JPH10216134A - 穿刺針システム - Google Patents
穿刺針システムInfo
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- JPH10216134A JPH10216134A JP9027000A JP2700097A JPH10216134A JP H10216134 A JPH10216134 A JP H10216134A JP 9027000 A JP9027000 A JP 9027000A JP 2700097 A JP2700097 A JP 2700097A JP H10216134 A JPH10216134 A JP H10216134A
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- Japan
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- needle
- puncture
- endoscope
- ultrasonic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】切り欠き部分に十分な組織を取り込むことがで
きると同時に、低侵襲な穿刺針システムを提供する。 【解決手段】シース2と、管状の外針3と、前記外針内
を進退自在に移動し、先端部近傍に切り欠き部13を有
する内針4とを具備し、前記外針内に前記内針を挿通し
た状態で、これらを体腔内に刺入することにより体腔組
織を採取する穿刺針システム1において、前記外針と前
記内針の体腔内刺入部分、および、前記切り欠き部を縦
長断面形状とし、切り欠き部分を深くして大量の組織を
取り込むことができ、さらに、穿刺経路は縦長になるた
め、穿刺経路の組織が横方向に密着し易く、組織採取部
分の空間の治療時間を短縮できる。
きると同時に、低侵襲な穿刺針システムを提供する。 【解決手段】シース2と、管状の外針3と、前記外針内
を進退自在に移動し、先端部近傍に切り欠き部13を有
する内針4とを具備し、前記外針内に前記内針を挿通し
た状態で、これらを体腔内に刺入することにより体腔組
織を採取する穿刺針システム1において、前記外針と前
記内針の体腔内刺入部分、および、前記切り欠き部を縦
長断面形状とし、切り欠き部分を深くして大量の組織を
取り込むことができ、さらに、穿刺経路は縦長になるた
め、穿刺経路の組織が横方向に密着し易く、組織採取部
分の空間の治療時間を短縮できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経皮的あるいは経
内視鏡的に生体の組織あるいは細胞を生検する穿刺針シ
ステムで、特に、管状の外針と、外針の中を挿通可能な
中実な内針から成り、内針の側面に切り欠き部分を有す
る穿刺針システムに関する。
内視鏡的に生体の組織あるいは細胞を生検する穿刺針シ
ステムで、特に、管状の外針と、外針の中を挿通可能な
中実な内針から成り、内針の側面に切り欠き部分を有す
る穿刺針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の経皮的あるいは経内視鏡的に生体
の組織あるいは細胞を生検する穿刺針システムとして、
特公昭52−23191号公報等に開示されたものがあ
る。上記特公昭52−23191号公報に開示されてい
る穿刺針システムは、外針および内針がそれぞれ概ね円
筒形および円形であり、内針の先端付近の側面には、切
り欠き部分が設けられて、切り欠き部分の先端側には、
後端側の張り出したフックを有しているものを適用して
いる。
の組織あるいは細胞を生検する穿刺針システムとして、
特公昭52−23191号公報等に開示されたものがあ
る。上記特公昭52−23191号公報に開示されてい
る穿刺針システムは、外針および内針がそれぞれ概ね円
筒形および円形であり、内針の先端付近の側面には、切
り欠き部分が設けられて、切り欠き部分の先端側には、
後端側の張り出したフックを有しているものを適用して
いる。
【0003】上記特公昭52−23191号公報の穿刺
針システムにて目的部位の組織を採取する手順は、以下
の通りである。すなわち、 (1)外針の中に内針の切り欠き部分が完全に収まる状
態で、穿刺針を目的部位まで刺入する。 (2)内針の切り欠き部分が現れるまで、外針を手元側
に引き抜く。 (3)組織の弾性力によって、切り欠き部分に目的部位
の組織が取り込まれる。 (4)外針の中に内針の切り欠き部分が完全に収まるま
で、素早く外針を先端側に押し出し、切り欠き部分に取
り込まれた組織を切断する。 (5)穿刺針全体を抜去する。 上述の手順で組織の採取が行われる。
針システムにて目的部位の組織を採取する手順は、以下
の通りである。すなわち、 (1)外針の中に内針の切り欠き部分が完全に収まる状
態で、穿刺針を目的部位まで刺入する。 (2)内針の切り欠き部分が現れるまで、外針を手元側
に引き抜く。 (3)組織の弾性力によって、切り欠き部分に目的部位
の組織が取り込まれる。 (4)外針の中に内針の切り欠き部分が完全に収まるま
で、素早く外針を先端側に押し出し、切り欠き部分に取
り込まれた組織を切断する。 (5)穿刺針全体を抜去する。 上述の手順で組織の採取が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭52−23
191号公報に開示の穿刺針システムにて病理鑑定に十
分な量の組織を採取するには、切り欠き部分に十分な量
の組織を取り込む必要がある。したがって、特公昭52
−23191号公報の穿刺針のような円筒形の針の場
合、針の外径を太くして、切り欠き部分への組織の取り
込み量を増やすしていた。
191号公報に開示の穿刺針システムにて病理鑑定に十
分な量の組織を採取するには、切り欠き部分に十分な量
の組織を取り込む必要がある。したがって、特公昭52
−23191号公報の穿刺針のような円筒形の針の場
合、針の外径を太くして、切り欠き部分への組織の取り
込み量を増やすしていた。
【0005】しかし、上記特公昭52−23191号公
報に開示の穿刺針システムのような円筒形の断面形状を
有している穿刺針で針の外径を太くすると、穿刺経路、
特に、切り欠き部分に大きな空間を空けることになり、
その穴が完全に治癒するのに長い時間を要していた。
報に開示の穿刺針システムのような円筒形の断面形状を
有している穿刺針で針の外径を太くすると、穿刺経路、
特に、切り欠き部分に大きな空間を空けることになり、
その穴が完全に治癒するのに長い時間を要していた。
【0006】本発明は、上記問題点を解決し、切り欠き
部分に十分な組織を取り込むことができると同時に、低
侵襲な穿刺針システムを提供することを目的とする。
部分に十分な組織を取り込むことができると同時に、低
侵襲な穿刺針システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の穿刺針システム
は、管状の外針と、前記外針内を進退自在に移動し、先
端部近傍に切り欠き部を有する内針とを具備し、前記外
針内に前記内針を挿通した状態で、これらを体腔内に刺
入することにより体腔組織を採取する穿刺針システムに
おいて、前記外針と前記内針の体腔内刺入部分、およ
び、前記切り欠き部の横断面を縦長形状とする。
は、管状の外針と、前記外針内を進退自在に移動し、先
端部近傍に切り欠き部を有する内針とを具備し、前記外
針内に前記内針を挿通した状態で、これらを体腔内に刺
入することにより体腔組織を採取する穿刺針システムに
おいて、前記外針と前記内針の体腔内刺入部分、およ
び、前記切り欠き部の横断面を縦長形状とする。
【0008】上記穿刺針システムにおいては、前記外針
と前記内針の体腔内刺入部分、および、前記切り欠き部
の横断面を縦長形状とするため、切り欠き部分が深くな
り、大量の組織を切り欠き部分に取り込むことができ
る。同時に、穿刺経路は縦長になるため、穿刺経路の組
織は横方向に簡単に密着し、穿刺経路特に、組織採取部
分の空間の治療時間を短縮できる。
と前記内針の体腔内刺入部分、および、前記切り欠き部
の横断面を縦長形状とするため、切り欠き部分が深くな
り、大量の組織を切り欠き部分に取り込むことができ
る。同時に、穿刺経路は縦長になるため、穿刺経路の組
織は横方向に簡単に密着し、穿刺経路特に、組織採取部
分の空間の治療時間を短縮できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。図1乃至図6は、本発明の第
1の実施の形態を示す穿刺針システムの構造を示す図で
あって、図1は、本穿刺針システムの縦断面図である。
図2,図3,図5は、それぞれ本穿刺針システムを構成
するシースと外針と内針の縦断面図である。また、図4
(A),(B)は、それぞれ図3のA−A断面図とB−
B断面図であり、図6(A),(B)は、それぞれ図5
のC−C断面図とD−D断面図である。
て、図を用いて説明する。図1乃至図6は、本発明の第
1の実施の形態を示す穿刺針システムの構造を示す図で
あって、図1は、本穿刺針システムの縦断面図である。
図2,図3,図5は、それぞれ本穿刺針システムを構成
するシースと外針と内針の縦断面図である。また、図4
(A),(B)は、それぞれ図3のA−A断面図とB−
B断面図であり、図6(A),(B)は、それぞれ図5
のC−C断面図とD−D断面図である。
【0010】本穿刺針システムは、十分な量の組織量を
採取でき、且つ、術後の治療を早めることが可能なもの
であり、以下、その構造と作用等を詳細に説明する。図
1の縦断面図に示すように本穿刺針システム1は、主に
シース2、外針3および内針4で構成されている。
採取でき、且つ、術後の治療を早めることが可能なもの
であり、以下、その構造と作用等を詳細に説明する。図
1の縦断面図に示すように本穿刺針システム1は、主に
シース2、外針3および内針4で構成されている。
【0011】シース2は、図2に示すように全長にわた
って可撓性を有するシース部5と、硬質なプラスチック
等の素材で形成されるシース把持部6からなる。シース
部5の後端とシース把持部6の先端側は、接着剤にて接
続されている。また、シース2の中心を貫通している穴
7は、後述する外針3の針8を挿脱可能な形状を有して
いる。
って可撓性を有するシース部5と、硬質なプラスチック
等の素材で形成されるシース把持部6からなる。シース
部5の後端とシース把持部6の先端側は、接着剤にて接
続されている。また、シース2の中心を貫通している穴
7は、後述する外針3の針8を挿脱可能な形状を有して
いる。
【0012】外針3は、図3に示すように金属製の針8
と、外針把持部9からなり、針8の後端部と外針把持部
9の先端部は、接着剤等で接着されている。針8の先端
から位置8pまでの体腔内に刺入される部分8aの区間
は、図3のA−A断面を示す図4(A)のような中空の
縦長形状である矩形形状、、あるいは、長円形状の断面
を有する。また、上記位置8pより後方部分8bは、図
3のB−B断面を示す図4(B)のような円環状の断面
を有する。そして、針8の内周部には後述の内針4の針
11が挿脱可能とする。
と、外針把持部9からなり、針8の後端部と外針把持部
9の先端部は、接着剤等で接着されている。針8の先端
から位置8pまでの体腔内に刺入される部分8aの区間
は、図3のA−A断面を示す図4(A)のような中空の
縦長形状である矩形形状、、あるいは、長円形状の断面
を有する。また、上記位置8pより後方部分8bは、図
3のB−B断面を示す図4(B)のような円環状の断面
を有する。そして、針8の内周部には後述の内針4の針
11が挿脱可能とする。
【0013】内針4は、金属製の針11と内針把持部1
2から成り、針11の後端部と、内針把持部12の先端
部は接着剤等で接続されている。針11の断面は、先端
部から位置11p迄の針部分11aは、図5のC−C断
面を示す図6(A)のように縦長形状である矩形形状、
あるいは、長円形状の断面を有する。また、上記位置1
