JPH10216596A - 空気フローブロッキング手段を含むカーテンコーティング用のエッジ除去装置 - Google Patents
空気フローブロッキング手段を含むカーテンコーティング用のエッジ除去装置Info
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Abstract
において、吸引ブロックへの付着物の生成による詰まり
を防止する。 【解決手段】 エッジ・ガイドの近くでコーティング用
液体の温度を実質的に下げずに、コーティング組成物を
包囲するようにフラッシング液体を供給又は分配するこ
とによって、潤滑用液体を極めて迅速に除去し、詰まり
の程度を低減する。
Description
ング装置、特に、複数の層のカーテンコーティング装置
に関する。
装置において、移動する支持体のコーティングは、コー
ティング用液体の自由に流下するカーテンを移動する支
持体上に接触させて(または当てて)支持体上に層を形
成することによって行われている。米国特許第3,50
8,947号に装置が記載及び使用されており、そこで
は複数の別々の層を有する多層複合体をスライド・ホッ
パー上に形成し、対象物又は移動する支持体上に接触さ
せ、支持体上に被覆層を形成している。米国特許第3,
508,947号は、特に、多層写真材料、たとえば、
写真用のフィルム及び印画紙(感光紙)などの製造に関
連するものである。
ンのエッジ部を拘束して、カーテンの幅が狭くなるこ
と、及びコーティング部の幅が狭くなるのを防止するこ
とが必要とされている。カーテンのエッジ部をフィルム
又はペーパー基材のエッジ部の内側に位置させることが
望ましく、本明細書においてこれをインターナル・エッ
ジング(internal edging)と称する。基材より幅広くカ
ーテンを維持して基材のエッジを被膜するよりも、イン
ターナル・エッジングの方が好ましい。しかしながら、
エッジ・ガイドは連続した表面であり、それにより生じ
る抵抗のためにコーティング液体の流れは遅くなる。こ
の速度低下の結果、エッジ部の近くで得られる最大コー
ティング速度は大きな不利益を受ける。従来技術は、水
又は他の低粘性液体の潤滑用バンドを、エッジ・ガイド
に沿って導入して抗力を減らし、カーテンにおけるコー
ティング用溶液の速度を増大させることを教示してい
る。この水の層又は低粘性液体のバンドは、しかしなが
ら、許容しうるコーティング自由度及び品質を維持し、
エッジの乾燥の速度における不利益を防止するために、
除去する必要がある。潤滑用バンドの除去において、高
速でのコーティングを所望する場合には、コーティング
用液体の速度をエッジの近くにおいて低下させてはなら
ない。この従来技術は、潤滑用水を除去する手段とし
て、吸引(または減圧)源に接続される垂直方向のスリ
ットをエッジ・ガイドの底部において用いることを教示
している。このことは、米国特許4,830,887号に
記載されており、この特許を参照することによって本明
細書に引用する。この技術は、潤滑層を取り除く際にコ
ーティング用液体の温度を下げる傾向があり、従って、
エッジ分において達成し得るコーティング速度の最大値
が低下する。また、潤滑用液体の一部がスリットを越え
て流れ出し、捕捉されないことも起こり得る。
ング用液体の温度を下げる機会をほとんど与えずに、潤
滑用液体を極めて迅速に除去することが望まれている。
これによって流下するカーテンにおけるコーティング用
液体の運動量が最大となり、従って、使用する特定の層
の粘度及び流量に対して達成されるコーティング速度が
最大となる。潤滑用液体の完全な除去を確実に行うこと
も望まれている。
テンコーティング操作においてカーテンのエッジ部及び
/又は液体の潤滑用バンドを除去するための方法及び装
置が記載されている。これは、潤滑用液体及び、場合に
よっては、カーテンの隣接する幅の狭い部分を薄い連続
したブレード上に流下させることによって達成される。
ブレードに当たる潤滑用液体及びカーテンは、その後吸
