JPH10210148A - 通信線切分け器 - Google Patents
通信線切分け器Info
- Publication number
- JPH10210148A JPH10210148A JP2432497A JP2432497A JPH10210148A JP H10210148 A JPH10210148 A JP H10210148A JP 2432497 A JP2432497 A JP 2432497A JP 2432497 A JP2432497 A JP 2432497A JP H10210148 A JPH10210148 A JP H10210148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication line
- circuit
- state
- switch
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Locating Faults (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信線の地気障害、混触障害または通信線の
片方に断線障害が存在する場合においても、遠隔制御に
より保守分界点で宅内装置の切離しができ、通信線障害
の位置測定をできるようにする通信線切分け器を実現す
る。 【解決手段】 通信線と接地線間に特定の信号を印加し
て宅内装置の切離しを行う。この時遠隔測定による故障
位置等の測定を可能とするために、通信線と接地線間、
または通信線間に測定信号の導通経路を形成する。
片方に断線障害が存在する場合においても、遠隔制御に
より保守分界点で宅内装置の切離しができ、通信線障害
の位置測定をできるようにする通信線切分け器を実現す
る。 【解決手段】 通信線と接地線間に特定の信号を印加し
て宅内装置の切離しを行う。この時遠隔測定による故障
位置等の測定を可能とするために、通信線と接地線間、
または通信線間に測定信号の導通経路を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話線その他通信線
または宅内装置に異常が生じた場合に、その異常原因を
調査するため等の保守作業時に利用されるものである。
本発明の通信線切分け器は、通信線と宅内装置との接続
点(保守分界点)に常時設置され、異常障害発生時に電
話交換機の設置場所から遠隔制御により切分け試験を行
う際に利用されるものである。
または宅内装置に異常が生じた場合に、その異常原因を
調査するため等の保守作業時に利用されるものである。
本発明の通信線切分け器は、通信線と宅内装置との接続
点(保守分界点)に常時設置され、異常障害発生時に電
話交換機の設置場所から遠隔制御により切分け試験を行
う際に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】通信線の宅内引き込み点には、避雷管や
ヒューズなどが実装された保安器が一般に設けられてい
るが、通信線に異常が発見されると、通信線側と宅内側
のいずれの側にその原因があるかを知る事は重要であ
る。かつては通信業者の作業者が出動して、異常のある
通信線の保安器に測定器等を接続して、通信線側に異常
があるか否かを確認する方法をとっていたが、この方法
では宅内側に異常があった場合にも作業者が出動する為
の作業工数を要することになることから、近年遠隔制御
により保守分界点で通信線を切分ける技術が使用されて
いる。
ヒューズなどが実装された保安器が一般に設けられてい
るが、通信線に異常が発見されると、通信線側と宅内側
のいずれの側にその原因があるかを知る事は重要であ
る。かつては通信業者の作業者が出動して、異常のある
通信線の保安器に測定器等を接続して、通信線側に異常
があるか否かを確認する方法をとっていたが、この方法
では宅内側に異常があった場合にも作業者が出動する為
の作業工数を要することになることから、近年遠隔制御
により保守分界点で通信線を切分ける技術が使用されて
いる。
【0003】図3は、交換機11から宅内装置14への
接続形態および通信線12において発生する障害を示す
図である。通信回線は、交換機11より主配線盤17を
介して通信線12(L1、L2)に接続され、さらに各
加入者宅の保守分界点10を介して宅内装置14に接続
されている。一方、通信線12で発生する障害として
は、通信線の断線障害15a、一対の通信線の線間絶縁
障害(混触障害)15b、通信線とアース間の地気障害
15cがある。これらの線路障害または宅内装置14の