1pより後方の針部分11bは、図5のD−D断面を示
す図6(B)のような円断面を有する。また、針11の
先端部には、上記縦長断面の縦長方向を深さ方向とする
切り欠き部13を有する。この内針4は、外針3に収
め、切り欠き13が露出した状態では、外針3に対して
隙間なく収まる形状になっている。
2から成り、針11の後端部と、内針把持部12の先端
部は接着剤等で接続されている。針11の断面は、先端
部から位置11p迄の針部分11aは、図5のC−C断
面を示す図6(A)のように縦長形状である矩形形状、
あるいは、長円形状の断面を有する。また、上記位置1
1pより後方の針部分11bは、図5のD−D断面を示
す図6(B)のような円断面を有する。また、針11の
先端部には、上記縦長断面の縦長方向を深さ方向とする
切り欠き部13を有する。この内針4は、外針3に収
め、切り欠き13が露出した状態では、外針3に対して
隙間なく収まる形状になっている。
【0014】なお、図1は、穿刺針システム1を組み立
てた状態であって、外針3をシース2に対して、完全に
突き出したときの状態を示しているが、この状態で針8
の位置8pは、シース2のシース部5の内部に収まる位
置にある。
てた状態であって、外針3をシース2に対して、完全に
突き出したときの状態を示しているが、この状態で針8
の位置8pは、シース2のシース部5の内部に収まる位
置にある。
【0015】次に、図1,2,3,5等を用いて本穿刺
針システム1による組織採取動作の手順を説明する。 (1)まず、内視鏡を穿刺目標部位付近まで挿入する。 (2)内針4の切り欠き部分13を外針3の針8内に完
全に収める。同時に、外針3をシース部5内部に完全に
収めて、穿刺針システム1を内視鏡鉗子チャンネルに挿
入する。 (3)シース部5の先端を体腔の壁面に圧し当てる。 (4)穿刺目標部位の手前まで針8の先端を刺入する。 (5)切り欠き部分13が目的部位に位置するまで、針
11を刺入する。ここで、目的部位の組織が切り欠き部
13に取り込まれる。 (6)切り欠き部分13が、穿刺目標部位に対して移動
しないように注意しながら、外針把持部9を内針把持部
12に対して相対的に、かつ、針8の先端が切り欠き部
13を完全に覆うまで前進させて、目標部位の組織を切
断する。 (7)針8の先端が、シース部5内に完全に収まるまで
後退させる。 (8)針8をシース部5に収めた状態で、穿刺針システ
ム1を内視鏡鉗子チャンネルから抜去する。 (9)組織片を切り欠き部13から回収する。
針システム1による組織採取動作の手順を説明する。 (1)まず、内視鏡を穿刺目標部位付近まで挿入する。 (2)内針4の切り欠き部分13を外針3の針8内に完
全に収める。同時に、外針3をシース部5内部に完全に
収めて、穿刺針システム1を内視鏡鉗子チャンネルに挿
入する。 (3)シース部5の先端を体腔の壁面に圧し当てる。 (4)穿刺目標部位の手前まで針8の先端を刺入する。 (5)切り欠き部分13が目的部位に位置するまで、針
11を刺入する。ここで、目的部位の組織が切り欠き部
13に取り込まれる。 (6)切り欠き部分13が、穿刺目標部位に対して移動
しないように注意しながら、外針把持部9を内針把持部
12に対して相対的に、かつ、針8の先端が切り欠き部
13を完全に覆うまで前進させて、目標部位の組織を切
断する。 (7)針8の先端が、シース部5内に完全に収まるまで
後退させる。 (8)針8をシース部5に収めた状態で、穿刺針システ
ム1を内視鏡鉗子チャンネルから抜去する。 (9)組織片を切り欠き部13から回収する。
【0016】以上の作業によって穿刺目標部位の組織を
採取することができる。そして、上述の動作で針8、お
よび、針11の体腔に刺入される部分は、図4(A)、
または、図6(A)の縦長断面形状に限られる。
採取することができる。そして、上述の動作で針8、お
よび、針11の体腔に刺入される部分は、図4(A)、
または、図6(A)の縦長断面形状に限られる。
【0017】上述の本穿刺針システム1によると、刺入
経路断面積が同一となるような略円形断面の針と比較し
て、縦長断面の長手方向に沿ってより深い切り欠き部1
3を設けることができるので、穿刺目標部位の組織を採
取する場合、大量の組織を取り込むことが可能になる。
さらに、体腔に刺入される針の断面が縦長断面形状であ
ることから、穿刺経路が縦長の断面を有する穴となるた
め、組織採取後、断面の幅方向の壁面は互いに簡単に密
着し、また、出血も抑えられるので、術後の刺入部分の
治癒期間が短縮される。
経路断面積が同一となるような略円形断面の針と比較し
て、縦長断面の長手方向に沿ってより深い切り欠き部1
3を設けることができるので、穿刺目標部位の組織を採
取する場合、大量の組織を取り込むことが可能になる。
さらに、体腔に刺入される針の断面が縦長断面形状であ
ることから、穿刺経路が縦長の断面を有する穴となるた
め、組織採取後、断面の幅方向の壁面は互いに簡単に密
着し、また、出血も抑えられるので、術後の刺入部分の
治癒期間が短縮される。
【0018】なお、上記穿刺針システム1の内針4の針
11に設けられた切り欠き形状の変形例として、図7に
示すような内針用として切り欠き形状を有する針21を
提案することもできる。図7(A)は、上記変形例の針
21の切り欠き部23の側面図であり、図7(B)は、
図7(A)上のH−H断面図であり、針21の切り欠き
部23の底面部が凹曲面23aを形成している。上述の
ような切り欠き部形状を採用することにより採取した組
織が収まり易く、組織の脱落の危険性が減少するという
効果がさらに得られる。
11に設けられた切り欠き形状の変形例として、図7に
示すような内針用として切り欠き形状を有する針21を
提案することもできる。図7(A)は、上記変形例の針
21の切り欠き部23の側面図であり、図7(B)は、
図7(A)上のH−H断面図であり、針21の切り欠き
部23の底面部が凹曲面23aを形成している。上述の
ような切り欠き部形状を採用することにより採取した組
織が収まり易く、組織の脱落の危険性が減少するという
効果がさらに得られる。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態としての
穿刺針システムハンドルについて説明する。本穿刺針シ
ステムハンドル101は、前記第1の実施の形態の穿刺
針システム1に適用されたものと同型式の外針33(図
10参照)、および、内針4が装着可能であって、穿刺
目標部位の狙撃性を向上させると同時に、穿刺針システ
ム装着時の内視鏡の吸引効果の低減を防ぐことが可能な
穿刺針システムハンドルである。
穿刺針システムハンドルについて説明する。本穿刺針シ
ステムハンドル101は、前記第1の実施の形態の穿刺
針システム1に適用されたものと同型式の外針33(図
10参照)、および、内針4が装着可能であって、穿刺
目標部位の狙撃性を向上させると同時に、穿刺針システ
ム装着時の内視鏡の吸引効果の低減を防ぐことが可能な
穿刺針システムハンドルである。
【0020】図8は、本実施の形態の穿刺針システムハ
ンドル101の全体を組み立てた状態の縦断面図であ
り、穿刺針システムバンドル101は、主に内視鏡固定
部102と、外カバー103と、シース104、およ
び、外針スライダ105で構成されている。
ンドル101の全体を組み立てた状態の縦断面図であ
り、穿刺針システムバンドル101は、主に内視鏡固定
部102と、外カバー103と、シース104、およ
び、外針スライダ105で構成されている。
【0021】内視鏡固定部102は、固定部本体106
と抜け止め107で構成され、上記固定部本体106の
側面には調節溝108、また、先端および後端の開口部
には、ネジ部109およびネジ部110がそれぞれ設け
られている。ネジ部109は、後述する内視鏡の鉗子口
金134(図11参照)と接続可能である。抜け止め1
07は、内側に雌ネジが設けられており、固定部本体1
06のネジ部110に締結される。
と抜け止め107で構成され、上記固定部本体106の
側面には調節溝108、また、先端および後端の開口部
には、ネジ部109およびネジ部110がそれぞれ設け
られている。ネジ部109は、後述する内視鏡の鉗子口
金134(図11参照)と接続可能である。抜け止め1
07は、内側に雌ネジが設けられており、固定部本体1
06のネジ部110に締結される。
【0022】外カバー103は、調整ネジ111、カバ
ー本体112、およびシース固定筒113で構成され
る。カバー本体112の先端側の側部にはネジ穴114
が設けられ、後端内部には軸方向にネジ部115が設け
られている。また、調整ネジ111をネジ穴114にね
じ込むことにより、内視鏡固定部102と外カバー10
3を固定することが可能である。
ー本体112、およびシース固定筒113で構成され
る。カバー本体112の先端側の側部にはネジ穴114
が設けられ、後端内部には軸方向にネジ部115が設け
られている。また、調整ネジ111をネジ穴114にね
じ込むことにより、内視鏡固定部102と外カバー10
3を固定することが可能である。
【0023】シース固定筒113は、その後端でカバー
本体112のネジ部115にてネジ固定される。シース
固定筒113の先端にはネジ部116が設けられてお
り、シース104をネジ固定可能である。また、シース
固定筒113の断面は円筒形であり、突き当て部117
を段部とし先端側が後端側と比べて外径が大きい。ま
た、シース固定筒113の先端側途中にはOリング溝1
18が設けられいる。
本体112のネジ部115にてネジ固定される。シース
固定筒113の先端にはネジ部116が設けられてお
り、シース104をネジ固定可能である。また、シース
固定筒113の断面は円筒形であり、突き当て部117
を段部とし先端側が後端側と比べて外径が大きい。ま
た、シース固定筒113の先端側途中にはOリング溝1
18が設けられいる。
【0024】シース104は、固定部119、およびシ
ース部120で構成され、両者は接着固定されている。
固定部119は、ネジ部116にてシース固定筒113
にネジ固定されている。
ース部120で構成され、両者は接着固定されている。
固定部119は、ネジ部116にてシース固定筒113
にネジ固定されている。
【0025】外針スライダ105は、スライダ本体12
1およびストッパ122で構成される。ストッパ122
は、リング123およびテーパーネジ124から成る。
リング123の内側にはネジ部125が設けられてい
る。テーパネジ124は、テーパ状で、かつ、図8のE
−E断面に示すように、軸垂直断面がC字型の切り欠き
付き円筒状のリングネジである。したがって、リング1
23を締め込むことによって、ストッパ122は、スラ
イダ本体121に対して固定される。また、スライダ本
体121の後端には外針取付部126が設けられてい
る。
1およびストッパ122で構成される。ストッパ122
は、リング123およびテーパーネジ124から成る。
リング123の内側にはネジ部125が設けられてい
る。テーパネジ124は、テーパ状で、かつ、図8のE
−E断面に示すように、軸垂直断面がC字型の切り欠き
付き円筒状のリングネジである。したがって、リング1
23を締め込むことによって、ストッパ122は、スラ
イダ本体121に対して固定される。また、スライダ本
体121の後端には外針取付部126が設けられてい
る。
【0026】なお、上記シース固定筒113のOリング
溝118には、Oリング127が挿入されており、固定
部本体106と内面と、シース固定筒113の間の気密
を保持している。
溝118には、Oリング127が挿入されており、固定
部本体106と内面と、シース固定筒113の間の気密
を保持している。
【0027】図10は、本穿刺針システムハンドル10
1に装着可能な穿刺針の外針33の断面図であり、前記
図3の外針3に対して、外針33には雌ネジ部39aが
外針把持部39の先端側に設けられている点が異なって
いる。この雌ネジ部39aによって外針把持部39は、