引されて除かれる。これによって、流下するカーテンの
エッジ・バンドを除去することに起因する速度の低下を
ほとんど又は全く伴うことなく、残りのカーテンはコー
ティングを行うことができる。
5,395,660号(「カーテンコーティング用のエッ
ジ除去装置(EDGE REMOVAL APPARATUS for CURTAIN
COATING)」という表題の特許、1995年3月7日
発行)の発明を改良したものである。この装置は、ブレ
ード及び吸引(または減圧)手段(vacuum)を用いて、
コーティングの箇所にてカーテンのエッジ部を除去して
いる(図1)。ブレードは、エッジ・ガイド・フラッシ
ング液体(エッジ・ガイドにて洗い流すように流れる液
体)及び自由に流下するカーテンの一部をさえぎる。吸
引手段はこれらのさえぎられた液体を取り除く。好まし
い態様例において、吸引手段は減圧源に接続されるスロ
ット(例えば細長い開口部)である。ブレード及びスロ
ットは併せて吸引ブロックと称される。米国特許第5,
395,660号によれば、固化する傾向を有するコー
ティング組成物は、吸引ブロックの閉塞を生じ得ること
が見出されている。
とえば骨ゼラチンを含む場合、吸引ブロックの表面にお
いて周囲温度以下にて固化が起こり得る。吸引スロット
の中に吸い込まれる空気が膨張する際に、その空気は周
囲の表面を冷却して、温度を少なくとも数度低下させ
る。従って、ブロックに接触するコーティング組成物が
固化することがある。
合、吸引ブロックの接触している表面上でこの反応が進
行することによって固化が起こりうる。写真材料の製品
を製造する際、コーティング組成物はゼラチンポリマー
及び架橋剤又は硬化剤を含み得る。この反応速度は、反
応物質の濃度と共に増大する。
の揮発性成分を含有ており、続いて乾燥器にてそれを蒸
発させる場合、湿潤化された表面からの蒸発によって固
化が起こり得る。水は一般的な揮発性成分である。一般
的な溶剤、例えばアセトン又はアルコールは水よりも揮
発性が高い。
れ、従来技術の吸引ブロックの外側及び内側表面に付着
物が形成されることが見出された。この付着物は、ブレ
ードによってさえぎられるカーテンの部分の取り出しに
おいて装置の効率を低下させて、最終的には装置を完全
に閉塞し得る。このように過剰なコーティング組成物及
び場合によってエッジ・ガイド・フラッシング液体がウ
ェブ(または支持体)の上に付着する。従って、コーテ
ィングのエッジ部は乾かずに、ウェブの移送要素のよご
れ及びエッジ部が互いに付着した被覆ウェブの巻回ロー
ルというような問題を引き起こし得る。
気は表面を削り取るように吸い込まれるので、付着物が
形成されるということは驚くべきことである。固化の時
間は、コーティング組成物が吸引ブロックに接触し得る
短い時間と比べると長いと考えられる。更に、さえぎら
れたコーティング組成物と共に吸引ブロックの中に引き
込まれるエッジ・ガイド・フラッシング液体は、吸引ブ
ロックの表面をフラッシュする(例えば洗い流す)と考
えられる。
向がある。閉塞は、ブロック表面が空気及びエッジ・ガ
イド・フラッシング液体の両者と接する3相接触部の線
に沿って起こることさえある。そのようなコーティング
組成物の驚くべき付着物が生成するのは、恐らく、エッ
ジ・ガイドの部分においてカーテンの安定性が必要とさ
れることから、フラッシング液体のより高い表面張力
が、フラッシング液体の空気表面全体にコーティング組
成物のスキン層を引きずるためであると考えられる。コ
ーティング組成物の性質に応じて、吸引ブロックの除去
効率を低下させ、コーティング操作を停止させ得る部分
的閉塞は1時間程度の短時間で生じ得る。場合によって
は、何日間にもわたる連続コーティングが所望されるこ
とがある。
ける吸引ブロックの詰まり(又はよごれ)や閉塞の問題
を解決するものである。詰まりは、ブロックにおいて固
化したコーティング組成物を意味する。
取り込まれた液体を大きな割合で有する場合であって
も、コーティング組成物がブレードによってさえぎられ
る程度を最小にすることにより、故障に至る機会を減ら
