JPH10216132A - 体腔内超音波プローブ - Google Patents

体腔内超音波プローブ

Info

Publication number
JPH10216132A
JPH10216132A JP2683897A JP2683897A JPH10216132A JP H10216132 A JPH10216132 A JP H10216132A JP 2683897 A JP2683897 A JP 2683897A JP 2683897 A JP2683897 A JP 2683897A JP H10216132 A JPH10216132 A JP H10216132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
sheath
vibrator
ultrasonic probe
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2683897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Saiga
和也 雑賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2683897A priority Critical patent/JPH10216132A/ja
Publication of JPH10216132A publication Critical patent/JPH10216132A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手元側駆動ユニットの運動に対し超音波振動
子の追従性がよく、スムーズなスキャンが可能な体腔内
超音波プローブを提供すること。 【解決手段】 挿入部内に設けられた振動子6の前後に
圧縮バネ10a,10bが設けられているため曲がった
管腔を超音波走査しても、この部分でのシースの座掘、
つぶれがない。また、バネを1つだけしか設けない場合
に比べて振動子に作用するバネの力が小さくなるため、
振動子に無理な力をかけることがない。また、振動子前
後のバネの合力によって、振動子には次に動き出す方向
の力が働くため、手元側駆動ユニットのリニア進退の運
動に対し、振動子の追従性がよい。従って、スムーズな
リニアスキャンが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体腔内を超音波診
断する際に用いる体腔内超音波プローブに関するもの
で、特にメカニカルリニアスキャン可能な超音波プロー
ブに属するものである。
【0002】
【従来の技術】メカニカルリニアスキャン可能な超音波
プローブとは、挿入部先端に設けた超音波振動子、また
は超音波振動子とミラー、またはミラーを挿入部軸方向
に進退動させて超音波走査するものである。これに対
し、超音波振動子、または超音波振動子とミラー、また
はミラーを回転および挿入部軸方向に進退運動させて超
音波走査するものを、メカニカルラジアル・リニアスキ
ャン可能な超音波プローブという。
【0003】特開平5−277114号公報には、シー
ス先端の超音波走査範囲に当たる部分を超音波透過性の
形状記憶樹脂で形成し、この形状記憶樹脂を選択的に加
熱、冷却することによって自然状態においてはシースを
軟性に保ち、走査時にはストレート状態に保てるように
構成した体腔内超音波プローブが開示されている(従来
例1)。
【0004】特開平7−299070公報には、振動子
ホルダの回動時の軸受け部と、この軸受け部とチューブ
の先端とを連結する弾性部材とを設け、弾性部材と軸受
け部によって回動による振動子ホルダとチューブとの摩
擦を防止し、チューブ先端付近に振動子を設けることが
できるようにした体腔内超音波探触子が開示されている
(従来例2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1の体腔内超音波プローブでは、走査時にはストレート
状態を保つようになっているので、曲がった管腔を超音
波走査することが困難である。また、超音波検査を行う
際に温水、冷水の交換作業が必要であり、操作が煩雑に
なるとともに装置も複雑な構成になってしまう。
