JPH10207311A - 電子写真装置用ブレードの製造方法およびその製造装置 - Google Patents
電子写真装置用ブレードの製造方法およびその製造装置Info
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- JPH10207311A JPH10207311A JP717697A JP717697A JPH10207311A JP H10207311 A JPH10207311 A JP H10207311A JP 717697 A JP717697 A JP 717697A JP 717697 A JP717697 A JP 717697A JP H10207311 A JPH10207311 A JP H10207311A
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- cylindrical
- sheet
- cylindrical support
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ポリウレタンエラストマよりなる円筒状シー
ト40より帯状シートを切り出して、ブレード部材を連
続して製造し、かつ、ストレスの残らない電子写真装置
用ブレードの製造製造装置を提供する。 【解決手段】 駆動手段により回転される円筒状支持体
41と、その円筒状支持体41に嵌装された円筒状シー
ト40を裁断する刃物20と、その刃物20を保持する
刃物ホルダ6と、その刃物ホルダ6を前記円筒状支持体
41の軸線と平行に、前記円筒状支持体41が一回転す
る間にブレード部材の幅に相当する距離を移動させるホ
ルダ移動手段7とを備え、前記円筒状支持体41が、減
圧手段に連結された回転可能なマンドレル32とそれに
嵌装された弾性体スリーブ1とを有し、且つ、それらを
貫通する通気孔62、63を備える。
ト40より帯状シートを切り出して、ブレード部材を連
続して製造し、かつ、ストレスの残らない電子写真装置
用ブレードの製造製造装置を提供する。 【解決手段】 駆動手段により回転される円筒状支持体
41と、その円筒状支持体41に嵌装された円筒状シー
ト40を裁断する刃物20と、その刃物20を保持する
刃物ホルダ6と、その刃物ホルダ6を前記円筒状支持体
41の軸線と平行に、前記円筒状支持体41が一回転す
る間にブレード部材の幅に相当する距離を移動させるホ
ルダ移動手段7とを備え、前記円筒状支持体41が、減
圧手段に連結された回転可能なマンドレル32とそれに
嵌装された弾性体スリーブ1とを有し、且つ、それらを
貫通する通気孔62、63を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
複写機、プリンタ、ファクシミリ等において、感光体
(ドラム、ベルト等)上の残留トナーを除去するための
クリーニングブレードや、現像器内でトナーを摩擦帯電
させながら薄膜を形成する現像ブレード等の電子写真装
置用ブレード(ブレードともいう)の製造方法とその製
造装置に関し、詳しくは、ポリウレタンエラストマから
なるブレードの製造方法とその製造装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等において、感光体
(ドラム、ベルト等)上の残留トナーを除去するための
クリーニングブレードや、現像器内でトナーを摩擦帯電
させながら薄膜を形成する現像ブレード等の電子写真装
置用ブレード(ブレードともいう)の製造方法とその製
造装置に関し、詳しくは、ポリウレタンエラストマから
なるブレードの製造方法とその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブレードは、図7のように、通
常、ポリウレタンエラストマのシートよりなるブレード
部材48を金属製のホルダ52に取り付けた状態で使用
される。このブレード部材48は、本願と同一の出願人
にかかる特願平8−10729号に記載のように、「ポ
リウレタンエラストマからなる円筒状シートを、その円
筒状シートの内径より3〜20%大きい外径を有する円
筒状支持体に嵌装し、前記円筒状支持体を一定方向に回
転させながら前記円筒状シートの外周端部近傍に刃物を
切り込ませた後、その刃物を、前記円筒状支持体の軸線
と平行に、かつその円筒状支持体の一回転につきブレー
ド部材の幅に相当する距離を移動させ、前記円筒状シー
トを連続する帯状シートに裁断した後、その帯状シート
を所定長さごとに裁断する」ことによって製造されい
る。
常、ポリウレタンエラストマのシートよりなるブレード
部材48を金属製のホルダ52に取り付けた状態で使用
される。このブレード部材48は、本願と同一の出願人
にかかる特願平8−10729号に記載のように、「ポ
リウレタンエラストマからなる円筒状シートを、その円
筒状シートの内径より3〜20%大きい外径を有する円
筒状支持体に嵌装し、前記円筒状支持体を一定方向に回
転させながら前記円筒状シートの外周端部近傍に刃物を
切り込ませた後、その刃物を、前記円筒状支持体の軸線
と平行に、かつその円筒状支持体の一回転につきブレー
ド部材の幅に相当する距離を移動させ、前記円筒状シー
トを連続する帯状シートに裁断した後、その帯状シート
を所定長さごとに裁断する」ことによって製造されい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法には、次のような点で改善すべき余地があ
る。従来の円筒状シートの内径より3〜20%大きい外
径を有する円筒状支持体に嵌装する方法においては、円
筒状シートを円筒状支持体に嵌装するために円筒状シー
トを伸張する必要があり、少なくとも裁断するのに必要
な時間が延伸された状態に保たれる。これによって、帯
状シートには、帯状に裁断された後にも長さ方向のスト
レス(残留歪み)が残り、続けて所定長さ(ブレード部
材の長さ)に裁断したときは、裁断後もそのブレード部
材は収縮し、保存場所、時間によりその寸法(長さ)の
バラツキが生じる。従って、正確な一定の長さとするた