し得るということが見出されている。さえぎられたコー
ティング組成物は廃棄物となるので、さえぎられるカー
テン液体の量を最小とすることは経済的に魅力のあるも
のである。
い方法が見出された。その解決策は、取り出されるコー
ティング組成物を包囲するようにフラッシング液体を供
給(又は分配)するというものである。その結果は、フ
ラッシング液体は既に存在しており、特に、付着物は、
ブロック表面、フラッシング液体及び空気の3者が接す
る3相接触部の線に沿って生じるため、驚くべきもので
ある。既に存在するエッジ・ガイド・フラッシング液体
を再分配するか、あるいは別のフラッシング液体を供給
して分配してもよい。重要であるのは、フラッシング液
体の存在ではなく、それを分配(又は分布)させること
である。
トはカーテンから等しく約1mmの間隔をおいて設けられ
ている。図2において示す改良策は、エッジ・ガイド・
フラッシング液体を分配して、コーティング液体のさえ
ぎられる(またはインターセプト(intercept)され
る)部分を包囲させることを含み、並びにブレード及び
スロットの面の両者をフラッシング液体によって濡らす
(湿潤状態にする)ことを必要とする。これは、図2、
3及び4に示すように、スロットの面をエッジ・ガイド
に接触させること、及びその面を垂直にして接触長さを
延ばすことによって達成される。スロット面及びブレー
ド表面には、湿潤化接触の領域から溝を設け、フラッシ
ング液体を運んで、さえぎられたコーティング液体を包
囲させる。少なくとも1つの溝はブレードに達し、スロ
ット入口の全体又は一部を横切って延びるブレードの少
なくとも1つの溝につながる(図3)。このようにし
て、フラッシング液体はブレード表面とさえぎられるコ
ーティング液体の裏面との間に案内される。スロットの
上側表面へ至る少なくとも1つの他の溝をスロット表面
に設けることもできる(図4)。フラッシング液体は、
ブレード・エッジの近くにおいて、スロットの側方表面
及びスロットの上側表面の全体又は一部に供給される。
このようにして、フラッシング液体は、スロットの内側
側方表面と上側表面とさえぎられるコーティング液体の
前方表面との間に供給される。
る代わりに、図5に示すように、追加のフラッシング液
体を供給することができる。少なくとも1つの水溝をブ
レードに設けることにより、外部供給源からスロットの
入口におけるブレード表面へ水が運ばれる。この溝は、
スロット入口において、ブレード表面の全体又は一部に
フラッシング液体を運ぶ。溝は少なくともカーテンとブ
レードとが交差するように見える線まで延びていること
が好ましい。同様に、外側に設けられる溝は、フラッシ
ング液体を、外部の供給源からスロットの上側及び内側
側方へ運ぶように構成することもできる。更に直接的な
別法では、図6に示すように、スロットの上側表面に終
端を有する吸引ブロック内の導管を形成することができ
る。導管の出口は、スロットの上側表面の一部又は全体
にわたるものである。出口は、スロット入口に近いこと
(約0.050インチ以内の範囲)も必要であり、そう
でない場合には、スロット入口と出口との間に詰まりが
生じ得る。このため、出口部の形状は図6に示すように
四角形の形状にすることが好ましい。導管の主たる利点
は、フラッシング液体の十分な捕捉が確保されるという
ことである。
よって、溝はフラッシング液体で満たされる。重力を利
用することができるように、溝は下向きの傾斜を有する
ことが好ましい。毛細管現象による吸い上げ作用が促進
されるように、溝は幅が狭く四角形の断面を有すること
が好ましい。そのような溝における毛細管現象による吸
い上げ作用は、フラッシング液体が垂直方向上向きであ
っても運ばれ得る程強いが、下向き傾斜の方が好まし
い。他の追加の目的、利点及び可能性と共に本発明をよ
り良好に理解するために、図面及び本発明の説明に関連
して以下の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照でき
る。
