JPH10211970A - シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器 - Google Patents

シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器

Info

Publication number
JPH10211970A
JPH10211970A JP9049571A JP4957197A JPH10211970A JP H10211970 A JPH10211970 A JP H10211970A JP 9049571 A JP9049571 A JP 9049571A JP 4957197 A JP4957197 A JP 4957197A JP H10211970 A JPH10211970 A JP H10211970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
brush
cyanoacrylate adhesive
adhesive
cyanoacrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9049571A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Maeda
哲郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ThreeBond Co Ltd filed Critical ThreeBond Co Ltd
Priority to JP9049571A priority Critical patent/JPH10211970A/ja
Priority to SG1998000169A priority patent/SG54619A1/en
Priority to KR1019980002235A priority patent/KR19980070830A/ko
Priority to CN98104386A priority patent/CN1083792C/zh
Priority to MYPI98000347A priority patent/MY114809A/en
Priority to ES98101391T priority patent/ES2154064T3/es
Priority to DE69800424T priority patent/DE69800424T2/de
Priority to BR9800464A priority patent/BR9800464A/pt
Priority to EP98101391A priority patent/EP0857658B1/en
Priority to US09/014,564 priority patent/US5909976A/en
Priority to AU52784/98A priority patent/AU721016B2/en
Priority to IDP980127A priority patent/ID19740A/id
Publication of JPH10211970A publication Critical patent/JPH10211970A/ja
Priority to HK98113060.1A priority patent/HK1011853B/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/32Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes with brushes or rods for applying or stirring contents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D29/00Manicuring or pedicuring implements
    • A45D29/18Manicure or pedicure sets, e.g. combinations without case, etui, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D23/00Details of bottles or jars not otherwise provided for
    • B65D23/02Linings or internal coatings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D29/00Manicuring or pedicuring implements
    • A45D2029/002French manicure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D29/00Manicuring or pedicuring implements
    • A45D2029/005Printing or stamping devices for applying images or ornaments to nails

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シアノアクリレート接着剤は水によりアニオン
重合反応を起こして短時間で硬化する特徴をもつ。この
ため、外から水分が混入しやすい刷毛付き容器でシアノ
アクリレート接着剤を収容することはできなかった。 【解決手段】反応抑制ガスが容器本体から揮散透過する
ことを防止するために、シアノアクリル酸エステルに不
溶性でかつ難接着性のフッ素樹脂またはパラフィンワッ
クスで被覆したポリオレフィン製の容器本体と、ポリオ
レフィン製の柄とポリアミド樹脂製の刷毛を容器本体内
に収容されるように蓋の裏面に設けたキャップ体とから
なることを特徴とするシアノアクリレート接着剤用の刷
