JPH10211990A - 水面浮蓋 - Google Patents

水面浮蓋

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JPH10211990A
JPH10211990A JP9012590A JP1259097A JPH10211990A JP H10211990 A JPH10211990 A JP H10211990A JP 9012590 A JP9012590 A JP 9012590A JP 1259097 A JP1259097 A JP 1259097A JP H10211990 A JPH10211990 A JP H10211990A
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JP
Japan
Prior art keywords
floating
water
lid
floating body
precast concrete
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9012590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Hamazaki
健雄 浜崎
Masayoshi Kita
正宜 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Crown Eng Kk
PS Corp
Original Assignee
Crown Eng Kk
PS Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Crown Eng Kk, PS Corp filed Critical Crown Eng Kk
Priority to JP9012590A priority Critical patent/JPH10211990A/ja
Publication of JPH10211990A publication Critical patent/JPH10211990A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】貯水槽などの水面に浮かべ、水位の変化に追随
して上下動し、風によっても飛散しない程度の重量と、
人の歩行やメンテナンスを許容する浮力を有し、遮光性
を有する低コストで耐久性のある浮蓋を提供する。 【解決手段】コンクリート側壁2とコンクリート底板3
とからなる貯水槽1内に水面に浮揚した浮蓋10を設け
る。浮蓋10は、下面に浮揚体13を備え、上面が空中
に露出したプレキャストコンクリート版12からなる多
数の浮体セグメント11を結合して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水面に浮かべた蓋を
なす構造物に関し、特に、比較的浅くて広い開口面積を
有する槽状構造物、例えば、農業用水、水道原水などの
貯水槽の水面を覆う浮蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】雨水の有効利用、少雨期の農業用水の確
保、水道原水などの貯留などを目的として、人工の貯水
槽が用いられる。特に地形的に河川水を貯留することが
容易でない九州や沖縄地方ではこのような人工貯水槽が
広範に採用されている。これらの槽状構造物の多くは広
面積であるが故に、従来は、水面を覆う蓋を備えていな
かった。そのため、直射日光によって槽状構造物(水
槽)内に水藻が発生したり、木の葉、飛砂などが混入堆
積するなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するために、従来、水槽などの槽状構造物の上方に遮光
幕を張設したり、水面に軽量浮体を浮設するなどの方法
で対応してきた。しかし、幕は破損し易く、浮体は強風
時には飛散するなど、メンテナンスに手間と費用が掛か
るという問題があった。
【0004】本発明は、水面上に浮き、水位の変化に追
随して上下動し、風によっても飛散しないような重量を
有し、その上を人が歩行するのを許容する浮力を有し、
遮光性を有し、低コストで耐久性があり、メンテナンス
費用の掛らない浮蓋を開発し、提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その技術手段は、下面に浮
揚体を備え、上面が空中に露出し周縁に隣接浮蓋セグメ
ントとの相互結合機構を備えたプレキャストコンクリー
ト版セグメントの結合体からなることを特徴とする水面
浮蓋である。
【0006】浮揚体とプレキャストコンクリート版で構
成されたセグメントは、浮揚体の浮力によってコンクリ
ート版の上面が水面上に露出するように構成される。浮
揚体としては、合成樹脂発泡体を用いると好適である。
合成樹脂発泡体としては、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリウレタンなどの発泡体がある。
中でも、ある程度の剛度と低吸水性を有し、コストが安
価であるなどの観点からポリスチレン発泡体(発泡スチ
ロール)が好適である。
【0007】また本発明では、製造、運搬、取扱上適切
な大きさのプレキャストコンクリート版を用い、その下
面に上記浮揚体を取付ける。プレキャストコンクリート
版の平面図形は四角形、六角形、八角形などの任意の形
状とすればよく、また、対象とする槽状構造物の開口平
面周縁形状に応じてこれと合致する種々の形状に製作す
ることができる。浮揚体とプレキャストコンクリート版
の平面形状は同一であってもよいが、必ずしも同一であ
る必要はなく、形状を問わない。また浮揚体とプレキャ
ストコンクリート版との結合手段も任意である。例え
ば、両者を貫通する綴じボルトで綴じ合わせてもよく、
包囲、埋め込みその他の手段によって浮揚体を保持する
保持具などをプレキャストコンクリート版に取り付ける
ようにしてもよく、両者を接合する接着層を介在させる
ことでもよい。
【0008】セグメント同士の連接手段も限定されない
が、ステンレス鋼などを用いて耐久性を保つと共に、セ
グメント同士が互いに僅かな位置変動を許容されるよう
な可撓性を持たせた構造とするのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は実施例の円形貯水槽1の縦断
面図を示し、図2はその四分円平面図で浮蓋10を形成
するセグメント11の割り付け図を示している。この貯
水槽1は半径15m×深さ4.5mで約3000トンの
貯水能力を有するものである。
【0010】図1に示すように、コンクリート側壁2と
コンクリート底板3とからなる貯水槽1内には、水面に
浮揚した浮蓋10が設けられている。浮蓋10は、多数
の浮体セグメント11を結合部16で結合して構成され
ている。セグメント11は下面に浮揚体13を備え上面
が空中に露出したプレキャストコンクリート版12から
構成されている。図では浮蓋10が高位水面4に浮いて
いる状態が示されている。この貯水槽1の水位は高位水
面4から低位水面6まで変動する。減水時にはラック5
が浮蓋10を仮受けする。ラック5は底版3から立設さ
れている。また、浮蓋10の周縁部には、浮蓋10が昇
降する時に貯水槽の側壁と競り合いしないようにガイド
