JPH10208568A - テープ電線の製造装置 - Google Patents
テープ電線の製造装置Info
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- JPH10208568A JPH10208568A JP1146997A JP1146997A JPH10208568A JP H10208568 A JPH10208568 A JP H10208568A JP 1146997 A JP1146997 A JP 1146997A JP 1146997 A JP1146997 A JP 1146997A JP H10208568 A JPH10208568 A JP H10208568A
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- gap
- rolls
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貼合強度が高く、且つ安定すると共に、ロー
ル回転速度を高めて製造能率を向上させることができ、
ロール寿命の低下も回避できるテープ電線の製造装置を
提供する。 【解決手段】 金属製ロール40a、40bによりテー
プ電線と補強板とを挟圧して熱溶着させる。この場合
に、ロール40a、40bの間隙は、ロール40bの回
転角度と対応させて予め求められており、そのデータが
メモリ64に記憶されている。補強板の貼合工程におい
ては、ロール回転角度をロータリエンコーダ60により
検出し、コントローラ65はこの回転角度検出値とメモ
リ64のデータからロール間隙を求め、このロール間隙
が基準値より大きい場合はロール間隙を小さくする方向
にロール40aを移動させる信号をパルスドライバ62
に出力する。逆に、ロール間隙が基準値より小さい場合
は、ロール間隙を大きくする方向にロール40aを移動
させる信号をパルスドライバ62に出力する。これによ
り、ロール間隙が一定に制御される。
ル回転速度を高めて製造能率を向上させることができ、
ロール寿命の低下も回避できるテープ電線の製造装置を
提供する。 【解決手段】 金属製ロール40a、40bによりテー
プ電線と補強板とを挟圧して熱溶着させる。この場合
に、ロール40a、40bの間隙は、ロール40bの回
転角度と対応させて予め求められており、そのデータが
メモリ64に記憶されている。補強板の貼合工程におい
ては、ロール回転角度をロータリエンコーダ60により
検出し、コントローラ65はこの回転角度検出値とメモ
リ64のデータからロール間隙を求め、このロール間隙
が基準値より大きい場合はロール間隙を小さくする方向
にロール40aを移動させる信号をパルスドライバ62
に出力する。逆に、ロール間隙が基準値より小さい場合
は、ロール間隙を大きくする方向にロール40aを移動
させる信号をパルスドライバ62に出力する。これによ
り、ロール間隙が一定に制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の内部配線
等に使用されるテープ電線に補強板を貼合するテープ電
線の製造装置に関し、特に補強板の貼合強度を安定して
向上させることができるテープ電線の製造装置に関す
る。
等に使用されるテープ電線に補強板を貼合するテープ電
線の製造装置に関し、特に補強板の貼合強度を安定して
向上させることができるテープ電線の製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5(a)はテープ電線の端部に接合さ
れた補強板の一例を示す平面図、図5(b)は同じくそ
の端部の補強板を示す上面図である。テープ電線1は、
相互に平行に配列された複数本の導線2が絶縁テープ3
に被覆されて構成されており、このテープ電線1の端部
においては、導線2が露出され、この露出部分を保護す
るための補強板4が貼付されている。なお、補強板4と
しては、透明なもの、全面着色されているもの及びライ
ン入りのもの等がある。
れた補強板の一例を示す平面図、図5(b)は同じくそ
の端部の補強板を示す上面図である。テープ電線1は、
相互に平行に配列された複数本の導線2が絶縁テープ3
に被覆されて構成されており、このテープ電線1の端部
においては、導線2が露出され、この露出部分を保護す
るための補強板4が貼付されている。なお、補強板4と
しては、透明なもの、全面着色されているもの及びライ
ン入りのもの等がある。
【0003】図6は従来のテープ電線の製造装置を示す
斜視図である。図6に示すように、1対の連続した絶縁
テープ3及び相互に平行に配列された複数本の連続する