障害が発生した場合に対応するため、通信線切分け器1
3が通信線12と宅内装置14との間に設けられてい
る。
接続形態および通信線12において発生する障害を示す
図である。通信回線は、交換機11より主配線盤17を
介して通信線12(L1、L2)に接続され、さらに各
加入者宅の保守分界点10を介して宅内装置14に接続
されている。一方、通信線12で発生する障害として
は、通信線の断線障害15a、一対の通信線の線間絶縁
障害(混触障害)15b、通信線とアース間の地気障害
15cがある。これらの線路障害または宅内装置14の
障害が発生した場合に対応するため、通信線切分け器1
3が通信線12と宅内装置14との間に設けられてい
る。
【0004】この通信線切分け器13は、障害発生時に
主配線盤17の接続を試験装置18に切替え、遠隔制御
により宅内装置14の切離しを行い、試験装置18によ
り通信線の障害の有無および障害の種類・位置を測定し
ていた。
主配線盤17の接続を試験装置18に切替え、遠隔制御
により宅内装置14の切離しを行い、試験装置18によ
り通信線の障害の有無および障害の種類・位置を測定し
ていた。
【0005】図4に、従来そのために用いられていた通
信線切分け器の構成例を示し説明する。
信線切分け器の構成例を示し説明する。
【0006】この従来技術では、通信線L1、L2間に
通常時の通信線間の電圧とは逆極性の高電圧を印加する
と、定電圧ダイオードZD1が導通し、端子L1、R
1、D1、ZD1、SCR1−G、SCR1−K、端子
L2の経路でサイリスタSCR1のゲート電流が流れS
CR1が導通状態となり、リレーRL1が動作する。図
中、RL1−1a等の記号は、RL1の第1回路の接点
であることを示し、末尾のaは通常時閉回路接点、bは
動作時閉回路接点、cは共通端子であることを示してい
る。ここで該リレーが動作すると、通常時閉回路接点が
開くことにより端子T1、T2に接続される宅内装置が
切り離され、L1、RL1−1c、RL1−1b、R
2、L2の経路で信号の導通経路が確立される。SCR
1はSCR1に流れる電流が最低動作保持電流を越えて
いる間、動作状態を保持している。この保持電流が該リ
レーを動作状態に保持できる値であれば接点は切分け状
態を維持する。接点を切り戻すには、SCR1を非動作
状態に戻せば良いので、SCR1に流している保持電流
を無くすか、もしくは通常時の電圧を印加するなどし
て、切分け時と逆極性の電圧を印加する。
通常時の通信線間の電圧とは逆極性の高電圧を印加する
と、定電圧ダイオードZD1が導通し、端子L1、R
1、D1、ZD1、SCR1−G、SCR1−K、端子
L2の経路でサイリスタSCR1のゲート電流が流れS
CR1が導通状態となり、リレーRL1が動作する。図
中、RL1−1a等の記号は、RL1の第1回路の接点
であることを示し、末尾のaは通常時閉回路接点、bは
動作時閉回路接点、cは共通端子であることを示してい
る。ここで該リレーが動作すると、通常時閉回路接点が
開くことにより端子T1、T2に接続される宅内装置が
切り離され、L1、RL1−1c、RL1−1b、R
2、L2の経路で信号の導通経路が確立される。SCR
1はSCR1に流れる電流が最低動作保持電流を越えて
いる間、動作状態を保持している。この保持電流が該リ
レーを動作状態に保持できる値であれば接点は切分け状
態を維持する。接点を切り戻すには、SCR1を非動作
状態に戻せば良いので、SCR1に流している保持電流
を無くすか、もしくは通常時の電圧を印加するなどし
て、切分け時と逆極性の電圧を印加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来回路では、遠
隔制御により保守分界点で切分けを行い遠隔測定を実施
出来る優れた回路であるが、通信線間の信号を切分け制
御に使用しているために、通信線路間の絶縁障害(混触
障害)がある場合や、通信線の片方でも断線している場
合には宅内装置の切離しを行う事が出来ない、切分け制
御信号が宅内装置に悪影響を及ぼす可能性があるという
問題と、従来回路ではスイッチ回路を切分け状態に維持
する為の保持電流が必要であるが、該保持電流の導通経
路を利用して絶縁障害位置の測定に適応しようとした場
合には、混触障害時には適応出来ない、通信線とアース
間の絶縁障害(地気障害)の測定に於いても該導通経路
にダイオードなどの非線形素子を含む為に十分な精度を
得ることができない、軽度の地気障害の場合には測定時
に十分な保持電流を維持するのが困難であるために適応
できないといった問題があった。
隔制御により保守分界点で切分けを行い遠隔測定を実施