毛付き容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瞬間接着剤のシア
ノアクリレート接着剤を収容し、かつキャップ体に付属
する刷毛でシアノアクリレート接着剤の塗布が可能な刷
毛付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料、マニキュア等を収容する容器とし
て、蓋の裏面に設けた刷毛で容器本体内に収容されてい
る液体を塗布できるようにした刷毛付き容器がある。こ
れら刷毛付き容器に関しては、実開昭57−5702
0、実開昭62−18458、実開昭63−19996
2、実開平6−37167などで種々の刷毛付き容器が
開示されている。
【0003】ところで、シアノアクリレート接着剤の主
成分であるシアノアクリル酸エステルは水と反応しアニ
オン重合反応を起こして短時間で硬化する特徴をもつ。
このため、シアノアクリレート接着剤を収容する容器と
しては水分の混入を防止する機能が必要である。従っ
て、従来のシアノアクリレート接着剤を収容する容器は
流通段階での水分の混入が起きないように完全密封の容
器を用い、使用直前に針などをを突き刺して開封しなけ
ればならなかった。また、被接着体の表面に付着してい
る水分との接触を避けるために、シアノアクリレート接
着剤を被接着体から離した状態で接着箇所に滴下させて
使用しなけければならなかった。
【0004】前述の刷毛付き容器でシアノアクリレート
接着剤を収容すると、刷毛で塗布する度に容器を開口す
ることになるので大気中の湿気が容器内に混入したり、
さらには被接着体に付着している水分が毛細管現象で刷
毛に移行し収容されているシアノアクリレート接着剤中
に水が混入したりして、使い切る前に容器内でシアノア
クリレート接着剤が硬化してしまっていた。つまり、刷
毛付き容器は水分の混入が起き易いので、シアノアクリ
レート接着剤を収容する容器としては採用されるなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シアノアクリレート接
着剤による接着は、被接着体にできるだけ薄くシアノア
クリレートを塗布して被接着体同士を張り合わせる方が
好ましい。しかし、前述の理由により、シアノアクリレ
ート接着剤を容器から被接着体に滴下して、そのまま張
り合わせて接着する。
【0006】よって、小さな接合箇所の接着では必要量
以上のシアノアクリレート接着剤を被接着体に滴下させ
てしまうケースが発生する。この場合、過剰のシアノア
クリレート接着剤は接合箇所からはみ出してシアノアク
リレート接着剤特有の「白化現象」を起こし、接合部付
近の美観を損なってしまう。また、広い面積での接合箇
所の接着ではシアノアクリレート接着剤の複数の液滴を
被接着体に散滴しなければならない。この散滴の程度に
よっては、接合箇所にシアノアクリレート接着剤を介さ
ない箇所が生じたりして均一な接着力を有する接合面を
得られないという欠点がある。
【0007】つまり、シアノアクリレート接着剤を被接
着体に滴下するだけの塗布状態は、刷毛等で均一に塗布
した状態と比べて、最適な接着条件とはならない。従っ
て、接着性の信頼性などの観点からシアノアクリレート
接着剤は仮接合などの簡便な接着用途に限られていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シアノアクリ
レート接着剤を被接着体に刷毛で塗ることが可能でかつ
シアノアクリレート接着剤を容器内で硬化させることの
ない保存安定性に優れた刷毛付き容器に関する。
【0009】本発明のシアノアクリレート接着剤用の刷
毛付き容器は、シアノアクリレート接着剤の構成成分の
一つである反応抑制ガスが容器本体から揮散透過するこ
とを防止するためにシアノアクリル酸エステルに不溶性
でかつ難接着性のコーテイング材で少なくとも容器本体
を被覆したポリオレフィン製の容器本体と、柄と刷毛が
一体となった刷毛部材を容器本体内に収容されるように
蓋の裏面に設けたキャップ体とからなることを特徴とす
る。
【0010】ここで、前記コーテング材はフッ素樹脂ま
たはパラフィンワックスの何れかであることを特徴とす
る。さらに、前記刷毛部材は柄がポリオレフィン樹脂
で、刷毛がポリアミド樹脂で構成されることを特徴とす
る。
【0011】さらに、前記容器本体の口栓部に開口部分
を有する円錐形状のストッパーを設け、当該ストッパー
の開口部分と前記刷毛部材の柄との接近部にシアノアク
リレート接着剤を保持して前記反応抑制ガスが開口部分
から揮散することを防止するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】シアノアクリレート接着剤の主要成分であ
るシアノアクリル酸エステルは、空気中あるいは被接着
体の表面の水分と接触するだけでアニオン重合を開始す
るほど反応性に富んでいる。このように反応性に富んで
いるという性質は、瞬時に接着できるという利点となる
が、逆に取り扱い性や作業性および保存性が劣るという
欠点でもある。
【0013】シアノアクリレート接着剤では、通常、こ
れら欠点を改善するために反応抑制ガスをシアノアクリ
ル酸エステルに溶解させて製造される。この反応抑制ガ
スがシアノアクリレート接着剤から揮散したり、もしく
は接着剤組成物中に混入してきた水と化学反応を起こし
て別の化合物なったりして、シアノアクリレート接着剤
中から反応抑制ガスが消失することでシアノアクリル酸
エステルのアニオン重合が開始し接着する。一般に、こ
の反応抑制ガスとして三フッ化ホウ素、二酸化イオウな
どの酸性のガスが用いられる。
【0014】シアノアクリレート接着剤を収容する容器
本体には、キャップ体の開封を考慮して難接着性のポリ
エチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン樹脂の材質
が選ばれる。しかし、ポリエチレン等はガス透過性を有
することは広く知られる性質である。つまり、シアノア