導線2は夫々同期して一定速度で図中の矢印の方向へ移
送され、例えば、2対の加熱されたロール10により押
圧されて導線2の上下面に絶縁テープ3が貼合され、テ
ープ電線1が製造される。このテープ電線1は次いで補
強板4の仮付プレス20に送られ、この仮付プレス20
において、テープ電線1の上面に補強板4がプレスされ
て仮付けされる。
斜視図である。図6に示すように、1対の連続した絶縁
テープ3及び相互に平行に配列された複数本の連続する
導線2は夫々同期して一定速度で図中の矢印の方向へ移
送され、例えば、2対の加熱されたロール10により押
圧されて導線2の上下面に絶縁テープ3が貼合され、テ
ープ電線1が製造される。このテープ電線1は次いで補
強板4の仮付プレス20に送られ、この仮付プレス20
において、テープ電線1の上面に補強板4がプレスされ
て仮付けされる。
【0004】その後、テープ電線1は補強板貼合用ロー
ル装置30に送られる。このロール装置30において
は、例えば2対のロール31、32が配設されており、
このロール31、32を通過することにより、補強板4
がテープ電線1に押圧される。ロール31、32の芯金
にはヒータが内蔵されており、ロール31、32により
押圧されるテープ電線1及び補強板4を加熱するように
なっている。このため、補強板4はこの金属製ロールに
より加熱されてテープ電線1の絶縁テープ3に熱溶着さ
れる。
ル装置30に送られる。このロール装置30において
は、例えば2対のロール31、32が配設されており、
このロール31、32を通過することにより、補強板4
がテープ電線1に押圧される。ロール31、32の芯金
にはヒータが内蔵されており、ロール31、32により
押圧されるテープ電線1及び補強板4を加熱するように
なっている。このため、補強板4はこの金属製ロールに
より加熱されてテープ電線1の絶縁テープ3に熱溶着さ
れる。
【0005】後工程で、テープ電線1は補強板4にて切
断分離され、更に、導線の端部にて絶縁被覆が剥離され
て図5に示すように導線2が露出される。
断分離され、更に、導線の端部にて絶縁被覆が剥離され
て図5に示すように導線2が露出される。
【0006】而して、このテープ電線の製造装置におい
ては、補強板貼合用ロール31、32の対向ロールの一
方のロールには、ゴム製ロールが使用されている。即
ち、ロール31、32はゴム製ロールの対であるか、ゴ
ム製ロールと鉄製ロールとの対であり、ロール31、3
2のいずれもゴム−ゴムロール対とするか、いずれもゴ
ム−鉄ロール対とするか、又はゴム−ゴムロール対とゴ
ム−鉄ロール対との組み合わせで配置されている。
ては、補強板貼合用ロール31、32の対向ロールの一
方のロールには、ゴム製ロールが使用されている。即
ち、ロール31、32はゴム製ロールの対であるか、ゴ
ム製ロールと鉄製ロールとの対であり、ロール31、3
2のいずれもゴム−ゴムロール対とするか、いずれもゴ
ム−鉄ロール対とするか、又はゴム−ゴムロール対とゴ
ム−鉄ロール対との組み合わせで配置されている。
【0007】このように、補強板貼合用ロール31、3
2の対向ロールの少なくとも一方にゴム製ロールを使用
するのは、ロールには必ず偏心があるからである。ロー
ルの軸心が回転中心からずれていると、ロールの回転に
伴って、対向ロール間のロール間隙が変動し、補強板4
とテープ電線1とを貼合わせる際の挟圧力が変動し、補
強板4とテープ電線1との接合力が変動し、不安定とな
る。そこで、ロール間隙が変動しても挟圧力が変動しな
いように、対向ロールの少なくとも一方のロールに弾力
性を有するゴム製ロールを使用し、ロール間隙の変動を
吸収するようにしてある。
2の対向ロールの少なくとも一方にゴム製ロールを使用
するのは、ロールには必ず偏心があるからである。ロー
ルの軸心が回転中心からずれていると、ロールの回転に
伴って、対向ロール間のロール間隙が変動し、補強板4
とテープ電線1とを貼合わせる際の挟圧力が変動し、補
強板4とテープ電線1との接合力が変動し、不安定とな
る。そこで、ロール間隙が変動しても挟圧力が変動しな
いように、対向ロールの少なくとも一方のロールに弾力
性を有するゴム製ロールを使用し、ロール間隙の変動を
吸収するようにしてある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補強板
4とテープ電線1との貼合に、ゴム製ロールを使用する
と、ロールの芯金に埋め込まれているヒータの設定温度
とロールの表面温度との差が金属製ロールを使用した場
合に比して大きく、ロールの回転速度、即ちロールの周
速度を低くせざるを得ない。このため、テープ電線の製
造能率が低いという難点がある。
4とテープ電線1との貼合に、ゴム製ロールを使用する