出来る優れた回路であるが、通信線間の信号を切分け制
御に使用しているために、通信線路間の絶縁障害(混触
障害)がある場合や、通信線の片方でも断線している場
合には宅内装置の切離しを行う事が出来ない、切分け制
御信号が宅内装置に悪影響を及ぼす可能性があるという
問題と、従来回路ではスイッチ回路を切分け状態に維持
する為の保持電流が必要であるが、該保持電流の導通経
路を利用して絶縁障害位置の測定に適応しようとした場
合には、混触障害時には適応出来ない、通信線とアース
間の絶縁障害(地気障害)の測定に於いても該導通経路
にダイオードなどの非線形素子を含む為に十分な精度を
得ることができない、軽度の地気障害の場合には測定時
に十分な保持電流を維持するのが困難であるために適応
できないといった問題があった。
【0008】本発明は地気障害または混触障害が存在す
る場合及び、通信線の片方に断線障害が存在する場合に
おいても、遠隔制御により保守分界点で宅内装置の切離
しができる切分け器を実現することと、地気障害または
混触障害が存在する場合において、宅内装置の切分けと
共に該障害位置の測定に適応する測定信号の導通経路を
形成できる切分け器を実現すること目的とする。
る場合及び、通信線の片方に断線障害が存在する場合に
おいても、遠隔制御により保守分界点で宅内装置の切離
しができる切分け器を実現することと、地気障害または
混触障害が存在する場合において、宅内装置の切分けと
共に該障害位置の測定に適応する測定信号の導通経路を
形成できる切分け器を実現すること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】通信線間に短絡などの絶
縁障害がある場合には、通信線間の信号を切離し制御に
利用する事が出来ない。これを解決する為に通信線と接
地線間の信号を宅内装置の切離しに利用する。この場合
に於いて宅内装置を切離すと共に遠隔測定による故障位
置の測定を可能とするために、通信線の片方と接地線間
に測定信号の導通経路を形成する。
縁障害がある場合には、通信線間の信号を切離し制御に
利用する事が出来ない。これを解決する為に通信線と接
地線間の信号を宅内装置の切離しに利用する。この場合
に於いて宅内装置を切離すと共に遠隔測定による故障位
置の測定を可能とするために、通信線の片方と接地線間
に測定信号の導通経路を形成する。
【0010】通信線の片方とアース間の絶縁障害時には
接地線と絶縁障害が生じている通信線を切離し制御に利
用することできない。これを解決するために通信線の障
害が生じていない、あるいは障害の程度が軽微な方の通
信線と接地線間の信号を宅内装置の切離しに利用する。
この場合に於いて宅内装置を切離すと共に遠隔測定によ
る故障位置の測定を可能とするために、通信線間に測定
信号の導通経路を形成する。
接地線と絶縁障害が生じている通信線を切離し制御に利
用することできない。これを解決するために通信線の障
害が生じていない、あるいは障害の程度が軽微な方の通
信線と接地線間の信号を宅内装置の切離しに利用する。
この場合に於いて宅内装置を切離すと共に遠隔測定によ
る故障位置の測定を可能とするために、通信線間に測定
信号の導通経路を形成する。
【0011】遠隔測定により精度良く絶縁障害の位置を
知ることができるようにするために、上記の測定信号の
導通経路にダイオードなどの非線形素子を含まないよう
にする。
知ることができるようにするために、上記の測定信号の
導通経路にダイオードなどの非線形素子を含まないよう
にする。
【0012】スイッチ回路を動作させておくための保持
電流を不要とするために自己保持型リレーを利用する。
電流を不要とするために自己保持型リレーを利用する。
【0013】通信線が復旧された場合に宅内装置の切離
し状態から通信可能状態に切戻す為に通信線間の電圧を
使用する。
し状態から通信可能状態に切戻す為に通信線間の電圧を
使用する。
【0014】通信線の片方とアース間に絶縁障害が生じ
ている場合に於いて、通信線と接地線間の切離し信号に
よりスイッチが切離された直後に、その切離し信号が切
戻しのための通信線間の電圧と区別できなくなるのを防
ぐため、切離しの制御をパルス電流で行い、その直後に
切戻しをしない不感時間を設ける回路を備える。
ている場合に於いて、通信線と接地線間の切離し信号に
よりスイッチが切離された直後に、その切離し信号が切
戻しのための通信線間の電圧と区別できなくなるのを防
ぐため、切離しの制御をパルス電流で行い、その直後に
切戻しをしない不感時間を設ける回路を備える。
【0015】
【実施例】図1は本発明実施例の構成を示す図である。