・フラッシング液体の両者と接する3相接触部の線に沿
って閉塞が生じる傾向を、フラッシング液体を送ること
によってが排除できるのがいかなる理由に基づくもので
あるのかは出願人は十分には把握していない。しかしな
がら、出願人は、従来技術における吸引ブロックの場合
に観察されるように、接触する線への流れは被覆組成物
のスキン部を形成し、それがそこに堆積し得るのであろ
うと推測する。対照的に、供給(分配)溝はフラッシン
グ液体に3相接触部の線に対して接線方向の流れを生じ
させるので、コーティング組成物のスキン部は妨害され
ない。エッジ・ガイド・フラッシング液体に加えて、フ
ラッシング液体を吸引ブロックへ直接供給する場合、生
じ得るコーティング組成物表面のスキン部は、エッジ・
ガイド・フラッシング液体上のものと比べて、減少した
厚さを有する傾向があると考えられる。
ッシング液体又は追加の供給源から供給されるフラッシ
ュ水供給(分配)手段を用いる。好ましい態様の例を、
図2及び図5に示す。
60号に開示されている従来技術のカーテン10及びエ
ッジ・ガイド11の下側部分を示している。エッジ・ガ
イドはホッパー・リップ(図示せず)から被覆すべき支
持体12までカーテンの幅を保持している。図1に示す
ワイヤエッジ・ガイドでは、ピン13によって張力及び
位置が保持されている。潤滑用液体のバンド26はエッ
ジ・ガイドに隣接しており、支持体の被覆前に除去する
ことが好ましい。潤滑用液体及び隣接するコーティング
組成物のバンド(帯)は支持体の近くに配される切れ目
のないブレード15によってさえぎられる。そしてブレ
ードに隣接し、吸引入口17に接続されるスロット16
によって除去される。吸引スロット16への入口部は、
約1mmの間隔をおいてカーテンに対して平行に延びてい
る。ブレード、スロット及び吸引入口部を有する装置
は、エッジ・ガイドから取り外すことができ、これを吸
引ブロック18と称する。
配してコーティング用液体のさえぎられる部分を包囲す
るようにすることには、エッジ・ガイド・フラッシング
液体がブレード及びスロットの面の両者と濡れた(湿潤
化する)状態で接触することが必要である。湿潤化は吸
引ブロック18の垂直面19をフラッシュされるエッジ
・ガイド11に、図2及び3に示すように接触させるこ
とによって達成される。垂直面19上の湿潤化接触の領
域から、スロット面21及びブレード15表面に溝20
が設けられ、フラッシング液体を運んで、ブレードによ
りさえぎられるコーティング液体を包囲するようにす
る。図3に示すように、少なくとも1つの溝はブレード
へ至り、スロット入口の一部又は全体と交差するように
延びているブレードの少なくとも1つの溝につながる。
このようにして、フラッシング液体は、さえぎられるコ
ーティング液体の対向面とブレード表面との間に入る。
図2及び4に示すように、スロット面21には少なくと
も1つの他の溝が設けられ、スロット入口の上側エッジ
部に至る。このようにしてエッジ・ガイド・フラッシン
グ液体の一部は、スロット16の内側表面22の全体又
はある部分並びにブレード・エッジ23の近くのスロッ
トの側方表面に至る。このようにして、フラッシング液
体は、スロットのこれらの表面とさえぎられるコーティ
ング液体の対向する面との間に導かれる。
配する代わりに、図5に示すように、追加のフラッシン
グ液体を供給することもできる。フラッシング液体は吸
引ブロック18内の入口部24に供給され、ブレードに
設けられた少なくとも1つの溝20へ供給される。スロ
ット16の入口部においてこれらの溝は、フラッシング
液体をブレード表面へ供給する。溝は、少なくともカー
テン10とブレード15との見掛け上の交差部分の線ま
で延びている。同様に、外部に設けられる少なくとも1
つの溝はフラッシング液体をスロット16の内側表面2
3及び上側表面21へ運ぶように構成することもでき
る。より直接的な代替策として、吸引ブロック内に導管
25を設け、スロット16の上側表面22に出口26を
形成することができる。出口は、スロット入口に約0.