【0006】また、従来例2の体腔内超音波探触子のう
ち弾性部材を設けたものは、超音波振動子が弾性部材に
よる一定方向の圧力を受けるため、回転が阻害される可
能性がある。さらに、超音波振動子を軸方向に進退動を
させる場合、弾性部材の自然長を長くする必要があり弾
性部材の収縮時に超音波振動子に大きな圧力が加わるた
め、超音波振動子の回転阻害の可能性が大きくなってし
まう。
【0007】本発明は、前記不具合を解決すべく提案し
たもので、超音波振動子付近のシースの座掘、つぶれを
起こさず曲がった管腔でも超音波走査でき、また超音波
振動子に無理な圧力をかけることなく、手元側駆動ユニ
ットの運動に対し超音波振動子の追従性がよくスムーズ
なスキャンが可能な体腔内超音波プローブを提供するこ
とを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、前記目的を
達成するため、 1.可撓性を有するシースと、このシース内に直線往復
運動可能に保持された超音波振動子と、この超音波振動
子に直線往復運動を伝える可撓性の駆動軸を有する挿入
部と、前記駆動軸に超音波振動子の駆動力を与える手元
側走査駆動部とを備える体腔内超音波プローブにおい
て、前記可撓性を有するシース内の前記超音波振動子を
挟んで、挿入部軸方向前後に弾性部材を設けたことを特
徴とする体腔内超音波プローブとした。
【0009】2.可撓性を有するシースと、このシース
内に直線往復運動可能に保持された超音波振動子と、こ
の超音波振動子に直線往復運動を伝える可撓性の駆動軸
を有する挿入部と、前記駆動軸に超音波振動子の駆動力
を与える手元側走査駆動部とを備える体腔内超音波プロ
ーブにおいて、可撓性を有するシース内の超音波振動子
より先端側に、所定の弾性係数を有するコイルを設ける
とともに、同軸上に前記コイルと逆向きの弾性係数を有
するコイルを設けたことを特徴とする体腔内超音波プロ
ーブとした。
【0010】第1項、第2項の体腔内超音波プローブに
よれば、手元側走査駆動部の駆動力が、可撓性の駆動軸
を介して超音波振動子に伝達され、可撓性シースの中で
超音波振動子が直線往復運動を行う場合、超音波振動子
を挟んでその前後に弾性部材が設けてあるので、この部
分のシースは座掘、つぶれに対して強くなる。さらに、
超音波振動子が直線往復運動範囲の先端と後端の位置に
ある場合、弾性部材の作用によって、超音波振動子に次
に動き出す方向の力が働く。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明していく。図1〜図7は、第1の実
施の形態であり、このうち図1は、本発明の超音波プロ
ーブを組み込んだ超音波画像診断システムの全体図であ
る。図2は超音波プローブの先端部の断面図、図3は超
音波プローブの挿入部の一部断面図、図4は超音波プロ
ーブのコネクタ部の断面図、図5は駆動ユニット内の超
音波プローブとのコネクタ部の詳細を示す断面図、図
6、図7は作用を示す説明図である。
【0012】図1に示すように超音波プローブ1は、先
端部1a、挿入部1b、コネクタ部1cを有しており、
コネクタ部1cを介して駆動ユニット2と着脱自在にな
っている。3は観測装置、4はモニターであり、これら
はカートに載置されている。超音波プローブ1の先端部
1aは図2に示すように、シース5内に振動子部組6が
設けてある。振動子部組6は電極、音響レンズ、圧電素
子等を有し、金属性ハウジング7に接着固定されてい
る。また、振動子部組6には同軸ケーブル(図示してい
ない)が接続され、この同軸ケーブルは、一端が金属性
ハウジング7の後端(手元側)に接続されたフレキシブ
ルシャフト8の中空部分に挿通されている。フレキシブ
ルシャフト8は少なくとも2重のコイルで形成され、最
内周のコイルは左回転したときに広がる方向に、最外周
のコイルは左回転したときに閉まる方向に巻かれてい
る。
【0013】シース5は、一端(図2における左側端
部)が熱溶着等で封止されている。また、シース5内に
は超音波伝達媒体9が封入されている。金属性ハウジン
グ7のシース軸方向前後に、第1の圧縮バネ(弾性部
材)10a、第2の圧縮バネ(弾性部材)10bが配設
されている。第1の圧縮バネ10aは、一端(先端側)
