JPH10209604A - プリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗化液及び粗化液の調製方法 - Google Patents
プリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗化液及び粗化液の調製方法Info
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- JPH10209604A JPH10209604A JP593397A JP593397A JPH10209604A JP H10209604 A JPH10209604 A JP H10209604A JP 593397 A JP593397 A JP 593397A JP 593397 A JP593397 A JP 593397A JP H10209604 A JPH10209604 A JP H10209604A
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- roughening
- corrosion inhibitor
- wiring board
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- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】導体層と感光性フィルムとの密着性を高め、特
に導体幅が60μm以下の微細配線パターンの形成が可
能なプリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗
化液及び粗化液の調製方法を提供する。 【解決手段】絶縁基板101上に形成された導体層10
2上に感光性フィルム(ドライフィルムレジスト)を張
り合わせて、配線回路形成用マスクを介して感光性フィ
ルムを露光し、現像して基板上に導体パターン106を
形成するに際し、感光性フィルムを導体層102上に張
り合わせる前に、導体層表面を導体腐食抑制剤を含有す
る粗化液で処理して粗化面104を形成する。粗化液に
過硫酸塩を含む場合には、pH4以下の酸性溶液とし、
室温〜40℃の溶液温度で処理することが望ましい。ま
た、粗化液に銅濃度にして5〜35g/リットルの銅も
しくは銅化合物を溶解すると更に密着性が向上し好まし
い。
に導体幅が60μm以下の微細配線パターンの形成が可
能なプリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗
化液及び粗化液の調製方法を提供する。 【解決手段】絶縁基板101上に形成された導体層10
2上に感光性フィルム(ドライフィルムレジスト)を張
り合わせて、配線回路形成用マスクを介して感光性フィ
ルムを露光し、現像して基板上に導体パターン106を
形成するに際し、感光性フィルムを導体層102上に張
り合わせる前に、導体層表面を導体腐食抑制剤を含有す
る粗化液で処理して粗化面104を形成する。粗化液に
過硫酸塩を含む場合には、pH4以下の酸性溶液とし、
室温〜40℃の溶液温度で処理することが望ましい。ま
た、粗化液に銅濃度にして5〜35g/リットルの銅も
しくは銅化合物を溶解すると更に密着性が向上し好まし
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
の製造に係わり、特に配線パターン形成時の導体粗化面
を形成した導体と感光性フィルムとの密着性を高め、導
体回路形成に好適なプリント配線基板の製造方法並びに
それに用いる粗化液及び粗化液の調製方法に関する。
の製造に係わり、特に配線パターン形成時の導体粗化面
を形成した導体と感光性フィルムとの密着性を高め、導
体回路形成に好適なプリント配線基板の製造方法並びに
それに用いる粗化液及び粗化液の調製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線基板を製造するにあたり、
銅張り積層板を用い、銅箔の表面に回路形成をおこなう
必要がある。この回路形成は、銅箔の表面に一般にドラ
イフィルムレジストと称されている感光性フィルムから
なるエッチングレジストを、熱圧着により張り合わせ
(ラミネート)、回路パターンが形成されたマスクを介
して露光し、現像をおこなった後に、得られたレジスト
パターンをマスクとして銅エッチング液に浸漬すること
によっておこなわれる。そしてこのように銅箔の表面に
エッチングレジストをラミネートする工程の前に、銅箔
の表面を整面処理することがおこなわれている。
銅張り積層板を用い、銅箔の表面に回路形成をおこなう
必要がある。この回路形成は、銅箔の表面に一般にドラ
イフィルムレジストと称されている感光性フィルムから
なるエッチングレジストを、熱圧着により張り合わせ
(ラミネート)、回路パターンが形成されたマスクを介
して露光し、現像をおこなった後に、得られたレジスト
パターンをマスクとして銅エッチング液に浸漬すること
によっておこなわれる。そしてこのように銅箔の表面に
エッチングレジストをラミネートする工程の前に、銅箔
の表面を整面処理することがおこなわれている。
【0003】従来技術については、例えば特開平3−1
40483号公報に詳細に記載させれおり、整面処理は
銅箔の表面の酸化物などの不純物や汚れなどを除去する
と共に銅箔の表面に微細な粗面を形成させるためにおこ
なわれるものであり、銅箔の表面へのエッチングレジス
トの密着性を高めるための処理である。
40483号公報に詳細に記載させれおり、整面処理は
銅箔の表面の酸化物などの不純物や汚れなどを除去する
と共に銅箔の表面に微細な粗面を形成させるためにおこ
なわれるものであり、銅箔の表面へのエッチングレジス
トの密着性を高めるための処理である。
【0004】そしてこの銅箔の整面処理は、#300〜
#100程度の羽布ロールやブラシロールを使用した整
面研磨機やスクラブ研磨機、センチュリー研磨機を用
い、銅張り積層板の表面をこの羽布ロールやブラシロー
ルや砥粒で機械的に研磨することによって行われるのが
一般的である。この他、化学的な研磨方法としては、例
えば特開平3−140483号公報に開示されているよ
うな方法が提案されている。
#100程度の羽布ロールやブラシロールを使用した整
面研磨機やスクラブ研磨機、センチュリー研磨機を用
い、銅張り積層板の表面をこの羽布ロールやブラシロー
ルや砥粒で機械的に研磨することによって行われるのが
一般的である。この他、化学的な研磨方法としては、例
えば特開平3−140483号公報に開示されているよ
うな方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように羽
布ロールやブラシロールなどを用いて機械的研磨で整面
処理するにあたって、銅張り積層板の厚みが0.2mm
以下程度の薄い板を用いた場合、薄い銅張り板は腰が弱
く強度が低いために研磨時に銅張り板が曲がって羽布ロ
ールやブラシロールに引っ掛かったりして、工程の途中
でトラブルが多発するという問題があった。
布ロールやブラシロールなどを用いて機械的研磨で整面
処理するにあたって、銅張り積層板の厚みが0.2mm
以下程度の薄い板を用いた場合、薄い銅張り板は腰が弱
く強度が低いために研磨時に銅張り板が曲がって羽布ロ
ールやブラシロールに引っ掛かったりして、工程の途中
でトラブルが多発するという問題があった。
【0006】また、このように銅張り板が薄いと羽布ロ
ールやブラシロールによって銅張り板に付加される研磨
圧で基板変形したり不均一な研磨が行われるなどの問題
があった。しかも羽布ロールによる研磨の場合には、羽
布ロールを構成する不織布とAl2O3やSiO2など研
磨材の大きさのバラツキなどによって銅箔の表面に深い
研磨傷が発生する等、不均一な凹凸面となって高ファイ
ンパターンで回路を形成することができなくなるという
問題もあった。
ールやブラシロールによって銅張り板に付加される研磨
圧で基板変形したり不均一な研磨が行われるなどの問題
があった。しかも羽布ロールによる研磨の場合には、羽
布ロールを構成する不織布とAl2O3やSiO2など研
磨材の大きさのバラツキなどによって銅箔の表面に深い
研磨傷が発生する等、不均一な凹凸面となって高ファイ
ンパターンで回路を形成することができなくなるという
問題もあった。
【0007】一方、特開平3−140483号公報に記
載されている化学的な研磨方法では、銅箔の表面形状が
緩やかで、ドライフィルムレジストとの密着性が不足し
て、現像によるレジストのパターン形成時や、エッチン
グによる銅箔の回路形成時にドライフィルムレジストと
銅箔間で剥離が生じ易く、60μm幅以下の微細配線を
歩留まり良く製造することが困難であった。すなわち、
このような微細配線になると例えば線幅が局部的に狭く