めに、所定長さに裁断した後十分収縮させ、もう一度裁
断するか、所定長さに裁断する前に長いストレス緩和時
間を設けて、十分収縮させた後、長さを裁断する必要が
ある。収縮させる時間が長いと、その間、帯状に裁断さ
れた円筒状シートは、仕掛品として滞留するので仕掛品
が増大する問題を生じる。なお、この製造方法では、円
筒状シートが3%以上伸張されないと保持力が不十分
で、刃物の切り込み負荷に対してスリップしたり、たぐ
れたりして裁断できなかった。
来の製造方法には、次のような点で改善すべき余地があ
る。従来の円筒状シートの内径より3〜20%大きい外
径を有する円筒状支持体に嵌装する方法においては、円
筒状シートを円筒状支持体に嵌装するために円筒状シー
トを伸張する必要があり、少なくとも裁断するのに必要
な時間が延伸された状態に保たれる。これによって、帯
状シートには、帯状に裁断された後にも長さ方向のスト
レス(残留歪み)が残り、続けて所定長さ(ブレード部
材の長さ)に裁断したときは、裁断後もそのブレード部
材は収縮し、保存場所、時間によりその寸法(長さ)の
バラツキが生じる。従って、正確な一定の長さとするた
めに、所定長さに裁断した後十分収縮させ、もう一度裁
断するか、所定長さに裁断する前に長いストレス緩和時
間を設けて、十分収縮させた後、長さを裁断する必要が
ある。収縮させる時間が長いと、その間、帯状に裁断さ
れた円筒状シートは、仕掛品として滞留するので仕掛品
が増大する問題を生じる。なお、この製造方法では、円
筒状シートが3%以上伸張されないと保持力が不十分
で、刃物の切り込み負荷に対してスリップしたり、たぐ
れたりして裁断できなかった。
【0004】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、ポリウレタンエラストマよりなる円筒状シートより
帯状シートを切り出して、ブレード部材を連続して製造
し、かつ、ストレスの残らない電子写真装置用ブレード
の製造方法及びその製造装置を提供することを目的とし
ている。
で、ポリウレタンエラストマよりなる円筒状シートより
帯状シートを切り出して、ブレード部材を連続して製造
し、かつ、ストレスの残らない電子写真装置用ブレード
の製造方法及びその製造装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の電子写真装置用ブレードの製造方法は、
ポリウレタンエラストマよりなる円筒状シートを、円筒
状支持体に嵌装し、吸着固定して、その円筒状支持体を
一定方向に回転させながら前記円筒状シートの外周端部
近傍に刃物を切り込ませ、続けて、その刃物を前記円筒
状支持体の軸線と平行に、かつその円筒状支持体の一回
転につきブレード部材の幅に相当する距離を移動させ
て、前記円筒状シートを帯状シートに裁断し、その帯状
シートを引き出してブレード部材の長さに裁断する。
めにこの発明の電子写真装置用ブレードの製造方法は、
ポリウレタンエラストマよりなる円筒状シートを、円筒
状支持体に嵌装し、吸着固定して、その円筒状支持体を
一定方向に回転させながら前記円筒状シートの外周端部
近傍に刃物を切り込ませ、続けて、その刃物を前記円筒
状支持体の軸線と平行に、かつその円筒状支持体の一回
転につきブレード部材の幅に相当する距離を移動させ
て、前記円筒状シートを帯状シートに裁断し、その帯状
シートを引き出してブレード部材の長さに裁断する。
【0006】この製造方法によれば円筒状シートを円筒
状支持体に嵌装する際に、円筒状シートを伸張する必要
がなくなるため、シートにストレスが残ることがなく、
帯状に裁断した後に続けて所定長さに裁断しても、後で
長さが変化することがない。また、吸着固定することに
より、3%未満の伸張であっても、スリップやたぐれる
ことなく裁断できる。
状支持体に嵌装する際に、円筒状シートを伸張する必要
がなくなるため、シートにストレスが残ることがなく、
帯状に裁断した後に続けて所定長さに裁断しても、後で
長さが変化することがない。また、吸着固定することに
より、3%未満の伸張であっても、スリップやたぐれる
ことなく裁断できる。
【0007】請求項2に記載の電子写真装置用シートの
製造装置は、駆動手段により回転される円筒状支持体
と、その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断
する刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、その刃
物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前記円筒
状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相当する
距離を移動させるホルダ移動手段とを備え、前記円筒状
支持体が、減圧手段に連結された回転可能なマンドレル
とそれに嵌装された弾性体スリーブとを有し、且つ、そ
れらを貫通する通気孔を備える。
製造装置は、駆動手段により回転される円筒状支持体
と、その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断
する刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、その刃
物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前記円筒
状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相当する
距離を移動させるホルダ移動手段とを備え、前記円筒状
支持体が、減圧手段に連結された回転可能なマンドレル
とそれに嵌装された弾性体スリーブとを有し、且つ、そ
れらを貫通する通気孔を備える。
【0008】前記円筒状支持体は、減圧手段に連結され
た回転可能なマンドレルが減圧手段に連結されているの
で後述の通気孔によりそれに嵌装される円筒状シートを
吸着する。そのマンドレルに嵌装された弾性体スリーブ
は、通常比較的硬いポリウレタンエラストマよりなり、
その外周面に嵌装する円筒状シートの滑りを防止し、か
