JPH10213435A - 基準光発生装置 - Google Patents
基準光発生装置Info
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- JPH10213435A JPH10213435A JP9015342A JP1534297A JPH10213435A JP H10213435 A JPH10213435 A JP H10213435A JP 9015342 A JP9015342 A JP 9015342A JP 1534297 A JP1534297 A JP 1534297A JP H10213435 A JPH10213435 A JP H10213435A
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- G01C15/002—Active optical surveying means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置する際の姿勢を変えるだけでレーザビー
ムの走査面を鉛直あるいは水平に切り換えることが可能
な基準光発生装置を提供する。 【解決手段】 レーザダイオード1から出射されたレー
ザビームをハーフミラー3により透明容器5および7の
方向に導く。水平出し用として用いるときには透明容器
5が上に位置するように装置を設置する。このとき、可
動遮光板4により透明容器7に向かうレーザビームは遮
光され、透明容器5内のシリコンオイル71のプリズム
効果により傾き補正されたレーザビームのみがペンタプ
リズム9を介して装置の外に射出される。垂直出し用と
して用いるときには透明容器7が下に位置するように装
置を設置する。このとき、可動遮光板4により透明容器
5に向かうレーザビームは遮光され、透明容器7内のシ
リコンオイル72のプリズム効果により傾き補正された
レーザビームのみが回転式のペンタプリズム9を介して
装置の外に射出される。
ムの走査面を鉛直あるいは水平に切り換えることが可能
な基準光発生装置を提供する。 【解決手段】 レーザダイオード1から出射されたレー
ザビームをハーフミラー3により透明容器5および7の
方向に導く。水平出し用として用いるときには透明容器
5が上に位置するように装置を設置する。このとき、可
動遮光板4により透明容器7に向かうレーザビームは遮
光され、透明容器5内のシリコンオイル71のプリズム
効果により傾き補正されたレーザビームのみがペンタプ
リズム9を介して装置の外に射出される。垂直出し用と
して用いるときには透明容器7が下に位置するように装
置を設置する。このとき、可動遮光板4により透明容器
5に向かうレーザビームは遮光され、透明容器7内のシ
リコンオイル72のプリズム効果により傾き補正された
レーザビームのみが回転式のペンタプリズム9を介して
装置の外に射出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野分野】本発明は、主に建築現場
等で垂直水平出しをする際に用いられる基準光発生装置
に関するものである。
等で垂直水平出しをする際に用いられる基準光発生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に係る基準光発生装置として
は、特開昭63−222214号公報で開示されている
ものがある。ここで図15および図16を参照し、従来
の技術に係る基準光発生装置装置について説明する。図
15は基準光発生装置の縦断面を示し、図16は図15
に示す基準光発生装置をθ1傾けた状態を示す。本体6
1に組み込まれた基準光発生装置は、可視光レーザを発
するレーザダイオード1、コリメータレンズ2、シリコ
ンオイル71、72を封入した容器63などから構成さ
れる。シリコンオイル71、72は2分割された容器内
で自由液面71A、72Bを有する状態で封入されてい
る。また、容器63の光通過部63A、63B、63C
は何れも平行平面であり、それぞれレーザビームの光軸
に対して直交するように配設されている。そして、レー
ザダイオード1から出射された光はコリメータレンズ2
により平行光とされて容器63およびこの容器63に封
入されたシリコンオイル71、72を通過した後、本体
61の下部に設けられた開口部61Aを通して下方に導
かれる。
は、特開昭63−222214号公報で開示されている
ものがある。ここで図15および図16を参照し、従来
の技術に係る基準光発生装置装置について説明する。図
15は基準光発生装置の縦断面を示し、図16は図15
に示す基準光発生装置をθ1傾けた状態を示す。本体6
1に組み込まれた基準光発生装置は、可視光レーザを発
するレーザダイオード1、コリメータレンズ2、シリコ
ンオイル71、72を封入した容器63などから構成さ
れる。シリコンオイル71、72は2分割された容器内
で自由液面71A、72Bを有する状態で封入されてい
る。また、容器63の光通過部63A、63B、63C
は何れも平行平面であり、それぞれレーザビームの光軸
に対して直交するように配設されている。そして、レー
ザダイオード1から出射された光はコリメータレンズ2
により平行光とされて容器63およびこの容器63に封
入されたシリコンオイル71、72を通過した後、本体
61の下部に設けられた開口部61Aを通して下方に導
かれる。
【0003】以上のような構成により、レーザビームの
光軸と重力の方向とが一致しているとき、シリコンオイ
ル71、72の自由液面は透明容器63の光通過部63
A〜63Cに対し、平行となる。これによりレーザダイ
オード1より出射されたレーザビームは透明容器63の
光通過部63A〜63Cおよびシリコンオイル71、7
2で形成される平行平面を通過し、光路が曲げられるこ
となく光路1Aに沿って鉛直下方に導かれる。
光軸と重力の方向とが一致しているとき、シリコンオイ
ル71、72の自由液面は透明容器63の光通過部63
A〜63Cに対し、平行となる。これによりレーザダイ
オード1より出射されたレーザビームは透明容器63の
光通過部63A〜63Cおよびシリコンオイル71、7
2で形成される平行平面を通過し、光路が曲げられるこ
となく光路1Aに沿って鉛直下方に導かれる。
【0004】なお、この図15に示す基準光発生装置の
基部には整準装置62が配設されている。そして基準光
発生装置の適所に取り付けられた不図示の気泡管などの
表示をもとに、この整準装置62により基準光発生装置
の傾きが補正可能な角度範囲内に収まるように粗い水平
出しをおこなう。
基部には整準装置62が配設されている。そして基準光
発生装置の適所に取り付けられた不図示の気泡管などの
表示をもとに、この整準装置62により基準光発生装置
の傾きが補正可能な角度範囲内に収まるように粗い水平
出しをおこなう。
【0005】図15に示す基準光発生装置が角度θ1傾
いたときの作用について図16を参照して説明する。シ
リコンオイルの自由液面71A、72Aは重力の作用に
よって水平面を保持する。これにより、図16に示すよ
うにシリコンオイル71、72は勾配角θ1を有する楔
状になる。
いたときの作用について図16を参照して説明する。シ
リコンオイルの自由液面71A、72Aは重力の作用に
よって水平面を保持する。これにより、図16に示すよ
うにシリコンオイル71、72は勾配角θ1を有する楔
状になる。
【0006】レーザビームは、楔状のシリコンオイル7
1、72を通過する際にそのプリズム作用により屈折さ
れ、透明容器63を通過する前のレーザビームの光路1
Aに対して偏角θ2が与えられ、光路1Bに沿って、本
体61の外に出射される。
1、72を通過する際にそのプリズム作用により屈折さ
れ、透明容器63を通過する前のレーザビームの光路1
Aに対して偏角θ2が与えられ、光路1Bに沿って、本
体61の外に出射される。
【0007】ここで、シリコンオイル71、72の屈折
率をそれぞれ、n1 、n2 としたときの傾き角θ1と
偏角θ2との関係は、θ2=(n1+n2−2)・θ1
で表される。この関係式において、n1=n2=1.5
00のとき、θ2=θ1となる。これにより基準光発生
装置の傾きが補正され、レーザビームを常に鉛直下方に
射出することが可能となる。
率をそれぞれ、n1 、n2 としたときの傾き角θ1と
偏角θ2との関係は、θ2=(n1+n2−2)・θ1
で表される。この関係式において、n1=n2=1.5
00のとき、θ2=θ1となる。これにより基準光発生
装置の傾きが補正され、レーザビームを常に鉛直下方に
射出することが可能となる。
【0008】鉛直下方に導かれたレーザビームは、不図
示のペンタプリズムで直角方向に反射され、水平方向に
出射するビームとなる。さらに、このペンタプリズム
を、光路1Aと回転軸とを一致させるようにして所定の
回転速度で回転させる。これにより、水平面に沿って走
査するレーザビームを得ることができる。そして、この
レーザビームを建設現場の壁面等に照射し、マーキング
をすることにより容易に水平出しを行うことができる。
示のペンタプリズムで直角方向に反射され、水平方向に
出射するビームとなる。さらに、このペンタプリズム
を、光路1Aと回転軸とを一致させるようにして所定の
回転速度で回転させる。これにより、水平面に沿って走
査するレーザビームを得ることができる。そして、この
レーザビームを建設現場の壁面等に照射し、マーキング
をすることにより容易に水平出しを行うことができる。
【0009】また、図示はしていないが、上述のように
液体を用いて傾きを補正するのではなく、傾斜角センサ
により得られる装置の傾斜角度情報に基づき、光源の射
出方向を機械的に補正する機械式の基準光発生装置も知
られている。
液体を用いて傾きを補正するのではなく、傾斜角センサ
により得られる装置の傾斜角度情報に基づき、光源の射
出方向を機械的に補正する機械式の基準光発生装置も知
られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の図1
5および図16に示す基準光発生装置や機械式の基準光
発生装置で得ることのできるレーザビーム走査面は水平
面のみであり、水平出し作業および垂直出し作業を行お
うとした場合にそれぞれ専用の装置を用意しなければな
らない。また、機械式の基準光発生装置では、その製造
工程において基準光の射出位置を精密に調整しなくては
ならず、製造コストを上昇させる一因となっていたり、
強い衝撃を受けたときに精度が狂い、再調整を必要とす
ることもあった。
5および図16に示す基準光発生装置や機械式の基準光
発生装置で得ることのできるレーザビーム走査面は水平
面のみであり、水平出し作業および垂直出し作業を行お
うとした場合にそれぞれ専用の装置を用意しなければな
らない。また、機械式の基準光発生装置では、その製造
工程において基準光の射出位置を精密に調整しなくては
ならず、製造コストを上昇させる一因となっていたり、
強い衝撃を受けたときに精度が狂い、再調整を必要とす
ることもあった。
【0011】本発明の目的は、装置を設置する際の姿勢
を変えるだけでレーザビームの走査面を鉛直あるいは水
平に切り換えることが可能で、これにより1台の装置で
水平出し作業および垂直出し作業をすることができ、製
造時の微調整を不要とし、また精度の狂いにくい基準光
発生装置を提供することを目的とする。
を変えるだけでレーザビームの走査面を鉛直あるいは水
平に切り換えることが可能で、これにより1台の装置で
水平出し作業および垂直出し作業をすることができ、製
造時の微調整を不要とし、また精度の狂いにくい基準光
発生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2に対応づけて説明すると、 (1) 請求項1に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面を有する
ように液体71あるいは72が封入された第1の容器5
および第2の容器7と;第1の容器5に隣接して配置さ
れ、第1の容器5を通過した光を再び第1の容器5に入
射させる第1の反射手段6と;第2の容器7に隣接して
配置され、第2の容器7を通過した光を再び第2の容器
7に入射させる第2の反射手段8と;光源1から出射さ
れた光を第1の容器5に向かう第1の光L1と第2の容
器に向かう第2の光L2とに分割するとともに、第1の
容器5を通過し、第1の反射手段6により反射されて第
1の容器5を再通過した第1の光と、第2の容器7を通
過し、第2の反射手段8により反射されて第2の容器7
を再通過した第2の光とを同一方向に出射するように導
く光路誘導手段3と;光路誘導手段3により分割された
第1あるいは第2の光L1あるいはL2のうち、どちら
かを択一的に遮光可能な光路選択手段4とを有し;上述
の構成の全体を図1に示す第1の姿勢と図2に示すよう
