JPH10209813A - 不平衡−平衡変換回路 - Google Patents
不平衡−平衡変換回路Info
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- JPH10209813A JPH10209813A JP1142397A JP1142397A JPH10209813A JP H10209813 A JPH10209813 A JP H10209813A JP 1142397 A JP1142397 A JP 1142397A JP 1142397 A JP1142397 A JP 1142397A JP H10209813 A JPH10209813 A JP H10209813A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不平衡信号の周波数が高くなっても平衡信号
の平衡度の劣化が少ない不平衡−平衡変換回路を提供す
る。 【解決手段】 1つのFETQ1とコンデンサおよび抵
抗で構成されたアクティブバラン7のFETQ1のドレ
インとソースを、3つのFETQ2およびQ3とコンデ
ンサおよび抵抗で構成された差動増幅回路8のFETQ
2およびQ3のゲートにそれぞれ接続する。 【効果】 アクティブバランで作成した平衡信号で差動
増幅回路をドライブすることにより、高い周波数におい
ても平衡度の劣化を少なくすることができる。
の平衡度の劣化が少ない不平衡−平衡変換回路を提供す
る。 【解決手段】 1つのFETQ1とコンデンサおよび抵
抗で構成されたアクティブバラン7のFETQ1のドレ
インとソースを、3つのFETQ2およびQ3とコンデ
ンサおよび抵抗で構成された差動増幅回路8のFETQ
2およびQ3のゲートにそれぞれ接続する。 【効果】 アクティブバランで作成した平衡信号で差動
増幅回路をドライブすることにより、高い周波数におい
ても平衡度の劣化を少なくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不平衡−平衡変換
回路、特に直交変調器に用いられる不平衡−平衡変換回
路に関する。
回路、特に直交変調器に用いられる不平衡−平衡変換回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来の不平衡−平衡変換回路の
例を示す。図4において、不平衡−平衡変換回路10
は、差動増幅回路の平衡入力端子の一方を高周波的に接
地したもので、不平衡信号入力端子11、平衡信号出力
端子12および13、電源端子14、バイアス端子1
5、能動素子であるFETQ11、Q12およびQ1
3、コンデンサC11、C12、C13およびC14、
抵抗R11、R12、R13、R14、R15およびR
16で構成される。
例を示す。図4において、不平衡−平衡変換回路10
は、差動増幅回路の平衡入力端子の一方を高周波的に接
地したもので、不平衡信号入力端子11、平衡信号出力
端子12および13、電源端子14、バイアス端子1
5、能動素子であるFETQ11、Q12およびQ1
3、コンデンサC11、C12、C13およびC14、
抵抗R11、R12、R13、R14、R15およびR
16で構成される。
【0003】電源端子14は、2つに分けられ、それぞ
れ抵抗R11およびR12を介してFETQ11および
Q12の直流電流が流入する第1の端子であるドレイン
に接続され、FETQ11およびQ12の直流電流が流
出する第2の端子であるソースは、ともにFETQ13
のドレインに接続されている。FETQ13のソースお
よび直流電流を制御する第3の端子であるゲートは、そ
れぞれ抵抗R13およびR14を介して接地されてい
る。不平衡信号入力端子11はコンデンサC11を介し
てFETQ11のゲートに接続され、またバイアス端子
15も抵抗R15を介してFETQ11のゲートに接続
されている。FETQ11のゲートは抵抗R16を介し
てFETQ12のゲートに接続され、FETQ12のゲ
ートはコンデンサC14を介して接地されている。そし
て、FETQ11およびQ12のドレインは、それぞれ
コンデンサC12およびC13を介して平衡信号出力端
子12および13に接続されている。
れ抵抗R11およびR12を介してFETQ11および
Q12の直流電流が流入する第1の端子であるドレイン
に接続され、FETQ11およびQ12の直流電流が流
出する第2の端子であるソースは、ともにFETQ13
のドレインに接続されている。FETQ13のソースお