がシース5の封止部5aに、他端(手元側)が金属性ハ
ウジング7のフランジ部A11に接している。また、第
2の圧縮バネ10bは、一端(先端側)が金属性ハウジ
ング7のフランジ部B12に、他端(手元側)がリング
状の制止部材13に接している。なお、制止部材13は
シース5内に圧入もしくは接着固定されている。制止部
材13より手元側のフレキシブルシャフト8には、ベア
リング14を介してコイルシャフト15が被覆されてい
る。
【0014】超音波プローブ1の挿入部1bは図3に示
すように、シース5内をフレキシブルシャフト8、コイ
ルシャフト15が延在している。コイルシャフト15
は、フレキシブルシャフト8と同じように少なくとも2
重のコイルで形成されているが、フレキシブルシャフト
8とは逆に最内周のコイルは右回転したときに広がる方
向に、最外周のコイルは右回転したときに閉まる方向に
巻回されている。また、コイルシャフト15の外周の所
定範囲にはワイヤー16が螺旋状に巻かれ、コイルシャ
フト15と一体的に固定されている。このワイヤー16
に対応するシース5の内側にはワイヤー16の巻回ピッ
チと同じピッチで溝17が螺旋状に形成されている。そ
して、これらワイヤー16と溝17の螺旋方向は、コイ
ルシャフト15の左回転時には、ワイヤー16が溝17
の中を左回転しながら、かつ先端から手元側に相対移動
する方向、逆にコイルシャフト15の右回転時には、ワ
イヤー16が溝17の中を右回転しながら、かつ手元か
ら先端側に相対移動する方向である。
【0015】超音波プローブ1のコネクタ部1cでは図
4に示すように、コネクタ本体18がシース5を固定し
ている。さらに、フレキシブルシャフト8は中空のパイ
プ19の一端に固定され、パイプ19の他端には中心に
駆動ユニットと電気的及び機械的な接続を行うコネクタ
20、この周囲に配設された駆動ユニットからの回転力
を受けるピン21が設けられている。パイプ19の中空
部分には、フレキシブルシャフト8の中空部分を延在し
てきた同軸ケーブル22が挿通され、前記コネクタ20
に電気的に接続される。
【0016】コイルシャフト15の端部は駆動力伝達パ
イプ23の一端に固定され、駆動力伝達パイプ23の他
端に駆動力伝達ピン24が設けられている。中空のパイ
プ19と駆動力伝達パイプ23は、ベアリング25を介
して相対回転自在であり軸方向へは一体的に移動するよ
うになっている。また、駆動力伝達パイプ23とコネク
タ本体18は、ベアリング26を介して相対回転自在か
つ、一定範囲にわたり軸方向移動が可能になっている。
【0017】駆動ユニット4内の超音波プローブとの接
続部は図5に示すように、前記コネクタ20、ピン21
に対応する位置にそれぞれコネクタ27、伝達ピン28
が設けてあり、これらは伝達パイプ29の一端側に固定
されている。伝達パイプ29の他端側に、スリップリン
グ30、正転、逆転が可能なモータ31が設けられてい
る。伝達パイプ29の中空部分には、前記コネクタ27
とスリップリング30との電気的接続を行う同軸ケーブ
ル32が挿通されている。また、前記駆動力伝達ピン2
4に対応するように伝達ピン33が位置し、駆動パイプ
34の一端側に固定されている。駆動パイプ34の他端
側にはギア35が形成され、このギア35にかみ合うよ
うに伝達ギア36が設けられている。
【0018】伝達ギア36と同軸の軸37を介して従動
ギア38が設けられ、従動ギア38には駆動ギア39が
かみ合っている。駆動ギア39は前記伝達パイプ29と
同軸に固定され、伝達パイプ29と前記駆動パイプ34
は、ベアリング40を介して相対回転自在であり一体的
に軸方向移動できるようになっている。軸37の一端は
2つのベアリング41a,41bを介して固定ボックス
42に回転可能に固定されている。固定ボックスにはコ
の字状のロッド43の一端が取り付けられており、ロッ
ド43の他端には走査モード切り換え用のリニアモータ
44の移動軸に連結されている。リニアモータ44とモ
ータ31は一体的に固定されている。リニアモータ44
の作動によって、ロッド43が矢印の方向に移動し、こ
れによって駆動ギア39と従動ギア38は噛合したり切
り離されたりする。
【0019】以上のように構成されている本実施の形態