つ、円筒状シートを裁断する刃物を保護する。それらを
貫通する通気孔は、マンドレルの減圧された内部と、弾
性体スリーブに外嵌された円筒状シート内面とをつなぎ
(連通とし)、円筒状シートを弾性体スリーブに吸着す
る。これによって、円筒状シートにストレスを与えるこ
となく円筒状シートを円筒状支持体に固定できる。
た回転可能なマンドレルが減圧手段に連結されているの
で後述の通気孔によりそれに嵌装される円筒状シートを
吸着する。そのマンドレルに嵌装された弾性体スリーブ
は、通常比較的硬いポリウレタンエラストマよりなり、
その外周面に嵌装する円筒状シートの滑りを防止し、か
つ、円筒状シートを裁断する刃物を保護する。それらを
貫通する通気孔は、マンドレルの減圧された内部と、弾
性体スリーブに外嵌された円筒状シート内面とをつなぎ
(連通とし)、円筒状シートを弾性体スリーブに吸着す
る。これによって、円筒状シートにストレスを与えるこ
となく円筒状シートを円筒状支持体に固定できる。
【0009】請求項3に記載の製造装置は、前記弾性体
スリーブが、外周面にブレード部材の幅に相当するピッ
チを有するスパイラル状の溝部を備え、その溝部の底部
に少なくとも一個の通気孔を有し、前記マンドレルの外
周壁に弾性体スリーブの通気孔と連通可能な位置に通気
孔を有する。
スリーブが、外周面にブレード部材の幅に相当するピッ
チを有するスパイラル状の溝部を備え、その溝部の底部
に少なくとも一個の通気孔を有し、前記マンドレルの外
周壁に弾性体スリーブの通気孔と連通可能な位置に通気
孔を有する。
【0010】スパイラル状に溝部を設けることにより、
少なくとも一個の通気孔により弾性体スリーブのほぼ全
域において円筒状シートを吸着する。また、裁断するブ
レード部材の幅に相当するピッチにスパイラルを形成す
ることにより、刃物は、連続して溝部でない部分でシー
トを裁断することができる。従って、シートを裁断する
とき、溝部を覆うシートを裁断することがなく溝部の減
圧(シートの吸着)を妨害することがない。
少なくとも一個の通気孔により弾性体スリーブのほぼ全
域において円筒状シートを吸着する。また、裁断するブ
レード部材の幅に相当するピッチにスパイラルを形成す
ることにより、刃物は、連続して溝部でない部分でシー
トを裁断することができる。従って、シートを裁断する
とき、溝部を覆うシートを裁断することがなく溝部の減
圧(シートの吸着)を妨害することがない。
【0011】請求項4に記載の製造装置は、前記溝部
が、弾性体スリーブの両端部近傍において、弾性体スリ
ーブの端部外周線に平行に形成されている。
が、弾性体スリーブの両端部近傍において、弾性体スリ
ーブの端部外周線に平行に形成されている。
【0012】溝部がスパイラル状であるとき円筒状シー
トの端部のフリーの部分が不均一になり、裁断開始、終
了時にシートが滑り、裁断線が歪むことがあり、溝部を
端部外周線に平行とすることにより、最初から最後まで
安定して裁断できる。
トの端部のフリーの部分が不均一になり、裁断開始、終
了時にシートが滑り、裁断線が歪むことがあり、溝部を
端部外周線に平行とすることにより、最初から最後まで
安定して裁断できる。
【0013】請求項5に記載の製造装置は、前記弾性体
スリーブの通気孔の前記マンドレルに面する部分をラッ
パ状に拡大し、前記弾性体スリーブ及び前記マンドレル
の端部にそれぞれの通気孔の位置を表す合いマークを付
している。
スリーブの通気孔の前記マンドレルに面する部分をラッ
パ状に拡大し、前記弾性体スリーブ及び前記マンドレル
の端部にそれぞれの通気孔の位置を表す合いマークを付
している。
【0014】マンドレルと弾性体スリーブにはそれぞれ
別個に通気孔を貫通するため、両者を嵌合するとき、通
気孔の位置が一致しないことがある。そこで、マンドレ
ルと弾性体スリーブの端部に通気孔の位置を示す合いマ
ークを付けることにより、通気孔を一致させる。また、
弾性体スリーブの通気孔の内側(マンドレルに面する
側)をラッパ状に拡大して更に連通し易くする。
別個に通気孔を貫通するため、両者を嵌合するとき、通
気孔の位置が一致しないことがある。そこで、マンドレ
ルと弾性体スリーブの端部に通気孔の位置を示す合いマ
ークを付けることにより、通気孔を一致させる。また、
弾性体スリーブの通気孔の内側(マンドレルに面する
側)をラッパ状に拡大して更に連通し易くする。
【0015】請求項6に記載の製造装置は、弾性体スリ
ーブがポリウレタンエラストマよりなり、JIS−A7
0〜90°の硬さを有するので、硬さJIS−A55〜
65°である円筒状シートと良く馴染んで、裁断時に滑
りを生じ難く、しかも刃物を傷めない。
ーブがポリウレタンエラストマよりなり、JIS−A7
0〜90°の硬さを有するので、硬さJIS−A55〜
65°である円筒状シートと良く馴染んで、裁断時に滑
りを生じ難く、しかも刃物を傷めない。
【0016】請求項7に記載の電子写真装置用ブレード
の製造装置は、駆動手段により回転される円筒状支持体
と、その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断
する刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、その刃
物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前記円筒
状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相当する
距離を移動させるホルダ移動手段とを備え、更に、前記
円筒状支持体の軸線に平行であって、前記刃物の走行線
の前後に押し当てることのできる回転自在な2本の押さ
えロールを備える。
の製造装置は、駆動手段により回転される円筒状支持体
と、その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断
する刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、その刃
