JPH10212193A - 化合物半導体単結晶の製造方法及びその装置 - Google Patents

化合物半導体単結晶の製造方法及びその装置

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JPH10212193A
JPH10212193A JP1646997A JP1646997A JPH10212193A JP H10212193 A JPH10212193 A JP H10212193A JP 1646997 A JP1646997 A JP 1646997A JP 1646997 A JP1646997 A JP 1646997A JP H10212193 A JPH10212193 A JP H10212193A
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JP
Japan
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single crystal
solid
liquid interface
heater
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP1646997A
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English (en)
Inventor
Kazuki Kobayashi
一樹 小林
Shoji Nakamori
昌治 中森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の単結晶の製造が容易な化合物半導体
単結晶の製造方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 モニター13で一定時間おきに単結晶成
長時における固液界面23付近を撮影し、その映像をコ
ンピュータ15で画像処理し、単結晶3の成長状態を解
析する。その解析した単結晶成長のデータに基づき、ヒ
ータ8,9の温度を随時調節して、単結晶製造装置内の
冷却温度を制御する。これにより、固液界面23付近の
単結晶成長速度に不都合が生じた場合、早急に装置内の
温度を制御し、固液界面23付近の形状を最適な状態に
保ち、単結晶成長速度の変動から生じる結晶欠陥の発生
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物半導体単結
晶の製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボート法による化合物半導体の単
結晶の製造には、水平ブリッジマン法(HB法)或いは
温度傾斜法(GF法)が用いられている。これらの方法
は、ボート内で融解された半導体材料の融液を、定めら
れた温度勾配に従って冷却させて単結晶化させるもので
ある。
【0003】図5は従来の化合物半導体単結晶製造方法
を適用した装置の縦断面図である。
【0004】1はGaAsの単結晶を成長させるための
石英ボートである。2はGaAs融液であり、3はGa
Asの単結晶であり、4はGaAsの種結晶である。石
英ボート1は反応管5の一方の側(図では右側)に収容
されており、反応管5の他方の側にはAs6が収容され
ている。
【0005】7は低温側ヒータ8と高温側ヒータ9とで
構成されるヒータである。反応管5は、石英ボート1が
高温側ヒータ9内に位置すると共に、As6が低温側ヒ
ータ8内に位置するように収容されている。高温側ヒー
タ9は石英ボート1を加熱してGaAsの融液状態を保
持し、低温側ヒータ8はAs6を加熱して反応管1内を
一定の蒸気圧に保持するためのものである。
【0006】高温側ヒータ9の上側の中央部には高温側
ヒータ9の熱を放熱させる放熱孔10が形成され石英ガ
ラス板11で覆われている。
【0007】これら石英ボート1、反応管5、低温側ヒ
ータ8及び高温側ヒータ9で化合物半導体単結晶製造装
置が構成されている。
【0008】この装置が作動すると、低温側ヒータ8及
び高温側ヒータ9が通電加熱され、定められた温度分布
及び蒸気圧の下で石英ボート1の長手方向に単結晶の成
長が開始される。単結晶成長の際、融液2と単結晶3と
の固液界面23をフラット或いは融液2に向かって(矢
印A方向に)凸状に成長させることにより、安定成長が
可能となる(GF法)。
【0009】この固液界面23の形状を制御する方法と
しては、高温側ヒータ9を左右の側面部及び底部の3つ
に分割し、各ヒータの温度を独立に制御することにより
固液界面の形状を凸状に成長させる方法がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示し
た従来の製造装置では、定められた温度分布の下で、固
液界面をフラット或いは融液に向かって凸状になるよう
に成長させる必要がある。しかし、前述の多分割ヒータ
によるものでは、所望の固液界面制御ができるが、多数
に分割された個別のヒータを条件に応じて随時制御する
必要があるため、成長操作・管理が容易ではないという
問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、高品質の単結晶の製造が容易な化合物半導体単結晶