図8の外針取付部126に固定可能である。上記外針3
3は、上記の構造以外は、第1の実施の形態に適用した
外針3と同一である。さらに、上記外針33内に挿入さ
れる内針4は、前記図5に示したものと同一とする。ま
た、図8の穿刺針101を適用し、前記図2に示すシー
ス2は適用しない。
1に装着可能な穿刺針の外針33の断面図であり、前記
図3の外針3に対して、外針33には雌ネジ部39aが
外針把持部39の先端側に設けられている点が異なって
いる。この雌ネジ部39aによって外針把持部39は、
図8の外針取付部126に固定可能である。上記外針3
3は、上記の構造以外は、第1の実施の形態に適用した
外針3と同一である。さらに、上記外針33内に挿入さ
れる内針4は、前記図5に示したものと同一とする。ま
た、図8の穿刺針101を適用し、前記図2に示すシー
ス2は適用しない。
【0028】以上のような構成の穿刺針適用する本シス
テムハンドルでは、外カバー103は、内視鏡固定部1
02に対して進退可能で、シース104の進退量を調整
した後、調整ネジ111によって内視鏡固定部102に
固定可能である。また、外針スライダ105は、外カバ
ー103に対して進退可能で、外針33の突出量は、ス
トッパ122にて調整可能である。
テムハンドルでは、外カバー103は、内視鏡固定部1
02に対して進退可能で、シース104の進退量を調整
した後、調整ネジ111によって内視鏡固定部102に
固定可能である。また、外針スライダ105は、外カバ
ー103に対して進退可能で、外針33の突出量は、ス
トッパ122にて調整可能である。
【0029】図11は、本穿刺針システムハンドル10
1が装着可能な内視鏡鉗子口金134の口金周辺部13
1の断面図である。本口金周辺部131において、吸引
チャンネル132は、内視鏡先端の図示しない送気吸引
口にて開口しており、チャンネル分岐部133にて鉗子
口金134側の矢印方向D2 と、図示しない吸引器接続
口側の矢印方向D3 に分岐している。鉗子口金134に
は、穿刺針システムハンドル101のネジ部109によ
り穿刺針システムハンドル101を着脱可能である。
1が装着可能な内視鏡鉗子口金134の口金周辺部13
1の断面図である。本口金周辺部131において、吸引
チャンネル132は、内視鏡先端の図示しない送気吸引
口にて開口しており、チャンネル分岐部133にて鉗子
口金134側の矢印方向D2 と、図示しない吸引器接続
口側の矢印方向D3 に分岐している。鉗子口金134に
は、穿刺針システムハンドル101のネジ部109によ
り穿刺針システムハンドル101を着脱可能である。
【0030】次に、本穿刺針システムハンドルによる組
織の採取動作の手順を説明する。 (1)まず、X線診断や超音波診断等により、体腔壁か
ら穿刺目的部位までの深さを測定する。 (2)図8のように穿刺針システムハンドル101を組
み立てる。 (3)穿刺針システムハンドル101に外針33を通
す。 (4)体腔壁から穿刺目的部位までの深さ測定の結果を
参照して、切り欠き部13が穿刺目的部位とずれること
なく位置できるように、ストッパ122にて外針33の
シース120に対する突出量を調整する。 (5)外針33を穿刺針システムハンドル101から抜
き取る。 (6)内針4の切り欠き部13を外針33の針8内に完
全に収める。同時に、針8をシース部120の内部に完
全に収める。 (7)外針スライダ105を手元側に最大に引き出し
て、針8の先端がシース部120内部に完全に収めるよ
うにする。 (8)内視鏡を穿刺目標部位付近まで挿入する。 (9)鉗子口金134から、シース104を内視鏡の鉗
子チャンネルに挿入し、ネジ部109にて、図示しない
雄ネジ部を介して穿刺針システムハンドル101を鉗子
口金134に接続する。 (10)シース部120の先端120aを体腔の壁面に
圧し当てた後、調節ネジ111にて、シース104を外
カバー103に固定する。 (11)針8先端が目的部位の直前に位置するまで外針
33の針8を刺入する。 (12)切り欠き部13が目的部位に位置するまで内針
4の針11を刺入し、組織を切り欠き部13内に取り込
む。 (13)内針把持部12が、内視鏡固定部102に対し
て相対的に動かないように固定しながら、ストッパ12
2が突き当たるまで外針スライダ105を押し込み、切
り欠き部13に取り込まれた組織を外針33の中に収め
る。 (14)針8の先端を完全にシース部104内部に収め
て、シース部104を内視鏡鉗子チャンネルから抜去す
る。 (15)組織片を切り欠き部13から回収する。 以上の作業手順により本実施形態の構成にて組織の採取
が可能である。
織の採取動作の手順を説明する。 (1)まず、X線診断や超音波診断等により、体腔壁か
ら穿刺目的部位までの深さを測定する。 (2)図8のように穿刺針システムハンドル101を組
み立てる。 (3)穿刺針システムハンドル101に外針33を通
す。 (4)体腔壁から穿刺目的部位までの深さ測定の結果を
参照して、切り欠き部13が穿刺目的部位とずれること
なく位置できるように、ストッパ122にて外針33の
シース120に対する突出量を調整する。 (5)外針33を穿刺針システムハンドル101から抜
き取る。 (6)内針4の切り欠き部13を外針33の針8内に完
全に収める。同時に、針8をシース部120の内部に完
全に収める。 (7)外針スライダ105を手元側に最大に引き出し
て、針8の先端がシース部120内部に完全に収めるよ
うにする。 (8)内視鏡を穿刺目標部位付近まで挿入する。 (9)鉗子口金134から、シース104を内視鏡の鉗
子チャンネルに挿入し、ネジ部109にて、図示しない
雄ネジ部を介して穿刺針システムハンドル101を鉗子
口金134に接続する。 (10)シース部120の先端120aを体腔の壁面に
圧し当てた後、調節ネジ111にて、シース104を外
カバー103に固定する。 (11)針8先端が目的部位の直前に位置するまで外針
33の針8を刺入する。 (12)切り欠き部13が目的部位に位置するまで内針
4の針11を刺入し、組織を切り欠き部13内に取り込
む。 (13)内針把持部12が、内視鏡固定部102に対し
て相対的に動かないように固定しながら、ストッパ12
2が突き当たるまで外針スライダ105を押し込み、切
り欠き部13に取り込まれた組織を外針33の中に収め
る。 (14)針8の先端を完全にシース部104内部に収め
て、シース部104を内視鏡鉗子チャンネルから抜去す
る。 (15)組織片を切り欠き部13から回収する。 以上の作業手順により本実施形態の構成にて組織の採取
が可能である。
【0031】本実施の形態の穿刺針システムハンドル1
01によれば、上記穿刺針システムハンドル101を接
続して内視鏡の吸引操作を行う場合、吸引物は、図11
の矢印方向D1 の向きから吸引チャンネル132内を吸
引される。しかし、矢印方向D2 へは、図8のOリング
127にて空間128は密閉されるているために流れが
生じない。したがって、吸引物は、矢印方向D2 から漏
れることなく、矢印方向D3 へのみ流れて行くことにな
る。さらに、穿刺針システムハンドル101を使用する
ことにより、本針の刺入量を予め設定することによって
目標部位に速やかに針を刺入できる。
01によれば、上記穿刺針システムハンドル101を接
続して内視鏡の吸引操作を行う場合、吸引物は、図11
の矢印方向D1 の向きから吸引チャンネル132内を吸
引される。しかし、矢印方向D2 へは、図8のOリング
127にて空間128は密閉されるているために流れが
生じない。したがって、吸引物は、矢印方向D2 から漏
れることなく、矢印方向D3 へのみ流れて行くことにな
る。さらに、穿刺針システムハンドル101を使用する
ことにより、本針の刺入量を予め設定することによって
目標部位に速やかに針を刺入できる。
【0032】本実施の形態の穿刺針システムハンドル1
01は、前記第1実施形態の効果に加えて、穿刺針装置
の装着時にも十分な吸引効果を得ることできるようにな
り、さらに、針先が目的部位に速やかに誘導できるよう
に、ストッパを予め調節することによって、安全かつ迅
速に穿刺を行うことができる。
01は、前記第1実施形態の効果に加えて、穿刺針装置
の装着時にも十分な吸引効果を得ることできるようにな
り、さらに、針先が目的部位に速やかに誘導できるよう
に、ストッパを予め調節することによって、安全かつ迅
速に穿刺を行うことができる。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態としての
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムに適用される超音波
内視鏡先端部201について説明する。上記超音波内視
鏡先端部は、前記第1の実施の形態の穿刺針システム
1、または、第2の実施の形態の穿刺針システムハンド
ル101が装着可能であって、前記第1、および、第2
の実施の形態の装置の目的に加えて、先端部分の構成を
小型化し、プローブ挿入軸に垂直な断面と、並行な断面
の画像を撮影可能な超音波内視鏡ガイド下で穿刺を行う
ことができる超音波内視鏡ガイド下穿刺システムのため
の超音波内視鏡先端部(超音波プローブ)である。
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムに適用される超音波
内視鏡先端部201について説明する。上記超音波内視
鏡先端部は、前記第1の実施の形態の穿刺針システム
1、または、第2の実施の形態の穿刺針システムハンド
ル101が装着可能であって、前記第1、および、第2
の実施の形態の装置の目的に加えて、先端部分の構成を
小型化し、プローブ挿入軸に垂直な断面と、並行な断面
の画像を撮影可能な超音波内視鏡ガイド下で穿刺を行う
ことができる超音波内視鏡ガイド下穿刺システムのため
の超音波内視鏡先端部(超音波プローブ)である。
【0034】図12は、本実施の形態での超音波内視鏡
先端部201の縦断面図であり、図13は、図12のF
−F断面図である。本超音波内視鏡の先端部201は、
主にプローブ部202と内視鏡部203とで構成されて
いる。
先端部201の縦断面図であり、図13は、図12のF
−F断面図である。本超音波内視鏡の先端部201は、
主にプローブ部202と内視鏡部203とで構成されて
いる。
【0035】プローブ部202は、先端カバー204に
覆われており、その内部にはミラー支持部205と、セ
クタ振動子部206、および、ラジアル振動子部207
が配設され、さらに、水等の音響媒体が満たされてい
る。
覆われており、その内部にはミラー支持部205と、セ
クタ振動子部206、および、ラジアル振動子部207
が配設され、さらに、水等の音響媒体が満たされてい
る。
【0036】上記ミラー支持部205は、支持部本体2
08と、ピン209と、ベアリング210と、従動ベベ
ルギア211と、ミラー212とで構成されている。ま
た、支持部本体208は、手元側で後述する内視鏡部2
03の本体222に固定されている。また、支持部本体
208の先端側においてベアリング210を介してピン
209が保持されている。ピン209には、従動ベベル
ギア211と斜面212aを有するミラー212が固着
されている。したがって、従動ベベルギア211および
ミラー212は、支持部本体208に対してピン209
の軸を中心にして回転可能に保持されている。
08と、ピン209と、ベアリング210と、従動ベベ
ルギア211と、ミラー212とで構成されている。ま
た、支持部本体208は、手元側で後述する内視鏡部2
03の本体222に固定されている。また、支持部本体
208の先端側においてベアリング210を介してピン
209が保持されている。ピン209には、従動ベベル
ギア211と斜面212aを有するミラー212が固着
されている。したがって、従動ベベルギア211および
ミラー212は、支持部本体208に対してピン209
の軸を中心にして回転可能に保持されている。
【0037】セクタ振動子部206は、支持部本体21
