JPH10209785A - 振動子の製造方法 - Google Patents

振動子の製造方法

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JPH10209785A
JPH10209785A JP9009906A JP990697A JPH10209785A JP H10209785 A JPH10209785 A JP H10209785A JP 9009906 A JP9009906 A JP 9009906A JP 990697 A JP990697 A JP 990697A JP H10209785 A JPH10209785 A JP H10209785A
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JP
Japan
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wafer
vibrating
vibrator
forming
manufacturing
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Application number
JP9009906A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Tajika
博文 多鹿
Junji Oishi
純司 大石
Yuji Yagi
優治 八木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は携帯電話等に用いられる振動子の製
造方法に関し、非常に小さな振動子であっても、効率よ
く振動子を取り扱うことのできる製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 保持部14をブレークするまでの各工程
をウエハ単位で処理するとともに、保持部14をブレー
クして個片毎に振動部2をパッケージにマウントして振
動子を製造するため、生産性の高い製造方法が実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話等
に用いられる水晶等の振動子の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の振動子は以下の構成を有
していた。図8は従来の振動子の断面図であり、図9は
同分解斜視図である。
【0003】図8において、15はパッケージで、この
パッケージ15の内部には、振動板16が設けられてい
る。この振動板16は図9に示すごとく、板体状でその
表裏面上に電極17が設けられている。また、18は上
蓋で、パッケージ15の上面開口部を密封するように設
けられている。
【0004】次に、この種の従来の製造方法について、
図10の工程フロー図を用いて説明する。
【0005】まず、水晶原石を所定角度に切断しウエハ
状態にし(原石切断工程)、そのウエハをワックスで固
定した後(ワックス固定工程)、振動板形状に外形切断
する(外形切断工程)。そして各振動板の端面を研磨し
(端面研磨工程)、ワックスを除去する(ワックス除去
工程)。
【0006】次に振動板を個片毎にラッピング機の定盤
上に載置してラッピングを行い(粗研磨工程)、更に振
動板を個片毎にポリッシュ機のパッド上に載置し、ポリ
ッシングを行う(精密研磨)。
【0007】そして重フッ化アンモニウム液等でエッチ
ングを行い(エッチング工程)、各振動板16の両面に
電極17を蒸着形成し(第1の蒸着工程)、パッケージ
15にマウントし(マウント工程)、さらに各振動板1
6の周波数を蒸着により調整し(第2の蒸着工程)、上
蓋18とパッケージ15をシーム溶接して密封する(シ
ーム溶接工程)ことにより、振動子を得ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の振動子に用いられる振動板16は非常に小さく、また
振動板16を個片化した後に各種加工を施す必要があっ
たため、振動板を個片毎に取り扱う限り、生産性をさら
に向上させるには、一定の限界があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の振動子は、水晶板からなるウエハを研磨する
工程と、前記ウエハに保持部を残して溝をつくることに
より複数の同一形状の振動部を形成するブラスト工程
と、前記ウエハに発生した変質層を除去するためのエッ
チング工程と、前記各振動部の両面に励振用電極及び引
出し用電極を蒸着形成するための第1の蒸着工程と、前
記各電極の蒸着膜を安定化するためのアニール工程と、
前記各振動部の周波数を調整するための蒸着を行う第2
の蒸着工程とを備え、上記各工程をウエハ単位で処理す
るとともに、前記保持部をブレークして個片毎に振動部
をパッケージにマウントして振動子を製造する方法であ
り、第2の蒸着工程までウエハ単位で加工するため、生
産性の高い製造方法となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水晶板からなるウエハを研磨する工程と、前記ウエ
ハに保持部を残して溝をつくることにより複数の同一形