の製造方法及びその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ボート内に収容した半導体材料をヒータで
溶融し、その融液をヒータで所定の温度勾配にして単結
晶化させる化合物半導体単結晶の製造方法において、融
液と単結晶との固液界面をモニターで監視し、モニター
で取り込んだ形状のデータと予めコンピュータに記憶し
た理想の形状のデータとを比較して融液と単結晶との固
液界面が理想の形状になるようにヒータの温度を制御す
るものである。
【0013】上記構成に加え本発明は、コンピュータが
モニターで取り込んだ固液界面と予め記憶した理想の固
液界面とが一致した部分の長さが理想の固液界面の長さ
の50%以上となるようにヒータの温度を制御するのが
好ましい。
【0014】また、本発明は、ボート内に収納した半導
体材料をヒータで溶融し、その融液をヒータで所定の温
度勾配にして単結晶化させる化合物半導体単結晶の製造
装置において、ボート内の融液と単結晶との固液界面を
監視するモニターと、モニターにより取り込んだ形状の
データと予め記憶した理想の形状のデータとを比較して
固液界面が理想の形状になるようにヒータの温度を制御
するコンピュータとを備えたものである。
【0015】本発明によれば、モニターで一定時間おき
に単結晶成長時における融液と単結晶との固液界面付近
を撮影し、その映像をコンピュータで画像処理し、単結
晶の成長状態を解析する。その解析した単結晶成長のデ
ータに基づき、ヒータの温度を随時調節して、単結晶製
造装置内の冷却温度を制御する。これにより、固液界面
付近の単結晶成長速度に不都合が生じた場合、早急に装
置内の温度を制御し、固液界面付近の形状を最適な状態
に保ち、単結晶成長速度の変動から生じる単結晶欠陥の
発生を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0017】図1は本発明の化合物半導体単結晶の製造
方法を適用した装置の一実施の形態を示す縦断面図であ
る。尚、図5に示した従来例と同様の部材には共通の符
号を用いた。
【0018】1はGaAsの単結晶を成長させるための
石英ボートである。2はGaAs融液であり、3はGa
Asの単結晶であり、4はGaAsの種結晶である。石
英ボート1は反応管5の一方の側(図では右側)に収容
されており、反応管5の他方の側にはAs6が収容され
ている。
【0019】7は低温側ヒータ8と高温側ヒータ9とで
構成されるヒータである。反応管5は、石英ボート1が
高温側ヒータ9内に位置すると共に、As6が低温側ヒ
ータ8内に位置するように収容されている。高温側ヒー
タ9は石英ボート1を加熱してGaAsの融液状態を保
持し、低温側ヒータ8はAs6を加熱して反応管1内を
一定の蒸気圧に保持するためのものである。
【0020】高温側ヒータ9の上側の中央部には高温側
ヒータ9の熱を放熱させる放熱孔10が形成され石英ガ
ラス板11で覆われている。
【0021】石英ガラス板11の上方には、反応管5の
長手方向に沿って平行なレール12が設けられており、
レール12上には石英ボート1内の固液界面23を撮影
するためのモニター13が矢印B方向に移動自在に設け
られている。
【0022】モニター13はケーブル14を介して画像
処理用のコンピュータ15に接続されており、コンピュ
ータ15はケーブル16を介して各ヒータ8,9に接続
されている。
【0023】これら石英ボート1、反応管5、低温側ヒ
ータ8、高温側ヒータ9、モニター13及びコンピュー
タ15で化合物半導体単結晶製造装置が構成されてい
る。
【0024】図2は図1に示した装置の反応管付近の横
断面図である。
【0025】同図に示す筒状の反応管5内には融液2を
収容した石英ボート1が収容されている。反応管5の周
囲には断面弧状の左側面部用高温側ヒータ9a、右側面
部用高温側ヒータ9b、底部高温側ヒータ9cが配置さ
れている(本実施の形態では高温側ヒータ9が3分割ヒ
ータの場合であるが、2分割ヒータでもよい)。
【0026】図3は図1に示した装置のモニターから見
たときの石英ボートの拡大図である。融液2と単結晶3
との間に見られる固液界面23は理想の形状を有してい
る。
【0027】図4(a)〜図4(d)は固液界面付近の
拡大図である。
【0028】図4(a)〜図4(d)において、23a
〜23dは単結晶成長時の実際の固液界面を示してい
る。23a〜23cは図5に示した従来の装置により成
長させた場合の固液界面を示している。
【0029】図1に示した装置が作動すると、低温側ヒ
ータ8及び高温側ヒータ9が通電加熱され、定められた
温度分布及び蒸気圧の下で石英ボート1の融液2が結晶
化して長手方向(矢印A方向)に単結晶3の成長が開始
される。装置の作動と同時に、装置の上方に設けられた
モニター13が、予め設定された速度(例えば1cm/
h)で単結晶成長の方向と同一方向に移動する。その
際、ある一定時間(例えば0.5h/回)毎に単結晶成
長時における固液界面23付近の映像をモニター13よ
り取り込む。取り込んだデータは、コンピュータ15を
用いて画像処理され、現在の固液界面23付近の状態を
解析する。解析されたデータは、予めコンピュータ15
に記憶されている理想の形状のデータとの比較が行わ
れ、その結果が図示しない温度制御装置に送られ、各々
のヒータ8,9の温度を調節することで既定の温度(冷