に第1の姿勢から水平軸回りに90度回転させた第2の
姿勢とに設置可能で、第1の姿勢においては、第1の光
L1が第1の容器5に封入された液体71のみを通過す
る一方、図2に示す第2の姿勢においては、第2の光L
2が第2の容器7に封入された液体72のみを通過する
ことにより、上述の目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明において、光路選択手段
4は、重力を基準として作動して第1の容器5または第
2の容器7への光路を遮光するようにしたものである。
一実施の形態を示す図7に対応づけて説明すると、 (3) 請求項3に記載の発明は、光路誘導手段3から
導かれた光の進行方向角度を変更する角度変更手段15
をさらに有するものである。 (4) 請求項4に記載の発明は、光路誘導手段3から
導かれた光を第1あるいは第2の設置姿勢に応じた第1
あるいは第2の基準平面上に沿う全方向に投光する投光
光学系9をさらに具備するものである。一実施の形態を
示す図5および図6に対応づけて説明すると、 (5) 請求項5に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面71A、
72Aを有するように液体71、72が封入された第1
の容器5および第2の容器7と;第1の容器5に隣接し
て配置され、第1の容器5を通過した光を再び第1の容
器5に入射させる第1の反射手段6と;第2の容器7に
隣接して配置され、第2の容器7を通過した光を再び第
2の容器7に入射させる第2の反射手段8と;第1の容
器5を通過する光の偏光面を所定角度回転させる第1の
波長板5Pと;第2の容器7を通過する光の偏光面を所
定角度回転させる第2の波長板7Pと;光源1から出射
された光の光路Lの中に挿脱可能で、光路Lの中に挿入
されているときには透過する光の偏光面を所定角度回転
させる移動波長板42と;光路Lの中に移動波長板42
が挿入されているときには光源1からの光を第1の容器
5に導き、光路Lの中に移動波長板42が挿入されてい
ないときには光源1からの光を第2の容器7に導く偏光
光路誘導手段であって、第1の容器5および第1の波長
板5Pを通過し、第1の反射手段6により反射されて第
1の容器5および第1の波長板5Pを再通過した第1の
光と、第2の容器7および第2の波長板7Pを通過し、
第2の反射手段8により反射されて第2の容器7および
第2の波長板7Pを再通過した第2の光とを同一方向に
出射するように導く偏光光路誘導手段33と;これら構
成の全体を、図5に示す第1の姿勢と第1の姿勢から水
平軸回りに90度回転させた、図6に示す第2の姿勢と
に設置可能で、第1の姿勢においては移動波長板42が
光路Lの中に挿入され、光源1から出射された光が第1
の容器5に封入された液体71のみを通過する一方、第
2の姿勢においては、移動波長板42が光路Lから退避
し、光源1から出射された光が第2の容器7に封入され
た液体72のみを通過することにより上述の目的を達成
する。 (6) 請求項6に記載の発明において、移動波長板4
2は重力を基準として作動して光路Lの中に挿脱され
る。 (7) 請求項7に記載の発明は、第1および第2の波
長板5Pおよび7Pの位相差を1/4波長とし、移動波
長板42の位相差を1/2波長とし、偏光光路誘導手段
33を偏光ビームスプリッタとしたものである。 (8) 請求項8に記載の発明は、偏光光路誘導手段3
3から導かれた光を図5に示す第1の姿勢あるいは図6
に示す第2の姿勢に応じた第1あるいは第2の基準平面
上に沿う全方向に投光する投光光学系10をさらに具備
する。一実施の形態を示す図11および図12に対応づ
けて説明すると、 (9) 請求項9に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面を有する
ように液体71あるいは72が封入された第1の容器5
および第2の容器7と;光源1から出射された光が第1
の容器5を、続いて第2の容器7を通過した後、往復し
て第1の容器5を再通過するように導く反射手段16お
よび17とを具備し;上述の構成の全体を、図11に示
す第1の姿勢と図12に示すように第1の姿勢から水平
軸回りに90度回転させた第2の姿勢とに設置可能で、
図11に示す第1の姿勢においては、光源1から出射さ
れた光が第1の容器5に封入された液体71のみを往復
通過する一方、図12に示す第2の姿勢においては、光
源1から出射された光が第2の容器7に封入された液体
72のみを往復通過することにより、上述の目的を達成
する。 (10) 請求項10に記載の発明において、反射手段
は、光源1から出射された光を反射して第1および第2
の容器5および7を通過するように導く一方、第1の容
器5を再通過して出射された光を通過する光路切換手段
31をさらに有するものである。 (11) 一実施の形態を示す図14に対応づけて説明
すると、請求項11に記載の発明は、光路切換手段を偏
光ビームスプリッタ32と波長板41とで構成したもの
である。一実施の形態を示す図11に対応づけて説明す
ると、 (12) 請求項12に記載の発明は、光路切換手段3
1を通過した光の進行方向角度を変更する角度変更手段
15をさらに有するものである。 (13) 請求項13に記載の発明は、第1および第2
の容器5および7を往復通過した光を、第1あるいは第
2の設置姿勢に応じた第1あるいは第2の基準平面上に
沿う全方向に投光する投光光学系9をさらに具備するも
のである。 (14) 請求項14に記載の発明は、第1および第2
の容器5および7内に封入された液体71および72の
屈折率を1.5としたものである。
および図2に対応づけて説明すると、 (1) 請求項1に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面を有する
ように液体71あるいは72が封入された第1の容器5
および第2の容器7と;第1の容器5に隣接して配置さ
れ、第1の容器5を通過した光を再び第1の容器5に入
射させる第1の反射手段6と;第2の容器7に隣接して
配置され、第2の容器7を通過した光を再び第2の容器
7に入射させる第2の反射手段8と;光源1から出射さ
れた光を第1の容器5に向かう第1の光L1と第2の容
器に向かう第2の光L2とに分割するとともに、第1の
容器5を通過し、第1の反射手段6により反射されて第
1の容器5を再通過した第1の光と、第2の容器7を通
過し、第2の反射手段8により反射されて第2の容器7
を再通過した第2の光とを同一方向に出射するように導
く光路誘導手段3と;光路誘導手段3により分割された
第1あるいは第2の光L1あるいはL2のうち、どちら
かを択一的に遮光可能な光路選択手段4とを有し;上述
の構成の全体を図1に示す第1の姿勢と図2に示すよう
に第1の姿勢から水平軸回りに90度回転させた第2の
姿勢とに設置可能で、第1の姿勢においては、第1の光
L1が第1の容器5に封入された液体71のみを通過す
る一方、図2に示す第2の姿勢においては、第2の光L
2が第2の容器7に封入された液体72のみを通過する
ことにより、上述の目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明において、光路選択手段
4は、重力を基準として作動して第1の容器5または第
2の容器7への光路を遮光するようにしたものである。
一実施の形態を示す図7に対応づけて説明すると、 (3) 請求項3に記載の発明は、光路誘導手段3から
導かれた光の進行方向角度を変更する角度変更手段15
をさらに有するものである。 (4) 請求項4に記載の発明は、光路誘導手段3から
導かれた光を第1あるいは第2の設置姿勢に応じた第1
あるいは第2の基準平面上に沿う全方向に投光する投光
光学系9をさらに具備するものである。一実施の形態を
示す図5および図6に対応づけて説明すると、 (5) 請求項5に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面71A、
72Aを有するように液体71、72が封入された第1
の容器5および第2の容器7と;第1の容器5に隣接し
て配置され、第1の容器5を通過した光を再び第1の容
器5に入射させる第1の反射手段6と;第2の容器7に
隣接して配置され、第2の容器7を通過した光を再び第
2の容器7に入射させる第2の反射手段8と;第1の容
器5を通過する光の偏光面を所定角度回転させる第1の
波長板5Pと;第2の容器7を通過する光の偏光面を所
定角度回転させる第2の波長板7Pと;光源1から出射
された光の光路Lの中に挿脱可能で、光路Lの中に挿入
されているときには透過する光の偏光面を所定角度回転
させる移動波長板42と;光路Lの中に移動波長板42
が挿入されているときには光源1からの光を第1の容器
5に導き、光路Lの中に移動波長板42が挿入されてい
ないときには光源1からの光を第2の容器7に導く偏光
光路誘導手段であって、第1の容器5および第1の波長
板5Pを通過し、第1の反射手段6により反射されて第
1の容器5および第1の波長板5Pを再通過した第1の
光と、第2の容器7および第2の波長板7Pを通過し、
第2の反射手段8により反射されて第2の容器7および
第2の波長板7Pを再通過した第2の光とを同一方向に
出射するように導く偏光光路誘導手段33と;これら構
成の全体を、図5に示す第1の姿勢と第1の姿勢から水
平軸回りに90度回転させた、図6に示す第2の姿勢と
に設置可能で、第1の姿勢においては移動波長板42が
光路Lの中に挿入され、光源1から出射された光が第1
の容器5に封入された液体71のみを通過する一方、第
2の姿勢においては、移動波長板42が光路Lから退避
し、光源1から出射された光が第2の容器7に封入され
た液体72のみを通過することにより上述の目的を達成
する。 (6) 請求項6に記載の発明において、移動波長板4
2は重力を基準として作動して光路Lの中に挿脱され
る。 (7) 請求項7に記載の発明は、第1および第2の波
長板5Pおよび7Pの位相差を1/4波長とし、移動波
長板42の位相差を1/2波長とし、偏光光路誘導手段
33を偏光ビームスプリッタとしたものである。 (8) 請求項8に記載の発明は、偏光光路誘導手段3
3から導かれた光を図5に示す第1の姿勢あるいは図6
に示す第2の姿勢に応じた第1あるいは第2の基準平面
上に沿う全方向に投光する投光光学系10をさらに具備
する。一実施の形態を示す図11および図12に対応づ
けて説明すると、 (9) 請求項9に記載の発明は、光源1と;垂直面内
で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面を有する
ように液体71あるいは72が封入された第1の容器5
および第2の容器7と;光源1から出射された光が第1
の容器5を、続いて第2の容器7を通過した後、往復し
て第1の容器5を再通過するように導く反射手段16お
よび17とを具備し;上述の構成の全体を、図11に示
す第1の姿勢と図12に示すように第1の姿勢から水平
軸回りに90度回転させた第2の姿勢とに設置可能で、
図11に示す第1の姿勢においては、光源1から出射さ
れた光が第1の容器5に封入された液体71のみを往復
通過する一方、図12に示す第2の姿勢においては、光
源1から出射された光が第2の容器7に封入された液体
72のみを往復通過することにより、上述の目的を達成
する。 (10) 請求項10に記載の発明において、反射手段
は、光源1から出射された光を反射して第1および第2
の容器5および7を通過するように導く一方、第1の容
器5を再通過して出射された光を通過する光路切換手段
31をさらに有するものである。 (11) 一実施の形態を示す図14に対応づけて説明
すると、請求項11に記載の発明は、光路切換手段を偏
光ビームスプリッタ32と波長板41とで構成したもの
である。一実施の形態を示す図11に対応づけて説明す
ると、 (12) 請求項12に記載の発明は、光路切換手段3
1を通過した光の進行方向角度を変更する角度変更手段
15をさらに有するものである。 (13) 請求項13に記載の発明は、第1および第2
の容器5および7を往復通過した光を、第1あるいは第
2の設置姿勢に応じた第1あるいは第2の基準平面上に
沿う全方向に投光する投光光学系9をさらに具備するも
のである。 (14) 請求項14に記載の発明は、第1および第2
の容器5および7内に封入された液体71および72の
屈折率を1.5としたものである。
【0013】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かりやすくす
るために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより
本発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かりやすくす