状の振動部を形成するブラスト工程と、前記ウエハに発
生した変質層を除去するためのエッチング工程と、前記
各振動部の両面に励振用電極及び引出し用電極を蒸着形
成するための第1の蒸着工程と、前記各電極の蒸着膜を
安定化するためのアニール工程と、前記各振動部の周波
数を調整するための蒸着を行う第2の蒸着工程とを備
え、上記各工程をウエハ単位で処理するとともに、前記
保持部をブレークして個片毎に振動部をパッケージにマ
ウントして振動子を製造する方法であり、第2の蒸着工
程までウエハ単位で加工するため、生産性の高い製造方
法となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、第2の蒸着工程
に第2の蒸着膜を安定化するためアニール処理を、第1
の蒸着膜安定化のアニール温度より低温でしかも300
℃以上の温度で行うものであり、アニール処理を行うこ
とにより第2の電極を安定化できるという作用を有す
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、ウエハ保持部は
最低2個以上設けその間隔は0.5mm以上とし、ウエハ
保持部の長さは0.2mm以上1mm以下としたものであ
り、ある程度の間隔をあけて2点支持を行うので、保持
部をブレークするまで振動子をウエハ状態で安定的に取
り扱えるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、各振動部のウエ
ハ保持部を同一直線上に配し、また振動部の幅より狭い
位置に配したため、ブレーク回数が最低限で済み、工数
が少なく済むという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、水晶板からなる
ウエハを研磨する工程と、前記ウエハに保持部を残して
溝をつくることにより複数の同一形状の振動部を形成す
るブラスト工程と、前記ウエハに発生した変質層を除去
するためのエッチング工程と、前記各振動部の両面に励
振用電極及び引出し用電極を蒸着形成するための第1の
蒸着工程と、前記各電極の蒸着膜を安定化するためのア
ニール工程と、前記各振動部の周波数を調整するための
蒸着を行う第2の蒸着工程と、前記各振動部をブレーク
して個片化するとともに保持する個片化工程と、前記各
振動部を規則正しく配設された複数個のパッケージにマ
ウントするマウント工程を有する振動子の製造方法であ
り、振動子の配置とパッケージの配置を揃えておけば、
ウエハ内の振動子を同時に簡単にパッケージにマウント
できるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7までを用いて説明する。 (実施の形態1)図1〜3は本実施の形態の製造方法で
得られる振動子の構成を示し、図1は同分解斜視図、図
2は振動板の正面図、図3はパッケージの正面図であ
る。
【0016】図1〜3において、1は水晶よりなる振動
板で、外周部6から片持ち状態となった舌片状の振動部
2が設けられ、振動部2と外周部5,7の間にはサンド
ブラストによる切溝8が形成されている。また、振動部
2の表裏面上には励振用電極3,4が設けられており、
励振用電極3は切溝8を介して他面の引出し電極9に接
続されるとともに、励振用電極4は引出し電極10に接
続されている。
【0017】次に、上記構成の製造方法を図7の工程フ
ロー図を用いて説明する。まず、水晶の原石を所定角度
で切断し(原石切断工程)、ウエハ状態にし、ウエハの
外周部の端面を加工し(外形加工工程)、また一角上に
結晶軸の方向の目印として他の3角に比べて大きく面取
り加工を施す(面取り工程)。
【0018】次にウエハをラッピング機の定盤上に載置
してラッピングを行い(粗研磨工程)、更にウエハをポ
リッシュ機のパッド上に載置し、ポリッシングを行う
(精密研磨)。そして切溝13部分以外の表裏面にレジ
ストフィルムによるマスキングをし、その後この状態で
サンドブラスト加工により切溝を形成する(ブラスト工
程)。
【0019】次に上記レジストフィルムを除去し、重フ
ッ化アンモニウムに入れて50℃で加熱した状態でエッ
チングする(エッチング工程)。このエッチングを行う
ことにより、振動部の厚みを所望の厚みに揃えるのと同
時に、振動部の表裏面の研磨時に形成された加工変質層
及び切溝を形成するサンドブラスト加工時に形成された
振動部外周面の変質層を除去する。
【0020】次にメタル等のマスクを用い励振用電極
3,4及び引出し電極9,10を形成し(第1の蒸着工
程)、励振用電極3,4の応力緩和のためにアニールを
行う(アニール工程)。更にメタル等のマスクを用い
て、振動部2の周波数を測定しながら第2の蒸着を行い
周波数を調整し(第2の蒸着工程)、第2の蒸着膜の応
力緩和のために前記アニール温度以下でしかも300℃
以上の温度でアニールを行う(アニール工程)。
【0021】上記工程までは図4,5に示されるような
ウエハ状態で全て行われ、次工程から振動板保持部14
をブレークして、小片毎にパッケージ11に実装し(マ
ウント工程)、上蓋12をかぶせシーム溶接して封止す
る(シーム溶接工程)。
【0022】なお、図6に示すようにパッケージ11の
配列ピッチを振動板1の配列ピッチと同一にしておけ
