の総量を少なくしても、一成分磁性トナー
を搬送するために必要な磁力を十分に確保することがで
きる。また、弾性層27内に混合させる磁性材料25の
総量を図2の現像ローラ20と同じにした場合には、こ
の現像ローラ20よりも高い磁力を得ることができる。
弾性層27内の外周部において密度が高くなっているた
め、弾性層23内に磁性材料25を均一に混合させた図
2の現像ローラ20と比べて弾性層27内に混合させる
弾性材料25の総量を少なくしても、一成分磁性トナー
を搬送するために必要な磁力を十分に確保することがで
きる。また、弾性層27内に混合させる磁性材料25の
総量を図2の現像ローラ20と同じにした場合には、こ
の現像ローラ20よりも高い磁力を得ることができる。
【0027】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図5
及び図6に基づいて説明する。本実施の形態の現像ロー
ラ28は、金属で形成した芯金22と、芯金22の外周
部に固着された弾性層23と、弾性層23の外周面に被
覆した表面保護層29とにより形成されている。弾性層
23は、弾性材料24の中に磁性材料25を混合させる
ことにより形成されている。表面保護層29としては、
フッ素系の樹脂やウレタン等を用い、その厚みを0.1
mmとした。
及び図6に基づいて説明する。本実施の形態の現像ロー
ラ28は、金属で形成した芯金22と、芯金22の外周
部に固着された弾性層23と、弾性層23の外周面に被
覆した表面保護層29とにより形成されている。弾性層
23は、弾性材料24の中に磁性材料25を混合させる
ことにより形成されている。表面保護層29としては、
フッ素系の樹脂やウレタン等を用い、その厚みを0.1
mmとした。
【0028】このような構成において、弾性層23の外
周面に表面保護層29を被覆することにより、現像ロー
ラ28の耐久性を向上させることができる。また、弾性
層23に含まれる添加剤のしみ出しを防止でき、しみ出
した添加剤が感光体ドラム15に付着して感光体ドラム
15を酸化したり溶かしたりすることを防止できる。さ
らに、感光体ドラム15の表面に傷などが生じても、バ
イアス電圧のリークを防止できる。また、表面保護層2
9の電気抵抗値を適宜設定することにより、環境変動に
より弾性層23の電気抵抗値が変動しても、その影響に
よる画像濃度の変化などを防止できる。
周面に表面保護層29を被覆することにより、現像ロー
ラ28の耐久性を向上させることができる。また、弾性
層23に含まれる添加剤のしみ出しを防止でき、しみ出
した添加剤が感光体ドラム15に付着して感光体ドラム
15を酸化したり溶かしたりすることを防止できる。さ
らに、感光体ドラム15の表面に傷などが生じても、バ
イアス電圧のリークを防止できる。また、表面保護層2
9の電気抵抗値を適宜設定することにより、環境変動に
より弾性層23の電気抵抗値が変動しても、その影響に
よる画像濃度の変化などを防止できる。
【0029】図6は、表面保護層29の厚みと、現像ロ
ーラ28表面の磁力との関係を示すグラフである。表面
保護層29が厚くなるにつれて現像ローラ28表面の磁
力が低下し、表面保護層29の厚みが0.1mmを越え
ると、トナー搬送に必要な磁力が得られなくなる。本実
施の形態では、表面保護層29の厚みを0.1mmとす
ることにより、現像ローラ28表面の磁力をトナー搬送
に必要な値に維持することができる。
ーラ28表面の磁力との関係を示すグラフである。表面
保護層29が厚くなるにつれて現像ローラ28表面の磁
力が低下し、表面保護層29の厚みが0.1mmを越え
ると、トナー搬送に必要な磁力が得られなくなる。本実
施の形態では、表面保護層29の厚みを0.1mmとす
ることにより、現像ローラ28表面の磁力をトナー搬送
に必要な値に維持することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明の現像ローラ及びこ
の現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によ
れば、現像ローラが芯金とこの芯金の外周部に設けた弾
性層とを有し、この弾性層を少なくとも弾性材料と磁性
材料とを混合して形成したので、現像ローラの構造を簡
単にできるとともにこの現像ローラの製造コストを安く
でき、また、弾性層を十分な厚さに形成できるためにこ
の弾性層の中に十分な量の磁性材料を混合させることが
でき、一成分磁性トナーを搬送するために必要な磁力を
十分に確保することができる。
の現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によ
れば、現像ローラが芯金とこの芯金の外周部に設けた弾
性層とを有し、この弾性層を少なくとも弾性材料と磁性
材料とを混合して形成したので、現像ローラの構造を簡
単にできるとともにこの現像ローラの製造コストを安く
でき、また、弾性層を十分な厚さに形成できるためにこ
の弾性層の中に十分な量の磁性材料を混合させることが
でき、一成分磁性トナーを搬送するために必要な磁力を
十分に確保することができる。
【0031】請求項2記載の発明の現像ローラ及びこの
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層内の磁性材料の密度を内周部に比べて外周部
を密にしたので、弾性層内に磁性材料を均一に混合させ
る場合に比べて弾性層内に混合させる弾性材料の総量を
少なくしても、一成分磁性トナーを搬送するために必要
な磁力を十分に確保することができる。
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層内の磁性材料の密度を内周部に比べて外周部
を密にしたので、弾性層内に磁性材料を均一に混合させ
る場合に比べて弾性層内に混合させる弾性材料の総量を
少なくしても、一成分磁性トナーを搬送するために必要
な磁力を十分に確保することができる。
【0032】請求項3記載の発明の現像ローラ及びこの
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層の外周面に表面保護層を被覆したので、現像
ローラの耐久性を向上させ、バイアス電圧のリークや弾
性層内に含まれる添加剤のしみ出しなどを防止できる。
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層の外周面に表面保護層を被覆したので、現像
ローラの耐久性を向上させ、バイアス電圧のリークや弾
性層内に含まれる添加剤のしみ出しなどを防止できる。
【0033】請求項4記載の発明の現像ローラ及びこの
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、表面保護層の厚みを0.1mm以下としたので、表
面保護層を設けることによる現像ローラ表面の磁力の低
下を抑えることができ、現像ローラ表面の磁力をトナー
搬送に必要な値に維持することができる。
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、表面保護層の厚みを0.1mm以下としたので、表
面保護層を設けることによる現像ローラ表面の磁力の低