なったり、はなはだしくは断線に至るという問題もあっ
た。
載されている化学的な研磨方法では、銅箔の表面形状が
緩やかで、ドライフィルムレジストとの密着性が不足し
て、現像によるレジストのパターン形成時や、エッチン
グによる銅箔の回路形成時にドライフィルムレジストと
銅箔間で剥離が生じ易く、60μm幅以下の微細配線を
歩留まり良く製造することが困難であった。すなわち、
このような微細配線になると例えば線幅が局部的に狭く
なったり、はなはだしくは断線に至るという問題もあっ
た。
【0008】高ファインパターンで回路を形成する技術
としては、パターン形成面に感光性レジスト液を塗布し
てレジストパターンを形成する方法がよく知られてい
る。しかし、プリント配線基板のように大面積のパター
ンを形成には、この感光性レジスト液を塗布する方法よ
りもドライフィルムレジストを張り合わせる方が均一な
膜厚のレジストパターンが得られ易く、しかもフィルム
をパターン形成面に熱圧着するだけで済むので工程短縮
が可能であるなど経済的にも優れている。したがって、
パターン形成面に対するレジストの密着性さえ改善され
ればプリント配線基板の製造には、ドライフィルムレジ
ストの使用が格段に優れている。
としては、パターン形成面に感光性レジスト液を塗布し
てレジストパターンを形成する方法がよく知られてい
る。しかし、プリント配線基板のように大面積のパター
ンを形成には、この感光性レジスト液を塗布する方法よ
りもドライフィルムレジストを張り合わせる方が均一な
膜厚のレジストパターンが得られ易く、しかもフィルム
をパターン形成面に熱圧着するだけで済むので工程短縮
が可能であるなど経済的にも優れている。したがって、
パターン形成面に対するレジストの密着性さえ改善され
ればプリント配線基板の製造には、ドライフィルムレジ
ストの使用が格段に優れている。
【0009】したがって、本発明は上記の点に鑑みて為
されたものであり、従来の羽布ロールやブラシロールな
どを用いた機械的研磨及び化学的な研磨の場合のような
問題がなく、加えて、ドライフィルムレジストとの密着
性を高め、特に導体幅が60μm以下の微細配線パター
ンの形成が可能なプリント配線基板の製造方法並びにそ
れに用いる粗化液及び粗化液の調製方法を提供すること
を目的としたものである。
されたものであり、従来の羽布ロールやブラシロールな
どを用いた機械的研磨及び化学的な研磨の場合のような
問題がなく、加えて、ドライフィルムレジストとの密着
性を高め、特に導体幅が60μm以下の微細配線パター
ンの形成が可能なプリント配線基板の製造方法並びにそ
れに用いる粗化液及び粗化液の調製方法を提供すること
を目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるプリント
配線基板の製造方法は、銅張り積層板を用いて配線パタ
ーンを形成するに際し、銅箔上に感光性フィルム(ドラ
イフィルムレジスト)を張り合わせる前工程として、銅
箔表面を銅腐食抑制剤を含有した粗化液を作用させて表
面に緻密、かつ複雑な凹凸形状を有する粗化表面を形成
し、ドライフィルムレジストの密着性を格段に向上させ
ることを特徴とするものである。
配線基板の製造方法は、銅張り積層板を用いて配線パタ
ーンを形成するに際し、銅箔上に感光性フィルム(ドラ
イフィルムレジスト)を張り合わせる前工程として、銅
箔表面を銅腐食抑制剤を含有した粗化液を作用させて表
面に緻密、かつ複雑な凹凸形状を有する粗化表面を形成
し、ドライフィルムレジストの密着性を格段に向上させ
ることを特徴とするものである。
【0011】以下本発明を詳細に説明する。本発明者等
は、配線パターン形成に際し銅箔とドライフィルムレジ
ストとの密着性を高めるために種々実験検討した結果、
導体層表面の粗化処理には導体腐食抑制剤を含有してな
る粗化液で銅箔を表面をエッチングすることが有効で、
密着性が飛躍的に向上することを見出した。すなわち、
この粗化処理により導体上に表面積の大きな複雑な形状
をした粗化表面が作られ、この上形成したドライフィル
ムレジストが強固に密着する。
は、配線パターン形成に際し銅箔とドライフィルムレジ
ストとの密着性を高めるために種々実験検討した結果、
導体層表面の粗化処理には導体腐食抑制剤を含有してな
る粗化液で銅箔を表面をエッチングすることが有効で、
密着性が飛躍的に向上することを見出した。すなわち、
この粗化処理により導体上に表面積の大きな複雑な形状
をした粗化表面が作られ、この上形成したドライフィル
ムレジストが強固に密着する。
【0012】好ましい粗化液としては、例えば過硫酸塩
/銅腐食抑制剤系、過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系、硫
酸/過酸化水素/銅腐食抑制剤系、塩化第二鉄/銅腐食
抑制剤系、塩化第二銅/銅腐食抑制剤系、塩化テトラア
ンミン銅/銅腐食抑制剤系等が挙げられる。
/銅腐食抑制剤系、過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系、硫
酸/過酸化水素/銅腐食抑制剤系、塩化第二鉄/銅腐食
抑制剤系、塩化第二銅/銅腐食抑制剤系、塩化テトラア
ンミン銅/銅腐食抑制剤系等が挙げられる。
【0013】いずれの粗化液も導体層をエッチングする
粗化成分と導体層の表面に部分的に吸着して導体の腐食
を部分的に抑制する成分(これを導体腐食抑制剤と云
う)を有していることが特徴である。このような、粗化
液中では導体腐食抑制剤が導体表面に部分的に吸着し、
その吸着された部分の導体のエッチングを防ぐため、極
めて複雑な粗化面が得られると推定される。
粗化成分と導体層の表面に部分的に吸着して導体の腐食
を部分的に抑制する成分(これを導体腐食抑制剤と云
う)を有していることが特徴である。このような、粗化
液中では導体腐食抑制剤が導体表面に部分的に吸着し、
その吸着された部分の導体のエッチングを防ぐため、極
めて複雑な粗化面が得られると推定される。
【0014】粗化液中の導体腐食抑制剤としては、導体
層を構成する金属材料に適した腐食抑制剤を使用するこ
とであり、以下、導体として通常使用される銅の場合を
例に説明すると、好ましい銅腐食抑制剤としは、例えば
ベンゾトリアゾール誘導体〔1,2,3−ベンゾトリア
ゾール、4−or5−メチルベンゾトリアゾール、4−
or5−アミノベンゾトリアゾールなど〕、チアゾール
誘導体〔ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、2−メチルベンゾチアゾール、2−フェニルチ
アゾールなど〕、イミダゾール誘導体〔イミダゾール、
ベンゾイミダゾール、2−メチルベンゾイミダゾール、
2−エチル−5−メチルベンゾイミダゾール、2−メル
カプトベンゾイミダゾールなど〕、インダゾール類〔6
−アミノインダゾール〕、メラミン誘導体〔メラミン、
N,N’−ジアリルメラミン、2−N−n−ブチルメラ
ミンなど〕、トリアジン誘導体〔2,4−ジアミノ−6
−フェニルトリアジン、2,4−ジアミノ−6−メチル
−s−トリアジン、2−ビニル−4,6−ジアミノ−s
−トリアジンなど〕、ピリミジン誘導体〔ジアミノピリ
ミジン、トリアミノピリミジン、テトラアミノピリミジ
ン、ジアミノメルカプトピリミジンなど〕、3,5−ジ
アミノ−1,2,4−トリアゾール、アルカンチオール
類〔CnH2n+1SH〕、アルキルアミン類〔メチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミンな
ど〕、チオ尿素誘導体〔チオ尿素、1−フェニル−2−
チオ尿素、エチレンチオ尿素など〕、エタノールチオー
ル、ドデシルメルカプタン、2−メルカプトエタノール
などが挙げられる。
層を構成する金属材料に適した腐食抑制剤を使用するこ
とであり、以下、導体として通常使用される銅の場合を
例に説明すると、好ましい銅腐食抑制剤としは、例えば
ベンゾトリアゾール誘導体〔1,2,3−ベンゾトリア
ゾール、4−or5−メチルベンゾトリアゾール、4−
or5−アミノベンゾトリアゾールなど〕、チアゾール
誘導体〔ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、2−メチルベンゾチアゾール、2−フェニルチ
アゾールなど〕、イミダゾール誘導体〔イミダゾール、
ベンゾイミダゾール、2−メチルベンゾイミダゾール、
2−エチル−5−メチルベンゾイミダゾール、2−メル
カプトベンゾイミダゾールなど〕、インダゾール類〔6
−アミノインダゾール〕、メラミン誘導体〔メラミン、
N,N’−ジアリルメラミン、2−N−n−ブチルメラ
ミンなど〕、トリアジン誘導体〔2,4−ジアミノ−6
−フェニルトリアジン、2,4−ジアミノ−6−メチル
−s−トリアジン、2−ビニル−4,6−ジアミノ−s
−トリアジンなど〕、ピリミジン誘導体〔ジアミノピリ
ミジン、トリアミノピリミジン、テトラアミノピリミジ