3と振動子214とで構成される。支持部本体213
は、手元側で後述する内視鏡部203の本体222に固
定されており、先端側には、振動子214が固定されて
いる。振動子214は、その音軸がピン209の中心軸
と一致するように支持部本体213に固定されている。
さらに、振動子214は、後述する切り換えスイッチ2
53(図14参照)を経て図示しない超音波内視鏡内部
を経由して延在するケーブル215で接続されている。
3と振動子214とで構成される。支持部本体213
は、手元側で後述する内視鏡部203の本体222に固
定されており、先端側には、振動子214が固定されて
いる。振動子214は、その音軸がピン209の中心軸
と一致するように支持部本体213に固定されている。
さらに、振動子214は、後述する切り換えスイッチ2
53(図14参照)を経て図示しない超音波内視鏡内部
を経由して延在するケーブル215で接続されている。
【0038】ラジアル振動子部207は、駆動ベベルギ
ア216と、振動子217とで構成される。振動子21
7は、駆動ベベルギア216の手元側のハブ側面に設け
られている。また、駆動ベベルギア216には、回転駆
動部257(後述)から延在し、プローブ挿入軸に対し
て軸心が一致する円筒状のシャフト218が固着されて
おり、後述の回転駆動部257の回転力は、シャフト2
18を介して駆動ベベルギア216に伝達される。ま
た、振動子217にはシャフト218の後端から延在す
るケーブル219の先端が接続される。ケーブル219
の後端は、シャフト218後端に設けられる後述のスリ
ップリング256(図14参照)まで延在する。したが
って、振動子217は、スリップリング256を介して
切り換えスイッチ253(図14参照)に電気的に接続
されることになる。
ア216と、振動子217とで構成される。振動子21
7は、駆動ベベルギア216の手元側のハブ側面に設け
られている。また、駆動ベベルギア216には、回転駆
動部257(後述)から延在し、プローブ挿入軸に対し
て軸心が一致する円筒状のシャフト218が固着されて
おり、後述の回転駆動部257の回転力は、シャフト2
18を介して駆動ベベルギア216に伝達される。ま
た、振動子217にはシャフト218の後端から延在す
るケーブル219の先端が接続される。ケーブル219
の後端は、シャフト218後端に設けられる後述のスリ
ップリング256(図14参照)まで延在する。したが
って、振動子217は、スリップリング256を介して
切り換えスイッチ253(図14参照)に電気的に接続
されることになる。
【0039】また、駆動ベベルギア216と従動ベベル
ギア211は、互いに垂直に配されている。したがっ
て、駆動ベベルギア216の回転は、従動ベベルギア2
11によって直角方向の回転に変換される。これによっ
て、ミラー212は、シャフト218の軸と垂直な軸を
中心に回転する。ミラー212は振動子214から発せ
られる超音波を、振動子の中心軸に対して垂直に反射さ
せるような斜面212aが設けられている。
ギア211は、互いに垂直に配されている。したがっ
て、駆動ベベルギア216の回転は、従動ベベルギア2
11によって直角方向の回転に変換される。これによっ
て、ミラー212は、シャフト218の軸と垂直な軸を
中心に回転する。ミラー212は振動子214から発せ
られる超音波を、振動子の中心軸に対して垂直に反射さ
せるような斜面212aが設けられている。
【0040】上述のように構成される本プローブ部20
2においては、振動子214から発せられる超音波は、
上述の構成によってミラー212を回転することによっ
て、上記プローブ挿入軸を中心にして回転するシャフト
218に平行な断面PL1 を走査することが可能であ
る。一方、振動子217から発せられる超音波は、駆動
ベベルギア216の軸を中心に回転し、シャフト218
に垂直な断面PL2 を走査することが可能である。
2においては、振動子214から発せられる超音波は、
上述の構成によってミラー212を回転することによっ
て、上記プローブ挿入軸を中心にして回転するシャフト
218に平行な断面PL1 を走査することが可能であ
る。一方、振動子217から発せられる超音波は、駆動
ベベルギア216の軸を中心に回転し、シャフト218
に垂直な断面PL2 を走査することが可能である。
【0041】内視鏡部203は、本体222と、ライト
ガイドレンズ223と、対物レンズ224と、鉗子起上
台225とで構成される。本体222には断面PL1 の
面内を通過して鉗子,穿刺針類を突出させることが可能
な鉗子突出口226が設けられている。
ガイドレンズ223と、対物レンズ224と、鉗子起上
台225とで構成される。本体222には断面PL1 の
面内を通過して鉗子,穿刺針類を突出させることが可能
な鉗子突出口226が設けられている。
【0042】ライトガイドレンズ223は、内視鏡部2
03の内部を経由して延在するライトファイバによっ
て、図示しない光源装置からの光を体腔内に照射する。
03の内部を経由して延在するライトファイバによっ
て、図示しない光源装置からの光を体腔内に照射する。
【0043】対物レンズ224は、図示しない内視鏡操
作部に設けられる接眼レンズから図示しない内視鏡内部
を経由して延在するイメージファイバに接続されてお
り、体腔内の光学像が上記接眼レンズを介して映し出さ
れる。
作部に設けられる接眼レンズから図示しない内視鏡内部
を経由して延在するイメージファイバに接続されてお
り、体腔内の光学像が上記接眼レンズを介して映し出さ
れる。
【0044】鉗子起上台225は、図示しない操作部の
操作によって、鉗子類を断面PL1上を外れることなく
起上操作することが可能である。
操作によって、鉗子類を断面PL1上を外れることなく
起上操作することが可能である。
【0045】次に、本実施の形態の超音波内視鏡先端部
201を制御する制御回路の構成、および、動作原理に
ついて、図14の制御回路のブロック構成図を用いて説
明する。本超音波内視鏡先端部201を制御する制御部
251から超音波走査を開始する信号が、送信回路25
2に送られると、送信回路252は、切り換えスイッチ
253を経由して、送信パルス信号を振動子214、ま
たは、217に送る。送信パルス信号は、振動子214
または217にて超音波に変換される。さらに、振動子
214または217は超音波の反射波を受信し、それを
電気信号に変換する。この電気信号は、切り換えスイッ
チ253を経由して、受信回路254に送られ、増幅
後、制御部251に送られる。
201を制御する制御回路の構成、および、動作原理に
ついて、図14の制御回路のブロック構成図を用いて説
明する。本超音波内視鏡先端部201を制御する制御部
251から超音波走査を開始する信号が、送信回路25
2に送られると、送信回路252は、切り換えスイッチ
253を経由して、送信パルス信号を振動子214、ま
たは、217に送る。送信パルス信号は、振動子214
または217にて超音波に変換される。さらに、振動子
214または217は超音波の反射波を受信し、それを
電気信号に変換する。この電気信号は、切り換えスイッ
チ253を経由して、受信回路254に送られ、増幅
後、制御部251に送られる。
【0046】制御部251では、受信のタイミングと信
号の大きさから、超音波反射波の反射位置と大きさを求
める。さらに、制御部251は、上述の原理により超音
波を走査させて、それぞれの走査線上での反射波の位置
と大きさを求め、その大きさを輝度変換した後にモニタ
255上に超音波画像を映し出す。
号の大きさから、超音波反射波の反射位置と大きさを求
める。さらに、制御部251は、上述の原理により超音
波を走査させて、それぞれの走査線上での反射波の位置
と大きさを求め、その大きさを輝度変換した後にモニタ
255上に超音波画像を映し出す。
【0047】なお、切り換えスイッチ253を切り換え
ることによって、断面PL1 、または、断面PL2 の走
査のいずれかを選択可能である。すなわち、切り換えス
イッチ253を接点258側に接続すると、振動子21
4より超音波が発せられて、挿入軸と垂直な軸を中心に
回転しているミラー212による超音波の反射によっ
て、断面PL1 の画像を撮影することが可能である。一
方、切り換えスイッチ253を接点259側に接続する
と、振動子217より超音波が発せられて、ラジアル振
動子部207の挿入軸を中心とした回転によって断面P
L2 の画像を撮影することが可能である。
ることによって、断面PL1 、または、断面PL2 の走
査のいずれかを選択可能である。すなわち、切り換えス
イッチ253を接点258側に接続すると、振動子21
4より超音波が発せられて、挿入軸と垂直な軸を中心に
回転しているミラー212による超音波の反射によっ
て、断面PL1 の画像を撮影することが可能である。一
方、切り換えスイッチ253を接点259側に接続する
と、振動子217より超音波が発せられて、ラジアル振
動子部207の挿入軸を中心とした回転によって断面P
L2 の画像を撮影することが可能である。
【0048】以上のように構成された本実施の形態のシ
ステムの超音波内視鏡先端部201を用いて断層像を観
察しながら、前記穿刺針システム1を使用し、組織の採
取を行う動作の手順を説明する。 (1)まず、超音波内視鏡先端部201を図15のよう
に、周辺に病変部分801を有する管腔802に挿入す
る。 (2)切り換えスイッチ253を接点258側に接続す
ると、断面PL1 の超音波走査が行われて、図16のモ
ニタ画面に示すような挿入軸に対して平行な断面PL1
の断層像の画面261が得られる。また、この断面PL
1 の超音波画像を観察することによって、刺入された穿
刺針の像263を確認することも可能である。 (3)切り換えスイッチ253を端子259側に接続す
ると、断面PL2 の超音波走査が行われて、図17のよ
うな、挿入軸に対して垂直な断面PL2 の断層像の画面
262が得られる。なお、断面PL2 は、従来、広く用
いられているラジアル断面であり、この断面の像により
管腔802の周辺の臓器の位置を容易に把握することが
可能である。
ステムの超音波内視鏡先端部201を用いて断層像を観
察しながら、前記穿刺針システム1を使用し、組織の採
取を行う動作の手順を説明する。 (1)まず、超音波内視鏡先端部201を図15のよう
に、周辺に病変部分801を有する管腔802に挿入す
る。 (2)切り換えスイッチ253を接点258側に接続す
ると、断面PL1 の超音波走査が行われて、図16のモ
ニタ画面に示すような挿入軸に対して平行な断面PL1
の断層像の画面261が得られる。また、この断面PL
1 の超音波画像を観察することによって、刺入された穿
刺針の像263を確認することも可能である。 (3)切り換えスイッチ253を端子259側に接続す
ると、断面PL2 の超音波走査が行われて、図17のよ
うな、挿入軸に対して垂直な断面PL2 の断層像の画面
262が得られる。なお、断面PL2 は、従来、広く用
いられているラジアル断面であり、この断面の像により
管腔802の周辺の臓器の位置を容易に把握することが
可能である。
【0049】上述のように切り換えスイッチ253を適
宜切り換えることによって、病変部分の2種類の断層像
を確認しながら、第1の実施の形態、または、第2の実
施の形態に示した穿刺針システムを用いて組織の採取を
行うことができる。
宜切り換えることによって、病変部分の2種類の断層像
を確認しながら、第1の実施の形態、または、第2の実
施の形態に示した穿刺針システムを用いて組織の採取を
行うことができる。
【0050】上述のように本実施の形態の超音波内視鏡
先端部201によれば、前記第1、または、第2の実施
の形態による効果に加えて、さらに、プローブ部を小型
化でき、また、超音波内視鏡のような先端の構成を小さ
くする必要がある装置においては、挿入軸に垂直な断面
にて、管腔周辺の臓器や腫瘍の位置をプローブ部を回転
させることなく、簡単に確認できる。同時に、挿入軸に