物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前記円筒
状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相当する
距離を移動させるホルダ移動手段とを備え、更に、前記
円筒状支持体の軸線に平行であって、前記刃物の走行線
の前後に押し当てることのできる回転自在な2本の押さ
えロールを備える。
【0017】請求項2〜6の製造装置は、吸着により円
筒状シートを固定しているが、請求項7の製造装置は、
円筒状シートを、刃物の走行線の前後で細い押さえロー
ルにより押さえて、円筒状支持体と円筒状シートとの滑
りを防止する。前後とは、円筒状支持体の回転方向に対
していい、刃物が刃物ホルダにより移動する線(刃物の
走行線)の両側をいう。また、この手段は上記の吸着手
段と併用すれば一層効果が大きい。
筒状シートを固定しているが、請求項7の製造装置は、
円筒状シートを、刃物の走行線の前後で細い押さえロー
ルにより押さえて、円筒状支持体と円筒状シートとの滑
りを防止する。前後とは、円筒状支持体の回転方向に対
していい、刃物が刃物ホルダにより移動する線(刃物の
走行線)の両側をいう。また、この手段は上記の吸着手
段と併用すれば一層効果が大きい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真装置
用ブレードの製造装置について各実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は本実施例にかかる装置全体を示
す正面図であり、図2は図1の装置の側面図を示し、図
3は図1の装置の平面図を示す。図4は、図1の丸A部
分の断面拡大図を示す。図5は請求項6に記載の製造装
置の押さえロール70,71と円筒状支持体との位置関
係を説明する斜視図を示す。図6(a)は円筒状シート4
0を帯状シート42に裁断しているイメージを示す斜視
図を示し、図6(b)は裁断された帯状シート42を所定
寸法に裁断する状態を説明する斜視図を示す。
用ブレードの製造装置について各実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は本実施例にかかる装置全体を示
す正面図であり、図2は図1の装置の側面図を示し、図
3は図1の装置の平面図を示す。図4は、図1の丸A部
分の断面拡大図を示す。図5は請求項6に記載の製造装
置の押さえロール70,71と円筒状支持体との位置関
係を説明する斜視図を示す。図6(a)は円筒状シート4
0を帯状シート42に裁断しているイメージを示す斜視
図を示し、図6(b)は裁断された帯状シート42を所定
寸法に裁断する状態を説明する斜視図を示す。
【0019】本発明の電子写真装置用ブレードの製造方
法は、図6(a)に示すように、まず、ポリウレタンエラ
ストマからなる円筒状シート40を、後述の吸着手段を
有する円筒状支持体41に嵌装する。円筒状シート40
は円筒状支持体41に吸着された状態で嵌装されるの
で、刃物20による裁断のための力によってずれ(滑
り)を生じることがない。円筒状支持体41を所定の速
度で矢印(イ)の方向に回転させ、刃物20を、円筒状支
持体41の軸線と平行であってその円筒状支持体41の
一回転につきブレード部材48(図7参照)の幅に相当
する距離を矢印(ロ)の方向に移動させながら、円筒状
シート40の外周端部近傍に切り込ませる。刃物20が
円筒状シート40の外周端部を超えた点(弾性体スリー
ブの端部外周線に平行形成された端部溝60(図3参
照)の内側)で刃物20を切り込ませると帯状シート4
2は垂れ下がることがない。円筒状シート40は、最初
の一回転では所定の幅に達しないが、2回転目以降最後
の一回転に至るまでは、連続した所定の幅の帯状シート
42に裁断される。この時点では帯状シート42は円筒
状支持体41に巻き付いた状態にある。なお、円筒状シ
ート40は、その内径とほぼ同じ外径を有する円筒状支
持体41に嵌装するので、図示しないが円筒状支持体4
1の先端の角を湾曲面とし、円筒状シート内径と円筒状
支持体外径との間に空気を吹き込むことにより容易に嵌
装できる。
法は、図6(a)に示すように、まず、ポリウレタンエラ
ストマからなる円筒状シート40を、後述の吸着手段を
有する円筒状支持体41に嵌装する。円筒状シート40
は円筒状支持体41に吸着された状態で嵌装されるの
で、刃物20による裁断のための力によってずれ(滑
り)を生じることがない。円筒状支持体41を所定の速
度で矢印(イ)の方向に回転させ、刃物20を、円筒状支
持体41の軸線と平行であってその円筒状支持体41の
一回転につきブレード部材48(図7参照)の幅に相当
する距離を矢印(ロ)の方向に移動させながら、円筒状
シート40の外周端部近傍に切り込ませる。刃物20が
円筒状シート40の外周端部を超えた点(弾性体スリー
ブの端部外周線に平行形成された端部溝60(図3参
照)の内側)で刃物20を切り込ませると帯状シート4
2は垂れ下がることがない。円筒状シート40は、最初
の一回転では所定の幅に達しないが、2回転目以降最後
の一回転に至るまでは、連続した所定の幅の帯状シート
42に裁断される。この時点では帯状シート42は円筒
状支持体41に巻き付いた状態にある。なお、円筒状シ
ート40は、その内径とほぼ同じ外径を有する円筒状支
持体41に嵌装するので、図示しないが円筒状支持体4
1の先端の角を湾曲面とし、円筒状シート内径と円筒状
支持体外径との間に空気を吹き込むことにより容易に嵌
装できる。
【0020】つづけて、図6(b)に示すように円筒状支
持体41の回転を停止し刃物20を離間した後、再び円
筒状支持体41を矢印(イ)の方向に回転させながら、帯
状シート42を送りローラ43により連続して引き出し
て、所定長さに裁断する。この帯状シート42を、ブレ
ードカッター44の下方を通して当て板(リミットゲー
ジ)45に突き当てて、そのブレードカッター44によ
り裁断して、所定の長さのブレード部材48とする。裁
断されたブレード部材48は、搬送コンベヤ46により
次工程に搬送される。