ン、ジアミノメルカプトピリミジンなど〕、3,5−ジ
アミノ−1,2,4−トリアゾール、アルカンチオール
類〔CnH2n+1SH〕、アルキルアミン類〔メチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミンな
ど〕、チオ尿素誘導体〔チオ尿素、1−フェニル−2−
チオ尿素、エチレンチオ尿素など〕、エタノールチオー
ル、ドデシルメルカプタン、2−メルカプトエタノール
などが挙げられる。
【0015】特に好ましくは、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール、6−アミノインダゾール、2,4−ジアミ
ノ−6−フェニルトリアジン、2−ビニル−4,6−ジ
アミノ−s−トリアジン、2−メチルベンゾチアゾー
ル、メラミン、2−N−n−ブチルメラミンである。
ミダゾール、6−アミノインダゾール、2,4−ジアミ
ノ−6−フェニルトリアジン、2−ビニル−4,6−ジ
アミノ−s−トリアジン、2−メチルベンゾチアゾー
ル、メラミン、2−N−n−ブチルメラミンである。
【0016】また、粗化液中の銅腐食抑制剤の濃度とし
ては0.01〜10g/リットル、好ましくは0.1〜
2g/リットルの範囲が良好である。
ては0.01〜10g/リットル、好ましくは0.1〜
2g/リットルの範囲が良好である。
【0017】また、上記粗化液の中で過硫酸塩/銅腐食
抑制剤系や過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系等の過硫酸塩
を含む溶液を調製する場合には、建浴後40〜80℃で
10分〜5時間程度加熱して、粗化液の水素イオン濃度
pHを4以下、好ましくは0.5〜4、更に好ましくは
1.0〜2.5の範囲にすると更に良好な複雑な形状を
した粗化面の得られる粗化液を調製することができる。
抑制剤系や過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系等の過硫酸塩
を含む溶液を調製する場合には、建浴後40〜80℃で
10分〜5時間程度加熱して、粗化液の水素イオン濃度
pHを4以下、好ましくは0.5〜4、更に好ましくは
1.0〜2.5の範囲にすると更に良好な複雑な形状を
した粗化面の得られる粗化液を調製することができる。
【0018】さらにまた、過硫酸塩/銅腐食抑制剤系や
過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系粗化液に銅または銅化合
物、例えば硫酸銅等を銅濃度に換算して5〜35g/リ
ットル溶解すると、粗化面態が良好で、かつ、粗化液使
用時のpH変動の少ない安定な粗化液が得られる。粗化
液建浴後の加熱および銅を溶解することにより、銅箔は
勿論のこと、絶縁層上に形成した電気銅めっき層の粗化
も容易にできる。
過硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系粗化液に銅または銅化合
物、例えば硫酸銅等を銅濃度に換算して5〜35g/リ
ットル溶解すると、粗化面態が良好で、かつ、粗化液使
用時のpH変動の少ない安定な粗化液が得られる。粗化
液建浴後の加熱および銅を溶解することにより、銅箔は
勿論のこと、絶縁層上に形成した電気銅めっき層の粗化
も容易にできる。
【0019】なお、銅箔の表面粗化処理工程において
は、室温〜40℃の溶液温度で処理することが望まし
い。
は、室温〜40℃の溶液温度で処理することが望まし
い。
【0020】以上述べてきたように、銅箔に粗化処理を
行うことにより微細配線が可能なプリント配線基板の製
造が可能となる。導体層とドライフィルムレジストとの
密着性を高めるために、本発明では導体腐食抑制剤を含
有した粗化液で導体表面をエッチングする。これは粗化
液中の導体腐食抑制剤が導体表面に部分的に吸着し、固
有のエッチング速度が低下し、導体表面が不均一にエッ
チングされるため、導体上に表面積の大きな極めて複雑
な形状をした粗化表面が得られるためと考えられる。
行うことにより微細配線が可能なプリント配線基板の製
造が可能となる。導体層とドライフィルムレジストとの
密着性を高めるために、本発明では導体腐食抑制剤を含
有した粗化液で導体表面をエッチングする。これは粗化
液中の導体腐食抑制剤が導体表面に部分的に吸着し、固
有のエッチング速度が低下し、導体表面が不均一にエッ
チングされるため、導体上に表面積の大きな極めて複雑
な形状をした粗化表面が得られるためと考えられる。
【0021】前述した従来の方法では、本発明で得られ
るような複雑な表面形状の粗化面は得られない。また、
このような複雑な導体表面を形成することで、ドライフ
ィルムレジストとの密着性を向上させ、レジストの現像
工程や導体回路を形成するエッチング工程でのレジスト
の剥離を防止することで、微細配線を安定して形成する
ことが可能となり、配線密度の高いプリント配線基板が
製造できる。
るような複雑な表面形状の粗化面は得られない。また、
このような複雑な導体表面を形成することで、ドライフ
ィルムレジストとの密着性を向上させ、レジストの現像
工程や導体回路を形成するエッチング工程でのレジスト
の剥離を防止することで、微細配線を安定して形成する
ことが可能となり、配線密度の高いプリント配線基板が
製造できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2、図3に示
した製造工程図にしたがって、本発明をさらに詳しく説
明する。図1は、セミアディティブ法式、図2、図3は
導体回路(配線パターン)形成工程と層間絶縁膜形成工
程とを交互に複数回繰り返して積層する所謂ビルドアッ
プ法式であり、これらを例に挙げて説明するが、この他
のプリント配線板製造方式においても、微細な導体回路
パターン形成に本発明は適用できる。
した製造工程図にしたがって、本発明をさらに詳しく説
明する。図1は、セミアディティブ法式、図2、図3は
導体回路(配線パターン)形成工程と層間絶縁膜形成工
程とを交互に複数回繰り返して積層する所謂ビルドアッ
プ法式であり、これらを例に挙げて説明するが、この他
のプリント配線板製造方式においても、微細な導体回路
パターン形成に本発明は適用できる。
【0023】図1はセミアディティブ法式に関して、具
体的には下記の(A)記載の工程を、またビルドアップ
方式に関しては、下記の(B〜E)記載の代表的な工程
を任意に組み合わせて、要求される導体回路層間に種々
の接続構成がとれる多層配線基板が製造できる。
体的には下記の(A)記載の工程を、またビルドアップ
方式に関しては、下記の(B〜E)記載の代表的な工程
を任意に組み合わせて、要求される導体回路層間に種々
の接続構成がとれる多層配線基板が製造できる。
【0024】(A)工程:銅張り積層板100→貫通孔
形成103→導体表面粗化104→めっき触媒付与10
5→エッチングレジスト→導体回路形成106→絶縁層
形成(永久レジスト)107・パターニング108→銅
めっき109、もしくは銅張り積層板100→導体表面
粗化104→めっき触媒付与105→エッチングレジス
ト→導体回路形成106→貫通孔形成103→絶縁層形
成(永久レジスト)107・パターニング108→銅め
っき109。
形成103→導体表面粗化104→めっき触媒付与10
5→エッチングレジスト→導体回路形成106→絶縁層
形成(永久レジスト)107・パターニング108→銅
めっき109、もしくは銅張り積層板100→導体表面
粗化104→めっき触媒付与105→エッチングレジス
ト→導体回路形成106→貫通孔形成103→絶縁層形
成(永久レジスト)107・パターニング108→銅め
っき109。
【0025】(B)工程:銅張り積層板200→貫通孔
形成203→導体表面粗化204→エッチングレジスト
→導体回路形成205→絶縁層形成206・パターニン
グ207、もしくは銅張り積層板200→導体表面粗化
204→エッチングレジスト→導体回路形成205→貫
通孔形成203→絶縁層形成206・パターニング20
7。
形成203→導体表面粗化204→エッチングレジスト
→導体回路形成205→絶縁層形成206・パターニン
グ207、もしくは銅張り積層板200→導体表面粗化
204→エッチングレジスト→導体回路形成205→貫
通孔形成203→絶縁層形成206・パターニング20
7。
【0026】(C)工程:絶縁層粗化307→表面劣化
層除去308、309→めっき触媒付与311→銅めっ
き312→導体表面粗化313→エッチングレジスト→
導体回路形成314→絶縁層形成・パターニング31
5。
層除去308、309→めっき触媒付与311→銅めっ
き312→導体表面粗化313→エッチングレジスト→
導体回路形成314→絶縁層形成・パターニング31
5。
【0027】(D)工程:銅張り積層板300→導体表