の作用ついて説明する。先ず、振動子部組6の回転動に
ついて説明すると、駆動ユニット2内のモータ31の回
転力がスリップリング30、伝達パイプ29、伝達ピン
28を介して超音波プローブ1のコネクタ部1c内のピ
ン21へ伝達され、さらに超音波プローブ1内のパイプ
19、フレキシブルシャフト8、金属性ハウジング7を
介して振動子部組6に伝達され回転動する。
【0020】次に、振動子部組6の進退動について説明
すると、駆動ユニット2内のモータ31の回転力がスリ
ップリング30、伝達パイプ29、駆動ギア39、従動
ギア38、軸37、伝達ギア36、ギア35、駆動パイ
プ21、伝達ピン33を介して超音波プローブ1内のコ
ネクタ部1c内の駆動伝達力ピン24へ伝達される。こ
の回転力は、超音波プローブ1内の駆動力伝達パイプ2
3、コイルシャフト15、ワイヤー16へ伝達され、溝
17内をワイヤー16が螺旋状に回転することによって
進退動力に変換される。進退動力は、コネクタ部1c内
のベアリング25、挿入部1b内のベアリング14、フ
レキシブルシャフト8、金属性ハウジング7を介して振
動子部組6に伝達され進退動する。なお、駆動ギア39
と従動ギア38の回転比を変えることによって、モータ
31の回転速度は一定のままで、進退速度を変更するこ
とが可能となる。
【0021】そして、リニアモータ44の移動軸がリニ
ア移動することによってロッド43、固定ボックス4
2、軸37が一体的に移動し、駆動ギア39、従動ギア
38を噛合させたり、離したりすることができ、これに
よって駆動ギア39と従動ギア38を噛合させたときは
振動子部組6は回転・進退動(スパイラルスキャン)が
可能になり、駆動ギア39と従動ギア38を離したとき
は振動子部組6は回転動(ラジアルスキャン)が可能に
なる。
【0022】こうしてスキャンされた後、振動子部組6
からの電気信号は、フレキシブルシャフト8の中空部分
に挿通してある同軸ケーブル22、コネクタ20を介し
て、駆動ユニット2内のコネクタ27へ伝達され、同軸
ケーブル32、スリップリング30を経て観測装置3へ
送られる。
【0023】次に、超音波の走査方法について説明す
る。初期設定として振動子部組6の進退方向の原点位置
を、振動子部組6の最も先端側の位置に、また、振動子
部組6が原点位置にあるときにはモータ31は正転(左
回転)するようにしておく。さらに、モータ31が正転
(左回転)するときのみ超音波を出射するように設定し
ておく。
【0024】そこで、ラジアルスキャンするには、リニ
アモータ44を作動させ、駆動ギア39と従動ギア38
が離れた状態にして、振動子部組6が原点位置にある状
態でモータ31が正転(左回転)する。この場合、フレ
キシブルシャフト8の最内周と最外周のコイルがお互い
に締め付ける状態であり、回転追従性が最もよい状態で
ある。この状態で振動子部組6を超音波駆動させ、ラジ
アルスキャンを行う。
【0025】スパイラルスキャンするには、リニアモー
タ44を作動させ、駆動ギア39と従動ギア38が噛合
した状態にして、振動子部組6が原点位置にある状態で
モータ31を正転(左回転)させる。この場合、フレキ
シブルシャフト8の最内周と最外周のコイルがお互いに
締め付ける状態であり、回転・進退追従性が最もよい状
態である。また、ワイヤー16が溝17内を螺旋状に回
転しながら手元側へ移動し、振動子部組6は左回転しな
がら手元側へ移動する。この状態で振動子部組6を超音
波駆動させることによって、スパイラルスキャンを行
う。
【0026】振動子部組6をスパイラルスキャンさせな
がら一定距離手元側へ移動させた後に、モータ31を逆
転(右回転)させ、振動子部組6を右回転させながら先
端側の原点位置まで移動させる。この場合、フレキシブ
ルシャフト8の最内周と最外周のコイルはお互いに緩め
合う状態であり、回転・進退追従性は最も悪くなる。そ
こで、この状態では振動子部組6の超音波駆動を止め
る。しかし、モータ31が逆転(右回転)するときにコ
イルシャフト15の最内周と最外周のコイルはお互いに
締め付ける状態であり、進退の追従性が最もよくなる。
従って、フレキシブルシャフト8の回転追従性が悪いた
め振動子部組6の超音波駆動は行わないが、振動子部組
6を原点位置へ正確に戻すことは可能である。