るために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより
本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0014】
−第1の実施の形態− 図1および図2を参照し、本発明の第1の実施の形態に
ついて説明する。図1および図2は、第1の実施の形態
に係る基準光発生装置の要部の構成を示す縦断面図であ
り、図1は水平出しに用いる場合を、図2は垂直出しに
用いる場合を示す。そして図2に示す基準光発生装置
は、図1に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水平軸
に沿って反時計方向に90゜回転させて設置したもので
ある。なお、図1および図2において、従来の技術に係
る基準光発生装置を示す図15および図16と同様の部
分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
ついて説明する。図1および図2は、第1の実施の形態
に係る基準光発生装置の要部の構成を示す縦断面図であ
り、図1は水平出しに用いる場合を、図2は垂直出しに
用いる場合を示す。そして図2に示す基準光発生装置
は、図1に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水平軸
に沿って反時計方向に90゜回転させて設置したもので
ある。なお、図1および図2において、従来の技術に係
る基準光発生装置を示す図15および図16と同様の部
分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0015】図1あるいは図2において、内部にシリコ
ンオイル71および72を封入した透明容器5および7
は台形の断面形状をなしており、これら透明容器を構成
する光通過面5A、5B、7Aおよび7Bはいずれも透
明な平行平面板である。そして、光通過面5Aが水平
に、光通過面7Aが垂直になるようにこれら透明容器は
互いに直角に配設されている。また、上述の透明容器5
の上方にはミラー6が、透明容器7の左方にはミラー8
が、光通過面5Aおよび7Aに対してそれぞれ平行に対
向するように配設されている。さらに、レーザダイオー
ド1から出射されるレーザビームの光路の延長上にはこ
の光路に対して時計方向に45゜の傾きをもつハーフミ
ラー3が配設され、このハーフミラー3の後方(図1で
左方向)には可動遮光板4が配設されている。ここでこ
の可動遮光板4について説明すると、可動遮光板4の一
端には重錘4Bが取り付けられており、図1の紙面直角
方向に伸びる回動軸4Aを中心として回動可能に設けら
れている。そして重力の作用により、図1あるいは図2
に示す基準光発生装置の設置姿勢に応じて回動し、レー
ザビームの光路L2あるいはL1を選択的に遮光する。
ンオイル71および72を封入した透明容器5および7
は台形の断面形状をなしており、これら透明容器を構成
する光通過面5A、5B、7Aおよび7Bはいずれも透
明な平行平面板である。そして、光通過面5Aが水平
に、光通過面7Aが垂直になるようにこれら透明容器は
互いに直角に配設されている。また、上述の透明容器5
の上方にはミラー6が、透明容器7の左方にはミラー8
が、光通過面5Aおよび7Aに対してそれぞれ平行に対
向するように配設されている。さらに、レーザダイオー
ド1から出射されるレーザビームの光路の延長上にはこ
の光路に対して時計方向に45゜の傾きをもつハーフミ
ラー3が配設され、このハーフミラー3の後方(図1で
左方向)には可動遮光板4が配設されている。ここでこ
の可動遮光板4について説明すると、可動遮光板4の一
端には重錘4Bが取り付けられており、図1の紙面直角
方向に伸びる回動軸4Aを中心として回動可能に設けら
れている。そして重力の作用により、図1あるいは図2
に示す基準光発生装置の設置姿勢に応じて回動し、レー
ザビームの光路L2あるいはL1を選択的に遮光する。
【0016】続いて第1の実施の形態に係る基準光発生
装置が水平出し用として用いられる場合の作用について
説明する。図1においてレーザダイオード1から出射さ
れ、コリメータレンズ2によって平行光となったレーザ
ビームは、ハーフミラー3によって一部が上方に反射さ
れて光路L1に沿い、残りは直進して光路L2に沿う。
このハーフミラー3を通過し、光路L2に沿って直進す
る光は可動遮光板4により、その光路が遮られる。これ
により、水平出しの際に不要なレーザビームの迷走が防
止される。
装置が水平出し用として用いられる場合の作用について
説明する。図1においてレーザダイオード1から出射さ
れ、コリメータレンズ2によって平行光となったレーザ
ビームは、ハーフミラー3によって一部が上方に反射さ
れて光路L1に沿い、残りは直進して光路L2に沿う。
このハーフミラー3を通過し、光路L2に沿って直進す
る光は可動遮光板4により、その光路が遮られる。これ
により、水平出しの際に不要なレーザビームの迷走が防
止される。
【0017】一方、ハーフミラー3により上方に反射さ
れたレーザビームは光路L1に沿って直進し、光通過面
5A、シリコンオイル71、光通過面5Bを経てミラー
6により反射される。ミラー6で反射されたレーザビー
ムは再び光通過面5B、シリコンオイル71、光通過面
5Aを経てハーフミラー3に戻る。
れたレーザビームは光路L1に沿って直進し、光通過面
5A、シリコンオイル71、光通過面5Bを経てミラー
6により反射される。ミラー6で反射されたレーザビー
ムは再び光通過面5B、シリコンオイル71、光通過面
5Aを経てハーフミラー3に戻る。
【0018】このレーザビームは、ハーフミラー3によ
って一部はレーザダイオード1の方に向かって反射さ
れ、残りはハーフミラー3を通過、直進して下方に進
み、ペンタプリズム9によって光路を90゜曲げられて
水平方向に射出する。ペンタプリズム9は従来の技術に
係る基準光発生装置で説明したものと同様にして光路L
1と回転軸とを一致させるようにして所定の速度で回転
し、これにより水平方向のレーザ走査面を得ることがで
きる。
って一部はレーザダイオード1の方に向かって反射さ
れ、残りはハーフミラー3を通過、直進して下方に進
み、ペンタプリズム9によって光路を90゜曲げられて
水平方向に射出する。ペンタプリズム9は従来の技術に
係る基準光発生装置で説明したものと同様にして光路L
1と回転軸とを一致させるようにして所定の速度で回転
し、これにより水平方向のレーザ走査面を得ることがで
きる。
【0019】引き続き図1を参照して、基準光発生装置
が角度θ1傾いたときの自動傾き補正がどのように行わ
れるかについて説明をする。基準光発生装置が紙面直角
方向の回転軸を中心に時計方向へ角度θ1傾いた場合、
透明容器5に封入されたシリコンオイル71の自由液面
71Aは重力の作用により水平面を保つ。これによりシ
リコンオイル71は頂角θ1の液体プリズムとして作用
する。なお、図1においては便宜上、装置ではなくシリ
コンオイル71の自由液面71Aを角度θ1傾けた状態
を破線で示している。
が角度θ1傾いたときの自動傾き補正がどのように行わ
れるかについて説明をする。基準光発生装置が紙面直角
方向の回転軸を中心に時計方向へ角度θ1傾いた場合、
透明容器5に封入されたシリコンオイル71の自由液面
71Aは重力の作用により水平面を保つ。これによりシ
リコンオイル71は頂角θ1の液体プリズムとして作用
する。なお、図1においては便宜上、装置ではなくシリ
コンオイル71の自由液面71Aを角度θ1傾けた状態
を破線で示している。
【0020】光路L1に沿って直進し、透明容器5の光
通過面5Aから入射したレーザビームは、シリコンオイ
ル71を通過する際にこのシリコンオイル71のプリズ
ム作用により光路L1に対して時計方向に角度θ2の偏
角が与えられる。この装置の傾きθ1と偏角θ2との関
係は、シリコンオイル71の屈折率をnとしたとき、
通過面5Aから入射したレーザビームは、シリコンオイ
ル71を通過する際にこのシリコンオイル71のプリズ
ム作用により光路L1に対して時計方向に角度θ2の偏
角が与えられる。この装置の傾きθ1と偏角θ2との関
係は、シリコンオイル71の屈折率をnとしたとき、
【数1】 θ2=(n−1)・θ1 … 式(1) で表される。
【0021】この、角度θ2の偏角が与えられたレーザ
ビームは、光通過面5Bを通過する。ここで光通過面5
Bについて説明すると、この光通過面5Bは先に述べた
とおり平行平面板であり、この光通過面5Bを通過する
際にレーザビームの偏角θ2が変化することはない。ま
た、光通過面5Bは光通過面5Aに対して所定の角度傾
けて対向させてあり、これにより光通過面5Bの表面で
反射されたレーザビームを光路外に導き、不要反射光が
基準光発生装置の外に射出するのを防止している。
ビームは、光通過面5Bを通過する。ここで光通過面5
Bについて説明すると、この光通過面5Bは先に述べた
とおり平行平面板であり、この光通過面5Bを通過する
際にレーザビームの偏角θ2が変化することはない。ま
た、光通過面5Bは光通過面5Aに対して所定の角度傾
けて対向させてあり、これにより光通過面5Bの表面で
反射されたレーザビームを光路外に導き、不要反射光が
基準光発生装置の外に射出するのを防止している。
【0022】光通過面5Bにはさらに防液筒5Cが設け
られ、基準光発生装置を大きく傾けたときにシリコンオ
イル71が光通過面5Bに付着してレーザビームの光路
を妨げるのを防止している。また、万一このレーザビー
ムが通過する部分にシリコンオイル71が付着しても、
光通過面5Bは上述のとおり斜面になっているので、光
通過面5Bに付着したシリコンオイル71は自重で落下
し、レーザビームの光路を妨げることはない。
られ、基準光発生装置を大きく傾けたときにシリコンオ
イル71が光通過面5Bに付着してレーザビームの光路
を妨げるのを防止している。また、万一このレーザビー
ムが通過する部分にシリコンオイル71が付着しても、
光通過面5Bは上述のとおり斜面になっているので、光
通過面5Bに付着したシリコンオイル71は自重で落下
し、レーザビームの光路を妨げることはない。
【0023】以上のように構成された光通過面5Bを通
過したレーザビームは、ミラー6に入射角θ2で入射
し、反射角θ2で反射されて再び光通過部5Bを経てシ
リコンオイル71で屈折され、光路L1に対して反時計
方向に角度θ3の偏角が与えられる。このとき、θ3と
シリコンオイル71の傾斜角θ1との関係は以下のよう
に表される。
過したレーザビームは、ミラー6に入射角θ2で入射
し、反射角θ2で反射されて再び光通過部5Bを経てシ
リコンオイル71で屈折され、光路L1に対して反時計
方向に角度θ3の偏角が与えられる。このとき、θ3と
シリコンオイル71の傾斜角θ1との関係は以下のよう
に表される。
【数2】 θ3=θ2+(n−1)・θ1=2(n−1)・θ1 … 式(2) この式(2)から明かなように、屈折率nが1.5のと
き、θ3=θ1となる。このように本基準光発生装置に
おいてシリコンオイル71の屈折率を1.5とすること
により、基準光発生装置の傾きによらず常に鉛直下方に
レーザビームを射出することができる。
き、θ3=θ1となる。このように本基準光発生装置に
おいてシリコンオイル71の屈折率を1.5とすること
により、基準光発生装置の傾きによらず常に鉛直下方に
レーザビームを射出することができる。
【0024】そして、鉛直下方に導かれたレーザビーム
はハーフミラー3を通過してペンタプリズム9に入射
し、このペンタプリズム9で光路を直角に折り曲げら
れ、水平方向に射出する。このペンタプリズム9は従来
の技術に係る傾き基準光発生装置と同様に光路L1を回
転軸として所定の回転速度で回転可能となっており、こ
れによりレーザビームの水平走査面を得ることができ
る。
はハーフミラー3を通過してペンタプリズム9に入射
し、このペンタプリズム9で光路を直角に折り曲げら
れ、水平方向に射出する。このペンタプリズム9は従来
の技術に係る傾き基準光発生装置と同様に光路L1を回
転軸として所定の回転速度で回転可能となっており、こ
れによりレーザビームの水平走査面を得ることができ
る。
【0025】続いて図2を参照し、第1の実施の形態に
係る基準光発生装置が垂直出し用として用いられる場合
について説明する。図2に示す設置姿勢において、重力
の作用によって透明容器5および7に封入されたシリコ
ンオイル71および72はそれぞれ透明容器の底部のほ
うへ移動しており、また可動遮光板4は回動軸4Aを中
心に時計方向へ90゜回動している。
係る基準光発生装置が垂直出し用として用いられる場合
について説明する。図2に示す設置姿勢において、重力
の作用によって透明容器5および7に封入されたシリコ