面粗化303→エッチングレジスト→導体回路形成30
4→絶縁層形成・パターニング315。
面粗化303→エッチングレジスト→導体回路形成30
4→絶縁層形成・パターニング315。
【0028】(E)工程:貫通孔形成310→絶縁層粗
化307→表面劣化層除去309→めっき触媒付与31
1→銅めっき312→導体表面粗化313→エッチング
レジスト→導体回路形成314→絶縁層形成・パターニ
ング315。
化307→表面劣化層除去309→めっき触媒付与31
1→銅めっき312→導体表面粗化313→エッチング
レジスト→導体回路形成314→絶縁層形成・パターニ
ング315。
【0029】
<実施例1>この実施例は、上記(A)工程に従い2層
(片面1層)の両面配線基板を製造した例について説明
するものであり、以下、図1の断面工程図に従って順次
説明する。
(片面1層)の両面配線基板を製造した例について説明
するものであり、以下、図1の断面工程図に従って順次
説明する。
【0030】図1(a)工程:ガラスエポキシ積層板1
01の両面に銅箔102(35μm)を張り合わせた銅
張り積層板を基板100として準備する。 図1(b)工程:基板100にドリルで貫通孔103を
あける。
01の両面に銅箔102(35μm)を張り合わせた銅
張り積層板を基板100として準備する。 図1(b)工程:基板100にドリルで貫通孔103を
あける。
【0031】図1(c)工程:この基板の導体表面を過
硫酸塩/銅腐食抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗化面
104を形成した。用いた粗化液および粗化条件は、次
の通りである。
硫酸塩/銅腐食抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗化面
104を形成した。用いた粗化液および粗化条件は、次
の通りである。
【0032】(1)粗化液の組成:過硫酸塩としてNa
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
メラミン(0.5g/リットル)を純水に溶解し、50
℃、2時間加熱後、25℃に冷却する(粗化液のpH
1.8)。
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
メラミン(0.5g/リットル)を純水に溶解し、50
℃、2時間加熱後、25℃に冷却する(粗化液のpH
1.8)。
【0033】(2)粗化条件:液温25℃で50秒間ス
プレーエッチングする。
プレーエッチングする。
【0034】図1(d)工程:貫通孔内にめっき触媒1
05を塗布する。 図1(e)工程:基板両面にドライフィルムレジストを
熱圧着によりラミネートし、この上に予め所定の回路パ
ターンが形成されたネガマスクをあて露光、現像してレ
ジストの抜きパターンを形成した。これをエッチングレ
ジストとして銅箔をエッチングして導体回路106を形
成した後レジストを除去した。
05を塗布する。 図1(e)工程:基板両面にドライフィルムレジストを
熱圧着によりラミネートし、この上に予め所定の回路パ
ターンが形成されたネガマスクをあて露光、現像してレ
ジストの抜きパターンを形成した。これをエッチングレ
ジストとして銅箔をエッチングして導体回路106を形
成した後レジストを除去した。
【0035】図1(f)工程:この基板上にスプレー塗
布により絶縁層107を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。 図1(g)工程:上記の絶縁層106を80℃30分間
乾燥し、図示されていない所定のマスクを介して露光
し、溶剤現像を行って絶縁樹脂107を選択的にエッチ
ングしてパターニングする。 図1(h)工程:貫通孔部に電気銅めっき層109を3
0μm形成を形成した。 このようにして、図1(i)
に示したような両面配線基板を得た。
布により絶縁層107を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。 図1(g)工程:上記の絶縁層106を80℃30分間
乾燥し、図示されていない所定のマスクを介して露光
し、溶剤現像を行って絶縁樹脂107を選択的にエッチ
ングしてパターニングする。 図1(h)工程:貫通孔部に電気銅めっき層109を3
0μm形成を形成した。 このようにして、図1(i)
に示したような両面配線基板を得た。
【0036】このような製造方法で作成したプリント配
線基板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g
/cm)、ドライフィルムレジストとの密着性(JIS
K5400−1979)、および得られた最小導体回
路の幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
表中には後述する比較例の結果についても示した。
線基板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g
/cm)、ドライフィルムレジストとの密着性(JIS
K5400−1979)、および得られた最小導体回
路の幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
表中には後述する比較例の結果についても示した。
【0037】この表からも明らかなように、ドライフィ
ルムレジストと強固に密着し、本実施例のピール強度は
420g/cmを示しており、比較例(最高のもので2
75g/cm)と対比して向上している。また、得られ
た最小導体回路幅は50μmを示しており、比較例(最
小のもので75μm)と対比して優れており、微細配線
可能なプリント配線基板が実現された。
ルムレジストと強固に密着し、本実施例のピール強度は
420g/cmを示しており、比較例(最高のもので2
75g/cm)と対比して向上している。また、得られ
た最小導体回路幅は50μmを示しており、比較例(最
小のもので75μm)と対比して優れており、微細配線
可能なプリント配線基板が実現された。
【0038】<実施例2>上記実施例1と基本的には同
一の製造方法で両面配線基板を製造した。ただし、粗化
液としては実施例1の組成に硫酸銅を銅濃度として15
g/リットル添加した。その結果を表1に示すが、ピー
ル強度は586を示しており、実施例1(420)と対
比して更に向上している。また、得られた最小導体回路
幅は35を示しており、これも実施例1(50)と対比
して優れており、粗化液への銅の添加の有効性が確認さ
れた。なお、銅の添加は硫酸銅に限らず、粗化液に溶解
するその他の銅化合物もしくは銅金属を溶解しても同様
の結果を得ることができる。
一の製造方法で両面配線基板を製造した。ただし、粗化
液としては実施例1の組成に硫酸銅を銅濃度として15
g/リットル添加した。その結果を表1に示すが、ピー
ル強度は586を示しており、実施例1(420)と対
比して更に向上している。また、得られた最小導体回路
幅は35を示しており、これも実施例1(50)と対比
して優れており、粗化液への銅の添加の有効性が確認さ
れた。なお、銅の添加は硫酸銅に限らず、粗化液に溶解
するその他の銅化合物もしくは銅金属を溶解しても同様
の結果を得ることができる。
【0039】<実施例3>この実施例は、上記(B)工
程と(C)工程とを組み合わせて両面合計4層(片面2
層)の多層配線基板を製造した例について説明するもの
であり、以下、図2の断面工程図にしたがって順次説明
する。
程と(C)工程とを組み合わせて両面合計4層(片面2
層)の多層配線基板を製造した例について説明するもの
であり、以下、図2の断面工程図にしたがって順次説明
する。
【0040】図2(a)工程:ガラスエポキシ積層板2
01の両面に銅箔202を張り合わせた銅張り積層板を
基板200として準備する。 図2(b)工程:基板200にドリルで貫通孔203を
あける。
01の両面に銅箔202を張り合わせた銅張り積層板を
基板200として準備する。 図2(b)工程:基板200にドリルで貫通孔203を
あける。
【0041】図2(c)工程:この基板の導体表面を過
硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗
化面204を形成した。用いた粗化液および粗化条件
は、次の通りである。
硫酸塩/酸/銅腐食抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗
化面204を形成した。用いた粗化液および粗化条件
は、次の通りである。
【0042】(1)粗化液の組成:過硫酸塩としてNa
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
メラミン(1.0g/リットル)を水に溶解し、60℃
で1時間加熱後25℃に冷却する(粗化液のpH2.