平行な断面の画像にて超音波内視鏡のチャンネルから突
出する穿刺針の超音波像を観察することにより、より短
時間、かつ、安全に、超音波内視鏡ガイド下穿刺を行う
ことができる。
先端部201によれば、前記第1、または、第2の実施
の形態による効果に加えて、さらに、プローブ部を小型
化でき、また、超音波内視鏡のような先端の構成を小さ
くする必要がある装置においては、挿入軸に垂直な断面
にて、管腔周辺の臓器や腫瘍の位置をプローブ部を回転
させることなく、簡単に確認できる。同時に、挿入軸に
平行な断面の画像にて超音波内視鏡のチャンネルから突
出する穿刺針の超音波像を観察することにより、より短
時間、かつ、安全に、超音波内視鏡ガイド下穿刺を行う
ことができる。
【0051】次に、本発明の第4の実施の形態としての
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムについて説明する。
本実施の形態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システム30
1は、前記第2実施の形態での超音波内視鏡先端部20
1に対して、前記第1の実施の形態の穿刺針システム
1、または、第2の実施の形態の穿刺針システムハンド
ル101を装着可能なシステムであって、前記第3の実
施の形態の装置の目的に加えて、針の突出長を容易に決
定できるようにした超音波内視鏡ガイド下穿刺システム
である。
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムについて説明する。
本実施の形態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システム30
1は、前記第2実施の形態での超音波内視鏡先端部20
1に対して、前記第1の実施の形態の穿刺針システム
1、または、第2の実施の形態の穿刺針システムハンド
ル101を装着可能なシステムであって、前記第3の実
施の形態の装置の目的に加えて、針の突出長を容易に決
定できるようにした超音波内視鏡ガイド下穿刺システム
である。
【0052】図18は、本実施の形態の超音波内視鏡ガ
イド下穿刺システム301の制御回路のブロック構成図
である。本実施の形態のシステムでは、制御部251に
対して穿刺ゲージメモリ部302が付加されている。こ
れ以外の構成は、前記第3の実施の形態のシステムと同
様の構成とする。
イド下穿刺システム301の制御回路のブロック構成図
である。本実施の形態のシステムでは、制御部251に
対して穿刺ゲージメモリ部302が付加されている。こ
れ以外の構成は、前記第3の実施の形態のシステムと同
様の構成とする。
【0053】上記穿刺ゲージメモリ部302には、前記
図12の鉗子突出口226から離間距離目盛り311
(図19参照)の画像情報が記憶されている。この穿刺
ゲージメモリ部302の画像情報は、制御部251から
のトリガ信号によって超音波断層像に重ねてモニタ25
5上に映し出される。
図12の鉗子突出口226から離間距離目盛り311
(図19参照)の画像情報が記憶されている。この穿刺
ゲージメモリ部302の画像情報は、制御部251から
のトリガ信号によって超音波断層像に重ねてモニタ25
5上に映し出される。
【0054】図19は、本実施の形態の超音波内視鏡ガ
イド下穿刺システムにて、断面PL1 (図12参照)の
画像を撮影し、穿刺ゲージメモリ部302に記憶されて
いる距離目盛り311の画像情報を重ね合わせて表示し
ているモニタ255の表示画面310である。このよう
に距離目盛り311は、鉗子突出口226を中心とし
て、穿刺針システムが起上可能な範囲に同心円状の円弧
で画かれている。
イド下穿刺システムにて、断面PL1 (図12参照)の
画像を撮影し、穿刺ゲージメモリ部302に記憶されて
いる距離目盛り311の画像情報を重ね合わせて表示し
ているモニタ255の表示画面310である。このよう
に距離目盛り311は、鉗子突出口226を中心とし
て、穿刺針システムが起上可能な範囲に同心円状の円弧
で画かれている。
【0055】次に、本実施の形態のシステムによる操作
手順を説明する。なお、この場合、前記第2の実施の形
態の穿刺針システムハンドル201を適用するものとし
て説明する。 (1)まず、超音波内視鏡先端部201を病変部分80
1の近傍まで挿入する。 (2)病変部分801が、断面PL1 の超音波画像に病
変部分801が撮影されるように先端の位置を調節す
る。 (3)制御部251からトリガ信号を発信し、穿刺ゲー
ジメモリ部302の画像情報をモニタ255の超音波画
像上に表示する。 (4)シース部120を鉗子突出口226から突出させ
た状態でのシース部120の先端部120aから病変部
分801までの距離Xが、図19のモニタ255の画面
310上にてシース部の超音波像312の先端312a
像位置と病変部分801像により距離目盛り311で測
定される。 (5)距離Xの寸法だけ外針33が突出するように、ス
トッパ122を調節する。 上記以外の操作は、前記第3の実施の形態のシステムと
同様である。
手順を説明する。なお、この場合、前記第2の実施の形
態の穿刺針システムハンドル201を適用するものとし
て説明する。 (1)まず、超音波内視鏡先端部201を病変部分80
1の近傍まで挿入する。 (2)病変部分801が、断面PL1 の超音波画像に病
変部分801が撮影されるように先端の位置を調節す
る。 (3)制御部251からトリガ信号を発信し、穿刺ゲー
ジメモリ部302の画像情報をモニタ255の超音波画
像上に表示する。 (4)シース部120を鉗子突出口226から突出させ
た状態でのシース部120の先端部120aから病変部
分801までの距離Xが、図19のモニタ255の画面
310上にてシース部の超音波像312の先端312a
像位置と病変部分801像により距離目盛り311で測
定される。 (5)距離Xの寸法だけ外針33が突出するように、ス
トッパ122を調節する。 上記以外の操作は、前記第3の実施の形態のシステムと
同様である。
【0056】本実施の形態の超音波内視鏡ガイド下穿刺
システム301によれば、前記第3の実施の形態のシス
テムによる効果に加えて、モニタ255上の距離目盛り
311によってシース120の先端120aから病変部
分801までの距離Xを瞬時にを把握することができ、
針の突出長を容易に決定できる。
システム301によれば、前記第3の実施の形態のシス
テムによる効果に加えて、モニタ255上の距離目盛り
311によってシース120の先端120aから病変部
分801までの距離Xを瞬時にを把握することができ、
針の突出長を容易に決定できる。
【0057】なお、本実施の形態のシステムでは、超音
波内視鏡の挿入軸に平行かつ鉗子突出経路を面内に含む
ような断面PL1 と、挿入軸に垂直な断面PL2 の断層
像を選択的に観察可能な超音波内視鏡の実施の形態とし
て説明した。しかし、本実施の形態のシステムは、これ
に限定されるものではなく、上記断面PL1 の断層像の
み撮影可能にして、上記断面PL2 の断層像の撮影機能
を省略した形態の超音波内視鏡等に応用することも可能
である。さらに、上記断面PL1 を撮影可能な電子走査
式のプローブ部を有する超音波内視鏡等にも応用可能で
ある。
波内視鏡の挿入軸に平行かつ鉗子突出経路を面内に含む
ような断面PL1 と、挿入軸に垂直な断面PL2 の断層
像を選択的に観察可能な超音波内視鏡の実施の形態とし
て説明した。しかし、本実施の形態のシステムは、これ
に限定されるものではなく、上記断面PL1 の断層像の
み撮影可能にして、上記断面PL2 の断層像の撮影機能
を省略した形態の超音波内視鏡等に応用することも可能
である。さらに、上記断面PL1 を撮影可能な電子走査
式のプローブ部を有する超音波内視鏡等にも応用可能で
ある。
【0058】次に、本発明の第5の実施の形態としての
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムについて説明する。
本実施の形態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システム40
1は、前記第1の実施の形態の穿刺針システム1、また
は、第2の実施の形態の穿刺針システムハンドル101
が装着可能であって、鉗子起上台が起上時に超音波内視
鏡先端部からはみ出した状態で超音波内視鏡を体腔内に
進退させ、体腔壁を損傷することを防止するようにした
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムである。
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムについて説明する。
本実施の形態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システム40
1は、前記第1の実施の形態の穿刺針システム1、また
は、第2の実施の形態の穿刺針システムハンドル101
が装着可能であって、鉗子起上台が起上時に超音波内視
鏡先端部からはみ出した状態で超音波内視鏡を体腔内に
進退させ、体腔壁を損傷することを防止するようにした
超音波内視鏡ガイド下穿刺システムである。
【0059】図20は、本実施の形態のシステムに適用
される超音波内視鏡先端部401の側面図であり、図2
1は、図20のG−G断面図である。本システムの超音
波内視鏡先端部401の鉗子起上台機構において、図2
0,21に示すように鉗子起上台402の回転軸403
には、鉗子起上台402の回転角度を検出するエンコー
ダ404が設けられている。なお、上記以外の超音波内
視鏡先端部401の構成は、図12の超音波内視鏡先端
部201の構成と同一とする。
される超音波内視鏡先端部401の側面図であり、図2
1は、図20のG−G断面図である。本システムの超音
波内視鏡先端部401の鉗子起上台機構において、図2
0,21に示すように鉗子起上台402の回転軸403
には、鉗子起上台402の回転角度を検出するエンコー
ダ404が設けられている。なお、上記以外の超音波内
視鏡先端部401の構成は、図12の超音波内視鏡先端
部201の構成と同一とする。
【0060】図22は、本実施の形態のシステムの制御
回路のブロック構成図である。本制御回路において、超
音波内視鏡先端部401のエンコーダ404に接続され
た検出信号用ケーブル405は、制御部251(図22
参照)に接続されている。制御部251の警告出力ライ
ンは、スイッチ406を介してスピーカ407に接続さ
れている。なお、上記以外の制御回路の構成は、前記図
18の制御回路の構成と同一とする。
回路のブロック構成図である。本制御回路において、超
音波内視鏡先端部401のエンコーダ404に接続され
た検出信号用ケーブル405は、制御部251(図22
参照)に接続されている。制御部251の警告出力ライ
ンは、スイッチ406を介してスピーカ407に接続さ
れている。なお、上記以外の制御回路の構成は、前記図
18の制御回路の構成と同一とする。
【0061】図22の制御回路において、エンコーダ4
04によって検出された角度情報は制御部251にて数
値化される。制御部251は、鉗子起上台402の起上
位置P1 での角度を臨界値として記憶している。鉗子起
上台402が起上したとき制御部251にて数値化され
たが臨界値よりも大きな角度、例えば、位置P2 等の状
態になったとき、スピーカ407より警告音を発する。
また、臨界値より小さい角度、例えば、位置P0 等の起
上状態に戻った場合は、上記警告音が停止されるように
制御される。
04によって検出された角度情報は制御部251にて数
値化される。制御部251は、鉗子起上台402の起上
位置P1 での角度を臨界値として記憶している。鉗子起
上台402が起上したとき制御部251にて数値化され
たが臨界値よりも大きな角度、例えば、位置P2 等の状
態になったとき、スピーカ407より警告音を発する。