図1を参照して本発明を詳細に説明する。
図1を参照して本発明を詳細に説明する。
【0016】同図において、L1、L2は各々通信回線
が接続される第1、第2の線路端子、T1、T2は各々
宅内装置が接続される第1、第2の宅内端子、Eはアー
スに接続される接地端子である。RL1、RL2は公知
の自己保持型リレーであり、図中、RL1−1a等の記
号は、リレーRL1の第1スイッチの接点であることを
示し末尾のaは、通常時閉回路接点、bは動作時閉回路
接点、cは共通端子であることを示している。図での回
路状態は通常使用状態、すなわち切分け状態から復帰し
た復帰状態を示している。R1、R2は第1導通手段3
および第2導通手段6であり、切分け時に測定信号の導
通経路となる素子である。
が接続される第1、第2の線路端子、T1、T2は各々
宅内装置が接続される第1、第2の宅内端子、Eはアー
スに接続される接地端子である。RL1、RL2は公知
の自己保持型リレーであり、図中、RL1−1a等の記
号は、リレーRL1の第1スイッチの接点であることを
示し末尾のaは、通常時閉回路接点、bは動作時閉回路
接点、cは共通端子であることを示している。図での回
路状態は通常使用状態、すなわち切分け状態から復帰し
た復帰状態を示している。R1、R2は第1導通手段3
および第2導通手段6であり、切分け時に測定信号の導
通経路となる素子である。
【0017】リレーRL1を動作するには、図示してい
ない制御信号発生器により、接地端子Eに対して負極性
の第1のスイッチ制御信号を線路端子L1に印加する。
接地端子Eと線路端子L1との間にはリレーRL1と第
1切替制御回路1との直列回路が接続されており、この
第1切替制御回路1はあるしきい値以下の電圧で導通と
なる回路である。
ない制御信号発生器により、接地端子Eに対して負極性
の第1のスイッチ制御信号を線路端子L1に印加する。
接地端子Eと線路端子L1との間にはリレーRL1と第
1切替制御回路1との直列回路が接続されており、この
第1切替制御回路1はあるしきい値以下の電圧で導通と
なる回路である。
【0018】すなわち第1のスイッチ制御信号として、
あるしきい値(例えば−65V)以下の電圧、例えば−
80Vのパルスを印加すると第1切替制御回路1は導通
状態となり、RL1に正極性の電流を流すことによりR
L1を動作状態に設定する。これによりRL1のスイッ
チRL1−1およびRL1−2は接点b側に接続され
る。
あるしきい値(例えば−65V)以下の電圧、例えば−
80Vのパルスを印加すると第1切替制御回路1は導通
状態となり、RL1に正極性の電流を流すことによりR
L1を動作状態に設定する。これによりRL1のスイッ
チRL1−1およびRL1−2は接点b側に接続され
る。
【0019】リレーRL1は自己保持機能を有してお
り、制御信号が停止された後も動作状態を維持する。こ
のとき通信線路端子L1、L2とこれに対応する宅内端
子T1、T2間は開路状態となり、即ち第1切分け状態
が実現される。同時に通信線の片方L1と接地端子E間
は第1導通手段3を介して接続され、測定信号の第1導
通経路が確立される。
り、制御信号が停止された後も動作状態を維持する。こ
のとき通信線路端子L1、L2とこれに対応する宅内端
子T1、T2間は開路状態となり、即ち第1切分け状態
が実現される。同時に通信線の片方L1と接地端子E間
は第1導通手段3を介して接続され、測定信号の第1導
通経路が確立される。
【0020】リレーRL1を復帰するには、図示してい
ない通信線路電圧発生器より通信線路を介して通信線路
端子L1、L2間に通信線路の通常動作電圧を印加す
る。第1復帰制御回路2は該印加された電圧(線路端子
L2に対する線路端子L1の電圧)が通信に使用される
通常動作電圧、例えば48Vか、これより高い電圧であ
れば第1復帰制御回路2を導通状態とし、RL1に逆極
性の電流を流すことによりRL1を復帰状態に設定す
る。これにより、通信線路端子L1、L2とこれに対応
する宅内端子T1、T2間は接続状態となる。
ない通信線路電圧発生器より通信線路を介して通信線路
端子L1、L2間に通信線路の通常動作電圧を印加す
る。第1復帰制御回路2は該印加された電圧(線路端子
L2に対する線路端子L1の電圧)が通信に使用される
通常動作電圧、例えば48Vか、これより高い電圧であ
れば第1復帰制御回路2を導通状態とし、RL1に逆極
性の電流を流すことによりRL1を復帰状態に設定す
る。これにより、通信線路端子L1、L2とこれに対応
する宅内端子T1、T2間は接続状態となる。
【0021】リレーRL2を動作するには、図示してい