0)。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ングする。
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
メラミン(1.0g/リットル)を水に溶解し、60℃
で1時間加熱後25℃に冷却する(粗化液のpH2.
0)。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ングする。
【0043】図2(d)工程:次に、基板両面に図示さ
れていないドライフィルムレジストを熱圧着によりラミ
ネートし、この上に予め所定の回路パターンが形成され
たネガマスクをあて露光、現像してレジストの抜きパタ
ーンを形成した。これをエッチングレジストとして銅箔
をエッチングして導体回路205を形成した後レジスト
を除去した。
れていないドライフィルムレジストを熱圧着によりラミ
ネートし、この上に予め所定の回路パターンが形成され
たネガマスクをあて露光、現像してレジストの抜きパタ
ーンを形成した。これをエッチングレジストとして銅箔
をエッチングして導体回路205を形成した後レジスト
を除去した。
【0044】図2(e)工程:この基板上にスプレー塗
布により絶縁層206を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。
布により絶縁層206を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。
【0045】図2(f)工程:上記の絶縁層206を8
0℃30分間乾燥し、2層目の導体回路形成に備えて、
図示されていない所定のマスクを介して露光し、溶剤現
像を行って絶縁樹脂206を選択的にエッチングしてパ
ターニング207し、電気的接続に必要な下地導体回路
205の所定領域を露出させ、さらに絶縁樹脂の膜質を
高めるため150℃で30分間加熱した。
0℃30分間乾燥し、2層目の導体回路形成に備えて、
図示されていない所定のマスクを介して露光し、溶剤現
像を行って絶縁樹脂206を選択的にエッチングしてパ
ターニング207し、電気的接続に必要な下地導体回路
205の所定領域を露出させ、さらに絶縁樹脂の膜質を
高めるため150℃で30分間加熱した。
【0046】次いで、パターニングされた上記絶縁樹脂
層207の表面をアルカリ性の過マンガン酸塩の水溶液
で粗化し、粗化面208を形成した。粗化工程で基板表
面に付着した二酸化マンガン209を3%塩酸ヒドロキ
シルアミン水溶液で溶解し、次に絶縁層表面に生じた劣
化層210を界面活性剤の水溶液を用いて除去した。
層207の表面をアルカリ性の過マンガン酸塩の水溶液
で粗化し、粗化面208を形成した。粗化工程で基板表
面に付着した二酸化マンガン209を3%塩酸ヒドロキ
シルアミン水溶液で溶解し、次に絶縁層表面に生じた劣
化層210を界面活性剤の水溶液を用いて除去した。
【0047】図2(g)工程:次に、粗化面を活性化す
るため、めっき触媒液211に浸漬し、下地導電膜を無
電解めっきで0.2μm形成した後、厚付け電気銅めっ
きを25μm施し、銅めっき層212を形成した。いず
れも処理液は市販品を使用し、周知のめっき方法にて行
ったものである。
るため、めっき触媒液211に浸漬し、下地導電膜を無
電解めっきで0.2μm形成した後、厚付け電気銅めっ
きを25μm施し、銅めっき層212を形成した。いず
れも処理液は市販品を使用し、周知のめっき方法にて行
ったものである。
【0048】図2(h)工程:再度図2(c)、図2
(d)工程と同じ方法を繰り返す。すなわち、銅めっき
層212表面を導体腐食抑制剤を含有する粗化液で粗化
213し、この上にエッチングレジストを形成し、露
光、現像、エッチング、レジスト剥離の工程を経て、導
体回路214を形成する。
(d)工程と同じ方法を繰り返す。すなわち、銅めっき
層212表面を導体腐食抑制剤を含有する粗化液で粗化
213し、この上にエッチングレジストを形成し、露
光、現像、エッチング、レジスト剥離の工程を経て、導
体回路214を形成する。
【0049】図2(i)工程:最後に再度図2(e)工
程を繰り返し、絶縁層(ソルダレジストとする)を形成
してから、図2(f)工程と同様の方法でパターニング
215を行い接続に必要な導体回路214を露出させ
る。このようにして、図示したような2層積層構造の配
線基板を得た。
程を繰り返し、絶縁層(ソルダレジストとする)を形成
してから、図2(f)工程と同様の方法でパターニング
215を行い接続に必要な導体回路214を露出させ
る。このようにして、図示したような2層積層構造の配
線基板を得た。
【0050】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。ドライフィルムレジストと強固に密着
し、本実施例のピール強度は520を示しており、比較
例(最高のもので275)と対比して向上している。ま
た、得られた最小導体回路幅は45を示しており、比較
例(最小のもので75)と対比して優れており、微細配
線可能なプリント配線基板が実現された。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。ドライフィルムレジストと強固に密着
し、本実施例のピール強度は520を示しており、比較
例(最高のもので275)と対比して向上している。ま
た、得られた最小導体回路幅は45を示しており、比較
例(最小のもので75)と対比して優れており、微細配
線可能なプリント配線基板が実現された。
【0051】<実施例4>この例は片面3層、両面合計
6層の多層配線板を製造したものである。すなわち、実
施例3で得られた配線板上に、さらに両面共に導体層と
絶縁層とを1層づつ積層したものである。その分だけパ
ターン形成の繰り返し工程が増加した。先ず、実施例3
の最終工程〔図2(i)工程〕の後に、図2(e)工程
の絶縁層表面の粗化処理から図2(i)工程までを繰り
返し、基本的には実施例3と同様の工程で処理した。
6層の多層配線板を製造したものである。すなわち、実
施例3で得られた配線板上に、さらに両面共に導体層と
絶縁層とを1層づつ積層したものである。その分だけパ
ターン形成の繰り返し工程が増加した。先ず、実施例3
の最終工程〔図2(i)工程〕の後に、図2(e)工程
の絶縁層表面の粗化処理から図2(i)工程までを繰り
返し、基本的には実施例3と同様の工程で処理した。
【0052】なお、材料および処理方法で実施例3と異
なる点を工程順に述べると、以下の通りである。図2
(c)、(h)の導体204、213の表面粗化工程に
おいて、粗化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−メ
ルカプトベンゾイミダゾールに変更した。2−メルカプ
トベンゾイミダゾールの添加量は0.7g/リットルで
ある。
なる点を工程順に述べると、以下の通りである。図2
(c)、(h)の導体204、213の表面粗化工程に
おいて、粗化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−メ
ルカプトベンゾイミダゾールに変更した。2−メルカプ
トベンゾイミダゾールの添加量は0.7g/リットルで
ある。
【0053】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。ドライフィルムレジストと強固に密着
し、本実施例のピール強度は537で、比較例(最高の
もので275)と対比して向上している。また、得られ
た最小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので7
5)と対比して優れており、微細配線可能なプリント配
線基板が実現された。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。ドライフィルムレジストと強固に密着
し、本実施例のピール強度は537で、比較例(最高の
もので275)と対比して向上している。また、得られ
た最小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので7
5)と対比して優れており、微細配線可能なプリント配
線基板が実現された。
【0054】<実施例5>実施例1と基本的に同一工程
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−N−n−ブチ
ルメラミン(0.5g/リットル)に変更した。このよ
うな方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上で
のセロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィル
ムレジストとの密着性、および得られた最小導体回路の
幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−N−n−ブチ
ルメラミン(0.5g/リットル)に変更した。このよ
うな方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上で
のセロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィル
ムレジストとの密着性、および得られた最小導体回路の
幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
【0055】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は541で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は541で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0056】<実施例6>実施例1と基本的に同一工程
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を6−アミノインダ
ゾール(0.5g/リットル)に変更した。このような
方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上でのセ
ロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィルムレ
ジストとの密着性、および得られた最小導体回路の幅
(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を6−アミノインダ
ゾール(0.5g/リットル)に変更した。このような
方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上でのセ
ロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィルムレ
ジストとの密着性、および得られた最小導体回路の幅
(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
【0057】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は468で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は45で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は468で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は45で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0058】<実施例7>実施例1と基本的に同一工程
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を6−ビニル−4,
6−ジアミノ−s−トリアジン(0.2g/リットル)