クリレート接着剤に含まれる前記反応抑制ガスがポリオ
レフィン製の容器内から揮散透過するので、シアノアク
リレート接着剤の保存安定性が損なわれて容器内で硬化
現象を起こす。
【0015】ところで、刷毛付き容器では前述のとおり
水分の混入が起こり易いので、シアノアクリレート接着
剤用として使用できるようにするには、反応抑制ガスの
有効量を容器内で半永久的に保持することが必要であ
る。
【0016】反応抑制ガスの有効量を保持するために
は、最初から揮散する量を考慮して過剰に反応抑制ガス
をシアノアクリレート接着剤に溶解させれば、水の混入
による重合開始を抑制できるが、瞬間接着剤としての瞬
時の接着性が損なわれることになる。
【0017】そこで、本発明はポリエチレン製の容器本
体をシアノアクリル酸エステルに不溶性でかつ難接着性
のコーテイング材であるフッ素樹脂もしくはパラフィン
ワックスで被覆して、反応抑制ガスが容器内から揮散透
過することを防止して、前述の課題を解決した。なお、
前記コーテイング材による被覆は、容器の内面が好まし
いが、外面のみあるいは両面に施してもよい。
【0018】前記コーテイング材が、シアノアクリル酸
エステルに溶解する材料であるとシアノアクリレート接
着剤の保存性あるいは接着力に影響を及ぼす可能性があ
る。さらに、難接着性の材料でなければ、刷毛の柄やキ
ャップ体が容器本体とシアノアクリレート接着剤で接合
してしまう不具合が生じることになる。
【0019】本発明のキャップ体に設けられた刷毛部材
は、全てシアノアクリレート接着剤に対して難接着性の
材料で構成しなければならない。そうでなければ、刷毛
でシアノクリレート接着剤を被接着体に塗布しているう
ちに当該刷毛と被接着体とが接合してしまう可能がある
からである。特に好ましい刷毛部材とは、柄がポリオレ
フィン樹脂、刷毛がポリアミド樹脂で構成されているこ
とが好ましい。
【0020】本発明の刷毛の材質が、非極性のポリオレ
フィンより弱い極性基をもつポリアミド樹脂が好ましい
という理由は、現在のところ明確になっていない。しか
し、以下の仮説によりポリアミド樹脂がポリオレフィン
樹脂より優れていると説明できる。
【0021】シアノアクリル酸エステルのアニオン重合
の反応抑制ガスの三フッ化ホウ素または二酸化イオウ
は、弱酸性である。一方のポリアミド樹脂のアミド基は
弱塩基である。従って、ポリアミド樹脂の刷毛表面に反
応抑制ガスが強く吸着して一本一本の毛の表面が反応抑
制ガスで覆われることになる。だから、たとえ非接着体
の表面の水分が毛細管現象で刷毛に付着しても、刷毛の
表面を被覆している反応抑制ガスによりシアノアクリレ
ート接着剤で刷毛の毛が剛直することを防止してかつ被
接着体への繰り返しの刷毛塗りが可能になる。
【0022】さらに、前記容器本体の口栓部に開口部分
を有する円錐形状のストッパーを設けて、当該ストッパ
ーの開口部分と前記刷毛部材の柄との接近部にシアノア
クリレート接着剤を保持していることが好ましい。つま
り、開口部分と柄との間隙で保持されたシアノアクリレ
ート接着剤は、容器本体に収容されているシアノアクリ
レート接着剤から蒸発した反応抑制ガスを再度溶解して
吸収するので、前記反応抑制ガスの開口部分から揮散を
防止する働きをするからである。
【0023】当該ストッパーの形状は円錐形状が好まし
い。その理由は、塗布時に液垂れが起こらないように刷
毛に過剰に付着したシアノアクリレート接着剤をストッ
パーで掻き落として使用するので、この掻き取られた余
分なシアノアクリレート接着剤がストッパーの円錐形状
に沿って流れ落ち、前述の開口部分と柄との間隙部には
毎回新しいシアノアクリレート接着剤を補給させる効果
をもつからである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明のシアノアクリレート接着
剤用の刷毛付き容器の材質としては、シアノアクリレー
ト接着剤とは難接着性の挙動を示すポリオレフィン樹脂
であればよいが、成形加工性などを考慮すると最も好ま
しい材質はポリエチレンである。なおポリエチレンは高
密度タイプまたは低密度タイプのいずれでもかまわな
い。
【0025】フッ素樹脂またはパラフィンワックスの何
れかをトルエン、ヘキサンあるいはキシレンなどの溶剤
に溶解させた樹脂溶液のコーテイング材を、図1に示す
ような形状のポリエチレン容器に塗布し、乾燥させて、
本発明の容器本体を得ることができる。なお、コーテイ
ング材による被覆は容器本体だけでなくキャップ本体や
刷毛部材にも施してもよい。
【0026】前記コーテイング材としては、パラフィン
ワックスは熱で溶ける性質があるために、経時的に安定
なフッ素樹脂のコーテイング材の方が好ましい。しか
し、フッ素樹脂はポリエチレンと強固に密着した被膜を
形成しにくいので、塗布乾燥後において特殊な処理を施
す必要がある。このため、本発明の実施に関しては、ポ
リエチレン容器本体へのフッ素樹脂コーテイングをFu
luoro−Seal,Inc.で加工処理して、容器
本体を得た。
【0027】本発明のキャップ本体及び刷毛部材の一部
断面図を図2に示す。蓋および柄の部分はポリエチレン
製であり、刷毛はポリアミド樹脂(商品名;TYNE
X,Dupon社)である。
【0028】本発明のストッパーについては、その開口
部が刷毛部材の柄とは接触しないが刷毛の挿入の邪魔に
ならない程度の口径をもつ円錐形状のポリエチレン製の
ストッパーを、口栓部に挿入した。なお、このストッパ
ーも前述のFuluoro−Seal,Inc.にてフ
ッ素樹脂の被膜処理をしたものを用いた。
【0029】本件発明の容器に充填するシアノアクリレ
ート接着剤は、容器容量の半分以下が好ましい。つま
り、たとえ転倒して放置された状態であっても前記スト
ッパーの開口部分からこぼれ出ないからである。もし、
こぼれ出たシアノアクリレート接着剤がキャップ本体の
螺合部分で接着硬化すると、使用する際にキャップ本体
を開けることができなくなるからである。そのほかの効
果として、容器本体の空隙部分は蒸発した反応抑制ガス