よび直流電流を制御する第3の端子であるゲートは、そ
れぞれ抵抗R13およびR14を介して接地されてい
る。不平衡信号入力端子11はコンデンサC11を介し
てFETQ11のゲートに接続され、またバイアス端子
15も抵抗R15を介してFETQ11のゲートに接続
されている。FETQ11のゲートは抵抗R16を介し
てFETQ12のゲートに接続され、FETQ12のゲ
ートはコンデンサC14を介して接地されている。そし
て、FETQ11およびQ12のドレインは、それぞれ
コンデンサC12およびC13を介して平衡信号出力端
子12および13に接続されている。
【0004】このように構成された不平衡−平衡変換回
路10において、FETQ13と抵抗R13、R14は
定電流回路を構成している。そのため、FETQ13を
流れる電流、すなわちFETQ11とQ12を流れる電
流の和は一定になる。
路10において、FETQ13と抵抗R13、R14は
定電流回路を構成している。そのため、FETQ13を
流れる電流、すなわちFETQ11とQ12を流れる電
流の和は一定になる。
【0005】ここで、不平衡信号入力端子11からコン
デンサC11を介してFETQ11に不平衡信号が入力
されると、不平衡信号の振幅に応じた電流が、電源端子
14から抵抗R11およびFETQ11を通ってFET
Q13に流れ込む。この時、電源端子14から抵抗R1
2およびFETQ12を通っても、電流がFETQ13
に流れ込むが、FETQ13に流れ込む電流の和は一定
なので、抵抗R12およびFETQ12に流れる電流
は、抵抗R11およびFETQ11に流れる電流が大き
い時には小さく、逆に小さい時には大きい、互いに逆相
の関係になる。この結果、FETQ11とQ12のドレ
インの電圧も互いに逆相の関係になり、それぞれコンデ
ンサC12およびC13を介して平衡信号として平衡信
号出力端子12および13に出力される。ここで、平衡
信号出力端子12から出力される平衡信号は、入力され
た不平衡信号と逆相で、平衡信号出力端子13から出力
される平衡信号は入力された不平衡信号と同相になる。
デンサC11を介してFETQ11に不平衡信号が入力
されると、不平衡信号の振幅に応じた電流が、電源端子
14から抵抗R11およびFETQ11を通ってFET
Q13に流れ込む。この時、電源端子14から抵抗R1
2およびFETQ12を通っても、電流がFETQ13
に流れ込むが、FETQ13に流れ込む電流の和は一定
なので、抵抗R12およびFETQ12に流れる電流
は、抵抗R11およびFETQ11に流れる電流が大き
い時には小さく、逆に小さい時には大きい、互いに逆相
の関係になる。この結果、FETQ11とQ12のドレ
インの電圧も互いに逆相の関係になり、それぞれコンデ
ンサC12およびC13を介して平衡信号として平衡信
号出力端子12および13に出力される。ここで、平衡
信号出力端子12から出力される平衡信号は、入力され
た不平衡信号と逆相で、平衡信号出力端子13から出力
される平衡信号は入力された不平衡信号と同相になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来例においては、出力端子12はFETQ11
のソースとグランドとの間に、FETQ11のソース端
子からFETQ12やFETQ13側を見たインピーダ
ンスが挿入されたソース接地回路の出力とみなすことが
でき、一方、出力端子13はFETQ11のソースホロ
ワ回路とFETQ12のゲート接地回路の直接結合回路
の出力とみなすことができる。不平衡信号の周波数が低
い場合は上記の2つの回路の利得は等しくなるため問題
はないが、不平衡信号の周波数が高くなるにつれてFE
TQ11やQ12の内部やその周辺回路の浮遊容量など
の寄生成分の影響が大きくなり、両者の利得が変化し、
その結果、2つの平衡信号出力端子から出力される平衡
信号の位相のバランス(平衡度)が劣化するという問題
がある。これは不平衡−平衡変換回路としては致命的な
問題となる。
示した従来例においては、出力端子12はFETQ11
のソースとグランドとの間に、FETQ11のソース端
子からFETQ12やFETQ13側を見たインピーダ
ンスが挿入されたソース接地回路の出力とみなすことが
でき、一方、出力端子13はFETQ11のソースホロ
ワ回路とFETQ12のゲート接地回路の直接結合回路
の出力とみなすことができる。不平衡信号の周波数が低
い場合は上記の2つの回路の利得は等しくなるため問題