と、ロールの芯金に埋め込まれているヒータの設定温度
とロールの表面温度との差が金属製ロールを使用した場
合に比して大きく、ロールの回転速度、即ちロールの周
速度を低くせざるを得ない。このため、テープ電線の製
造能率が低いという難点がある。
【0009】一方、ヒータの設定温度を上げると、ロー
ルが劣化しやすく、ロール寿命が短かくなってしまう。
このため、ゴム製ロールのヒータの設定温度は約200
℃と比較的低い温度に設定されている。
ルが劣化しやすく、ロール寿命が短かくなってしまう。
このため、ゴム製ロールのヒータの設定温度は約200
℃と比較的低い温度に設定されている。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、貼合強度が高く、且つ安定すると共に、ロ
ール回転速度を高めて製造能率を向上させることがで
き、ロール寿命の低下も回避できるテープ電線の製造装
置を提供することを目的とする。
のであって、貼合強度が高く、且つ安定すると共に、ロ
ール回転速度を高めて製造能率を向上させることがで
き、ロール寿命の低下も回避できるテープ電線の製造装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係るテー
プ電線の製造装置は、平面的に配列された複数本の導線
を絶縁被覆層により被覆して形成されたテープ電線素材
に補強板を熱溶着により接合するテープ電線の製造装置
において、前記テープ電線素材と補強板とを相互に重ね
た状態で押圧する少なくとも1対の金属製ロールと、こ
の金属製ロールを加熱する加熱手段と、前記金属製ロー
ルの回転角度と前記ロール間の間隙をロール周方向位置
と対応させて予め測定し記憶する記憶手段と、ロールの
回転角度を検出する検出手段と、前記金属製ロールの間
隙を調節する調節手段と、前記検出手段の検出結果及び
前記記憶手段の記憶結果から金属製ロールの間隙調整量
を前記調節手段に出力する制御手段とを有することを特
徴とする。
プ電線の製造装置は、平面的に配列された複数本の導線
を絶縁被覆層により被覆して形成されたテープ電線素材
に補強板を熱溶着により接合するテープ電線の製造装置
において、前記テープ電線素材と補強板とを相互に重ね
た状態で押圧する少なくとも1対の金属製ロールと、こ
の金属製ロールを加熱する加熱手段と、前記金属製ロー
ルの回転角度と前記ロール間の間隙をロール周方向位置
と対応させて予め測定し記憶する記憶手段と、ロールの
回転角度を検出する検出手段と、前記金属製ロールの間
隙を調節する調節手段と、前記検出手段の検出結果及び
前記記憶手段の記憶結果から金属製ロールの間隙調整量
を前記調節手段に出力する制御手段とを有することを特
徴とする。
【0012】本願第2発明に係るテープ電線の製造装置
は、平面的に配列された複数本の導線を絶縁被覆層によ
り被覆して形成されたテープ電線素材に補強板を熱溶着
により接合するテープ電線の製造装置において、前記テ
ープ電線素材と補強板とを相互に重ねた状態で押圧する
少なくとも1対の金属製ロールと、この金属製ロールを
加熱する加熱手段と、前記金属製ロールの間隙を調節す
る調節手段と、前記金属製ロールのロール間隙を測定す
るセンサと、このセンサの測定値に基づいてロールの間
隙調整量を前記調節手段に出力する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
は、平面的に配列された複数本の導線を絶縁被覆層によ
り被覆して形成されたテープ電線素材に補強板を熱溶着
により接合するテープ電線の製造装置において、前記テ
ープ電線素材と補強板とを相互に重ねた状態で押圧する
少なくとも1対の金属製ロールと、この金属製ロールを
加熱する加熱手段と、前記金属製ロールの間隙を調節す
る調節手段と、前記金属製ロールのロール間隙を測定す
るセンサと、このセンサの測定値に基づいてロールの間
隙調整量を前記調節手段に出力する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0013】本発明においては、ロールには必ず偏心が
あるため、テープ電線に補強板を貼合わせるロールの回
転中心位置を時々刻々と変化させ、ロール間の間隙を一
定に保持する。
あるため、テープ電線に補強板を貼合わせるロールの回
転中心位置を時々刻々と変化させ、ロール間の間隙を一
定に保持する。
【0014】このため、本願第1発明においては、ロー
ルの回転角度及びロール間隙をロール周方向位置と対応
させて予め測定し、記憶しておき、テープ電線の製造時
に、ロール回転角度を検出し、このロール回転角度検出