の飽和状態の気相を形成してるので、シアノアクリレー
ト接着剤から反応抑制ガスの蒸発を抑制し溶解している
反応抑制ガスの減少も抑制する。さらに、シアノアクリ
レート接着剤が刷毛部材の柄の表面で硬化することを抑
制する。また、容器を開口した際に湿気を含む外気が容
器内に流入してきても、空隙部分の飽和の反応抑制ガス
と外気中の水分は化学反応をおこし乾燥した空気に変換
し、容器内のシアノアクリレートの硬化を防止できる。
【0030】
【実施例】実施例1として、図1に示す形状の7mlサ
イズのポリレチレン容器及びポリエチレンストッパーを
Fuluoro−Seal,Inc.でフッ素樹脂の被
膜をおこない、シアノアクリレート接着剤(商品名;T
hreeBond1742D、スリーボンド社)を3g
を充填し、柄および蓋がポリエチレン製で刷毛がポリア
ミド(商品名;TYNEX、DuPont社)で構成さ
れた刷毛部材を蓋の裏面に設けたキャップ本体で口栓を
締めて、シアノアクリレートを収容した容器を用意し
た。
【0031】実施例2として、前述の実施例1のフッ素
樹脂のコーテイング材に替えてパラフィンワックスの1
0%濃度のトルエン溶液でポリエチレン容器本体および
ポリエチレンストッパーに塗布乾燥してパラフィンワッ
クス被膜を形成した以外は、実施例1と同じにしてシア
ノアクレート接着剤を収容した容器を用意した。
【0032】本発明の効果を実証するための比較例1と
して、前述の実施例1のフッ素樹脂による被膜形成処理
をしていない以外は、実施例1と同じにしてシアノアク
リレート接着剤を収容した反応抑制ガスが透過揮散する
容器を用意した。
【0033】比較例2として、市販されていたマニキュ
アのガラス製の容器をアセトンで数回洗浄し乾燥して、
実施例2と同様にパラフィンワックスで容器内面に被膜
を形成したガラス容器を得た。この容器にシアノアクリ
レートを容量の半分の5gを充填し、アセトンで洗浄お
よび乾燥した当該容器に付属する刷毛部材付きのキャッ
プ本体で口栓を締めて、シアノアクリレートを収容した
パラフィンワックスの内面被膜をもつガラス容器を用意
した。
【0034】実施例1、実施例2、比較例1、比較例2
の容器について70℃での劣化促進試験して、繰り返し
使用性および収容されたシアノアクリレート接着剤の安
定性を試験した。試験方法は、70℃の温度に設定した
恒温槽に実施例および比較例の試験容器を入れて、毎日
開封して、キャップ本体の開閉性、刷毛の剛直の有無お
よび収容されたシアノアリレート接着剤の粘度の変化を
測定した。その結果を表1にしめす。
【0035】
【表1】
【0036】比較例2のガラス容器では、反応抑制ガス
の揮散透過はおきないので容器内のシアノアクリレート
接着剤の増粘はおきない。しかしながら、キャップ体の
開閉の操作で口栓のパラフィンワックスの被膜が剥げて
しまうと、ガラスはシアノアクリレートと接着性を有す
るので容器本体の口栓部とキャップ本体がシアノアクリ
レート接着剤で接着硬化して、以後開封できなくなって
しまった。
【0037】比較例1のコーテイング材により被膜形成
を処理していない容器では、容器本体およびキャップ本
体がポリエチレン製なので接着硬化により開封できない
というケースは起きなかった。しかし、反応抑制ガスが
揮散透過しておりシアノアクリレート接着剤の増粘が大
きくついには容器内で硬化してしまった。なお、刷毛は
4日目に剛直してしまった。
【0038】本件発明の容器の実施例1と実施例2で
は、前述のような問題はなかった。
【0039】
【発明の効果】容器本体からシアノアクリル酸エステル
の重合に対する反応抑制ガスの揮散透過を防止して、容
器内の空隙部の反応抑制ガスの飽和蒸気層がシアノアク
リレート接着剤を覆い、かつシアノアクリレート接着剤
中の溶解量を維持するので、シアノアクリレート接着剤
の保存安定性が優れることになる。さらに口栓部にはス
トッパーを設けて、刷毛部材の柄とストッパーの開口部
との間隙部をシアノアクリレート接着剤で塞ぐような構
造になるため、さらに反応抑制ガスの開口部からの揮散
を防止する効果を有する。
【0040】従って、毛細管現象により被接着体から水
分が刷毛に付着して容器内に混入したとしても、反応抑
制ガスが混入した水とまず化学反応するのでシアノアク
リレートの容器内での硬化を防止し、繰り返しの刷毛部
材によるシアノアクリレート接着剤の塗布を可能にし
た。
【0041】また本件発明では容器本体の材質であるポ
リオレフィン樹脂がもっている難接着性の特性は失われ
ていないので、刷毛部材を設けたキャップ体が容器本体
の口栓部と接合することなく、何度も開閉できる。
【0042】さらに刷毛がポリアミド樹脂の場合では、
ポリアミド樹脂は分子内に弱い塩基性の極性基をもって
いるので反応抑制ガスが無極性のポリオレフィン樹脂よ
り強く化学吸着し刷毛の一本一本の毛の表面を覆ってい
る。従って、表面に多量の水分が付着している被接着体
を当該刷毛でシアノアクリレート接着剤の刷毛塗りし
て、たとえ水分が刷毛に移行してきても刷毛自体のシア
ノアクリレート接着剤の硬化による剛直を防止してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の斜視図
【図2】本件発明の一部断面図
【符号の説明】
1.容器本体 2.キャップ体 3.刷毛部材柄 4.柄 5.刷毛 6.ストッパー 7.コーティング材 8.口栓部 9.シアノアクリレート接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアノアクリレート接着剤の構成成分で
    ある反応抑制ガスが容器本体から揮散透過することを防
    止するためにシアノアクリル酸エステルに不溶性でかつ
    難接着性のコーテイング材で少なくとも容器本体を被覆
    したポリオレフィン製の容器本体と、柄と刷毛が一体と
    なった刷毛部材を容器本体内に収容されるように蓋の裏
    面に設けたキャップ体とからなることを特徴とするシア
    ノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器。
  2. 【請求項2】 前記コーテング材が、フッ素樹脂または
    パラフィンワックスの何れかであることを特徴とする請
    求項1に記載のシアノアクリレート接着剤用の刷毛付き
    容器。
  3. 【請求項3】 前記刷毛部材において、柄がポリオレフ
    ィン樹脂、刷毛がポリアミド樹脂で構成されることを特
    徴とする請求項1に記載のシアノアクリレート接着剤用
    の刷毛付き容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体の口栓部に開口部分を有す
    る円錐形状のストッパーを設け、当該ストッパーの開口
    部分と前記刷毛部材の柄との接近部にシアノアクリレー
    ト接着剤を保持して前記反応抑制ガスの開口部分から揮
    散を防止するようにしたことを特徴とするシアノアクリ
    レート接着剤用の刷毛付き容器。
JP9049571A 1997-01-28 1997-01-28 シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器 Pending JPH10211970A (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049571A JPH10211970A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器
SG1998000169A SG54619A1 (en) 1997-01-28 1998-01-23 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
KR1019980002235A KR19980070830A (ko) 1997-01-28 1998-01-24 시아노아크릴레이트 접착제용 브러쉬 부착형 용기
CN98104386A CN1083792C (zh) 1997-01-28 1998-01-25 盛装氰基丙烯酸酯类粘合剂的配刷容器
MYPI98000347A MY114809A (en) 1997-01-28 1998-01-26 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
BR9800464A BR9800464A (pt) 1997-01-28 1998-01-27 Recipiente equipado com escova para adesivo de cianoacrilato
DE69800424T DE69800424T2 (de) 1997-01-28 1998-01-27 Mit einem Pinsel versehener Behälter für einen Cyanoacrylat-Klebstoff
ES98101391T ES2154064T3 (es) 1997-01-28 1998-01-27 Recipiente provisto de un pincel para un adhesivo de cianoacrilato.
EP98101391A EP0857658B1 (en) 1997-01-28 1998-01-27 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
US09/014,564 US5909976A (en) 1997-01-28 1998-01-28 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
AU52784/98A AU721016B2 (en) 1997-01-28 1998-01-28 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
IDP980127A ID19740A (id) 1997-01-28 1998-01-28 Wadah yang dilengkapi sikat untuk perekat sianoakrilat
HK98113060.1A HK1011853B (en) 1997-01-28 1998-12-10 Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049571A JPH10211970A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10211970A true JPH10211970A (ja) 1998-08-11

Family

ID=12834906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9049571A Pending JPH10211970A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5909976A (ja)
EP (1) EP0857658B1 (ja)
JP (1) JPH10211970A (ja)
KR (1) KR19980070830A (ja)
CN (1) CN1083792C (ja)
AU (1) AU721016B2 (ja)
BR (1) BR9800464A (ja)
DE (1) DE69800424T2 (ja)
ES (1) ES2154064T3 (ja)
ID (1) ID19740A (ja)
MY (1) MY114809A (ja)
SG (1) SG54619A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302147A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 Power Ace Kk 塗布具付き容器
