JPH1021829A - 真空気密容器の製造方法 - Google Patents
真空気密容器の製造方法Info
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Abstract
り基板2’に排気孔を設け、この排気孔を覆うようにゲ
ッターボックス4を面付けする。この第1多面取り基板
2’に、アノードの形成された第2多面取り基板3’と
を面付けした後、封着する。そして、実線および破線で
示すカッティングラインでカットすることにより、同時
に4つの真空気密容器を得る。そして、各真空気密容器
内を排気管5を利用して排気・封止することにより、表
示部を内部に収納する真空気密容器が完成する。
Description
する真空気密容器の製造方法に関するものである。
知られている電界放出カソードと、この電界放出カソー
ドから放出される電子を捕集する蛍光体の被着されたア
ノードからなる蛍光表示装置が知られている。この蛍光
表示装置においては、カソードとアノードとが微少間隔
離隔されて配置されているが、その間が空間とされてい
るため、カソードとアノードとを真空気密容器に収納し
ている。
(a)に示す。図6(a)において真空気密容器100
は、第1基板102と第2基板103とを微小間隔離隔
して対向するよう配置させ、その間を図示しないシール
部材により封着して構成されている。第1基板102お
よび第2基板103は、例えばガラス基板からなり、第
1基板102には平面状の電界放出カソード群が形成さ
れており、第2基板103には蛍光体の被着されたアノ
ードが形成されている。また、第1基板102と第2基
板103とは約200μm 〜500μm 離隔されてシー
ル部材により封着されている。
は長手方向に若干ずらせて対向配置されており、図示す
るように第1基板102は第2基板103より一回り大
きく形成されているため、その3辺は第2基板103よ
り外方に突出している。また、残る一辺においては第2
基板103が突出している。この突出した第2基板10
3の部分を覆うように、内部にゲッターを収納する矩形
状のゲッターボックス104がシール部材により第1基
板102上に封着されている。また、突出した第2基板
103とゲッターボックス104との間には連通孔10
6が端縁に形成されている、同図(b)に示す長方形の
連通孔片109が第1基板102の側面に固着されてお
り、この連通孔片109は、さらにシール部材により第
2基板103およびゲッターボックス104の間に封着
される。この連通孔片109に形成されている連通孔1
06は、第1基板102と第2基板103とにより形成
される表示部が収納される空間とゲッターボックス10
4内とを連通させるための孔である。
105が溶着されており、排気管105とゲッターボッ
クス104内とを連通させる孔がゲッターボックス10
4の上面に形成されている。また、ゲッターボックス1
04内にはゲッターが収納されているが、ゲッターは、
一般にリング状の金属部材内に収納されたBa−Al合
金をゲッター材料とする蒸発型ゲッターとされている。
そして、外部から高周波によりリング状部が誘導加熱さ
れることにより、 Ba−Al合金が加熱されて蒸発
し、ゲッターボックス104の内部壁面に蒸着されてゲ
ッターミラーが形成される。
方法は、電界放出カソードが形成された第1基板102
(カソード基板)と、蛍光体の被着されたアノードが形
成された第2基板103(アノード基板)とを作成し、
ついで、第1基板102と第2基板103とを面付けす
る。さらに、所定の位置にゲッターボックス104も面
付けする。そして、第1基板102と第2基板103と
を封着すると共に、ゲッターボックス104も封着し、
第1基板102と第2基板103とで形成される空間が
真空になるよう排気管105から排気する。ついで、排
気管105を溶着・カットすることにより封止して真空
気密容器を製造している。
真空気密容器の製造方法においては、複数の電界放出カ
ソードを一枚の基板に形成した後に切り離して個別のカ
ソード基板を作成していると共に、複数の蛍光体の被着
されたアノードを一枚の基板に形成した後に切り離して
個別のアノード基板を作成して、前述した方法により個
々の真空気密容器を製造しているため、同時に複数の真
空気密容器を製造することができず、量産工程としては
限界があるという問題点があった。