持体41の回転を停止し刃物20を離間した後、再び円
筒状支持体41を矢印(イ)の方向に回転させながら、帯
状シート42を送りローラ43により連続して引き出し
て、所定長さに裁断する。この帯状シート42を、ブレ
ードカッター44の下方を通して当て板(リミットゲー
ジ)45に突き当てて、そのブレードカッター44によ
り裁断して、所定の長さのブレード部材48とする。裁
断されたブレード部材48は、搬送コンベヤ46により
次工程に搬送される。
【0021】本発明の電子写真装置用ブレードの製造装
置は、図1〜3に示すように基台5、円筒状支持体4
1、駆動手段2、刃物20、刃物ホルダ6およびホルダ
移動手段7を備える。
置は、図1〜3に示すように基台5、円筒状支持体4
1、駆動手段2、刃物20、刃物ホルダ6およびホルダ
移動手段7を備える。
【0022】円筒状支持体41は、同様に基台5の上部
に備えられた駆動手段2に連結され、中心軸を水平にし
て回転自在に取り付けられている。図1に断面を隠れ線
で示すように円筒状支持体41は、内部に先端側(図1
では右側)に進むに従って外径が小さくなるテーパを有
する円筒状のマンドレル32を有し、その外周にマンド
レル32の外径に対応する内径を有し且つ均一な外径を
有する弾性体スリーブ1を嵌装している。その弾性体ス
リーブ1に円筒状シート40(想像線)を嵌装して帯状
シートに裁断する。
に備えられた駆動手段2に連結され、中心軸を水平にし
て回転自在に取り付けられている。図1に断面を隠れ線
で示すように円筒状支持体41は、内部に先端側(図1
では右側)に進むに従って外径が小さくなるテーパを有
する円筒状のマンドレル32を有し、その外周にマンド
レル32の外径に対応する内径を有し且つ均一な外径を
有する弾性体スリーブ1を嵌装している。その弾性体ス
リーブ1に円筒状シート40(想像線)を嵌装して帯状
シートに裁断する。
【0023】弾性体スリーブ1は、円筒状シート40を
裁断する刃物20の先端を保護し、かつ円筒状シート4
0を裁断するときのスリップ防止の効果がある。マンド
レル32のテーパは弾性体スリーブ1の外周が刃物によ
り傷つき凹凸が生じた時に交換を容易とするためであ
る。また、弾性体スリーブ1は、通常硬度(JIS−
A)70〜90°であり、厚さは10〜50mmであり、
一方円筒状シート40は硬度(JIS−A)が55〜6
5°であるので相互に馴染みやすい。弾性体スリーブ1
は、その硬さが70°未満では、刃物20を押しつけた
とき逃げが大きくて裁断が困難となり、90°を超える
と刃物20を痛めやすい。円筒状支持体41は、図3に
示すマンドレル回転軸37を介して駆動手段2に連結さ
れ、そのマンドレル回転軸37は、図1に示すように第
2プーリ36、伝動ベルト35、第1プーリ34を介し
てスリーブ駆動モータ33により駆動される。
裁断する刃物20の先端を保護し、かつ円筒状シート4
0を裁断するときのスリップ防止の効果がある。マンド
レル32のテーパは弾性体スリーブ1の外周が刃物によ
り傷つき凹凸が生じた時に交換を容易とするためであ
る。また、弾性体スリーブ1は、通常硬度(JIS−
A)70〜90°であり、厚さは10〜50mmであり、
一方円筒状シート40は硬度(JIS−A)が55〜6
5°であるので相互に馴染みやすい。弾性体スリーブ1
は、その硬さが70°未満では、刃物20を押しつけた
とき逃げが大きくて裁断が困難となり、90°を超える
と刃物20を痛めやすい。円筒状支持体41は、図3に
示すマンドレル回転軸37を介して駆動手段2に連結さ
れ、そのマンドレル回転軸37は、図1に示すように第
2プーリ36、伝動ベルト35、第1プーリ34を介し
てスリーブ駆動モータ33により駆動される。
【0024】図2に示すようにシート裁断手段として刃
物20、刃物ホルダ6およびホルダ移動手段7を有して
いる。刃物20は、例えばセラミック製直刃を使用す
る。滑りが良く長時間使用に耐えポリウレタンエラスト
マを直線に裁断するのに好適である。刃物ホルダ6は、
第3リニアガイド25の上部に取り付けられたホルダベ
ース72と、そのホルダベース72に取り付けられたエ
アシリンダー22と、そのエアシリンダー22により第
4リニアガイド26を介して円筒状支持体41に近接し
また離間される刃物クランプ71を有する。刃物クラン
プ71は、クランプレバー21により刃物20を着脱可
能に保持し、はめ込み27を介してエアシリンダー22
のロッド先端部に着脱できる。エアシリンダー22は、
裁断時に刃物20を所定圧力により円筒状支持体41に
嵌装された円筒状シート40(図3参照)に切り込ま
せ、裁断終了時にはこれを離間する。
物20、刃物ホルダ6およびホルダ移動手段7を有して
いる。刃物20は、例えばセラミック製直刃を使用す
る。滑りが良く長時間使用に耐えポリウレタンエラスト
マを直線に裁断するのに好適である。刃物ホルダ6は、
第3リニアガイド25の上部に取り付けられたホルダベ
ース72と、そのホルダベース72に取り付けられたエ
アシリンダー22と、そのエアシリンダー22により第
4リニアガイド26を介して円筒状支持体41に近接し
また離間される刃物クランプ71を有する。刃物クラン
プ71は、クランプレバー21により刃物20を着脱可
能に保持し、はめ込み27を介してエアシリンダー22
のロッド先端部に着脱できる。エアシリンダー22は、
裁断時に刃物20を所定圧力により円筒状支持体41に
嵌装された円筒状シート40(図3参照)に切り込ま
せ、裁断終了時にはこれを離間する。
【0025】ホルダ移動手段7は、ホルダベース72を
X方向(円筒状支持体41の中心軸方向をいう)、Y方
向(円筒状支持体41に近接し離間させる方向をいう)
(図3参照)に移動させる手段であって、第3リニアガ
イド25、第2リニアガイド24、第1リニアガイド2
3を有する。ホルダベース72を支持する第3リニアガ
イド25は、第3ハンドル29により刃物ホルダ6のX
方向の位置を微調整する(主移動は後述の第1リニアガ
イド23による)。第2リニアガイド24は、第1刃物
支持台70に支持され、第2ハンドル28により第3リ
ニアガイド25を介して刃物ホルダ6をY方向に移動す