ンオイル71および72はそれぞれ透明容器の底部のほ
うへ移動しており、また可動遮光板4は回動軸4Aを中
心に時計方向へ90゜回動している。
【0026】そして、図2に示すように、本発明の実施
の形態に係る基準光発生装置が垂直出し用として用いら
れる際には、透明容器7に封入されたシリコンオイル7
2が傾き補正用として用いられる。そして、レーザダイ
オード1から出射され、コリメータレンズ2を経て平行
光となったレーザビームの一部は、ハーフミラー3によ
って反射されて光路L1に沿って進むが、可動遮光板4
によってその光路が遮られ、垂直出しの際に不要なレー
ザビームの迷走が防止される。
の形態に係る基準光発生装置が垂直出し用として用いら
れる際には、透明容器7に封入されたシリコンオイル7
2が傾き補正用として用いられる。そして、レーザダイ
オード1から出射され、コリメータレンズ2を経て平行
光となったレーザビームの一部は、ハーフミラー3によ
って反射されて光路L1に沿って進むが、可動遮光板4
によってその光路が遮られ、垂直出しの際に不要なレー
ザビームの迷走が防止される。
【0027】上述の構成において基準光発生装置が角度
θ1傾いたとき、ハーフミラー3を通過し、光路L2に
沿って直進したレーザビームは、図1を参照して説明し
たのと同様にして透明容器7の光通過面7B、シリコン
オイル72→光通過面7Aを通過して入射角θ2でミラ
ー8に入射した後、反射角θ2で反射され、再び光通過
面7Aを経てシリコンオイル72を通過する際に光路L
1に対して偏角θ3が与えられる。なお、この図2に示
す例においても上述の式(1)、式(2)が適用され、
シリコンオイル72の屈折率nが1.5のときに偏角θ
3と基準光発生装置の傾きθ1が等しくなる。そしてこ
のレーザビームは光通過面7Bを再度通過した後、ハー
フミラー3により水平方向に導かれる。そして所定の回
転速度で回転可能なペンタプリズム9により、垂直な走
査面を有するレーザビームとなる。
θ1傾いたとき、ハーフミラー3を通過し、光路L2に
沿って直進したレーザビームは、図1を参照して説明し
たのと同様にして透明容器7の光通過面7B、シリコン
オイル72→光通過面7Aを通過して入射角θ2でミラ
ー8に入射した後、反射角θ2で反射され、再び光通過
面7Aを経てシリコンオイル72を通過する際に光路L
1に対して偏角θ3が与えられる。なお、この図2に示
す例においても上述の式(1)、式(2)が適用され、
シリコンオイル72の屈折率nが1.5のときに偏角θ
3と基準光発生装置の傾きθ1が等しくなる。そしてこ
のレーザビームは光通過面7Bを再度通過した後、ハー
フミラー3により水平方向に導かれる。そして所定の回
転速度で回転可能なペンタプリズム9により、垂直な走
査面を有するレーザビームとなる。
【0028】−第2の実施の形態− 続いて図3および図4を参照して第2の実施の形態につ
いて説明する。図3および図4は、本発明の第2の実施
の形態に係る基準光発生装置の要部の構成を示す縦断面
図であり、図3は水平出しに用いる場合を、図4は垂直
出しに用いる場合を示す。そして図4に示す基準光発生
装置は、図3に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水
平軸に沿って時計方向に90゜回転させて設置したもの
である。なお、図3および図4において、図1および図
2と同様の部分には同じ符号を付し、その説明を省略す
る。また、図1あるいは図2で示したのと同様に図3お
よび図4においても基準光発生装置が角度θ1傾斜して
設置されたときのシリコンオイルの液面71Aあるいは
72Aを破線で示してある。
いて説明する。図3および図4は、本発明の第2の実施
の形態に係る基準光発生装置の要部の構成を示す縦断面
図であり、図3は水平出しに用いる場合を、図4は垂直
出しに用いる場合を示す。そして図4に示す基準光発生
装置は、図3に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水
平軸に沿って時計方向に90゜回転させて設置したもの
である。なお、図3および図4において、図1および図
2と同様の部分には同じ符号を付し、その説明を省略す
る。また、図1あるいは図2で示したのと同様に図3お
よび図4においても基準光発生装置が角度θ1傾斜して
設置されたときのシリコンオイルの液面71Aあるいは
72Aを破線で示してある。
【0029】図3を参照して角度θ1傾いて設置された
基準光発生装置が水平出し用に用いられる例について説
明する。レーザダイオード1から出射され、コリメータ
レンズ2を経て平行光となったレーザビームは図面左方
向へ進み、一部がハーフミラー3を通過して光路L2に
沿って直進し、可動遮光板4によって進路を断たれる一
方で残りは下方に反射されて光通過面5B→シリコンオ
イル71→光通過面5Aを経てミラー6に入射角θ2で
入射する。そしてミラー6により反射角θ2で反射さ
れ、再び光通過面5A、シリコンオイル71→光通過面
5Bを経てハーフミラー3を通過し、図3の上方に進ん
で光路L1に対する偏角θ3が与えられる。このとき、
基準光発生装置の傾斜角度θ1と偏角θ3との関係は先
述した式(2)で表され、シリコンオイル71の屈折率
nが1.5のときθ3=θ1、すなわちレーザビームは
光路L1に対して偏角θ3=θ1が与えられる。ところ
が、図3で明かなように、偏角θ3が与えられたレーザ
ビームの傾斜方向は装置全体の傾斜方向と一致している
ため、傾き補正はかかっていない。すなわち、このレー
ザビームは鉛直方向に対して装置全体の傾きθ1と偏角
θ3との和だけ傾斜して出射されている。
基準光発生装置が水平出し用に用いられる例について説
明する。レーザダイオード1から出射され、コリメータ
レンズ2を経て平行光となったレーザビームは図面左方
向へ進み、一部がハーフミラー3を通過して光路L2に
沿って直進し、可動遮光板4によって進路を断たれる一
方で残りは下方に反射されて光通過面5B→シリコンオ
イル71→光通過面5Aを経てミラー6に入射角θ2で
入射する。そしてミラー6により反射角θ2で反射さ
れ、再び光通過面5A、シリコンオイル71→光通過面
5Bを経てハーフミラー3を通過し、図3の上方に進ん
で光路L1に対する偏角θ3が与えられる。このとき、
基準光発生装置の傾斜角度θ1と偏角θ3との関係は先
述した式(2)で表され、シリコンオイル71の屈折率
nが1.5のときθ3=θ1、すなわちレーザビームは
光路L1に対して偏角θ3=θ1が与えられる。ところ
が、図3で明かなように、偏角θ3が与えられたレーザ
ビームの傾斜方向は装置全体の傾斜方向と一致している
ため、傾き補正はかかっていない。すなわち、このレー
ザビームは鉛直方向に対して装置全体の傾きθ1と偏角
θ3との和だけ傾斜して出射されている。
【0030】引き続き図3を参照し、光路L1に対して
偏角θ3が与えられたレーザビームがどのように水平方
向へ出射されるかについて説明する。このレーザビーム
は基準光発生装置の上部に配設された頂角90゜の円錐
ミラー10に入射し、そして反射される。この円錐ミラ
ーで反射されたレーザビームの光路と、円錐ミラー10
の頂点を通って光路L1に直交する線分Eとでなす角度
はθ3となる。このとき、線分Eは水平面に対して時計
方向にθ1傾いているので、この傾きθ1と上述の角度
θ3(=θ1)とで相殺される。これにより、レーザビ
ームは傾き補正されて水平方向に導かれる。
偏角θ3が与えられたレーザビームがどのように水平方
向へ出射されるかについて説明する。このレーザビーム
は基準光発生装置の上部に配設された頂角90゜の円錐
ミラー10に入射し、そして反射される。この円錐ミラ
ーで反射されたレーザビームの光路と、円錐ミラー10
の頂点を通って光路L1に直交する線分Eとでなす角度
はθ3となる。このとき、線分Eは水平面に対して時計
方向にθ1傾いているので、この傾きθ1と上述の角度
θ3(=θ1)とで相殺される。これにより、レーザビ
ームは傾き補正されて水平方向に導かれる。
【0031】なお、レーザビームは所定の太さのビーム
径を有しており、円錐ミラー10の頂点を含む円錐面に
入射するので、反射されたレーザビームは放射状の光と
なる。これにより壁面等に水平なレーザ光を照射して水
平出しを行うことができる。
径を有しており、円錐ミラー10の頂点を含む円錐面に
入射するので、反射されたレーザビームは放射状の光と
なる。これにより壁面等に水平なレーザ光を照射して水
平出しを行うことができる。
【0032】図4を参照し、本発明の実施の形態に係る
基準光発生装置を垂直出し用として用いる場合の例につ
いて説明する。図4に示す基準光発生装置において、重
力の作用によって透明容器5および7に封入されたシリ
コンオイル71および72はそれぞれの透明容器の底部
のほうへ移動している。また、可動遮光板4は回動軸4
Aを中心に反時計方向へ90゜回動している。
基準光発生装置を垂直出し用として用いる場合の例につ
いて説明する。図4に示す基準光発生装置において、重
力の作用によって透明容器5および7に封入されたシリ
コンオイル71および72はそれぞれの透明容器の底部
のほうへ移動している。また、可動遮光板4は回動軸4
Aを中心に反時計方向へ90゜回動している。
【0033】レーザダイオード1から出射され、コリメ
ータレンズ2を経て平行光となったレーザビームの一部
はハーフミラー3によって反射されて光路L1に沿って
進むが、可動遮光板4によってその光路が断たれ、これ
により垂直出しの際に不要なレーザビームの迷走が防止
される。一方、ハーフミラー3を通過して図の上方に進
んだレーザビームは、光通過面7A→シリコンオイル7
2→光通過面7Bを通過し、このとき光路L2に対して
偏角θ2が与えられる。そしてミラー8に入射角θ2で
入射し、反射角θ2で反射された後に再び光通過面7B
→シリコンオイル72→光通過面7Aを通過し、このと
き光路L2に対して偏角θ3が与えられる。
ータレンズ2を経て平行光となったレーザビームの一部
はハーフミラー3によって反射されて光路L1に沿って
進むが、可動遮光板4によってその光路が断たれ、これ
により垂直出しの際に不要なレーザビームの迷走が防止
される。一方、ハーフミラー3を通過して図の上方に進
んだレーザビームは、光通過面7A→シリコンオイル7
2→光通過面7Bを通過し、このとき光路L2に対して
偏角θ2が与えられる。そしてミラー8に入射角θ2で
入射し、反射角θ2で反射された後に再び光通過面7B
→シリコンオイル72→光通過面7Aを通過し、このと
き光路L2に対して偏角θ3が与えられる。
【0034】このレーザビームはハーフミラー3で図面
右方向に反射される。そして図3を参照して説明したの
と同様に、円錐ミラー10により角度補正された放射状
の光となって壁面等に照射され、これにより垂直出しを
行うことができる。
右方向に反射される。そして図3を参照して説明したの
と同様に、円錐ミラー10により角度補正された放射状
の光となって壁面等に照射され、これにより垂直出しを
行うことができる。
【0035】以上の第2の実施の形態は、ハーフミラー
3で分割したレーザビームのうち、不要なビームを可動
遮光板4で遮光し、必要なビームのみを基準光発生装置
より出射するものであったが、これらハーフミラー3お
よび可動遮光板4に代えて偏光ビームスプリッタ、可動
1/2波長板、および1/4波長板を用いてもよい。こ
の例について図5および図6を参照して説明する。
3で分割したレーザビームのうち、不要なビームを可動
遮光板4で遮光し、必要なビームのみを基準光発生装置
より出射するものであったが、これらハーフミラー3お
よび可動遮光板4に代えて偏光ビームスプリッタ、可動
1/2波長板、および1/4波長板を用いてもよい。こ
の例について図5および図6を参照して説明する。
【0036】図5は水平出しに用いる場合を、図6は垂
直出しに用いる場合を示しており、図6に示す基準光発
生装置は図5に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水
平軸に沿って時計方向に90゜回転させて設置したもの
である。図3および図4に示す基準光発生装置と、図5
および図6に示す基準光発生装置との相違点は、図3お
よび図4におけるハーフミラー3を偏光ビームスプリッ
タ(PBS)33に、可動遮光板4を可動1/2波長板
42に、光透過面5Bを1/4波長板5Pに、光透過面
7Bを1/4波長板7Pにそれぞれ置き換えた点であ
り、これらの相違点を中心に説明をする。
直出しに用いる場合を示しており、図6に示す基準光発
生装置は図5に示す基準光発生装置を紙面直角方向の水
平軸に沿って時計方向に90゜回転させて設置したもの
である。図3および図4に示す基準光発生装置と、図5
および図6に示す基準光発生装置との相違点は、図3お