ない制御信号発生器により、接地端子Eに対して正極性
の第2のスイッチ制御信号を線路端子L1またはL2に
印加する。すなわち第2のスイッチ制御信号として、あ
るしきい値以上の電圧、例えば+80Vのパルスを印加
すると第2切替制御回路4は導通状態となり、RL2に
正極性の電流を流すことによりRL2を動作状態に設定
する。これによりRL2のスイッチRL2−1およびR
L2−2は接点b側に接続される。リレーRL2は自己
保持機能を有しており、制御信号が停止された後も動作
状態を維持する。このとき通信線路端子L1、L2とこ
れに対応する宅内端子T1、T2間は開路状態となり、
即ち第2切分け状態が実現される。同時に通信線間には
第2導通手段6が接続され、測定信号の第2導通経路が
確立される。
ない制御信号発生器により、接地端子Eに対して正極性
の第2のスイッチ制御信号を線路端子L1またはL2に
印加する。すなわち第2のスイッチ制御信号として、あ
るしきい値以上の電圧、例えば+80Vのパルスを印加
すると第2切替制御回路4は導通状態となり、RL2に
正極性の電流を流すことによりRL2を動作状態に設定
する。これによりRL2のスイッチRL2−1およびR
L2−2は接点b側に接続される。リレーRL2は自己
保持機能を有しており、制御信号が停止された後も動作
状態を維持する。このとき通信線路端子L1、L2とこ
れに対応する宅内端子T1、T2間は開路状態となり、
即ち第2切分け状態が実現される。同時に通信線間には
第2導通手段6が接続され、測定信号の第2導通経路が
確立される。
【0022】RL2を復帰するにはRL1の復帰と同様
に、図示していない線路電圧発生器より通信線路を介し
て通信線路端子L1、L2間に通信線路の通常動作電圧
を印加する。第2復帰制御回路5は該印加された電圧が
通信に使用される通常動作電圧、例えば48Vか、これ
より高い電圧であれば第2復帰制御回路5を導通状態と
し、RL2に逆極性の電流を流すことによりRL2を復
帰状態に設定する。
に、図示していない線路電圧発生器より通信線路を介し
て通信線路端子L1、L2間に通信線路の通常動作電圧
を印加する。第2復帰制御回路5は該印加された電圧が
通信に使用される通常動作電圧、例えば48Vか、これ
より高い電圧であれば第2復帰制御回路5を導通状態と
し、RL2に逆極性の電流を流すことによりRL2を復
帰状態に設定する。
【0023】復帰抑制回路7は、通信線の片方とアース
間に絶縁障害が生じている場合にRL2の切替制御信号
(第2のスイッチ制御信号)と復帰制御信号の区別がで
きなくなるのを防ぐ為に、第2切替制御回路4が動作し
た場合に第2復帰制御回路に対し一定の時間復帰動作を
行わないように制御する。
間に絶縁障害が生じている場合にRL2の切替制御信号
(第2のスイッチ制御信号)と復帰制御信号の区別がで
きなくなるのを防ぐ為に、第2切替制御回路4が動作し
た場合に第2復帰制御回路に対し一定の時間復帰動作を
行わないように制御する。
【0024】具体的な実現回路例を図2に示し概略動作
を説明する。
を説明する。
【0025】第1切替制御回路1は、定電圧ダイオード
ZD1、ダイオードD1、保護抵抗R3で構成され、L
1、E間にZD1の逆方向降伏電圧を越える第1のスイ
ッチ制御信号が印加された場合にD1、ZD1は導通状
態となりリレーRL1に正極性の電流を流す事によりR
L1を動作状態に設定する。
ZD1、ダイオードD1、保護抵抗R3で構成され、L
1、E間にZD1の逆方向降伏電圧を越える第1のスイ
ッチ制御信号が印加された場合にD1、ZD1は導通状
態となりリレーRL1に正極性の電流を流す事によりR
L1を動作状態に設定する。
【0026】第1復帰制御回路2は、ダイオードD2と
過電流保護のための公知の定電流素子J1により構成さ
れ、L1、L2間に通信線路電圧が印加された場合にD
2は導通状態となりリレーRL1に逆極性の電流を流す
事によりRL1を復帰状態に設定する。
過電流保護のための公知の定電流素子J1により構成さ
れ、L1、L2間に通信線路電圧が印加された場合にD
2は導通状態となりリレーRL1に逆極性の電流を流す
事によりRL1を復帰状態に設定する。
【0027】第1導通手段3は、抵抗R1で実現され、
RL1が動作状態に設定された場合に測定信号の第1導
通経路となる。
RL1が動作状態に設定された場合に測定信号の第1導
通経路となる。
【0028】第2切替制御回路4はダイオードD3、D
4、D5と定電圧ダイオードZD2と保護抵抗R4で構
成され、L1またはL2とE間に、ZD2の逆方向降伏
電圧を越える第2のスイッチ制御信号が印加された場合