に変更した。このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を6−ビニル−4,
6−ジアミノ−s−トリアジン(0.2g/リットル)
に変更した。このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0059】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は420で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は50で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は420で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は50で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0060】<実施例8>実施例1と基本的に同一工程
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−メチルベンゾ
チアゾール(0.3g/リットル)に変更した。このよ
うな方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上で
のセロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィル
ムレジストとの密着性、および得られた最小導体回路の
幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2−メチルベンゾ
チアゾール(0.3g/リットル)に変更した。このよ
うな方法で造られたプリント配線基板のめっき銅箔上で
のセロテープのピール強度(g/cm)、ドライフィル
ムレジストとの密着性、および得られた最小導体回路の
幅(μm)を測定し、その結果を表1に表示した。
【0061】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は568で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は35で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は568で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は35で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0062】<実施例9>実施例1と基本的に同一工程
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2,4−ジアミノ
−6−フェニルトリアジン(1.2g/リットル)に変
更した。このような方法で造られたプリント配線基板の
めっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施例
で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の銅腐食抑制剤「メラミン」を2,4−ジアミノ
−6−フェニルトリアジン(1.2g/リットル)に変
更した。このような方法で造られたプリント配線基板の
めっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0063】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は520で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は520で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0064】<実施例10>実施例1と基本的に同一工
程により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施
例で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の主成分である「Na2S2O8」を(NH4)2S2
O8に変更した。このような方法で造られたプリント配
線基板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g
/cm)、ドライフィルムレジストとの密着性、および
得られた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果
を表1に表示した。
程により片面1層の両面配線基板を製造した。この実施
例で実施例1と異なる点は、以下の通りである。図1
(c)の導体層104の表面粗化処理工程において、粗
化液中の主成分である「Na2S2O8」を(NH4)2S2
O8に変更した。このような方法で造られたプリント配
線基板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g
/cm)、ドライフィルムレジストとの密着性、および
得られた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果
を表1に表示した。
【0065】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は515で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は515で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0066】<実施例11>この実施例は、上記工程D
と工程Eとを組み合わせて両面合計4層(片面2層背2
積層)の多層配線板を製造した例について説明するもの
であり、以下図3の断面工程図に従って順次説明する。
なお、この例も基本的には、実施例3に示した図2の各
工程と同一である。ただし、貫通孔203を開けるタイ
ミングと、処理方法の一部を変更している。
と工程Eとを組み合わせて両面合計4層(片面2層背2
積層)の多層配線板を製造した例について説明するもの
であり、以下図3の断面工程図に従って順次説明する。
なお、この例も基本的には、実施例3に示した図2の各
工程と同一である。ただし、貫通孔203を開けるタイ
ミングと、処理方法の一部を変更している。
【0067】図3(a)工程:実施例3の図2(a)工
程と同一工程で、ガラスエポキシ積層基板301の両面
に銅箔を張り合わせた銅張り積層板を基板300として
準備する。 図3(b)工程:この基板の導体表面を過硫酸塩/腐食
抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗化面303を形成し
た。用いた粗化液および粗化条件は、次の通りである。
程と同一工程で、ガラスエポキシ積層基板301の両面
に銅箔を張り合わせた銅張り積層板を基板300として
準備する。 図3(b)工程:この基板の導体表面を過硫酸塩/腐食
抑制剤系の粗化液で処理し、導体粗化面303を形成し
た。用いた粗化液および粗化条件は、次の通りである。
【0068】(1)粗化液の組成:過硫酸塩としてNa
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
2−メルカプトベンゾチアゾール(0.5g/リット
ル)を純水に溶解し、70℃、20分間加熱後、25℃
に冷却する(粗化液のpH2.5)。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ングする。
2S2O8(200g/リットル)、銅腐食抑制剤として
2−メルカプトベンゾチアゾール(0.5g/リット
ル)を純水に溶解し、70℃、20分間加熱後、25℃
に冷却する(粗化液のpH2.5)。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ングする。
【0069】図3(c)工程:次に、基板両面に図示さ
れていないドライフィルムレジストを熱圧着によりラミ
ネートし、この上に図示されていない予め所定の回路パ
ターンが形成されたネガマスクをあて露光、現像してレ
ジストの抜きパターンを形成した。これをエッチングレ
ジストとして銅箔をエッチングして導体回路304を形
成した後レジストを除去した。
れていないドライフィルムレジストを熱圧着によりラミ
ネートし、この上に図示されていない予め所定の回路パ
ターンが形成されたネガマスクをあて露光、現像してレ
ジストの抜きパターンを形成した。これをエッチングレ
ジストとして銅箔をエッチングして導体回路304を形
成した後レジストを除去した。
【0070】図3(d)工程:この基板上にスプレー塗
布により絶縁層305を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。
布により絶縁層305を形成した。用いた絶縁樹脂は、
エポキシアクリレート系感光性樹脂である。
【0071】図3(e)工程:上記の絶縁層305を8
0℃30分間乾燥し、2層目の導体回路形成に備えて、
図示されていない所定のマスクを介して露光し、溶剤現
像を行って絶縁樹脂305を選択的にエッチングしてパ
ターニング306し、電気的接続に必要な下地導体回路
304の所定領域を露出させ、さらに絶縁樹脂の膜質を
高めるため150℃で30分間加熱した。
0℃30分間乾燥し、2層目の導体回路形成に備えて、
図示されていない所定のマスクを介して露光し、溶剤現
像を行って絶縁樹脂305を選択的にエッチングしてパ
ターニング306し、電気的接続に必要な下地導体回路
304の所定領域を露出させ、さらに絶縁樹脂の膜質を
高めるため150℃で30分間加熱した。
【0072】次いで、パターニングされた上記絶縁樹脂
層306の表面をアルカリ性の過マンガン酸塩の水溶液
で粗化し、粗化面307を形成した。粗化工程で基板表
面に付着した二酸化マンガン308を3%塩酸ヒドロキ
シルアミン水溶液で溶解し、次に絶縁層表面に生じた劣
化層309を界面活性剤の水溶液を用いて除去した。
層306の表面をアルカリ性の過マンガン酸塩の水溶液
で粗化し、粗化面307を形成した。粗化工程で基板表
面に付着した二酸化マンガン308を3%塩酸ヒドロキ
シルアミン水溶液で溶解し、次に絶縁層表面に生じた劣
化層309を界面活性剤の水溶液を用いて除去した。
【0073】図3(f)工程:実施例3の図2(b)に
該当する工程で、基板300のスルーホール形成領域に
ドリルで貫通孔310をあける。
該当する工程で、基板300のスルーホール形成領域に
ドリルで貫通孔310をあける。
【0074】図3(g)工程:次に、粗化面を活性化す
るため、めっき触媒液311に浸漬し、下地導電膜を無
電解めっきで0.2μm形成した後、厚付け電気銅めっ
きを25μm施し、銅めっき層312を形成した。いず
れも処理液は市販品を使用し、周知のめっき方法にて行
ったものである。
るため、めっき触媒液311に浸漬し、下地導電膜を無
電解めっきで0.2μm形成した後、厚付け電気銅めっ
きを25μm施し、銅めっき層312を形成した。いず
れも処理液は市販品を使用し、周知のめっき方法にて行
ったものである。
【0075】図3(h)工程:再度図3(b)、図3
(c)工程と同じ方法を繰り返す。すなわち、銅めっき
層312表面を前述の銅腐食抑制剤を含有する粗化液で
粗化処理313し、この上にエッチングレジストを形成
し、露光、現像、エッチング、レジスト剥離の工程を経
て、導体回路314を形成する。
(c)工程と同じ方法を繰り返す。すなわち、銅めっき
層312表面を前述の銅腐食抑制剤を含有する粗化液で
粗化処理313し、この上にエッチングレジストを形成
し、露光、現像、エッチング、レジスト剥離の工程を経
て、導体回路314を形成する。
【0076】図3(i)工程:最後に図3(d)工程を
繰り返し、絶縁層(ソルダレジストとする)を形成して
から、パターニング315を行い接続に必要な導体回路