る。これによって刃物ホルダ6はエアシリンダー22の
移動距離を超えて大きく移動させることができる。これ
によって、例えば弾性体スリーブ1を交換することがで
きる。
X方向(円筒状支持体41の中心軸方向をいう)、Y方
向(円筒状支持体41に近接し離間させる方向をいう)
(図3参照)に移動させる手段であって、第3リニアガ
イド25、第2リニアガイド24、第1リニアガイド2
3を有する。ホルダベース72を支持する第3リニアガ
イド25は、第3ハンドル29により刃物ホルダ6のX
方向の位置を微調整する(主移動は後述の第1リニアガ
イド23による)。第2リニアガイド24は、第1刃物
支持台70に支持され、第2ハンドル28により第3リ
ニアガイド25を介して刃物ホルダ6をY方向に移動す
る。これによって刃物ホルダ6はエアシリンダー22の
移動距離を超えて大きく移動させることができる。これ
によって、例えば弾性体スリーブ1を交換することがで
きる。
【0026】第1刃物支持台70は、刃物ホルダ6を、
裁断対象となる円筒状シート40の一端部(矢印Sの位
置)から他端部(矢印Eの位置)まで、第1リニアガイ
ド23のレールに沿って矢印X方向に移動させる(図3
参照)。第1刃物支持台70は第1リニアガイド23に
支持され、支持具10を介して送りネジ11により移動
され、送りネジ11は、伝動ベルト13を介して送りモ
ータ15により駆動される。送りモータ15は、モータ
支持具14により基台5に取り付けられ、送りネジ11
は、送りネジ支持具12により基台5に取り付けられて
いる(図1参照)。なお、この送りネジ11は、図示し
ない制御手段(電気的、機械的を問わない)により、第
1刃物支持台70を、円筒状支持体41が一回転する間
に、ブレード部材の幅に相当する距離だけスムーズに移
動させる。これによって、刃物20は連続して所定のブ
レード部材の幅を有する帯状シート42を切り出す。
裁断対象となる円筒状シート40の一端部(矢印Sの位
置)から他端部(矢印Eの位置)まで、第1リニアガイ
ド23のレールに沿って矢印X方向に移動させる(図3
参照)。第1刃物支持台70は第1リニアガイド23に
支持され、支持具10を介して送りネジ11により移動
され、送りネジ11は、伝動ベルト13を介して送りモ
ータ15により駆動される。送りモータ15は、モータ
支持具14により基台5に取り付けられ、送りネジ11
は、送りネジ支持具12により基台5に取り付けられて
いる(図1参照)。なお、この送りネジ11は、図示し
ない制御手段(電気的、機械的を問わない)により、第
1刃物支持台70を、円筒状支持体41が一回転する間
に、ブレード部材の幅に相当する距離だけスムーズに移
動させる。これによって、刃物20は連続して所定のブ
レード部材の幅を有する帯状シート42を切り出す。
【0027】弾性体スリーブ1には図1に示すように、
その外周面に溝部61を形成し、その底部に通気孔62
を備えている。図4にその円Aで囲む部分の断面を拡大
して表す。弾性体スリーブ1の外周面に溝部61がスパ
イラル状に形成され(図3参照)、その溝部61の底部
にその弾性体スリーブ1の内側に通ずる通気孔62を形
成している。その通気孔62は内側開口部64をラッパ
状に形成している。更にその内側のマンドレル32の外
周壁には通気孔63を形成している。通気孔62の内側
開口部64は通気孔63と連通する位置に設けられ、マ
ンドレル32の内部を減圧することにより、溝部61を
減圧(矢印Fの方向に脱気)して円筒状シート40を吸
着固定する。なお、内側開口部65をラッパ状に形成す
ることにより、弾性体スリーブ1をマンドレル32に嵌
装する際の位置のズレを吸収する。このラッパ形状は、
マンドレル32の通気孔63の外側開口部に形成しても
よい。更に、この位置あわせを正確にするためにマンド
レル32及び弾性体スリーブ1の端面に合いマーク65
を付すことが好ましい(図2参照)。なお、マンドレル
32の内部は、図示しない減圧手段により減圧されてい
る(矢印Gの方向(図1)に排気される)。
その外周面に溝部61を形成し、その底部に通気孔62
を備えている。図4にその円Aで囲む部分の断面を拡大
して表す。弾性体スリーブ1の外周面に溝部61がスパ
イラル状に形成され(図3参照)、その溝部61の底部
にその弾性体スリーブ1の内側に通ずる通気孔62を形
成している。その通気孔62は内側開口部64をラッパ
状に形成している。更にその内側のマンドレル32の外
周壁には通気孔63を形成している。通気孔62の内側
開口部64は通気孔63と連通する位置に設けられ、マ
ンドレル32の内部を減圧することにより、溝部61を
減圧(矢印Fの方向に脱気)して円筒状シート40を吸
着固定する。なお、内側開口部65をラッパ状に形成す
ることにより、弾性体スリーブ1をマンドレル32に嵌
装する際の位置のズレを吸収する。このラッパ形状は、
マンドレル32の通気孔63の外側開口部に形成しても
よい。更に、この位置あわせを正確にするためにマンド
レル32及び弾性体スリーブ1の端面に合いマーク65
を付すことが好ましい(図2参照)。なお、マンドレル
32の内部は、図示しない減圧手段により減圧されてい
る(矢印Gの方向(図1)に排気される)。
【0028】図3に示すように溝部61は、弾性体スリ
ーブ1の外周面のほぼ全面にスパイラル状に形成され、
端部近傍では、端部外周線に平行に形成されている。円
筒状シート40は、この溝部61を形成している部分全
体を覆って嵌装され、ほぼ全面で吸着される。又、この
溝部61のピッチは製造しようとするブレード部材の幅
に相当するように形成され、刃物はこの溝部でない部分
のみを辿って円筒状シート40を帯状に裁断する。従っ
て、溝部61の減圧を妨害する事がない。弾性スリーブ
1の端部近傍の端部溝60は、その端部外周線に平行に
形成され、端部溝60と円筒状シート40の端部までの
距離が一定となるので、裁断中に端部の吸着していない
部分が不均一に滑り、裁断幅に変動を与えることがな
い。
ーブ1の外周面のほぼ全面にスパイラル状に形成され、
端部近傍では、端部外周線に平行に形成されている。円