にD3またはD4とD5、ZD2は導通状態となり、リ
レーRL2に正極性の電流を流す事によりRL2を動作
状態に設定する。
4、D5と定電圧ダイオードZD2と保護抵抗R4で構
成され、L1またはL2とE間に、ZD2の逆方向降伏
電圧を越える第2のスイッチ制御信号が印加された場合
にD3またはD4とD5、ZD2は導通状態となり、リ
レーRL2に正極性の電流を流す事によりRL2を動作
状態に設定する。
【0029】通信線の片側に地気障害15cがある場合
には、障害の発生していない方に第2のスイッチ制御信
号を印加する。この場合、該信号は地気障害側のダイオ
ードD3またはD4の逆方向電圧になるため地気障害1
5cの影響を受けずに動作できる。
には、障害の発生していない方に第2のスイッチ制御信
号を印加する。この場合、該信号は地気障害側のダイオ
ードD3またはD4の逆方向電圧になるため地気障害1
5cの影響を受けずに動作できる。
【0030】通信線の片側に断線障害15aがある場合
でも、スイッチ制御信号はダイオードD3またはD4を
経由して流れるために単一の断線障害がある場合でも動
作できる。
でも、スイッチ制御信号はダイオードD3またはD4を
経由して流れるために単一の断線障害がある場合でも動
作できる。
【0031】第2復帰制御回路5は、ダイオードD8、
D9と電界効果型トランジスタJ2、R5で構成され
る。J2、R5は復帰抑制回路の一部としても機能して
いるが、コンデンサC1に電荷が蓄積されていない定常
状態ではJ1と同様な定電流素子として機能する。L
1、L2間に通信線路電圧が印加された場合にはD8、
D9は導通状態となりリレーRL2に逆極性の電流を流
す事によりRL2を復帰状態に設定する。
D9と電界効果型トランジスタJ2、R5で構成され
る。J2、R5は復帰抑制回路の一部としても機能して
いるが、コンデンサC1に電荷が蓄積されていない定常
状態ではJ1と同様な定電流素子として機能する。L
1、L2間に通信線路電圧が印加された場合にはD8、
D9は導通状態となりリレーRL2に逆極性の電流を流
す事によりRL2を復帰状態に設定する。
【0032】復帰抑制回路7はコンデンサC1とダイオ
ードD6、D7、及び復帰制御回路5の一部を構成する
J2、R5から構成される。第2のスイッチ制御信号が
印加された場合に、リレーRL2の両端にあらわれる電
圧がD6を通じC1に蓄積される。該第2のスイッチ制
御信号が取り除かれた後は、J2のゲートにはD7を通
してC1に蓄積された電圧がかかるためJ2は電流が流
れないピンチオフ状態になり第2復帰制御回路5が動作
しない状態になる。C1に蓄積された電圧はR5、D
7、C1、RL2の経路で徐々に放電され、ある一定時
間の後に再び第2切替制御回路5が動作可能な状態に戻
る。
ードD6、D7、及び復帰制御回路5の一部を構成する
J2、R5から構成される。第2のスイッチ制御信号が
印加された場合に、リレーRL2の両端にあらわれる電
圧がD6を通じC1に蓄積される。該第2のスイッチ制
御信号が取り除かれた後は、J2のゲートにはD7を通
してC1に蓄積された電圧がかかるためJ2は電流が流
れないピンチオフ状態になり第2復帰制御回路5が動作
しない状態になる。C1に蓄積された電圧はR5、D
7、C1、RL2の経路で徐々に放電され、ある一定時
間の後に再び第2切替制御回路5が動作可能な状態に戻
る。
【0033】第2導通手段6は、抵抗R2で実現され、
RL2が動作状態に設定された場合に測定信号の第2導
通経路となる。
RL2が動作状態に設定された場合に測定信号の第2導
通経路となる。
【0034】上述した実施例では2個の2回路2接点の
自己保持型リレーを直列接続して切替のためのスイッチ
回路を構成しているが、この他にスイッチ回路としては
2回路3接点の回路構成となる自己保持型リレー、例え
ばロータリーリレー等が適用され得る。この場合はスイ
ッチ制御信号は各スイッチの特性に対応した制御信号
(極性、印加回数、状態、時間等の組み合わせ)が選択
されることになる。
自己保持型リレーを直列接続して切替のためのスイッチ
回路を構成しているが、この他にスイッチ回路としては
2回路3接点の回路構成となる自己保持型リレー、例え
ばロータリーリレー等が適用され得る。この場合はスイ
ッチ制御信号は各スイッチの特性に対応した制御信号
(極性、印加回数、状態、時間等の組み合わせ)が選択
されることになる。
【0035】また、上述した実施例では第1、第2の導
通手段は抵抗を用いて実現していたが、測定信号の種類
により、他の回路素子例えばインダクタンス、コンデン
サ、またはこれらの組合わせを利用できる。