を露出させる。このようにして、図示したような2層積
層構造の配線基板を得た。
繰り返し、絶縁層(ソルダレジストとする)を形成して
から、パターニング315を行い接続に必要な導体回路
を露出させる。このようにして、図示したような2層積
層構造の配線基板を得た。
【0077】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0078】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は535で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は535で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0079】<実施例12>この実施例は、実施例4と
同様に片面3層、両面合計6層の積層体から構成される
多層配線基板の製造例を示したものであるが、ドリルに
より貫通孔を形成する工程のタイミングが異なってい
る。実施例11に示した図3の工程に比較的類似してい
るので、以下、図3を引用して説明する。
同様に片面3層、両面合計6層の積層体から構成される
多層配線基板の製造例を示したものであるが、ドリルに
より貫通孔を形成する工程のタイミングが異なってい
る。実施例11に示した図3の工程に比較的類似してい
るので、以下、図3を引用して説明する。
【0080】先ず、図3(a)〜図3(d)工程まで
は、実施例11と同様に処理する。次に図3(f)のド
リルによる貫通孔の形成工程と、図3(e)工程の絶縁
樹脂層306のパターン形成からその表面粗化処理30
7、308、309までの工程を入れ変え、先に図3
(f)工程のドリルによる貫通孔形成を行ない、その後
に図3(e)の工程〔図2(f)に該当する工程〕を実
施する。以後の工程は、実施例11の図3(g)〜図3
(i)工程と同一である。
は、実施例11と同様に処理する。次に図3(f)のド
リルによる貫通孔の形成工程と、図3(e)工程の絶縁
樹脂層306のパターン形成からその表面粗化処理30
7、308、309までの工程を入れ変え、先に図3
(f)工程のドリルによる貫通孔形成を行ない、その後
に図3(e)の工程〔図2(f)に該当する工程〕を実
施する。以後の工程は、実施例11の図3(g)〜図3
(i)工程と同一である。
【0081】このようにして片面2層の積層構造を得た
後、さらに図3(e)工程における絶縁樹脂層の表面粗
化処理、および図3(g)〜図3(i)工程を繰り返す
ことにより、片面3層、両面合計6層構造の配線基板を
得た。
後、さらに図3(e)工程における絶縁樹脂層の表面粗
化処理、および図3(g)〜図3(i)工程を繰り返す
ことにより、片面3層、両面合計6層構造の配線基板を
得た。
【0082】ただし、導体層304、311の表面粗化
処理工程における粗化液および処理条件は実施例11の
場合と異なり、以下のようにした。過硫酸塩として(N
H4)2S2O8(200g/リットル)、酸として98%
H2SO41ミリリットル/リットル)、銅腐食抑制剤と
して2−メチルベンゾチアゾール(0.5g/リット
ル):液温25℃で60秒スプレーエッチングした。
処理工程における粗化液および処理条件は実施例11の
場合と異なり、以下のようにした。過硫酸塩として(N
H4)2S2O8(200g/リットル)、酸として98%
H2SO41ミリリットル/リットル)、銅腐食抑制剤と
して2−メチルベンゾチアゾール(0.5g/リット
ル):液温25℃で60秒スプレーエッチングした。
【0083】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0084】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は503で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は503で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0085】<実施例13>実施例11と基本的に同一
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例10と異なる点は以下の
通りである。
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例10と異なる点は以下の
通りである。
【0086】図3(b)(h)工程の導体層の表面粗化
処理工程303,313における粗化液および処理条件
は実施例10の場合と異なり、以下のようにした。 (1)粗化液:98%H2SO4(120ミリリットル/
リットル)、35%H2O2(80ミリリットル/リット
ル)、2−メルカプトベンゾイミダゾール(0.5g/
リットル)の水溶液。 (2)化条件:液温30℃で60秒間スプレーエッチン
グ。
処理工程303,313における粗化液および処理条件
は実施例10の場合と異なり、以下のようにした。 (1)粗化液:98%H2SO4(120ミリリットル/
リットル)、35%H2O2(80ミリリットル/リット
ル)、2−メルカプトベンゾイミダゾール(0.5g/
リットル)の水溶液。 (2)化条件:液温30℃で60秒間スプレーエッチン
グ。
【0087】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0088】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は546で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は546で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0089】<実施例14>実施例11と基本的に同一
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
【0090】図3(b)、図3(h)工程の導体層の表
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例10の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:FeCl3(370g/リットル)、メ
ラミン(0.5g/リットル)の水溶液。
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例10の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:FeCl3(370g/リットル)、メ
ラミン(0.5g/リットル)の水溶液。
【0091】(2)粗化条件:液温25℃で50秒間ス
プレーエッチング。
プレーエッチング。
【0092】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0093】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は428で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は50で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は428で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は50で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0094】<実施例15>実施例11と基本的に同一
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
【0095】図3(b)、図3(h)工程の導体層の表
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:CuCl2(250g/リットル)、3
6%HCl(130ミリリットル/リットル)、6−ア
ミノインダゾール(0.5g/リットル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ング。
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:CuCl2(250g/リットル)、3
6%HCl(130ミリリットル/リットル)、6−ア
ミノインダゾール(0.5g/リットル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ング。
【0096】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0097】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は571で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は35で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は571で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は35で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0098】<実施例16>実施例11と基本的に同一
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
【0099】図3(b)、図3(h)工程の導体層の表
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:Cu(NH4)4Cl2(450g/リッ
トル)、NH4Cl(100g/リットル)、28%ア
ンモニア水(5ミリリットル/リットル)、2,4−ジ
アミノ−6−フェニルトリアジン(0.5g/リット
ル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ング。
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:Cu(NH4)4Cl2(450g/リッ
トル)、NH4Cl(100g/リットル)、28%ア
ンモニア水(5ミリリットル/リットル)、2,4−ジ
アミノ−6−フェニルトリアジン(0.5g/リット
ル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温25℃で50秒間スプレーエッチ
ング。
【0100】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0101】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は511で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は511で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0102】<実施例17>実施例11と基本的に同一
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
工程により、片面2層、両面合計4層の両面配線基板を
製造した。この実施例で実施例11と異なる点は以下の
通りである。
【0103】図3(b)、図3(h)工程の導体層の表
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:Na2S2O8(200g/リットル)、
98%H2SO4(1ミリリットル/リットル)、2,4
−ジアミノ−6−フェニルトリアジン(2.0g/リッ
トル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温40℃の粗化槽に浸漬、エアーブ
ロー撹拌・揺動により60秒間エッチングする。