密容器の製造方法を提供することを目的としている。
に、本発明の真空気密容器の製造方法は、複数の第1基
板を多面取りすることのできる第1多面取り基板の所定
の位置に複数の排気孔を形成する工程と、排気孔の形成
された前記第1多面取り基板に、複数の第2基板を多面
取りすることのできる第2多面取り基板を面付けする工
程と、面付けされた前記第1多面取り基板と、前記第2
多面取り基板とを封着する工程と、封着した前記第1多
面取り基板と、前記第2多面取り基板とを、第1基板お
よび第2基板にそれぞれ形成された引出電極が他方の基
板により覆われないようにそれぞれ所定の位置でカット
して、封着された第1基板と第2基板とからなる真空気
密容器を複数同時に得る工程と、前記排気孔を利用して
切り離された複数の真空気密容器を個別に排気・封止す
る工程とからなる。
法は、複数の第1基板を多面取りすることのできる第1
多面取り基板の所定の位置に複数の排気孔を形成する工
程と、排気孔の形成された前記第1多面取り基板に、複
数の第2基板を多面取りすることのできる第2多面取り
基板を面付けすると共に、前記第1多面取り基板に形成
された排気孔を覆うように複数のゲッターボックスを面
付けする工程と、面付けされた前記第1多面取り基板
と、前記第2多面取り基板とを封着すると同時に、面付
けされた前記ゲッターボックスと第1多面取り基板とを
封着する工程と、前記第1多面取り基板に封着された複
数のゲッターボックスを利用して、第1基板と第2基板
とで形成される空間内を排気・封止する工程と、排気・
封止した前記第1多面取り基板と、前記第2多面取り基
板とを、前記第1基板および前記第2基板にそれぞれ形
成された引出電極が他方の基板により覆われないように
それぞれ所定の位置でカットして、排気・封止された第
1基板と第2基板とからなる真空気密容器を複数同時に
得る工程とからなる。
形成されており、前記第2基板に蛍光体の被着されたア
ノードが形成されている。
真空気密容器を得ることのできる製造方法とすることが
できるので、大量生産が可能となる。また、本発明の真
空気密容器の製造方法は、少なくとも封着工程後に基板
のカットを行うようにしたので、カッティング時のパー
ティクル汚染を基板に形成された電界放出カソードある
いはアノードが受けることがなく、多面取り基板のリス
クを回避することができる。さらに、多面取り基板の面
付け工程後は、クリーン環境が不要となるため生産に必
要な設備費の低減を図ることができる。
の実施の形態の一例を図1および図2に示す。図1は真
空気密容器を4枚同時に作成する製造方法を示す正面図
であり、図2はその側面を示す側面図である。図1およ
び図2において、ガラスやセラミックの第1多面取り基
板2’には電界放出カソードが4カ所に形成されてお
り、透明のガラス等からなる第2多面取り基板3’には
蛍光体の被着されたアノードが4カ所に形成されてい
る。また、第1多面取り基板2’には形成された電界放
出カソードに対応して4カ所に排気孔を形成する。そし
て、第1多面取り基板2’あるいは第2多面取り基板
3’のいずれかに支柱を形成すると共に、シール部材8
を塗布して、第1多面取り基板2’と第2多面取り基板
3’とを位置合わせして面付けする。
た排気孔の上に排気管5を備えるゲッターボックス4を
載置する。このとき、ゲッターボックス4内にはリング
状のゲッターを収納しておく。また、ゲッターボックス
4の下端縁にはシール部材を塗布しておく。この状態に
おいて加熱炉に入れることにより、シール部材8を溶融
させて第1多面取り基板2’と第2多面取り基板3’と
を封着すると共に、第1多面取り基板2’にゲッターボ
ックス4を封着する。この状態が図1および図2に示さ
れている。
れた第1多面取り基板2’と、4カ所にアノードが形成
された第2多面取り基板3’とを4つの真空気密容器に
分離するようカッティングを行う。このカッティング
は、第1多面取り基板2’においては図1に実線で示す
ように縦方向に2カ所、横方向に1カ所行う。このカッ
ティングにより、第1多面取り基板2’の一方の端部を
切り落とすと共に、残る第1多面取り基板2’をほぼ4
等分している。また、第2多面取り基板3’において
は、図1に破線で示すように縦方向に2カ所、横方向に
3カ所カッティングを行う。このカッティングにより、
第2多面取り基板3’の一方の端部および中央近傍を若