値を記憶手段に記憶させていたデータと照合してロール
間隙を把握する。そして、このロール間隙が基準値より
も大きい場合には、対向ロールが相互に接近するように
ロールの間隙を調整し、ロール間隙が基準値よりも小さ
い場合には、対向ロールが相互に離隔するようにロール
の間隙を調整する。このようにして、ロール間隙を一定
に制御する。
ルの回転角度及びロール間隙をロール周方向位置と対応
させて予め測定し、記憶しておき、テープ電線の製造時
に、ロール回転角度を検出し、このロール回転角度検出
値を記憶手段に記憶させていたデータと照合してロール
間隙を把握する。そして、このロール間隙が基準値より
も大きい場合には、対向ロールが相互に接近するように
ロールの間隙を調整し、ロール間隙が基準値よりも小さ
い場合には、対向ロールが相互に離隔するようにロール
の間隙を調整する。このようにして、ロール間隙を一定
に制御する。
【0015】一方、本願第2発明においては、テープ電
線と補強板との貼合時に、センサによりロール間隙を測
定し、このロール間隙測定値が一定になるように調節手
段によりロール間隙を調節する。
線と補強板との貼合時に、センサによりロール間隙を測
定し、このロール間隙測定値が一定になるように調節手
段によりロール間隙を調節する。
【0016】従って、本発明においては、ロールに偏心
が存在してもロール間隙は常に一定に制御される。この
ため、貼合ロールとしてゴム製ロールではなく金属製ロ
ールを使用することができ、ロールに内蔵されたヒータ
の設定温度が比較的低くてもロール表面温度は高く、貼
合強度が高くなる。また、ロール間隙が一定であるの
で、貼合強度が安定する。そして、ロール表面温度が高
くなることにより、ロールの回転速度を速くすることが
でき、テープ電線の製造能率が上昇する。更に、本発明
はゴム製ロールを使用せず、金属製ロールを使用するの
でゴム劣化によるロール交換が不要である。このため、
ロール寿命が長い。
が存在してもロール間隙は常に一定に制御される。この
ため、貼合ロールとしてゴム製ロールではなく金属製ロ
ールを使用することができ、ロールに内蔵されたヒータ
の設定温度が比較的低くてもロール表面温度は高く、貼
合強度が高くなる。また、ロール間隙が一定であるの
で、貼合強度が安定する。そして、ロール表面温度が高
くなることにより、ロールの回転速度を速くすることが
でき、テープ電線の製造能率が上昇する。更に、本発明
はゴム製ロールを使用せず、金属製ロールを使用するの
でゴム劣化によるロール交換が不要である。このため、
ロール寿命が長い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
第1の実施例に係るテープ電線の製造装置を示す模式
図、図2はロール間隙の変化を示すグラフ図である。本
実施例においては、図6に示す従来装置と同様にして、
ロール10により絶縁テープを貼合わせてテープ電線1
を製造し、補強板仮付プレス20により補強板4をテー
プ電線1の上面に仮付けする。
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
第1の実施例に係るテープ電線の製造装置を示す模式
図、図2はロール間隙の変化を示すグラフ図である。本
実施例においては、図6に示す従来装置と同様にして、
ロール10により絶縁テープを貼合わせてテープ電線1
を製造し、補強板仮付プレス20により補強板4をテー
プ電線1の上面に仮付けする。
【0018】その後、テープ電線1は図1に示す補強板
貼合用ロール40の配設位置に到来する。ロール40は
金属製であり、軸芯にヒータが内蔵されている。この1
対の補強板貼合用ロール40のうち、上方に配置された
上ロール40aはその軸受41がボールねじ42を介し
て支持装置43に支持されている。このボールねじ42
はACサーボモータ44により正逆回転駆動され、この
モータ44の正逆回転により軸受41が上下動する。
貼合用ロール40の配設位置に到来する。ロール40は
金属製であり、軸芯にヒータが内蔵されている。この1
対の補強板貼合用ロール40のうち、上方に配置された
上ロール40aはその軸受41がボールねじ42を介し
て支持装置43に支持されている。このボールねじ42
はACサーボモータ44により正逆回転駆動され、この
モータ44の正逆回転により軸受41が上下動する。
【0019】このモータ44、支持装置43、ボールね
じ42は、ロール40aの他方の軸受41にも設けられ
ており、1対のモータ44が連動して作動することによ
り、ロール40aは水平状態を保持して昇降移動する。
じ42は、ロール40aの他方の軸受41にも設けられ
ており、1対のモータ44が連動して作動することによ