通手段は抵抗を用いて実現していたが、測定信号の種類
により、他の回路素子例えばインダクタンス、コンデン
サ、またはこれらの組合わせを利用できる。
【0036】
【発明の効果】本発明の通信線切分け器を用いることよ
り、以下の障害原因の探索測定に対応が可能となる。混
触障害時には、第1切分け状態に切替えることにより宅
内側装置、通信回線の何れに障害があるかを識別でき、
通信回線に混触障害がある場合にはブリッジ測定等によ
る障害位置の遠隔測定が可能となる。 断線障害時に
は、第2切分け状態に切替えることにより宅内側装置、
通信回線の何れに障害があるかを識別でき、通信回線に
断線障害がある場合にはL1、L2のどちら、もしくは
両方が断線しているかを識別出来る。
り、以下の障害原因の探索測定に対応が可能となる。混
触障害時には、第1切分け状態に切替えることにより宅
内側装置、通信回線の何れに障害があるかを識別でき、
通信回線に混触障害がある場合にはブリッジ測定等によ
る障害位置の遠隔測定が可能となる。 断線障害時に
は、第2切分け状態に切替えることにより宅内側装置、
通信回線の何れに障害があるかを識別でき、通信回線に
断線障害がある場合にはL1、L2のどちら、もしくは
両方が断線しているかを識別出来る。
【0037】地気障害時には、第2切分け状態に切替え
ることにより宅内側装置、通信回線の何れに障害がある
かを識別でき、通信回線に単一の地気障害がある場合に
はブリッジ測定等による障害位置の遠隔測定が出来る。
ることにより宅内側装置、通信回線の何れに障害がある
かを識別でき、通信回線に単一の地気障害がある場合に
はブリッジ測定等による障害位置の遠隔測定が出来る。
【0038】以上のように、より広い範囲の故障が存在
する場合においても宅内装置を切離す事ができ、確実に
故障種別の識別が行えるようになるばかりでなく、絶縁
障害時においては遠隔操作により障害位置の探索測定が
できるようになるため測定稼動を著しく低減することが
でき、通信回線に障害があった場合には速やかに復旧を
行う事ができる。
する場合においても宅内装置を切離す事ができ、確実に
故障種別の識別が行えるようになるばかりでなく、絶縁
障害時においては遠隔操作により障害位置の探索測定が
できるようになるため測定稼動を著しく低減することが
でき、通信回線に障害があった場合には速やかに復旧を
行う事ができる。
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】本発明の実現回路例である。
【図3】通信線切分け機の使用形態と障害の説明図であ
る。
る。
【図4】従来技術の説明図である。
1 第1切替制御回路 2 第1復帰制御回路 3 第1導通手段 4 第2切替制御回路 5 第2復帰制御回路 6 第2導通手段 7 復帰抑制回路 E 接地端子 L1,L2 線路端子 T1,T2 宅内端子
Claims (7)
- 【請求項1】 通信線が接続される一対の線路端子と、
宅内装置が接続される一対の宅内端子と、アースに接続
される接地端子と、一方の線路端子と接地端子との間に
測定信号の導通経路を形成する第1導通手段と、一対の
線路端子間に測定信号の導通経路を形成する第2導通手
段とを有し、前記線路端子から前記宅内端子、前記第1
導通手段または前記第2導通手段の何れか一つへ切替え
接続するスイッチ回路とを具備してなる通信線切分け器
であって、 通信線とアースとの間に印加される第1のスイッチ制御
信号又は第2のスイッチ制御信号によりそれぞれ前記第
1導通手段または前記第2導通手段を選択するように前
記スイッチ回路を動作させる切替制御回路を有し、 前記線路端子と前記宅内端子とが接続される通常状態
と、第1導通手段が選択される第1切分け状態と、第2
導通手段が選択される第2切分け状態とを切替えできる
ことを特徴とする通信線切分け器。 - 【請求項2】 前記切替制御回路は、第1切替制御回路
及び第2切替制御回路よりなり、それぞれ第1切分け状
態および第2切分け状態に切替制御することを特徴とす
る請求項第1記載の通信線切分け器。 - 【請求項3】 前記第2切替制御回路は、スイッチ回路
が第2切分け状態に切替えした直後に該スイッチ回路が
切り戻しされない不感時間を設ける回路を備えてなるこ
とを特徴とする請求項2記載の通信線切分け器。 - 【請求項4】 前記スイッチ回路は、2回路2接点リレ
ーの直列接続、または2回路3接点リレーよりなること
を特徴とする請求項1記載の通信線切分け器。 - 【請求項5】 前記第1のスイッチ制御信号及び前記第
2のスイッチ制御信号は、極性の異なる電圧により区別