はないが、不平衡信号の周波数が高くなるにつれてFE
TQ11やQ12の内部やその周辺回路の浮遊容量など
の寄生成分の影響が大きくなり、両者の利得が変化し、
その結果、2つの平衡信号出力端子から出力される平衡
信号の位相のバランス(平衡度)が劣化するという問題
がある。これは不平衡−平衡変換回路としては致命的な
問題となる。
【0007】本発明は上記問題点を解決することを目的
とするもので、高い周波数においても平衡信号の平衡度
の劣化の少ない不平衡−平衡変換回路を提供する。
とするもので、高い周波数においても平衡信号の平衡度
の劣化の少ない不平衡−平衡変換回路を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不平衡−平衡変換回路は、直流電流が流入
する第1の端子と、前記直流電流が流出する第2の端子
と、前記直流電流を制御する第3の端子を有する能動素
子を使用する不平衡−平衡変換回路において、前記能動
素子の前記第3の端子を入力端子とし、前記第1の端子
と前記第2の端子を平衡出力端子として構成したアクテ
ィブバランと、前記第3の端子を差動入力端子とした2
つの前記能動素子の前記第2の端子と、定電流源として
働く1つの前記能動素子の前記第1の端子を互いに接続
して構成した差動増幅回路からなり、前記アクティブバ
ランの2つの前記平衡出力端子を、前記差動増幅回路の
2つの前記差動入力端子に接続したことを特徴とする。
に、本発明の不平衡−平衡変換回路は、直流電流が流入
する第1の端子と、前記直流電流が流出する第2の端子
と、前記直流電流を制御する第3の端子を有する能動素
子を使用する不平衡−平衡変換回路において、前記能動
素子の前記第3の端子を入力端子とし、前記第1の端子
と前記第2の端子を平衡出力端子として構成したアクテ
ィブバランと、前記第3の端子を差動入力端子とした2
つの前記能動素子の前記第2の端子と、定電流源として
働く1つの前記能動素子の前記第1の端子を互いに接続
して構成した差動増幅回路からなり、前記アクティブバ
ランの2つの前記平衡出力端子を、前記差動増幅回路の
2つの前記差動入力端子に接続したことを特徴とする。
【0009】このように構成することにより、本発明の
不平衡−平衡変換回路によれば、高い周波数においても
出力される平衡信号の平衡度を良くすることができる。
不平衡−平衡変換回路によれば、高い周波数においても
出力される平衡信号の平衡度を良くすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の不平衡−平衡変
換回路の一実施例を示す。図1において、不平衡−平衡
変換回路1は、不平衡信号入力端子2、平衡信号出力端
子3および4、電源端子5、バイアス端子6、能動素子
であるFETQ1、Q2およびQ3、コンデンサC1、
C2、C3、C4およびC5、抵抗R1、R2、R3、
R4、R5、R6、R7、R8およびR9で構成され
る。
換回路の一実施例を示す。図1において、不平衡−平衡
変換回路1は、不平衡信号入力端子2、平衡信号出力端
子3および4、電源端子5、バイアス端子6、能動素子
であるFETQ1、Q2およびQ3、コンデンサC1、
C2、C3、C4およびC5、抵抗R1、R2、R3、
R4、R5、R6、R7、R8およびR9で構成され
る。
【0011】電源端子5は3つに分けられ、その1つは
抵抗R1を介してFETQ1の直流電流が流入する第1
の端子であるドレインに接続され、FETQ1の直流電
流が流出する第2の端子であるソースは抵抗R2を介し
て接地されている。FETQ1の直流電流を制御する第
3の端子であるゲートはコンデンサC1を介して不平衡
信号入力端子2に接続され、また抵抗R3を介して接地
されている。そして、FETQ1のドレインとソース
は、それぞれコンデンサC2およびC3を介して、FE
TQ2およびQ3のゲートに接続されている。
抵抗R1を介してFETQ1の直流電流が流入する第1
の端子であるドレインに接続され、FETQ1の直流電
流が流出する第2の端子であるソースは抵抗R2を介し
て接地されている。FETQ1の直流電流を制御する第
3の端子であるゲートはコンデンサC1を介して不平衡
信号入力端子2に接続され、また抵抗R3を介して接地
されている。そして、FETQ1のドレインとソース
は、それぞれコンデンサC2およびC3を介して、FE
TQ2およびQ3のゲートに接続されている。
【0012】電源端子5を3つに分けた残りの2つは、