JP2010174149A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Taoka Chem Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物
JP2010189512A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Taoka Chem Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6372313B1 (en) 1998-09-01 2002-04-16 Closure Medical Corporation Package assembly with applicator and container for adhesive materials
CA2342342A1 (en) 1998-09-01 2000-03-09 Keith R. D'alessio Package assembly with applicator and container for adhesive materials
USD419068S (en) 1998-10-01 2000-01-18 Mark Phillip E Fluid dropper with cap
US6568867B1 (en) * 2000-03-31 2003-05-27 Salada Town Co., Ltd. Pen-type vessel for nail polish
US6896838B2 (en) * 2001-11-21 2005-05-24 Closure Medical Corporation Halogenated polymeric containers for 1, 1-disubstituted monomer compositions
US6632040B1 (en) * 2001-12-04 2003-10-14 Robert L. Newell Adhesive applicator brushes furnished in adhesive containers, and method
US7431529B1 (en) * 2002-12-06 2008-10-07 Loctite (R & D) Limited Nozzle assembly incorporating a molded flow through brush applicator and a reusable break-off cap, a container having a nozzle assembly and packaging therefor
FR2854779B1 (fr) * 2003-05-14 2006-09-01 Oreal Applicateur et dispositif de conditionnement et d'application comportant un tel applicateur
JP4428144B2 (ja) * 2004-05-31 2010-03-10 三菱化学株式会社 (メタ)アクリル酸エステルの保存方法
GB2432351A (en) * 2005-11-22 2007-05-23 Chemence Ltd Multiple wall containers
US9309019B2 (en) 2010-05-21 2016-04-12 Adhezion Biomedical, Llc Low dose gamma sterilization of liquid adhesives
US8550737B2 (en) 2010-09-20 2013-10-08 Adhezion Biomedical, Llc Applicators for dispensing adhesive or sealant material
US8915355B2 (en) * 2011-09-23 2014-12-23 Robert MONSON Flux applicator brush and flux container system
US9066711B2 (en) 2011-11-02 2015-06-30 Adhezion Biomedical, Llc Applicators for storing sterilizing, and dispensing an adhesive
CN103144450A (zh) * 2013-03-12 2013-06-12 苏州市职业大学 一种便携式书画印泥管
CN105000261A (zh) * 2015-07-28 2015-10-28 杨柳青 一种过滤胶水瓶
US20160030972A1 (en) * 2015-10-16 2016-02-04 Caterpillar Inc. Container assembly for storing and dispensing a chemical adhesive
USD855465S1 (en) 2017-02-01 2019-08-06 Chattem Inc. Over the counter medicinal container

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE556021A (ja) * 1956-03-23
IE45626B1 (en) * 1976-07-14 1982-10-20 Loctite Ltd Filled cyanoacrylate adhesive compositions
US4573429A (en) * 1983-06-03 1986-03-04 Nordson Corporation Process for coating substrates with aqueous polymer dispersions
GB8927596D0 (en) * 1989-12-06 1990-02-07 Uni Continental Holdings Ltd Improvements in or relating to adhesive dispensers