よび図4におけるハーフミラー3を偏光ビームスプリッ
タ(PBS)33に、可動遮光板4を可動1/2波長板
42に、光透過面5Bを1/4波長板5Pに、光透過面
7Bを1/4波長板7Pにそれぞれ置き換えた点であ
り、これらの相違点を中心に説明をする。
【0037】図5において可動1/2波長板42は、回
動軸42Aを中心として回動自在に支持されている。そ
してこの可動1/2波長板42は、基準光発生装置が図
5に示すように水平出し用として用いられる場合に、重
力の作用によりレーザビームの光路Lを横切るように位
置する。そして光路Lに沿って進むレーザビームは可動
1/2波長板を透過する際にその偏光面が90゜回転さ
れる。レーザダイオード1は、このレーザダイオード1
から出射されて光路Lに沿って進む直線偏光のレーザビ
ームが可動1/2波長板42を透過した後、PBS33
によって図の下方に反射されるようにその偏光面が調整
されている。
動軸42Aを中心として回動自在に支持されている。そ
してこの可動1/2波長板42は、基準光発生装置が図
5に示すように水平出し用として用いられる場合に、重
力の作用によりレーザビームの光路Lを横切るように位
置する。そして光路Lに沿って進むレーザビームは可動
1/2波長板を透過する際にその偏光面が90゜回転さ
れる。レーザダイオード1は、このレーザダイオード1
から出射されて光路Lに沿って進む直線偏光のレーザビ
ームが可動1/2波長板42を透過した後、PBS33
によって図の下方に反射されるようにその偏光面が調整
されている。
【0038】PBS33によって図の下方に反射され、
光路L1に沿って進む光は1/4波長板5P、シリコン
オイル71、光透過面5Aを往復透過し、光路L1に対
して偏角θ3が与えられるとともに偏光面が90゜回転
される。これにより、偏角θ3が与えられたレーザビー
ムはPBS33内を直進し、上方の円錐ミラー10によ
り傾きが補正され、水平方向へ放射状に光を出射する。
光路L1に沿って進む光は1/4波長板5P、シリコン
オイル71、光透過面5Aを往復透過し、光路L1に対
して偏角θ3が与えられるとともに偏光面が90゜回転
される。これにより、偏角θ3が与えられたレーザビー
ムはPBS33内を直進し、上方の円錐ミラー10によ
り傾きが補正され、水平方向へ放射状に光を出射する。
【0039】この基準光発生装置が図6に示すように垂
直出し用として用いられる場合、重力の作用により可動
1/2遮光板42は回動軸42Aを中心に反時計方向へ
回動してレーザビームの光路Lから退避する。これによ
りレーザビームは偏光面が回転されることなくPBS3
3に入射するので、このPBS33を透過して直進し、
光透過面7A、シリコンオイル72、1/4波長板7P
を往復透過する。このとき、図4を参照して説明したの
と同様にレーザビームは光路L2に対して偏角θ3が与
えられる。さらに1/4波長板7Pを往復透過すること
により偏光面が90゜回転されており、PBS33によ
って図の右方に反射され、さらに円錐ミラー10によっ
て傾きが補正され、垂直方向へ放射状に光を出射する。
直出し用として用いられる場合、重力の作用により可動
1/2遮光板42は回動軸42Aを中心に反時計方向へ
回動してレーザビームの光路Lから退避する。これによ
りレーザビームは偏光面が回転されることなくPBS3
3に入射するので、このPBS33を透過して直進し、
光透過面7A、シリコンオイル72、1/4波長板7P
を往復透過する。このとき、図4を参照して説明したの
と同様にレーザビームは光路L2に対して偏角θ3が与
えられる。さらに1/4波長板7Pを往復透過すること
により偏光面が90゜回転されており、PBS33によ
って図の右方に反射され、さらに円錐ミラー10によっ
て傾きが補正され、垂直方向へ放射状に光を出射する。
【0040】第2の実施の形態による基準光発生装置を
図5および図6に示すような構成とすることにより、図
3および図4に示す基準光発生装置においてレーザビー
ムがハーフミラー3で反射されるとき、あるいはハーフ
ミラー3を通過するときの光量損失を低減することがで
きる。これにより、レーザダイオード1から出射される
レーザビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くこと
が可能となる。
図5および図6に示すような構成とすることにより、図
3および図4に示す基準光発生装置においてレーザビー
ムがハーフミラー3で反射されるとき、あるいはハーフ
ミラー3を通過するときの光量損失を低減することがで
きる。これにより、レーザダイオード1から出射される
レーザビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くこと
が可能となる。
【0041】−第3の実施の形態−続いて図7および図
8を参照し、第3の実施の形態について説明する。図7
および図8は、本発明の第3の実施の形態に係る基準光
発生装置の要部の構成を示す縦断面図であり、図7は水
平出しに用いる場合を、図8は垂直出しに用いる場合を
示す。そして図8に示す基準光発生装置は、図7に示す
基準光発生装置を紙面直角方向の水平軸に沿って時計方
向に90゜回転させて設置したものである。なお、図7
および図8において、第2の実施の形態に係る基準光発
生装置を示す図3および図4と同様の部分には同じ符号
を付し、その説明を省略するとともに第2の実施の形態
との相違点を主に説明する。
8を参照し、第3の実施の形態について説明する。図7
および図8は、本発明の第3の実施の形態に係る基準光
発生装置の要部の構成を示す縦断面図であり、図7は水
平出しに用いる場合を、図8は垂直出しに用いる場合を
示す。そして図8に示す基準光発生装置は、図7に示す
基準光発生装置を紙面直角方向の水平軸に沿って時計方
向に90゜回転させて設置したものである。なお、図7
および図8において、第2の実施の形態に係る基準光発
生装置を示す図3および図4と同様の部分には同じ符号
を付し、その説明を省略するとともに第2の実施の形態
との相違点を主に説明する。
【0042】図7を参照して説明すると、第3の実施の
形態に係る基準光発生装置は、第2の実施の形態に係る
基準光発生装置において用いられていた円錐鏡10に代
えて回転式のペンタプリズム9を用いるとともに、ハー
フミラー3の鉛直上方向に設けられたケプラー式望遠鏡
(角度拡大光学系)15が用いられる。この角度拡大光
学系15は焦点距離f2のレンズ15Aと焦点距離f3
のレンズ15Bとで構成されており、その焦点距離の比
率は以下のとおりに設定されている。
形態に係る基準光発生装置は、第2の実施の形態に係る
基準光発生装置において用いられていた円錐鏡10に代
えて回転式のペンタプリズム9を用いるとともに、ハー
フミラー3の鉛直上方向に設けられたケプラー式望遠鏡
(角度拡大光学系)15が用いられる。この角度拡大光
学系15は焦点距離f2のレンズ15Aと焦点距離f3
のレンズ15Bとで構成されており、その焦点距離の比
率は以下のとおりに設定されている。
【数3】 f2:f3=1.25:1 … 式(3) したがって角度拡大光学系15の角倍率は1.25倍と
なる。また、第3の実施の形態に係る基準光発生装置で
用いられるシリコンオイル71および72の屈折率は
1.4に設定されている。
なる。また、第3の実施の形態に係る基準光発生装置で
用いられるシリコンオイル71および72の屈折率は
1.4に設定されている。
【0043】引き続き図7を参照して本基準光発生装置
が水平出し用として用いられる場合について説明する。
なお、ハーフミラー3、可動遮光板4、シリコンオイル
71等の作用については第2の実施の形態で説明したの
で省略し、ここでは光軸L1に対して偏角θ3が与えら
れたレーザビームがレンズ15Aに入射してから回転式
のペンタプリズム9によって水平方向に走査されるまで
を主に説明する。
が水平出し用として用いられる場合について説明する。
なお、ハーフミラー3、可動遮光板4、シリコンオイル
71等の作用については第2の実施の形態で説明したの
で省略し、ここでは光軸L1に対して偏角θ3が与えら
れたレーザビームがレンズ15Aに入射してから回転式
のペンタプリズム9によって水平方向に走査されるまで
を主に説明する。
【0044】本実施の形態に係る基準光発生装置で用い
られるシリコンオイル71および72の屈折率は、上述
のように1.4に設定されているので、偏角θ3は式
(2)のnに1.4を代入して以下のようになる。
られるシリコンオイル71および72の屈折率は、上述
のように1.4に設定されているので、偏角θ3は式
(2)のnに1.4を代入して以下のようになる。
【数4】 θ3=2(n−1)θ1=0.8θ1 … 式(4) そして、θ3=0.8θ1の偏角が与えられたレーザビ
ームは角度拡大光学系15によって1.25倍に拡大さ
れ、反時計方向に偏角θ4が与えられる。このときの偏
角θ4は以下のようになる。
ームは角度拡大光学系15によって1.25倍に拡大さ
れ、反時計方向に偏角θ4が与えられる。このときの偏
角θ4は以下のようになる。
【数5】 θ4=1.25×θ3=1.25×0.8θ1=θ1 … 式(5) すなわち、レーザビームはシリコンオイル71のプリズ
ム効果と角度拡大光学系15とによって基準光発生装置
の傾きθ1が補正されて鉛直直上に射出する。そしてこ
のレーザビームは回転式のペンタプリズム9によって水
平走査面を有するビームに変換され、これにより水平出
しを行うことができる。
ム効果と角度拡大光学系15とによって基準光発生装置
の傾きθ1が補正されて鉛直直上に射出する。そしてこ
のレーザビームは回転式のペンタプリズム9によって水
平走査面を有するビームに変換され、これにより水平出
しを行うことができる。
【0045】図8を参照して第3の実施の形態に係る基
準光発生装置が垂直出し用として用いられる場合につい
て説明する。図8において、重力の作用によって透明容
器5および7に封入されたシリコンオイル71および7
2はそれぞれの透明容器の底部のほうへ移動している。
一方、可動遮光板4は回動軸5を中心に反時計方向へ9
0゜回動している。
準光発生装置が垂直出し用として用いられる場合につい
て説明する。図8において、重力の作用によって透明容
器5および7に封入されたシリコンオイル71および7
2はそれぞれの透明容器の底部のほうへ移動している。
一方、可動遮光板4は回動軸5を中心に反時計方向へ9
0゜回動している。
【0046】続いてレーザビームの光路について説明す
るが、図8に示す基準光発生装置におけるハーフミラー
3、可動遮光板4、シリコンオイル71等の作用は第2
の実施の形態で説明したものと同様であるために省略
し、光軸L1に対して時計方向に偏角θ3が与えられた
レーザビームが角度拡大光学系15に入射してから回転
式のペンタプリズム9によって垂直走査面を有する光に
変換されるまでを主に説明する。
るが、図8に示す基準光発生装置におけるハーフミラー
3、可動遮光板4、シリコンオイル71等の作用は第2
の実施の形態で説明したものと同様であるために省略
し、光軸L1に対して時計方向に偏角θ3が与えられた
レーザビームが角度拡大光学系15に入射してから回転
式のペンタプリズム9によって垂直走査面を有する光に
変換されるまでを主に説明する。
【0047】この図8に示す基準光発生装置においても
シリコンオイル72の屈折率は1.4であるため、レー
ザビームが角度拡大光学系15に入射する際の光軸L1
に対する偏角θ3=0.8θ1となる。そして角度拡大
光学系15によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ
3=θ1が与えられて基準光発生装置の傾きが補正さ
れ、水平方向に光を射出する。そして、回転式のペンタ
プリズム9により垂直走査面を有する光に変換される。
シリコンオイル72の屈折率は1.4であるため、レー
ザビームが角度拡大光学系15に入射する際の光軸L1
に対する偏角θ3=0.8θ1となる。そして角度拡大
光学系15によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ
3=θ1が与えられて基準光発生装置の傾きが補正さ
れ、水平方向に光を射出する。そして、回転式のペンタ
プリズム9により垂直走査面を有する光に変換される。
【0048】以上、第1〜第3の実施の形態の説明にお
いて、可動遮光板4は振り子状の形態をなしたものであ
ったが、これに限られるものではない。たとえば、光路
L1およびL2に対してそれぞれ独立した遮光板を進退
可能に設け、これらの遮光板をばねなどによって光路を
開く方向、あるいは遮る方向に付勢したものであっても
よい。このように構成することにより、遮光板の質量
と、ばね力と、重力とのバランスによって基準光発生装
置の設置姿勢に応じ、一方の遮光板が光路を遮り、他方