それぞれ抵抗R6およびR7を介してFETQ2および
Q3のドレインに接続され、FETQ2およびQ3のソ
ースは、ともにFETQ4のドレインに接続されてい
る。FETQ4のソースおよびゲートは、それぞれ抵抗
R8およびR9を介して接地されている。FETQ2お
よびQ3のゲートは、それぞれ抵抗R4およびR5を介
してバイアス端子6に接続されている。そして、FET
Q2およびQ3のドレインは、それぞれコンデンサC4
およびC5を介して平衡信号出力端子3および4に接続
されている。
それぞれ抵抗R6およびR7を介してFETQ2および
Q3のドレインに接続され、FETQ2およびQ3のソ
ースは、ともにFETQ4のドレインに接続されてい
る。FETQ4のソースおよびゲートは、それぞれ抵抗
R8およびR9を介して接地されている。FETQ2お
よびQ3のゲートは、それぞれ抵抗R4およびR5を介
してバイアス端子6に接続されている。そして、FET
Q2およびQ3のドレインは、それぞれコンデンサC4
およびC5を介して平衡信号出力端子3および4に接続
されている。
【0013】ここで、FETQ1、コンデンサC1、C
2およびC3、抵抗R1、R2およびR3は、1つの能
動素子を使った不平衡−平衡変換回路であるアクティブ
バラン7を構成している。また、FETQ2およびQ
3、コンデンサC2、C3、C4およびC5、抵抗R
4、R5、R6、R7、R8およびR9は差動増幅回路
8を構成している。このうち、C2およびC3は両者で
共有している。
2およびC3、抵抗R1、R2およびR3は、1つの能
動素子を使った不平衡−平衡変換回路であるアクティブ
バラン7を構成している。また、FETQ2およびQ
3、コンデンサC2、C3、C4およびC5、抵抗R
4、R5、R6、R7、R8およびR9は差動増幅回路
8を構成している。このうち、C2およびC3は両者で
共有している。
【0014】このように構成された不平衡−平衡変換回
路1において、FETQ4と抵抗R8、R9は定電流回
路を構成している。そのため、FETQ4を流れる電
流、すなわちFETQ2とQ3を流れる電流の和は一定
になる。
路1において、FETQ4と抵抗R8、R9は定電流回
路を構成している。そのため、FETQ4を流れる電
流、すなわちFETQ2とQ3を流れる電流の和は一定
になる。
【0015】ここで、不平衡信号入力端子2からアクテ
ィブバラン7に不平衡信号が入力されると、不平衡信号
と逆相の信号がコンデンサC2を介して差動増幅回路8
のFETQ2のゲートに、不平衡信号と同相の信号がコ
ンデンサC3を介して差動増幅回路8のFETQ3のゲ
ートにそれぞれ入力される。
ィブバラン7に不平衡信号が入力されると、不平衡信号
と逆相の信号がコンデンサC2を介して差動増幅回路8
のFETQ2のゲートに、不平衡信号と同相の信号がコ
ンデンサC3を介して差動増幅回路8のFETQ3のゲ
ートにそれぞれ入力される。
【0016】差動増幅回路8のFETQ2に不平衡信号
と逆相の平衡信号が入力されると、平衡信号の振幅に応
じた電流が、電源端子5から抵抗R6およびFETQ2
を通ってFETQ4に流れ込む。また、差動増幅回路8
のFETQ3に不平衡信号と同相の平衡信号が入力され
ると、同様に平衡信号の振幅に応じた電流が、電源端子
5から抵抗R7およびFETQ3を通ってFETQ4に
流れ込む。
と逆相の平衡信号が入力されると、平衡信号の振幅に応
じた電流が、電源端子5から抵抗R6およびFETQ2
を通ってFETQ4に流れ込む。また、差動増幅回路8
のFETQ3に不平衡信号と同相の平衡信号が入力され
ると、同様に平衡信号の振幅に応じた電流が、電源端子
5から抵抗R7およびFETQ3を通ってFETQ4に
流れ込む。
【0017】このとき、FETQ2とFETQ3には互
いに逆相の信号が入力されているので、そこに流れる電
流も交流成分は互いに逆相の関係になり、またともにF
ETQ4で構成される定電流回路に流れ込むので、その
和は常に一定の値になる。この結果、FETQ2とQ3
のドレインの電圧も互いに逆相の関係になり、それぞれ
コンデンサC4およびC5を介して平衡信号として平衡
信号出力端子3および4に出力される。ここで、平衡信
号出力端子3から出力される平衡信号は、入力された不
平衡信号と同相で、平衡信号出力端子4から出力される
平衡信号は入力された不平衡信号と逆相となる。
いに逆相の信号が入力されているので、そこに流れる電
流も交流成分は互いに逆相の関係になり、またともにF
ETQ4で構成される定電流回路に流れ込むので、その