される信号であるか、または信号印加回数・状態・時間
により区別される信号であることを特徴とする請求項1
記載の通信線切分け器。 - 【請求項6】 前記第1切分け状態または前記第2切分
け状態から通常状態にスイッチ回路を復帰させる復帰制
御回路を有することを特徴とする請求項1記載の通信線
切分け器。 - 【請求項7】 前記復帰制御回路は、通信線間に通常動
作電圧が印加された場合に動作することを特徴とする請
求項6記載の通信線切分け器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2432497A JPH10210148A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 通信線切分け器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2432497A JPH10210148A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 通信線切分け器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10210148A true JPH10210148A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12135009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2432497A Pending JPH10210148A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 通信線切分け器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10210148A (ja) |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP2432497A patent/JPH10210148A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1005209A2 (en) | Signalling method for invoking a test mode in a network interface unit | |
| EP0649584B1 (en) | Remotely actuated switch and protection circuit | |
| US5768341A (en) | Communications channel testing arrangement | |
| US5652575A (en) | Maintenance termination unit for telephone circuits | |
| US5651048A (en) | Communication channel switching arrangement | |
| US4489221A (en) | Telephone line/subscriber equipment disconnect apparatus | |
| JP2660224B2 (ja) | 通信用保安器 | |
| CA1199135A (en) | Remotely actuable line disconnect device | |
| JP2624349B2 (ja) | 切分器 | |
| JP2000076984A (ja) | 雷害故障防護用ブレーカ回路 | |
| JPH03235455A (ja) | 電話回路の過電流保護装置 | |
| JP2742845B2 (ja) | 加入者回線試験方式 | |
| JPH05316216A (ja) | 遠隔制御切り分け器 | |
| JPS6019212B2 (ja) | 避雷装置の障害検出装置 | |
| JPH0738659B2 (ja) | 通信線の切分け器 | |
| JPS6358420B2 (ja) | ||
| JPH03195244A (ja) | 通信線遠隔切分装置 | |
| JPH04120948A (ja) | 通信用保安器 | |
| JPH114294A (ja) | 通信回線切分け装置 | |
| JPH08163241A (ja) | 通信用保安器 | |
| JPH07221826A (ja) | 通信回線の試験方法および回線切分回路 | |
| JPH06189449A (ja) | 過電流または過電圧保護回路 |