050インチ以内の範囲で接近していることも必要であ
り、そうでない場合にはスロット入口部と出口との間に
詰まりが生じ得る。このため、出口部の形状は図6に示
すように四角形の形状にすることができる。導管の基本
的な利点は、フラッシング液体の完全な捕捉が確保され
るということである。
よって、溝はフラッシング液体で満たされる。重力を利
用することができるように、溝は下向きの傾斜を有する
ことが好ましい。毛細管現象による吸い上げ作用が促進
されるように、溝は幅が狭く四角形の断面を有すること
が好ましい。そのような溝における毛細管現象による吸
い上げ作用は、フラッシング液体が垂直方向上向きであ
っても運ばれ得る程強いが、下向き傾斜の方が好まし
い。
術(米国特許第5,393,660号)のエッジ液体除去装
置(吸引ブロックを有するもの)の性能と比較する試験
を行った。液体カーテンは、スライドホッパーによって
形成した。液体カーテンは、ゼラチン、染料、界面活性
剤及び硬化剤の水溶液からなるものであった。溶液はゼ
ラチンの15重量%溶液であった。流下式カーテンの温
度にて測定した粘度測定の結果、硬化剤とゼラチンとの
反応は、約130分の時間の経過後にゼラチンが固化し
たと認められる程度までゼラチンが架橋するようなもの
であったことが示された。このことは、固化速度を通常
の操作条件にて実質的に促進したことを示しており、そ
れによって比較的短い時間にてエッジ液体除去装置上の
固化して付着するコーティング物質の傾向を見積もるこ
とができる。液体カーテンの粘度は74センチポイズで
あり、流量はカーテン幅1cmあたり1.3cc/secであ
った。
対のワイヤによって固定した。この種のエッジ・ガイド
は米国特許第5,328,726号に記載されている。エ
ッジ・ガイド・フラッシング液体は30cc/minの流量
の水であった。カーテンの1つの垂直なエッジ部におい
て従来技術におけるエッジ液体除去装置を用いた。もう
一方の垂直エッジ部においては、図3に示しており、既
に説明しているような本発明のエッジ液体除去装置を用
いた。フラッシュ液体供給(又は分配)手段は、エッジ
・ガイド・フラッシング水と湿潤状態で接触するスロッ
トの上部及びブレードの中に横断方向に設けられた溝か
らなっていた。スロットの上方の溝は、0.020イン
チの深さ及び0.032インチの幅を有していた。ブレ
ードの溝は、スロット入口部の境界部において、0.0
15インチの深さ及び0.050インチの幅を有してい
た。
ガイド・フラッシング水を含めて自由に流下するカーテ
ンの約0.125インチの部分をさえぎられた。エッジ
液体除去装置はいずれも、同様の導管及び取付装置によ
って共通の吸引源に接続されていた。2つの装置につい
ての吸引(減圧)のレベルは、初期状態で、別々の空気放
出バルブによって大気圧以下の130インチ−H2O
(水柱)に設定されていた。
除去装置を水でリンスした。実験を開始して2時間後、
流下式カーテン除去に関して、従来技術のエッジ液体除
去装置の効率が低下したことが観察された。ブレードに
よってさえぎられるコーティング組成物の量の低下が見
られた。本発明のエッジ液体除去装置の性能においては
低下が見られなかった。そのような効率の低下は、乾燥
可能性に応じて、コーティング操作の停止をもたらし得
るものである。
体除去装置の効率は時間と共に低下を続けた。従来技術
のエッジ液体除去装置についての減圧示度は時間と共に
上昇した。これらの観察結果は、吸引スロットの中又は
その周囲において固化したコーティング組成物の付着量
が増大することを示している。実験を通じて、本発明の
エッジ液体除去装置における減圧示度は、水柱130イ
ンチの定常状態に保たれた。減圧示度が一定であったこ
とは、吸引スロットの中又はその周囲において固化して
付着したコーティング組成物がほとんど無かったことを
示している。
ッジ液体除去装置は、すべてのエッジ・ガイド・フラッ
シング水を除去できなくなったことが観察された。この
ことは、吸引スロットがほとんど完全に閉塞されたこと
を示す。従来技術のエッジ除去装置は芳しくない状態に
陥ったが、本発明のエッジ液体除去装置はさえぎられた
コーティング組成物及びフラッシング液体除去の効率に
関してほとんど低下を示さなかった。
2つのエッジ液体除去装置を調べた。従来技術の吸引ブ
ロックについては、吸引スロットの上側及び内側全体に
わたって実質的に固化し付着したコーティング組成物が
観察された。そして吸引スロットの一部は完全に閉塞さ
れているのが見られた。ブレード表面の大部分にも固化
したゼラチンの実質的な付着物が存在していた。本発明
のエッジ液体除去装置を観察すると、コーティング組成
物の固化した付着物は実質的には見出されなかった。
化速度が大きいこと、並びに高いゼラチン濃度のために
冷却硬化による急速な固化が起こることを考慮すると、
この実験において本発明のエッジ液体除去装置の性能
は、非常に著しいものである。従来技術のものに比べて
本発明の性能が著しく向上していることは、2つの装置
が同じ量のコーティング液体及びフラッシング液体をさ