の遮光板が光路を開くようにすることができる。
いて、可動遮光板4は振り子状の形態をなしたものであ
ったが、これに限られるものではない。たとえば、光路
L1およびL2に対してそれぞれ独立した遮光板を進退
可能に設け、これらの遮光板をばねなどによって光路を
開く方向、あるいは遮る方向に付勢したものであっても
よい。このように構成することにより、遮光板の質量
と、ばね力と、重力とのバランスによって基準光発生装
置の設置姿勢に応じ、一方の遮光板が光路を遮り、他方
の遮光板が光路を開くようにすることができる。
【0049】以上の第3の実施の形態は、ハーフミラー
3で分割したレーザビームのうち、不要なビームを可動
遮光板4で遮光し、必要なビームのみを基準光発生装置
より出射するものであったが、これらハーフミラー3お
よび可動遮光板4に代えてPBS、可動1/2波長板、
および1/4波長板を用いた例について図9および図1
0を参照して説明する。
3で分割したレーザビームのうち、不要なビームを可動
遮光板4で遮光し、必要なビームのみを基準光発生装置
より出射するものであったが、これらハーフミラー3お
よび可動遮光板4に代えてPBS、可動1/2波長板、
および1/4波長板を用いた例について図9および図1
0を参照して説明する。
【0050】図9は基準光発生装置を水平出しに用いる
場合を、図10は垂直出しに用いる場合を示しており、
図10に示す基準光発生装置は図9に示す基準光発生装
置を紙面直角方向の水平軸に沿って時計方向に90゜回
転させて設置したものである。図7および図8に示す基
準光発生装置と、図9および図10に示す基準光発生装
置との相違点は、図7および図8におけるハーフミラー
3をPBS33に、可動遮光板4を可動1/2波長板4
2に、光透過面5Bを1/4波長板5Pに、光透過面7
Bを1/4波長板7Pにそれぞれ置き換えた点であり、
これらの相違点を中心に説明をする。
場合を、図10は垂直出しに用いる場合を示しており、
図10に示す基準光発生装置は図9に示す基準光発生装
置を紙面直角方向の水平軸に沿って時計方向に90゜回
転させて設置したものである。図7および図8に示す基
準光発生装置と、図9および図10に示す基準光発生装
置との相違点は、図7および図8におけるハーフミラー
3をPBS33に、可動遮光板4を可動1/2波長板4
2に、光透過面5Bを1/4波長板5Pに、光透過面7
Bを1/4波長板7Pにそれぞれ置き換えた点であり、
これらの相違点を中心に説明をする。
【0051】図9において可動1/2波長板42は、回
動軸42Aを中心として回動自在に支持されている。そ
してこの可動1/2波長板42は、基準光発生装置が図
9に示すように水平出し用として用いられる場合に、重
力の作用によりレーザビームの光路Lを横切るように位
置する。そして光路Lに沿って進むレーザビームは可動
1/2波長板を透過する際にその偏光面が90゜回転さ
れる。レーザダイオード1は、このレーザダイオード1
から出射されて光路Lに沿って進む直線偏光のレーザビ
ームが可動1/2波長板42を透過した後、PBS33
によって図の下方に反射されるようにその偏光面が調整
されている。
動軸42Aを中心として回動自在に支持されている。そ
してこの可動1/2波長板42は、基準光発生装置が図
9に示すように水平出し用として用いられる場合に、重
力の作用によりレーザビームの光路Lを横切るように位
置する。そして光路Lに沿って進むレーザビームは可動
1/2波長板を透過する際にその偏光面が90゜回転さ
れる。レーザダイオード1は、このレーザダイオード1
から出射されて光路Lに沿って進む直線偏光のレーザビ
ームが可動1/2波長板42を透過した後、PBS33
によって図の下方に反射されるようにその偏光面が調整
されている。
【0052】PBS33によって図の下方に反射され、
光路L1に沿って進む光は1/4波長板5P、シリコン
オイル71、光透過面5Aを往復透過し、光路L1に対
して偏角θ3が与えられるとともに偏光面が90゜回転
される。これにより、偏角θ3が与えられたレーザビー
ムはPBS33内を直進する。そして角度拡大光学系1
5によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ3=θ1
が与えられて基準光発生装置の傾きが補正され、垂直方
向に光を射出する。そして、回転式のペンタプリズム9
により水平走査面を有する光に変換される。
光路L1に沿って進む光は1/4波長板5P、シリコン
オイル71、光透過面5Aを往復透過し、光路L1に対
して偏角θ3が与えられるとともに偏光面が90゜回転
される。これにより、偏角θ3が与えられたレーザビー
ムはPBS33内を直進する。そして角度拡大光学系1
5によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ3=θ1
が与えられて基準光発生装置の傾きが補正され、垂直方
向に光を射出する。そして、回転式のペンタプリズム9
により水平走査面を有する光に変換される。
【0053】この基準光発生装置が図10に示すように
垂直出し用として用いられる場合、重力の作用により可
動1/2遮光板42は回動軸42Aを中心に反時計方向
へ回動してレーザビームの光路Lから退避する。これに
よりレーザビームは偏光面が回転されることなくPBS
33に入射するので、このPBS33を透過して直進
し、光透過面7A、シリコンオイル72、1/4波長板
7Pを往復透過する。このとき、図8を参照して説明し
たのと同様にレーザビームは光路L2に対して偏角θ3
が与えられる。さらに1/4波長板7Pを往復透過する
ことにより偏光面が90゜回転されており、PBS33
によって図の右方に反射される。そして角度拡大光学系
15によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ3=θ
1が与えられて基準光発生装置の傾きが補正され、水平
方向に光を射出する。そして、回転式のペンタプリズム
9により垂直走査面を有する光に変換される。
垂直出し用として用いられる場合、重力の作用により可
動1/2遮光板42は回動軸42Aを中心に反時計方向
へ回動してレーザビームの光路Lから退避する。これに
よりレーザビームは偏光面が回転されることなくPBS
33に入射するので、このPBS33を透過して直進
し、光透過面7A、シリコンオイル72、1/4波長板
7Pを往復透過する。このとき、図8を参照して説明し
たのと同様にレーザビームは光路L2に対して偏角θ3
が与えられる。さらに1/4波長板7Pを往復透過する
ことにより偏光面が90゜回転されており、PBS33
によって図の右方に反射される。そして角度拡大光学系
15によって反時計方向に偏角θ4=1.25θ3=θ
1が与えられて基準光発生装置の傾きが補正され、水平
方向に光を射出する。そして、回転式のペンタプリズム
9により垂直走査面を有する光に変換される。
【0054】第3の実施の形態による基準光発生装置を
図9および図10に示すような構成とすることにより、
図7および図8に示す基準光発生装置においてレーザビ
ームがハーフミラー3で反射されるとき、あるいはハー
フミラー3を通過するときの光量損失を低減することが
できる。これにより、レーザダイオード1から出射され
るレーザビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くこ
とが可能となる。
図9および図10に示すような構成とすることにより、
図7および図8に示す基準光発生装置においてレーザビ
ームがハーフミラー3で反射されるとき、あるいはハー
フミラー3を通過するときの光量損失を低減することが
できる。これにより、レーザダイオード1から出射され
るレーザビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くこ
とが可能となる。
【0055】−第4の実施の形態− 次に図11および図12を参照し、第4の実施の形態に
ついて説明する。図11および図12は、本発明の第4
の実施の形態に係る基準光発生装置の要部の構成を示す
縦断面図であり、図11は水平出しに用いる場合を、図
12は垂直出しに用いる場合を示す。そして図12に示
す基準光発生装置は、図11に示す基準光発生装置を紙
面直角方向の水平軸に沿って時計方向に90゜回転させ
て設置したものである。なお、第1の実施の形態に係る
基準光発生装置を示す図1および図2と同様の部分には
同じ符号を付し、その説明を省略する。
ついて説明する。図11および図12は、本発明の第4
の実施の形態に係る基準光発生装置の要部の構成を示す
縦断面図であり、図11は水平出しに用いる場合を、図
12は垂直出しに用いる場合を示す。そして図12に示
す基準光発生装置は、図11に示す基準光発生装置を紙
面直角方向の水平軸に沿って時計方向に90゜回転させ
て設置したものである。なお、第1の実施の形態に係る
基準光発生装置を示す図1および図2と同様の部分には
同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0056】図11を参照し、第4の実施の形態に係る
基準光発生装置の構成を説明する。この図11に示す基
準光発生装置は、レーザダイオード1から水平方向に出
射され、コリメータレンズ2によって平行光となったレ
ーザビームを鉛直下方に折り曲げて光軸L2に沿うよう
に配設されたハーフミラー31と、光通過面5Aと光路
L2とが直交し、かつ光通過面5Bが上側に位置するよ
うに配された透明容器5と、光路L2に沿う光を直角に
折り曲げ、光路L3に沿うように導くように配設された
ミラー16と、光路L3と光通過面7Aとが直交し、か
つ光通過面7Bが左側に位置するように配設された透明
容器7と、この透明容器7の左側に配設され、光通過面
7Aと平行に対向するミラー17と、ハーフミラー31
の上方で光路L1上に配設された角度拡大光学系15
と、鉛直方向に進む光を水平方向に反射し、かつ光路L
1と回転軸とが一致するようにして回転することにより
レーザビームの水平走査面を形成するペンタプリズム9
とから構成される。
基準光発生装置の構成を説明する。この図11に示す基
準光発生装置は、レーザダイオード1から水平方向に出
射され、コリメータレンズ2によって平行光となったレ
ーザビームを鉛直下方に折り曲げて光軸L2に沿うよう
に配設されたハーフミラー31と、光通過面5Aと光路
L2とが直交し、かつ光通過面5Bが上側に位置するよ
うに配された透明容器5と、光路L2に沿う光を直角に
折り曲げ、光路L3に沿うように導くように配設された
ミラー16と、光路L3と光通過面7Aとが直交し、か
つ光通過面7Bが左側に位置するように配設された透明
容器7と、この透明容器7の左側に配設され、光通過面
7Aと平行に対向するミラー17と、ハーフミラー31
の上方で光路L1上に配設された角度拡大光学系15
と、鉛直方向に進む光を水平方向に反射し、かつ光路L
1と回転軸とが一致するようにして回転することにより
レーザビームの水平走査面を形成するペンタプリズム9
とから構成される。
【0057】引き続き図11を参照して第4の実施の形
態に係る装置が水平出しに用いられる場合の作用につい
て説明する。この図11においても図1〜図8と同様に
して基準光発生装置が紙面上で時計方向に角度θ1傾い
たときのシリコンオイルの液面71Aを破線で示してい
る。この図11に示す装置において、レーザダイオード
1から出射され、コリメータレンズ2により平行光とさ
れたレーザビームはハーフミラー31により下方に導か
れ、光路L2に沿って進む。そして光通過面5B→シリ
コンオイル71→光通過面5A→ミラー16→光通過面
7A→光通過面7B→ミラー17、続いてミラー17→
光通過面7B→光通過面7A→ミラー16→光通過面5
A→シリコンオイル71→光通過面5Bを経て上方へ向
かう。このとき、シリコンオイル71Aのプリズム効果
によってレーザビームは光路L1に対して時計方向に偏
角θ3が与えられる。
態に係る装置が水平出しに用いられる場合の作用につい
て説明する。この図11においても図1〜図8と同様に
して基準光発生装置が紙面上で時計方向に角度θ1傾い
たときのシリコンオイルの液面71Aを破線で示してい
る。この図11に示す装置において、レーザダイオード
1から出射され、コリメータレンズ2により平行光とさ
れたレーザビームはハーフミラー31により下方に導か
れ、光路L2に沿って進む。そして光通過面5B→シリ
コンオイル71→光通過面5A→ミラー16→光通過面
7A→光通過面7B→ミラー17、続いてミラー17→
光通過面7B→光通過面7A→ミラー16→光通過面5
A→シリコンオイル71→光通過面5Bを経て上方へ向
かう。このとき、シリコンオイル71Aのプリズム効果
によってレーザビームは光路L1に対して時計方向に偏
角θ3が与えられる。