筒状シート40は、この溝部61を形成している部分全
体を覆って嵌装され、ほぼ全面で吸着される。又、この
溝部61のピッチは製造しようとするブレード部材の幅
に相当するように形成され、刃物はこの溝部でない部分
のみを辿って円筒状シート40を帯状に裁断する。従っ
て、溝部61の減圧を妨害する事がない。弾性スリーブ
1の端部近傍の端部溝60は、その端部外周線に平行に
形成され、端部溝60と円筒状シート40の端部までの
距離が一定となるので、裁断中に端部の吸着していない
部分が不均一に滑り、裁断幅に変動を与えることがな
い。
【0029】図5に示すように請求項7に記載の電子写
真装置用ブレードの製造装置は、円筒状シート40を弾
性体スリーブ1に固着する他の手段として、第1押さえ
ロール70と第2押さえロール71を備える。両ロール
70、71は、マンドレル32の軸心に平行であって、
裁断用の刃物20を挟んで円筒状シート40に当接・離
間可能に、且つ、回転自在に取り付けられている。円筒
状シート40は、押さえロール70、71により弾性体
スリーブ1に押しつけられ、延伸されることなく嵌装さ
れたときに於いても、裁断による滑りを生じることな
い。
真装置用ブレードの製造装置は、円筒状シート40を弾
性体スリーブ1に固着する他の手段として、第1押さえ
ロール70と第2押さえロール71を備える。両ロール
70、71は、マンドレル32の軸心に平行であって、
裁断用の刃物20を挟んで円筒状シート40に当接・離
間可能に、且つ、回転自在に取り付けられている。円筒
状シート40は、押さえロール70、71により弾性体
スリーブ1に押しつけられ、延伸されることなく嵌装さ
れたときに於いても、裁断による滑りを生じることな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の電子写真装置用ブレードの製造方法または製造
装置には、次のような優れた効果がある。
本発明の電子写真装置用ブレードの製造方法または製造
装置には、次のような優れた効果がある。
【0031】請求項1に記載の製造方法によれば、吸着
方法により円筒状シートを延伸することなく弾性体スリ
ーブに嵌装、固定できるので、帯状シートに裁断した後
に歪み(ストレス)が残ることがない。従って、帯状シ
ートに裁断した後長い緩和時間を必要とせず、仕掛品を
大幅に減少できる。
方法により円筒状シートを延伸することなく弾性体スリ
ーブに嵌装、固定できるので、帯状シートに裁断した後
に歪み(ストレス)が残ることがない。従って、帯状シ
ートに裁断した後長い緩和時間を必要とせず、仕掛品を
大幅に減少できる。
【0032】請求項2記載の電子写真装置用ブレードの
製造装置は、請求項1の製造方法を実施するに適した装
置を提供する。マンドレル及び弾性体スリーブの外周側
壁に通気孔を設け、その内部を減圧するする事により、
それに外嵌する円筒状シートを吸着して固定する。これ
によって円筒状シートは、延伸されることなく嵌装さ
れ、且つ、滑りなく裁断される。
製造装置は、請求項1の製造方法を実施するに適した装
置を提供する。マンドレル及び弾性体スリーブの外周側
壁に通気孔を設け、その内部を減圧するする事により、
それに外嵌する円筒状シートを吸着して固定する。これ
によって円筒状シートは、延伸されることなく嵌装さ
れ、且つ、滑りなく裁断される。
【0033】請求項3に記載の製造装置は、スパイラル
状の溝部を形成することにより、円筒状シートをほぼ全
面に吸着することが可能になり、且つ、スパイラル状に
裁断して長尺の帯状シートを形成できる。なお、スパイ
ラル状の溝部以外の部分のみに刃物を当てることができ
るので、溝部の機密性を破壊することがない。
状の溝部を形成することにより、円筒状シートをほぼ全
面に吸着することが可能になり、且つ、スパイラル状に
裁断して長尺の帯状シートを形成できる。なお、スパイ
ラル状の溝部以外の部分のみに刃物を当てることができ
るので、溝部の機密性を破壊することがない。
【0034】請求項4に記載の製造装置は、両端部の溝
部を弾性体スリーブの端部外周に平行とすることによ
り、円筒状シートのフリーな端部の幅を最小限かつ一定
にできるので、刃物による裁断開始、終了時のシートの
ズレ(逃げ)を防止する。
部を弾性体スリーブの端部外周に平行とすることによ
り、円筒状シートのフリーな端部の幅を最小限かつ一定
にできるので、刃物による裁断開始、終了時のシートの
ズレ(逃げ)を防止する。
【0035】請求項5に記載の製造装置は、弾性体スリ
ーブ及びマンドレル支持ドラムの通気孔の位置に合いマ
ークを付して、両者を嵌合する際に、マンドレルの通気
孔の位置が見えなくても、両者の通気孔を正確に一致さ
せることができる。なお、その通気孔の突き合わせ部分
をラッパ状に拡大することにより、一層容易になる。
ーブ及びマンドレル支持ドラムの通気孔の位置に合いマ
ークを付して、両者を嵌合する際に、マンドレルの通気
孔の位置が見えなくても、両者の通気孔を正確に一致さ
せることができる。なお、その通気孔の突き合わせ部分
をラッパ状に拡大することにより、一層容易になる。
【0036】請求項6に記載の製造装置は、弾性体スリ
ーブを円筒状シートに類似する材料で構成することによ
り、相互の馴染みを良くして、嵌装したとき滑りにく
い。
ーブを円筒状シートに類似する材料で構成することによ
り、相互の馴染みを良くして、嵌装したとき滑りにく
い。
【0037】請求項7に記載の製造装置は、簡単な2本
の押さえロールにより円筒状シートを弾性体スリーブに
押さえ付けることにより、両者を一体として回転させる
ことができる。これによって、裁断された帯状シートに
は歪みが残らない。
の押さえロールにより円筒状シートを弾性体スリーブに
押さえ付けることにより、両者を一体として回転させる
ことができる。これによって、裁断された帯状シートに
は歪みが残らない。
【図1】本発明の実施例にかかる装置全体を表す正面図
を示す。
を示す。
【図2】図1の装置の側面図を示す。
【図3】図1の装置の平面図を示す。
【図4】図1の装置の丸A部を拡大した断面図を示す。