面粗化処理工程303、313における粗化液および処
理条件は実施例11の場合と異なり、以下のようにし
た。 (1)粗化液:Na2S2O8(200g/リットル)、
98%H2SO4(1ミリリットル/リットル)、2,4
−ジアミノ−6−フェニルトリアジン(2.0g/リッ
トル)の水溶液。 (2)粗化条件:液温40℃の粗化槽に浸漬、エアーブ
ロー撹拌・揺動により60秒間エッチングする。
【0104】このような方法で造られたプリント配線基
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
板のめっき銅箔上でのセロテープのピール強度(g/c
m)、ドライフィルムレジストとの密着性、および得ら
れた最小導体回路の幅(μm)を測定し、その結果を表
1に表示した。
【0105】ドライフィルムレジストと強固に密着し、
本実施例のピール強度は507で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
本実施例のピール強度は507で、比較例(最高のもの
で275)と対比して向上している。また、得られた最
小導体回路幅は40で、比較例(最小のもので75)と
対比して優れており、微細配線可能なプリント配線基板
が実現された。
【0106】<比較例1>この例は、実施例1の各工程
の中で導体表面の粗化処理工程〔図1(b)工程〕を省
略して製造したものであり、その結果を表1に表示し
た。銅箔102とドライフィルムレジストとの密着性が
悪く、ピール強度は145と劣り、また、ラインの欠損
等を生じないで形成できた最小導体幅も110μmと劣
っていた。
の中で導体表面の粗化処理工程〔図1(b)工程〕を省
略して製造したものであり、その結果を表1に表示し
た。銅箔102とドライフィルムレジストとの密着性が
悪く、ピール強度は145と劣り、また、ラインの欠損
等を生じないで形成できた最小導体幅も110μmと劣
っていた。
【0107】<比較例2>この例は、実施例3の各工程
の中で導体表面の粗化処理工程〔図2(b)工程〕を機
械的研磨法のスクラブ研磨に変えて製造したものであ
り、その結果を表1に表示した。銅箔202とドライフ
ィルムレジストとの密着性が悪く、ピール強度は237
と劣り、また、ラインの欠損等を生じないで形成できた
最小導体幅も80μmと劣っていた。
の中で導体表面の粗化処理工程〔図2(b)工程〕を機
械的研磨法のスクラブ研磨に変えて製造したものであ
り、その結果を表1に表示した。銅箔202とドライフ
ィルムレジストとの密着性が悪く、ピール強度は237
と劣り、また、ラインの欠損等を生じないで形成できた
最小導体幅も80μmと劣っていた。
【0108】<比較例3>この例は、実施例13の各工
程の中で導体表面の粗化処理工程〔図3(b)、図3
(h)〕で粗化液中の銅腐食抑制剤を削除(無添加)し
て製造したものであり、その結果を表1に表示した。銅
箔302とドライフィルムレジストとの密着性が悪く、
ピール強度は275と劣り、また、ラインの欠損等を生
じないで形成できた最小導体幅も75μmと劣ってい
た。
程の中で導体表面の粗化処理工程〔図3(b)、図3
(h)〕で粗化液中の銅腐食抑制剤を削除(無添加)し
て製造したものであり、その結果を表1に表示した。銅
箔302とドライフィルムレジストとの密着性が悪く、
ピール強度は275と劣り、また、ラインの欠損等を生
じないで形成できた最小導体幅も75μmと劣ってい
た。
【0109】
【表1】
【0110】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により所期
の目的を達成することができた。すなわち、配線基板の
製造において、銅箔とドライフィルムレジストとの密着
性が優れ、線幅60μm以下の微細配線パターンを容易
に製造することができ、産業上に寄与する効果は極めて
大きい。
の目的を達成することができた。すなわち、配線基板の
製造において、銅箔とドライフィルムレジストとの密着
性が優れ、線幅60μm以下の微細配線パターンを容易
に製造することができ、産業上に寄与する効果は極めて
大きい。
【図1】本発明の一実施例となる配線基板の製造工程を
示す断面工程図。
示す断面工程図。
【図2】本発明の他の実施例となる配線基板の製造工程
を示す断面工程図。
を示す断面工程図。
【図3】本発明の他の実施例となる配線基板の製造工程
を示す断面工程図。
を示す断面工程図。
100…両面銅張り積層基板、 101…基板(積層板)、 102…銅箔、 103…貫通孔、 104…導体の粗化面、 105…めっき触媒、 106…導体回路、 107…絶縁層、 108…絶縁層パターニング、 200…両面銅張り積層基板、 201…基板(積層板)、 202…銅箔、 203…貫通孔、 204…導体の粗化面、 205…導体回路、 206…絶縁層、 207…絶縁層パターニング、 208…絶縁層の粗化、 209…二酸化マンガン(除去)、 210…劣化層(除去)、 211…めっき触媒、 212…銅めっき 213…導体の粗化面、 214…導体回路、 215…絶縁層パターニング、 300…両面銅張り積層基板、 301…基板(積層板)、 302…銅箔、 303…導体の粗化面、 304…導体回路、 305…絶縁層、 306…絶縁層パターニング、 307…絶縁層の粗化、 308…二酸化マンガン(除去) 309…劣化層(除去)、 310…貫通孔 311…めっき触媒、 312…銅めっき 313…導体の粗化面、 314…導体回路、 315…絶縁層パターニング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 3/46 H05K 3/46 E (72)発明者 杉山 寿 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 浜岡 伸夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 橋本 悟 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 村松 善徳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (11)
- 【請求項1】絶縁基板上に形成された導体層上に感光性
フィルムを張り合わせ、配線パターン形成用マスクを介
して感光性フィルムを露光し、現像して基板上に配線パ
ターンを形成するプリント配線基板の製造工程におい
て、導体層上に感光性フィルムを張り合わせる前工程と
して、導体層表面を導体腐食抑制剤を含有する粗化液で
化学的に処理する表面粗化処理工程を有して成るプリン
ト配線基板の製造方法。 - 【請求項2】上記表面粗化処理工程においては、粗化液
に銅濃度にして5〜35g/リットルの銅もしくは銅化
合物を溶解した粗化液で処理する工程として成る請求項
1記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項3】上記表面粗化処理工程においては、室温〜
40℃の溶液温度で処理する工程として成る請求項1も
しくは2記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項4】上記導体腐食抑制剤を含有する粗化液を、
過硫酸塩/銅腐食抑制剤系、過硫酸塩/酸/銅腐食抑制
剤系、硫酸/過酸化水素/銅腐食抑制剤系、塩化第二鉄
/銅腐食抑制剤系、塩化第二銅/銅腐食抑制剤系、およ
び塩化テトラアンミン銅/銅腐食抑制剤系のいずれか一
つの水溶液で構成して成る請求項1乃至3の何れか一つ
に記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項5】上記粗化液に過硫酸塩を含む場合には、粗
化液をpH4以下の酸性溶液とし、室温〜40℃の溶液
温度で処理する工程として成る請求項1乃至4の何れか
一つに記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項6】上記粗化液中の導体腐食抑制剤の濃度を
0.01〜10g/リットルとして成る請求項1乃至4
の何れか一つに記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項7】上記導体腐食抑制剤を、2−メルカプトベ
ンゾイミダゾール、6−アミノインダゾール、2,4−
ジアミノ−6−フェニルトリアジン、2−ビニル−4、
6−ジアミノ−S−トリアジン、2−メチルベンゾチア
ゾール、メラミン、2−N−n−ブチルメラミンの少な
くとも1種で構成して成る請求項1乃至6の何れか一つ
に記載のプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項8】上記絶縁基板上に形成された導体層を、銅
箔で構成して成る請求項1乃至7の何れか一つに記載の
プリント配線基板の製造方法。 - 【請求項9】過硫酸塩/銅腐食抑制剤系、過硫酸塩/酸
/銅腐食抑制剤系、硫酸/過酸化水素/銅腐食抑制剤
系、塩化第二鉄/銅腐食抑制剤系、塩化第二銅/銅腐食
抑制剤系、および塩化テトラアンミン銅/銅腐食抑制剤
系のいずれか一つの水溶液で構成すると共に、前記水溶
液に銅濃度にして5〜35g/リットルの銅もしくは銅
化合物を溶解して成る銅を導体層とするプリント配線基
板の導体層表面粗化処理用粗化液。 - 【請求項10】上記粗化液に過硫酸塩を含む場合には、
pH4以下の酸性溶液として成る請求項9記載のプリン
ト配線基板の導体層表面粗化処理用粗化液。 - 【請求項11】過硫酸塩/銅腐食抑制剤系もしくは過硫
酸塩/酸/銅腐食抑制剤系からなるプリント配線基板の
導体層表面粗化処理用粗化液の調製法であって、粗化液
の建浴後、40〜80℃で10分〜5時間加熱すると共
に、粗化液をpH4以下の酸性溶液とする粗化液の調製
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP593397A JPH10209604A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | プリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗化液及び粗化液の調製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP593397A JPH10209604A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | プリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗化液及び粗化液の調製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209604A true JPH10209604A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11624710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP593397A Pending JPH10209604A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | プリント配線基板の製造方法並びにそれに用いる粗化液及び粗化液の調製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209604A (ja) |
Cited By (14)
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|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-01-17 JP JP593397A patent/JPH10209604A/ja active Pending
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