下を抑えることができ、現像ローラ表面の磁力をトナー
搬送に必要な値に維持することができる。
【0034】請求項5記載の発明の現像ローラ及びこの
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、JIS規格K6301のA型硬度計で計測した弾性
層のゴム硬度を70度以下にしたので、現像ローラの外
周部が硬いことが原因となる画像濃度の低下と地肌汚れ
とを防止できる。
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、JIS規格K6301のA型硬度計で計測した弾性
層のゴム硬度を70度以下にしたので、現像ローラの外
周部が硬いことが原因となる画像濃度の低下と地肌汚れ
とを防止できる。
【0035】請求項6記載の発明の現像ローラ及びこの
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層の電気抵抗値を1010Ω・cm以下にしたの
で、弾性層の電気抵抗値が高すぎることが原因となる画
像濃度の低下を防止できる。
現像ローラを用いた請求項7記載の発明の現像器によれ
ば、弾性層の電気抵抗値を1010Ω・cm以下にしたの
で、弾性層の電気抵抗値が高すぎることが原因となる画
像濃度の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における画像形成部
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】現像ローラを拡大して示す側面図である。
【図3】現像ローラ弾性層の電気抵抗値と画像濃度との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第二の実施の形態の現像ローラを示す
側面図である。
側面図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態の現像ローラを示す
側面図である。
側面図である。
【図6】表面保護層の厚みと現像ローラ表面の磁力との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図7】従来例における画像形成部を示す側面図であ
る。
る。
【図8】現像ローラを拡大して示す側面図である。
【図9】他の従来例の現像ローラを示す側面図である。
15 感光体ドラム 17 現像器 20,26,28 現像ローラ 22 芯金 23,27 弾性層 24 弾性材料 25 磁性材料 29 表面保護層
Claims (7)
- 【請求項1】 一成分磁性トナーを磁力で吸着して搬送
し、この一成分磁性トナーを感光体ドラム上の静電潜像
に付着させる現像ローラにおいて、芯金とこの芯金の外
周部に設けた弾性層とを有し、この弾性層を少なくとも
弾性材料と磁性材料とを混合して形成したことを特徴と
する現像ローラ。 - 【請求項2】 弾性層内の磁性材料の密度を内周部に比
べて外周部を密にしたことを特徴とする請求項1記載の
現像ローラ。 - 【請求項3】 弾性層の外周面に表面保護層を被覆した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の現像ローラ。 - 【請求項4】 表面保護層の厚みを0.1mm以下とし
たことを特徴とする請求項3記載の現像ローラ。 - 【請求項5】 JIS規格K6301のA型硬度計で計
測した弾性層のゴム硬度を70度以下にしたことを特徴
とする請求項1、2、3又は4記載の現像ローラ。 - 【請求項6】 弾性層の電気抵抗値を1010Ω・cm以
下にしたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
記載の現像ローラ。 - 【請求項7】 一成分磁性トナーを磁力で吸着して搬送
し、この一成分磁性トナーを感光体ドラム上の静電潜像
に付着させる現像ローラを有する現像器において、請求
項1ないし6のいずれか一記載の現像ローラを用いたこ
とをことを特徴とする現像器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17365496A JPH1020673A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 現像ローラ及び現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17365496A JPH1020673A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 現像ローラ及び現像器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020673A true JPH1020673A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15964633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17365496A Pending JPH1020673A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 現像ローラ及び現像器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020673A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7831183B2 (en) * | 2006-09-20 | 2010-11-09 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Electrophotograph developing roller and developing apparatus employing the same |
| JP2022140330A (ja) * | 2021-03-10 | 2022-09-26 | キヤノン株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17365496A patent/JPH1020673A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7831183B2 (en) * | 2006-09-20 | 2010-11-09 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Electrophotograph developing roller and developing apparatus employing the same |
| JP2022140330A (ja) * | 2021-03-10 | 2022-09-26 | キヤノン株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
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