【0058】そしてこのレーザビームは角度拡大光学系
15を通過する際に、光路L1に対して反時計方向に偏
角θ4が与えられる。このとき、シリコンオイルの屈折
率nは1.4に、そして角度拡大光学系15の角倍率は
第3の実施の形態と同様に1.25倍に設定されてお
り、傾き角度θ1と偏角θ3およびθ4との関係は式
(4)および式(5)が適用されてθ4=θ1となる。
これによりレーザビームは基準光発生装置の傾きθ1が
補正されて鉛直上方に導かれる。そして回転式のペンタ
プリズム9により水平走査面を得ることができる。
15を通過する際に、光路L1に対して反時計方向に偏
角θ4が与えられる。このとき、シリコンオイルの屈折
率nは1.4に、そして角度拡大光学系15の角倍率は
第3の実施の形態と同様に1.25倍に設定されてお
り、傾き角度θ1と偏角θ3およびθ4との関係は式
(4)および式(5)が適用されてθ4=θ1となる。
これによりレーザビームは基準光発生装置の傾きθ1が
補正されて鉛直上方に導かれる。そして回転式のペンタ
プリズム9により水平走査面を得ることができる。
【0059】続いて図12を参照し、第4の実施の形態
に係る基準光発生装置が垂直出し用として用いられる場
合について説明する。この図12において、重力の作用
によって透明容器5および7に封入されたシリコンオイ
ル71および72はそれぞれの透明容器の底部のほうへ
移動している。この図12においても基準光発生装置が
図面上で時計方向にθ1傾いたときのシリコンオイル7
2の液面72Aを破線で示している。
に係る基準光発生装置が垂直出し用として用いられる場
合について説明する。この図12において、重力の作用
によって透明容器5および7に封入されたシリコンオイ
ル71および72はそれぞれの透明容器の底部のほうへ
移動している。この図12においても基準光発生装置が
図面上で時計方向にθ1傾いたときのシリコンオイル7
2の液面72Aを破線で示している。
【0060】レーザダイオード1から出射され、コリメ
ータレンズ2で平行光となったレーザビームはハーフミ
ラー31により図の左方向に反射された後、光通過面5
B→光通過面5A→ミラー16→光通過面7A→シリコ
ンオイル72→光通過面7Bを経てミラー17に入射す
る。そしてミラー17で反射され、再び光通過面7B→
シリコンオイル72→光通過面7A→ミラー16→光通
過面5A→光通過面5Bを経て角度拡大光学系15に入
射する。このとき、レーザビームはシリコンオイル72
のプリズム効果により光路L1に対して時計方向に偏角
θ3が与えられた状態で角度拡大光学系15に入射し、
次いでこの角度拡大光学系15で反時計方向に偏角θ4
が与えられる。そして、角度拡大光学系15の角倍率は
1.25倍、シリコンオイル72の屈折率は1.4とな
っており、θ1とθ3およびθ4との関係を示す式
(4)および式(5)よりθ4=θ1が導かれる。これ
によりレーザビームは基準光発生装置の傾きθ1が補正
されて水平方向に導かれる。そして回転式のペンタプリ
ズム9により垂直走査面を得ることができる。
ータレンズ2で平行光となったレーザビームはハーフミ
ラー31により図の左方向に反射された後、光通過面5
B→光通過面5A→ミラー16→光通過面7A→シリコ
ンオイル72→光通過面7Bを経てミラー17に入射す
る。そしてミラー17で反射され、再び光通過面7B→
シリコンオイル72→光通過面7A→ミラー16→光通
過面5A→光通過面5Bを経て角度拡大光学系15に入
射する。このとき、レーザビームはシリコンオイル72
のプリズム効果により光路L1に対して時計方向に偏角
θ3が与えられた状態で角度拡大光学系15に入射し、
次いでこの角度拡大光学系15で反時計方向に偏角θ4
が与えられる。そして、角度拡大光学系15の角倍率は
1.25倍、シリコンオイル72の屈折率は1.4とな
っており、θ1とθ3およびθ4との関係を示す式
(4)および式(5)よりθ4=θ1が導かれる。これ
によりレーザビームは基準光発生装置の傾きθ1が補正
されて水平方向に導かれる。そして回転式のペンタプリ
ズム9により垂直走査面を得ることができる。
【0061】なお、以上の第3および第4の実施の形態
の説明において、シリコンオイル71および72の屈折
率は1.4とし、そして角度拡大光学系15の角倍率は
1.25倍とした例について説明したが、使用するシリ
コンオイルの屈折率に応じて角度拡大光学系15の角倍
率を設定することにより上述したθ4=θ1の関係を維
持することができるので、任意の屈折率のシリコンオイ
ルを用いることが可能となる。
の説明において、シリコンオイル71および72の屈折
率は1.4とし、そして角度拡大光学系15の角倍率は
1.25倍とした例について説明したが、使用するシリ
コンオイルの屈折率に応じて角度拡大光学系15の角倍
率を設定することにより上述したθ4=θ1の関係を維
持することができるので、任意の屈折率のシリコンオイ
ルを用いることが可能となる。
【0062】また、第4の実施の形態において、シリコ
ンオイル71および72の屈折率を1.5とし、ペンタ
プリズム9に代えて第2の実施の形態で説明した円錐プ
リズム10を用いることにより、図13に示すように角
度拡大光学系15を省略することも可能である。
ンオイル71および72の屈折率を1.5とし、ペンタ
プリズム9に代えて第2の実施の形態で説明した円錐プ
リズム10を用いることにより、図13に示すように角
度拡大光学系15を省略することも可能である。
【0063】さらに、第4の実施の形態において、ハー
フミラー31に代えてPBSと1/4波長板とを用いて
もよい。この例について図14を参照して説明する。こ
の図14に示す基準光発生装置は、第4の実施の形態に
係る基準光発生装置の縦断面を示す図11において、ハ
ーフミラー31をPBS32に置き換え、さらにミラー
17と透明容器7との間に1/4波長板41を配したも
のである。このような構成とすることにより、図11な
どに示す基準光発生装置においてレーザビームがハーフ
ミラー31で反射されるとき、あるいはハーフミラー3
1を通過するときの光量損失を低減することができる。
これにより、レーザダイオード1から出射されるレーザ
ビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くことが可能
となる。また、傾き補正に関与しない透明容器(図14
の例においては透明容器7)の光通過面(図14の例に
おいては光通過面7A)で反射されて再度PBS32に
入射した光は、このPBS32内を通過せずに反射され
るので基準光発生装置の外に出射することはない。これ
により正規の光路に従って屈折および反射されたレーザ
ビームのみが基準光発生装置から出射されるようにな
り、にじみの少ない走査光を得ることが可能となる。
フミラー31に代えてPBSと1/4波長板とを用いて
もよい。この例について図14を参照して説明する。こ
の図14に示す基準光発生装置は、第4の実施の形態に
係る基準光発生装置の縦断面を示す図11において、ハ
ーフミラー31をPBS32に置き換え、さらにミラー
17と透明容器7との間に1/4波長板41を配したも
のである。このような構成とすることにより、図11な
どに示す基準光発生装置においてレーザビームがハーフ
ミラー31で反射されるとき、あるいはハーフミラー3
1を通過するときの光量損失を低減することができる。
これにより、レーザダイオード1から出射されるレーザ
ビームを効率よく基準光発生装置の外へ導くことが可能
となる。また、傾き補正に関与しない透明容器(図14
の例においては透明容器7)の光通過面(図14の例に
おいては光通過面7A)で反射されて再度PBS32に
入射した光は、このPBS32内を通過せずに反射され
るので基準光発生装置の外に出射することはない。これ
により正規の光路に従って屈折および反射されたレーザ
ビームのみが基準光発生装置から出射されるようにな
り、にじみの少ない走査光を得ることが可能となる。
【0064】さらにまた、上述の第1〜第4の実施の形
態の説明においては、所定の屈折率を有する透明シリコ
ンオイルを用いた例について説明したが、このシリコン
オイルに代えて、同様の屈折率を有する他の粘性流体を
用いるものであってもよい。
態の説明においては、所定の屈折率を有する透明シリコ
ンオイルを用いた例について説明したが、このシリコン
オイルに代えて、同様の屈折率を有する他の粘性流体を
用いるものであってもよい。
【0065】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、レーザダイオード1が光源を、ハーフミラー
3が光路誘導手段を、可動遮光板4が光路選択手段を、
ペンタプリズム9あるいは円錐ミラー10が投光光学系
を、ミラー16、17が反射手段を、ハーフミラー31
が光路切換手段を、PBS33が偏光光路誘導手段を、
1/4波長板41が波長板を、可動1/2波長板42が
移動波長板を、1/4波長板5Pが第1の波長板を、1
/4波長板7Pが第2の波長板をそれぞれ構成する。
において、レーザダイオード1が光源を、ハーフミラー
3が光路誘導手段を、可動遮光板4が光路選択手段を、
ペンタプリズム9あるいは円錐ミラー10が投光光学系
を、ミラー16、17が反射手段を、ハーフミラー31
が光路切換手段を、PBS33が偏光光路誘導手段を、
1/4波長板41が波長板を、可動1/2波長板42が
移動波長板を、1/4波長板5Pが第1の波長板を、1
/4波長板7Pが第2の波長板をそれぞれ構成する。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
台の装置を縦あるいは横に設置するだけで水平出し用あ
るいは垂直出し用の基準光を投光することが可能で、製
造時に精密な調整を必要とせず、耐振動性や耐衝撃性に
優れた基準光発生装置を提供することができる。請求項
2に記載の発明によれば、信頼性の低下や製造コストの
上昇を招くことなく、装置の設置姿勢に応じて不必要な
光を遮断して必要な光だけを投光し、水平垂直出しの作
業性に優れる。請求項3に記載の発明によれば、第1の
容器あるいは第2の容器に封入された液体の屈折率に応
じて角度変更光学系の角倍率を設定することにより、任
意の屈折率を有する液体を用いることが可能となる。請
求項4に記載の発明によれば、基準光発生装置の設置姿
勢に応じた基準平面上に沿う全方向に光源からの光を投
光することができ、これにより壁面等に基準線をマーク
することが可能となる。請求項5〜8に記載の発明によ
れば、信頼性の低下を招くことなく、光源からの光を効
率よく基準光発生装置外へ出射することが可能となり、
光源の発光パワーを抑えて省エネルギ性に優れ、また耐
振動性や耐衝撃性に優れた基準光発生装置を提供するこ
とができる。請求項9に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の基準光発生装置における光路選択手段が
不要で、1台の装置を縦あるいは横に設置するだけで水
平出し用あるいは垂直出し用として用いることが可能と
なる。請求項10〜11に記載の発明によれば、光路を
単純にし、かつ構成部品点数を低減して装置の小型化お
よび製造コストの低廉化が可能となる。特に請求項11
に記載の発明によれば、光源からの光を効率よく基準光
発生装置外へ出射することが可能となり、光源の発光パ
ワーを抑えて省エネルギ性に優れた基準光発生装置を提
供することができる。請求項12に記載の発明によれ
ば、容器内に封入された液体の屈折率に応じた角倍率を
設定して傾き補正をすることにより、使用する液体の屈
折率の自由度を増すことが可能となる。請求項13に記
載の発明によれば、光源からのビームを基準平面上で走
査する光に変換することが可能で、これにより壁面等に
直線状の光を投光することが可能となる。請求項14に
記載の発明によれば、請求項12に記載の角度変更手段
を用いることなく傾き補正が可能となる。
台の装置を縦あるいは横に設置するだけで水平出し用あ
るいは垂直出し用の基準光を投光することが可能で、製
造時に精密な調整を必要とせず、耐振動性や耐衝撃性に
優れた基準光発生装置を提供することができる。請求項
2に記載の発明によれば、信頼性の低下や製造コストの
上昇を招くことなく、装置の設置姿勢に応じて不必要な
光を遮断して必要な光だけを投光し、水平垂直出しの作
業性に優れる。請求項3に記載の発明によれば、第1の
容器あるいは第2の容器に封入された液体の屈折率に応
じて角度変更光学系の角倍率を設定することにより、任
意の屈折率を有する液体を用いることが可能となる。請
求項4に記載の発明によれば、基準光発生装置の設置姿
勢に応じた基準平面上に沿う全方向に光源からの光を投
光することができ、これにより壁面等に基準線をマーク
することが可能となる。請求項5〜8に記載の発明によ