ば、ウエハ単位で振動板1をパッケージ11へ一度にマ
ウントすることができ、より効率よく製造することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、水晶板からなる
ウエハを研磨する工程と、前記ウエハに保持部を残して
溝をつくることにより複数の同一形状の振動部を形成す
るブラスト工程と、前記ウエハに発生した変質層を除去
するためのエッチング工程と、前記各振動部の両面に励
振用電極及び引出し用電極を蒸着形成するための第1の
蒸着工程と、前記各電極の蒸着膜を安定化するためのア
ニール工程と、前記各振動部の周波数を調整するための
蒸着を行う第2の蒸着工程とを備え、上記各工程をウエ
ハ単位で処理するとともに、前記保持部をブレークして
個片毎に振動部をパッケージにマウントして振動子を製
造することにより、ほとんどの工程をウエハ単位で処理
できるため、極めて効率よく振動子を製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における分解斜視図
【図2】同実施の形態における振動板の正面図
【図3】同実施の形態におけるパッケージの正面図
【図4】同実施の形態における振動板のウエハ状態での
正面図
【図5】同一部拡大図
【図6】同実施の形態におけるパッケージのウエハ状態
での正面図
【図7】同実施の形態の工程フロー図
【図8】従来例の振動子の断面図
【図9】同分解斜視図
【図10】従来例の工程フロー図
【符号の説明】
1 振動板 2 振動部 3 表面励振用電極 4 裏面励振用電極 5,6,7 外周部 8 切溝 9 引出し電極 10 引出し電極 11 パッケージ 12 上蓋 13 切溝 14 保持部 15 パッケージ 16 振動板 17 電極 18 上蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶板からなるウエハを研磨する工程
    と、前記ウエハに保持部を残して溝をつくることにより
    複数の同一形状の振動部を形成するブラスト工程と、前
    記ウエハに発生した変質層を除去するためのエッチング
    工程と、前記各振動部の両面に励振用電極及び引出し用
    電極を蒸着形成するための第1の蒸着工程と、前記各電
    極の蒸着膜を安定化するためのアニール工程と、前記各
    振動部の周波数を調整するための蒸着を行う第2の蒸着
    工程とを備え、上記各工程をウエハ単位で処理するとと
    もに、前記保持部をブレークして個片毎に振動部をパッ
    ケージにマウントして振動子を製造することを特徴とす
    る振動子の製造方法。
  2. 【請求項2】 第2の蒸着工程に第2の蒸着膜を安定化
    するためアニール処理を、第1の蒸着膜安定化のアニー
    ル温度より低温でしかも300℃以上の温度で行うこと
    を特徴とする請求項1記載の振動子の製造方法。
  3. 【請求項3】 ウエハ保持部は少なくとも2個以上設け
    その間隔は0.5mm以上とし、ウエハ保持部の長さは
    0.2mm以上1mm以下としたことを特徴とする請求項1
    記載の振動子の製造方法。
  4. 【請求項4】 各振動部の保持部は同一直線上にあり、
    また振動部の幅より狭い位置にあることを特徴とする請
    求項1記載の振動子の製造方法。
  5. 【請求項5】 水晶板からなるウエハを研磨する工程
    と、前記ウエハに保持部を残して溝をつくることにより
    複数の同一形状の振動部を形成するブラスト工程と、前
    記ウエハに発生した変質層を除去するためのエッチング
    工程と、前記各振動部の両面に励振用電極及び引出し用
    電極を蒸着形成するための第1の蒸着工程と、前記各電
    極の蒸着膜を安定化するためのアニール工程と、前記各
    振動部の周波数を調整するための蒸着を行う第2の蒸着
    工程と、前記各振動部をブレークして個片化するととも
    に保持する個片化工程と、前記各振動部を規則正しく配
    設された複数個のパッケージにマウントするマウント工
    程を有する振動子の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299978A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toyo Commun Equip Co Ltd 圧電ウェハの構造、圧電振動素子及び圧電デバイスの製造方法
KR20030075258A (ko) * 2002-03-18 2003-09-26 케이큐티 주식회사 고주파 기본파 수정진동자 및 그 제조방법
JP2007274348A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kyocera Kinseki Corp ラーメモード水晶振動子の製造方法
JP2008085997A (ja) * 2006-08-31 2008-04-10 Seiko Instruments Inc 厚み滑り振動片の製造方法、厚み滑り振動片、厚み滑り振動子及び発振器

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