り、ロール40aは水平状態を保持して昇降移動する。
【0020】一方、下方のロール40bには、その軸心
にロータリエンコーダ60が連結されており、このロー
タリエンコーダ60はロール40bが所定角度回転する
都度、1パルスを出力する。このロータリエンコーダ6
0の出力は制御装置61のカウンタ63に入力される。
そして、制御装置61においては、カウンタ63の出力
がコントローラ65に入力され、コントローラ65はメ
モリ64からその記憶データを入力し、パルスドライバ
62にロール間隙の調整量に関するデータを出力する。
パルスドライバ62は、1対のACサーボモータ44に
パルス信号を出力し、モータ44はドライバ62からの
パルス信号に基づいてボールねじ42を正方向又は逆方
向に所定角度回転させ、ロール軸受41を所定距離だけ
上昇させ、又は下降させる。なお、本実施例の補強板貼
合装置においては、上述の如く構成されたロール40が
2対設けられている。
にロータリエンコーダ60が連結されており、このロー
タリエンコーダ60はロール40bが所定角度回転する
都度、1パルスを出力する。このロータリエンコーダ6
0の出力は制御装置61のカウンタ63に入力される。
そして、制御装置61においては、カウンタ63の出力
がコントローラ65に入力され、コントローラ65はメ
モリ64からその記憶データを入力し、パルスドライバ
62にロール間隙の調整量に関するデータを出力する。
パルスドライバ62は、1対のACサーボモータ44に
パルス信号を出力し、モータ44はドライバ62からの
パルス信号に基づいてボールねじ42を正方向又は逆方
向に所定角度回転させ、ロール軸受41を所定距離だけ
上昇させ、又は下降させる。なお、本実施例の補強板貼
合装置においては、上述の如く構成されたロール40が
2対設けられている。
【0021】而して、本実施例においては、テープ電線
と補強板との貼合工程に先立ち、ロール40a、40b
が1回転する間のロール40a、40bの間隙を予め測
定しておく。即ち、ロール40a、40bの間隙を、ロ
ータリエンコーダ60が原点信号を発した位置からロー
ル40a、40bが1回転するまで、そのロールの回転
角度と対応させて測定する。メモリ64はこのロール4
0bの基準位置からのロール回転角度と、ロール間隙と
の間の関係を示すデータを記憶する。図2は横軸にロー
ルの回転角度をとり、縦軸にロール間隙の基準値からの
変位をとって、ロール1周分のロール間隙の変化を示す
グラフ図である。この図は2つのロール40a及び40
bの変位を測定してグラフ化し、それらを組み合わせて
1つのグラフとしたものである。ロール間隙は図2の実
線にて示すように変化する。メモリ64はこの図2に示
すデータを記憶している。
と補強板との貼合工程に先立ち、ロール40a、40b
が1回転する間のロール40a、40bの間隙を予め測
定しておく。即ち、ロール40a、40bの間隙を、ロ
ータリエンコーダ60が原点信号を発した位置からロー
ル40a、40bが1回転するまで、そのロールの回転
角度と対応させて測定する。メモリ64はこのロール4
0bの基準位置からのロール回転角度と、ロール間隙と
の間の関係を示すデータを記憶する。図2は横軸にロー
ルの回転角度をとり、縦軸にロール間隙の基準値からの
変位をとって、ロール1周分のロール間隙の変化を示す
グラフ図である。この図は2つのロール40a及び40
bの変位を測定してグラフ化し、それらを組み合わせて
1つのグラフとしたものである。ロール間隙は図2の実
線にて示すように変化する。メモリ64はこの図2に示
すデータを記憶している。
【0022】上述の如く構成された本実施例において
は、補強板が仮付けされたテープ電線が加熱された金属
ロール40に噛み込まれ、補強板がテープ電線に熱溶着
される。この場合に、ロール40bの回転角度がロータ
リエンコーダ60により検出され、制御装置61のカウ
ンタ63に入力される。ロータリエンコーダ60はロー
ル40bの周面の基準位置がロール40aに対向した時
点でロータリエンコーダの原点信号としてパルスを1発
制御装置61のコントローラ65に出力する。そして、
コントローラ65はこの原点信号が入力された時点でカ
ウンタ63の積算値をリセットし、原点信号入力後のカ
ウンタ63の積算値から、ロール40bの基準位置から
の回転角度を求める。そして、コントローラ65はメモ
リ64から図2に示すロール間隙のデータを読み出し、
その時点のロール角度におけるロール間隙を求める。次
いで、コントローラ65はロール間隙の基準値からの変
位が図2に示す制御不要範囲(ハッチング領域)から外
れて拡大した場合に、この変位を打ち消す方向にロール