【0027】次に、図2に示した先端の第1の圧縮バネ
10a、第2の圧縮バネ10bによる作用について説明
する。第1の圧縮バネ10a、第2の圧縮バネ10b
は、自然長:L 最大力量:f(バネ定数:f/L)
バネ使用長さ:L/5〜4L/5 (スキャン範
囲:3L/5)となるように設定されており、第1の圧
縮バネ10a、第2の圧縮バネ10bの個別の力量およ
び合力の力量は次式で表される。
【0028】 第1の圧縮バネ10aの力量:fax=f(L−x)/L ‥‥(1) 第2の圧縮バネ10bの力量:fbx=−fx/L ‥‥(2) 合力の力量 :fcx=fax+fbxf(L−2x)/L‥‥(3) ただし、力量の符号は先端から手元側へ向かう方向を正
とした場合であり、xの範囲は、L/5≦x≦4L/5
である。このような第1の圧縮バネ10a、第2の圧縮
バネ10bを振動子部組6の前後に入れた場合で、振動
子部組6が最も先端位置にある状態を図6Aに、振動子
部組6が最も後端にある場合を図6Bに示す。
【0029】前記したように振動子部組6が最も先端に
ある場合は、第1の圧縮バネ10aはL/5の長さで、
その力量は先端から手元側に向かってfa1であり、第2
の圧縮バネ10bは4L/5の長さで、その力量は手元
から先端に向かってfb1である。また、このときの合力
はfc1で表される。一方、振動子部組6が最も後端にあ
る場合は、第1の圧縮バネ10aは4L/5の長さで、
その力量は先端から手元側に向かってfa2であり、第2
の圧縮バネ10bはL/5の長さで、その力量は手元か
ら先端に向かってfb2である。このときの合力はfc2
表される。
【0030】さらに、これらの力量は前記式(1),
(2),(3)に長さをxに代入することにより以下の
ようになる。
【数1】
【0031】図7は、振動子部組6が先端位置から後端
位置に移動し、再び先端位置に戻る場合の、バネによる
力量の変化を図式化したものである。図中の破線は第1
の圧縮バネ10aによる力量の変化を、一点鎖線は第2
の圧縮バネ10bによる力量の変化を、実線は第1の圧
縮バネ10a、第2の圧縮バネ10bの合力(実際に振
動子部組6に働く力量)の変化を示している。
【0032】
【数2】
【0033】この図式に明らかなように、実際に振動子
部組に働く力量(第1の圧縮バネ10a、第2の圧縮バ
ネ10bの合力)は、第1の圧縮バネ10a、第2の圧
縮10b単独の力量と比較すると最大の力量の絶対値
は、単独の場合4f/5に対し、合力の場合3f/5と
小さくなっている。また振動子部組に働くトータルの力
量(力量の積分値)は、〔数2〕に示すように、単独の
場合15fL/25に対し、合力の場合9fL/25と
小さくなっている。さらに、バネによる力の方向は、バ
ネ単独の場合振動子部組の位置にかかわらず一定方向で
あるのに対し、合力の場合振動子部組が先端と後端の位
置によって変化し、その方向は駆動ユニットが先端また
は後端位置から反転して次に移動する方向と同じにな
る。
【0034】なお、本実施の形態は以上の構成に限定さ
れるものではなく、例えば超音波振動子前後の弾性部材
としての圧縮バネに代え、引張バネや弾性ゴム等を設け
てもよい。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、超音
波振動子の前後に圧縮バネが設けられているため曲がっ
た管腔を超音波走査しても、この部分でのシースの座
掘、つぶれがない。また、バネを1つだけしか設けない
場合に比べて超音波振動子に作用するバネの力が小さく
なるため、超音波振動子に無理な力をかけることがな
い。また、超音波振動子が走査範囲の両端に位置すると
き、超音波振動子前後のバネの合力によって、超音波振
動子には次に動き出す方向の力が働くため、手元側駆動
ユニットのリニア進退の運動に対し、超音波振動子の追
従性がよい。従って、本発明の体腔内超音波プローブに
よって、スムーズなリニアスキャンが可能になる。
【0036】また、リニア進退の伝達部材としてコイル
を使用するため、従来のフレキシブルシャフトでリニア
進退させる場合に比べ、超音波振動子の追従性が向上す
る。また、リニア進退はシースの溝に係合させたワイヤ
ーで行うため、従来のようにリニア/ラジアル用のモー