WO1992005026A1 (en) * 1990-09-13 1992-04-02 Wellstar Holding B.V. Preform for polyester bottle
DE4114608C1 (ja) * 1991-05-04 1992-11-12 Juergen 7301 Deizisau De Schmidt
US5284239A (en) * 1993-06-04 1994-02-08 The Gillette Company Bottle with anti-rotation insert
JPH0891419A (ja) * 1994-09-26 1996-04-09 Nichiha Corp 補修塗料容器
US5480064A (en) * 1995-01-04 1996-01-02 Yan; Yi-Tsung Dispensing syringe for a fluid glue

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302147A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 Power Ace Kk 塗布具付き容器
JP2010174149A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Taoka Chem Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物
JP2010189512A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Taoka Chem Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CN1196321A (zh) 1998-10-21
SG54619A1 (en) 1998-11-16
EP0857658A1 (en) 1998-08-12
ID19740A (id) 1998-07-30
EP0857658B1 (en) 2000-12-13
US5909976A (en) 1999-06-08
AU721016B2 (en) 2000-06-22
MY114809A (en) 2003-01-31
BR9800464A (pt) 1999-06-01
DE69800424T2 (de) 2001-08-23
ES2154064T3 (es) 2001-03-16
DE69800424D1 (de) 2001-01-18
KR19980070830A (ko) 1998-10-26
CN1083792C (zh) 2002-05-01
AU5278498A (en) 1998-07-30
HK1011853A1 (en) 1999-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10211970A (ja) シアノアクリレート接着剤用の刷毛付き容器
AU734372B2 (en) A device for storing and dispensing a flowable substance
JP2007530725A (ja) 2成分接着促進剤組成物および2つの区画を備えたパッケージの使用
US20110027750A1 (en) Dental package, and method of providing a dental material from a package
US6253951B1 (en) Apparatus and system for covering and protecting the rim of a paint can
JP2002274578A (ja) 容 器
US20060226032A1 (en) Finger-mounted holder and strip-type blister package particularly useful therewith
AU2001290763B2 (en) Gas permeation resistant synthetic cork closure
US5357985A (en) System and method for applying a protective coating and/or extensions to fingernails
HK1011853B (en) Brush-equipped container for cyanoacrylate adhesive
US7008133B2 (en) Disposable single-use applicator
US7476046B2 (en) Applicator and material dispensing system
US3175538A (en) Method of bonding pencil leads to pencil sheaths
JP2002302147A (ja) 塗布具付き容器
AU2003210991A1 (en) Pre-moistened applicators for chemical reactant delivery
JP3660324B2 (ja) 塗布装置
JPS6219459B2 (ja)
JPH0431253A (ja) インナーシール材
JPS6055381B2 (ja) 容器
Schupbach Manufacture of Composite Foils: the Solvent-Free Coating
JPH07222950A (ja) 塗布具
JPS59187065A (ja) 粘着剤の接着面用付着液
JPH03223379A (ja) 部材間の挿着固定方法
CA2193285A1 (en) Device and method for testing the paint on a painted surface
JPS60224788A (ja) 耐熱高分子材料をアルミニウム基体に結合させる方法及び浴