40aの軸受41を移動させるべく、パルスドライバ6
2にロール間隙調整信号を出力する。パルスドライバ6
2はACサーボモータ44にロール40aの軸受41の
移動量に対応するパルス信号を出力する。そうすると、
モータ44が回転して軸受41が移動し、ロール間隙が
基準値に一致するように制御される。なお、ロール間隙
の変位が制御不要範囲(ハッチング領域)内である場合
は、コントローラ65はロール40aを移動させない。
は、補強板が仮付けされたテープ電線が加熱された金属
ロール40に噛み込まれ、補強板がテープ電線に熱溶着
される。この場合に、ロール40bの回転角度がロータ
リエンコーダ60により検出され、制御装置61のカウ
ンタ63に入力される。ロータリエンコーダ60はロー
ル40bの周面の基準位置がロール40aに対向した時
点でロータリエンコーダの原点信号としてパルスを1発
制御装置61のコントローラ65に出力する。そして、
コントローラ65はこの原点信号が入力された時点でカ
ウンタ63の積算値をリセットし、原点信号入力後のカ
ウンタ63の積算値から、ロール40bの基準位置から
の回転角度を求める。そして、コントローラ65はメモ
リ64から図2に示すロール間隙のデータを読み出し、
その時点のロール角度におけるロール間隙を求める。次
いで、コントローラ65はロール間隙の基準値からの変
位が図2に示す制御不要範囲(ハッチング領域)から外
れて拡大した場合に、この変位を打ち消す方向にロール
40aの軸受41を移動させるべく、パルスドライバ6
2にロール間隙調整信号を出力する。パルスドライバ6
2はACサーボモータ44にロール40aの軸受41の
移動量に対応するパルス信号を出力する。そうすると、
モータ44が回転して軸受41が移動し、ロール間隙が
基準値に一致するように制御される。なお、ロール間隙
の変位が制御不要範囲(ハッチング領域)内である場合
は、コントローラ65はロール40aを移動させない。
【0023】本実施例によれば、ロール間隙が一定にな
るように制御されるため、テープ電線と補強板との間の
挟圧力が一定であり、均一な貼合強度が得られる。ま
た、ロール間隙が一定であるため、金属製ロールを使用
できるので、その表面温度がゴム製ロールの場合よりも
高くなり、貼合強度が上昇する。更に、ロール表面温度
が高くなるので、ロール回転速度を速くしてテープ電線
の進行速度を速くすることができ、テープ電線の製造能
率を向上させることができる。更にまた、ゴム製ロール
を使用しないため、ゴム劣化によるロール交換が不要で
あり、ロール寿命が長くなる。
るように制御されるため、テープ電線と補強板との間の
挟圧力が一定であり、均一な貼合強度が得られる。ま
た、ロール間隙が一定であるため、金属製ロールを使用
できるので、その表面温度がゴム製ロールの場合よりも
高くなり、貼合強度が上昇する。更に、ロール表面温度
が高くなるので、ロール回転速度を速くしてテープ電線
の進行速度を速くすることができ、テープ電線の製造能
率を向上させることができる。更にまた、ゴム製ロール
を使用しないため、ゴム劣化によるロール交換が不要で
あり、ロール寿命が長くなる。
【0024】次に、図3及び図4を参照して本発明の第
2の実施例について説明する。図3及び図4において、
図1、2と同一構成物には同一符号を付してその詳細な
説明を省略する。
2の実施例について説明する。図3及び図4において、
図1、2と同一構成物には同一符号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0025】本実施例においては、ロール40a、40
b間の間隙をセンサにより検出する。即ち、図3、4に
示すように、ロール40a、40b間の間隙の近傍であ
って、ロール40a、40bの軸方向端部位置に、光源
70と、この光源70からの光を受光する受光素子71
とが配設されている。そして、光源70から照射された
光を受光素子71にて受光し、ロール40a、40bに
遮えぎられずにロール間隙を通過してきた光の幅を検出
することにより、ロール間隙が測定される。
b間の間隙をセンサにより検出する。即ち、図3、4に
示すように、ロール40a、40b間の間隙の近傍であ
って、ロール40a、40bの軸方向端部位置に、光源
70と、この光源70からの光を受光する受光素子71
とが配設されている。そして、光源70から照射された
光を受光素子71にて受光し、ロール40a、40bに
遮えぎられずにロール間隙を通過してきた光の幅を検出
することにより、ロール間隙が測定される。
【0026】このセンサ(光源70及び受光素子71)
のロール間隙検出値は、制御装置66の比較演算器67