却速度)を制御する。
【0030】ここで、取り込まれたデータとは、図4
(d)において理想の固液界面23と実際の固液界面2
3dが一致した長さMのデータであり、理想のデータと
は、一致した長さMが、理想の固液界面23の長さLの
50%以上となるようなデータを指し、理想の固液界面
23の長さLに近いほど良いデータであることを示して
いる。
【0031】理想の固液界面23の形状データとの比較
において、略同等の結果が得られれば、固液界面23付
近の温度は既定の温度設定のままとする。もし、図4
(a)のように融液2に向かって凸となりすぎるような
成長データが得られれば、固液界面23付近のヒータ9
(9a,9b)の設定温度を高くして冷却速度を遅く
し、逆に図4(b)、(c)のように融液2に対して凹
となるような成長データが得られれば、ヒータ9(9
a,9b)の設定温度を既定の設定より下げて冷却速度
を速くし、常に融液2に対して固液界面23がフラット
或いは凸の状態になるようにコンピュータ15が制御す
る。固液界面23の凹凸の判定に当たっては、融液2に
向かって成長の最も進んだ部分を基準として判定するこ
ととする。
【0032】以上において、単結晶成長時における固液
界面付近の結晶状態を容易に改善することができ、結晶
欠陥の発生を防止した単結晶の安定成長が可能となり、
単結晶成長状態の管理や単結晶製造装置内の温度分布の
把握が容易になる。
【0033】尚、本実施の形態ではGF法を用いた場合
で説明したが、これに限定されずHB法を用いてもよ
い。但しHB法を用いた場合には、反応管が移動するた
めモニターは固液界面付近が撮影できる位置に固定する
必要がある。
【0034】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0035】モニターにより取り込んだ形状のデータと
予めコンピュータに記憶した理想の形状のデータとを比
較して固液界面が理想の形状になるようにヒータの温度
を制御することにより、高品質の単結晶の製造が容易な
化合物半導体単結晶の製造方法及びその装置の提供を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化合物半導体単結晶の製造方法を適用
した装置の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した装置の反応管付近の横断面図であ
る。
【図3】図1に示した装置のモニタから見たときの石英
ボートの拡大図である。
【図4】(a)〜(d)は固液界面付近の拡大図であ
る。
【図5】従来の化合物半導体単結晶製造方法を適用した
装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 石英ボート 2 融液(GaAs融液) 3 単結晶(GaAs単結晶) 4 種結晶 5 反応管 6 As 7 ヒータ 8 低温側ヒータ 9 高温側ヒータ 13 モニター 15 コンピュータ 23 固液界面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボート内に収容した半導体材料をヒータ
    で溶融し、その融液をヒータで所定の温度勾配にして単
    結晶化させる化合物半導体単結晶の製造方法において、
    融液と単結晶との固液界面をモニターで監視し、モニタ
    ーで取り込んだ形状のデータと予めコンピュータに記憶
    した理想の形状のデータとを比較して融液と単結晶との
    固液界面が理想の形状になるようにヒータの温度を制御
    することを特徴とする化合物半導体単結晶の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記コンピュータは、上記モニターで取
    り込んだ固液界面と予め記憶した理想の固液界面とが一
    致した部分の長さが理想の固液界面の長さの50%以上
    となるようにヒータの温度を制御する請求項1に記載の
    化合物半導体単結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】 ボート内に収納した半導体材料をヒータ
    で溶融し、その融液をヒータで所定の温度勾配にして単
    結晶化させる化合物半導体単結晶の製造装置において、
    ボート内の融液と単結晶との固液界面を監視するモニタ
    ーと、該モニターにより取り込んだ形状のデータと予め
    記憶した理想の形状のデータとを比較して固液界面が理
    想の形状になるようにヒータの温度を制御するコンピュ
    ータとを備えたことを特徴とする化合物半導体単結晶の
    製造装置。
JP1646997A 1997-01-30 1997-01-30 化合物半導体単結晶の製造方法及びその装置 Pending JPH10212193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024053095A1 (ja) 2022-09-09 2024-03-14 京セラ株式会社 制御装置及び製造システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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