タを別々に設ける必要がなく、構成の簡素化を図れる。
【0037】図8は、第2の実施の形態を示したもの
で、超音波プローブの要部(先端部1a)である。第1
の実施の形態と同一部位には同一の符号を付してある。
図示のように、金属性ハウジング7の先端側には圧縮バ
ネ50aと引張バネ50bを配設している。圧縮バネ5
0aは一端がシース5の封止部5aに、他端が金属性ハ
ウジング7のフランジ部11に接している。また、引張
バネ50bも同様に一端がシース5の封止部5aに、他
端が金属性ハウジング7のフランジ部11に接し、圧縮
バネ50aと同軸上の内径部分に挿入されている。他の
構成、作用については、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0038】以上のように構成されている本実施の形態
は、第1の実施の形態と同様の効果を奏するが、さらに
超音波振動子より先端側に2つのバネを設けているた
め、この部分の座掘、つぶれに対し一層強くなる。ま
た、バネを固定する部材が1つですむため、構成の簡素
化を図れる。なお、本実施の形態では外側に圧縮バネ、
内側に引張バネを使用したが、外側に引張バネ、内側に
圧縮バネを用いても同様の効果が得られる。さらにバネ
に限らず、外側と内側の弾性係数の符号が逆向きならば
弾性ゴム等を使用しても同様の効果が得られる。
【0039】以上の実施の形態で説明した内容は以下の
発明としても捉えることができる。 1.可撓性を有するシースと、このシース内に直線往復
運動可能に保持された超音波振動子と、この超音波振動
子に直線往復運動を伝える可撓性を有する駆動軸を有す
る挿入部と、前記駆動軸に超音波振動子の駆動力を与え
る手元側走査駆動部とを備える体腔内超音波プローブに
おいて、前記可撓性を有するシース内の前記超音波振動
子を挟んで、挿入部軸方向前後に弾性部材を設けたこと
を特徴とする体腔内超音波プローブ。
【0040】第1項によれば、超音波振動子の前後に圧
縮バネが設けられているため曲がった管腔を超音波走査
しても、この部分でのシースの座掘、つぶれがない。ま
た、バネを1つだけしか設けない場合に比べて超音波振
動子に作用するバネの力が小さくなるため、超音波振動
子に無理な力をかけることがない。また、超音波振動子
が走査範囲の両端に位置するとき、超音波振動子前後の
バネの合力によって、超音波振動子には次に動き出す方
向の力が働くため、手元側駆動ユニットのリニア進退の
運動に対し、超音波振動子の追従性がよい。従って、本
発明の体腔内超音波プローブによって、スムーズなリニ
アスキャンが可能になる。
【0041】2.超音波振動子の走査方式は、電子ラジ
アル走査方式、電子セクタ走査方式、電子リニア走査方
式、メカニカルラジアル走査方式、もしくはメカニカル
リニア走査方式のいずれかであることを特徴とする第1
項記載の体腔内超音波プローブ。 3.前後の弾性部材の弾性係数が等しいことを特徴とす
る第1項記載の体腔内超音波プローブ。 4.前後の弾性部材はコイル状の部材であることを特徴
とする第1項記載の体腔内超音波プローブ。 5.前後の弾性部材は圧縮コイルバネまたは引っ張りコ
イルバネであることを特徴とする第1項記載の体腔内超
音波プローブ。
【0042】6.可撓性を有するシースと、このシース
内に直線往復運動可能に保持された超音波振動子と、こ
の超音波振動子に直線往復運動を伝える可撓性を有する
駆動軸を有する挿入部と、前記駆動軸に超音波振動子の
駆動力を与える手元側走査駆動部とを備える体腔内超音
波プローブにおいて、可撓性を有するシース内の超音波
振動子より先端側に、所定の弾性係数を有するコイルを
設けるとともに、同軸上に前記コイルと逆向きの弾性係
数を有するコイルを設けたことを特徴とする体腔内超音
波プローブ。第6項によれば、第1項と同様の効果を奏
するが、さらに超音波振動子より先端側に2つのバネを
設けているため、この部分の座掘、つぶれに対し一層強
くなる。また、バネを固定する部材が1つですむため、
構成の簡素化を図れる。
【0043】7.超音波振動子の走査方式は、電子ラジ
アル走査方式、電子セクタ走査方式、電子リニア走査方
式、メカニカルラジアル走査方式、もしくはメカニカル