する振れ止め7を設けてある。
【0011】図2は、浮蓋10を形成するセグメント1
1の割り付けの例を示すもので、図2では平面図が正方
形のセグメント11を主体とし、水槽の周縁部には水槽
の形状に合わせた形状のセグメントを結合している。セ
グメント11を形成するプレキャストコンクリート版
は、製作、運搬、取り扱いに対して最も好適な寸法に決
める。
【0012】図3は、浮体セグメント11の実施例の断
面図、図4はその底面図である。この例では、浮揚体1
3として2.0m×2.0m×厚さ0.23mの発泡ス
チロールブロックを用い、その上面に厚さ6cmのプレ
キャストコンクリート版12を載せ、これらを綴じ板1
5を用いてステンレス鋼の綴じボルト14で縫着してい
る。この構造で浮蓋11の浮力を計算すると次のとおり
である。
【0013】プレキャストコンクリート版の重量は、コ
ンクリート単位容積当たり重量が2.5トン/m3 であ
るから、 2.0×2.0×0.06×2.5=0.6トン 発泡スチロールブロックの重量は、ここで用いた発泡ス
チロールは密度20kgf/m3 (発泡スチロール単位
容積当たり重量0.02トン/m3 )であるので、 2.0×2.0×0.23×0.02=0.0184ト
ン である。従って、浮体セグメント一個当たりの重量は
0.6184トンとなる。そしてこの浮体セグメントの
表面積は4m2 である。
【0014】全体厚さが0.06+0.23=0.29
mであるので、見掛け上の単位容積当たり重量は、0.
6184/4/0.29=0.533t/m3 となる。
喫水線は、下から0.29×0.5333=0.155
mとなる。従って、残存浮力は 290−155=135kgf/m2 135kgf/m2 ×4m2 =540kg となる。この浮体セグメントは、一枚(表面積4m2
当たり、約600kgの重量があり風などで飛散するこ
ともなく、且つ500kg以上の浮力を残しており、メ
ンテナンスなどの作業荷重に十分耐えうる性能を有して
いる。
【0015】図5は、浮体セグメント11の相互の結合
部16の詳細図である。プレキャストコンクリート版の
相互間の隙間18にゴムの緩衝材19を介装して互いに
若干の変位が可能なようにし、プレキャストコンクリー
ト版12を上下にそれぞれ貫通した孔20、20にステ
ンレス鋼製のU字ボルト17を挿通してセグメント同士
を結合する。
【0016】ここで用いた発泡スチロールは若干の吸水
性があり、経年と共に喫水線、残存浮力が変化するの
で、発泡スチロールブロックの表面を塩化ビニル又はポ
リエチレンなどの樹脂フィルムで被覆したり、これらを
添着したり又は防水コーティングを施して耐久性を向上
させると一層好ましい。また浮体セグメントの平面形状
は本例では、正方形としたが、矩形、六角形、八角形な
どの多角形、あるいは辺が曲線や凹凸を有する形状とす
ると景観上も好ましい。プレキャストコンクリート版
と、発泡スチロール(浮揚体)の平面形状を同一とする
必要はなく、例えば八角形のプレキャストコンクリート
版に短円柱状の発泡体を取りつけたものでもよい。更
に、発泡スチロールの厚さ、プレキャストコンクリート
版の厚さも重量と浮力を勘案し適宜決定すればよい。
【0017】以上の実施例では、開口面が円形の貯水槽
について述べたが、本発明はこれに限るものではなく、
矩形や多角形の開口面を有する槽状構造物、その他の水
面にももちろん適応可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の槽状構造物の水面浮蓋は、適度
な重量と浮力を有し、風などによっても飛散せず、遮光
によって水藻の発生やごみ等の混入を防止でき、また、
部分的な破損にも作業員が浮蓋上を歩行可能であるの
で、メンテナンスも容易で安全であり、上質な用水を貯
留可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の浮蓋を使用した水槽の断面図である。
【図2】実施例の浮蓋の平面図である。
【図3】実施例の浮蓋のセグメントの断面図である。
【図4】実施例の浮蓋のセグメントの底面図である。
【図5】実施例の浮蓋のセグメントの部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 水槽 2 側壁 3 底板 4 高位水面 5 ラック 6 低位水面 7 振れ止め 10 浮蓋 11 セグメント 12 プレキャストコンクリート版 13 浮揚体 14 綴じボルト 15 綴じ板 16 結合部 17 U字ボルト 18 隙間 19 緩衝材 20 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に浮揚体を備え、上面が空中に露出
    し周縁に隣接浮蓋セグメントとの相互結合機構を備えた
    プレキャストコンクリート版セグメントの結合体からな
    ることを特徴とする水面浮蓋。
JP9012590A 1997-01-27 1997-01-27 水面浮蓋 Withdrawn JPH10211990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012590A JPH10211990A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 水面浮蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012590A JPH10211990A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 水面浮蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10211990A true JPH10211990A (ja) 1998-08-11

Family

ID=11809575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012590A Withdrawn JPH10211990A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 水面浮蓋

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JP (1) JPH10211990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010014879A3 (en) * 2008-07-31 2010-04-29 Phoenix Plastics, Inc. Barrier system for a body of fluid and method of forming the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010014879A3 (en) * 2008-07-31 2010-04-29 Phoenix Plastics, Inc. Barrier system for a body of fluid and method of forming the same

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