和は常に一定の値になる。この結果、FETQ2とQ3
のドレインの電圧も互いに逆相の関係になり、それぞれ
コンデンサC4およびC5を介して平衡信号として平衡
信号出力端子3および4に出力される。ここで、平衡信
号出力端子3から出力される平衡信号は、入力された不
平衡信号と同相で、平衡信号出力端子4から出力される
平衡信号は入力された不平衡信号と逆相となる。
【0018】このように、差動増幅回路8の2つのFE
TQ2とQ3は従来例とは異なって同じ動作条件とな
り、しかもそのゲートには常に互いに逆相の信号が入力
される。このため、不平衡信号の周波数が高くなって寄
生成分の影響が大きくなっても、両者のバランスが崩れ
ることなく、安定して不平衡−平衡変換回路として動作
することができる。
TQ2とQ3は従来例とは異なって同じ動作条件とな
り、しかもそのゲートには常に互いに逆相の信号が入力
される。このため、不平衡信号の周波数が高くなって寄
生成分の影響が大きくなっても、両者のバランスが崩れ
ることなく、安定して不平衡−平衡変換回路として動作
することができる。
【0019】図2および図3に、本発明の不平衡−平衡
変換回路1と従来の不平衡−平衡変換回路10におけ
る、平衡信号のレベル差と位相差の周波数特性を示す。
図2において、aはデジタル携帯電話などの使用周波数
である1.5GHzで動作する従来の不平衡−平衡変換
回路10の、bは同じく本発明の不平衡−平衡変換回路
1の2つの平衡信号のレベル差の周波数特性を示してい
る。また図3において、cは従来の不平衡−平衡変換回
路10の、dは本発明の不平衡−平衡変換回路1の2つ
の平衡信号の位相差の周波数特性を示している。
変換回路1と従来の不平衡−平衡変換回路10におけ
る、平衡信号のレベル差と位相差の周波数特性を示す。
図2において、aはデジタル携帯電話などの使用周波数
である1.5GHzで動作する従来の不平衡−平衡変換
回路10の、bは同じく本発明の不平衡−平衡変換回路
1の2つの平衡信号のレベル差の周波数特性を示してい
る。また図3において、cは従来の不平衡−平衡変換回
路10の、dは本発明の不平衡−平衡変換回路1の2つ
の平衡信号の位相差の周波数特性を示している。
【0020】図2および図3から、従来の不平衡−平衡
変換回路10では使用周波数の2倍の周波数である3G
Hzで最大の約2dBのレベルのずれが生じているのに
対して、本発明の不平衡−平衡変換回路1ではずれが最
大となる3GHzでもほとんどレベルはずれていない。
また位相に関しても、従来の不平衡−平衡変換回路10
ではずれが最大となる約1.7GHzで約4度のずれが
生じているのに対して、本発明の不平衡−平衡変換回路
1では、同じ1.7GHzではほとんどずれはなく、ず
れが最大となる3GHzでも約3度程度のずれに収まっ
ていることが分かる。
変換回路10では使用周波数の2倍の周波数である3G
Hzで最大の約2dBのレベルのずれが生じているのに
対して、本発明の不平衡−平衡変換回路1ではずれが最
大となる3GHzでもほとんどレベルはずれていない。
また位相に関しても、従来の不平衡−平衡変換回路10
ではずれが最大となる約1.7GHzで約4度のずれが
生じているのに対して、本発明の不平衡−平衡変換回路
1では、同じ1.7GHzではほとんどずれはなく、ず
れが最大となる3GHzでも約3度程度のずれに収まっ
ていることが分かる。
【0021】なお、以上の説明においては能動素子とし
てFETを用いたが、これは真空管やバイポーラトラン
ジスタなどの別の能動素子を用いても同様の作用・効果
が得られる。
てFETを用いたが、これは真空管やバイポーラトラン
ジスタなどの別の能動素子を用いても同様の作用・効果
が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明の不平衡−平衡変換回路によれ
ば、アクティブバランと差動増幅回路を組み合わせ、ア
クティブバランの2つの平衡信号を、差動増幅回路の差
動入力とすることにより、高い周波数においても平衡信
号の平衡度の劣化が少ない不平衡−平衡変換回路を構成
することができる。
ば、アクティブバランと差動増幅回路を組み合わせ、ア
クティブバランの2つの平衡信号を、差動増幅回路の差
動入力とすることにより、高い周波数においても平衡信
号の平衡度の劣化が少ない不平衡−平衡変換回路を構成
することができる。