また、臨界値より小さい角度、例えば、位置P0 等の起
上状態に戻った場合は、上記警告音が停止されるように
制御される。
【0062】次に、以上のように構成された本実施の形
態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システムの作用について
説明する。超音波内視鏡先端部401を目的部位まで挿
入する過程では、スイッチ406をオン状態にする。こ
の状態では鉗子起上台402が位置P1 より上方に起上
している場合には、警告音にて術者に対して、鉗子起上
台402が超音波内視鏡先端部401から突出している
状態であることを警告する。また、同様の操作を超音波
内視鏡先端部401を体腔内から抜去する過程でも行
う。
態の超音波内視鏡ガイド下穿刺システムの作用について
説明する。超音波内視鏡先端部401を目的部位まで挿
入する過程では、スイッチ406をオン状態にする。こ
の状態では鉗子起上台402が位置P1 より上方に起上
している場合には、警告音にて術者に対して、鉗子起上
台402が超音波内視鏡先端部401から突出している
状態であることを警告する。また、同様の操作を超音波
内視鏡先端部401を体腔内から抜去する過程でも行
う。
【0063】さらに、鉗子起上の操作時など超音波内視
鏡先端部401を大きく動かす必要がない場合には、ス
イッチ406をオフ状態にして警告音の発音を停止させ
た状態にして鉗子起上操作を行うことができる。なお、
上記以外の作用は、前記第3の実施の形態のシステムと
同様である。
鏡先端部401を大きく動かす必要がない場合には、ス
イッチ406をオフ状態にして警告音の発音を停止させ
た状態にして鉗子起上操作を行うことができる。なお、
上記以外の作用は、前記第3の実施の形態のシステムと
同様である。
【0064】上述したように第5の実施の形態の超音波
内視鏡ガイド下穿刺システムによれば、前記第3の実施
の形態のシステムの効果に加えて、鉗子起上台が起上時
に超音波内視鏡先端部からはみ出した状態で警告音を発
することにより、超音波内視鏡を体腔内で進退させて体
腔壁を損傷することを防止することができる。
内視鏡ガイド下穿刺システムによれば、前記第3の実施
の形態のシステムの効果に加えて、鉗子起上台が起上時
に超音波内視鏡先端部からはみ出した状態で警告音を発
することにより、超音波内視鏡を体腔内で進退させて体
腔壁を損傷することを防止することができる。
【0065】なお、上記第5の実施の形態の超音波内視
鏡ガイド下穿刺システムにおいては、鉗子起上台402
が超音波内視鏡先端部401から突出している状態であ
ることを警告音で警告するように構成されているが、こ
の警告は、モニタ255上に「ELEVATOR!」等
の表示を行うことに代えてもよく、また、双方を併用し
てよい。また、上記実施の形態の超音波内視鏡ガイド下
穿刺システムにおいては、鉗子起上台402の起上位置
検出を回転軸403の回転角検出用エンコ−ダ404
は、検出スイッチ式の他に光学式、磁気式のものでもよ
い。
鏡ガイド下穿刺システムにおいては、鉗子起上台402
が超音波内視鏡先端部401から突出している状態であ
ることを警告音で警告するように構成されているが、こ
の警告は、モニタ255上に「ELEVATOR!」等
の表示を行うことに代えてもよく、また、双方を併用し
てよい。また、上記実施の形態の超音波内視鏡ガイド下
穿刺システムにおいては、鉗子起上台402の起上位置
検出を回転軸403の回転角検出用エンコ−ダ404
は、検出スイッチ式の他に光学式、磁気式のものでもよ
い。
【0066】なお、本発明の要旨は、上記の各実施の形
態のシステムに対してのみ適用されるものではなく、例
えば、超音波断層像の観察機能を有さない一般の内視鏡
に対しても応用することが可能である。
態のシステムに対してのみ適用されるものではなく、例
えば、超音波断層像の観察機能を有さない一般の内視鏡
に対しても応用することが可能である。
【0067】[付記]以上、説明した各実施の形態に基
づいて、次の構成を有する穿刺針システム、超音波プロ
ーブ、または、内視鏡等を提案することができる。すな
わち、 1. 管状の外針と、前記外針内を進退自在に移動し、
先端部近傍に切り欠き部を有する内針とを具備し、前記
外針内に前記内針を挿通した状態で、これらを体腔内に
刺入することにより体腔組織を採取する穿刺針システム
において、前記外針と前記内針の体腔内刺入部分、およ
び、前記切り欠き部の横断面を縦長形状としたことを特
徴とする穿刺針システム。
づいて、次の構成を有する穿刺針システム、超音波プロ
ーブ、または、内視鏡等を提案することができる。すな
わち、 1. 管状の外針と、前記外針内を進退自在に移動し、
先端部近傍に切り欠き部を有する内針とを具備し、前記
外針内に前記内針を挿通した状態で、これらを体腔内に
刺入することにより体腔組織を採取する穿刺針システム
において、前記外針と前記内針の体腔内刺入部分、およ
び、前記切り欠き部の横断面を縦長形状としたことを特
徴とする穿刺針システム。
【0068】(付記1の効果)付記1の構成によれば、
針に設けられた切り欠き部に大量の組織を取り込むこと
が可能になった。また、縦長形状の穿刺経路断面の幅の
狭い方向の壁面は互いに簡単に密着するため、同一面積
の円断面の針と比較して術後の刺入部分の治癒が速くな
る。
針に設けられた切り欠き部に大量の組織を取り込むこと
が可能になった。また、縦長形状の穿刺経路断面の幅の
狭い方向の壁面は互いに簡単に密着するため、同一面積
の円断面の針と比較して術後の刺入部分の治癒が速くな
る。
【0069】2. 管状の外針と、前記外針内を挿通可
能で、先端付近の側面に切り欠き部分が設けられた中実
な内針とから成る穿刺針システムにおいて、前記外針お
よび内針の体内刺入部分の断面形状が縦長であり、切り
欠き部分が縦長断面の長手方向に設けられていることを
特徴とする穿刺針システム。
能で、先端付近の側面に切り欠き部分が設けられた中実
な内針とから成る穿刺針システムにおいて、前記外針お
よび内針の体内刺入部分の断面形状が縦長であり、切り
欠き部分が縦長断面の長手方向に設けられていることを
特徴とする穿刺針システム。
【0070】3. 体内刺入部分の断面形状が略長方形
である付記2記載の穿刺針システム。
である付記2記載の穿刺針システム。
【0071】(付記2または3の効果)付記2または3
の構成によれば、縦長形状の断面を有する針の長手方向
に切り欠きを設けるため、切り欠き部分を深く設けるこ
とが可能になり、大量の組織を切り欠き部分に取り込む
ことができる。一方、穿刺経路は縦長になるため、穿刺
経路の組織は横方向に簡単に密着し、穿刺経路特に、組
織採取部分の空間の治療時間を短縮できる。
の構成によれば、縦長形状の断面を有する針の長手方向
に切り欠きを設けるため、切り欠き部分を深く設けるこ
とが可能になり、大量の組織を切り欠き部分に取り込む
ことができる。一方、穿刺経路は縦長になるため、穿刺
経路の組織は横方向に簡単に密着し、穿刺経路特に、組
織採取部分の空間の治療時間を短縮できる。
【0072】4. 外針および内針と、内視鏡の鉗子チ
ャンネルの処置具類挿入用の口金に接続可能な円筒形の
外カバーと、外針を覆う外シースが固定可能で、外カバ
ーの内部に収められる固定筒とからなる穿刺針システム
において、外カバーと固定筒の隙間を気密に保持できる
気密保持手段を設けたことを特徴とする穿刺針システ
ム。
ャンネルの処置具類挿入用の口金に接続可能な円筒形の
外カバーと、外針を覆う外シースが固定可能で、外カバ
ーの内部に収められる固定筒とからなる穿刺針システム
において、外カバーと固定筒の隙間を気密に保持できる
気密保持手段を設けたことを特徴とする穿刺針システ
ム。
【0073】5. 前記気密保持手段はゴム製のリング
であることを特徴とする付記4の穿刺針システム。
であることを特徴とする付記4の穿刺針システム。
【0074】6. スライダ機構が後端に設けられた外
針からなり、スライダ機構には前記固定筒に突き当たる
ストッパが設けられていることを特徴とする付記4の穿
刺針システム。
針からなり、スライダ機構には前記固定筒に突き当たる
ストッパが設けられていることを特徴とする付記4の穿
刺針システム。
【0075】(付記4〜6の背景)従来、医用内視鏡下
に生体の組織あるいは細胞を生検する穿刺針システム
で、特に、管状の外針と外針の中を挿通可能な中実な内
針から成り、内針の側面に凹部分を有し、針と針を覆う
シースの突出長さを予め設定あるいは調節できる穿刺針
システムがあった。上記穿刺針システムとして、例え
ば、特開平7−178098号公報等に開示されたもの
がある。上記公報に開示されている穿刺針システムは、
内視鏡に固定できる外カバーを設けて、穿刺針のシース
が接続される硬質の固定と外カバーをネジ等で固定し
て、内視鏡先端からのシースの突出長を可変にしたもの
である。
に生体の組織あるいは細胞を生検する穿刺針システム
で、特に、管状の外針と外針の中を挿通可能な中実な内
針から成り、内針の側面に凹部分を有し、針と針を覆う
シースの突出長さを予め設定あるいは調節できる穿刺針
システムがあった。上記穿刺針システムとして、例え
ば、特開平7−178098号公報等に開示されたもの
がある。上記公報に開示されている穿刺針システムは、
内視鏡に固定できる外カバーを設けて、穿刺針のシース
が接続される硬質の固定と外カバーをネジ等で固定し
て、内視鏡先端からのシースの突出長を可変にしたもの
である。
【0076】(付記4および5に対する課題)上記特開
平7−178098号公報に開示されている穿刺針シス
テムは、シースの後端部の固定管と外カバーの間の隙間
があるため、鉗子チャンネルから内視鏡先端の汚物を吸
引する場合に、接続管と外套管の隙間から空気が漏れ
て、十分な吸引を行うことが困難であった。
平7−178098号公報に開示されている穿刺針シス
テムは、シースの後端部の固定管と外カバーの間の隙間
があるため、鉗子チャンネルから内視鏡先端の汚物を吸
引する場合に、接続管と外套管の隙間から空気が漏れ
て、十分な吸引を行うことが困難であった。
【0077】付記4および5は、上記問題を解決し、内
視鏡の鉗子チャンネルに穿刺針を挿入した状態でも、鉗
子チャンネルから十分な吸引を行える穿刺針装置を提供
することを目的とする。
視鏡の鉗子チャンネルに穿刺針を挿入した状態でも、鉗
子チャンネルから十分な吸引を行える穿刺針装置を提供
することを目的とする。
【0078】(付記4または5の効果)付記4または5
の構成によれば、内視鏡鉗子チャンネルから穿刺針を挿
入した状態で、鉗子チャンネルから吸引をかけた場合、
穿刺針の外カバー内部は気密保持されているため、十分
な吸引効果を得ることができる。
の構成によれば、内視鏡鉗子チャンネルから穿刺針を挿
入した状態で、鉗子チャンネルから吸引をかけた場合、
穿刺針の外カバー内部は気密保持されているため、十分
な吸引効果を得ることができる。
【0079】(付記6に対する課題)従来、穿刺針とし
て提案されている特開平7−178098号公報の開示
例は、針の突出長を調節する手段がないため、術者が手
元および超音波画像上で突出長を調節しながら検査しな
ければならず、検査時間が長くかかっていた。
て提案されている特開平7−178098号公報の開示
例は、針の突出長を調節する手段がないため、術者が手
元および超音波画像上で突出長を調節しながら検査しな
ければならず、検査時間が長くかかっていた。
【0080】付記6は、上記問題を解決し、針を目的部
位にスムーズに誘導する手段を提供することを目的とす
る。
位にスムーズに誘導する手段を提供することを目的とす
る。
【0081】(付記6の効果)付記6の構成によれば、
針先が目的部位を越えないように、ストッパを予め調節
することによって、安全かつ迅速に穿刺を行うことがで
きる。
針先が目的部位を越えないように、ストッパを予め調節
することによって、安全かつ迅速に穿刺を行うことがで
きる。