えぎられたことを考慮すると顕著なものである。
る。吸引スロットはカーテンに対して約1mmの間隔をお
いて平行に配されている。スロットの面は垂直に傾斜し
ており、エッジ・ガイドに接触していない。スロットは
ブレードのエッジまで延びている。
湿潤状態で接触しており、終点がスロット入口又はその
周囲にある溝から成るフラッシング液体供給手段を更に
有する本発明の装置を示している。
た状態の上から見た図を示している。エッジ・ガイド
が、湿潤状態での接触を促進する吸引ブロックの垂直面
に近接することを示すために、エッジ・ガイド・ワイヤ
ー及びカーテンはブレード面まで延びてはいないが、こ
れらの位置を示している。
見た図を示している。ブレード表面並びにスロットの上
側表面及び外側表面にフラッシング液体を供給するブロ
ックの面にある溝の端部を示している。
ブロックを示している。フラッシング液体用の入口が示
されている。ブレードの溝はフラッシング液体を吸引ス
ロットの入口部へ送っている。ブロックの中を通る導管
により、フラッシング液体はスロットの上側面に運ばれ
る。
部からフラッシング液体が供給される吸引ブロックを示
している。フラッシング液体用の内部導管の出口が示さ
れている。
イド、12…支持体、 13…ピ
ン、15…ブレード、 16…スロッ
ト、17…吸引入口、 18…吸引ブ
ロック、19…吸引ブロックの垂直面、 20…
溝、21…スロット面、 22…スロッ
ト、23…ブレード・エッジ、 25…導管、
26…出口。
Claims (2)
- 【請求項1】 液体コーティング組成物からなる少なく
とも1つの層を支持体にカーテンコーティングする方法
であって、 a)コーティング領域の中を通るパスに沿って支持体を
移送すること; b)コーティング液体の1又はそれ以上の層を形成して
複合体層を形成すること; c)コーティング領域内において複合体層から自由に流
下して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たる
カーテンを形成させること; d)カーテンが支持体の幅よりも狭い幅でコーティング
するように配されるエッジ・ガイドによって、流下する
カーテンを側方からガイドすること; e)流下するカーテンに隣接するエッジ・ガイドからフ
ラッシング液体を分配することによって、流下するカー
テンのエッジ・ガイドとの湿潤状態での接触を維持する
こと; f)流下するカーテンの中へエッジ・ガイドから延びる
ブレードを設けて自由に流下するカーテンの一部をさえ
ぎり、流下するカーテンが支持体に当たる部位より上方
にブレードを位置させ、自由に流下するカーテンの一部
がさえぎられる部分においてブレードが支持体に最も近
くなり、エッジ・ガイドの部分において支持体から最も
遠くなるように、ブレードを自由に流下するカーテンに
対して角度付けすることによって、流下するカーテンの
エッジから液体を除くこと; g)ブレードによってさえぎられる自由に流下するカー
テンの液体を吸引手段によって取り除くこと;並びに h)フラッシング液体を分配して、自由に流下するカー
テンのさえぎられた液体を包囲することを含んでなる方
法。 - 【請求項2】 1種又はそれ以上のコーティング液体を
移動する支持体上に付着させることによって支持体をカ
ーテンコーティングする装置であって、 a)コーティング領域の中を通るパスに沿って幅を有す
る支持体を移動させるための、コーティング・ロールを
含む移送手段; b)コーティング液体の1又はそれ以上の流れる層を形
成して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たる
自由に流下するカーテンを形成するホッパー手段; c)間隔をおいて離され、支持体の幅よりも狭い幅のコ
ーティングを形成する、流下するカーテンを側方からガ
イドするためのエッジ・ガイド手段; d)エッジ・ガイドから液体を分配して、流下するカー
テンとの湿潤接触状態を保持するフラッシング手段; e)流下するカーテンのエッジ領域から液体を取り出す
液体除去手段であって、 i)自由に流下するカーテンの一部をさえぎる、自由に
流下するカーテンの中に延びる上側面を有し、支持体に
接触しないブレード; ii)ブレードの上側表面に隣接及び整列しているスロッ
トであって、スロットの外側面は、エッジ・ガイドと接
触している垂直面として始まり、スロットは、ブレード
のエッジに近づくにつれてカーテンからのスロットの距
離が増大するようにカーテンの面に対して角度βをな
し、ブレードのエッジの手前で終わっているスロット; iii)自由に流下するカーテンに作用する抗力が最小とな
るように、ブレードによってさえぎられた自由に流下す
るカーテンの一部をスロットを通して吸引する、スロッ
トに減圧を生じさせる吸引手段;並びに iv)スロットに入る自由に流下するカーテンの液体をフ
ラッシング液体により包囲するフラッシング液体分配手
段を有してなる装置。
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