に入力される。比較演算器67にはロール間隙の基準値
を示す信号が入力されており、比較演算器67はセンサ
のロール間隙検出値と、基準値とを比較し、検出値と基
準値との差に関する信号をコントローラ68に出力す
る。コントローラ68は、このロール間隙検出値と基準
値との差が正の方向に大きい場合に、ロール40aを下
降させるための信号をパルスドライバ62に出力し、前
記差が負の方向に大きい場合に、ロール40aを上昇さ
せるための信号をパルスドライバ62に出力する。パル
スドライバ62はコントローラ68から入力されたロー
ル移動量を示す信号に基づいてACパルスモータ44に
パルス信号を出力し、モータ44を正方向又は逆方向に
回転させてロール40aを下降させ又は上昇させる。
のロール間隙検出値は、制御装置66の比較演算器67
に入力される。比較演算器67にはロール間隙の基準値
を示す信号が入力されており、比較演算器67はセンサ
のロール間隙検出値と、基準値とを比較し、検出値と基
準値との差に関する信号をコントローラ68に出力す
る。コントローラ68は、このロール間隙検出値と基準
値との差が正の方向に大きい場合に、ロール40aを下
降させるための信号をパルスドライバ62に出力し、前
記差が負の方向に大きい場合に、ロール40aを上昇さ
せるための信号をパルスドライバ62に出力する。パル
スドライバ62はコントローラ68から入力されたロー
ル移動量を示す信号に基づいてACパルスモータ44に
パルス信号を出力し、モータ44を正方向又は逆方向に
回転させてロール40aを下降させ又は上昇させる。
【0027】このように構成されたテープ電線の製造装
置においては、補強板が仮付けされたテープ電線が加熱
された金属製ロール40a、40b間に噛み込まれ押圧
され、補強板がテープ電線に熱溶着される。
置においては、補強板が仮付けされたテープ電線が加熱
された金属製ロール40a、40b間に噛み込まれ押圧
され、補強板がテープ電線に熱溶着される。
【0028】この場合に、ロール40a、40b間の間
隙がセンサ(光源70、受光素子71)により常時検出
されており、このロール間隙検出値は制御装置66の比
較演算器67に入力される。比較演算器67はこのロー
ル間隙検出値と基準値とを比較し、その比較結果をコン
トローラ68に出力する。コントローラ68は、ロール
間隙検出値と基準値との差が0になるようにロール40
aを移動させるための信号をパルスドライバ62に出力
する。これにより、パルスドライバ62はACサーボモ
ータ44にパルス信号を出力し、ロール40aを下降又
は上昇させて、ロール間隙が基準値に一致するように制
御する。本実施例においても、第1実施例と同様な効果
を奏する。
隙がセンサ(光源70、受光素子71)により常時検出
されており、このロール間隙検出値は制御装置66の比
較演算器67に入力される。比較演算器67はこのロー
ル間隙検出値と基準値とを比較し、その比較結果をコン
トローラ68に出力する。コントローラ68は、ロール
間隙検出値と基準値との差が0になるようにロール40
aを移動させるための信号をパルスドライバ62に出力
する。これにより、パルスドライバ62はACサーボモ
ータ44にパルス信号を出力し、ロール40aを下降又
は上昇させて、ロール間隙が基準値に一致するように制
御する。本実施例においても、第1実施例と同様な効果
を奏する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、金属製ロールを使用し
ゴム製ロールを使用しないので、製造能率を向上させる
ことができる。また、ロール間隙が一定に保持され、ロ
ール表面の温度が従来よりも高いため、テープ電線と補
強板との貼合強度が均一になり、更にその貼合強度自体
高くなる。更にまた、金属製ロールにより貼合するの
で、ロール寿命も長くなる。
ゴム製ロールを使用しないので、製造能率を向上させる
ことができる。また、ロール間隙が一定に保持され、ロ
ール表面の温度が従来よりも高いため、テープ電線と補
強板との貼合強度が均一になり、更にその貼合強度自体
高くなる。更にまた、金属製ロールにより貼合するの
で、ロール寿命も長くなる。
【図1】本発明の第1実施例に係るテープ電線の製造装
置を示す模式図である。
置を示す模式図である。
【図2】同じく、そのロール間隙の変化を示すグラフ図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施例に係るテープ電線の製造装
置のセンサを示す模式図である。
置のセンサを示す模式図である。
【図4】同じくそのテープ電線製造装置を示す模式図で
ある。
ある。
【図5】テープ電線を示す図である。