【0082】7. プローブの先端に設けられ、挿入軸
に垂直な音軸を持つ第1振動子と、先端に設けられ、前
記超音波の音軸を中心として回転し、前記振動子から発
せられる超音波を直角方向に反射する反射面をもつ反射
ミラーと、前記反射ミラーを駆動し、プローブの挿入軸
を中心に回転する円筒形シャフトと、前記円筒形シャフ
トの回転駆動を垂直方向変換し、前記反射ミラーを回転
するギア機構からなる前方セクタ超音波プローブにおい
て、前記円筒形シャフトの側面に配され、前記円筒形シ
ャフトの軸と垂直な方向に超音波を発生する第2振動子
を設けた超音波プローブ。
に垂直な音軸を持つ第1振動子と、先端に設けられ、前
記超音波の音軸を中心として回転し、前記振動子から発
せられる超音波を直角方向に反射する反射面をもつ反射
ミラーと、前記反射ミラーを駆動し、プローブの挿入軸
を中心に回転する円筒形シャフトと、前記円筒形シャフ
トの回転駆動を垂直方向変換し、前記反射ミラーを回転
するギア機構からなる前方セクタ超音波プローブにおい
て、前記円筒形シャフトの側面に配され、前記円筒形シ
ャフトの軸と垂直な方向に超音波を発生する第2振動子
を設けた超音波プローブ。
【0083】8. 前記第1振動子と、第2振動子の駆
動を選択する手段を設けた付記7の超音波プローブ。
動を選択する手段を設けた付記7の超音波プローブ。
【0084】(付記7および8の背景)従来、体内に挿
入し、超音波診断を行う超音波プローブで、特に、直交
する2つの断面の超音波断層像を観察することが可能な
体腔内超音波プローブに関して、実開昭63−9681
0号公報、特開平5−146434号公報、および、特
開平5−237112号公報等に開示されている。これ
らの公報の開示例は、操作部から伝達される挿入軸を中
心とする第1の回転軸と、第1の回転軸上に設けられた
第1の超音波振動子と、第1の回転軸と直交する第2の
回転軸と、第2の回転軸上に設けられた第2の超音波振
動子とからなり、第1および第2の超音波振動子にて直
交する2つの超音波断層像を観察可能にしたものであ
る。
入し、超音波診断を行う超音波プローブで、特に、直交
する2つの断面の超音波断層像を観察することが可能な
体腔内超音波プローブに関して、実開昭63−9681
0号公報、特開平5−146434号公報、および、特
開平5−237112号公報等に開示されている。これ
らの公報の開示例は、操作部から伝達される挿入軸を中
心とする第1の回転軸と、第1の回転軸上に設けられた
第1の超音波振動子と、第1の回転軸と直交する第2の
回転軸と、第2の回転軸上に設けられた第2の超音波振
動子とからなり、第1および第2の超音波振動子にて直
交する2つの超音波断層像を観察可能にしたものであ
る。
【0085】例えば、これらの開示例の技術を体腔内の
穿刺用超音波プローブ等に適用すれば、挿入軸に垂直な
超音波断層像を観察しながら、さらに、プローブ先端と
体腔内の周辺臓器との位置関係を確認し、また、挿入軸
に平行な超音波断層像にて穿刺針の突出状態を確認する
ことが可能となり、従来、挿入軸に垂直な超音波断層像
に見慣れた術者も容易に周辺臓器の位置を確認でき、安
全に穿刺を行うことが可能になる。
穿刺用超音波プローブ等に適用すれば、挿入軸に垂直な
超音波断層像を観察しながら、さらに、プローブ先端と
体腔内の周辺臓器との位置関係を確認し、また、挿入軸
に平行な超音波断層像にて穿刺針の突出状態を確認する
ことが可能となり、従来、挿入軸に垂直な超音波断層像
に見慣れた術者も容易に周辺臓器の位置を確認でき、安
全に穿刺を行うことが可能になる。
【0086】(付記7および8に対する課題)しかし、
上述の実開昭63−96810号公報、特開平5−14
6434号公報、および特開平5−237112号公報
等の開示例では、何れも第2の回転軸上に超音波振動子
を設けているため、第2の超音波振動子に電気信号を送
信するためには、先端部にスリップリングを設ける必要
がある。したがって、超音波内視鏡のような体腔内プロ
ーブ等に上記の開示例を適用する場合には、スリップリ
ングを設けるための空間の分だけプローブ部分の外径が
大型化することになり、体内への挿入性を低下させる要
因になっていた。
上述の実開昭63−96810号公報、特開平5−14
6434号公報、および特開平5−237112号公報
等の開示例では、何れも第2の回転軸上に超音波振動子
を設けているため、第2の超音波振動子に電気信号を送
信するためには、先端部にスリップリングを設ける必要
がある。したがって、超音波内視鏡のような体腔内プロ
ーブ等に上記の開示例を適用する場合には、スリップリ
ングを設けるための空間の分だけプローブ部分の外径が
大型化することになり、体内への挿入性を低下させる要
因になっていた。
【0087】付記7および8は、上記課題を解決すべ
く、プローブ部分の外径を小さくして、かつ、直交する
2断面の超音波画像を描出可能にした体腔内プローブを
提供することを目的とする。
く、プローブ部分の外径を小さくして、かつ、直交する
2断面の超音波画像を描出可能にした体腔内プローブを
提供することを目的とする。
【0088】(付記7または8の効果)付記7または8
の構成によれば、先端を小型化することが可能となり、
かつ、挿入軸に並行な超音波断層像にてプローブのチャ
ンネルから突出する処置具を観察しながら、挿入軸に垂
直な超音波断層像にて、プローブ付近の周辺臓器の位置
や腫瘍の位置を簡単に発見できる。
の構成によれば、先端を小型化することが可能となり、
かつ、挿入軸に並行な超音波断層像にてプローブのチャ
ンネルから突出する処置具を観察しながら、挿入軸に垂
直な超音波断層像にて、プローブ付近の周辺臓器の位置
や腫瘍の位置を簡単に発見できる。
【0089】9. 超音波の送受信を行う超音波断層像
を撮影することが可能な超音波探触子と、前記超音波断
層像内に穿刺針を導くように設けられたチャンネルとを
有する超音波プローブと、前記超音波探触子とパルス信
号を送受信して超音波断層像を表示する超音波観測装置
から成る超音波ガイド下穿刺プローブシステムにおい
て、針の突出口からの距離を針の突出口を中心とした円
弧状に、超音波断層像に重ねて表示する表示装置を超音
波観測装置に設けたことを特徴とする超音波ガイド下穿
刺プローブシステム。
を撮影することが可能な超音波探触子と、前記超音波断
層像内に穿刺針を導くように設けられたチャンネルとを
有する超音波プローブと、前記超音波探触子とパルス信
号を送受信して超音波断層像を表示する超音波観測装置
から成る超音波ガイド下穿刺プローブシステムにおい
て、針の突出口からの距離を針の突出口を中心とした円
弧状に、超音波断層像に重ねて表示する表示装置を超音
波観測装置に設けたことを特徴とする超音波ガイド下穿
刺プローブシステム。
【0090】(付記9の背景)従来、処置具で挿通可能
なチャンネルを有し、前記処置具を超音波にて観察可能
な超音波ガイド下穿刺プローブシステムで、特に、穿刺
針の刺入位置に関する情報を超音波断層像に重ねて表示
するシステムがあった。
なチャンネルを有し、前記処置具を超音波にて観察可能
な超音波ガイド下穿刺プローブシステムで、特に、穿刺
針の刺入位置に関する情報を超音波断層像に重ねて表示
するシステムがあった。
【0091】上記プローブシステムとして、上記特公昭
57−7739公報に開示されたものは、穿刺針の刺入
位置を予め超音波断層像に重ねて表示することによっ
て、刺入位置と超音波断層像上に描上される穿刺部位と
が一致するようにプローブを移動することによって、穿
刺部位に対して正確に穿刺を行えるようにしたものであ
る。また、特公昭60−30217公報に開示されたも
のは、穿刺針ガイドの角度を検出する回路によって、超
音波断層像に穿刺針の突出経路を重ねて表示し、目的部
位に正確かつ安全に穿刺針を到達させるようにしたもの
である。
57−7739公報に開示されたものは、穿刺針の刺入
位置を予め超音波断層像に重ねて表示することによっ
て、刺入位置と超音波断層像上に描上される穿刺部位と
が一致するようにプローブを移動することによって、穿
刺部位に対して正確に穿刺を行えるようにしたものであ
る。また、特公昭60−30217公報に開示されたも
のは、穿刺針ガイドの角度を検出する回路によって、超
音波断層像に穿刺針の突出経路を重ねて表示し、目的部
位に正確かつ安全に穿刺針を到達させるようにしたもの
である。
【0092】実際に、超音波ガイド下で穿刺を行う場
合、上記2つの開示例のシステムでは、針の突出経路を
確認した後に、従来から広く用いられているような超音
波断層像上の2点間の距離を計測する機能を用いて、針
の突出長を求める必要があった。
合、上記2つの開示例のシステムでは、針の突出経路を
確認した後に、従来から広く用いられているような超音
波断層像上の2点間の距離を計測する機能を用いて、針
の突出長を求める必要があった。
【0093】(付記9に対する課題)体腔内で用いる超
音波ガイド下穿刺プローブの場合、患者の苦痛を低減さ
せる為に、迅速に穿刺を完了させる必要があるが、上記
特公昭57−7739号公報および特公昭60−302
17号公報の開示例のシステムの場合、術者はプローブ
の操作を行うと同時に、穿刺経路を求めた後に、距離計
測機能にて針の突出長を決定する操作を行う必要があ
り、迅速に診断する上での障壁になっていた。
音波ガイド下穿刺プローブの場合、患者の苦痛を低減さ
せる為に、迅速に穿刺を完了させる必要があるが、上記
特公昭57−7739号公報および特公昭60−302
17号公報の開示例のシステムの場合、術者はプローブ
の操作を行うと同時に、穿刺経路を求めた後に、距離計
測機能にて針の突出長を決定する操作を行う必要があ
り、迅速に診断する上での障壁になっていた。
【0094】付記9においては、上記課題を解決し、針
の突出長を簡単に決定することが可能な穿刺システムを
提供することを目的とする。
の突出長を簡単に決定することが可能な穿刺システムを
提供することを目的とする。
【0095】(付記9の効果)付記9の構成によると、
穿刺針の突出口から病変部位までの距離を瞬時に把握で
きるようになる。
穿刺針の突出口から病変部位までの距離を瞬時に把握で
きるようになる。
【0096】10. 観察光学系と、鉗子類を挿脱する
鉗子チャンネルと、前記鉗子チャンネルによって先端に
導かれる処置類を起上させる鉗子起上台とを先端に有す
る内視鏡において、鉗子起上台が内視鏡先端から突出し
ていることを検知するセンサと、前記センサの信号か
ら、前記鉗子起上台が内視鏡先端から突出していること
を術者に警告する警告手段と、を有する内視鏡装置。
鉗子チャンネルと、前記鉗子チャンネルによって先端に
導かれる処置類を起上させる鉗子起上台とを先端に有す
る内視鏡において、鉗子起上台が内視鏡先端から突出し
ていることを検知するセンサと、前記センサの信号か
ら、前記鉗子起上台が内視鏡先端から突出していること
を術者に警告する警告手段と、を有する内視鏡装置。
【0097】11. 前記鉗子起上台は、前記内視鏡の
先端部に固定された回転軸を中心に回動自在に取り付け
られ、回転軸と隔離した位置に鉗子類を押し上げる作用
点を持つ回動式鉗子起上台であることを特徴とする付記
10の内視鏡装置。
先端部に固定された回転軸を中心に回動自在に取り付け
られ、回転軸と隔離した位置に鉗子類を押し上げる作用
点を持つ回動式鉗子起上台であることを特徴とする付記
10の内視鏡装置。
【0098】12. 前記センサは、回転角度を検出す
る角度センサであり、角度センサの回転軸は、前記回動
式鉗子起上台の回転軸に固定されていることを特徴とす
る付記11の内視鏡装置。
る角度センサであり、角度センサの回転軸は、前記回動
式鉗子起上台の回転軸に固定されていることを特徴とす
る付記11の内視鏡装置。
【0099】13. 前記センサの動作および停止を選
択できる切り換え手段を有する付記10、11 、また
は、12の内視鏡装置。
択できる切り換え手段を有する付記10、11 、また
は、12の内視鏡装置。
【0100】(付記10〜13の背景)従来、体腔内に