リニア走査方式のいずれかであることを特徴とする第6
項記載の体腔内超音波プローブ。 8.各々のコイルの弾性係数の絶対値が等しいことを特
徴とする第6項記載の体腔内超音波プローブ。 9.コイルとして圧縮コイルバネまたは引っ張りコイル
バネを用いたことを特徴とする第6項記載の体腔内超音
波プローブ。
【0044】
【発明の効果】請求項1によれば、超音波振動子の前後
に圧縮バネが設けられているため曲がった管腔を超音波
走査しても、この部分でのシースの座掘、つぶれがな
い。また、バネを1つだけしか設けない場合に比べて超
音波振動子に作用するバネの力が小さくなるため、超音
波振動子に無理な力をかけることがない。また、超音波
振動子が走査範囲の両端に位置するとき、超音波振動子
前後のバネの合力によって、超音波振動子には次に動き
出す方向の力が働くため、手元側駆動ユニットのリニア
進退の運動に対し、超音波振動子の追従性がよい。従っ
て、本発明の体腔内超音波プローブによって、スムーズ
なリニアスキャンが可能になる。
【0045】請求項2によれば、請求項1と同様の効果
を奏するが、さらに超音波振動子より先端側に2つのバ
ネを設けているため、この部分の座掘、つぶれに対し一
層強くなる。またバネを固定する部材が1つですむた
め、構成の簡素化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波プローブを組み込んだ超音波画像診断シ
ステムに全体図である。
【図2】第1の実施の形態の超音波プローブ先端の断面
図である。
【図3】挿入部の一部断面図である。
【図4】コネクタ部の詳細を示す断面図である。
【図5】駆動ユニット内の超音波プローブとコネクタ部
の詳細を示す断面図である。
【図6】作用を示す説明図である。
【図7】バネによる力量を示す説明図である。
【図8】第2の実施の形態の超音波プローブ先端の断面
図である。
【符号の説明】
1a 先端部 5 シース 5a 封止部 6 振動子部組 7 金属性ハウジング 8 フレキシブルシャフト 9 超音波伝達媒体 10a 第1の圧縮バネa(弾性部材) 10b 第2の圧縮バネb(弾性部材) 11 フランジ部A 12 フランジ部B 13 制止部材 14 ベアリング 15 コイルシャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシースと、このシース内
    に直線往復運動可能に保持された超音波振動子と、この
    超音波振動子に直線往復運動を伝える可撓性の駆動軸を
    有する挿入部と、前記駆動軸に超音波振動子の駆動力を
    与える手元側走査駆動部とを備える体腔内超音波プロー
    ブにおいて、 前記可撓性を有するシース内の前記超音波振動子を挟ん
    で、挿入部軸方向前後に弾性部材を設けたことを特徴と
    する体腔内超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 可撓性を有するシースと、このシース内
    に直線往復運動可能に保持された超音波振動子と、この
    超音波振動子に直線往復運動を伝える可撓性の駆動軸を
    有する挿入部と、前記駆動軸に超音波振動子の駆動力を
    与える手元側走査駆動部とを備える体腔内超音波プロー
    ブにおいて、 可撓性を有するシース内の超音波振動子より先端側に、
    所定の弾性係数を有するコイルを設けるとともに、同軸
    上に前記コイルと逆向きの弾性係数を有するコイルを設
    けたことを特徴とする体腔内超音波プローブ。
JP2683897A 1997-02-10 1997-02-10 体腔内超音波プローブ Withdrawn JPH10216132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2683897A JPH10216132A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 体腔内超音波プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2683897A JPH10216132A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 