れば、信頼性の低下を招くことなく、光源からの光を効
率よく基準光発生装置外へ出射することが可能となり、
光源の発光パワーを抑えて省エネルギ性に優れ、また耐
振動性や耐衝撃性に優れた基準光発生装置を提供するこ
とができる。請求項9に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の基準光発生装置における光路選択手段が
不要で、1台の装置を縦あるいは横に設置するだけで水
平出し用あるいは垂直出し用として用いることが可能と
なる。請求項10〜11に記載の発明によれば、光路を
単純にし、かつ構成部品点数を低減して装置の小型化お
よび製造コストの低廉化が可能となる。特に請求項11
に記載の発明によれば、光源からの光を効率よく基準光
発生装置外へ出射することが可能となり、光源の発光パ
ワーを抑えて省エネルギ性に優れた基準光発生装置を提
供することができる。請求項12に記載の発明によれ
ば、容器内に封入された液体の屈折率に応じた角倍率を
設定して傾き補正をすることにより、使用する液体の屈
折率の自由度を増すことが可能となる。請求項13に記
載の発明によれば、光源からのビームを基準平面上で走
査する光に変換することが可能で、これにより壁面等に
直線状の光を投光することが可能となる。請求項14に
記載の発明によれば、請求項12に記載の角度変更手段
を用いることなく傾き補正が可能となる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る基準光発生
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係る基準光発生
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用
として用いる場合を示す。
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用
として用いる場合を示す。
【図7】 本発明の第3の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として用
いる場合を示す。
【図8】 本発明の第3の実施の形態に係る基準光発生
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として用
いる場合を示す。
【図9】 本発明の第3の実施の形態に係る基準光発生
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
【図10】 本発明の第3の実施の形態に係る基準光発
生装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、垂直出し
用として用いる場合を示す。
生装置の変形例の要部を示す縦断面図であり、垂直出し
用として用いる場合を示す。
【図11】 本発明の第4の実施の形態に係る基準光発
生装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として
用いる場合を示す。
生装置の要部を示す縦断面図であり、水平出し用として
用いる場合を示す。
【図12】 本発明の第4の実施の形態に係る基準光発
生装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として
用いる場合を示す。
生装置の要部を示す縦断面図であり、垂直出し用として
用いる場合を示す。
【図13】 本発明の第4の実施の形態に係る基準光発
生装置の変形例の要部を示す断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
生装置の変形例の要部を示す断面図であり、水平出し用
として用いる場合を示す。
【図14】 本発明の第4の実施の形態に係る基準光発
生装置の別の変形例の要部を示す断面図であり、水平出
し用として用いる場合を示す。
生装置の別の変形例の要部を示す断面図であり、水平出
し用として用いる場合を示す。
【図15】従来の技術に係る基準光発生装置を備えたレ
ーザ投光測量機を示す縦断面図。
ーザ投光測量機を示す縦断面図。
【図16】従来の技術に係る基準光発生装置を備えたレ
ーザ投光測量機の自動傾き補正動作を示す図。
ーザ投光測量機の自動傾き補正動作を示す図。
1 レーザダイオード 3、31 ハーフミラー 4 可動遮光板 5、7 透明容器 6、8 ミラー 9 ペンタプリズム 10 円錐プリズム 15 ケプラー式望遠鏡 16、17 ミラー 32、33 偏光ビームスプリッタ 41、5P、7P 1/4波長板 42 可動1/2波長板 71、72 シリコンオイル
Claims (14)
- 【請求項1】 光源と、 垂直面内で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面
を有するように液体が封入された第1の容器および第2
の容器と、 前記第1の容器に隣接して配置され、前記第1の容器を
通過した光を再び前記第1の容器に入射させる第1の反
射手段と、 前記第2の容器に隣接して配置され、前記第2の容器を
通過した光を再び前記第2の容器に入射させる第2の反
射手段と、 前記光源から出射された光を前記第1の容器に向かう第
1の光と前記第2の容器に向かう第2の光とに分割する
とともに、前記第1の容器を通過し、前記第1の反射手
段により反射されて前記第1の容器を再通過した前記第
1の光と、前記第2の容器を通過し、前記第2の反射手
段により反射されて前記第2の容器を再通過した前記第
2の光とを同一方向に出射するように導く光路誘導手段
と、 前記光路誘導手段により分割された前記第1あるいは第
2の光のうち、どちらかを択一的に遮光可能な光路選択
手段とを有し、 前記構成の全体を第1の姿勢と前記第1の姿勢から水平
軸回りに90度回転させた第2の姿勢とに設置可能で、
前記第1の姿勢においては、前記第1の光が前記第1の
容器に封入された液体のみを通過する一方、前記第2の
姿勢においては、前記第2の光が前記第2の容器に封入
された液体のみを通過するとともに、前記光路選択手段
が容器に封入された液体を通過しない光を遮光すること
を特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基準光発生装置におい
て、前記光路選択手段は、重力を基準として作動して前
記第1の容器または前記第2の容器への光路を遮光する
ことを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の基準光発生装
置において、前記光路誘導手段から導かれた光の進行方
向角度を変更する角度変更手段をさらに有することを特
徴とする基準光発生装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の基準光発
生装置において、前記光路誘導手段から導かれた光を前
記第1あるいは第2の姿勢に応じた第1あるいは第2の
基準平面上に沿う全方向に投光する投光光学系をさらに
具備することを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項5】 光源と、 垂直面内で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面
を有するように液体が封入された第1の容器および第2
の容器と、 前記第1の容器に隣接して配置され、前記第1の容器を
通過した光を再び前記第1の容器に入射させる第1の反
射手段と、 前記第2の容器に隣接して配置され、前記第2の容器を
通過した光を再び前記第2の容器に入射させる第2の反
射手段と、 前記第1の容器を通過する光の偏光面を所定角度回転さ
せる第1の波長板と、 前記第2の容器を通過する光の偏光面を所定角度回転さ
せる第2の波長板と、 前記光源から出射された光の光路中に挿脱可能で、前記
光路中に挿入されているときには透過する光の偏光面を
所定角度回転させる移動波長板と、 前記光路中に前記移動波長板が挿入されているときには
前記光源からの光を前記第1の容器に導き、前記光路中
に前記移動波長板が挿入されていないときには前記光源
からの光を前記第2の容器に導く偏光光路誘導手段であ
って、前記第1の容器および前記第1の波長板を通過
し、前記第1の反射手段により反射されて前記第1の容
器および前記第1の波長板を再通過した前記第1の光
と、前記第2の容器および前記第2の波長板を通過し、
前記第2の反射手段により反射されて前記第2の容器お
よび前記第2の波長板を再通過した前記第2の光とを同
一方向に出射するように導く偏光光路誘導手段と、 前記構成の全体を、第1の姿勢と前記第1の姿勢から水
平軸回りに90度回転させた第2の姿勢とに設置可能
で、前記第1の姿勢においては前記移動波長板が前記光
路中に挿入され、前記光源から出射された光が前記第1
の容器に封入された液体のみを通過する一方、前記第2
の姿勢においては、前記移動波長板が前記光路から退避
し、前記光源から出射された光が前記第2の容器に封入
された液体のみを通過することを特徴とする基準光発生
装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の基準光発生装置におい
て、前記移動波長板は、重力を基準として作動して前記
光路中に挿脱されることを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の基準光発生装置におい
て、前記第1および第2の波長板の位相差を1/4波長
とし、前記移動波長板の位相差を1/2波長とし、前記
偏光光路誘導手段を偏光ビームスプリッタとしたことを
特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項8】 請求項5〜7の何れかに記載の基準光発
生装置において、前記偏光光路誘導手段から導かれた光
を前記第1あるいは第2の姿勢に応じた第1あるいは第
2の基準平面上に沿う全方向に投光する投光光学系をさ
らに具備することを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項9】 光源と、 垂直面内で互いに直交して配設され、それぞれ自由液面
を有するように液体が封入された第1の容器および第2
の容器と、 光源から出射された光が前記第1の容器を、続いて前記
第2の容器を通過した後、往復して前記第1の容器を再
通過するように導く反射手段とを具備し、 前記構成の全体を、第1の姿勢と前記第1の姿勢から水
平軸回りに90度回転させた第2の姿勢とに設置可能
で、前記第1の姿勢においては、前記光源から出射され
た光が前記第1の容器に封入された液体のみを往復通過
する一方、前記第2の姿勢においては、前記光源から出
射された光が前記第2の容器に封入された液体のみを往
復通過することを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の基準光発生装置にお
いて、前記反射手段は、前記光源から出射された光を反
射して前記第1および第2の容器を通過するように導く
一方、前記第1の容器を再通過して出射された光を通過
する光路切換手段をさらに有することを特徴とする基準
光発生装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の基準光発生装置に
おいて、前記光路切換手段は偏光ビームスプリッタと波
長板とで構成されることを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項12】 請求項10〜11のいずれかに記載の
基準光発生装置において、前記光路切換手段を通過した
光の進行方向角度を変更する角度変更手段をさらに有す
ることを特徴とする基準光発生装置。 - 【請求項13】 請求項9〜12のいずれかに記載の基
準光発生装置において、前記第1および第2の容器を往
復通過した光を、前記第1の姿勢においては第1の基準
平面上に沿う全方向に投光する一方、前記第2の姿勢に
おいては第2の基準平面上に沿う全方向に投光する投光
光学系をさらに具備することを特徴とする基準光発生装
置。 - 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の基準
光発生装置において、前記第1および第2の容器内に封
入された液体の屈折率が1.5であることを特徴とする
基準光発生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015342A JPH10213435A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 基準光発生装置 |
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