干の幅で横方向にを切り落として、第2多面取り基板
3’をほぼ4等分している。これにより、図3に示すよ
うなそれぞれ電界放出カソードの形成されている切り離
された第1基板2と、それぞれ蛍光体の被着されたアノ
ードの形成されている切り離された第2基板3とからな
る真空気密容器1を同時に4つ得ることができる。そし
て、各真空気密容器1が備える排気管5からその内部が
真空になるように排気して、排気管5を封止することに
より表示装置が収納された真空気密容器1とすることが
できる。
り基板3’とを封着すると共に、第1多面取り基板2’
にゲッターボックス4を封着した後、4本の排気管5か
ら一括排気して、排気管5を封止してから図1に実線お
よび破線で示すカッティングライン通りにカッティング
することにより、図3に示すような真空気密容器1を得
るようにしてもよい。また、上記の説明では4つの真空
気密容器1を同時に得るようにしたが、本発明の製造方
法は4つに限るものではなく、4つ以上の真空気密容器
を同時に得るような多面取り基板の大きさとしてもよい
ものである。
より作成される真空気密容器の構成の一例を示す。図3
は、真空気密容器1の正面図であり、図4は図3に示す
真空気密容器1をA−A線で切断したときの断面を示す
図である。図3および図4において、第1基板2と第2
基板3とは微少間隔離隔されて対向させて配置されてお
り、その間がシール部材8により封着されて構成されて
いる。第1基板2および第2基板3は、例えばガラス基
板あるいはセラミック基板からなり、第1基板2には平
面状の電界放出カソード群が形成されており、第2基板
3には蛍光体の被着されたアノードが形成されている。
また、第1基板2と第2基板との間隔は約200μm 〜
500μm とされている。
向に若干ずらせて対向配置されており、図示するように
第1基板2は第2基板3より一回り大きく形成されてい
るため、その2辺は第2基板3より外方に突出してい
る。また、残る二辺のうちの一辺においては第2基板3
が突出している。この突出した第1基板2の一辺には走
査されたゲート電圧信号や、カソードに供給される画像
信号等が供給されるカソード引出電極11が図4に示す
ように形成されており、突出した第2基板3の部分には
アノード電圧等が供給されるアノード引出電極10が図
4に示すように形成されている。
ターを収納する矩形状のゲッターボックス4がシール部
材8により固着されている。また、第1基板2とゲッタ
ーボックス4との間には前述した排気孔6が形成されて
いる。この排気孔6は、第1基板2と第2基板3とによ
り形成される表示部が収納される空間を真空に排気する
ようゲッターボックス4内とを連通させるための孔であ
る。また、ゲッターボックス4の上面には排気管5が溶
着されており、排気管5とゲッターボックス4内とを連
通させる孔がゲッターボックス4の上面に形成されてい
る。
されたゲッター7はリング状の金属部材内に収納された
Ba−Al合金をゲッター材料とする蒸発型ゲッターと
されている。そして、外部から高周波によりリング状部
が誘導加熱されることにより、 Ba−Al合金が加熱
されて蒸発し、ゲッターボックス4の内部壁面に蒸着さ
れる。この蒸着膜は、鏡のように見えるところからゲッ
ターミラーと呼ばれる。なお、ゲッタミラーは、電界放
出カソードが形成された第1基板2と、蛍光体の被着さ
れたアノードが形成されている第2基板3とを位置決め
してシール部材8により封着することにより真空気密容
器1を形成し、ガス出しを行いながらこの真空気密容器
1内を真空に引いて排気管5を封止した後に、ゲッター
7を蒸発させることにより形成されている。
加熱して溶着することにより行われるが、このように排
気5を設けて排気・封止する方法では、排気に関する部
分の厚さが第1基板2と第2基板3とで形成される表示
部の厚さに比べて厚くなってしまう。そこで、排気に関
する部分の厚さを薄くできるようにした排気・封止構造
を採用した真空気密容器の構成の他の例を図5に示す。
図5に示す真空気密容器1の構成は、図4に示す真空気
密容器1と比較して排気管5に代えて排気蓋12を設け
るようにしたものであり、重複した説明を避けるために
構成の異なる部分についてのみ説明する。
を行うときはゲッターボックス4の上面に形成されてい
る排気孔に特殊な構造の排気管を圧接して真空気密容器
1内を排気する。ついで、排気管内に収納されている排