【図6】従来のテープ電線製造装置を示す斜視図であ
る。
る。
1;テープ電線 2;導線 3;絶縁テープ 4;補強板 10;加熱ロール 20;仮付けプレス 30;補強板貼合用ロール装置 31、32、40;補強板貼合用ロール 40a、40b;ロール 41;軸受 42;ボールねじ 43;支持装置 44;ACサーボモータ 60;ロータリエンコーダ 61、66;制御装置 62;パルスドライバ 63;カウンタ 64;メモリ 65、68;コントローラ 67;比較演算器 70;光源 71;受光素子
Claims (2)
- 【請求項1】 平面的に配列された複数本の導線を絶縁
被覆層により被覆して形成されたテープ電線素材に補強
板を熱溶着により接合するテープ電線の製造装置におい
て、前記テープ電線素材と補強板とを相互に重ねた状態
で押圧する少なくとも1対の金属製ロールと、この金属
製ロールを加熱する加熱手段と、前記金属製ロールの回
転角度と前記ロール間の間隙をロール周方向位置と対応
させて予め測定し記憶する記憶手段と、ロールの回転角
度を検出する検出手段と、前記金属製ロールの間隙を調
節する調節手段と、前記検出手段の検出結果及び前記記
憶手段の記憶結果から金属製ロールの間隙調整量を前記
調節手段に出力する制御手段とを有することを特徴とす
るテープ電線の製造装置。 - 【請求項2】 平面的に配列された複数本の導線を絶縁
被覆層により被覆して形成されたテープ電線素材に補強
板を熱溶着により接合するテープ電線の製造装置におい
て、前記テープ電線素材と補強板とを相互に重ねた状態
で押圧する少なくとも1対の金属製ロールと、この金属
製ロールを加熱する加熱手段と、前記金属製ロールの間
隙を調節する調節手段と、前記金属製ロールのロール間
隙を測定するセンサと、このセンサの測定値に基づいて
ロールの間隙調整量を前記調節手段に出力する制御手段
とを有することを特徴とするテープ電線の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1146997A JPH10208568A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | テープ電線の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1146997A JPH10208568A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | テープ電線の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208568A true JPH10208568A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11778946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1146997A Pending JPH10208568A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | テープ電線の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109562586A (zh) * | 2016-08-01 | 2019-04-02 | 新东工业株式会社 | 辊压方法和辊压系统 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1146997A patent/JPH10208568A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109562586A (zh) * | 2016-08-01 | 2019-04-02 | 新东工业株式会社 | 辊压方法和辊压系统 |
| EP3441217A4 (en) * | 2016-08-01 | 2020-01-01 | Sintokogio, Ltd. | ROLL PRESSING METHOD AND ROLL PRESSING SYSTEM |
| CN109562586B (zh) * | 2016-08-01 | 2021-02-09 | 新东工业株式会社 | 辊压方法和辊压系统 |
| US10933616B2 (en) | 2016-08-01 | 2021-03-02 | Sintokogio, Ltd. | Roll press method and roll press system |
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