【図1】本発明の不平衡−平衡変換回路の一実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】図1の実施例と図4の従来例における、不平衡
−平衡変換回路の平衡信号のレベル差を示す図である。
−平衡変換回路の平衡信号のレベル差を示す図である。
【図3】図1の実施例と図4の従来例における、不平衡
−平衡変換回路の平衡信号の位相差を示す図である。
−平衡変換回路の平衡信号の位相差を示す図である。
【図4】従来の不平衡−平衡変換回路の例を示す回路図
である。
である。
1…不平衡−平衡変換回路 2…不平衡信号入力端子 3、4…平衡信号出力端子 5…電源端子 6…バイアス端子 7…アクティブバラン 8…差動増幅回路 Q1、Q2、Q3、Q4…FET C1、C2、C3、C4、C5…コンデンサ R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9…抵抗
9…抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電流が流入する第1の端子と、前記
直流電流が流出する第2の端子と、前記直流電流を制御
する第3の端子を有する能動素子を使用する不平衡−平
衡変換回路において、 前記能動素子の前記第3の端子を入力端子とし、前記第
1の端子と前記第2の端子を平衡出力端子として構成し
たアクティブバランと、 前記第3の端子を差動入力端子とした2つの前記能動素
子の前記第2の端子と、定電流源として働く1つの前記
能動素子の前記第1の端子を互いに接続して構成した差
動増幅回路からなり、 前記アクティブバランの2つの前記平衡出力端子を、前
記差動増幅回路の2つの前記差動入力端子に接続したこ
とを特徴とする不平衡−平衡変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1142397A JPH10209813A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 不平衡−平衡変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1142397A JPH10209813A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 不平衡−平衡変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209813A true JPH10209813A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11777661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1142397A Pending JPH10209813A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 不平衡−平衡変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209813A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007067824A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 可変利得増幅器およびそれを用いた交流電源装置 |
| KR100717993B1 (ko) | 2005-09-27 | 2007-05-14 | 한국전자통신연구원 | 능동 바룬기 |
| JP2008079097A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Sharp Corp | 増幅回路及び電子機器 |
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| JP2017059981A (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 沖電気工業株式会社 | トランスインピーダンス増幅回路、及びその半導体装置 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1142397A patent/JPH10209813A/ja active Pending
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