気蓋12をゲッターボックス4の上面に形成されている
排気孔に当接して加熱することにより、排気蓋12をゲ
ッターボックス4の上面にシール部材8により封止す
る。このような排気・封止方法によれば排気管5を不要
とすることができるので、真空気密容器1の全体の厚さ
を薄くすることができ、種々の電子機器に適用すること
ができるようになる。なお、上記したリング状の蒸発ゲ
ッターに代えて、非蒸発型の薄膜ゲッターを第1基板2
と第2基板3との間に設けるようにすれば、ゲッターボ
ックス4を不要とすることができ、真空気密容器1をよ
り薄くすることができる。
で、同時に複数の真空気密容器を得ることができる製造
方法とすることができ、真空気密容器を大量生産可能と
なる。また、本発明の真空気密容器の製造方法は、少な
くとも封着工程後に基板のカットを行うようにしたの
で、カッティング時のパーティクル汚染を基板に形成さ
れた電界放出カソードあるいはアノードが受けることが
なく、多面取り基板のリスクを回避することができる。
さらに、多面取り基板の面付け工程後は、クリーン環境
が不要となるため生産に必要な設備費の低減を図ること
ができる。
めの実施の形態を示す上面図である。
めの実施の形態を示す断面図である。
れた真空気密容器の構成の一例を示す正面図である。
れた真空気密容器の構成の一例を示す断面図である。
れた真空気密容器の構成の他の例を示す断面図である。
た真空気密容器の一構成例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の第1基板を多面取りすることので
きる第1多面取り基板の所定の位置に複数の排気孔を形
成する工程と、 排気孔の形成された前記第1多面取り基板に、複数の第
2基板を多面取りすることのできる第2多面取り基板を
面付けする工程と、 面付けされた前記第1多面取り基板と、前記第2多面取
り基板とを封着する工程と、 封着した前記第1多面取り基板と、前記第2多面取り基
板とを、第1基板および第2基板にそれぞれ形成された
引出電極が他方の基板により覆われないようにそれぞれ
所定の位置でカットして、封着された第1基板と第2基
板とからなる真空気密容器を複数同時に得る工程と、 前記排気孔を利用して切り離された複数の真空気密容器
を個別に排気・封止する工程と、 からなることを特徴とする真空気密容器の製造方法。 - 【請求項2】 複数の第1基板を多面取りすることので
きる第1多面取り基板の所定の位置に複数の排気孔を形
成する工程と、 排気孔の形成された前記第1多面取り基板に、複数の第
2基板を多面取りすることのできる第2多面取り基板を
面付けすると共に、前記第1多面取り基板に形成された
前記排気孔を覆うように複数のゲッターボックスを面付
けする工程と、 面付けされた前記第1多面取り基板と、前記第2多面取
り基板とを封着すると同時に、面付けされた前記ゲッタ
ーボックスと第1多面取り基板とを封着する工程と、 前記第1多面取り基板に封着された複数のゲッターボッ
クスを利用して、第1基板と第2基板とで形成される空
間内を排気・封止する工程と、 排気・封止した前記第1多面取り基板と、前記第2多面
取り基板とを、前記第1基板および前記第2基板にそれ
ぞれ形成された引出電極が他方の基板により覆われない
ようにそれぞれ所定の位置でカットして、排気・封止さ
れた第1基板と第2基板とからなる真空気密容器を複数
同時に得る工程と、 からなることを特徴とする真空気密容器の製造方法。 - 【請求項3】 前記第1基板に電界放出カソードが形成
されており、前記第2基板に蛍光体の被着されたアノー
ドが形成されていることを特徴とする請求項1あるいは
2記載の真空気密容器の製造方法。
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| JP19271496A Expired - Fee Related JP3716501B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 真空気密容器の製造方法 |
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| US (1) | US6039620A (ja) |
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