体腔内超音波プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10216132A true JPH10216132A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12204419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2683897A Withdrawn JPH10216132A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 体腔内超音波プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10216132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008539887A (ja) * 2005-05-04 2008-11-20 フルイド メディカル,インコーポレイテッド 血管内イメージング用の小型アクチュエータ機構
JP2013070814A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Terumo Corp ドライブ装置およびカテーテルユニット
JP2015531305A (ja) * 2012-10-12 2015-11-02 マフィン・インコーポレイテッドMuffin Incorporated 往復型内部超音波トランスデューサアセンブリ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008539887A (ja) * 2005-05-04 2008-11-20 フルイド メディカル,インコーポレイテッド 血管内イメージング用の小型アクチュエータ機構
JP2013070814A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Terumo Corp ドライブ装置およびカテーテルユニット
JP2015531305A (ja) * 2012-10-12 2015-11-02 マフィン・インコーポレイテッドMuffin Incorporated 往復型内部超音波トランスデューサアセンブリ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3248344B2 (ja) 体内挿入型超音波診断装置
JPS6329544B2 (ja)
US20010052721A1 (en) Coil shaft and method for fabricating same
JP3526478B2 (ja) 超音波プローブ
JPH0856946A (ja) コイルシャフト
JP4199212B2 (ja) 超音波診断装置、及び超音波診断装置の気泡の除去方法
JP3863601B2 (ja) 超音波プローブ
JP4056643B2 (ja) 超音波診断装置
JP2659540B2 (ja) 内視鏡チャンネル插通型超音波プローブ
JP3889869B2 (ja) 超音波プローブ
JPH07163562A (ja) 体腔内超音波診断装置
JP3280485B2 (ja) 体腔内超音波プローブ
JPH0574504U (ja) 体腔内超音波診断装置
JP2941882B2 (ja) 体腔内超音波診断装置
JP3379401B2 (ja) 超音波プローブ
JPH10234735A (ja) 超音波プローブ
JP3918607B2 (ja) 体内挿入型超音波診断装置
JP3387892B2 (ja) 機械走査型超音波プローブ
JP3604044B2 (ja) 超音波探触子
JP4069003B2 (ja) 超音波プローブ
JPH10192279A (ja) 体腔内細径超音波プローブ
JPH0445690Y2 (ja)
JP3918604B2 (ja) 体内挿入型超音波診断装置
JP2003310620A (ja) 超音波内視鏡
JP3152076B2 (ja) リニア超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511