【図5】請求項6に記載の製造装置の押さえロールと円
筒状支持体との位置関係を説明する斜視図を示す。
筒状支持体との位置関係を説明する斜視図を示す。
【図6】図6(a)は、円筒状シートを帯状に裁断してい
るイメージを示す斜視図を示し、図6(b)は裁断された
帯状シートを所定寸法に裁断する状態を説明する斜視図
を示す。
るイメージを示す斜視図を示し、図6(b)は裁断された
帯状シートを所定寸法に裁断する状態を説明する斜視図
を示す。
【図7】本発明に係る製造方法の対象である電子写真装
置用ブレードの斜視図を示す。
置用ブレードの斜視図を示す。
1:弾性体スリーブ 2:駆動手段 6:刃物ホルダ 7:ホルダ移動手段 20:刃物 32:マンドレル 40:円筒状シート 41:円筒状支持体 42:帯状シート 48:ブレード部材 53:電子写真装置用ブレード 60:端部溝 61:溝部 62、63:通気孔 65:合いマーク 70、71:押さえロール
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリウレタンエラストマよりなる円筒状
シートを、円筒状支持体に嵌装した後、吸着固定し、そ
の円筒状支持体を一定方向に回転させながら前記円筒状
シートの外周端部近傍に刃物を切り込ませ、続けて、そ
の刃物を前記円筒状支持体の軸線と平行に、かつその円
筒状支持体の一回転につきブレード部材の幅に相当する
距離を移動させて、前記円筒状シートを帯状シートに裁
断し、その帯状シートを引き出して所定長さごとに裁断
することを特徴とする電子写真装置用ブレードの製造方
法。 - 【請求項2】 ポリウレタンエラストマよりなる円筒状
シートを帯状シートに切り出し所定長さのブレード部材
を製造する装置であって、 駆動手段により回転される円筒状支持体と、 その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断する
刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、 その刃物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前
記円筒状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相
当する距離を移動させるホルダ移動手段とを備え、 前記円筒状支持体が、減圧手段に連結された回転可能な
マンドレルとそれに嵌装された弾性体スリーブとを有
し、且つ、それらを貫通する通気孔を備えることを特徴
とする電子写真装置用シートの製造装置。 - 【請求項3】 前記弾性体スリーブが、その外周面に前
記ブレード部材の幅に相当するピッチを有するスパイラ
ル状の溝部を備え、その溝部の底部に少なくとも一個の
通気孔を有し、 前記マンドレルの外周面に前記弾性体スリーブの通気孔
と連通可能な位置に通気孔を有する請求項2に記載の電
子写真装置用ブレードの製造装置。 - 【請求項4】 前記溝部が、弾性体スリーブの両端部近
傍において、その端部外周線に平行に形成されている請
求項3に記載の電子写真装置用ブレードの製造装置。 - 【請求項5】 前記弾性体スリーブの通気孔の前記マン
ドレルに面する部分をラッパ状に拡大し、前記弾性体ス
リーブ及び前記マンドレルの端部にそれぞれの通気孔の
位置を表す合いマークを付している請求項3または4に
記載の電子写真装置用ブレードの製造装置。 - 【請求項6】 前記弾性体スリーブが、JIS−A70
〜90°の硬さを有するポリウレタンである請求項2〜
5の何れかに記載の電子写真装置用ブレードの製造装
置。 - 【請求項7】 ポリウレタンエラストマよりなる円筒状
シートを帯状シートに切り出し所定長さのブレード部材
を製造する装置であって、 駆動手段により回転される円筒状支持体と、 その円筒状支持体に嵌装された円筒状シートを裁断する
刃物と、その刃物を保持する刃物ホルダと、 その刃物ホルダを前記円筒状支持体の軸線と平行に、前
記円筒状支持体が一回転する間にブレード部材の幅に相
当する距離を移動させるホルダ移動手段と、 前記円筒状支持体の軸線に平行であって、前記刃物の走
行線の前後に押し当てることのできる回転自在な2本の
押さえロールとを備えることを特徴とする電子写真装置
用ブレードの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP717697A JPH10207311A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電子写真装置用ブレードの製造方法およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP717697A JPH10207311A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電子写真装置用ブレードの製造方法およびその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10207311A true JPH10207311A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11658777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP717697A Pending JPH10207311A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電子写真装置用ブレードの製造方法およびその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10207311A (ja) |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP717697A patent/JPH10207311A/ja active Pending
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