挿入し、体腔内の光学像を観察する内視鏡で、特に、内
視鏡先端から鉗子類を突出する鉗子チャンネルと、鉗子
類を所定の角度に起上させる鉗子起上台を有する内視鏡
に関して、実公昭53−1832号公報等が開示されて
いる。
挿入し、体腔内の光学像を観察する内視鏡で、特に、内
視鏡先端から鉗子類を突出する鉗子チャンネルと、鉗子
類を所定の角度に起上させる鉗子起上台を有する内視鏡
に関して、実公昭53−1832号公報等が開示されて
いる。
【0101】上記開示例の内視鏡は、鉗子起上台の揺動
面、すなわち、鉗子類が鉗子起上台によって揺動する面
が、観察光学系の光軸と交わるように、鉗子起上台およ
び観察光学系を設けたものである。そして、上記開示例
のような内視鏡を用いることにより、光学像上で鉗子の
突出量等の鉗子の状態を確認でき、安全に鉗子類を用い
ることが可能である。
面、すなわち、鉗子類が鉗子起上台によって揺動する面
が、観察光学系の光軸と交わるように、鉗子起上台およ
び観察光学系を設けたものである。そして、上記開示例
のような内視鏡を用いることにより、光学像上で鉗子の
突出量等の鉗子の状態を確認でき、安全に鉗子類を用い
ることが可能である。
【0102】(付記10〜13に対する課題)例えば、
全長にわたり硬質の鉗子類を起上可能にする場合には、
鉗子起上台のガイド部分を長く設けて、鉗子類を持ち上
げる支持点と、鉗子起上台の回転中心の距離を長くする
必要がある。この場合、鉗子起上台の揺動すると、内視
鏡の先端部分から鉗子起上台が突出する範囲が生じるこ
とになる。さらに、光学系は視野角度に限界があるた
め、鉗子起上台は光学視野の死角となり、鉗子起上台の
状態を光学観察することは極めて困難である。したがっ
て、術者が誤って起上した鉗子起上台を収納する操作を
怠ると、内視鏡を挿脱する際に、体腔壁を鉗子起上台で
引き裂いて損傷させる危険があった。
全長にわたり硬質の鉗子類を起上可能にする場合には、
鉗子起上台のガイド部分を長く設けて、鉗子類を持ち上
げる支持点と、鉗子起上台の回転中心の距離を長くする
必要がある。この場合、鉗子起上台の揺動すると、内視
鏡の先端部分から鉗子起上台が突出する範囲が生じるこ
とになる。さらに、光学系は視野角度に限界があるた
め、鉗子起上台は光学視野の死角となり、鉗子起上台の
状態を光学観察することは極めて困難である。したがっ
て、術者が誤って起上した鉗子起上台を収納する操作を
怠ると、内視鏡を挿脱する際に、体腔壁を鉗子起上台で
引き裂いて損傷させる危険があった。
【0103】付記10〜13は、上記課題を解決し、大
型の鉗子起上台を有する内視鏡を安全に挿脱できる内視
鏡装置を提案することを目的とする。
型の鉗子起上台を有する内視鏡を安全に挿脱できる内視
鏡装置を提案することを目的とする。
【0104】(付記10〜13の効果)付記10〜13
のいずれの構成においても、鉗子起上台が内視鏡先端か
ら突出している場合には警告手段が働き、鉗子起上台が
内視鏡先端から突出した状態で内視鏡を挿脱する危険を
回避することができる。
のいずれの構成においても、鉗子起上台が内視鏡先端か
ら突出している場合には警告手段が働き、鉗子起上台が
内視鏡先端から突出した状態で内視鏡を挿脱する危険を
回避することができる。
【0105】
【発明の効果】上述したように本発明の穿刺針システム
によれば、針に設けられた切り欠き部に大量の組織を取
り込むことが可能になった。また、縦長形状の穿刺経路
断面の幅の狭い方向の壁面は互いに簡単に密着するた
め、同一面積の円断面の針と比較して術後の刺入部分の
治癒が速くすることができる。
によれば、針に設けられた切り欠き部に大量の組織を取
り込むことが可能になった。また、縦長形状の穿刺経路
断面の幅の狭い方向の壁面は互いに簡単に密着するた
め、同一面積の円断面の針と比較して術後の刺入部分の
治癒が速くすることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す穿刺針システ
ムの縦断面図。
ムの縦断面図。
【図2】図1の穿刺針システムを構成するシースの縦断
面図。
面図。
【図3】図1の穿刺針システムを構成する外針の縦断面
図。
図。
【図4】図3の横断面図であって、図4(A)は、図3
のA−A断面図を示し、図4(B)は、図3のB−B断
面図を示す。
のA−A断面図を示し、図4(B)は、図3のB−B断
面図を示す。
【図5】図1の穿刺針システムを構成する内針の縦断面
図。
図。
【図6】図5の横断面図であって、図6(A)は、図5
のC−C断面図を示し、図6(B)は、図5のD−D断
面図を示す。
のC−C断面図を示し、図6(B)は、図5のD−D断
面図を示す。
【図7】図1の穿刺針システムの内針の変形例の形状を
示す図であって、図7(A)は、上記変形例の針の切り
欠き部の側面図であり、図7(B)は、図7(A)のH
−H断面図である。
示す図であって、図7(A)は、上記変形例の針の切り
欠き部の側面図であり、図7(B)は、図7(A)のH
−H断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す穿刺針システ
ムハンドルの全体を組み立てた状態での縦断面図。
ムハンドルの全体を組み立てた状態での縦断面図。
【図9】図8のE−E断面図。
【図10】図8の穿刺針システムハンドルに装着可能な
穿刺針の外針の縦断面図。
穿刺針の外針の縦断面図。
【図11】図8の穿刺針システムハンドルが装着可能な
内視鏡鉗子口金の口金周辺部の断面図。
内視鏡鉗子口金の口金周辺部の断面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の超音波内視鏡先
端部の縦断面図。
端部の縦断面図。
【図13】図12のF−F断面図。
【図14】図12の超音波内視鏡先端部を制御するため
の制御回路のブロック構成図。
の制御回路のブロック構成図。
【図15】図12の超音波内視鏡先端部を病変部分に挿
入しているときの状態を示す図。
入しているときの状態を示す図。
【図16】図15の超音波内視鏡先端部を病変部分に挿
入時の挿入軸に平行な断面の断層像を示すモニタ画面。
入時の挿入軸に平行な断面の断層像を示すモニタ画面。
【図17】図15の超音波内視鏡先端部を病変部分に挿
入時の挿入軸に垂直な断面の断層像を示すモニタ画面。
入時の挿入軸に垂直な断面の断層像を示すモニタ画面。
【図18】本発明の第4の実施の形態の超音波内視鏡ガ
イド下穿刺システムの制御回路のブロック構成図。
イド下穿刺システムの制御回路のブロック構成図。
【図19】図18の音波内視鏡ガイド下穿刺システムに
て、挿入軸平行断面の画像に距離目盛り情報を重ね合わ
せて表示しているモニタ画面。
て、挿入軸平行断面の画像に距離目盛り情報を重ね合わ
せて表示しているモニタ画面。
【図20】本発明の第5の実施の形態の超音波内視鏡ガ
イド下穿刺システムの超音波内視鏡先端部の側面図。
イド下穿刺システムの超音波内視鏡先端部の側面図。
【図21】図20のG−G断面図。
【図22】図20の超音波内視鏡ガイド下穿刺システム
の制御回路のブロック構成図。
の制御回路のブロック構成図。
1……穿刺針システム 3,23,33……外針 4……内針 13,23……切り欠き部
Claims (1)
- 【請求項1】 管状の外針と、前記外針内を進退自在に
移動し、先端部近傍に切り欠き部を有する内針とを具備
し、前記外針内に前記内針を挿通した状態で、これらを
体腔内に刺入することにより体腔組織を採取する穿刺針
システムにおいて、 前記外針と前記内針の体腔内刺入部分、および、前記切
り欠き部の横断面を縦長形状としたことを特徴とする穿
刺針システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027000A JPH10216134A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 穿刺針システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027000A JPH10216134A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 穿刺針システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216134A true JPH10216134A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12208882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9027000A Withdrawn JPH10216134A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 穿刺針システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216134A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6514215B1 (en) | 1999-10-13 | 2003-02-04 | Pentax Corporation | Endoscopic tissue collecting instrument |
| US6520954B2 (en) | 1999-12-14 | 2003-02-18 | Pentax Corporation | Manipulating section for an endoscopic treatment instrument |
| US6572563B2 (en) | 1999-12-22 | 2003-06-03 | Pentax Corporation | Endoscopic tissue collecting instrument |
| US6656132B1 (en) | 1999-11-29 | 2003-12-02 | Pentex Corporation | Endoscopic tissue collecting instrument |
| JP2005058431A (ja) * | 2003-08-11 | 2005-03-10 | Olympus Corp | 穿刺針 |
| JP2005073798A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Olympus Corp | 内視鏡用穿刺針装置 |
| JP2011514197A (ja) * | 2008-03-03 | 2011-05-06 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電磁トラッキング及び光針による生検誘導 |
| CN114748138A (zh) * | 2017-01-31 | 2022-07-15 | 托朗塞爾股份有限公司 | 穿刺器具 |
| CN115553891A (zh) * | 2022-11-15 | 2023-01-03 | 华科精准(北京)医疗科技有限公司 | 一种穿刺针组件、穿刺示警系统、和穿刺引导方法 |
| CN119454193A (zh) * | 2025-01-16 | 2025-02-18 | 川北医学院附属医院 | 一种穿刺针的弯折角优化方法 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP9027000A patent/JPH10216134A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN119454193A (zh) * | 2025-01-16 | 2025-02-18 | 川北医学院附属医院 | 一种穿刺针的弯折角优化方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |